資料2-1



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私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

一宮市町内会に対する防犯カメラ設置補助金交付要綱

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

(3) 下 水 道 接 続 のみとなる 配 管 工 事 (4) 浄 化 槽 設 備 の 工 事 (5) 解 体 工 事 (6) 市 等 の 他 の 補 助 制 度 ( 国 が 実 施 するエコポイント 制 度 を 除 く )を 利 用 する 工 事 (7) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 市 長

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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所令要綱

Microsoft Word 第1章 定款.doc

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

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幕別町定住促進住宅建設費補助金交付要綱

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

ろによる ⑴ 子 世 帯 満 12 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 末 日 までの 間 にある 者 及 びそ の 親 を 世 帯 構 成 員 ( 当 該 世 帯 を 構 成 する 世 帯 員 ( 世 帯 主 を 含 む )をいう 以 下 同 じ )に 含 む 世 帯 又 は 出

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

既 存 建 築 物 の 建 替 市 街 化 調 整 区 域 で 許 可 を 不 要 とする 取 扱 いについて 既 存 建 築 物 の 建 替 は 以 下 の1)~3)をすべて 満 たしている 場 合 に 可 能 です 1) 建 替 前 の 建 築 物 ( 以 下 既 存 建 築 物 という )につ

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

を 行 うこと 又 は 必 要 な 機 能 を 追 加 することをいう ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 3 条 補 助 金 の 交 付 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は, 次 条 に 規 定 するこの 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 者 ( 以

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

っては いずれか 一 方 の 事 業 を 補 助 金 の 交 付 の 対 象 とする 3 第 1 項 各 号 に 掲 げる 事 業 において 国 県 若 しくは 本 市 からの 補 償 金 の 交 付 又 は 損 害 保 険 契 約 によ る 損 害 てん 補 その 他 これに 類 するものを 受

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

南伊豆町空き家バンクリフォーム等補助金交付要綱

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

省 九 州 地 方 整 備 局 長 若 しくは 宮 崎 県 知 事 に 意 見 を 提 出 することができる ( 役 員 の 任 命 ) 第 8 条 理 事 長 及 び 監 事 は 宮 崎 県 知 事 が 任 命 する 2 理 事 は 理 事 長 が 任 命 する 3 副 理 事 長 は 理 事 長

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

宿泊施設トイレ整備推進事業要綱

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大阪府住宅供給公社定款

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6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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第1章 総則

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

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て 位 置 付 けられているもので, 本 市 が 指 定 するものをいう ⒀ 防 火 対 策 次 のいずれかの 防 火 上 の 対 策 を 行 うことをいう ア 外 壁 で, 道 からの 延 焼 のおそれのある 部 分 ( 建 築 物 の 敷 地 が 接 する 道 に 面 する 当 該 建 築 物

●幼児教育振興法案

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Taro-事務処理要綱250820

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●労働基準法等の一部を改正する法律案

【労働保険事務組合事務処理規約】

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

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スライド 1

6. 共 有 等 に 係 る 固 定 資 産 の 判 定 3 共 有 に 係 る 固 定 資 産 については それぞれの 共 有 者 が 他 に 固 定 資 産 を 所 有 している 場 合 であっても その 資 産 とは 別 個 に 共 有 されている 固 定 資 産 を 別 の 人 格 が 所

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

1

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

に 認 める 者 を 含 む 以 下 同 じ )であること (2) 町 税 を 滞 納 していない 者 であること ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 4 条 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は 補 助 事 業 者 が 行 う 町 内

( 注 )1 ラスパイレス 指 数 とは 全 地 方 公 共 団 体 の 一 般 行 政 職 の 給 料 月 額 を 一 の 基 準 で 比 較 するため の 職 員 数 ( 構 成 )を 用 いて 学 歴 や 経 験 年 数 の 差 による 影 響 を 補 正 し の 行 政 職 俸 給 表 (

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 の 設 置 なし 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 A B A-B ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 ( 参 考 ) 国 の 改 定 率 24 年 度 円 円 円 円 ( ) 改

(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

平成10年第4回市議会定例会

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1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

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Microsoft Word - 都市計画法第34条第11号及び第12号

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

Microsoft Word 利子補給金交付要綱

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

市街化区域と市街化調整区域との区分

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 ( 単 位 : 円 ) 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 413,

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

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〔自 衛 隊〕

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Taro-H26改正_溶け込み_中学授業

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資料2 利用者負担(保育費用)

Transcription:

下 水 道 と 合 併 処 理 浄 化 槽 の 連 携 事 例 資 料 2-1

平 成 18 年 (2006 年 )1 月 31 日 広 島 市 Ⅰ 市 街 化 区 域 外 の 生 活 排 水 処 理 に 係 る 整 備 方 針 について 1 衛 生 的 で 快 適 な 生 活 環 境 の 実 現 と 良 好 な 水 環 境 の 保 全 を 図 るため 遅 れてい る 市 街 化 区 域 外 の 整 備 を 本 市 が 計 画 的 に 推 進 し 生 活 排 水 処 理 の 100% 普 及 を 目 指 す 整 備 を 効 率 的 効 果 的 に 行 うため 次 の 方 法 で 進 める (1) 地 域 ごとに 集 合 処 理 ( 下 水 道 農 業 集 落 排 水 )と 個 別 処 理 ( 浄 化 槽 )の 経 済 比 較 を 行 い 各 地 域 で 最 もコストのかからない 整 備 方 法 を 選 択 しながら 整 備 を 進 める (2) 整 備 方 法 は 異 なっても 市 民 に 提 供 するのは 同 じ 生 活 排 水 処 理 サー ビスであることから 使 用 料 は 同 程 度 とし 建 設 一 時 金 である 分 担 金 につい ては 既 に 整 備 を 行 っている 事 業 ( 湯 来 町 下 水 道 農 業 集 落 排 水 )との 均 衡 を 図 る (3) 計 画 的 な 整 備 と 適 切 な 維 持 管 理 を 行 うため 浄 化 槽 は 従 来 の 個 人 設 置 型 ( 個 人 が 設 置 管 理 ) から 市 町 村 設 置 型 ( 市 が 設 置 管 理 ) へと 転 換 する (4) 地 域 再 生 法 に 基 づく 汚 水 処 理 施 設 整 備 交 付 金 制 度 を 活 用 し 各 整 備 方 法 ( 下 水 道 農 業 集 落 排 水 及 び 浄 化 槽 ) を 連 携 させて 効 率 的 に 整 備 を 進 める (5) 効 率 的 な 事 業 の 経 営 を 行 うため 各 整 備 方 法 で 異 なる 会 計 方 式 を 企 業 会 計 に 統 合 するとともに 組 織 も 一 元 化 する 2 平 成 20 年 度 (2008 年 度 )から 本 格 的 に 整 備 着 手 することとし 来 年 度 以 降 条 例 規 則 の 制 定 国 の 許 認 可 取 得 など 準 備 を 進 める 説 明 資 料 別 紙 1

別 紙 市 街 化 区 域 外 の 生 活 排 水 処 理 に 係 る 整 備 方 針 について の 説 明 資 料 本 市 の 生 活 排 水 処 理 は 次 の 基 本 方 針 のもとに 進 める 基 本 方 針 衛 生 的 で 快 適 な 生 活 環 境 の 実 現 と 良 好 な 水 環 境 の 保 全 を 図 るため 遅 れている 市 街 化 区 域 外 の 整 備 を 本 市 が 計 画 的 に 推 進 し 生 活 排 水 処 理 の 100% 普 及 を 目 指 す なお 広 島 市 基 本 計 画 においても 快 適 な 生 活 環 境 の 整 備 を 進 めるため 市 街 化 区 域 外 におい ては 農 業 集 落 排 水 等 地 域 ごとに 最 適 な 手 法 を 活 用 した 生 活 排 水 処 理 を 進 める こと 水 質 汚 濁 の 防 止 など 環 境 にやさしい 社 会 の 実 現 を 図 るため 公 共 下 水 道 の 普 及 拡 大 をはじめ 浄 化 槽 農 業 集 落 排 水 施 設 の 整 備 などによる 下 水 の 適 正 処 理 を 促 進 する ことが 位 置 づけられている さらに 国 においては 平 成 15 年 (2003 年 )10 月 社 会 資 本 整 備 重 点 計 画 の 閣 議 決 定 で 生 活 排 水 処 理 の 100% 普 及 を 目 指 すとし 平 成 14 年 (2002 年 度 )の 浄 化 槽 市 町 村 整 備 推 進 事 業 の 採 択 要 件 の 緩 和 平 成 17 年 度 (2005 年 度 )の 汚 水 処 理 施 設 整 備 交 付 金 制 度 の 創 設 といった 生 活 排 水 処 理 を 進 めるために 制 度 の 整 備 を 進 めている 以 下 本 市 の 生 活 排 水 処 理 の 現 状 課 題 及 び 今 後 の 対 応 について 述 べる 1 本 市 の 生 活 排 水 処 理 の 現 状 等 (1) 現 状 1 市 街 化 区 域 内 市 街 化 区 域 内 での 生 活 排 水 処 理 は 昭 和 26 年 度 (1951 年 度 )から 都 市 計 画 事 業 として 下 水 道 整 備 に 着 手 し 事 業 を 進 めてきた 結 果 平 成 16 年 度 (2004 年 度 ) 末 には 市 街 化 区 域 内 の 約 98%の 市 民 に 生 活 排 水 処 理 サービスの 提 供 を 行 い 整 備 は 概 成 している また 生 活 排 水 処 理 施 設 ( 下 水 道 )の 整 備 及 び 維 持 管 理 に 要 する 費 用 については 昭 和 61 年 度 (1986 年 度 )までは 維 持 管 理 費 のみが 使 用 料 で 賄 われ 資 本 費 分 については 全 て 一 般 会 計 からの 繰 入 れとしていたが 昭 和 62 年 度 (1987 年 度 )からは 資 本 費 についても 段 階 的 に 使 用 料 で 賄 うこととし 一 般 会 計 の 負 担 割 合 を 削 減 してきた 現 在 では 資 本 費 の 85% 相 当 額 が 使 用 料 で 賄 われており 引 き 続 き 資 本 費 の 100%を 使 用 料 で 賄 うよう 経 営 改 善 を 進 めていく 2 市 街 化 区 域 外 市 街 化 区 域 外 での 生 活 排 水 処 理 は 平 成 2 年 度 (1990 年 度 )から 農 業 集 落 排 水 事 業 及 び 浄 化 槽 への 設 置 補 助 事 業 に 着 手 し 平 成 8 年 度 (1996 年 度 )からは 旧 湯 来 町 において 下 水 道 の 整 備 にも 着 手 した 下 水 道 農 業 集 落 排 水 及 び 浄 化 槽 の 各 事 業 は 個 々の 制 度 ( 国 及 び 本 市 の 所 管 組 織 事 業 の 採 択 要 件 国 庫 補 助 金 など)のもとで 実 施 してきたが 平 成 16 年 度 (2004 年 度 ) 末 その 整 備 は 進 捗 中 のものを 含 め 市 街 化 区 域 外 の 約 39%(24,000 人 /62,000 人 )の 市 民 にサービスを 提 供 2

