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平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

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高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の

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ンパ浮腫外来業務および乳腺外来業務で全日および半日をそれぞれ週に 2 日に変更する さくら 9 は現状の外来業務として平日の全日に 4 名を助勤しているが これに加え さらに輸血業務として 1 名を助勤し 計 5 名を助勤していきたいと考えている さくら 8 は新たに児童精神科外来業務として全日を週

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27 年度調査結果 ( 入院部門 ) 表 1 入院されている診療科についてお教えください 度数パーセント有効パーセント累積パーセント 有効 内科 循環器内科 神経内科 緩和ケア内科

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医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

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介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

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1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

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平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2


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2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

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透析看護の基本知識項目チェック確認確認終了 腎不全の病態と治療方法腎不全腎臓の構造と働き急性腎不全と慢性腎不全の病態腎不全の原疾患の病態慢性腎不全の病期と治療方法血液透析の特色腹膜透析の特色腎不全の特色 透析療法の仕組み血液透析の原理ダイアライザーの種類 適応 選択透析液供給装置の機能透析液の組成抗

心臓血管外科カリキュラム Ⅰ. 目的と特徴心臓血管外科は心臓 大血管及び末梢血管など循環器系疾患の外科的治療を行う診療科です 循環器は全身の酸素 栄養供給に欠くべからざるシステムであり 生体の恒常性維持において 非常に重要な役割をはたしています その異常は生命にとって致命的な状態となり 様々な疾患

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訪問審査当日の進行表 審査体制区分 1: 主機能のみ < 訪問 2 日目 > 時間 内容 8:50~9:00 10 分程度休憩を入れる可能性があります 9:00~10:30 薬剤部門 臨床検査部門 画像診断部門 地域医療連携室 相談室 リハビリテーション部門 医療機器管理部門 中央滅菌材料部門 =

平成19年度 病院立入検査結果について

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

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平成30年度 患者様満足度調査 【外 来】

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

2

密封小線源治療 子宮頸癌 体癌 膣癌 食道癌など 放射線治療科 放射免疫療法 ( ゼヴァリン ) 低悪性度 B 細胞リンパ腫マントル細胞リンパ腫 血液 腫瘍内科 放射線内用療法 ( ストロンチウム -89) 有痛性の転移性骨腫瘍放射線治療科 ( ヨード -131) 甲状腺がん 研究所 滋賀県立総合病

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

07佐渡


3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

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2009年8月17日

第1回 障害者グループホームと医療との連携体制構築のための検討会

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豊川市民病院 バースセンターのご案内 バースセンターとは 豊川市民病院にあるバースセンターとは 医療設備のある病院内でのお産と 助産所のような自然なお産という 両方の良さを兼ね備えたお産のシステムです 部屋は バストイレ付きの畳敷きの部屋で 産後はご家族で過ごすことができます 正常経過の妊婦さんを対

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地域生活サポートセンターいこな

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正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

認知症医療従事者等向け研修事業要領

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

平成 29 年度九段坂病院病院指標 年齢階級別退院患者数 年代 10 代未満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代以上 総計 平成 29 年度 ,034 平成 28 年度 -

Transcription:

大隅鹿屋病院 年 報 年 医療法人愛心会

医療法人愛心会大隅鹿屋病院 89- 鹿児島県鹿屋市新川町 8 番 TEL99-- FAX99--9

年報の発刊によせて 医療法人愛心会大隅鹿屋病院院長井戸弘毅 昭和 年 8 月 日の開院から 8 年が経とうとしています 私が院長に就任してからまだ 年余りではありますが 当院を取り巻く医療環境は大きく変ろうとしています 開院当初からありました医師会との確執は次第に解消され 平成 8 年 8 月から鹿屋医師会の当番医制度に当院も加わる事となりました 医師会の先生方とは今後も大隅半島住民の健康を守るという同じ立場から 更なる強固な連携を行い 地域の皆様が安心して暮らせる医療環境の構築に努力していく所存です 当院は 床を抱える大隅半島最大の病院です このため地域医療における責任は重く 医療ネットワークの中心的役割を果たす必要があり 病病連携と病診連携を積極的に進めております 外来待合室には 地域の医療機関の施設内容を記載したパンフレットを設置し 当院を受診された地域住民の方々への医療情報提供に役立たせております 今後の目標は 地域医療機関と綿密な連携を行ない 慢性期の患者様は積極的に逆紹介を行うことにより 当院の機能をより急性期に特化させ 地域完結型の医療を大隅半島で確立することです 具体的には心臓疾患 脳血管疾患 癌などの患者様に対して かかりつけ医から専門医療機関へのガイドラインが明示された医療ネットワークを構築し より効果的な地域医療を目指していきます 私が考える病院の経営の基本理念は良質な医療を提供することにあります 各職員が良質な医療を求めて資質向上を図る事はもちろんですが 良質な医療であっても提供のあり方によっては患者様の信頼をも失いかねませんので どのようにすれば患者様が満足されるのかという事を常に念頭において心がけていきたいと思います 良質な医療を提供するのはあくまでも現場で働く職員です このため働く環境を常に整備し 職員が基本的理念に基づいた前向きな姿勢で やりがいのある環境作りを心がけていきます また 病院内で行われる医療やそれ以外の業務上のサービスは多岐にわたり 色々な職種が常に連携することにより患者様に届けられています このためチームとしての医療ができなければ良質な医療を行うことできません 大隅鹿屋病院では 効果的 効率的なチーム医療を実践できるよう 医療サービスの機能に則した多くの委員会を通して職種横断的に業務の見直しを計り 患者様によりよいサービスを提供できるよう努力しております 人と人との出会いがそうであるように 患者様と病院スタッフとのコミュニケーションがより円滑に機能するため 挨拶 を日々心がけ 細やかな接遇を意識して今後も地元住民の皆様との連携を図り誰でも平等に最善の医療が受けられるよう努力していく所存です

目 次 序文 病院長 年報の発刊によせて 英. 沿革 衛. 病院の理念 Ⅲ. 病院の基本方針 Ⅳ. 病院の運営方針 Ⅴ. 病院の現況. 診療科目. 許可病床数. 施設概要. 病院概要. 組織図. 各種委員会一覧. 学会認定一覧 8. 施設基準 9. 医療機器. 患者数及び手術件数 Ⅵ. 大隅鹿屋病院研究業績目録 Ⅶ. 診療部 Ⅷ. 副診療部 Ⅸ. 看護部 Ⅹ. 事務部 越. 各種委員会 閲. 職員名簿 8 - -

Ⅰ. 沿革 昭和 年 月 病院開設許可 ( 床 ) 月 病院使用許可 8 月 開院 盛岡康晃院長就任 東 ( 外科 ) 東 ( 内科 ) 開棟 手術室 透析室開設 9 月 西 ( 整形外科 ) 開棟 階 ( 産科 小児科 ) 開棟 月 西 ( 内科 ) 開棟 平成元年 月 ICU 開棟 月 東 ( 脳外科 ) 開棟宮路重和院長就任 平成 年 月 基準看護 特 類承認救急病院指定 平成 年 月 基準看護 特 類承認 平成 年 月 健康友の会発足 平成 年 月 特別管理加算届出の受理 8 月 高気圧酸素治療装置導入 9 月 老人デイケア開設 ( 単位 ) 耳鼻科開設 月 ヘリカル CT 導入 平成 年 月 フィリップス シネアンギオ装置導入 月 佐藤耕造院長就任医療法人愛心会設立許可 8 月 新看護 対 (B 加算 ) 対 看護補助加算の届出の受理 9 月 老人デイケア 単位届出の受理 月 病床 床届出の受理 月 橋口良一院長就任 平成 8 年 月 老人デイケア 単位届出の受理 月 イマトロン CT 導入 月 新看護. 対 (B 加算 ) 対 看護補助加算届出の受理 月 デイケア 単位届出の受理 平成 年 月 日帰り手術センター開設 月 MRI(. テスラ ) 導入 平成 年 月 歯科口腔外科開設 平成 年 月 通所リハビリテーション 介護療養型医療施設 訪問看護の指定 月 心臓血管外科開設 平成 年 月 新井英和院長就任 平成 年 8 月 井戸弘毅院長就任 平成 年 月 西 ( 療養病棟 ) 開棟 月 臨床研修病院指定 平成 年 月 亜急性期病棟届出の受理 平成 年 8 月 新井英和院長就任 平成 年 月 特定集中治療室管理料届出の受理 - -

平成 年 月 井戸弘毅院長就任マルチスライス CT 導入 8 月 特殊疾患療養病棟届出の受理 9 月 障害者施設等入院基本料届出の受理心疾患リハビリテーション届出の受理 月 介護療養病棟 ( 床 ) を医療療養病棟 ( 床 ) へ変更 平成 8 年 月 一般病棟入院基本料 対 届出の受理 Ⅱ. 理念 生命を安心して預けられる病院 健康と生活を守る病院 Ⅲ. 基本方針 プライマリケアから高度先進医療まで一人一人に最善な医療を提供します 年中無休 時間オープン で救急医療を提供します 患者様の権利を守るため 情報提供を積極的に行い 十分な説明と同意に心がけます 患者さまのプライバシーを尊重します 地域の医療 福祉機関との連携を密接に行い 一人一人の患者様に適した医療 福祉を受けられるようにします 病気の治療だけではなく 健康増進と病気予防を推進します 全職種が協力してチーム医療を行うとともに 安全管理の徹底に努め 患者様が安心できる医療の提供を目指します 医療技術 診療態度の向上に絶えず努力します - -

Ⅳ. 運営方針 教育 研修の推進 時間救急体制の確立 専門医療の推進 医療 福祉における地域への積極的貢献 キーワード. 年間目標大隅鹿屋病院理念の遵守 実践. より強固な連携の推進 運営方針. 診療 ) 診療部門の強化 ( 適切な病床利用 医局の充実 ) ) 救急部門の充実 ) 診療録管理の強化 )EBM( 診断と治療 ) の実践 )DPC 導入に向けての体制作り ) クリニカルパス法の充実 ) 医療安全管理部門の強化 院内感染防止対策の徹底 8) 個人情報保護指針の徹底 9) 医療連携の強化 特に紹介 逆紹介の推進 ) 病床管理の効率化. 研修および研究 ) 臨床研修 臨床試験の効率化と水準向上 (CRC の育成 ) ) 研修医およびレジデント教育の充実 ( 屋根瓦方式 CPC の充実 ) ) 臨床研修義務化を受けて 求められる研修医の教育 育成 ) 基幹施設としての各種講習会 研究会の参加 指導 ) 看護師教育研修のレベルアップ ) ゲノム研究 治験 オンコロジーへの積極的参加. 患者サービス ) 案内 説明など親切で優しい接遇 フロアマネージャーの充実 強化 ) 待ち時間対策への取り組み ) 清潔かつ安全で快適な院内環境の設備. 経営改善 ) 病床稼働率の向上と在院日数の短縮の両立を図る病床病棟管理手法の追求 ) 在庫管理の徹底 ) 保険診療遵守 請求漏れ防止 ) 未収金対策の徹底.IT 化推進 ) オーダリングの導入 )EBMの支援 ) チーム医療のためのコミュニケーション強化 ) 診療 研究 教育 経営を支援する迅速な情報処理 ) ホームページの充実 - -

Ⅴ. 病院の現況. 診療科目内科 心療内科 呼吸器科 消化器科 循環器科 リウマチ科 小児科 外科 整形外科 形成外科 脳神経外科 心臓血管外科 泌尿器科 肛門科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科口腔外科 麻酔科. 許可病床数 床 ( 一般 床療養型 8 床 ). 施設概要 敷地面積,9 平方メートル (,8 坪 ) 建物面積,99. 平方メートル 延床面積,. 平方メートル (, 坪 ) 構 造 鉄筋コンクリート造 階建. 病院概要 F F F F F F 外来診療室 泌尿器科 耳鼻咽喉科 歯科口腔外科 リハビリ室 生理検査室 内視鏡室 レントゲン室 鍼灸室 居宅介護支援事業所 医療相談室 医事課 薬局 資材係 厨房 売店 階病棟 ICU 手術室 中央材料室 医局 検査科 臨床工学科 総務課 地域連携課 診療情報管理室 図書室 講義室 院長室 副院長室 看護部長室 医療安全管理室 教育管理部 階東病棟 階西病棟 階東病棟 階西病棟 階東病棟 階西病棟 高気圧酸素室通所リハビリ 透析室 名 称 医療法人愛心会大隅鹿屋病院 理事長 徳田眞理 病院長 井戸弘毅 管理者 井戸弘毅 開 設 昭和 年 8 月 日 所在地 89- 鹿児島県鹿屋市新川町 8 番地 代表電話 TEL99- - FAX 99- - 9 交通機関 鹿屋バスセンターから車で 分 - -

- -. 組織図

. 各種委員会 - -

. 学会認定一覧厚生労働省臨床研修指定病院救急指定病院日本内科学会教育関連施設認定日本胸部外科学会認定医認定制度関連施設三学会構成心臓血管外科専門医認定関連施設日本プライマリ ケア学会認定医研修施設日本超音波医学会認定超音波専門医制度研修施設日本循環器学会研修施設日本インターベンション学会研修施設日本外科学会専門医修練施設日本消化器外科学会専門医修練関連施設 8. 各種届出事項施設基準一般病棟入院基本料 対 入院基本料障害者施設等入院基本料 対 入院基本料亜急性期入院医療管理料療養病棟入院基本料 療養病棟療養環境加算 看護補助加算 特殊疾患入院施設管理加算 (9 床 ) 救急医療管理加算栄養管理実施加算医療安全対策加算褥瘡患者管理加算臨床研修病院入院診療加算診療録管理体制加算重症者等療養環境特別加算特定集中治療室管理料無菌製剤処理加算心臓カテ血管内視鏡検査加算歯科疾患総合指導料 ( 英 ) 歯科治療総合医療管理料地域歯科診療支援病院歯科初診料補綴物維持管理料単純 CT( マルチスライス型 ) 単純 MRI(. テスラ以上 ) 呼吸器リハビリテーション料 ( 英 ) 運動器リハビリテーション料 ( 英 ) 心大血管疾患リハビリテーション料 ( 衛 ) 脳血管疾患等リハビリテーション料 ( 衛 ) 薬剤管理指導料輸血管理料 ( 英 ) 経皮的冠動脈形成術 ( 高速回転式経皮管アテレクトミーカテーテルによるもの ) 経皮的中隔心筋焼灼術ペースメーカー移植術 - 8-

