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自己紹介をしよう

本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

グリーン家の人々

生徒の活動

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

いろいろな衣装を知ろう

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平成24年度 英語科 3年 年間指導計画・評価計画

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第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

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新潟市立亀田西中学校

第○学年 ○○科指導計画

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多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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平成 29 年 10 月 23 日 ( 月 ) 第 2 校時尾道市立日比崎小学校第 6 学年 1 組外国語科指導者 HRT 遠崎且典 JTE 片山奈弥津 単元名 台湾の友達との交流を深めよう ~Welcome to Japan.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 異文化理

英語科 「単元名 unit6」(1年)

福翔高等学校「ライティング」学習指導案

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

15 英語(菊池)

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(Ⅱ) 実践から上記のねらいを実践してみて 導入は効果的であったと思う 点と点を線で結ばせて 教員の昔の夢を予想させた 生徒はかなり意欲的に取り組み 自然な流れで want to be を導入することができたように思う 学年教員に なりたかった職業と理由を英語で言ってもらい それを動画に撮って見せた

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6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

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英語科学習指導案

うな活動を工夫して設定していく そして様々なバリエーションを体験させる中で何度も want との出会いを児童が繰り返し 自然と want への理解を深めたり want を使 って思いを伝えたりできるようにしたい 単元の目標 積極的にアルファベットの大文字を読んだり I want. の表現を使って 進

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

第3学年3組英語科学習指導案

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

解答類型


第○学年 ○○科指導計画

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

使用上の注意 はじめに ( 必ずお読みください ) この SIGN FOR CLASSROOM の英語の動画資料について 作成の意図の詳細は 2 ページ以降に示されているので できるだけすべてを読んでいただきたい 要約 このビデオは 聴覚障がいを持つ生徒たちに英語を教える時 見てわかる会話を表 出さ

保健体育科学習指導案

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

第1学年4組 英語科学習指導案

群教セ I01-08 平 集 特 情緒障害 中学校自閉症 情緒障害特別支援学級における人と関わる意識を高める支援の工夫 自己肯定感を高めるための振り返りと ソーシャルスキルトレーニングを通して 特別研修員田子賢一 Ⅰ 研究テーマ設定の理由 自閉症 情緒障害特別支援学級の生徒は 社会生活

Hi, friends!1 Lesson3

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単元「英語の世界へようこそ」   英語で自己紹介

2 授業改善に向けた手立て (1) 実際の使用場面を想像できる教材の活用 1 場面設定の工夫 ALTのご両親が一学期に本校を訪れたことがあるので そのご両親に英語で自己紹介をするという場面を設定し自己紹介文を考えさせ 表現方法も工夫して自己紹介のビデオレターを作成させた 2 ICTの有効活用生徒二人

詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

第 3 学年 3 組外国語活動指導案平成 30 年 11 月 14 日 ( 水 )5 校時指導者飯島加奈子 ( 英語専科 ) 場所 3-3 教室 1 単元名 What s this? ~ 松江のおすすめクイズを作ろう ~( Let s try! 1 Unit8) 2 単元の目標 コミュニケーションへ

も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任と児童のやりとりにおいて 職業を表す単語を繰り返し聞かせていく 歌の間に

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

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た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報


英語科授業案 日時 平成 28 年 3 月 7 日 ( 月 )2 校時 生徒 2 年 B 組男子 16 名, 女子 16 名 計 32 名 授業場 2 年 B 組教室 授業者 造田あかね 1 単元名 Sunshine English Course 2 Program11 Yui To Share I

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

このような研究を進める中で はじめは英語での質問に日本語で答えていた児童も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任

平成 29 年度年間授業計画 & シラバス 東京都立足立高等学校定時制課程 対象学年 教科 科目名 担当者名 1 学年 ( 普通科 商業科 ) 外国語科コミュニケーション 佐々木友子 風見岳快 英語 Ⅰ 使用教科書 出版社 : 三省堂 教科書名 :Vista English Communicatio

