第 1 節人口の推移 1 総人口と世帯数の推移 平成 25 年 1 月 1 日現在 人口は 580,852 人 世帯数は 259,048 で平成 5 年から 人口 世帯数ともに増加傾向にあります 出典 : 各年 1 月 1 日現在総人口 2 段階別人口の推移と将来推計平成 17 年から 25 年まで

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平成 27 年度版 [ 人口の状況 ] の現状 人口静態 ( 平成 27 年 ) 人口動態 ( 平成 26 年 ) 総数 男 女 総数 男 女 人口 89,42 44,85 44,552 出生数 歳以上人口 22,17 1,36 11,864 死亡数

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人口構成の変化 ( 将来推計人口 ) 平成 22 年人口 平成 47 年将来推計人口 85 歳以上 2,173 5, 歳以上 13,628 21,106 80~84 3,655 5,800 80~84 8,714 11,067 75~79 6,516 8,184 75~79 9,800

3 成人保健

はじめに第1章基本方針第2章岐阜市の現状第3章第4章第二次ぎふ市民健康基本計画の評価今後の取り組み第5章効果的な推進体制第6章参考資料7 第 3 章岐阜市の現状 1 岐阜市の人口統計 (1) 人口の推移 本市の人口は 昭和 60 年以降 減少傾向にあったものの 平成 18 年柳津町との合併により 一

第 2 章気仙沼市の健康を取り巻く状況 - 4 -


第 2 章 西東京市の現状 第 2 章 東京市の現状 1 人口等の動向 (1) 東京市の 年次推移西東京市の人口は 平成 7(1995) 年以降 一貫して増加の傾向にあり 平成 27(2015) 年の国勢調査では 20 万人を超えています 図表 2-1 西東京市人口の年次推移と伸び率 ( 人 ) 2


3 成人高齢保健等 -(1) 主要疾患別死亡推移 2 心疾患 全国 ( 上段 : 人 下段 : 人口 10 万対 ) 平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年平成 28 年 198, , , , ,

1 保健事業実施計画策定の背景 北海道の後期高齢者医療は 被保険者数が増加し 医療費についても増大している 全国的にも少子高齢化の進展 社会保障費の増大が見込まれる このような現状から 一層 被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要となっており 国においても 保健事業実施計画 ( データヘルス

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

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第1章評価にあたって

市原市国民健康保険 データヘルス計画書

Microsoft Word - にしはら健康21(第2次)最終(表紙、間紙入り)

1) 疾患別死亡数 死亡率 ( 七尾市 ) 死亡数 ( 総数 ) 資料 : 衛生統計報 死亡率 ( 総数 ) 人口 10 万対

4 死亡数と死亡率の推移 4,9 4,8 4,7 4,6 4,5 実数率人口千対 4,522 4,536 4,52 4, ,4 4,3 4, 4, , 平成 18 年平成 19 年平成 年平成 21 年平成 22 年 18 年 1

第2期データヘルス計画について

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

第 1 章計画策定にあたって 1 計画策定の背景と趣旨 ( 注近年 特定健康診査 ) ( 注 ) ( 以下 特定健診 という ) の実施や診療報酬明細書等 ( 以 下 レセプト という ) の電子化の進展等により 保険者 ( 注 ) が健康や医療に関する情 報を活用して被保険者 ( 注 ) の健康課

1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

平成17年

特定健康診査等実施計画 ( 第 3 期 ) ベルシステム 24 健康保険組合 平成 30 年 3 月 1 日 ( 最終更新日 : 平成 30 年 7 月 27 日 )

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

特定健康診査等実施計画 東京スター銀行健康保険組合 平成 25 年 4 月

用語等の説明 1 生命表とは生命表とは ある人口集団の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに 各年齢の者 が死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命 などの指標 ( 生命関数 ) によって表したものである これらの関数は 男女別に各年齢の死亡件数と人口を基にして

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まえがき 平成 24 年福島県簡易生命表 は 平成 24 年の福島県日本人人口 ( 推計 ) と平成 22~25 年の人口動態統計 ( 確定数 ) を基にして 本県の死亡状況が今後変化しないと仮定したとき 各年齢の者が1 年以内に死亡する確率や平均的にみて今後何年生きられるかという期待値などを 死亡

特定健康診査等実施計画(案)

