モバイルの 安 全 な 未 来 のために George Anderson シニア プロダクト マーケティング マネージャ 2012 年 11 月 2012 Webroot Inc. All rights reserved.
目 次 はじめに... 3 モバイル 業 務 への 対 応... 4 BYOD 現 象... 4 モバイル マルウェア... 6 リスクとのバランス... 7 ISACA のモバイル リスク... 8 未 来 が 現 実 に... 8 まとめ... 9 Webroot について... 10 2012 Webroot Inc. All rights reserved.
はじめに わずか 2 年 ほどの 間 に Android 搭 載 デバイスは 爆 発 的 に 増 加 しました 2011 年 Google のモバイル プラットフォームは 250% の 伸 びを 示 し バルセロナで 開 催 され た 2012 年 モバイル コングレスで Google のモバイルおよびデジタル コンテンツ 担 当 副 社 長 Andy Rubin 氏 は 毎 日 85 万 件 以 上 のアクティベーションがあると 発 言 し ました 全 体 では Google が 認 定 する Android デバイスは 全 世 界 で 3 億 台 以 上 そのうち 1,200 万 台 がタブレットです しかもこの 数 には Google サービスを 使 用 しない Kindle Fire や 競 合 する Apple Microsoft および Bada プラットフォームからの 膨 大 な 販 売 数 は 含 まれていません HP のようなベンダーから 新 しい 製 品 やオペレーティング システムまでもが 登 場 した り 消 えたりするなか Apple Google RIM Microsoft は 自 社 製 品 を 定 着 させようと しています 2011 年 末 に Android の Ice Cream Sandwich がリリースされて Google のタブレットとスマートフォンの 統 合 プロセスが 始 まって 以 来 共 通 の 統 一 さ れた 完 全 統 合 マルチプラットフォーム オペレーティング システムが 急 速 に 普 及 し 始 めています Apple は Mac OS と ios との 統 合 に 熱 心 に 取 り 組 んでおり 一 方 で Microsoft Windows 8 ( 本 書 の 執 筆 時 点 で 2012 年 10 月 リリース 予 定 ) は 初 の PC ラップトップ ウルトラブック タブレット スマートフォン 間 共 通 OS としてこの 動 きの 先 頭 に 立 っています 各 ベンダーによるこうした 統 一 の 動 きによって ユーザ ーは ベンダーの エコシステムのデバイスであればどれを 使 っても すべてをでき るだけ 簡 単 に 行 えるようになり 開 発 者 は 作 成 するアプリケーションの 対 応 プラッ トフォームが 1 つですむようになります こうしたことすべてが 重 なり PC とフィ ーチャーフォンからスマートフォン タブレット 新 たなフォーム ファクターのウル トラブックへの 移 行 による 多 様 化 が 進 み モバイル コンピューティングはもはや 生 活 の 一 部 になっています 米 国 だけ 見 ても 新 規 電 話 契 約 全 体 の 43% をスマートフォン 販 売 が 占 めています ヨーロッパでも 同 様 の 統 計 が 出 ており アジアも 急 速 にこれに 近 づいています まさにモバイル インターネットの 時 代 が 到 来 し いつでも どこでも ほぼどこにで もアクセスでき 自 分 の 時 間 や 生 活 をよりコントロールできるようになったのです 友 人 や 同 僚 とのコミュニケーション コラボレーション 共 有 仕 事 遊 びに 関 して 私 たちがこれほど 大 きな 能 力 を 手 にしたことはありませんでした また そのための オンライン ツールやアプリケーションも 豊 富 に 揃 い 比 較 的 安 価 で 利 用 できるように なりました この 大 変 動 であるモバイル テクノロジーを 導 入 し 利 用 してワークライフ バラ ンスをシンプルにする 動 きを 牽 引 しているのは IT 部 門 ではなく 職 場 でモバイル テ クノロジーを 使 用 したり 使 用 することを 要 求 しているユーザーです このため IT 部 門 は 急 遽 モバイル ポリシーを 策 定 し 会 社 のネットワークに 接 続 しているデバイ スを 把 握 したうえに 個 人 のモバイル デバイスに 保 存 されるようになった 機 密 情 報 す べてをどう 保 護 すればよいかを 考 えなければならなくなりました 2012 Webroot Inc. All rights reserved. 3
