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Transcription:

英 語 教 育 分 野 第 1 節 英 語 教 育 における 学 士 力 の 考 察 今 日 の 国 際 社 会 は 国 境 や 言 語 の 枠 組 みを 越 えてあらゆる 活 動 が 進 展 し 地 球 規 模 での 情 報 交 流 が 日 常 化 しており 世 界 共 通 言 語 としての 英 語 の 活 用 力 なくしては 文 化 的 経 済 的 に 豊 かな 生 活 を 送 る ことが 困 難 になってきている ところで これまでの 大 学 の 英 語 教 育 を 振 り 返 ると 高 等 学 校 までの 延 長 線 上 にある 言 語 能 力 向 上 のための 教 育 が 中 心 となっており 卒 業 しても 英 語 を 実 践 的 に 駆 使 して 活 動 する 力 が 十 分 に 身 につ いていないのが 現 状 である これからの 英 語 教 育 に 求 められるものは 言 語 学 修 に 偏 向 した 教 育 ではなく 地 球 市 民 として 言 語 の 壁 を 越 えて 主 体 的 に 行 動 できるようにすることである そのためには 日 常 生 活 での 実 践 的 な 活 用 に 加 え 専 門 分 野 の 知 識 技 能 を 国 際 社 会 で 活 用 できる 実 践 的 な 英 語 能 力 が 必 要 になる そこで 英 語 教 育 における 学 士 力 の 到 達 目 標 として 以 下 の 三 点 を 考 察 した 第 一 に 英 語 の 基 本 語 彙 や 基 本 文 法 をもとに より 高 い 技 能 と 運 用 能 力 を 実 践 できること 第 二 に 英 語 で 情 報 を 理 解 して 考 えをまとめ 対 話 を 通 じて 情 報 意 見 などの 交 換 ができること 第 三 に 専 門 分 野 の 必 要 性 に 応 じて 適 切 なレベルの 英 語 語 彙 英 語 表 現 を 使 用 できることとした 到 達 目 標 1 英 語 の 基 本 語 彙 や 基 本 文 法 をもとに より 高 い 技 能 と 運 用 能 力 を 実 践 できる ここでは いかなる 専 門 分 野 においても 英 語 を 用 いて 意 思 伝 達 できるようにするため 高 い 語 学 運 用 能 力 を 身 につけさせなければならない そのため 学 んだ 語 彙 力 文 法 力 をさらに 強 化 し 社 会 の 身 近 な 話 題 について その 内 容 を 的 確 に 把 握 し 与 えられた 課 題 や 日 常 の 必 要 に 応 じて 意 思 を 伝 達 し 発 表 できることを 目 指 す コア カリキュラムのイメージ 語 彙 文 法 表 現 など 到 達 度 1 大 学 入 学 時 までに 培 った 語 彙 力 を 前 提 に さらに 必 要 な 語 彙 を 獲 得 し 活 用 できる 2 大 学 入 学 時 までに 培 った 文 法 知 識 を 活 用 して 英 語 でより 適 切 な 表 現 ができる 3 日 常 的 な 話 題 を 読 み 聞 き 口 頭 や 文 章 で 伝 達 することができる 4 社 会 の 身 近 な 話 題 について 英 語 で 意 見 を 述 べ 発 表 質 問 することができる 測 定 方 法 1 4は 英 語 の 語 彙 力 文 法 知 識 技 能 能 力 の 達 成 度 を 客 観 的 試 験 及 びCan-Doリストなどによ り 確 認 する 到 達 目 標 2 英 語 で 情 報 を 理 解 して 考 えをまとめ 対 話 を 通 じて 情 報 意 見 などの 交 換 ができる ここでは 国 際 社 会 で 課 題 解 決 や 目 標 達 成 を 行 っていくために 世 界 の 人 々と 相 互 理 解 を 図 ること を 目 指 し 英 語 を 用 いて 意 見 を 形 成 交 換 できなければならない そのため 必 要 な 情 報 を 従 来 のメ ディアに 加 えてネット 上 の 新 たなメディアを 通 じて 迅 速 正 確 に 収 集 理 解 し 有 効 活 用 できるこ とを 目 指 す 20

