改 定 版 田 原 市 都 市 計 画 マ ス タ ー プ ラ ン 案 平 成 28 年 月 田 原 市
目 次 序 Ⅰ 計 画 の 策 定 にあたって 2 1. 背 景 2 2. 目 的 2 3. 目 標 年 次 2 4. 都 市 計 画 マスタープランの 位 置 づけと 関 連 計 画 3 5. 対 象 区 域 3 6. 計 画 の 構 成 4 7. 地 域 の 呼 称 5 Ⅱ 改 定 版 第 1 次 田 原 市 総 合 計 画 6 Ⅲ 東 三 河 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 7 第 1 部 全 体 構 想 Ⅰ 田 原 市 の 現 況 10 1. 田 原 市 の 概 況 10 2. 人 口 世 帯 12 3. 産 業 構 造 15 4. 土 地 建 物 利 用 20 5. 地 震 津 波 高 潮 等 22 6. 交 通 体 系 24 7. 都 市 基 盤 整 備 状 況 等 28 8. 土 地 利 用 規 制 32 Ⅱ 都 市 づくりの 課 題 33 Ⅲ 都 市 づくりの 理 念 と 目 標 37 1. 都 市 づくりの 理 念 37 2. 田 原 市 の 都 市 づくりの 方 向 38 3. 都 市 づくりの 目 標 40 4. 将 来 都 市 フレーム 42 Ⅳ 将 来 の 都 市 構 造 47 1. 拠 点 配 置 の 方 針 47 2.ネットワーク 形 成 の 方 針 48
Ⅴ 土 地 利 用 の 方 針 50 1. 土 地 利 用 の 基 本 方 針 50 2. 市 街 化 区 域 の 土 地 利 用 の 方 針 51 3. 市 街 化 調 整 区 域 の 土 地 利 用 の 方 針 53 4. 市 街 地 再 開 発 の 方 針 54 5. 防 災 に 関 する 土 地 利 用 の 方 針 54 Ⅵ 都 市 施 設 整 備 の 方 針 55 1. 交 通 施 設 の 方 針 55 2. 公 園 緑 地 の 方 針 62 3. 河 川 下 水 道 の 方 針 64 4.その 他 都 市 施 設 の 方 針 65 Ⅶ 住 宅 宅 地 の 方 針 68 Ⅷ 都 市 景 観 形 成 の 方 針 69 Ⅸ 観 光 交 流 の 活 性 化 に 関 する 方 針 70 Ⅹ 防 災 施 設 整 備 の 方 針 72 第 2 部 地 域 別 構 想 Ⅰ 地 域 区 分 74 Ⅱ 地 域 別 構 想 76 1. 田 原 地 域 76 2. 赤 羽 根 地 域 98 3. 渥 美 地 域 117 第 3 部 計 画 の 実 現 に 向 けて 1. 都 市 計 画 マスタープランによる 都 市 づくり 137 2. 地 区 別 計 画 策 定 を 通 じた 市 民 等 の 主 体 によるまちづくり 137 3. 社 会 情 勢 の 変 化 に 対 応 したマスタープランの 見 直 し 137
序
Ⅰ 計 画 の 策 定 にあたって 1. 背 景 田 原 市 は 平 成 21 年 3 月 田 原 町 都 市 計 画 マスタープラン ( 平 成 11 年 3 月 ) 赤 羽 根 町 都 市 計 画 マスタープラン ( 平 成 6 年 3 月 ) 渥 美 町 都 市 計 画 マスタープラン ( 平 成 7 年 3 月 )を 取 りまと めた 田 原 市 都 市 計 画 マスタープラン を 策 定 し 都 市 計 画 による 都 市 づくりを 進 めてきました しかしながら 人 口 減 少 少 子 高 齢 化 の 急 速 な 進 行 や 東 日 本 大 震 災 の 発 生 に により 地 震 津 波 災 害 に 強 いまちづくりが 求 められるなど 私 たちを 取 り 巻 く 社 会 情 勢 は 目 まぐるしく 変 化 しています そのため 本 格 的 な 人 口 減 少 少 子 化 時 代 の 到 来 に 対 し 本 市 において 今 後 起 こりうる 問 題 課 題 に 向 き 合 い 対 策 を 検 討 することが 必 要 になったこと また これまで これまで 想 定 していた 以 上 の 甚 大 な 被 害 をもたらした 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 を 活 かし 今 後 発 生 が 予 測 される 地 震 に 対 し より 一 層 災 害 に 強 い まちづくりが 必 要 になったことから 都 市 計 画 マスタープランの 見 直 しを 行 うものです 2. 目 的 都 市 計 画 マスタープランは 都 市 計 画 法 第 18 条 の 2 に 規 定 される 市 町 村 の 都 市 計 画 に 関 する 基 本 的 な 方 針 となるものです 将 来 都 市 像 の 実 現 に 向 け 都 市 づくりの 目 標 や 土 地 利 用 等 の 基 本 的 な 方 針 を 示 し 田 原 市 における 都 市 づくりの 総 合 的 な 指 針 を 定 めることを 目 的 とするものです 3. 