するにとどまっており それぞれ 次 のような 状 況 にある 下 水 道 ( 下 水 道 局 所 管 ) 旧 湯 来 町 で 平 成 8 年 度 (1996 年 度 )に 事 業 着 手 安 佐 北 区 三 入 の 桐 陽 台 団 地 は 平 成 13 年 度 (2001 年 度 )に 公 共 下 水 道 へ 接 続 市 街 化 区 域 外 での 整 備 率 は 約 10%(6,000 人 /62,000 人 ) 農 業 集 落 排 水 ( 経 済 局 所 管 ) 白 木 町 井 原 地 区 で 平 成 2 年 度 (1990 年 度 )に 事 業 着 手 現 在 白 木 町 井 原 地 区 や 三 田 地 区 など 12 地 区 で 事 業 を 行 っている 市 街 化 区 域 外 での 整 備 率 は 約 21%(13,000 人 /62,000 人 ) 浄 化 槽 ( 環 境 局 所 管 ) 設 置 補 助 事 業 を 平 成 2 年 度 (1990 年 度 )に 開 始 個 人 が 設 置 及 び 維 持 管 理 を 行 い 市 が 設 置 費 の 一 部 を 補 助 市 街 化 区 域 外 での 整 備 率 は 約 8%(5,000 人 /62,000 人 ) (2) 課 題 1 下 水 道 農 業 集 落 排 水 浄 化 槽 の 各 事 業 を 個 々の 制 度 ( 国 及 び 本 市 の 所 管 組 織 事 業 の 採 択 要 件 国 庫 補 助 金 など)のもとで 独 自 に 実 施 していることから 市 街 化 区 域 外 での 整 備 が 進 んでいない 下 水 道 市 街 化 区 域 内 の 整 備 を 優 先 してきた 市 街 化 区 域 外 では 湯 来 町 の 整 備 を 継 続 しており その 他 の 市 街 化 区 域 外 での 整 備 計 画 が 定 まっていない 農 業 集 落 排 水 農 業 振 興 策 の 一 環 として 農 業 振 興 地 域 内 で 施 行 するものであるが 整 備 は 家 屋 の 比 較 的 密 集 した 地 区 で 行 われるため 家 屋 が 散 在 した 地 区 の 整 備 が 進 んでいない 浄 化 槽 個 人 が 設 置 及 び 維 持 管 理 を 行 うため 下 水 道 などの 集 合 処 理 に 比 べ 個 人 現 の 費 用 負 担 が 大 きく 整 備 が 進 んでいない 状 湯 来 町 下 水 道 建 設 時 の 分 担 金 30 万 円 / 戸 使 用 料 43,800 円 / 年 戸 農 業 集 落 排 水 建 設 時 の 分 担 金 約 30 万 円 / 戸 43,800 円 / 年 戸 浄 化 槽 建 設 時 の 個 人 負 担 金 約 57 万 円 / 戸 維 持 管 理 費 72,000 円 / 年 戸 2 個 人 管 理 である 浄 化 槽 は 点 検 清 掃 等 保 守 管 理 に 適 正 を 欠 く 状 況 がみられる 3 下 水 道 農 業 集 落 排 水 浄 化 槽 の 各 事 業 を 個 々の 制 度 のもとで 独 自 に 実 施 していることか ら 家 屋 が 密 集 し 本 来 下 水 道 などの 集 合 処 理 による 整 備 が 有 利 な 地 区 においても 浄 化 槽 が 設 置 されるなど 効 率 的 な 整 備 が 行 われていない 4 現 行 の 制 度 や 体 制 のもとでは 上 記 1~3の 課 題 ( 整 備 の 遅 れ 不 適 切 な 維 持 管 理 非 効 率 な 整 備 )を 解 決 して 効 率 的 効 果 的 な 生 活 排 水 処 理 の 整 備 推 進 を 図 ることが 難 しい 状 況 にあ る このことは 市 民 の 衛 生 的 で 快 適 な 生 活 環 境 の 実 現 を 妨 げるとともに 川 や 海 といった 公 共 用 水 域 の 水 質 に 悪 影 響 を 及 ぼす 一 因 となる 3

2 今 後 の 本 市 の 対 応 前 述 の 課 題 を 解 消 し 生 活 排 水 処 理 を 進 めるためには 1 市 街 化 区 域 外 の 生 活 排 水 処 理 について 地 域 ごとに 市 が 最 も 効 率 的 な 整 備 方 法 ( 下 水 道 農 業 集 落 排 水 及 び 浄 化 槽 )を 選 択 し コストを 抑 えながら 計 画 的 に 事 業 を 推 進 する 下 水 道 市 街 化 区 域 外 でも 家 屋 が 密 集 し 集 合 処 理 が 有 利 な 地 区 での 整 備 を 進 め ていく 農 業 集 落 排 水 農 業 振 興 地 域 内 で 家 屋 が 密 集 し 集 合 処 理 が 有 利 な 地 区 での 整 備 を 引 き 続 き 進 めていく 浄 化 槽 集 合 処 理 区 域 以 外 で 個 人 負 担 の 軽 減 を 図 ることにより 整 備 を 進 めてい く 2 とりわけ 浄 化 槽 については 個 人 による 設 置 管 理 が 計 画 的 な 整 備 や 適 正 な 維 持 管 理 の 支 障 になっていることから 下 水 道 や 農 業 集 落 排 水 と 同 じように 市 による 事 業 を 推 進 する 3 事 業 を 推 進 するにあたり 市 民 の 理 解 と 協 力 を 得 ていくためには これまで 市 が 整 備 してきた 地 域 との 負 担 の 均 衡 を 考 慮 する 必 要 がある 以 上 のことを 踏 まえ 下 記 の5つの 方 法 により 市 街 化 区 域 外 の 整 備 を 進 める 最 もコストのかからない 方 法 で 整 備 するため (1) 地 域 ごとに 集 合 処 理 ( 下 水 道 農 業 集 落 排 水 )と 個 別 処 理 ( 浄 化 槽 )の 経 済 比 較 を 行 い 各 地 域 で 最 もコストのかからない 整 備 方 法 を 選 択 しながら 整 備 を 進 める 地 域 ごとに 処 理 施 設 を 使 い 続 けるために 必 要 となる 費 用 ( 当 初 建 設 費 を 耐 用 年 数 で 除 し 維 持 管 理 費 を 加 えたライフサイクルコスト)が 最 も 安 価 となる 方 法 を 選 択 し 整 備 を 行 う なお 比 較 する 費 用 は 社 会 全 体 ( 市 民 市 国 の3 者 )で 負 担 する 額 とする 区 分 ライフサイクルコスト a. 各 地 域 で 効 率 的 な 整 備 方 法 を 選 択 した 場 合 ( 今 回 計 画 案 ) 11 億 3 千 万 円 / 年 b. 各 整 備 方 法 を それぞれの 制 度 のもとで 独 自 に 進 める 場 合 ( 従 来 構 想 ) 13 億 9 千 万 円 / 年 c. 区 域 外 の 生 活 排 水 を 全 て 浄 化 槽 で 処 理 するとした 場 合 16 億 8 千 万 円 / 年 注 ) 既 に 集 合 処 理 により 整 備 を 行 っている 区 域 は 除 く 4

