3 着 地 側 動 向 全 的 に 延 べ 宿 泊 者 数 が 大 幅 増 北 海 道 ではタイから 客 数 が 急 増 (1) 着 地 別 に 見 る 入 空 港 海 港 法 務 省 出 入 管 理 統 計 によると 13 年 に 我 が に 入 した 数 は1,126 万 ( 前 年 比 22.7% 増 )であった( 表 -3-1) 港 別 に 見 ると 中 を 除 く 主 な 籍 地 域 から 入 者 数 が 軒 並 み 増 えたことから 主 要 空 港 ではいずれも 前 年 に 比 べ 増 加 した 入 者 数 が 年 間 100 万 を 超 える 大 規 模 空 港 では 成 田 空 港 で426 万 ( 前 年 比 19.7% 増 ) 関 西 空 港 で232 万 ( 同 29.7% 増 ) 羽 田 空 港 で129 万 ( 同 17.8% 増 )といずれも 前 年 に 比 べ2~3 割 程 度 増 加 した なかでも 関 西 空 港 伸 び 率 が 最 も 大 きい こ 他 対 前 年 伸 び 率 が 高 い 空 港 を 見 ると 新 千 歳 空 港 で 51 万 ( 前 年 比 29.6% 増 ) 那 覇 空 港 で37 万 ( 同 62.5% 増 ) ひ た かつ となっており 海 港 では 長 崎 県 対 馬 にある 比 田 勝 港 で10 万 ( 同 35.3% 増 )となった 新 千 歳 空 港 ではタイや 台 湾 那 覇 空 港 では 台 湾 や 韓 香 港 から 入 者 数 が 大 きく 増 加 し た 比 田 勝 港 では 韓 から 入 者 数 が 大 幅 に 増 加 した なお 13 年 における 港 別 入 者 数 構 成 比 は 成 田 空 港 が4 割 弱 関 西 空 港 が2 割 羽 田 空 港 が1 割 となっている 延 べ 宿 泊 者 数 観 光 庁 宿 泊 統 計 調 査 によると 13 年 における 我 が 延 べ 宿 泊 者 数 ( 従 業 員 数 10 以 上 宿 泊 施 設 を 利 用 した に 限 る)は3,125 万 泊 ( 前 年 比 31.2% 増 )で あった( 表 -3-4) 東 本 大 震 災 が 発 生 した11 年 反 動 増 で 翌 12 年 は 前 年 比 4 割 増 を 記 録 したが 13 年 も 拡 大 基 調 が 続 いた 四 半 期 別 では 1 3 月 期 は 中 宿 泊 者 数 が 減 少 した ことから 前 年 同 期 比 16.7% 増 にとどまったが そ 後 は 同 30% 台 増 加 に 回 復 した( 表 -3-3 図 -3-1) 着 地 地 方 別 に 見 ると 関 東 地 方 で 延 べ1,339 万 泊 ( 前 年 比 19.3% 増 ) 近 畿 地 方 で 延 べ728 万 泊 ( 同 41.7% 増 )で あった 主 要 な 問 地 である 両 地 方 を 比 較 す ると 震 災 翌 年 である12 年 伸 び 率 は 同 水 準 であったが 13 年 は 近 畿 地 方 伸 び 率 が 関 東 地 方 を 上 回 った( 表 -3-2) 13 年 に 延 べ 宿 泊 者 数 対 前 年 伸 び 率 が 高 かった 地 方 を 挙 げると 北 海 道 北 陸 信 越 で 前 年 比 5 割 増 を 超 えた 他 沖 縄 では 同 9 割 超 伸 びを 示 した 従 来 主 要 問 地 である 関 東 近 畿 地 方 伸 び 率 を 上 回 っていることから 問 地 が 多 様 化 する 傾 向 にあると 捉 えることができる 13 年 における 北 海 道 延 べ 宿 泊 者 数 は282 万 泊 ( 前 年 比 52.7% 増 )であった こ 伸 びには 台 湾 香 港 そし てタイ 宿 泊 者 数 増 加 が 大 きく 寄 与 している( 表 -3-4) なかでも 注 目 すべきはタイであり こ1 年 間 で 北 海 道 で 延 べ 宿 泊 者 数 がおよそ4 倍 に 拡 大 した 12 年 冬 期 より 札 幌 /バ ンコク 線 が 就 航 した 他 13 年 7 月 ビザ 免 除 も 追 い 風 となっ た 季 節 別 では 冬 期 気 が 高 く 熱 帯 気 候 タイとは 対 極 的 な 気 候 がタイ ニーズに 合 致 したもと 推 察 される 北 陸 信 越 地 方 では 13 年 延 べ 宿 泊 者 数 は91 万 泊 ( 前 年 比 67.0% 増 )となった( 表 -3-4) 年 間 を 通 じて 台 湾 宿 泊 者 数 増 影 響 が 圧 倒 的 に 大 きいが 13 年 1-3 月 期 に 限 っては 特 に 長 野 県 でオーストラリア 伸 