一太郎 10/9/8 文書

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スライド 1

Ⅴ.( 仮称 ) 登大路バスターミナル整備計画 3-3. 平面図 (1) 地上部 1 階平面図 33

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

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の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 2 名関口副会長 高柴委員 1 名櫻井委員 関口副会長 パブリックの後の説明会 意見交換会の開催検討の方向性は 担当課の工夫がある 高柴委員 このバスを望んでい

図 1 平成 19 年首都圏地価分布 出所 ) 東急不動産株式会社作成 1963 年以来 毎年定期的に 1 月現在の地価調査を同社が行い その結果をまとめているもの 2

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(第14回協議会100630)

関係機関と連携し 渋滞対策を推進することとしている MM は 渋滞対策における TDM 施策の 1 つとして 関係機関と連携しながら実施するものである なお 札幌開発建設部では 従前より渋滞対策における MM を検討 実施しており 平成 11 年度に 全国で初めての MM を札幌市あいの里地区で実施

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

Microsoft Word - H180119コンパクトシティ説明用_仙台市_.doc

基本的な考え方 羽田空港の機能強化は 首都圏だけでなく日本全体にとって不可欠であり 機能強化の必要性やその実現方策等について 関係自治体の協力も得ながら できる限り多くの方々に知って頂くように努める 基本的な考え方 1 羽田空港の機能強化の必要性やその実現方策等について できる限り多くの方々に知って

九州新幹線 久留米駅についてのアンケート の主な結果概要 福岡県立大学人間社会学部公共社会学科 2017 年度社会調査実習 九州新幹線調査 グループ担当教員田代英美学生調査グループ一同 回答者のプロフィール 久留米市の旧久留米市域にお住いの 18 歳 ~79 歳の方から無作為で ( くじ引きのような

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沖縄でのバス自動運転実証実験の実施について

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

4. 基本的な方針太田市が目指す将来像や公共交通が果たすべき役割を踏まえて 以下の4つを計画の基本的な方針とし 太田市にふさわしい公共交通ネットワークの形成を図ります 公共交通の役割取組みの方向性市民の移動手段の確保 おうかがい市バスによる高齢者 障がい者等の通院 買物等の移動手段の確保 学生 生徒

2. 住民アンケート調査 以下の既往のアンケート調査から 都市計画及びまちづくりに関する住民ニーズや方向性等を以下の とおり把握 解析する (1) 第 2 次長久手町土地利用計画策定にあたってのアンケート調査 1 調査の概要 調査対象は 町内在住住民及び市街化調整区域の土地所有者とし それぞれ 2,

8略都市スライド東北(郡山市)全部 [互換モード]

交通結節点が備えるべき機能を整理すると 最も基本となるものとして があり これに加えて 都市機能の誘導 集積を促進させ 都市内の中心的な拠点地区を形成する 及び 都市の顔 となる 交通結節点の計画 整備の検討においては 先に示した の三種の機能がそれぞれ交通結節性 人の交流や景観等の面で役割を果たし

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資料3

目次

内部統制ガイドラインについて 資料

渋川市都市計画マスタープラン意見シート

3 検討プロセス 3-1 県計画案を策定するねらい 沖縄 21 世紀ビジョン基本計画を着実に実施していくための総合的な交通体系のビジョンを示した 沖縄県総合交通体系基本計画 において 県土の均衡ある発展を支える利便性の高い公共交通ネットワークの構築が位置づけられている 同計画を踏まえ 県では 南北骨

施設までの距離は 地区中心付近からのおおよその距離 大原台 回答者の年齢構成 3 5 主な (2 箇所の行き先 ) 10% 1 70% 主な行き先 フレスタ沼田店 ( 約 0.7km) ビッグハウス沼田店 ( 約 1km) 買物目的 :7 :1 : 最寄り駅 大原 ( 約 0.7km) 駅 :88

