213. 2. 22 ( 第 45 号 -1) 新 設 住 宅 着 工 見 通 し 213. 2. 15 ( 第 44 号 -3) 中 古 住 宅 平 成 25 年 1 月 の 動 向
213.2.22 ( 第 45 号 ) 新 設 住 宅 着 工 戸 数 の 見 通 し 1~12 月 期 GDP1 次 速 報 後 ( 注 ) 前 回 の 予 測 はPromotional i 33 号 (11/22) 37 号 (12/21)に 掲 載 内 閣 府 (2/14 公 表 )による1~12 月 期 GDP1 次 速 報 を 踏 まえた 各 機 関 の 新 設 住 宅 着 工 戸 数 の 見 通 し 新 設 住 宅 着 工 戸 数 14 機 関 の 平 均 値 平 成 24 年 度 89 万 戸 平 成 25 年 度 92 万 4 千 戸 平 成 26 年 度 82 万 5 千 戸 平 成 25 年 2 月 22 日 現 在 新 設 住 宅 着 工 戸 数 ( 万 戸 ) 四 半 期 は 季 節 調 整 済 み 年 率 換 算 値 機 関 名 発 表 日 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 (213 年 度 ) 平 成 26 年 度 (214 年 度 ) 合 計 4~6 月 7~9 月 1~12 月 1~3 月 合 計 4~6 月 7~9 月 1~12 月 1~3 月 合 計 ( 全 14 機 関 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) 三 菱 UFJモルガン スタンレー 証 券 2/2 89. - - - - 1. - - - - 92. 農 林 中 金 総 合 研 究 所 2/18 89.3 - - - - 97. - - - - 87.5 アジア 太 平 洋 研 究 所 2/22 9. - - - - 95.3 - - - - 76. ニッセイ 基 礎 研 究 所 2/15 9 94 96 98 92 95 77 74 72 7 73 第 一 生 命 経 済 研 究 所 2/14 89.4 - - - - 94.5 - - - - 8.6 みずほ 総 合 研 究 所 2/15 88.9 9.8 96.4 97.8 9.7 94.1 84.4 84.9 86.2 88.8 86. 東 レ 経 営 研 究 所 2/18 89.7 - - - - 93.6 - - - - 77.3 信 金 中 央 金 庫 地 域 中 小 企 業 研 究 所 2/18 89. - - - - 92. - - - - 86. 三 菱 UFJリサーチ&コンサルティンク 2/18 89.2 9.5 91.3 92. 91.6 91.3 89.2 86.9 85.3 84.7 86.5 みずほ 証 券 リサーチ&コンサルティンク 2/18 88.8 91. 95. 95. 83. 91.1 77.5 75. 8. 8. 78. 三 菱 総 合 研 究 所 2/15 88.9 - - - - 91. - - - - 84. 富 国 生 命 保 険 相 互 会 社 2/19 88.7 - - - - 9.2 - - - - - 浜 銀 総 合 研 究 所 2/19 85.6 - - - - 87.5 - - - - 83.4 三 井 住 友 信 託 銀 行 2/22 89.7 ( 上 期 )88.2 ( 下 期 )74.2 81.3 - - - - - 平 均 89. 91.6 94.7 95.7 89.3 92.4 82. 8.2 8.9 8.9 82.5 最 大 9. 94. 96.4 98. 92. 1. 89.2 86.9 86.2 88.8 92. 最 小 85.6 9.5 91.3 92. 83. 81.3 77. 74. 72. 7. 73. ( 参 考 ) 利 用 関 係 別 戸 数 の 見 通 し 平 成 25 年 2 月 22 日 現 在 機 関 名 発 表 日 平 成 24 年 度 合 計 持 家 貸 家 給 与 住 宅 分 譲 住 宅 合 計 持 家 貸 家 給 与 住 宅 分 譲 住 宅 合 計 ( 全 2 機 関 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) みずほ 総 合 研 究 所 2/15 88.9 34.4 32.7.7 26.3 94.1 29.8 29.2.7 26.3 86. 三 菱 UFJリサーチ&コンサルティンク 2/18 89.2 32.5 33..3 25.5 91.3 3.1 31.2.4 24.8 86.5 平 均 89.1 33.5 32.9.5 25.9 92.7 3. 3.2.6 25.6 86.3 ( 注 ) 給 与 住 宅 は 機 構 にて 合 計 から 持 家 貸 家 分 譲 住 宅 を 差 引 きにより 算 出 ( 参 考 ) 財 団 法 人 建 設 経 済 研 究 所 建 設 経 済 モデルによる 建 設 投 資 の 見 通 し から ( 参 考 ) 社 団 法 人 住 宅 生 産 団 体 連 合 会 経 営 者 の 住 宅 景 況 感 調 査 から ( 万 戸 ) 機 関 名 発 表 日 平 成 24 年 度 (212 年 度 )( 予 測 ) 平 成 25 年 度 (213 年 度 )( 予 測 ) 持 家 貸 家 給 与 住 宅 分 譲 住 宅 合 計 持 家 貸 家 給 与 住 宅 分 譲 住 宅 合 計 建 設 経 済 研 究 所 ( 注 1) 1/28 32.1 31.3.6 25. 89. 34.8 31.7.6 25.9 93. 住 宅 生 産 団 体 連 合 会 ( 注 2) 1/25 31.8 3. 1. 24.7 87.5 34.3 31.3.1 25.7 91.4 ( 注 1)212 年 7~9 月 期 の 四 半 期 別 国 民 所 得 統 計 速 報 を 踏 まえた 予 測 ( 注 2) 会 員 のうち 回 答 があった16 社 のうち 最 大 値 と 最 小 値 を 除 いた 予 測 平 均 値 新 設 住 宅 着 工 戸 数 ( 万 戸 ) 平 成 25 年 度 (213 年 度 ) 平 成 26 年 度 (214 年 度 ) 資 料 : 各 機 関 ホームページ 国 土 交 通 省 建 築 着 工 統 計 調 査 報 告 をもとに 作 成 ( 参 考 ) 新 設 住 宅 着 工 戸 数 年 度 実 績 ( 戸 ) 年 度 計 4~6 月 7~9 月 1~12 月 1~3 月 平 成 24 年 度 215,851 227,97 24,34 平 成 23 年 度 841,246 23,17 229,59 28,977 199,59 平 成 22 年 度 819,2 195,167 212,728 218,745 192,38 年 度 計 持 家 貸 家 給 与 住 宅 分 譲 住 宅 平 成 23 年 度 841,246 34,822 289,762 7,576 239,86 平 成 22 年 度 819,2 38,517 291,84 6,58 212,83 平 成 21 年 度 775,277 286,993 311,463 13,231 163,59 2
