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はじめに ABVD 療 法 はホジキンリンパ 腫 に 対 する 標 準 的 な 治 療 方 法 の 一 つです ホジキンリンパ 腫 の 治 療 法 として,ABVD 療 法 以 外 の 化 学 療 法 や 放 射 線 療 法 などもあります ホジキンリンパ 腫 の 進 行 程 度 などにより,これらの 治 療 法 を 組 み 合 わせて 治 療 する 場 合 があります ABVD 療 法 は,4 種 類 の 抗 がん 剤 (ドキソルビシン,ブレオマイシン, ビンブラスチン,ダカルバジン)を 組 み 合 わせた 治 療 法 です 欧 米 から 報 告 された ABVD 療 法 に 加 えて,ダカルバジンの 投 与 量 を 減 らした ABVd 療 法 という 変 法 があり, 本 邦 において ABVD 療 法 と 同 等 の 有 効 性 を 示 唆 する 臨 床 試 験 結 果 が 報 告 されています ABVD 療 法 (ABVd 療 法 を 含 む) は,ほとんどの 患 者 さんが 外 来 で 実 施 できるのが 特 徴 です この 小 冊 子 では,ABVD 療 法 によって 起 こり 得 る 主 な 副 作 用 とその 対 策 についてまとめました この 小 冊 子 が 治 療 を 受 けられる 皆 様 に 少 しでもお 役 にたてれば 幸 いです 国 立 がん 研 究 センター 中 央 病 院 血 液 腫 瘍 科 1

1 サイクルの 治 療 スケジュール 上 記 スケジュールを 原 則 4 週 間 ごとに 繰 り 返 します 治 療 を 何 サイクル 行 うかは, 病 気 の 進 行 状 況 や 治 療 効 果 によって 異 なります 点 滴 (1 日 目,15 日 目 )のスケジュール 以 下 の7つの 注 射 薬 を 順 番 に 投 与 します 注 射 剤 の 内 容 投 与 時 間 エクザール 注 (ビンブラスチン) 抗 がん 剤 約 1 分 グラニセトロン 注 吐 気 止 め 約 15 分 ダカルバジン 注 抗 がん 剤 約 10 分 ソル コーテフ 注 発 熱 予 防 血 管 痛 静 脈 炎 予 防 約 30 分 ブレオ 注 (ブレオマイシン) 抗 がん 剤 約 30 分 ドキソルビシン 注 抗 がん 剤 約 30 分 生 理 食 塩 液 点 滴 ルート 内 の 抗 がん 剤 を 洗 い 流 す 約 5 分 点 滴 に 要 する 時 間 は 約 2 時 間 です ( 点 滴 当 日 の 点 滴 前 に 採 血 を 行 い データを 確 認 します ) 2

点 滴 前 の 内 服 薬 イメンドカプセル 125mg 吐 気 止 め 点 滴 開 始 1 時 間 前 に 1 カプセル 服 用 点 滴 後 の 内 服 薬 イメンドカプセル 80mg 吐 気 止 め 朝 食 後 に 1 カプセル 服 用 点 滴 の 翌 日 (イメンドカプ セル 125mg を 服 用 した 次 の 日 )から 2 日 間 服 用 医 師 の 指 示 によって 内 服 デカドロン 錠 0.5mg 吐 気 止 め 医 師 の 指 示 に 従 って 服 用 ノバミン 錠 5mg 吐 気 止 め 吐 気 がする 時 に1 回 錠 服 用 時 間 以 上 あけて 1 日 回 まで 3

