の記事 年月日曜日 五年組名前 梅雨の季節の代表選手のカタツムリ カタツムリ 先生が 102 の新種発見! 雨が多くなる梅雨の季節 この季節によく見かけるのがカタツムリです 県 市の さんは 新しいカタツムリを 種見つけ カタツムリ先生 と呼ばれています 季節によって 身のまわりで見かけ

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - åł½èªžç§‚2å¹´2çµ—ã••ï¼™ã†¤ã†®ã†łã†¤ã‡†ã†—ã‡™ã†‘ã‡›ã†¹ã‡‹ã†ƒã••ã•„ã†µã‡“ã†Šã†“ã†¯ã•†ã†©ã‡fiㆪㆬㆮ㕓æ„⁄尔桋

から抜粋 ) を用意する その中から自分の興味のある資料を選択させ 主体的に文章が書けるようにする その後 書き上げた文章が説得力のある文章であるか 友だち同士で読み比べたり 校内の先生方に読んでいただいたりしながら 自分の文章を評価してもらうようにする そのことにより 児童が文章を書き換えることで

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第1学年国語科学習指導案

第 5 学年国語科学習指導案 ( 東京書籍版 ) 1 本単元で付けたい力資料から必要な情報を引用して 自分の考えを記述する力 2 単元 ( 題材 ) 名 かきえもん への道 ~ よびかける文章を書こう の巻 ~ ( 資料を読んで考えたことを書こう 東京書籍 5 年上 ) 3 単元目標 資料を基に 興

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Taro-5年研究のまとめ

指導観学習を進めるにあたって, 教師が宿泊体験学習に関する新聞記事を書き, 視覚化しておくことで, 児童に本単元の具体的なゴールイメージを持たせたい その際, 完成した新聞を廊下に掲示し, 全校のみんなに見てもらうことを伝え, 相手意識を持って学習に取り組もうとする意欲を持たせたい そして, 新聞は

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

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6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

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座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

第1学年国語科学習指導案

国語科学習指導案様式(案)

Taro-【HP用】指導案.jtd

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

【授業 1】

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第1学年国語科学習指導案

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

第1学年国語科学習指導案

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

H27 国語

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

4 全体計画 ( 総時数 6 時間 ) 主な学習活動 時数 教師のかかわり 評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 新聞について興味をもち, 投 1 新聞への興味をもつことができるよう 関心 意欲 態度 書の特徴を知る に, 実際の新聞をもとに, 投書の内容 新聞について興味をもち, を取り上げる 投

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

4 単元の評価規準 < 評価方法 > 国語への話す 聞く能力関心 意欲 態度和の文化について事柄が明確に伝わ調べてプレゼンするるように, 資料の形という目的を意識し式を工夫して説明して文章を読み, 進んている で調べたり, 資料の <ワークシート5~ 提示の仕方を工夫し 7, 観察 > て話したりし

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

1 学期末実施の初見の説明文 ( サクラソウとトラマルハナバチ ) についてのワークテスト ( ぶんけい ) の正答率は 以下のとおりである 正答率設問本教材とのつながり誤答部分点正答 1トラマルハナバチのどんなところが サクラソウに合っていますか 二つ書きましょう 2サクラソウとトラマルハナバチは

けなどが行われている 記事は, 逆三角形の構成と呼ばれることもあるように, 結論を見出しで先に示し, リードから本文へと次第に詳しく記述されている 事件や出来事の報道記事だけでなく, 社説 コラム 解説などの記事もある このような特徴を理解し, 編集の仕方や記事の書き方に注意して読むことが大切である

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

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トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

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平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

国語科学習指導案

解答類型

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

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5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第4学年算数科学習指導案

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) ( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

Taro-第3学年国語科学習指導案「

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

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6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

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けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

第1学年国語科学習指導案

第○学年○組 国語科学習指導案

<小学校 生活科>

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

指導方法等の改善計画について

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5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

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3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

Transcription:

自分の考えに合った記事を書いて わたし ぼくのメッセージはなんでショー を開こう!! イメージ図 全 7 時間 授業改善のポイント ア 主体的な学びの喚起 イ 文章全体の構成を把握して読む場面 ウ 自分の考えを明確にする場面 エ 交流タイム オ 評価の工夫 第一次第二次第三次 言語活動全体の見通し教科書教材を目的を持って読む自分の表現に適用する 1 2 3 4 5 6 7 学習課題を知り 学習に見通しを持つ 自分の考えに合わせて新聞記事をつくりかえ わたし ぼくのメッセージはなんでショー を開こう 教師のモデリングにより学習の見通しを持つ モデリングを基に 単元の学習の流れと 評価をするときに基とするもの を確認する 主体的な学び 新聞に興味を持つ 記事のつくりをつかむ 見出しやリード 本文の働きをつかむ 実際の記事で確かめる 関心のある記事を読んで 新聞の構成について確かめる 目的のある 交流 二つの記事を比較して読み 共通点をとらえる 同じ話題を扱った 二つの記事を比較 して読み どちら にも共通して取り 上げられているキ ーワードを読み取 り 事実と意見な どとの関係をとら える 全体把握して 読む 二つの記事を比較して読んで相違点をとらえる 全体把握して 読む 二つの記事の 記者のメッセージを読み取る A 社 B 社のメッセージはなんでショー を開く 全体把握して 読む 目的のある 交流 自分が取り上げて再構成する記事を決め 読む 自分の考えを 明確にする場面 取り上げた新聞記事を再構成する 第二次で学んだことを基に 取り上げた新聞記事について 自分の考えが明確に伝わるように再構成する 全体把握して 読む 自分の考えを 明確にする場面 再構成した新聞記事を読み合い 意見交流する 目的のある 交流 取り上げた新聞記事を再構成する 第二次で学んだことを基に 取り上げた新聞記事について 自分の考えが明確に伝わるように再構成する 自分の考えを 明確にする場面 わたし ぼくのメッセージはなんでショー を開く 自分の考えを 明確にする場面 目的のある 交流 日常的な言語活動 新聞を読む 単元を貫く言語活動 : 新聞記事を自分の考えに基づいて再構成する 評価の工夫 新聞の並行読書と新聞記事のストック & スクラップ