コア カリキュラムのイメージ 英 語 による 多 様 なコミュニケーションなど 到 達 度 1 英 字 新 聞 やネット 上 の 英 文 情 報 などを 概 括 的 に 理 解 し また 英 語 文 献 を 精 読 できる 2 様 々なメディアを 通 じてニュースや 番 組 などを 視 聴 鑑 賞 し その 概 要 を 伝 達 意 見 交 換 でき る 3 様 々な 英 語 使 用 者 と 口 頭 や 文 書 で 自 分 なりの 表 現 を 用 いて 意 見 交 換 することができる 測 定 方 法 1 3は 教 員 などによる 評 価 日 本 国 内 で 普 及 している 外 部 試 験 や 各 大 学 の 多 様 な 試 験 及 び 学 修 ポートフォリオ などにより 確 認 する 到 達 目 標 3 専 門 分 野 の 必 要 性 に 応 じて 適 切 なレベルの 英 語 語 彙 英 語 表 現 を 使 用 できる ここでは 研 究 交 流 学 会 専 門 誌 での 発 表 製 品 開 発 条 件 交 渉 などの 国 際 的 な 活 動 を 主 体 的 に 行 うために 専 門 分 野 に 関 する 英 語 の 文 献 を 読 み 講 義 を 理 解 し 課 題 を 英 語 で 表 現 できなければな らない そのためには 専 門 分 野 で 使 用 される 頻 度 の 高 い 語 彙 と 文 章 表 現 の 特 徴 及 び 論 理 展 開 などを 修 得 している 必 要 がある コア カリキュラムのイメージ 専 門 基 礎 分 野 の 語 彙 英 語 論 文 作 成 の 基 本 表 現 など 到 達 度 1 専 門 分 野 における 英 語 文 献 や 英 語 の 講 義 講 演 などを 概 括 的 に 理 解 できる 2 専 門 分 野 におけるテーマについて 英 語 で 意 見 交 換 発 表 することができる 測 定 方 法 1と2は 専 門 分 野 の 教 員 と 連 携 して 試 験 やプレゼンテーションなどにより 確 認 する 第 2 節 到 達 目 標 の 一 部 を 実 現 するための 教 育 改 善 モデル 英 語 教 育 における 教 育 改 善 モデル 1 上 記 到 達 目 標 の 内 英 語 で 情 報 を 理 解 して 考 えをまとめ 対 話 を 通 じて 情 報 意 見 などの 交 換 がで きる を 実 現 するための 教 育 改 善 モデルを 提 案 する 1. 到 達 度 として 学 生 が 身 につける 能 力 1 英 字 新 聞 やネット 上 の 英 文 情 報 などを 概 括 的 に 理 解 し また 英 語 文 献 を 読 解 できる 2 様 々なメディアを 通 じてニュースや 番 組 などを 視 聴 鑑 賞 し その 概 要 を 伝 達 意 見 交 換 でき る 3 様 々な 英 語 使 用 者 と 口 頭 や 文 書 で 自 分 なりの 表 現 を 用 いて 意 見 交 換 することができる 2. 改 善 モデルの 授 業 デザイン 2.1 授 業 のねらい 英 語 で 読 む 書 く 聞 く 話 す の4 技 能 のバランスが 図 られていないため 社 会 で 積 極 的 に 英 語 を 用 いる 能 力 を 身 につけさせることが 困 難 であった 多 くは 英 語 検 定 試 験 (TOEIC TO EFLなど) 対 策 や 技 能 向 上 だけを 目 指 す 学 びであって 英 語 を 実 用 とする 学 びとなっていない ここで 提 案 する 授 業 は 英 語 による 文 章 作 成 や 口 頭 発 表 などを 行 う 発 信 型 の 学 修 活 動 を 通 じて 21