213.2.22 ( 第 45 号 ) ( 参 考 ) 各 機 関 の 民 間 住 宅 投 資 の 見 通 し 1~12 月 期 GDP1 次 速 報 後 1~12 月 期 GDP1 次 速 報 を 踏 まえた 各 機 関 の 実 質 GDPのうち 民 間 住 宅 投 資 ( 季 節 調 整 系 列 前 期 比 )の 見 通 しは 次 のとおり 7-9 月 期 または1-12 月 期 をピークに 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 需 要 が 見 込 まれ 平 成 25 年 度 は 大 幅 な 伸 びを 予 想 来 年 1-3 月 期 以 降 反 動 減 を 見 込 む 機 関 が 大 勢 はマイナス 単 位 :% 平 成 25 年 2 月 22 日 現 在 実 質 GDPのうち 民 間 住 宅 投 資 ( 季 節 調 整 系 列 前 期 比 ) 機 関 名 発 表 日 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 (213 年 度 ) 平 成 26 年 度 (214 年 度 ) 年 度 4~6 月 7~9 月 1~12 月 1~3 月 年 度 4~6 月 7~9 月 1~12 月 1~3 月 年 度 ( 全 23 機 関 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) ( 予 測 ) SMBC 日 興 證 券 2/19 4.7 - - - - 14.2 - - - - 1.7 三 菱 UFJモルカ ン スタンレー 証 券 2/2 5.8 1.5 6.6 2.9 3.3 13. 7.5 2.5.5 5.5 8. 伊 藤 忠 経 済 研 究 所 2/15 4.8 - - - - 1.7 - - - - 15.2 富 士 通 総 研 経 済 研 究 所 2/14 5.3 3.2 4. 1.9 4.9 9.8 4.2 2.9 1.8. 8.8 東 レ 経 営 研 究 所 2/18 5.2 - - - - 9.3 - - - - 9.8 ニッセイ 基 礎 研 究 所 2/15 5. 2.6 2.9 2.6 1.5 9.1 13.6.1.1.6 12.8 第 一 生 命 経 済 研 究 所 2/14 5.3 - - - - 9. - - - - 14.5 アジア 太 平 洋 研 究 所 2/22 5.4 2.5 2.5 2.4 3.6 9. 12.2 6.4.2.4 17.4 農 林 中 金 総 合 研 究 所 2/18 5.2 1.2 1.5 3. 2.5 8.3 3..5.5.2.5 三 菱 東 京 UFJ 銀 行 2/22 5. - - - - 7.1 - - - - - 日 本 経 済 研 究 センター 2/22 4.9 2.2 2.1 1.8 1.2 7.1 4.9 3.9 1. 2.6 7.1 日 本 総 研 2/14 4.9 - - - - 6.8 - - - - 8.2 浜 銀 総 合 研 究 所 2/19 4.8 - - - - 6.7 - - - - 1.4 大 和 総 研 2/19 4.9 - - - - 6.6 - - - - 4.9 みずほ 証 券 リサーチ&コンサルティンク 2/18 5. 1. 3.4 1.9 4.9 6.5 9.7 5.7.7.8 14.9 みずほ 総 合 研 究 所 2/15 4.2 1.6 5.3 1.9 3.7 6.4 9.5.7 1.6 4.8 7.9 明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社 2/19 4.9 1.5 2.1.9 2.1 6. 4. 1. 1. 1.2 4.6 野 村 證 券 金 融 経 済 研 究 所 2/21 5.1.9 1.2 1.7.2 5.9 1.5 1.1 - - 1.6 三 菱 総 合 研 究 所 2/15 5. - - - - 5.5 - - - - 4.4 富 国 生 命 保 険 相 互 会 社 2/19 4.8 - - - - 4.9 - - - - - 信 金 中 央 金 庫 地 域 中 小 企 業 研 究 所 2/18 4.9 - - - - 4.8 - - - - 5.7 三 井 住 友 信 託 銀 行 2/22 5. ( 上 期 )2.3 ( 下 期 ).3 4.6 - - - - - 三 菱 UFJリサーチ&コンサルティンク 2/18 4.6.4.9 1.2. 3.4 2.3 2. 1.6 1. 4. 平 均 4.99 1.69 2.95 2.2 2.8 7.6 6.58 2.29.14 1.43 8.52 最 大 5.8 3.2 6.6 3. 2.5 14.2 1.5.7 1.6 5.5.5 最 小 4.2.4.9.9 4.9 3.4 13.6 6.4 1.8 1. 17.4 ( 注 ). 機 関 名 は 平 成 25 年 度 (213 年 度 ) 民 間 住 宅 投 資 伸 び 率 の 大 きい 順 資 料 : 各 機 関 ホームページから 作 成 3
213.2.22 ( 第 45 号 ) ( 参 考 ) 新 設 住 宅 着 工 戸 数 / 民 間 住 宅 投 資 の 見 通 しに 対 するコメント1 1~12 月 期 GDP1 次 速 報 後 機 関 名 みずほ 総 合 研 究 所 浜 銀 総 合 研 究 所 三 菱 UFJリサーチ&コンサルティング 新 設 住 宅 着 工 戸 数 / 民 間 住 宅 投 資 の 見 通 し 212 年 1~12 月 期 の 新 設 住 宅 着 工 戸 数 は 前 期 比 +4.8%(7~9 月 期 同.4% )と 増 加 し 年 率 91 万 8 千 戸 ( 季 節 調 整 済 み 年 率 換 算 値 )と28 年 1~12 月 期 以 来 の 高 水 準 となった 住 宅 ローン 金 利 が 低 位 で 推 移 していることに 加 え 住 宅 エコポイントの 着 工 期 限 (1 月 末 )を 前 に 駆 け 込 みの 動 きが 生 じた 影 響 とみられる 実 際 1~12 月 期 に 前 期 比 +7.9%と 増 加 が 目 立 った 貸 家 の 着 工 戸 数 は 前 回 の 住 宅 エコポイントが 終 了 した 時 期 と 同 様 の 動 きを 示 している 着 工 が 堅 調 であったことを 受 け GDPベースの1~12 月 期 の 実 質 住 宅 投 資 は 前 期 比 +3.5%(7~9 月 期 同 +1.6%)と3 四 半 期 連 続 で 増 加 した 着 工 戸 数 は213 年 1~3 月 期 にエコポイントの 反 動 で 一 旦 弱 含 んだ 後 増 加 基 調 に 復 する 見 込 みだ 金 利 が 引 き 続 き 低 位 で 推 移 することに 加 え 消 費 税 率 の 引 き 上 げを 前 に した 駆 け 込 み 需 要 が 着 工 戸 数 を 押 し 上 げるだろう 今 年 1 月 には 住 宅 ローン 減 税 の 拡 充 が 決 定 されたが 住 宅 購 入 者 の 大 部 分 を 占 める 中 低 所 得 者 層 へのメリットは 高 所 得 者 に 比 べ 小 さく 駆 け 込 みと 反 動 を 抑 制 する 効 果 は 限 定 的 であるとみている 税 率 引 き 上 げの 半 年 前 (213 年 9 月 末 )までに 請 負 契 約 が 結 ばれた 住 宅 には( 引 渡 しが214 年 4 月 以 降 になっても) 現 行 税 率 が 適 用 されるという 措 置 を 受 け 着 工 戸 数 は 持 家 や 貸 家 を 中 心 に213 年 度 半 ばにピークに 達 するだろう 214 年 に 入 ると 着 工 戸 数 はピークアウトし 214 年 半 ばまで 反 動 減 の 影 響 が 現 れる 見 通 しだ 214 年 度 後 半 以 降 は 215 年 1 月 の 再 度 の 消 費 税 率 引 き 上 げを 前 に 再 び 増 加 に 転 じるだろう 215 年 3 月 末 までに 請 負 契 約 が 結 ばれた 住 宅 には 税 率 8%が 適 用 されるという 措 置 が 押 し 上 げ 要 因 となり 着 工 戸 数 は214 年 度 末 にかけて 増 加 していくと みられる ただし 年 度 ベースでは 大 幅 な 減 少 になることは 避 けられない 212 年 1~12 月 期 の 実 質 住 宅 投 資 は 前 期 比 +3.5%と 7~9 月 期 ( 同 +1.6%)から 伸 びが 高 まった 1 月 末 で 終 了 した 住 宅 購 入 支 援 策 終 了 前 の 駆 け 込 み 着 工 の 押 し 上 げ などにより 住 宅 投 資 は 盛 り 上 がったと 考 えられる 213 年 1~3 月 期 は 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 需 要 が 顕 在 化 するとみられるものの 住 宅 購 入 支 援 策 終 了 の 反 動 などから いったん 伸 びが 弱 まるだろう 213 年 度 に 入 ると 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 需 要 による 押 し 上 げが 本 格 化 し 住 宅 投 資 は 次 第 に 伸 びが 高 まると 考 えられる もっとも 消 費 税 率 引 き 上 げ 後 の 税 負 担 の 軽 減 するため 214 年 度 より 住 宅 ローン 減 税 が 拡 充 されることから 住 宅 投 資 の 駆 け 込 み 需 要 の 盛 り 上 がりは1997 年 4 月 の 消 費 税 率 引 き 上 げ 時 と 比 べ 緩 やかなものにな ると 予 想 される 住 宅 ローン 減 税 の 拡 充 については 課 税 対 象 となる 住 宅 の 購 入 価 格 に 対 して 住 宅 ローン 残 高 の 割 合 が 高 いほど 税 負 担 が 相 殺 されやすい 一 方 で ローン 残 高 の 割 合 が 低 い と 税 負 担 が 緩 和 されにくい 内 容 となっている こうしたことを 踏 まえ 住 宅 投 資 の 駆 け 込 み 需 要 は 住 宅 ローン 減 税 拡 充 の 影 響 を 考 慮 していない 前 回 (212 年 12 月 )の 当 社 予 想 に 比 べ 5 割 程 度 にとどまると 想 定 した 一 方 214 年 度 の 住 宅 投 資 は 弱 い 動 きになると 予 想 される 消 費 税 率 引 き 上 げによる 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 で 年 度 当 初 から 住 宅 投 資 は 大 きく 落 ち 込 むだろう また 構 造 的 な 問 題 として 住 宅 取 得 層 の 減 少 が 住 宅 投 資 を 押 し 下 げる 要 因 になると 考 えられる 住 宅 を 取 得 する 割 合 が 比 較 的 高 い3~44 歳 の 人 口 は212 年 から 減 少 に 転 じており この 先 も 減 少 が 続 くことが 見 込 まれている 212 年 度 は フラット35Sエコなどの 住 宅 取 得 支 援 策 により 住 宅 取 得 層 の 減 少 を 補 ってきたと 考 えられる 反 面 相 当 数 の 需 要 が 先 食 いさ れたと 考 えられる 214 年 度 は 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 みによる 先 食 い 需 要 の 反 動 も 出 ることから 住 宅 取 得 層 減 少 の 影 響 を 大 きく 受 けることになろう 212 年 1~12 月 期 の 新 設 住 宅 着 工 戸 数 は 前 年 比 +15.% と 前 年 の 水 準 が 低 かったこともあって 大 幅 な 伸 びとなった 季 節 調 整 済 年 率 換 算 値 でみると 91 万 8 千 戸 と 28 年 1~12 月 期 以 来 の9 万 戸 超 えとなった 1 月 は 復 興 支 援 住 宅 エコポイントやフラット35Sエコの 終 了 前 の 駆 け 込 み 需 要 が 着 工 を 押 し 上 げたとみられるが 同 月 末 に 制 度 が 終 了 した 後 11 12 月 も 着 工 戸 数 は 高 水 準 が 続 いており 214 年 4 月 の 消 費 税 率 引 き 上 げを 見 据 えた 着 工 が 出 始 めている 可 能 性 もある また 工 事 の 進 捗 状 況 で 測 る 実 質 民 間 住 宅 投 資 (GDPベース)は 前 期 比 +3.5%と3 四 半 期 連 続 で 増 加 した 今 後 は 国 内 景 気 の 持 ち 直 しを 背 景 に 着 工 戸 数 も 緩 やかな 増 加 が 続 くと 見 込 まれる 株 価 が 上 昇 していることも 消 費 者 マインドの 改 善 の 通 じて 住 宅 取 得 意 欲 を 向 上 させる 可 能 性 がある 一 方 リーマン ショック 以 降 建 設 業 では 労 働 力 や 設 備 などの 供 給 力 が 絞 り 込 まれてきた このため 復 興 のための 公 共 事 業 の 遂 行 もあって 供 給 制 約 が 住 宅 着 工 の 下 押 し 圧 力 になることが 懸 念 される 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 需 要 が 着 工 を 押 し 上 げるとみられるものの 個 人 消 費 と 比 べると 長 期 間 にわたって 緩 やかに 表 れることになるだろう さらに213 年 度 税 制 改 革 では 住 宅 ローン 減 税 を217 年 末 まで 延 長 した 上 214 年 4 月 の 消 費 税 率 引 き 上 げ 時 点 で 最 大 控 除 額 を 拡 充 させるなどの 措 置 が 講 じられる 予 定 だ こうした 負 担 軽 減 策 の 効 果 もあって 駆 け 込 み 需 要 やその 反 動 減 は 比 較 的 軽 微 にとどまる 可 能 性 がある 着 工 戸 数 は212 年 度 に89 万 2 千 戸 となった 後 213 年 度 は 増 税 前 の 駆 け 込 み 需 要 もあって91 万 3 千 戸 に 増 加 するものの 214 年 度 には 反 動 減 によって86 万 5 千 戸 まで 減 少 すると 見 込 む 実 質 民 間 住 宅 投 資 についても 着 工 にほぼ 沿 った 動 きとなるだろう 資 料 : 各 機 関 ホームページから 抜 粋 4