市 民 負 担 の 均 衡 を 図 るため (2) 整 備 方 法 は 異 なっても 市 民 に 提 供 するのは 同 じ 生 活 排 水 処 理 サービスであることから 使 用 料 は 同 程 度 とし 建 設 一 時 金 である 分 担 金 については 既 に 整 備 を 行 っている 事 業 ( 湯 来 町 下 水 道 農 業 集 落 排 水 )との 均 衡 を 図 る 1 使 用 料 整 備 方 法 は 異 なっても 市 民 に 提 供 するのは 同 じ 生 活 排 水 処 理 サービスであることから 他 の 公 益 サービスと 同 様 に 使 用 料 は 市 街 化 区 域 の 内 外 及 び 整 備 方 法 に 関 係 なく 同 程 度 とする 参 考 市 民 生 活 に 欠 かせない 公 益 サービスは サービス 提 供 区 域 内 で 同 じ 料 金 体 系 としている (サービス 内 容 が 同 じであれば 地 域 に 関 わらず 同 じ 料 金 ) 水 道 給 水 区 域 内 ( 広 島 市 府 中 町 坂 町 )で 同 一 料 金 体 系 ご み 行 政 区 域 内 で 同 一 料 金 体 系 < 大 型 ごみ 収 集 運 搬 料 金 > 電 気 配 電 区 域 内 ( 中 国 地 方 )で 同 一 料 金 体 系 電 話 事 業 区 域 内 ( 西 日 本 )で 同 一 料 金 体 系 生 活 排 水 処 理 にかかる 現 状 の 使 用 料 体 系 ( 集 合 処 理 では 既 に 同 程 度 の 使 用 料 としている) 下 水 道 排 水 区 域 内 で 同 一 使 用 料 体 系 < 整 備 区 域 は 市 街 化 区 域 内 > 農 業 集 落 排 水 供 用 済 の 10 地 区 で 同 一 使 用 料 体 系 < 事 業 開 始 当 初 から 下 水 道 と 同 程 度 の 使 用 料 とした> ( 湯 来 町 下 水 道 合 併 時 に 広 島 市 の 農 業 集 落 排 水 と 同 じ 使 用 料 とした ) 下 水 道 従 量 制 41,700 円 / 年 戸 農 業 集 落 排 水 人 頭 制 43,800 円 / 年 戸 ( 湯 来 町 下 水 道 ) 個 人 施 行 の 浄 化 槽 維 持 管 理 費 72,000 円 / 年 戸 従 量 制 41,700 円 / 年 戸 2 分 担 金 建 設 一 時 金 である 分 担 金 については 市 街 化 区 域 外 でこれまで 行 ってきた 事 業 ( 湯 来 町 下 水 道 農 業 集 落 排 水 )との 均 衡 を 図 ることとし 整 備 方 法 に 関 わらず 同 程 度 とする 分 担 金 の 額 は 既 に 整 備 が 進 んでいる 湯 来 町 下 水 道 及 び 農 業 集 落 排 水 の 分 担 金 を 考 慮 して 定 め 浄 化 槽 もそれに 合 わせる 参 考 生 活 排 水 処 理 にかかる 現 状 の 分 担 金 等 ( 市 街 化 区 域 外 の 集 合 処 理 は 既 に 同 程 度 の 分 担 金 としている) 湯 来 町 の 下 水 道 農 業 集 落 排 水 個 人 施 行 の 浄 化 槽 ( 市 からの 補 助 金 を 除 いた 設 置 費 用 ) 30 万 円 / 戸 約 30 万 円 / 戸 約 57 万 円 / 戸 30 万 円 / 戸 ( 浄 化 槽 は 市 町 村 設 置 型 ) 吉 田 向 原 甲 田 町 ( 現 安 芸 高 田 市 )や 吉 和 村 ( 現 廿 日 市 市 ) 等 本 市 の 近 隣 町 村 において も 分 担 金 は 概 ね30 万 円 / 戸 としている 5

浄 化 槽 の 計 画 的 な 整 備 と 適 切 な 維 持 管 理 を 図 るため (3) 計 画 的 な 整 備 と 適 切 な 維 持 管 理 を 行 うため 浄 化 槽 は 従 来 の 個 人 設 置 型 ( 個 人 が 設 置 管 理 ) から 市 町 村 設 置 型 ( 市 が 設 置 管 理 )へと 転 換 する 個 人 設 置 型 浄 化 槽 市 町 村 設 置 型 浄 化 槽 ( 整 備 維 持 管 理 は 個 人 ) ( 整 備 維 持 管 理 は 市 ) 使 用 料 分 担 金 は 利 用 者 が 負 担 浄 化 槽 は 下 水 道 等 と 同 じように 市 が 設 置 主 体 となることで 計 画 的 な 整 備 と 適 切 な 維 持 管 理 が 行 われるため 水 質 保 全 上 有 利 である また 整 備 費 についても 個 人 設 置 型 に 比 べ 国 の 補 助 率 が 高 く 市 と 市 民 の 負 担 が 軽 減 で きるとともに 起 債 の 発 行 もできるなど 有 利 となっていることから 転 換 を 図 る 浄 化 槽 の 整 備 を 促 進 するために 個 人 設 置 型 浄 化 槽 に 係 る 個 人 負 担 額 を 既 に 整 備 を 行 っ ている 他 事 業 と 均 衡 を 図 る 方 法 として 設 置 補 助 金 の 増 額 や 維 持 管 理 補 助 金 の 創 設 といった ことが 考 えられるが その 財 源 はいずれも 単 市 となる また 浄 化 槽 の 種 別 の 違 いにより 整 備 費 の 負 担 内 訳 は 下 表 のとおりとなるが 浄 化 槽 の 種 別 整 備 費 (3,500 戸 分 ) 市 の 負 担 市 民 の 負 担 国 の 負 担 計 個 人 設 置 型 (A) 18 億 1 千 万 円 10 億 5 千 万 円 4 億 4 千 万 円 33 億 円 市 町 村 設 置 型 (B) 11 億 5 千 万 円 10 億 5 千 万 円 11 億 円 33 億 円 差 引 (B)-(A) 6 億 6 千 万 円 - 6 億 6 千 万 円 - 市 民 負 担 は 30 万 円 / 戸 1 個 人 設 置 型 浄 化 槽 への 国 庫 補 助 率 は 整 備 費 の 13.3% 市 町 村 設 置 型 浄 化 槽 への 国 庫 補 助 率 は 整 備 費 の 33.3%であり 結 果 市 の 負 担 は 市 町 村 設 置 型 の 方 が 少 ない 2 個 人 管 理 の 浄 化 槽 は 適 切 な 維 持 管 理 がなされる 担 保 もない 以 上 のことから 個 人 設 置 型 への 補 助 金 で 整 備 を 進 めるより 市 町 村 設 置 型 を 採 用 して 整 備 を 進 める 方 が 財 源 上 も 水 質 保 全 上 も 有 利 である 各 事 業 を 連 携 させて 効 率 的 に 整 備 するため (4) 地 域 再 生 法 に 基 づく 汚 水 処 理 施 設 整 備 交 付 金 制 度 を 活 用 し 各 整 備 方 法 ( 下 水 道 農 業 集 落 排 水 及 び 浄 化 槽 )を 連 携 させて 効 率 的 に 整 備 を 進 める 国 下 水 道 農 業 集 落 排 水 国 下 水 道 農 業 集 落 排 水 融 通 可 能 浄 化 槽 浄 化 槽 従 来 の 補 助 金 今 回 の 交 付 金 汚 水 処 理 施 設 整 備 交 付 金 制 度 は 従 来 の 事 業 種 別 ごとの 補 助 金 制 度 に 比 べ 各 事 業 間 年 度 間 での 資 金 融 通 が 可 能 であるなど 市 の 自 主 性 裁 量 性 の 高 い 制 度 であり 効 率 的 な 整 備 を 促 進 しやすいことから この 制 度 を 活 用 し 各 整 備 方 法 を 連 携 させて 整 備 を 進 める 6

