目 次 1. 位 置 図 2. 事 業 の 目 的 と 計 画 の 概 要 3. 事 業 進 捗 の 状 況 4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 5. 費 用 対 効 果 6. 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 7. 今 後 の 対 応 方 針 ( 原 案 )

( 再 評 価 ) 資 料 2-4 - 1 関 東 地 方 整 備 局 事 業 評 価 監 視 委 員 会 ( 平 成 23 年 度 第 3 回 ) 一 般 国 道 16 号 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 平 成 23 年 9 月 27 日 国 土 交 通 省 関 東 地 方 整 備 局

目 次 1. 位 置 図 2. 事 業 の 目 的 と 計 画 の 概 要 3. 事 業 進 捗 の 状 況 4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 5. 費 用 対 効 果 6. 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 7. 今 後 の 対 応 方 針 ( 原 案 ) 1 2 4 6 11 13 14

1. 位 置 図 : 再 評 価 1 事 業 採 択 後 3 年 以 上 経 過 した 時 点 で 未 着 工 2 事 業 採 択 後 5 年 以 上 を 経 過 した 時 点 で 継 続 中 の 事 業 3 準 備 計 画 段 階 で 3 年 間 が 経 過 している 事 業 4 再 評 価 実 施 後 3 年 間 が 経 過 している 事 業 5 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 等 により 再 評 価 の 実 施 の 必 要 が 生 じた 事 業 群 馬 県 : 事 後 評 価 栃 木 県 長 野 県 埼 玉 県 茨 城 県 山 梨 県 東 京 都 国 道 16 号 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 4 神 奈 川 県 千 葉 県 1

2. 事 業 の 目 的 と 計 画 の 概 要 (1) 目 的 交 通 渋 滞 の 緩 和 安 全 快 適 性 の 向 上 大 規 模 震 災 時 の 緊 急 輸 送 道 路 の 確 保 (2) 計 画 の 概 要 とうきょうと はちおうじし さにゅうまち 区 間 : 自 : 東 京 都 八 王 子 市 左 入 町 とうきょうと にしたまぐん みずほまち にほんぎ : 東 京 都 西 多 摩 郡 瑞 穂 町 二 本 木 計 画 延 長 :L=14.6km 幅 員 :W=21.0~48.0m 道 路 規 格 : 第 4 種 第 1 級 速 度 :60km/h 車 線 数 :4~6 車 線 事 業 化 : 昭 和 47 年 度 全 体 事 業 費 : 約 900 億 円 計 画 交 通 量 :21,600~48,200 台 / 日 現 況 断 面 図 4 車 区 間 標 準 横 断 図 ( 最 少 幅 員 ) 位 置 図 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 狭 山 湖 多 摩 湖 横 田 基 地 日 の 出 IC あきる 野 IC 青 梅 IC 瑞 穂 中 央 立 体 21,600 杉 並 あきる 野 線 小 荷 田 立 体 48,200 二 本 木 米 軍 横 田 基 地 拝 島 堂 方 上 立 体 駒 形 高 架 橋 にしたまぐんみずほまちにほんぎ 西 多 摩 郡 瑞 穂 町 二 本 木 整 備 済 み 区 間 4 車 線 供 用 L=9.0km ふっさしくまかわ 福 生 市 熊 川 未 整 備 区 間 6 車 線 拡 幅 区 間 L=1.7km あきしましはいじまちょう 昭 島 市 拝 島 町 整 備 済 み 区 間 4 車 線 供 用 L=3.9km 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 L = 14.6 km 再 評 価 対 象 区 間 6 車 線 区 間 標 準 横 断 図 ( 最 大 幅 員 ) 左 入 橋 はちおうじしさにゅうまち 八 王 子 市 左 入 町 八 王 子 IC 高 速 道 路 国 道 主 要 地 方 道 路 都 道 相 模 原 計 画 交 通 量 ( 台 / 日 ) 2

