少額の資金であれば 融資の可否の判断を迅速に行います < 資金名 : スーパー L 資金 農業近代化資金 ( クイック融資制度 )> 認定農業者等 ( スーパー L 資金 ) 認定農業者等及び一定の要件を満たす集落営農組織 ( 農業近代化資金 ) スーパー L 資金 農業近代化資金について 500

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農山性化1 農山漁村の 6 次産業化の考え方 雇用と所得を確保し 若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため 農林漁業生産と加工 販売の一体化や 地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど 農山漁村の 6 次産業化を推進 現 状 農山漁村に由来する様々な地域資源 マーケットの拡大を図りつつ

特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成

書き方 ( 例 ) 別記第 17 号様式 農業生産法人報告書 自 至 平成 年 月 日平成 年 月 日 伊達市農業委員会会長様 平成年月日 主たる事務所の所在地伊達市 町 番地 法人の名称株式会社 代表者氏名 印電話番号 次のとおり農地法第 6 条第 1

( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫

スライド 1

6次産業ガイドブック表1

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 28 年 12 月 9 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 日本政策金融公庫国民生活事業 ( 生活衛生資金貸付 ) 主要利率一覧表 下記以外の設備資金 ( 注 2) 融資の種類利率 ( 注 1) 省エネル

貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

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平成20年2月

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事業承継税制の概要 事業承継税制は である受贈者 相続人等が 円滑化法の認定を受けている非上場会社の株式等を贈与又は相続等により取得した場合において その非上場株式等に係る贈与税 相続税について 一定の要件のもと その納税を猶予し の死亡等により 納税が猶予されている贈与税 相続税の納付が免除される

農産特例の対象となる農業者 計画 認定農業者 ( 個人 農業生産法人 ) 農業経営改善計画 認定新規就農者 ( 個人 ) 青年等就農計画 特定農業法人 ( 認定農業者を除く ) 農業経営改善計画と同様の計画 交付金の交付対象者であり 青色申告により確定申告を行う農業者が対象です 対象となる場合 交付

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 30 年 12 月 12 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 基準利率 1.16 ~ 2.85 % 特別利率 A 0.76 ~ 1.89 % 特別利率 B 0.51 ~ 1.90 % 特別利率 C 0.3

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した

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中小企業等経営強化法の概要

( 問 2) 担い手確保 経営強化支援事業は 補助率が 2 分の 1 以内となっていますが 融資額と補助金はどのような関係となっていますか 本事業では 農業者の融資を活用した主体的な経営発展の取組を支援することから 融資の活用を要件としており 融資を主体とするいわゆる融資主体型補助事業としていること

目次 各種資金一覧表 1 用途別の資金選択フロー 3 農業近代化資金 4 日本政策金融公庫資金 7 山梨県農業災害対策資金 負債整理関係資金 8 借入申込みから貸付決定までの流れ 9 農業制度資金の借入にあたっての注意点 10 農業信用保証保険制度の概要 11 農業制度資金についての問い合わせ先等

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度

パンフレット

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目次 ページ はじめに 奄美群島の税制特例制度 ( 国税 ) の概要 対象となる業種 対象となる設備投資 事業者 設備投資の規模等の要件 他の国税の優遇措置との比較 ( 例 : 過疎税制 ) 奄美群島の税制特例制度 ( 地方税 ) の概要奄美群島税制まとめ

8労働環境の改善を図りたい方

担い手経営発展支援金融対策事業実施要綱 平成 28 年 1 月 20 日 27 経営第 2598 号農林水産事務次官依命通知最終改正平成 31 年 2 月 7 日 30 経営第 2277 号 第 1 目的我が国の農業においては 環太平洋パートナーシップ協定及び日 E U 経済連携協定 ( 以下 TP

農業経営改善関係資金基本要綱 平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1704 号農林水産事務次官依命通知改正 : 平成 15 年 3 月 4 日 14 経営第 6588 号改正 : 平成 16 年 4 月 1 日 15 経営第 6838 号改正 : 平成 17 年 4 月 1 日 16 経営

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農林水産省は チャレンジする女性を応援します ~ 地域農業の活性化や 6 次産業化に女性の能力を活かすために ~ 魅力ある農林水産業づくりや 6 次産業化の推進には 地域でいきいきと活躍している女性たちの斬新なアイデアや自由な発想が不可欠です 農林水産省では 女性による事業活用を促進し 女性の能力を