効 率 的 な 事 業 経 営 を 行 うため (5) 効 率 的 な 事 業 の 経 営 を 行 うため 各 整 備 方 法 で 異 なる 会 計 方 式 を 企 業 会 計 に 統 合 するととも に 組 織 も 一 元 化 する 下 水 道 : 企 業 会 計 ( 湯 来 町 域 : 特 別 会 計 ) 農 業 集 落 排 水 : 特 別 会 計 下 水 道 局 経 済 局 浄 化 槽 : 一 般 会 計 環 境 局 企 業 会 計 ( 下 水 道 事 業 会 計 ) 下 水 道 担 当 部 局 各 整 備 方 法 を 連 携 させて 効 率 的 な 整 備 を 進 めるにあたっては 会 計 方 式 を 企 業 会 計 に 統 合 し 経 営 状 況 を 明 確 化 するとともに 組 織 も 一 元 化 して 効 率 的 な 生 活 排 水 処 理 事 業 の 経 営 を 行 っていく 必 要 がある 事 業 実 施 に 向 けてのスケジュール 平 成 20 年 度 (2008 年 度 )から 本 格 的 に 整 備 着 手 することとし 来 年 度 以 降 条 例 規 則 の 制 定 国 の 許 認 可 取 得 など 準 備 を 進 める また 施 設 の 維 持 管 理 についても 適 切 かつ 効 率 的 に 行 うため 管 理 運 営 方 式 等 の 検 討 を 進 める 平 成 18 年 度 (2006 年 度 ) 条 例 規 則 要 綱 の 制 定 許 認 可 の 取 得 組 織 体 制 の 整 備 等 平 成 19 年 度 (2007 年 度 ) 工 事 発 注 のための 実 施 設 計 等 平 成 20 年 度 (2008 年 度 ) 本 格 的 な 整 備 着 手 事 業 計 画 スケジュール 項 目 整 備 方 針 H17 年 度 H18 年 度 H19 年 度 H20 年 度 ~ H32 年 度 整 備 方 針 の 決 定 組 織 一 部 組 織 改 正 本 格 改 正 事 務 手 続 き 財 源 条 例 規 則 等 ( 使 用 料 分 担 金 含 む) 地 元 対 策 PR そ の 他 収 支 計 画 下 水 道 事 業 財 政 収 支 計 画 制 定 改 正 公 表 懸 案 事 項 の 解 決 建 設 計 画 決 定 地 域 再 生 計 画 申 請 認 可 建 設 計 画 許 認 可 特 環 下 水 認 可 農 集 認 可 設 計 発 注 等 工 事 浄 化 槽 事 業 開 始 本 格 的 に 事 業 開 始 整 備 事 業 完 了 運 営 維 持 管 理 7

参 考 都 市 計 画 税 の 下 水 道 事 業 への 充 当 について 市 街 化 区 域 内 では 都 市 計 画 事 業 ( 街 路 公 園 新 交 通 下 水 道 整 備 )や 土 地 区 画 整 理 事 業 の 費 用 にあてるため 市 街 化 区 域 外 には 課 税 されない 都 市 計 画 税 が 土 地 及 び 家 屋 に 対 して 賦 課 されて いる そこで 都 市 計 画 税 の 下 水 道 事 業 への 充 当 について 整 理 する 下 水 道 事 業 には 汚 水 私 費 雨 水 公 費 の 原 則 があり 汚 水 は 使 用 料 で 賄 い 雨 水 は 市 税 で 賄 う こととなっているが 現 状 において 汚 水 は 使 用 料 で 賄 いきれておらず 汚 水 資 本 費 の 15%が 一 般 会 計 より 充 当 されている しかしながら その 税 源 は 普 通 税 等 であり 都 市 計 画 税 は 汚 水 ではなく 雨 水 に 充 当 されている このことは 都 市 計 画 税 の 運 用 にあたっての 国 の 通 達 にも 示 されているとおりである 市 街 化 区 域 外 では 生 活 排 水 ( 汚 水 )を 対 象 として 整 備 を 進 め 雨 水 整 備 は 行 わないことから 都 市 計 画 税 が 賦 課 されていないことを 考 慮 する 必 要 はない 一 方 現 状 では 下 水 道 の 汚 水 事 業 が 使 用 料 で 全 額 賄 われておらず 資 本 費 の 15% 相 当 の 普 通 税 等 が 充 当 されている このことは 下 水 道 の 受 益 を 得 ていない 市 街 化 区 域 外 の 市 民 も 下 水 道 事 業 の 財 政 負 担 を 普 通 税 等 を 通 じ 負 っていることから 市 街 化 区 域 内 と 同 様 に 生 活 排 水 処 理 サービスを 速 やかに 提 供 する 必 要 がある 国 からの 通 達 都 市 計 画 税 について( 昭 和 31 年 5 月 24 日 建 設 計 発 第 114 号 ) 都 市 計 画 事 業 のうち 使 用 開 始 後 使 用 料 を 徴 収 することができ 当 該 施 設 の 運 営 が 原 則 として 独 立 採 算 制 をとるものについては 別 に 地 方 債 等 による 所 要 の 建 設 費 を 支 弁 する 方 途 もあるので 原 則 として 都 市 計 画 税 を 充 当 しないこと 8

Ⅱ 市 街 化 区 域 外 の 整 備 方 針 策 定 にあたって 今 後 の 検 討 項 目 1 地 域 ごとの 整 備 計 画 事 業 を 進 めるには 地 域 単 位 で 個 別 に 事 業 をまとめて 管 理 する 方 式 が 適 切 と 考 えられる そこ で 地 域 振 興 の 観 点 から 整 備 優 先 順 位 や 維 持 管 理 体 制 などを 定 めていく 必 要 がある 2 施 設 の 利 用 促 進 対 策 集 合 処 理 の 施 設 整 備 が 完 了 した 区 域 では 迅 速 な 接 続 が 進 むように 普 及 促 進 対 策 を 進 めると ともに 早 期 接 続 による 分 担 金 の 報 奨 制 度 などの 導 入 検 討 が 必 要 である また 既 存 の 浄 化 槽 を 市 が 管 理 できるよう 積 極 的 な 引 取 りが 促 進 できるような 対 策 が 必 要 である そのためにも 下 水 道 などで 採 用 している 普 及 相 談 員 を 配 置 したり パンフレット 配 布 などの PRにも 努 めることが 重 要 となる 3 条 例 規 則 等 の 整 備 汚 水 処 理 施 設 整 備 交 付 金 制 度 を 積 極 的 に 活 用 するためには 地 域 再 生 法 に 基 づく 地 域 再 生 計 画 を 定 める 必 要 がある 各 条 例 はもとより 使 用 料 徴 収 施 設 整 備 貸 付 金 などの 規 則 の 見 直 し ま た 要 綱 基 準 要 領 などの 整 理 が 必 要 となる 4 コスト 縮 減 等 による 一 般 会 計 からの 繰 り 入 れ 抑 制 下 水 道 や 農 業 集 落 排 水 の 集 合 処 理 事 業 では 建 設 費 や 維 持 管 理 費 が 大 きな 費 用 となるため 健 全 な 事 業 経 営 のために コスト 縮 減 に 努 めるとともに 未 利 用 地 の 処 分 や 水 洗 化 率 の 一 層 の 向 上 による 財 源 の 確 保 にも 努 め 一 層 のコスト 縮 減 を 図 り 一 般 会 計 からの 繰 り 入 れを 更 に 抑 制 して いくことが 必 要 となる 9

5 その 他 の 課 題 下 水 道 事 業 では 現 行 の 財 政 収 支 計 画 ( 平 成 16 年 度 ~ 平 成 19 年 度 )において 市 街 化 区 域 外 の 整 備 は 行 わないこととしている しかし 平 成 32 年 度 の 整 備 完 了 を 目 指 すため 3つの 事 業 を 合 せた 次 期 財 政 収 支 計 画 を 策 定 することとし 財 源 の 確 保 に 努 める 必 要 があ る 公 共 下 水 道 及 び 公 共 関 連 特 環 の 使 用 料 は 従 量 制 であるが その 他 の 施 設 の 使 用 料 は 人 頭 制 になるため 使 用 料 体 系 が 異 なることに 対 応 した 徴 収 体 制 の 確 立 が 必 要 となる また 事 業 所 等 の 使 用 料 設 定 について 詳 細 に 検 討 する 必 要 がある 農 業 集 落 排 水 は 農 村 部 を 事 業 区 域 としていることから 区 域 内 に 田 畑 等 が 広 範 囲 に 含 ま れているが この 一 部 が ほ 場 整 備 事 業 の 予 定 地 となっているため 事 業 進 度 を 調 整 す る 必 要 がある 既 存 の 浄 化 槽 は 個 人 と 浄 化 槽 業 者 が 契 約 し 維 持 管 理 等 を 行 っているが 浄 化 槽 市 町 村 整 備 推 進 事 業 になれば 既 存 浄 化 槽 を 市 が 引 取 り 管 理 していくこととなるため 浄 化 槽 業 者 ( 保 守 点 検 業 者 清 掃 業 者 )との 調 整 等 が 必 要 となる また し 尿 収 集 は 将 来 的 にほ ぼ 無 くなることから 下 水 道 整 備 に 伴 うし 尿 収 集 業 務 量 減 少 対 策 実 施 要 綱 などを 踏 まえ し 尿 業 者 に 対 する 合 理 化 計 画 を 立 案 し 転 業 対 策 等 を 具 体 化 する 必 要 がある 市 街 化 区 域 の 内 外 を 問 わず 残 存 する 汲 取 り 便 所 のし 尿 対 策 を 進 める 必 要 があり し 尿 収 集 計 画 等 の 管 理 を 含 めた 体 制 づくりが 必 要 である 農 業 用 水 路 などで 浄 化 槽 の 放 流 先 の 確 保 が 困 難 な 地 区 は 放 流 できる 地 区 まで 放 流 管 を 整 備 する 必 要 がある 土 地 建 物 等 の 状 況 によっては 民 有 地 内 に 浄 化 槽 を 設 置 することが 困 難 な 場 合 があり 道 路 への 設 置 などの 検 討 が 必 要 となる 個 人 で 整 備 された 浄 化 槽 の 引 き 取 りにあたっては 引 き 取 りの 優 先 順 位 や 引 き 取 りの 基 準 などのルールが 必 要 となる 浄 化 槽 を 設 置 するために 無 償 土 地 使 用 契 約 などのルール 作 りが 必 要 である 処 理 施 設 を 地 域 単 位 で 一 括 して 管 理 していくこととしているが 管 理 規 模 などを 検 討 す る 必 要 がある 処 理 施 設 の 整 備 に 伴 う 宅 内 排 水 設 備 の 改 造 への 貸 付 け 制 度 を 統 一 する 必 要 がある 10

