アルコール依存症の診断・治療

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各論_1章〜7章.indd

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( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

スライド 1

診療行為コード

主 要 な が ん 治 療 に つ い て 入 院 に か か る 医 療 費 の 支 払 い か ら 計 算 し た も の で す 例 え ば 胃 が ん に つ い て は 平 均 入 院 費 は 総 額 約 万 円 で 自 己 負 担 額 は 約 3 3 万 円 程 度 必 要

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

05_現状把握指標一覧(H28.1.1時点)【 確定版】


母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

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障害福祉制度あらまし目次

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

 

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

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Microsoft Word - 目次.doc

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

3 保 険 料 ( 掛 金 )を 納 めていること 原 則 として 初 診 日 月 前 々 月 まで 国 民 年 金 加 入 期 間 全 体 うち 3 分 2 以 上 きち んと 納 めている( 保 険 料 免 除 期 間 も 含 む)ことが 必 要 です 現 在 は 特 例 として 初 診 日 が

2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

全設健発第     号

子 育 てをサポート サポートする 休 暇 等 制 度 1 出 産 前 後 の 休 暇 休 暇 等 名 称 妊 娠 出 産 後 通 院 休 暇 ( 特 別 休 暇 ) 妊 娠 中 の 職 員 及 び 出 産 後 1 年 以 内 の 職 員 が 保 健 指 導 又 は 健 康 審 査 を 受 ける 場

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

Taro-01 議案概要.jtd

健 康 保 険 国 民 年 金 厚 生 年 金 労 災 公 的 保 険 の 保 障 内 容 新 聞 報 道 によると テレビ 東 京 の 大 橋 未 歩 アナウン サー(34)が 軽 度 の 脳 梗 塞 と 診 断 され 療 養 する ことが 分 かった 今 月 上 旬 に 自 宅 で 発 症 し

スライド 1

認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

スライド 1

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

1

伊勢崎市職員職場復帰支援制度

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

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第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

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Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

●労働基準法等の一部を改正する法律案

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

件名

介護保険制度改正にかかる事業所説明会

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

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図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

●電力自由化推進法案

Microsoft Word - 公表資料(H22).doc

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則


育休代替任期付職員制度について

Microsoft Word - 3大疾病保障特約付団体信用生命保険の概要_村上.docx

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

目 次 事 例 法 別 5 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 誕 生 が 昭 和 9 年 月 以 降 の 者 3 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置 対 象 者 法 別 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約

目  次

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

定款

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

2-1膠原病.doc

これらを 踏 まえ 当 健 保 組 合 では 被 保 険 者 の QOL 向 上 および 医 療 費 適 正 化 に 向 け 生 活 習 慣 病 予 防 対 策 の 追 加 的 な 取 り 組 みを 開 始 した 平 成 23 年 度 は 対 象 疾 病 として 糖 尿 病 にフォーカスする ことと

目次

がん専門病院における薬剤師養成のあり方に関する調査研究

Microsoft Word - 諮問第82号答申(決裁後)

Microsoft PowerPoint - 保健指導講義(H22)

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

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地域支援心理研究センター 紀要 第10号

Microsoft Word - 04特定任期付職員(特任事務)給与規程【溶込】

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

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公平委員会設置条例

1章A_責了.indd

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減


目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

Transcription:

アルコール 依 存 症 への 理 解 を 深 める 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 久 里 浜 医 療 センター 木 村 充

少 量 の 飲 酒 は 体 に 良 い? 1 日 の 平 均 アルコール 消 費 量 と 死 亡 率 との 関 係 相 対 危 険 率 1.8 1.6 1.4 1.2 1 0.8 0.6 男 性 女 性 0 0-9 10-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60- (g) 1 日 平 均 アルコール 消 費 量

