第 4 期高津区区民会議第 4 回全体会議摘録 開催日時平成 25 年 5 月 28 日 ( 火 ) 午後 6 時 00 分 ~8 時 40 分 会場高津区役所 5 階第 1 2 会議室 参加者区民会議委員佐藤委員長 吉田 ( 豊 ) 副委員長 金副委員長 大内書記宇佐美委員 林委員 森委員 遠藤委員 秋山委員 笹子委員戸沼委員 若林委員 冨田委員 伊中委員 仲村委員 鈴木委員川邊委員 吉田 ( 知 ) 委員参与岡村参与 小川顕正参与 後藤参与 小川久仁子参与 斉藤参与行政秋岡区長 武田副区長 山田区民サービス部長 小松担当部長 橘出張所長 大塚保健福祉センター所長 三ツ木こども支援室長 矢ノ下道路公園センター所長 西野総務課長 鈴木地域振興課長 佐藤危機管理担当課長 事務局宮川課長 佐藤担当係長 小島担当係長 田島職員 荒井職員 傍聴 3 名 次第委嘱状の交付開会議事 1 第 1 節 ( 地域防災 ) の取組について (1) 防災マップ( 改訂版 ) 我が家の防災力チェック について (2) 防災イベント (8 月 24 日 ) について (3) チャレボラ (8 月 20 日 ) について (4) 地域防災に関する提言について 2 第 2 節の取組テーマの選定ついて 3 その他 (1) エコ エネライフコンクールについて閉会司会 : 吉田 ( 豊 ) 副委員長委嘱状の交付 森正委員と交代で委員となった遠藤委員に委嘱状を交付した 開会 佐藤委員長が開会のあいさつをした 秋岡区長が行政を代表してあいさつをした 事務局が 配布資料の確認をした 事務局が会議の公開 タウンニュースの取材 区民会議の PR 映像の撮影について説明し 委員の了承を得た 事務局が 区民会議委員の出欠と参与の出席について報告をした 人事異動のあった行政職員が自己紹介をした 1
議事進行 : 佐藤委員長 1 第 1 節の取組について (1) 防災マップ( 改訂版 ) 我が家の防災力チェック について事務局が 資料 2 防災マップ( 改訂版 ) 資料 3 我が家の防災力チェック を用いて それぞれの配布状況等について説明した 引き続き 各プロジェクトチーム代表として冨田委員と金副委員長が補足説明をし 意見交換をした 主な意見は以下のとおり 防災マップ( 改訂版 ) の補足説明 ( 冨田委員 ) 右上に地域の避難所を書き込める欄を設けたのが大きな改良点だ 災害用選定井戸のデータを更新し 帰宅困難者一時滞在施設一覧を追加した 今後は 危険か所等の点検を含めて 避難所毎のマップを検討する必要がある 我が家の防災力チェック の補足説明 ( 吉田豊副委員長 ) 災害時には自助が重要だ 各家庭での自助について考えるきっかけとして欲しい 主な意見 緑ヶ丘霊園の先にある東大地震研究所の計測震度計で 高津区内の震度を計測していると聞いた 高津区発行の地図には東大の地震研究所が掲載されている 防災マップ ( 改訂版 ) にも掲載されていると良かった ( 鈴木委員 ) 区長室の横に震度を表示するものがあり 駐車場にある震度計で計測したデータが表示されている 定期的に点検している 区役所の敷地内南面にある地震計での計測が区の公式な震度の計測値点となっており このデータが川崎市の総合防災情報などで公表されている 東大が独自で計測しているものだ 掲載する意味があるのか ( 冨田委員 ) 我が家の防災力チェック を全戸配布したのは画期的だ 町内会自治会への加入率が 60% を切っている状況のなか 区民に周知する方法として有効だ ( 冨田委員 ) (2) 防災イベント (8 月 24 日 ) について金副委員長がプロジェクトチームを代表して 資料 4 防災イベントについて を用いて取組の状況を説明し NPO 法人ママ プラグとすくらむ 21 に企画協力をお願いすることが了承された 主な意見は以下の通り 主な意見 我が家の防災力チェック に備蓄品リストがあるが これらを全て準備するのは大変だ ブースで備蓄品購入のアドバイスができると良い ( 秋山委員 ) 保育についてはどのように対応するのか ( 佐藤委員長 ) 別室を確保し 保育士にお願いすることが可能だ ブースゾーンで備蓄品の見本を陳列すると参考になる ( 林委員 ) 今回のイベントは一般家庭を中心とした啓発を考えており 他のブースで区内事業者が扱っている商品の陳列や案内をする予定だ ブースの内容については 企画課とも相談しながら 重複のない形で進めていきたい (3) チャレボラ (8 月 20 日 ) について事務局と冨田委員が 資料 5 チャレボラについて を用いて取組の状況を説明し 意 2
