様式第3号(第5、第6の1、第6の2関係)(その1)

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生活安全管理官から 昨年の管内情勢と今年の活動重点 について 1 犯罪の検挙活動等について身近な犯罪の盗撮や痴漢等は ゆめタウン ツタヤ ドンキホーテ等若者のい集場所で多発傾向にあるが 女子便所内にカメラを仕掛ける事案も発生し 今後も同種事案が懸念される 2 少年警察関係等 (1) 少年関係事案の特

1 鹿児島県の治安について ( ) は, 前回アンケート結果 ( 平成 29 年 1 月実施 ) 問 1 あなたは, 現在の鹿児島県が治安が良く, 安全で安心して暮らせる県であると思いますか どちらともいえない ( 変わらない ) 27% (27%) そう思わない 6% (8%) 1% (5%) そ

本日の会議は 報告事項としてア佐沼警察署管内の安全に関する課題についてイ緊急車両走行時の事故防止対策について協議事項としてア平成 29 年度佐沼警察署における地域の安全対策についてイ次回警察署協議会の協議事項 開催日程についてとなります 報告事項イの緊急車両の事故防止対策につきましては 会場を自動車

道警最前線 ~ 現場からのメッセージ~ 25 第 4 北海道警察の組織と公安委員会制度 27 1 北海道警察の組織 27 (1) 組織の概要 (2) 警察署の機能強化に向けた再編整備計画案 (3) 平成 29 年 4 月 1 日統合の警察署における結果 ( 平成 29 年 4 月 ~ 平成 30 年

( 件 / 人 ) 12, 交通事故の推移 (S4~) ( 人 ) 18 1, 8, 6, 4, 2, 死者数 人身事故件数 負傷者数 S4 S45 S5 S55 S6 H2 H7 H12 H17 H 約 2 倍 6 人身事故件数及び負傷者数は 平成 14 年以降減少傾

Taro-第4回 与板署協議会議事概要【決定】

ていただき 明るいまちづくりを行ってもらいたい 旨のご意見をいただきましたので 南三陸町役場とのあらゆる会議等の場で 継続して伝達してまいります (2) 管内の治安情勢等について 署長管内の治安情勢等について 犯罪の発生状況 特殊詐欺の発生状況 交通事故の発生状況 夏祭りの雑踏警備実施状況 の順にご

Taro HP

警察署長又は本部捜査担当課長は 犯罪の検挙状況 被害者等からの相談 関係機関からの通報等により再被害防止対象者に指定する必要がある被害者等を認めるときは 再被害防止対象者指定等上申書 ( 様式第 1 号 ) により警察本部長に再被害防止対象者の指定を上申するものとする この場合において 警察署長は

Microsoft Word - 005_巻末資料.doc

みんなでつくろう! セーフコミュニティちちぶ

入窃盗事件が連続発生した 当署では連続発生事件を解決すべく 挙署体制でよう撃捜査等を実施して 同窃盗被疑者を逮捕し 住民の安全 安心に少しでも寄与できたと思っている 一方 防犯的な観点で被害を分析すれば 無施錠の住宅での発生が多く見られた 泥棒など入らないという昔からの安心感から 農作業等で家を空け

H26_トピックス.indd

Taro-●H 江南議事概要《修正》

「治安に関する特別世論調査」の概要

(2) 警察署の機能強化に向けた再編整備計画案 ア 警察署を取り巻く現状と問題点 地方都市では 人口 警察事象等が減少 警察署の配置人員を必要最小限度まで合理化 縮小 道内に多数存在する小規模警察署は ぜい弱な体制で運用 ぜい弱な体制等に起因する問題点が出現 駐在所が不在になりがち本署の勤務員が少人

的に推進すべき事項を定めること (2) 本部本部関係課は 全国的な犯罪情勢を勘案し 本部が主導して抑止を行う種類の犯罪 ( 以下 本部重点犯罪 という ) を定め その犯罪抑止計画 ( 以下 本部犯罪抑止計画 という ) を策定すること 本部重点犯罪は 県境において続発している犯罪その他関係する本部

Taro-第1回 新潟東署協議会議事概要【決定】

Microsoft PowerPoint - 2_資料(最終訂正版1)

この後 詳しく御説明させていただきますが 刑法犯認知件数は 一昨年と比較して91 件 率として15.2% 減少し 交通事故は 人身事故の発生が 一昨年を上回り 率として24.1% 増加しております 交通死亡事故は 年当初発生しましたが4 月以降は抑えられた状況であります まだまだ 未解決の事件もあり