プリンペラン 錠 5mg 吐 気 止 め 吐 気 がする 時 に1 回 錠 服 用 時 間 以 上 あけて 1 日 回 まで カイトリル 錠 1mg 吐 気 止 め 吐 気 がする 時 に1 回 錠 服 用 時 間 以 上 あけて 1 日 回 まで ゾフランザイディス 錠 4mg 吐 気 止 め ( 水 がなくても 服 用 できます) 吐 気 がする 時 に1 回 1 錠 服 用 時 間 以 上 あけて 1 日 回 まで シプロフロキサシン 錠 200mg 抗 菌 薬 38 以 上 の 発 熱 時 に 開 始 し 朝 昼 夕 食 後 に 1 錠 ずつ 解 熱 しても7 日 間 飲 みきる ( 発 熱 後 3 日 経 っても 下 がらない 時 は 病 院 へ 連 絡 して 下 さい) 後 発 医 薬 品 (ジェネリック 医 薬 品 )など, 上 記 の 医 薬 品 名 や 写 真 と 異 なる 場 合 があります 患 者 さん 個 々の 状 態 によって 使 用 す るお 薬 や 服 用 方 法 を 変 更 する 場 合 がありますので,その 際 は, 医 師 の 指 示 に 従 って 下 さい 4

注 射 薬 名 : エクザール 注 射 用 ( 一 般 名 :ビンブラスチン 硫 酸 塩 ) エクザールは,ニチニチソウという 植 物 に 含 まれる 成 分 から 作 り 出 さ れた 抗 がん 剤 で, 細 胞 が 分 裂 する 際 に 必 要 な 細 胞 構 成 成 分 のひとつ びしょうかん である 微 小 管 に 作 用 します 微 小 管 を 構 成 しているチュブリンと いう 蛋 白 質 の 結 合 を 阻 害 することによって 腫 瘍 細 胞 の 増 殖 を 阻 害 し, 死 滅 させます エ ク ザ ー ル は, 短 時 間 で 静 脈 内 に 投 与 し ま す エ ク ザ ー ル を 投 与 す る と, 手 や 足 が ピ リ ピ リ す る な ど の 異 常 感 覚, 便 秘 や イ レ ウ ス な ど の 末 梢 神 経 障 害 が 起 こ る こ と が あ り ま す 上 記 の よ う な 症 状 が 出 た 場 合 は, 症 状 が 軽 い う ち に 医 師, 看 護 師 又 は 薬 剤 師 に 報 告 し て 下 さ い 5

注 射 薬 名 : ダ カ ルバジン 注 用 ( 一 般 名 :ダカルバジン) ダカルバジンは, 生 体 内 でジアゾメタンに 代 謝 され,ジアゾメ タンが DNA に く っ つ く こ と に よ っ て, 腫 瘍 細 胞 の 増 殖 を 阻 害 し, 死 滅 させます ダ カ ル バ ジ ン は,ホ ジ キ ン リ ン パ 腫 の 治 療 に 欠 か す こ と の で き な い 薬 で, 国 際 的 に 有 効 性 が 証 明 さ れ て い ま す ダカルバジンは 光 に 不 安 定 で,その 光 分 解 物 によって 血 管 痛 等 を 引 き 起 こすことがあります 点 滴 静 注 する 場 合 には 遮 光 して 投 与 します 点 滴 の 針 を 刺 している 部 位 やその 周 辺 の 血 管 に 添 って 痛 みを 感 じたときは, 医 師, 看 護 師 又 は 薬 剤 師 に 報 告 し て 下 さ い 6

注 射 薬 名 : ド キ ソルビシン 塩 酸 塩 注 射 液 ( 一 般 名 :ドキソルビシン 塩 酸 塩 ) ド キ ソ ル ビ シ ン は, 腫 瘍 細 胞 の DNA に く っ つ き, 腫 瘍 細 胞 の 増 殖 を 止 め た り, 死 滅 さ せ る 作 用 を 持 つ 薬 で す 薬 は 赤 色 を し て い ま す 薬 を 注 射 し て か ら 1 ~ 2 日 の 間, 尿 や 汗 に 色 ( 赤 色 桃 色 橙 色 等 )が 着 く こ と が あ り ま す そ の 後, 元 に 戻 り ま す の で, ご 心 配 は い り ま せ ん 心 疾 患 の 既 往 が あ る 方 は 治 療 開 始 前 に 担 当 医 へ ご 相 談 下 さ い 7