目 標 年 次 都 市 計 画 の 実 現 には 通 常 20 年 30 年 という 長 い 時 間 が 必 要 となり 都 市 計 画 マスタープランは 概 ね 20 年 後 の 都 市 像 や 都 市 づくりの 方 針 を 明 らかにするものが 一 般 的 です そのため 本 計 画 の 計 画 期 間 を 平 成 28(2016) 年 度 ~ 平 成 47(2035) ) 年 度 と 定 めますが 今 後 の 社 会 情 勢 の 変 化 や 上 位 計 画 等 に 変 更 が 生 じた 場 合 は 必 要 に 応 じて 見 直 しを 行 います 平 成 28 年 度 (2016) 平 成 47 年 度 (2035)) 計 画 期 間 (20 年 ) 将 来 都 市 像 改 訂 版 第 1 次 田 原 市 総 合 計 画 (10 年 ) 2
4. 都 市 計 画 マスタープランの 位 置 づけと 関 連 計 画 田 原 市 都 市 計 画 マスタープランは 市 の 最 上 位 計 画 である 改 定 版 第 1 次 田 原 市 総 合 計 画 (2013 ~2022) 愛 知 県 が 定 める 東 三 河 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 ( 東 三 河 都 市 計 画 区 域 マスタープラン) に 即 し 本 市 の 関 連 計 画 等 との 整 合 を 図 り 定 めます 改 定 版 図 1 計 画 の 位 置 づけ 5. 対 象 区 域 都 市 計 画 マスタープランは 一 般 的 には 都 市 計 画 区 域 について 定 められる 計 画 です 本 市 は 都 市 計 画 区 域 と 行 政 区 域 が 等 しいため 計 画 対 象 区 域 は 行 政 区 域 (19,112ha) 全 体 の 計 画 とします 3
6. 計 画 の 構 成 田 原 市 都 市 計 画 マスタープランは 市 全 域 のまちづくりの 指 針 となる 全 体 構 想 と 地 域 の 特 性 を 活 かした 地 域 別 構 想 及 び 校 区 程 度 の 地 区 単 位 で 定 める 地 区 別 構 想 で 構 成 します ただし 地 区 別 構 想 は 今 後 住 民 等 が 主 体 となって 随 時 定 めていくものであり 本 マスタープラン では 全 体 構 想 及 び 地 域 別 構 想 を 下 図 の 構 成 で 整 理 するとともに 地 区 別 構 想 策 定 の 仕 組 みや 考 え 方 などについて 示 します 第 1 部 全 体 構 想 Ⅰ. 田 原 市 の 現 況 Ⅰ. 地 域 区 分 1. 田 原 市 の 概 況 2. 人 口 世 帯 Ⅱ. 地 域 別 構 想 3. 産 業 構 造 1. 田 原 地 域 4. 土 地 建 物 利 用 5. 地 震 津 波 防 災 6. 交 通 体 系 7. 都 市 基 盤 整 備 状 況 等 8. 土 地 利 用 規 制 Ⅱ. 都 市 づくりの 課 題 第 2 部 地 域 別 構 想 1) 地 域 特 性 第 3 部 地 区 別 構 想 今 後 住 民 等 が 主 体 と なって 策 定 本 編 では 構 想 策 定 の ための 仕 組 みや 考 え 方 などを 整 理 Ⅲ. 都 市 づくりの 理 念 と 目 標 1. 都 市 づくりの 理 念 2. 田 原 市 が 目 指 すコンパクトシティ 3. 都 市 づくりの 目 標 4. 将 来 都 市 フレーム Ⅳ. 将 来 の 都 市 構 造 1. 拠 点 配 置 の 方 針 2. ネットワーク 形 成 の 方 針 Ⅴ. 土 地 利 用 の 方 針 1. 土 地 利 用 の 基 本 方 針 2. 市 街 化 区 域 の 土 地 利 用 の 方 針 3. 市 街 化 調 整 区 域 の 土 地 利 用 の 方 針 4. 市 街 地 再 開 発 の 方 針 5. 防 災 に 関 する 土 地 利 用 の 方 針 2) 地 域 づくりの 目 標 3) 地 域 の 将 来 構 造 4) 地 域 のまちづくり 方 針 Ⅵ. 都 市 施 設 整 備 の 方 針 1. 交 通 施 設 の 方 針 2. 公 園 緑 地 の 方 針 3. 河 川 下 水 道 の 方 針 4. その 他 都 市 施 設 の 方 針 Ⅶ. 住 宅 宅 地 の 方 針 Ⅷ. 都 市 景 観 形 成 の 方 針 5) 市 街 化 区 域 及 びその 周 辺 の 土 地 利 用 方 針 Ⅸ. 観 光 交 流 の 活 性 化 に 関 する 方 針 Ⅹ. 防 災 施 設 整 備 の 方 針 2. 赤 羽 根 地 域 ( 細 項 目 は 同 上 ) 3. 渥 美 地 域 ( 細 項 目 は 同 上 ) 図 2 計 画 の 構 成 4