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

比 175 件減少 検挙件数は 320 件で 111 件減少 検挙人員は 207 人で 27 人減少しております 窃盗犯の中で 自転車盗は 619 件発生し 前年比 58 件減少しております さらに空き巣などの侵入盗は 246 件発生し 前年比 23 件増加 検挙件数は 39 件で前年比 31 件減

一太郎 10/9/8 文書


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路上での被害が約 8 割 何かあったときはすぐに逃げれるように 普段からお子さんと一緒に 1 10 番の家や避難できる場所を確認しておきましょう 2014/7/10( 木 ) 受信 架空請求容疑の葉書 本日 島根県内において 国民消費相談センター を名乗った架空請求詐欺容疑の葉書が数件届いています

新旧対照表

問 1. 昨年 ( 平成 28 年 )1 年間の滋賀県内における犯罪発生状況について どう感じますか ( 回答チェックは1つだけ n=319) 1. 犯罪は増えていると感じる 2. 変わらない 3. 犯罪は減っていると感じる 合計 犯罪は減っ

1 第節 警察の組織 1 警察の組織 (1) 公安委員会制度 公安委員会制度は 強い執行力を持つ警察行政について その政治的中立性を確保し かつ 運営の独善化を防ぐためには 国民の良識を代表する者が警察の管理を行うことが適切と考えられたため設けられた制度であり 国に国家公安委員会を置いて警察庁を管理

28.2月防犯みやぎp.1 校了

会議録平成 30 年 2 月 16 日作成平成 33 年 3 月末日廃棄 会議名京都府田辺警察署協議会 ( 平成 29 年度第 4 回 ) 開催日平成 30 年 2 月 15 日 ( 木曜日 ) 時間午後 2 時 00 分から午後 3 時 45 分までの間 (105 分 ) 場所京都府田辺警察署講堂

(100 件を超える同種余罪事件を解決 ) 2 大多喜町で発生した殺人事件の解決 3 忍込み事件の多数解決 ( 被疑者 9 名を検挙 70 件に及ぶ余罪事件を解決 ) 4 振り込め詐欺被害額の大幅減少平成 28 年発生件数 10 件被害額約 3,888 万円平成 29 年発生件数 11 件被害額約

がありません 昨年は 当署管内において電子マネーを使用したインターネットサイト架空請求詐欺が2 件発生し 被害額は合計 48 万円でありました 今年 被害発生ゼロを維持できているのは 警察のみならず 地域住民の方々の高い防犯意識と 電子マネーを扱っている管内コンビニエンスストア等店舗の方々や 関係団

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もくじ 調査の概要 調査結果 瀬戸市の治安について 問 瀬戸市の治安は良いと思いますか 問 この数年間 瀬戸市の治安は良くなったと思いますか 問 瀬戸市の治安が悪いと感じることを選んでください 防犯カメラについて 問 公共の場に防犯カメラが設置されることにより 犯罪の抑止 や事件の早期解決に役立つと

議事概要交通事故の発生状況について 説明する 5 月 19 日 ( 昨日 ) 現在 人身事故は 発生件数 死者数 負傷者全て前年同期と比較すると減少している 事故の内容をつぶさに検証すると 65 歳以上の運転者に係る事故が 全発生件数のうち約半数を占めている 今後さらに 高齢者にかかる交通事故の増加

第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

(4) 被害金交付形態別の認知状況 現金手交型及び現金送付型は 認知件数 被害額がいずれも減少し 対策の効果が見られた 振込型の認知件数が増加し 還付金等詐欺の増加の影響が見られた 交付形態別認知件数 ( 既遂のみ ) 交付形態別被害額 27 年 4,884 4,787 2,67 27 年 91.1

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し 地域住民 関係機関 団体等の地域社会と一体となった諸対策を一層強力に推進する必要がある そして 警察職員一人一人が高い士気と厳正な規律を保持しながら積極的に職務を遂行しつつ 検挙力と事態対処能力を兼ね備えた力強い警察を確立することにより 安全で安心して暮らせる石川を実現させなければならない よっ

Microsoft Word - 別添⑥.doc

期待と信頼に応える力強い警察 を確立する必要がある よって 平成 29 年石川県警察運営の指針を 県民の期待と信頼に応える力強い警察 ~ 安全で安心して暮らせる石川の実現 ~ としたものである 2 重点目標の策定運営の指針に基づき 具体的な業務を推進する上で県警察が重点的に取り組むべき目標として 次