資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

平成29年版高齢社会白書(全体版)

現状分析による課題抽出のためのワークシート ( 高血圧 糖尿病 脂質異常症 ) 高血圧糖尿病脂質異常症 要介護認定を受けた被保険者の医療費の状況 ( 資料 :KDB システム 12 月末抽出分 ) 有病状況では糖尿病等の基礎疾患が約 6 割となっている 中分類別医療費 1 人当たり医療費が県と比較し

Microsoft PowerPoint - 資料1_ひょうごの健康状況(健康寿命修正済)

背景及び趣旨 我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた しかし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており 医療制度を持続可能なものにするために その構造改革が急務となっている このような状況に対応するため 高齢者の医療の確保に関する法律

目 次 1 平成 29 年愛知県生命表について 1 2 主な年齢の平均余命 2 3 寿命中位数等生命表上の生存状況 5 4 死因分析 5 (1) 死因別死亡確率 5 (2) 特定死因を除去した場合の平均余命の延び 7 平成 29 年愛知県生命表 9

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

表 19 死亡数 ( 場所 区 ) 年次 総数 施設内 施設外 総数病院診療所老健施設助産所老人ホーム総数自宅その他 平成 23 10,380 9,363 8, , ,389 9,324 8, ,065 88

第三期 特定健康診査等実施計画 ウシオ電機健康保険組合 平成 30 年 4 月

1 人口動態の概況 ( 平成 24 年 1 月 ~12 月 ) (1) 出生数 < 減少 > 出生数は56,943 人で前年に比べ1,116 人減少し 出生率は人口千人に対し8.0で 前年と比べ0.2ポイント低下した (2) 死亡数 < 増加 > 死亡数は59,137 人で前年に比べ1,467 人増

特定健診の受診率は毎年上昇しており 平成 28 年度は県平均よりも 7% 高い状況 となっていますが 国が示す目標値 60% を達成するには更なる工夫や PR が必要とな っています 長与町国保の医療費は平成 25 年度から上昇していましたが 平成 28 年度は前年度より約 3 億円減少し 1 人当

1 疾患別医療費札幌市国保の総医療費に占める入院医療費では 悪性新生物が 21.2% 循環器疾患が 18.6% となっており 循環器疾患では 虚血性心疾患が 4.5% 脳梗塞が 2.8% を占めています 外来医療費では 糖尿病が 7.8% 高血圧症が 6.6% 脂質異常症が 4.3% となっています

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新宮市国民健康保険第 2 期特定健康診査等実施計画 ( 平成 25 年度 ~ 平成 29 年度 ) 平成 25 年 4 月 新宮市国民健康保険

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

2013年7月3日

4 年齢階級別の死因山形県の平成 28 年の死因順位は 20 歳から 34 歳までの各階級において自殺が1 位となっているほか 64 歳までの各階級においても死因順位の上位にあり おおむね全国と同様の傾向が見られます < 表 7> 年齢階級別の死因順位 死亡者数 ( 山形県 ) 年齢階級 総死亡者数

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第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

第 11 章 保健衛生 600 人 図 11-1 乳幼児健康診査実施状況 幼児一般検診 1 歳 6ヶ月検診 3 歳児検診 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 14

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Microsoft Word - P11~19第2部② 母子保健の現状

特定健康診査等実施計画 ( 第 3 期 ) 三菱製紙健康保険組合 平成 30 年 4 月

第2章

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第3部 第2節 計画の具体的な展開 介護予防 健康づくりの推進 高齢期においても健康で充実した生活を送るために 生涯を通じた健康づくりを 推進します 1 区市町村が主体となって取り組む介護予防事業を支援します 介護予防の推進 現状と課題 介護予防とは 高齢者が尊厳を保持し 在宅で自立した日常生活を営

Ⅰ 目標達成

対象疾患名及び ICD-10 コード等 対象疾患名 ( 診療行為 ) ICD-10 等 1 糖尿病 2 脳血管障害 3 虚血性心疾患 4 動脈閉塞 5 高血圧症 6 高尿酸血症 7 高脂血症 8 肝機能障害 9 高血圧性腎臓障害 10 人工透析 E11~E14 I61 I639 I64 I209 I