2. 事 業 の 目 的 と 計 画 の 概 要 (3) 国 道 16 号 の 交 通 特 性 当 該 区 間 の 利 用 交 通 は 周 辺 地 域 内 に 起 終 点 のある 内 々 交 通 が31% 周 辺 地 域 内 に 起 終 点 のどちらかがある 内 外 交 通 が45% 周 辺 地 域 を 通 過 する 外 々 交 通 が24%となっ ている 国 道 16 号 の 主 な 利 用 OD( 国 道 16 号 を 利 用 する 交 通 の 結 びつき) 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 延 長 14.6km 高 速 道 路 有 料 道 路 国 道 内 々 交 通 81 (31%) 青 梅 あきる 野 日 の 出 神 奈 川 県 入 間 昭 島 福 生 羽 村 瑞 穂 八 王 子 日 野 外 々 交 通 64 (24%) 立 川 武 蔵 村 山 東 大 和 ( 単 位 : 百 台 / 日 ) 埼 玉 県 内 外 交 通 116 (45%) 東 京 都 内 々 交 通 内 外 交 通 外 々 交 通 表 国 道 16 号 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 OD 内 訳 国 道 16 号 の 交 通 特 性 H17 交 通 量 ( 百 台 / 日 ) 比 率 周 辺 地 域 ( 内 々) 81 31% 周 辺 地 域 昭 島 福 生 羽 村 瑞 穂 35 13% 周 辺 地 域 立 川 武 蔵 村 山 東 大 和 3 1% 周 辺 地 域 八 王 子 日 野 19 7% 周 辺 地 域 青 梅 あきる 野 日 の 出 19 7% 周 辺 地 域 入 間 5 2% 周 辺 地 域 とその 他 の 地 域 ( 内 外 ) 116 45% 周 辺 地 域 その 他 都 内 46 18% 周 辺 地 域 他 県 70 27% 通 過 交 通 ( 外 々) 64 24% 合 計 261 100% 周 辺 地 域 : 昭 島 市 福 生 市 羽 村 市 瑞 穂 町 入 間 市 隣 接 市 その 他 都 内 : 隣 接 市 除 く 東 京 都 通 過 交 通 : 周 辺 地 域 内 を 発 着 としない 交 通 周 辺 地 域 とは 当 該 事 業 が 通 過 する 地 域 及 び 隣 接 する 地 域 の 立 川 武 蔵 村 山 東 大 和 八 王 子 日 野 青 梅 あきる 野 日 の 出 入 間 H17 道 路 交 通 センサスの 現 況 OD 結 果 を 基 に 算 出 内 々 交 通 が 31% 内 外 交 通 が 45% 外 々 交 通 が 24% 3

