目次 事業計画書 1~ 6 資 料 資料 1 7 資料 2 8 資料 3 9 資料 4 10 資料 5 11 資料 6 12 資料 7 13 資料 8 14 資料 9 15 資料 資料 資料 資料 資料 資料 資料 15-2

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事業継続計画の方針 当社は 大規模地震発生後において 以下の基本方針に従い業務を適切に実施する 人命の安全の観点 事業継続の観点 その他の観点 事業継続の観点の例 小売業 生活必需品を販売する企業 自社を被害の受けにくい状態にするとともに 事業を継続できるようにする 生活必需品以外のものを販売する企

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東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

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事業継続計画概要書 株式会社 J C U B C M 運営委員会 2019 年 1 月 10 日 ( 改 ) 当社グループは 当社と連結子会社 15 社 (2019 年 1 月現在 ) 及び関連会社 1 社により構成され 事業形態を 薬品事業 装置事業 の2セグメント および その他 ( スパッタ技

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

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アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

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4.7.4 プロセスのインプットおよびアウトプット (1) プロセスへのインプット情報 インプット情報 作成者 承認者 備 考 1 開発に関するお客様から お客様 - の提示資料 2 開発に関する当社収集資 リーダ - 料 3 プロジェクト計画 完了報 リーダ マネージャ 告書 ( 暫定計画 ) 4

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5 安全 減災措置 建物建物は地震対策はなされていますか? 耐震補強 耐震 制震 免震設備状況 ( リスト ) 耐震 安全性診断 ( 発災前 ) 耐震 安全性診断を受けていますか? 施行証明書 実施状況 ( リスト ) 応急危険度判定 ( 発災後 ) 転倒 転落の防止措置 6 本部への被害状況の報告

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本書の目的介護保険サービス事業所は, 高齢者の方が多く利用しており, 災害発生時には避難等の援助が必要となるため, 事業者は, 災害発生時に迅速かつ適切な行動をとれるように備えておく必要があります 本書は, 介護保険サービス事業所が災害対応マニュアルを作成する際に特に留意する点についてまとめています

帳簿一覧 フローチャート 品質の確保に関するフローチャート 苦情処理フローチャート 不具合及び回収に関するフローチャート 設置管理医療機器の取扱に関するフローチャート 記録書式 管理者の継続的研修受講状況記録票 品質等点検表 苦情処理記録票 不具合等に関する報告書 回収処理記録票 教育訓練実施記録票

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H25 港南区区民意識調査

様式 - 工監 1 ( 第 18 号様式 ) ( 記号 ) 第 号 平成 年 月 日 ( 受注者 ) ( 工事監督員 ) 様 ( 支出負担行為担当者 ) 印 工事監督員の指定について ( 工事番号 ) 上記建設工事に係る工事監督員を次のとおり指定したので通知します 工事監督員 所 属 職 氏 名 職

2 低入札対策の拡充

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

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目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

大塚製薬(株)佐賀工場

委託契約書における各種様式

目 次 - 事業継続基本計画書 1. 基本方針等... 基 -1 (1) 目的... 基 -1 (2) 適用範囲... 基 -1 (3) 基本方針... 基 危機管理体制... 基 -2 (1) 危機管理体制の整備... 基 -2 (2) 担当と役割... 基 重要製品 業務

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平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

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マイナンバー制度 実務対応 チェックリスト

4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

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ウ火元責任者は 自主検査の結果 異常が認められたときは 防火管理者及び防火管理責任者 ( 工事責任者 ) に報告し 指示を受けて対処する (2) 放火対策ア建物の外周部及び階段等には 可燃性の工事用資材又は梱包材等は置かないようにする やむを得ず置く場合は整理整頓し防炎シート等で覆い保管する イ工事

(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

工事中の消防計画 第 1 工事計画について 1 工事概要 ( 別紙 1 ) 2 工事工程表 ( 別紙 2 ) 3 緊急時連絡体制 ( 別紙 3 ) 4 関連業者一覧 ( 別紙 4 ) 第 2 目的及び適用範囲 1 目的この計画は 消防法第 8 条第 1 項の規定に基づきにおける防火管理について必要な

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すぐ連絡! すぐ実施! 杉並消防署からのお知らせ 自衛消防訓練を実施しましょう 自衛消防訓練は 火災が発生した場合に消防隊が現場に到着するまで 自衛消防 活動により 迅速 的確に人命の保護と災害の拡大防止の措置をとれるようにする ことを目的としています 訓練の種別 自主的に訓練することが必要です!

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

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別紙 1 事故データベースへ登録する事故報告書の提出対象事故について 事故の定義は以下のとおりとする 事故の分類 事故の定義 労働災害 ( 工事作業が起因して 工事関係者が死傷した事故 ) もらい事故 ( 第三者の行為が起因して 工事関係者が死傷した事故 ) 死傷公衆災害 ( 工事作業が起因して 当

2 被害量と対策効果 < 死者 負傷者 > 過去の地震を考慮した最大クラス あらゆる可能性を考慮した最大クラス 対策前 対策後 対策前 対策後 死者数約 1,400 人約 100 人約 6,700 人約 1,500 人 重傷者数約 600 人約 400 人約 3,000 人約 1,400 人 軽傷者

丸谷理事長第1回意見交換会日時:2006年8月23日(水)15:30-18:00会場:東京・市ヶ谷、SEMIジャパン大島ビル会議室内容:(1) 社内でのBCの取組みへの理解を得るためにはどうしたらよいか