-171-


なっており 特殊詐欺も大幅に増加しています この3つの犯罪の増加が堺区の治安情勢を悪くしている要因であると考えております この中で 強制わいせつと車上狙いについては捜査の結果容疑者が浮上し 現在詰めの捜査を進めているところであります 特殊詐欺につきましては対面することなく電話で騙すといった手口ですの

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よりまして 人的被害がなかったことが幸いだと感じております また 交通事故は 花山地区において道路を横断中の92 歳の高齢の方が普通貨物自動車にはねられて亡くなるという死亡事故が発生しておりますので 安心してもいられないという状況になっております 今日の協議会においては 皆様から活発な意見をいただき

治安諸対策の不断の見直し 地域住民 関係機関 団体等の地域社会と一層緊密に連携した取組が必要である そして 警察職員一人一人が高い士気と厳正な規律を保持し 積極的に職務を遂行することはもとより 検挙力と事態対処能力を兼ね備えた力強い警察を確立し 安全で安心して暮らせる石川を実現させなければならない

Taro-平成30年度福島北警察署協議会議事録(4月17日)

7 月 17 日交通事故 ハンドル操作を誤った車両が対向車と衝突した 衝突した車両の運転手は現場で死亡 衝突された車両の運転手と同乗者は負傷して病院へ搬送された 7 月 18 日強盗アンガルスク市 交通事故マルコワ村 7 月 19 日麻薬アンガルスク市 55 歳の男がスーパーで店員を銃器のような物で

警察安全相談取扱要綱の制定について(例規通達)

Microsoft PowerPoint - 2_「ゾーン30」の推進状況について

【広報資料】【H27上】コミュニティサイト等に起因する事犯の状況

県民の期待と信頼に応える力強い警察 ~ 安全で安心して暮らせる石川の実現 ~ としたものである 2 重点目標の策定 運営の指針に基づき 具体的な業務を推進する上で県警察が重点的に取り組むべ き目標として 次のとおり重点目標 7 項目を策定した なお それぞれの設定趣旨 重点推進事項等については 別添

Microsoft Word 【資料1】現状等.doc

目次 1 防犯パトロールの目的 2 防犯パトロールの始め方 3 防犯パトロールの必需品 4 防犯パトロールの具体的方法 5 防犯パトロールの着眼点 6 防犯パトロールの注意事項 番通報するときのポイント 8 調布市防災 安全情報メールに登録を

目次 調査の概要 3 質問項目 1 設置の認識 4 2 設置後の治安の体感 5 3 設置後の安心感 7 4 犯罪発生抑止効果 9 5 個人のプライバシー 13 6 今後の設置 15 7 自由意見 17 2

1 はじめに 本市では 平成 17 年に 鹿児島市安心安全まちづくり条例 を定め 地域の安全は地域で守る を基本理念に 市と市民 事業者等が連携 協働し 安心して安全に暮らせるまちづくりを進めてきました これまでに防犯パトロール隊や青色防犯パトロール車による防犯活動をはじめ 安心安全ネットワーク会議

なっているログの保存についても その在り方を検討することが明記されており 速やかに一定の結論を得るために検討を進めております このような状況を念頭に置きつつ 捜査力 解析力の強化を始め サイバー空間の脅威への対処能力の一層の向上に向けた取組について 御理解 御尽力をお願いいたします 第 2は 総合的

報告書(案)

過去の暴力団の典型的な活動は 伝統的な資金源とされる覚醒剤の密売 みかじめ料の徴収などでしたが 平成 4 年の暴力団対策法の施行後の取り締まりの強化により 暴力団の資金活動は巧妙化していきました 暴力団自らは表に出ることなく 企業活動を仮装するなどして資金活動を行っており 暴力団関係企業と知らずに取

東海警察署からの依頼で 愛知県安全なまちづくり条例第 6 条第 1 項に基づき 2 年任期で約 10 名が委嘱を受けている 現状 委員の所在地が偏っており 各地区に一人ずつ配置ができていないことが課題となるが 東海警察署と連携をとりながら配置を進め 各地区の情報を集めるような活動をしていただけるよう

(2) 調査対象者の属性別構成調査対象者の構成としては 第 1 章に 性別 都市規模別 警察管区別 年齢層別 職業別 居住形態別 同居人数別の構成を示した その他 本調査対象者のフェース シートに当たる項目として 次の各項を調査した 以上はいずれも 調査対象となったサンプルが 我が国の標本として適当

平成 29 年 ( 第 6 回 ) 京都府の治安 に関するアンケート実施結果 京都府警察本部

Microsoft Word - 【最終セット版】 広報資料(9枚もの) 

