南 城 市 情 報 化 基 本 計 画 ( 概 要 版 ) 平 成 21 年 度 ~ 平 成 23 年 度 平 成 21 年 3 月 情 報 推 進 課
目 次 情 報 化 計 画 策 定 にあたっての 基 本 事 項 (1) 背 景 1 (2) 平 成 20 年 度 までの 情 報 化 の 取 組 み 1 (3) 計 画 策 定 期 間 1 (4) 情 報 化 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 1 1. 地 域 情 報 化 の 現 状 及 び 情 報 化 方 針 1.1 産 業 振 興 1.1.1 情 報 通 信 産 業 に 係 る 企 業 の 誘 致 2 1.1.2 農 水 産 物 のインターネット 販 売 3 1.1.3 地 域 共 同 ポータルサイトの 構 築 4 1.2 観 光 産 業 1.2.1 観 光 総 合 ポータルサイトの 構 築 5 1.3 健 康 福 祉 1.3.1 子 育 て 情 報 提 供 システムの 構 築 6 1.3.2 高 齢 者 子 供 見 守 りネットワークの 構 築 7 1.4 教 育 文 化 1.4.1 市 民 の 情 報 リテラシー 教 育 支 援 8 1.5 地 域 内 外 の 相 互 理 解 深 耕 1.5.1 デジタルアーカイブの 構 築 9 1.6 市 民 ニーズに 準 じた 行 政 サービス 1.6.1 自 動 交 付 機 の 導 入 10 1.6.2 コンビニ 収 納 の 導 入 11 1.6.3 市 民 サービスコールセンター 構 築 12 1.6.4 公 金 クレジット 決 済 13 2. 行 政 内 部 の 情 報 化 に 関 する 現 状 と 情 報 化 の 方 針 2.1 電 子 自 治 体 の 推 進 2.1.1 公 有 財 産 台 帳 の 構 築 14 2.1.2 公 共 施 設 の 地 デジ 対 策 15 2.1.3 基 幹 系 システムのリプレース 15 2.1.4 基 幹 系 情 報 系 ネットワークの 統 合 16 2.1.5 情 報 系 システムのリプレース 17 2.1.6 認 証 方 式 の 見 直 し( 生 体 認 証 方 式 の 導 入 ) 17 2.1.7 情 報 資 産 管 理 監 視 システムの 見 直 し 19 2.1.8 勤 怠 管 理 システム 入 退 室 管 理 システムの 見 直 し 20 2.1.9 サーバ 統 合 21 2.1.10 法 定 外 公 共 物 管 理 台 帳 構 築 21 2.1.11 沖 縄 マップセンターへの 参 画 22 2.1.12 電 子 入 札 システムの 構 築 23 3. 小 中 学 校 における 情 報 化 に 関 する 現 状 と 情 報 化 の 方 針 3.1 教 職 員 用 パソコンの 整 備 24 3.2 教 育 における ICT の 活 用 促 進 24 3.3 学 校 における 備 品 台 帳 の 電 子 化 25 3.4 メールマガジンの 構 築 25
情 報 化 計 画 策 定 にあたっての 基 本 事 項 (1) 背 景 社 会 の 構 造 変 化 により 国 は 地 方 自 治 体 に 多 くの 権 限 と 責 任 を 委 ねる 地 方 分 権 化 を 進 めると ともに 健 全 な 行 財 政 運 営 への 体 制 作 りを 求 めている 南 城 市 においては 職 員 の 人 員 定 数 削 減 を 進 める 一 方 行 政 の 多 様 化 高 度 化 専 門 化 が 進 む 中 で 市 民 への 質 の 高 い 行 政 サービスを 継 続 的 に 提 供 できる 組 織 変 革 や 仕 組 み 作 りを 行 って いる 本 計 画 の 策 定 にあたっては 内 部 事 務 の 高 度 化 による 電 子 自 治 体 の 推 進 と 市 民 の 声 を 取 り 入 れながら ICT を 活 用 したまちづくり について 検 討 を 行 い 南 城 市 の 身 の 丈 に 合 っ た 情 報 化 推 進 のための 計 画 を 検 討 した 情 報 化 基 本 計 画 は 市 の 情 報 化 を 推 し 進 めていくための 指 標 となるものだが 外 部 要 因 ( 社 会 情 勢 ) 及 び 内 部 要 因 ( 財 政 事 情 等 )によって 適 宜 見 直 していくものとする (2) 平 成 20 年 度 までの 情 報 化 の 取 組 み 平 成 18 年 1 月 の4 町 村 合 併 に 伴 い 各 庁 舎 を 結 ぶ 情 報 ネットワーク 基 盤 を 構 築 した また 各 字 の 公 民 館 を 中 核 とした 放 送 設 備 の 改 善 を 行 うとともに 登 録 された 方 の 携 帯 電 話 やパソコンのメー ルへ 文 字 や 音 声 での 情 報 配 信 を 行 っている また 離 島 である 久 高 地 区 においてもネットワークが 構 築 されたことにより 高 速 なインタ ーネットの 利 用 が 可 能 となった (3) 計 画 策 定 期 間 平 成 21 年 度 ~ 平 成 23 年 度 (3 年 間 ) (4) 情 報 化 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 (1) 南 城 市 の 身 の 丈 にあった 情 報 化 を 進 める 1 南 城 市 の 情 報 化 は 情 報 化 に 対 する 緊 急 性 問 題 の 大 きさ 及 び 市 民 サービスへの 貢 献 度 の 視 点 で 優 先 施 策 を 検 討 する 2 情 報 化 には 制 度 や 仕 組 みの 改 革 職 員 や 市 民 の 意 識 改 革 を 伴 う 制 度 や 仕 組 みづくりにお ける 容 易 性 も 考 慮 する 3 国 は e-japan 戦 略 以 降 電 子 自 治 体 の 構 築 を 推 し 進 めているが 市 の 情 報 化 への 支 出 には 限 界 がある そのため 国 の 政 策 どおりのスケジュールでは 情 報 化 の 実 現 は 難 しい (2) 南 城 市 の 特 徴 を 生 かした 情 報 化 を 進 める 南 城 市 の 人 口 規 模 産 業 構 造 地 理 的 条 件 歴 史 文 化 などを 生 かせる 情 報 化 を 計 画 する 地 域 の 抱 えている 課 題 や 南 城 市 の 状 況 に 応 じた 情 報 化 計 画 を 検 討 する 1