5 緊急連絡網を作成しておくこと ( 不在者があった場合にはスキップ ( 飛び越し ) し FAXあるいは後刻再度電話により連絡内容を伝達する ) 6 通常時の防災活動に利用できること マニュアルは適宜見直しをし 常時役立つものとしておくことが必要です 災害対策本部設置について ( 印は別紙参照 )

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南海トラフ地震発生時の不安 南海トラフ地震が発生した場合 不安や危険に思うことは何ですか?( は 3 つまで ) 66.7% の人が 自宅の倒壊や損壊 49.2% の人が 家族等の安否やその確認手段 と答えています 自宅の

(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

6 当社は 反社会的勢力に対しては一切の関係をもたず 不当要求を受けた場合等の 事案発生時には 総務部を対応統括部署として警察および顧問弁護士等と連携し毅然とした態度で対応する (2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 1 当社は 取締役の職務の執行に関する情報 ( 株主総会議

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リスク調査報告書(サンプル)

管理区分 非管理版 文書番号 PMS-007 制定年月日 改訂年月日 改訂番号 1 購入希望の場合は P マークの取得及び更新に必須となる文書のサンプルです ページ最後の購入方法をご確認ください 修正可能なワードファイルで提供して

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

                            技管第  号

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地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

スライド 1

平成  年  月  日

個人情報分析表 類型 K1: 履歴書 職務経歴書 社員基礎情報 各種申請書 誓約書 同意書 入退室記録 教育受講者名簿 理解度確認テスト 本人から直接取得 社員管理に利用する 保管庫に保管する 廃棄する 残存 1. 同意を得ないで取得する 1. 目的外利用する 1. 紛失する 1. 廃棄物から情報漏

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は

障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

平成 28 年熊本地震における対応 平成 28 年熊本地震 ( 前震 :4/14 本震 :4/16) において 電力 ガス等の分野で供給支障等の被害が発生 関係事業者が広域的な資機材 人員の融通を実施するなど 迅速な復旧に努めた結果 当初の想定よりも 早期の復旧が実現 また 復旧見通しを早い段階で提

地震被害予測システムにより建物被災度を予測 また 携帯電話と地図を利用した 被害情報集約システム では GPS 機能と地理情報システムとの連係により 現在位置周辺にある同社施工済物件を検索し 物件や周辺の被害状況を文字 静止画 動画を添付して報告することができる これら被害情報を地理情報システムに集

【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

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固定資産管理規程

2. その他 (1) 現場事務所や工事現場の出入口等の 建退共対象労働者の見やすい場所に 建設業退職金共済制度適用事業主工事現場標識 を貼り付けてください (2) 元請業者においては 下請業者に建退共制度への加入指導に努めるとともに 下請業者の建退共制度の事務処理能力が十分でない場合には 下請業者に

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5、ロット付番

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Ⅰ 医療機関の防災対策と災害時対応行動 1 医療機関における防災対策 この度の東日本大震災では 医療機関も大きな被害を受けました 一部の建物の利用ができなくなったのに加えて 電気やガスの供給が一時停止した結果 業務に大きな支障が出た医療機関は数多くあります 中には 空調が停止してほこりが舞ったことや

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制度名 No. 1 ( 働 1) フレックスタイム制度 対象者: 営業職の正社員 労働時間の清算期間: 毎月 1 日から末日までの1か月 1 日の所定労働時間は 8 時間 清算期間内の総労働時間: 1 日あたり8 時間として 清算期間中の労働日数を乗じて得られた時間数 ただし 清算期間内を平均し1

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ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

別紙 1 防災訓練結果報告の概要 1. 訓練の目的本訓練は 核物質管理センター六ヶ所保障措置センター原子力事業者防災業務計画第 2 章第 5 節第 2 項 防災訓練 に基づき 原子力災害を想定した総合訓練を実施することで 原子力防災組織が有効に機能することを確認する 訓練後は訓練モニターの評価結果

. ガイドラインの目的本ガイドラインは 地震 火災その他の災害に対処するためのもので 災害発生時に対応状況 ( 指示 確認 ) をチェックすることによって 災害対応の効率化 円滑化を図ることを目的としている 災害対応の各段階 ( 準備 初動 応急 復旧 ) において 大分県看護協会職員が実施すべき対


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事業継続計画書 (BCP)

目次 事業計画書 1~ 6 資 料 資料 1 7 資料 2 8 資料 3 9 資料 4 10 資料 5 11 資料 6 12 資料 7 13 資料 8 14 資料 9 15 資料 10 16 資料 11 17 資料 12 18 資料 13 19 資料 14 20 資料 15-1 21 資料 15-2 22 資料 16 23 チェックリスト チェックリスト 1-1 24 チェックリスト 1-2 25 チェックリスト 2 26 チェックリスト 3 27 チェックリスト 4 28 チェックリスト 5 29 補足資料従業員名簿 30