7 地域の呼称 本計画内では 旧 3 町の区域をそれぞれ田原地域 赤羽根地域 渥美地域と呼称します また 市街化区域をそれぞれ田原市街地 臨海市街地 赤羽根市街地 福江市街地と呼び また 市街化区域をそれぞれ田原市街地 臨海市街地 赤羽根市街地 福江市街地と呼び 4 つの市 街地を総称 総称する場合は は 市街地と呼称します 市街地と呼称します 区 域 呼 称 旧 3 町の区域 田原地域 赤羽根地域 渥美地域 市街化区域 田原市街地 臨海市街地 赤羽根市街地 福江市街地 4 つの市街地の つの市街地の 総称 総称 市街地 中心市街地活性化法に基づいて定められた 中心市街地活性化基本計画の区域 中心市街地 田原市街地内 中心市街地 田原市街地内 図 3 地域の呼称 5
Ⅱ 改定版 第 1 次田原市総合計画 都市計画マスタープランの上位計画にあたる改定版第 1 次田原市総合計画 平成 25 年 3 月策 田原市都市計画マスタープランの上位計画にあたる改定版第 定 では まちづくりの理念を みんなが幸福を実現できるまち みんなが幸福を実現できるまち とし みんなが幸福を実現できるまち とし うるおいと活力のあるガ ーデンシティ を将来都市像とし 土地利用の方針を以下のとおり掲げています 地域の構成の発揮 市内の市街地拠点 交流拠点等の特性を活かし かつ 機能分担と連携を図ることで効率的な街づ くりを実現させます 本市の特性を活かした土地利用の推進と 半島地形に起因する交通 連携の制約克服を目指します 広域ネットワークの構築 環伊勢湾地域において伊勢地域と西遠地域を結ぶ本市の機能 役割の強化 東三河地域 三遠南信 地域全域に寄与する産業等の集積や連携を深める幹線道路の整備促進など 近隣地域の自立と連携を 高める都市づくりを進めます 災害への備えと対応 南海トラフ地震やこれに伴う津波 集中豪雨などの大規模な 集中豪雨などの大規模な災害の発生に備え 災害の発生に備え 防災基盤の強化や 災害発生時のリダンダンシーの確保に配慮した災害に強いまちづくりを進めます 効率的で賑わいのある市街地の形成 効率的で賑わいのある市街地の形成 産業の活性化や定住の促進 都市の効率性を高めるため 既存の都市基盤を活用しながら都市機能 を集約しコンパクトシティの実現を目指します 図4 土地利用概念図 6
Ⅲ 東 三 河 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 愛 知 県 が 定 める 東 三 河 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 は 行 政 区 域 を 超 える 広 域 的 な 見 地 から 都 市 計 画 の 目 標 や 主 要 な 都 市 計 画 の 方 針 を 定 めているものです 本 市 は 東 三 河 都 市 計 画 区 域 に 含 まれており 都 市 づくりの 理 念 を 海 山 川 と 共 生 し 住 み 働 き 憩 う 機 能 が 充 実 した 人 とモノが 交 流 する 都 市 づくり と 掲 げられています 都 市 づくりの 目 標 1 人 口 動 向 等 を 踏 まえた 住 居 系 市 街 地 の 形 成 に 向 けた 目 標 まちなか 居 住 の 促 進 多 様 な 世 代 の 交 流 とふれあいが 生 まれる 居 住 空 間 の 形 成 質 の 高 いゆとりある 住 宅 地 の 形 成 地 域 の 創 意 と 工 夫 により 活 力 と 魅 力 ある 住 宅 地 の 形 成 公 共 交 通 が 利 用 しやすい 地 区 に 地 域 の 特 性 をいかした 新 たな 住 宅 地 の 形 成 2 都 市 機 能 の 立 地 誘 導 に 向 けた 目 標 公 共 交 通 の 利 用 者 や 地 域 の 住 民 が 利 用 できる 都 市 機 能 の 集 積 地 域 の 活 力 を 生 み 出 すことができる 都 市 構 造 の 構 築 三 河 港 の 港 湾 機 能 の 強 化 潤 いと 魅 力 ある 空 間 の 形 成 豊 富 な 地 域 資 源 をいかした 観 光 と 連 携 し 地 域 ならではの 魅 力 を 感 じる 拠 点 づくり 3 広 域 交 通 体 系 及 び 公 共 交 通 網 構 築 に 向 けた 目 標 物 流 工 業 機 能 の 集 積 及 び 広 域 交 通 体 系 やこれらを 補 完 する 幹 線 道 路 網 の 構 築 東 三 河 1 時 間 交 通 圏 の 確 立 を 支 援 する 幹 線 道 路 網 の 構 築 交 通 結 節 機 能 の 強 化 により 公 共 交 通 利 用 の 