2. 地 域 情 報 化 の 現 状 及 び 情 報 化 方 針 1.1 産 業 振 興 1.1.1 情 報 通 信 産 業 に 係 る 企 業 の 誘 致 1. 事 業 の 概 要 情 報 通 信 産 業 の 誘 致 1 南 城 市 の 美 しい 自 然 と 調 和 できる 産 業 を 誘 致 するものとし 大 規 模 な 土 地 開 発 を 行 わない 2 企 業 誘 致 場 所 として 大 里 南 小 学 校 跡 地 の 利 用 を 検 討 する 3 平 成 22 年 度 中 の 大 里 南 小 学 校 の 移 転 計 画 に 基 づき 誘 致 時 期 は 23 年 度 以 降 で 検 討 する 4 景 気 の 動 向 に 留 意 して 計 画 を 策 定 する 市 内 に 情 報 通 信 産 業 を 誘 致 することで 雇 用 創 出 による 若 者 の 定 住 化 と 地 域 経 済 の 活 性 化 によ る 財 源 の 増 加 が 見 込 める 2
1.1.2 農 水 産 物 のインターネット 販 売 農 水 産 物 のインターネット 販 売 システムを 構 築 する 1 農 水 産 物 のインターネット 販 売 は 市 がインターネット 販 売 システムを 構 築 し 民 間 企 業 又 は NPO 法 人 が 運 用 する 公 設 民 営 方 式 とする 2 南 城 市 の 目 指 す 農 水 産 産 業 を 育 成 する 方 針 と 相 違 が 生 じ 無 いことが 重 要 である そのため 市 は 可 能 な 範 囲 で 運 用 組 織 を 支 援 し 運 用 組 織 との 政 策 面 での 連 携 をとれるしくみとする 必 要 が ある 3 企 業 又 は NPO 法 人 の 運 用 に 係 る 費 用 は インターネット 販 売 に 参 加 する 農 水 産 業 に 携 わる 事 業 者 の 会 費 又 は 販 売 金 額 の 一 部 を 運 用 組 織 に 支 払 うなどの 方 式 が 考 えられる 4 将 来 的 には 地 域 共 同 ポータルサイト の 機 能 に 統 合 していくが まず 農 水 産 物 のインターネッ ト 販 売 が 可 能 なシステムとして 構 築 する 5 導 入 時 期 は 24 年 度 以 降 とする 生 産 者 の 高 齢 化 や 兼 業 農 家 の 増 加 により 少 量 生 産 者 が 増 加 している インターネットによる 販 売 を 用 いることで 生 産 者 が 消 費 者 へ 直 接 販 売 できるので 少 ない 生 産 量 でも 農 水 産 物 を 販 売 でき る 可 能 性 がもてるようになる 利 用 者 購 入 者 南 城 市 1. 行 政 が 販 売 システムを 構 築 インターネット 販 売 システム 専 業 生 産 者 兼 業 の 生 産 者 高 齢 者 の 生 産 者 集 積 支 援 配 送 指 示 運 用 組 織 2. 企 業 又 は NPO が 運 用 農 水 産 物 を 集 積 し 販 売 支 援 販 売 システムの 更 新 3
1.1.3 地 域 共 同 ポータルサイトの 構 築 南 城 市 の 農 水 産 及 び 商 工 観 光 等 に 係 る 地 域 共 同 ポータルサイト を 構 築 するとともに 運 用 の 仕 組 みを 整 備 する 地 域 共 同 ポータルサイト は 情 報 の 発 信 情 報 の 交 流 情 報 共 有 機 能 を 有 するものを 構 築 する 1 地 域 共 同 ポータルサイト は 市 が 構 築 し 運 用 は 民 間 企 業 又 は NPO 法 人 等 による 公 設 民 営 方 式 とする 2 運 用 費 用 は 地 域 共 同 ポータルサイト に 参 加 する 農 水 産 業 に 携 わる 事 業 者 の 会 費 等 によって 賄 うなどの 方 式 とする 3 平 成 24 年 度 以 降 に 予 定 する インターネット 販 売 機 能 は 地 域 共 同 ポータルサイト に 統 合 していくが まず 地 域 共 同 ポータルサイト は 情 報 の 発 信 情 報 の 交 流 情 報 共 有 機 能 をも つサイトとして 構 築 する 4 導 入 時 期 は 平 成 24 年 度 以 降 とする 1 地 域 共 同 ポータルサイト により 南 城 市 の 農 水 産 業 や 生 産 物 情 報 をまとめて 配 信 を 効 果 的 に 行 える 2 農 水 産 や 商 工 観 光 に 係 る 情 報 がまとまることで 利 用 者 からの 情 報 へのアクセス 性 が 増 すため 利 用 者 に 対 する 情 報 の 伝 達 力 が 増 す 利 用 者 購 入 者 南 城 市 1. 行 政 が 販 売 システムを 構 築 地 域 共 同 ポータルサイト 平 成 24 年 度 以 降 農 水 産 物 の 生 産 者 カフェ 等 の 事 業 者 観 光 関 連 事 業 者 観 光 ポータルサイト 平 成 22 年 度 インターネット 販 売 平 成 24 年 度 以 降 運 営 組 織 2. 企 業 又 は NPO がシステムを 最 適 な 状 態 に 更 新 する インターネット 販 売 等 の 運 用 支 援 を 行 う 4
1.2 観 光 産 業 1.2.1 観 光 総 合 ポータルサイトの 構 築 なんじょうナビ! がんじゅう 駅 心 身 の 再 生 と 復 活 の 巡 礼 路 南 城 ナビ ムービーコ ンシェルジュ 東 御 廻 り.com などの 観 光 情 報 サイトを 統 合 し 観 光 総 合 ポータルサイトとして 再 構 築 するとともに 観 光 客 とブログによる 交 流 基 盤 を 有 するものとする 1 交 流 基 盤 を 有 する 観 光 総 合 ポータルサイト は 観 光 客 とのコミュニケ-ションが 可 能 となり 一 過 性 の 観 光 に 終 わることなく 継 続 的 な 交 流 が 可 能 となり 南 城 市 ファン 作 りにつながる 2 交 流 基 盤 を 有 する 観 光 総 合 ポータルサイト は 市 がシステムを 構 築 し 運 用 は 民 間 企 業 又 は NPO 法 人 等 による 公 設 民 営 方 式 とする 3 運 用 費 用 は 交 流 基 盤 を 有 する 観 光 総 合 ポータルサイト に 参 加 する 農 水 産 業 及 び 観 光 産 業 に 携 わる 事 業 者 の 会 費 等 によって 賄 うなどの 方 式 などが 考 えられる 4 交 流 基 盤 を 有 する 観 光 総 合 ポータルサイト を 先 行 して 構 築 するが 次 ステップでは 前 出 の 地 域 共 同 ポータルサイト へ 組 み 込 む 5 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 1 交 流 基 盤 を 活 用 した 観 光 客 と 観 光 関 連 事 業 者 との 心 のふれあいができるので 新 規 顧 客 の 獲 得 やリピート 客 が 増 すものと 期 待 できる 2 交 流 基 盤 を 活 用 した 観 光 総 合 ポータルサイトによる 情 報 の 質 量 を 向 上 できる 3 観 光 振 興 のために 従 来 の 観 光 ガイドブックと 観 光 ポータルサイトとのメディアミックスによる 相 乗 効 果 が 期 待 できる 4 観 光 関 連 サイトを 一 元 管 理 することによる 事 務 の 効 率 化 が 図 れる 観 光 客 や 訪 問 者 カフェ 等 の 事 業 者 観 光 関 連 事 業 者 南 城 市 1. 市 が 販 売 システムを 構 築 観 光 ポータルサイト ブログによる 交 流 基 盤 運 用 組 織 2. 企 業 又 は NPO 等 が システムやコン テンツを 常 に 更 新 する 5