平成 29 年 3 月改定 特定健康診査等実施計画 ( 第 2 期 ) 協和発酵キリン健康保険組合 平成 29 年 3 月

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

背景及び趣旨我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた しかし 急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており 医療制度を持続可能なものにするために その構造改革が急務となっている このような状況に対応するため 高齢者の医療の確保に関する法律に

平成 25 年 3 月 27 日 国立社会保障 人口問題研究所 ( 厚生労働省所管 ) から 日本の地域別将来推計 人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) が公表されました これに基づく石川県関係分の概要は次のとおりです 目次 1 石川県の将来推計人口 1 2 県内市町 地域の将来推計人口 5 3

死亡率 我が国における疾病構造 生活習慣病は死亡割合の約 6 割を占めている 我が国の疾病構造は感染症から生活習慣病へと変化 死因別死亡割合 ( 平成 24 年 ) 生活習

目  次

はじめに

表 9 死亡数 ( 場所 区 ) 年次 総数 施設内 施設外 総数病院診療所老健施設助産所老人ホーム総数自宅その他 平成 4 0,389 9,34 8, , ,63 9,54 8, , ,5 9,457 8,874

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特定健康診査等実施計画 ( 第二期 ) 三重交通健康保険組合 平成 25 年 7 月

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平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

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~ 第 1 章計画策定にあたって ~ 1. データヘルス計画策定の背景及び位置付けこれからの高齢者の大幅な増加が見込まれる中で 高齢者ができる限り長く自立した日常生活を送ることができるよう 被保険者の健康の保持増進の取組みを支援することが重要です また 特定健康診査の実施やレセプト等の電子化の進展


第2次「健康くるめ21」計画

目次 1. 趣旨 2. 計画の期間 3. 兵庫県の特徴 (1) 人口 後期高齢者数について (2) 平均寿命について (3) 医療 健診 介護 ( 有病状況 ) について 4. 目標 5. 実施事業 < 参考 > 別添資料 KDB の分析帳票等について

スライド 1

目次 1 高齢化率 ( 山形県 ) 1 2 高齢化率 ( 全国 ) 2 3 将来の高齢化率 ( 山形県 ) 3 4 将来の高齢化率 ( 全国 ) 4 5 人口ピラミッド ( 山形県 ) 5 6 平均寿命の推移 6 7 出生数 出生率の推移 7 8 高齢者のいる世帯 ( 山形県 ) 8 9 高齢者のい

特定健康診査等実施計画

Ⅰ 計画策定にあたって 1. はじめに私たちは 国民皆保険制度 フリーアクセス という日本の医療を支える象徴的な仕組みを享受し 世界最長レベルの平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた しかし 日本経済が長期停滞する中 少子高齢化の進展や生活スタイルの変化 加えて医療技術の高度化や疾病構造の変化など

国民健康保険制度改革の施行に向けて

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(7)健診データの受領方法

目次 1. 基本事項... 1 (1) 計画策定の背景... 1 (2) データヘルス計画の位置づけ... 1 (3) 計画期間 北海道建設国民健康保険組合の特性把握... 2 (1) 被保険者の構成... 2 (2) 医療費の状況 これまでの取り組み... 6 (1

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Microsoft PowerPoint - H27県集団指導(宮古島市)

特定健康診査等実施計画

Transcription:

第 2 章 て 川口市の現状

第 1 節人口の推移 1 総人口と世帯数の推移 平成 25 年 1 月 1 日現在 人口は 580,852 人 世帯数は 259,048 で平成 5 年から 人口 世帯数ともに増加傾向にあります 出典 : 各年 1 月 1 日現在総人口 2 段階別人口の推移と将来推計平成 17 年から 25 年までの人口の推移と平成 25 年から 37 年の将来推計をみると 年少人口は減少傾向にあり 平成 17 年は 77,309 人であったのに対し 平成 37 年には 65,693 人と推計され 11,616 人減少することが予想されます 老年人口は平成 17 年には 81,424 人であったのに対し 平成 37 年には 136,635 人と推計され 55,211 人増加することが予想されます また 高齢化率でみると 平成 17 年の 14.8% から平成 37 年には 24.0% に増加し 約 4 人に 1 人が高齢者になることが予想されます - 8 -