多 量 飲 酒 とは 1 日 平 均 60グラム( 純 アルコール 換 算 ) 以 上 の 飲 酒 アルコールにまつわる 問 題 のほとんどは 多 量 飲 酒 者 が 引 き 起 こしている 60グラムとは: ビール 中 びん(またはロングカン) 3 本 チュウハイ(350mLカン) 3 本 日 本 酒 3 合 焼 酎 (25 度 ) 300mL(1.7 合 )

節 度 ある 適 度 な 飲 酒 1 日 20グラム ( 日 本 酒 1 合 弱 またはビール 中 ビン1 本 相 当 ) 以 下 の 飲 酒 女 性 はこの 量 より 少 なくする(10グラム 程 度 ) 飲 酒 後 顔 の 赤 くなる 人 はこれより 少 なくする 65 歳 以 上 の 高 齢 者 はこれより 少 なくする アルコール 依 存 症 者 は 飲 酒 しない 非 飲 酒 者 には 飲 酒 をすすめない

依 存 症 の 特 徴 強 迫 的 な 物 質 ( 行 動 )への 欲 求 耐 性 が 形 成 される( 量 が 増 える) コントロールの 喪 失 仕 様 を 中 断 すると 離 脱 症 状 が 起 きる

アルコール 関 連 問 題 と 依 存 症 アルコール 関 連 問 題 の 重 症 度 軽 重 正 常 飲 酒 プレアルコホリズム 有 害 な 使 用 (ICD-10) アルコール 乱 用 (DSM-IV) アルコール 依 存 症 (ICD-10, DSM-IV) アルコール 使 用 障 害 (DSM-5)

有 害 な 使 用 (Harmful use) (ICD-10) 精 神 的 あるいは 身 体 的 な 健 康 に 実 際 に 害 が 起 きている 状 態 社 会 的 な 問 題 夫 婦 関 係 の 破 たんや 逮 捕 な どの 問 題 だけでは 有 害 な 使 用 の 証 拠 とはな らない

アルコール 依 存 症 候 群 の 診 断 基 準 (ICD-10) 1 年 間 に 以 下 の3つ 以 上 があてはまる 1) 飲 酒 したいという 強 烈 な 欲 求 強 迫 感 ( 渇 望 ) 2) 飲 酒 の 開 始 終 了 あるいは 飲 酒 量 に 関 して 制 御 することが 困 難 ( 抑 制 喪 失 ) 3) 離 脱 症 状 4) 耐 性 の 存 在 5) 長 い 時 間 飲 酒 したり 酔 いから 醒 めるのに1 日 の 大 部 分 の 時 間 を 消 費 して しまう 飲 酒 以 外 の 娯 楽 を 無 視 する( 飲 酒 中 心 の 生 活 ) 6) 精 神 的 または 身 体 的 問 題 が 飲 酒 によって 持 続 的 または 反 復 的 に 起 こり 悪 化 していることを 知 っているにもかかわらず 飲 酒 を 続 ける( 負 の 強 化 へ の 抵 抗 )

アルコール 使 用 障 害 の 診 断 基 準 (DSM-5) 1 年 間 に 以 下 の2つ 以 上 があてはまる (2-3: 軽 度 4-5: 中 等 度 6-: 重 度 ) 1) アルコールを 最 初 に 思 っていたより 多 量 に あるいは 長 い 時 間 使 用 する 2) アルコールを 減 らすまたはコントロールしようと 思 っていても 成 功 しない 3) アルコールを 得 るため 使 用 するため あるいは 回 復 するための 時 間 が 長 い 4) 飲 酒 への 強 い 欲 求 5) アルコールの 使 用 により 仕 事 学 校 家 庭 での 役 割 を 果 たせないことがある 6) アルコールによる 社 会 的 対 人 関 係 の 問 題 があるにもかかわらず 飲 酒 を 続 ける 7) 重 要 な 社 会 的 仕 事 上 あるいは 余 暇 の 活 動 が 飲 酒 のために 放 棄 または 減 少 し ている 8) 身 体 的 に 問 題 がある 状 況 でもアルコールを 使 用 する 9) 精 神 的 身 体 的 問 題 がアルコールによって 起 こることがわかっていても 飲 酒 す る 10) 耐 性 a 期 待 した 効 果 を 得 るために 著 しく 増 加 した 量 のアルコールが 必 要 b 同 じ 量 のアルコール 使 用 で 効 果 が 著 しく 減 弱 する 11) 離 脱 症 状 a アルコールに 特 有 の 離 脱 症 状 の 存 在 b 離 脱 症 状 を 軽 減 させるためにアルコールを 使 用 する

