社 会 科 ( 公 民 的 分 野 ) 学 習 指 導 案 北 広 島 町 立 大 朝 中 学 校 教 諭 三 田 直 子 1. 日 時 平 成 26 年 12 月 10 日 ( 水 )4 校 時 2. 場 所 3 年 生 教 室 3. 学 級 第 3 学 年 ( 男 子 10 名 女 子 12 名 計 22 名 ) 4. 単 元 名 第 3 編 私 たちの 生 活 と 経 済 第 3 章 財 政 と 国 民 の 福 祉 第 2 節 私 たちの 生 活 と 政 府 のはたらき チャレンジ 公 民 税 金 を 増 やすことは 必 要 か 5. 単 元 について (1) 単 元 観 本 単 元 は, 学 習 指 導 要 領 社 会 編 公 民 的 分 野 内 容 2-(2)イ 私 たちと 経 済 の 内 容 であ る この 大 項 目 は, 個 人, 企 業 及 び 国 や 地 方 公 共 団 体 治 の 経 済 活 動 を 扱 い, 経 済 活 動, 市 場 経 済, 財 政 の 役 割 について 考 えさせることなどを 主 なねらいとしている 中 項 目 イ 国 民 の 生 活 と 政 府 の 役 割 の 学 習 では, 主 に 財 政 について 学 習 する 国 や 地 方 公 共 団 体 が 果 たしている 役 割 や, 財 源 の 確 保 と 配 分 という 観 点 から 財 政 の 役 割, 租 税 の 意 義 と 役 割 について 考 えさせるとともに, 国 民 の 1 人 として 納 税 の 義 務 について 理 解 させることを 主 なねらいとしている 本 時 は 税 金 を 増 やすことは 必 要 か というテーマで 消 費 税 増 税 について 考 えさせる 内 容 であ る 現 代 の 日 本 社 会 においては, 長 引 く 不 況 による 低 成 長, 国 債 費 の 増 大, 少 子 高 齢 社 会 におけ る 社 会 保 障 とその 財 源 の 確 保 の 問 題 などから 生 活 と 経 済, 特 に 政 府 の 財 源 確 保 について 頻 繁 に 議 論 されている 主 権 者 として 日 本 の 税 金 に 関 する 課 題 について 考 えるとともに, 税 の 負 担 者 とし て 自 分 の 将 来 と 現 在 の 経 済 に 対 する 関 心 を 高 め, 経 済 的 な 事 象 をとらえる 見 方 や 考 え 方 の 基 礎 や 経 済 を 含 めた 現 代 社 会 に 関 する 課 題 を 解 決 しようとする 態 度 を 育 てる 単 元 であると 考 える (2) 生 徒 観 本 学 級 の 生 徒 のこの 単 元 に 関 わる 意 識 知 識 等 について 本 単 元 学 習 前 のアンケートは 以 下 の 通 りである ( 22 人 中 21 人 が 解 答 ) 1 12 月 14 日 には 何 があります 選 挙 16 人 か 衆 議 院 議 員 総 選 挙 解 散 総 選 挙 1 人 無 回 答 5 人 2 国 民 の 義 務 3つ 答 えなさい 完 答 :1 人 ( 子 どもに 普 通 教 育 を 受 けさ 誤 答 子 どもに 普 通 教 育 を 受 けさせる 義 務 教 育 を 受 せる 義 務 勤 労 の 義 務 納 税 の ける 義 務 8 人 義 務 ) 3 今 の 日 本 の 人 口 は 約 何 人 です 約 1 億 3000 万 人 1 億 2700 万 人 :7 人 か 1 億 2711 万 3000 人 ( 平 1 億 8000 万 人 :2 人 成 26 年 6 月 1 日 ) その 他 (70 億 人 9 千 万 人 1 億 人 2 億 8000 万 人
3 万 人 11 億 人 ): 各 1 人 無 回 答 :6 人 4 今 の 日 本 の 人 口 に 関 する 問 題 少 子 高 齢 化 17 人 や 課 題 をあげてください 少 子 化 2 人 ( 複 数 回 答 可 ) 人 口 減 少 1 人 地 方 中 枢 都 市 や 三 大 都 市 に 人 口 が 集 中 している:1 人 無 回 答 2 人 5 今 の 日 本 の 消 費 税 は 何 %です 正 答 者 :18 人 か 8% 6 今 後 ( 現 段 階 では 17 年 4 月 ) 正 答 者 :20 人 消 費 税 は 何 %になりますか 7 消 費 税 以 外 にあなたが 知 って たばこ 税 :6 人 いる 税 1つでも 多 く 教 所 得 税 :5 人 えてください 自 動 車 税 4 人 酒 税 