③【ワード(全体版)】150121_H27税制改正PR版



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PR版

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

●幼児教育振興法案

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

 

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

Microsoft PowerPoint  22日修正最終確定.ppt

課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

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Microsoft Word - 目次.doc

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第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

Microsoft PowerPoint - 税制上の特例.pptx


平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

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平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

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七 の 二 自 然 公 園 法 ( 昭 和 三 十 二 年 法 律 第 百 六 十 一 号 ) 第 二 十 条 第 一 項 に 規 定 する 国 立 公 園 又 は 国 定 公 園 の 特 別 地 域 のうち 同 法 第 二 十 一 条 第 一 項 に 規 定 する 特 別 保 護 地 区 その 他

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

市 町 村 税 の 概 況 市 町 村 税 の 概 況 は 平 成 25 年 度 地 方 財 政 状 況 調 査 平 成 26 年 度 市 町 村 税 の 課 税 状 況 等 の 調 及 び 平 成 26 年 度 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 等 報 告 書 等 の 資 料 に

所令要綱

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

平成10年第4回市議会定例会

技術専門委員会

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

住民税

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就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

後期高齢者医療制度

16 日本学生支援機構

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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公表表紙

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

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1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

◆併給の調整◆

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

税 市 民 税 県 民 税 家 屋 敷 課 税 の 申 告 書 の 提 出 豊 川 市 外 にお 住 まいで 1 月 1 日 現 在 で 市 内 に 事 務 所 事 業 所 または 家 屋 敷 を 有 する で 申 告 書 を 提 出 される 平 成 29 年 度 以 後 の 年 度 分 の 申 告

東久留米市訓令乙第   号

Taro-iryouhoken

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

「一時預かり事業の実態について」の一部改正について

【労働保険事務組合事務処理規約】

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情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

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2 条 例 の 概 要 (1) 趣 旨 この 条 例 は 番 号 利 用 法 第 9 条 第 2 項 に 基 づく 個 人 番 号 の 利 用 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 めます (2) 定 義 この 条 例 で 規 定 しようとする 用 語 の 意 義 は 次 のとおりです 1 個 人

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

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18 国立高等専門学校機構

Taro-H26改正_溶け込み_中学授業

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

(Microsoft Word - \213\213\227^\201E\222\350\210\365\212\307\227\235\214\366\225\\\201iH \)\201iHP\227p\201j.doc)

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

賃 金 報 酬 給 与 とは ( 労 働 基 準 法 の 賃 金 ) ( 労 働 基 準 法 この 法 律 ) で 賃 金 とは 賃 金 給 料 手 当 賞 与 その 他 名 称 の 如 何 を 問 わず 労 働 の 対 償 として 使 用 者 が 労 働 者 に 支 払 うすべてのものをいう (

税制面での支援

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

定款

資料2 利用者負担(保育費用)

40 総 論 41 法 人 課 税 01 租 税 法 概 論 ( 4001 ) 02 税 制 の 動 向 ( 4002 ) 91 事 例 研 究 ( 4091 ) 99 その 他 ( 4099 ) 01 法 人 税 ( 4101 ) 3. 税 務 官 庁 の 組 織 4. 不 服 申 立 て 税 務

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

Transcription:

平 成 2 7 年 度 税 制 改 正 の 概 要 ( 厚 生 労 働 省 関 係 ) 平 成 27 年 1 月 厚 生 労 働 省

目 次 < 子 ども 子 育 て> P.1 < 雇 用 就 労 の 促 進 > P.1 < 健 康 医 療 関 係 > P.2 < 医 療 保 険 関 係 > P.5 < 介 護 社 会 福 祉 関 係 > P.6 < 年 金 関 係 等 > P.7 < 生 活 衛 生 関 係 > P.8 <その 他 ( 独 立 行 政 法 人 等 グリーン 投 資 減 税 震 災 からの 復 興 )> P.9 項 目 の 前 に* 印 を 付 している 項 目 は 他 省 庁 と 共 同 要 望 した 項 目 又 は 要 望 項 目 以 外 で 厚 生 労 働 省 と の 関 係 が 大 きい 項 目 である