の記事 年月日曜日 五年組名前 梅雨の季節の代表選手のカタツムリ カタツムリ 先生が 102 の新種発見! 雨が多くなる梅雨の季節 この季節によく見かけるのがカタツムリです 県 市の さんは 新しいカタツムリを 1 0 2 種見つけ カタツムリ先生 と呼ばれています 季節によって 身のまわりで見かける動植物は変わっていきます みなさんも この季節ならではの楽しみを見つけませんか 県の さんは これまで全国を巡ってカタツムリの研究をしてきました 研究きょ点の自宅にはカタツムリの標本が約五万個 研究をまとめた論文やしっ筆した本 そして海外で集めたカタツムリのおきもの 起きてから寝るまで カタツムリのことで頭がいっぱいです と さん これまで 県で を新種として発見しました 新種の名前をつけたのは さんです さんによると カタツムリはかんそうがきらいで 神社 お寺 公園 森などのじめじめした場所にいることが多い そうです また カタツムリは一年中いますが 梅雨は見つけやすい季節だそうです 梅雨の季節によく目にするのは カタツムリだけではありません アジサイの花もよく見かけます アジサイはむらさきがかった色のもの 赤味がかった色のものなど 淡い色合いで わたしたちの目を楽しませてくれます 学校の行き帰りに アジサイを目にしたことがある人もいるでしょう 日本は季節それぞれに特徴があります その季節ならではの楽しみ方ができます 雨の降ることが多い梅雨の季節 この時期ならではの楽しみ方を見つけてみませんか 身近で見かけるカタツムリ色鮮やかなアジサイ この季節によく目にします カタツムリ先生 こと さん 梅雨の季節に大活躍

第 5 学年国語科学習指導案 1. 本単元で付けたい力自分の考えを明確にしながら読む力 読む過程において 筆者の意図や思考に着目して文章全体の構成を把握し 自分の知識や経験などと関係付けて 自分の立場から自分の考えを明確にしながら読むことができる力 2. 単元名自分の考えに合った記事を書いて わたし ぼくのメッセージはなんでショー を開こう!! 新聞記事を読み比べよう 東京書籍 5 年上 3. 単元目標目的に応じて新聞記事の内容や表現方法をとらえ 自分の考えを明確にしながら読むことができる 読むこと 4. 目指す児童の姿 国語への関心 意欲 態度新聞記事を読み比べて評価したことや考えたことを紹介し合い 自分の考えを広げたり深めたりしようとしている 自分の考えの形成及び交流 読むこと 見出し リード文 記事本文 写真の内容を的確に押さえて記者の意図をとらえ その内容や表現方法について自分の考えを明確にしている 説明的な文章の解釈 言語についての知識 理解 技能記事に使われている言葉や文章の効果や構成について理解している 5. 本単元における言語活動 自分の考えを明確にしながら読む力 を付けていくために 本単元では 新聞記事を自分の考えに基づいて再構成する という言語活動を位置付ける 領域を 読むこと とし 具体的には記者の意図に基づいて書かれた新聞記事を 児童の考えに基づいて再構成する活動を中心に展開する れい本単元の学習に入る前に 〇次言語生活と学びの接続 として 小学生向けの新聞の読書を開始する 児童が関心を持った記事を取り上げて話題とし 考えたことや思ったことについて自由に話し合う場を設けることで 学習に対する興味 関心 意欲や課題意識を高めておく また 単元の学習前に 言語生活と学びの接続 をしておくこと 学習後も継続して新聞の読書を行うことで 児童の読書生活と学習内容がつながる そのことで国語科の学習が今後の言語生活へ転用可能なものになり 学びの有用性の実感が増すと考える 新聞記事は 記者の意図が反映した内容になっており 同じ内容を取り上げた記事でも ねらいが異なると論の展開や使用する図表 写真は異なり 結論も異なったものになる 第一次では ある新聞記事と 同じ内容を指導者が再構成した記事を提示し 先生のメッセージはなんでショー を開く 第三次で行う活動のモデルを示すことにより 児童が学習の見通しを持ちやすくなる このことにより一貫した目的意識を児童が持つようになり 主体的な学びが展開できるようになると考える また 新聞をはじめとしたメディアからの情報は記者の意図が反映されたものであること それらを受け取る際には自分の考えを明確にしておくことが大切であることに気付く児童もいると予想される モデル提示のときには 次のような言語意識も持たせておく 1 相手意識 クラスや学年 他の学年の友だち 学校の先生方に見てもらおう 2 目的意識 自分の考えに基づいて再構成した新聞記事を紹介しよう 3 方法意識 新聞記事を読んで考えたことを基にして書き換えた新聞記事を紹介する 4 評価意識 評価をするときに基とするもの を基に 新聞記事の特徴や記者の意図をとらえているか 自分の考えが分かるように新聞記事を再構成しているか 第二次では 文章全体の構成をとらえるために まず 新聞記事の 逆三角形の構成 と言われる結論を見出しで先に示し リードから本文へと次第に詳しく記述される特徴を読み取る その特徴を押さえた上で 記 1