213.2.22 ( 第 45 号 ) ( 参 考 ) 新 設 住 宅 着 工 戸 数 / 民 間 住 宅 投 資 の 見 通 しに 対 するコメント2 1~12 月 期 GDP1 次 速 報 後 機 関 名 明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社 富 国 生 命 保 険 相 互 会 社 富 士 通 総 研 経 済 研 究 所 新 設 住 宅 着 工 戸 数 / 民 間 住 宅 投 資 の 見 通 し 新 設 住 宅 着 工 戸 数 ( 季 調 値 )は 211 年 の 秋 をボトムに 回 復 基 調 が 続 いている 昨 年 11 月 以 降 前 月 比 で2ヵ 月 連 続 の 減 少 となったが これは 住 宅 エコポイント 対 象 工 事 の 着 工 期 限 が1 月 末 だったため 駆 け 込 み 需 要 が 発 生 した 反 動 減 によるところが 大 きい 季 節 調 整 済 年 率 換 算 戸 数 は 211 年 度 の 総 着 工 戸 数 (84 万 1 千 戸 )を 依 然 として 上 回 って 推 移 していることから 住 宅 着 工 は 緩 やかな 持 ち 直 し 傾 向 が 続 いているとみている 利 用 関 係 別 に 見 ると 持 家 や 貸 家 が 堅 調 で 特 に 貸 家 は 東 北 地 方 での 復 興 需 要 や211 年 の 落 ち 込 みが 大 きかった 反 動 もあって 昨 秋 には 大 幅 な 伸 びを 示 している 一 方 分 譲 住 宅 のうち 特 にマンションで 弱 めの 動 きが 続 いている 今 後 の 住 宅 政 策 を 見 極 めたいとの 意 向 から 模 様 眺 めの 状 況 が 続 いているほか 建 設 資 材 や 人 手 が 不 足 すること に 伴 う 建 設 コストの 上 昇 でマンション 価 格 に 割 高 感 があることが 背 景 にあるとみられる 地 域 別 の 住 宅 着 工 戸 数 の 推 移 を 前 年 比 で 見 ると 東 北 地 区 は4 月 をピークに 鈍 化 しつつあったが 9 月 以 降 再 び 高 い 伸 びを 示 している 住 宅 着 工 における 東 北 のシェアは 21および211 年 度 ともに4.8%だったが 212 年 度 累 計 では6.5%となっており 復 興 需 要 の 押 し 上 げ 寄 与 が 顕 著 となっている 被 災 3 県 ( 岩 手 宮 城 福 島 )の 震 災 後 の 住 宅 着 工 (211/4~212/12)は6 万 戸 と 東 日 本 大 震 災 によって 全 壊 した 住 宅 12 万 5 千 戸 ( 半 壊 23 万 1 千 戸 )の48%となった ただ 当 該 数 値 には 被 災 以 外 の 着 工 も 含 まれている こと 本 格 的 な 建 て 替 え 需 要 は 仮 設 住 宅 の 入 居 期 限 経 過 後 に 出 てくる 可 能 性 が 高 いことなどから 213 年 以 降 も 着 工 増 が 続 くとみている 被 災 3 県 の 全 壊 戸 数 は12 万 5 千 戸 だが すでに 他 の 地 域 に 移 住 している 被 災 者 も 多 いことなどから 復 興 需 要 による 着 工 増 は9 万 戸 程 度 このうち213 年 度 が 約 2 万 5 千 戸 214 年 度 が 約 2 万 戸 と 予 想 している 今 後 は 212 年 度 税 制 改 正 で 延 長 拡 充 された 新 規 住 宅 取 得 資 金 の 贈 与 税 の 非 課 税 措 置 などの 住 宅 取 得 支 援 策 や 住 宅 ローンの 低 金 利 環 境 による 下 支 え 効 果 に 加 え 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 需 要 が 出 てくる 可 能 性 が 高 い 213 年 度 税 制 改 正 では 消 費 増 税 の 影 響 を 緩 和 平 準 化 する 目 的 で 住 宅 ローン 減 税 の 延 長 拡 充 が 決 定 した 一 般 的 な 世 帯 の 例 として 住 宅 ローン3, 千 万 円 建 物 価 格 2,5 万 円 金 利 3%を 前 提 に 試 算 すると 減 税 額 の1 年 間 累 計 と 消 費 増 税 による 負 担 増 との 比 較 ではそれ ほど 大 差 がない 結 果 となる ただ 当 初 の 支 払 金 額 は 消 費 増 税 分 だけ 高 くなることから 相 応 の 駆 け 込 み 需 要 が 発 生 するとみている また 土 地 売 買 による 所 有 権 移 転 登 記 件 数 が5 月 以 降 増 加 基 調 であることから 駆 け 込 み 需 要 に 備 えて マンション 業 者 やパワービルダーなどを 中 心 に 分 譲 用 地 の 仕 入 れが 進 んでいる 可 能 性 が 高 いとみられ 供 給 業 者 の 積 極 的 な 販 売 も 駆 け 込 み 需 要 を 後 押 しすると 予 想 する 駆 け 込 み 需 要 の 時 期 については 前 回 の 消 費 増 税 時 には 増 税 の2 四 半 期 前 にピークを 迎 えていることから 今 回 も 同 様 に213 年 度 の 半 ばにかけて 駆 け 込 み 需 要 が 発 生 し 213 年 度 の 住 宅 着 工 を6% 程 度 押 し 上 げると 想 定 している 住 宅 市 場 は 今 後 少 子 高 齢 化 や 世 帯 数 の 減 少 が 見 込 まれるなか 住 宅 ストックの 余 剰 感 ( 空 き 家 の 増 加 )が 高 まっていることに 加 え 所 得 環 境 の 改 善 が 期 待 しにくい 状 況 が 続 くとみていることから 中 長 期 的 には 厳 しい 環 境 が 予 想 される こうした 中 214 年 は 住 宅 ローン 減 税 拡 充 による 下 支 え 効 果 は 続 くものの 需 要 先 食 いによる 反 動 減 が 避 けられないとみており 停 滞 感 を 強 める 可 能 性 が 高 いとみている 住 宅 投 資 は 213 年 度 半 ばにかけて 消 費 税 率 引 上 げを 見 据 えて 増 加 すると 見 込 んでいる 進 捗 ベースで 計 上 される 住 宅 投 資 は3 四 半 期 連 続 で 増 加 し 新 設 住 宅 着 工 戸 数 も 1~12 月 期 が 年 率 91 万 8 千 戸 と 住 宅 エコポイントなどの 優 遇 策 がなくなった 後 でも 高 水 準 の 推 移 が 続 いている 景 気 ウォッチャー 調 査 をみると 住 宅 販 売 会 社 の 回 答 では 来 客 数 の 増 加 を 指 摘 する 声 が 多 く 家 計 の 住 宅 取 得 意 欲 は 高 まっているとみられる 被 災 地 域 においては 岩 手 宮 城 福 島 の3 県 の 新 設 住 宅 着 工 戸 数 は 1~12 月 期 が 約 1 万 3 千 戸 と 震 災 前 の21 年 同 期 比 で68% 増 となっている このように 増 加 傾 向 では るが 212 年 暦 年 の 新 設 住 宅 着 工 戸 数 は 約 4 万 