段階別人口の推移と将来推計 ( 単位 : 人 ) 平成 17 年平成 22 年平成 25 年平成 27 年平成 32 年平成 37 年 住民基本台帳 将来推計人口 総人口 548,880 576,511 580,852 571,613 572,928 568,640 年少人口 (0~14 歳 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 老年人口 (65 歳以上 ) うち前期高齢者 (65 歳 ~74 歳 ) うち後期高齢者 (75 歳以上 ) 77,309 79,188 78,002 74,277 70,790 65,693 390,147 392,061 386,715 369,300 366,323 366,312 81,424 105,262 116,135 128,036 135,815 136,635 53,757 66,377 67,871 72,350 66,538 55,355 27,667 38,885 48,264 55,686 69,277 81,280 高齢化率注 1 14.8% 18.3% 20.0% 22,4% 23.7% 24.0% 出典 : 平成 17 年から 25 年は 1 月 1 日現在総人口 平成 27 年以降は国立社会保障 人口問題研究所の 日本の市区町村別将来推計人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) ( 平 成 22 年国勢調査人口を基準に推計 ) をもとに作成 注 1 高齢化率とは 65 歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合のことをいいます - 9 -

第 2 節人口の構造 平成 25 年 5 歳階級別の人口をみると 男女とも40~44 歳の年齢層が最も多く 平成 37 年将来推計人口ではそのままの推移で 50 歳 ~54 歳が最も多くなっています 年少人口 (0 歳 ~14 歳 ) については 平成 25 年には 5 歳階級ごとの差はあまりないですが 平成 37 年には減少傾向になることが予想されます 老年人口 (65 歳以上 ) については 65 歳 ~74 歳の前期高齢者は若干の減少がみられますが 75 歳以上の後期高齢者について増回傾向にあり 全体として老年人口の増加が予想されます このことから 今後 少子高齢化が進行することが予想されます ( 単位 : 人 ) ( 単位 : 人 ) 平成 25 年実績 総数 男性 女性 人口 580,852 295,288 285,564 65 歳以上人口 116,135 52,781 63,354 出典 :1 月 1 日現在総人口 平成 37 年推計 総数 男性 女性 人口 568,640 286,660 281,980 65 歳以上人口 136,635 60,266 76,369 出典 : 国立社会保障 人口問題研究所 日本の市区町村別将来推計人口( 平成 25 年 3 月推計 ) ( 平成 22 年国勢調査人口を基準に推計 ) をもとに作成 - 10 -

第 3 節出生 死亡の状況 1 出生数 出生数は減少傾向にあり 平成 23 年の出生数は 4,970 人です ( 単位 : 人 ) 出生数 ( 再掲 ) 低出生体重児注 2 出生数 極低出生体重児注 3 出生数 乳児死亡数 15 歳未満 死亡数 平成 19 年 5,252 527 34 18 43 平成 20 年 5,358 497 41 10 20 平成 21 年 5,310 492 93 14 26 平成 22 年 5,210 510 23 10 19 平成 23 年 4,970 439 30 9 16 出典 : 埼玉県人口動態統計 埼玉県保健統計年報をもとに作成 注 2 低出生体重児とは 出生時に体重が 2,500g 未満の新生児のことをいいます 注 3 極低出生体重児とは 低出生体重児のうち 1,500g 未満の新生児のことをいいます 2 死因別死亡割合 ( 平成 23 年 ) 全死因に占める死因別死亡割合は が3 割を占め 高い割合です 死亡数 ( 人 ) 死亡割合 (%) 全死因 4,305 100.0 第 1 位 1,340 31.1 第 2 位 心疾患 ( 高血圧性を除く ) 774 18.0 第 3 位 肺炎 433 10.1 第 4 位 脳血管疾患 405 9.4 第 5 位 自殺 129 3.0 第 6 位 不慮の事故 122 2.8 第 7 位 老衰 91 2.1 第 8 位 腎不全 66 1.5 その他 945 22.0 出典 : 埼玉県人口動態統計をもとに作成 死因順位に用いる分類項目による - 11 -

