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資 料 3 課 題 解 決 に 向 けた 方 向 性 の 検 討 1 リフォーム 推 進 2 ストック 活 用 3 住 宅 のミスマッチ 4 エコ 省 エネ 化 5 バリアフリー 化 6 耐 震 化 7 雪 対 策 8 津 波 対 策 9 セーフティネット 10 県 産 材 の 利 用 11 危 険 な 空 き 家 対 策

1 課 題 リフォーム 推 進 に 関 する 課 題 解 決 の 方 向 性 現 状 課 題 論 点 国 の 住 宅 エコポイント 制 度 では リフォームに 係 る 申 請 件 数 が 多 く 窓 改 修 は 全 国 第 3 位 断 熱 材 改 修 は 全 国 第 4 位 バリアフリー 改 修 は 全 国 1 位 と 需 要 が 高 い [ 第 1 回 資 料 5] 住 宅 相 談 窓 口 の 設 置 市 町 村 数 は19 市 町 村 で 相 談 業 務 に 対 応 できる 職 員 不 足 等 が 理 由 で 全 市 町 村 での 開 設 には 至 っていない ( 消 費 者 )リフォームの 実 現 困 難 な 理 由 としては 資 金 不 足 が 最 も 多 く 次 いで 適 当 な 相 談 相 手 や 適 切 な 業 者 に 関 する 情 報 が 得 にくい が 多 い [ 第 1 回 資 料 5] ( 消 費 者 )リフォームを 行 いやすくするための 改 善 すべき 項 目 では 何 か 問 題 があったとき に 保 証 してくれる 制 度 が 最 も 多 く 次 いで 事 業 者 選 択 サイトの 整 備 エコポイント 等 の 支 援 制 度 が 多 い [ 1] ( 消 費 者 )リフォームの 依 頼 先 では 地 元 密 着 の 工 務 店 が 最 も 多 く 次 いで リフォーム 専 業 会 社 大 工 職 人 ハウスメーカー 住 宅 設 備 メーカー が 多 い [ 2] 1 相 談 相 手 の 不 足 が 挙 げられていることから 消 費 者 がリフォームについて 相 談 しやすい 体 制 づくりを 検 討 すべきではないか 2 適 切 な 業 者 情 報 の 不 足 が 挙 げられていることから 適 切 な 業 者 情 報 などリフォームに 関 する 十 分 な 情 報 を 消 費 者 へ 伝 える 仕 組 みを 検 討 すべきではないか に 保 証 してくれる 制 度 が 最 も 多 く 次 いで 事 業 者 選 択 サイトの 整 備 エコポイント 等 4 消 費 者 からは エコポイント 等 の 支 援 制 度 の 充 実 業 者 からは 手 続 きや 使 い 勝 手 の 改 善 が 挙 げられていることから 消 費 者 事 業 者 が 利 用 しやすい 支 援 制 度 を 検 討 すべきではないか 3 消 費 者 から 何 か 問 題 があったときの 保 証 制 度 の 改 善 が 挙 げられており 県 内 工 務 店 等 のリ フォーム 瑕 疵 保 険 制 度 の 活 用 が 十 分 でないことから 制 度 活 用 の 促 進 について 検 討 すべきではな いか 5 人 手 不 足 等 により リフォームへの 対 応 力 の 低 下 が 考 えられることから 地 元 工 務 店 等 の 技 術 力 セールス 力 向 上 を 支 援 する 体 制 づくりを 検 討 すべきではないか ( 地 元 工 務 店 等 )アフターフォローの 実 施 状 況 では 定 期 的 な 訪 問 など 何 らかのアフター フォローを 行 っている 業 者 が 多 いが 約 3 割 の 業 者 が 何 も 行 っていない と 回 答 [ 3] 課 題 解 決 の 方 向 性 ( 地 元 工 務 店 等 )リフォーム 工 事 の 難 しい 点 として 図 面 がなく 不 可 視 部 分 の 見 積 反 映 が 難 1 消 費 者 がリフォーム 相 談 しやすい 体 制 づくり しい 手 間 の 割 に 利 幅 が 少 ない 等 が 挙 げられている Ⅰ 県 市 町 村 関 係 団 体 が 連 携 した 横 断 的 な 相 談 体 制 の 確 立 ( 地 元 工 務 店 等 )フォロー 営 業 や 見 積 作 成 等 に 活 用 できる 住 宅 施 工 履 歴 ( 施 工 記 録 図 面 2 消 費 者 がリフォームに 関 する 適 切 な 情 報 を 入 手 しやすい 環 境 づくり 写 真 等 ) の 作 成 状 況 では 約 6 割 の 業 者 が 作 成 しておらず 主 な 理 由 としては 人 手 がな い 等 が 挙 げられている [ 4] ( 地 元 工 務 店 等 ) 施 工 不 良 への 対 応 では リフォーム 瑕 疵 保 険 制 度 を 活 用 している 業 者 は 約 1 割 と 少 なく 殆 どの 業 者 が 自 社 の 保 証 制 度 要 望 に 個 別 対 応 としている [ 5] ( 地 元 工 務 店 等 ) 現 行 補 助 制 度 に 対 する 意 見 では 手 続 き 窓 口 が 多 すぎる 対 象 者 や 対 象 工 事 が 限 定 される など 手 続 きや 使 い 勝 手 の 改 善 に 関 する 意 見 が 多 い Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ 消 費 者 が 容 易 にリフォーム 情 報 を 入 手 できる 環 境 の 整 備 消 費 者 がリフォーム 工 事 費 用 の 妥 当 性 を 確 認 できる 仕 組 の 整 備 消 費 者 が 安 心 してリフォーム 業 者 を 選 択 できる 仕 組 の 整 備 住 み 手 の 特 性 や 多 様 なニーズに 応 じたリフォーム 情 報 の 周 知 リフォームの 進 め 方 や 適 切 な 維 持 管 理 方 法 の 周 知 上 記 リフォーム 関 連 情 報 の 集 約 化 の 促 進 中 小 工 務 店 等 の 多 くは 業 務 に 関 する 新 たな 技 術 や 知 識 の 理 解 が 十 分 でないと 考 えられる Ⅶ 県 市 町 村 関 係 団 体 が 連 携 した 横 断 的 な 情 報 発 信 体 制 の 確 立 3 リフォーム 瑕 疵 保 険 制 度 の 活 用 促 進 関 係 指 標 下 表 の 印 は 現 プランの 成 果 指 標 を 示 す Ⅰ 住 宅 イベント 等 の 機 会 を 通 じた 消 費 者 等 への 直 接 的 な 制 度 周 知 住 宅 相 談 窓 口 の 設 置 市 町 村 数 平 成 17 年 度 末 :12 市 町 村 平 成 20 年 度 末 : 全 市 町 村 Ⅱ リフォーム 関 係 補 助 制 度 やローン 等 支 援 措 置 との 連 携 による 制 度 活 用 の 促 進 最 新 値 ( 平 成 23 年 度 末 )21 市 町 村 Ⅲ 消 費 者 事 業 者 側 の 利 便 性 やニーズを 考 慮 した 制 度 の 見 直 し 4 消 費 者 事 業 者 が 利 用 しやすいリフォーム 支 援 制 度 の 整 備 関 連 施 策 Ⅰ 各 種 助 成 制 度 の 連 携 拡 充 等 による 経 済 的 支 援 の 拡 大 や 手 続 き 簡 略 化 の 促 進 5 地 元 工 務 店 等 の 技 術 力 セールス 力 向 上 を 支 援 する 体 制 づくり リフォーム 助 成 制 度 ( 胎 内 市 他 20 市 町 村 ) 各 種 リフォーム 工 事 に 要 する 費 用 の 一 部 を 助 成 ( 上 限 10~20 万 円 ) リフォーム 瑕 疵 保 険 制 度 ( 国 ) リフォーム 工 事 に 対 して 検 査 を 行 い 万 が 一 の 瑕 疵 があったあった 場 合 は 住 宅 保 証 機 構 がそ の 損 害 をてん 補 する 仕 組 み 委 員 意 見 エコ 省 エネ 雪 対 策 バリアフリー 化 については リフォーム 推 進 体 制 の 整 備 の 中 で 推 進 すべき 相 談 窓 口 など 消 費 者 への 情 報 提 供 等 に 関 しては 市 町 村 民 間 企 業 の 役 割 分 担 を 考 慮 した 上 で その 体 制 の 構 築 を 図 るべき 地 元 工 務 店 等 への 支 援 体 制 づくりについては その 必 要 性 を 十 分 検 討 した 上 で 検 討 すべき Ⅰ Ⅱ 地 元 工 務 店 等 を 対 象 としたリフォーム 技 術 知 識 に 係 る 研 修 会 の 開 催 工 務 店 設 計 事 務 所 建 材 メーカー 等 の 連 携 グループ 化 を 促 進 させる 方 策 の 検 討

リフォームを 行 いやすくするための 改 善 すべき 項 目 1 リフォームを 行 いやすくするための 改 善 すべき 項 目 では 何 か 問 題 が あった 時 に 保 証 してくれる 制 度 が 最 も 多 く7 割 以 上 次 いで 事 業 者 選 択 サイトの 整 備 や エコポイント 等 の 支 援 制 度 が 挙 げられている 地 元 密 着 の 工 務 店 が 約 4 割 で 最 大 ホームセンターも 比 較 的 多 い 図.リフォーム 検 討 時 の 問 い 合 わせ 先 ( 持 ち 家 居 住 者 ) ( 資 料 ) 国 土 交 通 省 資 料 リフォームの 依 頼 先 ( 問 い 合 わせ 先 ) 2 リフォームの 依 頼 先 ( 問 い 合 わせ 先 )では 地 元 密 着 の 工 務 店 が 最 も 多 く 約 3 割 次 いで リフォーム 専 業 会 社 大 工 職 人 ハウス メーカー 住 宅 設 備 メーカー が 多 い 地 元 密 着 の 工 務 店 が 約 4 割 で 最 大 図.リフォーム 検 討 時 の 問 い 合 わせ 先 ( 資 料 ) 国 土 交 通 省 資 料

施 工 後 のアフターフォローの 実 施 状 況 3 地 元 工 務 店 等 の 施 工 後 のアフターフォローでは 定 期 的 な 訪 問 など 何 らかのアフターフォローを 行 っている 業 者 は 約 7 割 何 も 行 っていな い 業 者 は 約 3 割 となっている ( 回 答 数 ) 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 定 期 的 な 訪 問 定 期 的 な 電 話 ダイレクトメール 31% 69% その 他 何 らかを 行 っている 行 っていない 行 っていない 図. 施 工 後 のアフターフォローの 実 施 状 況 ( 資 料 )リフォーム 市 場 アンケート[ 新 潟 県 ] 住 宅 施 工 履 歴 の 作 成 状 況 4 フォロー 営 業 や 見 積 作 成 等 に 活 用 できる 住 宅 施 工 履 歴 ( 施 工 記 録 図 面 写 真 等 ) の 作 成 状 況 では 約 6 割 の 業 者 が 作 成 しておらず 主 な 理 由 としては 人 手 がない 等 が 挙 げられている ( 回 答 数 ) 0 5 10 15 20 25 30 35 人 手 がない メリットがない 考 えていない 38% 62% その 他 作 成 していない 作 成 している 作 成 している 図.リフォーム 検 討 時 の 問 い 合 わせ 先 ( 資 料 )リフォーム 市 場 アンケート[ 新 潟 県 ]

施 工 不 良 への 対 応 について 5 地 元 工 務 店 等 の 施 工 不 良 への 対 応 について リフォーム 瑕 疵 保 険 制 度 を 利 用 している 業 者 は 約 1 割 と 低 く 約 7 割 の 業 者 が 要 望 に 個 別 対 応 とし ている 0 10 20 30 40 50 60 70 自 社 の 保 証 制 度 要 望 に 個 別 対 応 瑕 疵 保 険 制 度 の 活 用 その 他 11% 2% 7% 10% 自 社 の 保 証 制 度 要 望 に 個 別 対 応 瑕 疵 保 険 制 度 の 活 用 特 にしていない 70% その 他 特 にしていない 図. 施 工 不 良 への 対 応 について ( 資 料 )リフォーム 市 場 アンケート[ 新 潟 県 ]