2 人 法 人 税 関 税 住 民 税 各 1 人 無 回 答 :7 人 8 税 金 は 何 に 使 われていますか 公 共 施 設 :7 人 できるだけ 多 く 書 いてくださ 道 路 :4 人 い 教 科 書 :4 人 公 務 員 の 給 料 :3 人 年 金 :3 人 選 挙 消 防 救 急 車 : 各 1 人 無 回 答 :5 人 1より, 毎 時 授 業 で 新 聞 記 事 やニュースから 時 事 問 題 に 取 り 組 んできた 社 会 の 動 きについて, 関 心 は 高 まりつつあるが, 解 散 総 選 挙 と 書 くことができなかったことからニュース( 情 報 )を 正 確 に 捉 える 力 がついていない 2より, 公 民 的 分 野 で 学 習 した 国 民 の 義 務 についての 知 識 が 定 着 されていない 知 識 概 念 を 習 得 し, 思 考 を 深 めるためにも, 繰 り 返 し 伝 えていくことが 必 要 である 4より, 少 子 高 齢 社 会 についての 知 識 及 び 課 題 意 識 があると 思 われる 5~7より, 税 消 費 税 についての 関 心 理 解 があると 思 われる ただし, 今 の 消 費 税 率 を 知 らない 生 徒 が 3 人 いることが 問 題 である 8より, 国 民 の 1 人 として, 税 金 の 使 い 道 を 知 り, 納 税 者 としての 態 度 を 育 てる 必 要 がある (3) 指 導 観 本 校 の 研 究 主 題 である 知 識 を 活 用 して 学 力 を 高 める 学 習 指 導 の 構 築 協 調 学 習 の 手 法 を 用 い た 学 習 指 導 の 工 夫 改 善 を 通 して~について, 知 識 構 成 型 ジグソー 法 という 手 法 を 用 いて 思 考 を 深 める 場 面 を 築 きたいと 考 える 知 識 構 成 型 ジグソー 法 とは, 次 のように 展 開 する 1エ
キスパート 活 動 :グループにわかれて, 資 料 を 読 んだり 活 動 したりして,1 つの 課 題 についてい くつかの 異 なる 視 点 から 学 習 する 2ジグソー 活 動 : 学 習 したことを 持 ち 寄 って 新 しいグループ をつくり, 持 ち 寄 った 知 識 を 組 み 合 わせて 新 しい 課 題 を 解 く 3クロストーク:ジグソー 活 動 で 見 えてきた 多 様 な 解 を 教 室 全 体 で 交 流 させ, 各 自 が 多 様 な 解 の 共 通 点 や 差 異 を 考 えるこ とで, 課 題 についての 理 解 を 深 め, 自 分 が 考 えていた 所 より, 少 し 適 応 範 囲 の 広 い 活 用 できる 知 識 の 獲 得 を 目 指 す ( 三 宅 他 2011) 問 題 解 決 的 な 課 題 を 設 定 し, 生 徒 同 士 がかかわり 合 い 学 び 合 う 場 面 を 意 図 的 に 仕 組 むことで 研 究 主 題 に 迫 りたい 生 徒 の 思 考 判 断 表 現 力 をつけるために,また, 考 えやすいように,ね らいの 精 選 と 簡 潔 明 瞭 な 主 発 問 にする 思 考 が 深 まることで, 興 味 関 心 がうまれ, 知 識 や 概 念 の 定 着 にもつながり, 国 民 の 主 権 者 として 日 本 の 税 金 に 関 する 課 題 について 考 えるとともに, 税 の 負 担 者 として 自 分 の 将 来 と 現 在 の 経 済 に 対 する 関 心 を 高 め, 経 済 的 な 事 象 をとらえる 見 方 や 考 え 方 の 基 礎 や 経 済 に 関 する 課 題 を 解 決 しようとする 態 度 の 育 成 という 単 元 目 標 の 達 成 にも 近 づ くと 考 える また, 学 習 指 導 要 領 解 説 社 会 編 総 説 3 社 会 科 改 訂 の 要 点 [ 公 民 的 分 野 ] で 現 代 社 会 をとらえるための 見 方 や 考 え 方 を 育 てるのが 公 民 的 分 野 改 訂 の 主 なねらいとなっている そ れをふまえ, 本 時 は 税 の 負 担 者 として 日 本 の 現 状 を 捉 えた 上 で, 自 分 の 将 来 とかかわらせて 考 え ることができる 資 料 の 工 夫 や 発 問 の 工 夫 を 行 い, 思 考 の 深 まりを 目 指 したい そして, 生 徒 一 人 一 人 が 財 政 ( 本 時 では 増 税 について)の 学 習 を 通 して, 現 代 社 会 の 問 題 に 対 する 考 察 を 積 み 重 ね ることで, 税 の 負 担 者 として 自 分 の 将 来 と 関 連 させて 考 える 視 点 や 態 度 を 高 めたいと 考 える 6. 