促 進 及 び 公 共 交 通 網 の 維 持 強 化 4 産 業 動 向 等 を 踏 まえた 工 業 系 市 街 地 の 形 成 に 向 けた 目 標 三 河 港 の 臨 海 部 においてさらなる 物 流 工 業 機 能 の 集 積 5 環 境 負 荷 が 小 さく 防 災 性 が 高 い 都 市 の 構 築 に 向 けた 目 標 河 川 市 街 地 の 公 園 緑 地 農 地 などを 活 用 した 自 然 的 環 境 インフラネットワークの 形 成 交 通 結 節 機 能 の 強 化 による 乗 り 換 え 利 便 性 の 向 上 や 都 市 機 能 の 集 積 によるバス 路 線 網 の 維 持 強 化 適 切 な 維 持 管 理 による 都 市 基 盤 施 設 の 長 寿 命 化 河 川 や 海 岸 の 改 修 の 推 移 や 雨 水 流 出 抑 制 の 促 進 渥 美 半 島 に 広 がる 水 と 緑 の 空 間 が 一 体 となった 緑 豊 かで 快 適 な 都 市 の 構 築 水 害 や 土 砂 災 害 等 災 害 に 強 い 都 市 の 構 築 7
図 5 将来都市構造のイメージ図 図6 将来都市構造図 8
第 1 部 全 体 構 想
Ⅰ 田 原 市 の 現 況 1. 田 原 市 の 概 況 1) 位 置 及 び 地 形 田 原 市 は 愛 知 県 の 最 南 端 の 渥 美 半 島 に 位 置 し 東 側 は 中 核 市 である 豊 橋 市 に 接 しています 渥 美 半 島 は 中 央 部 を 赤 石 山 脈 の 末 端 が 走 ってお り 山 と 川 が 入 り 組 む 起 伏 に 富 んだ 地 形 となってい ます さらに 太 平 洋 に 面 する 伊 良 湖 岬 から 浜 名 湖 口 ま での 海 岸 線 は 片 浜 十 三 里 といわれる 直 線 状 の 海 岸 となっており ここには 高 さ 20m 以 上 もある 断 崖 が 太 平 洋 の 荒 波 に 浸 食 されて 切 り 立 っています また 半 島 の 先 端 付 近 は 伊 良 湖 水 道 の 潮 流 に 洗 われた 奇 岩 などの 景 勝 地 があり 大 自 然 の 雄 大 さが 見 られます 図 7 田 原 市 の 位 置 凡 例 海 面 0-10m 10-20m 20-30m 30-40m 40-50m 50-100m 100-150m 150-200m 200-250m 250-300m 300-350m 350-400m 河 川 図 8 渥 美 半 島 の 地 形 10
2) 沿 革 明 治 初 年 現 田 原 市 の 地 域 には 59 の 村 ( 田 原 :31 村 赤 羽 根 :6 村 渥 美 :22 村 )が 存 在 してい ました その 後 明 治 4 年 の 廃 藩 置 県 改 置 府 県 により 渥 美 半 島 における 全 村 は 額 田 県 に 統 合 され 翌 年 に 現 在 の 愛 知 県 の 管 轄 となりました 明 治 11 年 の 郡 区 町 村 編 成 法 の 公 布 時 までには 41 の 村 に 集 約 され さらに 明 治 22 年 の 愛 知 県 に おける 市 制 町 村 制 の 施 行 時 までに 15 村 へと 統 合 が 進 みました さらに 明 治 38 年 には 愛 知 県 が 町 村 合 併 計 画 を 公 表 しました これを 契 機 に 翌 39 年 には 豊 橋 市 と 渥 美 郡 が 分 離 し 田 原 地 域 は 杉 山 村 田 原 町 野 田 村 神 戸 村 の 4 町 村 となり 赤 羽 根 地 域 では 赤 羽 根 村 が 誕 生 し 渥 美 地 域 では 伊 良 湖 岬 村 泉 村 福 江 町 の 3 町 村 に 再 編 されました 昭 和 に 入 ると 戦 後 地 方 自 治 法 の 施 行 を 経 て 昭 和 28 年 には 町 村 合 併 促 進 法 が 施 行 されました これを 受 け 昭 和 30 年 1 月 には 田 原 町 野 田 村 神 戸 村 の 合 併 により 田 原 町 が 新 設 され 同 年 4 月 に は 田 原 町 が 杉 山 村 ( 現 豊 橋 市 )の 一 部 であった 六 連 地 区 を 編 入 することにより 合 併 前 の 田 原 町 の 区 域 となりました 同 じく 同 年 4 月 伊 良 湖 岬 村 泉 村 福 江 町 の 合 併 により 渥 美 町 も 誕 生 しました ( 昭 和 の 大 合 併 ) なお 赤 羽 根 村 では 昭 和 33 年 に 町 制 を 施 行 して 赤 羽 根 町 となりました その 後 田 原 赤 羽 根 渥 美 による 3 町 の 時 代 が 50 年 近 く 続 きましたが 合 併 特 例 法 の 改 正 を 背 景 としたいわゆる 