努めておられるし 地域と警察が一体となった取組が見られる 今後もこれを進めて下さいという内容でした 次に 2つ目は本年 1 月 12 日 本県警察の観閲式に参加させていただきました 東温市にあります機動隊グラウンドで行われました 署長も出席されていましたが 厳しい寒さの中 警察官約 330 人が き

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県下の非行情勢 1 平成 29 年中における少年非行の情勢 ⑵ ⑶ 概況 少年非行の主な特徴 少年非行情勢の推移 刑法犯少年, 触法少年の検挙 補導人員の推移 (H2 年 ~H29 年 ) 特別法犯少年, 触法少年の検挙 補導人員の推移 (H2 年 ~H29 年 ) 不良行為少年の推移 (H2 年

Microsoft Word - 本文

平成 28 年 2 月 17 日 11:20 大和市からのお知らせです 本日 福田 下和田地区において 親族をかたり 会社の書類などが入ったカバンをなくしてしまった どうしてもお金が必要だ などといった振り込め詐欺の電話が多数かかってきています 不審な電話は大和警察署 ( )

Microsoft Word - 特定テーマ報告書(警察)最終

て 車で接近してきた2 人組の男に拳銃で脅迫され 店の売上金 1 億 5,000 万グアラニー ( 約 48 0 万円 ) が強奪される事件が発生した 警察のその後の捜査により 犯人が使用していた車両が発見され 盗難車である事が確認された 1 月上旬サンペドロ県サンエスタニスラオ市内の新聞配達店に2

1 自転車盗 (1) 現状と課題本市は JR2 路線 4 駅が立地しており 各駅から仙台市の中心部まで10 分から20 分程度で行けることから 通勤 通学者の方が駅まで自転車を利用することが極めて多くなっています 各駅に駐輪場を整備していますが 防犯意識の低さから施錠しない 長期間駐輪する等により

及びごとの職員数 ( 平成 3 年 4 月 1 日現在 ) 7 級 8 級 1 本庁の部次長の職務 2 審議監の職務 3 本庁の困難な業務を所掌する課長の職務 1 委員会の事務局長の職務 2 本庁の困難な業務を所掌する部次長の職務 本庁課長

広報資料捜査第二課生活安全企画課 平成 27 年の特殊詐欺認知 検挙状況等について ( 確定値版 ) 1 特殊詐欺全体 ⑴ 特殊詐欺の認知状況 認知件数は13,824 件 ( 前年比 +432 件 +3.2%) 被害額は482.0 億円 (-83.5 億円 -14.8%) で 被害額は減少に転じたも

大使館からのお知らせ( 月号)

第 17 回警察署協議会代表者会議 1 開催日平成 30 年 11 月 28 日 ( 水曜日 ) 2 開催場所千葉県警察本部 3 出席者 (1) 警察署協議会会長 ( 代理出席者を含む ) 39 人 (2) 千葉県公安委員会公安委員会委員 5 人 (3) 警察本部本部長 各部長及び千葉市警察部長 9

管理センター 03-XXXX-XXXX 取り下げ最終期日平成 年 月 日 未納料金がある 本日中に連絡がない場合は法的手続きを取る ( 実在する大手事業者の名称がかたられる場合がある ) ( 注 1) メールアドレスではなく携帯電話番号を宛先にして送受信するメッセージサービス ( 注 2) 電子メー

目次 はじめに 1 大和市の犯罪状況 2 自転車 の盗難対策 3 振り込め詐欺 対策 4 振り込め詐欺相談窓口 のご案内 5 ひったくり 対策 6 空き巣 対策 7 不審者 対策( 児童用 ) 8 大和市の主な取り組み 9

Taro-7月1日協議会是正措置完了

平成 23 年度警察庁予算の概要 総額 ( 平成 22 年度当初予算額 245,104 百万円 270,543 百万円 ) ( 単位 : 百万円 ) 区 分 22 年度予算額 23 年度予算額 増 減額 主な内容 第 1治安水準の更なる向上のための総合対策の推進 1犯罪が起きにくい社会づくりの推進

けいしちょう安全安心モニター制度

原議保存期間 5 年 ( 平成 27 年 12 月 31 日まで ) 各都道府県警察の長 殿 警察庁丙刑企発第 43 号 ( 参考送付先 ) 平成 22 年 2 月 25 日 各附属機関の長 警察庁刑事局長 各地方機関の長庁内各局部課長 美容外科手術を行っている医師の団体に属する会員等からの指名手配

平成29年政策評価(総合評価)結果

平成30年版高齢社会白書(全体版)