者の意図と論の展開 図表 写真を関係付け 効果的に伝えたいことが表現されているかについて考えていく その際 根拠とした部分 そこから考えたことを紹介させることによって自分の視点を持てるようにし 児童の意図に基づいた記事の構成の仕方について交流し 考えを広げ深める機会とする 第三次では 児童自らが選んだ新聞記事を 自分の考えに基づいて再構成する言語活動を行う これまでの学習で読み取った新聞記事の基本構成 自らの知識や経験などに基づいた自分の立場から考えたことを再構成する際に取り入れていく この活動により 第二次で身に付けた読む力を自覚的に活用することができる また 第三次で行うこの活動を念頭に置いて児童がそれまでの学習を進めることにより 教材文を読む目的や視点が明確になる 単元を貫いた目的意識を持つことで 全ての学習がつながり 学びを進める中で児童の考えの形成が促進されると考える 6. 交流について交流には 気付くため 深める 共通点 相違点を見つけて考える ため 別の視点で考えるため 決めるため 自分の考えを再構築するため などの 様々な目的がある その目的を児童が自覚していないと 学習効果は表れてこないと考える そこで 本単元では 交流を行う際 その時間の具体的な目的を児童に示す 本単元における交流の目的は 以下の通りである 第 2 時第 4 時第 5 時第 7 時 新聞記事の特徴について実際の記事で確かめたことを伝え合い その特徴についての理解を深めるための交流自分がとらえた教材文の新聞記事のメッセージを 根拠を示して伝え合い 新聞記事の再構成につなげるための交流教材文の新聞記事を自分で再構成したものを基に 自分が考えたことを伝え合い 別の視点で考えたり 意見や助言を受けたりして 自分の考えを見つめ直すための交流自分が選んだ記事を再構成したものを基に 自分が考えたことをグループで伝え合い 確認したり参考にしたりして 学習のまとめをするための交流 本単元における交流の目的 これらの目的を 交流する前に児童へ伝えることにより 児童が目的を持って交流に臨めるようにし 学習効果を高めていく 7. 評価について従来から 指導と評価の一体化といわれてきたが 実際には 評価の方法や評価のタイミング 目指す児童の姿 評価規準 に満たない児童への手立ての方法と時期が明確でないことが少なくなかった そこで 本単元では 児童が主体的に学び 自分の考えを明確にしながら読む力を身に付けていけるようにするために 形成的評価や総括的評価を 主体的な学びを喚起する評価 一時間の学びに対する評価 単元を貫く言語活動に対する評価 の三つに分けて行っていく 主体的な学びを喚起する評価 は従来の自己評価としての意味合いが強く 一時間の学びに対する評価 の中の自己評価を活用する 具体的には 一時間ごとに自分の学びに対する評価を付箋に書かせ 次時の学習の導入時に紹介する 一時間の学びに対する評価 は いわゆる形成的評価で 単元の出口の言語活動のためにどれだけ力が付いたかを評価するものである 各時間の指導 学習内容により 教師からの評価だけでなく 相互評価や自己評価なども取り入れる 単元を貫く言語活動に対する評価 では 第一 二次で 第三次の言語活動を意識して学習したことに対する評価 主として 情意面の評価 を行い 第三次で 評価をするときに基とするもの を用いた言語活動に対する評価 総括的評価 を行う 一時間の学びに対する評価 や 評価をするときに基とするもの を用いた言語活動に対する評価 を行う際 目指す児童の姿 や 評価をするときに基とするもの に満たない児童に対する手立ての内容とその時期を明確にし 評価を指導につなげていく このような評価を行うことで 指導と評価を一体化させ 主体的な学びを喚起するとともに 付けたい力を身に付けさせていきたい 2

対言単する語元評活を価動貫にく 第一次 第二次 第三次 第 1 時 第 2 時 第 3 時 第 4 時 第 5 時 第 6 時 第 7 時 モデリング 評価をするときに基 とするもの 単元の出口 第三次 の言語活動を意識して学習したことに対する評価 主として 情意面の評価 評価をするときに基とするもの を用いた言語活動に対する評価 総括的評価 : 読むこと の学習を生かした表現の内容 喚主起体す的る評な価学びを 一時間の学びに対する評価 本時の目標 発表のモデルを見た り新聞を読んだりす る活動を通して 興 味や見通しを持とう としている 評価 教師からの評価 態度 発言 自己評価 付箋 前時の自己評価 を紹介 学習意欲の喚起 本時の目標 新聞の特徴や編集の 仕方 記事の書き方 などを理解し 新聞 記事を読み取ること ができる 評価 教師からの評価 態度 発言 付箋 相互評価 交流 自己評価 付箋 教師からの評価だけでなく 児童が他の児童のよさに目を向けて感想を書いた場合は 意図的に紹介する 本時の目標 二つの新聞記事を比 較して読み 共通点 や相違点を読み取る ことができる 評価 教師からの評価 態度 発言 記述内 容 自己評価 付箋 本時の目標 二つの新聞記事を比 較して読み 記者の メッセージを読み取 ることができる 評価 教師からの評価 記述内容 自己評価 付箋 本時の目標 自分の伝えたいメッ セージを基にして 取り上げた新聞記事 を再構成できる 評価 教師からの評価 態度 再構成した新 聞記事 相互評価 交流 自己評価 付箋 本時の目標 自分の伝えたいメ ッセージを基にし て 取り上げた新 聞記事を再構成で きる 評価 教師からの評価 態度 再構成した 新聞記事 相互評価 交流 自己評価 本単元における三つの評価 主体的な学びを喚起する評価 一時間の学びに対する評価 の児童の自己評価を次時の導入時に紹介 一時間の学びに対する評価 単元の出口の言語活動のためにどれだけ力が付いたか評価 指導者 児童 単元を貫く言語活動に対する評価 言語活動を意識して学習したことに対する評価 総括的評価 付箋 本時の目標 自分の視点から 再構成した新聞 記事を評価し合 い 自分の考え を広げたり深め たりできる 評価 教師からの評 価 再構成した新 聞記事 相互評価 交流 自己評価 付箋 * 主体的な学びを喚起する評価 では 各時間の学習課題に対応した自己評価を取り上げる 例 学習課題例 第 3 時 二つの新聞記事を比較して読み 共通点や相違点を読み取ることができる 付箋に書かれた A さんの自己評価 例 私は二つの新聞記事を比べてみて 両方に書かれていることと 片方にしか書かれていない内容があることにおどろきました 同じ事実を伝える記事でも 書いている人の感じたことや考えによって 変わってくる部分があるのかなあ と思いました 第 4 時のはじめに 学習課題に対応した自己評価を A さんは 同じ事実を伝える記事でも 共通する部分と違っている部分があるのにおどろいたんだね 違っている部分に注目すると 書いている人の感じたことや考えが分かってきそうだね! などと 指導者がコメントとともに紹介する 3