(3) 利子助成期間貸付時から償還終了時まで ( 最長 15 年間 ) (4) 利子助成対象貸付限度額認定農業者等向け農業近代化資金の貸付限度額 ( 個人 1,800 万円 法人 3,600 万円 ) (5) 対象融資枠 250 億円 スーパー L 資金 (5 年間無利子 ) (1) 対象資金平成

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租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1

平成16年版 真島のわかる社労士

ニュースリリース 農業景況調査 : 設備投資 平成 2 9 年 3 月 24 日 株式会社日本政策金融公庫 農業者の設備投資意欲が過去最高 ~ 生産効率関連の農業機械投資が最多 後継者確保に課題も ~ < 平成 28 年下半期農業景況調査関連 > ( 注 1) 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公

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経営強化法の執行について

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

企業中小企(2) 所得拡大促進税制の見直し ( 案 ) 大大企業については 前年度比 以上の賃上げを行う企業に支援を重点化した上で 給与支給総額の前年度からの増加額への支援を拡充します ( 現行制度とあわせて 1) 中小企業については 現行制度を維持しつつ 前年度比 以上の賃上げを行う企業について

保 無保証人での貸付け 4 集出荷施設が被災し 出荷が出来ないなど間接的に被害を受けた農林漁業者に対する農林漁業セーフティネット資金等の貸付利子を貸付当初 5 年間実質無利子化 (2) 被災した農林漁業用施設等を復旧するための施設資金の調達を支援するため 以下のとおり対応 1 スーパー L 資金 農

資料 1-1 資料 1-1 平成 29 年度財政融資資金運用報告について 平成 30 年度財政融資資金運用報告について 平成令和元年 30 年 7 月 26 日財務省理財局財務省理財局

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

おおちゃん融資制度 大槌町公式キャラクターおおちゃん おおちゃん融資制度とは町内中小企業者の皆さんが必要な事業資金を低利で受けられるよう 取扱金融機関から受けた融資に対し 町が利子の一部又は全額 保証料の全額を補助する制度です 補給対象の融資制度 ( 次ページ以降参照 補助金のつなぎ資金は最終ページ

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木材産業等高度化推進資金とは 木材産業等高度化推進資金 ( 以下 推進資金 と呼びます ) は 木材の生産及び流通を円滑にすることや効率的 安定的な林業経営を育成することを目的に 運転資金を低利で融資する制度資金です ご利用には 合理化計画や林業経営改善計画を作成し都道府県知事の認定を受けることが必

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農業信用保証保険制度は 農業者等の方々の信用力を補完し必要とする資金が円滑に供給されることにより 農業経営の改善 農業の振興に資するようにするために設けられた制度です 具体的には 農業者等の方々や地方公共団体等の出資により設立された農業信用基金協会 ( 略称 基金協会 ) が 融資機関から資金の貸付

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

H24/08/00

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中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法第 7 条第 1 項に規程する説明書類 平成 22 年 5 月 14 日東京みらい農業協同組合当 JA は 農業者の協同組織金融機関として 健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して 必要な資金を円滑に供給していくこと を

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出資契約農業信用保証保険制度は 農業者等の信用力を補完し必要とする資金が円滑に供給されることにより 農業経営の改善 農業の振興に資するようにするために設けられた制度です 具体的には 農業者等や地方公共団体等の出資により設立された農業信用基金協会 ( 略称 基金協会 ) が 融資機関から資金の貸付けを

第 6 節農業の高付加価値化等の推進 表 農業生産関連事業の年間総販売金額の推移 平成 22 年度 (2010) 23 (2011) 年間総販売金額 計 農産物の加工 農業経営体 農協等 計 農産物直売所 農業経営体 農協等 観光農園 ( 単位 : 億円 %) 農家レストラン等 16,5

Microsoft Word - (HP用)H31年度企画書記載例doc

2. 中小企業のための主な優遇制度 注 : 各項目に付記している番号は 関連する参考資料です 番号に対応する資料名などは 5~6 ページに掲載していますのでご参照ください [1] 中小法人等 に適用される主な優遇制度 紙面の都合により ここでは制度の種類と それに関連する参考資料の番号を紹介していま

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

借換保証制度要綱(H ~)[1]