2 課 題 ストック 活 用 に 関 する 課 題 解 決 の 方 向 性 現 状 課 題 2008 年 時 における 新 築 を 含 めた 住 宅 全 体 の 流 通 戸 数 に 占 める 中 古 住 宅 の 割 合 は1 割 程 度 と 低 い [ 第 1 回 資 料 5] ( 消 費 者 ) 中 古 住 宅 を 購 入 する 際 に 求 めるサービスについては 何 かあったときに 保 証 して くれる 制 度 が 最 も 多 く 次 いで エコポイント 等 の 支 援 制 度 安 心 できる 物 件 かどうか 判 断 できる 診 断 制 度 が 多 い [ 1] ( 消 費 者 ) 住 宅 購 入 意 向 者 の 中 古 住 宅 を 購 入 しない( 新 築 を 購 入 する) 理 由 としては 新 築 の 方 が 気 持 ちがいい といった 心 理 的 な 抵 抗 感 が 上 位 を 占 め 次 いで 問 題 が 多 そう 中 古 住 宅 への 抵 抗 感 欠 陥 が 見 つかると 困 る といった 構 造 や 性 能 への 不 安 が 多 い [ 2] ( 消 費 者 ) 住 宅 購 入 を 希 望 する 世 帯 の 購 入 困 難 の 理 由 としては 資 金 不 足 に 次 いで 物 件 に 関 する 適 切 な 情 報 が 得 にくい 支 払 い 可 能 な 額 で 立 地 広 さ 間 取 りなど 気 に 入 った 住 宅 がない がある [ 3] 課 題 解 決 の 方 向 性 1 消 費 者 が 中 古 住 宅 に 関 する 適 切 な 情 報 を 入 手 しやすい 環 境 づくり Ⅰ 消 費 者 が 容 易 に 中 古 住 宅 情 報 を 入 手 できる 環 境 の 整 備 Ⅱ 中 古 住 宅 の 性 能 を 客 観 的 に 評 価 表 示 する 住 宅 性 能 表 示 制 度 の 普 及 促 進 Ⅲ 中 古 物 件 の 品 質 や 劣 化 状 況 を 検 査 するインスペクション *1 の 普 及 促 進 Ⅳ 住 宅 履 歴 情 報 *2 を 蓄 積 活 用 できる 環 境 の 整 備 Ⅴ 県 市 町 村 関 係 団 体 が 連 携 した 横 断 的 な 情 報 発 信 体 制 の 確 立 2 ニーズに 合 った 中 古 物 件 の 供 給 促 進 Ⅰ 住 み 手 の 特 性 や 多 様 なニーズに 合 わせた 中 古 住 宅 情 報 の 提 供 Ⅱ 中 古 住 宅 取 得 時 にニーズに 応 じたリフォームを 提 案 提 供 できる 体 制 の 整 備 Ⅲ 持 家 を 賃 貸 化 した 際 の 運 用 リスクを 軽 減 する 仕 組 の 検 討 Ⅳ 品 質 性 能 の 良 い 中 古 住 宅 の 供 給 を 促 進 するため 既 存 住 宅 の 品 質 性 能 を 向 上 させるリ フォームの 促 進 ( 不 動 産 業 者 ) 中 古 住 宅 市 場 の 活 性 化 に 必 要 な 方 策 では 金 融 保 証 面 の 充 実 が 最 も 多 く 次 いで 適 正 な 価 格 査 定 性 能 保 証 の 充 実 が 多 い [ 第 2 回 資 料 3] Ⅴ 県 市 町 村 関 係 団 体 が 連 携 した 横 断 的 な 相 談 窓 口 体 制 の 確 立 ( 不 動 産 業 者 ) 中 古 住 宅 の 価 格 査 定 について 現 在 は 統 一 化 された 基 準 は 無 く 近 隣 の 取 引 3 適 正 な 価 格 評 価 のルールづくり 事 例 固 定 資 産 税 評 価 額 不 動 産 流 通 近 代 化 センターの 価 格 査 定 マニュアル など 各 Ⅰ 住 宅 の 品 質 に 応 じた 価 格 評 価 の 促 進 社 独 自 の 査 定 方 法 を 用 いている [ 第 2 回 資 料 3] 4 中 古 住 宅 取 得 時 に 利 用 しやすい 融 資 制 度 など 支 援 制 度 の 整 備 ( 不 動 産 業 者 ) 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 保 険 を 利 用 している 業 者 は2 割 以 下 と 少 ない [ 4] Ⅰ Ⅱ 金 融 機 関 における 住 宅 の 品 質 に 応 じた 価 格 評 価 の 促 進 中 古 住 宅 取 得 に 対 する 税 制 優 遇 の 拡 充 関 係 指 標 下 表 の 印 は 現 プランの 成 果 指 標 を 示 す 5 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 保 険 制 度 等 の 活 用 促 進 既 存 住 宅 の 流 通 シェア 平 成 15 年 :11% 平 成 27 年 :22% 最 新 値 ( 平 成 20 年 )12% 滅 失 住 宅 の 平 均 築 後 年 数 平 成 15 年 : 約 28 年 平 成 27 年 : 約 40 年 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 住 宅 イベント 等 の 機 会 を 通 じた 消 費 者 等 への 直 接 的 な 制 度 周 知 ローン 等 支 援 措 置 との 連 携 による 制 度 活 用 の 促 進 消 費 者 事 業 者 側 の 利 便 性 やニーズを 考 慮 した 制 度 の 見 直 し 最 新 値 ( 平 成 20 年 ) 約 31 年 委 員 意 見 関 係 団 体 において 不 動 産 に 関 する 無 料 相 談 会 を 実 施 しているが 各 団 体 で 回 答 する 内 容 に 格 差 が 生 じているケースもあり 今 後 は 相 談 事 業 に 関 連 する 業 界 全 体 で 検 討 を 行 い 様 々な 課 題 に 対 してワンストップで 解 決 していく 仕 組 が 必 要 である 県 民 は 一 概 に 良 い 性 能 品 質 を 求 めているのではなく ローコスト 性 も 重 要 な 品 質 と 考 えてい るのではないか 中 古 住 宅 市 場 の 活 性 化 を 図 るには 質 の 向 上 はもとより 評 価 ( 売 買 される 金 額 の 妥 当 性 )と 融 資 利 用 の 促 進 も 重 要 な 課 題 である 中 古 住 宅 の 流 通 割 合 は1 割 程 度 とあるが 中 古 住 宅 あるいは 賃 貸 住 宅 の 役 割 としては 新 築 に 至 るまでの 間 を 埋 めてくれる 役 割 があるのではないか また 中 古 物 件 の 供 給 を 増 やす べきではないか とあるが 供 給 を 増 やしていく 以 前 にニーズを 把 握 することがストック 活 用 に 反 映 されていくのではないか 既 存 住 宅 シェアの 数 値 目 標 等 については 中 古 物 件 の 供 給 可 能 性 等 を 十 分 に 検 討 した 上 で 検 討 すべき 論 点 1 中 古 住 宅 への 物 件 に 関 する 適 切 な 情 報 が 得 にくい や 構 造 や 性 能 への 不 安 が 挙 げられて いることから 中 古 物 件 の 品 質 や 性 能 に 関 する 情 報 を 消 費 者 へ 伝 える 仕 組 みづくりを 検 討 すべ きではないか 2 資 金 不 足 や 適 当 な 価 格 立 地 間 取 り 等 の 物 件 不 足 が 挙 げられていることから こう したニーズにあった 中 古 物 件 の 供 給 を 増 やすべきではないか 3 消 費 者 からは 物 件 に 関 する 適 切 な 情 報 が 得 にくい 不 動 産 業 者 からは 適 正 な 価 格 査 定 が 挙 げられており 現 在 の 中 古 住 宅 の 価 格 査 定 が 不 統 一 であることからも 適 正 な 査 定 のあり 方 を 検 討 する 必 要 があるのではないか 4 消 費 者 からは 資 金 不 足 不 動 産 業 者 からは 金 融 保 証 面 の 充 実 が 挙 げられていること から 融 資 制 度 の 仕 組 みを 改 善 する 融 資 制 度 など 支 援 制 度 を 整 備 する 必 要 があるのではない か 5 消 費 者 からは 構 造 や 性 能 への 不 安 不 動 産 業 者 からは 性 能 保 証 の 充 実 が 挙 げられてお り 住 宅 性 能 表 示 制 度 の 活 用 や 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 保 険 制 度 の 活 用 が 十 分 でないことから 制 度 活 用 の 促 進 について 検 討 すべきではないか *1 インスペクション: 既 存 住 宅 の 売 買 やリフォーム 工 事 の 際 に 対 象 となる 住 宅 や 工 事 の 品 質 性 能 について 第 三 者 が 行 う 検 査 *2 住 宅 履 歴 情 報 : 住 宅 の 設 計 施 工 維 持 管 理 権 利 及 び 資 産 等 に 関 する 情 報

中 古 住 宅 購 入 時 に 求 めるサービス 1 消 費 者 が 中 古 住 宅 を 購 入 する 際 に 求 めるサービスについては 何 か 問 題 があったときに 保 証 してくれる 制 度 が 約 42%と 最 も 多 く 次 いで エコ ポイント 等 の 支 援 制 度 診 断 制 度 が 多 い 図. 中 古 住 宅 購 入 時 に 求 めるサービス ( 資 料 ) 国 土 交 通 省 資 料 中 古 住 宅 を 購 入 しない 理 由 2 住 宅 購 入 意 向 の 中 古 住 宅 を 購 入 しない 理 由 は 新 築 の 方 が 気 持 ちがいい といった 心 理 的 な 抵 抗 感 が 上 位 を 占 め 次 いで 問 題 が 多 そう 中 古 住 宅 への 抵 抗 感 といっ た 構 造 や 性 能 への 不 安 が 挙 がっている また 手 頃 な 物 件 が 無 いといった 需 要 とのミ スマッチも23%あった 心 理 的 な 抵 抗 感 構 造 や 性 能 への 不 安 需 要 とのミスマッチ 図. 中 古 住 宅 を 購 入 しない 理 由 ( 資 料 ) 国 土 交 通 省 資 料

住 宅 購 入 希 望 者 の 購 入 困 難 な 理 由 3 住 宅 購 入 を 希 望 する 世 帯 の 購 入 困 難 の 理 由 としては 資 金 不 足 に 次 い で 物 件 に 関 する 適 切 な 情 報 が 得 にくい 支 払 い 可 能 な 額 で 立 地 広 さ 間 取 りなど 気 に 入 った 住 宅 がない が 挙 げられている 不 明 特 にない 公 的 賃 貸 住 宅 への 入 居 が 困 難 民 間 賃 貸 住 宅 への 入 居 を 拒 否 される 住 宅 の 改 善 方 法 について 適 当 な 相 談 相 手 ( 専 門 家 )や 適 切 な 施 工 業 者 仲 介 販 売 業 者 に 関 する 情 報 が 得 にくい 住 環 境 や 住 宅 性 能 に 関 する 情 報 が 得 にくい 住 宅 宅 地 の 物 件 に 関 する 適 切 な 情 報 が 得 にくい 支 払 い 可 能 な 額 の 範 囲 で 立 地 広 さ 間 取 りなど 気 に 入 った 住 宅 がない 情 報 不 足 需 要 とのミスマッチ 返 済 能 力 はあるが 勤 務 年 数 などの 理 由 で 資 金 融 資 が 受 けられない またはその 額 が 少 ない 現 在 の 住 宅 宅 地 の 売 却 がうまくいかない( 持 家 の 方 ) 預 貯 金 ( 住 宅 財 形 などを 含 む)や 返 済 能 力 が 不 足 している またはその 可 能 性 がある 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 図. 住 宅 購 入 希 望 者 の 困 難 な 理 由 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 生 活 総 合 調 査 拡 大 調 査 [ 新 潟 県 ] 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 保 険 を 利 用 状 況 4 自 社 物 件 について 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 保 険 を 利 用 している 業 者 は2 割 以 下 と 少 ない また 仲 介 物 件 でも 依 頼 者 へ 加 入 を 進 めている 業 者 は2 割 以 下 と 同 じく 少 ない 0 5 10 15 20 25 30 35 利 用 したことがある 利 用 したことはない 図.( 自 社 物 件 ) 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 保 険 の 利 用 の 有 無 0 5 10 15 20 25 30 加 入 を 進 めている はい 加 入 を 進 めていない いいえ 図.( 仲 介 物 件 ) 販 売 依 頼 者 への 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 保 険 の 推 薦 状 況 ( 資 料 )リフォーム 市 場 アンケート[ 新 潟 県 ]