ペースメーカー交換術 ( 電池交換を含む ) 大動脈バルーンパンピング法 (IABP 法 ) 肺悪性腫瘍手術等食道切除再建術等肝切除術等入院時食事療養費 ( 英 )( 食につき ) 9. 医療機器 マルチスライス CT 心血管撮影装置 ( フィリップス社製 ) Dicom ネットワーク RI(SPECT) 遠隔ビデオカンファレンス電子スコープ ( 台 ) 汎用血管撮影装置 (GE 社製 ) 超音波診断装置 ( 台 ) 高気圧酸素装置. 患者数及び手術件数 外来患者数 延べ入院患者数 新入院患者数 救急搬入件数 手術件数 心臓カテ件数 内視鏡件数 平成 年, 人 98,8 人, 人, 件, 件 9 件,9 件 平成 年, 人, 人, 人,8 件, 件,9 件,8 件 - 9-

Ⅵ. 大隅鹿屋病院研究業績目録 年 ( 平成 年 ) 論文発表および誌上投稿 )NakayamaY,SakataR.UraM,ItohT.Long-term resultsofcoronaryarterybypassgraftingin patientswithrenalinsuficiency.annthoracsurg;:9-. 学会発表 )Phleboscleroticcolitis の 例 井戸弘毅 木村圭一 磯野紀仁子日本超音波医学会九州地方会 年 9 月 日 ( 久留米市 ) ) 鎖骨下動脈盗血症候群を伴う CABG 古賀清和 中山義博 峰松紀年第 回日本胸部外科学会九州地方会 年 月 ( 久留米市 ) ) 内膜亀裂を認めなかった急性大動脈解離 峰松紀年 中山義博 古賀清和第 回日本胸部外科学会九州地方会 年 月 ( 久留米市 ) ) 透析患者に対する CABG の成績と問題点 動脈グラフトか静脈グラフトかー 中山義博 坂田隆造 腰地孝明 CCT モーニングセッション 年 月 ( 神戸市 ) ) 早期血栓閉塞型 A 型急性大動脈解離に対する急性期外科的治療の検討 峰松紀年 中山義博 古賀清和第 9 回日本循環器学会九州地方会 年 月 ( 別府市 ) ) 心房スクリューインリード使用経験の検討 鐘ヶ江靖夫 新井英和 野村勝政第 9 回日本循環器学会九州地方会 年 月 ( 別府市 ) 年 ( 平成 年 ) 論文発表および誌上投稿 ) 関節リウマチが原因と考えられた大動脈弁閉鎖不全症の 例峰松紀年 吉戒勝 蒲原啓司 富満信二胸部外科 ;:9-9 ) 体外循環下に血行再建を行った急性上腸管膜動脈閉塞症による腹部 angina の 治験例中山義博 峰松紀年 古賀清和日心外会誌 ;:- ) 右内胸動脈の血流不全から再手術を要した CABG の 例中山義博 須田久雄 片山雄二 峰松紀年胸部外科 ;:- ) 上行大動脈への送血管挿入時に発症した StanfordA 型急性大動脈解離中山義博 峰松紀年 古賀清和胸部外科 ;:889-89 )IdoK,IsobeK,KimuraK.CaseofHemorrhagicPancreaticpseudocystinwhichultrasoundimaging wasuseful.journalofmedicalultrasonics;:- - -

学会発表 ) 外科的治療を施行した活動期自己弁感染性心内膜炎に対する検討 古賀清和 中山義博 峰松紀年第 9 回日本循環器学会九州地方会 年 月 ( 熊本市 ) ) 稀な形態を呈した大動脈解離の 例 峰松紀年 中山義博 古賀清和第 回日本胸部外科学会九州地方会 年 月 ( 宮崎市 ) ) 稀な経過をした急性 B 型大動脈解離の 例 古賀清和 中山義博 峰松紀年第 回日本胸部外科学会九州地方会 年 月 ( 宮崎市 ) ) 超高齢者 (8 歳以上 ) に対する慢性上行大動脈解離の 手術例 高松正憲 峰松紀年 中山義博第 8 回日本血管外科学会九州地方会 年 8 月 ( 長崎市 ) ) 下肢虚血を合併した A 型大動脈解離 峰松紀年 中山義博 高松正憲第 8 回日本血管外科学会九州地方会 年 月 ( 福岡市 ) ) 医療法人愛心会大隅鹿屋病院歯科口腔外科における開設後 年間の臨床統計的観察 古川泰之 金本政樹 他第 回日本口腔科学会九州地方会 年 月 ( 熊本市 ) 年 ( 平成 年 ) 論文発表および誌上投稿 ) 大腿ヘルニア嵌頓手術時 環納された嵌頓腸管の viability を腹腔鏡補助下に診断した 例井戸弘毅 城間伸雄 木村圭一 他手術 ;9:- ) 舌筋の繊維束性攣縮により椎骨動脈瘤が発見された片側性舌下神経麻痺の 例中山秀樹 金本政樹 他日口外会誌 ;:- 学会発表 ) ペースメーカーリード感染に対し人工心肺下に抜去術を施行した 例 高松正憲 峰松紀年 中山義博第 98 回日本循環器学会九州地方会 年 月 ( 福岡市 ) ) 8 歳以上の超高齢者に対する開心術 高松正憲 峰松紀年 中山義博第 8 回日本胸部外科学会九州地方会 年 月 ( 鹿児島市 ) ) 意識障害にて発症した A 型大動脈解離 峰松紀年 中山義博 高松正憲第 8 回日本胸部外科学会九州地方会 年 月 ( 鹿児島市 ) - -

年 ( 平成 8 年 ) 論文発表および誌上投稿 ) PD 不毛の地 でのゼロからの挑戦田村幸大 谷口将太郎透析ケア vol.;9:- 学会発表 )Thefive-in-sixsystem toelongateguidingcatheterarm forapatientwithalargeaorticroot:acase report YasuoKanegae,ShigeruSaito,TakafumiKoga 第 回日本心血管インターベンション学会学術集会 年 月 ( 福岡市 ) ) 多発性骨髄腫を合併した僧帽弁弁置換術の 例 野口亮 中山義博 永末裕友 永田武士 峰松紀年 生野俊治第 回日本循環器学会九州地方会 年 月 ( 鹿児島市 ) ) 偽腔開存型へ移行した血栓閉塞型急性大動脈解離の 例 永末裕友 中山義博 峰松紀年 野口亮第 回日本循環器学会九州地方会 年 月 ( 鹿児島市 ) ) インフルエンザ感染を契機に診断された下垂体前葉機能低下の 例 田村幸大 古賀敬史 鐘ヶ江靖夫 山中聡第 回日本内科学会九州地方会 年 月 ) 超音波検査で診断できたメッケル憩室反転による腸重責の 例 井戸弘毅 城間伸雄 奥田澄夫 他第 回腹部救急医学会総会 年 月 ( 東京 ) 8) 腎不全教室を始めよう! 田村幸大第 回大隅地区透析セミナー 年 月 ( 鹿屋市 ) 9) 急性大動脈解離の診断と治療 中山義博第 回大隅循環器研究会 年 月 ( 鹿屋市 ) ) 心房中隔ペーシングの検討 鐘ヶ江靖夫 古賀敬史第 回日本不整脈学会学術大会 年 月 ( 東京 ) ) 経験値ゼロからの腹膜透析の歩みと興味深い PD テストの 症例 田村幸大第 回鹿児島県在宅透析研究会 年 8 月 ( 鹿児島市 ) ) 右冠動脈近位部の慢性完全閉塞 (CTO) に対し逆行性アプローチを用いて PCI に成功した 症例 鐘ヶ江靖夫 齋藤滋 古賀敬史第 回日本内科学会九州地方会 年 8 月 ( 鹿児島市 ) ) 冠動脈起始異常を伴う急性冠症候群に対し infrguidingsystem が有効であった 症例 古賀敬史 鐘ヶ江靖夫 田村幸大 劉孟儒 中山義博 高岡純一郎第 回日本内科学会九州地方会 年 8 月 ( 鹿児島市 ) )HeparinInducedThrombocytopenia(HIT) が原因と考えられる CypherStent 留置後の急性閉塞にアルガドロバンが著効した 例 古賀敬史 鐘ヶ江靖夫 田村幸大 劉孟儒 中山義博第 回日本内科学会九州地方会 年 8 月 ( 鹿児島市 ) ) 診断に超音波検査が有用であったメッケル憩室反転による腸重責の 例 山下麻衣子 井戸弘毅 徳村寿 他日本超音波医学会九州地方会 年 9 月 ( 宮崎市 ) - -

)Thefive-in-sevensystem forcoilembolizationofcoronaryartery-lⅤ fistula:acasereport YasuoKanegae,MikioAsato,ShigeruSaito,TakafumiKoga CCT 年 9 月 ) 高度狭窄病変でのガイドワイヤー通過困難例に対し Tornus の使用が有用であった 症例 鐘ヶ江靖夫 田中省三 古賀敬史 年 月 ( 福岡市 ) 8)TRI 時に腕頭動脈の蛇行により FrGC が操作困難で FrGC の使用が極めて有効であった 症例 鐘ヶ江靖夫 古賀敬史第 回日本循環器学会九州地方会 年 月 ( 福岡市 ) 9) 妊娠中の下顎骨骨折患者に対する全身麻酔下治療経験 碇竜也 金本政樹 中井大史第 回日本口腔外科学会総会 年 月 ( 北九州市 ) ) 急性膵炎を契機に発見された無黄疸の十二指腸乳頭部癌 井戸弘毅 城間伸雄 利光鏡太郎 他日本臨床外科学会総会 年 月 ( 広島市 ) ) 腹腔内遊離ガスを認めた子宮瘤膿腫の 例 前田裕子 井戸弘毅 城間伸雄 他日本臨床外科学会総会 年 月 ( 広島市 ) - -

診療部 - -

内科内科医長田村幸大 内科は循環器を除くすべての内科領域を対象として診療しております 私が平成 年 月に鹿屋に赴任した当時は内科常勤医不在の状態で 内科常勤医 人の状態からスタートしました 平成 年も状況はあまり変わらず 相変わらず人手不足の中での苦しい診療が続きました その中でも療養型病棟担当医として渡部先生が赴任され 外来 病棟で助けられました それに続く平成 年の 年間を振り返ってみたいと思います ~ 月はインフルエンザの大流行 他の医療機関からの重症患者の多数の紹介という非常に多忙である中 酒井先生 ( 現在大宮社会保険総合病院内科 ) 水谷先生( 札幌徳洲会病院消化器内科 ) 当院循環器科 福岡徳洲会病院内科の協力もあり 何とか診療体制を維持する事が出来ました 特に連日 昼も夜もなく奮闘していただいた酒井先生の力が無ければ 乗り切れなかったと思います 常に人手不足で苦しんでいる中 月からは福岡徳洲会病院の初期研修を終えた劉先生が 月からは岡部先生 谷口先生が仲間に加わりました 同時期から 茅ヶ崎徳洲会病院 八尾徳洲会病院 福岡徳洲会病院からの僻地離島研修の先生方も勉強に来られ それまでの冬の時代とは一変し余裕のある診療体制を敷く事が出来ました その勢いで 平成 8 年度から日本内科学会認定医制度教育関連施設に認定される事になりました 大隅半島唯一の認定関連施設になれたのは 厳しい診療体制を支えてくれた酒井先生 岡部先生 谷口先生 劉先生の力が大きかったと思います - - 内科の特徴としては なんでもあり の内科という点に尽きます 高齢者の肺炎 尿路感染が多いのは当然として 糖尿病のコントロール 肺癌の診断 治療 各種膠原病の診断 治療 血液疾患の化学療法 腎不全の診断 透析管理など幅広く行っております また 平成 年 8 月から取り組み始めた腹膜透析は順調に導入数が増えております 大隅半島唯一の腹膜透析を行っている施設として各種講演 学会報告や医学雑誌への原稿掲載の機会に恵まれております 慣れない治療に協力して頂いた谷口先生 カテーテル植え込みでいつもお世話になっている当院外科スタッフ 常により良いケアの方法を考えて頂いた 階東病棟 腎臓外来 透析室のスタッフに感謝しております 診療. 外来部門 月から 月は 診療体制で 循環器科 福岡徳洲会病院内科の応援を頂きました 月以降は 診体制が可能となり 待ち時間の短縮に繋がりました 一日平均外来患者数 99 名 月平均紹介件数 件となっております また 保存期腎不全患者 腹膜透析患者の増加に伴い 通常の外来での対応が困難となり 月から週 回 腎臓外来を開始しました こちらは 腎臓病教室とリンクして良い腎不全管理に繋がっています. 病棟部門年間延べ新入院患者数 9 名 一日平均入院患者数 名 平均在院日数 9.9 日でした どこの急性期病院も同じ悩みを抱えているのでしょうが 高齢者の肺炎治癒後のADL 低下 経口摂取低下のため入院期間が長引いたり 心肺停止蘇生後に呼吸器から離脱困難となり転院先が見つからずに入院が継続されたりする例が多く 回転をよくする方法は無いものかと悩んでおります 特にインフルエンザが流行していた時期は 満床状態となり救急の受け入れに支障を来たした事も度々ありました 時間重症患者受け入れを可能にする為には 出口の確保が必要であり 出口が無い中で無制限に入り口を開けておけば 診療体制が破綻することは時間の問題では無いかと心配しております