子 ども 子 育 て * 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 施 行 に 伴 い 必 要 な 税 制 上 の 所 要 の 措 置 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 事 業 所 税 等 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 施 行 に 伴 い 児 童 福 祉 法 に 規 定 する 家 庭 的 保 育 事 業 居 宅 訪 問 型 保 育 事 業 及 び 事 業 所 内 保 育 事 業 について 事 業 所 税 を 非 課 税 とするほか 家 屋 及 び 償 却 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 及 び 不 動 産 取 得 税 について 課 税 標 準 を 価 格 の2 分 の1とする( 利 用 定 員 6 人 以 上 の 事 業 所 内 保 育 事 業 の 用 に 供 する 固 定 資 産 等 については 非 課 税 とする)などの 措 置 を 講 ずる * 個 人 寄 附 に 係 る 税 額 控 除 の 要 件 の 見 直 し 所 得 税 少 子 化 の 進 展 に 伴 い 園 児 数 等 が 減 少 していく 中 で 保 育 所 等 における 教 育 子 育 ての 環 境 の 充 実 を 図 る 観 点 から 保 育 所 認 定 こども 園 児 童 養 護 施 設 放 課 後 児 童 クラブ 障 害 児 通 所 支 援 事 業 等 を 行 う 社 会 福 祉 法 人 等 に 寄 附 した 場 合 の 税 額 控 除 制 度 について その 適 用 の 可 否 を 判 定 するパブリックサポ ートテスト 要 件 のうち 寄 附 者 100 人 以 上 との 要 件 を 緩 和 し 法 人 が 設 置 するこれ らの 施 設 の 定 員 の 合 計 数 が5,000 人 に 満 たない 場 合 には これを 最 低 10 人 ( 定 員 を 5,000 で 除 した 数 に 100 を 乗 じた 数 ) 以 上 かつ 年 平 均 の 寄 附 金 総 額 が 30 万 円 以 上 であることとする 雇 用 就 労 の 促 進 * 仕 事 と 家 庭 の 両 立 支 援 に 積 極 的 に 取 り 組 む 企 業 に 対 する 税 制 上 の 優 遇 措 置 の 延 長 及 び 拡 充 所 得 税 法 人 税 企 業 がくるみん 認 定 ( 次 世 代 育 成 支 援 対 策 に 係 る 基 準 適 合 認 定 )を 受 けた 場 合 の 建 物 等 の 割 増 償 却 制 度 ( 認 定 を 受 けた 事 業 年 度 のみ)について プラチナ くるみん 認 定 ( 特 例 基 準 適 合 認 定 )を 受 けた 場 合 には3 年 間 の 割 増 償 却 とし 対 象 資 産 を 一 般 事 業 主 行 動 計 画 に 記 載 された 器 具 備 品 車 両 運 搬 具 並 びに 建 物 及 び 建 物 附 属 設 備 で 次 世 代 育 成 支 援 対 策 に 資 する 一 定 のものとし 割 増 償 却 率 について 見 直 しを 行 った 上 で その 適 用 期 限 を3 年 延 長 する - 1 -

* 地 方 における 企 業 拠 点 の 強 化 を 促 進 する 税 制 措 置 等 の 創 設 所 得 税 法 人 税 法 人 住 民 税 地 域 再 生 法 の 改 正 を 前 提 に 雇 用 者 数 が 増 加 した 場 合 の 税 額 控 除 制 度 ( 雇 用 促 進 税 制 )について 次 の 見 直 しを 行 う 1 平 成 30 年 3 月 31 日 までの 間 に 地 方 拠 点 強 化 実 施 計 画 ( 仮 称 )について 知 事 の 承 認 を 受 けた 企 業 が 承 認 の 日 から2 年 以 内 の 日 を 含 む 事 業 年 度 にお いて その 計 画 に 従 って 移 転 又 は 新 増 設 をした 事 業 所 における 増 加 雇 用 者 数 に 次 の 金 額 を 乗 じた 金 額 の 税 額 控 除 ができる 措 置 を 講 ずる イ 雇 用 者 の 増 加 数 増 加 割 合 給 与 支 給 額 など 現 行 の 雇 用 促 進 税 制 の 適 用 要 件 を 満 たす 場 合 50 万 円 ロ 現 行 の 適 用 要 件 のうち 雇 用 者 増 加 割 合 要 件 (10% 以 上 ) 以 外 の 要 件 を 満 たす 場 合 20 万 円 2 地 方 拠 点 強 化 実 施 計 画 ( 東 京 23 区 から 大 都 市 等 ( 仮 称 ) 以 外 への 移 転 型 のもの)について 承 認 を 受 けた 企 業 が 承 認 の 日 から2 年 以 内 の 日 を 含 む 事 業 年 度 において 上 記 1の 措 置 の 適 用 を 受 ける 場 合 には さらに 最 大 3 年 間 その 事 業 所 における 承 認 前 からの 増 加 雇 用 者 数 に 30 万 円 を 乗 じた 金 額 の 税 額 控 除 ができる 措 置 を 講 ずる 心 身 障 害 者 を 多 数 雇 用 する 事 業 所 に 対 する 特 例 措 置 の 延 長 固 定 資 産 税 不 動 産 取 得 税 心 身 障 害 者 を 多 数 雇 用 し 助 成 金 の 支 給 を 受 けて 取 得 する 事 業 用 施 設 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 減 額 措 置 及 び 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 について その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 健 康 医 療 関 係 旧 3 級 品 の 製 造 たばこに 係 る 税 率 の 見 直 し たばこ 税 たばこ 特 別 税 地 方 たばこ 税 旧 3 級 品 の 製 造 たばこに 係 る 国 及 び 地 方 のたばこ 税 の 特 例 税 率 について 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 31 年 4 月 1 日 までの 間 段 階 的 に 税 率 を 引 き 上 げること によって 廃 止 する - 2 -

