フォルフィリ FOLFIRI 療法を受けられる患者さんへ 監修福井大学医学部長外科学 1 教授山口明夫
治療法 下記 FOLFIRI 療法 FOLFIRI + 療法 FOLFIRI + 療法 FOLFIRI + 療法 8~9 入 はじめに大腸癌 化学療法 手術後 再発 予防 補助化学療法 切除不能 進行再発大腸癌 対 全身化学療法 抗 剤治療 多 方法 基本 広 使 FOLFOX( ) 療法 FOLFIRI ( ) 療法 最近 新 分子標的治療薬 使 化学療法 一段 効 抗 剤 治療 中断 継続 治療 大事 治療 継続 目指 上 治療内容 副作用 対策 患者 自身 理解 納得 上 治療 受 大切 Contents 大腸 4 大腸 治療 使用 薬 5 外来化学療法 6 FOLFIRI 療法 用 薬 7 FOLFIRI 療法 治療 8 点滴中 注意 10 副作用 11 副作用 特徴 対策 12 分子標的薬 主 副作用 16 治療日誌 18 冊子 大腸癌化学療法 基本 一 FOLFIRI 療法 FOLFIRI+ 分子標的薬療法 安心 受 使用 薬 説明 治療 主 副作用 対策 解説 治療中 副作用 多 副作用 早期 発見 症状 軽減 症状 防 減 安心 日常生活 送 冊子 読 治療 受 勧 治療前 治療中 気 不安 遠慮 主治医 看護師 薬剤師 相談 治療日誌 巻末 治療中 気 症状 書 込 診察時 医師 見 自身 管理 使 本冊子 大腸癌 治療 受 皆 役 立 願 福井大学医学部長外科学 1 教授 山口明夫
大腸 体 組織 細胞 集 成 立 正常 細胞 組織 状態 応 増殖 増殖 止 一定 数 保 大腸 大腸 正常 細胞 何 原因 変異 細胞 無秩序 増殖 病気 無秩序 増殖 病気 進行 周囲 臓器 入 込 広 浸潤 ( ) 血液 液 大腸以外 臓器 移動 増殖 転移( ) 細胞 増殖 抑 死滅 薬 従来 抗 剤 新 分子標的薬 大 2 種類 大腸 薬 複数使用 効果 高 多剤併用療法 用 細胞 遺伝子 (DNA) 働 妨 細胞 増殖 抑 死滅 働 一方 正常 細胞 働 妨 副作用 がん細胞 大腸がん 周囲の臓器に広がる ( 浸潤 ) 細胞 持 特徴 目印 細胞 攻撃 薬 従来型 抗 剤 副作用 少 分子標的薬特有 副作用 血液 リンパ液にのって移動 他の臓器で増殖 ( 転移 ) 4 5
従来 抗 剤治療 長期 入院 必要 抗 剤治療 進歩 入院 外来通院 治療 受 外来化学療法 増 外来化学療法 抗 剤点滴 受 治療経過 確認 通院 生活 大 崩 治療 受 一方 患者 家族 方 副作用 基本的管理 行 必要 外来化学療法 行 場合 詳細 主治医 尋 FOLFIRI( ) 療法 下記 3 薬 使用 多剤併用療法 患者 FOLFIRI 療法 分子標的薬 1 追加 治療 行 細胞 増殖 際 必要 遺伝子 (DNA) 合成 妨 抗 剤 効果 高 働 薬 異 仕組 遺伝子 (DNA) 合成 妨 抗 剤 細胞 栄養 酸素 届 血管 作 妨 細胞 栄養不足 酸素不足 細胞 増殖 抑 分子標的薬 細胞 増殖 関 質 働 妨 細胞 増殖 抑 分子標的薬 薬 細胞 遺伝子 調 R ラス AS (K ケーラス RAS N エヌラス RAS) 遺伝子変異 有無 考慮 使用 6 7
FOLFIRI 療法 分子標的薬 加 治療 下記 通 行 主治医 確認 FOLFIRI 療法 FOLFIRI 療法 投与開始 レボホリナート点滴 イリノテカン点滴 治療法 入 2 時間 フルオロウラシル静注 1 回の治療には約 3 日間かかります この治療を 2 週間に 1 回行います FOLFIRI + ベバシズマブ療法 FOLFIRI + ベバシズマブ療法 フルオロウラシル点滴 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 1 サイクル ( 1 4 日間 ) 48 時間 ( 日 ) FOLFIRI + セツキシマブ療法 FOLFIRI + セツキシマブ療法 分子標的薬投与開始投与開始 セツキシマブ * 点滴 レボホリナート点滴イリノテカン点滴 2 時間 フルオロウラシル静注 FOLFIRI + パニツムマブ療法 FOLFIRI + パニツムマブ療法 フルオロウラシル点滴 48 時間 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14( 日 ) 1 サイクル ( 1 4 日間 ) 1 回の治療には約 3 日間 (1 日目 ~ 3 日目 ) かかり 8 