S O C I E T Y J A P A N J.PIAGET Geant de la psychologie du xxe siecle,fondateur de l epistemologie genetique 24/26 July summer seminar 2007 No 25 11 654321 6 5 4 3 21 1 2 12 12 1 NO25
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C O N T E N T S A TABLE OF CONTENTS -4p 12-6p -7p NO.18-14p NO.3-16p P17 2006 P18 10 NO253 P
3 4 CO2 02 26 6 NO.254p
6 2 YES or NO NO.255P
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実 践 発 カトレア幼稚園 表 実践発表 カトレア幼稚園 年少編単元②どうぶつむらのようちえん 発表者 武石清美 目標 物と位置の関係 ねらい 物と場所のかかわりについて考える 女の子の大きなペープサートを活用し 子ども達の興味をひきつけなが ら身近な玩具や 日常の生活に密着したものをとりあげて 一つ一つどこ で使うものであるかを話し合い それぞれの物と関わりのある場所を発見 して対応操作できるようにし 年少児に分かりやすい導入教材を提示され ていました 操作後も 何をどこに置いたか どういうときに使う物 か をしっかり関係づけて言語表現できるように導いていました さら に 子ども達の身近な持ち物にも着目させ それぞれ関わりのある場所に 片付ける行動を通して理解を深めていました 日本ピアジェ会 会報NO.25 7 p
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実 践 発 春日小鳩幼稚園 春日小鳩幼稚園 年長編単元⑪へびとつるしがき 表 実践発表 発表者 中村愛実 大野麻美 目標 数の相補的関係 ねらい 加法 減法のかかわりについて知り 数の相補的関係を系列する おむすびころりんのお話に関心を持たせ おじいさんが持っているお むすびの数を穴の中に一つ一つ転がしていくと おじいさんの持っている おむすびの数は一つ一つ少なくなっていき 逆に穴の中のおむすびの数は 一つ一つ増えていくが 全体のおむすびの数は変わらないといった数の相 補的な関係について年長児に操作活動を通して気付かせていました おむ すびが穴の中に転がっていく様子が分かるようになっていて 子ども達の 興味関心を引き付けるような立体的な教材が印象的でした 導入教材につ いては へびとつるしがき の教材シートより少ない数で相補的な関わ りを理解できるようにされると良いでしょう 日本ピアジェ会 会報NO.25 13 P
文 文学紀行NO18 遥かなるケンブリッジ 大阪樟蔭女子大学 石川 晴子 フィリッパ ピアス 足沢良子 訳 E アーティゾーニ 久しぶりにイギリスに行ってきまし た エディンバラからケンブリッジまで ドライブするということだけ決めて あ とは現地で情報を収集して 出来るだけ 楽しい時を過ごそうという かなり大 胆な というよりいい加減な考え方で 出発しました さて エディンバラのインフォメー ション センターで当面の目的地であ るヨークまでの道をたずねたところ 行き方を細々と説明した7項にもわたる プリントをくれて丁寧にいろいろと教え てくれました でも 地図はくれません 日本ピアジェ会 会報No25 14p 学 紀 行 でした 海沿いに南下すると美しい風 景を楽しめるというので その言葉に 従って 深い青が広がる北海を右に見て 緑のなだらかな丘陵地帯をひたすら南 へと向かいました イギリスには高い山 脈がないため 目の前には 青い空が 白い雲を浮かべてどこまでもつづいてい ます どうしてターナーの絵にはあんな に空と雲が描かれているのかが納得でき たような気になりました ところが どこかの交差点で曲り方 を間違えたらしく 海がどんどん遠く なってしまいました 結局 その夜は とても小さな村にある雑貨屋のおじさ んが案内してくれた新しいモーテルに泊 まることになってしまいました こん なことをしていて ケンブリッジにたど りつけるのでしょうか 風景の穏やか な美しさを味わいつつも どうなるの か と少し不安を感じる頃 ようやく 目的地近くまで到達しました 町はずれにある小さなホテルです 裏庭にはリスがいました