アルコール 依 存 症 者 数 の 推 計 値 アルコールの 有 害 な 使 用 (ICD-10) 男 性 女 性 アルコール 依 存 症 (ICD-10) 197 万 人 21 万 人 男 性 1.9 % 女 性 0.9 % 男 性 72 万 人 女 性 8 万 人 合 計 で80 万 人 と 推 計 さ れる 尾 崎 松 下 樋 口 他 : 日 本 アルコール 薬 物 医 学 会 雑 誌 2005

診 断 のポイント ほぼ 毎 日 飲 酒 しているか 飲 み 方 の 異 常 があるか( 連 続 飲 酒 など) 離 脱 症 状 の 存 在 身 体 的 な 検 査 (γgtpの 高 値 など)

連 続 飲 酒 とは 常 に 体 に 一 定 レベル 以 上 のアルコールを 維 持 するために 一 定 量 の 酒 を 数 時 間 おきに 飲 み 続 ける 状 態 この 間 酒 以 外 の 食 べ 物 はほ とんど 摂 らない 事 が 多 い その 期 間 は 数 日 のこともあるが 数 ヵ 月 続 くこともある

単 純 酩 酊 酔 いの 異 常 : 異 常 酩 酊 通 常 の 酩 酊 状 態. 爽 快 期 酩 酊 初 期 に 多 少 理 性 の 脱 抑 制 がみられても 異 常 な 精 神 運 動 興 奮 はなく 外 的 態 度 も 大 きく 損 なわれない. 異 常 酩 酊 複 雑 酩 酊 : 飲 酒 に 伴 い 刺 激 的 気 分 が 支 配 的 となり 興 奮 しやすくなる. 行 動 は 短 絡 的 暴 発 的 となり 激 情 犯 罪 に 結 びつくことがある. 記 憶 はほぼ 保 たれている. 病 的 酩 酊 : 意 識 障 害 をともない 了 解 不 能 の 行 動 をとる. 不 安 恐 怖 幻 覚 妄 想 などを 伴 い 激 しい 精 神 運 動 興 奮 を 呈 する. 健 忘 を 残 す.もうろう 型 せん 妄 型 幻 覚 症 型 がある.

酒 の 飲 み 過 ぎで 起 こる 体 の 病 気 脂 肪 肝, 肝 炎, 肝 硬 変 高 脂 血 症 高 尿 酸 血 症, 痛 風 急 性 膵 炎, 慢 性 膵 炎 高 血 糖, 低 血 糖, 糖 尿 病 高 血 圧 脳 萎 縮, 脳 出 血, 脳 梗 塞 ホルモン 異 常 がん ( 喉 頭 がん, 食 道 がん, 大 腸 がんなど) 胎 児 性 アルコール 症 候 群 ( 妊 娠 中 の 飲 酒 による 胎 児 の 奇 形, 知 能 障 害 など) 事 故, 外 傷 (ケガ)など

アルコール 性 脳 神 経 疾 患 アルコール 性 脳 萎 縮 硬 膜 下 血 腫 アルコール 性 てんかん ウェルニッケ コルサコフ 症 候 群 末 梢 神 経 炎

% 50 40 30 20 10 アルコール 乱 用 の 有 無 による 認 知 症 の 割 合 認 知 障 害 なし 軽 度 あり 認 知 症 カナダにおける65 歳 以 上 の2,900 名 を 対 象 とした 調 査 結 果 Tomas VS et al., JAGS 2001 0 乱 用 なし 乱 用 あり