* 試 験 研 究 を 行 った 場 合 の 法 人 税 額 等 の 特 別 控 除 の 拡 充 所 得 税 法 人 税 法 人 住 民 税 試 験 研 究 を 行 った 場 合 の 税 額 控 除 制 度 について 恒 久 措 置 として 以 下 の 通 り 拡 充 等 を 行 う 1 2 3の 措 置 により 控 除 税 額 上 限 の 総 枠 を 法 人 税 額 の 30%とする ( 総 額 型 25%+オープンイノベーション 型 5%) 2 試 験 研 究 費 の 総 額 に 係 る 税 額 控 除 制 度 の 上 限 を 法 人 税 額 の 25%とする 3 特 別 試 験 研 究 費 の 額 に 係 る 税 額 控 除 制 度 について 税 額 控 除 率 を 大 幅 に 引 き 上 げるとともに 控 除 税 額 の 上 限 を 別 枠 で 法 人 税 額 の5%とする また 特 別 試 験 研 究 費 の 範 囲 について 委 託 研 究 の 委 託 先 に 公 益 法 人 等 地 方 公 共 団 体 の 機 関 地 方 独 立 行 政 法 人 等 を 追 加 し 対 象 費 用 に 特 定 中 小 企 業 者 へ の 知 的 財 産 権 の 使 用 料 を 追 加 する 4 繰 越 控 除 制 度 を 廃 止 する オーファンドラッグ 等 の 試 験 研 究 費 に 係 る 特 別 措 置 の 対 象 の 拡 充 所 得 税 法 人 税 試 験 研 究 を 行 った 場 合 の 税 額 控 除 制 度 ( 研 究 開 発 税 制 )について 関 係 法 令 の 改 正 を 前 提 に 特 別 試 験 研 究 費 のうち 希 少 疾 病 用 医 薬 品 希 少 疾 病 用 医 療 機 器 及 び 希 少 疾 病 用 再 生 医 療 等 製 品 に 関 する 試 験 研 究 費 の 希 少 疾 病 の 範 囲 に 難 病 の 患 者 に 対 する 医 療 等 に 関 する 法 律 の 指 定 難 病 を 加 える * 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 医 療 研 究 開 発 機 構 に 係 る 税 制 上 の 所 要 の 措 置 法 人 税 等 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 医 療 研 究 開 発 機 構 の 設 立 に 伴 い 当 該 法 人 について 法 人 税 を 非 課 税 とするなど 税 制 上 の 所 要 の 措 置 を 講 ずる * 医 薬 品 医 療 機 器 等 法 上 輸 入 が 禁 止 される 指 定 薬 物 の 輸 入 してはならな い 貨 物 への 追 加 関 税 医 薬 品 医 療 機 器 等 法 上 輸 入 が 認 められていない 指 定 薬 物 について 危 険 ド ラッグに 係 る 水 際 における 取 り 締 まりを 強 化 するため 関 税 法 上 の 輸 入 してはなら ない 貨 物 に 追 加 する 予 防 接 種 法 に 基 づく 定 期 接 種 の 対 象 疾 病 の 追 加 に 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 所 得 税 消 費 税 個 人 住 民 税 等 新 たなワクチンを 追 加 した 後 の 予 防 接 種 法 の 健 康 被 害 救 済 給 付 について 所 要 の 法 令 改 正 を 前 提 に 引 き 続 き 所 得 税 個 人 住 民 税 を 課 さない 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 する 等 の 措 置 を 講 ずる - 3 -