びが 目 立 った( 図 -3-2) 彼 らは 主 にスキー 目 的 で 同 県 を れているもと 見 られる 沖 縄 では 13 年 延 べ 宿 泊 者 数 は143 万 泊 ( 前 年 比 93.2% 増 )であり 着 地 地 方 別 では 最 も 高 い 伸 び 率 を 示 した( 表 -3-4) 台 湾 や 韓 香 港 など 近 隣 地 域 宿 泊 者 数 伸 びが 大 きい 表 -3-1 港 別 に 見 る 入 者 数 (2013 年 ) 64 入 港 別 総 数 空 港 計 海 港 計 新 千 歳 羽 田 成 田 中 部 関 西 福 岡 那 覇 博 多 比 田 勝 入 者 数 ( 万 ) 1,126 1,064 51 129 426 57 232 69 37 62 20 10 前 年 比 22.7% 24.2% 29.6% 17.8% 19.7% 20.5% 29.7% 22.5% 62.5% 2.2% 3.6% 35.3% 韓 4.4% 4.4% 4.7% 2.1% 1.8% 3.1% 7.3% 8.9% 19.7% 4.9% 3.4% 34.8% 台 湾 籍 香 港 8.1% 2.9% 8.5% 3.1% 7.8% 4.5% 6.3% 2.1% 5.0% 1.8% 2.9% 5.8% 11.2% 4.3% 5.9% 3.6% 32.6% 11.6% 2.9% 0.0% 0.0% 0.1% 0.0% 0.0% 域 中 0.1% 0.2% 1.1% 1.0% 0.5% 3.3% 0.4% 0.0% 4.4% 3.6% 6.6% 0.0% 別 タイ 2.1% 2.2% 10.3% 1.0% 2.4% 2.0% 2.0% 1.1% 1.2% 0.4% 0.0% 0.0% 寄 英 仏 独 与 0.6% 0.7% 0.2% 1.0% 0.9% 0.4% 0.5% 0.3% 0.2% 0.7% 0.0% 0.0% 度 米 0.9% 0.9% 0.7% 0.7% 1.5% 0.5% 0.6% 0.7% 0.0% 0.2% 0.2% 0.2% オーストラリア 0.4% 0.5% 0.2% 0.7% 0.7% 0.2% 0.3% 0.0% 0.2% 0.7% 0.0% 0.0% そ 他 3.4% 3.7% 2.4% 2.9% 5.0% 2.2% 3.9% 2.0% 1.2% 0.7% 0.2% 0.1% 入 港 別 構 成 比 100.0% 94.5% 4.5% 11.5% 37.9% 5.1% 20.6% 6.1% 3.3% 5.5% 1.8% 0.9% ( 注 ) 法 務 省 正 規 入 者 数 定 義 は 本 政 府 観 光 局 (JNTO) 客 数 と 異 なる 資 料 : 法 務 省 出 入 管 理 統 計 をもとに( 公 財 ) 本 交 通 公 社 作 成 地
3 着 地 側 動 向 表 -3-2 着 地 別 に 見 る 延 べ 宿 泊 者 数 ( 暦 年 ) ( 単 位 : 万 泊 ) 2011 年 2012 年 2013 年 実 数 実 数 前 年 比 実 数 前 年 比 本 全 1,702 2,382 40.0% 3,125 31.2% 北 海 道 150 185 23.1% 282 52.7% 東 北 18 23 26.7% 29 24.0% 関 東 781 1,122 43.6% 1,339 19.3% 北 陸 信 越 42 54 30.3% 91 67.0% 中 部 117 174 48.7% 211 21.5% 近 畿 353 514 45.5% 728 41.7% 中 27 38 39.0% 46 23.0% 四 9 12 23.0% 17 47.6% 九 州 152 187 23.1% 239 27.7% 沖 縄 52 74 43.4% 143 93.2% 東 京 都 532 792 48.8% 945 19.3% 大 阪 府 218 289 32.8% 408 41.0% 京 都 府 89 165 85.3% 236 43.1% 資 料 : 観 光 庁 宿 泊 統 計 調 査 をもとに( 公 財 ) 本 交 通 公 社 作 成 ( 注 1) 従 業 員 数 10 以 上 宿 泊 施 設 を 利 用 した に 限 る ( 注 2) 本 在 住 も 一 部 含 まれている 可 能 性 がある ( 注 3) 地 方 区 分 は 土 交 通 省 地 方 運 輸 局 管 轄 都 道 府 県 に 基 づく 表 -3-3 着 地 別 に 見 る 延 べ 宿 泊 者 数 前 年 同 期 比 ( 四 半 期 ごと) 2013 年 2014 年 1 3 月 期 4 6 月 期 7 9 月 期 10 12 月 期 1 3 月 期 本 全 16.7% 33.2% 35.0% 