3. 事 業 進 捗 の 状 況 事 業 の 経 緯 昭 和 36 年 度 都 市 計 画 決 定 昭 和 47 年 度 事 業 化 昭 和 63 年 度 横 田 地 区 4 車 供 用 (L=4.25km) 瑞 穂 バイパス( 南 地 区 )4 車 供 用 (L=1.6km) 平 成 4 年 度 滝 山 地 区 4 車 供 用 (L=1.9km) 平 成 6 年 度 平 成 7 年 度 平 成 9 年 度 平 成 19 年 度 瑞 穂 バイパス( 北 地 区 )4 車 供 用 (L=2.2km) 瑞 穂 現 拡 区 間 4 車 供 用 (L=0.9km) 堂 方 地 区 4 車 供 用 (L=0.8km) 松 原 地 区 都 市 計 画 変 更 (L=1.7km W=34.5~48.0m) 瑞 穂 中 央 立 体 供 用 相 模 原 八 王 子 IC 高 速 道 路 国 道 主 要 地 方 道 路 都 道 上 段 : 将 来 交 通 量 下 段 : 現 況 交 通 量 (H17センサス) 八 王 子 市 左 入 町 左 入 橋 は ち お う じ し さ に ゅ う ま ち 都 市 計 画 4 車 線 立 体 44,600 53,684 S51 変 更 L=1.4km W=30m S60 変 更 W=30m 線 形 H4.4 供 用 L=1.9km 48,200 46,377 S51 変 更 L=0.74km W=30m H3 変 更 道 路 構 造 H8.3 供 用 L=0.8km あきる 野 IC 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 L=14.6km 堂 方 上 立 体 S53 供 用 L=1.2km 写 真 位 置 2 小 荷 田 立 体 拝 島 H9 変 更 L=1.7km W=34.5~48.0m 事 業 中 L=1.7km (H23 年 度 末 暫 定 4 車 線 供 用 予 定 ) 44,600 26,492 日 の 出 IC 40,900 48,703 写 真 位 置 1 昭 和 36 年 都 市 計 画 決 定 昭 和 47 年 事 業 化 (L=14.6km) 再 評 価 対 象 区 間 S54 変 更 L=1.36km W=21m S63.5 供 用 L=4.3km 35,100 35,941 箱 根 ヶ 崎 西 S52 決 定 体 L=3.84km W=23m H 元.3 供 用 L=1.6km 瑞 穂 中 央 立 H6.11 供 用 L=2.2km 駒 形 高 架 未 整 備 未 整 備 未 整 備 橋 S52 変 更 L=0.94km W=23m H8.3 供 用 L=0.9km 西 多 摩 郡 瑞 穂 町 二 本 木 に し た ま ぐ ん み ず ほ ま ち に ほ ん ぎ 青 梅 IC 46,500 43,669 二 本 木 未 供 用 事 業 中 供 用 済 1 国 道 16 号 4 車 化 区 間 撮 影 :H23.7 2 国 道 16 号 2 車 線 歩 道 なし 区 間 相 模 原 撮 影 :H23.2 車 線 状 況 相 模 原 左 入 橋 堂 方 上 橋 武 南 蔵 野 橋 武 北 蔵 野 箱 根 ヶ 崎 西 狭 山 平 二 本 木 4

３ 事業進捗の状況 周辺状況 国道１６号は 都心から30 40km圏の主要都市を結ぶ道路であり 八王子 瑞穂拡幅は埼玉エリアと多摩 地区を結んでいる 周辺は住居系や中小店舗が連担し 西東京工業団地の他 工業団地も点在している また大規模商業施設 の出店も進んでいる 八王子 瑞穂拡幅 L=14.6km 再 評 価 対 象 区 間 あきる野IC 日の出IC 秋川 工業系地域 市役所 東秋留 大規模商業施設 松原地区 L=1.7km 青梅IC 西東京工業団地 相模原 高速道路 国道 八王子IC 主要地方道 米軍横田基地 左入橋交差点 川越 二本木交差点 Ｎ 5

4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 (1) 国 道 16 号 の 渋 滞 状 況 国 道 16 号 東 京 都 内 区 間 で 最 後 に 残 った2 車 線 区 間 ( 松 原 地 区 )であり 上 下 線 で 速 度 低 下 がみられ 隣 接 区 間 ( 特 に 南 側 )で 交 通 渋 滞 が 発 生 当 該 区 間 の 損 失 時 間 は 約 134.7 千 人 時 間 / 年 kmであり 全 国 平 均 (26.3 千 人 時 間 / 年 km)の 約 5 倍 国 道 16 号 松 原 地 区 の 拡 幅 整 備 により 交 通 の 円 滑 化 が 図 られ 渋 滞 の 緩 和 が 見 込 まれる 国 道 16 号 の 損 失 時 間 損 失 時 間 : 約 134.7 千 人 時 間 / 年 km ( 全 国 平 均 : 約 26.3 千 人 時 間 / 年 km) : 50 未 満 : 50~100 :100~200 :200 以 上 単 位 : 千 人 時 間 / 年 km : 主 な 迂 回 ルート 1 国 道 16 号 松 原 地 区 松 原 町 付 近 八 王 子 市 左 入 町 は ち お う じ し さ に ゅ う ま ち 619.1 千 人 時 間 / 年 km 写 真 位 置 1 羽 村 市 西 多 摩 郡 瑞 穂 町 二 本 木 に し た ま ぐ ん み ず ほ ま ち に ほ ん ぎ 松 原 地 区 の 大 型 車 混 入 率 撮 影 :H23.7 相 模 原 八 王 子 市 国 道 16 号 の 現 況 左 入 橋 拝 島 橋 昭 島 市 堂 方 上 小 荷 田 緑 街 道 入 口 武 蔵 武 野 蔵 橋 野 南 橋 北 松 原 地 区 第 五 ゲ ー ト 前 第 二 ゲ ー ト 前 福 生 市 4 車 線 2 車 線 4 車 線 分 岐 瑞 穂 町 箱 根 ヶ 崎 西 狭 山 平 6 45% 日 中 に (7:00~19:00) 流 入 する 大 型 車 出 典 :H17センサス( 平 日 ) 年 間 損 失 時 間 H21 民 間 プローブデータ 年 間 損 失 時 間 の 全 国 平 均 は 国 土 交 通 省 調 べ 55% 大 型 車 小 型 車 6