単 元 の 目 標 市 場 の 働 きにゆだねることが 難 しい 諸 問 題 に 関 して, 国 や 地 方 公 共 団 体 が 果 たしている 役 割 について 考 えることができる 財 源 の 確 保 と 配 分 という 観 点 から 財 政 の 役 割 について 考 えることができる 租 税 の 意 義 と 役 割 について 考 えるとともに 国 民 の 納 税 の 義 務 について 理 解 することができる 7. 単 元 の 評 価 規 準 社 会 的 な 事 象 への 社 会 的 な 資 料 活 用 の 技 能 社 会 的 事 象 についての 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 表 現 知 識 理 解 市 場 の 働 きにゆだね 市 場 の 働 きにゆだねる 財 政 の 役 割 や 国 や 地 社 会 資 本 の 整 備, 公 ることが 難 しい 諸 問 ことが 難 しい 諸 問 題 に 方 公 共 団 体 の 経 済 活 害 の 防 止 など 環 境 の 題 に 対 する 国 や 地 方 対 して 国 や 地 方 公 共 団 動 についての 様 々な 保 全, 社 会 保 障 の 充 公 共 団 体 の 経 済 活 動 体 が 果 たす 役 割 につい 情 報 手 段 を 用 いて 収 実, 消 費 者 の 保 護, や 財 政 について 考 え て 多 面 的 多 角 的 に 考 察 集 し, 有 用 な 情 報 を 租 税 の 意 義 と 役 割 及 ようとし, 意 欲 的 に し,その 過 程 や 結 果 を 表 適 切 に 選 択 して, 読 び 国 民 の 納 税 の 義 務 追 究 している 現 している み 取 ったり 図 表 など について 理 解 し,そ 税 の 負 担 者 として 租 財 政 の 役 割 について, 少 にまとめたりしてい の 知 識 を 身 に 付 けて 税 の 使 い 道 などにつ 子 高 齢 化 など 現 代 社 会 る いる いて 理 解 と 関 心 を 深 の 特 色 を 踏 まえて 多 面
めるなど 納 税 者 とし ての 自 覚 を 持 ってい る 的 多 角 的 に 考 察 し,そ の 過 程 や 結 果 を 適 切 に 表 現 している 国 や 地 方 公 共 団 体 の 経 済 活 動 に 関 わる 課 題 を 見 いだし, 対 立 と 合 意, 効 率 と 公 正 の 視 点 から 多 面 的 多 角 的 に 考 察 し,その 過 程 や 結 果 を 表 現 している 少 子 高 齢 社 会 における 社 会 保 障 とその 財 源 の 確 保 の 問 題 について, 自 分 の 将 来 と 関 わらせて 考 え,まとめ, 説 明 して いる 8. 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 全 7 時 間 ) 本 時 (7/7) 第 3 章 財 政 と 国 民 の 福 祉 第 1 節 政 府 の 仕 事 と 財 政 時 学 習 内 容 1 財 政 のはたらき 2 地 方 公 共 団 体 の 仕 事 と 財 政 第 3 章 財 政 と 国 民 の 福 祉 時 学 習 内 容 1 生 活 を 守 るはたらきと 社 会 資 本 の 整 備 評 価 関 思 技 知 評 価 規 準 評 価 方 法 財 政 が 国 民 の 生 活 を 支 えるためにあ ること, 歳 入 と 歳 出 の 項 目 について 理 解 している 税 負 担 の 公 正 なあり 方 及 び 国 債 の 意 義 と 現 在 の 財 政 における 国 債 の 問 題 を 理 解 している 〇 資 料 の 読 み 取 りから 国 の 財 政 につい ての 情 報 を 適 切 に 選 択 し, 読 み 取 っ ている 第 2 節 私 たちの 生 活 と 政 府 のはたらき 評 価 関 思 技 知 評 価 規 準 評 価 方 法 社 会 資 本 の 整 備, 公 害 の 防 止 など 環 境 の 保 全, 社 会 保 障 の 充 実, 消 費 者 の 保 護 など 人 々の 生 活 を 向 上 するた めに 果 たす 国 や 地 方 公 共 団 体 の 役 割 を 理 解 している
