1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置 ③流域で生じている水循環の機構を表現でき る水循環モデルの開発 物理的分布定数型水循環解析プログラム WEPモデル 図-3 について 水質モデ ルへの入力データとなる農地における窒素 負荷収支計算モデルや 地下水や河川水の 無機態窒素濃度を算出する窒素流出モデル 等を追加開発した これにより WEPモ デルを都市河川流域における都市化等の土 地利用変化のみならず 農地を主体とした 流域における農地や農業用水の利用形態の 図-3 WEPモデルの構造模式図 変化も含めて 流域変化の水量 水質への 影響評価に適用可能なモデルとしての開 発 改良を実施した 図-4 ④統合水循環モデル構築手法の提案 水循環モデルの利用者の視点から 国内 外の既往水循環モデルを分類 整理し 各 種水循環モデルを流域対象特性別 解析目 的別 確保データ状況別に整理して選択す るための判断基準を提示した さらに 水 循環モデルの個別流域における客観的な適 用性評価手法として2つの手法 図-4 WEPモデルによる河川水中の無機態窒素濃度 NO2 N NO3 Nの合計 の計算値と実測値 Jackknife法 モンテカルロ法 を初めて 開発し提案した 社会への貢献 WEPモデルは 国内外の流域において 流域水循環 水環境保全のための施策評 価ツールとして既に広く活用されている モデル評価用データベースやモデル適用 性評価手法は 今後ガイドライン化する ことで河川管理実務を支援することが期 図-5 待される 安定同位対比分析とGIS解析等 WEPモデルによる流状シミュレーション結果 1994年 野洲川流域 柏貴地点 による流域と河川生態系との関係解析手 法やそれによる調査成果は 河川改修や自然再生事業を行う際の地点選定や影響評価の基礎資 料を提供した 研究評価 平成18年6月に開催された外部研究評価委員会において 本研究で目指した目標をほぼ達成でき 技術的にも大きな貢献を果た したと評価される との評価を受けた 159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215
216
217
218
219
220
221
222
223
224
225
226
227
228
229
230
231
232
233
234
235
236
237
238
239
240
241
242
243
244
245
246
247
248
249
250
251
252
253
254
255
256
257
258
259
260
261
262
263
264
265
266
267
268
269
270
271
272
273
274
275
276
277
278
279
280
281
282
283
284
285
286
287
288
289
290
291
292
293
297
298
299
300
301
302
303
304