中小企業等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置

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中小機構の概要 設立 : 平成 16 年 7 月 1 日 たかだ 中小機構の支援機能 ひろし 役職員 : 理事長高田坦史 ( 役員 13 名 職員 784 名 ) 主要拠点 : 本部 ( 東京 ) 地域本部 (9 地域本部 + 沖縄事務所 ) 中小企業大学校 (9 校 ) ~ 創業 新事業展開から成

平成23年度税制改正の主要項目

ニュースリリース 農業景況 : 景況 平成 27 年 3 月 26 日 株式会社日本政策金融公庫 農業の景況 DI 稲作をはじめ多くの業種で悪化 ~ 改善したのは養豚 ブロイラーなどの一部の業種に留まる ~ < 日本公庫 平成 26 年下半期農業景況調査 > 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫

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総論 地方拠点強化税制とは? 税制等の支援措置を受けるためには? 3ページ 4ページ 拡充型事業とは? 5 ページ 移転型事業とは? 6 ページ 目次 各論 ステップ 1 ( 整備計画 ) 本社機能とは? どのような支援措置があるの? 支援のメリットについて整備計画の認定はいつまでに受ければいいの?

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平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

平成22年2月●日

スライド 1

出資1 農業信用保証保険制度は 農業者等の方々の信用力を補完し必要とする資金が円滑に供給されることにより 農業経営の改善 農業の振興に資するようにするために設けられた制度です 具体的には 農業者等の方々や地方公共団体等の出資により設立された農業信用基金協会 ( 略称 基金協会 ) が 融資機関から資

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

平成23年度税制改正大綱(閣議決定)における要望実現項目

試験研究費 9,, 7,, Check7 14,, 14,, Check8 7,, 2,, 14,, 6,, 6,, 税務弘報

証料を保証当初 5 年間免除 (3) このほか 被災農林漁業者が意欲を持って経営を再開できるように 以下のとおり要請済み 1 新規融資に際しては 円滑な融通が図られるように 関係金融機関に要請 2 既往融資に関して 償還猶予などの措置を適切に講じるように 関係金融機関に要請 3 災害救助法の適用地域

サービス業 5 千万円以下 100 人以下政令指定業種固定資産税のゼロ特例や国補助金の優先採択を受けることができます! 1 先端設備等導入計画 の概要 中小企業等が 計画期間内に 労働生産性を一定程度向上させるため 先端設備等を導入する計画を策定し その計画が北九州市の 導入促進基本計画 等に合致す

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下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の

CONTENTS 第 1 章法人税における純資産の部の取扱い Q1-1 法人税における純資産の部の区分... 2 Q1-2 純資産の部の区分 ( 法人税と会計の違い )... 4 Q1-3 別表調整... 7 Q1-4 資本金等の額についての政令の規定 Q1-5 利益積立金額についての政

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公益法人の寄附金税制について

( 別紙 4) 自己査定別表 1 P3 1.⑶ ( 注 ) (8-17) 十分な資本的性質が認められる借入金 とはどのようなものですか 債務者の属性や資金使途等によって制限されるのですか また 中小企業金融公庫 (20 年 10 月 1 日付で日本政策金融公庫に統合 以下 公庫 という ) の挑戦支

先方へ最終稿提出0428.indd

平成 28 年 12 月 農林水産省 平成 29 年度税制改正主要事項 1. 新規 拡充事項 (1) 生産資材価格の引下げ及び農産物の流通加工構造の改革のための法整備を前提とした次の措置の創設 ( 所得税 法人税 登録免許税 ) 1 同法の認定を受けた事業再編事業者が事業再編計画に記載された機械装置

はじめに 会社の経営には 様々な判断が必要です そのなかには 税金に関連することも多いでしょう 間違った判断をしてしまった結果 受けられるはずの特例が受けられなかった 本来より多額の税金を支払うことになってしまった という事態になり 場合によっては 会社の経営に大きな影響を及ぼすこともあります また

新規文書1

三ケ島工業団地周辺地区 第一回勉強会

2. 主な経済的支援の概要 減免制度 ( 受験料 入学料 授業料 ) 減免 とは 本来納めなければならない費用の 減額 もしくは 免除 のことです 減免の対象となるのは 主に各大学に納める受験料や入学料 授業料です 減免制度を利用したい場合は 本人が 各大学 ( 入試課や学生支援課といった担当課があ