事業継続計画書 事業継続計画書 第 1 章事業継続のための方針当社は 大規模地震発生時において 以下の基本方針に従い 業務を適切に実施する 人命の安全の観点役員 従業員やその家族 来客者などの安全を確保するために 防災対策を進めていくとともに 感染防止策を徹底するようにする 事業継続の観点自社を被害の受けにくい状態にすることで 顧客の要望に応じて事業を継続し 早期に復旧できるようにする その他の観点近隣への地域支援や復旧への支援を実施する 関連文書 [ 資料 1] 事業継続計画の方針 第 2 章本計画書の想定する緊急事態の被害及び事業への影響分析結果 (1) 想定する緊急事態本計画書では 本社 田名工場の周辺地域における大規模地震を緊急事態として想定する (2) 各経営資源に対する被害想定 (1) の緊急事態が発生した場合の各経営資源の被害想定は以下のとおりとする 要 員 : 負傷 交通機関の麻痺等により 役員 従業員の20% が2 日間 出社できず 3 日目におおむね全員が出社する 施 設 : 壁や柱に損傷が出るなど 一部応急措置が必要な状態になる 設 備 等 : 設備 什器 備品が転倒し 破損するため 一部設備等が利用できない 情報 システム : データサーバーが転倒し 破損する 原材料調達 : 新規に材料や商品 資材などが3 日間調達できない 電気 水道 電話 : 電気 水道 電話回線ともに利用できる (3) 重要な事業と目標復旧時間当社は 緊急事態発生時に優先的に復旧する重要な事業を 引き渡し 1ヵ月前 引き渡し2ヵ月前 特別建物とする また 重要な事業の目標復旧時間を 10 日以内とする ただし 現状の復旧見込時間は12 日である なお 現状の復旧見込時間を目標復旧時間に近づけるための今後の対策を 第 4 章 (2) 今後の事業継続計画の課題と改善計画 でまとめる 関連文書 [ 資料 7] 大規模地震発生による被害の想定 - 1 -

初動対応事業継続 復旧対応事業継続計画書 第 3 章大規模地震発生後の対応の流れ (1) 全体の流れ 被害 影響 ( 小 ) 被害 影響 ( 大 ) 主要 資源確保 現状ベースに復旧基の拠点で展開重要事業継続被災拠点の復旧など 目的 事業継続 復旧のための状況把握 重要な経営資源 管理 項目の状況把握 中核メンバーで 協議検討 項目の状況と判断 BCP 発動 資源 拠点の一部 or 全部喪失 環境ヘ ースに復旧基の拠点で展開 重要事業の再開 戦略転換別拠点での展開 原状への回復被災拠点復旧 重要事業の戻し 調査 復旧重要事業以外の事業 業務を問題発生前の状態へ 戦略転換新たな展開創造的展開 - 2 -

事業継続計画書 (2) 初動対応 指揮命令系統の明確化 当社は 危機管理体制表 における役割ごとに主担当者及び代行者を定める 各人による安全確保など 緊急事態が発生した場合 当社の役員 従業員は 震災時対応チェックリスト に記載された実施事項に従い 実施または実施を指示する (a) 各人による安全確保役員 従業員は 各自に配付されている保護具を着用し 身を隠せる場所に移り 揺れがおさまるまで待機する 当社への来訪者に対しては その応対者が安全を確保できるように随時指示する (b) 初期消火の実施 ( 火災発生時 ) 初期消火担当は 初期消火を行なうとともに 火災発生時の通報を行なう (c) 二次災害の防止 施設 設備担当は 火気及び危険物を使用する設備の停止を確認する 業務処 理担当は 貴重品 ( 現金 契約書等 ) の管理 重要書類の持ち出し等を行なう (d) 情報収集 情報収集 避難 誘導担当は 緊急事態の状況 被害状況 周辺情報について 情報収集する (e) 避難 避難誘導 情報収集 避難 誘導担当は 情報収集した内容に基づき 事業所からの避難 指示と避難誘導を行なう (f) 応急救護 ( ケガ人が出ている場合 ) 応急救護担当は 負傷者の応急手当を行なう 緊急参集 ( 就業時間外に緊急事態が発生した場合 ) 危機管理体制表 に定められた責任者及び担当者は 災害本部を置く拠点に出 社する 安否確認従業員担当は 緊急事態発生時に役員 従業員の緊急連絡網を利用して安否確認を行なう 従業員及びその家族の安否と出勤可否の確認をし 結果を 役員 従 - 3 -

事業継続計画書 業員被災状況報告書 に記載する 被害情報の収集施設 設備担当は 施設 設備の破損調査を行い 被災状況報告書 にまとめる 情報システム担当 情報システムの障害を確認する 関係先への連絡と被害状況の確認 顧客等への連絡担当は 連絡先リスト にある顧客 協力会社の被害状況把握と 被害報告を行う 関連文書 資料 2 危機管理体制表 資料 3 災害本部を置く拠点 チェックリスト3 4 5 震災時対応チェックリスト チェックリスト1 2 役員 従業員被災状況報告書 チェックリスト1 1 被災状況報告書 チェックリスト2 連絡先リスト (3) 復旧 事業継続対応 復旧方法の検討危機管理責任者は 被災状況報告書 を用いて下記のうちから復旧方針を決定する ( 重要な事業に関わる経営資源の被害が小さい場合 ) 被災した拠点を復旧して重要な事業を行う ( 重要な事業に関わる経営資源の被害が大きい場合 ) 別の拠点で重要な事業を行う 他社を活用して重要な事業を行う 復旧対応 施設 設備担当は 施設 設備の応急対応の指示を行う 情報システム担当は 情報システム復旧への対応を行う 事業継続対応 引き渡し物件 特別建物を目標復旧時間以内に復旧するために 以下の対応を 行なう 関連文書 チェックリスト 1 1 被災状況報告書 - 4 -