3 ライフステージ別死因順位 ( 平成 19 年 ~23 年 ) ライフステージ別の死亡割合をみると 特に青年期及び壮年期は 自殺 による死亡の割 合が目立って高い状況です 幼年期 (0~4 歳 ) 少年期 (5~14 歳 ) 青年期 (15~24 歳 ) 壮年期 (25~44 歳 ) 中年期 (45~64 歳 ) 高齢期 (65 歳以上 ) 総数 第 1 位 先天奇形 変形及び染色体異常 自殺 自殺 31.6% 16.7% 48.4% 30.6% 43.7% 30.8% 32.5% 第 2 位 周産期に発生 した病態 心疾患 ( 高血圧 性を除く ) 不慮の事故 心疾患 ( 高血圧 性を除く ) 心疾患 ( 高血圧 性を除く ) 心疾患 ( 高血圧 性を除く ) 11.4% 16.7% 17.6% 21.9% 14.4% 18.2% 17.2% 第 3 位 乳幼児突然死 症候群 不慮の事故 心疾患 ( 高血圧 性を除く ) 脳血管疾患脳血管疾患脳血管疾患 8.9% 16.7 8.8% 10.5% 9.7% 11.0% 10.6% 第 4 位 その他の 新生物 先天奇形 変形及 び染色体異常 心疾患 ( 高血圧 性を除く ) 不慮の事故自殺肺炎肺炎 6.3% 8.3% 6.6% 7.5% 6.8% 10.8% 9.1% 第 5 位 不慮の事故自殺肺炎脳血管疾患不慮の事故老衰自殺 6.3% 8.3% 3.3% 7.1% 3.6% 2.9% 3.2% 第 6 位 腸管感染症腸管感染症敗血症肝疾患肝疾患不慮の事故不慮の事故 3.8% 4.2% 1.1% 2.5% 2.8% 2.5% 2.9% 第 7 位 肺炎肺炎脳血管疾患肺炎肺炎腎不全老衰 3.8% 4.2% 1.1% 1.6% 2.6% 2.0% 2.3 第 8 位 周産期に発生 した病態 筋骨格系及び結 合組織の疾患 その他の 新生物 糖尿病糖尿病腎不全 2.5% 4.2% 1.1% 1.3% 1.3% 1.3% 1.7% その他その他その他その他その他その他その他 出典 : 埼玉県人口動態統計 25.3% 20.8% 12.1% 17.1% 15.1% 20.5% 20.6% 死因順位に用いる分類項目による 死亡数が同数の場合は死因簡単分類のコード番号順に掲載している - 12 -

第 4 節平均寿命と健康寿命 川口市の平均寿命は 男性 78.98 歳 女性 85.88 歳です 65 歳に達した人の健康寿 命は 男性が 16.15 歳 女性が 19.30 歳となっており 男女とも埼玉県よりも短い状況 です 川口市 ( 平成 23 年 ) 注 4 平均寿命 (0 歳平均余命 ) 注 4 65 歳平均余命 注 5 65 歳健康寿命 注 6 65 歳要介護期間 注 7 要介護等認定率 (65 歳以上 ) 総数 男 女 - 78.98 歳 85.88 歳 - 18.22 歳 23.44 歳 - 16.15 歳 19.30 歳 - 2.07 年 4.14 年 13.2% 10.0% 15.9% 出典 : 埼玉県の健康寿命算出ソフト 健寿君 をもとに作成 埼玉県 ( 平成 23 年 ) 総数 男 女 平均寿命 (0 歳平均余命 ) - 79.64 歳 86.05 歳 65 歳平均余命 - 18.65 歳 23.58 歳 65 歳健康寿命 - 16.85 歳 19.77 歳 65 歳要介護期間 - 1.80 年 3.81 年 要介護等認定率 (65 歳以上 ) 13.3% 9.4% 16.6% 出典 : 埼玉県の健康寿命算出ソフト 健寿君 をもとに作成 注 4 平均余命とは ある年齢から その後生きられる平均年数のことをいい 0 歳の平均余命を特に平均寿命といいます注 5 健康寿命とは 埼玉県における定義で要介護状態 ( 要介護度 2 以上 ) になることなく 健康で自立した生活を送ることができる期間をいいます注 6 65 歳要介護期間とは 65 歳以降 要介護度 2 以上に認定後の期間をいいます (65 歳平均余命 -65 歳健康寿命 ) 注 7 要介護等認定率 (65 歳以上 ) とは 65 歳以上人口のうち要介護等認定者の占める割合のことをいいます (65 歳以上要介護等認定者数 65 歳以上人口 100) - 13 -