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市 街 化 区 域 外 の 生 活 排 水 処 理 に 係 る 関 連 条 例 の 改 正 内 容 について( 案 ) 平 成 19 年 (2007 年 )8 月 23 日 区 分 現 行 公 共 下 水 道 ( 市 街 化 区 域 内 ) 広 島 市 下 水 道 事 業 の 設 置 等 に 関 する 条 例 下 水 道 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 広 島 市 下 水 道 条 例 小 規 模 下 水 道 ( 市 街 化 区 域 内 の ものを 含 む ) 広 島 市 下 水 道 事 業 の 設 置 等 に 関 する 条 例 湯 来 地 区 その 他 の 地 区 広 島 市 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 条 例 市 営 浄 化 槽 ( 新 設 ) 下 水 道 事 業 ( 設 置 ) 改 正 1 広 島 市 下 水 道 事 業 の 設 置 等 に 関 する 条 例 を 改 正 する ⑴ 下 水 道 事 業 として 次 の3 事 業 ( 新 規 3 事 業 )を 追 加 する 1 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 事 業 ( 現 在 の 湯 来 地 区 環 境 保 全 公 共 下 水 道 に 加 え 市 街 化 区 域 外 で 行 う 公 共 下 水 道 事 業 を 含 む ) 2 農 業 集 落 排 水 事 業 3 市 営 浄 化 槽 事 業 ⑵ 下 水 道 事 業 の 計 画 区 域 を 本 市 の 一 部 から 本 市 の 全 域 に 拡 大 する ⑶ 上 記 ⑵に 伴 い 下 水 道 事 業 の 計 画 人 口 を120 万 8,300 人 に 変 更 する 現 行 広 島 市 下 水 道 事 業 の 設 置 等 に 関 する 条 例 ( 企 業 会 計 ) 広 島 市 特 別 会 計 条 例 広 島 市 下 水 道 事 業 の 設 置 等 に 関 する 条 例 ( 企 業 会 計 ) 広 島 市 特 別 会 計 条 例 会 計 改 正 1 広 島 市 下 水 道 事 業 の 設 置 等 に 関 する 条 例 を 改 正 する ⑴ 新 規 3 事 業 を 企 業 会 計 ( 地 方 公 営 企 業 法 第 2 条 第 2 項 の 財 務 規 定 等 を 適 用 )とする 2 上 記 1に 伴 い 広 島 市 特 別 会 計 条 例 を 改 正 し 次 の2つの 特 別 会 計 を 廃 止 する ( 改 正 附 則 で 廃 止 ) 1 農 業 集 落 排 水 事 業 特 別 会 計 2 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 事 業 特 別 会 計 現 行 広 島 市 下 水 道 条 例 広 島 市 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 条 例 管 理 及 び 使 用 ( 使 用 料 を 含 む ) 改 正 1 広 島 市 下 水 道 条 例 を 改 正 する ⑴ 小 規 模 下 水 道 及 び 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 の 供 用 が 開 始 された 区 域 内 に 建 築 物 を 建 築 しようとする 者 に 対 し これらの 処 理 施 設 に 下 水 を 流 入 させるための 排 水 設 備 を 設 置 すべきことを 義 務 付 ける ただし 建 築 基 準 法 に 違 反 しない 場 合 は 適 用 を 除 外 する ⑵ 上 記 ⑴の 区 域 内 に 建 築 物 を 所 有 する 者 に 対 し 小 規 模 下 水 道 及 び 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 に 下 水 を 流 入 させるための 排 水 設 備 を 供 用 開 始 の 日 から1 年 以 内 に 設 置 すべきことを 義 務 付 ける ただし 公 共 下 水 道 と 同 様 に 特 別 な 理 由 がある 場 合 は 期 間 を 延 長 する ⑶ 上 記 ⑴の 区 域 内 に 建 築 物 を 所 有 する 者 で くみ 取 便 所 を 設 置 しているものに 対 し 供 用 開 始 の 日 から3 年 以 内 に 水 洗 便 所 に 改 造 すべきことを 義 務 付 ける ただし 公 共 下 水 道 と 同 様 に やむを 得 ない 事 情 がある 場 合 は 適 用 を 除 外 する ⑷ 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 及 び 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 について その 使 用 料 金 の 体 系 を 現 行 の 世 帯 の 人 数 により 料 金 額 を 一 律 に 定 めて 徴 収 する 人 員 制 から 公 共 下 水 道 と 同 様 に 水 道 水 の 使 用 量 に 応 じて 料 金 額 を 算 定 し 徴 収 する 従 量 制 に 変 更 する ⑸ 市 街 化 区 域 外 の 集 中 処 理 施 設 ( 公 共 下 水 道 小 規 模 下 水 道 及 び 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 ) 以 外 の 地 域 に 所 在 する 住 宅 ( 一 定 の 併 用 住 宅 を 含 み 販 売 目 的 のものを 除 く ) について 本 市 がその 所 有 者 からの 申 請 に 基 づいて 市 営 浄 化 槽 ( 放 流 管 を 含 む ) を 新 設 し その 維 持 管 理 を 行 う なお 設 置 部 分 の 土 地 の 無 償 使 用 など 設 置 に 必 要 な 条 件 を 設 ける ⑹ 市 営 浄 化 槽 の 対 象 地 域 内 に 既 設 の 浄 化 槽 ( 合 併 浄 化 槽 に 限 る ) のうち 一 定 の 条 件 ( 適 正 な 管 理 が 行 われているなど)に 合 致 しているものは 本 市 が 無 償 で 引 き 取 り 市 営 浄 化 槽 として 維 持 管 理 を 行 う ⑺ 市 営 浄 化 槽 を 使 用 する 者 から 水 道 水 等 の 使 用 量 に 応 じて 使 用 料 ( 従 量 制 )を 徴 収 する ⑻ 集 中 処 理 施 設 における 通 常 の 維 持 管 理 費 以 上 に 必 要 となる 浄 化 槽 ブロアー( 送 風 機 )の 電 気 代 及 び 清 掃 ( 年 1 回 ) 定 期 点 検 ( 年 3から4 回 ) 時 に 必 要 な 水 道 代 は 使 用 者 の 負 担 とする 2 上 記 1の 改 正 に 伴 い 広 島 市 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 条 例 を 廃 止 する ( 改 正 附 則 で 廃 止 ) 現 行 広 島 圏 都 市 計 画 ( 広 島 平 和 記 念 都 市 建 設 計 画 ) 下 水 道 受 益 者 負 担 に 関 する 条 例 広 島 市 湯 来 地 区 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 事 業 分 担 金 条 例 広 島 市 湯 来 地 区 農 業 集 落 排 水 事 業 分 担 金 条 例 広 島 市 農 業 集 落 排 水 事 業 分 担 金 条 例 分 担 金 水 洗 便 所 設 備 資 金 貸 付 金 改 正 現 行 改 正 広 島 市 水 洗 便 所 設 備 資 金 貸 付 条 例 1 広 島 市 湯 来 地 区 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 事 業 分 担 金 条 例 を 改 正 する ⑴ 条 例 名 を 広 島 市 下 水 道 事 業 分 担 金 条 例 に 改 称 する ⑵ 分 担 金 の 受 益 者 ( 賦 課 対 象 者 )は 市 街 化 区 域 外 の 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 ( 都 市 計 画 事 業 として 行 わない 公 共 下 水 道 をいう ) 小 規 模 下 水 道 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 及 び 市 営 浄 化 槽 を 使 用 する 者 とする ⑶ 分 担 金 の 金 額 は 1 戸 当 たり30 万 円 ( 公 共 ます1 個 又 は 市 営 浄 化 槽 1 基 を 単 位 とする )とする ⑷ 分 担 金 の 賦 課 徴 収 は 対 象 処 理 施 設 に 排 水 設 備 を 接 続 した 日 ( 検 査 確 認 日 )の 年 度 の 翌 年 度 とする ⑸ 分 担 金 の 納 付 は 5 年 度 分 割 ( 年 4 期 計 20 回 払 い)とする ただし 一 括 全 納 も 認 める ⑹ 分 担 金 を 一 括 全 納 した 場 合 に 限 り 全 納 報 奨 金 (8% 相 当 額 )を 交 付 する( 規 則 で 定 める ) ⑺ 集 中 処 理 施 設 の 区 域 外 からの 区 域 外 流 入 者 に 対 しても 分 担 金 を 賦 課 する ただし 既 に 許 可 を 得 ている 区 域 外 流 入 者 ( 市 街 化 区 域 内 の 集 中 処 理 施 設 への 区 域 外 流 入 者 に 限 る )の 分 担 金 の 金 額 は 受 益 者 負 担 金 相 当 額 ( 土 地 1m2 当 たり187 円 )と30 万 円 のいずれか 低 い 方 の 額 とする 2 上 記 1の 改 正 に 伴 い 現 行 の 農 集 に 係 る2 分 担 金 条 例 を 廃 止 し 次 の 経 過 措 置 を 設 ける ⑴ 湯 来 地 区 の 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 事 業 及 び 農 業 集 落 排 水 事 業 については 現 行 の 分 担 金 の 扱 いを 考 慮 し 供 用 開 始 後 3 年 以 内 に 排 水 設 備 を 設 置 した 場 合 に 限 り 分 担 金 額 を20 万 円 とする ⑵ 湯 来 地 区 以 外 の 農 業 集 落 排 水 事 業 地 区 ( 井 原 高 南 地 区 を 除 く )については 条 例 施 行 後 3 年 以 内 に 排 水 設 備 を 設 置 した 場 合 に 限 り 平 成 20 年 3 月 末 時 点 での 事 業 費 額 を 基 に 算 定 した 分 担 金 額 と30 万 円 のいずれか 低 い 方 の 額 とする ⑶ 井 原 高 南 地 区 の 農 業 集 落 排 水 事 業 については 平 成 21 年 度 までは 整 備 工 事 が 継 続 し 事 業 費 が 確 定 しない ため 同 年 度 までは 現 行 の 分 担 金 条 例 の 規 定 を 継 続 して 適 用 する 利 子 補 給 制 度 ( 要 綱 ) 利 子 補 給 制 度 ( 要 綱 ) 利 子 補 給 制 度 ( 要 綱 ) 1 広 島 市 水 洗 便 所 設 備 資 金 貸 付 条 例 を 改 正 する ⑴ 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 小 規 模 下 水 道 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 及 び 市 営 浄 化 槽 の 各 区 域 内 の 建 築 物 についても くみ 取 便 所 の 改 造 又 は し 尿 浄 化 槽 の 廃 止 に 係 る 費 用 の 一 部 を 貸 し 付 ける 対 象 とする 12

