事 事 業 業 評 価 項 目 大 和 覧 川 表 名 一 級 河 ( 川 初 瀬 大 やまと 川 和 ) 川 河 ( 川 初 はせ 改 瀬 修 川 事 ) 業 事 業 箇 主 所 体 奈 桜 良 さくらいし 井 県 市 おおいずみ 大 泉 地 内 ~ 三 みわ 河 川 の 概 と 事 業 の 目 的 及 び 必 要 性 評 価 項 目 及 び 評 価 の 内 容 輪 地 内 河 川 の 概 要 流 ている 域 面 積 約 112km2 )は 幹 古 来 流 から 路 延 奈 長 良 約 盆 30kmの 地 に 住 河 む 川 人 で 々の 大 生 小 活 あわせて29の 文 化 を 支 えてきた 一 級 河 基 川 幹 を 的 支 な 川 河 として 川 であり け 大 桜 井 川 市 ( 芝 初 付 瀬 近 川 から )の 初 沿 瀬 川 に には 至 る 長 谷 間 寺 は 海 瑞 石 垣 榴 環 市 境 保 三 全 輪 地 山 区 などの 纒 向 歴 景 史 観 的 保 文 全 化 地 的 区 遺 産 出 が 雲 点 在 金 し とりわ 屋 景 観 抱 保 え 地 区 多 武 峰 高 取 景 観 保 全 地 区 に 面 しているほか 三 輪 山 の 辺 風 致 地 区 三 輪 山 歴 史 的 風 土 特 別 全 昭 存 事 和 地 業 の 区 57 にも 目 年 的 8 隣 及 月 び 接 の している 必 洪 要 水 性 で 大 和 川 流 域 全 体 に 甚 大 な 被 害 ( 戦 後 最 大 )をもたらした 本 圏 域 でも 田 保 原 と 自 本 大 然 町 きな 環 法 境 貴 被 寺 害 配 で であった 慮 大 した 和 川 の づくりをめざす また 堤 防 が 決 壊 するなど 浸 桜 水 井 面 市 積 街 約 地 の 157ha 浸 被 床 害 上 を 浸 軽 水 減 43 するために 戸 床 下 浸 洪 水 水 303 を 戸 平 全 成 に 実 流 施 17 下 の 年 させる 経 に 緯 国 土 能 交 力 通 が 省 不 近 足 畿 する 地 方 区 整 間 備 について 局 より 認 計 可 画 を 的 受 に け 河 道 大 改 和 修 川 を 水 行 系 う 河 川 整 備 計 画 ( 布 留 飛 鳥 圏 域 安 事 河 業 川 策 の 改 定 概 修 した 要 の と 事 費 業 用 の 対 概 効 要 果 ) 治 費 を 水 目 安 標 全 とし 度 1/10( 洪 水 を 約 安 50mm/h 全 に 流 規 下 模 させるために ) 指 定 区 間 下 流 河 端 道 における 断 面 の 拡 計 大 画 ( の 拡 流 幅 量 ( 河 計 床 画 掘 高 削 水 等 流 )による 量 )380(m3/s) B/C=2.1( 修 用 を 対 実 効 施 果 する 全 体 事 業 ) 2.4( 残 事 業 ) 河 川 改 事 全 事 業 体 業 の 事 再 に 進 業 評 関 捗 費 しては 価 状 約 の 況 対 25 ( 象 億 着 事 円 手 業 に 時 箇 区 対 からの 所 間 し の 延 進 長 既 社 捗 1,550mのうち 投 会 状 資 経 況 額 済 約 情 5.5 勢 の 億 変 円 庚 化 であるため 申 橋 事 下 業 流 の 区 問 間 進 題 200mが 捗 点 率 など) ( 整 事 備 業 済 費 み 社 ある 庚 会 申 経 橋 済 の 情 架 勢 替 の えに 変 化 伴 う 事 地 業 元 の 調 問 整 題 中 点 ペース)は 約 22%で 当 面 の の 予 目 定 工 当 面 は 標 る を 事 用 目 地 に 指 の 長 す 先 期 地 行 間 籍 取 を 混 得 要 乱 に する 地 努 の め 大 整 規 理 事 模 を 業 な 行 の 占 い 進 用 捗 構 特 を 造 に 図 物 る 流 の 下 工 事 能 は 力 一 の 部 低 完 い 了 纒 している 向 川 三 輪 今 川 後 の は 合 流 未 地 整 点 備 までの 区 間 におけ 改 修 なし その 関 他 連 事 業 の 有 無 資 料 2-1