学 修 内 容 の 定 着 と 実 践 的 運 用 能 力 の 向 上 を 図 るとともに 国 際 的 な 活 動 に 英 語 を 用 いて 積 極 的 に 参 画 する 態 度 を 身 につける 教 育 を 目 指 すことにした 2.2 授 業 の 仕 組 み ここでは 英 語 を 手 段 としてコミュニケーションを 行 い 英 語 を 用 いて 世 界 に 関 与 できることを 到 達 度 評 価 の 基 準 として 考 える 短 期 間 での 学 びではなく 英 語 の 基 礎 から 応 用 を 含 めて4 年 間 を 通 した 教 育 計 画 を 策 定 し 卒 業 時 点 で 学 修 成 果 を 質 保 証 できるようにする 実 践 的 な 英 語 運 用 能 力 を 実 現 するために 英 語 の 授 業 に 加 え 他 の 授 業 科 目 との 関 係 性 の 中 で 授 業 を 組 み 立 てる また 社 会 や 世 界 への 関 与 を 醸 成 できるように ネットを 通 じて 学 びの 成 果 を 公 表 し 学 外 から の 意 見 評 価 を 踏 まえて 振 り 返 りを 行 う 学 修 の 場 を 提 供 する なお 英 語 によるコミュニケーショ ン 力 を 高 め 現 実 的 な 英 語 使 用 の 場 面 を 増 やすために 授 業 はできるだけ 英 語 で 行 うことが 必 要 で ある 2.3 授 業 にICT を 活 用 したシナリオ 以 下 に 授 業 シナリオの 一 例 を 紹 介 する 1 この 授 業 は 基 礎 の 語 彙 と 文 法 及 び 英 語 の 一 般 的 な 文 章 構 成 法 を 理 解 し 活 用 できることを 前 提 としている 到 達 していない 場 合 には 学 修 支 援 システム のサイトにおいてグループ 単 位 で 教 員 及 びファシリテーター を 介 して 学 生 の 能 力 に 応 じたeラーニング を 行 う 2 グループや 協 働 での 学 修 を 通 じて 学 修 支 援 システム 上 に 英 語 で 情 報 を 収 集 まとめさせると ともに 英 語 によるスピーチ プレゼンテーション ディスカッション ディベートなどを 体 験 させて グループで 課 題 別 に 学 修 成 果 を 中 間 的 にまとめ 発 表 させる 3 他 のグループの 成 果 を 相 互 に 評 価 論 評 し それらの 成 果 や 評 価 論 評 を 学 修 支 援 システム 上 などで 参 考 にしながら 学 修 成 果 を 改 良 する 4 対 面 や 学 修 支 援 システムを 通 じて 他 の 教 員 ネイティブ スピーカー 実 務 者 専 門 家 などか ら 外 部 評 価 を 受 け 実 際 に 使 える 能 力 を 客 観 的 に 点 検 し 振 り 返 りを 通 じて 自 らの 英 語 学 修 の 改 善 策 を 考 えさせる 5 実 際 の 活 動 場 面 録 画 映 像 などの 成 果 物 を 学 生 同 士 で 相 互 評 価 させるとともに 外 部 評 価 を 加 える 2.4 授 業 にICTを 活 用 した 学 修 内 容 方 法 以 下 に 学 修 内 容 方 法 の 一 例 を 紹 介 する 1 学 修 支 援 システムに 掲 載 したグループの 課 題 に 必 要 な 専 門 用 語 や 文 型 などを 含 む 英 語 表 現 を 学 ぶ 2 英 語 による 課 題 の 理 解 に 必 要 な 基 礎 知 識 を 獲 得 するために 学 修 支 援 システム 上 で 他 の 授 業 科 目 と 連 携 して 学 ばせる 3 eラーニング メール テレビ 会 議 SNSなどを 通 じて 効 果 的 な 英 語 コミュニケーションの 技 法 を 学 び 対 人 異 