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102 第 4 章 農業 農地の承継時の特例 資価格は 国税庁 HPの路線価ページから確認できます なお 平成 30 年度税制改正において 対象となる農地の範囲等が改正されました 詳細は 後記 6を参照してください 3 適用要件 (1) 被相続人この特例の対象となる被相続人は 次のいずれかに該当する

農林水産統計調査専門調査員の募集について この度 農林水産省が実施している各種農林水産統計調査に関し 専門調査員を募集しています ( 別添資料参照 ) 任命期間中は非常勤の一般職の国家公務員となるため シルバー人材センターがその業務を受託することはできませんが 高齢者の経験及び能力等の活用に資するも

24産労金金第●号

Transcription:

資金貸付対象者貸付金利 ( 注 5) 償還期限貸付限度額日本政策金融公庫の 80% に相当する額農協等資金の確保 33 農業用機械 施設の整備などに必要な資金を借りたい 融資 借受予定者やその資金使途に応じて 制度資金が利用できます 経営体育成強化資金 主業農業者 ( 注 2) 25 年以内 1.5 億円 5 億円 農業改良資金 ( 注 3) 個別法に基づく農業改良資金融通法の特例適用者 ( 注 4) 無利子 12 年以内 ( 据置最大 5 年以内 ) 5,000 万円 1.5 億円 農林漁業施設資金 (6 次産業化 ) 六次産業化 地産地消法の総合化事業計画の認定を受けた農林漁業者団体 ( 注 6) 20 年以内 貸付を受ける者の負担する額の 80% に相当する額 農業経営基盤強化資金 ( スーパー L 資金 ) 認定農業者等 ( 注 1) ( 借入期間に応じ ) 0.40~ 25 年以内 ( 据置 10 年以内 ) 3 億円 ( 複数部門経営等は6 億円 ) 10 億円 ( 常時従事者数に応じ20 億円まで ) 農林漁業施設資金 ( 農商工等連携 ) 農商工等連携促進法の農商工等連携事業計画の認定を受けた農林漁業者団体 ( 注 6) 20 年以内 貸付を受ける者の負担する額 農業近代化資金 認定農業者等 ( 注 1) 主業農業者 ( 注 2) ( 借入期間に応じ ) 0.40~0.85% 15 年以内 ( 据置 7 年以内 ) 15 年以内 1,800 万円 2 億円 1,800 万円 2 億円 ( 注 1) 認定農業者等とは 農業経営基盤強化促進法の農業経営改善計画 酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律の経営改善計画又は果樹農業振興特別措置法の果樹園経営計画の認定を受けた者です ( 注 2) 主業農業者とは 農業所得が総所得の過半 ( にあっては 当該の農業に係る売上高が総売上高の過半 ) を占めていること 又は農業粗収益が 200 万円以上 ( にあっては 農業に係る売上高が 1,000 万円以上 ) であること等の条件を満たすものです ( 注 3) 農業改良資金を借り受ける場合は 農業改良措置計画 ( 農畜産物の加工の開始 新作物や新技術の導入などチャレンジ性のある取組を行い 農業経営の改善を図るための計画 ) に基づく都道府県知事による貸付資格の認定が必須です ( 注 4) 個別法 ( 略称 ) は次のとおりです 持続農業法 農商工等連携促進法 農林漁業バイオ燃料法 米穀新用途利用促進法 六次産業化 地産地消法 ( 注 5) 金利は平成 26 年 4 月 18 日現在です ( 注 6) 農林漁業者団体とは 次に掲げる者です 農業協同組合 森林組合及び漁業協同組合等の他 5 割 団体 農林漁業振興 取扱金融機関 日本政策金融公庫 ( 沖縄県にあっては 沖縄振興開発金融公庫 ) 農協系統金融機関 銀行 信用金庫 信用組合 日本政策金融公庫の各支店 沖縄振興開発金融公庫 最寄りの農協 信用農業協同組合連合会 農林中央金庫の各支店 銀行 信用金庫 信用組合 各都道府県 各市町村 普及指導センターなど 農林水産省担当課 : 経営局金融調整課 (TEL:03-6744-2165) 42