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

ICT 機器を利用して英文のに沿った画像を示すことで だれもが理解できる発表を行い 学習段階に応じたプレゼンテーションをすることができる 関心 意欲面においても 技能習得の面においても ICT 機器利用をパフォーマンスに取り入れることが効果的であると考えた このため 逆向き設計論に基づく中学 3 年

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

○○○

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(英語科)2.学習指導案(8)関係代名詞(主格)

3 学習構想 1 学習のくくり My Precious Person について本学習のくくりでは, 聴き手を巻き込みながら, 自分の大切な人を紹介し, コミュニケーションを楽しもう を共通テーマに掲げ, 聴き手とのやりとりを通して積極的にコミュニケーションをしようとする態度や聴き手の立場になってわか

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

Taro-21 情報研HP用 第5学

外国語活動の実践 外国語活動におけるコミュニケーションを大切にした活動の工夫 1 単元名 5 年数で遊ぼう ~ How many?~ ( 教材 Hi,friends! 1 文部科学省) 2 目標 積極的に数を数えたり, 尋ねたりしようとする 1~20の数の言い方や数の尋ね方に慣れ親しむ 言語には,

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

5 年 No.64 英語劇をしよう (2/8) まとまった話を聞いて内容を理解することができる 主な言語料 して天気や日時などの確認をす 教 1 本時のめあてを知 Peach Boy を詳しく聞いてみよう物語を聞く (3 回目 ) 登場人物全体について聞かせ 聞き取れた単語をカタカナでもいいので書き

指導方法等の改善計画について

3 単元の目標 英語での表現活動に積極的に取り組む ペアやグループ活動に積極的に取り組む 自分の周りの人 ( 友達, 家族, 好きなタレント ) を紹介する また, 友達が紹介した人について, 質問する 本文を読んで, 内容を正しく理解する 三人称単数現在形の形 意味 用法を理解する 4 単元の評価

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いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

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平成 29 年度志真志小学校の取り組み 1 研究主題 主体的に学ぶ意欲を育てる学習指導の工夫 ~ 聞くこと 話すことの体験活動を通したコミュニケーション能力の育成を目指して ~ 2 研究主題設定の理由小学校学習指導要領の外国語活動では 小学校段階での音声言語による聞くこと話すことを中心としたコミュニ

5 単元の指導計画と評価活動 ( 本時 3/7) 時間 ねらい 学習活動評価規準評価方法 1 to 不定詞 ( 名詞的用法 ) の文構造を理解する 自分が好きなことについて英文を書き 相手に伝える イ -1 評価カード ワークシート 教科書の本文から ~すること という表現を学ぶ 2 本文の中から不

ICTを軸にした小中連携

群教セ G09-02 平 集 英語 - 中 身近な話題を英語で書くことのできる生徒の育成 授業と家庭学習課題との関連付けを通して 特別研修員水落浩章 Ⅰ 研究テーマ設定の理由 中学校学習指導要領解説外国語編では 内容的にまとまりのある一貫した英文を書く力が十分ではないという課題が挙げら

という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

Transcription:

群教セ G09-02 平 27.257 集 英語 - 中 伝えたい情報を正しい英文で書くことができる生徒の育成 音声 視覚 表現 の学習ステップに モデル文の活用を取り入れて Ⅰ 研究テーマ設定の理由 特別研修員中山仁 はばたく群馬の指導プラン では まとまりのある文を正しい英語で書くこと が外国語の課題の1 つとして挙げられており 解決に向けて伸ばしたい資質 能力の1つとして 正しい語順で英文を書くことができる が挙げられている 生徒は小学校外国語活動を通して英語に多く触れ 英語を 聞くこと や 話すこと に慣れ親しんでいる 一方 本校生徒の実態を分析すると 英語を 書くこと を苦手としている生徒が多く 正しい英語を書くこと が本校の課題である そこで まず音声で英文を導入して内容を理解させる 次にその英文を文字で提示する際に 英文を構成する主語と動詞の関係を色分けして視覚的に生徒に意識させることで 正しい英語の語順を理解することができると考えた また色分けカードを用いた英文作成活動を通して正しい語順を認識させ それをモデル文として生徒に提示することで 生徒が自信をもって伝えたい情報を正しい英文で書くことができるようになると考えた Ⅱ 研究内容 1 研究構想図 - 1 -