戸 と 震 災 前 の21 年 比 で 約 1 万 3 千 戸 増 にとどまり 住 宅 再 建 の 動 きは 極 めて 遅 い 今 後 については 214 年 4 月 の 消 費 税 率 の 引 上 げを 睨 んで 駆 け 込 み 的 な 動 きが 強 まると 見 込 んでいる 住 宅 取 得 に 影 響 を 及 ぼす 他 の 要 因 についても 雇 用 環 境 は 総 じて 改 善 傾 向 となり 住 宅 ローン 金 利 も 低 水 準 の 推 移 が 見 込 まれる 213 年 度 前 半 の 新 設 住 宅 着 工 戸 数 は 均 してみれば 年 率 9 万 戸 台 半 ばになると 想 定 している 消 費 税 率 引 上 げの 影 響 を 緩 和 するために 政 府 は 住 宅 ローン 減 税 の 控 除 額 を 拡 充 したが これだけでは 駆 け 込 み 着 工 を 緩 和 する 要 因 にはならないと 想 定 している 被 災 地 においては 土 地 区 画 整 理 事 業 や 集 団 移 転 事 業 が 進 捗 してから 住 宅 を 再 建 することになり 本 格 的 な 住 宅 投 資 は 数 年 後 に 顕 在 化 すると 見 込 んでいる 消 費 税 率 が214 年 4 月 と215 年 1 月 に 段 階 的 に 引 き 上 げられることになったが 214 年 4 月 の5%から8%への 引 き 上 げに 伴 い 本 予 測 期 間 中 の213 年 度 中 には 消 費 や 住 宅 投 資 に 駆 け 込 み 需 要 が 発 生 することになる 本 予 測 においては 消 費 と 住 宅 投 資 の 駆 け 込 み 需 要 の 発 生 によって 213 年 度 の 実 質 GDP 成 長 率 が.4ポイント 程 度 押 し 上 げら れることを 想 定 している( 消 費 の 押 し 上 げ 効 果 は.6ポイント 程 度 ) これは 駆 け 込 み 需 要 が 1997 年 4 月 の 消 費 税 率 引 き 上 げ(3%から5%) 時 並 みに 発 生 することを 念 頭 に 置 いているが 今 回 は 税 率 が 最 終 的 に2 倍 (1%)となるため これを 消 費 者 が 強 く 意 識 した 場 合 は 耐 久 消 費 財 など 高 額 商 品 の 駆 け 込 み 需 要 が 想 定 以 上 に 増 えることもあり 得 る 住 宅 については 住 宅 ローン 減 税 の 拡 充 や 現 金 給 付 によって 消 費 税 率 引 き 上 げによる 税 負 担 増 加 分 の 補 填 を 検 討 する 動 きもあり さらに 1%への 引 き 上 げ 時 には 住 宅 に 対 する 軽 減 税 率 が 導 入 される 可 能 性 もある こうした 施 策 が 早 い 段 階 で 打 ち 出 された 場 合 には さほど 駆 け 込 み 需 要 が 発 生 しない 可 能 性 もないわけではない ただ 住 宅 については 消 費 税 率 引 き 上 げのほか 物 価 目 標 の 採 用 によっていずれは 長 期 金 利 が 上 昇 すると 考 えられること 都 市 部 では 地 価 が 底 打 ちしたという 二 つの 要 因 も 駆 け 込 み 需 要 を 発 生 させやすくなっている このため 213 年 度 中 の 住 宅 投 資 の 伸 びは 高 めになり 214 年 度 はその 反 動 減 が 生 じると 考 えられる 資 料 : 各 機 関 ホームページから 抜 粋 5
213.2.22 ( 第 45 号 ) ( 参 考 ) 新 設 住 宅 着 工 戸 数 / 民 間 住 宅 投 資 の 見 通 しに 対 するコメント3 1~12 月 期 GDP1 次 速 報 後 機 関 名 ニッセイ 基 礎 研 究 所 信 金 中 央 金 庫 地 域 中 小 企 業 研 究 所 三 菱 東 京 UFJ 銀 行 第 一 生 命 経 済 研 究 所 三 菱 総 合 研 究 所 伊 藤 忠 経 済 研 究 所 農 林 中 金 総 合 研 究 所 アジア 太 平 洋 研 究 所 新 設 住 宅 着 工 戸 数 / 民 間 住 宅 投 資 の 見 通 し 昨 年 12 月 時 点 の 見 通 しでは213 年 度 の 駆 け 込 み 需 要 の 規 模 をGDP 比 で.7%と 想 定 していた しかし 1/29に 閣 議 決 定 された213 年 度 税 制 改 正 では 消 費 増 税 の 影 響 が 大 きい 住 宅 自 動 車 に 対 する 激 変 緩 和 措 置 として 住 宅 ローン 減 税 の 拡 充 自 動 車 取 得 税 の 縮 小 が 盛 り 込 まれた このため 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 需 要 は 当 初 の 想 定 よりも 小 さくなる 可 能 性 が 高 くなった 住 宅 投 資 は 被 災 地 域 における 住 宅 再 建 を 中 心 に 持 ち 直 しの 動 きを 続 けた 後 213 年 度 に 入 ると 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 需 要 によって 伸 びが 大 きく 高 まるだろう ただし 駆 け 込 み 需 要 による 押 し 上 げ 幅 は213 年 1~12 月 期 がピークで 税 率 引 き 上 げ 前 の214 年 1~3 月 期 には 前 期 比 でマイナスとなり 税 率 が 引 き 上 げられる4~6 月 期 にはマイナス 幅 が 急 速 に 拡 大 することが 見 込 まれる 住 宅 投 資 は212 年 度 が 前 年 比 5.% 213 年 度 が 同 9.1% 214 年 度 が 同 12.8%と 予 想 する 住 宅 着 工 戸 数 ( 季 節 調 整 済 み 年 率 換 算 値 )は 211 年 1~12 月 に79 万 1 千 戸 へ 減 少 したものの その 後 は4 四 半 期 連 続 で 増 加 し 212 年 1~12 月 には9 万 9 千 戸 に 達 し た 住 宅 エコポイント 発 行 対 象 工 事 の 着 工 期 限 (212 年 1 月 末 )を 前 に 駆 け 込 みがみられたといった 事 情 もあるが 被 災 地 での 住 宅 再 建 が 進 み 始 めたことが 住 宅 投 資 回 復 の 主 因 である 今 後 も 震 災 で 全 半 壊 した 住 宅 ( 東 日 本 大 震 災 による 住 宅 被 害 は2 月 13 日 時 点 で 全 壊 12 万 9 千 戸 半 壊 26 万 9 千 戸 )の 再 建 が 続 く 見 通 しである 津 波 による 被 害 が 大 きかった 沿 岸 部 では 高 台 移 転 による 住 宅 地 の 集 約 化 など 住 民 との 合 意 形 成 に 時 間 を 要 しているが 被 災 地 全 体 でみると 住 宅 の 再 建 は 着 実 に 進 展 しよう 被 災 地 での 住 宅 再 建 に 加 えて 213 年 度 には 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 着 工 も 見 込 まれる 消 費 税 率 引 上 げの 影 響 を 軽 減 する 目 的 で 住 宅 ローン 減 税 が 拡 充 される (1 年 間 で 最 大 2 万 円 4 万 円 )が 家 財 道 具 などを 含 めると 増 税 前 に 購 入 する 方 が 負 担 は 小 さいとみられる 213 年 度 の 住 宅 投 資 は4.8% 増 と 予 測 した 駆 け 込 み 需 要 が 発 生 する 結 果 214 年 度 は 個 人 消 費 と 同 様 にその 反 動 減 が 見 込 まれる 215 年 1 月 に 消 費 税 率 がもう 一 段 引 き 上 げられるため 214 年 度 後 半 からは 駆 け 込 み 需 要 が 出 始 める 可 能 性 もあるが 214 年 度 の 住 宅 投 資 は5.7% 減 と5 年 ぶりに 減 少 すると 予 測 した 住 宅 投 資 は 昨 年 1-12 月 期 にも 前 期 比 +14.7%と 4-6 月 期 の 同 +9.