37.8% 38.3% 北 海 道 22.6% 43.0% 81.5% 59.5% 59.4% 東 北 37.0% 49.7% 7.8% 10.1% 0.8% 関 東 7.3% 18.8% 20.7% 29.5% 31.1% 北 陸 信 越 79.7% 86.2% 52.1% 45.6% 2.0% 中 部 2.7% 18.3% 23.8% 44.9% 39.5% 近 畿 35.4% 48.2% 47.4% 34.1% 46.1% 中 16.9% 20.3% 17.2% 39.9% 14.8% 四 25.5% 48.4% 80.9% 94.3% 69.4% 九 州 19.9% 47.5% 23.4% 23.8% 16.0% 沖 縄 25.6% 90.0% 88.1% 175.3% 154.2% 東 京 都 10.5% 20.3% 20.9% 24.1% 28.3% 大 阪 府 31.7% 44.5% 47.5% 38.1% 48.2% 京 都 府 48.6% 54.1% 47.5% 25.3% 37.8% 資 料 : 観 光 庁 宿 泊 統 計 調 査 をもとに( 公 財 ) 本 交 通 公 社 作 成 ( 注 1) 従 業 員 数 10 以 上 宿 泊 施 設 を 利 用 した に 限 る ( 注 2) 本 在 住 も 一 部 含 まれている 可 能 性 がある ( 注 3) 地 方 区 分 は 土 交 通 省 地 方 運 輸 局 管 轄 都 道 府 県 に 基 づく 図 -3-1 中 籍 延 べ 宿 泊 者 数 前 年 比 推 移 図 -3-2 北 陸 信 越 におけるオーストラリア 籍 延 べ 宿 泊 者 数 推 移 (%) 150 ( 万 泊 ) 5 100 全 体 中 4 長 野 県 新 潟 県 富 山 県 石 川 県 計 3 50 2 0 1-50 1~3 月 期 4~6 月 期 7~9 月 期 10~12 月 期 1~3 月 期 0 1~3 月 期 4~6 月 期 7~9 月 期 10~12 月 期 1~3 月 期 4~6 月 期 7~9 月 期 10~12 月 期 1~3 月 期 2013 年 2014 年 2012 年 2013 年 2014 年 資 料 : 観 光 庁 宿 泊 統 計 調 査 をもとに( 公 財 ) 本 交 通 公 社 作 成 資 料 : 観 光 庁 宿 泊 統 計 調 査 をもとに( 公 財 ) 本 交 通 公 社 作 成 支 出 観 光 庁 消 費 動 向 調 査 によると 1 1 泊 当 たり 中 支 出 (パッケージツアー 参 加 費 に 含 ま れる 宿 泊 料 金 など 滞 在 費 は 含 まない)は 主 な 宿 泊 地 別 に 北 海 道 1.9 万 円 / 泊 関 東 地 方 2.5 万 円 / 泊 中 部 地 方 1.6 万 円 / 泊 近 畿 地 方 1.9 万 円 / 泊 九 州 地 方 1.9 万 円 / 泊 沖 縄 県 1.5 万 円 / 泊 などとなっている( 表 -3-5) 着 地 別 に 中 支 出 を 比 較 すると 関 東 が 他 地 方 に 比 べ 高 い 傾 向 が 見 られ 特 に 東 京 都 で2.8 万 円 / 泊 と 高 い 一 方 中 部 や 沖 縄 は 他 地 方 に 比 べ 低 い 主 な 籍 地 域 別 では 中 中 支 出 が 北 海 道 と 関 東 でそれぞれ4 万 円 / 泊 超 と 高 く 特 に 東 京 都 では5.8 万 円 / 泊 と 高 い 中 支 出 を 費 目 別 に 見 ると 関 東 地 方 と 近 畿 地 方 で 買 物 代 が5.1 万 円 / と 他 宿 泊 地 に 比 べて 高 い ことが 分 かる( 表 -3-6) 年 報 2014 65
表 -3-4 着 地 別 延 べ 宿 泊 者 数 前 年 比 に 対 する 籍 地 域 別 寄 与 度 (2013 年 ) 総 数 地 方 別 北 海 道 東 北 関 東 北 陸 信 越 中 部 近 畿 中 四 九 州 沖 縄 延 べ 宿 泊 者 数 ( 万 泊 ) 3,125 282 29 1,339 91 211 728 46 17 239 143 前 年 比 31.2% 52.7% 24.0% 19.3% 67.0% 21.5% 41.7% 23.0% 47.6% 27.7% 93.2% 韓 3.7% 3.7% 6.8% 1.6% 4.5% 2.3% 5.6% 0.8% 3.7% 7.1% 18.1% 中 0.5% 4.8% 0.8% 0.9% 2.6% 0.8% 2.0% 0.8% 1.4% 0.3% 2.5% 香 港 3.9% 6.3% 0.2% 2.6% 5.3% 2.5% 5.0% 2.0% 5.1% 3.9% 