第 70 回 奈 良 県 河 川 整 備 委 員 会 (H26.10.24) 資 料 2-1 大 和 川 ( 初 瀬 川 ) 河 川 改 修 事 業 再 評 価 平 成 26 年 12 月 県 土 マネジメント 部
1. 布 留 飛 鳥 圏 域 の 河 川 図 布 留 飛 鳥 圏 域 は 大 和 川 水 系 における 大 和 川 の 南 東 部 に 位 置 する 圏 域 流 域 市 町 村 は 6 市 3 町 1 村 ( 奈 良 市 大 和 郡 山 市 天 理 市 橿 原 市 桜 井 市 宇 陀 市 川 西 町 三 宅 町 田 原 本 町 明 日 香 村 ) 平 成 17 年 度 に 策 定 された 大 和 川 水 系 河 川 整 備 計 画 ( 布 留 飛 鳥 圏 域 )に 基 づき 7 河 川 の 河 川 整 備 を 実 施 する 大 和 川 水 系 の4 圏 域 大 和 川 布 留 飛 鳥 圏 域 H17.8.2 認 可 H20.5.29 変 更 認 可 ( 飛 鳥 川 の 区 間 延 伸 ) H22.3.30 変 更 認 可 ( 新 川 の 追 加 ) 市 流 町 域 村 界 界 布 留 飛 鳥 圏 域 再 評 価 の 対 象 (7 事 業 区 ) 間 1
2. 大 和 川 ( 初 瀬 川 )の 概 要 大 つばいち 和 川 ( 初 瀬 川 )は 流 路 延 長 L= 約 31km 流 域 面 積 A= 約 112km2 佐 保 川 合 流 点 より 上 流 の 大 和 川 ( 初 瀬 川 )は 大 小 あわせて29の1 級 河 川 を 支 川 として 抱 えている 流 域 市 町 村 は 奈 良 市 天 理 市 桜 井 市 田 原 本 町 川 西 町 であり 川 沿 いには 長 谷 寺 海 石 榴 市 三 輪 山 1など 歴 史 的 文 化 的 遺 産 が 点 在 している 流 流 域 路 面 延 積 長 A= L= 約 佐 保 川 31km 112km2 1 再 評 価 対 象 区 間 海 石 榴 市 三 輪 山 大 和 川 ( 初 瀬 川 ) 位 置 図 大 和 川 ( 初 瀬 川 ) 長 谷 寺 再 評 価 対 象 区 間 2
3. 河 川 整 備 の 概 要 ( 河 川 整 備 計 画 の 主 な 事 業 ) 平 成 17 年 8 月 に 策 定 した 大 和 川 水 系 河 川 整 備 計 画 により 概 ね10 年 に1 回 程 度 の 確 率 で 発 生 する 降 雨 の 洪 水 が 発 生 しても 桜 井 市 街 地 などの 浸 水 被 害 を 軽 減 することが 可 能 と なる 佐 保 川 現 況 の 河 道 法 線 をもとに 河 道 断 面 の 拡 大 ( 拡 幅 河 床 掘 削 )を 実 施 する 布 留 川 北 流 全 体 事 業 費 約 25 億 円 再 評 価 対 象 区 間 L=1,550m 布 留 川 南 流 市 浸 町 水 村 実 界 績 区 域 佐 管 理 境 界 380 布 北 計 留 流 川 画 流 300 布 量 留 配 川 分 図 180 烏 田 川 年 180 纒 確 向 率 川 ) 保 川 135 169 号 国 道 JR 桜 井 70 (10 橿 原 市 改 修 済 区 間 L=200m 再 評 価 対 象 区 間 大 和 川 ( 初 瀬 川 ) L=1,550m 未 改 修 区 間 横 断 庚 申 橋 三 輪 川 L=1,350m 整 備 状 況 図 No.72 纒 向 川 桜 井 市 大 和 川 現 計 状 画 再 工 評 事 価 施 対 行 象 区 間 計 画 横 断 図 (NO.72) 単 70 初 位 瀬 :m3/s ダム90 堀 削 3