2 社 会 保 障 のしくみと 財 生 存 権 を 保 障 するためにつくられた 政 社 会 保 障 制 度 について 考 え, 関 心 を 持 っている 3 高 齢 社 会 における 福 祉 高 齢 社 会 の 中 で 介 護 保 険 制 度 を 中 心 の 充 実 と 生 きがい とした 福 祉 の 現 状 と 今 後 の 課 題 につ いて 考 えている 4 景 気 の 動 きとその 対 策 資 本 主 義 経 済 で 景 気 の 変 動 が 起 きる 理 由 や 問 題 点,それに 対 する 金 融 政 ワークシ 策 と 財 政 政 策 を 考 えている ート 5 チャレンジ 公 民 税 制 を 素 材 にして, 国 の 財 政 や 社 会 本 税 金 を 増 やすことは 必 保 障 問 題 について 多 面 的 多 角 的 に ワ ー ク シ 時 要 か 考 え,その 過 程 や 結 果 を 表 している ート 資 料 から 有 用 な 情 報 を 適 切 に 読 み 取 っている 9. 本 時 の 展 開 (1) 目 標 税 制 をテーマに 国 の 財 政 や 社 会 保 障 問 題 について, 既 習 事 項 をふまえて 多 面 的 多 角 的 に 考 え,その 過 程 や 結 果 を 表 現 している 思 考 判 断 表 現 (2) 評 価 規 準 概 ね 満 足 であると 評 価 される 生 徒 の 状 況 (B) テーマに 対 して,これまでの 学 習 をふまえて 多 面 的 多 角 的 に 考 え,その 過 程 や 結 果 を 自 分 の 言 葉 で 表 現 している (3) 準 備 物 生 徒 教 科 書 ( 公 民 的 分 野 ) ファイル 指 導 者 教 科 書 ホワイトボード(7つ) ペン(7セット) エキスパート 資 料 A/B /C ジグソー 活 動 用 記 録 用 紙 出 席 番 号 磁 石 タイマー タブレット( 借 金 時 計 ) エキスパート 資 料 A 税 制 の 現 状 : 日 本 の 税 制 と 諸 外 国 の 税 制 消 費 税 を 中 心 に エキスパート 資 料 B 国 の 財 政 の 現 状 : 国 債 費 エキスパート 資 料 C 高 齢 社 会 と 社 会 保 障 費 の 変 化 (4) 学 習 の 流 れ( 第 2 節 5 時 間 目 / 全 5 時 間 ) 評 価 規 準 指 導 上 の 留 意 事 項 ( ) 学 習 活 動 観 点 ( 努 力 を 要 する 状 況 と 判 断 した 生 徒 への 指 導 の 手 立 て) ( 評 価 方 法 )
1 課 題 意 識 をもた せる 2 本 時 のめあてを 確 認 する 税 制 消 費 税 率 等 の 復 習 テンポよく 答 えさせる 教 科 書 で 確 認 させる 国 の 歳 入 歳 出 の 主 な 項 目 は 何 ですか (P161) 税 の 種 類 は(P161) 今, 消 費 税 は 何 %ですか 今 後 何 %に 増 税 しようと 言 われていますか 消 費 税 増 税 について 賛 成 か 反 対 かの 立 場 を 明 らかにさせる 中 心 発 問 に 対 する 自 分 の 立 場 を, 出 席 番 号 の 書 いた 磁 石 を 用 いて 意 思 表 示 させる 数 名 理 由 を させる < 言 語 活 動 の 充 実 > テーマについて, 既 習 事 項 やこれまでの 生 活,ニュース 等 の 情 報 から 考 える ( 思 考 力 ) 考 えに 基 づいて, 賛 成 もしくは 反 対 の 判 断 をする ( 判 断 力 ) テーマに 対 して, 全 員 が 理 由 をつけて 自 分 の 考 えを 表 す ( 表 現 力 ) 予 想 される 生 徒 の 答 え 不 必 要 が 9 割 ~10 割 < 言 語 活 動 の 充 実 > なぜ という 問 いによって 根 拠 を 考 えさせる 単 に 答 え 探 しをするのではなく, 生 徒 の 考 えの 深 まりや 視 点 の 拡 大 を 図 る 中 心 発 問 なぜ, 消 費 税 増 税 に 賛 成 しているのだろうか < 言 語 活 動 の 充 実 > 協 調 学 習 の 知 識 構 成 型 ジグソー 法 という 手 法 を 用 いることで 話 し 合 い 活 動 の 充 実 や 思 考 の 深 まりを 図 る 3 中 心 発 問 に 対 す エキスパート 資 料 の 配 付 る 考 えを 深 めて エキスパート 資 料 を 読 み 込 ませる いく 机 間 