15.2% 籍 地 域 別 寄 与 度 台 湾 10.0% 19.0% 14.5% 5.2% 27.2% 8.2% 12.5% 3.1% 21.6% 8.6% 38.4% 米 1.7% 1.2% 2.6% 1.4% 2.9% 2.1% 2.2% 3.3% 2.6% 1.3% 5.3% カナダ 0.2% 0.1% 0.0% 0.3% 0.6% 0.3% 0.4% 0.2% 0.3% 0.2% 0.3% 英 0.4% 0.2% 0.1% 0.4% 0.8% 0.1% 0.6% 0.6% 0.5% 0.2% 0.4% ドイツ 0.3% 0.0% 0.2% 0.3% 1.1% 0.2% 0.5% 1.4% 0.5% 0.2% 0.1% フランス 0.6% 0.1% 0.2% 0.5% 0.6% 0.3% 1.1% 1.9% 1.7% 0.2% 0.4% ロシア 0.2% 0.2% 0.2% 0.2% 0.8% 0.1% 0.2% 0.1% 0.2% 0.0% 0.4% シンガポール 1.1% 2.9% 0.3% 0.9% 1.9% 0.7% 1.3% 0.4% 0.5% 0.7% 0.7% タイ 2.6% 8.4% 2.7% 2.5% 3.0% 1.8% 1.7% 0.8% 0.1% 1.0% 2.0% マレーシア 0.8% 2.4% 0.7% 0.5% 0.3% 0.7% 1.0% 0.4% 0.1% 0.1% 0.3% インド 0.2% 0.0% 0.6% 0.3% 0.2% 0.3% 0.1% 0.2% 0.5% 0.0% 0.0% オーストラリア 0.9% 1.0% 0.6% 0.8% 5.6% 0.3% 1.2% 1.9% 0.8% 0.0% 0.4% そ 他 1.8% 2.2% 0.1% 0.0% 7.5% 2.0% 4.9% 3.9% 6.8% 1.8% 0.8% 不 明 2.3% 0.2% 2.0% 2.8% 2.2% 1.4% 1.5% 1.7% 4.9% 2.1% 8.0% ( 注 1) 従 業 員 数 10 以 上 宿 泊 施 設 を 利 用 した に 限 る 資 料 : 観 光 庁 宿 泊 統 計 調 査 をもとに( 公 財 ) 本 交 通 公 社 作 成 ( 注 2) 本 在 住 も 一 部 含 まれている 可 能 性 がある ( 注 3) 地 方 区 分 は 土 交 通 省 地 方 運 輸 局 管 轄 都 道 府 県 に 基 づく 表 -3-5 着 地 別 に 見 る1 1 泊 当 たり 中 支 出 (2013 年 ) ( 単 位 : 万 円 / 泊 ) 籍 地 域 全 体 主 な 宿 泊 地 韓 台 湾 香 港 中 北 海 道 1.9 1.3 1.9 3.0 4.1 関 東 2.5 2.4 2.1 2.7 4.9 中 部 1.6 1.6 2.8 3.6 1.5 近 畿 1.9 1.7 2.3 2.1 2.8 九 州 1.9 1.7 2.3 2.9 2.7 沖 縄 1.5 1.4 1.4 1.8 2.5 東 京 都 2.8 2.6 2.2 2.8 5.8 大 阪 府 2.1 1.8 2.6 2.2 3.2 京 都 府 1.6 1.2 1.6 1.4 1.8 資 料 : 観 光 庁 消 費 動 向 調 査 をもとに( 公 財 ) 本 交 通 公 社 作 成 ( 注 1) 主 な 宿 泊 地 1カ 所 における1 1 泊 当 たり 中 支 出 平 均 値 である パッケージツアー 参 加 費 に 含 まれる 宿 泊 料 金 など 滞 在 費 は 含 まない ( 注 2) 地 方 区 分 は 土 交 通 省 地 方 運 輸 局 管 轄 都 道 府 県 に 基 づく ( 注 3) 東 北 北 陸 信 越 中 四 はサンプル 数 が 少 ないため 割 愛 (2) 際 路 線 拡 充 動 き 拡 大 基 調 や 格 安 航 空 会 社 台 頭 を 背 景 に 近 隣 アジアを 中 心 として 際 路 線 新 設 が 相 次 いだ 路 線 網 拡 充 で 更 なる 拡 大 が 期 待 される 13 年 度 中 本 と 間 で 最 も 直 便 路 線 数 が 増 えた は 台 湾 である エバー 航 空 が 成 田 / 高 雄 線 をデーリーで 開 設 した 他 岡 山 / 台 北 線 旭 川 / 台 北 線 でそれぞれ 週 2~3 便 で 運 航 開 始 トランスアジア 航 空 とマンダリン 航 空 では 石 垣 / 台 北 線 を 週 2 便 で 開 設 した 系 格 安 航 空 会 社 ではピーチ ア ビエーションが 那 覇 / 台 北 線 と 関 西 / 高 雄 線 バニラ エアが 成 田 / 台 北 線 をそれぞれデーリーで 就 航 させている 台 湾 に 次 いで 