4. ファイルやフォルダーの管理 1 Windows8 でのファイルの管理の基本操作について学習します 4-1 新しいフォルダーの作成 ファイルは関連する内容ごとに フォルダーに分類して管理します 目的のファイルが検索しやすいようにフォルダー名はわかり易い名前にしましょう 操作新しいフォルダーを作成します ドキュメント フォルダー内に新規フォルダーを作成します 1[ クイックアクセスツールバー ] の [ 新しいフォルダー ] ボタンをクリックします 新規フォルダーが作成され 名前が青く反転された状態となります 2 日本語入力システムをオンにして 作業中 と入力します ドキュメント フォルダー内に 作業中 フォルダーが作成されます フォルダー名に 次の半角記号は使用できません (/ *? : <> ) また 同じフォルダー内に 同じ名前のフォルダーやファイルを作成することはできません フォルダー名やファイル名は 日付や通し番号を先頭につけ管理すると 並べ替え機能で一定の順番で表示させることができ便利です 日付 + ファイルの分類名 通し番号 + ファイルの分類名 ~ 18 ~
4-2 ファイルやフォルダーの移動とコピー ファイルやフォルダーの移動やコピーはドラッグによる方法や リボンのボタン操作から実行する方法があります 操作ドラッグ操作でファイルを移動します 作成した 作業中 フォルダーに Word 文書 入力練習 を移動します 1 ファイルアイコンを 作業中 フォルダーにドラッグします 移動時には 作業中へ移動 と 移動先フォルダー名を確認できます ドラッグ操作でファイルをコピーするには Ctrl キーを押しながら ファイルアイコンを対象フォルダーまでドラッグします 作業中 フォルダーのファイルを確認します 2[ ナビゲーションウィンドウ ] の [ ドキュメント ] の先頭のをクリックします 下位フォルダーの マイドキュメント パブリックのドキュメント が表示されます 3[ マイドキュメント ] の先頭のをクリックします 下位フォルダーの 作業中 フォルダーが表示されます 4 作業中 フォルダーをクリックします Word 文書 入力練習 が表示されます ~ 19 ~
操作リボンのボタン操作でファイルをコピーします 作業中 フォルダー内の Word 文書 入力練習 ファイルを マイドキュメント フォルダーにコピーします 1 作業中 フォルダー内の Word 文書 入力練習 をクリックして [ ホーム ] タブ [ クリップボード ] の [ コピー ] ボタンをクリックします 移動の際には [ 切り取り ] ボタンをクリックします コピー先フォルダーに切り替え 貼り付けを実行します 2[ ナビゲーションウィンドウ ] の [ マイドキュメント ] をクリックします 3[ クリップボード ] の [ 貼り付け ] ボタンをクリックします [ マイドキュメント ] に Word 文書 入力練習 がコピーされました [ ホーム ] タブ [ 整理 ] の [ 移動先 ][ コピー先 ] ボタンからも移動先 / コピー先フォルダーを指定できます USB メモリや CD,DVD メディアにファイルをコピーするには対象のメディアをセット後に 目的のファイルやフォルダーアイコン上で右クリックしてショートカットメニューから [ 送る ] をポイントし [DVDRW ドライブ ] や [ リムーバブルディスク ] を選択します ~ 20 ~
4-3 ファイルやフォルダーの削除 不要なファイルやフォルダーは削除を実行すると ごみ箱に移動されます ごみ箱のファイルやフォルダーは後で必要になった際に元の場所に戻すことができます ごみ箱のファイルやフォルダーの削除を実行すると完全に削除されます 操作フォルダーを削除します 作業中 フォルダーを削除します 1 ドキュメントフォルダーの 作業中 フォルダーを選択し Delete キーを押します この他の方法 [ ホーム ] タブの [ 整理 ][ 削除 ] の をクリックし [ リサイクル ] を選択します このフォルダーをごみ箱に移動しますか? とメッセージが表示されます 2[ はい ] ボタンをクリックします 作業中 フォルダーがゴミ箱に移動し [ ごみ箱 ] のアイコンが 空のアイコン から ごみ箱にファイルやフォルダーが入っているアイコン に変わります ゴミ箱に移動しないで完全に削除するには [ ホーム ] タブ [ 整理 ] グループの [ 削除 ] ボタンの をクリックし [ 完全に削除 ] を選択します USB メモリやネットワーク上のフォルダー内のファイルは 削除を実行するとごみ箱にはいれられず完全に削除されてしまいますので注意が必要です ~ 21 ~