事業継続計画書 ( 営業 受注業務 ) 平常時の営業担当者が不在の場合 社長 営業部長 工事部長が対応する 室内を片付け 利用可能な部屋に必要な機器を運ぶ 受注情報については 発注書の確認や注文内容を顧客に問い合わせる ( 購買 発注 ) 平常時の担当者が不在の場合 工事部長が対応する 室内を片付け 利用可能な部屋に必要な機器を運ぶ 担当者は 資材購買先や協力会社の被害状況を確認する ( 工事現場 ) 平常時の担当者が不在の場合 出勤している工事部の者が対応する 工事現場の損傷した設備の応急処置を実施するとともに 協力業者に修理復旧を依頼する 落下した設備機器を元に戻す ( 請求 代金回収 代金支払業務 ) 出勤している総務 経理担当者が対応する パソコンのデータが利用できない場合 売上帳 請求書から集計する 財務上の手当て 当社は 緊急事態発生時における財務上の手当てとして 財務上の手当て一覧 にまとめた内容で調達する 関連文書 資料 5 財務上の手当て一覧 第 4 章事業継続のための日常管理と今後の改善計画 当社は 大規模地震発生時において 以下の日常管理を適切に実施するとともに 今 後の事業継続計画の改善計画を定めて実行する (1) 日常管理 情報 システムのバックアップ管理当社は 重要情報とバックアップリスト に定める重要情報のバックアップ管理を行なう 備蓄品の管理当社は 備蓄用品一覧 に定める備蓄用品を備蓄するとともに 備蓄品確認時期に - 5 -

事業継続計画書 備蓄品の消費期限を過ぎていないこと 備蓄すべき数量に変更の必要がないかなどを確認する 関連文書 資料 6 重要情報とバックアップリスト 資料 4 備蓄用品一覧 (2) 今後の事業継続計画の課題と改善計画当社は 対策一覧表 に記した対策の具体的内容のうち 未対応のものについて対応時期に定めた期間内に対策を行なう また 対応時期が中長期に及ぶものについては 中長期の対応計画表 で対応計画を立案する 関連文書 資料 15-1 対策一覧表 資料 4 中長期の対応計画表 第 5 章事業継続のための教育 訓練当社は 緊急事態発生時に確実に本計画書が運用できるようにするために 対策一覧表 教育訓練 計画実施管理表 に定める教育訓練項目 対象者 実施時期に教育及び訓練を実施する また 新たに役職員を採用する場合には 教育訓練 計画実施管理表 に定める教育 訓練を適宜実施するとともに 従業員携帯カード を配付する 関連文書 資料 15-1 対策一覧表 資料 11 教育訓練 計画実施管理表 第 6 章事業継続計画の点検 見直し当社は 点検 見直し計画管理表 に定める時期に 定められた点検項目の実施状況と 見直し項目の確認を行なう また 施設や設備の新設など 本計画書の各種条件が変更された場合には 必要な内容の見直しを行なう 点検の結果 未実施であると判明した項目 見直しが必要と判断された項目については 是正管理表 に是正項目 是正期限 是正担当者を定めて記載し 是正の実施管理を行なう 関連文書 資料 13 点検 見直し計画管理表 是正管理表 - 6 -

資料 資料 1 事業継続計画の方針 当社は 大規模地震発生後において 以下の基本方針に従い業務を適切に実施する 人命の安全の観点 役員 従業員やその家族 現場での下請業者などの安全を確保するために 防災対 策を進めていく. 事業継続の観点 自社を被害の受けにくい状態にする事で 顧客の要望に合わせて事業を継続する か 早期に復旧できるようにする その他の観点 行政との災害協定を締結し地域支援や復旧への支援を実施する - 7 -

資料 資料 2 緊急事態発生時の危機管理体制 当社は 次のように 危機管理体制表 における役割ごとの主担当者及び代行者を定める 危機管理体制表施設名 部署本社 工場 役割責任者初期消火担当情報収集 避難 誘導担当備蓄品担当顧客等連絡担当従業員担当応急救護担当業務処理担当情報システム担当施設 設備担当地域支援担当 主担当者 ( 代行者 ) 社長 ( 専務 ) 営業部長 ( ) 営業部長 ( ) 総務 ( 営業部長 ) 工事部長 ( ) 総務部長 ( 工事部長 ) 工事部長 ( 管理部長 ) 総務部長 ( ) 管理部 ( ) 工事部長 ( 管理部長 ) 総務部長 ( 社長 ) 役割の内容 1 事業継続の判断 2 各種判断事項の指示 1 初期消火 2 火災時の通報 1 地震及び被災状況 周辺状況の確認 2 行政機関による避難等の指示 給水等の救援情報 1 消防用設備器具の準備 点検 2 飲料水や食料等の確保 配付 1 協力会社の被害状況把握 2 顧客への被害状況の報告 1 従業員及びその家族の安否の確認 2 従業員の帰宅支援 3 従業員の出勤可否の確認 1 負傷者の応急手当て 1 貴重品 ( 現金 契約書等 ) の管理 2 重要書類の持ち出しなど 1 情報システムやデータの保護 2 情報システム障害確認及び復旧への対応 1 施設 設備の破損調査の集計 2 施設 設備の応急対応の指示 1 近隣や周辺地域に対する支援の実施 2 地域主催の訓練への参加注 : 担当者は兼任でもよい 役割メンバー役割の内容 平時 1 事業継続計画の立案社長 2 役割分担の決定専務 3 従業員教育事業継続検討委員会管理部長 緊急時 1 対策本部での検討工事部長 2 情報の取りまとめ 3 各担当への指示 - 8 -