2 授業改善に向けた手立て (1) 音声 視覚 表現 を意識した学習ステップの確立 1 音声によるモデル文の導入モデル文となる英文を音声により導入する ALTが英文を繰り返し言ったり 内容を把握するために必要な写真などを提示したりして 生徒が英語を聞いて理解しようとする意欲を持たせる 2 視覚に訴えるモデル文の提示音声により導入されたモデル文を文字で提示する際 英語の語順を意識させるために 英文の主語を緑 動詞を赤で色分けして示す 主語や動詞の単語を変えられるセンテンスカードの英文を生徒に見せて印象付けたり パワーポイントを用いて色分けした英文をスクリーンで確認させたりすることで 英語の正しい語順を認識させる 3モデル文を活用した表現活動色分けした単語カードを並べ替えて英文を作る活動を行う グループ活動にすることで英語が得意でない生徒にも取り組みやすくさせるとともに 色分けを生かして英文を作らせることで 主語と動詞を意識した正しい語順の英文を書けるようにさせる (2) モデル文を活用させる工夫自分で英文を書く際に 色分けを参考にしたり 英文の内容を参考にしたりできるよう 音声による導入で示したモデル文をスクリーンに映したり グループ活動で作成した英文を黒板に掲示したりする Ⅲ 研究のまとめ 1 成果 ALTの音声による導入を行ったことで 生徒が興味をもって英語を聞いたり ALTが話している内容を理解しようとしている姿が見られた 英文を文字で見せる場面で 主語と動詞を色分けしたり 示した英文が正しいかどうかをALTに確認する作業を取り入れたりしたことで 生徒は正しい語順を意識して英文を書くことができた 色分けカードを用いたことで 同じ色のカードを並べて英文を組み立てるなど うまく利用して英文を作ることができた 音声で導入された英文や グループ活動で作った英文をモデル文としてスクリーンや黒板に提示したことで そのモデルを活用しながら自分が伝えたい内容を書くことができた 2 課題 音声から英文の導入は 生徒が興味 関心をもって英文を聞き内容を考えることができるが 難易度を考えて英文を作る必要がある 生徒の興味 関心を引き 生徒にとって容易過ぎず かつ難解過ぎない英文の導入を工夫していく 英文の根幹である主語と動詞に着目して色分けしたが それ以外の扱いが不十分であった フレーズに着目させるなど 主語と動詞以外の部分をどのように示していくかを検討し工夫していく 伝えたい情報の内容をより深めるために モデル文として示す英文の内容をさらに充実させるとともに よく使われる表現を織り交ぜながら 英文に触れさせていく モデル文の内容を理解したり カードを並べ替えて英文を作ったりすることに時間を多く割いてしまい 英文を書くための十分な時間を与えることができなかった 単元の指導計画を改善したり 1 単位時間内の活動内容を精選したりする必要がある 今後はモデル文がなくても英文を書くことができるようになるために 語彙を増やしたり 文法事項を確実に理解できるようにしたりする工夫が必要である - 2 -