注 射 薬 名 : ブ レ オ 注 射 用 ( 一 般 名 :ブレオマイシン 塩 酸 塩 ) ブ レ オ マ イ シ ン は, 福 岡 県 嘉 穂 郡 の 土 壌 か ら 分 離 さ れ た 放 線 菌 か ら 発 見 さ れ た 抗 腫 瘍 性 抗 生 物 質 で す ブ レ オ マ イ シ ン が DNA に 結 合 す る と,DNA を 切 断 す る 酵 素 が 活 性 化 さ れ,DNA を 切 断 し て 腫 瘍 細 胞 の 増 殖 を 阻 害 し, 死 滅 させます ブ レ オ マ イ シ ン を 投 与 す る と, 投 与 後 4~5 時 間 あるいはさ らに 遅 れて 発 熱 することがあります ソ ル コ ー テ フ 注 投 与 に よ っ て 予 防 し て い ま す が, 発 熱 が 強 い と 感 じ た 時 は, 次 回 受 診 時 に 担 当 医 と ご 相 談 下 さ い 間 質 性 肺 炎 や 肺 線 維 症 等 の 肺 疾 患 を 引 き 起 こすことがあります 肺 疾 患 の 既 往 や 喫 煙 歴 が あ る 方 は 治 療 開 始 前 に 担 当 医 と ご 相 談 下 さ い ま た, 喫 煙 さ れ て い る 方 は こ の 機 会 に 禁 煙 す る こ と を 強 く お 勧 め し ま す 禁 煙 す る 場 合 と 比 べ て, 喫 煙 を 継 続 す る 場 合 は 生 存 率 が 低 下 す る こ と が 知 ら れ て い る た め で す 8

副 作 用 と そ の 対 策 下 記 に 示 す ABVD 療 法 後 の 副 作 用 は, す べ て の 方 に 起 こ る わ け で は あ り ま せ ん そ の 程 度 に は 個 人 差 が あ り ま す 以 下 に 主 な 副 作 用 と そ の 対 策 に つ い て ご 紹 介 い た し ま す の で 参 考 に し て 下 さ い 骨 髄 抑 制 抗 が ん 剤 を 使 用 す る と 血 液 を 造 る 骨 髄 も 影 響 を 受 け, 白 血 球, 赤 血 球, 及 び 血 小 板 が 減 少 す る こ と が あ り ま す 白 血 球 の 減 少 ~ 感 染 症 に か か り や す く な り ま す ~ 白 血 球 は, 病 原 体 か ら 身 体 を 守 る ( 感 染 を 防 ぐ ) 働 き を 持 っ た 血 液 成 分 の 1 つ で す 白 血 球 が 一 定 レ ベ ル 以 下 に 減 少 す る と 抵 抗 力 が 低 下 し, 感 染 に か か り や す く な り ま す 抗 が ん 剤 治 療 中 は, 感 染 予 防 策 が 大 切 で す ま た 扁 桃 炎 虫 歯 歯 槽 膿 漏 膀 胱 炎 痔 な ど が あ る 方 は, 治 療 開 始 前 に 担 当 医 と ご 相 談 く だ さ い 9

対 策 : 自 分 の 血 液 検 査 結 果 に 関 心 を 持 ち ま し ょ う 外 出 後 や 食 事 の 前,お 手 洗 いの 後 に 石 鹸 を 使 用 し た 手 洗 い を 習 慣 化 し ま し ょ う で き る だ け 人 ご み は 避 け,や む を 得 な い 場 合 に は マ ス ク を し ま し ょ う 毎 日 体 温 を 測 定 し, もし 38 以 上 の 熱 が で た 場 合 は, 処 方 さ れ た 抗 菌 薬 ( シ プ ロ フ ロ キ サ シ ン 錠 ) を 服 用 し ま し ょ う 38 未 満 の 熱 の 場 合 でも, 口 腔 内 や の ど の 痛 み, 肛 門 周 囲 の 腫 れ,あ る い は 寒 気 な ど, 発 熱 以 外 の 症 状 が 重 な っ て い る 時 は 服 用 し ま し ょ う た だ し,ABVD 療 法 を 行 う と ブ レ オ マ イ シ ン に よ る 一 過 性 の 発 熱 が 見 ら れ る こ と が あ り, 多 く の 場 合, 投 与 終 了 後 4~ 5 時 間 までに 出 現 します ABVD 療 法 施 行 日 に 発 熱 が 見 ら れ た 場 合 に は, 抗 菌 薬 は 服 用 せ ず に 熱 が 下 が る の を 待 ち ま し ょ う 抗 菌 薬 を3 日 間 服 用 し て も 熱 が 下 が ら な い 時 や 下 痢 な ど そ の 他 の 症 状 が 重 な り つらい 時, ABVD 療 法 後 か ら 続 く 発 熱 が 改 善 し な い 場 合 に は, 病 院 へ 連 絡 し て 下 さ い 10