4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 (2) 国 道 16 号 の 交 通 事 故 状 況 4 車 化 供 用 区 間 の 死 傷 事 故 率 は 約 82.5 件 / 億 台 kmと 全 国 平 均 (102.6 件 / 億 台 km)の 約 0.8 倍 となっている が 2 車 線 区 間 の 松 原 地 区 では 約 146.5 件 / 億 台 kmと 全 国 平 均 の 約 1.4 倍 と 既 供 用 区 間 と 比 べ 高 い 状 況 残 る2 車 線 区 間 の 拡 幅 整 備 により 交 通 の 円 滑 化 が 図 られ 交 通 事 故 の 減 少 が 見 込 まれる 国 道 16 号 の 死 傷 事 故 率 八 王 子 市 左 入 町 は ち お う じ し さ に ゅ う ま ち 死 傷 事 故 率 :85.7 件 / 億 台 km ( 全 国 平 均 : 約 102.6 件 / 億 台 km) 再 評 価 対 象 区 間 L=14.6km 380.2 件 / 億 台 km 西 多 摩 郡 瑞 穂 町 二 本 木 に し た ま ぐ ん み ず ほ ま ち に ほ ん ぎ 死 傷 事 故 率 (4 年 間 合 計 )の 現 状 ( 件 / 億 台 km) 160 140 120 100 80 60 40 20 0 1.8 倍 82.5 件 / 億 台 km 20% 20% 55% 松 原 地 区 現 況 断 面 図 2% 3% 146.5 件 / 億 台 km 9% 18% 22% 48% 4 車 線 区 間 2 車 線 区 間 ( 松 原 地 区 ) 3% 車 両 単 独 人 対 車 両 車 両 相 互 (その 他 ) 車 両 相 互 ( 右 左 折 ) 車 両 相 互 ( 追 突 ) 1 国 道 16 号 松 原 地 区 松 原 町 付 近 羽 村 市 相 模 原 八 王 子 市 左 入 橋 拝 島 橋 堂 方 上 昭 島 市 小 荷 田 緑 街 道 入 口 武 蔵 武 野 蔵 橋 野 南 橋 北 第 五 ゲ ー ト 前 第 二 ゲ ー ト 前 福 生 市 分 岐 箱 根 ヶ 崎 西 瑞 穂 町 狭 山 平 松 原 地 区 標 準 断 面 図 撮 影 :H23.9 松 原 地 区 : 死 傷 事 故 率 :146.5 件 / 億 台 km ( 全 国 平 均 : 約 102.6 件 / 億 台 km) 出 典 : 交 通 事 故 データ(H18-H21) 7