文 化 交 流 を 体 験 する 4 課 題 に 対 する 発 表 を 教 室 及 びネット 上 で 行 い 相 互 評 価 や 外 部 評 価 を 通 じて 発 表 の 論 理 性 や 内 容 について 振 り 返 らせる 5 学 修 ポートフォリオや 授 業 録 画 などを 利 用 して 学 修 した 成 果 を 振 り 返 らせる 2.5 授 業 にICTを 活 用 して 期 待 される 効 果 1 グローバルな 情 報 に 積 極 的 に 接 することができ 多 様 な 英 語 情 報 を 理 解 分 析 して 学 びに 活 用 することができる 2 世 界 中 の 人 々と 英 語 で 様 々な 問 題 についてオンライン オフラインで 意 見 交 換 し 理 解 を 深 め 22

ることができる 3 外 部 の 意 見 や 評 価 をネット 上 や 対 面 で 受 けることで 発 表 の 論 理 性 や 発 表 内 容 について 振 り 返 りができる 2.6 授 業 にICTを 活 用 した 学 修 環 境 1 学 内 外 での 授 業 交 流 意 見 交 流 するための 学 修 支 援 システムやSNSなどのプラットフォーム が 必 要 である 2 学 修 ポートフォリオシステム ネット 上 での 学 びを 支 援 するファシリテーターが 必 要 である 3 外 部 に 情 報 を 公 開 し 意 見 を 求 める 際 の 注 意 事 項 誹 謗 中 傷 などへの 対 応 策 を 決 めておく 必 要 がある 3. 改 善 モデルの 授 業 の 点 検 評 価 改 善 この 授 業 の 点 検 評 価 改 善 は 診 断 テスト 到 達 度 テスト アンケートや 学 修 ポートフォリオ 外 部 の 実 務 者 の 評 価 などを 用 いて 英 語 の 教 員 関 連 分 野 の 教 員 が 授 業 の 進 行 内 容 成 果 及 びコ ミュニケーション 能 力 を 評 価 シートに 基 づいて 点 検 する さらに 授 業 の 質 保 証 を 担 保 するために 学 内 外 を 通 じたコンソーシアムのアドバイスを 受 ける( 表 ) 表 評 価 シート 4. 改 善 モデルの 授 業 運 営 上 の 問 題 及 び 課 題 1 他 の 授 業 科 目 との 連 携 が 実 質 的 に 図 られるようにするため 大 学 の 学 部 学 科 のガバナンスと して 教 員 同 士 による 授 業 協 力 のシステムを 構 築 することが 不 可 欠 となる 2 グループや 協 働 での 学 修 を 積 極 的 かつ 円 滑 にするため 上 級 学 年 生 や 大 学 院 生 によるファシリ テーターを 大 学 のガバナンスとして 制 度 化 し 学 生 目 線 での 相 談 助 言 が 実 現 できるようにする 3 外 部 評 価 者 の 選 定 と 依 頼 外 部 評 価 の 方 法 を 考 慮 する 必 要 がある 4 卒 業 時 の 学 修 成 果 の 到 達 度 評 価 について 大 学 教 員 間 で 基 準 を 申 し 合 わせておくことが 必 要 と なる 23

英 語 教 育 における 教 育 改 善 モデル 2 上 記 到 達 目 標 の 内 専 門 分 野 の 必 要 性 に 応 じて 適 切 なレベルの 英 語 語 彙 英 語 表 現 を 使 用 できる を 実 現 するための 教 育 改 善 モデルを 提 案 する 1. 到 達 度 として 学 生 が 身 につける 能 力 1 専 門 分 野 における 英 語 文 献 や 英 語 の 講 義 講 演 などを 概 括 的 に 理 解 できる アカデミック ボキャブラリーとして 各 分 野 共 通 の570 語 彙 に 加 えて 分 野 別 に 頻 度 の 高 い 専 門 語 彙 を 理 解 し 活 用 できる 分 野 に 特 有 な 文 型 慣 用 表 現 文 章 構 成 法 などの 表 現 方 法 を 理 解 し 活 用 できる 2 専 門 分 野 におけるテーマについて 自 分 の 考 えを 英 語 で 作 成 し 発 表 することができる 分 野 に 必 要 な 教 養 と 専 門 知 識 を 修 得 し 利 用 できる 専 門 分 野 について 英 語 で 理 解 し 英 語 で 発 表 できる 2. 