< 授業実践 > 実践 1 1 単元名 Unit2 みんな友達 ( 第 1 学年 1 学期 ) 2 本単元 ( 題材 ) 及び本時について本単元は カナダからやってきた転入生のベッキーに対して さくらと一郎が校舎内外を案内する場面である This / That is ~. を用いて問答したり 会話の中に初めて第三者 ( 三人称 ) であるケビンが登場し He / She is ~. を用いて他者を紹介する場面も設定されている 本単元で初めてbe 動詞 isを学び be 動詞の現在形 (am, are, is) を全て学習する またHe, Sheを学ぶことで第三者の紹介をすることができるようになる そこで本単元ではbe 動詞を用いた英文を使って自分の身近な人について紹介することをまとめの学習課題とし 本時ではそのための紹介文を英語で書く活動を設定した 3 授業の実際 < 本時のねらい> be 動詞 isを用いて身近な人の紹介文を書こう (1) 身近な人の紹介文 を書くために 1 音声によるモデル文の導入生徒が書く紹介文のモデルとなる英文を音声で導入した 何度か繰り返し聞かせることによって 生徒は徐々にその内容が分かり より興味をもって英文を聞いたり 分かった内容について発表したりした 2 視覚に訴えるモデル文の提示音声で導入したモデル文をスクリーンに映して1 文ずつ確認した その際 正しい英語の語順を意識付けるため 主語を緑 be 動詞を赤に色分けして英文を作成し 生徒に提示した ( 図 1) また 最後には全ての文をスクリーンに映して 特に主語を緑 動詞を赤に色分けし 主語と動詞の関係が色分けによって分かるように工夫した ( 図 2) 図 1 モデル文の色分け提示 図 2 色分けしたモデル文 3モデル文を活用した表現活動 グループで学び合いながら単語カードを並べ替えて正しい英文を作り 発表しよう グループごとに有名人のことを表した内容の英文を単語カードにして カードを並べ替えて英文を作る活動を行った 生徒はカードを並べ替えながら 色分けされたカードを利用して 主語と動詞の関係をつかんでいた (4 頁図 3) できた英文を黒板に貼り グループの代表者 1 人に発表させて 有名人当てクイズ を行った (4 頁図 4) クイズにすることで生徒は代表者の英文を真剣に聞くことができた - 3 -

図 3 英文を作るグループ活動図 4 できた英文の発表 (2) モデル文を活用させる工夫 様々なモデル文を参考にしながら 身近な人を紹介する英文を書く 導入で用いた英文やグループ活動で作った英文をスクリーンや黒板に残し それを参考にしながら英文を書く活動を行った 生徒は与えられたヒントを参考にしながら英文をしっかり書くことができた 4 考察 モデル文の導入の場面では 生徒がそ の内容を理解することができた モデル 文を英語の音声で導入したことが 興味 をもって英文を聞いて 内容を理解する ことにつながったと考える しかし 音 声による導入の後すぐに文字を見せてし まい 生徒が音声だけでどの程度理解で きたかを見取れなかったため ヒントと なる映像を見せたり 音声を聞かせた後 でQ&Aを行ったりして 音声による導 入をより大切に扱っていく必要がある 英文を書く際に 主語と動詞の関係を きちんと書くことができている生徒が多かった モデル文をスクリーンで示し 文構造を理解させる際の生徒とのやり取りの中で T 共通することは何? S 文の最初が緑になっている などの発言を引き出すことができた 色分けをして示したことが有効であったと考える 英文を書く場面で 生徒はスムーズに英文を書くことができていた モデル文 図 5 生徒が仕上げた紹介文 を活用するとともに ワークシートに書く内容をあらかじめ記載しておいたことが有効だったと考え る ( 図 5) 今後は 自由に英文が書けるワークシートを工夫するとともに 多くの情報の中から こ れを伝えたい というものを選んで書けるように指導していく - 4 -