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Microsoft Word - さいたま市都市計画道路見直し指針1/3.doc

2

計画の目的 多様化する生活交通ニーズへの対応 効率的 効果的な生活交通サービスの構築 山陽小野田市では 生活交通バス路線維持 通学児童定期補助 福祉タクシー券の発行等 上記の施策が行われており 生活交通の確保を図っている 行政負担 サービスの地域間格差 交通活性化計画 生活交通の現状と問題点の把握

TRY TRY TRY TRY TRY 5

2-2 需要予測モデルの全体構造交通需要予測の方法としては,1950 年代より四段階推定法が開発され, 広く実務的に適用されてきた 四段階推定法とは, 以下の4つの手順によって交通需要を予測する方法である 四段階推定法将来人口を出発点に, 1 発生集中交通量 ( 交通が, どこで発生し, どこへ集中

Microsoft Word - 【参考資料1】 _第2回カメラ画像利活用SWG議事要旨(案)_3.docx

1. 口座管理機関 ( 証券会社 ) の意見概要 A 案 ( 部会資料 23: 配当金参考案ベース ) と B 案 ( 部会資料 23: 共通番号参考案ベース ) のいずれが望ましいか 口座管理機 関 ( 証券会社 ) で構成される日証協の WG で意見照会したところ 次頁のとおり各観点において様々

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市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

Microsoft Word - 概要版.doc

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4. 都市機能誘導区域 4.1 都市機能誘導区域設定の基本的な考え方 (1) 都市機能誘導区域とは医療 福祉 商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に誘導し集約することにより これらの各種サービスの効率的な提供を図る区域のことです 原則として 居住誘導区域内において設定します これらの都市機能は

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P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

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2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65


一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

資料1 第1回会議のポイントについて

01_表紙

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

73,800 円 / m2 幹線道路背後の住宅地域 については 77,600 円 / m2 という結論を得たものであり 幹線道路背後の住宅地域 の土地価格が 幹線道路沿線の商業地域 の土地価格よりも高いという内容であった 既述のとおり 土地価格の算定は 近傍類似の一般の取引事例をもとに算定しているこ

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目次 1. 市街化調整区域の土地利用方針について... 1 (1) 策定の目的... 1 (2) 方針の位置付け 市街化調整区域の課題 土地利用の方針... 3 (1) 土地利用の基本的な方針... 3 (2) 地区ごとの土地利用方針 開発計画等の調整

事項を札幌市と契約候補者で協議し 仕様の調整を行う また 本業務の受託者は 業務に伴う費用の支払い等を含め 下記項目に係る業務全般を行うこととする (1) 運営団体へのアンケート調査及びヒアリング調査市内で子ども食堂等を運営している団体に対してアンケート調査を実施し 本市における子ども食堂等の開設状

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コンパクトシティ構想 2つの柱 ( 郊外の開発抑制 + 中心市街地の活性化 ) まちなか住み替え事業 や 家賃補助制度 を行っているが 借りたい人はいるが 貸したい人がいない という状況 コンパクトシティという構想だけでは 民間資本は動かない (= 補助金などのインセンティブが必要 ) 中心市街地活

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1 見出し1

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社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

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[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

< 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) < 方向性 > 1 独任制から合議制への転換基本ポート

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

<第1回> 帯広市都市計画審議会 第二次 都市計画マスタープラン検討                   専門部会

============================== < 第 6 章 > 高校生 大学生 社会人の反応 ============================== 本調査研究では 高校生が社会に出ていく上での実効性のある資質 能力の重要性が感じられ また 調査問題そのものについての興味 関

平成27年国勢調査の5つのポイントと12の新たな取り組み

地域子育て支援拠点事業について

本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

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全自病協第 582 号 平成 27 年 2 月 13 日 地方会議担当支部長様 公益社団法人全国自治体病院協議会 会長 邉見公雄 平成 27 年度地方会議における共通議題について 日頃から支部活動にご尽力をいただき感謝申し上げます さて 平成 27 年度地方会議における共通議題について 常務理事会で