3 課 題 ミスマッチ に 関 する 課 題 解 決 の 方 向 性 現 状 課 題 住 宅 ストックを 建 築 時 期 別 で 見 ると 世 帯 人 員 に 大 きな 差 は 見 られないが 建 築 年 次 が 古 いほ ど 居 住 室 数 が 多 く 延 べ 面 積 が 大 きい [ 第 2 回 資 料 1] 子 育 て 世 帯 の 居 住 室 の 面 積 は 高 齢 者 単 独 世 帯 より 小 さい [ 第 1 回 資 料 5] 子 育 ての 主 な 開 始 時 期 と 考 えられる 世 帯 主 が25 歳 から39 歳 までの 世 帯 では 持 ち 家 47% 借 家 53%と 借 家 の 割 合 が 高 い [ 第 1 回 資 料 5] 借 家 の 平 均 世 帯 人 員 は 約 1.9 人 借 家 の 平 均 延 べ 床 面 積 の 約 49m2に 対 し 平 均 世 帯 人 員 に 対 す る 誘 導 居 住 面 積 は53m2と 十 分 な 面 積 が 確 保 できていない [ 1] 委 員 意 見 子 育 て 世 代 は 面 積 が 少 なく 高 齢 者 世 帯 は 広 すぎる 問 題 はあるが 築 年 数 やローン 等 によりリ フォームに 着 手 しにくい 問 題 がある 分 析 の 際 に 面 積 築 年 数 とリフォームの 関 係 を 踏 まえた 方 がよい 新 潟 県 でも 良 質 な 借 家 の 問 題 を 考 えていくことも 必 要 中 古 住 宅 の 需 要 と 供 給 のミスマッチがあるという 論 点 だが これを 考 えていく 上 で そもそも ニーズに 合 った 中 古 住 宅 が 市 場 に 挙 がっていないだけなのか それともニーズに 合 った 中 古 住 宅 は 存 在 しないのか その 当 たりを 明 らかにする 必 要 がある 所 得 や 資 産 の 減 少 の 影 響 もあってか 持 ち 家 ストックに 占 める 中 古 住 宅 の 割 合 は 増 加 傾 向 と 借 家 を 提 供 する 側 のニーズについても 検 討 が 必 要 ではないか 提 供 する 側 としては 小 さな 間 取 なっている また 全 住 宅 の 所 有 区 分 では 借 家 の 割 合 が 増 加 傾 向 となっている [ 第 2 回 資 料 1] りを 検 討 する 傾 向 があり これは 費 用 対 効 果 的 な 考 え 方 であってニーズ 分 析 によるものではな い そのため 競 合 地 域 に 集 中 するような 状 況 が 見 受 けられるが オーナー 向 けのニーズ 情 報 を 提 供 することで 均 一 になるかもしれない ( 消 費 者 ) 子 育 てにおいて 重 要 な 要 素 としては 住 宅 および 住 宅 まわりの 防 犯 性 幼 稚 園 小 学 校 などの 利 便 近 隣 の 人 たちとの 関 わり 医 療 機 関 の 利 便 住 宅 の 広 さ 間 取 り の 回 答 が 多 い [ 第 1 回 資 料 5] ( 消 費 者 ) 住 宅 購 入 を 希 望 する 世 帯 の 購 入 困 難 の 理 由 としては 資 金 不 足 に 次 いで 物 件 に 関 する 適 切 な 情 報 が 得 にくい 支 払 い 可 能 な 額 で 立 地 広 さ 間 取 りなど 気 に 入 った 住 宅 がない がある [ストック 4] ( 中 古 住 宅 ) 主 な 購 入 層 は 親 と 子 ( 長 子 6~11 歳 ) が 最 も 多 く 次 いで 親 と 子 ( 長 子 5 歳 以 下 ) と 比 較 的 小 さい 子 を 持 つ 親 子 が 多 い [ 第 2 回 資 料 3] ( 中 古 住 宅 ) 子 育 て 世 帯 の 購 入 時 に 重 視 する 点 では 購 入 価 格 の 安 さ が 最 も 多 く 次 いで 立 地 や 周 辺 環 境 築 年 数 が 多 い [ 第 2 回 資 料 3] ( 中 古 住 宅 ) 子 育 て 世 帯 のニーズは 形 態 は 戸 建 て 間 取 りは 3LDK 4LDK 築 年 数 は 10~30 年 価 格 は 1000~1499 万 円 であるが 現 在 取 り 扱 いされている 物 件 で 条 件 に 合 致 する 物 件 は 少 ないと 考 えられる [ 2, 第 3 回 資 料 1] ( 中 古 住 宅 ) 持 家 ストックの 建 て 方 別 では 戸 建 て が 圧 倒 的 に 多 く その 面 積 別 の 割 合 では 150m2 以 上 の50%に 次 いで 3LDK 4LDK 程 度 の 100~149m2 が35%となって いる [ 第 3 回 資 料 1] ( 賃 貸 住 宅 ) 主 な 客 層 は 65 歳 未 満 の 単 身 世 帯 に 次 いで 子 育 て 世 帯 の 親 と 子 ( 長 子 5 歳 以 下 ) が 多 く 中 古 住 宅 の 購 入 層 より 子 供 が 低 年 齢 となっている [ 3] ( 賃 貸 住 宅 ) 子 育 て 世 帯 の 主 な 賃 貸 住 宅 ニーズは 間 取 り 2LDK 築 年 数 は 20 年 以 下 家 賃 は 5~6.9 万 円 立 地 は 市 街 地 であり 現 在 取 り 扱 われている 物 件 と 概 ね 条 件 は 合 致 している [ 4] 長 子 が11 歳 以 下 の 親 子 世 帯 の 住 まいにおける 最 も 重 要 と 思 う 要 素 は 住 宅 の 広 さや 間 取 り が 最 も 多 く 次 いで 地 震 台 風 時 の 住 宅 の 安 全 性 が 多 い また 他 の 家 族 構 成 の 世 帯 に 比 べて 断 熱 気 密 性 冷 暖 房 の 費 用 負 担 などの 省 エネ 対 応 といった 省 エネ 性 能 に 係 る 要 素 が 多 い [ 資 料 5] 〇 長 子 が5 歳 以 下 の 親 子 世 帯 の 居 住 環 境 における 最 も 重 要 と 思 う 要 素 は 治 安 が 最 も 多 く 次 いで 日 常 の 買 い 物 医 療 福 祉 施 設 などの 利 便 子 供 の 遊 び 場 公 園 子 育 て 支 援 サービスの 状 況 が 多 い [ 資 料 6] 〇 長 子 が11 歳 以 下 の 親 子 世 帯 の 住 み 替 え 等 の 困 難 な 理 由 としては 預 貯 金 の 不 足 支 払 い 可 能 な 額 の 範 囲 で 適 当 な 住 宅 がない が 挙 げられている [ 資 料 7] 高 齢 期 に 備 えた 住 み 替 え 改 善 の 意 向 では 家 を 購 入 する 借 りる 施 設 などに 住 み 替 え る は 全 体 の 約 6%と 少 ない [ 第 1 回 資 料 5] 築 年 次 が 古 い 住 宅 ほど 住 宅 面 積 が 広 い 傾 向 にあるが 建 築 時 期 別 の 世 帯 主 の 年 齢 では 昭 和 45 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 の 半 数 以 上 が 世 帯 主 が65 歳 以 上 の 世 帯 となっている [ 第 2 回 資 料 1, 8] 供 給 需 要 予 測 などの 量 的 な 観 点 を 踏 まえるとともに 子 育 て 側 のニーズのみならず 大 家 側 の ニーズ 複 数 回 の 住 み 替 えを 含 むライフタイム 全 般 を 踏 まえた 検 討 を 行 うべき 高 齢 者 については 人 が 見 守 ることで 防 げる 部 分 もある 既 存 の 枠 組 みの 中 で 対 応 していくこと もあるが 住 まい 方 について 広 く 考 えていく 論 点 があっても 良 いのではないか 例 えば 世 帯 が 混 在 するような 住 居 も 検 討 しても 良 いのではないか 高 齢 者 もワンルームのようなところに 住 む より そういうところの 方 が 孤 立 死 などを 防 げる 東 京 であれば 地 方 出 身 の 若 者 が 集 まるシェア 住 居 があるが 新 潟 県 では 若 者 に 限 定 しないシェア 居 住 が 検 討 されても 良 いのではないか 論 点 1 現 在 の 中 古 住 宅 の 多 くは 築 年 数 や 価 格 の 面 で 子 育 て 世 帯 のニーズと 合 致 している 物 件 が 不 足 し ているのではないか 2 現 在 の 借 家 の 多 くは 面 積 が 狭 すぎるため 子 育 て 期 全 般 を 通 じて 利 用 することが 難 しいと 考 え られることから 子 育 て 世 帯 の 詳 細 なニーズや 大 家 側 のニーズを 踏 まえて 検 討 を 進 める 必 要 があ るのではないか 3 高 齢 者 単 身 世 帯 の 増 加 や それら 世 帯 が 面 積 の 大 きい 住 宅 を 所 有 している 状 況 を 踏 まえ 高 齢 者 と 若 年 者 が 混 在 するシェア 居 住 といった 住 まい 方 を 検 討 すべきではないか 課 題 解 決 の 方 向 性 1 子 育 て 世 帯 のニーズに 合 致 する 中 古 物 件 の 供 給 促 進 Ⅰ 課 題 ストック 活 用 課 題 解 決 の 方 向 性 ニーズに 合 った 中 古 物 件 の 供 給 促 進 ( 再 掲 ) 2 3 Ⅱ 中 古 住 宅 に 関 する 子 育 て 世 帯 の 詳 細 ニーズの 把 握 Ⅲ 子 育 て 世 帯 の 立 地 ニーズに 合 ったエリアを 対 象 とした 中 古 流 通 を 促 進 させる 取 組 の 検 討 子 育 て 世 帯 や 大 家 側 のニーズを 踏 まえた 借 家 供 給 の 促 進 Ⅰ 借 家 に 関 する 子 育 て 世 帯 の 詳 細 ニーズの 把 握 Ⅱ 大 家 側 の 詳 細 ニーズの 把 握 Ⅲ 上 記 ニーズを 踏 まえ 子 育 てに 適 した 広 さ 等 を 有 する 賃 貸 住 宅 の 認 定 制 度 の 検 討 Ⅳ 持 家 を 賃 貸 化 した 際 の 運 用 リスクを 軽 減 する 仕 組 の 検 討 ( 再 掲 ) 高 齢 者 と 若 年 者 が 混 在 する( 若 者 に 限 定 しない)シェア 居 住 の 検 討 Ⅰ 持 家 ストックを 活 用 したシェア 居 住 の 検 討 関 係 指 標 下 表 の 印 は 現 プランの 成 果 指 標 を 示 す 子 育 て 世 帯 における 誘 導 居 住 面 積 水 準 の 達 成 率 平 成 15 年 :62% 平 成 27 年 :70% 現 状 値 ( 平 成 20 年 )59% 関 連 施 策 ふるさと 越 後 の 家 づく 事 業 ( 県 ) 越 後 杉 ブランドを 使 用 した 安 全 安 心 な 住 宅 の 建 設 に 対 する 補 助 で 若 者 ( 満 35 歳 未 満 )に 対 しては 補 助 額 の 上 乗 せ 有 り

所 有 区 分 別 の 平 均 延 べ 床 面 積 世 帯 人 員 1 借 家 の 平 均 世 帯 人 員 は 約 1.9 人 借 家 の 平 均 延 べ 床 面 積 の 約 49m2に 対 して 平 均 世 帯 人 員 に 対 する 誘 導 居 住 面 積 は53m2と 十 分 な 面 積 が 確 保 できていな い m2 180 160 140 120 134 2.9 162 3.2 1.9 人 3.5 誘 導 居 住 面 積 水 準 により 平 均 世 帯 人 員 に 対 する 延 べ 床 面 積 を 算 定 2.5 新 潟 県 平 均 延 べ 床 面 積 平 均 世 帯 人 員 に 対 する 誘 導 居 住 面 積 100 80 60 40 20 97 106 49 53 1.5 0.5 新 潟 県 平 均 世 帯 人 員 誘 導 居 住 面 積 水 準 の 算 定 について 持 ち 家 の 延 べ 床 面 積 は 戸 建 て 住 宅 と 仮 定 して 一 般 型 :25m2 世 帯 人 員 +25m2 借 家 の 延 べ 床 面 積 は 共 同 住 宅 と 仮 定 して 都 市 居 住 型 20m2 世 帯 人 員 +15m2 として 算 定 した 0 総 数 持 家 借 家 -0.5 図. 中 古 住 宅 の 需 要 供 給 の 状 況 中 古 住 宅 の 需 要 供 給 の 状 況 2 子 育 て 世 帯 の 主 な 中 古 住 宅 ニーズは 形 態 は 戸 建 て 間 取 りは 3L DK 4LDK 築 年 数 は 10~30 年 価 格 は 1000~1499 万 円 で あるが 現 在 取 り 扱 いされている 物 件 で 条 件 に 合 致 する 物 件 は 少 ないと 考 えられる 供 給 物 件 は 間 取 りが 大 きく 築 年 数 も 古 い 形 態 間 取 り 築 年 数 立 地 価 格 帯 現 在 販 売 されている 主 な 中 古 物 件 戸 建 4DK 4LDK 5LDK 以 上 20 年 以 上 市 街 地 郊 外 需 要 高 齢 者 単 独 世 帯 高 齢 者 夫 婦 世 帯 集 合 戸 建 集 合 戸 建 2DK 2LDK 2LDK 3LDK 20~30 年 市 街 地 999 万 円 以 下 10~30 年 市 街 地 郊 外 1000~ 1499 万 円 以 下 子 育 て 世 帯 戸 建 3LDK 4LDK 10~30 年 市 街 地 郊 外 1000~ 1499 万 円 以 下 子 育 て 世 帯 の 築 年 数 のニーズは 比 較 的 新 しいもの 社 団 法 人 新 潟 県 宅 地 建 物 取 引 業 協 会 ホームページより 物 件 数 の 多 い 新 潟 市 の 中 古 物 件 について 子 育 て 世 帯 のニーズと 合 致 するものを 検 索 条 件 合 致 は 10 数 件 と 少 ない 図. 中 古 住 宅 の 需 要 供 給 の 状 況

民 間 賃 貸 住 宅 の 主 な 客 層 3 賃 貸 住 宅 の 主 な 客 層 は 65 歳 未 満 の 単 身 世 帯 に 次 いで 親 と 子 ( 長 子 5 歳 以 下 ) となっており 中 古 住 宅 の 購 入 層 ( 親 と 子 ( 長 子 6 歳 ~11 歳 ) より 長 子 が 低 年 齢 となっている 単 身 (65 歳 未 満 ) 0 5 10 15 20 25 30 単 身 (65 歳 以 上 ) 夫 婦 のみ(65 歳 未 満 ) 夫 婦 のみ(65 歳 以 上 ) 親 と 子 ( 長 子 5 歳 以 下 ) 親 と 子 ( 長 子 6~11 歳 ) 親 と 子 ( 長 子 12~17 歳 ) 中 古 住 宅 の 購 入 層 として 最 も 多 い 世 帯 親 と 子 ( 長 子 18 歳 以 上 ) 3 世 代 世 帯 図. 民 間 賃 貸 住 宅 の 主 な 客 層 について ( 資 料 )リフォーム 市 場 アンケート[ 新 潟 県 ] 子 育 て 世 帯 の 賃 貸 住 宅 ニーズ 4 子 育 て 世 帯 の 主 な 賃 貸 住 宅 ニーズは 間 取 り 2LDK 築 年 数 は 20 年 以 下 家 賃 は 5~6.9 万 円 立 地 は 市 街 地 であり 概 ね 現 在 取 り 扱 われている 賃 貸 物 件 と 合 致 している 形 態 間 取 り 築 年 数 立 地 価 格 帯 現 在 取 り 扱 いされている 主 な 賃 貸 住 宅 集 合 住 宅 1K 1R 2DK 2LDK 10~20 年 市 街 地 子 育 て 世 帯 ニーズ 2LDK 10~20 年 10 年 以 内 市 街 地 5~6.9 万 円 中 古 物 件 では 合 わなかった 築 年 数 のニーズも 賃 貸 住 宅 では 合 致 する 民 間 賃 貸 住 宅 の 主 な 客 層 である 子 育 て 世 帯 は 中 古 住 宅 購 入 層 と 比 べて 長 子 が 低 年 齢 のためか 間 取 り に 関 するニーズは 中 古 住 宅 の 購 入 層 は 3LDK 4LDK に 対 して 賃 貸 住 宅 は 2LDK が 多 い 図. 現 在 取 り 扱 われている 賃 貸 住 宅 と 子 育 て 世 帯 ニーズ ( 資 料 )リフォーム 市 場 アンケート[ 新 潟 県 ]