別添 交番相談員運営要領 1 趣旨 この要領は 交番相談員の運用について 地域警察運営規則 ( 昭和 44 年国家公安委員会 規則第 5 号 以下 規則 という ) 香川県地域警察運営規程 ( 平成 12 年香川県警察本部 告示第 17 号 以下 規程 という ) 及び香川県警察の地域警察の運営に関

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

<4D F736F F D DC58F4994C5817A95BD90AC E8E99837C89FC90B A78BC78A6D94468DCF816A202D B2E646F6378>

( )

目 次 1 交通事故の発生状況 1 2 死傷者の状況 (1) 齢層別の状況 3 (2) 状態別の状況 5 (3) 齢層別 状態別の状況 7 (4) 損傷部位別の状況 12 (5) 昼夜別の状況 14 3 交通事故の状況 (1) 齢層別の状況 17 (2) 法令違反別の状況 19 (3) 飲酒別の状況

上記の要件をすべて満たさないカメラ ( 例えば 録画装置を備えていないカメラ ) であっても 不特定多数の人を撮影している場合は プライバシーを侵害するおそれがあります このガイドラインの趣旨を踏まえ プライバシーの保護に配慮するとともに設置目的に沿った適切な運用を行うことが必要です 第 2 防犯カ

犯罪からの子どもの安全 関与者インタビュー

(6) 行方不明者の捜索 (7) 治安の維持 (8) 被災者等への情報伝達 (9) 前各号に掲げるもののほか 派遣先都道府県警察の長が特に指示する活動一部改正 平成 25 年第 15 号 ( 即応部隊の活動 ) 第 4 条即応部隊は 大規模災害発生時に直ちに被災地等へ赴き それぞれ次に掲げる活動を行

目次 1. はじめに 1 (1) 基本方針策定の目的 1 (2) これまでの取組みと今後の取組み 1 (3) 街頭防犯カメラ と 施設監視カメラ 2 2. 設置に係る基本方針 3 (1) 設置場所 3 (2) 撮影範囲 4 (3) 設置していることの表示 4 (4) 設置地域の周知 4 (5) 地域

Microsoft Word - guideline02

Ⅰ はじめに 1 ガイドラインを策定する目的 大阪市は 政令指定都市の中でも街頭犯罪が多い都市となっており 安全で安心して暮らせるまちづくりのための対策が必要となっています その中で 防犯カメラは 24 時間撮影が可能であることから 犯罪の抑止効果があるとともに 犯罪発生時には容疑者の特定にも役立つ

1 平成28年度概算要求の概要(表紙)

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○福岡県警察交通管制要綱の制定について(通達)

Microsoft Word - 新行動計画.doc

Transcription:

様式第 3 号 ( 第 5 第 6 の 1 第 6 の 2 関係 )( その 1) 警察署協議会会議録 筑後警察署協議会 開催年月日時 平成 26 年 6 月 24 日午後 1 時 58 分から平成 26 年 6 月 24 日午後 3 時 35 分まで 開催場所 福岡県筑後警察署 3 階会議室 協議会委員会長以下 10 名 出席者 警 察 署署長 総務課長 生活安全課長 地域課長 大川警部交番所長 刑事課長 交通課長 警備課長 ( 計 8 名 ) 議事概要 平成 26 年第 2 回筑後警察署協議会 1 組織犯罪対策課課長補佐報告 説明 福岡県警察本部暴力団対策部組織犯罪対策課課長補佐が来署し 特定抗争指定暴力団等の指定期限の延長に関する報告と説明が行なわれた 福岡県公安委員会が指定期限を延長しないことを決定した経緯説明 6 月 12 日 福岡県公安委員会において 道仁会と浪川睦会に対する特定抗争指定暴力団等の指定については 指定の有効期限である 6 月 26 日までに特段の事情が生じなければ指定の期限を延長しないという決定がなされた 今回の対立抗争は 今から 8 年前の平成 18 年 5 月 道仁会の跡目継承問題を契機に内部分裂が生じ 対立抗争に発展し 平成 24 年 12 月まで事件の発生が続いた 分裂した組織は 大牟田市を拠点とする九州誠道会という新たな組織を結成したことで この抗争が長引く結果となった この 6 年 7 ヶ月の間に 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県の 4 県下において 発生 47 件 死者 14 人 負傷者 13 人を数える状況となった このような状況を踏まえて 福岡県公安委員長等が 国に対して暴力団対策法改正の要望を行なった結果 暴力団対策法が改正され 道仁会 九州誠道会が特定抗争指定暴力団と指定され 両団体に極めて厳しい規制が掛けられるということになった これに対し 九州誠道会は 平成 25 年 6 月 この規制は憲法違反であると主張して訴訟を提起し 現在 福岡地裁と佐賀地裁において係属中である このような厳しい規制を掛けられたこと等から 平成 25 年 6 月 11 日 九州誠道会は 組織の解散届を行い これを受けて 道仁会は 抗争を終結したとする宣誓書を提出した しかし 両団体に対しては 特定抗争指定暴力団として指定の延長を行なった

