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フ ク ビ

8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 (

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第 14 章柱同寸筋かいの接合方法と壁倍率に関する検討 510


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設計 施工要領書 ジーシ ルド事業部

11 パネル構成 特徴 GS 外断熱パネルは GRC(Grass R Fiber Rainforced Cement: 耐アルカリガラス繊維強化セメント ) を表面材にして断熱材のカネライトフォームスーパー EⅢb(B 類 3 種 ) と一体成型した複合断熱パネルです タイル下地パネルは GRC 表面にタイルの付着性向上を目的とした凹凸模様 (MCR 工法 ) を施したパネルです MCR 工法は 公共建築協会建築工事共通仕様書 ( タイル工事 ) の標準工法に認知されているタイル剥離防止に極めて優れた性能を持つ工法です GRC GRC 断熱材 t 11 断熱材 t 11.5 フラット タイル下地 12 表面材 (GRC) の物性と品質不燃材料国土交通大臣認定 NM8313 GRC の物性 GRC に含まれるガラス繊維 (ARG ファイバ ) はジルコニア (ZrO2) 含有率が 19% 以上と高く 耐アルカリ性 耐酸性に優れたガラス繊維です ダイレクトスプレー法 プレミックス法 曲げ強度 (N/mm 2 ) 比例限界強度 破壊強度 8~15 20~30 5~10 10~18 曲げヤング率 (N/mm 2 ) 圧縮強度 (N/mm 2 ) 15~25 10 3 50~80 13~21 10 3 40~80 乾燥収縮率 8~15 10 4 8~15 10 4 熱伝導率 (W/m k) 0.7~1.0 0.7~1.0 熱膨張率 (1/K) 7~12 10 6 7~12 10 6 気乾比重 1.8~2.3 1.8~2.3 GRC の品質 セメント 骨材及び耐アルカリガラス繊維を主材料とし スプレー法及びプレミックス法により製造 GRC に適用 項目規定 ひび割れ 反り くぼみ 欠け 60cm 離れて目視 目立つものがないこと 使用上有害でないこと GRC の形状 形状は平面及び曲面板 ( リブ付を含む ) で表面は平滑面及び粗面とし 厚さ及び厚さの許容差は下表 厚さの許容差 +1 0 +2 0 +5 0 厚さ (mm) 3,4,5,6,7,8,9 10,11,12,14,16,18,20,22,24,26,28 30,35,40,45,50,50 超 2

13 断熱材 ( カネライトフォーム R スーパー EⅢb(B 類 3 種 )) の物性 カネライトフォームの物性 GS 外断熱パネルでは押出し発泡ポリスチレン保温板 カネライトフォームスーパー EⅢb を使用しております 一切のフロン類 温室効果ガスを使用しておらず グリーン購入法にも適合しております 項目 単位 AXPSB3b(3 種 b) スーパー EⅢb 試験法 熱伝導率 (20 ) 圧縮強さ W/m k (kcal/mh ) N/mm 2 0.028(0.024) 以下 0.2 以上 JIS A 9511 JIS A 9511 曲げ強さ N/mm 2 0.25 以上 給水量 g/100cm 2 0.01 JIS A 9511 透湿係数 ng/m 2 s Pa 145 以下 JIS A 9511 加熱変形温度 80 カネカ法 燃焼性 合格 JIS A 9511 14 GS 外断熱パネル寸法規格 重量 パネル寸法規格 フラット 11mm パネル重量 表面材厚 GRC 幅 (W) mm(600mm) タイル下地 11.5mm 大きさ 長さ (H) 1800mm 2400mm 2700mm 3000mm 断熱材厚 カネライトフォーム 30mm 40mm 50mm 75mm 100mm 幅 (W) 600mm mm 大きさ 長さ (H) 1800mm 2400mm 2700mm 3000mm 重量は断熱材 t=30 の場合です フラット 36kg(24kg) 48kg(32kg) 54kg(36kg) 60kg(40kg) 表面形状 タイル下地 36kg(24kg) 48kg(32kg) 54kg(36kg) 60kg(40kg) 22.22kg/ m2 コーナーパネルは鋭角 60 以上鈍角 120 度以下になるようにする コーナーパネルは W1+W2 の合計が 800 以下になるようにする フラットパネル W1 W2 W H H コーナーパネル 3

15 パネル小口加工 パネル小口標準形状 小口形状は目地使用 使用目的により 2 種類あります 1T 字目地用小口 打込み工法に適しています 10(15) 12 t 11 t 11 2I 字目地用小口 改修 後貼り工法に適しています 16 躯体側 10(15) 躯体側 I 字目地棒 パネル小口形状 1 2 ( 目地処理用 ) 10 10 3 簡易 パネルコーナー加工形状 200~440 200~440 200~440 200~440 4