日目はセツキシマブのみを点滴します この治療を2 週間に1 回行います *1 回目の点滴時間は2 時間です 2 回目以降の点滴時間は1 時間になります 分子標的薬投与開始投与開始 2 時間 48 時間 分子標的薬投与開始投与開始 2 時間 48 時間 ベバシズマブ * 点滴 レボホリナート点滴 イリノテカン点滴 フルオロウラシル点滴 パニツムマブ * 点滴 レボホリナート点滴イリノテカン点滴 フルオロウラシル点滴 フルオロウラシル静注 ( 日 ) フルオロウラシル静注 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 1 サイクル ( 1 4 日間 ) 1 サイクル ( 1 4 日間 ) 1 回の治療には約 3 日間かかります この治療を 2 週間に1 回行います *1 回目の点滴時間は90 分間です 点滴中に副作用がみられなければ 2 回目以降の点滴時間 1 回の治療には約 3 日間かかります この治療を 2 週間に1 回行います 8 は60 分間 それでも副作用がみられなければそれ以降は30 分間で行うことができます * 点滴時間は1 時間です 9 ( 日 )
点滴 安全 行 点滴中 体 大 動 安静 下記 注意 下記 症状 医療 呼 皮膚 蕁麻疹 息苦 声 動悸 意識 混濁 患者 個人差 FOLFIRI 療法 受 何 副作用 起 可能性 FOLFIRI 療法 起 副作用 時期 下記 通 目安 各副作用 対策 行 症状 和 良 治療 続 次 各副作用 特徴 対策 記載 分子標的薬 治療 受 方 1 6 確認 点滴 針 刺 部位 下記 症状 医療 呼 痛 皮膚 赤 腫 違和感 アレルギー 自覚症状がある副作用 下痢吐き気嘔吐食欲不振 感染症出血しやすい手足症候群脱毛 吐 気 感 我慢 医療 呼 点滴当日 当日 ~ 数日 数日 ~ 数週間 数週間 ~ 数ヵ月 白血球減少血小板減少 赤血球減少 自覚症状が現れにくい副作用 10 11
点滴当日 数日間 起 点滴後数日 数週間 起 症 状 症状 軟便 水様便 排便 回数 増 腹痛 脱水症状 水分 消化 食 症状 医療 相談 発熱 寒気 咳 腫 痛 手洗 風邪対策 38 以上 発熱 場合 医療 相談 点滴当日 数日間 多 患者 起 点滴後数日 数週間 起 症 状 吐 気 嘔吐 食欲 食 時 少量 食 消化 悪 避 刺激 強 避 12 13 症状 出血 ( 口 鼻 ) 出血 止 身 覚 血便 場合 医療 相談
点滴後数日 数週間後 起 点滴後数週間 数 月間 起 症 状 症状 口 中 腫 痛 口 中 清潔 保 状態 保 皮膚 爪 色 黒味 帯 黒 斑点状 直射日光 避 日焼 止 使用 点滴後数日 数週間後 起 点滴後 2~3 週間後 起 症 状 症状 手 足 赤 腫 割 水疱 手足 保湿 塗 乾燥 防 症状 気付 医療 髪 毛 抜 体毛 抜 治療開始前 髪 毛 短 脱毛時 手入 毛髪 頭皮 負担 毛先 柔 使用 温度 低 爪 変形 相談 毛染 避 手 取 泡立 優 洗髪 14 15
Memo 高血圧 尿 消化管 穴 [ 消化管穿孔 ] 傷口 治 [ 創傷治癒遅延 ] 動脈 静脈 中 血 [ 深部血栓塞栓症 ] 発作 視野 異常 [ 可逆性後白質脳症候群 ] 発疹 皮膚 乾燥 炎症 ( 電解質 ) 異常 結膜炎 角膜炎 目 異常 薬 対 反応 [ ] 心臓 機能 低下 [ 狭心症 心筋梗塞 ]( 主 ) 16
治療中 自身 管理 主治医 正確 伝 大切 治療中 感 変化 気 治療日誌 記入 受診 際 主治医 見 記入例 3 17 日目 日目 日目 日目 日目 日目 日目 3 3 3 17 18 19 1 日目 2 日目 3 日目 36.3 36.4 36.3 通院日に をつけてください 症状あり : 強い症状あり : 気分が悪く あまり食べられなかった 18 19
日目日目日目日目日目日目日目 日目日目日目日目日目日目日目 20 21
日目日目日目日目日目日目日目 日目日目日目日目日目日目日目 22 23
日目日目日目日目日目日目日目 日目日目日目日目日目日目日目 24 25
緊急の連絡先 病院 医院名 電話番号 日目日目日目日目日目日目日目 担当医師名 科 お問い合わせ窓口 memo 発行 :2015 年監修 : 福井大学医学部長外科学 1 教授山口明夫提供 : 東和薬品株式会社本冊子の内容を許可なしに複製 複写 ( コピーなど ) 転載することは法律で認められた場合を除き禁じられています 26 F-14 2015 年 11 月作成