その後 解散したと自称していた九州誠道会が 平成 25 年 10 月に新団体 浪川睦会を結成した この浪川睦会結成に関する見解の対立などを理由として 特定抗争指定暴力団の指定の延長を行なってきた ところが 今年の 4 月に入り 両団体での和歌に向けた動きが進み 調査の結果 両団体の見解の対立が解消されていること 両団体とともに警戒が大きく緩和されていることなどが確認されるとともに 対立抗争に係る暴力行為が 一昨年の 12 月 20 日以降 約 1 年 6 箇月の間 発生していないなどの事情を総合的に検討した結果 指定延長の要件である対立抗争が今後も継続するおそれ その対立抗争においてさらに人の生命 身体に重大な危害が加えられるおそれがあるとまでは認められないと判断し 指定の有効期限である 6 月 26 日までに特段の事情が生じなければ指定の期限を延長しないという結論に至った この決定については 警察庁及び関係 4 県の協議結果も踏まえて 福岡県公安委員会で決定されたものである 質疑 委員から ( 両団体の ) 様子を見ているという段階と言えるのか との質疑があり 課長補佐が 6 月 26 日に指定が終わるという状況である 旨 回答した 委員から ( 指定延長をしなくても ) 大丈夫なんでしょうか との質疑があり 課長補佐が 各署 色々な警戒体制をとっている 暴力団対策については徹底して行なうということは変わらない 旨 回答した 委員から ( 指定の ) 解除をした場合 5 人以上の集団で会合をすることは認めるということか との質疑があり 課長補佐が そうです 従来どおり 指定暴力団という立場になる 旨 回答した 委員から 他署では 隣接警察署間で合同の体制で暴力団犯罪に対処するという新聞報道があったので 当署としても行政や住民が連携して暴力団対策に取り組んでいきたいと考えているため 警察からの指導 支援もお願いする との意見があった 2 春期異動者着任挨拶 平成 26 年春期異動により着任した総務課長 地域課長 警備課長からそれぞれ着任挨拶がなされた 3 警察署協議会会長挨拶 現在 筑後警察署管内は 非常に大きな事件を抱え 10 年前の出来事であるので 捜査も難航していると新聞報道で聞き知り 警察の苦労を察するところであるが 早く解決できるようによろしくお願いする 4 署長挨拶 先日 協議会会長からの通報により 道路上で倒れてた女性を無事保護し 家族に引き渡すことができたことに対し お礼申し上げる 当署は 6 月 16 日 筑後市におけるリサイクルショップ経営者夫婦による殺人事件捜査本部を設置し 今後も全容解明に向けて取り組んでいくので 御支援をよろしくお願いする 本日は 治安概況 暴走族対策 速度取締りの在り方について報告を行なうので 審議をお願いする 5 当署幹部による平成 26 年 1 月から 5 月までの治安概況説明 刑事課長 ( 暴力団捜査の説明及び暴力団事件発生時の初動捜査に関する説明の後 平成 26 年 1 月から 5 月までの間の刑法犯発生状況について説明が行なわれた ) 平成 25 年 1 月から 5 月までの間の刑法犯発生状況については