資料 資料 3 災害対策本部を置く拠点 当社は 災害発生時に対策を検討 指揮する災害対策本部を下記に定める 災害対策本 部を置く拠点 に設置する 災害対策本部を置く拠点 連絡先 連絡方法 ( 電話 ) 本社 (FAX) ( メール ) ( その他 ) 本社被災時の代替拠点 1 ( 電話 ) (FAX) 田名工場 ( メール ) ( その他 ) 本社被災時の代替拠点 2 ( 電話 ) (FAX) 社長宅 ( メール ) ( その他 ) - 9 -

資料 資料 4 備蓄品 当社は 下記に定める 備蓄用品一覧 にある備蓄用品を備蓄する また 必要個数を 見直すとともに 備蓄品確認時期に消費期限を過ぎていないことなどを確認する 備蓄用品一覧 施設名 部署 備蓄品確認時期 区分名称 ( 目安の数量 ) 数量保管場所 情報収集 避難用具 携帯用ラジオ ( 電池 2 回分 ) 2 総務部 ヘルメット 5 倉庫 軍手 1ダース 倉庫 懐中電灯 ( 電池 2 回分 ) 3 総務部 バール 1 倉庫 ノコギリ 1 倉庫 救命機材 スコップ 5 倉庫 ハンマー 2 倉庫 自家発電機 代替設備 自家発電機の燃料 衛星電話 生活用品 非常食料飲料水 (1 人 1 日 2l) コンロ 燃料寝袋または毛布簡易トイレトイレットペーパーティッシュペーパー 倉庫倉庫倉庫倉庫倉庫倉庫 救護用具 医薬品 総務 備蓄量の目安は 大規模地震対策で約 3 日分 - 10 -

資料 資料 5 財務上の手当て 当社は 緊急時における財務上の手当て ( 保険 融資 自己資金等 ) の方法を事前に調 べ 準備しておく 現在の状況の確認 把握 確認する内容 損害保険や共済への加入状況及び支払条件の確認 緊急時の貸付制度の概要の把握 緊急時に確保できる資金額の確認 緊急時に確保できる資金 ( 千円 ) 目標 : 各種支払に備えて 売上高の 1 ヶ月程度の 資金を確保する 現金預金損害保険金その他換金できる資産合計 300,000 千円千円千円 300,000 千円 緊急時に資金を確保する対策 - 11 -

資料 資料 6 データのバックアップ 当社は 下記の重要情報のバックアップを行う 重要情報とバックアップリスト 施設名 部署 保存場所利用者重要度備考 業務システム社内サーバー全員 顧客 請求書 発注 実行予算 の管理 施工写真 ( 現行分 ) 各自パソコン全員 竣工写真 ( データ ) 外付け HDD 齋藤絢子 竣工図面 ( データ ) 社内サーバー全員 PDF データ変換 1/3 程度 ( 済 ) 竣工図面 ( 製本 ) 2 階会議室全員 見積書 (2006~) 社内サーバー全員 各現場データ ( 現行分 ) 各自パソコン 社内サーバー 全員 引渡書類 ( ファイル ) 2 階会議室全員 - 12 -

資料 資料 7 大規模地震発生による被害の想定 当社は 下記に定める 被害想定一覧表 のように 大規模地震の発生後の被害を想 定する 被害想定一覧表拠点名本社 想定するリスク 大規模地震 ( ライフライン停止にならない なる ) 規模 経営資源要員施設設備情報 システム資材 協力会社電気 水道 電話 想定する被害ライフラインの停止にならないライフラインの停止になる業務に携わる要員が不足してしまう業務に携わる要員が不足してしまう負傷 交通機関の麻痺等により 役員 負傷 交通機関の麻痺等により 役員 従業員の 20% が 2 日間出社できず 従業員の 50% が7 日間出社できず 3 日目におおむね全員が出社する 8 日目におおむね全員が出社する 施設が利用できないレ ( 新耐震基準 ( 昭和 56 年 (1981 年 ) 以後 ) で建てられた施設または耐震補強済みの施設 ) 利用できるものの壁や柱に損傷が出るなど 一部応急措置が必要な状態になる ( 旧耐震基準 ( 昭和 56 年 (1981 年 ) 以前 ) で建てられた施設で耐震補強がなされていない施設 ) 倒壊するか 壁や柱に損傷が出るなど 利用困難な状態になる 社内サーバー 各自パソコンが破損社内サーバーが破損 ( 業務システム 各自データが保存されてる ) 各現場データ ( 各自パソコン ) 新規の材料や商品 資材などが3 日間調新規の材料や商品 資材などが7 日間調達できない 達できない 資材の調達先や協力会社が近隣にある資材の調達先や協力会社が近隣にある場合 被災し調達が困難になる 場合 被災し調達が困難になる 電気 水道 電話回線が利用できない電気 7 日程度 水道 7 日程度 電話回線 3 日程度 利用できない - 13 -

資料 資料 8 重要な事業の選定 当社は 重要な事業選定表 に基づき 大規模地震発生において優先的に復旧もしくは 優先的に継続する事業を選定する 当社の重要な事業 自社を被害の受けにくい状態にする事で 顧客の要望に合わせて事業を継続するか 早期に復旧できるようにする 又 行政との災害協定を締結し地域支援や復旧への支援を実施する 重要な事業選定表 製品 商品 サービスの 事業の分類 影響の度合い 顧客や社会など 自社の売上や資金繰り 社外への影響 などへの影響 重要な事業 引渡一ヶ月前案件大 中 小大 中 小 引渡二ヶ月前案件大 中 小大 中 小 特別建物 ( 公共 ) 大 中 小大 中 小 大 中 小 大 中 小 大 中 小 大 中 小 影響の度合い は 大 中 小の 3 段階で評価を行なう例です 重要な事業 は 影響の度合い から限られた要員 設備などを利用して 事業の継 続や早期の復旧を行う優先度の高い事業を選んでください - 14 -