家 族 構 成 別 の 住 まいにおける 重 要 な 要 素 5 住 まいにおける 最 も 重 要 と 思 う 要 素 は 長 子 が11 歳 以 下 の 親 子 世 帯 では 住 宅 の 広 さや 間 取 り 断 熱 気 密 性 省 エネ 対 応 高 齢 者 世 帯 で は 高 齢 者 等 への 配 慮 の 割 合 が 他 の 世 帯 と 比 べて 高 い その 他 複 合 世 帯 3 世 代 世 帯 親 と 子 ( 長 子 25 歳 以 上 ) 住 宅 の 広 さや 間 取 り 収 納 の 多 さ 使 いやすさ 台 所 トイレ 浴 室 等 の 使 いやすさ 広 さ 地 震 台 風 時 の 住 宅 の 安 全 性 親 と 子 ( 長 子 18~24 歳 ) 火 災 時 の 避 難 の 安 全 性 親 と 子 ( 長 子 12~17 歳 ) 住 宅 の 防 犯 性 親 と 子 ( 長 子 6~11 歳 ) 親 と 子 ( 長 子 5 歳 以 下 ) 夫 婦 ( 家 計 を 主 に 支 える 者 が65 歳 以 上 ) 夫 婦 ( 家 計 を 主 に 支 える 者 が65 歳 未 満 ) 広 さ 間 取 り 断 熱 気 密 性 省 エネ 対 応 高 齢 者 等 への 配 慮 住 宅 のいたみの 少 なさ 住 宅 の 維 持 や 管 理 のしやすさ 住 宅 の 断 熱 性 や 気 密 性 冷 暖 房 の 費 用 負 担 などの 省 エネルギー 対 応 高 齢 者 等 への 配 慮 ( 段 差 がないなど) 単 身 (75 歳 以 上 ) 換 気 性 能 ( 臭 気 や 煙 などの 残 留 感 がない) 単 身 (65 歳 ~74 歳 ) 居 間 など 主 たる 居 住 室 の 採 光 単 身 (35 歳 ~64 歳 ) 単 身 (35 歳 未 満 ) 外 部 からの 騒 音 などに 対 する 遮 音 性 上 下 階 や 隣 戸 からの 騒 音 などに 対 する 遮 音 性 0% 20% 40% 60% 80% 100% 図. 新 潟 県 家 族 構 成 別 の 居 住 環 境 における 重 要 な 要 素 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 生 活 総 合 調 査 拡 大 調 査 [ 新 潟 県 ] 家 族 構 成 別 の 居 住 環 境 における 重 要 な 要 素 6 居 住 環 境 における 最 も 重 要 と 思 う 要 素 は 長 子 が5 歳 以 下 の 親 子 世 帯 では 治 安 子 供 の 遊 び 場 子 育 て 支 援 サービス 高 齢 者 世 帯 では 福 祉 等 の 生 活 支 援 サービス の 割 合 が 他 の 世 帯 と 比 べて 高 い その 他 複 合 世 帯 火 災 地 震 水 害 などに 対 する 安 全 敷 地 やまわりのバリアフリー 化 の 状 況 3 世 代 世 帯 まわりの 道 路 の 歩 行 時 の 安 全 親 と 子 ( 長 子 25 歳 以 上 ) 治 安 犯 罪 発 生 の 防 止 親 と 子 ( 長 子 18~24 歳 ) 騒 音 大 気 汚 染 などの 少 なさ 親 と 子 ( 長 子 12~17 歳 ) 通 勤 通 学 などの 利 便 親 と 子 ( 長 子 6~11 歳 ) 親 と 子 ( 長 子 5 歳 以 下 ) 治 安 遊 び 場 子 育 てサービス 日 常 の 買 い 物 医 療 福 祉 施 設 文 化 施 設 な どの 利 便 子 供 の 遊 び 場 公 園 など 夫 婦 ( 家 計 を 主 に 支 える 者 が65 歳 以 上 ) 夫 婦 ( 家 計 を 主 に 支 える 者 が65 歳 未 満 ) 単 身 (75 歳 以 上 ) 単 身 (65 歳 ~74 歳 ) 福 祉 等 の 生 活 支 援 サービス 緑 水 辺 など 自 然 とのふれあい 敷 地 の 広 さや 日 当 たり 風 通 しなど 空 間 のゆ とり まちなみ 景 観 親 や 親 戚 の 住 宅 との 距 離 近 隣 の 人 たちやコミュニティとの 関 わり 単 身 (35 歳 ~64 歳 ) 福 祉 介 護 等 の 生 活 支 援 サービスの 状 況 単 身 (35 歳 未 満 ) 子 育 て 支 援 サービスの 状 況 0% 20% 40% 60% 80% 100% 図. 世 帯 主 の 年 齢 別 の 住 宅 所 有 区 分 [ 親 族 家 族 のみ* 主 世 帯 ] ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 生 活 総 合 調 査 拡 大 調 査 [ 新 潟 県 ]

家 族 構 成 別 の 住 み 替 え 等 が 困 難 な 理 由 7 長 子 が11 歳 以 下 の 親 子 世 帯 の 住 み 替 え 等 の 困 難 な 理 由 としては 預 貯 金 の 不 足 支 払 い 可 能 な 額 の 範 囲 で 適 当 な 住 宅 がない が 挙 げられてい る その 他 複 合 世 帯 3 世 代 世 帯 親 と 子 ( 長 子 25 歳 以 上 ) 親 と 子 ( 長 子 18~24 歳 ) 親 と 子 ( 長 子 12~17 歳 ) 親 と 子 ( 長 子 6~11 歳 ) 親 と 子 ( 長 子 5 歳 以 下 ) 夫 婦 ( 家 計 を 主 に 支 える 者 が65 歳 以 上 ) 夫 婦 ( 家 計 を 主 に 支 える 者 が65 歳 未 満 ) 単 身 (75 歳 以 上 ) 単 身 (65 歳 ~74 歳 ) 単 身 (35 歳 ~64 歳 ) 単 身 (35 歳 未 満 ) 預 貯 金 の 不 足 支 払 い 可 能 な 額 の 範 囲 で 適 当 な 住 宅 がない 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 預 貯 金 ( 住 宅 財 形 などを 含 む)や 返 済 能 力 が 不 足 している またはその 可 能 性 がある 現 在 の 住 宅 宅 地 の 売 却 がうまくいかない( 持 家 の 方 ) 返 済 能 力 はあるが 勤 務 年 数 などの 理 由 で 資 金 融 資 が 受 けられない またはその 額 が 少 ない 支 払 い 可 能 な 額 の 範 囲 で 立 地 広 さ 間 取 りなど 気 に 入 った 住 宅 がない 住 宅 宅 地 の 物 件 に 関 する 適 切 な 情 報 が 得 にくい 住 環 境 や 住 宅 性 能 に 関 する 情 報 が 得 にくい 住 宅 の 改 善 方 法 について 適 当 な 相 談 相 手 ( 専 門 家 )や 適 切 な 施 工 業 者 仲 介 販 売 業 者 に 関 する 情 報 が 得 にくい 民 間 賃 貸 住 宅 への 入 居 を 拒 否 される 公 的 賃 貸 住 宅 への 入 居 が 困 難 特 にない 不 明 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 生 活 総 合 調 査 拡 大 調 査 [ 新 潟 県 ] 図. 新 潟 県 家 族 構 成 別 の 住 み 替 え 等 が 困 難 な 理 由 の 状 況 建 築 時 期 別 の 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 8 2008 年 時 における 建 築 時 期 別 の 家 計 を 主 に 支 える 者 ( 世 帯 主 )の 年 齢 で は 昭 和 45 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 の 半 数 以 上 が 世 帯 主 65 歳 以 上 の 世 帯 と なっている 平 成 18 年 ~20 年 9 月 平 成 13 年 ~17 年 平 成 8 年 ~12 年 平 成 3 年 ~7 年 昭 和 56 年 ~ 平 成 2 年 昭 和 46 年 ~55 年 昭 和 36 年 ~45 年 昭 和 26 年 ~35 年 半 数 以 上 の 世 帯 主 65 歳 以 上 の 世 帯 昭 和 25 年 以 前 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 25 歳 未 満 25~34 歳 35~44 45~54 55~64 65 歳 以 上 不 詳 図. 新 潟 県 建 築 時 期 別 の 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 の 状 況 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 [ 総 務 省 ]

4 課 題 エコ 省 エネ 化 に 関 する 課 題 解 決 の 方 向 性 現 状 課 題 論 点 太 陽 光 発 電 システムの 設 置 率 は 全 体 の 約 0.5%と 低 い [ 第 1 回 資 料 5] 1 省 エネ 性 の 低 い 住 宅 に 居 住 する 世 帯 とリフォーム 意 向 の 高 い 世 帯 が 概 ね 一 致 することから リ 平 成 7 年 以 前 に 建 築 された 住 宅 の 窓 サッシの 断 熱 化 の 割 合 は 低 く 建 築 年 次 が 古 くな フォーム 時 における 省 エネ 化 を 誘 導 する 方 策 を 検 討 すべきではないか るほど 低 下 する [ 1] 2 太 陽 光 パネルについては 屋 根 雪 処 理 との 組 み 合 せなど 本 県 の 気 候 環 境 に 即 した 新 技 術 の 研 究 窓 サッシの 断 熱 化 が 進 んでいない 建 築 年 次 の 古 い 住 宅 は 近 年 建 築 された 住 宅 と 比 べ 世 帯 人 普 及 を 進 めるべきではないか 員 に 大 きな 差 は 見 られないが 床 面 積 が 大 きく 居 間 寝 室 等 の 居 住 室 数 が 多 い [ 2] 平 成 7 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 の 世 帯 主 の 年 齢 別 では 45~65 歳 が 約 46% 65 歳 以 上 が 約 36% [ 3] 世 帯 主 の 年 齢 別 の 収 入 では 世 帯 主 が 45~65 歳 の 世 帯 は 他 の 世 帯 に 比 べて 収 入 が 多 課 題 解 決 の 方 向 性 く 世 帯 主 が 65 歳 以 上 の 世 帯 は 収 入 が 少 ない [ 4] エコ 省 エネ 改 修 の 概 算 額 は 内 窓 の 設 置 :6~12 万 円 太 陽 光 発 電 システム:200~ 300 万 円 節 水 型 トレイへの 交 換 :30~50 万 円 であり 設 置 個 所 数 によるが 内 窓 の 設 置 :6~12 万 円 であれば 比 較 的 価 格 は 安 い [ 5] リフォーム 意 向 の 高 い 世 帯 は 世 帯 主 の 年 齢 が 40~74 歳 の 世 帯 であり エコ 省 エネ 化 が なされていない 平 成 7 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 に 居 住 する 世 帯 と 概 ね 一 致 する [ 6] 消 費 者 から 施 工 者 へのエコ 省 エネリフォームに 関 する 相 談 では 窓 サッシの 断 熱 化 の 問 い 合 わせが 多 く 太 陽 光 パネル の 問 い 合 わせは 少 ない [ 7] リフォーム 意 向 者 の 実 現 困 難 な 理 由 としては 資 金 不 足 適 当 な 相 談 相 手 や 適 切 な 業 者 に 関 する 情 報 が 得 にくい が 多 い [ 第 1 回 資 料 5] 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 が55 歳 以 上 の 世 帯 では その 他 の 世 帯 と 比 べて 貯 蓄 残 高 が 多 く 65 歳 以 上 の 世 帯 においても 貯 蓄 残 高 が 比 較 的 多 い [ 第 3 回 資 料 1] 3 相 談 相 手 の 不 足 や 適 切 な 業 者 情 報 の 不 足 が 考 えられることから 消 費 者 が 安 心 してリ フォームできる 体 制 づくりを 検 討 すべきではないか 1 リフォーム 時 における 省 エネ 化 の 誘 導 Ⅰ 複 数 リフォームの 同 時 実 施 によるコスト 面 等 のメリットの 周 知 Ⅱ 総 合 的 なリフォーム 情 報 を 消 費 者 へ 提 供 する 仕 組 の 整 備 Ⅲ リフォーム 事 業 者 との 連 携 による 消 費 者 へのアドバイス 体 制 の 充 実 2 再 生 可 能 エネルギー( 太 陽 光 パネル 等 )の 活 用 促 進 Ⅰ 再 生 可 能 エネルギーの 効 果 等 の 調 査 研 究 Ⅱ 再 生 可 能 エネルギーを 活 用 した 優 れた 工 法 技 術 を 表 彰 する 制 度 の 検 討 3 消 費 者 が 安 心 してリフォーム(エコ 省 エネ 改 修 )できる 体 制 づくり Ⅰ 課 題 リフォーム 推 進 課 題 解 決 の 方 向 性 消 費 者 がリフォーム 相 談 しやすい 体 制 づくり( 再 掲 ) 消 費 者 がリフォームに 関 する 適 切 な 情 報 を 入 手 しやすい 環 境 づくり( 再 掲 ) リフォーム 瑕 疵 保 険 制 度 の 活 用 促 進 ( 再 掲 ) 4 住 宅 のエコ 省 エネ 化 の 促 進 関 係 指 標 下 表 の 印 は 現 プランの 成 果 指 標 を 示 す Ⅰ 先 導 的 なエコ 省 エネ 住 宅 (ゼロ エネルギー 住 宅 * )の 普 及 に 取 り 組 む 事 業 者 への 支 援 一 定 の 省 エネルギー 対 策 を 講 じた 住 宅 ストックの 比 率 平 成 15 年 :36% 平 成 27 年 :55% Ⅱ 耐 久 性 省 エネ 性 等 に 優 れた 長 期 優 良 認 定 住 宅 の 普 及 促 進 最 新 値 ( 平 成 20 年 )41% 5 林 業 施 策 と 連 携 したエコ 省 エネ 化 の 促 進 Ⅰ 県 産 木 材 を 活 用 した 木 造 住 宅 の 普 及 促 進 関 連 施 策 具 体 な 内 容 は 課 題 県 産 材 の 利 用 の 課 題 解 決 の 方 向 性 に 記 載 家 庭 用 太 陽 光 普 及 促 進 事 業 ( 県 ) 県 がファイナンス 会 社 に 対 して 信 用 補 完 することで 太 陽 光 発 電 設 置 に 係 るローン 金 利 の 低 下 を 誘 導 復 興 支 援 住 宅 エコポイント( 国 ) エコ 住 宅 の 新 築 やエコリフォームに 対 して 商 品 券 等 に 交 換 できるポイントを 付 与 委 員 意 見 省 エネ 対 策 については リフォーム 推 進 体 制 の 整 備 の 中 で 推 進 すべき 窓 の 断 熱 化 などは 雪 国 新 潟 らしい 部 分 であり これらを 普 及 させていけるとよい 太 陽 光 パネルについては 家 庭 用 の 場 合 屋 根 雪 処 理 と 併 せた 対 応 を 考 えてほしい 太 陽 光 発 電 は 年 間 を 通 すと 雪 国 でも 効 率 は 悪 くないという 実 験 結 果 が 出 ている 住 民 ニーズも 高 まっており 今 後 も 検 討 が 必 要 高 齢 者 がリフォームをしない 傾 向 にあるのは 平 均 的 には 資 産 は 持 っていることを 踏 まえると 収 入 の 多 寡 の 問 題 というよりは リフォーム 投 資 に 対 するそのメリットの 享 受 期 間 の 長 短 の 影 響 があると 思 われる 自 治 体 の 財 政 的 支 援 もそのような 意 図 を 考 慮 して 制 度 設 計 をすること が 望 まれる 各 施 策 の 推 進 について 民 間 団 体 をもう 少 し 活 用 した 方 が 良 いのではないか 省 エネ 化 や 耐 震 化 などその 対 策 を 施 している 住 宅 にロゴマークを 表 示 するなど 県 の 推 進 していく 施 策 を 一 般 の 方 にもっと 分 かりやすく 伝 えることに 民 間 団 体 をもっと 活 用 しても 良 いのではないか 本 表 における 世 帯 主 は 世 帯 の 家 計 を 主 に 支 える 者 とする * ゼロ エネルギー 住 宅 : 住 宅 の 躯 体 設 備 の 省 エネ 化 の 向 上 再 生 可 能 エネルギーの 活 用 等 により 年 間 での 一 次 エネ ルギー 消 費 量 が 正 味 でゼロ 又 は 概 ねゼロになる 住 宅