高 額 な 医 療 用 機 器 に 係 る 特 別 償 却 制 度 の 適 用 期 限 の 延 長 所 得 税 法 人 税 医 療 保 健 業 を 営 む 個 人 又 は 法 人 が 取 得 価 格 500 万 円 以 上 の 高 額 な 医 療 用 機 器 ( 高 度 な 医 療 の 提 供 に 資 するもの 又 は 指 定 を 受 けてから2 年 以 内 のもの)を 取 得 した 場 合 に 取 得 価 格 の 12%の 特 別 償 却 を 認 める 特 例 措 置 について 対 象 機 器 を 見 直 した 上 で その 適 用 期 限 を2 年 間 延 長 する 社 会 医 療 法 人 の 認 定 制 度 の 見 直 しに 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 法 人 税 法 人 住 民 税 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 等 社 会 医 療 法 人 制 度 における 次 の 認 定 要 件 の 見 直 しが 行 われる 場 合 において 非 課 税 措 置 等 を 引 き 続 き 適 用 等 する 1 二 都 道 府 県 にまたがって 救 急 医 療 等 確 保 事 業 を 行 っている 要 件 について 医 療 法 人 の 基 幹 的 な 病 院 が 所 在 する 二 次 医 療 圏 と 隣 接 する 市 町 村 に 当 該 医 療 法 人 の 診 療 所 が 所 在 し 相 互 の 都 道 府 県 の 医 療 計 画 に 医 療 提 供 連 携 体 制 の 確 保 に 必 要 な 事 項 が 記 載 されている 場 合 において その 病 院 において 救 急 医 療 等 確 保 事 業 を 行 っているときは その 要 件 を 満 たすこととする 2 へき 地 診 療 所 への 医 師 派 遣 等 に 関 する 要 件 について へき 地 医 療 拠 点 病 院 への 医 師 派 遣 及 び 当 該 拠 点 病 院 からへき 地 診 療 所 への 医 師 派 遣 等 が 純 増 で 年 間 106 日 以 上 実 施 するときも その 要 件 を 満 たすこととする 医 療 法 人 の 分 割 に 関 する 制 度 見 直 しに 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 法 人 税 医 療 法 人 の 分 割 制 度 の 創 設 を 前 提 に 資 本 又 は 出 資 を 有 しない 法 人 について は 適 格 分 割 の 要 件 判 定 に 当 たって 株 式 継 続 保 有 要 件 を 除 外 する 社 会 保 険 診 療 報 酬 に 係 る 非 課 税 措 置 の 存 続 事 業 税 医 療 法 人 の 社 会 保 険 診 療 報 酬 以 外 部 分 に 係 る 軽 減 措 置 の 存 続 事 業 税 検 討 事 項 事 業 税 における 社 会 保 険 診 療 報 酬 に 係 る 実 質 的 非 課 税 措 置 及 び 医 療 法 人 に 対 する 軽 減 税 率 については 税 負 担 の 公 平 性 を 図 る 観 点 や 地 域 医 療 の 確 保 を 図 る 観 点 から そのあり 方 について 検 討 する 医 療 に 係 る 消 費 税 の 課 税 のあり 方 の 検 討 消 費 税 地 方 消 費 税 検 討 事 項 医 療 に 係 る 消 費 税 等 の 税 制 のあり 方 については 消 費 税 率 が 10%に 引 き 上 げ られることが 予 定 される 中 医 療 機 関 の 仕 入 れ 税 額 の 負 担 及 び 患 者 等 の 負 担 に 十 分 に 配 慮 し 関 係 者 の 負 担 の 公 平 性 透 明 性 を 確 保 しつつ 抜 本 的 な 解 決 に 向 けて 適 切 な 措 置 を 講 ずることができるよう 個 々の 診 療 報 酬 項 目 に 含 まれる 仕 入 れ 税 額 相 当 額 分 を 見 える 化 することなどにより 実 態 の 正 確 な 把 握 を 行 う 税 制 上 の 措 置 については こうした 取 組 みを 行 いつつ 医 療 保 険 制 度 における 手 当 の あり 方 の 検 討 等 とあわせて 医 療 関 係 者 保 険 者 等 の 意 見 も 踏 まえ 総 合 的 に 検 討 し 結 論 を 得 る - 4 -