公 共 下 水 道 事 業 等 に 係 る 事 業 比 較 表 平 成 19 年 (2007 年 )8 月 23 日 上 段 : 現 行 下 段 : 改 正 案 公 共 下 水 道 都 市 計 画 事 業 ( 市 街 化 区 域 内 ) 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 ( 都 市 計 画 事 業 以 外 ) 湯 来 地 区 以 外 湯 来 地 区 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 市 営 浄 化 槽 目 的 ( 下 水 道 法 ) ( 下 水 道 法 ) 下 水 道 の 整 備 を 図 り もって 都 市 の 健 全 な 発 達 及 び 公 衆 衛 生 の 向 上 に 寄 与 し あわせて 公 共 用 水 域 の 水 質 の 保 全 に 資 することを 目 的 とする 下 水 道 の 整 備 を 図 り もって 都 市 の 健 全 な 発 達 及 び 公 衆 衛 生 の 向 上 に 寄 与 し あわせて 公 共 用 水 域 の 水 質 の 保 全 に 資 することを 目 的 とする ( 下 水 道 法 ) 下 水 道 の 整 備 を 図 り もって 都 市 の 健 全 な 発 達 及 び 公 衆 衛 生 の 向 上 に 寄 与 し あわせて 公 共 用 水 域 の 水 質 の 保 全 に 資 することを 目 的 とする ( 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 条 例 ) 排 水 処 理 施 設 の 整 備 を 図 り 農 業 集 落 における 農 業 用 用 排 水 の 水 質 保 全 及 び 生 活 環 境 の 改 善 に 資 することを 目 的 とす る 生 活 排 水 の 適 正 な 処 理 の 促 進 を 図 り もって 市 民 の 生 活 環 境 の 向 上 及 び 公 共 用 水 域 の 水 質 の 保 全 に 資 すること を 目 的 とする 排 水 の 対 象 とする 下 水 都 市 計 画 事 業 区 域 内 ( 市 街 化 区 域 都 市 計 画 事 業 区 域 外 ( 市 街 化 区 域 内 )の 住 宅 店 舗 事 業 所 工 場 からの 外 )の 住 宅 店 舗 事 業 所 工 場 からの 下 水 下 水 湯 来 地 区 の 事 業 区 域 内 における 住 宅 店 舗 事 業 所 工 場 からの 下 水 農 業 集 落 排 水 事 業 区 域 内 の 住 宅 店 舗 事 業 所 からの 下 水 ( 雨 水 を 除 く ) 左 記 以 外 の 区 域 における 住 宅 ( 建 売 住 宅 等 の 事 業 用 を 除 く ) 及 び 併 用 住 宅 ( 居 住 部 分 の 床 面 積 が1/2 以 上 で そ の 必 要 人 槽 が 併 用 住 宅 の 必 要 人 槽 の 1/2 以 上 のものに 限 る )からの 下 水 ( 雨 水 を 除 く ) 排 水 設 備 の 設 置 義 務 等 ( 処 理 施 設 との 接 続 義 務 ) 排 水 設 備 の 設 置 供 用 開 始 後 1 年 以 内 くみ 取 り 便 所 への 供 用 開 始 後 改 造 3 年 以 内 排 水 設 備 の 設 置 供 用 開 始 後 1 年 以 内 くみ 取 り 便 所 への 供 用 開 始 後 改 造 3 年 以 内 公 共 下 水 道 に 合 わせる なし 浄 化 槽 設 置 は 申 請 制 とする ただし 設 置 者 には 排 水 設 備 の 接 続 ( 設 置 ) 義 務 を 課 する 使 用 料 料 金 徴 収 事 務 水 道 使 用 量 による 従 量 制 水 道 局 に 委 託 世 帯 人 数 による 人 員 制 公 共 下 水 道 に 合 わせる ( 従 量 制 ) 直 営 世 帯 人 数 による 人 員 制 公 共 下 水 道 に 合 わせる ( 水 道 局 に 委 託 する ) ただし 水 道 給 水 計 画 区 域 以 外 の 区 域 については 組 合 との 協 議 等 もあり 現 在 調 整 中 ( 委 任 規 程 の 改 正 による ) 直 営 公 共 下 水 道 に 合 わせる ( 従 量 制 ) ただし 電 気 水 道 の 料 金 は 個 人 負 担 使 用 再 開 使 用 休 止 日 割 計 算 使 用 日 数 15 日 以 上 月 の 全 額 使 用 日 数 15 日 未 満 月 の 半 額 公 共 下 水 道 に 合 わせる ( 日 割 計 算 ) 使 用 日 数 15 日 以 上 月 の 全 額 使 用 日 数 15 日 未 満 月 の 半 額 対 象 者 処 理 区 域 内 に 所 在 する 土 地 の 所 有 者 処 理 区 域 内 に 所 在 する 建 築 物 の 所 有 者 で 排 水 設 備 の 確 認 を 受 けた 者 ( 湯 来 地 区 ) ( 湯 来 地 区 以 外 ) 処 理 区 域 内 に 所 処 理 区 域 に 所 在 在 する 建 築 物 の 所 する 建 築 物 の 所 有 有 者 で 排 水 設 備 の 者 確 認 を 受 けた 者 処 理 区 域 内 に 所 在 する 建 築 物 の 所 有 者 で 排 水 設 備 の 検 査 確 認 を 受 けた 者 分 担 金 額 187 円 /m2( 受 益 者 負 担 金 ) 30 万 円 / 戸 ただし 供 用 開 始 後 3 年 以 内 の 接 続 者 は20 万 円 / 戸 ( 湯 来 地 区 ) ( 湯 来 地 区 以 外 ) 30 万 円 / 戸 ただし 供 用 開 始 後 3 年 以 内 の 接 続 者 は20 万 円 / 戸 処 理 区 域 毎 の 建 設 費 の5%を 計 画 戸 数 で 除 した 額 / 戸 30 万 円 / 戸 ( 湯 来 地 区 ) ( 湯 来 地 区 以 外 ) 分 分 担 金 額 の 経 過 措 置 供 用 開 始 後 3 年 以 内 の 接 続 者 は20 万 円 / 戸 とする ただし 一 括 納 付 のみ( 現 実 施 区 域 ) 供 用 開 始 後 3 年 以 内 の 接 続 者 は20 万 円 / 戸 とする た だし 一 括 納 付 の み( 現 実 施 区 域 ) 事 業 参 加 同 意 者 で 条 例 施 行 又 は 供 用 開 始 から3 年 以 内 に 接 続 した 場 合 に 限 り 従 前 の 額 (ただし 小 河 内 地 区 は30 万 円 / 戸 ) とする ( 湯 来 地 区 ) ( 湯 来 地 区 以 外 ) 条 例 施 行 前 に 農 集 の 事 業 参 加 同 意 者 が 今 回 の 計 画 変 更 で 浄 化 槽 区 域 に なった 場 合 の 分 担 金 額 は 条 例 施 行 後 3 年 以 内 に 設 置 したときに 限 り 従 前 の 農 集 の 分 担 金 額 とする 担 金 賦 課 時 期 供 用 開 始 した 翌 年 度 排 水 設 備 の 計 画 を 確 認 したとき 排 水 設 備 の 計 画 を 確 認 したとき 供 用 開 始 の 翌 年 度 納 入 方 法 納 入 回 数 納 期 納 付 書 による 納 付 5 年 分 割 ( 年 4 期 の 計 20 回 払 い) 第 1 期 8 月 1 日 から 同 月 末 日 第 2 期 10 月 1 日 から 同 月 末 日 第 3 期 12 月 1 日 から 翌 年 1 月 4 日 まで 第 4 期 翌 年 2 月 1 日 から 同 月 末 日 排 水 設 備 の 検 査 確 認 をした 年 度 の 翌 年 度 納 付 書 による 納 付 分 担 金 額 納 付 期 日 を 通 知 した 日 の 翌 日 から2か 月 を 経 過 する 日 ( 一 括 ) ( 湯 来 地 区 ) ( 湯 来 地 区 以 外 ) 納 付 書 による 納 納 付 書 による 納 付 付 と 口 座 振 替 を 本 人 の 希 望 により 選 択 納 付 書 による 納 付 (なお 口 座 振 替 を 選 択 できるよう 金 融 機 関 と 調 整 中 また 湯 来 地 区 は 納 付 書 による 納 付 のみ) 全 額 一 括 ( 湯 来 地 区 ) ( 湯 来 地 区 以 外 ) 全 額 一 括 5 年 分 割 ( 年 4 期 の 計 20 回 払 い) 公 共 下 水 道 に 合 わせる ただし 湯 来 地 区 の 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 及 び 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 の 供 用 開 始 後 3 年 以 内 に 接 続 する 者 に 対 する 経 過 措 置 (20 万 円 / 戸 )の 対 象 者 については 現 行 どおり( 一 括 納 付 ) ( 湯 来 地 区 ) ( 湯 来 地 区 以 外 ) 分 担 金 額 納 付 期 日 を 通 知 した 日 の 翌 日 から2か 月 を 経 過 する 日 ( 一 括 ) 第 1 期 8 月 1 日 から 同 月 31 日 まで 第 2 期 10 月 1 日 から 同 月 31 日 まで 第 3 期 12 月 1 日 から 翌 年 1 月 4 日 まで 第 4 期 2 月 1 日 から 同 月 末 日 まで 公 共 下 水 道 に 合 わせる ただし 湯 来 地 区 の 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 及 び 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 の 供 用 開 始 後 3 年 以 内 に 接 続 する 者 に 対 する 経 過 措 置 (20 万 円 / 戸 )の 対 象 者 については 現 行 どおり( 一 括 納 付 ) 13