モバイル 業 務 への 対 応 このコンシューマ IT とエンタープライズ IT の 大 転 換 は イネーブルメント ( 導 入 して 稼 働 できるようにする 準 備 ) か リスク 管 理 かの 利 害 対 立 も 招 きました 経 営 陣 やその 他 のユーザーは 各 自 のデバイスを 業 務 利 用 することを 強 く 要 求 してい ますが 多 くは それによって 個 人 や 組 織 が 直 面 する 重 大 なリスクを 十 分 に 理 解 して いません それ 以 上 に 問 題 なのは ベンダーの 対 応 という 点 でも 職 場 での スマー ト デバイス 使 用 に 対 する 合 理 的 なポリシーや 管 理 の 実 装 という 点 でも セキュリテ ィ 管 理 が 立 ち 後 れていることです 全 従 業 員 の 最 大 70% がラップトップを 使 用 し その 多 くが 2 ~ 3 台 のインターネッ ト 接 続 されたデバイスも 使 用 している 現 状 では 従 業 員 が 自 宅 や 外 出 先 で 仕 事 をしたり IT 部 門 が 承 認 していないデバイスを 使 用 したりするのはもう 珍 しいことではなく 実 際 にはほぼ 常 態 化 しています このような 状 況 によって リモートの 作 業 でマルウェア 感 染 率 が 上 昇 するなど 多 くのセキュリティ 問 題 が 発 生 しています また 監 視 やセキ ュリティ ポリシー 適 用 が 難 しくなり 全 体 的 な 可 視 性 と 管 理 レベルが 低 下 することも あります こうした 事 態 に 対 し Gartner では エンドポイント セキュリティ 市 場 は 2015 年 ま でに 完 全 に 変 わるだろうと 予 測 しています この 予 測 では 中 央 管 理 されたクラウド 管 理 を モバイル デバイス セキュリティおよびモバイル デバイス 管 理 と 統 合 し さら にエンドポイント セキュリティと 組 み 合 わせてすべてのモバイル デバイスとプラット フォームに 対 応 する 製 品 が 台 頭 すると 見 込 んでいます BYOD 現 象 こうした 事 態 に 対 し Gartner では エンドポイント セキュリティ 市 場 は 2015 年 ま でに 完 全 に 変 わるだろうと 予 測 しています この 予 測 では 中 央 管 理 されたクラウド 管 理 を モバイル デバイス セキュリティおよびモバイル デバイス 管 理 と 統 合 し さら にエンドポイント セキュリティと 組 み 合 わせてすべてのモバイル デバイスとプラット フォームに 対 応 する 製 品 が 台 頭 すると 見 込 んでいます このようにスマート モバイル デバイスの 販 売 数 が 増 えたため 職 場 では BYOD (Bring Your Own Device: 私 物 デバ イスの 業 務 利 用 ) ユーザーが 増 殖 し 無 秩 序 リスク レベルが 拡 大 して セキュリ ティ ポリシー 手 続 き 管 理 が 一 切 無 視 されるおそれがあります さらには モバイ ル ポリシーが 慎 重 すぎるために ビジネス 上 の 優 位 が 損 なわれるという 逆 の 動 きも 見 られます それ 以 外 の 多 くは どっちつかずで 様 子 を 伺 う という 態 度 ですが どちら にしても 問 題 です これではセキュリティ 状 況 が 原 因 で 多 大 な 損 害 が 発 生 しかねません こうした BYOD 業 務 利 用 による 大 転 換 の 規 模 を 裏 付 けるのが 米 国 で Harris Interactive が 実 施 したモバイル デバイスを 使 用 した 会 社 の 情 報 のアクセス/ 保 存 に 関 するアンケートの 結 果 です 1 1 1 アンケートは Harris Interactive により 2012 年 2 月 8 ~ 10 日 に 米 国 内 で 2,211 人 の 成 人 (18 才 以 上 ) と 1,320 人 の 米 国 の 成 人 就 業 者 を 対 象 にオンラインで 実 施 2012 Webroot Inc. All rights reserved. 4
