学校給食栄養報告データ集計システム操作マニュアル Ⅰ 栄養報告 ( 週報 ) ファイルの概要給食栄養報告 ( 週報 ) ファイルは 学校給食の報告データを入力するシートと入力データを集計する機能で構成されています 報告データ作成までの大まかな流れは次のようになります 1 入力ファイルのコピー長野県教育委員会のホームページから 栄養報告 ( 週報 ) 入力ファイル をハードディスクの任意のフォルダにコピーします 2 報告データの入力メニューシートおよび入力シート (1 日目 )~(5 日目 ) に報告用のデータを入力します 入力した内容が報告様式 1になります 3 報告データの集計入力シート (1 日目 ~5 日目 ) に入力したデータを集計します 集計結果から報告様式 2の各シートが作成されます 4 提出用ファイル作成提出用のファイルを作成します Ⅱ 事前準備入力を始める前に入力ファイルのマクロを有効にします 以下に マクロを有効にする方法 を説明します バージョンによって画面が異なりますが 対応する操作を実行してください 1 ホームページ上の 栄養報告 ( 週報 ) ファイル をダブルクリックします 2 セキュリティの警告 が表示されているので コンテンツの有効化 をクリックします 1
Ⅲ データの入力 栄養報告 ( 週報 ) ファイル を構成する入力シートとデータの入力について説明します 1 シートの構成メニュー入力シート (1 日目 ) ~ 入力シート (5 日目 ) 1 日目 ~ 5 日目 報告年月 報告対象学校名等の基本情報を入力するシートです また 入力データの集計や報告用ファイルを保存する処理もこのシートで行います 報告データを入力するシートです 報告日毎にシートが分かれています 提出用の様式 1のシートです 入力シートに入力した値が反映されます このシートに直接入力することはできません 栄養報告( 週報 ) ファイル は上記のとおり 11のシートで構成されています このシートが揃っていることを確認してから入力を始めてください 様式 2のシートは集計実行をクリックすることで作成されますので ファイルを開いた時はありません 注意!! 栄養報告( 週報 ) ファイル の各シートにはさまざまなリンクや数式が設定してあるため シートやセルのコピー等を行うと正常に処理が行えない場合があります 決められた作業以外のことは絶対行わないでください 2 メニューシート報告に必要な給食実施の調査対象 給食人員等を入力するシートです ここで入力された内容は 各実施日の入力シートおよび様式 1 様式 2の集計シートに表示されます メニューシートの入力方法を説明します (1) 報告年月と都道府県名は入力済みです 報告対象学校名から 直接入力してください 2
報告対象学校区分は 選択リストから選択します * 学校区分が共同小 ( 中 ) 学校の場合は 共同調理場名を直接入力してください ( 注 ) 報告対象学校区分 報告対象学校名が空白の場合は集計処理時にエラーとなります また 共同調理場の場合で共同調理場名が空白の場合も同様です (2) 給食人員には 小学校は3 年生及び4 年生の児童並びに学級担任の合計人数 中学校は全校生徒及び学級担任の合計人数を入力します 合計欄は自動計算されます ここで給食人員数を入力した日数が 様式 2(1) の給食実施回数となります 必ず入力してください (3) 実施日をクリックすることにより当該日の入力シートに移動することができます 給食人員 第 1 日目第 2 日目第 3 日目第 4 日目第 5 日目 人人人人人 合計 0 人 入力シート (1 日目 )~(5 日目 ) 3
3 入力シート 実施日ごとの料理名 使用食品 使用量 購入金額等を入力するシートです 料理名 食品番号 料理形態 純使用量 購入金額 食品区分 残食率 3.1 入力方法 (1) 学校名 共同調理場名 給食人員はメニューシートで入力した値が表示されます 入力内容に間違いがある場合は メニューシートの値を修正してください (2) 料理名は 各料理の最初の行に入力してください (3) 料理区分は 今回は選択不要です (4) 調理形態は 選択リストから選択して入力します (5) 食品区分は 主食 ( パン 麺 ) 加工食 だし 0 の構成食品の場合に選択リストから選択して入力します 区分として入力できる値は次のとおりです 0 : 主食 ( パン 麺 ) 加工食 左記以外の値は入力できません 2 : だし ( 左記以外の食品は入力しません ) 3 : 0 の構成食品 ( 詳しくは 3.2 食品区分による食品の入力の仕方 を参照してください ) 4
(6) 食品番号は 料理に使用した食品の食品番号を半角で入力してください 食品番号を入 力すると 使用食品名が出てきますので 食品番号に間違いがないかを確認してください 注意!! 1. 食品番号は日本食品標準成分表 2010 の番号を元に構成された食品番号 食品名一覧を使用してください 食品番号 食品名一覧に載っていない場合は 比較的似ていると思われる食品の食品番号を入力してください ただし 強化米 (01144) 及びパン めんの食品番号は追加してありますので その番号を使用してください 2. 食品ごとや献立ごとに行を空けないでください (7) 冷凍 レトルト及び産地は 選択不要です (8) 純使用量 廃棄率 購入金額 残食率は一人当たりの数値を食品ごとに入力してください 廃棄率は 日本食品標準成分表 2010 の数字が表示されるようになっています 独自の廃棄率を使用している場合は その値を入力してください (9) 1 人当たり平均摂取栄養量は 摂取量に応じて自動計算されます ただし 加工食品の場合は計算されませんので 加工食品として公表されている値を入力してください ( 詳しくは 後述 3.2 食品区分による食品の入力の仕方 を参照してください ) ここまでで 1 食品分の入力が終わりです 同じように 1 日分入力してください 3.2 食品区分による食品の入力の仕方 主食 ( パン 麺 ) 加工食品 だしと 0 の構成食品の場合は 通常の食品と区別するた めに 食品区分 の欄に数値を入力します その入力の方法を説明します 5