公 共 下 水 道 都 市 計 画 事 業 ( 市 街 化 区 域 内 ) 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 ( 都 市 計 画 事 業 以 外 ) 湯 来 地 区 以 外 湯 来 地 区 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 市 営 浄 化 槽 分 担 金 期 限 前 納 付 報 奨 制 度 利 用 促 進 報 奨 制 度 徴 収 猶 予 減 免 あり 期 別 の 負 担 金 額 100 分 の0.3 前 納 月 数 の 累 計 なし ( 農 地 ) 6 年 間 ( 災 害 盗 難 長 期 療 養 等 ) 1 以 内 減 免 率 有 公 共 の 用 に 供 する 土 地 物 件 労 力 の 提 供 者 生 活 扶 助 世 帯 減 免 の 必 要 がある 土 地 ( 宗 教 団 体 社 会 福 祉 事 業 学 校 等 ) なし ( 災 害 盗 難 長 期 療 養 等 ) 1 年 以 内 なし 新 設 する( 規 則 改 正 で 対 応 ) 分 担 金 額 8%(ただし 一 括 納 付 の 場 合 のみ) あり 供 用 開 始 から3 年 以 内 の 排 水 設 備 計 画 の 確 認 の 場 合 は 分 担 金 の 額 は20 万 円 / 戸 ( 湯 来 地 区 ) ( 湯 来 地 区 以 外 ) あり 供 用 開 始 から3 年 以 内 の 排 水 設 備 計 なし 画 の 確 認 の 場 合 分 担 金 の 額 は20 万 円 / 戸 設 けない (ただし 鹿 ノ 内 地 区 農 集 については 平 成 21 年 度 からの 供 用 開 始 のため 平 成 20 年 度 に 条 例 を 再 度 改 正 し 現 行 の 湯 来 地 区 の 利 用 促 進 報 奨 制 度 ( 供 用 開 始 から3 年 以 内 は20 万 円 / 戸 )を 置 く 必 要 がある ) 減 免 率 有 物 件 労 力 の 提 供 者 生 活 扶 助 世 帯 減 免 の 必 要 がある 建 物 ( 宗 教 団 体 社 会 福 祉 事 業 学 校 等 ) 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 に 合 わせる 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 に 合 わせる ( 災 害 その 他 特 別 な 事 由 ) 1 年 以 内 災 害 その 他 特 別 な 事 由 ( 生 活 扶 助 世 帯 ) 区 域 外 流 入 工 事 の 施 工 区 域 外 流 入 許 可 者 に 対 しては 将 来 の 供 用 開 始 の 翌 年 度 に 187 円 /m2の 受 益 者 負 担 金 を 賦 課 する 広 島 市 排 水 設 備 指 定 工 事 店 現 在 の 市 街 化 区 域 外 から 市 街 化 区 域 内 への 区 域 外 流 入 許 可 者 に 対 しては 将 来 下 水 道 認 可 区 域 に 入 った 時 点 で 受 益 者 負 担 金 を 賦 課 すると 説 明 してい る 条 例 施 行 前 の 区 域 外 流 入 許 可 者 に ついては 市 街 化 区 域 外 の 公 共 下 水 道 区 域 に 編 入 された 翌 年 度 に 30 万 円 / 戸 又 は187 円 /m2の 安 い 方 の 分 担 金 を 賦 課 する 条 例 施 行 以 後 の 区 域 外 流 入 許 可 者 については 排 水 設 備 の 検 査 確 認 の 翌 年 度 に30 万 円 / 戸 を 賦 課 する 現 在 の 区 域 外 流 入 許 可 者 に 対 して は 将 来 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 の 認 可 区 域 に 入 った 時 点 で 20 万 円 の 分 担 金 を 賦 課 すると 説 明 している 条 例 施 行 前 の 区 域 外 流 入 許 可 者 に ついては 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 の 認 可 区 域 に 編 入 された 翌 年 度 に 20 万 円 / 戸 の 分 担 金 を 賦 課 する 条 例 施 行 以 後 の 区 域 外 流 入 許 可 者 については 排 水 設 備 の 検 査 確 認 の 翌 年 度 に30 万 円 / 戸 を 賦 課 する 広 島 市 排 水 設 備 指 定 工 事 店 ( 事 業 参 加 同 意 者 に 限 り 流 入 を 認 めて いるため 区 域 外 流 入 許 可 者 はいな い ) 条 例 施 行 以 後 の 区 域 外 流 入 許 可 者 に ついては 排 水 設 備 検 査 確 認 の 翌 年 度 に30 万 円 / 戸 を 賦 課 する 公 共 下 水 道 に 合 わせる 広 島 市 排 水 設 備 指 定 工 事 店 の 監 理 のもと 検 査 市 長 が 認 めた 検 査 員 ( 検 査 員 証 交 付 ) 市 長 が 認 めた 検 査 員 ( 検 査 員 証 交 付 ) 検 査 員 の 規 定 なし ( 検 査 員 証 交 付 なし) 公 共 下 水 道 に 合 わせる 排 水 設 備 検 査 結 果 の 通 知 貸 付 制 度 補 助 金 検 査 済 証 は 未 交 付 水 洗 便 所 設 備 資 金 貸 付 制 度 (いずれ か) くみ 取 便 所 の 改 造 に 伴 う 工 事 限 度 額 52 万 円 / 戸 し 尿 浄 化 槽 廃 止 に 伴 う 工 事 限 度 額 50 万 円 / 基 生 活 扶 助 世 帯 ( 建 物 所 有 者 ) 排 水 設 備 新 設 等 工 事 に 要 する 経 費 として 市 長 が 認 める 額 (し 尿 浄 化 槽 の 廃 止 工 事 を 含 む ) 検 査 済 証 は 未 交 付 公 共 下 水 道 に 合 わせる 利 子 補 給 制 度 限 度 借 入 額 52 万 円 / 戸 利 率 3.5% 期 間 10 年 検 査 済 証 を 交 付 公 共 下 水 道 に 合 わせる ( 水 洗 便 所 設 備 資 金 貸 付 制 度 の 貸 付 対 象 範 囲 に 含 める( 利 子 補 給 制 度 は 廃 止 する ) ) 公 共 下 水 道 と 同 じ 公 共 下 水 道 に 合 わせる 生 活 扶 助 世 帯 ( 居 住 世 帯 ) 排 水 設 備 新 設 等 工 事 に 要 する 経 費 として 市 長 が 認 める 額 (し 尿 浄 化 槽 廃 止 工 事 は 含 まない ) 個 人 設 置 市 設 置 設 置 最 終 ま す 個 人 管 理 市 設 置 とする 市 管 理 管 理 市 管 理 とする 普 及 啓 発 活 動 員 水 洗 化 普 及 相 談 員 の 設 置 水 洗 化 普 及 相 談 員 の 設 置 ( 湯 来 地 区 ) ( 湯 来 地 区 以 外 ) なし 公 共 下 水 道 に 合 わせる ( 水 洗 化 普 及 相 談 員 を 設 置 する ) 地 元 管 理 組 合 そ の 他 過 料 排 水 設 備 の 確 認 を 受 けずに 工 事 し た 指 定 工 事 店 以 外 が 工 事 し た 使 用 料 の 徴 収 逃 れを 行 った 等 条 文 の 義 務 規 定 に 対 応 する 過 料 が 規 定 されている 公 共 下 水 道 と 同 じ 使 用 料 の 徴 収 逃 れを 行 った 場 合 のみ 規 定 されている 公 共 下 水 道 に 合 わせる 14