4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 (3) 生 活 環 境 の 善 ( 生 活 道 路 の 機 能 回 復 ) 国 道 16 号 の 渋 滞 を 回 避 するため 周 辺 の 生 活 道 路 に 侵 入 する 通 過 交 通 もある 抜 け 道 となる 道 路 は 市 街 地 を 通 過 しているほか 沿 線 には 学 校 等 も 多 く 存 在 し 学 童 の 事 故 が 懸 念 渋 滞 が 緩 和 することにより 生 活 道 路 に 進 入 する 交 通 が 減 少 し 地 域 に 安 全 な 暮 らしが 見 込 まれる 抜 け 道 と 負 傷 事 故 発 生 状 況 松 原 地 区 2 車 線 区 間 L=1.7km 1 昭 島 市 緑 町 の 市 道 拝 島 三 叉 路 小 荷 田 緑 街 道 入 口 拝 島 中 学 校 北 撮 影 :H23.9 歩 道 のない 狭 隘 な 市 道 が 抜 け 道 とし て 使 われ 歩 行 者 と 車 が 混 在 している 人 口 当 たり 人 身 事 故 件 数 ( 件 /10 万 人 ) 拝 島 町 堂 方 上 写 真 位 置 1 拝 島 中 学 校 北 抜 け 道 となっていることから 生 活 環 境 が 脅 かされている 東 京 市 郡 部 平 均 :406 : 小 学 校 中 学 高 校 松 原 町 一 丁 目 国 道 主 要 地 方 道 都 道 一 般 道 歩 道 なし 抜 け 道 裏 道 抜 け 道 裏 道 における 負 傷 事 故 箇 所 ( 平 成 23 年 上 半 期 ) 資 料 : 交 通 事 故 発 生 マップ 警 視 庁 資 料 : 市 区 町 村 別 交 通 人 身 事 故 発 生 状 況 (H22) 警 視 庁 住 民 基 本 台 帳 による 世 帯 と 人 口 (H23.1.1) 東 京 都 8

4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 (4) 緊 急 輸 送 路 ネットワークの 強 化 国 道 16 号 ( 八 王 子 ~ 瑞 穂 間 )は 第 一 次 緊 急 輸 送 道 路 の 指 定 を 受 けており 首 都 圏 および 多 摩 地 域 におけ る 緊 急 輸 送 路 ネットワークとして 重 要 な 位 置 を 占 める 2 車 線 区 間 は 人 家 が 近 接 し 建 物 の 倒 壊 による 通 行 障 害 が 発 生 する 危 険 性 があり 緊 急 輸 送 路 としての 機 能 の 確 保 を 早 期 に 行 うことが 求 められる 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 により 埼 玉 西 東 京 神 奈 川 地 区 の 防 災 拠 点 間 の 連 絡 災 害 物 資 の 輸 送 緊 急 車 両 の 通 行 等 のためのネットワークの 強 化 が 期 待 される 平 成 23 年 9 月 1 日 防 災 訓 練 に 伴 う 東 京 都 の 第 一 次 緊 急 輸 送 道 路 交 通 規 制 箇 所 図 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 特 定 緊 急 輸 送 道 路 高 速 道 路 高 速 道 路 以 外 特 定 緊 急 輸 送 道 路 以 外 の 緊 急 輸 送 道 路 交 通 規 制 箇 所 国 道 都 道 緊 急 交 通 路 案 内 標 識 写 真 国 道 16 号 における 防 災 訓 練 (H23.9.1) 9

4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 (5) 残 事 業 の 概 要 用 地 取 得 進 捗 率 は98%となっており 未 取 得 用 地 は 立 体 化 区 間 と 松 原 の 歩 道 副 道 部 分 の 一 部 となっている 早 期 の 効 果 発 現 のために4/6 車 線 化 を 先 行 して 完 成 させる 武 蔵 野 橋 の 架 け 替 え 時 期 に 合 わせて6 車 線 化 を 実 施 今 後 当 該 事 業 の 進 捗 交 通 の 状 況 社 会 経 済 状 況 の 変 化 等 を 踏 まえ 立 体 化 事 業 の 整 備 計 画 を 検 討 再 評 価 対 象 区 間 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 L=14.6km 1 国 道 16 号 松 原 地 区 松 原 地 区 L=1.7km 相 模 原 相 模 原 2 国 道 16 号 武 蔵 野 橋 撮 影 :H23.9 相 模 原 小 荷 田 立 体 写 真 位 置 2 堂 方 上 立 体 写 真 位 置 1 駒 形 高 架 橋 撮 影 :H23.9 用 地 工 事 立 体 化 未 着 手 未 着 手 工 事 中 用 地 取 得 中 完 成 済 用 地 取 得 済 高 速 道 路 国 道 主 要 地 方 道 路 都 道 10