資料 資料 9 目標復旧時間の決定 当社は 目標復旧時間検討表 を用いて大規模地震時の目標復旧時間を決定する 重要な事業の目標復旧時間 7 日以内 目標復旧時間検討表 ( 現場及び事務所の早期復旧を目指す ) 重要設備 中断による影響の重大性 ( 影響が大きくなるところに をつける ) 目標復旧時間 引渡一ヶ月前案件 1 日以内 3 日以内 1 週間以内 2 週間以内 1ヵ月以内 引渡二ヶ月前案件 1 日以内 3 日以内 1 週間以内 2 週間以内 1ヵ月以内 特別建物 1 日以内 3 日以内 1 週間以内 2 週間以内 1ヵ月以内 - 15 -

資料 資料 10 重要な事業に欠かせない経営資源の洗い出し 復旧見込時間 当社は 重要な事業に関わる経営資源一覧表 を用いて 重要な事業で行われている業務ごとに経営資源 ( 要員 施設 設備 情報 システム 資材 協力会社 ) を洗い出すとともに 重要な事業の復旧見込時間を検討する 重要な事業に関わる経営資源一覧表 1 重要な事業 ( 製品 商品 サービス提供 ) 引き渡し 1 ヵ月前案件 2 重要な事業の目標復旧時間 7 日以内 3 業務経営資源 4 通常時に必要な経営資源 5 想定した被害を受けた場合に各経営資源がどうなるのか? 6 復旧するのにどうするか? 7 復旧見込時間 8 業務の復旧見込時間 PC を使用 0.5 日2登記関係資料営業部代替えとして他部署の使用可能なパソコン破損工事費変更確認担当要員その間業者へ連絡 請求書総務部契約書ファイル諸官庁提出書類担当要員所定用紙 業務可能 パソコン 代替えとして他部署の使用可能な PC を使用 0.5 日 積算課変更見積作成パソコン破損その間業者へ連絡担当要員パソコン 引き渡し書類 パソコン 代替えとして他部署の使用可能な PC を使用 諸官庁検査 書類 パソコン その間業者へ連絡 パソコン 工事部パソコン破損 0.5 日担当要員パソコン パソコン パソコン パソコン 9 重要な事業の復旧見込時間 時間以内ライフライン 該当しない部分は - を記入する 繰り返し同じものが出てくる場合 ( 例えば事務所建屋など ) には 2 回目以降の記載を省略することができる - 16 -

資料 資料 11 防災に必要な教育と訓練 当社は 事業継続計画書の教育及び災害時の実施を確実にするために 防災に必要な教育訓練 計画実施管理表 に定める教育 訓練を実施する 当社は 教育 訓練の実施日および計画内容を決定 通知し 訓練を実施する 当社は 新たに社員を採用する場合には 本計画書についての教育を行い 従業員携帯カード を配付する 防災に必要な教育訓練 計画実施管理表区分内容対象者実施時期 教育 BCP 教育若干名毎年 9 月 訓練情報伝達訓練全員毎年 9 月 固定電話からの安否確認 171+1+ 被災者の市外局番から始まる電話番号 ( 伝言を登録する場合 ) 171+2+ 被災者の市外局番から始まる電話番号 ( 伝言を再生する場合 ) 従業員携帯カード ( サンプル ) 被災時の実施内容 氏名 所属 交付日 私は < 連絡 > 従業員携帯カード 担当です 災害時伝言ダイヤル ***-***-**** 私は担当ですグラッときたら 身の安全を確保します 二次災害を防ぐ安全措置( 緊急停止等 ) をします - 17 -

資料 資料 12 事業継続に必要な教育と訓練 当社は 事業継続に関わる教育及び災害時の実施を確実にするために 教育訓練 計画 実施管理表 に定める教育 訓練を実施する 当社は 教育 訓練の実施日および計画内容を決定 通知し 訓練を実施する 事業継続に必要な教育訓練 計画実施管理表 区分内容対象者実施時期 教育 BCP 教育 スキルマップを基に重要工程に人員確保の教 育をする 毎年 10 月 訓練 PC システム復旧訓練 毎年 10 月 - 18 -

資料 資料 13 点検 見直し 是正処置の実施 当社は 点検 見直し計画実施管理表 に定める時期に実施内容の点検と本計画書の 内容を見直す また 施設や設備の新設等の各種条件が変更された場合には 必要な内容 についての改定を行う 点検が未実施の項目 見直しが要検討の項目については 是正管 理表 に是正項目 是正期限 是正担当者を定めて記載し 期限後に実施されたことを確 認する 点検 見直し計画実施管理表 点検実施時期予定月 ( 実施月日 ) 月 ( 月 日 ) 見直し時期予定月 ( 実施月日 ) 月 ( 月 日 ) 点検項目 判定 ( 1) 計画どおりに対策が実施されているか 実施済み 未実施 組織変更 異動を反映した危機管理体制となっているか 実施済み 未実施 備蓄品の消費期限が過ぎていないことを確認しているか 実施済み 未実施 教育 訓練が定められたとおりに実施されているか 実施済み 未実施 1 未実施の場合 是正管理表 を作成する 見直し項目 判定 ( 2) 基本方針が現在の自社の状況に合致しているか 問題なし 要検討 自社の取扱製品 商品 サービスに変更はないか 問題なし 要検討 目標復旧時間に変更の必要はないか 問題なし 要検討 重要な事業に関わる業務に必要な経営資源に変更はないか 問題なし 要検討 他に脅威となる緊急事態はないか 問題なし 要検討 是正管理表 2 要検討の場合 是正管理表 を作成する 是正 検討項目 ( 上記 点検 見直し計画実施管理表 の判定欄が 未実施 要検討の項目 ) 是正担当部署 是正期限 是正実施確認 - 19 -