赤 血 球 の 減 少 ~ 貧 血 症 状 に つ な がります ~ めまい, 立 ち く ら み, 冷 え, だ る さ, 息 切 れ, 動 悸 な ど の 症 状 が あ り ま す 血 小 板 の 減 少 ~ 出 血 し やすくなります~ 血 小 板 は, 血 液 を 固 ま り や す く す る 働 き が あ り ま す 血 小 板 の 数 が 少 な く な る と, 出 血 し や す く な り ま す 赤 血 球 や 血 小 板 の 輸 血 を 必 要 と す る 場 合 が あ り ま す 血 液 検 査 に よ っ て 確 認 致 し ま す が, 貧 血 症 状 が 改 善 し な い 場 合 や 出 血 傾 向 が 続 く 場 合 は, 早 め に 担 当 医 へ ご 連 絡 下 さ い 11

吐 気 嘔 吐 ABVD 療 法 で は, 吐 き 気 や 嘔 吐, 食 欲 不 振 な ど の 消 化 器 症 状 が 発 現 し や す い た め, 複 数 の 吐 気 止 め ( 注 射 薬 と 内 服 薬 )を 組 み 合 わ せ て 予 防 し ま す 抗 が ん 剤 の 点 滴 当 日 に 現 れ る 急 性 の も の と, 点 滴 終 了 後 2 ~ 7 日 目 に 現 れ る 遅 発 性 の も の が あ り ま す 吐 気 止 め の 薬 を 組 み 合 わ せ て 症 状 を 和 ら げ ま す が,も し 症 状 が 現 れ た 場 合 に は 以 下 の 対 策 を 参 考 に し て 下 さ い 対 策 : 食 べ た い も の, 食 べ ら れ る も の を 少 量 ず つ 食 べ ま し ょ う 脂 っ こ い も の や に お い が 強 い も の は 避 け,さ っ ぱ り し た も の や 消 化 の 良 い も の を 食 べ ま し ょ う に お い が 気 に な る 時 は, 冷 す と 食 べ や す く な る こ と が あ り ま す 窓 を あ け て 新 鮮 な 空 気 を 入 れ ま し ょ う リ ラ ッ ク ス で き る ス タ イ ル で 過 ご し ま し ょ う 食 事 が 取 れ な い 時 で も,な る べ く 水 分 (ス ポ ー ツ ド リ ン ク など)を 取 るように 心 がけて 下 さ い 12

脱 毛 脱 毛 の 程 度 に は 個 人 差 は あ り ま す が, 薬 を 点 滴 し て か ら 2 ~ 3 週 間 が 過 ぎ た 頃 よ り, 髪 の 毛 が 抜 け て き ま す し か し,こ の 脱 毛 は 一 時 的 な も の で, 治 療 を 終 了 し て か ら 2 ~ 3 ヶ 月 で 髪 が 生 え 始 め ま す 新 しく 生 えてきた 毛 髪 は, 色 や 質 が 以 前 と 変 わることがあります 対 策 : 髪 の 毛 が 回 復 し て く る ま で の 間,か つ ら や ス カ ー フ な ど を 用 意 す る と 良 い で し ょ う ま た シ ョ ー ト ヘ ア ー に す る と 脱 毛 が 始 ま っ た 時 の 手 入 れ が 簡 単 に な り ま す 髪 を 洗 わ な い の は 逆 効 果 で す 治 療 中 は 頭 皮 が 敏 感 に な る の で, 刺 激 の 少 な い シ ャ ン プ ー で や さ し く 洗 髪 し, 清 潔 に 気 を つ け ま し ょ う 外 出 の 際 は 直 射 日 光 を 避 け る た め 帽 子 を か ぶ る と 良 い で し ょ う 13