凶悪犯 2 件 粗暴犯 9 件 窃盗犯 236 件 知能犯 11 件 風俗犯 1 件 その他 41 件の合計 300 件あった 凶悪犯は 殺人未遂事件と強姦事件である 殺人未遂事件は 知人男性の被害者を切りつけた事件であり 強姦事件は 平成 18 年頃 福岡県大川市や佐賀県で連続発生していた事件に関して 科学捜査の進展により 犯人を特定し 検挙したものである 粗暴犯は 知人同士の喧嘩事案が多い 窃盗犯は 当署の刑法犯全体の約 8 割を占めており 盗難被害に遭う世帯の約 7~8 割は無締りが多く 何度も被害に遭う被害者も居ることから確実な戸締りを行う必要があり 戸締りも鍵を二つすれば 被害に遭う確立が激減する 知能犯は 振込め詐欺 インターネット詐欺 無賃乗車であり 風俗犯は 人前で裸になっていたというものであり 振込め詐欺については 身近な犯罪であり 誰もが巻き込まれる可能性がある 振込め詐欺の形態は オレオレ詐欺 融資保証詐欺 架空請求詐欺 還付金詐欺がある この他 金融債権等を利用した特殊詐欺と呼ばれるものもある 本年 6 月 12 日頃 当署管内でも振込め詐欺が発生し 4,000 万円の被害に遭った方もいるため 警察だけの防犯では 立ち行かなくなっている 地域ぐるみで防犯を行ない 振込め詐欺を未然に防いでいかなくてはならない 犯罪の検挙の他 犯罪の未然防止は非常に大切であることを理解していただき 地域一体となって防犯活動を推進していただきたい 生活安全課長平成 26 年 1 月から 5 月までの間の街頭犯罪重点対象罪種等発生状況については 窃盗犯を中心として身近に発生する犯罪を抽出して表にしたものであり 全体としては 42 件減少しているが 万引きは増加傾向にある 主な特徴は 発生件数が 165 件で 刑法犯全体の 55 パーセントである 減少している罪種があるものの 平均的に発生があっており 空き巣 忍込み等の侵入盗 自転車盗 オートバイ盗等の乗り物盗 車上狙いは 無施錠による被害が多いため 戸締りや施錠を確実にやっていただくよう 防犯指導を推進している 以前として万引きの発生が多く 少年よりも高齢者の万引きが多い傾向にある 大型店舗における万引きが多発しているため 管理者対策を行い 防犯カメラの設置要望等を行なっているほか 制服警察官による駐留警戒等の対策を講じているところである 交通課長 交通事故発生状況交通事故の発生件数は 344 件 ( 前年同月比 +32) 死者数は 1 人 ( 前年同月比 ±0) 負傷者数は 457 人 ( 前年同月比 +52) となっている 当署は 月平均 50~60 件の人身交通事故があっており 人身交通事故が増加する 8 月に向けて 事故発生件数を抑制するために対策を講じていきたいと考えている 交通事故の発生箇所のデータを取って検証しているが 広範囲な場所で事故が発生しており 絞れない状況である 発生エリアとしては 筑後市中心部 八丁牟田中心部 大川市中心部でやや多い状況にある 重大事故 事件等発生状況 ( 報道発表分 ) ( 逮捕事案となった飲酒運転 5 件の他 死亡事故 1 件について 発生日 発生場所 事案概要の説明が行なわれた ) 暴走族対策 暴走形態は 集団暴走行為 ローリング ゼロヨン行為等 ハント族 旧車會がある

現状は 県内の暴走族 71 グループ 1,138 人であり 当署管内は 特定のグループは無く 暴走行為容疑者として 17 人を把握している 暴走族に関する 110 番 ( 苦情 要望 ) 及び検挙状況 (4 月末 ) で 県下 1,625 件 当署 30 件であり 当署では 本年になって整備不良等で 13 件 (13 名 ) を検挙した 最近の動向としては 久留米市 柳川市でギャラリーが多数い集する事案が多発している 最近の筑後地区での動きとしては 平成 24 年から 25 年にかけて八女警察署と合同で 共同危険行為などで約 30 名を検挙 ( うち 14 名を逮捕 ) した 平成 25 年中は 単発の暴走行為が大川などで散見されたため 交通課員が少年らに誓約書を書かせる等して指導した結果 大川地区での暴走行為はほとんど見られなくなった 平成 25 年年末から平成 26 年にかけて筑後市内にある特定のファーストフード店周辺で原付バイク数台による暴走行為が頻発したため 捜査を継続中のところ 首謀者格の少年が暴走行為中にトラックに衝突して重傷を負ったことから これを機に関係する少年らに厳しく指導し 暴走行為を封圧した 6 月 8 日 ( 日 ) 午前 2 時から午前 5 時頃までの間 試験場南口交差点においてギャラリー 50 人程度が い集して バイク数台が暴走行為をするという事案が発生したが 交差点封鎖や少年補導など実施して対応し 今後とも同種事案に対しては 徹底した対策をとることにしている 筑後警察署の速度取締重点 ( 速度取締りの在り方 ) 全国的な動向として 速度取締りの在り方について 国民の意見を反映させていくという方針を受け 当署においても管内の住民が納得のいく取締りを行なうために説明を行なう 交通事故発生の多い 国道 442 号 ( 旧 ) 国道 209 号 国道 208 号を重点路線とし あらかじめ設定した重点時間帯において速度違反取締り活動を推進することとする 重点路線の設定理由は 平成 25 年中の事故統計に基づき 交通事故多発時間帯を中心として 取締りやパトロールなどの街頭活動を強化し 交通事故を抑止していく 重大事故を誘発する速度超過違反については 固定式取締り 機動取締りをバランス良く推進する 早朝 薄暮時の通勤時間帯は交通量が多いため 赤色灯を点灯させた白バイ パトカーによる街頭活動もバランスよく取り入れ 登下校時における児童の安全を確保する 交通事故多発エリアを中心に携帯電話 信号無視及び指定場所一時不停止違反取締りを強化する 登下校時間帯における悪質 危険な自転車の指導取締りを強化していくこととする 取締方針については 以上のとおりであり 意見 要望をお願いする 6 質疑応答 委員から 詐欺被害者は 被害金を回復することは可能か との質疑があり 刑事課長が 一般的に被害回復が困難なケースが多い そのため 犯罪を未然に防止することがいかに重要かということが言える 旨 回答した 委員から 詐欺犯罪や性犯罪が何とかしてなくならないか との質疑があり 刑事課長が 発生を止めるには 検挙と予防が重要である 旨 回答した 委員から 防犯に関する質疑であるが センサーライトは防犯効果があるか との質疑があり 刑事課長が 防犯グッズの一つとして効果的である 旨 回答した 委員から 強盗や窃盗犯罪は 昼間時間帯と夜間時間帯のいずれが多いか との質疑があり 窃盗被疑者によって 得意とするやり方があり 昼専門の泥棒や夜専門の泥棒がいるため どの時間帯が多いというのは一概には言えない 24 時間 人の隙を見て犯罪が行なわれることを前提として 防犯意識を高めていく必要がある 旨 回答した 委員から 田舎は地域の結びつきが強く それを生かした防犯活動をするにはどうしたらいいか との質疑があり 刑事課長が 一番大事なことは地域のコミュニケーション 声掛けが防犯活動として有効である 犯行をしようとする地域で声掛けをされると犯行を断念する犯人も居ることから 積極的に声掛けをして地域ぐるみで防犯活動を行なうことが大切である 旨 回答した