MMSE 点 数 の 変 化 80 70 60 50 40 30 20 10 0 % 改 善 変 化 なし 悪 化 50 歳 代 60 歳 代 70 歳 代 (N = 16) (N = 61) (N = 36) 久 里 浜 医 療 センター に 入 院 したアルコー ル 依 存 症 者 の 入 院 後 のMMSE 点 数 の 変 化 1 回 目 は 入 院 後 1ヶ 月 程 度 の 時 点 で 実 施 2 回 目 は 入 院 後 2ヶ 月 以 上 経 過 した 時 点 で 実 施 2 回 目 の 点 数 が1 回 目 より10% 以 上 上 昇 した 場 合 を 改 善 10% 以 上 低 下 し た 場 合 を 悪 化 変 化 が10% 以 内 のものを 変 化 なしと 評 価 した 松 下 幸 生 他 平 成 19 年 度 厚 生 労 働 省 研 究 委 託 費 アルコール 依 存 症 の 病 態 と 治 療 法 の 開 発 に 関 する 研 究

ウェルニッケーコルサコフ 症 候 群 ビタミンB1 欠 乏 による 脳 の 障 害 ウェルニッケ 脳 症 眼 球 運 動 障 害 複 視 失 調 性 歩 行 意 識 障 害 コルサコフ 症 候 群 健 忘 ( 記 銘 力 障 害 逆 行 性 健 忘 ) 見 当 識 障 害 作 話 コルサコフ 症 候 群 に 進 行 すると 回 復 が 難 しい

アルコールとうつの 関 連 疫 学 的 調 査 からは アルコール 依 存 症 レベル の 者 ではアルコール 依 存 症 発 症 の 後 に 出 現 す る 二 次 性 うつ 病 の 頻 度 が 高 い. アルコール うつ 病

治 療 の 目 標 の 原 則 プレアルコホリック 短 期 の 断 酒 節 酒 アルコール 依 存 症 者 断 酒

アルコール 依 存 症 の 治 療 専 門 治 療 が 原 則 治 療 目 標 は 断 酒 の 継 続 入 院 治 療 または 外 来 治 療 治 療 の 内 容 心 理 社 会 的 治 療 薬 物 治 療 ( 補 助 的 )

アルコール 依 存 症 の 特 徴 ~ 否 認 ~ アルコール 依 存 症 の 患 者 には 多 かれ 少 なかれ ア ルコール 問 題 を 否 認 する という 特 徴 がある 飲 酒 問 題 を 全 く 認 めない ことだけではなく 実 際 よりも 軽 く 考 えることも 否 認 の 一 種 である やめようと 思 えばいつでもやめられる ストレ スがたまるから 飲 んでいるだけ 否 認 は ストレス 状 況 に 対 する 心 理 的 な 防 衛 機 制 の 一 種 と 考 えられる 否 認 のために 受 診 につながらないことが 多 い 否 認 に 対 する 対 処 が 治 療 の 上 で 重 要 である 22

否 認 への 対 処 ア 症 患 者 の 否 認 により 治 療 導 入 が 困 難 な ことが 多 い そんなに 飲 んでいない 酒 のせいの 問 題 はな い 人 に 迷 惑 をかけていないから 依 存 症 ではない 前 より 量 は 減 らしている 自 力 で 簡 単 にやめられる アルコール 依 存 症 に 対 する 誤 解 ネガティ ブなイメージを 修 正 する 頭 ごなしに 否 定 せず 問 題 を 話 し 合 う

断 酒 か? 節 酒 か? 生 涯 断 酒 を 続 ける 以 外 方 法 はない なぜなら 飲 み 始 めれば 短 時 間 のうちに 連 続 飲 酒 に 戻 るからである 一 般 的 には 断 酒 が 最 も 安 全 な 治 療 目 標 となる しかし 最 近 は 断 酒 にこだわらず 飲 酒 行 動 の 変 化 を 治 療 目 標 とする 考 え 方 も 受 け 入 れられてきている ( 飲 酒 量 低 減 アプローチ)