* 評価に関して 基準に満たない児童に対して 一時間の学びに対する評価 では 本時の目標に照らして以下のような手立てを講じる 評価のタイミング手立ての時期学習活動中であれば その場で手立てを講じる 学習後であれば 次時の学習活動前や学習中に手立てを講じる 指導者が見取った児童のつまずきの原因既習の内容が定着していない 学習課題を意識できていない 学習の見通しを持てていない 自分の考えを持てていない 手立ての例 既習の内容について確認する 前の学習で のやり方について学習したね そのやり方を使って 考えてごらん 既習の内容が分かるようなメモを作成し 児童に渡す 学習課題を確認する 今日の学習課題は だったね そのことを意識して のことを考えてみると どうなるかな? の学習活動で どんなことをはっきりさせるんだったかな? と考えているのは どうして? 単元全体 各時間の学習の見通しを持てるよう助言する この活動が終わったら 何の活動をするつもりをしている? 次の活動では をすることになっていたね 今やっている活動は にどんな風に役立つかなあ 先生に 用意しておいてほしいものは ありますか? 児童の考えを整理し 考えが持てるよう助言する どんな目的で の活動をしているんだったかな? お話の中には どんな出来事が書かれていたかな? お話の中には つの出来事が書かれていたね どれが心に残ったの? さんは どんなこと考えているか 聞いてごらん 例 第 4 時 見出し リード文 記事本文 写真の内容を的確に押さえて記者の意図をとらえている 読 記述内容 C さんのとらえた各記事のメッセージの記述例 A 社 初夏のたま川にアユがたくさんさかのぼってきた 春に川をさかのぼるアユを 江戸前アユ とよぶ B 社 高度経済成長期には たま川にはほとんど生き物のすがたが見られなかったが 人々の努力でたま川は以前のすがたに戻りつつある アユはそのしょうちょう的存在だ C さんの記述は B 社のメッセージはとらえていますが A 社のメッセージはとらえられていません 前時に学習したそれぞれの新聞記事の内容の共通するところを確認し 見出し リード写真の相違点に注目するよう示せるように指導します また 文中の言葉が活用できるよう 3 4 年の学習内容にさかのぼって 事実と意見との関係についても確かめます 指導例 C さんは A 社のメッセージをこのようにとらえたんだね 前の時間に A 社と B 社の新聞記事には 東京湾 多摩川 さかのぼる などの共通するキーワードがあったね その事実を基に リード文や記事の最後のところに 記者はどのようなことを書いているかな 事実と意見との関係 リードや記事の記述内容を確認してから そうそう 釣り人のことやアユ釣りの解禁のことが書かれているね また 待ちに待ったアユのシーズン とも書かれているね じゃあ A 社のメッセージは どうなるかな * 同様に 単元を貫く言語活動に関する評価 の中の 評価をするときに基とするもの を用いた言語活動に対する評価 に対する手立てについては 8. 評価をするときに基とするもの 教師用 で述べる 4

8. 評価をするときに基とするもの 教師用 * 尺度 3が 目指す児童の姿 評価規準 のBにあたる 尺度再構成した新聞記事の内容 4 元の記事の内容や記者の意図を的確に押さえて要旨をとらえるとともに 記者の意図と記事との関連 それらに対する自分のとらえを基に 自分の考えが明確に分かるように事実と意見などの関係を明確にしながら新聞記事を再構成している 3 元の記事の内容や記者の意図をとらえ 自分の考えが分かるように新聞記事を再構成している 元の記事の内容はとらえられているが 記者の意図が正しくとらえられていない しかし 自分の考えに基づいて新聞記事を再構成している 2 元の記事の内容の大体はとらえられているが 記者の意図がとらえられていない 自分の考えを持てず 新聞記事を再構成することができない 1 元の記事の内容や記者の考えをとらえられていない 自分の考えを持てず 新聞記事の再構成もできていない 0 無解答 * ここで示した 評価をするときに基とするもの は 指導者が 単元を貫く言語活動に対する評価 を行うときに活用するものである 指導と評価の一体化を図るためには 児童と指導者がこの内容の観点を共有しておくことが重要である このことで 児童が単元を貫いためあてを持つことができる そのため 第一次で 指導者が作成したモデリングの提示をするときに 自分が選んだ記事でモデルのような活動をするにはどんな力が必要か 児童が考えて全体交流し 教師が児童の言葉でまとめるようにする * 評価をするときに基とするもの を基にした言語活動に対する評価 に関して 基準に満たない児童に対して 以下のような手立てを行う <3 に達していない児童に対して > 評価のタイミング手立ての時期手立ての内容 第 5 6 時の学習活動中 学習後 第 5 6 時の新聞記事を再構成するとき 第 5 6 時の新聞記事を修正するとき <2 1 に達していない児童に対して > 評価のタイミング手立ての時期手立ての内容 第 5 6 時の学習活動中 学習後 第 5 6 時の新聞記事を再構成するとき 第 5 6 時の新聞記事を修正するとき 児童が選んだ記事を 事実と記者のメッセージが書かれている部分を整理しながら一緒に読む 記事を読んで どのように思ったかを聞く 使いやすい新聞の枠を選ぶよう助言する 学習活動中に支援した内容を基に助言する 修正点がある場合は 書き直すように助言する なお 修正点は 児童の書いた文章を基に 個に応じた内容になる 児童が選んだ記事を 事実と記者のメッセージが書かれている部分を整理しながら一緒に読む 記事を読んで どのように思ったかを聞く 見出し リード文を一緒に考える 使いやすい新聞の枠を選ぶよう助言する 学習活動中に支援した内容を基に助言する 修正点がある場合は 書き直すように助言する なお 修正点は 児童の書いた文章を基に 個に応じた内容になる 9. 単元計画 * 評価 は観点 は 評価の方法を示す 次 時学習活動 評価 日常的な言語活動 〇 言語生活と学びの接続 小学生向けの新聞を読む 児童が関心を持った記事について取り上げて話題とし 考えたことや思ったことについて自由に話し合う 5 新聞記事に関心を持ち 進んで読書しようとしている 関 態度 発言 一 1 学習課題を確認し 学習の見通しを持つ 記者の意図による新聞の編集の仕方 自分の考えに合わせて新聞記事をつくりかえ わ や記事の書き方の違いに興味を持 たし ぼくのメッセージはなんでショー を開こう ち 新聞のよさや面白さを見つけな ストッ クする 集める 新聞記事を を 読並む行読書 新聞記事