建 築 時 期 別 のバリアフリー 化 の 状 況 1 平 成 7 年 以 前 に 建 築 された 住 宅 は 窓 サッシの 断 熱 化 の 割 合 が 低 い % 戸 80.0 180,000 162,000 72.3 157,300 70.0 160,000 64.0 59.2 140,000 60.0 50.0 40.0 30.0 平 成 7 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 は 窓 サッシの 断 熱 化 が 進 んでいない 79,100 66,200 86,800 94,200 50,900 77,600 120,000 100,000 80,000 60,000 20.0 40,000 10.0 20,000 0.0 0 すべて 又 は 一 部 にあり すべての 窓 にあり 一 部 の 窓 にあり 図. 建 築 時 期 別 の 窓 サッシ 断 熱 化 の 状 況 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 建 築 時 期 別 の 住 宅 面 積 居 住 室 数 2 窓 サッシの 断 熱 化 が 進 んでいない 建 築 年 次 の 古 い 住 宅 は 近 年 建 築 された 住 宅 と 比 べ 世 帯 人 員 に 大 きな 差 は 見 られないが 床 面 積 が 大 きく 居 間 寝 室 等 の 居 住 室 数 が 多 い 人 室 10.0 9.0 8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 178 7.6 160 7.3 152 7.0 普 段 使 っていない 部 屋 も 多 い 建 築 年 次 が 古 くなるほど 床 面 積 が 大 き く 居 間 寝 室 等 の 居 住 室 数 が 多 い 建 物 全 体 の 断 熱 化 は 大 変 140 6.5 133 130 5.9 5.5 123 5.1 119 4.8 114 4.6 m2 200 180 160 140 120 100 80 3.0 2.0 1.0 0.0 世 帯 人 員 に 大 きさ 変 化 はない 2.7 2.8 2.9 2.9 2.9 3.0 3.0 3.0 2.9 S25 以 前 S26~S35 S36~S45 S46~S55 S56~H2 H3~H7 H8~H12 H3~H17 H18~H20.9 平 均 延 べ 面 積 (m2) 平 均 世 帯 人 員 ( 人 ) 平 均 居 住 室 数 ( 室 ) 60 40 20 0 図. 建 築 時 期 別 の 平 均 世 帯 人 員 居 住 室 数 延 べ 面 積 ( 全 住 宅 ) ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 [ 総 務 省 ]

建 築 時 期 別 の 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 3 平 成 7 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 の 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 別 では 45~ 65 歳 が 約 46% 65 歳 以 上 が 約 36% H3~H7 S56~H2 S46~S55 S36~S45 S26~S35 25 歳 未 満 25~34 歳 35~44 歳 45~54 歳 55~64 歳 65 歳 以 上 S25 以 前 H7 以 前 45 歳 ~64 歳 は 約 45% 65 歳 以 上 は 約 36% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 図. 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 と 年 間 収 入 階 級 の 状 況 ( 全 世 帯 ) ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 [ 総 務 省 ] 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 と 年 間 収 入 階 級 4 世 帯 の 年 間 収 入 について 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 が 45~65 歳 の 世 帯 は 他 の 世 帯 に 比 べて 収 入 が 多 く 65 歳 以 上 の 世 帯 は 収 入 が 少 な い 全 体 として45 歳 ~64 歳 は 収 入 が 多 い 2000 万 円 以 上 1,100 1,800 1,100 1500~2000 2,400 3,300 1,200 1000~1500 15,000 14,500 5,100 900~1000 11,000 11,100 4,200 800~ 900 11,600 11,900 5,400 700~800 16,400 14,900 6,900 600~700 15,700 15,800 10,000 500~600 400~500 300~400 18,500 18,600 15,400 25,000 19,800 22,600 16,000 22,300 41,000 全 体 として 65 歳 以 上 は 収 入 が 少 ない 200~300 11,800 24,600 51,100 100~200 7,200 17,200 45,200 100 万 円 未 満 3,100 7,800 21,200 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 25 歳 未 満 25~34 歳 35~44 歳 45~54 歳 55~64 歳 65 歳 以 上 グラフ 中 の 値 は 世 帯 数 を 示 している 図. 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 と 年 間 収 入 階 級 の 状 況 ( 全 世 帯 ) ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 [ 総 務 省 ]

エコ 省 エネ 改 修 の 内 容 と 価 格 5 エコ 省 エネ 改 修 の 概 算 額 は 内 窓 の 設 置 :6~12 万 円 太 陽 光 発 電 システム:200~300 万 円 節 水 型 トレイへの 交 換 :30~50 万 円 で あり 内 窓 の 設 置 :6~12 万 円 であれば 比 較 的 価 格 は 安 い 内 窓 の 設 置 :6~12 万 円 太 陽 光 システム:200~300 万 円 節 水 型 トイレへの 交 換 :30~50 万 円 高 効 率 給 湯 システムの 設 置 :55~100 万 円 ( 資 料 ) 国 土 交 通 省 資 料 リフォーム 意 向 の 高 い 世 帯 6 リフォーム 意 向 の 高 い 世 帯 は 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 が 40~74 歳 の 世 帯 であり エコ 省 エネ 化 がなされていない 平 成 7 年 以 前 に 建 て られた 住 宅 に 居 住 する 世 帯 と 概 ね 一 致 する 75 歳 以 上 65~74 歳 リフォーム 意 向 世 帯 とエコ 省 エネ 化 が 十 分 でない 世 帯 は 概 ね 一 致 する 60~64 歳 55~59 歳 50~54 歳 40~49 歳 30~39 歳 30 歳 未 満 リフォーム 意 向 がピーク 0% 20% 40% 60% 80% 100% 不 詳 25 歳 未 満 25~34 歳 35~44 45~54 55~64 65 歳 以 上 平 成 7 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 に 居 住 する 世 帯 ( 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 別 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 家 を 新 築 する 家 を 購 入 する 家 を 借 りる 家 を 建 て 替 える リフォーム( 増 改 築 模 様 替 え 修 繕 など)を 行 う 家 を 譲 り 受 ける 又 は 同 居 する 家 を 建 てるためにさし 当 たり 土 地 だけを 購 入 する 今 の 家 の 敷 地 ( 借 地 )を 買 い 取 る さしあたり 何 も 考 えていない 不 明 図. 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 別 と 住 み 替 え 改 善 意 向 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 生 活 総 合 調 査 拡 大 調 査 [ 新 潟 県 ]

エコ 省 エネリフォームに 関 する 相 談 7 消 費 者 から 施 工 者 へのエコ 省 エネリフォームに 関 する 相 談 では 窓 サッシの 断 熱 化 の 問 い 合 わせが 多 く 太 陽 光 パネル の 問 い 合 わせは 少 ない ( 回 答 数 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 二 重 サッシ 断 熱 化 太 陽 熱 パネル エコキュート 住 宅 エコポイント その 他 相 談 問 合 せなし 図.エコ 省 エネリフォームの 相 談 内 容 ( 資 料 )リフォーム 市 場 アンケート[ 新 潟 県 ]

5 課 題 バリアフリー 化 に 関 する 課 題 解 決 の 方 向 性 現 状 課 題 論 点 家 庭 内 における 高 齢 者 の 不 慮 の 事 故 で 住 宅 構 造 ( 段 差 や 温 度 差 )に 起 因 する 転 倒 転 落 及 び 不 慮 の 溺 死 及 び 溺 水 の 割 合 は 全 体 の 約 55%を 占 める [ 第 1 回 資 料 5] 1 他 の 世 帯 に 比 べて 資 金 的 に 余 裕 があり リフォーム 需 要 が 高 い 中 高 年 世 帯 において 高 齢 期 を 見 据 えたリフォームがなされていないことから リフォーム 時 におけるバリアフリー 化 を 誘 導 する 方 策 を 検 討 すべきではないか 平 成 7 年 以 前 に 建 築 された 住 宅 は 手 すりがある 段 差 のない 屋 内 の 割 合 が 低 く 窓 サッシの 断 熱 化 の 割 合 も 低 い [ 1, 省 エネ 1] 2 相 談 相 手 の 不 足 や 適 切 な 業 者 情 報 の 不 足 が 考 えられることから 消 費 者 が 安 心 してリ フォームできる 体 制 づくりを 検 討 すべきではないか 平 成 7 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 の 世 帯 主 の 年 齢 別 では 45~65 歳 が 約 46% 65 歳 以 上 が 約 36% [ 省 エネ 3] 3 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 等 については 詳 細 なニーズの 把 握 を 行 った 上 で 整 備 を 進 めるべき ではないか 世 帯 主 の 年 齢 別 の 収 入 では 世 帯 主 が 45~65 歳 の 世 帯 は 他 の 世 帯 に 比 べて 収 入 が 多 く 世 帯 主 が 65 歳 以 上 の 世 帯 は 収 入 が 少 ない [ 省 エネ 4] バリアフリー 改 修 の 概 算 額 は 手 すりの 設 置 :1~20 万 円 段 差 解 消 :8~20 万 円 内 窓 の 設 置 :6~12 万 円 タンクレストイレへの 交 換 :30~50 万 円 システムバス 1 課 題 解 決 の 方 向 性 リフォーム 時 におけるバリアフリー 化 の 誘 導 交 換 :60~150 万 円 であり 手 すりの 設 置 等 であれば 比 較 的 価 格 は 安 い [ 2] Ⅰ 複 数 リフォームの 同 時 実 施 によるコスト 面 等 のメリットの 周 知 ( 再 掲 ) リフォーム 意 向 の 高 い 世 帯 は 世 帯 主 の 年 齢 が 40~74 歳 の 世 帯 であり バリアフリー 化 がなされていない 平 成 7 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 に 居 住 する 世 帯 と 概 ね 一 致 する [ 省 エ Ⅱ Ⅲ 総 合 的 なリフォーム 情 報 を 消 費 者 へ 提 供 する 仕 組 の 整 備 ( 再 掲 ) リフォーム 事 業 者 との 連 携 による 消 費 者 へのアドバイス 体 制 の 充 実 ( 再 掲 ) ネ 6] 2 消 費 者 が 安 心 してリフォーム(バリアフリー 改 修 )できる 体 制 づくり バリアフリー 改 修 の 意 向 の 高 い 世 帯 は 世 帯 主 の 年 齢 が 65~74 歳 の 世 帯 であり 高 齢 期 Ⅰ 課 題 リフォーム 推 進 課 題 解 決 の 方 向 性 における 意 向 が 高 い [ 3] 消 費 者 がリフォーム 相 談 しやすい 体 制 づくり( 再 掲 ) 高 齢 者 世 帯 のリフォーム 工 事 では 高 齢 化 による 自 身 の 身 体 状 況 を 考 慮 した 手 すりの 設 置 消 費 者 がリフォームに 関 する 適 切 な 情 報 を 入 手 しやすい 環 境 づくり( 再 掲 ) 段 差 解 消 トイレの 改 善 風 呂 の 改 善 が 多 いが 冬 期 の 寒 さ 対 策 となる 窓 の 断 熱 リフォーム 瑕 疵 保 険 制 度 の 活 用 促 進 ( 再 掲 ) 化 結 露 防 止 は 意 外 に 少 ない [ 4] 3 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 の 供 給 高 齢 者 の 居 住 する 世 帯 に 比 べ 高 齢 者 の 居 住 しない 世 帯 の 手 すり 設 置 等 のバリアフリー 化 率 は 低 いが 高 齢 者 世 帯 以 外 の 世 帯 では 手 すりの 設 置 等 のリフォーム 工 事 は 余 り 行 われ Ⅰ Ⅱ サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 への 住 み 替 えニーズの 詳 細 把 握 上 記 ニーズを 踏 まえ サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 の 供 給 促 進 の 検 討 ていない [ 5] 4 介 護 福 祉 施 策 と 連 携 したバリアフリー 化 の 促 進 リフォーム 意 向 者 の 実 現 困 難 な 理 由 としては 資 金 不 足 適 当 な 相 談 相 手 や 適 切 な 業 者 に 関 する 情 報 が 得 にくい が 多 い [ 第 1 回 資 料 5] Ⅰ Ⅱ 介 護 福 祉 関 係 者 との 連 携 による 高 齢 者 世 帯 へのバリアフリー 改 修 情 報 の 提 供 住 宅 や 介 護 福 祉 に 関 わる 専 門 家 間 の 相 互 連 絡 体 制 の 構 築 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 が55 歳 以 上 の 世 帯 では その 他 の 世 帯 と 比 べて 貯 蓄 残 高 が 多 く 65 歳 以 上 の 世 帯 においても 貯 蓄 残 高 が 比 較 的 多 い [ 第 3 回 資 料 1] 高 齢 期 に 備 えた 住 み 替 えニーズは 少 ないが 住 み 替 え 意 向 者 の 住 み 替 え 後 の 望 ましい 居 住 形 態 では 一 戸 建 ではなく サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 や 有 料 老 人 ホームなどの 居 住 施 設 の 割 合 が 増 加 傾 向 となっている [ 第 1 回 資 料 5] 関 係 指 標 下 表 の 印 は 現 プランの 成 果 指 標 を 示 す 高 齢 者 のいる 住 宅 における 一 定 のバリアフリー 化 率 平 成 15 年 :30% 平 成 27 年 :75% 最 新 値 ( 平 成 20 年 )40% 高 齢 者 のいる 住 宅 における 高 度 のバリアフリー 化 率 平 成 15 年 :6.4% 平 成 27 年 :25% 最 新 値 ( 平 成 20 年 )11% 関 連 施 策 高 齢 者 障 害 者 向 け 安 心 住 まいる 整 備 補 助 事 業 ( 県 市 町 村 ) バリアフリー 改 修 に 対 する 補 助 対 象 者 は 65 歳 以 上 かつ 要 介 護 認 定 を 受 けている 者 や 障 害 者 等 であり 既 に 日 常 生 活 において 介 護 や 補 助 が 必 要 となっている 者 への 補 助 介 護 保 険 による 住 宅 改 修 ( 国 ) バリアフリー 改 修 に 対 する 助 成 対 象 者 は 要 支 援 要 介 護 認 定 を 受 けている 者 委 員 意 見 バリアフリー 化 については リフォーム 推 進 体 制 の 整 備 の 中 で 推 進 すべき 単 に 既 存 住 宅 のバリアフリー 化 耐 震 化 等 だけではなく バリアフリー 住 宅 耐 震 化 住 宅 への 引 っ 越 しの 可 能 性 も 踏 まえて 検 討 すべき 40から50 歳 台 が 最 も 収 入 が 多 いという 話 であったが 貯 蓄 で 見 ると その 後 の 高 齢 者 層 も 多 く 持 っているため これも 踏 まえた 整 理 として 欲 しい 介 護 保 険 による 補 助 は 実 際 に 認 定 されないと 利 用 できないため 高 齢 期 前 の 改 修 となると 様 々 なところで 認 識 を 高 めていかないといけない 本 表 における 世 帯 主 は 世 帯 の 家 計 を 主 に 支 える 者 とする