平 成 の 大 合 併 により 平 成 15 年 8 月 20 日 田 原 町 が 赤 羽 根 町 を 編 入 合 併 するととも に 市 制 施 行 を 行 い 田 原 市 となりました さらに 2 年 後 の 平 成 17 年 10 月 1 日 渥 美 町 の 編 入 合 併 に より 新 田 原 市 が 誕 生 しました 3) 自 然 環 境 田 原 市 は 三 河 湾 国 定 公 園 の 一 部 に 指 定 されており 宮 山 原 生 林 は 三 河 湾 国 定 公 園 の 特 別 保 護 地 区 に 指 定 されています 大 山 中 腹 部 は 第 1 種 特 別 地 域 伊 良 湖 地 区 西 ノ 浜 三 河 湾 沿 岸 部 の 一 部 や 姫 島 太 平 洋 岸 蔵 王 山 東 麓 が 第 2 種 特 別 地 域 蔵 王 山 衣 笠 山 などの 田 原 山 地 サンテパルクたはら 北 側 の 山 地 大 山 を 中 心 とする 山 地 初 立 池 周 辺 の 山 地 が 第 3 種 特 別 地 域 に 指 定 されています また 市 内 の 内 陸 部 は 渥 美 半 島 県 立 自 然 公 園 に 指 定 され ており 自 然 豊 かな 地 域 となっ ています 図 9 動 植 物 の 生 息 環 境 11
2 人口 世帯 国立社会保障 人口問題研究所の人口推計によると 約 20 年後の平成 42 年には 年には 本市の人口は 人口は 56,000 人 平成 22 年と比べ 12.5 減 になると推計され そのうち 生産年齢人口は 約 減 になると推計され そのうち 生産年齢人口は 約 9,000 人 平成 22 年と比べ 22 減 減少する一方 減 減少する一方 65 減 減少する一方 歳以上の老年人口は 約 3,400 人 平成 平成 22 年と比べ 24 増 増 増加し 市全体の総人口における老年人口の割合は 30%を超えることが推計されています 30%を超えることが推計されています すでに 渥美地域及び赤羽根地域では 平成 22 年時点で高齢化率が 25%を超えており を超えており 4 を超えており 人に 1 人 が 65 歳以上の高齢者となっています 資料 国勢調査 日本の地域別将来推計人口 資料 国勢調査 日本の地域別将来推計人口(平成 25 年 3 月推計) 月推計 図 10 人口 世帯数の推移と将来推計 資料 国勢調査 日本の地域別将来推計人口(平成 資料 国勢調査 日本の地域別将来推計人口 25 年 3 月推計) 図 11 年齢 3 階層別人口比率の推移と将来推計 12 資料 国勢調査 図 12 地域別老年人口 地域別老年人口 65 65 歳以上 比率の推移
地域 旧 3 町 別に人口の推移をみると 昭和 45 年頃には田原地域と渥美地域の人口は同程度でし たが その後 田原地域では人口が増加する一方 渥美地域は昭和 55 年をピークに減少し続けていま す また 赤羽根地域は す また 赤羽根地域は 昭和 50 年から昭和 昭和 60 年にかけて一時人口が増加しましたが 総体として 緩やかな減少傾向にあります 資料 国勢調査 図 13 地域別の人口推移 各地域について市街化区域内の人口の推移をみると 各地域について市街化区域内の人口の推移をみると 田原 臨海市街地 田原 臨海市街地では平成 では平成 17 年まで概ね増加 年まで概ね増加 傾向で推移し 特に平成 12 年から平成 17 年にかけて大きく増加しましたが 平成 22 年には減少に転 じています じています 一方 赤羽根市街地 赤羽根市街地では昭和 赤羽根市街地 60 年以降 減少傾向が続きましたが 平成 22 年には増加 に転じています また 福江市街地は 昭和 55 年以降 一貫して減少が続いています 資料 資料 都市計画基礎 都市計画基礎調査 図 14 市街化区域別の人口推移 13
また 地 区 別 の 人 口 推 計 によると 平 成 47 年 には 平 成 26 年 の 人 口 に 比 べ 30% 以 上 減 少 する 地 区 も 見 られ 人 口 減 少 率 は 高 齢 化 率 と 同 様 渥 美 半 島 西 部 で 大 きくなっています 実 績 ( 人 ) 推 計 値 ( 人 ) 変 化 地 区 H21 年 H26 年 H37 年 H47 年 増 加 率 (H21~ (H26~ (H26~ H26) H37) H47) 六 連 1,814 1,774 1,706 1,641-2.2% -3.8% -7.5% 神 戸 6,751 6,726 6,529 6,178-0.4% -2.9% -8.1% 大 草 1,335 1,300 1,212 1,082-2.6% -6.8% -16.8% 田 原 東 部 3,970 4,043 4,112 4,056 1.8% 1.7% 