す 口 内 炎 ABVD 療 法 を 行 っ て か ら 1 週 間 前 後 に 現 れ る こ と が あ り ま 対 策 : 口 の 中 を 清 潔 に し, う る お い を 保 っ て お き ま し ょ う 市 販 の 洗 口 液 (ア ル コ ー ル を 含 む 製 品 )の 使 用 は 避 け ま し ょ う 粘 膜 を 傷 つ け た り, 口 腔 内 を 乾 燥 さ せ, 口 内 炎 が で き や す く な る こ と が あ り ま す 歯 ブ ラ シ は 柔 ら か い も の を 使 い,し っ か り と 歯 と 歯 茎 を ブ ラ ッ シ ン グ し ま し ょ う 刺 激 の 強 い 食 べ 物 や 熱 す ぎ る 食 べ 物 は 避 け ま し ょ う 痛 み が 続 き, 食 事 や 水 分 が 取 れ な い 場 合 に は, 担 当 医 に ご 相 談 下 さ い 14

その 他 心 毒 性 ド キ ソ ル ビ シ ン に は, 心 臓 に 影 響 を 及 ぼ す 副 作 用 が あ り ま す 主 な 症 状 と し て, 息 切 れ, 動 い た 時 の 息 苦 し さ, 胸 痛, 足 の む く み 浮 腫 み, 頻 脈 ( 脈 が 速 く な る )な ど が あ り ま す 肺 毒 性 ブ レ オ マ イ シ ン に は, 肺 に 影 響 を 及 ぼ す 副 作 用 が あ り ま す 主 な 症 状 と し て, 咳, 発 熱, 息 切 れ, 動 い た 時 の 息 苦 し さ など が あ り ま す ブ レ オ マ イ シ ン に よ る 薬 剤 性 肺 障 害 は 重 症 化 す る と 命 に か か わ る 場 合 が あ り ま す こ れ ら の 呼 吸 器 症 状 が 出 現 し た 場 合 は, 早 め に 担 当 医 へ ご 連 絡 下 さ い 点 滴 部 位 に お け る 皮 膚 障 害 点 滴 の 針 を 刺 している 部 位 の 付 近 に 痛 み, 熱 感, 又 は 違 和 感 等 の 不 快 感 を 感 じ た 場 合 に は, 直 ぐ に お 知 ら せ 下 さ い 薬 が 血 管 外 に 漏 れ て い る 可 能 性 が あ り ます 点 滴 の 際 の わ ず か な 漏 れ で も, 放 置 す る と 漏 れ た 部 位 に 炎 症 や 壊 死 を 起 こ す こ と が あ り ま す 点 滴 投 与 後, 数 日 し て か ら 上 記 症 状 が 出 現 し た 場 合 に も, 直 ぐ に 担 当 医 へ ご 連 絡 下 さ い 15

そ の 他 気 に な る 症 状 が あ り ま し た ら, 医 師 看 護 師 薬 剤 師 に ご 相 談 下 さ い 病 院 の 連 絡 先 電 話 03-3542-2511 (24 時 間 対 応 可 能 ) ご 連 絡 の 際 は, 診 察 券 を お 手 元 に 準 備 し て お 電 話 下 さ い 監 修 国 立 がん 研 究 センター 中 央 病 院 血 液 腫 瘍 科 編 集 薬 剤 部 編 集 協 力 血 液 腫 瘍 科 看 護 部 編 集 協 力 フォトセンター 16