B 3 年女子 (2) 単元観 発達 障害 経験をもとに自 ら材料を用意し, 家庭で作ってみよ うと挑戦す作 品に愛着をもち, 大切にしようとす 創造力豊かで一 人でストーリーを 考えて四コマ漫画 を描き, 個性的な 作品を作ることが できしかし, 時間が掛かること があ 行動がぎこちな く, 手先

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頻繁にあり, 集団 片付けの際は, になっていまた, 特定の言 の中で過ごす時間 方法を理解すれ 葉については, 時々, 単語で要 が増えてきてい ば, ほぼ確実に行 求することがあ うことができ CM やお気に入りのフレーズ 大勢の人や大き を歌うことなどを楽しんでい な音が苦手でイヤ るが, 人

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

解答類型

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

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生活単元学習指導案 日時 : 平成 27 年 11 月 17 日 ( 火 ) 授業者 : 谷麻紗美 1. 単元名 校内販売を成功させよう 2. 単元について本学級は平成 27 年度より設置された特別支援学級 ( 知的 ) である 現在 1 年生の男子 3 名が在籍しており 障害の程度はさまざまである

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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高等部3年 社会学習指導案

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

自己紹介をしよう

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

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<小学校 生活科>

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

いろいろな衣装を知ろう

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

○ ○ 科 学 習 指 導 案

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7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

1 対象児童 省略 2 児童の実態 省略 発達障害 情緒障害通級指導教室自立活動学習指導案 コミュニケーションに課題のある児童の指導 平成 30 年 11 月 6 日 ( 火 ) 第 5 校時 3 指導観これまでに通級指導教室では 落ち着いた環境の中で 精神的安定を図り 本来持っている能力を発揮し

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

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総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

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3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

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3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

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≪障がい者雇用について≫

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4. 評価規準集団活動や生活への関心 意欲 態度学級や学校の生活の充実と向上にかかわる問題に関心をもち 他の児童と協力して自主的に集団活動に取り組もうとしている 集団の一員としての思考 判断 実践楽しく豊かな学級や学校の生活をつくるために話し合い 自己の役割や責任 集団としてのよりよい方法などについ

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

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トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

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2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

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第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

特別支援 高等部

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

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難聴児童の伝える力を 高めるための指導の工夫 -iPadを活用した取り組みを通して-

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

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フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

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Taro-6学習指導案(事例①小学校

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

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第○学年 ○○科指導計画

新潟市立亀田西中学校

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1

Transcription:

生活単元学習学習指導案 指導者 呉市立呉中央中学校 教諭山下三枝子 1 日時平成 26 年 10 月 27 日 ( 月 ) 第 5 校時 (13:45~14:35) 2 学年 学級ステップ学級 2( 自閉症 情緒障害特別支援学級 ) 第 3 学年 2 名 3 場所ステップ学級 2( 自閉症 情緒障害特別支援学級 ) 4 単元名 カレンダーをつくろう 5 単元設定の理由 (1) 生徒観 本学級は, 第 3 学年女子 2 名, 第 2 学年男子 2 名の計 4 名の生徒が在籍してい本単元は 同じ教育課程を編成する第 3 学年女子 2 名で学習を行う 生徒は, 明るく真面目であ掃除 や手伝いをすることが好きで進んで活動し, 意欲的に取り組む雰囲気があ 2 名それぞれの 興味 関心, 数や言葉に対する認知の実態は異なり, 発達の状況や能力の個人差が大きい 生徒 2 名は, 小学生であった平成 21 年度からカレンダー作りを始めており, 今年度で 6 年目 を迎え初年度は 自信がないからしたくない という思いを抱いていた しかし, 当時の 中学生が作った見本を見てカレンダーの原画を作る活動が定着するにつれて活動への不安がな くなってきた 小学生の間は, 中学生のアドバイスを受けてカレンダーを作ってきた 生徒ら はこれまでの取り組みを通して, カレンダーが完成したときの達成感を味わうことを体験して いまた, 主体的に取り組み, 見通しをもって積極的に共同して制作する楽しさを感じてい 個々の生徒の実態は, 次の通りであ 生徒 学年等 A 3 年女子 障害等 自閉 症, 知的 障害 美術科に関すること数学科に関すること自立活動に関すること 手本をもとにし た作業的な活動は 得意であるが, 自 分で考えて制作す ることは難しい 具体的なイメージ がもてると, 発展 した作品作りをす ることができ カレンダーに大 変興味があり, 人の 誕生日や記念日を 自ら尋ねて覚えて い 1 年が 365 日あ り,1 週間が 7 日あ ることは理解して いない よく会話をするが, 曖昧な言い回しや複雑 な文章を理解すること が難しい 指示がシン プルで明快であると概 略は理解でき 視覚的支援を用いて の個別の指示があると より理解しやすい