. 検査体制岡部先生 谷口先生 劉先生が上下部消化管内視鏡の習得に熱心で 内視鏡検査の件数増加に貢献してくれました 気管支鏡に関しては田村が行ってきましたが 木曜日の一日のみで上部消化管内視鏡検査終了後に行うという制約もあり 年間 件程度にとどまっております 症例によっては経皮的肺生検も行いました 教育活動 医師数の増加 解剖施行によって 内科学会認定医制度教育関連施設の認定基準を満たせた事が明るい話題でした しかし 多忙を理由に十分にカンファレンスが行えていない事実もあります 教育関連施設の名に恥じぬよう 教育体制の充実に取り組んで行きたいと考えております 最後に こちらから これしか診れない とは言わず 地域で必要とされているのであれば多少の苦労はいとわず 私たちが診ます と言える内科であり続けたいと思っています - -

外科外科部長利光鏡太郎 当外科は 年 月から新しいチームが入り 名のスタッフ ( 井戸 利光 木村 城間 奥田 ) で, 消化器 一般外科の診療を行っています 胃, 大腸, 食道, 肝臓, 胆嚢, 膵臓などの消化器のほか, 乳腺, 甲状腺, 肺の診療も行っています 病気の根治性はもちろん, 生活の質 (QOL) を考慮した機能温存手術, 腹腔鏡などを用いた低侵襲手術を積極的に行っており 大隅の地においても都会と同等以上の診療ができるように 常に心がけています 年の当科での手術症例は 例でその内訳は以下の通りになっています 年手術症例数 食 道 例 胃 例 小 大 虫 腸 腸 垂 例 例 例 膵 脾 鼠径ヘルニア 例 例 8 例 乳 肛 胆 腺 門 嚢 例 8 例 例 肝 肺 その他 例 8 例 例 - -

- 8- 月 月 月 9 月 8 月 月 月 月 月 月 月 月 胃切除術全麻 腹腔鏡補助下胃部分切除 試験開腹 胃空腸吻合術 腹空鏡補助下小腸部分切除術 小腸部分切除術 大網充填術 腹腔鏡下虫垂切除術 腹空鏡下胆のう切除術 開腹胆のう摘術 総胆管切開術 腹空鏡補助下人口肛門造設術 腹腔鏡下大腸切除術 肝区域切除術 肝部分切除術 胆管空腸吻合術 大腸切除術 人工肛門造設術 直腸切除術 人工肛門閉鎖術 大腸亜全摘術 虫垂切除術 ヘルニア根治術 乳房切除術 吻合部潰瘍部閉鎖術 開腹ラジオ波照射術 腹膜透析チューブ植え込み術 肺葉切除術 鏡視下ブラ切術 腹空鏡下尿膜間切除術 後腹膜膿瘍ドレナージ術 毛巣洞根治術 リンパ節生検 腹腔鏡下イレウス解除術 イレウス解除術 気管切開術 副甲状腺全摘術 副甲状腺亜全摘術 臍ヘルニア根治術 内ヘルニア根治術 植皮術 胸腔鏡下胸膜生検術 穿孔部閉鎖術 内視鏡下食道遺物摘出術 小腸ろう造設術 乳腺腫瘍生検 デブリ PD 脾摘出術 腫瘤切除術 腹腔鏡下副腎摘出術 食道亜全摘術 輸入脚ドレナージ 合計 年手術件数

月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 腰麻 痔ろう根治術 痔核根治術 大腿ヘルニア根治術 ヘルニア根治術 虫垂切除術 腹膜透析チューブ植え込み術 腹壁瘢痕ヘルニア根治術 尿膜間切除術 直腸脱根治術 アンプタ 毛巣洞根治術 膿瘍ドレナージ 経肛門的腫瘍切除術 合 計 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 局麻 気管切開術 CV ポート挿入 CV ポート抜去 腹膜透析チューブ抜去術 腫瘤摘出術 デブリ 開腹胃ろう造設 植皮 異物除去術 乳腺腫瘍生検 リンパ節生検 合 計 全麻腰麻局麻合計 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 8 8 月 - 9-

月別手術件数 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 合計 全麻 腰麻 局麻 合計 8 8 以上のように全身麻酔下での手術件数は 例を超えており 大隅地域での外科疾患治療の中核的役割を担っています 今後ますますこの地域に大きく貢献していくため 最先端の技術 手技を取り入れ 提供できることを目指しています また 情緒と形を重んじ 品格のある態度で診療に臨み 地域住民の信頼が得られるよう日々努力していきます - -

心臓血管外科 副院長中山義博 今回大隅鹿屋病院にて初めて年報が出版されるにあたり一言心臓血管外科の紹介をさせていただきたいと思います 大隅鹿屋病院臓血管外科は平成 年 月から佐賀大学胸部外科 ( 伊藤翼教授 ) からの派遣により 私を含め 人の心臓血管外科医でスタートいたしました 大隅半島唯一の心臓血管外科として多忙な日々ですが情熱のある若い後輩たちに支えられ 何とか使命をはたせているかなという状況です また 麻酔科領域として葉山ハートセンターからも力を貸していただき大変助かっております 最初は私と峰松医師 古賀医師の 人で始め その後高松医師 野口医師らが佐賀大学胸部外科からのローテーションで派遣されてきました 現在は中山 峰松 諸隈の 人体制ですが 平成 8 年 9 月からは佐賀大学胸部外科からの派遣医師が 名増員となりようやく 人体制となります これに伴って症例数のみでなく質の高い医療を地域の皆様に提供すべく努力していく所存です 症例に関しましては幸いなことに医師会の先生方からの患者さんの御紹介もあって初年度から開心術 例 腹部末梢血管手術 例の目標を達成できていますが 医療の精度をあげるためには症例数が非常に大切なので最低でもこの数は維持していきたいと思います また医師として臨床業務のみでなく学術部門も非常に大切なことだと考えて積極的に学会発表や学術論文作成に取り組んでおり まだとても十分とはいえませんが臨床も含めてこれからもがんばっていきますのでよろしくお願いいたします 大隅鹿屋病院心臓血管外科業績 :NakayamaY,SakataR,UraM,ItohT.Long-team resultsofcoronaryarterybypassgraftinginpatients withrenalinsuficiency.annthorac;:9-. : 古賀清和 中山義博 峰松紀年鎖骨下動脈盗血症候群を伴う CABG 第 回日本胸部外科学会九州地方会..( 久留米 ) : 峰松紀年 中山義博 古賀清和内膜亀裂を認めなかった急性大動脈解離第 回日本胸部外科学会九州地方会..( 久留米 ) : 中山義博 坂田隆造 腰地孝昭モーニングセッション : 透析患者に対する CABG の成績と問題点 - 動脈グラフトか静脈グラフトか- CCT..( 神戸 ) : 峰松紀年 中山義博 古賀清和早期血栓閉塞型 A 型急性大動脈解離に対する急性期外科的治療の検討第 9 回日本循環器学会九州地方会..( 大分 ) : 峰松紀年 吉戒勝 蒲原啓司 富満信二関節リウマチが原因と考えられた大動脈弁閉鎖不全症の 例胸部外科 ;:9-9 - -

: 中山義博 峰松紀年 古賀清和体外循環下に血行再建を行った急性上腸間膜動脈塞栓症による腹部 angina の 治験例日心外会誌 ;:- 8: 古賀清和 中山義博 峰松紀年外科的治療を施行した活動期自己弁感染性心内膜炎に対する検討第 9 回日本循環器学会九州地方会..( 熊本 ) 9: 峰松紀年 中山義博 古賀清和稀な形態を呈した大動脈解離の一例第 回日本胸部外科学会九州地方大会..( 宮崎 ) : 古賀清和 中山義博 峰松紀年稀な経過をした急性 B 型大動脈解離の 例第 回日本胸部外科学会九州地方大会..( 宮崎 ) : 中山義博 須田久雄 片山雄二 峰松紀年右内胸動脈の血流不全から再手術を要した CABG の 例胸部外科 ;:- : 高松正憲 峰松紀年 中山義博超高齢者 (8 歳以上 ) に対する慢性上行大動脈解離の 手術例第 8 回日本血管外科学会九州地方会.8.( 長崎 ) : 中山義博 峰松紀年 古賀清和上行大動脈への送血管挿入時に発症した StanfordA 型急性大動脈解離 胸部外科 ;:889-89 : 峰松紀年 中山義博 高松正憲下肢虚血を合併した A 型大動脈解離第 8 回日本血管外科学会九州地方会..( 福岡 ) : 高松正憲 中山義博 峰松紀年ペースメーカーリード感染に対し人工心肺下に抜去術を施行した 例第 98 回日本循環器学会九州地方会..( 福岡 ) : 高松正憲 中山義博 峰松紀年 8 歳以上の超高齢者に対する開心術第 8 回日本胸部外科学会九州地方会..( 鹿児島 ) : 峰松紀年 中山義博 高松正憲意識障害にて発症した A 型大動脈解離第 8 回日本胸部外科学会九州地方会..( 鹿児島 ) 8: 野口亮 中山義博 永松裕友 永田武士 峰松紀年 生野俊治多発性骨髄腫を合併した僧帽弁置換術の 例第 回日本循環器学会九州地方会..( 鹿児島 ) 9: 偽腔開存型へ移行した血栓閉塞型急性大動脈解離の一例永松裕友 中山義博 峰松紀年 野口亮第 回日本循環器学会九州地方会..( 鹿児島 ) - -

年大隅鹿屋病院手術総数 例 年大隅鹿屋病院手術総数 8 例 年大隅鹿屋病院手術総数 例 - -

循環器内科 循環器内科医長鐘ヶ江靖夫 平成 年は当科の人事面では大いなる変化がありました 月に新古賀病院より古賀敬史医師を迎え 新井英和総長を含め 人体制でやってきましたが 月に新井英和総長が開業で退職 田中省三部長が地元の医真会八尾総合病院に転勤され 常勤医は私と古賀敬史医師の 人になりました 不安のなかで新しい体制で再出発しましたが 湘南鎌倉総合病院の齋藤滋副院長 鹿児島徳洲会の高岡順一郎副院長の応援を賜り 非常に難しい症例にも経皮的冠動脈インターベンション (PCI) を施行し 良好な成績を修めております また平成 8 年 月からは非常勤医師の応援により心房細動 発作性上室頻拍など不整脈に対するカテーテルアブレーションも行えるようになり ほと 鐘ヶ江靖夫 古賀敬史 んどの循環器治療が大隅半島で出来る環境を整えることができました お蔭様で症例は年々増加し 平成 年 月 日から 月 日までで 心臓カテーテル検査 9 件 PCI 件 経皮的血管形成術 (PTA) 件 高速回転ドリルによる経皮的冠動脈粥状硬化削除術 (Rotablator) 件 アテローム切除術 (DCA) 件 血管内超音波法 (IVUS) 件 大動脈内バルーンパンピング (IABP) 件 経皮 的心肺補助法 (PCPS) 件 ペースメーカー移植術 件 ペースメーカー本体交換術 件となりました 当科の治療方針ですが PCI に関しては 低侵襲を考慮し 可及的に Fr のガイディングカテを用いた経橈骨動 脈アプローチ (TRI) にて行い 必要に応じては Fr のガイディングカテを用いて TRI で行っています 再狭窄を 防ぐ薬剤を塗ったステントである薬剤溶出性ステント (DES)"Cypher 雇 " を主に使っており 再狭窄率は著名に減 少しています また丁寧な手技をこころがけ 分岐部病変に対しては Kissing Baloon Technique を積極的に 行っています 最近では非保護下の左冠動脈主幹病変に対しても TRI にて PCI を行い始めました ペースメーカーに関しましては 近年心房細動 (AF) 発生予防には心房のオーバーペースが有用であることが認 められ その際心房中隔ペーシングは従来の右心耳ペーシングより AF の予防に優れていることが報告されていま す そこで当院では心房中隔ペーシングを原則とし 本年以降では 例中 例 (9%) で可能でした この手技 は難しいため 世界的にみてもルーチンで行っている施設はほとんどなく 平成 8 年の日本不整脈学会総会にも報 告し 高い評価を得ています 医師数は少ないですが 看護師 放射線技師 臨床検査技師 臨床工学士のコメディカルスタッフの多大かつ献 身的な強力を得て 以前同様 時間体制で急患を受け入れております 今後も地域の医療機関 開業医の先生方と のさらに密接な連携により 地域に根ざした医療活動の一層の充実を図るべく 努力して参りたいと存じます - -