1 見出し1

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道路建設事業の再評価項目調書 とのみ 事業名 一般国道 2 号 富海拡幅 事業 一般国道 事業 国土交通省 区分 主体 中国地方整備局 やまぐちしゆうなんへた 起終点自 : 山口県周南市戸田延長 3.6km 事業概要 やまぐちほうふとのみ 至 : 山口県防府市富海 おおさか きたきゅうしゅう 一般国

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第 20 回熊谷市地域公共交通会議会議録 平成 29 年 1 月 26 日 ( 木 )13:30~14:45 熊谷市役所議会棟第 1 委員会室 1. 開会 2. 会長挨拶 3. 議題 (1) ゆうゆうバスのルート変更 ( 要望箇所 ) について 1ゆうゆうバス運行ルート ( 全体図資料 1の1) 事

スマートICの事業費の基準について

平成 29 年 4 月 12 日サイバーセキュリティタスクフォース IoT セキュリティ対策に関する提言 あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続される IoT/AI 時代が到来し それらに対するサイバーセキュリティの確保は 安心安全な国民生活や 社会経済活動確保の観点から極めて重要な課題

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

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能代市中心市街地活性化計画

資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

高齢者の場合には自分から積極的に相談に行くケースは少なく 表面化率は一層低いと考えなければならないこと したがって PIO-NETデータはきわめて重要なデータとして尊重すべきものであるとの意見があったことを追加頂きたい 2 理由などこの点については 調査会でも意見が出されています また 国民生活セン

1 はじめに

特定個人情報保護評価へのご意見とご意見に対する考え方

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

問 1-1 現在の成人のつどいの内容等についてどう思いますか?(1 つ選択 ) 11.4% 19.0% 69.6% 現在のままでよい 213 名 分からない 58 名 変更したほうがよい 35 名 問 1-2 成人のつどいに参加又はお子様等が参加したことがありますか?(1 つ選択 ) 45.1% あ

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

ICTを軸にした小中連携

総合交通メールマガジンとは 総合交通メールマガジンは 交通基盤整備や地域交通に関する最新の取り組みを幅広く紹介することを目的として 月一回を目処に発行しているメールマガジンであり 主な購読者は都道府県 市町村等の交通施策担当者となっております 当メールマガジンで紹介させていただく記事は 執筆者が任意

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第 1 回箕面市交通ネットワーク活性化検討協議会における意見 対応方針について 第 2 回協議会 H20.11.4. 資料 -1 項目 意見 対応方針 備考 1. 交通の現状と課題 課題解決の基本方針について 新国土軸 の表現では 第 2 国土軸 とのイメージがあるので 表現方法について再考すべき 交通ネットワークの観点では 第 2 京阪等の周辺道路の整備によって 北摂地域において交通流動の変化が想定される 広域的な観点からの整理も必要 新国土軸の表現方法を改める 広域的な観点からの影響が本地域にどの程度生じるのか既存のデータ等を調査して検証を行う 資料 -2 2. 公共交通のあり方について 広域性 環境負荷の軽減やこれからの少子高齢化の中で公共交通を活用して過度にクルマに依存しないまちを作っていくという大きな流れの中で 本委員会では市内公共交通の活性化方策を検討することを目的としているが その中に高速バスを含めた広域的な公共交通のことも含まれていて違和感を感じる 広域ネットワークと地域内の公共交通との兼ね合いについては 双方の必要性は認識しつつも あまり広範囲になりすぎると 論点がずれてくる可能性があるので 大きくなりすぎないように配慮する まちづくり 箕面市は 北大阪急行の延伸によって大阪都心部へのアクセス時間を短縮するなど どんどん流動性を高める一方 コンパクトなまちづくりを進めるという 整合がとれているのか同時に出来ることなのか 箕面市内 域内でコンパクトな移動をどう実現するか そして現に都心方向に向かっている交通に対して より公共交通依存型でどう仕向けていくか という両面から上手くバランスを取る必要があると認識している 自転車との連携 バス停駐輪場 ( サイクルアンドバスライド ) の推進とあるが集約場所の問題等もある 今まであまり聞いたことがないが 現実性があるのか バスと自転車を上手く組み合わせる交通体系が構築出来れば 生活レベルでは非常に便利になる可能性がある 171 号沿いには道路沿いや近くの店舗に自転車を駐めてバスに乗る事例も見受けられる バス停勢圏の拡大にもつながる自転車交通を組み合わせたサイクル アンド バスシステムの導入に関して 既存の利用形態なども調査したうえで 今後のバスサービス改善のテーマのひとつとして検討する 資料 -4.3 第 3 回協議会で対応 1