B 3 年女子 (2) 単元観 発達 障害 経験をもとに自 ら材料を用意し, 家庭で作ってみよ うと挑戦す作 品に愛着をもち, 大切にしようとす 創造力豊かで一 人でストーリーを 考えて四コマ漫画 を描き, 個性的な 作品を作ることが できしかし, 時間が掛かること があ 行動がぎこちな く, 手先も不器用 であり, 作業がゆ っくりとした動き であ 曜日の名称は分 かっているが, 活用 まではいたってい ない 1 ヶ月は 30 日,31 日であることを知 っているが, 仕組み は, まだ, 分かって いない 1 年 365 日,1 週 間が 7 日あるとい うことは理解でき てい基礎的な計 算もできるが, 時間 の観念は難しい カレンダーの日 付や曜日の理解は しているが, あまり 関心がなく, あと何 日という 1 週間後 の予定についての 計画の見通しをも ちにくい 活動に対してこだわ りがあり, 時間が掛か ることがあ 目的が明確である と, 興味をもち, 持続 して意欲的に丁寧に作 業を行うことができ 日常会話はほぼ理解 でき 言葉掛けがあると, 一つの指示で一つ行動 することができ 質問をすることがあ るが, 相手が答えよう としたときには, 興味 は既に他に移っている ことがあ 自分の思いや考えを 言葉で分かりやすく相 手に伝えることが苦手 であ 特別支援学校学習指導要領解説総則編等 ( 幼稚部 小学部 中学部 ) ( 平成 21 年 ) によれ ば, 生活単元学習は 児童生徒が生活上の目標を達成したり, 課題を解決したりするために, 一連の活動を組織的に経験することによって, 自立的な生活に必要な事柄を実際的 総合的に 学習するもの であり, 児童生徒の学習活動は, 生活的な目標や課題に沿って組織されること が大切である と示されてい 本単元では, カレンダー作りを通して共同制作の喜びを味わわせ, 日常生活においてカレン ダーを活用しようとする態度を育てるために適していまた, 季節ごとの日本の伝統行事や 自然の美しさを表現することができそして, できあがったカレンダーを, 日頃, お世話に なっている人たちに届け, 相手から感想をいただくことで, 成就感や達成感を高めることがで きると考え カレンダーは生活の要であり,1 年ごとに更新するという特性をもっていそのため, 多 様な相手に継続して届けることができ生徒にとっては誕生日などの楽しい情報や生活の見 通しをもつことができる情報を提供してくれる身近なアイテムであるため, 生徒が意欲や関心 をもって学習に取り組むことが期待できまた, 毎年, 同じ手順で制作していくことができ ることから, 見通しをもって活動することができ