% 7-9 月 期 の 同 +6.7%を 上 回 る 伸 びを 示 した フラット35Sエコ の 金 利 優 遇 措 置 や 住 宅 エコポイン ト といった 支 援 策 は 昨 年 1 月 末 に 終 了 したものの 11 月 12 月 の 住 宅 着 工 戸 数 は 年 率 9 万 戸 前 後 の 良 好 な 水 準 を 保 った また 東 北 地 方 では 持 家 や 貸 家 を 中 心 に 住 宅 再 建 の 動 きが 続 いている 先 行 きを 展 望 すると こうした 復 旧 復 興 需 要 の 継 続 のほか 金 利 の 低 位 安 定 や 所 得 の 緩 やかな 改 善 なども 住 宅 投 資 のプラス 材 料 となる 見 込 みである 加 えて 消 費 税 率 引 き 上 げを 前 にした 駆 け 込 み 需 要 が 213 年 度 中 の 押 し 上 げ 要 因 として 計 算 できる 今 後 も 住 宅 投 資 は 堅 調 に 推 移 する 公 算 が 大 きい なお 213 年 度 税 制 改 正 大 綱 における 住 宅 ローン 減 税 の 拡 充 が 正 式 に 決 定 した 場 合 年 収 や 住 宅 購 入 金 額 などの 条 件 によっては 減 税 拡 充 による 負 担 軽 減 額 が 消 費 税 率 引 き 上 げに 伴 う 負 担 増 加 額 を 上 回 る 可 能 性 も 出 てくる このため 一 部 では 住 宅 買 い 控 えの 動 きも 同 時 に 発 生 してくると 考 えられる 213 年 度 後 半 については 214 年 4 月 に 実 施 される 消 費 税 率 引 き 上 げを 前 にした 駆 け 込 み 需 要 が 景 気 を 押 し 上 げる 駆 け 込 み 需 要 は 主 に 個 人 消 費 と 住 宅 投 資 において 発 生 する 住 宅 部 門 については 早 い 時 期 から 影 響 が 出 ることが 特 徴 であり 既 に 販 売 増 や 着 工 増 の 形 で 一 部 顕 在 化 し ている 模 様 だ 今 後 駆 け 込 みによる 押 し 上 げの 影 響 が 本 格 化 するだろう なお 消 費 税 率 引 き 上 げの 悪 影 響 を 軽 減 するために 住 宅 ローン 減 税 の 拡 充 や 自 動 車 取 得 税 の 軽 減 などの 措 置 が 決 定 されているが 駆 け 込 みを 大 きく 抑 制 するほどの 影 響 は 持 たないと 考 えている 消 費 税 増 税 前 の 駆 け 込 みが 注 目 される 住 宅 販 売 は 足 もと 回 復 傾 向 にあるほか 着 工 ベースでも 戸 建 てを 中 心 に 堅 調 に 推 移 している 平 成 25 年 度 税 制 改 正 大 綱 に 消 費 税 増 税 に 合 わせた 住 宅 ローン 減 税 拡 充 が 盛 り 込 まれたため 増 税 前 後 の 住 宅 販 売 の 山 谷 は 幾 分 均 されるであろう 建 築 に 長 い 時 間 を 要 する 住 宅 投 資 については 消 費 税 率 引 き 上 げ 前 の 駆 け 込 み 需 要 の 効 果 が 個 人 消 費 より 早 いタイミングで 発 生 すると 見 込 まれる 213 年 度 の 住 宅 投 資 は 前 年 比 1.7%と 二 桁 の 増 加 新 設 住 宅 着 工 戸 数 は28 年 度 以 来 の1 万 戸 台 を 予 想 している 震 災 復 興 に 関 しては 被 災 自 治 体 の 行 政 処 理 能 力 や 建 設 業 などのボトルネック 問 題 など 様 々な 難 題 を 抱 えており これまでなかなか 進 まなかったという 状 況 にあったが 2 年 という 時 間 を 経 過 し ようやく 進 み 始 める 可 能 性 も 出 てきている こうした 復 興 事 業 が 本 格 的 に 進 展 すれば それらが 呼 び 水 となって 被 災 地 での 住 宅 や 企 業 設 備 投 資 などの 民 間 需 要 が 期 待 される 1-12 月 期 の 実 質 民 間 住 宅 投 資 は 前 期 比 3 期 連 続 のプラスと 好 調 である すでに 消 費 税 率 引 き 上 げに 対 応 した 駆 け 込 み 需 要 が 一 部 現 れているようである 実 質 民 間 住 宅 投 資 は 212 年 度 +5.4%と 復 興 需 要 を 中 心 に 持 ち 直 し 213 年 度 は 駆 け 込 み 需 要 で+9.%と 大 幅 に 伸 びるが 214 年 度 は 反 動 で 17.4%と 大 きく 減 少 す ると 予 測 する 資 料 : 各 機 関 ホームページから 抜 粋 6
213. 2. 15 ( 第 44 号 ) 首 都 圏 : 中 古 住 宅 市 場 動 向 (マンション) ( 平 成 25 年 1 月 ) 不 動 産 流 通 標 準 情 報 システム(レインズ)を 活 用 した 物 件 について 1 月 の は 小 幅 に 続 伸 したが リーマン ショック 後 の 安 値 圏 での 動 き 震 災 後 の 下 落 基 調 に 底 入 れの 兆 し 東 京 都 神 奈 川 県 埼 玉 県 が 上 昇 した 一 方 千 葉 県 が 下 落 した 1 月 の は 大 幅 に 上 昇 平 成 23 年 2 月 以 来 の2,6 万 円 台 となった 東 京 都 と 神 奈 川 県 が5% 前 後 の 上 昇 価 格 面 で 新 築 マンションに 手 が 届 かない 需 要 層 が 取 引 の 中 心 に 変 わり ないが 景 気 動 向 に 敏 感 で 数 は 少 ないが 高 額 物 件 や 築 浅 の 物 件 が 取 引 された ( 東 日 本 不 動 産 流 通 機 構 ) 1 月 の 成 約 件 数 は4か 月 ぶりの 増 加 1 月 としては 過 去 5 年 間 で 最 も 多 い ( 万 円 ) 首 都 圏 : 中 古 マンション 価 格 3,3 3,2 3,1 3, 2,9 2,8 2,7 2,6 2,5 2,4 2,3 2,2 2,1 1,9 1,8 (%) 4 3 2 1 1 2 3 平 成 2 年 5 月 2,669 万 円 平 成 2 年 4 月 3,165 万 円 成 約 件 数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 月 平 成 18 年 19 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 資 料 :( 財 ) 東 日 本 不 動 産 流 通 機 構 月 例 マーケットウォッチ をもとに 作 成 = 当 月 に 新 たにレインズに 登 録 があった 物 件 の 平 均 価 格 = 当 月 にレインズに 成 約 報 告 があった 物 件 の 平 均 価 格 15, 14, 平 成 25 年 1 月 13, () 内 は 前 年 同 月 比 1 はマイナス 11, 1, 9, 2.588 万 円 8, ( 2.8%) 7, 6, 5, 4, ( 件 ) 3, 1, 首 都 圏 : 東 京 都 神 奈 川 県 埼 玉 県 千 葉 県 2,641 円 (+ 4.3%) 成 約 件 数 ( 前 年 同 月 比 ) 1 月 + 9.2% 7