市内循環バス路線の構築 バスは循環型とフィーダーとして拠点に向かっていくのがあるが 生活拠点と都心拠点を結んでいく循環型も一方で考えられる 循環性を採った場合 どういう理由で外にタッチするのかということをしっかり考えていないと 下手をすれば非効率な運営になってしまうので 上手く回って地域や人々の行動が連携できるような方向にいけばよい ( 資料 -3.1) バスはローカルな交通を担う機能と鉄道のような幹線交通に対する補助的な輸送というべきフィーダー機能を有している この 2つに分けて それぞれのバス体系のあるべき方向について議論していったほうがいいと思う ローカルな交通を担うバス輸送に関しては 改善の方向をストレートに探っていくのがいいのではないかと思う ただその場合 乗客の負担とサービスの品質とのトレード オフの問題が必ず出てくるので これまでのような乗客とバス会社との関係の中だけで議論するのか あるいは 乗客とバス会社と箕面市を加えた新しいスキームを持ち込むかどうかという大きな問題がある ( 資料 -3.1) 2

北大阪急行線延伸に伴うバス路線の再編 鉄道の新設や延伸に伴って幹線交通体系が変化すると それに対 ( 資料 -3.1) 応したバス路線の再編成が必要になってくる この場合 大きな変化が生じるのはフィーダー機能を持つバス路線ということになるわけだが 厄介なのは フィーダー機能を持つ路線がフィーダー輸送だけをやっているだけなら問題はないが 地元のローカル輸送の機能を併せ持つ路線が多いという場合 路線の再編成を議論すると 都心向けの交通の改善はもたらされる一方 ローカルな輸送機能だけに限定して考えると 再編成が乗客にとってマイナスの影響をもたらす可能性を含んでいる 例えば 千里中央まで直行するお客さんには これまでのようにバスだけでストレートに行けなくなる 途中で電車に乗換えなければならないということになる そういった問題を議論していかなくていけないと思う 大阪方面に出かける人々と 箕面市内の移動にとどまるというべきか千里中央に買物に行くというお客さんとの間でひとつのトレード オフの問題というのを踏まえて 非常に細かい論議をする必要がある バス路線の再編に関しては 提供するバスサービスの質と量をきっちりと押さえること その中には 都心型の直行サービスとローカルな移動があるということで そこら辺を分けてまたはある意味で統合して考えていかなくてはと思う そうなった場合に どうしても利用者負担で行ける範囲と 特にローカルな場合は利用者負担だけでは持たないところも出てくるかと思う そうなってくると公的な関与 それをどうやっていくのかという仕組みが必要になってくるかと思う 今回の議論に入れるのかということがあるが 将来的には地域連携総合計画のような地域での総合的交通計画を持つことがあってもいいのではないか 官民共同の作戦で行くようになるかと思う 今のフィーダー型の輸送 特に千里中央の便を北急延伸後にどうしていくのか それとローカルな輸送 今までのバス事業者と利用者との関わりだけでなく もっと行政の関わりを深める必要があるのかどうかの枠組みのところも併せて検討を進める 資料 -3.1 3