操作ごみ箱のフォルダーを復元します 作業中 フォルダーを元にあった場所に戻します ごみ箱を表示します 1[ アドレスバー ] の先頭の をクリックし [ デスクトップ ] 項目から [ ごみ箱 ] を選択します [ ごみ箱 ] フォルダーが表示されます 2 作業中 フォルダーのアイコンを選択して [ ごみ箱ツール ][ 管理 ] タブの [ 復元 ] グループの [ 選択した項目を元に戻す ] ボタンをクリックします [ すべての項目を元に戻す ] をクリックするとすべてのファイルやフォルダーが元の場所に戻ります [ ごみ箱を空にする ] を実行するとごみ箱内のすべてのファイルが削除されます 3 戻る ボタンをクリックして 直前のフォルダー ドキュメント フォルダーに移動し 作業中 フォルダーが復元されているのを確認します ~ 22 ~
4-4 ファイルやフォルダーの名前の変更 ファイル名やフォルダー名は 名前を付けて保存した後からでも変更できます 操作フォルダー名を変更します 作業中 フォルダーの名前を変更してみましょう 1 作業中 フォルダーを選択し [ ホーム ] タブ [ 整理 ] グループの [ 名前の変更 ] ボタンを クリックします フォルダー名が青く反転され 名前を変更できるようになります 2 日本語入力システムをオンにして 完成 と入力して Enter キーを押します ~ 23 ~
5. ファイルやフォルダーの管理 2 ファイル管理に役立つ便利な機能について学習します 5-1 ファイルの検索 検索ボックスにキーワードを入力すれば フォルダー名やファイル名だけでなくファイルの内容を 含めて 検索できます 操作ドキュメントフォルダーのファイルを検索します 検索対象のドキュメントフォルダーに切り替えます 1[ ナビゲーションウィンドウ ] の [ ドキュメント ] をクリックします 2 検索ボックスに 入力 とファイル名の一部を入力します 入力すると瞬時に検索が実行され キーワードが含まれるファイルが表示されます また キーワードが含まれた箇所がハイライト表示されます 3 検索結果を閉じるには [ 検索ツール ] の [ 検索 ] タグ [ 検索結果を閉じる ] ボタンをクリック します [ 場所 ] の [ コンピューター ] を選択すると コンピュータ内すべてのファイルを検索できます [ 検索ツール ][ 検索 ] タグの [ 絞り込み ] の各ボタンから 更新日時 サイズ 作成者 種類 名前など詳細な検索条件で ファイル検索を実行できます ~ 24 ~
次は ファイルの内容の一部を入力して検索します 4 検索ボックスに お世話に と入力します 入力すると瞬時に 検索が実行されファイルの内容にキーワードが含まれるファイルが 表示されます また キーワードが含まれた箇所がハイライト表示されます 5 [ 検索ツール ] の [ 検索 ] タグ [ 検索結果を閉じる ] ボタンをクリックします ~ 25 ~
5-2 ショートカットの作成 ショートカットとは 別の場所にあるファイルやフォルダーをすばやく開く目的で作成するアイコンのことを言います 作業中のファイルやよくアクセスするフォルダーのショートカットを デスクトップに作成しておくと便利です 操作ショートカットを作成します 完成 フォルダーのショットカットを作成します 1 完成 フォルダーを右クリックして 表示されたメニューから [ 送る ][ デスクトップ ( ショートカットを作成 )] をクリックします デスクトップに 完成 フォルダーのショートカットが作成されます ショットカットを使用して 完成 フォルダーを表示します 2 ショートカットアイコンをダブルクリックします 完成 フォルダーが表示されます 表示したフォルダーは閉じておきましょう ショットカットを削除します 3 ショートカットアイコンをクリックし Delete キーを押します ショートカットアイコンを削除しても元のファイルやフォルダーは削除されません ~ 26 ~