歯科口腔外科 副院長金本政樹 概要平成 年 月に開設し 現在 常勤歯科医師 名 歯科衛生士 名 歯科助手 名で運営しています 交通外傷や一般歯科医院からの紹介患者様を中心に 大隅半島における歯科を含めた口腔領域 顔面領域の 次的医療機関としての役割を果たすべく 救急部や大隅半島の開業医の先生方と連携を密にとりあいながら診療をすすめています 年 月 ~ 月までの外来新患数は約 名 / 年で その内 他医療機関からの紹介患者様 名 / 年 ( 紹介率 8.%) 年間の当科入院患者数は 名 { 手術件数 例 内訳 ( 顎骨骨折などの外傷 例 口腔腫瘍 8 例 顎骨曩胞 例 その他 例 )} でした 活動当科が果たす役割として 顎口腔領域における 次的医療機関としての地域社会への貢献を掲げています 地域社会に当科の存在を知って頂くための医療講演や 地域の歯科医師会での講演などを行い 積極的な病院連携をすすめています その為 当科にて治療終了した患者さまの虫歯や歯槽膿漏 入れ歯の治療に至っては近医の歯科医院にて継続治療を行って頂くようにお願いしています 今後の抱負開設以後 外傷や急性炎症の患者様へ休日 夜間含め 時間対応できる体制を作って参りました 年々 紹介患者数 手術件数ともに増加傾向にあり 平成 年 月より常勤歯科医師 人体制で運営しています 今後 更なる病診連携を進め 口腔顎顔面領域の治療が大隅半島で完結できるような施設作りを目指して参りたいと考えています 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 総患者数 9 9 8 8 9 新患者数 8 8 98 9 9 9 紹介患者数 9 紹介率.%.%.%.%.%.%.%.% 9.% 9%.%.% - -

副診療部 - -

薬局 薬局長後迫博幸 人事 入職 名 転職 名 退職 名 スタッフ 名. 薬品管理業務 払出薬価と購入価 平成 年度の払出薬価はほぼ右肩上がりの推移を示した しかし薬価占有率に大幅な変動はなく また特定薬効群の払出薬価の増加も顕著には見られなかったため 病院全体の底上げがある程度なされたものと推測される 購入価の推移も季節要因の影響があった期間を除けば比較的安定していた 在庫金額と在庫日数 払出薬価の増加にもかかわらず在庫金額には大きな変動はなかったため在庫日数はある程度短縮することができたが 在庫日数 日以内の目標には及ばなかった - -

. 臨床業務 人員配置状況 副作用報告医師の積極的な姿勢に助けられ本年も厚生労働省への副作用報告を提出することができた 患者教育院内の腎臓病教室に専任の薬剤師が定期的に参加することができ その成果を複数の学会で発表する機会を来年度には得ることができた 薬剤師自身の研鑽と医療従事者の一員としての自覚が期待できるこのような場には今後とも積極的に参加できる環境作りに努めたい. 薬事委員会本年は十分な活動ができなかったが 規約の見直しと委員の再選出は完了したので来年からは本来の活動ができるようにしたい - 8-

放射線科技師長斎藤勲 ) 人事入職なし退職なし ) 医療機器更新 年 9 月 日ポータブル撮影装置日立 SiriusStarMobile 購入 年 月 日 MDCT( マルチスライス CT) 東芝 TSX-A AquilionSH D 作成装置アミン ZIOSOFT M9 ) 総括 年 月に 新しく MDCT と D 装置が導入され年間 件以上件数が増えた 特に D 装置が新しくなったことで胆嚢系 血管系の検査には無くてはならない物になった また 年度は入院患者数も増え ポータブル件数が 件以上増えている (% 贈 ) 以前はポータブル撮影時にはコンセント探し ( 部屋のコンセント不足 ) と古い装置で故障していた部分があり苦労していたが 9 月に更新してコードレスにもなったので撮影が楽になった MRI の検査が前年対比 8% であるが 当院の現状及び現在の MRI 装置では仕方がないと思われる 更新して 検査項目 ( 腹部 ) と画質の向上をはかって件数の増加を計りたい 心カテは 年間 件をこえ前年より8% 増加している 新しい装置も導入されそうでますます検査と治療が向上するとおもわれる - 9-

- - ポータブル腎盂画像転送一般撮影腎盂注腸小腸胃小腸胃十二指腸各部血管撮影心カテ MRI CT 月年合計 MRI CT 小計造影単純 9 8 8 8 8 98 8 9 8 8 8 9 8 9 99 8 9 8 89 9 8 9 9 8 8 9 8 9 9 8 9 89 8 8 8 8 9 8 8 9 9 9 8 8 8 8 9 8 9 99 9 8 98 8 89 9 9 8 8 9 9 9 9 9 9 9 小計 99 9 8 9 9 8 8 98 9 8 9 8 8 9 8 8 9 89 8 8 9 9 9 99 9 8 8 9 9 8 8 8 9 8 8 8 9 9 9 9 9 8 9 9 98 8 8 9 98 9 8 8 9 8 8 8 8 8 9 8 9 8 8 8 8 9 8 9 8 8 小計

検査室 副主任福永良文 人 事 ) 入職者 名 退職者 名 ゲノムへの異動 名 検体検査 名 生理検査 名 病理検査 名 合計 名 総 括 ) 平成 年は 退職とゲノムへの異動があり 人の新人が入り 名増員ということになり 名体制となりました 検体検査部門においては 月平均 万件から9 万件の検体数で 件数は増加傾向にあり少しずつですが増収となりました 月 日からD D ダイマーを外注検査から院内検査項目に取り入れ セット項目の見直し等を行って検査点数の増加を図ってきました 超音波検査においては 最新鋭の機器導入により 心エコーが 台体制で検査ができるようになり検査効率がアップしました 患者様の待ち時間も短縮し件数も増加しており 月最高で腹部エコー 件 心エコー 8 件の検査依頼があり 年間合計, 件のエコー検査を行いました チーム医療への参画も推進し クリニカルパス 褥瘡 NST 等にも活動してきました 院内外の研修会に参加して 技術の向上及び患者様の為に貢献できるように日々努力しています 年臨床検査科部門別検査件数 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 合計 一般検査 9,9 9,8, 9,9,8,,,9,,,,99,9 血液検査,9,8 9,9 8,8,9,, 9, 8, 9,8,8 9,8,89 免疫検査,88,8,988,9,9,,9,,,,9,, 生化学検査 8,8,, 9,9 8,9,,88,8, 9,88 9,8,,98 病理検査 8 9 8, 細胞診検査 8 8 8 外注検査,898,,,98,9,8,,,,8,,, 生理検査,,88,,8,8,8,9,8,,89,88,8, 合 計,9,99 8,8,9,8,, 8,9,9 9,8 9, 8,8 9, - -

年エコー検査件数 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 合計 腹部エコー 9 9, 血管その他エコー 99 9 9 9, 心臓エコー 8 9 8, 計 88 8 9 8 9 9 88 9 89 9 89 889, 臨床検査科学会 研修活動 年 表 題 開催場所 月 日 参加者 エコー勉強会 垂水徳洲会病院 月 日 福永 徳村 西畑 山下 腹部エコー研修 岸和田徳洲会病院 /~ / 山下 九州超音波研究会 鹿児島徳洲会病院 月 日 福永 西畑 杉本 山下 エコー勉強会 鹿児島徳洲会病院 月 8 日 福永 徳村 西畑 杉本 山下 消化管エコー研究会 福岡アクロス 9 月 日 杉本 西畑 山下 輸血勉強会 福岡徳洲会病院 月 日 石原 全国学術集談会 三井アーバンホテル福岡 月 日 福永 大久保 内野 西畑 山下 鹿屋 大隅地区研修会 叙アステム 月 8 日 福永 大久保 西畑 山下 福島 小牧 九州血管インターベンション学会 福岡エルガーラホール 月 日 西畑 医療安全に関するワークショップ 福岡国際会議場 月 日 福永 一般検査学術講演会 九州大学付属病院 月 日 大久保 内野 輸血 移植部門研究会 鹿児島大学 月 9 日 石原 富重 山下 福島 小牧 生理部門研修会 県民交流センター 月 日 杉本 輸血勉強会 福岡徳洲会病院 月 日 石原 富重 鹿屋 大隅地区研修会 叙アステム 月 日 福永 石原 生物化学分析研修会 鹿児島大学病院 月 日 福永 - -

栄養科 副室長隈元智子 - - 平成 年 月現在 管理栄養士 名 栄養士 名 調理師 8 名 非常勤調理補助員 名計 名で 万年続いた人員不足が解消され コメディカル部門では大所帯の部署となっております スタッフ数の充実により 昨年からようやく栄養管理業務全般の運営が支障なく出来る環境が整いました しかしながらグループ内の人員不足は解消されておらず 病院やクリニックへの応援を行っているのが現状です このような厳しい状況下にありながらも 管理栄養士 名 栄養士 名と経験が少ないのにもかかわらず それぞれに貢献できた功績は大きかったと思います その一方では 職員それぞれに業務を振り返る余裕がなく 業務改善の時間が持てなかった事が残念にも思いました 病院の食事は 一般食 ( 常食 軟菜食 極軟菜食 流動食 ) と特別治療食に分類されていますが 毎月 回は全入院患者様に季節感を味わってもらうため 地元で採れた新鮮な魚や野菜などを使用した産直メニューとして食事サービスを実施しています 一般食のうち常食は全食数の% ほどを占め 選択メニューのサービスも行っています また 全食数の約 % は糖尿病や高脂血症 腎臓病 心臓病などの食事療法を目的とした特別な食事です 特別治療食は医師の処方する食事箋に基づき エネルギーや蛋白質 塩分などの栄養成分を調整しながら提供しています 食物アレルギーに対しては 食材の卵や牛乳 肉 魚 小麦粉 そばなどアレルゲンとなる食品が複数該当する例やこれらの食品の組合せが個別に異なることがある為 一人分ずつを調理することもあったりします また 最近では高齢化や外傷 口腔術後などによる嚥下 摂食困難者が年々増加傾向にあり ミキサー食やトロミ食 刻み食等の食形態や栄養補助食品の活用が見直され 嚥下や摂食困難のための低栄養状態に対しては 栄養補助食品の添加も出来る限り患者様の嗜好に合わせられるよう手作りの物もおり混ぜながら各種取り揃え 摂食状態を担当看護師や作業療法士等と共に観察しながら選択出来るようにし 入院中栄養状態の悪化をきたさない為にも必要な栄養成分を整え 食形態の適切且つきめ細かな選択が可能な食事サービスが出来るようにしています 近年 病院食は食事の栄養成分による栄養管理法が取り入れられるように変化してきており 当院でも 新しく成分栄養管理の導入と食事形態の選択肢を整理し 平成 9 年 月オーダリング導入に合わせ約束食事箋の改定を準備中です 平成 年度よりNST( 栄養サポートチーム ) を立ち上げ 医師や看護師 理学療法士 検査技師 管理栄養士等のチームで 週一回全病棟の栄養不良者を対象に回診し 回診時には担当看護師から対象者の状態について説明を受けながら 栄養状態の判定や改善策を検討してきました こうしたNST 活動を続けていると病態別の濃厚流動食や栄養補助食品など適切な使い分けが出来るようになり 低栄養による褥瘡や重症感染症等の予防や悪化の防止につながり患者様のQOLの向上と共に在院日数の短縮につながっています そんなNST 活動の中で管理栄養士は 全病棟のアセスメント対象者の記録 栄養法の提案などの役目を担って病棟に出向く時間も増えています この活動以外にも 食欲不振や嗜好など食事に対する要望のため 管理栄養士が病棟にいることも多く 他職種 他部門との意見交換も活発に行われるようになり連携がより執りやすくなってきています 栄養指導業務はグループ内の応援等で不在が多く 予約の入りにくい状況にあり個人指導は減少していますが 平成 年 月から 毎週木曜日に腎臓病教室が開催され 医師 看護師 薬剤師 MSW( 医療ソーシャルワーカー ) 管理栄養士等の各職種のスタッフが集まり よりわかりやすい教室を目標に 資料を作成したりお互いの講義を聴き修正を加えたりしながら 患者様本人が治療の効果を実感でき 腎臓の機能を少しでも長持ちさせられるよう取り組んでいます 今後 ますます管理栄養士がチーム医療の一員として貢献出来るように研鑚を重ねていきたい

各種業務状況 ) 給食業務平成 年度給食数 ( 単位 : 食 ) 区分 常 食 軟 菜 食 食 流 動 食 特 別 食 特 別 食 非 加 算 種 職 員 食 通 所 リ ハ ビ リ そ の 他 合 計 日 平 均 回 平 均 一 般 食 の 比 率 ( % ) 特 別 食 の 比 率 ( % ) 食数,8,,8,,,9,988 8,9 8,,.%.% 比率 (%).%.%.%.8%.%.%.%.%.% 平成 年度特別食数 ( 単位 : 件数 ) 区分 糖 尿 病 食 心臓病食 ( 高血圧食含む ) 食 腎 臓 病 食 肝 臓 病 食 膵 臓 病 食 潰 瘍 食 種 濃 厚 流 動 食 そ の 他 合 計 日 平 均 件数,9 8,,,88 8,,9,88. 比率 (%) 9.% 9.%.8%.%.8%.9% 8.%.%.% ) 栄養指導業務 種別 種 別 糖 尿 病 高 脂 血 症 腎 臓 病 塩 分 制 限 食 肝 臓 病 消化管術後及び胃潰瘍食 そ の 他 比率 (%) 9 - -

リハビリテーション科 主任小森博人 ) 人事入退職 : なし理学療法士 名作業療法士 名アシスタント 名 ( 平成 年 月 日現在 ) ) リハビリ新患依頼件数 平成 年 リハビリ新患依頼件数 内科 外科 整形 脳外 心外 循環器 その他 小計 合計 月 入院外来 9 89 月 入院外来 9 9 月 入院外来 99 月 入院外来 9 8 月 入院外来 8 8 月 入院外来 9 月 入院外来 8 月 入院外来 8 9 9 9 月 入院外来 8 9 9 8 月 入院外来 月 入院外来 9 98 9 月 入院外来 9 9 8 小計 入院外来 8,8 8, 合 計 9, - -