4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 事 業 の 整 備 効 果 ( 付 近 下 能 力 の 確 保 100 200 300 400 500 600 右 岸 流 下 能 力 (m3/s) 川 久 保 橋 杉 ノ 近 木 鉄 橋 下 ( 鉄 永 橋 ) 布 留 天 川 神 帰 北 橋 仁 流 橋 右 岸 合 流 大 点 中 橋 法 貴 法 条 橋 海 寺 上 大 橋 平 橋 田 天 大 平 流 下 大 木 大 橋 川 蔵 橋 堂 橋 庚 申 能 纏 橋 向 力 川 合 図 流 点 鳥 田 川 合 流 点 ( 国 三 道 輪 169 昭 大 号 和 橋 ) 橋 水 出 管 大 JR 口 向 初 橋 寺 瀬 橋 川 馬 橋 井 梁 手 橋 佐 野 初 瀬 川 水 管 朝 渡 新 佐 野 渡 橋 慈 倉 恩 近 橋 寺 鉄 観 天 橋 進 王 梁 橋 寺 狛 岩 坂 下 橋 河 原 橋 コンクリート コンクリート 橋 河 川 未 改 修 区 間 ( 庚 申 橋 付 近 )における 流 下 能 力 の 確 保 新 龍 谷 橋 出 雲 大 橋 初 瀬 大 橋 国 道 参 165 急 橋 号 庚 申 橋 10.4k 380 11.2k 300 11.0k 距 (km) 離 標 0 (NO.) 測 点 100 NȮ0NȮ0.4NȮ0.8NȮ1.2NȮ1.6NȮ2NȮ2.4NȮ2.8NȮ3.2NȮ3.6NȮ3.9NȮ4.2NȮ4.6NȮ5NȮ5.4NȮ5.8NȮ6.2NȮ6.6NȮ7NȮ7.4NȮ7.76NȮ8NȮ8.4NȮ8.8NȮ9.2NȮ9.6NȮ9.8NȮ10NȮ10.2NȮ10.4NȮ10.6NȮ10.8NȮ1NȮ1.2NȮ1.4NȮ1.8NȮ12.2NȮ12.6NȮ13NȮ13.4NȮ13.8NȮ14.2NȮ14.6NȮ15NȮ15.4NȮ15.8NȮ16.2NȮ16.6NȮ17NȮ17.4NȮ17.8NȮ18.2 0.0k0.4k0.8k1.2k1.6k2.0k2.4k2.8k3.2k3.6k3.9k4.2k4.6k5.0k5.4k5.8k6.2k6.6k7.0k7.4k7.8k8.0k8.4k8.8k9.2k9.6k9.8k10.0k10.2k10.4k10.6k10.8k1.0k1.2k1.4k1.8k12.2k12.6k13.0k13.4k13.8k14.2k14.6k15.0k15.4k15.8k16.2k16.6k17.0k17.4k17.8k18.2k 180 135 ( 現 況 堤 防 高 ー 余 裕 高 ) 評 価 整 備 計 画 流 量 (1/10) 200 左 岸 流 下 能 力 (m3/s) 300 ( 現 況 堤 防 高 ー 余 裕 高 ) 評 価 400 整 備 計 画 流 量 (1/10) 135 500 180 600 改 修 済 み 区 間 300 整 備 計 画 対 象 外 区 間 未 改 修 区 間 整 備 計 画 対 象 外 区 間 380 瑞 穂 橋 大 西 橋 打 合 橋 (NO.) 135 打 合 橋 再 評 価 対 象 区 間 流 下 能 力 の 確 保 4
4. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 事 業 の 整 備 効 果 氾 濫 被 害 の 解 消 氾 濫 想 定 図 再 評 価 対 象 区 間 約 1,550m 三 輪 川 庚 申 橋 破 堤 纒 向 川 被 検 害 討 が 未 改 に 最 用 大 改 修 いた となる 破 堤 点 修 済 区 破 間 堤 点 三 輪 大 橋 5
(50 (50 5. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 事 業 の 投 資 効 果 全 体 事 業 便 益 費 用 総 便 益 (B) 53.0 億 円 建 設 費 維 持 管 理 費 総 費 用 (C) 22.7 億 円 2.5 億 円 25.2 億 円 費 用 便 益 比 (B/C) 2.1 残 事 業 便 益 便 現 益 在 の 価 内 値 化 容 総 便 益 残 費 事 用 業 金 ついて 直 治 銭 接 被 価 害 値 ( 家 屋 一 や 律 家 庭 割 用 引 品 率 (4%)を 事 業 償 却 用 資 いて 産 の 現 一 在 般 の 資 価 産 値 に 換 農 算 産 ( 物 総 被 費 害 用 など) 及 び 総 及 便 び 益 間 ) 水 施 設 平 と 成 26 年 後 によって 度 の の 評 状 価 防 況 期 止 で 間 しうる 算 出 年 被 間 害 )における 額 年 平 均 被 害 軽 減 期 待 額 を 現 在 価 値 化 接 し 被 総 害 和 ( 営 をとる 業 停 止 被 害 や 応 急 対 策 費 用 など)に 上 整 今 記 備 年 の 期 度 便 間 を 基 益 の 総 準 を 整 便 生 年 備 益 み とした 費 や 出 用 総 すために と 場 費 維 合 用 持 は 管 来 今 必 理 年 要 費 度 な 用 以 までの 治 及 降 水 び から 施 整 分 設 備 治 は の 後 水 考 の 整 慮 評 備 せず 及 価 を び 行 期 維 うにあたっての 間 来 持 年 管 度 年 理 以 間 に 降 )における 要 から する 事 発 業 費 生 用 毎 すると 年 の 考 維 える 持 管 理 費 用 を 現 在 価 値 化 し 総 和 をとる 6 そのため 総 便 益 (B) 42.6 億 円 費 用 便 益 比 (B/C) 費 用 建 設 費 維 持 管 理 費 総 費 用 (C) 15.8 億 円 1.7 億 円 17.5 億 円 2.4 H17 治 水 経 済 調 査 マニュアル( 案 )より 算 定
6. 事 業 の 必 要 性 に 関 する 視 点 事 業 の 進 捗 状 況 平 成 17 年 度 より 河 川 整 備 計 画 に 基 づく 河 川 改 修 に 着 手 平 成 25 年 度 に 庚 申 橋 から 纒 向 川 三 輪 川 の 合 流 地 点 までの 詳 細 設 計 を 完 了 平 成 26 年 度 までに 庚 申 橋 下 流 の200mが 改 済 み 庚 申 橋 掛 け 替 えに 伴 う 地 元 調 整 中 未 改 修 区 纒 間 未 修 改 済 修 区 間 改 修 約 1,350m 約 200m 済 区 間 庚 申 橋 向 川 三 輪 川 1 三 輪 大 橋 2 大 和 川 ( 初 瀬 川 ) 再 評 価 対 象 区 間 整 約 1,550m 備 状 況 図 1 2 庚 申 橋 より 下 流 ( 改 修 済 ) 庚 申 橋 より 上 流 ( 未 改 修 ) 7
7. 事 業 進 捗 の 見 込 みの 視 点 当 面 は 地 籍 混 乱 地 の 整 理 を 行 い 特 に 流 下 能 力 の 低 い 纒 向 川 三 輪 川 の 合 流 地 点 までの 改 修 を 目 指 す 工 事 に 長 期 間 を 要 する 大 規 模 な 占 用 構 造 物 の 工 事 は 一 部 完 了 している また 未 整 備 区 間 における 用 地 の 先 行 取 得 に 努 め 事 業 の 進 捗 を 図 る 庚 申 橋 地 籍 混 乱 地 纒 向 川 再 評 三 価 輪 対 川 合 象 流 区 地 間 点 約 1,550m 大 和 川 ( 初 瀬 川 ) 三 輪 大 橋 8
8.コスト 縮 減 や 代 替 案 等 の 可 能 性 による 視 点 当 初 河 川 整 備 計 画 を 策 定 した 平 成 17 年 度 当 時 より 大 きな 経 済 社 会 的 変 動 はなく 当 該 河 川 整 備 計 画 に 位 置 づけられた 整 備 内 容 が 最 も 適 切 と 判 断 される 9. 対 応 方 針 ( 原 案 ) 大 和 川 ( 初 瀬 川 ) 河 川 改 修 事 業 は 事 業 の 必 要 性 等 に 関 す る 視 点 による 再 評 価 及 び 事 業 の 進 捗 見 込 みに 関 する 視 点 による 再 評 価 がいずれも 継 続 が 妥 当 と 判 断 でき また 事 業 の 見 直 しを 図 るような 大 きな 経 済 社 会 的 変 動 も ないことから 事 業 継 続 が 妥 当 である 9