1.3 健 康 福 祉 1.3.1 子 育 て 情 報 提 供 システムの 構 築 子 育 てに 有 効 な 情 報 の 提 供 子 育 て 世 代 同 士 や 世 代 を 超 えて 助 け 合 いの 場 相 談 の 場 などの 情 報 の 提 供 や コミュニケーション が 可 能 なシステムを 構 築 する 1 子 育 てに 有 効 な 情 報 は 市 のホームページに 掲 載 するとともに 登 録 された 市 民 の 携 帯 電 話 へ 必 要 な 情 報 を 配 信 することで 確 実 に 情 報 を 活 用 できるようにする 2 子 育 て 情 報 提 供 システムは 市 が 構 築 するが 市 と 子 育 て 支 援 センターとが 連 携 し 運 営 していく 3 導 入 時 期 は 平 成 23 年 度 とする 1 有 効 情 報 やコミュニケーション 基 盤 を 利 用 して 安 心 して 子 供 を 産 んで 育 てられるため 少 子 化 対 策 が 期 待 できる 2 子 育 て 情 報 がまとまって 活 用 できるので 必 要 な 人 が 必 要 な 情 報 を 漏 れなく 活 用 することがで きるようになる 3 世 代 間 交 流 や 地 域 間 交 流 を 一 層 進 めることができ 元 気 で 明 るい 社 会 づくりの 一 歩 となる 南 城 市 市 が 子 育 て 情 報 提 供 システムを 構 築 市 民 子 育 ての 助 け 合 い 子 育 て 情 報 市 民 子 育 てのお 母 さん 子 育 て 情 報 コミュニケーション 子 育 て 支 援 センター 市 と 連 携 して 推 進 子 育 て 情 報 提 供 基 盤 子 育 て 情 報 子 育 て 情 報 コミュニケーション 6
1.3.2 高 齢 者 子 供 見 守 りネットワークの 構 築 認 知 症 の 高 齢 者 や 子 供 たちが チェックポイントを 通 過 したことを 自 動 検 知 し 通 過 時 間 等 の 情 報 を 関 係 者 に 通 知 する また 不 審 者 情 報 子 供 の 安 心 安 全 に 係 る 様 々な 情 報 を 保 護 者 等 や 関 係 者 の 携 帯 電 話 等 に 配 信 できる 機 能 を 持 つ 仕 組 みを 構 築 する また 防 犯 カメラの 活 用 も 検 討 する 1 認 知 症 の 高 齢 者 や 子 供 たちから 危 険 を 遠 ざける 仕 組 みや 危 険 に 遭 遇 した 際 に 確 実 に 対 応 できる 仕 組 みづくりとする 2プライバシーを 守 れるシステムとする 3 導 入 時 期 は 平 成 24 年 度 以 降 とする 社 会 状 況 や 技 術 動 向 などを 考 慮 し 検 討 する 1 見 守 りネットワークは 危 険 の 牽 制 問 題 が 起 こった 場 合 の 追 及 が 期 待 できる 2 人 が 対 応 しきれない 部 分 をシステムが 補 っている しかし 安 全 を 守 るのはあくまで 地 域 住 民 や 一 人 ひとりの 市 民 の 力 による 高 齢 者 の 徘 徊 子 供 の 安 全 通 学 路 やまちの 特 定 地 点 を 通 過 したら 関 係 者 に 通 知 する まちの 中 のチェックポイントや 校 門 を 出 入 りすると 関 係 者 に 通 知 する 防 犯 カメラによる 監 視 を 行 う 不 審 者 情 報 を 保 護 者 等 の 関 係 者 へ 配 信 する 7
1.4 教 育 文 化 1.4.1 市 民 の 情 報 リテラシー 教 育 支 援 市 民 団 体 や 事 業 者 が 積 極 的 にホームページやブログ 等 を 活 用 できるように 市 は 情 報 リテラシ ー 教 育 の 基 礎 づくりを 支 援 する ただし 次 ステップでは 市 民 自 らが 継 続 的 に 他 の 市 民 等 へ 教 育 を 実 施 できる 仕 組 みと 体 制 を 構 築 する 1 市 民 団 体 や 事 業 者 が 積 極 的 にホームページやブログ 等 を 活 用 できるようにするため 市 は 市 民 等 に 情 報 教 育 を 実 施 する ただし 市 が 継 続 的 に 情 報 教 育 を 行 うことには 限 界 があるため 市 民 が 他 の 市 民 へ 教 育 を 継 続 的 に 実 施 できるようにする 市 は 情 報 リテラシー 教 育 の 基 礎 づくりを 支 援 する 2 市 民 への 情 報 リテラシー 教 育 の 場 は 公 民 館 等 を 積 極 的 に 活 用 する 3 団 体 や 事 業 者 のホームページやブログが 市 のホームページとリンクを 張 れるようにする 4 導 入 時 期 は 平 成 21 年 度 ~とする 市 民 等 が 積 極 的 に 地 域 情 報 をインターネット 等 で 発 信 することで 市 民 の 視 点 で 南 城 市 の 様 々な 魅 力 を 読 者 に 伝 えることができる 公 民 館 第 1 ステップは 市 が 教 育 支 援 を 行 うが 受 講 者 が 他 の 市 民 へ 教 育 していく 第 2 ステップは パソコンやインターネット に 関 する 教 育 を 市 民 が 市 民 へ 教 えていく 教 育 の 輪 を 広 げる 8
1.5 地 域 内 外 の 相 互 理 解 深 耕 1.5.1 デジタルアーカイブの 構 築 郷 土 の 有 形 及 び 無 形 文 化 財 及 び 報 告 書 や 資 料 等 の 情 報 をデジタルアーカイブとして 蓄 積 しインタ ーネット 経 由 で 活 用 できるデータベース 閲 覧 システムを 構 築 する 写 真 又 は 動 画 行 政 の 公 開 情 報 や 報 告 書 のサマリーをデジタルアーカイブとしてインターネット 上 に 掲 載 する 完 全 なコンテンツは 電 子 図 書 室 で 閲 覧 利 用 できるものとする デジタルアーカイ ブは 多 くの 人 に Web 経 由 で 閲 覧 利 用 してもらうようにする 1 郷 土 の 有 形 及 び 無 形 文 化 財 及 び 報 告 書 や 資 料 等 をデジタル 化 し Web で 配 信 を 行 う 2 将 来 的 には デジタルアーカイブ 電 子 図 書 を 収 蔵 している 電 子 図 書 室 は 電 子 公 文 