)PT OT 治療件数 平成 年 実施単位数 理学療法 PT 入院 外来 作業療法 OT 入院 外来 小計 合計 月,9 入院外来,9 9,9 月, 8 9 入院外来,8,,9 月, 9 9 88 入院外来,,, 月, 88 入院外来,9,,9 月, 88 入院外来,8,,9 月,8 8 8 入院外来,9,9,88 月, 89 8 8 入院外来,89,,89 8 月, 8 8 8 入院外来,,9, 9 月, 9 9 入院外来,8 89, 月,99 9 8 入院外来,9 9,889 月, 9 入院外来,9 89,9 月, 8 98 入院外来,9 98,9 合計,8 9,,8,,9 単位 : 人 - -

) 研修 実習受入状況 平成 年リハビリテーション室実習 研修受入状況 実習期間 学校名 実習種別 人数 / ~ / 大阪リハビリテーション専門学校 PT 年生臨床実習 人 /9~ 9/ 神村学園医療福祉専門学校 PT 年生臨床実習 人 8/~ 8/ 神村学園医療福祉専門学校 OT 年生見学実習 人 8/~ 8/ 神村学園医療福祉専門学校 PT 年生見学実習 人 8/~ 8/ 神村学園医療福祉専門学校 PT 年生見学実習 人 /~ / 第一リハビリテーション専門学校 PT 年生臨床実習 人 合 計 人 ) 総括平成 年は入退職ともになく 理学療法士 名 作業療法士 名 アシスタント 名にて業務を行った 主な業務は入院 外来リハビリテーション 通所リハビリテーション 訪問リハビリテーションである なかでも通所リハビリテーションにおいては セラピストを ヶ月交替の固定性とし内容の充実を図った 平成 8 年は診療 介護保険の同時改定等により リハビリテーションには厳しい環境が予想されるが 患者様に質の高いリハビリテーションの提供を行いつつ 内容の充実を図っていきたいと考える - -

臨床工学科 副主任宮久保和久 人事 入職者数 退職者数 職員数 平成 年 名 名 9 名 平成 8 年 名 名 見学受け入れ 施設名 日 付 内 訳 国際医療福祉総合学院 年 8 月 臨床工学技士養成校学生 ( 名 ) 学会 研修活動 表 題 開催月 開催場所 参加者 日本胸部外科学会九州地方会 月 小倉 藤竹 前原 日本人工臓器学会セミナー 月 東京 宮久保 日本循環器学会九州地方会 月 鹿児島 宮久保 山口 日本透析医学会 月 横浜 前原 緒方 日本体外循環技術医学会セミナー 月 名古屋 宮久保 - 8- 総括 年 9 月に副技士長が退職 さらに 月に技士が 名退職し 残り9 名のスタッフで新たな気持ちで日々の業務を遂行してきました 副技士長の関わっていた業務があまりにも膨大でそれらの引継ぎに未だに苦慮しているところもありますが皆で力を合わせてなんとか乗り切ってくることができました 医療機器に関しては長年の課題であった ICU のモニタの更新を 年 月に 病棟のモニタの更新を 年 月に 人工呼吸器の購入を 年 月に病院内関係各部署の協力により行うことができました 人事に関しては今年度 月に技士 名の入職があり 若い力の加入でさらなる業務の充実を図っています 現在 院内の医療事故防止にむけて経年医療機器の廃棄 更新 ( 購入 ) による拡充と使用マニュアルの作成に全力であたっています 今後に向けて現在ある程度技士個々人で専門化 ( 専有化 ) されている業務をすべての技士が行えるように訓練していきたいと思っています 大隅半島の方が錦江湾を越えて鹿児島市に検査 治療を受けに行かなければならないことがなくなるように 大隅半島で完結する医療を目標にがんばっていきたいと思います

業務量報告 特殊血液浄化 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 月平均 累計 年 8 8 8.9 年 8 8. 8 8 年 9 9. 人工心肺 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 月平均 累計 年 8 9 9 9. 年 8 8. 8 年 8. セルセーバ 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 月平均 累計 年 年.8 8 年. 8 心カテ 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 月平均 累計 年 9 9 8 9 8 8 9 9 9. 9 年 8 9 9 88 9 9 9 9. 9 8 年 9 88 89 88 高気圧酸素治療 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 月平均 累計 年 8 9.9 9 年 9. 8 年 9 8. 9-9-

鍼灸室鍼灸師北島学 主に消炎鎮痛を目的とした 鍼および灸を用いた治療を行う部署で 待合室 治療室があり 治療ベッド8 台を有しています 医師の診断の後 医師の処方すなわち指示のもとに入院 外来を問わず鍼灸治療を行っています 主に肩こり 腰痛など 慢性的な痛みを有する疾患の治療がメインですが 術後 交通事故後の痛みの緩和を目的とした治療や スポーツ選手の治療などにも広く利用されています 通所リハビリでは利用者に対し サービスでの鍼灸治療も行っています 初診時以外は予約制となっており 週 回 ( 火 木 ) の夕診 (9 時まで ) も行っています 近年鍼灸治療者数が減少してきていますが これは資格者数 助手数の減少に伴うものです 患者様からの鍼灸治療に対する需要は以前と変わらずあり その要望に少しでも多く応えるべく 現在のスタッフ数でさらに業務量を伸ばせるよう努力している状況です これからも 地域医療機関と連携し 大隅半島で完結する医療 に貢献できるようにとスタッフ一同考えています 業務内容 鍼灸室 : 外来 入院患者様対象の鍼灸治療通所リハ : 利用者様対象の鍼灸治療応援 : 他のCL HPへ定期 不定期の出張応援 主な治療対象となっている疾患運動器系疾患 : 肩関節周囲炎 変形性膝関節症 腰痛 上顆炎 ( テニス肘 ) 慢性関節リウマチ 捻挫など疼痛疾患 : 緊張型頭痛 坐骨神経痛 帯状疱疹後神経痛 三叉神経痛 などその他の疾患 : 片麻痺 頚椎症 むちうち 癌性疾患の疼痛緩和 スポーツ障害など - -

人員 スタッフ現在数鍼灸師 : 名助手 : 名 鍼灸師 マッサージ師 助手 入職 退職 入 転勤 出 入職 退職 入職 退職 入 部署異動 出 平成 年度 平成 年度 平成 年度 現在数 業務量 平成 ~ 年月別総治療者数 - -

ゲノム室メディカル コーディネーター責任者山元栄二 徳洲会病院グループでは 現在 オーダーメイド医療実現化プロジェクト の協力医療施設として活動しています 大隅鹿屋病院は このプロジェクトの一協力医療施設として参加させて頂いています 平成 年度から始まったプロジェクトは 文部科学省のリーディングプロジェクトの つで正式名は 個人の遺伝情報に応じた医療の実現化プロジェクト と言います また このプロジェクトの内容を簡単に表すため オーダーメイド医療実現化プロジェクト と言う略称を使っています このプロジェクトは バイオバンクへ 万人の DNA 及び血清資料を集め それらを利用して SNP( スニップ= 遺伝子の個人差 ) と薬剤の効果 副作用などの関係を明らかにしたり 病気との関係を調べたりするオーダーメイド医療実現基盤を構築するものです 文部科学省は この事業に平成 年度から 9 年度までの 年間に約 億の予算のもとでスタートしています この事業は東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターと 横浜にある理化学研究所遺伝子多型研究センターの 研究機関と麻生飯塚病院 岩手医科大学 大阪府立成人病センター 癌研究会 結核予防会複十字病院 国立病院機構大阪医療センター 滋賀医科大学 順天堂大学 東京都老人医療センター 特定医療法人徳洲会 日本医科大学 日本大学など の医療機関 ( 施設 ) がプロジェクトの協力機関になっています 大隅鹿屋病院では このプロジェクトのためゲノム室を院長直轄の部署として立ち上げ 現在 名がメディカルコーディネター ( 以下 MC) の講習を受け修了書を頂いています そのうち 名が専任の MCとして勤務し 兼任の MCと協力し業務に携わっています MCは 患者様とオーダーメイド医療実現化プロジェクトをつなぐ架け橋であり 重要な役割を担っています また インフォームド コンセント 患者管理 検体管理 情報管理などの業務をしており 特に個人情報の保護 プライバシーの保護については万全を尽くしています 平成 年 月からスタートしたこのプロジェクトは 現在までの協力医療機関全体の施設で 平成 8 年 月末までに 万 千人を超える患者様からの御協力を頂き 当院でも 人の患者様に御協力を頂いています - -

看護部 - -

看護部 看護部長吉蒼和子 理念 心に届く看護 地域住民の健康を援助する 基本方針 思いやり 優しさ 気づきを大切に患者様と通う看護を提供する 専門職として自覚をもち 医療技術 知識 態度の向上にたえず努力し 安全で質の高い看護サービスを提供する 地域に密着し あらゆる健康のレベルに対応できる看護を提供する 豊かな人間性の向上に努め 幅広い看護の展開が出来るようにする 生命の尊厳を守り 患者様の人権と人格を尊重する 988 年 8 月 日 地域の方々の強い要望でスタートし 8 年目を迎えました 開院当初から 大隅半島の中核病院としての役割を担うべく 地域の皆様から信頼される患者中心の医療 看護 をモットーに 高度医療機器の導入 時間体制の救急医療の確立 医療従事者の育成 地域医療 予防医療の充実等のさまざまな活動を通じて 地域の方々の健康と生活を守る支援活動に努力して参りました 年間の長い歴史の間 日々厳しさを増す医療の現場で 時代の流れに呼応し 多くの変遷に 取り組んできました 開院以来 病院の発展のために 献身的に貢献していただいた諸先輩方の功績を忘れることは出来ません 病棟から始まった病院も 救急 急性期医療から慢性期 在宅医療まで幅広い医療活動を展開出来る様になり 大きく成長して参りました 平成 年度は 新院長のもと看護部長も 代目に代わり心機一転しスタートしました 看護部では 多岐にわたる看護業務への支援協力体制を構築するために まず 看護体制の強化 看護業務の見直しと改善 職員の意識改革に積極的に取り組みました 直接 間接看護サービスの向上を図るための体制づくりの具体的項目は以下のとおりです. 委員会 会議の見直しと改善 介護福祉士看護補助者の意識改革と育成 主任 副主任会議の開催 既存の委員会活動の強化. 現任教育の充実 教育委員会の活動の強化 各部署毎の勉強会の充実 院内 院外研修への積極的参加. 看護業務の見直しと改善 基準 手順の見直しと作成 介護業務の見直しと改善 リネン類に関する業務改善( リネン庫の整備 管理の業者委託 ) おしぼり 清拭タオルのリース化 オムツ交換の手順の改善. 平成 8 年度医療機能評価受審に向けての準備 年度の病院の事業計画は全職員が一丸となり チーム医療に参加し達成することが出来ました しかし まだまだ問題山積で 多くの課題を抱えております 今後ますます医療を取り巻く情勢は厳しくなっていきます 目標達成に向けて今後も理念に基づき 職員一同協力して邁進していきたいと思います - -

看護職員入退職者数 ( 年 月 ~ 年 月 ) 看護師 准看護師 介護福祉士 看護補助者 計 入職 退職 入職 退職 入職 退職 入職 退職 入職 退職 月 月 8 月 月 8 月 8 9 月 月 月 月 月 8 月 月 9 合計 8 9 9 - -

医療安全管理室 医療安全管理者片田淑子 近年 医療の目覚しい進歩にともない患者様 社会の期待する医療の質は向上してきている その一方で全国的に医療事故が取り沙汰され 医療に対する信頼が損なわれるといった事も発生している 当院ではそれまで各師長が担ってきた事故防止を平成 年度から本格的にリスクマネージメント委員会活動を開始 院内における事故防止策の検討を行ってきた 年度からは院内における医療安全管理体制の構築を目指して 専任のリスクマネージャーを配置し 医療安全管理部として活動を開始した 現在 医療安全管理体制は上部組織に医療安全管理委員会 事故調査委員会 下部組織にリスクマネージメント委員会を設置し 各委員会の役割を明確にして安全文化が浸透するように活動を広げている 平成 年度の医療安全に関する研修会は年 回実施を行い 各部署の専任リスクマネージャー研修会の実施を行った また 看護部の責任者会議ではその月に発生した事故報告の内容を発表し 事故の情報の共有化と早期対策の共有化を実行した 当院では新たな治療等が発生していない医療事故に関しても 事故報告書 として提出を促し 大事故につながらない対策が立てられている また 報告書は専任リスクマネージャーによって SHEL L 分析 がなされ 各部署のリスクマネージャーや部署長とともに対策を講じている 年度の事故報告書の提出枚数は合計が 枚であった ヒヤリハット報告については 9 枚提出され リスクマネージメント委員会によって検討された 職種としては直接実行者である看護職員の提出が多く認められた そのため看護部について各項目に従って比較検討を行った 年代別では 代がもっとも事故を起こす確率が高く 次いで 代となっている ただし 当院に就労する世代の多くが 代 ~ 代という事を踏まえると 必然的な値と言える 全体的に機能評価機構が出した結果と類似している この中で 入院から事故が発生するまでの期間 に多くが 週間以内に発生しているということがわかった また 入院後 日以上の患者が多く感じられるのも療養型などからトランスしてきた患者と考えられ 病棟を移動後 週間以内に事故に合っているケースが多い また 看護職員の経験年数では 年目から 年目が一番多く認めるのに反して部署経験年数 勤続年数は 年未満のところが多い これらの事から業務手順の整備やオリエンテーションの徹底および看護師が患者の氏名や疾患の特徴や治療方針などを短期間に周知し また周知しなくとも確認作業がきちんと実行できる体制作りを検討する必要性がある 研修会の内容は下記に示す内容を実施 8 年度はME 機器の勉強会を定期的に実施するようにME 科と検討を行っている 平成 年医療安全に関する職員研修 開催日 対象職員 演 題 講 師 参加者 月 日 全職員 事例で学ぶ医療事故 ビデオ学習会 9 名 月 8 日 全職員 インスリンの作用とインスリン事故防止 ノボノルディックファーマ小松慎太郎 98 名 月 日 月 日 月 日 看護部パラメディカル 人工呼吸器の取り扱い シリーズ タイコヘルスジャパン伊藤 各平均 名 月 ~ 9 月 全職員 消防署における一般救命救急研修 中央消防署 名 9 月 日 全職員 病院組織形態と物がもつリスクの把握と対策について 専任リスクマネージャー片田淑子 名 9 月 日 リスクマネージャー リスクマネージメントについて 専任リスクマネージャー片田淑子 名 - -