飲 酒 量 低 減 アプローチ (Harm Reduction Approach) 米 国 や 日 本 では 断 酒 がアルコール 依 存 症 の 唯 一 の 目 標 であるという 考 えが 強 いが ヨーロッパでは 飲 酒 量 低 減 を 目 標 とする 考 えがある 飲 酒 量 低 減 により 肝 機 能 などが 改 善 する ナルメフェン ナルトレキソンなどの 飲 酒 量 を 減 らす 薬 物 に よる 治 療 がある ブリーフインターベンション:プライマリーケアでの 飲 酒 量 軽 減 のための 短 期 介 入 法 アルコール 依 存 症 としての 重 症 度 が 低 い 場 合 は 有 効 だが ある 程 度 進 行 した 状 態 では 断 酒 が 必 要

ブリーフインターベンション 生 活 習 慣 の 行 動 変 容 を 目 指 す 短 時 間 の 行 動 カウンセリング 飲 酒 量 低 減 が 目 標 健 康 をテーマにする 飲 酒 問 題 の 直 面 化 は 避 け 否 認 などは テーマにしない 介 入 のキーワードは 共 感 する 励 ます 誉 める 主 な 構 成 要 素 は Feedback Advise Goalsetting 肥 前 医 療 センターで HAPPYプログラム が 開 発 された

アルコール 問 題 のスクリーニングテスト AUDIT 世 界 で 一 番 良 く 用 いられるテスト 信 頼 性 も 高 い KAST 久 里 浜 医 療 センターで 開 発 されたテスト CAGE 4 項 目 のみからなるテスト アルコール 使 用 障 害 の 血 清 学 的 なマーカー としては 日 本 ではγGTPが 最 も 有 用

本 人 への 介 入 がうまくいかない 場 合 本 人 を 非 難 せず 共 感 心 配 していることを 伝 える 専 門 病 院 への 受 診 などのいくつかのメニュー を 本 人 に 示 して 選 んでもらう より 抵 抗 の 少 ない 方 法 を 示 し(アルコールに ついての 本 を 読 む 飲 酒 量 を 記 録 するなど) とりあえず 介 入 を 続 けることを 目 標 とする 今 後 検 査 結 果 が 悪 化 した 時 に 受 診 するなど の 約 束 をして 次 回 のタイミングにつなげる

久 里 浜 医 療 センターにおける 入 院 プログラムの 特 徴 入 院 期 間 は 約 2ヵ 月 半 最 初 の3 週 間 は 内 科 的 な 検 査 とともに アル コールについての 勉 強 会 に 参 加 する 後 半 の7 週 間 は 精 神 科 病 棟 での 集 団 生 活 様 々な 日 課 を 行 う 認 知 行 動 療 法 のミーティング 作 業 療 法 勉 強 会 参 加 瞑 想 の 時 間 など 週 一 回 の 外 泊 入 院 中 一 回 は 自 助 グループに 参 加 する

認 知 行 動 療 法 出 来 事 状 況 認 知 行 動 感 情 精 神 疾 患 では 認 知 のパターンに 歪 みが あると 考 えられる 自 分 の 認 知 パターンに 気 づき 検 討 修 正 することによって 行 動 感 情 を 変 え ることができる

アルコール 依 存 症 の 認 知 行 動 療 法 出 来 事 状 況 酒 に 対 する 偏 った 認 知 飲 酒 認 知 行 動 療 法 出 来 事 状 況 酒 に 対 する 適 応 的 な 認 知 断 酒

アルコール 依 存 症 の 薬 物 療 法 抗 酒 薬 ジスルフィラム(ノックビン) シアナマイド(シアナマイド) ALDHの 働 きを 阻 害 して 飲 酒 後 のアセトアルデヒドの 濃 度 を 上 げる 飲 酒 への 欲 求 を 抑 える 薬 アカンプロサート(レグテクト) グルタミン 酸 受 容 体 (NMDA 受 容 体 )を 阻 害 ナルメフェン ナルトレキソン( 本 邦 未 発 売 ) オピオイド 受 容 体 ( 主 にμ 受 容 体 )を 阻 害