5. 費 用 対 効 果 ( 計 算 条 件 ) 総 便 益 (B) 道 路 事 業 に 関 わる 便 益 は 平 成 42 年 度 の 交 通 量 を 整 備 の 有 無 それぞれについて 推 計 し 費 用 便 益 分 析 マニュアル に 基 づき3 便 益 を 計 上 した 3 便 益 : 走 行 時 間 短 縮 便 益 走 行 経 費 減 少 便 益 交 通 事 故 減 少 便 益 総 費 用 (C) 当 該 事 業 に 関 わる 建 設 費 と 維 持 管 理 費 を 計 上 した 計 算 条 件 参 考 : 前 回 再 評 価 (H18) 基 準 年 次 : 平 成 23 年 度 平 成 18 年 度 供 用 予 定 年 次 : 平 成 43 年 度 拡 幅 平 成 32 年 度 平 成 32 年 度 分 析 対 象 期 間 : 供 用 後 50 年 間 供 用 後 40 年 間 基 礎 データ : 平 成 17 年 度 道 路 交 通 センサス 平 成 11 年 度 道 路 交 通 センサス 交 通 量 の 推 計 時 点 : 平 成 42 年 度 平 成 42 年 度 計 画 交 通 量 :21,600~48,200( 台 / 日 ) 31,500~62,800( 台 / 日 ) 事 業 費 : 約 900 億 円 約 900 億 円 B/C :1.5 1.6 11

5. 費 用 対 効 果 事 業 全 体 便 益 (B) 費 用 (C) 走 行 時 間 走 行 経 費 交 通 事 故 短 縮 便 益 減 少 便 益 減 少 便 益 総 便 益 2260 億 円 135 億 円 10 億 円 2405 億 円 事 業 費 維 持 管 理 費 総 費 用 1612 億 円 38 億 円 1650 億 円 費 用 便 益 比 (B/C) 1.5 残 事 業 便 益 (B) 費 用 (C) 走 行 時 間 走 行 経 費 交 通 事 故 短 縮 便 益 減 少 便 益 減 少 便 益 総 便 益 128 億 円 13 億 円 25 億 円 167 億 円 事 業 費 維 持 管 理 費 総 費 用 63 億 円 3.9 億 円 67 億 円 費 用 便 益 比 (B/C) 2.5 基 準 年 : 平 成 23 年 度 注 1) 費 用 及 び 便 益 額 は 整 数 止 めとする 注 2) 費 用 及 び 便 益 の 合 計 額 は 表 示 桁 数 の 関 係 で 計 算 値 と 一 致 しないことがある 注 3) 便 益 費 用 については 基 準 年 における 現 在 価 値 化 後 の 値 である 12