書 館 へ 発 展 させていく まず デジタルアーカイブで 所 蔵 している 資 料 や 市 の 情 報 公 開 情 報 報 告 書 などを 電 子 化 してインターネット 経 由 で 市 民 に 活 用 してもらえるシステムを 構 築 する 3 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 ~とする 1 歴 史 や 伝 統 芸 能 等 を 活 用 し 共 有 財 産 として 管 理 することで 市 内 外 の 人 々との 相 互 理 解 が 深 まる 2 伝 承 者 の 減 少 で 多 くの 貴 重 な 文 化 遺 産 が 消 えていく 懸 念 がある 貴 重 な 文 化 や 伝 統 を 後 世 に 伝 え ていくことができる 3 少 ない 財 政 負 担 で 貴 重 な 共 有 財 産 を 記 録 化 し 活 用 することができる デジタルアーカイブ 郷 土 の 有 形 及 び 無 形 文 化 財 及 び 公 開 可 能 な 公 文 書 報 告 書 や 資 料 等 をデジタル 化 し それら の 概 要 版 をインターネット 経 由 で 活 用 できる ように 整 備 する 例 : 公 開 可 能 な 情 報 として 市 の 広 報 市 勢 要 覧 総 合 計 画 や 各 種 計 画 書 報 告 書 など 電 子 図 書 室 一 般 図 書 及 び 郷 土 の 有 形 及 び 無 形 文 化 財 及 び 公 開 可 能 な 公 文 書 報 告 書 や 資 料 等 をデジタル 化 し 写 真 又 は 動 画 電 子 書 籍 などのコンテン ツが 完 全 版 として 活 用 できるように 整 備 する また 高 品 質 の 情 報 を 見 ることができるように 整 備 する 電 子 公 文 書 館 へ 発 展 させていく 9
1.6 市 民 ニーズに 準 じた 行 政 サービス 1.6.1 自 動 交 付 機 の 導 入 印 鑑 登 録 証 明 書 や 住 民 票 などの 証 明 書 類 が 自 動 交 付 機 から 取 得 できる 仕 組 みを 構 築 する 1 自 動 交 付 機 で 発 行 する 証 明 書 の 種 類 は 段 階 的 に 充 実 させる 当 面 対 応 する 証 明 書 の 種 類 は 印 鑑 登 録 証 明 書 や 住 民 票 など 証 明 書 発 行 に 際 して 窓 口 での 相 談 の 必 要 がなく 証 明 書 発 行 が 可 能 なもので かつ 発 行 枚 数 が 多 いものを 対 象 とする 戸 籍 などは 窓 口 での 相 談 が 伴 うため 自 動 交 付 機 による 対 応 は 当 面 行 わない 2 当 面 は 市 民 カード( 磁 気 カード)のような 安 価 で 個 人 認 証 レベルの 低 いカードを 用 いることとし 住 基 カードでの 取 り 扱 いは 行 わない 3 当 面 は 那 覇 市 南 風 原 町 与 那 原 町 西 原 町 などとの 広 域 交 付 サービスは 行 わない 自 動 交 付 機 による 証 明 書 発 行 が 夜 間 でも 可 能 となることから 広 域 交 付 の 効 果 が 少 ない 4 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 1 住 民 票 と 印 鑑 登 録 証 明 発 行 により 市 民 の 利 便 性 が 向 上 する 2サービス 時 間 の 拡 大 により 市 民 の 利 便 性 が 向 上 する 3 大 里 地 区 ( 庁 舎 ) 玉 城 地 区 ( 庁 舎 ) 知 念 地 区 ( 例 :がんじゅう 駅 ) 佐 敷 地 区 ( 土 日 でも 市 民 が 抵 抗 なく 入 りやすい 施 設 )にそれぞれ 1 台 ずつ 設 置 することで 市 民 は 証 明 書 の 取 得 が 容 易 にな る 4 基 幹 系 システムの 入 れ 替 え 時 期 に 合 わせた 自 動 交 付 機 の 導 入 によるコスト 削 減 を 図 る 1. 取 扱 証 明 書 は 印 鑑 登 録 証 明 書 や 住 民 票 から 開 始 する 2. 認 証 カードは 市 民 カード( 磁 気 カ ード)を 用 いる 3. 効 果 は 時 間 外 や 土 日 祝 祭 日 でも 自 動 交 付 機 で 証 明 書 類 が 取 得 できる 4. 設 置 個 所 は 玉 城 庁 舎 大 里 庁 舎 佐 敷 地 区 知 念 地 区 の 4 か 所 からス タートする 自 動 交 付 機 大 里 庁 舎 自 動 交 付 機 佐 敷 地 区 玉 城 庁 舎 知 念 地 区 自 動 交 付 機 自 動 交 付 機 10
1.6.2 コンビニ 収 納 の 導 入 24 時 間 365 日 営 業 を 行 っているコンビニエンスストアでの 納 付 を 可 能 とすることで 市 民 の 支 払 機 会 が 大 幅 に 増 し 市 税 等 の 収 納 率 を 向 上 させることができる 1 納 付 手 段 として 従 来 の 方 法 以 外 にコンビニ 収 納 も 合 わせて 検 討 する 必 要 がある ただし クレ ジット 決 済 は 将 来 の 検 討 事 項 とする 2 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 納 付 者 の 支 払 い 時 間 帯 の 大 幅 な 広 がりによる 収 納 率 の 向 上 が 期 待 できる コンビニエンスストアは 24 時 間 365 日 営 業 を 行 っているので いつでも 納 付 が 可 能 である 役 所 の 窓 口 銀 行 窓 口 自 動 引 き 落 としの 他 の 手 段 として コンビニ 収 納 を 検 討 す る 市 税 等 の 支 払 機 会 の 増 大 就 労 スタイルの 大 幅 な 変 化 による 支 払 い 方 法 を 検 討 する 必 要 がある コンビニで 支 払 いができれば 24 時 間 365 日 支 払 いが 可 能 であり 就 労 スタイルは 影 響 しなくなる しかし コンビニ 支 払 いは 手 数 料 が 高 いため 小 額 の 納 付 には 手 数 料 負 担 が 大 きくなる 11