体 内 におけるアルコールの 分 解 過 程 アルコール アセトアルデヒド 酢 酸 CO 2 H 2 O アルコール 脱 水 素 酵 素 MEOS カタラーゼ 2 型 アルデヒド 脱 水 素 酵 素 (ALDH2) 多 くのステップ 抗 酒 剤

ジスルフィラムの 有 効 性 について の 研 究 文 献 Fuller&Roth, 1979 Fuller et al., 1986 Shuckit, 1985 Chick et al., 1992 症 例 数 最 初 / 最 後 追 跡 期 間 ( 週 ) 飲 酒 日 数 / 非 飲 酒 日 数 飲 酒 の 再 開 飲 酒 量 128/NA 52 ー ー NA 605/577 52 + ー NA 348/348 52 ー NA ー 126/69 24 + NA + (Garbutt et al., JAMA, 1998より)

抗 酒 薬 による 治 療 の 問 題 点 飲 酒 により 危 険 な 状 態 に 陥 る 可 能 性 が ある 肝 障 害 心 疾 患 などの 禁 忌 が 多 い 肝 障 害 アレルギーなどの 副 作 用 が 多 い 服 薬 のアドヒアランスが 悪 い

アカンプロサート(レグテクト) グルタミン 酸 NMDA 受 容 体 のアンタゴニスト 活 性 GABA-A 受 容 体 のアゴニスト 活 性 を 持 つ 1989 年 よりヨーロッパで 2004 年 よりアメリ カ 合 衆 国 で 承 認 される 日 本 では2013 年 5 月 に 発 売 断 酒 することが 前 提 となる コクランレビューでは プラセボに 比 べて 飲 酒 に 戻 るリスクの 軽 減 断 酒 期 間 の 延 長 が 認 められるという 結 果 が 得 られた

アカンプロサートによる 治 療 の 留 意 点 禁 酒 の 導 入 期 には 効 果 がなく ある 程 度 禁 酒 期 間 を 置 いた 後 の 維 持 療 法 に 効 果 を 表 す 自 助 グループへの 参 加 精 神 療 法 的 介 入 は 依 然 として 重 要 である 抗 酒 薬 との 併 用 も 可 能

自 助 グループ アルコールに 悩 むひとなら 誰 でも 参 加 できる 酒 害 者 自 身 によって 運 営 され る 組 織 自 らの 酒 の 体 験 談 を 語 ることが 基 本 主 な 組 織 としてAAと 断 酒 会 がある

AA (アルコホリクス アノニマス) 1935 年 米 国 で 始 まる 日 本 では1975 年 に 最 初 のミーティング AAとは メンバーに 共 通 したアルコール 症 とい う 問 題 を 解 決 し 仲 間 のアルコール 症 からの 回 復 を 助 けるために 経 験 力 希 望 を 共 有 しあう 男 女 による 仲 間 の 集 まりである メンバーである ために 要 求 される 唯 一 の 条 件 は 飲 酒 を 止 めたい という 願 いだけである Alcoholics Anonymous: The Big Book, 1973

断 酒 会 AAを 参 考 に1957 年 に 東 京 断 酒 新 生 会 1958 年 に 高 知 県 断 酒 新 生 会 が 発 足 1963 年 に 合 流 し 現 在 の 全 日 本 断 酒 連 盟 が 結 成 され 1970 年 には 社 団 法 人 全 日 本 断 酒 連 盟 とし て 認 可 活 動 の 基 本 は 例 会 会 員 同 士 の 連 帯 感 信 頼 感 仲 間 意 識 が 形 成

断 酒 の 三 本 柱 通 院 自 助 グループへの 参 加 抗 酒 剤 の 服 用