6. 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 の 用 地 取 得 率 は98% 残 る 区 間 については 引 き 続 き 任 意 買 収 を 進 めていく 2 車 線 区 間 の4/6 車 線 化 に 着 手 し 平 成 23 年 に 供 用 予 定 残 る6 車 線 区 間 のJR( 青 梅 線 八 高 線 五 日 市 線 ) 架 替 を 実 施 し 早 期 に 供 用 を 目 指 す 今 後 当 該 事 業 の 進 捗 交 通 の 状 況 社 会 経 済 状 況 の 変 化 等 を 踏 まえ 立 体 化 事 業 の 整 備 計 画 を 検 討 年 度 都 市 計 画 決 定 事 業 化 用 地 説 明 S36 ~ S47 S49 S51 S53 S55 S57 S59 S61 S63 S48 S50 S52 S54 S56 S58 S60 S62 H1 都 市 計 画 決 定 事 業 化 用 地 用 地 用 地 用 地 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 八 王 子 昭 島 工 区 変 更 八 王 子 昭 島 工 区 八 王 子 昭 島 工 区 ( 堂 方 地 区 ) 変 更 ( 道 路 構 造 ) ( 滝 山 地 区 ) 変 更 ( 線 形 ) 昭 島 福 生 工 区 ( 松 原 地 区 ) 変 更 福 生 羽 村 瑞 穂 工 区 変 更 瑞 穂 北 南 工 区 ( 瑞 穂 BP) 決 定 瑞 穂 県 境 工 区 変 更 H10 H12 H14 H16 H18H19H20H21H22H23H24H25H26H27H28H29H30H31H32H33H34H35H36H37H38H39 H40 H41 H42 H11 H13 H15 H17 用 地 設 計 設 計 設 計 設 計 設 計 設 計 設 計 埋 蔵 化 財 4 車 線 供 用 区 間 L=3.9km 松 原 区 間 L=1.7km 4 車 線 供 用 区 間 L=9.0km 用 地 1% 5% 11% 19% 20% 28% 51% 60% 89% 工 事 用 地 1% 6% 7% 7% 9% 9% 9% 9% 14% 31% 45% 55% 66% 88% 97% 98% 98% 98% 工 事 用 地 8% 18% 30% 34% 45% 58% 78% 93% 96% 96% 96% 96% 96% 98% 工 事 完 了 完 成 完 成 暫 定 4 車 完 成 完 成 立 体 化 立 体 化 事 業 供 用 (H4) 八 王 子 昭 島 ( 滝 山 地 区 ) 供 用 (H7) 八 王 子 昭 島 ( 堂 方 地 区 ) 供 用 (S53) 昭 島 福 生 工 区 ( 東 京 都 施 工 区 間 ) 供 用 (S63) 福 生 羽 村 瑞 穂 工 区 供 用 (H1) 瑞 穂 南 工 区 (H6) 瑞 穂 北 工 区 供 用 供 用 (H7) 瑞 穂 県 境 工 区 供 用 (H23) 昭 島 福 生 工 区 ( 小 荷 田 ~ 武 蔵 野 橋 南 ) 暫 定 (4 車 ) 供 用 (H19) 瑞 穂 南 工 区 ( 瑞 穂 中 央 立 体 ) 供 用 完 成 年 度 は 費 用 便 益 比 算 上 設 定 した 年 次 である ( 前 回 再 評 価 ) ( 今 回 再 評 価 ) 用 地 取 得 率 は 平 成 23 年 3 月 時 点 13

6. 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 前 回 評 価 (H18) 以 降 の 進 捗 状 況 (1/3) 前 回 評 価 時 用 地 進 捗 66% 現 在 の 用 地 取 得 率 98%である 残 る 用 地 は 歩 道 部 分 であり 6 車 線 化 には 問 題 がなく 計 画 的 に 事 業 が 進 められる 状 況 松 原 地 区 着 手 前 松 原 地 区 再 評 価 対 象 区 間 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 L=14.6km 小 荷 田 瑞 穂 中 央 立 体 撮 影 :H14 年 度 頃 相 模 原 堂 方 上 松 原 地 区 L=1.7km 武 蔵 野 橋 高 速 道 路 国 道 主 要 地 方 道 路 都 道 狭 山 平 松 原 地 区 現 在 松 原 地 区 用 地 買 収 範 囲 (H18 末 ) 小 荷 田 武 蔵 野 橋 未 買 収 買 収 済 撮 影 :H23.2.26 松 原 地 区 用 地 買 収 範 囲 (H22 末 ) 松 原 地 区 用 地 買 収 進 捗 率 100% 80% 小 荷 田 未 買 収 買 収 済 武 蔵 野 橋 60% 40% 20% 66% 82% 92% 96% 96% 0% 平 成 18 年 度 平 成 19 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 14