1.6.3 市 民 サービスコールセンター 構 築 行 政 によるコールセンターは 市 民 へ 連 絡 案 内 催 告 などの 必 要 が 生 じた 場 合 にタイミングよ く 案 内 を 行 なうことが 可 能 となる また 電 話 による 簡 単 なアンケートを 取 ることも 可 能 となる コールセンターの 運 営 を 民 間 事 業 者 へアウトソーシングすることで 効 率 的 で 経 済 的 な 運 営 が 可 能 となる ア)コールセンターによる 電 話 催 告 業 務 イ) 受 診 率 向 上 を 狙 ったコールセンターによる 健 診 案 内 ウ)コールセンターによる 簡 易 アンケートの 実 施 1 職 員 でなくても 対 応 できる 業 務 を 民 間 事 業 者 のノウハウを 活 用 しアウトソーシングする 2コールセンターを 様 々な 業 務 に 活 用 し 採 算 性 を 向 上 させる ただし 導 入 の 判 断 は 他 市 町 村 の 収 納 等 の 向 上 実 績 を 評 価 したうえで 決 定 するものとする 3 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 1コールセンターを 利 用 して 市 民 に 周 知 することで 収 納 率 向 上 が 期 待 できるが 電 話 催 告 業 務 とコンビニ 収 納 とを 併 せることで より 収 納 率 向 上 が 期 待 できる 2 民 間 に 任 すことができる 業 務 は 民 間 のノウハウを 活 用 して 効 率 良 く 処 理 ができる 3 電 話 催 告 業 務 以 外 に 副 次 的 な 利 用 が 可 能 となる 電 話 催 告 時 に 他 のメッセージを 伝 えることができる 市 民 との 電 話 の 交 流 1 検 診 案 内 等 のおしらせ 2 電 話 催 告 3 簡 易 アンケート 4その 他 双 方 向 のコミュニケ-ションが 可 能 になる 12
1.6.4 公 金 クレジット 決 済 税 金 等 のクレジット 決 済 の 導 入 の 検 討 となる 固 定 資 産 税 市 民 税 軽 自 動 車 税 国 民 健 康 保 険 税 保 育 料 水 道 料 下 水 道 使 用 料 料 金 の 支 払 いとしては 各 種 施 設 使 用 料 各 種 手 数 料 等 に 対 してクレジット 決 済 が 法 的 に 可 能 となった 1クレジット 決 済 は 当 面 は 実 施 しない クレジット 決 済 は コンビニ 収 納 等 の 成 果 が 出 た 後 の 検 討 とする 2 現 状 では 自 動 引 き 落 としの 活 用 を 推 進 する 3 導 入 時 期 は 平 成 24 年 度 以 降 とする 1 市 役 所 や 銀 行 窓 口 に 行 かなくても 納 付 することができる また 自 分 の 都 合 のよい 時 間 に 納 付 す ることができる 休 日 を 含 めて24 時 間 自 宅 で 支 払 いができるなどの 点 に 納 付 者 の 利 便 性 が 他 の 納 付 方 法 に 比 べ 格 段 に 向 上 する 2 地 方 税 等 の 徴 収 にかかわる 合 理 化 や 効 率 化 を 推 進 することができる 3 収 納 率 向 上 による 市 税 の 収 入 確 保 ができる ( 課 題 ) カード 会 社 に 支 払 う 手 数 料 料 率 が 1%と 高 額 である 13
2. 行 政 内 部 の 情 報 化 に 関 する 現 状 と 情 報 化 の 方 針 2.1 電 子 自 治 体 の 推 進 2.1.1 公 有 財 産 台 帳 の 構 築 平 成 21 年 秋 以 降 導 入 される 新 公 会 計 に 適 応 するように 公 有 財 産 台 帳 を 整 備 する 財 務 諸 表 との 整 合 性 正 確 性 が 確 実 に 行 われるように 整 備 する 1 公 有 財 産 台 帳 は 当 面 は 表 計 算 ソフトで 整 備 するが 新 公 会 計 に 対 応 する 財 務 会 計 システムの 更 新 時 に 財 務 会 計 システムへ 組 み 込 んだ 管 理 に 移 行 する 2すべての 公 有 財 産 を 網 羅 する 公 有 財 産 台 帳 を 整 備 することを 基 本 とするが 財 産 管 理 として 他 の 手 段 が 適 切 な 公 有 財 産 については その 手 段 によることとする 例 : 法 律 によって 作 成 が 義 務 付 けられている 道 路 台 帳 などや 道 路 河 川 等 のインフラ 資 産 にかかる 評 価 については 取 得 原 価 などを 活 用 した 簡 便 な 方 法 を 採 用 することとする 注 : 法 定 外 財 産 台 帳 は 別 に 管 理 する 3 公 有 財 産 台 帳 は 財 務 会 計 システム( 平 成 22 年 度 にシステムを 更 改 予 定 )の 管 理 項 目 として 機 能 できるように 整 備 するが 決 算 システムや 決 算 統 計 等 の 公 表 システムとデータの 連 携 ができるよ うに 整 備 する 4 導 入 時 期 平 成 20 年 度 ~ 公 有 財 産 の 整 備 などを 進 めている 1 現 状 の 台 帳 は 紙 台 帳 で 新 公 会 計 に 適 応 できない 2 財 務 会 計 システムと 公 有 財 産 台 帳 とを 連 動 して 管 理 することで 業 務 効 率 を 向 上 させることが できる 14
2.1.2 公 共 施 設 の 地 デジ 対 策 日 本 は 世 界 最 先 端 の ICT 国 家 として 高 度 な 情 報 通 信 基 盤 を 構 築 し その 効 用 を 国 民 が 享 受 できる ことを 目 指 している そのためには 通 信 と 放 送 の 融 合 を 一 層 進 める 必 要 がある 公 共 施 設 での 地 デジ 対 策 を 行 う 1 平 成 23 年 (2011 年 )7 月 でアナログ 放 送 が 終 了 する 行 政 及 び 教 育 委 員 会 の 地 デジ 対 策 は 平 成 22 年 12 月 までに 完 了 しなければならない 2 市 民 や 民 間 等 の 地 デジ 対 策 は 市 民 や 民 間 等 の 受 益 者 負 担 を 原 則 とする 受 信 側 の 対 策 としては ア) 戸 建 て 住 宅 の 直 接 受 信 イ) 集 合 住 宅 の 共 聴 施 設 ウ) 受 信 障 害 対 策 の 共 聴 施 設 が 考 えられる 3 行 政 の 建 設 物 などの 影 響 によって 市 民 等 の 家 屋 で 受 信 ができない 場 合 の 対 応 は 行 政 が 行 う ( 現 在 のアナログ 放 送 の 場 合 大 里 庁 舎 のビル 陰 による 共 聴 施 設 対 応 を 行 っている 家 屋 が 数 件 あ る ) 4 実 施 時 期 は 平 成 21 年 度 ~とする 1 地 デジ 対 策 は 平 成 22 年 12 月 までに 完 了 しなければならない 2.1.3 基 幹 システムのリプレース 合 併 時 に 導 入 した 基 幹 システムは 合 併 後 4 年 が 経 過 しており 平 成 22 年 度 が 更 新 時 期 となる 1 業 務 効 率 を 向 上 させるため 基 幹 システムは 現 状 のクライアントサーバ 方 式 から Web 方 式 に 変 更 する Web 方 式 にすることで 行 政 ネットワーク 内 であれば どこでも 端 末 を 移 動 して 活 用 することが できる 2 現 状 のシステムで 管 理 しているデータを 新 システムに 確 実 に 移 行 させる 必 要 がある データの 真 正 性 の 確 認 を 慎 重 に 行 なわなければならない 3 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 基 幹 システムを 現 状 のクライアントサーバ 方 式 から Web 方 式 に 変 更 することで 市 民 税 申 告 や 選 挙 などでの 業 務 で 庁 舎 以 外 の 公 共 施 設 でシステムを 利 用 できるようになる 15