私 物 デバイスを 業 務 に 使 用 している 成 人 就 業 者 は 80% 超 私 物 スマートフォンを 使 用 している 成 人 就 業 者 は 24% 以 下 私 物 ラップトップを 使 用 している 成 人 就 業 者 は 41% 以 下 私 物 デスクトップを 使 用 している 成 人 就 業 者 は 47% 以 下 私 物 タブレットを 使 用 している 成 人 就 業 者 は 10% 以 下 この 結 果 により モバイル アクセスが 常 態 化 していること また 現 実 にユーザーの 作 業 生 産 性 向 上 に 効 果 をもたらすことが 確 認 されました 実 際 には これらのモバイル アクセス 方 法 のほとんどは 少 し 前 から 実 施 されているため この 中 で 特 に 目 新 しいのは スマートフォンとタブレットの 使 用 です 同 じ Harris Interactive の 調 査 では 次 の 報 告 もしています 会 社 のデータを 暗 号 化 しているユーザーは 33% 未 満 自 動 ロックを 有 効 にしているタブレット ユーザーは 10% 未 満 自 動 ロックを 使 用 しているスマートフォン ユーザーは 25% 以 下 自 動 ロックを 有 効 にしていないラップトップ ユーザーは 66% 以 下 この 調 査 では ベスト プラクティスから 自 動 ロック パスワード 保 護 暗 号 化 を 有 効 にすることと セキュリティ 意 識 の 向 上 とユーザー 教 育 のコストを 割 くことでモバ イル アクセスの 問 題 の 多 くは 解 決 されると 結 論 付 けています こうしたアクションを 実 行 するのは 賢 明 なことです ただしそれは これまで 通 用 して いただけで 私 物 デバイスでいつでもどこでも どこにでもネットワーク アクセスす るリスクの 多 くは 軽 視 されています 最 近 Decisive Analytics が 実 施 した 別 のアンケートでは 米 国 英 国 ドイツの 440 人 の CEO と IT 担 当 役 員 に 質 問 をしています 回 答 者 の 78% はすでにスタッフがラッ プトップ スマートフォン タブレットなどの 私 物 デバイスを 使 用 することを 許 可 して おり それらのデバイスにセキュリティ ソフトウェアをインストールすることを 要 求 していました このようにセキュリティ テクノロジーを 導 入 していても 回 答 企 業 のほぼ 半 分 が リ モート アクセスまたはモバイル アクセスが 原 因 でセキュリティ 侵 害 の 被 害 に 遭 ったこ とを 認 めました そして こうしたセキュリティ 脅 威 を 軽 減 する 鍵 として 従 業 員 の BYOD 行 動 の 管 理 に 関 する 教 育 が 挙 げられました これらのセキュリティ 問 題 を 抜 きにすれば 質 問 に 対 し IT 担 当 役 員 のほぼ 半 分 が BYOD により 競 争 力 が 向 上 したと 回 答 しています また 70% の CEO が 競 争 力 の 向 上 を 確 信 し BYOD を 革 新 性 と 創 造 性 を 広 げ 生 産 性 を 高 めて 従 業 員 の 維 持 と 採 用 に 役 立 つ ツールと 見 ています この 調 査 では 企 業 は BYOD を 導 入 してビジネスの 潜 在 性 を 解 き 放 つ 一 方 で 原 則 とし て 容 認 するが 放 任 ではない 柔 軟 なセキュリティ ポリシーを 適 用 することが 必 要 だと 結 論 付 けています Webroot 自 身 が 2011 年 に 実 施 したリモート ユーザーとセキュリ 2012 Webroot Inc. All rights reserved. 5
ティ リスクに 関 する RSA グローバル 調 査 のアンケートでも リモート/モバイル アク セスの 利 用 増 加 と 組 織 で 発 生 するセキュリティ 侵 害 件 数 の 著 しい 増 加 の 間 には 直 接 の 相 関 があることが 判 明 しました 単 純 に 言 うと リモート ユーザーが 増 えるほど セキ ュリティ リスクは 大 きくなるのです モバイル マルウェア 2010 年 前 半 Webroot は スマート モバイル デバイスの 普 及 に 伴 い 組 織 のニーズが 劇 的 に 変 化 し 全 般 的 なセキュリティ リスクは 引 き 続 き 増 大 すると 予 測 しました そ して 2010 年 末 までに Android スマートフォンおよびタブレット 版 の Webroot Mobile Security を 消 費 者 に 提 供 しました Apple ではなく Android を 選 択 することについても 十 分 に 検 討 しました Android プ ラットフォームの 方 がはるかに 開 放 されていて ユーザーはほとんどのサイトからアプ リケーションをダウンロードできます Android アプリケーション ストアは (Apple の App Store とは 異 なり) 厳 重 な 管 理 が 行 われておらず 事 前 のアプリケーション レ ビュー プロセスが 省 略 されている 場 合 もあります プラットフォームとしての Android は 