指 導 を 行 い, 全 員 が 資 料 を 読 み 取 れる エキスパート 活 動 ようになることを 伝 える < 言 語 活 動 の 充 実 > 伝 えあう 活 動 を 通 して, 相 手 にわかりやすく 説 明 したり 相 手 の 話 を 聞 いた りする 力 を 伸 ばす ( 話 す こと 聞 くこと) 資 料 から 読 み 取 れてほしいこと エキスパート 資 料 A: 消 費 税 について~ 諸 外 国 の 消 費 税 率 と 日 本 の 歳 入 の 変 化 エキスパート 資 料 B: 国 債 費 が 増 え 続 けていること エキスパート 資 料 C: 高 齢 化 社 会 と 社 会 保 障 費 の 増 加 資 料 から 有 用 な 情 報 を 適 切 に 読 み 取 って いる 技 能 (エキスパー ト 資 料 )
< 言 語 活 動 の 充 実 >コミュニケーション 活 動 を 通 して 理 解 したことを 相 手 に 伝 える 力 聞 いたことをまとめる 力 根 拠 を 考 えさせる ジグソー 活 動 ジグソー 活 動 の 席 順 に 移 動 させる 司 会 記 録 を 決 めさせる 記 録 係 の 生 徒 に 記 録 用 紙 等 を 配 布 する グループで 中 心 発 問 に 対 する 答 えをまとめさせる 賛 成 反 対 だけでなく, 資 料 をふまえて 理 由 も 書 くように 指 示 す る 思 考 のゆさぶり: 借 金 時 計 を 見 せる クロストーク 班 でまとめた 意 見 を する < 言 語 活 動 の 充 実 > まとめる 力 ( 思 考 判 断 表 現 力 ) 資 料 に 基 づいて 根 拠 を 述 べる 自 分 の 考 えがどのように 変 わったか, 過 程 や 結 果 を 書 くことで 思 考 の 深 まりを 図 る 4 意 見 を 聞 き, 情 報 を 読 み, 最 終 的 に 自 分 の 考 えがど のように 変 わっ たか, 過 程 や 結 果 をにまと める 個 人 思 考 の 時 間 生 徒 のまとめ 例 私 は 消 費 税 増 税 に 賛 成 する 理 由 は 次 のように 考 えまし た 諸 外 国 と 比 較 すると 日 本 の 消 費 税 は 低 いと 思 いま す 自 分 が 40 歳 になったとき, 社 会 保 障 費 はさらに 増 大 し, 国 債 金 もおそらく 増 大 しているでしょう 将 来 を 考 えると 今 のうちから 少 しずつ 財 源 を 確 保 していく 方 がよいと 思 い, 消 費 税 増 税 に 賛 成 しているのだと 思 いま す 私 は, 消 費 税 増 税 によって 集 まった 税 金 の 使 い 道 がこれ からの 将 来 のためだと 思 い, 賛 成 しているのだと 思 いま す 経 済 成 長 するためや 国 民 みんなの 役 に 立 つような 使 い 方 を 考 えてもらいたいです 税 制 をテーマ に 国 の 財 政 や 社 会 保 障 問 題 について, 既 習 事 項 をふま えて 多 面 的 多 角 的 に 考 え,その 過 程 や 結 果 を 表 現 している 思 考 判 断 表 現 () 5 次 回 にむけて 中 心 発 問 に 対 する 自 分 の 立 場 を, 出 席 番 号 の 書 いた 磁 石 を 用 いて 意 思 表 示 させる < 言 語 活 動 の 充 実 > 学 習 を 通 じて, 考 えの 深 まりや 変 化 を 確 認 する ( 思 考 力 判 断 力 表 現 力 )
賛 成 の 人 の 考 えを 知 りました ではみんなは 消 費 税 増 税 に 賛 成 か 反 対 か 次 回 議 論 してみたいと 思 います 板 書 計 画 12/10( 水 ) 復 習 なぜ, 消 費 税 増 税 に 賛 成 しているのだろうか 国 家 財 政 の 歳 入 歳 出 の 主 なもの 賛 成 反 対 本 税 の 種 類 時 の 1グループ 3グループ 7グループ 消 費 税 8% 10% 流 れ 消 費 税 についての 次 回 :あなたは 消 費 税 増 税 に 賛 成 ですか, 反 対 ですか 世 論 調 査 グラフ 引 用 資 料 財 務 省 ホームページ http://www.mof.go.jp/ もっと 知 りたい 税 のこと 平 成 25 年 7 月 OECD ホームページ http://www.oecd.org/tokyo/ 風 早 健 史 2013 今 がわかる 時 代 がわかる 世 界 地 図 成 美 堂 出 版