セルフメディケーション 推 進 のための 一 般 用 医 薬 品 等 に 関 する 所 得 控 除 制 度 の 創 設 所 得 税 個 人 住 民 税 検 討 事 項 医 療 費 控 除 については 医 療 費 の 増 大 や 医 療 医 薬 品 を 取 り 巻 く 環 境 変 化 当 該 控 除 に 係 る 執 行 面 の 実 情 等 を 踏 まえ 公 正 な 課 税 を 確 保 するとともに セルフメ ディケーション( 自 己 治 療 )の 推 進 により 医 療 費 を 削 減 する 観 点 から 医 療 保 険 制 度 における 実 効 性 ある 枠 組 みの 構 築 とあわせ そのあり 方 を 総 合 的 に 検 討 する セルフメディケーションの 推 進 に 資 する 薬 局 に 係 る 税 制 措 置 の 創 設 不 動 産 取 得 税 検 討 事 項 今 後 のセルフメディケーションの 推 進 に 資 する 薬 局 の 役 割 や 機 能 に 関 する 制 度 設 計 を 踏 まえ 不 動 産 取 得 税 の 特 例 措 置 等 について 検 討 する 医 療 保 険 関 係 医 療 保 険 制 度 改 革 に 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 国 民 健 康 保 険 税 等 医 療 保 険 制 度 改 革 に 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 については 今 後 法 案 の 内 容 をみて 検 討 を 行 う ( 法 として 取 扱 い) 国 民 健 康 保 険 税 の 課 税 限 度 額 の 見 直 し 及 び 低 所 得 者 に 係 る 国 民 健 康 保 険 税 の 軽 減 判 定 所 得 の 見 直 し 国 民 健 康 保 険 税 国 民 健 康 保 険 税 の 課 税 限 度 額 について 基 礎 課 税 額 に 係 るものを 52 万 円 ( 現 行 51 万 円 )に 後 期 高 齢 者 支 援 金 等 課 税 額 に 係 るものを 17 万 円 ( 現 行 16 万 円 ) に 介 護 納 付 金 課 税 額 に 係 るものを 16 万 円 ( 現 行 14 万 円 )に 引 き 上 げる また 国 民 健 康 保 険 税 の 減 額 の 対 象 となる 所 得 の 基 準 について 5 割 軽 減 の 対 象 となる 世 帯 の 軽 減 判 定 所 得 の 算 定 において 被 保 険 者 の 数 に 乗 ずべき 金 額 を 26 万 円 ( 現 行 24.5 万 円 )に 2 割 軽 減 の 対 象 となる 世 帯 の 軽 減 判 定 所 得 の 算 定 にお いて 被 保 険 者 の 数 に 乗 ずべき 金 額 を 47 万 円 ( 現 行 45 万 円 )に 引 き 上 げる - 5 -