資料 資料 14 今後実施していく対策の文書化 当社は 今後実施していく対策の対応計画表 で対応計画を立案する 今後実施していく対策の対応計画表 番号 対策の内容 担当部門 ( 責任者 ) 対策の 完了時期 今年度の 実施内容 次年度の 実施内容 次々年度の 実施内容 必要な資金 ( 千円 ) 備考 運転資金 データ保存 外部委託 設備資金 社員安否確 認の為の 手段 運転資金 設備資金 電話回線の使用が困難 になると思われるため 運転資金 設備資金 運転資金 設備資金 - 20 -

資料 15-1 対策一覧表 資料 以下の一覧表は (1) 経営資源の被害を軽減するための取組みの検討 ( BCP 作成のすすめ ( かながわ版 ) P.19 P.20) (2) 代わりとなる経営資源の準備などの取組みの検討 ( B CP 作成のすすめ ( かながわ版 ) P.25~P.29) をする時や検討結果をまとめる時にご利用ください すでに対応済みの対策 今後実施する対策について その内容 対応時期 担当部門を明らかにすることができます 対策一覧表 重要な事業 ( 製品 商品 サービス提供 ) 目標復旧時間 ( 大規模地震のみ ) 以内 経営資源の被害を軽減するための対策 経営資源 すぐに 1 年内中長期要員施設 二次災害の防止のための方法を定める 設備情報 システム対策の目的 要員の安全を確保する 施設の被害を抑える 設備の被害を抑える システムや情報の被害を抑える チェック項目 大規模地震発生時に顧客などの訪問者や役員 従業員を安全に避難誘導することができるか 新耐震基準 ( 昭和 56 年 (1981 年 ) 以後 ) の建物かどうか ( 必要な場合 ) 耐震診断や耐震補強等の地震対策を実施しているか 施設の防火対策を実施しているか 爆発や延焼 有害物質の流出等の二次災害を防止する方法が定まっているか 設備や機器 オフィス家具等の転倒防止のための固定化を実施しているか 防災設備などの安全点検を実施しているか 金型 冶具 工具などが破損しないような対策をしているか 基幹システムやサーバーの転倒防止等の耐震対策を行っているか 必須 対策例 ( 準備するもの 教育 訓練 点検方法など ) 避難経路図や避難計画を作成 掲示する 避難訓練を実施する 必須 建物の建設がいつなされたかを確認する 選択 要 否 必須 選択 要 否 必須 必須 選択 要 否 建設業者に耐震診断を依頼し 耐震性に問題がある場合 耐震補強工事を依頼する 必要な防火対策がなされているか確認し なされていない場合には実施する 設備や機器 オフィス家具などの転倒防止のための固定化を実施する 防災設備 資機材についての定期的な安全点検を実施する 保管している棚などの固定化や保管物の落下防止対策を実施する 必須 基幹システムやサーバーを固定化する 対策の具体的内容 すでに対応済 対応時期 担当部門 21

報システム資材 協力会社ライフライン資料 資料 15-2 代わりの経営資源を確保するための対策 経営資源すぐに 1 年内中長期要員施設 設備対策の目的 重要な事業の継続に必要な要員を確保する 代わりの施設や設備を準備する チェック項目 代わりに作業できる要員を把握し 実際に作業をさせることができるか 役員 従業員だけで作業ができない場合の対策を検討しているか 施設の利用ができなくなった場合の代替施設を確保しているか ( 社内外問わず ) 設備を利用できなくなった場合の代替設備を確保しているか ( 社内外問わず ) 代替施設 代替設備の利用にスムーズに移行できるようになっているか 必須 選択 要 否 選択 要 否 選択 要 否 選択 要 否 対策例 ( 準備するもの 教育 訓練 点検方法など ) 誰が どの業務を行うことができるのかを明らかにするスキルマップを作成する 重要業務のマニュアル化 標準化を行う 多能工化をはかる 取引先や協力会社などからの応援者 退職者の一時復帰による要員の確保を検討する 在宅勤務できる業務を検討し 勤務ルールを定め 情報報システムを構築する 自社の別拠点に業務を移行できるようにしておく 他社の拠点を被災時に利用させてもらうことを協議しておく 他社の拠点にある設備を利用させてもらうことを協議しておく 他社に委託することができるようにする 自社の別拠点 他社の拠点で施設や設備を利用した業務がスムーズにできるようにしておく 情対策の具体的内容 すでに対応済 対応時期 担当部門 代わりのシステムやデータを準備する システムを利用できなくなった場合の代替のシステムを確保しているか ( 社内外問わず ) 選択 要 否 社内の別拠点にバックアップシステムを持つ 社外のデータセンターを利用する 被災しても資材等を使用できるようにする 緊急時を想定した在庫量を確保しているか 代わりの仕入先 協力会社 委託先 物流会社などがあるか 代わりの調達先がない場合 事業継続の取組み内容を確認しているか 選択 要 否 仕入れが停止した場合を想定した必要な在庫量を計算し 常時保有する 必須 代わりの調達先を把握する 選択 要 否 事業継続の取組み内容を確認し 資材などが入手できるかどうかを検討する 電気 ガス 電話の代用をできるようにする 電気が使用できない場合の代替方法 機器を検討 準備しているか ガスが使用できない場合の代替方法 機器を検討 準備しているか 電話が使用できない場合の代替方法 機器を検討 準備しているか 選択 要 否 選択 要 否 選択 要 否 自家発電機を用意しておく プロパンガスを利用する 衛星電話 無線機などを準備しておく 22