6. 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 平 成 18 年 以 降 の 進 捗 状 況 (2/3) 平 成 18 年 ~ 武 蔵 野 橋 架 替 着 手 ( 片 側 完 成 ) 平 成 18 年 ~ 松 原 区 間 用 地 推 進, 松 原 区 間 の4 車 線 化 推 進 中 平 成 19 年 瑞 穂 中 央 立 体 完 成 松 原 地 区 松 原 地 区 工 事 範 囲 (H18 末 ) 武 蔵 野 橋 着 工 前 (H18.5) 武 蔵 野 橋 小 荷 田 工 事 範 囲 武 蔵 野 橋 南 相 模 原 左 折 レーン 設 置 武 蔵 野 橋 武 蔵 野 橋 北 川 越 武 蔵 野 橋 (H21.3) 武 蔵 野 橋 松 原 地 区 工 事 範 囲 ( 現 在 ) 小 荷 田 暫 定 4 車 線 化 工 事 範 囲 武 蔵 野 橋 南 相 模 原 武 蔵 野 橋 新 設 武 蔵 野 橋 北 川 越 前 回 評 価 時 から 平 成 23 年 末 まで の 進 捗 状 況 H17 左 折 レーン 設 置 H22 暫 定 4 車 線 着 手 H23 暫 定 4 車 線 完 了 予 定 H18 着 手 H23 4 車 線 完 了 予 定 H19 武 蔵 野 橋 ( 下 り) 着 手 H23 4 車 線 完 了 予 定 15

6. 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 前 回 評 価 (H18) 以 降 の 進 捗 状 況 (3/3) 瑞 穂 中 央 立 体 瑞 穂 中 央 立 体 ( 整 備 前 完 成 形 ) 整 備 前 青 梅 青 梅 街 道 瑞 穂 中 央 立 体 工 事 着 手 前 相 模 原 国 道 16 号 撮 影 : 整 備 前 新 宿 瑞 穂 中 央 立 体 工 事 完 成 後 撮 影 : 整 備 後 位 置 図 再 評 価 対 象 区 間 八 王 子 ~ 瑞 穂 拡 幅 L=14.6km 瑞 穂 中 央 立 体 相 模 原 小 荷 田 武 蔵 野 橋 堂 方 上 平 成 19 年 3 月 完 成 狭 山 平 高 速 道 路 国 道 主 要 地 方 道 路 都 道 16

7. 今 後 の 対 応 方 針 ( 原 案 ) (1) 事 業 の 必 要 性 等 に 関 する 視 点 損 失 時 間 は 約 134.7 千 人 時 間 / 年 kmで 全 国 平 均 (26.3 千 人 時 間 / 年 km)の 約 5 倍 と 高 い 状 況 にある 残 る2 車 線 区 間 の 死 傷 事 故 率 は 約 146.5 件 / 億 台 kmで 全 国 平 均 の 約 1.4 倍 と 高 い 状 況 にある 渋 滞 が 緩 和 することにより 生 活 道 路 に 進 入 する 交 通 が 減 少 し 地 域 に 安 全 な 暮 らしが 見 込 まれる 埼 玉 西 東 京 神 奈 川 地 区 の 防 災 拠 点 間 の 連 絡 災 害 物 資 の 輸 送 緊 急 車 両 の 通 行 等 のためのネットワークの 強 化 が 期 待 される 費 用 対 効 果 (B/C)は1.5である (2) 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 松 原 地 区 (1.7km)の 用 地 取 得 率 は 約 98% 今 後 も 引 き 続 き 用 地 取 得 工 事 の 促 進 を 図 り 早 期 の 開 通 を 目 指 して 事 業 を 進 める (3) 都 道 府 県 政 令 市 からの 意 見 < 東 京 都 知 事 からの 意 見 > 必 要 な 財 源 を 確 保 し 早 期 完 成 に 向 け 事 業 を 推 進 されたい (4) 対 応 方 針 ( 原 案 ) 事 業 継 続 損 失 時 間 が 全 国 平 均 の 約 5 倍 と 高 い 状 況 であり 事 故 も 数 多 く 発 生 している 事 からも 事 業 の 必 要 性 重 要 性 は 高 く 早 期 の 効 果 発 現 を 図 る 事 が 適 切 である 17