(3) 指導観指導に当たっては, 単元の導入でこれまでの学習を写真や実物で振り返り, カレンダー作りの計画を立てることで, 活動への見通しをもち, 主体的に取り組むことができるようにす平成 27 年度のカレンダーの原画は, 生徒がこれまでに学習したことのある日本唱歌を取り入れ, 歌詞からイメージがわくようにさせ, さまざまな表現技法を体験させさらに, 今回, 12 月のパネルを制作させることで最上級生としての役割を自覚させ, その役割を意識して活動させたい カレンダーを配る活動では, 人とのやりとりを通して, 他者に喜んでもらう経験から成就感や達成感を感じさせたい このような学習を通して, 自分が頑張って作ったカレンダーを楽しみにしている人がいるという喜びや達成感を感じさせ, 生徒の自己評価を高め, もっと頑張ろう もっとできるようになりたい という意欲へとつなげたい また, 生徒が見通しをもって主体的に取り組むことができるように場を設定し, 自分の力で活動しているという思いを高めるよう指導に当たりたい 6 単元の目標 カレンダー原画を制作する活動を通して, 安全に道具を扱うことができ 季節のイメージをもつことができ カレンダーを活用できるようにな カレンダー作りを通して, 自分で作業をすることができ 人に働き掛け協力することができ 7 指導と評価の計画 指導と評価の計画 ( 全 35 時間 ) 次 第 一 次 第 二 次 学習内容 学習の計 画を立て よう カレンダーをつくろう ( 本時 5/22) 時 間 5 22 生徒 A 平成 27 年のカレンダーの テーマ 日本唱歌 をもと に, カレンダー作りに興 味 関心をもってい テーマをもとに, 複数の 日本唱歌の中から各月の歌 を話し合いながら季節のイ メージをもって決めてい 暦の学習を通して, カレ ンダーの元号, 月, 日付と 祝日を色分けして書いてい 評価規準 生徒 B 平成 27 年のカレンダーの テーマ 日本唱歌 をもと に, カレンダー作りに意欲 的であ テーマをもとに, 季節に 応じた各月の歌を話し合い ながら季節のイメージをも って選んでい 暦の学習を通して, カレ ンダーの元号, 曜日, 日付, 祝日を色分けして書いてい 評価方法行動観察行動観察

歌詞から季節のイメージ 歌詞から季節のイメージ を感じ取り, それらを言葉 を言葉で表現でき で表現でき 指導者の指示により準備 自分で道具の準備をして してい い 手順カードを利用して, チェックカードを利用し 自分の役割, 作業内容及び て, 自分の役割, 作業内容 作業手順等を理解し, 取り 及び作業手順等を理解し, 組んでい 取り組んでい カレンダーの原画を制作 カレンダーの原画を制作 する活動を通して, 安全に する活動を通して, 安全に 道具を扱うことができてい 道具を扱うことができてい 人に働き掛けながら, 作 お互いに協力してカレン 業をすることができてい ダーの原画に山や雪のパー ツを貼るなどの作業ができ 困ったときに自ら 分からないので教えてください と言ってい 各月のカレンダーを手順 各月のカレンダーを手順 第三次 カレンダーを製本しよう 5 どおり重ねて仕上げてい はさみやホッチキスを使 どおり重ねて決められた時間内に仕上げてい 道具を使用して, カレン 行動観察 用して, カレンダーを製本 ダーを丁寧に製本してい してい 届け先を調べたり, メッ 届け先のリストに従っ 第四次 カレンダーをくばろう 3 セージを書いたりしてお世 話になった方にカレンダー を届けて感謝の気持ちを伝 て, カレンダーを届けて感謝の気持ちを伝えてい 行動観察 えてい

8 本時の目標 (1) 全体の目標 カレンダーの原画制作を通して, お互いに協力して作業することができ 手順カード等を利用して, 自分の役割, 作業内容を理解し, 取り組むことができ (2) 個々の目標 生徒これまでの様子目標 A B 言葉だけの指示では理解が難しい 困ったことや分からない時に尋ねるこ とが難しい 人と協力して活動することが苦手であ り, 自分勝手に作業を進めようとするこ とがあ自分なりのやり方をすること があ 作業内容や作業手順が理解できれば, 丁寧に作業することができ カレンダー作りに関心があ ファンタジーの世界を話すことが多 く, 時間的な観念がない 返事はするが, 指示を理解していなかったり, 聞き間違 いがあったりすることがあ 指導者に対して, 特定の言い方であれ ば報告することができるが, 自分から進 んで報告することは少なく, 指示待ちに なりやすい 周囲に意識が移りやすいが, 好きな絵 を描く活動は継続して丁寧に行うことが でき 自然や行事に関心をもち, 自分なりに 工夫して制作活動をす 手順カードを利用して, 自分の役 割, 作業内容及び作業手順等を理解 し, 取り組むことができ 困ったときに自ら 分からないの で教えてください と言うことが でき チェックカードを利用して, 自分の役割, 作業内容及び作業手順等を理解し, 取り組んでい ペアを組み, 生徒 A と二人でカレンダーの原画に山や雪のパーツを運んだり, 貼ったりするなどの作業ができ 9 準備物パネル, クラフトパンチ, 原画の材料, 両面テープ, はさみ, ボンド, のり学習シート, タイマー, 手順カード, イーゼル, これまでに制作したカレンダーの原画プロジェクター, パソコン,CD