依 然 として 大 幅 に 分 化 しており さまざまなバージョンがあるのが 当 たり 前 になっています アプリケーションの 権 限 ( 動 作 するデバイス 上 でアプリケーショ ンがアクセスするリソース) には 位 置 データ 個 人 情 報 連 絡 先 などが 含 まれることが 多 く さらにユーザーが 利 用 規 約 を 読 まないため データ 盗 難 または 紛 失 のリスクが 一 層 大 きくなっています Android を 選 んだのは 正 解 でした それ 以 降 このプラットフォームは 頻 繁 にマルウェ アの 標 的 にされています 攻 撃 には Android マーケットやサードパーティのアプリケ ーション ストアを 介 して 広 がった 悪 意 のあるアプリケーショなどさまざまな 方 法 が 使 われています ユーザーは アプリケーションを ダウンロード しなくても Android のリスクにさらされます 事 前 インストールされた Android アプリケーショ ンの 多 くは 無 制 限 の 権 限 が 設 定 されており 攻 撃 者 は 以 前 の 分 化 した OS バージョン やこれらのアプリケーションをうまく 悪 用 して マルウェアをインストールするのに 十 分 な 権 限 を 獲 得 します iphone や ipad なら 独 自 の 脆 弱 性 にさらされていないと 言 っ ているわけではありません ios デバイスもデータ 漏 洩 の 被 害 に 遭 いやすいことは 同 じ ですが 原 因 は 主 に iphone や ipad の 不 測 の 紛 失 や 盗 難 です 公 正 を 期 すと Google は 定 期 的 に 脆 弱 性 にパッチを 適 用 しています しかし 多 くの ユーザーのデバイスは 最 新 バージョンになっていません これは 通 信 事 業 者 やデバイ ス メーカーが ユーザーには 更 新 するよりも 最 新 OS がインストールされた 次 期 の デバイスを 購 入 して 欲 しいと 考 えているためです 独 立 系 のマルウェア 防 止 テスト 機 関 である AVTest.org は Android マルウェアが 2012 年 の 最 初 の 4 か 月 で 450% 増 加 したことを 確 認 しています メーカーや 通 信 事 業 者 は ただちにそのポリシーを 変 える ことを 検 討 すべきではないでしょうか 2012 Webroot Inc. All rights reserved. 6
2012 年 前 半 Webroot は Android ユーザーから 以 下 のようなマルウェアを 確 認 しました 1.5% スキャンでのマルウェア 検 出 0.68% インストール シールドでのマルウェア 検 出 0.88% 実 行 シールドでの 検 出 0.86% ファイルの 検 出 16 2% 悪 意 のある URL の 検 出 AVTest.org はまた 2010 年 7 月 には 10 万 件 未 満 だった Android マーケットのアプ リケーションが 現 時 点 で 450,000 を 超 えていると 推 定 しています Android マーケ ットは 最 も 急 成 長 しているソフトウェア 市 場 であり 新 しいアプリケーションが 増 える につれて マルウェアの 数 も 増 えています Android マルウェアは 過 去 数 年 間 に 急 増 した PC マルウェアと 同 様 の 高 い 増 加 率 を 示 しています Android からのマルウェア 脅 威 には フィッシング バンキング 用 トロイの 木 馬 スパ イウェア ボット ルート 悪 用 SMS 詐 欺 プレミアム ダイアラ 偽 インストーラな どがあります また ダウンロード 用 トロイの 木 馬 に 関 する 報 告 もあります これはイ ンストールされた 後 に 悪 意 のあるコードをダウンロードするアプリケーションです つ まり これらのアプリケーションは Google Android マーケットでの 公 開 中 に Google のバウンサー テクノロジーで 簡 単 に 検 出 することができません 急 激 な 増 加 と 脆 弱 性 の 悪 用 しやすさ つまり この 領 域 にはサイバー 犯 罪 者 を 引 きつけ る 貴 重 なモバイル データが 豊 富 にあるということです リスクとのバランス 状 況 は 明 らかです BYOD によって 会 社 所 有 のデバイスと 私 物 デバイスの 境 界 線 が 曖 昧 になりました リスクは 大 きくなり データ 紛 失 やその 他 の 侵 害 の 可 能 性 は 高 まって います これに 対 して 論 理 的 に 考 えると 他 者 が 経 験 しているタイプの 侵 害 を 避 けるに は 適 用 