2 パネル副資材 目地材 1 2Ⅰ 字目地棒 3L 字目地棒 ポリエチレンテープ けい酸カルシウム板 ポリエチレンテープ 低発泡ポリスチレン 発泡ポリスチレン 低発泡ポリスチレン 打込み工法用金物 金物の材質は 強度等に関しては鉄クロムメッキ性でも対応可能ですが 施工後の発錆等耐久性を考慮してできるだけステンレス製を使用して下さい 1 工法 Ⅰ 埋め戻し用ボルト型枠解体後 断熱パットを利用してパネルとコンクリートを固定する目的で使用する金物です ボルトは 頭形状やインチネジで長さに適した市販品がないため 図に示す特注の菊座ボルトが原則です 菊座ボルト 40 躯体側 W5/16 23φ L 断熱パット 取付け断面 2 工法 Ⅱ 先付けアンカー (MCアンカーボルト) パネル建て込み前に 先付けアンカーをパネルに取り付けておき アンカーの保持力によりパネルとコンクリートを固定する目的で使用する金物です 躯体側 皿子ネジ 特殊平座金 MC アンカー 6φ L 取付け断面 5

2 パネル副資材 後貼り工法用金物 金物の材質は 強度等に関しては鉄クロムメッキ性でも対応可能ですが 施工後の発錆等耐久性を考慮してできるだけステンレス製を使用して下さい 1 工法 Ⅰ アジャストプラグ工法コンクリート躯体に接着剤とアジャストプラグを止め付け このプラグにパネルをボルト止めする工法です ボルトは皿子ネジ M6 と特殊平座金のセットを原則とします 躯体側 皿子ネジ 特殊平座金 アジャストプラグ 取付け断面 2 工法 Ⅱ ナイロンプラグ工法コンクリート躯体に接着剤とナイロンプラグを止め付け このプラグにパネルをボルト止めする工法です ボルトは皿タッピングビスM6と特殊平座金のセットを原則とします 皿タッピングビス 特殊平座金 ナイロンプラグ 躯体側 取付け断面 パネル取付け用接着剤ー後貼り工法用 後貼り工法で接着剤を使用する場合は 酢酸ビニル樹脂系溶剤型接着剤とし その使用量は各パネルともパネル面積当り 800g/ m2以上として下さい 躯体の精度で場合には団子張りとし 100φ 5mm 厚程度を 300mm ピッチで塗布して下さい パネル間 取り合い部分材ー各工法共通 パネル間 取り合い部分のは 建物層間変位や部材の温度収縮に対して 材の変形追従性に大きく左右されますので 2 成分系変成シリコン系を使用して下さい 性能を十分に出せるように 必ずメーカー指定のプライマーを使用して施工して下さい パネルの目地には目地材が入っておりますが 他部材の取り合い部分には必ずバックアップ材等を入れ 2 面接着になるようにして下さい 6

3 パネル施工手順 注意点 1 パネル割付図の作成 平面図 躯体図 矩計図等パネル割付けに必要な図面よりパネル割付図を作成します 耐震スリット 構造スリットがある場合はパネル目地をスリット位置に合わせて割付します また GS タイル下地の場合はタイル割付図に基づき タイル目地位置にパネル目地位置を合わせて割付します 2 パネル割付図の承認 パネル割付図面の承認をいただき 工場にて製造 加工を行います パネルの納期については原則として割付図承認後 30 日いただきますが 現場の工期等に合わせ対応できる場合は対応いたしますので 担当者と事前に打ち合わせして下さい 3 パネル搬入及び仮置き 運び方 パネルの搬入は搬入量 現場の状況に応じた搬入方法にて納入させていただきます 現場での時間帯による規制 車両規制等ある場合は事前にお知らせ願います 仮置きは 搬入後速やかに直射日光及び雨露にさらされないよう養生 保管をして下さい 納入品目 数量及び損傷の有無をご確認お願いいたします おもし角材 製品 製品 シート おもし パレット 通気のため 100~150 離す パネルを運ぶ時には下記のことに注意して下さい パネルを荷山から運び出す時は表面材を擦らないようにして下さい パネルを運ぶ時はたわませないようにパネルを立てて運んで下さい パネルを地面 足場等に仮置きする場合は直接置かないようにして下さい 4 パネル現場での加工について パネルを現場で加工する時は 平滑な下地の上に置き加工して下さい 打込み工法時 パネルにセパレーター用の下穴あける場合はコンクリートドリル刃であけ アンカー用の下穴は専用の座堀キリを使用して下さい この時ハンマードリル等の振動機能はパネルを傷つけるので使用しないで下さい パネルを現場で切断する場合はダイヤモンドカッター等を使用し 吸塵装置付等の粉塵飛散防止の処置をして下さい パネルの貼り付け ( 現場での簡易端部 簡単な補修 ) の時にはエポキシ樹脂を主成分とする 2 液等量混合型の速硬化型接着剤をご使用下さい パネルには釘を打たないで下さい パネルの建て込み時にを仮固定する場合はパネル上部断熱材に釘を刺し 鉄線にて軽く固定してください 7