0.3% 田 原 南 部 1,449 1,592 1,561 1,503 9.9% -1.9% -5.6% 童 浦 7,001 7,002 7,037 7,153 0.0% 0.5% 2.2% 田 原 中 部 6,831 6,769 6,535 6,079-0.9% -3.5% -10.2% 野 田 3,515 3,319 2,854 2,448-5.6% -14.0% -26.2% 衣 笠 6,003 5,899 5,780 5,657-1.7% -2.0% -4.1% 高 松 1,690 1,600 1,385 1,175-5.3% -13.4% -26.6% 赤 羽 根 2,570 2,488 2,298 2,068-3.2% -7.6% -16.9% 若 戸 1,920 1,852 1,667 1,501-3.5% -10.0% -19.0% 泉 4,006 3,807 3,414 3,006-5.0% -10.3% -21.0% 清 田 2,446 2,355 2,113 1,856-3.7% -10.3% -21.2% 福 江 4,458 4,331 3,969 3,584-2.8% -8.4% -17.2% 中 山 5,047 4,775 4,182 3,619-5.4% -12.4% -24.2% 亀 山 1,299 1,187 959 776-8.6% -19.2% -34.6% 伊 良 湖 923 858 713 584-7.0% -16.9% -31.9% 堀 切 2,190 2,029 1,625 1,282-7.4% -19.9% -36.8% 和 地 1,394 1,311 1,136 956-6.0% -13.3% -27.1% 資 料 : 住 民 基 本 台 帳 ( 実 績 は 各 年 3 月 31 日 現 在 ) 図 15 地 区 別 人 口 推 計 (H26 年 H47 年 ) 14
3 産業構造 1 工業 本市における製造品出荷額等 本市における製造品出荷額等は は 平成 19 年まで大きく増加し 年まで大きく増加しましたが ましたが リーマンショックの影響 リーマンショックの影響 等により一時大きく減少し 等により一時大きく減少し 平成 平成 22 年以降 年以降は回復傾向にあります にあります それに伴い 伴い 従業者数も平成 従業者数も 19 年まで増加傾向にありましたが 平成 20 年に 2 千人ほど減少し その後はほぼ横ばい ほぼ横ばいで推移しています で推移しています で推移しています 一方 事業所数は 事業所数は 製造品出荷額等 製造品出荷額等の動向に関わらず 近年は の動向に関わらず 近年はほぼ横ばいの状況 の動向に関わらず 近年はほぼ横ばいの状況 ほぼ横ばいの状況にあります にあります 資料 資料 工業統計 図 16 製造品出荷額等 製造品出荷額等 従業者 従業者数の推移 従業者数の推移 資料 工業統計 図 17 従業者数 事業所 従業者数 事業所数の推移 事業所数の推移 15
2 商業 本市の年間商品販売額は 昭和 63 年まで大きく増加し その後減少しましたが 年まで大きく増加し その後減少し ましたが 平成 平成 16 年以降再 再 び増加に転じています 増加に転じています 事業所数は 昭和 51 年から減少しており 平成 19 年から平成 24 年にかけて 増加に転じています 事業所数は 昭和 大きく減少しています 従業者数も同時期に大きく減少してい 大きく減少しています 従業者数も同時期に大きく減少しています ます 資料 商業統計調査 経済センサス 商業統計調査 経済センサス 図 18 年間商品販売額 年間商品販売額 事業所 事業所数の推移 事業所数の推移 資料 商業統計調査 経済センサス 商業統計調査 経済センサス 図 19 従業者数 従業者数 事業所 事業所数の推移 事業所数の推移 16
3 農業 本市の農家数は年々減少しています 経営耕地面積は平成 7 年以降小さな変動はありますが ほぼ 横ばいです 資料 農林業センサス 農林業センサス 図 20 農家数の推移 資料 農林業センサス 農林業センサス 図 21 経営耕地 経営耕地面積の 面積の推移 面積の推移 17
4) 漁 業 本 市 の 漁 業 経 営 体 数 は 昭 和 63 年 まで 減 少 しましたが その 後 ほぼ 横 ばいです 図 22 漁 業 経 営 体 数 の 推 移 資 料 : 漁 業 センサス 18