10 学習過程 学習活動 1 始めの挨拶をす (2 分 ) 指導上の留意事項 ( 課題 支援 評価規準 ( 方法 )) A B 全体 まわりの状況を確認して号令を掛けさせ 2 本時のめあてを確認す (8 分 ) 昨年のカレンダー作りを思い出させることで関心を高め 3 準備と手順の確認をす (3 分 ) 4 カレンダーを作 (20 分 ) 号令を掛け スキー を元気よく歌うことで活動の意欲を高め ホワイトボードの文字を手掛かりにめあてを学習シートに記入させ 手順カードを利用して, 見通しをもたせ 〇必要な材料を準備した箱に入れるておく 指導者の指示により準備することができたか 手順カードを利用して, できたことを報告させ 木と家のパーツを番号順に貼り付けさせ クラフトパンチを使用して雪の結晶を作っ 姿勢を正して お願い します と声に出して 言う 学習の始まりを意識させ ホワイトボードに注目し, めあてや学習内容を知 昨年のカレンダー作りを思い出させることで学習の動機づけとす スキー を歌うことで学習のねらいを意識させ 学習シートに一人でめあてを記入させ チェックカードを利用し, 説明されたやり方で指示通りさせ〇分からないときは指導者に尋ねるよう指示す 自分で準備することができたか 協力してパネルに雪と山とリフトのパーツを貼 所定の位置に貼ることができるように完成図を利用させ サイズの異なる雪だるまとスキーをしている人のパーツを番号順に貼り付けさせ あいさつにより学習の始まりを意識させ 学習している暦について触れ, 意識を高め 昨年作ったカレンダーを見せて, 意識を高め 12 月のカレンダー作りを簡単に説明す 日本唱歌 スキー を歌い, 意欲を高め めあてを確認させ, 学習シートに記入させ 準備ができたら報告するよう言葉掛けを行い, 確認す 活動の時間に見通しがもてるように, タイマーで活動の終わりを示す

て, パネルに散らさせ 手順カードを利用して, 自分の役割, 作業内容及び作業手順を理解し, 取り組むことができたか 困ったときに自ら 分からないので教えてください と言うことができたか 最後に, 朝日のパーツを貼り付けさせ チェックカードを利用して, 自分の役割, 作業内容及び作業手順等を理解し, 取り組むことができたか ペアを組み, 生徒 A と二人でカレンダーの原画に山や雪のパーツを運んだり, 貼ったりするなどの作業ができたか 5 片付けをす (5 分 ) 使用した道具を所定の位置に片付けさせ 使用した道具を所定の位置に片付けさせ パネル原画を鑑賞できる位置に配置す 6 振返り (10 分 ) 困っていたら指導者の言葉掛けにより, めあてに対するがんばったところや工夫したところを学習シートに記入させ 学習シートに記入した内容を読んで発表させ 相手に伝わるようにゆっくりはっきりと発表することができたか めあてに対するがんばったところや工夫したところを自分の言葉で学習シートに記入させ 学習シートをもとに, 自分の言葉で発表させ 相手に伝わるように分かりやすく発表することができたか がんばったところ, 工夫したところを発表させ称賛す 本時の目標を達成できたか評価す 7 終わりの挨拶をす (2 分 ) 姿勢を正して ありがと うございました と声 号令を掛け 挨拶により学習の終わりを意識させ に出して言う 姿勢を正して挨拶させ 学習の終わりを意識させ

11 板書計画 今日の学習の流れ めあて めあて じゅんび カレンダーをつくろう カレンダーづくり かたづけ ふりかえり 1 2 教室配置図 出 ホワイトボード ( 移動式 ) 入 口 テーブル 衝 立 キッチン 三段ボックス B A ロッカー B 机 A 机 生徒ロッカー 出 入 口 教卓 ホワイトボード ( 黒板 ) 畳スペース