改 善 モデルの 授 業 デザイン 2.1 授 業 のねらい 英 語 の 学 びが 運 用 能 力 の 技 法 に 偏 向 しているため 専 門 分 野 を 学 ぶために 必 要 な 英 語 力 が 身 につ いていない これまでの 英 語 教 育 の 多 くはTOEIC TOEFLなど 英 語 検 定 試 験 対 策 や 技 能 向 上 だけを 目 指 す 学 びであって 英 語 を 実 用 とする 学 びとなっていない ここで 提 案 する 授 業 は 専 門 分 野 をグローバルな 視 点 で 理 解 できるようにするため 国 際 的 な 動 向 や 考 えを 英 語 で 理 解 し 英 語 で 表 現 発 信 できる 能 力 を 目 指 すことにした 2.2 授 業 の 仕 組 み ここでは 4 年 間 または6 年 間 のカリキュラ ムを 通 じて 専 門 分 野 で 英 語 を 活 用 できる 能 力 を 身 につけさせるために 専 門 科 目 と 英 語 の 統 合 授 業 を 前 提 とする 英 語 で 専 門 分 野 のレポート を 作 成 し 発 表 できることを 到 達 度 の 評 価 基 準 として 考 える このため 専 門 教 員 と 英 語 教 員 が 連 携 して 指 導 を 行 うプラットフォームを 構 築 し 専 門 知 識 は 専 門 教 員 が 英 語 は 英 語 教 員 が 対 等 な 関 係 を 保 ちながら 協 働 教 育 を 展 開 する また 学 生 には グループでの 協 働 学 修 による 学 びの 場 ネット を 通 じて 学 びの 成 果 を 公 表 する 場 社 会 の 評 価 を 受 けて 振 り 返 りを 行 う 場 を 提 供 する( 図 ) 図 授 業 の 仕 組 み 2.3 授 業 にICTを 活 用 したシナリオ 以 下 に 授 業 シナリオの 一 例 を 紹 介 する 1 この 授 業 は 基 礎 の 語 彙 と 文 法 及 び 英 語 の 一 般 的 な 文 章 構 成 法 を 理 解 し 活 用 できることを 前 提 としている 到 達 していない 場 合 には 学 修 支 援 システムのサイトにおいてグループ 単 位 で 学 生 の 能 力 に 応 じたeラーニングを 行 う 2 プラットフォーム 上 で 専 門 と 英 語 の 教 員 が 授 業 内 容 役 割 分 担 など 協 働 授 業 の 運 営 について 意 識 合 わせを 行 う 24

3 授 業 はグループや 協 働 での 学 び 合 いを 積 極 化 するため 上 級 学 年 生 によるファシリテーターを 導 入 する 4 学 修 成 果 の 通 用 性 を 点 検 確 認 するため 学 修 成 果 を 社 会 に 公 表 し 外 部 の 助 言 を 求 める 5 学 修 到 達 度 の 確 認 は グループ 発 表 にどのように 各 個 人 が 関 与 したかを 学 修 ポートフォリオ 上 で 相 互 評 価 させ 専 門 知 識 と 英 語 表 現 について それぞれ 専 門 教 員 と 英 語 教 員 がチェックする 2.4 授 業 にICTを 活 用 した 学 修 内 容 方 法 以 下 に 学 修 内 容 方 法 の 一 例 を 紹 介 する 1 専 門 分 野 の 基 礎 知 識 をある 程 度 理 解 させた 上 で 協 働 授 業 を 行 う 理 解 の 確 認 はネット 上 の 小 テ ストで 理 解 度 を 点 