介 護 社 会 福 祉 関 係 介 護 保 険 法 改 正 に 伴 うサービスの 見 直 しに 係 る 税 制 上 の 所 要 の 措 置 消 費 税 固 定 資 産 税 不 動 産 取 得 税 等 介 護 保 険 法 改 正 に 伴 い 予 防 給 付 のうち 地 域 支 援 事 業 へ 移 行 される 各 サービ スについて 引 き 続 き 従 前 のサービスと 同 様 の 税 制 上 の 所 要 の 措 置 を 講 ずる また 同 様 に 通 所 介 護 のうち 地 域 密 着 型 通 所 介 護 へ 移 行 される 小 規 模 な 通 所 介 護 について 引 き 続 き 従 前 のサービスと 同 様 の 税 制 措 置 を 講 ずる 等 法 改 正 に 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 を 講 ずる * サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 供 給 促 進 税 制 の 延 長 固 定 資 産 税 不 動 産 取 得 税 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 賃 貸 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 について 最 初 の5 年 間 において 市 町 村 の 条 例 で 定 める 割 合 ( )を 減 額 することとした 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する ( )3 分 の2を 参 酌 して 2 分 の1 以 上 6 分 の5 以 下 の 範 囲 内 で 定 める 割 合 また 一 定 の 新 築 のサービス 付 き 高 齢 者 向 け 賃 貸 住 宅 及 びその 用 に 供 する 土 地 に 係 る 不 動 産 取 得 税 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 に 基 づく 認 定 生 活 困 窮 者 就 労 訓 練 事 業 の 創 設 に 係 る 税 制 上 の 所 要 の 措 置 登 録 免 許 税 消 費 税 固 定 資 産 税 不 動 産 取 得 税 等 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 に 基 づく 認 定 生 活 困 窮 者 就 労 訓 練 事 業 について 事 業 所 税 を 非 課 税 とするほか 固 定 資 産 税 都 市 計 画 税 及 び 不 動 産 取 得 税 につ いては 社 会 福 祉 法 人 等 が 当 該 事 業 の 用 に 直 接 供 する 資 産 の 課 税 標 準 を 価 格 の2 分 の1とするなどの 措 置 を 講 ずる 協 同 組 合 の 特 性 を 踏 まえた 法 人 税 率 の 特 例 の 拡 充 法 人 税 法 人 住 民 税 協 同 組 合 等 の 軽 減 税 率 の 特 例 ( 所 得 の 金 額 のうち 年 800 万 円 以 下 の 部 分 に 対 する 税 率 :19% 15% 等 )の 適 用 期 限 は 2 年 延 長 する また 消 費 生 活 協 同 組 合 等 の 軽 減 税 率 等 (19% 等 )は 平 成 27 年 度 においては 維 持 するものとし 引 き 続 き 協 同 組 合 等 課 税 の 見 直 しの 中 で 検 討 する 戦 没 者 等 の 遺 族 に 対 する 特 別 弔 慰 金 に 関 する 非 課 税 措 置 及 び 差 押 禁 止 措 置 所 得 税 個 人 住 民 税 等 戦 没 者 等 の 遺 族 に 対 する 特 別 弔 慰 金 支 給 法 の 一 部 改 正 により 新 たに 支 給 さ れることとなる 特 別 弔 慰 金 について 所 得 税 個 人 住 民 税 を 課 さない 国 税 地 方 税 の 滞 納 処 分 による 差 押 えを 禁 止 するなどの 措 置 を 講 ずる - 6 -

簡 素 な 給 付 措 置 ( 臨 時 福 祉 給 付 金 ) 等 に 係 る 税 制 上 の 所 要 の 措 置 所 得 税 個 人 住 民 税 簡 素 な 給 付 措 置 ( 臨 時 福 祉 給 付 金 ) 及 び 子 育 て 世 帯 に 対 する 臨 時 特 例 給 付 措 置 として 給 付 される 給 付 金 について 引 き 続 き 所 得 税 個 人 住 民 税 を 課 さ ないこととする 年 金 関 係 等 * 企 業 年 金 制 度 等 の 見 直 しに 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 所 得 税 法 人 税 等 確 定 拠 出 年 金 法 等 の 改 正 を 前 提 に 次 に 掲 げる 措 置 等 を 講 ずる 1 個 人 型 確 定 拠 出 年 金 ( 個 人 型 DC)への 小 規 模 事 業 主 掛 金 納 付 制 度 の 創 設 企 業 年 金 の 実 施 が 困 難 な 小 規 模 事 業 主 について 従 業 員 の 個 人 型 DCに 係 る 拠 出 限 度 額 の 範 囲 内 で 事 業 主 による 追 加 拠 出 を 可 能 とし 所 得 控 除 の 対 象 と する 2 個 人 型 DCの 加 入 可 能 範 囲 の 拡 大 企 業 の 経 営 状 況 や 個 人 の 就 労 形 態 等 に 左 右 されずに 自 助 努 力 を 支 援 する 観 点 から 以 下 の 者 が 個 人 型 DCに 加 入 することを 可 能 とするとともに 拠 出 限 度 額 を 設 定 し 個 人 型 DCに 係 る 税 制 上 の 措 置 を 適 用 する 企 業 型 DC 加 入 者 ( 他 の 企 業 年 金 がない 場 合 : 年 額 24 万 円 ) 企 業 型 DC 加 入 者 ( 他 の 企 業 年 金 がある 場 合 : 年 額 14.4 万 円 ) 確 定 給 付 型 企 業 年 金 のみ 加 入 者 及 び 公 務 員 等 共 済 加 入 者 ( 年 額 14.4 万 円 ) 第 三 号 被 保 険 者 ( 年 額 27.6 万 円 ) 1 企 業 型 DC 加 入 者 にあっては マッチング 拠 出 を 行 っておらず 個 人 型 DCへの 加 入 を 可 能 とする 旨 を 規 約 で 定 める 企 業 の 企 業 年 金 加 入 者 に 限 る 2 個 人 型 DCへの 加 入 を 可 能 とする 旨 を 規 約 で 定 めた 場 合 の 企 業 型 DC 制 度 の 拠 出 限 度 額 は 他 の 企 業 年 金 がない 場 合 は 年 額 42 万 円 他 の 企 業 年 金 がある 場 合 は 年 額 18.6 万 円 とする 3 企 業 年 金 等 のポータビリティの 拡 充 就 労 形 態 が 多 様 化 する 中 加 入 者 の 選 択 肢 を 拡 大 し 老 後 所 得 確 保 に 向 け た 自 助 努 力 の 環 境 を 向 上 させるため DCからDBに 年 金 資 産 を 移 換 した 場 合 や 合 併 等 に 伴 いDC 及 びDBと 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 間 で 年 金 資 産 等 を 移 換 した 場 合 移 換 後 の 各 制 度 の 税 制 上 の 措 置 を 適 用 する - 7 -