少額の資金であれば 融資の可否の判断を迅速に行います < 資金名 : スーパー L 資金 農業近代化資金 ( クイック融資制度 )> 認定農業者等 ( スーパー L 資金 ) 認定農業者等及び一定の要件を満たす集落営農組織 ( 農業近代化資金 ) スーパー L 資金 農業近代化資金について 500 万円までの資金であれば 無担保 無保証人での融資の可否が最速 1 週間 ( クイック融資 ) で判断されます < 貸付限度額 > 500 万円 < 貸付要件 > 融資機関のスコアリングシステム ( 企業経営診断手法 ) により経営実績が一定水準以上と判断される必要があります その他一定の要件を満たす必要があります 日本政策金融公庫の各支店 沖縄振興開発金融公庫 最寄りの農協 各都道府県 各市町村 普及指導センター農林水産省担当課 : 経営局金融調整課 (TEL:03-6744-2165) 経営状況等を評価した上で 一定額まで無担保 無保証人で融通します < 資金名 : スーパー L 資金 ( 円滑化融資制度 )> 認定農業者等 スーパー L 資金について 認定農業者等の経営能力や経営状況等を積極的に評価して 一定額まで無担保 無保証人で融通します < 貸付限度額 > :2,000 万円 : 直近決算の売上高に応じた限度額又は資本勘定のいずれか低い額 ( 最高 1 億円 ) < 貸付要件 > 農業経営改善計画の目標水準に到達していることや過去 5 年間に既貸付制度資金の償還が確実に行われている必要があります その他一定の要件を満たす必要があります 日本政策金融公庫の各支店 沖縄振興開発金融公庫農林水産省担当課 : 経営局金融調整課 (TEL:03-6744-2165) 43

人 農地プランに中心経営体等として位置付けられた認定農業者等が借り入れるスーパー L 資金について 貸付当初 5 年間の金利負担を軽減します < 資金名 : 農業経営基盤強化資金 ( スーパー L 資金 ) < 事業名 : 農業経営基盤強化資金利子助成金等交付事業 > 人 農地プランに地域の中心経営体等として位置付けられた認定農業者等 ( ) < 借入限度額 > : 3 億円 ( 複数部門経営等は6 億円 ) : 10 億円 ( 常時従事者数に応じ20 億円まで ) < 償還期限 > 25 年以内 ( うち据置期間 10 年以内 ) <26 年度融資枠 > 1,000 億円 < 金利負担軽減措置 > 貸付当初 5 年間実質無利子化 認定農業者等とは 農業経営基盤強化促進法の農業経営改善計画 酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律の経営改善計画又は果樹農業振興特別措置法の果樹園経営計画の認定を受けた者です 取扱融資機関 ( 株 ) 日本政策金融公庫の各支店 沖縄振興開発金融公庫 ( 株 ) 日本政策金融公庫の各支店 沖縄振興開発金融公庫 農林水産省担当課 : 経営局金融調整課 (TEL:03-6744-2165) 44

34 資金繰りのための短期運転資金を借りたい 融資 制度資金としては 以下の資金が利用できます 資金名 農業経営改善促進資金 スーパーS資金 認定農業者等 1 六次産業化 地産地消法認定者 2 1 認定農業者等とは 農業経営基盤強化促進法の農業経営改善計画 酪 農及び肉用牛生産の振興に関する法律の経営改善計画又は果樹農業振興 特別措置法の果樹園経営計画の認定を受けた者です 2 六次産業化 地産地消法認定者とは 地域資源を活用した農林漁業者 等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律 の総合化事業計画の認定を受けた者です 認定農業者等及び六次産業化 地産地消法認定者に対して それぞれ の計画に即して規模拡大その他の経営改善を図るのに必要な低利運転 資金を融通します 貸付金利 1.50 平成26年4月18日現在 変動金利制 貸付限度額 畜産 施設園芸については それぞれ4倍 認定農業者等 : 500万円 2千万円 六次産業化 地産地消法認定者 : 1千万円 4千万円 取扱融資機関 農協系統金融機関 銀行 信用金庫 信用組合 最寄りの農協 信用農業協同組合連合会 各市町村 普及指導センターなど 農林水産省担当課 経営局金融調整課 TEL 03-6744-2165 45