可 能 で 現 実 的 なモバイル デバイス リスク ポリシーを 導 入 することが 不 可 欠 です これらのポリシーと 管 理 には 組 織 のリスク プロファイルに 沿 った BYOD アクセスの レベルも 正 確 に 反 映 し 書 面 や 他 のセキュリティ 認 識 トレーニングによって 明 確 に 伝 え る 必 要 があります 次 は 実 用 レベルのことを 考 えましょう 適 切 な 対 策 を 実 施 して 会 社 の 情 報 と 個 人 の 情 報 のどちらも 保 護 するには ポリシーや 管 理 で 何 を 義 務 付 けるかを 検 討 する 必 要 があり ます 検 討 すべきリスクに 関 して 2010 年 に ISACA から Securing Mobile Devices (モバ イル デバイスの 保 護 ) というタイトルの 優 れたガイドが 公 開 されました 考 え 方 は 最 新 とは 言 えませんが 大 変 参 考 になります www.isaca.org から 無 料 でダウンロードでき ます 2012 Webroot Inc. All rights reserved. 7
ISACA のモバイル リスク 1. アクセスされるモバイル アプリケーションはどの 程 度 安 全 か デバイス 侵 害 とネ ットワーク 攻 撃 の 両 方 に 使 用 できるその 権 限 レベルの 脆 弱 性 はどの 程 度 か?(これに より なんらかの 詳 細 なアプリケーション 管 理 統 制 の 必 要 性 が 高 くなる) 2. デバイスのマルウェア 脆 弱 性 への 露 出 はどの 程 度 か?(エンドポイント マルウェア 防 御 の 必 要 性 ) 3. 小 型 デバイスの 紛 失 または 盗 難 のしやすさは?(リモート 消 去 暗 号 化 パスコード 自 動 ロック 使 用 認 証 の 必 要 性 ) 4. 室 内 ( 移 動 中 以 外 ) でのデバイス 上 のデータのストレージ セキュリティに 対 する リスクは?(ローカル データの 暗 号 化 の 必 要 性 ) 5. データのバックアップ 同 期 復 元 の 方 法 は?( 紛 失 盗 難 データ 破 損 時 の 障 害 時 回 復 戦 略 の 必 要 性 ) 6. 移 動 中 のデータとその 傍 受 に 対 するリスクは?( 傍 受 を 止 めるにはどのような 種 類 の リンクが 必 要 か) 7. Bluetooth 接 続 の 表 示 のリスクは?( 乗 っ 取 りを 防 ぐために Bluetooth の 表 示 を 制 限 する 必 要 性 ) 8. 内 蔵 マイクとカメラによるリスクは? ( 乗 っ 取 りや 盗 聴 という 観 点 からこれらを 検 討 する 必 要 性 ) 9. どのようなユーザー 認 証 /アクセス 制 御 が 必 要 か?(どのような 認 証 が 必 要 か アク セスされるデータへの 依 存 レベルはどの 程 度 か) 10. データ 漏 洩 のリスク は? ( 個 人 データと 企 業 データを 分 離 して 両 方 を 保 護 する 必 要 性 デバイスからインターネット 経 由 クラウド 経 由 または Bluetooth 経 由 な どでデータをエクスポートする 場 合 の 管 理 を 検 討 する 必 要 性 ) 11. デバイス 管 理 を 統 制 しているのは 誰 か?(ユーザーのデバイスを 管 理 するのは 誰 か エンタープライズ IT で のみ 管 理 されるのは 何 か それと 引 き 替 えにユーザーは 何 を 得 るか) このリストは 完 全 ではありませんが 私 物 デバイスの 使 用 に 関 してまず 決 めなければ ならないいくつかの 重 要 事 項 を 優 先 度 付 けするのに 役 立 ちます 当 然 組 織 内 のデー タ 使 用 とデータ アクセスに 対 してすでに 存 在 するコンプライアンスや 規 制 管 理 を 追 加 する 必 要 があります さらに 同 じく 重 要 な 項 目 として これらすべてをどの 程 度 簡 単 に 管 理 するかを 理 解 する 必 要 があります 未 来 が 現 実 に そしてようやく 本 書 の 冒 頭 で 述 べたこのテクノロジーの 大 変 動 を 収 束 させること ができるようになりました 2012 Webroot Inc. All rights reserved. 8