213. 2. 15 ( 第 44 号 ) 首 都 圏 : 中 古 住 宅 市 場 動 向 ( 戸 建 住 宅 ) ( 平 成 25 年 1 月 ) 不 動 産 流 通 標 準 情 報 システム(レインズ)を 活 用 した 物 件 について 1 月 の は 続 落 5か 月 ぶりに4, 万 円 を 下 回 り 直 近 安 値 圏 の 値 動 きが 続 いている 1 都 3 県 すべてで 下 落 した 前 年 同 月 比 は12ヶ 月 連 続 のマイナス 1 月 の は 大 きく 下 落 前 月 に 平 成 23 年 2 月 以 来 の 高 値 を 付 けたが 再 び 直 近 安 値 圏 での 動 きに 戻 った 東 京 都 が 上 昇 した 一 方 埼 玉 県 千 葉 県 神 奈 川 県 が 下 落 した 1 月 の 成 約 件 数 はわずかに 増 加 1 月 としては 過 去 5 年 間 で 最 も 多 い 埼 玉 県 と 神 奈 川 県 で 増 加 した 一 方 東 京 都 と 千 葉 県 が 減 少 した ( 万 円 ) 5,4 5,2 5, 4,8 4,6 4,4 4,2 4, 3,8 3,6 3,4 3,2 3, 2,8 2,6 2,4 2,2 (%) 4 3 2 1 1 2 所 有 権 以 外 の 物 件 商 業 地 域 の 物 件 都 市 計 画 区 域 外 未 線 引 区 域 等 の 物 件 を 除 く 平 成 2 年 2 月 4,931 万 円 平 成 2 年 2 月 3,558 万 円 首 都 圏 : 中 古 戸 建 住 宅 価 格 = 当 月 に 新 たにレインズに 登 録 があった 物 件 の 平 均 価 格 = 当 月 にレインズに 成 約 報 告 があった 物 件 の 平 均 価 格 6,8 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 月 6,4 平 成 25 年 1 月 6, () 内 は 前 年 同 月 比 5,6 はマイナス 5,2 4,8 4,4 4, 3,6 3,2 2,8 2,4 1,6 成 約 件 数 ( 件 ) 平 成 18 年 19 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 資 料 :( 財 ) 東 日 本 不 動 産 流 通 機 構 月 例 マーケットウォッチ をもとに 作 成 1,2 8 4 首 都 圏 : 東 京 都 神 奈 川 県 埼 玉 県 千 葉 県 3,999 万 円 ( 4.3%) 3,23 万 円 ( 1.3%) 成 約 件 数 ( 前 年 同 月 比 ) 1 月 + 15.7% 8
213. 2. 15 ( 第 44 号 ) 近 畿 圏 : 中 古 住 宅 市 場 動 向 (マンション) ( 平 成 25 年 1 月 ) 不 動 産 流 通 標 準 情 報 システム(レインズ)を 活 用 した 物 件 について 1 月 の はわずかに 上 昇 概 ね1,8 万 円 ~1,9 万 円 の 範 囲 での 値 動 きが 続 いており 基 調 に 変 化 は 見 られない 前 年 同 月 比 は 2.3%と4ヶ 月 ぶりのマイナス 1 月 の は 上 昇 振 れが 大 きくなっているが 概 ね1,6~1,75 万 円 の 範 囲 での 値 動 きが 続 いている 大 阪 府 京 都 府 が 上 昇 した 一 方 兵 庫 県 がわずかに 下 落 した 1 月 の 成 約 件 数 は3ヶ 月 連 続 の 減 少 となったが 1 月 としては 過 去 5 年 間 で 最 も 多 い 平 成 21 年 以 降 前 年 同 月 比 でプラスとなる 月 が 多 く 緩 やかな 増 加 基 調 が 続 いている ( 万 円 ) 近 畿 圏 : 中 古 マンション 価 格 2,1 1,9 1,8 1,7 平 成 2 年 1 月 1,932 万 円 = 当 月 に 新 たにレインズに 登 録 があった 物 件 の 平 均 価 格 = 当 月 にレインズに 成 約 報 告 があった 物 件 の 平 均 価 格 5, 平 成 25 年 1 月 4,5 () 内 は 前 年 同 月 比 はマイナス 4, 3,5 1,864 万 円 ( 2.3%) 3, 1,6 1,5 1,4 平 成 2 年 5 月 1,795 万 円 成 約 件 数 2,5 1,672 万 円 ( 3.%) 1,5 ( 件 ) 1,3 1, 1,2 5 1,1 (%) 3 1 2 1 2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 月 1 11 12 月 1 2 月 3 4 月 5 6 7 8 9 月 1 11 12 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 月 1 11 12 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 月 1 11 12 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 月 1 11 12 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 月 1 11 12 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 月 平 成 18 年 19 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 成 約 件 数 ( 前 年 同 月 比 ) 資 料 :( 社 ) 近 畿 圏 不 動 産 流 通 機 構 Real Time Eyes をもとに 作 成 1 11 12 月 近 畿 圏 : 大 阪 府 京 都 府 兵 庫 県 滋 賀 県 奈 良 県 和 歌 山 県 1 月 1 月 + 18.5% 9