2.1.4 基 幹 系 情 報 系 ネットワークの 統 合 現 状 は 基 幹 系 と 情 報 系 ネットワークは 物 理 的 に 分 離 されたネットワークで 構 成 されているため 相 互 のデータ 連 携 ができない 情 報 セキュリティを 確 保 して 業 務 効 率 を 上 げるために 基 幹 系 と 情 報 系 データの 相 互 利 用 ができるネットワーク 構 成 に 変 更 する 1 情 報 セキュリティを 確 保 しながら 業 務 効 率 を 向 上 させるために 基 幹 系 と 情 報 系 ネットワークを 論 理 的 に 分 ける 方 式 にネットワークを 切 り 替 える 2 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 1 基 幹 系 と 情 報 系 ネットワークを 統 合 することで 業 務 効 率 を 上 げられる 論 理 的 にネットワークを 分 離 することで 情 報 セキュリティを 確 保 して データの 連 携 ができる ようになる 2 基 幹 系 と 情 報 系 ネットワーが 連 携 しデータを 共 通 利 用 することができるので 基 幹 系 システムに よって 更 新 されたデータは 即 時 に 他 の 情 報 系 システムに 反 映 できるため データの 不 具 合 が 起 こ らない 3ネットワークが 一 元 化 されるため システムの 保 守 管 理 が 容 易 になる 4 基 幹 系 パソコンと 情 報 系 パソコンの 共 有 が 可 能 となり 業 務 効 率 や 機 器 の 有 効 活 用 が 可 能 となる 基 幹 系 情 報 系 ネットワークの 統 合 基 幹 系 データ 基 幹 系 データ 情 報 系 データ 物 理 的 に 分 けられているのでデータの 交 流 は 不 可 能 情 報 系 データ 論 理 的 に 分 けることで データの 交 流 が 可 能 となる 16
2.1.5 情 報 系 システムのリプレース 合 併 時 に 導 入 したシステムは 合 併 後 4 年 が 経 過 しており 平 成 22 年 度 が 更 新 時 期 となる 情 報 技 術 革 新 が 進 んでおり 既 存 システムを 見 直 して 現 状 で 最 適 なシステムに 更 新 する 1 既 存 システムの 見 直 しは 勤 怠 管 理 システム ファイルセキュリティ 認 証 システム 情 報 資 産 管 理 システムなどを 対 象 とする 2 現 在 使 用 しているグループウェアは 職 員 間 のコミュニケーションや 情 報 共 有 等 に 効 果 を 発 揮 し ている 他 のシステムに 変 更 した 場 合 職 員 の 業 務 効 率 に 障 害 を 与 える 可 能 性 があることから 現 状 システムの 変 更 は 行 わない 3 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 技 術 進 歩 により 経 済 的 メリットがある 優 れたシステムを 導 入 することが 可 能 である システム の 更 新 時 期 に 合 わせてより 経 済 的 で 操 作 性 の 良 いシステムに 変 更 することは 業 務 効 率 の 向 上 に 貢 献 する 2.1.6 認 証 方 式 の 見 直 し( 生 体 認 証 方 式 の 導 入 ) 個 人 認 証 は 情 報 システムを 運 用 する 上 で 要 の 技 術 である 現 状 は IC カードとパスワードで 認 証 しているが 認 証 を 強 度 でより 確 実 なものに 変 更 することが 必 要 となっている その 一 つが 生 体 認 証 方 式 である 生 体 のユニークな 特 徴 を 認 証 とする 方 式 であるので 唯 一 無 二 の 認 証 となる その ため 基 幹 系 ネットワークや 情 報 系 ネットワークの 統 合 には 欠 かせない 技 術 となる 1 認 証 方 式 を 現 状 の IC カードとパスワードを 組 み 合 わせた 認 証 方 式 から 静 脈 を 使 った 生 体 認 証 方 式 に 切 り 替 える 2 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 1IC カードとパスワード 方 式 では 職 員 の 情 報 セキュリティに 対 する 意 識 が 低 い 場 合 管 理 が 徹 底 17
されない 欠 点 があった 職 員 の 情 報 モラルに 依 存 していたが 生 体 認 証 を 用 いることで 確 実 に 情 報 セキュリティで 決 めた 手 順 どおりに 実 施 できるので セキュリティレベルが 向 上 する 2 導 入 する 生 体 認 証 をサーバ 認 証 方 式 とすれば 情 報 セキュリティ 管 理 者 がサーバ 上 で 設 定 等 の 変 更 ができるので 効 率 性 と 安 全 性 が 向 上 する 現 状 はカード 毎 に 変 更 を 行 う 必 要 がある 3さらに サーバ 管 理 となることで 人 事 異 動 や 組 織 変 更 などの 対 応 がより 容 易 に 行 えるようにな る 4 委 託 会 社 の 社 員 の 入 退 室 管 理 にも 有 効 である サーバ 室 が 大 里 庁 舎 にあり サーバ 室 への 入 退 室 の 際 に IC カードを 貸 し 出 しているが 実 際 の 入 退 室 者 の 管 理 が 徹 底 できていない 生 体 認 証 方 式 を 活 用 することで 情 報 セキュリティの 管 理 レベルが 向 上 する 現 状 + 田 中 さんのパスワード 使 用 OK 田 中 さん 田 中 さんの IC カード + 田 中 さんのパスワード 問 題! 使 用 OK 佐 藤 さん となってしまう 田 中 さんの IC カード 田 中 さんの IC カードとパスワードを 使 えばシステムが 使 えた モラル 任 せになっていた ( 問 題 ) 変 更 後 生 体 認 証 ( 田 中 さん) 使 用 OK 田 中 さん 田 中 さんのシステムは 田 中 さんの 生 体 認 証 によって 利 用 することができる 佐 藤 さん 生 体 認 証 ( 佐 藤 さん) 佐 藤 さんの 生 体 では 田 中 さん のシステムは 使 えない または 田 中 さんと 佐 藤 さんは システムを 共 有 利 用 できない 使 用 NO 18