5-3 圧縮フォルダーの作成 電子メールなどに添付する際に 複数のファイルを 1 つにまとめたい場合や データ容量を圧縮したい場合は圧縮フォルダーを利用します Windows8 には ZIP 形式の圧縮フォルダーを作成する機能が搭載されています 操作圧縮フォルダーを作成します Word 文書 入力練習 を圧縮フォルダーに保存します 1Word 文書 入力練習 を選択します 2[ 共有 ] タブ [ 送信 ] の [Zip] ボタンをクリックします 圧縮フォルダーが作成され フォルダー名が青く反転され名前が変更可能な状態になります 3 ここでは変更しませんので Enter キーを押します ~ 27 ~
操作圧縮フォルダーを展開します 圧縮したファイルやフォルダーを元の状態に戻すことを 展開 といいます 1 対象の圧縮フォルダーを選択し [ 圧縮フォルダーツール ][ 展開 ] タブの [ すべて展開 ] ボタンを選択します [ 圧縮 (ZIP 形式 ) フォルダーの展開 ] ダイアログボックスが表示されます 特に指定しない場合 圧縮フォルダーと同じフォルダー内に展開されます 2[ 展開 ] ボタンを選択します 他の場所に展開するには [ 参照 ] ボタンから指定します 圧縮フォルダーが展開されました 3 展開されたフォルダーは閉じ フォルダーも削除しておきましょう ~ 28 ~
5-4 ライブラリへのフォルダーの追加 ライブラリに既存のフォルダーを追加すると 別の場所にあるフォルダー内のファイルを 1 つのフォルダーで管理しているかのように一覧表示できます 使用頻度が高いフォルダーを登録することで ファイルを効率的に管理することができます 操作ライブラリにフォルダーを追加します デスクトップにある B 社提案書 フォルダーを ドキュメントライブラリに追加して フォルダー内のファイルをドキュメントフォルダーから簡単にアクセスできるようにします ここではフォルダーやファイルのご用意はありません ドキュメントフォルダーには既存の PowerPoint のファイルがあります B 社提案書 フォルダーをライブラリに追加します 1 B 社提案書 フォルダーアイコン上で右クリックし [ ライブラリに追加 ] [ ドキュメン ト ] を選択します ~ 29 ~
ドキュメントライブラリに B 社提案書 フォルダーが追加され ドキュメントフォルダーの PowerPoint のファイルも デスクトップにある B 社提案書 フォルダー内のファイルも 1 つのウィンドウで一元的に表示されます このように ライブラリにフォルダーを追加すると フォルダーの保存場所はそのままで ドキュメントフォルダー内から簡単にアクセスできるようになります デスクトップの B 社提案書 フォルダー内のファイルも既存のドキュメントフォルダー内のファイルも一元的に表示させることができます 外付けのハードディスクやネットワーク上の共有フォルダーなどのフォルダーも追加することもできます ライブラリに追加したフォルダーを削除しておきます 2[ ナビゲーションウィンドウ ] の対象フォルダー上で右クリックし [ ライブラリから場所を削除 ] を選択します 以上で操作は終了です ウィンドウを閉じておきましょう このコースでは 演習問題はありません ~ 30 ~
ver.1.0 Microsoft Windows8 は米国 Microsoft Corporation の登録商標です その他 記載されている会社名 製品名は各社の登録商標です 本書の一部または全部について ( データも含む ) テンプスタッフから文書による許諾を得ずに いかなる方法においても無断で複写 複製 転売することはできません 初版日 :2015 年 5 月 1 日 発行人 : テンプスタッフ株式会社 Copyright (C) Tempstaff Co., Ltd. All rights reserved.