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院内外教育 看護師長久保園玉美 院内教育実施状況 実施日 研修名 参加人数 講師 担当 月 8 日 腹膜透析について 名 バクスター株式会社 月 日 自動腹膜透析について 8 名 バクスター株式会社 月 9 日 災害医療援助活動について 名 ER 有村看護師 月 日 人工呼吸器の取り扱い 99 名 タイコヘルスジャパン株式会社 月 日 一般救命救急 (AED 操作を含む ) 名 ER 看護師 月 日 物品の消毒と滅菌物の取り扱い 名 ヘルスケアリソース研究所土井英史先生 8 月 日 それでも私は生きている 9 名 浜田義弘先生 9 月 日 病院組織形態と物が持つリスクの把握と対策について 名 安全管理片田淑子 月 日 病院機能評価受審に向けて 8 名 吉蒼看護部長 月 日 癌性疼痛コントロールについて 名 シオノギ製薬 - -

院外研修参加状況 開催日 主 権 研修名 参加人数 月 8 日 看護協会 個人情報と看護 8 名 月 日 看護協会 看護師研修 名 月 日 医療マネージメント学会 医療マネージメント学会 名 月 日 看護情報研究会 第 回看護情報研究会 名 月 9 日 日総研 術後せん妄セミナー 名 月 日 日総研 緩和ケアー研修 名 月 日 看護協会 看護研修会 名 月 日 看護協会 専門職としての第一歩 名 月 日 日総研 ストーマ研修 名 8 月 日 看護協会 アサーション 名 8 月 日 介護福祉士会 実技で学ぶレクレーション支援セミナー 名 9 月 日 看護協会 ALS 患者療養支援研修 名 9 月 日 看護協会 褥瘡と NST 名 9 月 日 看護協会 褥瘡ケアーと看護師の役割 名 月 日 看護協会 スタッフ育成の為のコーチング 名 月 8 日 看護協会 リスクマネージャー研修 名 月 日 看護協会 准看護師研修 名 月 日 滅菌技法研究会 中材業務及び滅菌技法研究 名 月 9 日 看護協会 准看護士の集い 名 月 9 日 看護協会 身体拘束の現状と評価 9 名 月 日 コーディネート オーラルケアーの実践 名 月 8 日 看護協会 訪問看護師養成講習 名 月 日 看護協会 効果的な臨地実習指導 名 月 8 日 固定チームナーシング 固定チームナーシング九州セミナー 名 月 日 看護協会 保険看護研究学会 名 月 日 ヘルスケアーリソース 感染管理セミナー 名 月 日 メディカル 医療に活かすコーチング技術 名 月 日 看護協会 クリニカルラダーと人材開発 名 月 8 9 日 介護予防筋力トレーニング指導者研修会 名 月 ~ 月 介護予防運動指導員講座 名 月 日 関西看護ケア研究会 慢性呼吸不全リハの実際 名 月 8 日 滅菌技法研究会 中材業務及び滅菌技法研修 名 月 日 看護協会 社会保険介護報酬改定説明会 名 - 8-

居宅介護支援事業所 介護支援専門員山本利明 開設日 平成 年 月 日 職員体制 職員の職種 管 理 者 介護支援専門員 その他の職員 員数 名 名 名 サービス提供地域鹿屋市 垂水市 肝属郡 曽於郡 平成 8 年 月 日に旧鹿屋市 輝北町 串良町 吾平町の 市 町が市町村合併をし 万 千人の新鹿屋市となりました 高齢化率は.% と年々高齢化率は高くなり介護保険サービスの利用率も増加してきています 平成 8 年 月介護保険改正による介護予防事業が始まり鹿屋市は地域包括支援センターを独自に立ち上げました 本事業所は 鹿屋市と介護予防ケアマネジメント事業の委託契約を結び新予防給付マネジメントを実施することなり現在毎月数名ほどの要支援者へのプラン作成を行っています 今後 制度改正が行われる中で職員の専門性を高めて行き利用者の皆様が在宅で安心し自立した生活が送れるよう支援して行きたいと考えています 平成 年の業務量 月 月 月 月 月 月 登録人数 9 9 8 8 実施件数 9 9 月 8 月 9 月 月 月 月 登録人数 9 9 88 8 8 8 実施件数 9 利用者内訳 ( 平成 8 年 月現在 ) 要介護度要支援 % 要介護 % 要介護 % 要介護 % 要介護 % 要介護 % 男性 % 女性 % 市町村鹿屋市 9% 大崎町.% 東串良町.% 肝付町 % 錦江町.% 各サービスの利用割合 通所サービス ( リハビリ デイサービス ) 訪問サービス ( 訪問看護 訪問介護など ) 短期入所生活介護福祉用具貸与 % %.% 9% - 9-

救援 救護 復興支援活動 ER コーディネーター有村芳文 活動日 活動内容 参加者 99 年 月 阪神 淡路大震災 : 災害医療支援 中田医師 中村 中野 年 月 新潟中越地震 : 災害医療支援 城間医師 西方 有村 内村 久保 国分 年 月 ~ 年 月 スマトラ沖地震 : 災害医療 病院復興支援 有村 年 月 9 日 指宿菜の花マラソン大会救護 井戸院長 伊達 有村 山元 久保 山中 年 月 日 桜島地区駅伝大会 井戸院長 有村 久保 鳴川 年 月 日 ランニング桜島マラソン大会救護 年 月 えい新茶マラソン大会救護 井戸院長 西方 伊達 有村 久保 肝付 年 月 日 ツールドおおすみサイクリング大会救護 有村 伊達 入佐 久保 山中 年 9 月 県民体育大会サッカー競技救護 年 月 パキスタン北部地震 : 災害医療支援 伊達 年 月 指宿菜の花マラソン救護 年 月 桜島マラソン救護 - - 井戸院長 城間医師 片田 藤安 西方 伊達 有村 久保 山中 肝属 桐野 井戸院長 久保 山元 西方 伊達 神川 川俣 内村 有村 井戸院長 田村医師 神川 山元 天久 有村 山中 前田医師 片田 田島 伊達 内村 山元 山口 年 月 9 日 トッピー事故 : 連絡調整 待機 有村 伊達 年 月 ~ 日 垂水市集中豪雨 : 連絡調整 待機 有村 伊達 年 月 日 九州南部地区集中豪雨 :TMAT 連絡調整 有村

事務部 - -

総務課 事務次長坂口勝章 総務課の人員構成は総務係 名 経理係 名 SE 名 医局秘書 名 車輌係 名 医療相談係 名 保育室 名の総勢 名となっています 平成 年度の目標は 業務の適正な推進 であり 業務マニュアルを実行力 持続力のあるものにしていくことに努めてきました 病院機能評価の受審後も引き続き 業務の適正化を実行していき 無理 無駄 ムラのない業務を推進していきたいと考えております それぞれの業務内容を整理して マニュアル化して効率的な運用に努めていきます 平成 8 年度の目標として 人材確保 各種講習会 研究会の参加 指導 医療法 健康保険法の知識を深め 法令遵守 経費削減 ホームページの充実以上を 努力していきます 平成 9 年 月から オーダリング導入予定で DPCに向けて 体制づくりを強化していかなければなりません 医師卒後臨床研修必修化では 初年度 名 次年度 名の研修医を迎えてスタートすることができ より良い研修体制の構築に努力しています 車輌の運転管理に関しては 各部署使用の公用車の管理 安全運転の意識の啓蒙 乗車前の点検 確認等の管理に より一層努めていきたいと考えております 救急救命士の薬剤投与講習病院実習も実施され 実習受入れ施設としての役割も担っております 病院も新しい社会変化に対応して 一般企業における能率化 効率化の手法をとりいれることが大切であります 病院の場合には 収益のことだけでなく 診療 看護の質に結びつくことができます 今後も 積極的に挑戦していく意欲をもった人材を確保していく必要があります その為にも 現在いる職員が満足するような経営が行われ しっかりとした労務管理を着実に遂行していかなければなりません 総務課は 各部署 院外の方々との連携も多い部署です 個々のレベルアップとチームワークの向上に努め 院内外から信頼される部署であるように努力していきます - -

資材係 責任者甲斐昭彦 業務内容 ( 資材係 ) 医療消耗品の購買業務医療機器の購入及び保守業務事務用品 一般消耗品 印刷物 被服及び雑貨購買業務院内の各イベントの後方支援 ( 営繕係 ) 建築物の維持管理及び増設 新設施設の衛生 美化 補修業務燃料 医療ガス等の購買業務設備の運転 保守管理設備機器の購買業務 沿革フィリップス超音波診断装置導入超音波診断装置 APLIO 導入超音波画像診断装置 HD- 導入 ロータリー式全自動錠剤分包機導入全自動散薬分包機導入日立インバーター式移動型 X 線装置導入 総括今年も早いもので 半年が過ぎましたが 今までを振り返ると 営繕を一人で見ていた川村主任が病で床に伏せ 早 8 ヵ月 業務上資材を担当していた人達が 営繕も見ることになりました 初めは戸惑いを隠せなくはいられず 職員の皆様には 多大なるご迷惑をお掛けした事と思います しかしながら 今回このような状況に陥り 資材のスタッフにとってはある意味 いろんな面に置いて 他の人の何倍にも及ぶ経験値が得られ 成長する事が出来たのではないかと思います 又 新たに仲間が増え 層が厚くなり 業務の幅が一層広がる事と思います 地味であまり目立たない部署ではありますが 病院の支出を抑えたり 院内の設備を管理する 病院を経営するにあたり 必要不可欠な部署でもありますので 完全な一人前になるまでもう暫くの間 温かく 且つ長い目で見守って下さい きっと 新生資材係が誕生し 皆様の力強い存在になると思います SE 係 責任者桐野浩道 総務課 SE 係は 現在 名の部署です 業務は 院内のコンピュータの管理から 近隣のクリニックのトラブルにも対応しています 日々の仕事の中で 時間に追われながらもがんばっています 人で常に仕事の経過を話し 一人が休みを取っても お互いにフォローするように努力しています 総務課 SE 係の業務は 病院内のコンピュータの運用管理を主業務として ホームページの運営や各部署への技術支援を行なっています 現在は 平成 9 年 月稼動予定のオーダーリングシステムの導入に頑張っています 医事会計システム 介護請求システムの運用管理やレベルアップ作業を行ない システムの監視をしています 又 病院独自のサブシステムの作成とサポートを行ない 病院運営に貢献できるよう日々努力しています 今後は オーダーリングの導入後に レセプトの電算化や DPC が控えていますので 早く安定したシステムになるよう頑張っていきます - -

医療福祉相談室 主任岩切孝一郎. 年の主な動き 月 ~ 月 : 静岡徳洲会病院応援 月 : 山元樹里 入職 月 ~ 垂水徳洲会病院応援 ( 各週 回 ) ~ 月 : 高次脳機能障害 研修会参加 月 : 腎臓外来教室へのチーム参加 8 月 ~ 月 : 東京西徳洲会病院応援 9 月 : 腎臓外来教室チームによる済生会熊本病院見学 月 : 千葉西総合病院応援業務 - -. 総括少子 高齢化の進展 疾病構造の変化 生活水準の向上や意識の変化に伴い 国民の医療ニーズは高度化 多様化し また科学技術の進歩により 医療技術もますます高度化し専門化してきています このような医療をめぐる環境の変化を踏まえ健康管理や健康増進から疾病予防 治療 リハビリテーションに至る包括的 継続的医療の必要性が指摘されるとともに 高度化し専門化する医療の中で患者や家族の抱える問題や不安感はより大きなものとなってきています 近年 介護保険制度の設立や病床区分の見直し 病院施設の機能分化 民法改正等による成年後見人制度の見直し 障害者福祉制度が支援費制度へ移行するなどの動きの下 高齢者や精神障害者 難病患者等が 疾病を持ちながら出来る限り地域や家庭において自立した生活を送る為に 医療 保健 福祉の分野から十分なサービスが供給される事が重要となってきています さらなる医療改革途上にある今 このような状況下において社会福祉の立場から患者の抱える経済的 心理的 社会的問題の解決 調整を援助し 社会復帰の促進を図る医療ソーシャルワーカー (MSW) の果たす役割と期待は 非常に大きく 注目されてきていると言っても過言ではないでしょう 年は今までの 人体制から新入職を迎え入れ 人体制でソーシャルワーク業務を行ってきました 私たち医療ソーシャルワーカーは常に患者 家族の立場に立ち 抱える不安や問題事に対して 何が出来るか 何が必要か を一緒に考え 解決出来るよう また医療ソーシャルワーカーが病院組織の中で チーム医療としてしっかりと機能出来るよう日々精進し頑張っていきたいと思います

Ⅰ. ケース件数 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 合計 件数 8 9 9 9 8 Ⅱ. 受診形態 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 合計 外来 9 8 9 9 9 ICU 9 F 8 8 E W 8 8 E 8 8 9 9 9 W 8 8 9 E 9 8 8 98 W 8 9 8 H D 9 9 通所 RH 訪問看護 他機関 9 その他 合計 8 9 9 9 8 - -