2.1.7 情 報 資 産 管 理 監 視 システムの 見 直 し 情 報 資 産 管 理 監 視 システムの 主 な 機 能 は 情 報 系 ネットワークにおける 情 報 資 産 管 理 及 び 情 報 セキュリティ 監 視 機 能 を 有 するシステムである 1 情 報 資 産 管 理 監 視 システムはネットワーク 管 理 においては 必 須 である 継 続 的 に 当 該 機 能 を 有 するシステムを 活 用 していくが ICT 技 術 の 進 歩 に 準 じて 安 価 な 製 品 が 多 くみられるようにな った 世 の 中 の 技 術 動 向 と 価 格 動 向 に 準 じた 最 適 システムの 導 入 を 図 る 2 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 1 情 報 系 及 び 基 幹 系 ネットワークの 統 合 を 検 討 している これらのネットワーク 統 合 が 実 現 した 場 合 情 報 資 産 管 理 監 視 システムは 現 状 の 情 報 系 システムの 活 用 のみでなく 基 幹 系 システムで も 活 用 できることになる 費 用 対 効 果 がより 顕 著 になる 2 現 状 と 同 様 の 機 能 であれば システムのランニング 費 用 を 廉 価 に 抑 えることが 可 能 となる 3 急 激 な ICT 技 術 の 進 歩 により 性 能 の 向 上 ユーザインターフェイスの 良 好 なシステムの 選 択 が 期 待 できる 情 報 推 進 課 1. 情 報 資 産 の 管 理 ネットワークに 接 続 されている PC などのハードやアプ リケーションの 管 理 2. 情 報 セキュリティ 監 視 3. 機 器 の 不 正 接 続 やアプリケーションの 不 正 導 入 の 禁 止 4.アプリケーションのパッチ 当 て 更 新 5.その 他 各 課 各 職 員 の 使 用 しているPC 等 19
2.1.8 勤 怠 管 理 システム 入 退 室 管 理 システムの 見 直 し 生 体 認 証 を 活 用 し 職 員 の 勤 怠 及 び 入 退 室 を 管 理 するするシステムである 1 合 併 時 に 導 入 した 勤 怠 管 理 システム 及 び 入 退 室 管 理 システムの 更 新 を 行 う 技 術 進 歩 により 現 状 と 同 額 の 費 用 負 担 で 機 能 及 び 運 用 上 の 利 便 性 がより 良 いシステムの 選 択 が 可 能 となった 業 務 効 率 の 向 上 が 期 待 できる 最 適 システムの 導 入 を 図 る 2 生 体 認 証 方 式 に 対 応 したシステムを 導 入 する 3 導 入 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 1 勤 怠 管 理 システム 及 び 入 退 室 管 理 システムは 生 体 認 証 方 式 を 活 用 することで より 厳 密 な 管 理 が 可 能 となる 2 生 体 認 証 方 式 を 用 いることで 情 報 セキュリティ 管 理 者 がサーバ 上 で 利 用 者 情 報 の 設 定 変 更 等 が できるようになる 異 動 時 に IC カードを 情 報 セキュリティ 管 理 者 が 回 収 しカードの 設 定 情 報 を 更 新 しなければなら ず 就 業 期 間 が 限 られている 臨 時 職 員 や 嘱 託 職 員 では IC カードの 利 用 は 実 質 的 に 難 しかった 3 現 状 と 同 様 の 機 能 であれば システムのランニング 費 用 を 廉 価 に 抑 えることが 可 能 となる 4 急 激 な ICT 技 術 の 進 歩 により 機 能 の 向 上 ユーザインターフェイスの 良 好 なシステムの 選 択 が 期 待 できる 20
2.1.9 サーバ 統 合 現 状 のサーバはアプリケーション 毎 に 構 築 されているが サーバを 仮 想 化 することで 複 数 のアプ リケーションを 一 つのサーバに 統 合 することができる 技 術 の 導 入 を 検 討 する 1アプリケーション 毎 に 構 築 されているサーバを 統 合 することで 運 用 費 用 や 管 理 面 の 負 荷 を 減 ら すこと 及 びダウンサイジングを 図 る 2サーバ 統 合 に 伴 って 今 後 はシステム 導 入 企 業 等 からはソフトウェア 等 を 提 供 してもらい 市 は サーバを 提 供 する 方 式 に 変 更 することになる 3サーバ 統 合 は 合 併 時 に 導 入 したシステムの 更 新 時 期 に 合 わせて 平 成 22 年 12 月 までに 完 了 さ せる 1サーバを 有 効 に 活 用 できるので ハードウェアに 関 する 運 用 費 管 理 費 保 守 費 用 等 のコスト 削 減 につながる 2サーバを 統 合 することで ダウンサイジングが 可 能 となり サーバ 室 を 有 効 に 活 用 できるように なる 2.1.10 法 定 外 公 共 物 管 理 台 帳 構 築 法 定 外 公 共 物 管 理 台 帳 は 地 理 情 報 システム( 以 下 GIS と 略 す)を 活 用 して 電 子 的 に 構 築 する 1 国 から 譲 渡 された 里 道 水 路 などの 法 定 外 公 共 物 を 適 正 に 管 理 する 市 が 里 道 や 水 路 などの 売 買 市 民 や 企 業 等 への 賃 貸 管 理 を 適 切 に 行 えるように GIS で 管 理 する 2GIS を 用 いて 法 定 外 公 共 物 を 管 理 するためのデータ 整 備 を 行 う 3 実 施 時 期 は 平 成 23 年 度 とする 法 定 外 公 共 物 の 貸 借 管 理 や 売 却 等 の 管 理 が 正 しく 行 えるようになる ( 例 :ゴルフ 場 内 に 里 道 があり 土 地 使 用 料 の 徴 収 を 行 う 必 要 性 や 里 道 上 に 建 設 物 がある 場 合 など は 里 道 を 買 いたいなどの 要 望 があり 法 定 外 公 共 物 を 適 正 に 管 理 する 必 要 がある) 21