Webroot は あらゆるタイプのエンドポイントと PC サーバー およびモバイル デ バイスでの Web 使 用 に 対 応 したエンドポイント セキュリティがきわめて 重 要 だと 考 え ています そして 管 理 とユーザー 統 制 を 容 易 にするためには 統 合 されたクラウドベ ースのセキュリティ スイート インフラストラクチャを 使 用 する 必 要 があります このアプローチでは 場 所 や 使 用 するデバイスに 関 係 なく ユーザーの 統 制 保 護 適 用 および 説 明 責 任 が 統 一 されます そのソリューションが SecureAnywhere Business Mobile Protection です SecureAnywhere Business Mobile Protection は 急 速 に 拡 大 するモバイル オペレ ーティング システム Android と ios 向 けに 市 場 をリードする 保 護 と 統 一 された 管 理 を 実 現 します また Webroot Intelligence Network と 連 動 して 高 度 なアンチマル ウェア 検 出 紛 失 デバイス 保 護 セキュアな Web ブラウズを 提 供 し 不 必 要 な 通 話 や 悪 意 のある URL が 含 まれるおそれがある SMS メッセージをブロックします Webroot は これを Webroot SecureAnywhere Business プラットフォームに 統 合 し 1 つの ガラス 窓 から 一 元 的 に IT 管 理 者 が PC とモバイル デバイスの 両 方 を 管 理 できるよ うにします 30 日 間 の 無 料 試 用 版 をご 利 用 になれます 詳 しくは 以 下 のサイトをご 参 照 ください www.webroot.com/mobileforbusiness 高 い 可 視 性 を 備 えた 新 しい 高 度 なエンドポイント 管 理 統 制 アプローチの 仕 組 みをより 詳 細 に 理 解 するには Webroot SecureAnywhere の 無 料 試 用 版 をダウンロードして Webroot 管 理 ポータルにアクセスしてみてください 数 分 で 稼 働 状 態 にできます まとめ BYOD では テクノロジーの 所 有 者 が IT 部 門 ではないために 多 くの 問 題 が 発 生 し ます それでもアクセス 権 の 鍵 を 握 っているのは IT 部 門 です そのため ユーザ ーによる 私 物 デバイスの 業 務 利 用 と 引 き 替 えに 管 理 権 限 ネットワーク アクセス データ 管 理 をどこまで 委 譲 するか バランスを 取 れるようにする 必 要 があります ユーザーになぜ 特 定 のアクティビティが 許 可 または 禁 止 されるのかを 説 明 し 特 に IT セキュリティはユーザー 自 身 とそのデバイス それを 利 用 して 働 いている 組 織 の 保 護 に 役 立 つことを 認 識 させる 必 要 があります 当 然 最 初 に 着 手 するのは 会 社 のモバイル ポリシーの 策 定 です その 後 すぐに 従 業 員 に 対 し ポリシーをなぜ 制 定 するのか ポリシーがあらゆる 関 係 者 の 保 護 にどう 役 立 つかをわかりやすく 何 回 か 説 明 します それが 片 付 いたら ポリシー 適 用 の 検 討 段 階 に 入 ります それに 関 連 して デバイスにアンチマルウェア ソフトウェアをインストー ルし またパスコード 暗 号 化 その 他 の 配 備 しやすい 保 護 (リモート 消 去 や 定 期 バッ クアップなど) を 配 備 するための 管 理 がすべてアクティブになり 実 装 されます 同 時 に モバイル デバイス ユーザーの 多 い 企 業 では 管 理 コストを 削 減 し 監 視 レポート セキュリティ 管 理 を 簡 素 化 するためにモバイル デバイス 管 理 機 能 が 不 可 欠 になります 2012 Webroot Inc. All rights reserved. 9
適 切 に 実 施 され 管 理 された BYOD への 相 互 補 完 アプローチを 実 現 できれば その 効 果 として 生 産 性 を 大 幅 に 向 上 させながら データの 使 用 とアクセスを 誰 もが 受 け 入 れら れるリスク 範 囲 内 で 適 切 に 管 理 できるようになります Webroot について Webroot は 企 業 および 個 人 の インターネットセキュリティに 関 する 問 題 を 防 止 する ことを 目 的 にしています 1997 年 設 立 で コロラド 州 に 本 社 を 置 く 非 公 開 企 業 の Webroot は 約 350 人 の 従 業 員 が 北 米 欧 州 およびアジア 太 平 洋 地 域 の 世 界 各 国 で 業 務 に 携 わっています ウェブルート 株 式 会 社 本 社 所 在 地 107-0062 東 京 都 港 区 南 青 山 3-13-18 313 南 青 山 8F 2012 Webroot Inc. All rights reserved. 10