第 5 節国民健康保険の現状 1 生活習慣病関連疾患と医療費の状況国民健康保険の医療費総額は年々増加しており 高齢化により今後も増加する可能性があります 川口市における平成 23 年度の医療費総額は約 457 億円となっており なかでも 40~74 歳の医科に関わる総医療費約 327 億円のうち 3 割強を生活習慣病関連上位 6 疾患で占めています レセプト件数と医療費の関係では 特に 腎不全で 件数が少ないにもかかわらず 多くの医療費がかかっていることが分かります 腎不全患者数と外来医療費の関係では 平成 25 年 4 月と平成 20 年 4 月を比較すると 患者数は 126 名増加し 医療費は 1 か月当たり約 5000 万円も増加しました 今後 高齢化の進展により糖尿病や高血圧性疾患が増加することで 腎不全に伴う人工透析患者の増加や脳内出血 脳梗塞などの重大な疾患を発症する患者が増加することが懸念されます また 重大な疾患患者の増加は 要介護者の増加にも繋がることが予想されます 国民健康保険医療費総額 出典 : 川口市国民健康保険第 2 期特定健康診査等実施計画をもとに作成 40~74 歳の生活習慣関連上位 6 疾患のレセプト件数と医療費の状況 ( 平成 23 年度 ) 出典 : 川口市国民健康保険第 2 期特定健康診査等実施計画をもとに作成 - 14 -

腎疾患外来患者数と 1 か月当たり医療費の推移 出典 : 埼玉県国民健康保険団体連合会のデータをもとに作成 2 特定健康診査 特定保健指導の状況平成 20 年 4 月から医療制度改革大綱の基本的な枠組みの一つに 生活習慣病対策推進体制の構築が盛り込まれ 医療費適正化の総合的な推進に向け 医療保険者に特定健康診査 特定保健指導の実施が義務づけられました この特定健康診査等は 糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化を予防し メタボリックシンドロームの該当者及びその予備群を減少させることを目的としています メタボリックシンドロームとは 内臓脂肪型肥満を共通の要因として 高血糖 脂質異常 高血圧のいずれか2つ以上の要因をあわせもった状態のことをいい その予備群とは 高血糖 脂質異常 高血圧のいずれか一つの要因をもっている状態のことをいいます 川口市におきましても 平成 20 年度から国民健康保険被保険者に対し 特定健康診査等を実施し 医療費増加の要因となっている糖尿病等の生活習慣病の発症予防や重症化予防に重点を置き 国民健康保険被保険者の健康の維持増進を図っているところです このような状況の中 国民健康保険の特定健康診査の受診率 特定保健指導実施率は 県内市町村平均と比べて 低い状態が続いています 未受診者に対する健診受診の必要性や知識の啓発 周知が課題となっています また 川口市国民健康保険のメタボリックシンドローム該当者の受診者に占める割合は 15 ~16% と県内市町村平均より相対的に低く推移しています - 15 -

国民健康保険特定健康診査 特定保健指導の状況 特定健康診査受診率 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 対象者 104,305 人 104,450 人 103,936 人 104,304 人 103,986 人 受診者 19,615 人 24,456 人 24,932 人 25,711 人 27,172 人 受診率 18.8% 23.4% 24.0% 24.7% 26.1% 目標受診率 35.0% 35.0% 45.0% 55.0% 65.0% 県内市町村平均 31.8% 31.7% 32.3% 33.1% 34.5% 出典 : 埼玉県国民健康保険団体連合会のデータをもとに作成 特定保健指導実施率 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 対象者 3,065 人 3,157 人 3,108 人 3,142 人 3,249 人 実施者 323 人 614 人 434 人 434 人 378 人 実施率 10.5% 19.4% 14.0% 13.8% 11.6% 目標実施率 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 県内市町村平均 9.3% 15.8% 16.0% 18.6% 17.1% 出典 : 埼玉県国民健康保険団体連合会のデータをもとに作成 メタボリックシンドローム該当者 予備群該当者の状況 メタボリックシンドローム該当者 保険者名 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 川口市 16.16% 15.35% 15.18% 15.52% 15.50% 県内市町村平均 16.26% 15.80% 15.97% 16.09% 16.33% メタボリックシンドローム予備群該当者 保険者名 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 川口市 12.34% 11.87% 11.68% 11.19% 10.73% 県内市町村平均 11.76% 11.23% 10.95% 10.85% 10.65% 出典 : 埼玉県国民健康保険団体連合会のデータをもとに作成 - 16 -