先生のメッセージはなんでショー を開き 実際の新聞記事と 指導者の考えに合わせてつくりかえた記事の例 モデル を見比べ 目指す姿のイメージをつかむ 同じ内容を取り上げた記事でも 記者の意図によって書き表し方が違うことに気付く モデルの記事の例から 単元の学習の流れと 評価をするときに基とするもの を確認する 新聞にはどんな面があるかを見つけたり 記事の大まかなつくりに気付いたりする 興味のある面やコーナーからお気に入りの記事を探し 記事のストックへの意欲をふくらませる がら新聞記事を比べて読もうとしている 関 態度 発言 付箋 集める 新聞記事をスト ックす る 並行読書 新聞記事を読む 二 2 記事のつくりをつかむ 見出しやリード 本文の働きや写真の役割をつかむ 実際の記事で確かめる 関心のある記事を読み 見出しやリード 本文の働きや写真の役割を確かめる 記事に使われている言葉や文章の効果や構成について理解している 伝 付箋 実際の記事を読んで 記事の構成を読み取ることができる 読 態度 発言 付箋 3 二つの記事を比較して読み 共通点をとらえる 同じ話題を扱った二つの記事を比較して読み どちらにも共通して取り上げられているキーワードを読み取り 事実と意見などとの関係をとらえる 二つの記事を比較して読み 相違点をとらえ 記者のメッセージを読み取る 共通した事実のもと 記者の意図によって記事の内容にどのような違いが出てきているのかをとらえる 記事を比較して読んで共通点をとらえ 事実と感想 意見などとの関係を読み取っている 読 態度 発言 記述内容 記事を比較して読んで相違点をとらえ 事実と感想 意見などとの関係を読み取っている 読 態度 発言 記述内容 4 二つの記事の 記者のメッセージを読み取る A 社 B 社のメッセージはなんでショー を開き 記者の意図によって記事の内容にどのような違いが出てきているのかをとらえる 記者のメッセージがどのように書き表されているかをとらえて読み 記者の表現の工夫をとらえる 自分が取り上げて再構成する記事を決め 読む 記事を読み 自分の考えが明確に伝わるようにするためには どのように再構成するのがよいか考える 見出し リード文 記事本文 写真の内容を的確に押さえて記者の意図をとらえている 読 記述内容 自分が取り上げた記事の 見出し リード 記事本文 写真の内容を的確に押さえて記者の意図をとらえ その内容や表現方法について自分の考えを明確にしている 読 記述内容 三 5 6 取り上げた新聞記事を再構成する 第二次で学んだことを基に 取り上げた新聞記事について 自分の考えが明確に伝わるように再構成する 再構成した記事を読み合い 意見交流する 7 わたし ぼくのメッセージはなんでショー を開く 自分の視点から再構成した新聞記事を紹介し合い 事実を踏まえた上で自分の考えが明確に書かれているかを評価 自己 相互 する 評価の観点 を知り 進んで新聞記事を再構成しようとしている 関 態度 見出し リード 記事本文 写真の役割を理解し 自分の考えが明確に伝わるように内容や表現方法に気を付けて記事を再構成している 読 再構成した新聞記事 新聞記事を読み比べて評価したことや考えたことを紹介し合い 自分の考えを広げたり深めたりしようとしている 関 態度 発言 付箋 6

10. 各時間の学習展開例 1 第 1 時の展開例 1/7 ア目標 発表のモデルを見たり新聞を読んだりする活動を通して 単元の学習に対して 興味や見通しを持とうとしている イ展開 学習活動支援評価 つ 1. 単元全体の学習課題を設定する 新聞記事の紹介について興味を持たせるために かむ情報番組等の新聞紹介コーナーを想起させる 自分の考えに合わせて新聞記事をつくりかえ 第三次で わたし ぼくのメッセージはなんでシ わたし ぼくのメッセージはなんでショー をョー をすることを合わせて伝える 開こう まなぶ 2. 単元の学習について見通しを持つ 1 先生のメッセージはなんでショー を開き 実際の新聞記事と 指導者の考えに合わせてつくりかえた記事の例 モデル を見比べ 目指す姿のイメージをつかむ 実際の新聞記事とつくりかえた記事の例 モデル を拡大して提示し 紹介する 2 同じ内容を取り上げた記事でも 記者の意図によって書き表し方が違うことに気付く 3 モデルの記事の例から 単元の学習の流れと 評価をするときに基とするもの を確認する これからの学習の見通しを持たせるために 指導者の考えに合わせてつくりかえた記事の例 モデル を示し 指導者が記事で伝えたかったメッセージについて考えさせる 提示した記事を見比べさせることで 共通した事実を基に 記者の意図によって記事に違いが出ていることに気付けるようにする 評価をするときに基とするもの を意識させるために モデリングで使用した記事を配布し その構成のポイントを押さえる 実際の新聞記事と 指導者の考えに合わせてつくりかえた記事の例 モデル から 学習の見通しを持とうとしている 関 態度 発言 付箋 主体的な学び いかす 3. 実際の新聞にはどんな面があるかを見つけたり 記事の大まかなつくりに気付いたりする 1 新聞にはどんな面があるかを見つける 2 興味のある面やコーナーからお気に入りの記事を探し 記事のストックや並行読書への意欲をふくらませる 4. 学習のまとめをし 本時の学習を振り返る 1 これからがんばっていきたいことや知りたいことなど 思ったことや考えたことを付箋に書く 2 感想を発表する 継続して新聞をストックしたり並行読書したりすることを告げる なお 新聞を購読していない家庭については 指導者がストックしたものを読みためていくようにする 〇時の活動等で関心を持った記事の中から つくりかえてみたい記事を選び始めておくよう助言する 今後の学習への意欲につながるよう 時間があれば 本時の学習についての感想を発表させる 記者の意図による新聞の編集の仕方や記事の書き方の違いに興味を持ち 新聞のよさや面白さを見つけながら新聞記事を比べて読もうとしている 関 態度 発言 付箋 授業改善のポイント この時間の 主体的な学び 評価をするときに基とするもの の観点を 児童と指導者が共有しておくことは大切です 児童に単元を貫いためあてを持たせることで どのような力を身に付けていけばよいのかが分かりやすくなります モデルのような活動をするにはどんな力が必要か 児童が考える機会を設け それを指導者が児童の言葉でまとめ 教室内の見えるところに掲示しておきましょう 1 元の記事に書かれている事実を読み取る力を付けよう! 2 元の記事の 記者のメッセージを読み取る力を付けよう! 3 元の記事に書かれている内容について 自分の考えを持つ力を付けよう! 4 事実の部分と自分のメッセージの部分を意識して書く力を付けよう! 5 自分の考えが分かるように 見出し リード 本文 写真 絵 を工夫して書く力を付けよう! * この5つができていたらです わたし ぼくのメッセージはなんでショー で 読み手が なるほど! と思えたら です 7