項目意見対応方針備考 観光シーズンの渋滞対策 観光期の交通渋滞の対策は 市で検討するのか 観光シーズンの渋滞対策については 以前に実施した実験 施策の結果等を踏まえ 関係者との調整を十分に行い 別途 今後の対策を検討する その他 公共交通への転換は 啓発だけでは難しいところもある 例えば 北京オリンピックで偶数と奇数のような乗り入れ禁止であるとか それなりの仕掛けもしていく必要があると思う レンタサイクルというのは バスでは需要的に無理だというような地域においてフィーダーのひとつの重要な要素となっている もしバスでは需要的あるいは時間的にしんどいという所についてはこのような方向もあるのかと思う クルマからの転換とかクルマ通勤の禁止とか規制や原則をつくるのはいいが あまり画一的に運用することによって 市民の生活事態が出来ないというような状況になると困る そういうときには 人の特性とか地域の特性をきちんと捉えて いろんな補完措置等も連動してやっていくことが必要と思う TDM( 交通需要マネジメント ) とかレンタサイクルは 今回は課題抽出ということにする 3. 公共交通の利用促進の検討について モビリティ マネジメント モビリティ マネジメントをするのであれば モビリティ マネジメントによってどれだけ変わったのかということをきちっと把握することが必要である それと バス利用促進方策や自転車との連携方策という施策に合うアンケートにしてやらないといけないと思う モビリティ マネジメントを実施する段階では 同時にきめ細やかに公共交通の本質的なサービスも改善していくことも並行して行うことを議論する必要もある モビリティ マネジメントの実施に際しては 全国の実施事例を検証しつつ 今回の試行的な TFP( トラベル フィードバック プログラム ) の結果も受けながら 今後 箕面市としてどういう取り組みをしていけばいいのかという視点で行っていく TFP の設問 選択肢には 公共交通のサービスに関することを含めることとし 今後どうしていくのかというところを明らかにしていきたい また 表現についても十分精査を行い もう一度整理した上で各委員に確認を取る 資料 -4.1 資料 -4.1 4

バス利用意識調査 バス路線と並行したところで新線が出来た場合 バス路線は間違いなく寸断する 今回のバス路線にしても 新線に並行している路線についてはなかなか維持するのが難しいだろう そうなってくるとバス路線というのは 新しい新駅のほうへ移動するということになる そうすると千里中央駅へ向かう通勤客も全てそちらのほうに移っていくことが想定される 意識調査の中で今回出てくるのが自転車等の関係ということが調査の意識としてあるのだろうが 本当にバス利用という点の調査になっているのかどうか疑問に思う バス利用者意識の調査票については これは北急の延伸が実現するにしても 10 年後ということなので それまでの間の現在のバスの利用者 現在の路線の中でのバス利用をどのように改善していくのか というところで 実際のバスでの利用意向を確認したいと考えている モビリティ マネジメントというのはあくまで意識に対する訴えかけなので 本質的なサービスをどう改善していくのかということを並行してやっていかないと 現状のままで 人がクルマからの転換に動くわけではないので そういうところを議論する必要があると思う 第 2 回に向けてどんな施策が考えられて その施策を公共交通事業者もやるけれども やはり利用者としてどうやっていくか ということも含めて何か体系を出していくべきではないかと思う 次回の委員会では バスサービス改善に向けて 事業者 行政サイドからの考えられる具体的施策を体系的に出して検討する 日常的に利用されている方についての調査であれば より利便性を高めるためにどういうメニューがあればいいのか等の視点はどうか 設問の内容等については ご指摘をいただいたら それらを含めてアンケート票を作成していきたいと考えている 委員の皆様と調整させていただく 調査票の作成にあたっては 各表現方法や回答の選択肢を選びやすくなどの工夫が必要である 5