平成 26 年度 学校評価報告書 ( 自己評価 学校関係者評価 ) 四国医療専門学校
1. 自己評価について対象期間 : 平成 26 年 4 月 1 日 ~ 平成 27 年 3 月 31 日実施期間 : 平成 27 年 4 月 21 日 ~7 月 7 日 2. 重点目標 1) 入学者の定員の80% 以上 270 名以上 2) 退学者の低減 4% 以内 3) 国家試験合格率 95% 以上 3. 目標達成のための具体的事業計画 行動計画 1) 学生募集の強化 2) 教員の指導力の向上 3) 授業の効率化と資格取得対策の強化 4. 学校関係者評価について (1) 学校関係者評価委員会開催日時 : 平成 26 年 7 月 26 日 ( 日 )13:00-14:45 12 名出席 委任状 2 名
1. 教育理念 目的 育成人材像 A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等 学校の教育理念は建学の精神とともに定められており 教職員 学生 保護者 その他学校外へもさまざまな手段で公表されている また 学科毎にも教育理念 目標 育成人材像を明文化されており 学内外へ広く公表されている 今後も教育理念を学外に広く公表し 社会や業界のニーズに合った人材育成を行う 特に意見無し 学校関係者評価 意見 2. 学校運営 A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等学校関係者評価 意見 医療系の学校法人であることから 法令上の運営基準がきめ細かく定められており それを順守する形で 評価が低くなっている小項目があるが 運営は自ずと学校運営の適正は一定確保されている 心配ない トータルで考えるとよくやっている 規程の定めと運用に若干乖離の見られるものが生じている と思われる 必要に応じて規程の見直しを行うなど 運用面と規程との乖離を防ぐ必要がある 3. 教育活動 A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等学校関係者評価 意見 それぞれの学科では医療国家資格を養成するための修業年限とカリキュラムを設定し 教育到達レベルを明 小項目の 地域の特性を活かした教育 が低い確にして医療人の人材育成を行っている それらは授業概要に明文化され 学生へ配布し説明を行っている 自己評価になっているが健康教室や学祭で地 教育活動はカリキュラムならびに授業概要にそって実施されている 授業評価は一部の学科で行っているが 域貢献をしているので もう少し評価をあげて学校全体で計画して実施されてはいない も良い すべての学科で授業評価を計画的に実施し フィードバックを通して授業の改善に努める必要がある 町としても地域の活動には協力いただいていると認識している
4. 学習成果 A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等学校関係者評価 意見 資格取得率と就職率向上対策は計画性をもって行われている 概ね全国平均以上の合格率であった 医療国 国家試験合格率は 現役生のみの数値である 家資格ごとに就職内定は時期的に違うものの最終的には就職希望者は全員就職できている 既卒生を併記する必要があるかもしれない 資格試験対策は最上級クラスの担任および他の教員が協力し早期から取り組んでいる 教員が作成した模擬 卒業に際して足切りはしていない 卒業要件を試験と業者の模擬試験などを利用して学生個々の状況を把握しつつ 個別指導や補修 休日の学校開放など満たせば卒業させているので学生には不利益の学習サポートで取り組んでいる にはなっていない 就職については担任が面談を行って学生の希望を聴取しアドバイスをしている 残念ながら資格取得できないものも少数おり 資格取得に向けて卒業後も引き続きサポートしている 学生の中には 更なるキャリアアップとして研修先を望む学生もおり 学校の付属施術所をはじめとしてそのニーズに対応することも検討が必要と考える 5. 学生支援 A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等学校関係者評価 意見 大学卒業生への単位認定や教育訓練給付金指定講座の申請 夜間部の継続的な運営など社会人への学習支援 退学理由は 進路変更と経済面と学業不振であは行っているが すべての学科が教育訓練給付金の指定講座ではない 生活面での生活環境支援は学校で寮る 進路変更の時期は 1 年次が多いとは限らなを 3 棟完備し周辺より低い価格設定としている い 経済面に関しては奨学金制度も導入してい H26 年度は就職支援センター長が不在となったが最上級クラスの担任が窓口になり 学科長が責任をもって支るが 多様な学生が増え長続きしない 援するという体制で就職支援を行った 対応としては教員が学生と面談を重ね 成績不 3 年制課程の学科では夜間部の設置 教育訓練給付金の指定講座 夜間部の授業料減額設定といったように社良者へは個別の補習などの対応を行い 精神的会人への学習支援が充実しているが 4 年制課程の学科では取得単位の認定以外の学習支援はほとんどないとな悩みのある学生へは学外の臨床心理士とのいう状況である 協力を得て対応した 中途退学防止には取り組んでいるものの思ったような成果は今のところ得られていない 全ての学科が同窓会と連携して卒後のキャリアアップが図れるような取り組みが必要である