2 第 2 時の展開例 2/7 ア目標新聞の特徴や編集の仕方 記事の書き方などを理解し 新聞記事を読み取ることができる イ展開学習活動支援評価 つかむ まなぶ 0. 今日のピックアップ記事 の紹介を聞く 1. 本時の学習課題を確認し 学習の見通しを持つ 新聞記事の構成を知り 必要な情報を読み取れるようになろう 2. 新聞の特徴を知る 教科書 P.65~67 を読み 新聞の特徴と編集の仕方や記事の書き方を知る 見出しやリード 本文の働きや写真の役割をつかむ 今日のピックアップ記事 を紹介し 児童に感じたことを発表させる 前時の振り返り 付箋 を 意欲付けとなるコメントとともに何人か紹介する 単元の中で できるだけ多くの児童のものを紹介できるように配慮する 記事に使われている言葉や文章の効果や構成について理解している 伝 付箋 いかす 3. 実際の記事で確かめる 関心のある記事を読み 見出しやリード 本文の働きや写真の役割を確かめ 付箋に書いてはる 目的のある 確かめたことや考えたことを全体で交流し合い 理解が深まるようにする 実際の記事を読んで 記事の構成を読み取ることができる 読 態度 発言 付箋 交流 4. 学習のまとめをし 本時の学習を振り返る 付箋に学習して分かったことや身に付いたこと 感想などを書く 時間があれば 何人かの感想を発表させ 次時からの学習への意欲付けをする 授業改善のポイント この時間の 目的のある 交流 新聞記事の特徴について実際の記事で確かめたことを伝え合い その特徴についての理解を深めるための交流 この時間の 目的のある交流 では 教科書教材でつかんだ新聞の特徴 見出しやリード 本文の働きや写真の役割 について 実際の記事で確かめたことを交流します 見出し 記事の中心を短い言葉で表したもの リード 記事の内容を短くまとめたもので 見出しの後に付いている 本文 いつ どこで だれが 何を なぜ どのように の六つの要素を押さえている 写真 読み手の興味をひくだけでなく 記事の内容を理解するのに役立ったり 内容によっては 記事以上に出来事の状況を伝える役目を果たしたりしている 実際の記事で これらの働きや役割を確かめ 全体交流します このことで 新聞の特徴や編集の仕方 記事の書き方などの理解を深めます 8

3 第 3 時の展開例 3/7 ア目標二つの新聞記事を比較して読み 共通点や相違点を読み取ることができる イ展開学習活動支援評価 つかむ まなぶ 1 0. 今日のピックアップ記事 の紹介を聞く 1. 本時の学習課題を確認し 学習の見通しを持つ 二つの新聞記事の共通点と ちがうところをとらえよう 2. 二つの記事を比較して読み 共通点をとらえる 1 同じ話題を扱った二つの記事 教科書 P.68~69 を読む 全体把握して読む 今日のピックアップ記事 を紹介し 児童に感じたことを発表させる 前時の振り返り 付箋 を 意欲付けとなるコメントとともに何人か紹介する 単元の中で できるだけ多くの児童のものを紹介できるように配慮する まなぶ 2 2 どちらにも共通して取り上げられているキーワードを読み取り 事実と意見などとの関係をとらえる 全体で発表し 共通理解する 東京湾 多摩川 さかのぼる アユ 200 万匹など 共通する部分の持つ意味について考える 3. 二つの記事を比較して読み 相違点をとらえる 全体把握して読む 共通した事実のもと 記事の内容にどのような違いが出てきているのかをとらえる 個人で考えた後 全体で交流する 4. 学習のまとめをし 本時の学習を振り返る 付箋に学習して分かったことや身に付いたこと 感想などを書く 共通だと考えたところには本文に線を引くなど 印をしてから記述内容に書き出してもよいと伝える 同じ話題を扱っていることから共通する部分は取材した事実であることをおさえる 共通点を押さえた上で 記事の内容 見出し リード 記事本文 写真の内容 の相違点をまとめるよう助言する 記事を比較して読んで共通点をとらえ 事実と感想 意見などとの関係を読み取っている 読 態度 発言 記述内容 記事を比較して読んで相違点をとらえ 事実と感想 意見などとの関係を読み取っている 読 態度 発言 記述内容 授業改善のポイント この時間の まなぶ 1 の 全体把握して読む この時間の まなぶ 2 の 全体把握して読む この時間の 全体把握して読む では 教科書の二つの記事を読み比べ どちらの記事にも出てくる共通した部分を見つけます 部分的に読むのではなく 両方の記事の全体を把握しないとできない作業です 二つの記事を俯瞰して読み比べていきます この時間の 全体把握して読む では 教科書の二つの記事を読み比べ 記事の相違点を見つけます 共通した事実から 違った内容を取り上げて論を展開している部分に記者のメッセージは表れています 見出しやリードの部分に着目して考えさせると メッセージがとらえやすいです メッセージをとらえてから本文へと移ると 本文の違いがつかみやすいです この活動によって 事実と意見を読み分ける力を育てます 9

4 第 4 時の展開例 4/7 つかむ ア目標二つの新聞記事を比較して読み 記者のメッセージを読み取ることができる イ展開 学習活動支援評価 0. 今日のピックアップ記事 の紹介を聞く 1. 本時の学習課題を確認し 学習の見通しを持つ 二つの新聞記事の記者のメッセージを読み取ろう 今日のピックアップ記事 を紹介し 児童に感じたことを発 表させる 前時の振り返り 付箋 を 意欲付けとなるコメントととも に何人か紹介する 単元の中で できるだけ多くの児童のも のを紹介できるように配慮する まなぶ 2. A 社 B 社のメッセージはなんでショー を開 き 記者の意図によって記事の内容にどのような 違いが出てきているのかをとらえる 全体把握して読む 1A 社 B 社の記事の 記者のメッセージをと 共通点を押さえた上で 見出し リード 記事本文 写真の 見出し リード文 らえる 内容の相違点について考えるよう助言する 記事本文 写真の 個人で考えた後 隣同士で話し合った後 全 記事の中心を短い言葉で表した見出しや 記事の内容を短く 内容を的確に押 体で交流する まとめたリード 記事本文の終末部分に着目させ それぞれ さえて記者の意 目的のある交流 の記事の記者のメッセージをとらえさせる 児童がとらえた記者のメッセージを発表させるとき 根拠となる表現 そこから考えたことについて交流し 児童が新聞 図をとらえている 読 記述内容 記事を再構成するときに役立つようにする いかす 3. 自分が取り上げて再構成する記事を決め 読む これまで読んだ記事の中から どの記事を取り上げるか考えさせる 自分が取り上げた記事の 見出し 自分の考えを明確にする場面 記事を選びにくい児童には 指導者がこれまでに紹介した記 リード 記事本 記事を読み 自分の考えが明確に伝わるよう 事でもよいことを助言する 文 写真の内容を にするためには どのように再構成するのが 記事を選んだら 取材された事実や記者のメッセージをとら 的確に押さえて よいか考える えた上で どのようなことをメッセージとして伝えたいか考 記者の意図をと えさせる らえ その内容や 自分の知識や経験と関係付けて 記事を再構成すればよいこ 表現方法につい とを伝える て自分の考えを 4. 学習のまとめをし 本時の学習を振り返る 時間があれば 何人かの感想を発表させ 次時からの学習へ 明確にしている 付箋に学習して分かったことや身に付いたこ の意欲付けをする 読 記述内容 と 感想などを書く 授業改善のポイント この時間の まなぶ の 全体把握して読む 目的のある交流 自分がとらえた教材文の新聞記事のメッセージを 根拠を示して伝え合い 新聞記事の再構成につなげる この時間では A 社 B 社のメッセージはなんでショー を行います 各記事のメッセージ例は 次の通りです A 社 初夏の多摩川に江戸前アユが二百万匹以上帰ってきた 今年もまた 釣りなどで人々を楽しませてくれるだろう B 社 高度成長期のつらい時期を乗り越えて 多摩川に自然が戻ってきた アユはその象徴だ このようなメッセージをとらえるためには 記事の表現方法に着目する必要があります 見出し リード 記事本文の終末部分の違いに注目すると メッセージがとらえやすいです どのようなメッセージをとらえたかを 隣同士で交流します そのときに どの部分を根拠としているかを明らかにさせながら交流することが大切です ための交流 この時間の いかす の 自分の考えを明確にする場面 この時間では 自分が取り上げて再構成する記事を決め 読んでいきます スムーズに学習に入るためには 〇時からの並行読書を生かして ある程度再構成してみたい記事を選んでおくとよいです 選ぶことが難しい児 童には 指導者がこれまでに紹介した記事について再構成するように働きかけてもよいでしょう 記事を再構成するためには これまでの 読むこと の学習を生かして 事実と記者のメッセージを読み分け てとらえる必要があります その上で 自分の知識や経験と関係付けて記事を再構成するよう助言しましょう 10