建 築 時 期 別 のバリアフリー 化 の 状 況 1 平 成 7 年 以 前 に 建 築 された 住 宅 は 手 すりがある 段 差 のない 屋 内 の 割 合 が 低 く バリアフリー 化 がなされていない 住 宅 が 多 い % 戸 80 180,000 70 68.0 160,000 60 50 平 成 7 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 の バリアフリー 化 が 進 んでいない 62.1 140,000 120,000 40 37.4 100,000 80,000 30 60,000 20 40,000 10 20,000 0 0 手 すりがある 段 差 のない 屋 内 図. 建 築 時 期 別 のバリアフリー 化 の 状 況 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 バリアフリー 改 修 の 内 容 と 価 格 2 手 すりの 設 置 は1~20 万 円 程 度 段 差 解 消 は8~20 万 円 程 度 内 窓 の 設 置 は6~12 万 円 程 度 で 他 のリフォーム 内 容 と 比 べて 価 格 は 安 い 手 すりの 設 置 :1~20 万 円 システムバスの 交 換 :60~150 万 円 段 差 解 消 :8~20 万 円 内 窓 の 設 置 :6~12 万 円 タンクレストイレへの 交 換 :30~50 万 円 ( 資 料 ) 国 土 交 通 省 資 料

バリアフリー 改 修 の 意 向 世 帯 3 バリアフリー 改 修 の 意 向 の 高 い 世 帯 は 世 帯 主 の 年 齢 が 65~74 歳 の 世 帯 であり 高 齢 期 における 意 向 が 高 い バリアフリーリフォームは 65~74 歳 が 最 も 意 向 が 高 い 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30 歳 未 満 30~39 歳 40~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 65~74 歳 75 歳 以 上 不 明 図.バリアフリー 改 修 の 意 向 世 帯 ( 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 別 ) ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 生 活 総 合 調 査 拡 大 調 査 [ 新 潟 県 ] 高 齢 者 世 帯 のリフォーム 内 容 4 高 齢 者 世 帯 のリフォーム 工 事 では 高 齢 化 による 自 身 の 身 体 状 況 を 考 慮 し た 手 すりの 設 置 段 差 解 消 トイレの 改 善 風 呂 の 改 善 が 多 いが 冬 期 の 寒 さ 対 策 となる 窓 の 断 熱 化 結 露 防 止 は 意 外 に 少 ない 間 取 りの 変 更 収 納 スペース 手 すり 段 差 解 消 窓 の 断 熱 化 結 露 防 止 床 壁 の 断 熱 化 防 音 遮 音 基 礎 構 造 内 装 替 え 風 呂 の 改 善 台 所 の 改 善 トイレの 改 善 屋 根 の 葺 き 替 え 屋 根 の 塗 り 替 え 外 壁 の 張 り 替 え 外 壁 の 塗 り 替 え 雨 どいの 改 修 アプローチ 冷 暖 房 設 備 給 湯 設 備 給 排 水 配 管 ソーラーパネル 屋 根 融 雪 装 置 0 10 20 30 40 50 60 70 ( 回 答 数 ) 第 1 位 第 2 位 第 3 位 図. 高 齢 者 世 帯 のリフォーム 内 容 ( 資 料 )リフォーム 市 場 アンケート[ 新 潟 県 ]

その 他 世 帯 のリフォーム 内 容 5 高 齢 者 世 帯 以 外 の 世 帯 では 長 期 的 な 使 用 を 考 慮 した 外 壁 の 張 替 え 台 所 の 改 善 など 様 々なリフォームが 行 われているが 転 倒 などの 事 故 予 防 として 早 い 段 階 から 効 果 を 発 揮 する 手 すり 段 差 解 消 は 少 ない 間 取 りの 変 更 収 納 スペース 手 すり 段 差 解 消 窓 の 断 熱 化 結 露 防 止 床 壁 の 断 熱 化 防 音 遮 音 基 礎 構 造 内 装 替 え 風 呂 の 改 善 台 所 の 改 善 トイレの 改 善 屋 根 の 葺 き 替 え 屋 根 の 塗 り 替 え 外 壁 の 張 り 替 え 外 壁 の 塗 り 替 え 雨 どいの 改 修 アプローチ 冷 暖 房 設 備 給 湯 設 備 給 排 水 配 管 ソーラーパネル 屋 根 融 雪 装 置 0 5 10 15 20 25 30 35 40 ( 回 答 数 ) 高 齢 期 を 見 据 えた 改 修 は 比 較 的 少 ない 第 1 位 第 2 位 第 3 位 図. 高 齢 者 世 帯 以 外 の 世 帯 のリフォーム 内 容 ( 資 料 )リフォーム 市 場 アンケート[ 新 潟 県 ]

6 課 題 耐 震 化 に 関 する 課 題 解 決 の 方 向 性 現 状 課 題 旧 耐 震 基 準 住 宅 の 耐 震 診 断 実 施 率 は 約 3.5%と 極 めて 低 い [ 1] 耐 震 診 断 により 危 険 と 判 定 された 住 宅 の 約 45%は 何 らかの 補 強 工 事 を 実 施 [ 2] 耐 震 改 修 工 事 の 平 均 額 約 270 万 円 1 に 対 して 自 宅 が 危 険 と 考 えている 世 帯 のうち 拠 出 可 能 額 が 100 万 円 未 満 の 割 合 は 約 37% 100 万 円 以 上 は 約 18% 補 強 工 事 はしない 又 は 不 明 が 約 45 %と 高 額 な 費 用 負 担 が 耐 震 化 への 障 害 [ 第 1 回 資 料 5] 旧 耐 震 基 準 住 宅 に 居 住 する 世 帯 主 2の 年 齢 別 の 割 合 では 45~65 歳 が 約 45% 65 歳 以 上 も 同 じく 約 45% [ 3] 世 帯 主 の 年 齢 別 の 収 入 では 世 帯 主 2が 45~65 歳 の 世 帯 は 他 の 世 帯 に 比 べて 収 入 が 多 く 世 帯 主 が 65 歳 以 上 の 世 帯 は 収 入 が 少 ない [ 省 エネ 4] 課 題 解 決 の 方 向 性 リフォーム 意 向 の 高 い 世 帯 は 世 帯 主 2の 年 齢 が 40~74 歳 の 世 帯 で 旧 耐 震 基 準 住 宅 の 1 住 宅 の 耐 震 診 断 の 促 進 居 住 世 帯 と 概 ね 一 致 する ( 世 帯 主 の 年 齢 55~59 歳 が 最 も 意 向 が 高 い)[ 省 エネ 6] 耐 震 改 修 を 含 めたリフォーム 意 向 世 帯 の 拠 出 可 能 額 は 500 万 が 最 も 多 く 耐 震 改 修 工 事 費 Ⅰ Ⅱ 現 行 事 業 の 拡 充 等 による 個 人 負 担 額 の 軽 減 手 続 き 簡 略 化 の 促 進 従 前 に 引 き 続 き 制 度 を 創 設 していない 市 村 へ 創 設 の 働 きかけ の 平 均 額 約 270 万 円 1 を 超 えている [ 4] 2 リフォーム 時 における 耐 震 改 修 工 事 の 誘 導 建 築 年 次 が 古 くなるほど 世 帯 主 2が 高 齢 化 世 帯 の 年 間 収 入 が 減 少 する 傾 向 があり 耐 震 診 断 及 び 耐 震 改 修 の 実 施 率 は 低 下 する 結 果 となっている [ 1,2,3, 省 エネ 4] 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 が55 歳 以 上 の 世 帯 では その 他 の 世 帯 と 比 べて 貯 蓄 残 高 が 多 く 65 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 複 数 リフォームの 同 時 実 施 によるコスト 面 等 のメリットの 周 知 ( 再 掲 ) 総 合 的 なリフォーム 情 報 を 消 費 者 へ 提 供 する 仕 組 の 整 備 ( 再 掲 ) リフォーム 事 業 者 との 連 携 による 消 費 者 へのアドバイス 体 制 の 充 実 ( 再 掲 ) 歳 以 上 の 世 帯 においても 貯 蓄 残 高 が 比 較 的 多 い [ 第 3 回 資 料 1] 3 建 物 全 体 の 耐 震 化 が 困 難 な 世 帯 に 対 する 安 全 性 向 上 への 支 援 関 係 指 標 下 表 の 印 は 現 プランの 成 果 指 標 を 示 す Ⅰ Ⅱ 地 震 に 対 する 安 全 性 を 向 上 させる 幅 広 い 工 法 の 周 知 現 行 補 助 事 業 の 拡 充 等 による 部 分 改 修 への 経 済 的 な 支 援 住 宅 の 耐 震 化 率 平 成 17 年 度 :74% 平 成 27 年 度 :87% 4 耐 震 化 に 関 する 意 識 啓 発 の 強 化 最 新 値 ( 平 成 21 年 度 )78% 地 震 台 風 時 の 住 宅 の 安 全 性 の 満 足 率 Ⅰ Ⅱ 旧 耐 震 基 準 住 宅 の 所 有 者 への 直 接 的 な 意 識 啓 発 建 築 物 の 安 全 対 策 状 況 を 表 示 する 制 度 の 検 討 最 新 値 ( 平 成 20 年 )45%[ 住 生 活 総 合 調 査 ] 5 消 費 者 が 安 心 してリフォーム( 耐 震 改 修 )できる 体 制 づくり 住 環 境 の 火 災 地 震 水 害 などに 対 する 安 全 性 の 満 足 率 最 新 値 ( 平 成 20 年 )54%[ 住 生 活 総 合 調 査 ] 自 分 達 の 使 う 部 屋 だけを 耐 震 化 してほしいが 部 分 的 な 補 強 工 事 は 補 助 の 対 象 となっていない から 工 事 しないというケースもある 部 分 的 に 耐 震 化 できる 方 法 も 検 討 してほしい 関 連 施 策 耐 震 診 断 補 助 事 業 ( 新 潟 市 他 27 市 町 村 ) 耐 震 診 断 費 用 の 一 部 を 補 助 負 担 額 は 概 ね1 万 円 ( 新 潟 市 三 条 市 及 び 糸 魚 川 市 は 高 齢 者 世 帯 等 の 無 償 化 を 実 施 ) 耐 震 改 修 助 成 事 業 ( 新 潟 市 他 27 市 町 村 ) 耐 震 改 修 工 事 費 用 の 一 部 を 補 助 補 助 額 は45~100 万 円 委 員 意 見 高 齢 者 は 補 強 工 事 をやりたくてもローンが 組 めない 耐 震 化 には 多 額 の 費 用 が 必 要 で 補 助 を 受 けても 高 齢 者 の 負 担 は 大 きい 工 務 店 が 仲 介 して 古 い 建 物 を 耐 震 改 修 して 販 売 賃 貸 するケースでは 補 助 を 利 用 できない 空 き 家 ストックの 活 用 と 耐 震 改 修 の 問 題 を 併 せて 考 えるとよい 同 じ 県 民 でありながら 助 成 を 受 けられる 地 域 と 受 けられない 地 域 があるのは 問 題 地 震 保 険 共 済 の 普 及 により 迅 速 な 再 建 の 可 能 性 を 高 めておく 必 要 がある 専 門 家 が 耐 震 化 の 必 要 性 を 周 知 していかなければいけない 単 に 既 存 住 宅 のバリアフリー 化 耐 震 化 等 だけではなく バリアフリー 住 宅 耐 震 化 住 宅 への 引 っ 越 しの 可 能 性 も 踏 まえて 検 討 すべき 高 齢 者 がリフォームをしない 傾 向 にあるのは 平 均 的 には 資 産 は 持 っていることを 踏 まえると 収 入 の 多 寡 の 問 題 というよりは リフォーム 投 資 に 対 するそのメリットの 享 受 期 間 の 長 短 の 影 響 があると 思 われる 自 治 体 の 財 政 的 支 援 もそのような 意 図 を 考 慮 して 制 度 設 計 をすること が 望 まれる 論 点 1 自 宅 危 険 度 の 認 識 により 耐 震 リフォームの 促 進 が 期 待 できることから 現 状 の 低 い 耐 震 診 断 の 実 施 率 を 向 上 させる 方 策 を 検 討 すべきではないか 2 旧 耐 震 基 準 住 宅 に 居 住 する 世 帯 とリフォーム 意 向 の 高 い 世 帯 が 概 ね 一 致 し リフォーム 拠 出 可 能 額 も 比 較 的 高 額 であることから 他 のリフォームと 併 せた 耐 震 改 修 を 誘 導 する 仕 組 みづくりが 必 要 ではないか 3 建 物 全 体 の 耐 震 化 が 困 難 な 世 帯 に 対 しては 部 分 改 修 など 可 能 な 範 囲 での 安 全 性 向 上 を 支 援 する 仕 組 みづくりが 必 要 ではないか Ⅰ 課 題 リフォーム 推 進 課 題 解 決 の 方 向 性 消 費 者 がリフォーム 相 談 しやすい 体 制 づくり( 再 掲 ) 消 費 者 がリフォームに 関 する 適 切 な 情 報 を 入 手 しやすい 環 境 づくり( 再 掲 ) リフォーム 瑕 疵 保 険 制 度 の 活 用 促 進 ( 再 掲 ) 各 施 策 の 推 進 について 民 間 団 体 をもう 少 し 活 用 した 方 が 良 いのではないか 省 エネ 化 や 耐 震 化 などその 対 策 を 施 している 住 宅 にロゴマークを 表 示 するなど 県 の 推 進 していく 施 策 を 一 般 の 方 にもっと 分 かりやすく 伝 えることに 民 間 団 体 をもっと 活 用 しても 良 いのではないか 1 平 成 17 年 度 から 平 成 21 年 度 までに 耐 震 改 修 補 助 を 受 けた 住 宅 の 平 均 工 事 費 を 示 す 2 本 表 における 世 帯 主 は 世 帯 の 家 計 を 主 に 支 える 者 とする