第 6 節がん検診の受診率疾病の早期発見 早期治療につながるよう各種がん検診を実施しています がん検診の推移を見ると 胃がんは横ばい傾向にありますが 肺がん 大腸がん 子宮がん 乳がんの受診率は向上しています しかし 平成 23 年度までの埼玉県の受診率と比較すると どの検診においても埼玉県より受診率が低くなっています 川口市のがん検診受診率の年次推移 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 胃がん 1.6% 1.4% 1.3% 1.3% 1.6% 肺がん 0.7% 1.0% 0.8% 5.1% 7.1% 大腸がん 10.0% 8.5% 7.4% 10.1% 12.8% 子宮がん ( 頸部 ) 14.6% 14.6% 16.9% 16.5% 21.0% 乳がん ( 視触診及び マンモグラフィ ) 4.5% 7.7% 11.7% 11.3% 14.3% 出典 : 地域保健 健康増進事業報告をもとに作成 埼玉県のがん検診受診率の年次推移 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 胃がん 7.4% 6.3% 6.3% 6.1% 肺がん 13.7% 13.9% 14.4% 15.0% 大腸がん 14.9% 14.6% 15.0% 16.8% 子宮がん ( 頸部 ) 13.7% 15.7% 17.4% 17.8% 乳がん ( 視触診及び マンモグラフィ ) 11.0% 14.4% 16.8% 16.6% 出典 : 地域保健 健康増進事業報告 - 17 -

第 7 節介護保険認定者数の推移高齢者数の増加に伴い 生活支援や介護を必要とする高齢者もまた増加が予想されます 65 歳以上に占める要支援 要介護者の割合 ( 認定率 ) は 第 5 期計画期間中に 14% となり 約 2,000 人の増加が見込まれます 今後もこの傾向が続く場合 平成 37 年には 約 20% となり 65 歳以上の5 人に1 人が要支援 要介護状態になるものと見込まれます 要支援 要介護者数の推移 30,000 人 25,000 13.7% 13.8% 14.0% 14.2% 15.2% 16.9% 22,892 18.7% 25,310 3,240 19.7% 26,666 3,449 20% 15% 20,000 15,000 10,000 15,027 1,879 2,039 2,242 15,834 1,972 2,137 2,362 16,736 2,080 2,258 2,499 17,708 2,197 2,380 2,621 20,267 2,541 2,760 3,016 4,220 2,877 3,135 3,422 4,745 3,510 3,789 5,228 3,740 4,028 5,492 10% 5% 0% -5% 要介護 5 要介護 4 要介護 3 要介護 2 要介護 1 要支援 2 要支援 1( 人 ) 要介護認定率 % 5,000 0 3,693 3,162 3,501 3,329 4,480 4,949 5,190 3,956 2,916 3,079 3,262 3,462 2,145 2,332 2,452 1,409 1,494 1,580 1,696 1,905 1,380 1,461 1,556 1,659 1,869 2,088 2,262 2,315 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 平成 29 年 平成 32 年 平成 35 年 平成 37 年 -10% -15% -20% 要支援 要介護認定者数の推計 ( 単位 : 人 ) 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 平成 29 年 平成 32 年 平成 35 年 平成 37 年 要支援 1 1,380 1,461 1,556 1,659 1,869 2,088 2,262 2,315 要支援 2 1,409 1,494 1,580 1,696 1,905 2,145 2,332 2,452 要介護 1 2,916 3,079 3,262 3,462 3,956 4,480 4,949 5,190 要介護 2 3,162 3,329 3,501 3,693 4,220 4,745 5,228 5,492 要介護 3 2,242 2,362 2,499 2,621 3,016 3,422 3,789 4,028 要介護 4 2,039 2,137 2,258 2,380 2,760 3,135 3,510 3,740 要介護 5 1,879 1,972 2,080 2,197 2,541 2,877 3,240 3,449 要介護 認定率 13,7% 13.8% 14.0% 14.2% 15.2% 16.9% 18.7% 19.7% 合計 15,027 15,834 16,736 17,708 20,267 22,892 25,310 26,666 出典 : 第 5 期川口市高齢者福祉計画 介護保険事業計画 太線ワクは 第 5 期計画期間 各年 10 月 1 日 - 18 -