文 実をいうと 今度の旅行ではうまく いったら ケンブリッジの町を流れてい るケム川の少し上流にある古い水車小屋 を訪ねることができたらと 密かに 願っていたのです というのは 先ごろ 亡くなったフィリッパ ピアスの最初の 作品である ハヤ号セイ川をいく の舞 台になっているのが ケンブリッジの 北にあるケム川のほとりにある村だと聞 いていたからです ふたりの男の子がカ ヌーに乗って 川を上り下りして古い屋 敷に伝わるという宝を探すというこの 話は ストーリーの展開だけでなく 男の子たちと彼らの家族や村の人々の 一人ひとりにいたるまでの人物描写 が とても魅力的なのですが とく に 背景となっているイギリスの田園風 景は やわらかな陽光を浴びて風にか さかさと鳴る木の葉まで感じられるほ どで 川の水の流れとともに そこへ 行って自分の目と耳 肌で体験できた らいいなあと思っていたというわけな のです このような野の道がつづきます 日本ピアジェ会 会報NO25 15p 学 紀 行 残念ながら わたしの密かな願いは かないませんでしたが ケンブリッジで よく知られている平底舟に乗って した たるような緑の中を 滑らかに移動す るという経験をして 水の上をちいさな 船を漕いでいくのはどんな気分がするも のかを ちょっぴり味わって満足する ことにしました ケンブリッジでの舟遊び
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2006 1964 RC1 NO2517
ピ ア ジ ェ 理 論 ピアジェ博士の有名な実験 10本の棒の系列 をご紹介致します 暗記 型の記憶によって 子ども達は系列を操作をするのではなく 能動的な 知能の働きかけによって系列していくことが発見されました それまでの教育の概念は既に明らかになった理論を受動的に記憶に頼り そのまま伝える事 と信じていました 博士は そうではない 記憶は知能の発達段階に応じたもので そのまま 受動的に記憶するものではない 子供の自発性に依存する発明的な能動的記憶こそが知能の発 達を促進していくものである として創造的教育を唱えられたのです その代表的な実験をご 紹介致します 幼児にモデル ア図 10本の棒を小さい ものから大きいものへと系列したもの を 見せた後ばらばらにして元のようにしま しょう というと イ図 のような発達段 階を見ることができます 1段階 大小の判断もなく 手に持ったも のから並べる 2段階 大小の判断によって大小 大小に よって並べる 3段階 中間概念が発生すると 大中小 大中小というように並べる 4段階 モデル 図ア のように並べる つまり 記憶に頼るのではなく 知能の 発達段階に応じて記憶するということを端 的に示した実験です 日本ピアジェ会 会報 NO25 18 p
ピ ア ジ ェ 理 論 アインシュタイン博士はピアジェ博士の理論を評価して 難しい理論を最も単純に示 す天才だ といわれましたが いろいろの実験でも随所に明快に発達理論を明らかにし ています 知能の発達の源は大小の判断からはじまります これらの大小のシェマは固定されたもので はなく 属性を豊かにして発達し 一方では類化して いろいろの思考の基礎になるもので す 長さの大小関係から長い 短い 数の大小関係から 多い 少ない 高さの大小関係からは 高い 低い 距離の大小関係からは 遠い 近い 面積の大小関係からは 広い 狭い 時間の大小関係からは 早い 遅い 密度の大小関係からは 濃い 薄い その他 空間の位置関係など いろいろの世界に適応していきます 図式化すると下図のようになります 二つのものを比較することによってはじめて 大きいか小さいかといった判断が可能になります 大小の判断 次に三つのものを比較することによって 少しずつの差を発見します 例えば A B Cの長さを比較したとする と BはAよりも長いがCよりも短い だからBは中くらい といった判断が生まれます 中間概念の発見 日本ピアジェ会 会報 NO25 19 P
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