1 広 島 市 下 水 道 条 例 昭 和 47 年 10 月 6 日 条 例 第 9 6 号 改 正 昭 和 49 年 3 月 30 日 条 例 第 27 号 昭 和 49 年 7 月 22 日 条 例 第 63 号 昭 和 51 年 3 月 31 日 条 例 第 36 号 昭 和 52 年 3 月 31 日 条 例 第 32 号 昭 和 54 年 12 月 21 日 条 例 第 55 号 昭 和 55 年 3 月 11 日 条 例 第 36 号 昭 和 55 月 7 月 12 日 条 例 第 69 号 昭 和 56 年 3 月 24 日 条 例 第 31 号 昭 和 57 年 3 月 24 日 条 例 第 28 号 昭 和 57 年 4 月 10 日 条 例 第 44 号 昭 和 58 年 3 月 15 日 条 例 第 17 号 昭 和 58 年 7 月 8 日 条 例 第 35 号 昭 和 58 年 9 月 28 日 条 例 第 42 号 昭 和 59 年 9 月 22 日 条 例 第 48 号 昭 和 60 年 2 月 27 日 条 例 第 37 号 昭 和 60 年 3 月 19 日 条 例 第 69 号 昭 和 61 年 3 月 8 日 条 例 第 1 号 昭 和 62 年 3 月 19 日 条 例 第 17 号 昭 和 62 年 9 月 18 日 条 例 第 38 号 昭 和 63 年 3 月 25 日 条 例 第 19 号 平 成 元 年 3 月 30 日 条 例 第 19 号 平 成 元 年 9 月 8 日 条 例 第 44 号 平 成 3 年 3 月 20 日 条 例 第 12 号 平 成 3 年 9 月 26 日 条 例 第 53 号 平 成 4 年 3 月 6 日 条 例 第 6 号 平 成 5 年 7 月 5 日 条 例 第 30 号 平 成 5 年 10 月 1 日 条 例 第 37 号 平 成 6 年 3 月 9 日 条 例 第 2 号 平 成 6 年 6 月 30 日 条 例 第 39 号 平 成 6 年 9 月 9 日 条 例 第 49 号 平 成 7 年 3 月 20 日 条 例 第 30 号 平 成 7 年 3 月 20 日 条 例 第 31 号 平 成 7 年 12 月 18 日 条 例 第 66 号 平 成 8 年 3 月 6 日 条 例 第 3 号 平 成 9 年 3 月 27 日 条 例 第 10 号 平 成 9 年 12 月 19 日 条 例 第 71 号 平 成 10 年 3 月 5 日 条 例 第 7 号 平 成 10 年 10 月 2 日 条 例 第 102 号 平 成 11 年 12 月 20 日 条 例 第 64 号 平 成 12 年 3 月 6 日 条 例 第 3 号 平 成 12 年 3 月 29 日 条 例 第 42 号 平 成 12 年 12 月 25 日 条 例 第 78 号 平 成 13 年 12 月 28 日 条 例 第 67 号 平 成 15 年 3 月 20 日 条 例 第 25 号 平 成 16 年 3 月 30 日 条 例 第 27 号 平 成 17 年 3 月 30 日 条 例 第 70 号 平 成 17 年 7 月 8 日 条 例 第 131 号 平 成 17 年 12 月 21 日 条 例 第 169 号 平 成 19 年 9 月 28 日 条 例 第 54 号 広 島 市 下 水 道 条 例 ( 昭 和 27 年 広 島 市 条 例 第 18 号 )の 全 部 を 改 正 する 目 次 第 1 章 総 則 ( 第 1 条 ~ 第 4 条 ) 第 2 章 公 共 下 水 道 ( 第 5 条 ~ 第 20 条 ) 第 3 章 小 規 模 下 水 道 及 び 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 第 1 節 小 規 模 下 水 道 ( 第 21 条 ~ 第 32 条 ) 第 2 節 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 ( 第 33 条 第 34 条 ) 第 4 章 市 営 浄 化 槽 ( 第 35 条 ~ 第 43 条 ) 第 5 章 使 用 料 及 び 手 数 料 ( 第 44 条 ~ 第 51 条 ) 第 6 章 占 用 ( 第 52 条 ~ 第 57 条 ) 第 7 章 雑 則 ( 第 58 条 ~ 第 63 条 ) 第 8 章 罰 則 ( 第 64 条 ~ 第 66 条 ) 附 則 第 1 章 総 則 (この 条 例 の 趣 旨 ) 第 1 条 本 市 が 設 置 し 又 は 管 理 する 下 水 道 の 管 理 及 び 使 用 に 関 しては 法 令 その 他 別 に 定 め があるもののほか この 条 例 の 定 めるところによる 15

( 用 語 の 定 義 ) 第 2 条 ろによる この 条 例 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は それぞれ 当 該 各 号 に 定 めるとこ (1) 下 水 生 活 若 しくは 事 業 ( 耕 作 の 事 業 を 除 く )に 起 因 し 若 しくは 付 随 する 廃 水 ( 公 共 下 水 道 以 外 の 下 水 道 にあつては 規 則 で 定 めるものを 除 く 以 下 汚 水 という ) 又 は 雨 水 をいう (2) 下 水 道 公 共 下 水 道 小 規 模 下 水 道 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 及 び 市 営 浄 化 槽 をいう (3) 公 共 下 水 道 下 水 道 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 79 号 以 下 法 という ) 第 2 条 第 3 号 に 規 定 する 公 共 下 水 道 をいう (4) 小 規 模 下 水 道 団 地 における 下 水 を 排 除 し 又 は 処 理 するために 本 市 が 管 理 する 施 設 で 汚 水 を 集 合 して 処 理 し 公 共 の 水 域 に 放 流 するための 処 理 施 設 及 びこれを 補 完 する 施 設 を 有 するものをいう (5) 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 農 業 振 興 地 域 の 整 備 に 関 する 法 律 ( 昭 和 44 年 法 律 第 58 号 ) 第 6 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 農 業 振 興 地 域 として 指 定 された 地 域 における 汚 水 を 排 除 し 及 び 処 理 するために 本 市 が 管 理 する 施 設 で 汚 水 を 集 合 して 処 理 し 公 共 の 水 域 に 放 流 するた めの 処 理 施 設 及 びこれを 補 完 する 施 設 を 有 するものをいう (6) 市 営 浄 化 槽 第 35 条 第 1 項 の 市 営 浄 化 槽 区 域 における 汚 水 を 処 理 するために 本 市 が 管 理 する 浄 化 槽 ( 浄 化 槽 法 ( 昭 和 58 年 法 律 第 43 号 ) 第 2 条 第 1 号 に 規 定 する 浄 化 槽 ( 同 法 第 3 条 の2 第 2 項 又 は 浄 化 槽 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 12 年 法 律 第 106 号 ) 附 則 第 2 条 の 規 定 により 浄 化 槽 とみなされるものを 除 く ) をいう 第 41 条 において 同 じ ) をいう きょ (7) 排 水 設 備 下 水 を 下 水 道 に 流 入 させるために 必 要 な 排 水 管 排 水 渠 その 他 の 排 水 施 設 を いう (8) 使 用 者 下 水 を 下 水 道 に 排 除 してこれを 使 用 する 者 をいう ( 昭 52 条 例 32 昭 60 条 例 69 平 3 条 例 53 平 12 条 例 3 平 15 条 例 25 平 17 条 例 70 一 部 改 正 ) ( 代 理 人 の 選 定 ) 第 3 条 市 長 は 義 務 者 ( 公 共 下 水 道 にあつては 法 第 10 条 第 1 項 の 規 定 により 小 規 模 下 水 道 又 は 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 にあつては 第 22 条 ( 第 34 条 において 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 により 市 営 浄 化 槽 にあつては 第 37 条 の 規 定 により 排 水 設 備 を 設 置 しなければならない 者 をいう 以 下 同 じ ) 又 は 使 用 者 で 市 内 ( 公 共 下 水 道 にあつては 安 芸 郡 府 中 町 内 の 排 水 区 域 ( 法 第 2 条 第 7 号 に 規 定 する 排 水 区 域 をいう 以 下 同 じ ) 内 を 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 に あつては 山 県 郡 安 芸 太 田 町 内 の 農 業 集 落 排 水 処 理 施 設 区 域 ( 第 33 条 第 2 項 の 規 定 により 告 示 された 区 域 をいう 以 下 同 じ ) 内 を 含 む 以 下 この 条 において 同 じ ) に 住 所 ( 法 人 にあつ ては その 主 たる 事 務 所 ) 又 は 居 所 を 有 しないものに 対 し この 条 例 に 規 定 する 事 項 を 処 理 させるため 市 内 に 住 所 ( 法 人 にあつては その 主 たる 事 務 所 ) 又 は 居 所 を 有 する 者 のうち から 代 理 人 を 選 定 させることができる 以 下 省 略 16