新 設 路 線 多 かった 韓 では 格 安 航 空 会 社 参 入 が 相 次 いだ チェジュ 航 空 およびバニラ エアは 成 田 /ソウル 線 を ティーウェイ 航 空 は 新 千 歳 /ソウル 線 をそれぞ れデーリー 運 航 で 開 設 した 他 ピーチ アビエーションは 関 西 / 釜 山 線 を1 2 便 で 就 航 させた 九 州 方 面 でも 路 線 新 設 が 見 られ ジンエアーが 長 崎 /ソウル 線 ティーウェイ 航 空 が 佐 賀 /ソウル 線 を 開 設 した 韓 以 方 面 でも 格 安 航 空 会 社 路 線 開 設 が 目 立 つ 中 方 面 では 吉 祥 航 空 や 春 秋 航 空 香 港 方 面 では 香 港 エクス プレス 航 空 フィリピン 方 面 ではセブパシフィック 航 空 がそれぞ れ 新 規 路 線 を 開 設 した 14 年 3 月 には 羽 田 空 港 際 線 ターミナルが 拡 張 され 際 線 発 着 枠 が 従 来 1.5 倍 となる 年 間 9 万 回 に 拡 大 した 昼 間 帯 (7~22 時 )に 従 来 近 隣 アジア 路 線 に 加 え 東 南 アジアや 欧 州 へ 直 便 が 新 たに 就 航 一 方 成 田 発 着 路 線 では 一 部 運 休 や 減 便 動 きが 見 られた なお 米 便 は 航 空 交 渉 が 難 航 しており 昼 間 帯 で 羽 田 就 航 めどが 立 っていない 66
3 着 地 側 動 向 表 -3-6 着 地 別 に 見 る 費 目 別 と (2013 年 ) ( 単 位 : 万 円 / ) 費 目 (3) 向 け 商 品 開 発 動 き 宿 泊 料 金 飲 食 費 交 通 費 娯 楽 サービス 費 買 物 代 そ 他 主 な 宿 泊 地 北 海 道 26.9% 4.5 39.4% 2.2 25.0% 1.5 13.4% 1.5 90.2% 3.5 0.8% 3.4 関 東 57.6% 6.1 81.8% 2.8 63.9% 1.3 16.3% 1.1 81.7% 5.1 0.4% 3.5 中 部 52.0% 6.2 63.9% 2.9 51.7% 1.7 14.7% 0.8 82.9% 3.5 0.8% 23.5 近 畿 56.8% 4.5 84.3% 2.6 71.5% 1.1 22.5% 0.7 91.0% 5.1 0.6% 9.2 九 州 35.4% 3.2 60.0% 1.8 47.4% 0.8 11.1% 1.0 90.9% 2.8 0.8% 5.6 沖 縄 31.3% 3.6 54.8% 1.9 40.7% 1.0 25.3% 0.9 90.4% 2.8 0.8% 5.0 東 京 都 60.7% 5.9 82.9% 2.7 66.9% 1.2 17.7% 1.0 82.4% 5.3 0.4% 2.9 大 阪 府 54.4% 3.6 83.4% 2.1 70.6% 0.9 20.3% 0.7 92.6% 5.4 0.5% 7.9 京 都 府 68.6% 5.5 91.0% 3.4 79.8% 1.6 32.8% 0.6 88.6% 4.2 0.7% 18.8 ( 注 1) とは 当 該 費 目 を 購 入 した 割 合 である 資 料 : 観 光 庁 消 費 動 向 調 査 をもとに( 公 財 ) 本 交 通 公 社 作 成 ( 注 2) とは 当 該 費 目 を 購 入 した 同 費 目 平 均 支 出 額 である ( 注 3)パッケージツアー 参 加 費 に 含 まれる 宿 泊 料 金 など 滞 在 費 は 含 まれない ( 注 4) 地 方 区 分 は 土 交 通 省 地 方 運 輸 局 管 轄 都 道 府 県 に 基 づく ( 注 5) 東 北 北 陸 信 越 中 四 はサンプル 数 が 少 ないため 割 愛 客 数 6 割 超 を 占 める 近 隣 アジアに 見 られる 個 観 光 客 やリピーター 増 加 傾 向 を 背 景 として 新 たな ブランドを 立 ち 上 げる 動 きが 見 られた 方 面 別 では 世 界 遺 産 登 録 影 響 で 富 士 山 関 連 ツアー 拡 充 動 きが 目 立 った 新 たな ブランド 誕 生 13 年 9 月 東 本 客 鉄 道 株 式 会 社 ( 以 下 JR 東 本 )は 台 湾 をターゲットとして 新 たな ブランド 東 本 鐵 道 假 期 ( 東 本 鐵 道 ホリデー) を 立 ち 上 げた( 図 -3-3) 東 京 に 滞 在 してから 関 東 近 郊 を ねる 東 京 +(PLUS) 桜 や 紅 葉 など 本 四 季 を 楽 しむ 季 節 おすすめ 商 品 同 社 列 車 に 乗 車 することを 主 