チェックリスト チェックリスト 1 1 経営資源の被害状況を確認する項目 当社は 大規模地震発生時に 下記にある項目の被害状況を調べ その状況を記載する 記載後には災害対策本部に報告する 被災状況報告書 拠点名 : 役員 従業員 役員 従業員 名 の被害 の負傷者 名 建物の被害 外観破損状況 大 中 小 無 室内 大 中 小 無 入室 可 不可 経理用パソコン 総務部長 給与支払いに使用 設備 営業用パソコン営業部長入札に使用サーバー ( 社内 ) 業務用システム 見積ソフト他 田名工場 加工に必要な機械他 データー 業務システム 全員 顧客情報 請求書 発注書 実行予算書他 クラウン 社長 キャンター 黒須 2t トラック 車両 軽バン (11 台 ) 監督 (11 名 ) 軽バン (3 台 ) 大工 (3 名 ) 乗用車 (3 台 ) フリー 軽トラック ライフライン 電気 可 不可 の利用状況 電話 可 不可 インターネット 可 不可 水道 可 不可 ガス 可 不可 周辺の状況 周辺での火災 有 無 類焼の恐れ 有 無 その他の状況 事業の継続 可 不可 来客者 来客者数 拠点内での死傷者数等 その他の コメント < 注意事項 > 勤務時間中に震度 5 以上の地震が発生した場合に報告する - 23 -

チェックリスト チェックリスト 1 2 役員 従業員被災状況報告書 記入事項確認時刻 : 報告時刻 : 氏名血液型生年月日 TEL 携帯電話負傷活動家族安否 無 = 無傷軽 = 軽傷重 = 重症可 = 怪我なく活動可能とする 別紙に家族名を記載した名簿 - 24 -

チェックリスト チェックリスト 2 対外的な情報発信および情報共有 当社は 災害発生時に被害状況を下記に定める 連絡先リスト にある各連絡先に情報発信する 社内における拠点間の情報共有 社外の顧客や協力会社との情報共有を行うため 帳票 被災状況報告書 を作成し FAXまたはメールで連絡する 連絡先リスト 工種 業者名 アドレス 担当者名 TEL FAX 発信 受信 備考 仮設土工事地業地盤改良生コン型枠鉄筋鉄骨 ALC 防水塗装石タイル木工事屋根金属外装左官木製建具鋼製建具ガラス内装仕上げ電気設備給排水解体 外構 - 25 -

チェックリスト チェックリスト 3 震災時対応チェックリスト ( 第 1 段階 ) 安全確保のため 地震が発生した直後に 以下の事項の実施を指示してください 1. 避難誘 導 応急手当 実施事項 避難に伴い 保護具 ( ヘルメット 手袋 ) を配付する 確認 建物の破損に応じて 屋外に一次退避する もし来客者が いる場合には 屋外に避難誘導する 負傷者の有無を確認し 負傷者がいる場合には 応急手当 を実施する 防災用品を確認し すぐに持ち出せる状態にする 2. 防火対策火気使用の設備 器具の利用を停止する 支障のない範囲で電気使用設備 器具の利用を停止する 3. 情報収集 と報告 テレビ ラジオ等により地震に関する情報を収集する - 26 -

チェックリスト チェックリスト 4 震災時対応チェックリスト ( 第 2 段階 ) 避難及び応急措置のため 地震は少し落ち着いたが まだ余震等による被害の可能性がある場合には 以下の事項の実施を指示してください < 避難及び応急措置 > 実施事項確認 1. 避難の検広域避難場所への避難の必要性を検討する 討貴重品を持ち出せるように準備する 2. 避難する 場合 防災用具及び貴重品を持ち出す 什器や施設を可能な限り施錠する 3. 避難しな い場合 地震に関する情報を収集する 業務継続が困難な場合には 業務を一時停止する 消火器 消火栓の利用の可否を確認し すぐに利用できる よう準備する また バケツに水を張る 4. 二次被害 防止 爆発や延焼 有害物質の流出などの二次災害を防止する 窓ガラスの飛散を防止するため 幅広テープを張る キャビネット類は 引出しや扉が開かないようガムテープ で固定する パソコンやサーバーをスプリンクラーの誤作動や転倒に よる破損から保護する - 27 -

チェックリスト チェックリスト 5 震災時対応チェックリスト ( 第 3 段階 ) 報告及び復旧のため 余震等の危険もほぼ収まった段階で 以下の事項の実施を指示してください < 報告及び復旧 > 1. 従業員の安否の確認 実施事項 従業員の所在 負傷状況を確認する 確認 従業員の所在及び安否について 可能な限り確認する 従業員被災状況報告書 を作成する 2. 担当者の 指名 危機管理体制 に従い 各担当者を指名する 3. 情報収集地震に関する情報を収集する 4. 報告室内 建物 設備 車両などの破損状況を確認する 被災状況報告書 を作成する 本社と他の拠点との通信手段を確保する 従業員被災状況報告書 被災状況報告書 を情報収集 担当に報告する - 28 -

チェックリスト 氏名住所 TEL FAX 家族情報 - 29 -