5 第 5 時の展開例 5/7 ア目標自分の伝えたいメッセージを基にして 取り上げた新聞記事を再構成できる イ展開 つかむ 学習活動支援評価 0. 今日のピックアップ記事 の紹介を聞く 1. 本時の学習課題を確認し 学習の見通しを持つ 新聞記者になって 伝えたいメッセージを基にして新 聞記事をつくりかえよう 今日のピックアップ記事 を紹介し 児童に感じ たことを発表させる 前時の振り返り 付箋 を 意欲付けとなるコメン トとともに何人か紹介する 単元の中で できるだ け多くの児童のものを紹介できるように配慮する まなぶ 1 新聞記事の再構成の評価の観点を知る がら評価の観点を押さえることで 第二次で身に付 り 進んで新聞記事 2. 取り上げた新聞記事を再構成する 第 1 時で示したモデルを利用して 具体的に示しな 評価の観点 を知 < 児童に示す評価の観点 > 1 元の記事に書かれている事実を読み取る力を付けよう 2 元の記事の 記者のメッセージを読み取る力を付けよう 3 元の記事に書かれている内容について 自分の考えを持つ力を付けよう 4 事実の部分と自分のメッセージの部分を意識して書く力を付けよう 5 自分の考えが分かるように 見出し リード 本文 写真 絵 を工夫して書く力を付けよう けた読む力を自覚的に活用できるようにさせる 元の記事の要旨と 自分の伝えたいメッセージの違 いを明らかにしてから書き始めるよう助言する 自分の伝えたいメッセージが見出し リードに反映 するように意識させる 記事本文では 事実と意見の違いを意識して書くこ とで 考えが伝わりやすくなることを告げる 写真部分は 自分の意図に合わせた絵を描くことを を再構成しようとしている 関 態度 見出し リード 記事本文 写真の役割を理解し 自分の考えが明確に伝わる 全体把握して読む 伝える 数種類 新聞の枠を用意し 選択できるようにする ように内容や表現方法に気を付けて 自分の考えを明確にする場面 自分と関わらせて考えやすくなるように 児童の実 態に応じて既習事項を基にしたヒントを提示する 記事を再構成している 読 再構 2 第二次で学んだことを基に 取り上げた新聞記事につ いて 自分の考えが明確に伝わるように再構成する 自分の考えからすると 中心になる言葉はこれだ! この記事に書かれている事実はこれだ! について 考えるきっかけになった! など 成した新聞記事 いかす 3. 再構成した新聞記事を読み合い 意見交流する 新聞記事を二人組で読み合い より自分の考えが明確 元の記事と再構成した記事を読み比べ 提示した評 事実と記者のメッセージをとらえ 自分 に伝わる記事になるよう助言し合う 価の観点に基づいて助言し合うように伝える の考えを基に再構 目的のある 交流 成した記事を読んで助言し合い 自分の考えを広げたり 4. 学習のまとめをし 本時の学習を振り返る 時間があれば 何人かの感想を発表させ 次時から 深めたりしている 付箋に学習して分かったことや身に付いたこと 感 の学習への意欲付けをする 読 再構成した 想などを書く 新聞記事 授業改善のポイント この時間の 全体把握して読む自分の考えを明確にする場面 目的のある交流教材文の新聞記事を自分で再構成したものを基に 自分が考えたことを伝え合い 別の視点で考えたり 意見や助言を受けたりして 自分の考えを見つめ直すための交流 この時間の 自分の考えを明確にする場面 では 前時の学習を基に 自分の考えに基づいて実際に新聞記事を再構成します 第 1 時で提示した評価の観点を再提示し 確認してから活動を始めます 見出しは自分のメッセージを端的に示すもの リードは要旨部分となり 記者のメッセージが表れやすい部分になります この時間の 目的のある交流 では 再構成した新聞記事を 評価の観点に基づいて助言し合います 交流することで 考えを深めることがねらいです 新聞記事の特性から まず見出しやリードに自分のメッセージが表れているか 本文では事実とメッセージ部分が伝えたい意図によって明確に書き分けられているかなど 読むこと の学習がどれだけ反映しているかを見取るのがポイントです 11