建 築 時 期 別 の 耐 震 診 断 実 施 率 1 S55 年 以 前 に 建 てられた 持 ち 家 住 宅 の 耐 震 診 断 の 実 施 率 は 約 3.5%と 極 めて 低 い 建 築 時 期 別 では 建 築 年 次 が 古 いほど 耐 震 診 断 の 実 施 率 が 低 い 戸 % 140,000 132,300 4.5 120,000 100,000 80,000 60,000 2.8 建 築 年 次 が 古 くなるほど 診 断 実 施 率 は 低 下 2.8 3.2 69,800 4.0 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 総 戸 数 耐 震 診 断 戸 数 耐 震 診 断 実 施 率 40,000 39,900 1.5 20,000 0 21,300 1,100 600 2,200 5,300 S25 以 前 S25~S35 S36~S45 S46~S55 1.0 0.5 0.0 低 い 耐 震 診 断 実 施 率! 図. 建 築 時 期 別 の 耐 震 診 断 実 施 率 ( 持 ち 家 *S55 以 前 ) ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 [ 総 務 省 ] 建 築 時 期 別 の 耐 震 改 修 工 事 の 実 施 状 況 2 S55 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 で 耐 震 診 断 の 結 果 耐 震 性 なし と 判 定 され た 住 宅 の 約 44%が 何 らかの 耐 震 補 強 工 事 を 実 施 建 築 時 期 別 では 建 築 築 年 次 が 古 いほど 耐 震 改 修 工 事 の 実 施 率 が 低 い 戸 危 険 判 定 の 約 半 数 は % 6,000 何 らかの 補 強 工 事 を 実 施! 50.0 45.8 5,000 42.1 5,300 45.0 40.0 4,000 3,900 35.0 30.0 診 断 実 施 戸 数 3,000 25.0 耐 震 性 なし 戸 数 2,000 1,000 1,900 800 危 険 判 定 は 約 47% 2,400 1,100 20.0 15.0 10.0 5.0 耐 震 性 なしのうち 耐 震 改 修 実 施 戸 数 耐 震 性 なし 耐 震 改 修 実 施 率 0 S45 以 前 S46~S55 0.0 図. 建 築 時 期 別 の 耐 震 改 修 工 事 の 実 施 状 況 ( 持 ち 家 *S55 以 前 ) ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 [ 総 務 省 ]

建 築 時 期 別 の 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 3 S55 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 の 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 別 の 割 合 では 45~65 歳 が 約 45% 65 歳 以 上 も 同 じく 約 45% 建 築 時 期 別 では 建 築 年 次 が 古 いほど 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 は 高 年 齢 化 する 建 築 年 次 が 古 くなるほど 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 は 高 年 齢 化 S56~H2 34,200 44,600 42,000 S46~S55 25,900 47,500 61,800 25 歳 未 満 S36~S45 10,900 19,200 39,200 25~34 歳 35~44 歳 S26~S35 3,600 5,700 12,400 45~54 歳 55~64 歳 65 歳 以 上 S25 以 前 5,500 10,500 24,000 45 歳 ~64 歳 は 約 45% 65 歳 以 上 は 約 45% S55 以 前 合 計 45,900 82,900 137,400 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% グラフ 中 の 値 は 世 帯 数 を 示 している 図. 建 築 時 期 別 の 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 別 割 合 ( 全 住 宅 ) ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 [ 総 務 省 ] 耐 震 +リフォーム 意 向 世 帯 の 拠 出 可 能 額 4 耐 震 改 修 工 事 を 含 めたリフォーム 工 事 の 意 向 世 帯 の 拠 出 可 能 額 は 500 万 円 が 最 も 多 い 3,000~3,400 万 円 2,500~2,900 万 円 2,000~2,400 万 円 1,800~1,900 万 円 1,600~1,700 万 円 1,400~1,500 万 円 1,200~1,300 万 円 1,000~1,100 万 円 800~900 万 円 600~700 万 円 500 万 円 500 万 円 が 最 も 多 い 400 万 円 300 万 円 200 万 円 100 万 円 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 世 帯 数 図.リフォーム( 耐 震 改 修 工 事 を 含 む) 意 向 世 帯 の 拠 出 可 能 額 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 生 活 総 合 調 査 拡 大 調 査 [ 新 潟 県 ]

7 課 題 雪 対 策 に 関 する 課 題 解 決 の 方 向 性 現 状 課 題 雪 処 理 事 故 の 発 生 件 数 は 降 雪 合 計 が 過 去 水 準 と 変 わらなくても 近 年 は 発 生 件 数 が 増 加 [ 第 1 回 資 料 5] 近 年 は 高 年 齢 層 の 事 故 件 数 が 増 加 傾 向 要 因 としては 居 住 者 の 高 年 齢 化 や 担 い 手 不 足 が 考 えられる [ 第 1 回 資 料 5] 特 豪 市 町 村 の 屋 根 雪 処 理 方 式 は 融 雪 式 8% 耐 雪 式 8% 落 雪 式 17% 併 用 式 3% 雪 下 ろ し 式 63% 不 明 1%となっている [ 第 1 回 資 料 5] 近 年 の 灯 油 高 騰 によるランニングコストの 増 加 の 影 響 もあってか 融 雪 式 の 満 足 度 は 他 の 克 雪 方 式 に 比 べて 低 い [ 第 1 回 資 料 5] 建 築 時 期 別 では 建 築 時 期 が 古 い 住 宅 ほど 雪 下 ろし 式 の 割 合 が 高 い 一 方 近 年 の 新 設 住 宅 の 約 8 割 は 克 雪 化 されている [ 1] 特 豪 市 町 村 の 雪 下 ろし 世 帯 の 約 7 割 が 克 雪 化 を 希 望 ただし 世 帯 主 が 75 歳 以 上 の 世 帯 では 希 望 が 減 る 傾 向 また 世 帯 収 入 別 では 低 所 得 層 で 希 望 が 若 干 減 るが どの 階 層 でも 半 数 以 上 が 克 雪 化 を 希 望 している [ 2,3] 特 豪 市 町 村 の 雪 下 ろし 世 帯 で 65 歳 以 上 世 帯 の 住 み 替 え 意 向 は 極 めて 少 ない [ 4] リフォーム 意 向 の 高 い 世 帯 は 世 帯 主 の 年 齢 が 40~74 歳 の 世 帯 であり 屋 根 雪 対 策 が 半 数 以 上 なされていない 昭 和 55 年 以 前 に 建 てられた 住 宅 に 居 住 する 世 帯 と 概 ね 一 致 する [ 省 エネ 6] 融 雪 式 へのリフォーム 費 用 は 約 400 万 円 に 対 し 県 内 のリフォーム 意 向 世 帯 の 拠 出 可 能 額 は 300 万 円 以 下 が 多 い [ 5] リフォーム 意 向 者 の 実 現 困 難 な 理 由 としては 資 金 不 足 適 当 な 相 談 相 手 や 適 切 な 業 者 に 関 する 情 報 が 得 にくい が 多 い [ 第 1 回 資 料 5] 新 潟 県 雪 国 の 住 環 境 改 善 検 討 委 員 会 において 克 雪 住 宅 の 促 進 や 雪 下 ろし 時 の 安 全 対 策 について 検 討 を 行 っている 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 が55 歳 以 上 の 世 帯 では その 他 の 世 帯 と 比 べて 貯 蓄 残 高 が 多 く 65 歳 以 上 の 世 帯 においても 貯 蓄 残 高 が 比 較 的 多 い [ 第 3 回 資 料 1] 関 係 指 標 下 表 の 印 は 現 プランの 成 果 指 標 を 示 す 屋 根 雪 処 理 に 関 する 満 足 度 の 向 上 平 成 15 年 :43% 平 成 27 年 :51% 最 新 値 ( 平 成 20 年 )33% 住 宅 の 克 雪 化 率 ( 雪 の 多 い 地 域 ) 最 新 値 ( 平 成 20 年 )38% 関 連 施 策 克 雪 住 宅 整 備 費 助 成 ( 上 越 市 他 4 市 町 ) 克 雪 住 宅 の 新 築 増 改 築 に 要 する 経 費 の 一 部 を 助 成 し 経 費 負 担 を 軽 減 克 雪 住 宅 整 備 資 金 融 資 ( 長 岡 市 他 6 市 町 ) 克 雪 住 宅 の 新 築 増 改 築 に 要 する 資 金 を 低 利 で 貸 付 耐 震 改 修 費 の 助 成 ( 長 岡 市 ) 壁 等 の 耐 震 補 強 と 併 せて 行 う 雪 加 重 の 低 減 を 図 る[ 融 雪 装 置 の 設 置 に 対 して 補 助 論 点 別 で 検 討 を 行 っている 雪 国 の 住 環 境 改 善 検 討 委 員 会 の 検 討 を 踏 まえていきたい 1 屋 根 融 雪 方 式 の 場 合 ランニングコストの 負 担 が 大 きいことから 太 陽 光 パネルなど 再 生 可 能 エ ネルギーの 活 用 を 促 進 すべきではないか 2 屋 根 雪 対 策 がなされていない 住 宅 に 居 住 する 世 帯 とリフォーム 意 向 の 高 い 世 帯 が 概 ね 一 致 するこ とから リフォーム 時 における 克 雪 化 を 誘 導 する 方 策 を 検 討 すべきではないか 3 克 雪 化 が 困 難 な 世 帯 については ソフト 面 での 対 策 を 強 化 すべきではないか 4 相 談 相 手 の 不 足 や 適 切 な 業 者 情 報 の 不 足 が 考 えられることから 消 費 者 が 安 心 してリ フォームできる 体 制 づくりを 検 討 すべきではないか 5 安 全 安 心 な 生 活 を 確 保 するため 気 候 や 交 通 面 で 冬 場 の 生 活 が 困 難 な 世 帯 については 季 節 居 住 集 住 を 促 進 すべきではないか 課 題 解 決 の 方 向 性 1 再 生 可 能 エネルギーの 活 用 促 進 Ⅰ 豪 雪 地 の 環 境 下 における 太 陽 光 発 電 パネルの 効 果 等 の 調 査 研 究 Ⅱ 再 生 可 能 エネルギーを 活 用 した 優 れた 克 雪 化 工 法 技 術 を 表 彰 する 制 度 の 検 討 2 リフォーム 時 における 克 雪 化 工 事 の 誘 導 Ⅰ 減 築 と 合 わせた 効 率 的 な 克 雪 化 方 法 の 周 知 Ⅱ 複 数 リフォームの 同 時 実 施 によるコスト 面 等 のメリットの 周 知 ( 再 掲 ) Ⅲ 集 約 化 したリフォーム 情 報 を 消 費 者 へ 提 供 する 仕 組 の 構 築 ( 再 掲 ) Ⅳ リフォーム 事 業 者 との 連 携 による 消 費 者 へのアドバイス 体 制 の 充 実 ( 再 掲 ) Ⅴ 克 雪 化 資 金 を 調 達 するためのリバース モーゲージ 制 度 の 研 究 3 雪 下 ろしの 安 全 対 策 Ⅰ 雪 下 ろし 時 の 留 意 事 項 を 定 めた 条 例 の 制 定 Ⅱ 雪 下 ろし 時 の 安 全 確 保 に 有 効 な 命 綱 を 取 り 付 ける 金 具 の 調 査 研 究 Ⅲ 複 数 人 による 雪 下 ろしの 仕 組 みづくりの 検 討 4 消 費 者 が 安 心 してリフォーム( 克 雪 化 改 修 )できる 体 制 づくり 5 6 Ⅰ 課 題 リフォーム 推 進 課 題 解 決 の 方 向 性 消 費 者 がリフォーム 相 談 しやすい 体 制 づくり( 再 掲 ) 消 費 者 がリフォームに 関 する 適 切 な 情 報 を 入 手 しやすい 環 境 づくり( 再 掲 ) リフォーム 瑕 疵 保 険 制 度 の 活 用 促 進 ( 再 掲 ) 季 節 居 住 集 住 の 促 進 Ⅰ 関 係 団 体 との 連 携 による 相 談 支 援 体 制 の 検 討 克 雪 住 宅 の 普 及 促 進 Ⅰ 新 築 リフォーム 時 において 克 雪 住 宅 の 導 入 による 費 用 対 効 果 雪 に 強 いプランニング 等 の 周 知 委 員 意 見 太 陽 光 パネルについては 家 庭 用 の 場 合 屋 根 雪 処 理 と 併 せた 対 応 を 考 えてほしい 雪 対 策 については リフォーム 推 進 体 制 の 整 備 の 中 で 推 進 すべき 豪 雪 地 帯 では 高 齢 者 の 単 身 世 帯 が 増 えており 降 雪 期 に 皆 が 集 まってシェアしていくという のも 考 えられる 新 潟 の 日 常 的 な 災 害 である 雪 に 関 して 民 間 賃 貸 住 宅 の 活 用 だけではなく このような 住 まい 方 についても 論 点 として 入 れても 良 いのではないか 論 点 別 で 検 討 を 行 っている 雪 国 の 住 環 境 改 善 検 討 委 員 会 の 検 討 を 踏 まえていきたい 本 表 における 世 帯 主 は 世 帯 の 家 計 を 主 に 支 える 者 とする