35 将来の農地や機械の取得に備えて自己資金を確保したい 税制 経営所得安定対策等の交付金を活用して 計画的に規模の拡大や機械整備の高度化を図る取組みを税制面から支援します < 制度名 : 農業経営基盤強化準備金制度 > 認定農業者である及び農業生産等が 農業経営改善計画等に従って 対象となる交付金を農業経営基盤強化準備金として積み立てた場合 所得の計算上 この積立額を は必要経費に は損金に算入できます 積み立てた準備金を 5 年以内に取り崩して 農用地や農業用機械等の固定資産を取得した場合には 圧縮記帳ができます 交付金は 原則 所得課税の対象となりますが この特例を利用して準備金 ( 内部留保 ) や農業用固定資産の取得等に充てると課税が繰り延べられます この特例の適用を受けるためには 青色申告により確定申告を行う必要があります また 確定申告書には 農林水産大臣の証明書等の添付が必要となります 集落営農においても 化することによって制度を活用できます 最寄りの地方農政局 農政事務所 地域センター農林水産省担当課 : 経営局経営政策課経営税制グループ (TEL:03-6744-0576) 46

36 農業の経営強化の取組みに対して資金の出資を受けたい 出資 農業が自己資本を充実させたい時には 農業投資育成制度により農林水産大臣の承認を受けた株式会社又は投資事業有限責任組合が出資します < 制度名 : 農業投資育成制度 > 出資対象者 農業 ( 農業生産を含む ) 農業に関連する事業 ( ) を営む 農畜産物の加工 流通 農作業の受託など 出資要件等 現在 農林水産大臣の承認を受けているのは アグリビジネス投資育成 ( 株 ) のみとなっておりますので 以下 同社の出資要件等をご紹介します < 出資の要件 > 農業の場合 認定農業者( 1) であること 設立後 3 年以上の実績があること 過去 3 年平均の経常利益は黒字であること 会計は複式簿記により行っていることなど < 出資の限度 > 出資後の総発行株式 持分の 2 分の 1 以内 ( 2) 1 認定農業者とは 農業経営基盤強化促進法の農業経営改善計画の認定を受けた者です 2 農業生産への出資にあたり 取扱機関が取得する株式は 議決権がないもの ( 無議決 権株式 ) となります 承認を受けた株式会社等 アグリビジネス投資育成 ( 株 )(TEL:03-5283-6688) ( 株 ) 日本政策金融公庫の各支店 最寄りの農協 信用農業協同組合連合会 農林中央金庫の各支店など 農林水産省担当課 : 経営局金融調整課 (TEL:03-6744-1395) 47

37 6 次産業化の取組に対して出資を受けたい 集落営農 出資 農林漁業成長産業化ファンドが 農林漁業者の皆さんの 6 次産業化の取組に対して出資 経営支援等を行います < 事業名 : 農林漁業成長産業化ファンド > 農林漁業者と 2 次 3 次産業の事業者 ( パートナー企業 ) が連携して取り組む会社で 六次産業化 地産地消法の計画認定を受けた会社 (6 次産業化事業体 ) 出資対象事業 農林漁業者が主体となって農林水産物などを生かした商品開発や販売方式の改善等 新たな事業分野を開拓する事業 活用メリット 使途の制約が小さく 期日ごとの返済義務がないなど自由度の高い資金を 農林漁業者とパートナー企業の出資の合計額と同程度出資します 株式会社農林漁業成長産業化支援機構 サブファンドが経営に協力し 農林漁業者とパートナー企業の対等な関係を支え 両者の連携の相乗効果を高めます 設立された事業体は 他産業のノウハウの活用や新たな販路の獲得が可能となります また 農林漁業者は事業体における農林水産物などの価格決定に参画し 予見可能性をもって作付計画等を策定できるようになります 連携するパートナー企業や農林漁業者が見つからない場合 株式会社農林漁業成長産業化支援機構 サブファンドが相方探し ( マッチング ) を支援します その他留意点 株式会社農林漁業成長産業化支援機構 サブファンドは出資によって会社の株式を取得 保有します 最大 15 年間の支援期間終了までに この株式を売却し 出資を回収します この株式は希望に応じて 6 次産業化事業体が買い取ることも可能です 最寄りの地方農政局等 地域センター ( 株 ) 農林漁業成長産業化支援機構 (A-FIVE)(TEL:03-5220-5885( 代表 )) http://www.a-five-j.co.jp 農林水産省担当課 : 食料産業局産業連携課 (TEL:03-6744-2076) 48