見交換をした 主な意見は以下の通り 主な意見 必要性の高い取組だ 町内会内部でも 日中に災害が起きた場合に力になるのは中学生だと議論している ( 宇佐美委員 ) 今までは災害について中学生に教える 伝えるという形だったが 防災に関する取組に参加した中学生に認定証を発行するなど 中学生が自発的に防災に取組むような提案ができると良い ( 戸沼委員 ) 初年度から参加している 炊出しの際に お米を袋にいれるだけでなく煮炊きの部分でも中学生を参加させられると良い体験になるのではないか ( 大内委員 ) 中学生の防災意識を高める取組を金副委員長を中心に進めている 取組の内容が具体化したら報告する ( 佐藤委員長 ) (4) 地域防災に関する提言について金副委員長が 資料 6 第 4 期高津区区民会議第 1 節 地域防災 提言書 ( 案 ) 資料 7 提案課題一覧( 防災関連 ) 資料 8 たかつ区区民会議ニュース( 中間報告特集号 ) を用いて説明し 意見交換をした 主な意見は以下の通り 主な意見 よくまとまっている 議論の内容がきちんと盛り込まれている ( 冨田委員 ) 災害時要援護者の対応については町内会長と民生委員の負担が大きい 自分の町内会でも対象者が 15 6 人いる これ以上増えた場合に対応できるかが課題だ ( 宇佐美委員 ) 災害時要援護者に関しては 個人情報保護法を抜きに考えても良いという議論がされていると聞いた どのように考えたらよいのか ( 宇佐美委員 ) 個人情報の取扱については 市の危機管理室に検討会議が設置された 自治体毎に様々な検討がされており 特別事項として限られた人への情報提供もありと聞いている 今後 地域の現状の報告も含めて調整をさせていただきたい 要援護者の情報については開示して良いと聞いたことがある ( 宇佐美委員 ) そこまでには至っていない 自分の町内会 自治会では 助け合い名簿 の作成を検討している その中で 横浜市 小金井市 渋谷区など 積極的に名簿を作ることを進めている自治体があることがわかってきた 川崎市は立ち遅れている また 区民から要望される前に 行政から発信をしていただきたい ( 林委員 ) 自宅にいる人だけでなく施設に入居している人も要援護者の対象になる 施設の場合は 夜は宿直職員しかおらず 地域の協力がなければ避難できない 養護学校も地域の協力なしに安全に生徒を避難させることはできない こういった問題についても これからの検討課題として盛り込んでいただきたい ( 仲村委員 ) 自分の自治会では 1760 世帯のうち災害時要援護者の申込みは 6 7 件しかない 待っているだけではダメということで 75 歳以上の人を対象に敬老の日の祝品の希望者を募り 応募があった 165 件を民生委員や防災担当の役員が1 軒ずつ訪問し 祝品を配ると同時に状況を確認することにした ( 若林委員 ) 災害時要援護者支援制度スタート時には町内会長あてに資料が届いていたのが 最近で 3