Ⅲ. 介入経路 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 合計 本人 8 9 家族 Dr. 8 Ns. 8 パラメディカル 居宅 他機関 9 9 その他 9 合計 8 9 9 8 8 Ⅳ. ケース終了経路 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 合計 在宅 9 施設入所 8 9 8 8 転院 8 死亡退院 9 9 98 制度説明 9 8 8 その他 8 合計 89 9 - -

保育室 保育士有留優子 私ども事業所内保育士は 目配り 気配り 心配り を念頭におき いつも笑顔でテキパキと を合言葉に 年の目標に掲げてまいりました 保育士 名 在籍児 名 一時お預かり 名 計 名と賑やかなスタートとなった本年も 乳児 幼児 幼稚園児組に教育プログラムを考えて 年齢に応じた遊びを工夫しながら事業所内保育士としての役割を果たすべく お母様方の育児のサポートをさせて頂きました 子供達の健康と成長を見守りながらの業務は とても楽しくまた勉強になる事が多かったと記憶しております 子供の成長で最も大事な乳幼児期を 保育室でお母さん達の代役となり 子供達が成長していく今この瞬間を見逃さず キラキラと輝く無垢な瞳を愛護しながら 笑顔を大切に保育士同士の連携をしっかり取り合い 保育のレベルアップに努め 皆で力を合わせて今後も精一杯の保育をしたいと思います < 業務内容 > 月 節分 ( お面製作 ) 月 日避難訓練 8 日事業所内保育施設等保育従事者研修会 月 平成 年度保護者会 ひな祭り製作 月 チューリップ製作 月 こいのぼり製作 月 七夕製作 月 プール 水遊び 8 月 9 月 お遊戯練習 月 日秋の 日遠足 ( 鹿屋中央公園小動物園 ) 日健康祭お遊戯参加 月 クリスマス製作 月 クリスマス会 年賀状製作 - -

月別出席人数 歳未満児 歳以上 歳未満児 歳以上 歳未満児 歳以上 歳未満児 歳以上児 合計 月 89 8 8 8 月 9 月 月 8 月 8 9 89 月 8 8 8 月 8 8 月 8 8 8 8 9 月 9 月 8 9 8 89 月 9 月 8 月間延べ数 歳未満児 歳以上 歳未満児 歳以上 歳未満児 歳以上 歳未満児 歳以上児 合計 月.. 8.. 8. 月... 9.. 月. 9... 9. 月... 8.. 月.. 9. 9..8 月.. 8.8.9.8 月..9... 8 月.. 9.8.. 9 月.. 9. 8.. 月.....8 月... 8.. 月.9. 9... - -

教育管理部 副主任臼井之枝 大隅鹿屋病院臨床研修センター大隅鹿屋病院が地域の中核病院として発展していくためには 多くのマンパワーも必要です 病院はまず医師がいなければ始まりません ベテラン医師だけでなく 研修医も一緒になって努力していく病院はとても活気があり 新卒医師の受け入れは 当院にとっても必須のものです 開院当初より当院は新卒医師の受け入れを行ってきましたが 平成 年度の新卒後臨床研修導入に伴い 当院も管理型臨床研修病院として指定を受けました 研修医の受け入れは片手間でやれる様なことではなく 専属の職員が必要となります よって 平成 年 月に大隅鹿屋病院臨床研修センターとして立ち上げを行い 平成 年 月には初の研修生受け入れを行いました 日々の業務と同時に教育を行う事はたやすい事ではありませんが多くの職員 そして何よりも患者様 地域の皆様のご協力があってこそ成り立つものです 将来の医療を担う医師を育てるためにも 是非皆様のご協力をお願いいたします 今後も地域の皆様のご指導を頂きながら 多くの優秀な医師を世の中に送り出して行ければと考えています 大隅鹿屋病院臨床研修センターの沿革平成 年 月教育管理部 ( 大隅鹿屋病院臨床研修センター ) 設立平成 年 月大隅鹿屋病院臨床研修プログラム 期生 名入職平成 年 8 月九州外科グループ設立 ( 病院協力 ) 平成 8 年 月大隅鹿屋病院臨床研修プログラム 期生 名入職平成 8 年 月新規大隅鹿屋病院臨床研修プログラム申請 学生見学 実習平成 年 月 8 9 人数 平成 8 年 月 8 9 人数 - 8-

初期研修ローテーション例 年次 8 9 内科 ヶ月 救急 ヶ月 外科 ヶ月 救 急 基礎となる内科 外科 救急を 年間かけて確実に研修して 年次の必須科につなげられるよう研修してい く 救急は年間通して随時研修する 年次 8 9 精神科 産婦人科 小児科 離島僻地 選択科目 ヶ月 ヶ月 ヶ月 ヶ月 ヶ月 日野病院 鹿屋医療センター 徳洲会関連 麻酔 循環器科 耳鼻科など 選択科目は 自分の希望する科で研修する大隅鹿屋病院 ( 内科 外科 整形外科 耳鼻咽喉科 循環器科 心臓血管外科 ) 福岡徳洲会病院 ( 麻酔科 小児科 産婦人科 救急科 内科 ) 徳田脳神経外科病院 ( 脳神経外科 ) 札幌南青洲会病院 ( 終末期ケア ) 勉強会開催例 月 火 水 木 金 土 内科症例カンファレンス ( 毎日朝 8: から ) 外科症例カンファレンス ( 毎日朝 9: から ) ご法度カンファ (8: から ) 症例カンファ毎月 回 ( ) ご法度カンファレンスとは 研修医が当直の症例について勉強会を開催することです 教育講演会 毎月 回症例発表 その他 勉強会開催 ( 業者などを通してシミュレーターを使用しながらの勉強会 ) - 9-

研修医の研修風景 外科研修 (OPE 研修 ) 救急搬入前の指導医による指導風景 鎖骨下静脈への刺入 (CV 挿入 ) 動脈穿刺風景救急の風景 勉強会風景 - -

後期研修 内科専門医コース ( 年から 年 ) 平成 年度 名入職 平成 8 年 名入職将来内科を専攻するために 内科の幅広い基本的臨床能力を習得し さらに内科の集中治療管理の基本を身につける さらに 日本内科学会教育関連施設であるので 日本内科学会認定医 専門医を取得する事を目標にします 外科専門医コース ( 年から 年 ) 平成 年度 名入職平成 8 年度 名入職 年間の初期研修を修了した者が 外科研修を行うプログラムです 後期研修中に 日本外科学会専門医の取得 その後日本消化器外科学会専門医を取得する事を目標にします また 広く消化器一般の研修を行うとともに 研修医が医学生の教育 臨床研究も行います 年間で幅広い外科疾患に対応し 手術を含めた治療を行い 外科専門医として自立し社会に貢献できる医師を養成する 九州外科グループ ( 年 ) 福岡徳洲会病院鹿児島徳洲会病院名瀬徳洲会病院大隅鹿屋病院の 病院で設立 研修医の希望に添いローテートの期間など決定し研修をしていく 循環器科専門医コース ( 年から 年 ) 循環器科プログラムは 年間の初期研修修了者が 年間循環器臨床研修を行うプログラムである 後期研修修了後に日本循環器学会認定循環器専門医資格の取得を目標とし 研修カリキュラムに沿って 広く循環器疾患の臨床研修を行うとともに 研修医の教育や 臨床研究にも従事する 目標は 年間で幅広く循環器学と診療の基礎を学び 循環器専門医として自立し社会に貢献できる医師を養成することにある 心臓血管外科専門医コース ( 短期研修も受け入れ可能 ) 短期心臓血管外科研修受け入れ数 名 ( 年 年現在 ) 心臓血管外科領域の疾患における診断 手術適応の決定 手術法の選択 術後管理が出来る医師を養成する 可能な限り手術手技の取得に関する機会を与えて 実践的な心臓血管外科医を養成する 幅広い知識を習得して地域医療にも貢献できる医師を養成する 日本心臓血管外科関連学会の専門医 指導医の習得に力を入れております 尚 救急科にかかわり 日本救急医学会専門医の取得も可能となります - -

学会発表 論文 ) 第 回日本内科学会九州地方会 年 月 日インフルエンザ感染を契機に診断された下垂体前葉機能低下の一例田村幸大古賀敬史鐘ヶ江靖夫山中聡 ( 研修医 ) ) 第 回日本心臓血管インターベンション学会学術集会 年 月 日 日 日 Thefive-in-sixsystem toelongateguidingcatheterarm forapatientwithalargeaorticrootacase report 鐘ヶ江靖夫古賀敬史 ) 第 回日本腹部救急医学会総会超音波検査で診断できたメッケル憩室反転による腸重積の一例井戸弘毅 ) 手術第 9 号第 巻大腿ヘルニア嵌頓手術時還納された嵌頓腸管の viability を腹腔鏡補助下に診断した 例井戸弘毅城間伸雄木村圭一 ) 第 回日本循環器学会九州地方会 年 月 日偽腔開存型へ移行した早期血栓閉塞型旧制大動脈解離の一例永末裕友 ( 福岡徳洲会病院 ) 中山義博峰松紀年野口亮 ) 第 回日本循環器学会九州地方会 年 月 日多発性骨髄腫を合併した僧帽弁置換術の一例野口亮峰松紀年中山義博生野俊治 ( 名瀬徳洲会病院 ) ) 第 回大隅地区透析セミナー 年 月 日腎不全教室を始めよう! 田村幸大 8) 第 回鹿児島県在宅透析検討会 年 8 月 日経験値ゼロからの腹膜透析の歩みと興味深い PD テストの 症例田村幸大 9) 右動脈近位部の慢性完全閉塞 (CTO) に対し逆行性アプローチを用いて PCI に成功した 症例鐘ヶ江靖夫古賀敬史斉藤滋 ( 湘南鎌倉総合病院 ) 中山義博 ( 心臓血管外科 ) ) 冠動脈起始異常を伴なう急性冠症候群に対し infrguidingsystem が有効であった 症例古賀敬史鐘ヶ江靖夫田村幸大劉孟儒高岡順一郎 ( 鹿児島徳洲会病院 ) 中山義博 ( 心臓血管外科 ) )HeparinInducedThrombocytopenia(HIT) が原因と考えられる CypherStent 留後の stent 急性閉塞にアルガドロバンが著効した 例古賀敬史鐘ヶ江靖夫田村幸大劉孟儒高岡順一郎中山義博 - -

専門医一覧 日本内科学会認定医 名日本外科学会指導医 名 日本内科学会専門医 名 日本外科学会専門医 名日本循環器学会専門医 名 日本消化器外科学会専門医 名日本超音波医学会指導医 名 日本救急医学会専門医 名インフェクションコントロールドクター 名 日本胸部外科学会指導医 名日本心臓血管外科専門医 名 日本インターベンション学会認定医 名日本耳鼻科学会専門医 名 日本インターベンション学会指導医 名 - -

学会施設認定 認定名 指定施設 ( 関連 ) 指定期限 指定番号 厚生労働省指定臨床研修指定病院 日本内科学会教育関連施設認定 // 8/8/ 第 号 日本胸部外科学会 認定医認定制度 佐賀大学 // // 第 8-89 関連施設指定 三学会構成 心臓血管外科専門医 佐賀大学 // 8// 第 8-89 認定関連施設認定 日本プライマリ ケア学会認定医研修施設 // 8// 第 号 日本超音波医学会認定 超音波専門医制度 // // 指定第 -- 号 研修施設認定 日本循環器学会研修施設 // //8 第 号 8 日本インターベーション学会研修施設 // // -A 9 日本外科学会専門医修練施設 // 8// 第 号 日本消化器外科学会専門医修練関連施設 滋賀大学 日本救急医学会専門医修練施設 // 9// 第 号 - -

医事課主任松下幸吉 年 月に大幅な診療報酬改正が行なわれました.% という改定率に不安と驚きの連続でした 何度となく 院内にて勉強会を開き 医事課だけではなく各部署との連携を図り対策を検討しました 当初 大幅な減収を予想していましたが 医局を中心に各部署の協力で去年の売上を上回る業績となりました 外来患者さまの減少に伴い 入院患者さまの増加が要因のひとつとなりました また 地域連携課の発足を期に他施設からの紹介患者さまの増加 他施設との連携も大きな要因となりました 月には 療養病床の改正が行なわれ 施設基準の見直しを早急に進めなければなりません また 来年 月に オーダーリングシステム の導入を予定しており 今後多忙な日々が予想されます 医事課職員は 男 8 名 / 女 9 名平均年齢. 歳 若いパワーで今後の病院経営に大きく貢献できるようにレベルアップを計ります - -

平成 年度レセプト件数 外来 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 月 月 月 社保 8 8 9 国保 9 9 8 9 8 合計 8 9 98 入院 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 月 月 月 社保 8 9 8 国保 88 9 9 9 合計 9 8 9 9 8 8 9 総合計 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 月 月 月 計 9 8 9 9 99 - -

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診療情報管理室副主任廻智子 年より 診療情報管理加算 が導入され 当院でも同年診療情報管理室を設置し 現在診療情報管理業務を 名で行っています 平成 年 9 月に示された 診療情報の提供等に関する指針 より当院でも開示を行うようになり 事務局を担当しています 患者様中心の医療と言われるなかで 患者様の診療録開示に対しての関心も高くなっています 昨年 個人情報保護法が施行され 診療情報の安全な管理体制が求められており 患者様の個人情報の保護を行いながら 患者様自身の情報提供に対応できるように 診療録のアリバイ管理の徹底 診療録の記載の点検を行い 安全な診療録の運用に心がけています 今年は 診療情報の活用を目標に 精度の高い情報管理を行うために 疾病分類のコーディングのトレーニングを日々行っています 年々変化する医療制度に診療情報管理士として 担うものを理解し 業務に対応するために 日々スキルアップを行い 診療情報の質の向上に努めていこうと思います - 8-