勤 労 者 退 職 金 共 済 機 構 における 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 の 見 直 し 所 得 税 法 人 税 等 中 小 企 業 退 職 金 共 済 法 等 の 改 正 を 前 提 に 事 業 主 の 申 出 による 特 定 退 職 金 共 済 制 度 から 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 への 掛 金 等 の 移 換 事 業 主 が 中 小 企 業 者 でなくなったことによる 退 職 金 共 済 契 約 の 解 除 に 伴 う 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 から 企 業 型 DCへの 解 約 手 当 金 相 当 額 の 資 産 の 移 換 被 共 済 者 の 特 定 業 種 退 職 金 共 済 制 度 間 又 は 特 定 業 種 退 職 金 共 済 制 度 及 び 一 般 の 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 間 の 移 動 に 伴 う 所 要 の 措 置 を 講 ずるほか 移 換 又 は 移 動 後 の 各 制 度 における 給 付 等 につ いて 現 行 の 税 制 上 の 措 置 を 適 用 する 生 活 衛 生 関 係 生 活 衛 生 同 業 組 合 等 が 設 置 する 共 同 利 用 施 設 に 係 る 特 別 償 却 制 度 の 適 用 期 限 の 延 長 法 人 税 共 同 利 用 施 設 の 特 別 償 却 制 度 について 取 得 価 額 要 件 (100 万 円 以 上 )を 設 定 した 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する * 生 活 衛 生 同 業 組 合 等 及 び 消 費 生 活 協 同 組 合 等 の 貸 倒 引 当 金 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 の 延 長 法 人 税 法 人 住 民 税 事 業 税 公 益 法 人 等 又 は 協 同 組 合 等 の 貸 倒 引 当 金 の 特 例 の 適 用 期 限 を2 年 延 長 する * 特 定 中 小 企 業 者 等 が 経 営 改 善 設 備 を 取 得 した 場 合 の 特 別 償 却 又 は 法 人 税 額 等 の 特 別 控 除 の 延 長 所 得 税 法 人 税 法 人 住 民 税 事 業 税 特 定 中 小 企 業 者 が 経 営 改 善 設 備 を 取 得 した 場 合 の 特 別 償 却 又 は 税 額 控 除 制 度 について 所 要 の 見 直 しを 行 った 上 その 適 用 期 限 を2 年 延 長 する - 8 -