3 パネル施工手順 注意点 5 パネル穴あけ位置 工法 Ⅰ の埋戻しボルトの場合はセパレーターの穴を兼用いたしますので下穴を座堀キリにてあけます 工場にて穴あけ加工はしますが現場穴あけの場合は下記ピッチを参考にして下さい L 600 L 150 300 150 450 450 150 600 150 150 A B C 150 a b c d 150 A B C 150 W 寸法 600 L A B C a b c d 1800 2400 2700 3000 1800 2400 2700 3000 600 750 700 700 700 800 800 800 600 750 700 800 750 750 700 800 700 800 450 525 750 525 500 700 700 500 550 800 800 550 600 600 アンカー本数 4 6 8 8 8 5 8 11 11 11 6MC アンカー取付け 建て込み前に下準備として下記手順でアンカーを取付けます ボルト ワッシャーのセット アンカーの締め付け ( 手締め ) 断熱材に完全に食い込ませて完了 8

3 パネル施工手順 注意点 裏面インサート取付け位置 パネル表面に座堀穴をださない裏面インサート工法はパネル裏面にインサートを取り付けた状態でパネルが納入されますので 現場にて裏面のインサートに六角ボルトの取付けをして下さい L 300 W 寸法 L A B インサート本数 600 300 1800 1500 1 2 150 A B 150 600 2400 2700 1050 1050 1200 1200 3 3 3000 1350 1350 3 2 L 150 600 150 1800 2400 2700 3000 1500 1050 1200 1350 1050 1200 1350 4 6 6 6 L= の場合はパネルセンター位置 150 A B 150 六角ボルト取付け 建て込み前に下準備としてパネル裏面のインサートに六角ボルトを取り付けます 断熱補助材 六角ボルト インサート 六角ボルトの締め付け ( 手締め ) 六角ボルトの締め付け完了 82

3 パネル施工手順 注意点 7 パネル目地部分参考 基礎部分でベース天端よりパネルを建て込みする場合は 不陸調整をして下さい パネルの目地部分には目地棒を入れ隙間ができた場合はノロの噴出し防止のためバックアップ材等で塞いで下さい 11 t t 11 10 10 目地部横断面 目地部縦断面 8 パネル最下部納まり参考 目地養生 目地養生 2SL 2SL 打ち継ぎ部 打ち継ぎ部 セパレーター セパレーター パネル最下部 パネル最下部 1SL 1SL L 字目地棒 受け桟木 9

3 パネル施工手順 注意点 9 パネル開口部参考 パネル建て込み後 開口部周りの型枠を取付けます 開口部周りはノロが噴出しやすいのでパネルと型枠の隙間がある場合は養生テープ等で塞いで下さい パネル開口収まり 10

3 パネル施工手順 注意点 10 コーナーパネルの建て込み 一面方向の平パネル建て込み後 コーナーパネルを建て込みます 11 配筋 壁の配筋は外型枠 ( 外断熱パネル ) 建て込み後に行います 鉄筋の接合をガス圧接法で行う場合はガスの炎 火の粉が断熱材にふれないよう不燃材等で 十分に養生を行い 手元に消火器具を設置してください 配筋前にパネル目地に隙間があればバックアップ材等で塞いで下さい 12 内型枠の組立て 外型枠及び配筋後内型枠の建て込みをします 外側 内側 P コン 断熱パット コンパネ 13 型枠建て込み後の検査 コンクリート打設 型枠建て込み後チェックをおこなってからコンクリートの打設をして下さい 打設時は急激に側圧がかからないように 注意しながら打設して下さい コンクリート打設後 ノロ噴出し箇所はただちに水洗いを行いパネル表面に付着したセメントペーストを取り除いていて下さい 14 補強材の除去 脱型 パネル補修 補強部の解体にあたっては パネルに傷がつかないように十分注意して下さい 型枠撤去後 ボルト頭及びセパレーター穴をプライマー処理のうえ パテ材 ( 樹脂モルタル系やエポキシ系材料 ) にて平滑にして下さい セパレーター穴は棒状ポリエチレン ( エサフォーム等 ) を挿入し処理を行います パネル表面の汚れについては目の細かいやすりでかるく擦って下さい 強く擦ると表面が濃くなるので注意して下さい 11

3 パネル施工手順 注意点 15 仕上げ 塗装仕上げの場合 調合 工程などは各メーカーの仕様にしたがってください タイル仕上げの場合 施工方法は日本建築学会建築工事標準仕様書 (JASS19) 陶磁器質タイル貼り工事に準じて下さい 養生板頭継ぎ ( 木 ) 足場 外断熱パネル GS 外断熱パネル セパ穴 12

4 各部標準納まり図 出隅部分 10 200~400 10 w コーナーパネル 200~400 10 t 10 L 字目地棒 出隅部分収まり 1 出隅部分収まり 2 10 w 10 200~400 コーナーパネル 10 t 200~400 出隅見切り収まり 1 出隅見切り収まり 2 13

4 各部標準納まり図 入隅 上端 下端 L 字目地棒 L 字目地棒 入隅部分収まり 1 天端入隅収まり 1 笠木 下端収まり 1 上端収まり 1 14