は町内会長には届かなくなったため 対応に苦慮している ( 吉田豊副委員長 ) 本来なら町内会長と民生委員が相談して対応すべきだが 民生委員に情報が伝わらないことがあり 個票だけは民生委員にも届くよう要望したという経緯がある 町内会長にも届くことになっているが 届いていないケースもあると聞く 混乱しているようだ ( 冨田委員 ) 大至急状況を確認し 報告する 要援護者の中に発達障害は含まれるのか ( 大内委員 ) 申請は自己申告のため その場合は家族が申請することになる ( 冨田委員 ) 日ごろから町内会 自治会と情報を共有できるシステムが作れると良い 地域の団体と町内会 自治会の人が関わる機会を多く作り つながりができれば情報共有も進められる ( 戸沼委員 ) 地域防災に関する提言のとりまとめは 三役会に一任することが了承された 2 第 2 節の取組テーマの選定ついて事務局が 資料 10 提案課題一覧( 防災以外 ) 資料 12 高津区区民生活に関わるニーズ調査報告書 資料 13 高津区区民生活に関わるニーズ調査報告書( 概要版 ) を用いて第 2 節の取組テーマの選定について説明し 意見交換をした 主な意見は以下の通り 主な意見 認知症で行方不明になった人を探すなど 緊急の場合などは防災無線を多いに活用してほしいが 毎日 4 時の放送と毎月 1 日と 15 日の 防災一口メモ の放送は効果があるのか 防災無線の有効な活用方法を検討すべきだ ( 吉田知委員 ) ごみの分別については 地域担当のごみ減量推進委員がいる 推進委員で手におえない場合は宮前生活環境事業所に相談してほしい ( 吉田知委員 ) 公衆街路灯を LED に変えることで町内会の費用削減にもつながり かなり普及している ( 吉田知委員 ) ごみの分別方法が変わることをきっかけに ごみの分別について考えてもらえると良いという提案だ ( 笹子委員 ) ごみの分別については 区に転入する際にも説明されている ( 吉田知委員 ) 川崎市地球温暖化防止活動推進センターで勤務しているが ごみの分別方法が変わることについての問い合わせが多い それぞれの担当でも取組はしているが イベント等を実施することで 普段は関心がない層の興味も喚起できるのではないか ゴミの分別に限定しなくても構わない ( 笹子委員 ) いずれもコミュニティの視点での提案だと感じた 地域防災も人と人がつながらなければ解決しない 中学生に着目したのも地域に中学生たちが関わって欲しいという思いからであり 継続して取り組んでいる また 地域防災は第 1 節の議論だけで解決できるものでもない 第 2 節では 多様なつながり方を視野にいれて議論することができるのではないか ( 金副委員長 ) 地域コミュニティを活性化することが大事な課題と認識されているようだ ニーズ調査のまちの課題 問題点の上位にあがっている 近隣の住民同士の関係が薄れている 退職を迎えるシニア世代が地域に貢献できる仕組みがない 地域に公園が少ない または 4
公園の維持管理が行き届いていない などに複合的に取組むことができるのではないかと考えている ( 戸沼委員 ) コミュニティについてはどこでも悩んでおり 大きな課題だ 自分の町内会 自治会でも 餅つき大会や親子運動会にみんなで参加するといったことを通して 一人でも多くの人が参加できる機会をつくり コミュニティをつくるべく努力している こういったことを区民会議の場で検討するのは難しいのではないか 吉田豊委員提案の 地域の関心を高める手立てを考える ということであれば区民会議の課題として議論できるのではないか ( 林委員 ) コミュニティの問題が共通した意識だということだ 区民会議として取上げられるものを企画運営会議で議論して決められると良い ( 金副委員長 ) 以上の話し合いの結果 第 2 節の取組テーマについては 今日の議論を踏まえ第 2 節企画運営会議で議論を深めることとなった 3 その他 (1) たかつエコ エネライフコンクールについて事務局が資料 11 たかつエコ エネライフコンクール 2013 事業概要 ( 案 ) を用いて 実施概要を説明し 審査委員に佐藤委員長を選出した (2) その他 1 市民活動見本市 2013 の開催 伊中委員が 6 月 16 日 ( 日 ) に開催される 市民活動見本市 2013 いま ここで あなたも地域デビュー についてチラシを配付し広報した 2 福祉のまちづくり見学バスツアーの開催 伊中委員が 6 月 17 日 ( 月 ) に開催される 福祉のまちづくり見学バスツアー についてチラシを配付し広報した 参与からの一言 今日の議論を聞き 改めて勉強させていただいた ( 小川顕正参与 ) 閉会 以上 5