5 観光レクリエーション 本市には 伊良湖 本市には 伊良湖岬 岬をはじめ自然や歴史 文化 農業等の地域産業を活かした観光資源が豊富にあ をはじめ自然や歴史 文化 農業等の地域産業を活かした観光資源が豊富にあ ります 観光レクリエーション利用者統計 愛知県 による市内の利用者総数は 平成 観光レクリエーション利用者統計 愛知県 による市内の利用者総数は 平成 26 年が約 294 万人で 平成 16 年以降の推移としては 年間 300 万人前後でほぼ横ばいとなっています 図 23 主要な観光資源の分布状況 資料 観光レクリ 観光レクリエーション利用者統計 ーション利用者統計 愛知県 図 24 主な観光施設の 観光施設の入込み客数 入込み客数の 主な観光施設の 入込み客数の推移 19
4. 土 地 建 物 利 用 市 街 化 区 域 は 都 市 計 画 区 域 19,112ha のうちの 約 9%にあたる 1,715ha となっており 用 途 地 域 指 定 面 積 の 割 合 は 住 居 系 が 32.1% 商 業 系 が 2.8% 工 業 系 が 65.1%と 市 街 化 区 域 の 半 分 以 上 が 工 業 系 の 用 途 地 域 となっています 市 街 化 区 域 内 の 土 地 利 用 の 割 合 は 住 宅 系 が 14.7% 商 業 系 が 2.4% 工 業 系 が 38.2%となってお り 工 業 系 の 土 地 利 用 割 合 が 高 くなっています 一 方 市 街 化 調 整 区 域 の 土 地 利 用 の 約 8 割 は 自 然 的 土 地 利 用 となっています 表 1 用 途 地 域 の 指 定 状 況 ( 平 成 28 年 3 月 日 告 示 ) 種 別 面 積 (ha) 構 成 比 (%) 対 行 政 区 域 対 市 街 化 区 域 行 政 区 域 ( 都 市 計 画 区 域 ) 19,112 100.00 - 市 街 化 調 整 区 域 17,397 91.03 - 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 74 0.39 4.3 第 2 種 低 層 住 居 専 用 地 域 4.6 0.02 0.3 第 1 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 119 0.62 6.9 市 街 化 区 域 住 居 系 第 2 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 48 0.25 2.8 第 1 種 住 居 地 域 208 1.09 12.1 第 2 種 住 居 地 域 93 0.49 5.4 準 住 居 地 域 3.5 0.02 0.2 ( 小 計 ) 551 2.88 32.1 近 隣 商 業 地 域 29 0.15 1.7 商 業 系 商 業 地 域 19 0.10 1.1 ( 小 計 ) 48 0.25 2.8 準 工 業 地 域 57 0.30 3.3 工 業 系 工 業 地 域 38 0.20 2.2 工 業 専 用 地 域 1,021 5.34 59.5 ( 小 計 ) 1,116 5.84 65.1 合 計 1,715 8.97 100.0 自 然 的 土 地 利 用 都 市 的 土 地 利 用 表 2 土 地 利 用 現 況 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 市 全 体 面 積 (ha) 比 率 (%) 面 積 (ha) 比 率 (%) 面 積 (ha) 比 率 (%) 田 0.92 0.1 1,217.23 7.1 1,218.15 6.5 畑 45.48 2.6 5,834.57 34.0 5,880.05 31.1 山 林 46.23 2.7 5,445.94 31.7 5,492.17 29.1 水 面 9.96 0.6 334.05 1.9 344.01 1.8 そ の 他 の 自 然 地 68.16 4.0 1,516.75 8.8 1,584.91 8.4 小 計 170.75 10.0 14,348.54 83.6 14,519.29 76.9 住 宅 用 地 252.02 14.7 795.60 4.6 1,047.62 5.5 商 業 用 地 40.77 2.4 99.91 0.6 140.68 0.7 工 業 用 地 654.97 38.2 183.02 1.1 837.99 4.4 公 的 公 益 用 地 67.26 3.9 321.93 1.9 389.19 2.1 道 路 用 地 154.84 9.0 1,063.86 6.2 1,218.70 6.4 交 通 施 設 用 地 3.23 0.2 8.37 0.0 11.60 0.1 公 共 空 地 22.63 1.3 101.22 0.6 123.85 0.7 そ の 他 の 空 地 107.29 6.2 97.06 0.6 204.35 1.1 低 未 利 用 地 241.24 14.1 146.49 0.9 387.73 2.1 小 計 1,544.25 90.0 2,817.46 16.4 4,361.71 23.1 総 計 1,715.00 100.0 17,166.00 100.0 18,881.00 100.0 資 料 : 平 成 25 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 20