食品区分 に 0 2 3 のいずれかの値を選択して入力する場合があります 入力した場合は通常は入力しない色つきの項目も入力が必要になる場合があります 区分によって 食品番号以降の項目の入力の仕方が変わりますので 正しく選択してください 入力が必要な場合 0 主食 ( パン 麺 ) 加工食品 パン又は麺を主食として提供する場合と加工食品の場合に選択します 料理名と調理形態も必ず入力してください 食品番号は入力しません 使用食品名 純使用量 購入金額 残食率 1 人当たり平均摂取栄養量の全項目を直接入力してください 2 だし だしとして だし昆布 削り節 などを使用した場合に選択します 食品番号は入力できません 使用食品名 純使用量 購入金額を直接入力してください 1 人当たり平均摂取栄養量は計算されませんが 入力する必要はありません 3 0 の構成食品 0 主食 ( パン 麺 ) 加工食品 を選択したとき その構成食品について入力する場合に選択します 食品番号を入力してください 使用食品名は自動表示されます なお 成分表にない食品は その他 ( 食品コード :99998) を入力します 純使用量と残食率を直接入力してください 1 人当たり平均摂取栄養量は計算も表示もされませんので 加工食品の構成食品については 表示されている数値を入力してください 入力しない場合 上記以外は食品区分の入力はしません 食品番号を入力してください 使用食品名は自動表示されます 純使用量 購入金額 残食率を入力します その他の項目は自動表示されます 3.3 入力シートの入力補助機能入力シートの各項目は Excel の機能が制限されています 入力値の削除 行の挿入 削除について説明します (1) 入力値の削除 料理名 から 一人当たり平均摂取栄養量 までの入力値を一度に削除することはできません 料理名 と 調理形態 の入力値は一緒に削除できます 食品区分 の値を削除すると 食品番号 以降の各項目の値が全て削除されます 食品番号 の値を削除すると 使用食品名 以降の各項目の値が全て削除されます 6
(2) 行の挿入 削除 1 入力シートの左端にマウスを合わせて右クリックします 挿入 削除したい行数分行 を選択します ( 下記例では 2 行選択しています ) 2 行を選択したままマウスを右クリックすると 以下のショートカットメニューが表示 されますので 行の挿入 又は 行の削除 を選択してください 選択した行数分の 行が挿入又は削除されます < 例 1: 行の挿入を選択した場合 > < 例 2: 行の削除を選択した場合 > 7
Ⅳ 入力データの集計入力シート (1 日目 )~(5 日目 ) のデータを集計し 様式 2の帳票を作成します 様式 2: 様式 2には5 種類の集計があり4つのシートが作成されます (1) 期間中における調理形態等の分類 1つのシート (2) 栄養量の摂取基準と平均摂取栄養量 (3) 使用食品の分類別摂取量 (4) 使用食品の分類別平均摂取量 (5) 学校給食栄養報告 ( 週報 ) 書 1 操作方法 (1) メニューシートの集計実行ボタンをクリックします 集計処理が始まり 処理終了のメッセージが表示されたら処理は終わりです (2) メニューシートの入力内容に以下のような不備がある場合はエラーメッセージが表示され 集計処理は行われません 報告年月 都道府県名 報告対象学校区分 報告対象学校名のいずれかが空白 報告対象学校区分が共同小( 中 ) 学校で共同調理場名が空白 給食人員が第 1 日目 ~ 第 5 日目まですべて空白 (3) 入力シート (1 日目 )~(5 日目 ) にデータが入力されていない状態で実行した場合はエラーとなりますので 必ずデータを入力してから集計処理を行ってください 2 様式 2の各シートの数値の修正様式 2の各シートの多くは集計内容を変更できないようになっています 各シート上部の学校名 共同調理場名はメニューシートで入力した内容が編集されていますので 誤りがある場合はメニューシートの値を修正し 再度集計処理を行ってください 8
(1) 様式 2(1)(2) のシートの確認 給食実施回数 基準値 1 給食実施回数は メニューシートの給食人員に値が入力されている日数を回数として表示しています 回数に誤りがある場合は メニューシートの給食人員の入力を正しく修正し 再度集計処理を行ってください 2 基準値にはあらかじめ設定された栄養量の摂取基準が表示されています 独自の基準を使用する場合は 直接 各基準に値を入力してください (2) 様式 2(4) のシートの確認 基準値にはあらかじめ設定された食品群別摂取基準が表示されています 独自の基準値 を使用する場合は 直接 各区分の基準値を修正入力してください 9
Ⅴ 提出用ファイルの作成集計によって作成された様式 1と様式 2 提出するための 提出用ファイルを作成します 提出用のファイルの中には以下シートが保存されます 様式 1 ( 計 5シート ) 1 日目 ~ 5 日目 1 日 1シート 様式 2 ( 計 4シート ) 集計項目(1) (2) 集計項目(3) 集計項目(4) 集計項目(5) 操作手順 1 メニューシートの保存ボタンをクリックします 2 ファイルの保存先とファイル名を指定する画面が表示されます ( ファイル名欄にはあらかじめ学校名と報告年度を組み合わせた名称が表示されます ) 基本的にはファイル名はこのままにします 3 任意の保存先を指定し保存ボタンをクリックします 4 処理終了 のメッセージが表示されたら保存処理は終わりです 保存処理を行う前には必ず集計処理を行ってください 参考 : ファイルの保存先に既に同名のファイルが存在する場合には メッセージが表示されます はい をクリックすると 既に作成済みのファイルに上書きされますのでご注意ください 違うファイルとして保存したい場合は いいえ または キャンセル をクリックし ファイル名を変えて再度保存処理を行ってください 10