* 個 人 事 業 者 の 事 業 用 資 産 に 係 る 事 業 承 継 時 の 負 担 軽 減 措 置 の 創 設 相 続 税 贈 与 税 検 討 事 項 個 人 事 業 者 の 事 業 承 継 に 係 る 税 制 上 の 措 置 については 現 行 制 度 上 事 業 用 の 宅 地 について 特 例 措 置 があり 既 に 相 続 税 負 担 の 大 幅 な 軽 減 が 図 られているこ と 事 業 用 資 産 以 外 の 資 産 を 持 つ 者 との 公 平 性 の 観 点 に 留 意 する 必 要 があること 法 人 と 異 なり 対 象 とすべき 事 業 用 資 産 とそれ 以 外 の 資 産 の 区 分 が 明 確 でなく そ れを 客 観 的 に 区 分 することも 困 難 であること 株 式 等 が 散 逸 して 事 業 の 円 滑 な 継 続 が 困 難 になるという 特 別 の 事 情 により 特 例 が 認 められている 法 人 の 事 業 承 継 と は 異 なること 等 の 問 題 があることに 留 意 し 既 存 の 特 例 措 置 のあり 方 を 含 め 総 合 的 に 検 討 する その 他 ( 独 立 行 政 法 人 等 グリーン 投 資 減 税 震 災 からの 復 興 ) 厚 生 労 働 省 が 所 管 する 独 立 行 政 法 人 の 見 直 しに 伴 う 税 制 上 の 所 要 の 措 置 不 動 産 取 得 税 等 独 立 行 政 法 人 労 働 安 全 衛 生 総 合 研 究 所 と 独 立 行 政 法 人 労 働 者 健 康 福 祉 機 構 の 統 合 に 伴 い 統 合 法 人 が 承 継 する 不 動 産 及 び 自 動 車 に 係 る 不 動 産 取 得 税 及 び 自 動 車 取 得 税 について 非 課 税 とする 措 置 を 講 ずる また 国 立 研 究 開 発 法 人 医 薬 基 盤 健 康 栄 養 研 究 所 の 設 立 に 伴 い 当 該 法 人 が 一 定 の 業 務 の 用 に 供 する 固 定 資 産 に 係 る 固 定 資 産 税 を 非 課 税 とするなど 地 方 税 に 係 る 措 置 を 講 ずる ( 国 税 については 平 成 26 年 度 税 制 改 正 で 措 置 済 み) * 技 能 実 習 制 度 の 適 正 化 に 関 する 法 人 の 設 置 等 に 係 る 税 制 上 の 所 要 の 措 置 法 人 税 等 技 能 実 習 制 度 の 適 正 化 に 関 する 法 人 の 設 置 等 に 係 る 税 制 上 の 所 要 の 措 置 に ついては 今 後 法 案 の 内 容 をみて 検 討 を 行 う ( 法 として 取 扱 い) * エネルギー 環 境 負 担 低 減 推 進 設 備 等 を 取 得 した 場 合 の 即 時 償 却 の 適 用 期 限 の 延 長 (グリーン 投 資 減 税 ) 法 人 税 所 得 税 エネルギー 環 境 負 荷 低 減 推 進 設 備 等 を 取 得 した 場 合 の 特 別 償 却 又 は 税 額 控 除 制 度 ( 環 境 関 連 投 資 促 進 税 制 )について 風 力 発 電 設 備 を 取 得 した 場 合 の 即 時 償 却 の 適 用 期 限 を1 年 間 延 長 する - 9 -

* 福 島 再 開 投 資 等 準 備 金 制 度 の 創 設 法 人 税 所 得 税 等 福 島 復 興 再 生 特 別 措 置 法 の 改 正 を 前 提 に 帰 還 困 難 区 域 居 住 制 限 区 域 又 は 避 難 指 示 解 除 準 備 区 域 として 設 定 された 区 域 内 に 震 災 発 生 時 に 事 業 所 を 有 していた 法 人 で 同 法 の 避 難 解 除 等 区 域 復 興 再 生 推 進 事 業 実 施 計 画 の 認 定 を 受 けたものが 各 事 業 年 度 において 当 該 計 画 に 記 載 された 避 難 解 除 等 区 域 復 興 再 生 推 進 事 業 の 用 に 供 する 施 設 又 は 設 備 の 新 設 増 設 更 新 又 は 修 繕 に 要 す る 支 出 に 充 てるため 当 該 計 画 に 記 載 された 投 資 予 定 額 の2 分 の1 相 当 額 以 下 の 金 額 を 福 島 再 開 投 資 等 準 備 金 として 積 み 立 てたときは その 積 み 立 てた 金 額 は 一 定 の 要 件 の 下 で 損 金 算 入 できることとする - 10 -