また学内組織として就職 学生指導 学生相談となどの総合的な学生対応組織の構築が必要である 平成 28 年度の学校創立 60 周年記念に向け 同窓会との連携強化を図る必要がある 6. 教育環境 A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等学校関係者評価 意見 教育上必要な施設設備 教具等の教育環境の整備は概ねできているが 定期的な点検に関しては不十分であ 特に意見無しり数年に 1 度 またはその都度の対応となっている 教具の数はそろっているが 最新式の用具などが導入できている学科は少ない 防災 安全管理体制は計画的に見直しする 防災の日には防災訓練を計画実施する等 さまざまな非常時に備える必要がある 校舎単位で懐中電灯や防災ラジオなどを設置し徐々に防災対策を進めている また今までは昼間部のみであった防災訓練を H26 年は夜間部で避難訓練を実施した 現状として実習先の確保はできているものの より多くの実習先を確保しておかなければならない 定期的 計画的に設備 教具等の点検を行い 経年劣化したものについては最新機器の購入を検討していく 学生の実習先の確保を引き続き行なう 7. 学生の受け入れ募集 A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等学校関係者評価 意見 複数の学科を有するため 学生募集の軸足は高校新卒者にあり 学生募集は積極的に行っている 教員も学 特に意見無し生募集活動に協力しているが マンパワー不足により人員配置が十分といえない 様々な取り組みを行っているが少子化と社会人の入学生減により目立った成果には結びついていない また 社会人は社会情勢から 3 年制養成校に流れる傾向がある 4 年制課程の学科では社会人への学習支援が乏しいこともその要因と思われる 授業料は負担軽減を考えて 入学後に かつ前期と後期の 2 回に分けての納付となっている 教材費につい
ては明示が不十分である 特待生制度等学生への支援体制の拡充を検討する 教員の人員の充実ならびに学科の特色をもっとアピールする 8. 財務 A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等学校関係者評価 意見 ここ数年 学生実員数が減少してきており 学生生徒納付金収入の減少を招いているが 収益事業等の収入 特に意見無しにより収支バランスは確保できている 財務情報公開については ホームページ上で公開している 財政基盤の安定を図るために 学生数確保に努力しているところであるが 全国の18 歳人口が減少過程にある中で本校の学生数も減少傾向にあり 苦戦しているところである 本業である教育事業の財政基盤の安定を図るためには 学生募集に力を注ぐことが最も肝要であるが 一方で 18 歳人口減少の影響による収益悪化をカバーするための収益事業の展開によって本業の財務を支える工夫も必要になっていると考える 9. 法令等の遵守 A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等学校関係者評価 意見 養成校指定規則 指導要領といった法令等の遵守はできている 年度当初の WAMNET を用いた報告も期限内に 特に意見無し行っている 規程上教員数は足りているものの 学科運営上マンパワーが不足している学科も存在する 自己点検の実施は学科教員全体でじっくりと行えるよう 時期や時間 報告書のまとめ方など検討が必要である この結果を少しでも改善することに役立てる 10. 社会貢献
A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等学校関係者評価 意見 社会貢献 地域貢献は概ねできている 小豆島マラソンでは四国医療専門学校の学生 学生へはボランティア活動を奨励しており 柔道整復学科では丸亀ハーフマラソンへの AED 協力 鍼灸 鍼にオイルマッサージをしていただき好評をい灸マッサージ学科では小豆島マラソンサポート 作業療法学科では 1 年次全員 看護学科では献花祭の後とただいている 町でも活用していただければ いったように様々な取り組みがある 学校との連携になる また学校を会場にして 2 回 / 年の日赤の献血については多くの学生の協力が得られている 教職員については学生の模範となる行動が取れているという意見が多い反面 不十分という意見もある これまでの活動を元に少しずつ大きな規模で地域貢献を行えるよう地域活動に参加していく 11. 点検項目に関する総括 A: 十分である B: おおむね十分である C: やや不十分である D: 不十分である 点検項目に対する現状認識 課題 今後の改善方策等学校関係者評価 意見 自己点検評価は実施できている ただ 評価担当者という少人数で計画実施しているためその結果の共有と 特に意見無しいう点においては課題があった スタッフ間に情報共有が図られている部署もあるがそうでない部署もある 自己点検評価のスケジュールと役割分担を見直し 十分な時間をかけてより改善に結びつけるような協力体制で次回は進めたい 12. 重点目標に対する総括 目標達成状況と今後の課題 改善方策 1. 入学者の定員の 80% 以上 270 名以上 例年の募集活動に加えて本年度は 入学金や授業料の見直しを行い学びやすい環境を整えた さらには教育訓練給付金 ( 職業実践 ) の指定も受け社会人の募集に関してはプラスの要因が働くと推測していた 結果は学生募集目標達成は 4 つの学科で達成したが それ以外は目標値を下回ることとなった 目標値を下回った学科は定員数が多く 社会人入学比率の高い傾向がある また夜間部の学科も定員充足率は減少傾向であるため 定員の見直し等も行う必要がある 2. 退学者の低減 4% 以内 学校関係者評価 意見 国家試験合格率が一番学校評価につながり 学校のアピールできるものとしてここを強くできれば良い
学生との面談を重ね 成績不良者へは個別の補習などの対応を行い 精神的な悩みのある学生へは学外の臨床心理士との協力を得て対応した 退学率 4% 未満は3 学科であり 学校全体では 6.48% となった 退学者理由としては意欲の継続や成績不良 経済的状況など様々である それぞれについて対応する必要があり 引き続き退学率の軽減を図る 3. 国家試験合格率 95% 以上 資格試験合格率 95% 以上という目標は 2 つの学科で達成した 達成できなかった学科においては全国平均以上の合格率は得られている 鍼灸マッサージ学科と看護学科は合格率 100% であった 看護学科に至っては 5 年連続であった 資格試験の合格率については全ての学科で目標が達成できるよう また不合格者が合格できるよう今後とも支援する