検 し 理 解 度 が 不 足 している 場 合 にはeラーニングで 再 学 修 させる 2 学 修 内 容 に 即 した 英 語 コンテンツを 提 示 してグループで 予 習 させ 内 容 を 学 修 支 援 システム 上 に 掲 載 させる 3 専 門 分 野 の 教 員 と 英 語 教 員 が 講 読 すべき 原 書 やネット 上 の 英 語 情 報 について 事 前 に 打 合 せを 行 い オンライン オフラインで 学 修 者 が 効 果 的 に 修 得 できるようにする 4 授 業 ごとに 発 展 学 修 を 課 して 専 門 分 野 の 英 語 語 彙 表 現 の 定 着 を 図 る その 際 に ファシリテー ターが 学 修 支 援 を 行 う 5 発 展 学 修 の 成 果 は グループでの 発 表 や 大 学 間 での 相 互 評 価 を 行 い 優 れた 成 果 をネット 上 で 発 信 し 通 用 性 を 確 認 させる 2.5 授 業 にICTを 活 用 して 期 待 される 効 果 1 理 解 度 が 不 足 している 部 分 を 繰 り 返 しeラーニングで 再 学 修 できる 2 学 びの 通 用 性 についてグローバルに 点 検 確 認 ができ 学 びを 国 際 的 な 基 準 で 判 断 できる 3 自 立 的 に 学 びを 展 開 し 学 びを 深 めることに 積 極 的 に 取 り 組 む 姿 勢 を 身 につけることができる 2.6 授 業 にICTを 活 用 した 学 修 環 境 1 学 内 外 での 授 業 交 流 意 見 交 流 するためのプラットフォームが 必 要 である 2 国 際 社 会 に 開 かれた 大 学 間 のコンソーシアムを 計 画 し ネットを 通 じて 学 生 の 学 びの 成 果 が 公 表 され 社 会 から 評 価 が 受 けられる 仕 組 みの 構 築 が 必 要 である 3 学 修 ポートフォリオシステム ネット 上 での 学 びを 支 援 するファシリテーターが 必 要 である 3. 改 善 モデルの 授 業 の 点 検 評 価 改 善 この 授 業 の 点 検 評 価 改 善 は 診 断 テスト 到 達 度 テスト 成 果 発 表 アンケートや 学 修 ポー トフォリオなどを 用 いて 英 語 の 教 員 教 科 専 門 の 教 員 が 授 業 の 進 行 内 容 成 果 及 び 協 働 の 在 り 方 と 役 割 分 担 を 評 価 シートに 基 づいて 点 検 する さらに 学 内 外 を 通 じた 教 員 同 士 のコンソーシア ムのアドバイスを 受 ける 4. 改 善 モデルの 授 業 運 営 上 の 問 題 及 び 課 題 1 専 門 教 員 と 英 語 教 員 が 協 働 での 授 業 設 計 運 営 が 可 能 となるよう 大 学 ガバナンスとして 教 員 同 士 による 授 業 連 携 の 仕 組 みを 組 織 的 に 構 築 することが 不 可 欠 となる 2 学 内 学 外 を 通 じた 教 員 同 士 のコンソーシアムを 形 成 するために 大 学 としての 組 織 的 な 支 援 が 必 要 となる 3 グループや 協 働 での 学 修 を 積 極 かつ 円 滑 にするため 上 級 学 年 生 や 大 学 院 生 によるファシリテー ターを 大 学 のガバナンスとして 制 度 化 し 学 生 目 線 での 相 談 助 言 が 実 現 できるようにする 4 国 際 社 会 に 情 報 を 公 開 し 意 見 を 求 める 際 の 注 意 事 項 として 人 種 宗 教 文 化 などの 適 切 な 表 現 についてガイドラインが 必 要 となる 25