委員から 進入禁止の道路に入ってくる車両を目撃した場合 一般市民としてどのような対応が可能であるかお尋ねする との質疑があり 交通課長が 違反車両を停車させたり 警告させたりする権限は警察官にしか与えられていないので 一般人が交通違反者に対して強制力を持って停止させたりすることはできない 交通違反者に対して違反である旨を伝える行為は可能であるが その態様によっては 相手方と口論に発展する場合が多く 非常に難しい問題である よって 交通違反者を目撃した時は 目撃した場所や時間帯 違反車両のナンバーや運転手の特徴等を記録し 警察へ通報してもらいたい 警察として 通報情報に基づき取締り場所を選定し 取締りを強化していく 委員から 先日 4,000 万円もの大金を騙し取られるという事件があっているが そのような大金をどのようにして騙し取られるのか との質疑があり 刑事課長が 言葉巧み相手を騙し 信じ込んでしまった被害者は 銀行員等 第三者の意見に耳を貸さない状態となり 現金を騙し取られてしまうものである このような詐欺被害を未然に防ぐためには 周囲の人達が可能な限り早い段階で警察へ相談してもらうことである 特に女性の高齢者が被害に遭うケースが多い 犯人グループは被害者との会話の中で預金残高や預金口座を聞き出し その騙しの手口に掛かった被害者の個人情報は 他の詐欺グループに知らされ 重ねて被害に遭うことになる 一人暮らしか家族と同居かどうか等 世帯構成に関係無く 女性の高齢者は騙されないように注意した方が良いと思われる 旨 回答した 委員から 筑後市リサイクルショップの事件に関し 長年事件が発覚しなかったのはなぜか との質疑があり 刑事課長が 事案を認知した都度 関係者からの聴取を行なってきたが 相手が虚偽の供述をした場合 供述内容が虚偽であることを裏付けることが出来なければ 供述のみで事件化することができないが 今回は 関係者の供述を裏付けることが出来たため 事件化となったということであり 過去 何もしてこなかった訳ではない 現在 全容解明に向け 捜査を継続中であり 捜査の行方を見守っていただきたい 旨 回答した 委員から 交番勤務員が不在時 以前は 交番に電話を掛けた場合 本署に転送となっていたが 現在は 転送にならないため わざわざ 警察署に電話を掛けなおさなければならない状況である 警察署は市外局番が違うため連絡しにくいと感じている住民がおり ちょっとした尋ねごとを 110 番するのも気がひけるという意見があることをお知らせする との意見発表があった 7 閉会 平成 26 年第 2 回筑後警察署協議会開催状況