213. 2. 15 ( 第 44 号 ) 近 畿 圏 : 中 古 住 宅 市 場 動 向 ( 戸 建 住 宅 ) ( 平 成 25 年 1 月 ) 不 動 産 流 通 標 準 情 報 システム(レインズ)を 活 用 した 物 件 について 1 月 の は 続 落 リーマン ショック 後 の 安 値 圏 での 値 動 きが 続 く 平 成 19 年 1 月 をピークに 下 落 傾 向 にあったが 昨 年 2 月 を 底 に 下 げ 止 まりの 動 きが 見 られる 1 月 の は 続 伸 4ヶ 月 ぶりに 万 円 台 を 回 復 した リーマン ショック 後 の 最 安 値 近 辺 での 値 動 きが 続 く 9ヶ 月 連 続 で 前 年 を 下 回 り 緩 やかな 下 落 基 調 が 続 いている 1 月 の 成 約 件 数 は 減 少 1 月 は 年 間 で 最 も 成 約 件 数 が 減 少 する 時 期 に 当 たる 前 年 同 月 比 は+14.8%と 18か 月 連 続 で 前 年 を 上 回 り 緩 やかな 増 加 基 調 が 続 いている 2,8 ( 万 円 ) ( 注 ) 土 地 面 積 4~2m2の 物 件 近 畿 圏 : 中 古 戸 建 住 宅 価 格 平 成 19 年 1 月 2,696 万 円 = 当 月 に 新 たにレインズに 登 録 があった 物 件 の 平 均 価 格 = 当 月 にレインズに 成 約 報 告 があった 物 件 の 平 均 価 格 6, 2,6 2,4 2,2 平 成 19 年 4 月 2,387 万 円 平 成 25 年 1 月 5, () 内 は 前 年 同 月 比 はマイナス 4, 2, 249 万 円 ( 2.1%) 3, 1,8 成 約 件 数 ( 件 ) 1, 2,14 万 円 (.6%) 1,6 (%) 3 2 1 1 2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 月 平 成 18 年 19 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 資 料 :( 社 ) 近 畿 圏 不 動 産 流 通 機 構 Real Time Eyes をもとに 作 成 近 畿 圏 : 大 阪 府 京 都 府 兵 庫 県 滋 賀 県 奈 良 県 和 歌 山 県 成 約 件 数 ( 前 年 同 月 比 ) 1 月 + 14.8% 1
213. 2. 15 ( 第 44 号 ) 愛 知 県 : 中 古 住 宅 市 場 動 向 (マンション) ( 平 成 25 年 1 月 ) 不 動 産 流 通 標 準 情 報 システム(レインズ)を 活 用 した 物 件 について 1 月 の 在 庫 価 格 は 続 伸 昨 年 3 月 をピークに 下 落 基 調 にあったが 昨 年 11 月 の 直 近 最 安 値 で 下 げ 止 まり 上 昇 に 転 じた 前 年 同 月 比 は 1.5%と1ヶ 月 連 続 のマイナスとなった 1 月 の は 大 きく 上 昇 平 成 23 年 9 月 以 来 の 高 値 となった 取 引 件 数 が 少 ないため 高 額 物 件 の 有 無 によって 振 れ 幅 が 大 きくなっている 前 年 同 月 比 は+.8%と 小 幅 なプラス 1 月 の 成 約 件 数 は 増 加 1 月 としては 過 去 5 年 間 で 最 も 多 くなった 昨 年 2 月 以 降 前 年 を 上 回 る 月 が 多 くなっており 持 ち 直 しの 動 きが 続 いている ( 万 円 ) 愛 知 県 : 中 古 マンション 価 格 1,8 1,7 1,6 1,5 1,4 1,3 1,2 1,1 1, (%) 5 4 3 1 2 1 2 3 在 庫 価 格 成 約 件 数 平 成 22 年 3 月 1,78 万 円 平 成 23 年 5 月 1,684 万 円 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 月 平 成 18 年 19 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 ( 注 ) 在 庫 価 格 = 当 月 末 時 点 でレインズに 登 録 されている 物 件 の 平 均 価 格 = 当 月 にレインズに 成 約 報 告 があった 物 件 の 平 均 価 格 資 料 :( 社 ) 中 部 圏 不 動 産 流 通 機 構 中 部 圏 市 場 動 向 をもとに 作 成 平 成 25 年 1 月 1,6 () 内 は 前 年 同 月 比 1,5 はマイナス 1,4 1,3 1,2 1,1 1, 9 8 7 6 ( 5 件 ) 4 3 2 1 在 庫 価 格 1,624 万 円 ( 1.5%) 1,581 万 円 (+.8%) 成 約 件 数 ( 前 年 同 月 比 ) 1 月 + 16.6% 11 圏 域 の 公 表 データはない また 愛 知 県 以 外 の 県 は 物 件 が 少 ないため 愛 知 県 のみとした
213. 2. 15 ( 第 44 号 ) 愛 知 県 : 中 古 住 宅 市 場 動 向 ( 戸 建 住 宅 ) ( 平 成 25 年 1 月 ) 不 動 産 流 通 標 準 情 報 システム(レインズ)を 活 用 した 物 件 について 1 月 の 在 庫 価 格 は 小 幅 に 上 昇 昨 年 11 月 に 直 近 の 最 安 値 を 付 けて 下 げ 止 まり 緩 やかながら 持 ち 直 しの 値 動 きが 続 いている 1 月 の は 上 昇 昨 年 来 2,2~2,4 万 円 の 範 囲 の 値 動 きが 多 くなっている m2 単 価 を 見 ると 前 月 と 変 わらず 直 近 安 値 圏 にある 1 月 の 成 約 件 数 は 増 加 平 成 23 年 4 月 以 降 前 年 を 上 回 る 月 が 多 く 見 られたが 4ヶ 月 連 続 で 前 年 同 月 を 下 回 った ( 万 円 ) 愛 知 県 : 中 古 戸 建 住 宅 価 格 4, 3,8 3,6 3,4 3,2 3, 2,8 2,6 2,4 2,2 1,8 1,6 1,4 1,2 在 庫 価 格 成 約 件 数 平 成 22 年 1 月 2,82 万 円 平 成 22 年 6 月 3,821 万 円 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 1 月 1,4 1,3 平 成 25 年 1 月 1,2 () 内 は 前 年 同 月 比 1,1 はマイナス (%) 平 成 18 年 19 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 4 成 約 件 数 ( 前 年 同 月 比 ) 2 2 4 ( 注 ) 在 庫 価 格 = 当 月 末 時 点 でレインズに 登 録 されている 物 件 の 平 均 価 格 = 当 月 にレインズに 成 約 報 告 があった 物 件 の 平 均 価 格 資 料 :( 社 ) 中 部 圏 不 動 産 流 通 機 構 中 部 圏 市 場 動 向 をもとに 作 成 1, 9 8 7 6 5 ( 4 件 ) 3 2 1 在 庫 価 格 3,189 万 円 (+ 2.7%) 2,37 万 円 ( 1.3%) 1 月 1.6% 12 圏 域 の 公 表 データはない また 愛 知 県 以 外 の 県 は 物 件 が 少 ないため 愛 知 県 のみとした
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