目 的 に 据 えた おすすめ 列 車 商 品 3カテゴリーに 分 けて 商 品 を 設 定 し 台 湾 複 数 会 社 で 販 売 を 開 始 した 目 玉 商 品 は 東 京 近 郊 GALA 湯 沢 スキー で 雪 遊 びを 楽 しむ 東 京 雪 遊 び であり 14 年 3 月 には 取 り 扱 い 数 が1 万 を 突 破 14 年 2 月 には 桜 を テーマとして 東 北 三 大 桜 ( 弘 前 角 館 北 上 )などを れる 商 品 を 発 売 している なお 同 ブランドは 台 湾 に 次 いで 香 港 で 展 開 も 開 始 しており 今 後 はマレーシアなどASEAN で 展 開 も 視 野 に 入 れているという 図 -3-3 JR 東 本 東 本 鐵 道 假 期 ロゴ 資 料 : 東 本 客 鉄 道 ( 株 ) JTBグループは 従 来 向 け 内 ツアー 商 品 で ある サンライズツアー に 加 えて アジアから 客 をター ゲットとした 体 験 型 商 品 エクスペリエンスジャパン ブランド を 新 たに 立 ち 上 げ 13 年 4 月 より 販 売 を 開 始 した( 図 -3-4) リピーターが 増 加 傾 向 にあるアジア ニーズに 対 応 うた す べく 価 格 訴 求 体 験 重 視 を 謳 った 果 物 狩 りを 盛 り 込 ん だ 商 品 気 が 高 く タイをはじめ 台 湾 香 港 マレーシア イ ンドネシアから 観 光 客 参 加 が 目 立 つという 図 -3-4 JTB エクスペリエンスジャパン ロゴ 資 料 :( 株 )JTBグローバルマーケティング&トラベル 世 界 遺 産 登 録 で 富 士 山 関 連 ツアーが 拡 充 13 年 6 月 に 富 士 山 信 仰 対 象 と 芸 術 源 泉 が 世 界 文 化 遺 産 に 登 録 されたことから 今 後 需 要 増 を 見 込 んで 向 け 富 士 山 関 連 ツアーを 拡 充 する 動 きが 見 られた JTBグループでは サンライズツアー ブランド 新 しいコ ンセプトツアーとして 富 士 山 世 界 遺 産 ネイチャーガイドウォー キング 富 士 山 世 界 遺 産 サイクリング 帰 りコースを 設 定 体 験 重 視 エクスペリエンスジャパン ブランドでは 世 界 遺 すげがさ 産 登 録 礎 となった 山 岳 信 仰 をテーマとして 金 剛 杖 と 菅 笠 を 身 に 着 けてウオーキングするなどユニークな 企 画 を 盛 り 込 んだ 富 士 山 山 岳 信 仰 ウォーク 帰 りコースを 設 定 した はとバスでは 13 年 7 月 より 英 語 で 案 内 する 富 士 山 ツアーを 試 験 的 に 運 したところ 従 来 客 層 に 加 え 東 南 アジア 客 利 用 が 増 加 した 同 社 では 同 ツアー 通 年 化 を 図 るとして いる 年 報 2014 67
JR 東 本 と 富 士 急 富 士 急 山 梨 バスは 前 年 12 年 に 新 た に 発 売 した 限 定 周 遊 きっぷ Mt.Fuji Round Trip Ticket を13 年 も 引 き 続 き 発 売 有 効 期 間 2 間 最 大 でおよ そ 半 額 となる 料 金 設 定 とし JR 東 本 センター などで 販 売 した これに 併 せ ウェブ 上 で 富 士 山 観 光 に 関 する 情 報 発 信 も 積 極 的 に 展 開 しており 富 士 急 では 従 来 本 向 けに 提 供 していた 富 士 山 エリア 情 報 発 信 ウェブサ イト フジヤマNAVI 語 版 ( 英 語 中 語 ( 繁 体 字 簡 体 字 ) 韓 語 )を13 年 4 月 に 開 設 した( 図 -3-5) ごと し こう 利 用 者 嗜 好 違 いに 配 慮 し コンテンツ 配 置 や 色 調 など 言 語 ごとに 異 なるデザインを 採 用 している 点 が 特 徴 である 図 -3-5 富 士 急 フジヤマNAVI トップページ i) 英 語 ii) 中 語 ( 繁 体 字 ) ムスリム 受 け 入 れ 態 勢 強 化 13 年 度 は 観 光 庁 が 東 南 アジア 100 万 プラン を 掲 げて 東 南 アジアから 誘 客 策 を 積 極 的 に 展 開 したこともあっ て 東 南 アジアから 客 は 順 調 に 増 加 している 同 地 域 にはムスリムが 多 いことから 彼 らを 迎 える 上 で 必 要 な 受 け 入 れ 態 勢 整 備 取 り 組 みが 各 地 で 進 められた ムスリム 者 を 受 け 入 れる 際 に 求 められる 取 り 組 みポ イントは 