実践 2 1 単元名 Unit6 ベッキーのおばあちゃん 2 本単元 ( 題材 ) 及び本時について本題材は ベッキーがアメリカに住む祖母のナンシーをクラスの友だちや先生に紹介する場面である また 先生からナンシーについての質問を受け それに答える場面も設定されている 本単元の学習を通して一般動詞を用いた三人称の表現を使うことができるようになり コミュニケーションの幅が大きく広がる 本単元で扱う新出文法事項は 一般動詞の三人称単数現在形 ( 以下 三単現 と示す ) である 一般般動詞に付けるs( 三単現のs) やdoes / doesn'tを用いた疑問文や否定文を学習する そこで 本単元では 友達当てクイズを作ろう という学習課題を設定した また本時では 一般動詞を用いた文を使ってクイズとなる英文を書く活動を設定した 3 授業の実際 < 本時のねらい> 友だち当てクイズとなる英文を書こう (1) 友達当てクイズとなる英文 を書くために 1 音声によるモデル文の導入生徒が書くクイズ文のモデルとなる英文を ALTからのクイズ という形で音声で導入した 生徒にとって理解しやすく 既習表現を用いて生徒の参考となる英文を考えた また ALTからのクイズ にすることで 生徒がこの後の活動をイメージでき また興味を持って内容を考えることができた 2 視覚に訴えるモデル文の提示音声から導入したモデル文をスクリーンに映した その際 正しい英語の語順を意識付けるため 主語を緑 動詞を赤 三単現のsを青に色分けして英文を作成し 生徒に提示した また英文の誤りに気付かせ 正しい英文を印象付けるため スライドを使って視覚に訴えるように工夫した ( 図 6) まず左の英文を示し 生徒に考えさせたのち ALT のチェックを受けて右の英文を示した 図 6 生徒に提示したモデル文 : ( 左 ) 誤りのある文 ( 右 ) 正しい文 3モデル文を活用した表現活動 グループで学び合いながら単語カードを並べ替えて正しい英文を作り 1 人 1 文発表しよう 友だち当てクイズ の英文を書く前の表現活動として 1 年の先生当てクイズを作ろう というグループ活動を行った 教師は 1 年の先生当てクイズ の英文を単語カードにして用意した グループ毎にそのカードを並べ替えて英文を作った カードはあらかじめ色分けしておき 生徒が英文を作るときに参考にできるようにした 生徒は主語と動詞の関係 さらに三単現のsを意識して英文を作っていた (6 頁図 7) できた英文は黒板に貼り グループ全員に1 人 1 文ずつ発表させて ク - 5 -

イズ大会を行った ( 図 8) 生徒は クラスメイトが話す英語に興味をもって聞き クイズの答えを考えていた 図 7 色分けカードを用いたグループ活動 図 8 1 年の先生当てクイズ (2) モデル文を活用させる工夫 様々なモデル文を参考にしながら 友だち当てクイズの英文を一般動詞を用いて書こう 導入で用いたALTのクイズ文やグループ活動で作った1 年の先生当てクイズの英文をスクリーンや黒板に残し それらを参考にしながら英文を書く活動を行った ( 図 9) 生徒は プリントや黒板など 与えられたヒントを参考にしながら英文をしっかり書くことができた また グループ内で自分が知らない表現を友達に聞いたり ALTに質問したりしながら 英文を書くことができた 4 考察 図 9 モデル文を参考に書く活動 ALTによるモデル文の内容をクラス全員が理 解することができた 英文の内容が誰にでも 分かりやすく 生徒の興味をひくものにでき たことで 慣れ親しんだ音声での導入が有効 であったと考える 視覚に訴えるために スライドを使って瞬 間的に英文を見せることで 生徒は三単現の sを意識し 正しい英文を書くことができた 色分けした英文や 瞬間的に見せる手立てが 有効であったと考える グループ活動でできた英文を1 人 1 文発表 させるようにしたことで 英文ができた後も 緊張感をもって発表の練習に取り組み 自信 をもって英文を言うことができた 色分けしたセンテンスカードやカードを継 続的に使用したことで 生徒が正しい語順を意識して英文を書くことができた ワークシートを工夫し 生徒が伝えたいこ 図 10 生徒が作ったクイズ問題 とを自由に書けるようにした結果 モデル文を参考にしながら英文を書くことができた ( 図 10) 今 後は 生徒が書く英文をより深めさせるために 生徒に提示するモデル文の内容をより充実させると ともに よく使われる表現を織り交ぜながら 英文に触れさせていきたい - 6 -