2.1.11 沖 縄 マップセンターへの 参 画 1. 事 業 の 概 要 沖 縄 マップセンターでは 沖 縄 全 域 の 基 本 図 を 5 年 毎 に 更 新 することを 計 画 している 各 市 町 村 は 安 価 に 使 用 することができるが 縮 尺 は 1/2500 の 地 形 図 とデジタルオルソ 画 像 ( 航 空 写 真 )のみ の 更 新 となる 同 センターの 地 図 を 活 用 できるかは 経 過 を 見 る 必 要 がある 1 沖 縄 マップセンターの 地 図 の 活 用 可 能 性 については 沖 縄 マップセンターにおける 地 図 製 作 上 の 制 約 がある 可 能 性 があるため 今 後 センターから 提 供 される 情 報 を 基 に 活 用 できるかどうかを 検 討 する 必 要 がある 2 実 施 時 期 は 平 成 24 年 度 ~とする 1 沖 縄 マップセンターの 地 図 を 活 用 できれば 地 図 データの 更 新 を 安 価 に 行 うことができる 但 し 税 務 評 価 上 デジタルオルソ 画 像 は 3 年 毎 の 更 新 が 望 ましい 2 沖 縄 マップセンターの 地 図 は 沖 縄 全 土 の 地 図 を 活 用 できるため 市 を 超 えた 広 域 業 務 に 対 応 で きるので 広 域 的 活 用 のメリットが 考 えられる GIS( 地 図 情 報 システム)の 活 用 促 進 沖 縄 マップセンター 地 方 自 治 体 安 価 に 地 図 を 利 用 (5 年 更 新 ) 地 形 図 と 都 市 計 画 基 本 図 市 町 村 の 所 有 している 地 図 を 提 供 22
2.1.12 電 子 入 札 システムの 構 築 電 子 入 札 システムの 構 築 を 検 討 する 1 電 子 入 札 を 行 うための 行 政 及 び 企 業 等 の 環 境 が 整 っていないため 電 子 入 札 システムの 導 入 は 当 該 計 画 には 盛 り 込 まない 行 政 内 部 の 環 境 整 備 に 関 しては 例 えば 全 ての 職 員 が 抵 抗 なく 日 常 的 にコンピュータを 活 用 し て 業 務 遂 行 することが 最 低 限 必 要 となる また 電 子 化 に 対 応 した 行 政 事 務 の 標 準 化 等 がなされ ていないと 電 子 入 札 システムの 導 入 はできない 2 実 施 時 期 は 平 成 24 年 度 以 降 とする 1 企 業 等 の 情 報 活 用 基 盤 が 整 った 場 合 は 電 子 入 札 による 企 業 の 業 務 効 率 の 向 上 が 期 待 できる 2 南 城 市 商 工 会 は 企 業 の 事 務 軽 減 につながるため 電 子 入 札 導 入 を 検 討 してほしいとの 意 見 であ った 23
3. 小 中 学 校 における 情 報 化 に 関 する 現 状 と 情 報 化 の 方 針 3.1 教 職 員 用 パソコンの 整 備 1. 事 業 の 概 要 学 校 教 職 員 が 活 用 するパソコンの 整 備 が 進 んでいない 教 職 員 用 と 生 徒 用 パソコンの 整 備 が 必 要 となる 1 学 校 業 務 の 効 率 向 上 のために 教 職 員 用 と 生 徒 用 パソコンの 導 入 を 進 める 限 られた 予 算 の 中 で まず 教 職 員 数 名 当 たりに1 台 ずつ 導 入 し 段 階 的 に 拡 充 していく 方 式 とする 2 当 面 は 役 所 でパソコンの 3 年 間 の 使 用 期 間 が 終 了 したものを 教 職 員 用 として 再 活 用 する でき るだけ 速 やかに1 人 1 台 のパソコンを 活 用 できるようにする 3 実 施 時 期 は 平 成 20 年 度 ~ 実 施 している 1パソコンを 活 用 することで 教 職 員 の 業 務 効 率 を 向 上 させることができる 2パソコンを 活 用 して 教 材 等 が 作 成 できれば 他 の 教 職 員 も 教 材 を 共 有 して 活 用 することができる 教 育 の 質 を 向 上 させることができる 3.2 教 育 における ICT の 活 用 促 進 学 校 教 育 の ICT 活 用 を 進 めることで 教 育 効 果 を 上 げることが 期 待 できる 文 部 科 学 省 の 実 施 した ICT を 活 用 した 授 業 の 効 果 等 の 調 査 によれば ICT を 活 用 した 教 育 の 場 合 と 活 用 しなかった 場 合 との 比 較 では ICT を 活 用 した 場 合 がより 教 育 効 果 を 上 げられたとの 調 査 結 果 が 得 られた 1 国 県 及 び 各 種 財 団 法 人 等 が 多 くの 有 効 な 教 材 を 公 開 している これらの 教 材 を 利 用 した ICT 教 育 を 進 める 沖 縄 県 では 沖 縄 県 立 総 合 教 育 センターの 提 供 する 教 材 等 がある 2コンピュータ 室 の 活 用 によるものと 各 教 室 で 教 材 をTVモニター 等 に 映 して 授 業 を 行 う 方 法 な どがある 様 々な 方 法 で 既 存 の 公 開 教 材 を 有 効 に 活 用 することができる 3 導 入 時 期 は 平 成 21 年 度 ~とする 1 教 育 における ICT 活 用 により 子 供 たちへの 教 育 効 果 が 向 上 するとの 報 告 がなされている 2パソコンを 活 用 して 教 材 等 が 作 成 できれば 他 の 教 職 員 も 教 材 を 共 有 して 活 用 することができる ので 教 育 の 質 を 向 上 させることができる 24
3.3 学 校 における 備 品 台 帳 の 電 子 化 備 品 台 帳 の 電 子 化 を 進 める 1 備 品 管 理 台 帳 を 表 計 算 ソフト 等 で 管 理 できるように 整 備 する 2 備 品 管 理 台 帳 は 学 校 間 で 共 有 管 理 し 貸 借 管 理 ができるようにする 3 実 施 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 備 品 が 学 校 間 で 共 通 管 理 できると 備 品 の 貸 し 借 りができるので 有 効 利 用 でき 備 品 数 を 減 ら すこともできる 3.4 メールマガジンの 構 築 事 前 に 登 録 した 保 護 者 等 のパソコン 又 は 携 帯 電 話 への 情 報 を 配 信 するシステムを 構 築 する 1 保 護 者 などの 関 係 者 のパソコン 又 は 携 帯 電 話 へ 学 校 の 連 絡 や 不 審 者 情 報 などの 情 報 を 配 信 できる システムを 構 築 する 2 実 施 時 期 は 平 成 22 年 度 とする 1 保 護 者 などの 関 係 者 のパソコン 又 は 携 帯 電 話 に 情 報 が 配 信 できるので 必 要 な 情 報 を 直 ちにかつ 確 実 に 配 信 することができる 2 保 護 者 がどこにいても 情 報 を 受 け 取 ることができる 25