大 きくは 食 事 と 祈 祷 環 境 2 点 である 食 事 面 では ムスリムを 受 け 入 れる 飲 食 施 設 においては ハラー ルフード 対 応 が 求 めら れ る ムスリムは アルコール や 豚 肉 が 禁 忌 である 他 他 食 肉 も 一 定 基 準 を 満 たしているもに 限 定 される そこで ムスリム 観 光 客 受 け 入 れに 積 極 的 な 地 域 では こうしたムスリム 特 有 食 事 に 関 する 知 識 を 域 内 宿 泊 施 設 や 飲 食 店 などに 広 めるためセミナーを 開 催 する 動 きが 目 立 った( 表 -3-7) 表 -3-7 主 なムスリム 関 連 セミナー 開 催 状 況 開 催 時 期 2013 年 1 月 長 野 県 下 諏 町 2014 年 開 催 地 2 月 東 京 都 中 央 区 / 埼 玉 県 さいたま 3 月 東 京 都 港 区 4 月 長 野 県 軽 井 沢 町 5 月 東 京 都 港 区 / 北 海 道 札 幌 / 愛 知 県 名 古 屋 6 月 大 阪 府 大 阪 / 愛 媛 県 松 山 / 京 都 府 京 都 / 長 崎 県 長 崎 7 月 神 奈 川 県 横 浜 / 岐 阜 県 高 山 / 茨 城 県 水 戸 / 愛 知 県 名 古 屋 静 岡 県 御 殿 / 大 阪 府 泉 佐 野 / 富 山 8 月 県 富 山 / 鳥 取 県 鳥 取 / 新 関 西 際 空 港 / 神 奈 川 県 横 浜 / 兵 庫 県 神 戸 9 月 鹿 児 島 県 鹿 児 島 / 京 都 府 京 都 / 長 野 県 岡 谷 10 月 宮 城 県 仙 台 / 奈 良 県 奈 良 11 月 奈 良 県 橿 原 / 東 京 都 新 宿 区 / 岐 阜 県 岐 阜 / 福 島 県 12 月 成 田 際 空 港 栃 木 県 栃 木 / 東 京 際 空 港 ( 羽 田 空 港 ) 2 月 / 東 京 都 台 東 区 / 北 海 道 函 館 / 滋 賀 県 大 津 / 北 海 道 富 良 野 / 中 部 際 空 港 3 月 愛 知 県 名 古 屋 / 石 川 県 金 沢 / 神 奈 川 県 箱 根 町 / 北 海 道 千 歳 / 新 潟 県 新 潟 資 料 : 各 種 資 料 をもとに( 公 財 ) 本 交 通 公 社 作 成 資 料 : 富 士 急 ( 株 ) (4) 受 け 入 れ 態 勢 拡 充 動 き 着 地 側 受 け 入 れ 態 勢 拡 充 動 きを 概 観 す ると 13 年 はムスリム(イスラム 教 徒 ) 者 へ 対 応 強 化 や 無 料 Wi-Fi 整 備 動 きが 目 立 った また 14 年 に 予 定 され ている 消 費 税 免 税 制 度 改 正 に 備 え 登 録 免 税 店 拡 大 を 目 指 す 動 きが 見 られた 68 祈 祷 環 境 では ムスリムが 安 心 して 祈 祷 することできる 所 確 保 が 不 可 欠 である 成 田 際 空 港 では05 年 に 設 置 した Silence Room 名 称 を13 年 12 月 に Prayer Room に 変 更 し ムスリム 利 便 性 快 適 性 を 向 上 させた 関 西 際 空 港 では14 年 4 月 従 来 あった1カ 所 祈 祷 室 に 代 えて3カ 所 新 設 し 礼 拝 前 に 身 体 を 清 めるため 施 設 を 用 意 するなど 設 備 を 拡 充 させている 商 業 施 設 では 12 年 9 月 に 千 歳 アウト レットモール レラが 礼 拝 室 を 設 置 しているが 13 年 度 中 には プレミアム アウトレットが 御 殿 店 りんくう 店 酒 々 井 店 に
3 着 地 側 動 向 礼 拝 室 を 設 置 した 13 年 11 月 には 北 海 道 観 光 振 興 機 構 が ムスリムおもてな しガイド を 発 ( 図 -3-6) ムスリムに 関 する 基 礎 知 識 他 ムスリム 観 光 客 を 受 け 入 れる 際 に 不 可 欠 な 飲 食 礼 拝 接 客 に 関 する 知 識 を 事 例 とともに 分 かりやすく 紹 介 している 図 -3-6 北 海 道 観 光 振 興 機 構 ムスリムおもてなしガイド 案 内 所 などで 受 け 取 れば アクセスポイント 周 辺 において14 間 無 料 でWi-Fi 環 境 を 利 用 することが 可 能 である( 図 -3-7) 図 -3-7 NTT 東 本 者 向 け 無 料 Wi-Fi i ) 専 用 カード ii) 利 用 可 能 所 案 内 資 料 :( 公 社 ) 北 海 道 観 光 振 興 機 構 無 料 Wi-Fi 整 備 世 界 