田 原 市 都 市 計 画 基 礎 調 査 によると 空 き 家 は 市 全 体 で1,185 棟 あり 市 街 化 区 域 に305 棟 市 街 化 調 整 区 域 の 集 落 地 に778 棟 集 落 地 以 外 の 市 街 化 調 整 区 域 に102 棟 あります また 耐 震 性 が 低 い 可 能 性 のある 昭 和 56 年 以 前 の 空 き 家 が 市 街 化 区 域 では77% 集 落 地 では85% を 占 めています 表 3 建 築 年 代 別 空 き 家 建 物 の 状 況 S45 年 以 前 S46 年 ~S56 年 S57 年 以 降 計 建 築 棟 数 比 率 (%) 棟 数 比 率 (%) 棟 数 比 率 (%) 棟 数 比 率 (%) 年 次 不 明 建 物 総 計 箇 所 数 田 原 市 街 地 78 52.0 31 20.7 41 27.3 150 100.0 23 173 109 臨 海 市 街 地 0 0.0 0 0.0 5 100.0 5 100.0 0 5 4 福 江 市 街 地 40 67.8 12 20.3 7 11.9 59 100.0 30 89 43 赤 羽 根 市 街 地 19 76.0 4 16.0 2 8.0 25 100.0 13 38 27 市 街 化 区 域 137 57.3 47 19.7 55 23.0 239 100.0 66 305 183 集 落 地 (50 戸 連 担 地 域 ) 353 62.9 121 21.6 87 15.5 561 100.0 217 778 359 市 街 化 調 整 区 域 ( 集 落 地 以 外 ) 28 49.1 13 22.8 16 28.1 57 100.0 45 102 63 市 全 体 518 60.4 181 21.1 158 18.4 857 100.0 328 1,185 605 資 料 : 平 成 26 年 度 都 市 計 画 基 礎 調 査 対 象 範 囲 は 臨 海 部 の 工 業 専 用 地 域 を 除 く 対 象 とする 空 き 家 は 以 下 の 建 物 を 除 く 農 地 や 山 林 にある 農 林 漁 業 用 倉 庫 居 住 している 建 物 ( 母 屋 )の 敷 地 内 にある 離 れなどの 建 物 不 動 産 業 者 が 管 理 している 建 物 アパートやマンションなどの 空 き 部 屋 図 25 都 市 計 画 総 括 図 21
5. 地 震 津 波 高 潮 等 1) 地 震 動 田 原 市 南 海 トラフ 地 震 被 害 予 測 調 査 ( 平 成 27 年 3 月 )によると 理 論 上 最 大 想 定 モデルでは 本 市 の 最 大 震 度 は 震 度 7で 想 定 され 市 街 地 のほとんどの 地 区 で 震 度 7 全 市 域 で 震 度 6 弱 以 上 と 想 定 されています 資 料 : 田 原 市 南 海 トラフ 地 震 被 害 予 測 調 査 図 26 震 度 分 布 図 ( 陸 側 ケースと 東 側 ケースの 最 大 値 ) 2) 液 状 化 田 原 市 南 海 トラフ 地 震 被 害 予 測 調 査 ( 平 成 27 年 3 月 )によると 本 市 の 液 状 化 の 危 険 度 は 埋 立 地 及 び 河 川 沿 いの 低 地 等 で 高 くなっています 資 料 : 田 原 市 南 海 トラフ 地 震 被 害 予 測 調 査 図 27 液 状 化 危 険 度 図 ( 陸 側 ケースと 東 側 ケースの 最 大 値 ) 22
3) 津 波 田 原 市 南 海 トラフ 地 震 被 害 予 測 調 査 ( 平 成 27 年 3 月 )によると 理 論 上 最 大 モデルによる 津 波 の 浸 水 が 想 定 される 区 域 は 田 原 市 街 地 の 汐 川 沿 いや 福 江 市 街 地 の 沿 岸 部 半 島 先 端 部 など 広 範 囲 に わたっています 資 料 : 田 原 市 南 海 トラフ 地 震 被 害 予 測 調 査 図 28 理 論 上 最 大 想 定 モデル(ケース1)の 津 波 の 最 大 浸 水 深 分 布 図 4) 高 潮 愛 知 県 が 平 成 26 年 11 月 26 日 に 公 表 した 愛 知 県 高 潮 浸 水 想 定 によると 田 原 市 街 地 や 臨 海 市 街 地 に おいて 2m 以 上 の 浸 水 が 予 測 されています 図 29 愛 知 県 高 潮 浸 水 想 定 図 ( 平 成 26 年 11 月 26 日 公 表 ) 23