8 課 題 津 波 対 策 に 関 する 課 題 解 決 の 方 向 性 現 状 課 題 東 日 本 大 震 災 で 発 生 した 津 波 により 被 害 を 受 けた 建 物 は 約 22 万 棟 ( 福 島 原 発 の 警 戒 地 区 等 を 除 く) うち 全 壊 ( 流 出 含 む)は12 万 棟 (H23 年 8 月 ) 東 日 本 大 震 災 の 発 生 以 前 は 建 築 分 野 で 津 波 の 影 響 を 考 慮 する 指 針 としては 平 成 17 年 の 津 波 避 難 ビルのガイドライン のみであった 津 波 ハザードマップは 対 象 となる 全 12 市 町 村 で 作 成 済 み 新 潟 県 津 波 対 策 検 討 委 員 会 において 津 波 想 定 地 震 の 特 定 や 津 波 対 策 について 検 討 を 行 ってい る 関 係 指 標 下 表 の 印 は 現 プランの 成 果 指 標 を 示 す 津 波 高 潮 による 災 害 から 一 定 の 水 準 の 安 全 性 が 確 保 されていない 地 域 の 面 積 ( 全 国 計 画 の 指 標 ) 平 成 14 年 : 約 15 万 ha 平 成 19 年 : 約 10 万 ha 住 環 境 の 火 災 地 震 水 害 などに 対 する 安 全 性 に 対 する 満 足 率 最 新 値 ( 平 成 20 年 )54%( 平 成 15 年 から8ポイント 減 ) 関 連 施 策 津 波 避 難 ビル 等 の 構 造 上 の 要 件 に 係 る 暫 定 指 針 等 の 策 定 ( 国 ) 構 造 上 の 要 件 や 避 難 スペースの 高 さを 設 定 ( 平 成 23 年 11 月 17 日 付 け 技 術 的 助 言 ) 災 害 危 険 区 域 ( 建 築 基 準 法 )における 建 築 制 限 に 係 る 技 術 的 助 言 ( 国 ) 昭 和 34 年 建 設 省 通 知 に 示 されている 対 象 区 域 や 対 象 建 築 物 の 考 え 方 について 追 加 的 知 見 を 提 示 ( 平 成 23 年 11 月 17 日 付 け 技 術 的 助 言 ) 委 員 意 見 津 波 については 過 去 の 履 歴 を 調 べた 上 で 日 本 海 側 での 傾 向 を 踏 まえた 対 策 が 必 要 と 思 われ る 1 ( 参 考 ) 津 波 対 策 の 動 向 国 : 津 波 防 災 地 域 づくりに 関 する 法 律 等 の 施 行 国 : 津 波 防 災 地 域 づくりの 推 進 に 関 する 基 本 的 な 方 針 県 : 新 潟 県 津 波 対 策 検 討 委 員 会 ( 検 討 中 ) 津 波 想 定 地 震 の 特 定 津 波 浸 水 想 定 の 設 定 津 波 対 策 (ハード ソフト) 県 : 津 波 災 害 警 戒 区 域 の 指 定 市 町 村 : 津 波 防 災 地 域 づくりを 推 進 するための 計 画 警 戒 避 難 体 制 を 特 に 整 備 すべき 区 域 推 進 計 画 区 域 の 設 定 浸 水 想 定 区 域 における 土 地 利 用 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 市 町 村 : 津 波 ハザードマップの 作 成 海 岸 保 安 施 設 等 の 整 備 津 波 災 害 警 戒 区 域 の 表 示 避 難 路 避 難 施 設 地 域 防 災 拠 点 施 設 の 整 備 津 波 情 報 の 伝 達 方 法 避 難 場 所 等 課 題 解 決 の 方 向 性 住 民 等 への 津 波 ハザードマップの 周 知 の 徹 底 Ⅰ Ⅱ 津 波 対 策 への 内 容 理 解 を 深 めるため 住 民 等 との 協 働 による 津 波 ハザードマップの 作 成 説 明 会 避 難 訓 練 における 津 波 ハザードマップの 活 用 論 点 〇 別 で 検 討 を 行 っている 津 波 対 策 検 討 委 員 会 の 結 果 を 踏 まえていきたい

9 課 題 セーフティネット に 関 する 課 題 解 決 の 方 向 性 現 状 課 題 論 点 高 齢 者 被 災 者 障 害 者 子 供 を 育 成 する 家 族 などが 安 心 して 賃 貸 住 宅 を 借 りられることを 目 的 とし 平 成 19 年 7 月 に 住 宅 セーフティネット 法 が 施 行 東 日 本 大 震 災 における 新 潟 県 への 県 外 避 難 者 の 受 入 れ 人 数 は7,080 人 (2 月 24 日 現 在 ) 生 活 保 護 世 帯 は 平 成 20 年 度 の10,593 世 帯 から 平 成 22 年 度 は13,096 世 帯 に 増 加 県 営 住 宅 の 入 居 世 帯 では 福 祉 世 帯 数 ( 高 齢 者 障 害 者 母 子 世 帯 等 )が 増 加 傾 向 低 所 得 者 世 帯 の 増 加 により 今 後 の 住 宅 困 窮 者 の 増 加 が 予 想 される 住 宅 扶 助 世 帯 数 は 新 潟 市 が 約 6,500 世 帯 と 極 めて 多 く 県 全 体 の 約 62%を 占 める [ 第 2 回 資 料 1] 高 齢 者 だけの 世 帯 では 住 宅 の 段 差 や 手 摺 がないために 住 み 続 けることができない 状 況 があ る 高 齢 期 に 備 えた 住 み 替 え 改 善 の 意 向 では 家 を 購 入 する 借 りる 施 設 などに 住 み 替 え る は 全 体 の 約 6%と 少 ない [ 第 1 回 資 料 5] 高 齢 期 に 備 えた 住 み 替 えニーズは 少 ないが 住 み 替 え 意 向 者 の 住 み 替 え 後 の 望 ましい 居 住 形 態 では 一 戸 建 ではなく サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 や 有 料 老 人 ホームなどの 居 住 施 設 の 割 合 が 増 加 傾 向 となっている [ 第 1 回 資 料 5]( 内 容 を 一 部 修 正 し 課 題 バリアフ リー 化 の 現 状 課 題 へ 移 動 ) 世 帯 主 の 年 齢 別 の 世 帯 人 員 では 世 帯 主 が 高 齢 化 するほど 単 身 世 帯 の 割 合 が 増 加 し 世 帯 主 が 75 歳 以 上 の 世 帯 では 最 も 単 身 世 帯 数 が 多 い [ 1,2] 家 族 構 成 別 の 居 住 継 続 意 向 では 他 の 世 帯 と 比 べて 高 齢 者 世 帯 が 高 く 住 み 続 けたい で きれば 住 み 続 けたい と 回 答 する 割 合 は 約 8 割 となっている [ 3] 関 係 指 標 下 表 の 印 は 現 プランの 成 果 指 標 を 示 す 最 低 居 住 面 積 水 準 の 未 満 率 平 成 15 年 :2.1% 平 成 27 年 : 早 期 解 消 現 状 値 ( 平 成 20 年 )2.6% 高 齢 者 円 滑 入 居 賃 貸 住 宅 の 登 録 数 平 成 18 年 度 末 :486 戸 平 成 27 年 度 末 :1,500 戸 現 状 値 ( 平 成 22 年 度 末 )1,289 戸 関 連 施 策 住 宅 確 保 要 配 慮 者 の 優 先 入 居 ( 県 ) 公 営 住 宅 の 入 居 者 選 考 に 際 しては 住 宅 確 保 要 配 慮 者 ( 高 齢 者 被 災 者 障 害 者 子 供 を 育 成 する 家 族 など)を 優 先 入 居 対 象 者 として 配 慮 委 員 意 見 セーフティネットの 問 題 は 全 県 の 話 なのか 都 市 部 での 話 なのか 農 村 部 では 持 家 がほとん どのため 地 域 によって 考 える 問 題 が 異 なる セーフティネットの 部 分 だが 東 日 本 大 震 災 の 際 当 初 は 民 間 賃 貸 住 宅 に 移 った 被 災 者 が 民 間 賃 貸 住 宅 に 入 ると 様 々な 支 援 を 受 けられないといった 理 由 で 体 育 館 に 戻 ったという 話 もあっ た 今 のところ 県 と 団 体 では 包 括 協 定 しかなく 具 体 的 な 動 きについては 決 まっていないが 今 回 の 反 省 から 今 後 の 取 組 みに 活 かせるものがあるのではないか 山 間 部 などにおける 高 齢 者 単 独 世 帯 などに 関 しては セーフティネット の 観 点 も 含 めて コミュニティを 維 持 しつつも 既 存 のバラバラの 住 宅 に 住 むのではなく 共 同 で 固 まって 住 む よう 誘 導 することも 一 案 1 高 齢 者 は 居 住 継 続 の 意 向 が 高 いことから 高 齢 者 が 住 み 続 けられる 介 護 者 が 介 護 しやすい 住 宅 のバリアフリー 化 ( 雪 対 策 を 含 む)を 促 進 すべきではないか また サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 などへの 住 み 替 えニーズも 少 なからずあるため 高 齢 者 ニーズの 把 握 を 行 い 高 齢 者 のセーフ ティネットのあり 方 を 検 討 すべきではないか 2 高 齢 者 の 自 宅 での 居 住 継 続 意 向 が 高 いにもかかわらず 今 後 の 高 齢 単 身 世 帯 の 増 加 が 予 想 され 家 族 等 による 介 護 者 等 の 不 足 が 懸 念 されることから 地 域 における 在 宅 支 援 サービスを 充 実 すべ きではないか 3 住 宅 確 保 要 配 慮 者 の 実 態 を 把 握 した 上 で 災 害 時 の 対 応 を 含 めた 民 間 賃 貸 住 宅 を 活 用 したセーフ ティネットのあり 方 を 検 討 すべきではないか 4 近 年 福 祉 世 帯 数 の 増 加 により 要 生 活 支 援 者 が 増 加 しており そうした 変 化 に 対 応 できる 公 営 住 宅 の 管 理 運 営 や 整 備 を 進 めるべきではないか 課 題 解 決 の 方 向 性 1 住 宅 のバリアフリー 化 の 促 進 Ⅰ 課 題 バリアフリー 化 課 題 解 決 の 方 向 性 リフォーム 時 におけるバリアフリー 化 の 誘 導 ( 再 掲 ) 消 費 者 が 安 心 してリフォーム(バリアフリー 改 修 )できる 体 制 づくり( 再 掲 ) 介 護 福 祉 施 策 と 連 携 したバリアフリー 化 の 促 進 ( 再 掲 ) 2 3 4 Ⅱ 課 題 雪 対 策 課 題 解 決 の 方 向 性 リフォーム 時 における 克 雪 化 工 事 の 誘 導 ( 再 掲 ) 消 費 者 が 安 心 してリフォーム( 克 雪 化 改 修 )できる 体 制 づくり( 再 掲 ) 克 雪 住 宅 の 普 及 促 進 ( 再 掲 ) Ⅲ 介 護 者 が 介 護 しやすい 住 宅 改 修 の 促 進 地 域 における 在 宅 支 援 サービスの 促 進 Ⅰ 地 域 における 在 宅 支 援 サービスの 体 制 の 充 実 民 間 賃 貸 住 宅 を 活 用 したセーフティネットの 体 制 づくり Ⅰ 住 宅 困 窮 者 の 詳 細 な 実 態 把 握 Ⅱ 過 去 の 災 害 発 生 時 における 民 間 賃 貸 住 宅 の 活 用 状 況 の 検 証 Ⅲ 住 宅 確 保 要 配 慮 者 が 民 間 賃 貸 住 宅 へ 円 滑 に 入 居 できるための 環 境 整 備 の 検 討 公 営 住 宅 のセーフティネット 機 能 の 向 上 Ⅰ 入 居 者 の 状 況 に 配 慮 した 公 営 住 宅 の 適 切 な 管 理 運 営 Ⅱ 入 居 者 の 状 況 に 配 慮 した 公 営 住 宅 の 整 備 の 促 進 高 齢 者 については 人 が 見 守 ることで 防 げる 部 分 もある 既 存 の 枠 組 みの 中 で 対 応 していくこ ともあるが 住 まい 方 について 広 く 考 えていく 論 点 があっても 良 いのではないか 例 えば 世 帯 が 混 在 するような 住 居 も 検 討 しても 良 いのではないか 高 齢 者 もワンルームのようなところ に 住 むより そういうところの 方 が 孤 立 死 などを 防 げる 東 京 であれば 地 方 出 身 の 若 者 が 集 ま るシェア 住 居 があるが 新 潟 県 では 若 者 に 限 定 しないシェア 居 住 が 検 討 されても 良 いのではな いか

家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 別 の 世 帯 人 員 1 2008 年 時 における 家 計 を 主 に 支 える 者 ( 世 帯 主 )の 年 齢 別 の 世 帯 人 員 で は 世 帯 主 の 年 齢 が45~49 歳 をピークに 世 帯 人 員 は 減 少 し 世 帯 主 が75 歳 以 上 の 世 帯 では 平 均 世 帯 人 員 2.16 人 3 割 強 が 単 身 世 帯 となる 3 割 強 が 単 身 世 帯 平 均 世 帯 人 員 75 歳 以 上 70~74 歳 65~69 歳 60~64 歳 55~59 歳 50~54 歳 45~49 歳 40~44 歳 35~39 歳 30~34 歳 25~29 歳 25 歳 未 満 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 6 人 7 人 以 上 2.16 2.58 2.83 2.99 3.20 3.44 3.68 3.57 3.23 2.70 2.05 1.18 平 均 世 帯 人 員 の ピーク 図. 新 潟 県 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 別 の 世 帯 人 員 の 状 況 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 [ 総 務 省 ] 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 別 の 世 帯 人 員 2 2008 年 時 における 家 計 を 主 に 支 える 者 ( 世 帯 主 )の 年 齢 別 の 世 帯 人 員 で は 世 帯 主 が75 歳 以 上 の 世 帯 は 他 の 世 帯 と 比 べて 最 も 単 身 世 帯 数 が 多 い 最 も 単 身 世 帯 が 多 い 平 均 世 帯 人 員 75 歳 以 上 70~74 歳 65~69 歳 60~64 歳 55~59 歳 50~54 歳 45~49 歳 40~44 歳 35~39 歳 30~34 歳 25~29 歳 25 歳 未 満 2.16 2.58 2.83 2.99 3.20 3.44 3.68 3.57 3.23 2.70 2.05 1.18 平 均 世 帯 人 員 の ピーク 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 世 帯 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 6 人 7 人 以 上 図. 新 潟 県 家 計 を 主 に 支 える 者 の 年 齢 別 の 世 帯 人 員 の 状 況 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 [ 総 務 省 ]

家 族 構 成 別 の 居 住 継 続 意 向 3 家 族 構 成 別 の 居 住 継 続 意 向 では 他 の 世 帯 と 比 べて 高 齢 者 世 帯 が 高 く 住 み 続 けたい できれば 住 み 続 けたい と 回 答 する 割 合 は 約 8 割 と なっている 住 み 続 けたい 住 み 替 えたい 75 歳 以 上 の 高 齢 者 のみからなる 世 帯 65 歳 以 上 の 高 齢 者 のみからなる 世 帯 75 歳 以 上 の 夫 婦 世 帯 65 歳 以 上 の 夫 婦 世 帯 複 合 世 帯 3 世 代 世 帯 親 と 子 ( 長 子 25 歳 以 上 ) 親 と 子 ( 長 子 18~24 歳 ) 親 と 子 ( 長 子 12~17 歳 ) 親 と 子 ( 長 子 6~11 歳 ) 親 と 子 ( 長 子 5 歳 以 下 ) 夫 婦 ( 家 計 を 主 に 支 える 者 が65 歳 以 上 ) 夫 婦 ( 家 計 を 主 に 支 える 者 が65 歳 未 満 ) 単 身 (75 歳 以 上 ) 単 身 (65 歳 ~74 歳 ) 単 身 (35 歳 ~64 歳 ) 単 身 (35 歳 未 満 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 住 み 続 けたい できれば 住 み 続 けたい できれば 住 み 替 えたい 住 み 替 えたい わからない 不 明 図. 新 潟 県 家 族 構 成 別 の 居 住 継 続 意 向 の 状 況 ( 資 料 ) 平 成 20 年 住 生 活 総 合 調 査 拡 大 調 査 [ 新 潟 県 ]