的 なスマートフォン タブレット 端 末 普 及 を 背 景 に 先 でも 無 線 通 信 を 無 料 で 手 軽 に いたいという 者 ニーズが 近 年 高 まってきた 無 線 通 信 代 表 的 な 規 格 が Wi-Fi(ワイファイ) であるが 公 衆 サービスとして 無 料 Wi-Fi 環 境 が 整 備 されている 地 域 が 存 在 する 一 方 で 本 では 有 料 電 話 通 信 サービス 利 用 が 本 間 で 定 着 し ているため が 本 滞 在 中 に 無 料 で 手 軽 に 使 え るWi-Fi 環 境 が 十 分 に 整 備 されていないが 現 状 である 受 け 入 れ 態 勢 充 実 を 図 る 上 で 無 料 Wi-Fi 必 要 性 は 以 前 より 指 摘 されていた 一 部 地 域 や 観 光 施 設 では 先 的 に 整 備 が 進 められていたが 13 年 度 は 無 料 Wi-Fi 環 境 整 備 動 きが 加 速 した 山 梨 県 は 他 地 域 に 先 駆 けて12 年 1 月 より 観 光 客 誘 致 と 受 け 入 れ 環 境 整 備 促 進 などを 目 的 とした やま なしFree Wi-Fiプロジェクト を 推 進 東 本 電 信 電 話 株 式 会 社 ( 以 下 N T T 東 本 )は 同 プロジェクト 協 働 企 業 として 県 内 Wi-Fi 環 境 整 備 を 進 めてきた 13 年 に 入 ると NTT 東 本 は 他 地 域 と 協 働 をさらに 拡 大 同 年 7 月 には 横 浜 と 者 向 け 無 料 Wi-Fi 環 境 整 備 に 関 する 協 力 覚 書 を 締 結 し 新 横 浜 ラーメ ン 博 物 館 や 横 浜 赤 レンガ 倉 庫 など 主 要 観 光 スポットを 含 む 内 536カ 所 アクセスポイントを 提 供 14 年 末 までに2,000カ 所 整 備 を 目 指 すとした また 同 年 12 月 には 東 北 観 光 推 進 機 構 土 交 通 省 東 北 運 輸 局 東 北 7 県 仙 台 と 連 携 して こ れまで 東 北 一 部 地 域 で 展 開 していた 向 け 無 料 Wi-Fiサービスを 東 北 全 域 に 拡 大 した NTT 東 本 が 提 供 する 無 料 Wi-Fi 仕 組 みでは はIDやパスワードが 記 載 されている 専 用 カードを 観 光 資 料 : 東 本 電 信 電 話 ( 株 ) 消 費 税 免 税 制 度 改 正 に 向 けた 動 き 14 年 3 月 31 消 費 税 法 施 令 一 部 を 改 正 する 政 令 を 内 閣 が 制 定 し 者 など 非 居 住 者 に 対 して 消 費 税 が 免 除 される 輸 出 物 品 販 売 制 度 ( 以 下 消 費 税 免 税 制 度 ) 改 正 が われた こ 改 正 は14 年 10 月 1 以 降 取 引 に 適 用 されることとなった 改 正 ポイントは 免 税 対 象 物 品 範 囲 拡 大 である 従 来 は 食 品 や 化 粧 品 医 薬 品 など 本 滞 在 中 に 消 費 される 可 能 性 ある 消 耗 品 は 輸 出 物 品 販 売 ( 以 下 免 税 店 )で 免 税 販 売 対 象 であったが 法 改 正 によりこれら 品 目 が 免 税 対 象 となった 新 たな 消 費 税 免 税 制 度 開 始 に 先 駆 け 観 光 庁 と 経 済 産 業 省 は 免 税 店 拡 大 を 目 指 した 普 及 啓 発 を 積 極 的 に 展 開 改 正 後 は 提 出 書 類 記 載 事 項 簡 素 化 も われることから 従 来 百 貨 店 など 大 規 模 店 舗 に 加 え 観 光 地 小 規 模 店 舗 にも 許 可 申 請 動 きが 広 がることが 期 待 される ( 川 口 明 子 ) 表 -3-8 輸 出 物 品 販 売 ( 消 費 税 免 税 店 ) 店 舗 数 (2014 年 4 月 時 点 ) ( 単 位 : 件 ) 店 舗 数 構 成 比 前 年 と 差 北 海 道 283 4.9% 46 東 北 81 1.4% 8 関 東 2,851 49.4% 642 北 陸 信 越 194 3.4% 18 中 部 366 6.3% 107 近 畿 1,267 21.9% 217 中 126 2.2% 14 四 50 0.9% 2 九 州 477 8.3% 76 沖 縄 82 1.4% 25 総 計 5,777 100.0% 1,155 資 料 : 経 済 産 業 省 観 光 庁 資 料 をもとに( 公 財 ) 本 交 通 公 社 作 成 年 報 2014 69