6 第 6 時の展開例 6/7 ア目標自分の伝えたいメッセージを基にして 取り上げた新聞記事を再構成できる イ展開学習活動支援評価 つかむ まなぶ 0. 今日のピックアップ記事 の紹介を聞く 1. 本時の学習課題を確認し 学習の見通しを持つ 新聞記者になって 伝えたいメッセージを基にして新聞記事をつくりかえよう 2. 取り上げた新聞記事を再構成する 1 新聞記事の再構成の評価の観点を再確認する < 児童に示す評価の観点 > 1 元の記事に書かれている事実を読み取る力を付けよう 2 元の記事の 記者のメッセージを読み取る力を付けよう 3 元の記事に書かれている内容について 自分の考えを持つ力を付けよう 4 事実の部分と自分のメッセージの部分を意識して書く力を付けよう 5 自分の考えが分かるように 見出し リード 本文 写真 絵 を工夫して書く力を付けよう 自分の考えを明確に する場面 今日のピックアップ記事 を紹介し 児童に感じたことを発表させる 前時の振り返り 付箋 を 意欲付けとなるコメントとともに何人か紹介する 単元の中で できるだけ多くの児童のものを紹介できるように配慮する 評価の観点を再確認し 第二次で身に付けた読む力を自覚的に活用できるようにさせる 前時にモデルを示して確認しているので 本時では児童が新聞を再構成する時間を多く確保するよう配慮する 前時の交流で聞いた友だちの意見を参考にしながら書きまとめるよう助言する 机間指導を行い 見出し リード 記事本文の役割を意識して書くこと 事実と意見の違いを明確にして書くことを指導する 数種類 新聞の枠を用意し 選択できるようにする 評価の観点 を知り 進んで新聞記事を再構成しようとしている 関 態度 見出し リード 記事本文 写真の役割を理解し 自分の考えが明確に伝わるように内容や表現方法に気を付けて記事を再構成している 読 再構成した新聞記事 2 第二次で学んだことを基に 取り上げた新聞記事について 自分の考えが明確に伝わるように再構成する いかす 3. 学習のまとめをし 本時の学習を振り返る 付箋に学習して分かったことや身に付いたこと 感想などを書く 時間があれば 何人かの感想を発表させ 次時からの学習への意欲付けをする 授業改善のポイント この時間の 自分の考えを明確に する場面 この時間では 前時の学習に引き続き 自分の考えに基づいて実際に新聞記事を再構成します その際 前時の交流で聞いた友だちの意見を参考にしながら 考えをまとめていきます 第 1 時で提示した評価の観点について 簡単に確認してから活動を始めます 机間指導で 児童それぞれの様子に合わせて指導していくことに重点を置きます 12

7 第 7 時の展開例 7/7 ア目標自分の視点から再構成した新聞記事を評価し合い 自分の考えを広げたり深めたりできる イ展開 つかむ まなぶ いかす 学習活動支援評価 0. 今日のピックアップ記事 の紹介を聞く 1. 本時の学習課題を確認し 学習の見通しを持つ わたし ぼくのメッセージはなんでショー を開こう 2. 自分の視点から再構成した新聞記事を紹介し合い 事実を踏まえた上で自分の考えが明確に書かれているか を評価 自己 相互 する 1 自分が再構成した記事を基に わたし ぼくのメ ッセージはなんでショー をする 四人程度をベースにしたグループで紹介し合う 互いの新聞記事についての事実 メッセージを読み 取り合う 記事に書かれた内容 メッセージ その書き表し方 について思ったことや感じたことを話し合う * 評価の観点に沿って 友だちの新聞記事を評価する 3. 学級全員で わたし ぼくのメッセージはなんでショー を振り返る グループの発表者のよかった点を紹介し合う 4. 学習のまとめをし 本時の学習を振り返る 付箋に学習して分かったことや身に付いたこと 感 想などを書く 自分の考えを明確にする場面 目的のある 交流 今日のピックアップ記事 を紹 介し 児童に感じたことを発表させる 前時の振り返り 付箋 を 意欲付けとなるコメントとともに何人か紹介する 単元の中で できるだけ多くの児童のものを紹介できるように配慮する 紹介を始める前に 前時の評価の観点を確認する 再構成した新聞記事を読んで感じたことや考えたこと 評価の観点に基づいた評価を きらり カード 付箋 に書くよう助言する 友だちの新聞記事を読み 内容について感じたことや考えたこ とを書くとき 自分の考えを明確にしながら書くよう助言する 伝えたいメッセージが明確になっていたか 事実と意見がどのように書かれていたかなど 読 むこと の学習が記事の再構成にどのように生かされていた か という点について話し合う 時間があれば 何人かの感想を 発表させ 次時からの学習への意欲付けをする 新聞記事を読み比べて評価したことや考えたことを紹 介し合い 自分の考えを広げたり深めたりしようとしている 関 態度 発言 付箋 授業改善のポイント この時間の 自分の考えを明確にする場面 目的のある 交流 自分が選んだ記事を再構成したものを基に 自分が考えたことをグループで伝え合い 確認したり参考にしたりして 学習のまとめをするための交流 ここでは 再構成した記事を紹介し合い それぞれの記事のメッセージ を読み取り合います 第二次の 読むこと の学習で学んだ 見出し リード 記事本文 写真の内容を的確に押さえて記者の意図をとらえるこ と を生かして相互評価し合います 児童には 提示してある評価の観点を意識しながら 評価し合うことを意識させましょう 友だちの記事を読んで 自分の考えを明確にして伝え合います 13

先生のメッ セージ はなん でショ 先生のメッ セージ はなん これからの学習のめあて 自分の考えに合った記事を書いて ー でショ わたし ぼく 実際の記事と よ ー を開こう! 五年 のメッ セージ はなん く見比べてね 組 名前 でショ ー を開こう!! 1

や役割を確かめよ う! 関心のある 記事を実際に読んで それぞ れの部分の働き 新聞記事の構成 それぞれの部分の特ちょうをまとめよう 教科書を読んで 新聞の構成をたし かめよ う! この時間の学習課題 五年 組 名前 自分の考えに合った記事を書いて わたし ぼく のメッ セージ はなん でショ ー を開こう!! 2

写真 キャプションリードや本文の内容見出しの内容比べる A 社 事柄 取材した事実 教科書の記事を比べて読み 共通点を書き出そう! この時間の学習課題 自分の考えに合った記事を書いて わたし ぼく のメッ B 社 五年 セージ はなん 組 でショ 考えたこ と 名前 ー を開こう!! 3

話し合いをして考えたこと A 社のメッ セージ A 社 B 社のメッ セージ この時間の学習課題 自分の考えに合った記事を書いて はなん わたし でショ ぼく のメッ B 社のメッ セージ ー を開こう! 五年 組 名前 セージ はなん でショ ー を開こう!! 4

の記事 年月日曜日 五年組名前 事実と記者のメッセージをとらえて 元の記事を読もう 事実と 自分の知識や経験とを関係付けて考えたことを 記事のメッセージにしよう

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だちの名前 発表した友 事実 この時間の学習課題 自分の考えに合った記事を書いて わたし ぼく のメッ 五年 セージ はなん 組 でショ メッセ ージ 名前 ー を開こう!! 7