第 3 節 改 善 モデルに 必 要 な 教 育 力 FD 活 動 と 課 題 1 英 語 教 員 に 期 待 される 専 門 性 1 言 語 の 多 様 性 と 文 化 の 相 互 理 解 に 強 い 関 心 を 持 ち 使 命 感 と 倫 理 観 を 持 って 共 生 社 会 の 持 続 的 な 発 展 に 関 与 できること 2 言 語 文 化 社 会 の 多 元 的 価 値 を 常 に 意 識 し 複 眼 的 な 視 点 から 言 語 とコミュニケーションの 在 り 方 を 探 求 できること 3 様 々な 領 域 に 関 心 を 持 ち 英 語 教 育 について 創 造 的 かつ 革 新 的 な 探 究 ができること 4 他 分 野 の 専 門 領 域 や 社 会 と 連 携 し 協 働 して 課 題 に 取 り 組 む 姿 勢 を 有 していること 5 言 語 と 社 会 の 結 び 付 きの 有 用 性 に 気 付 かせ 英 語 によるコミュニケーションに 主 体 的 実 践 的 に 取 り 組 ませられること 6 ICTなどの 教 育 に 活 用 できる 資 源 技 術 方 法 を 用 いて 積 極 的 な 参 加 を 促 す 教 育 ができる こと 2 教 育 改 善 モデルに 求 められる 教 育 力 1 カリキュラムに 反 映 された 教 育 理 念 を 十 分 に 理 解 した 上 で 当 該 授 業 の 位 置 付 けを 相 互 に 共 有 し 協 働 して 授 業 を 実 施 工 夫 改 善 できること 2 専 門 分 野 と 社 会 との 協 働 を 通 じて 英 語 を 実 践 的 に 活 用 し 社 会 活 動 に 参 画 できる 教 育 計 画 を つくることができること 3 主 体 的 な 学 修 を 実 現 するために グループダイナミックスと 相 互 評 価 を 組 み 合 わせて 効 果 的 な 授 業 マネジメントができること 4 社 会 で 活 用 できる 実 践 的 能 力 を 身 につけさせるため 対 等 の 立 場 で 専 門 分 野 の 教 員 と 役 割 を 分 担 し 到 達 目 標 を 提 示 することができること 5 ICTなどを 活 用 して 教 員 学 生 間 のコミュニケーション 適 切 な 教 材 作 成 eラーニングの 指 導 ができること 3 教 育 力 を 高 めるためのFD 活 動 と 大 学 としての 課 題 (1)FD 活 動 1 大 学 の 社 会 的 責 務 と 役 割 を 十 分 に 理 解 し 定 期 的 な 授 業 公 開 及 び 研 修 会 などを 開 催 し 授 業 改 善 に 組 織 的 に 取 組 む 必 要 がある 2 社 会 や 他 学 部 の 教 員 と 定 期 的 に 意 見 交 換 を 行 い 英 語 を 実 践 的 に 活 用 するカリキュラムデザイ ン 及 び 教 育 方 法 の 研 究 会 を 通 じて 改 善 イメージを 公 表 する 場 を 設 ける 必 要 がある 3 学 内 外 の 専 門 家 を 招 聘 し 教 育 方 法 教 材 作 成 などの 指 導 を 受 ける 研 修 会 を 設 ける 必 要 がある 4 ティーチングポートフォリオ や 学 生 による 授 業 評 価 などから 第 三 者 による 適 切 な 評 価 助 言 を 受 けて 授 業 改 善 につなげる 仕 組 みを 設 ける 必 要 がある (2) 大 学 としての 課 題 1 ICTを 活 用 した 教 育 方 法 を 支 援 する 体 制 を 構 築 する 必 要 がある 2 大 学 内 外 で 意 識 を 共 有 化 し 教 育 方 法 教 材 評 価 方 法 基 準 などのデータベース 化 を 整 備 す る 必 要 がある 3 アドミッション カリキュラム ディプロマのポリシー に 沿 って 教 員 が 行 う 主 体 的 な 取 り 組 みを 人 的 財 政 的 に 支 援 推 進 する 必 要 がある 4 世 界 に 通 用 する 英 語 教 育 の 質 保 証 を 持 続 的 に 行 う 必 要 がある 26