地域連携課 副主任山元大作 大隅鹿屋病院の基本理念の一つである 地域連携 を主とした業務を行う部署です 私達が試みる 地域連携 とは以下の 点を考えており 医療連携の基本である 病診連携 や 病病連携 だけを意識しているわけではありません 年 月より地域に関わる 部門 ( 健診室 地域連携室 渉外課 ) を統合し 新たな第一歩を踏み出し始めました ) 地域医療機関との連携地域医療連携とは 厚生労働省が推奨する事業で 地域の医療機関が自らの施設の実情や地域の医療状況に応じて 医療の機能分担や専門化を進め 地域の医療機関すべてが互いに円滑な連携を図り それぞれの有する機能を有効的に活用することにより 患者様が地域で継続性のある適切な医療をうけられるようにするものです したがって 一病院がすべての医療機能を提供するのではなく それぞれの医療機関の持っている特有の機能を十分に発揮し 紹介や逆紹介 医療機器や設備の共同利用などその役割を分担していこうというものです 大隅鹿屋病院ではこれからも一層 地域の医療機関との連携を図り 地域の協力病院としての役割を果たし 且つ 質の高い医療を提供できるように努力してまいります かかりつけ医 とは 患者様が普段の健康管理をしてくれる身近な医師で 診察のほか健康相談や指導を含めて 気軽に相談できる医師のことです ご自身の症状にうまく合う医師をえらんで かかりつけ医 としていただくことをお勧めします ) 地域住民との交流地域住民との交流の場として 大隅鹿屋病院杯争奪ゲートボール大会 や 健康祭 を行っています また 地域住民の健康維持を担うという観点から 医療講演 を鹿屋市中心に行っています 皆様が健康で楽しく明るい生活が出来ます様 病気や健康について専門の医師 看護師 栄養師 技師が分かり易くお話させて頂くのが 医療講演 です 現在の会場としましては 自治会館や公民館及び各団体にて開催させて頂いております ) 予防医療の推進医療には 予防医学 と 治療医学 がありますが 現在注目されているのは 予防医学 です 皆様が健康な状態であれば病院にかかると言う事は少ないかと思います しかし病気と言う物はある程度進行しないと自覚症状が現れません 特に癌は自覚症状が現れた時点では治療が極めて困難であると言わざるをえません 人間ドックは専門的な検査を多種にわたり行い 多くの病気の早期発見に効果があります 早期発見から早期治療 を願う私ども連携課は 地域の皆様に 人間ドック をお勧め致します - 9-

人間ドック受診者 所見一覧 - -

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大隅健康友の会 事務局冨山寛子 大隅健康友の会事務局は 大隅鹿屋病院の一階ロビー玄関を入ってすぐの右手にあります 本会は 平成 年に発足し今年で 年目になり 現在会員数が, 名ほどです 大隅半島全域を 市町村ごとに つの支部に区割りして活動しています 支部の区割鹿屋支部 ( 鹿屋市 ) 南隅支部 ( 南大隅町 錦江町 ) 東隅支部 ( 肝付町 東串良町 ) 南曽於支部 ( 大崎町 志布志市 ) 北曽於支部 ( 曽於市 ) 目的. 会員の健康維持 増進. 地域医療の充実 発展. 会員相互の親睦. 提携医療機関との協力及びその育成 特典大隅鹿屋病院の場合. 健康診断および人間ドック ( 予約制 ) 会員の健康診断および人間ドックは 割引きとする. 室料差額個室利用料 一般, 円 / 日 会員, 円 / 日 人部屋利用料 一般, 円 / 日 会員, 円 / 日特別個室利用料 一般, 円 / 日 会員, 円 / 日 会費入会金 世帯, 円年会費 世帯, 円 友の会会員 会員世帯 :, 世帯 会員数 :, 名 (H8 現在 ) - -

平成 年度事業 月 日鹿屋支部第一回役員会議 月 日大隅健康友の会第一回役員会議 月 日平成 年度定期総会 9 月 日鹿屋支部第二回役員会議 月 日大隅鹿屋病院健康祭 月 日鹿屋支部第一回日帰り旅行 月 日鹿屋支部第二回日帰り旅行 月 日肝付町 吾平町会員日帰り旅行 月 日鹿屋支部第三回日帰り旅行 月 日鹿屋支部第四回日帰り旅行 月 日鹿屋支部第三回役員会議 月 日大隅健康友の会第二回役員会議 月 日佐多町会員日帰り旅行 友の会過去 年加入状況 友の会役員会長 : 市森 鼎 理事 : 有木園繁 副会長 : 松原 一 理事 : 宮迫治時 鹿屋支部長 : 松田美俊 理事 : 前田正博 南隅支部長 : 村岡 昭 理事 : 船隈三郎 東隅支部長 : 松原 一 理事 : 鳥越藤一 南曽於支部長 : 保田輝康 理事 : 桜木 務 北曽於支部長 : 塚野研三 理事 : 永山勇人 最高顧問 : 押領司吉蔵 監事 : 中嶋十美喜 監事 : 宇都健三郎 - -

各種委員会 - -

褥瘡委員会 褥瘡委員大野緑 ( 目的 ) 医療法人愛心会大隅鹿屋病院において院内の褥瘡対策を討論 検討し効果的に推進を図るための対策チームを褥瘡委員会という ( 活動内容 ) メンバーは 専任医師 名 看護師 栄養士 理学療法士 医事課にて構成 全入院患者に対し褥瘡の有無 日常生活自立度 危険因子をチェックし 該当者に褥瘡診療計画書を作成し 予防または対策を行う ~ 予防対策の手順 発生時の手順に準じて評価 報告をおこなう ~ 医師回診は 毎週火曜日に実施各週病棟別に行う ~ 第 週 : 階 第 週 : 階東西 第 週 : 階東西 第 週 : 階東西 ~ 各病棟の褥瘡対策チームは 対策の実施状況を把握し回診時に経過を報告評価 改善につとめる チームで意見を出し合い適切な方法を検討しあう 寝具の使用状況についても同様に検討していく 褥瘡が 発生している患者においては 経過表に定期的に評価され改善策を明確に記入する必要がある 褥瘡の予防 治療に欠かせないのは 栄養状態の改善であり 検査データーの確認と食事の摂取状況によっては 栄養士より改善策の助言を頂経過を観察する 局所治療は 処置マニュアルに準じ難治性や改善の認めない褥瘡は 医師回診時に相談する ( 今後の活動 ) 院内での褥瘡発生を最小にする努力をし 持込の褥瘡は 早期対策を検討し改善につとめる 軟膏や被服材を用いての治療から現在は ラップ療法を主に治療の成果がでているので今後のマニュアル化を検討したい 最近の入院患者様の傾向とし褥瘡を作って入院する人が多い 院内での発生は/ 位にとどまっています 今後は在宅での褥瘡対策が重要である 平成 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 患者数 名 9 名 名 名 名 名 名 名 名 名 平成 8 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 患者数 名 名 名 8 名 名 名 名 名 名 9 名 名 名 - -

リスクマネージメント委員会 リスクマネージメント委員藤安友子 当院のリスクマネージメント委員会は 医療安全管理部の下部組織として設置され 院内の各部署から専任リスクマネージャーを選任して活動しています 安全管理部介入のもと 院内で今まで行ってきたBLS 研修は 消防署研修に移行してもらい 講師を依頼しての人工呼吸器勉強会も指揮をとって施行してもらう事が出来ました 年の活動目標に. ヒヤリハット体験報告書の提出の必要性を知ってもらい提出を促し提出枚数を増やしていく また その内容を公開し 対策を立案し 皆にフィードバックしていく. 専任リスクマネージャーの意識の向上を図り立場の構築を図る という 点を掲げて取り組みました 主な活動内容は 年前のBLS 研修に引き続き ACLSを院内の各部門の全職員に知ってもらい必要性を分かってもらう という活動であり 医師やコ メディカルを講師として 全職員を対象に数回に分けて勉強会を開催する事が出来ました また ヶ月に 回の院内ラウンドは コ メディカル パラ メディカルで混合したチームに分かれ 院内の各部署をラウンドして危険箇所の指摘をし 対策を立てそれぞれの部署にフィードハックしていくという活動を行ない 院内の各部署に役立つ事の出来たケースもありました 専任リスクマネージャーの活動内容を院内の全職員に向け十分にアピール出来ず 立場の構築とまでは行きませんでしたが 事故報告書の対策の立案や個人への指導も活動内容として少しずつではありますが 出来てきています また 各個人のネームに 専任リスクマネージャー と入れるようにしたことで 周囲の人からの視線もあり 意識が少し高まったのではないかと思います また 鹿児島県看護協会主催のリスクマネージメント研修には 名参加して 知識の向上に努める事が出来ました 毎月 回行なわれる委員会では 各部署での問題点を持ち寄り 対策をたて解決に結びつけられるように議論してきました しかし ヒヤリハット体験報告書の提出が悪いとの問題点に対しての対策は 残念ながら結果が得られませんでした また 全体を通してみても ヒヤリハット体験報告書の提出は各部署前年とあまり変わらない提出状況であり 提出状況には部署ごとの差があることが分かってきました この結果を無駄にせず 次につなげていこうと思います そして 内容ごとの分析や時間との関係 経験年数との関係など 今後は提出された内容に目を向け 提出を促す活動から皆にフィードバックしていける活動に軌道修正して活発な活動を進めていきたいと思います この 年の活動内容には まだまだ課題が多く残る内容でしたが 今後の活動に期待していただきたいと思います - -

感染対策委員会 感染対策委員中村順子 - - これまで看護部のみで組織していた看護部院内感染予防委員会は 田村幸大医師着任後 平成 年 月より病院全体の組織 病院感染対策委員会として活動しています それまでの感染対策は 看護経験や慣習からの対策でした そこで CDC ガイドラインを参考に 病院感染対策マニュアルの整備を行い 標準予防策の周知徹底を行ないました 今や手指衛生は当然であり 感染対策の基本としての行為であることは 言うまでもありません 患者 家族 職員の安全を考え その対処方法を検討していく病院感染対策委員会は 医師 看護師 薬剤師 検査技師 栄養士 理学療法士 放射線技師 事務職から構成されており 一丸となって取り組んでいます H 年度の委員会活動内容 ) 職業感染予防職員健康管理の一環として秋の健康診断で HB 抗体価チェックを行なっている ここで 抗体価をチェックし 以下の者を対象とし クール目までを無料提供とした 医師 看護師 臨床検査技師 臨床工学士など対象となる職員ほぼ全員接種を行なっている 入職時健診において HB 抗体価チェック及びツベルクリン反応を行い HB 抗体価 以下にはワクチンを勧めている HBワクチンは新入職員及び中途採用者 名接種した また平成 年よりすべての入職者において麻疹 風疹 水痘 ムンプスの抗体価チェックをはじめた しかし陰性者に対してのワクチン接種には至っていないので 今後委員会で検討していく予定である インフルエンザワクチンは 全職員の接種を目指したが 9% の接種率であった 職種別でみると理学療法士 臨床工学士 薬剤師 看護師など接種率が高かった 健康管理が重要であるが まずは自分が感染源にならないことを自覚していただきたいと感じている ) 具体的な対策 アルコール綿の単包化これまで 万能つぼで作成してきたアルコール綿をH 年に全面的に既製品に変更したが 使いきらないまま 時間ごとに交換するためコストがかかってしまった そこで会社を変更し コストを計算したところ年間 万円近くのコストが抑えられると分かり 回使いきりの単包タイプのものに変更した H 年 月より使用している 万能つぼの廃止とそれに伴う消毒液のシングルユース製品の導入をおこない つくりおきするという作業がなくなった また消毒に関する概念も変わってきたことから 創傷処置に使用することが少なくなってきている ケッテルやカストを全面廃止し ガーゼやセッシの単包化をおこない各種類のガーゼを中央材料室で作成している 針刺しサーベイランス 件の針刺し事故が発生している 主に看護師が 8% 発生場所においては病室が 8% で使用後の針を廃棄するまでの間に多くが発生している 特にインシュリン専用針でのリキャップ時である またナースエイドが 件の報告があったがこれは廃棄物を運び出すときに何らかの原因で廃棄物に紛れ込んだ使用済みの針で受傷している 針捨てBOXの導入したばかりであり 使いこなせていない時期ではなかったかと考えた 今後 針捨てBOXを使いこなせるように指導していく予定である また リキャップ時に多く発生していることから 安全に廃棄する方法も指導していくようにする また安全装置つきの導入も考慮する 検査室においてWHONET( データベースソフトウエア ) を使い 微生物の検査結果を管理し 抗菌薬の管理 院内感染症のアウトブレイクの把握など行なっている また WHONETとは別に毎月 MRSAの検出状況を病棟別にレポートしている 下の表は H 年に検査室がレポートとして毎月委員会に提出している

(MRSA 陽性件数 ) 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 外 来 耳鼻科外来 口腔 外科 泌尿器外来 I C U 階 8 階東 9 階西 階東 階西 階東 8 階西 合 計 8 8 8 9 8 ) 院内感染症発生報告 H 年度の疥癬とインフルエンザ発生報告は次のとおりである 年間通して 疥癬がみられたが療養病棟での再燃がほとんどであった 内服治療が保険適用されたが 月に発生した疥癬に関しては 院内感染疑いあり 職員 ( 名 ) にも予防内服実施した ( コスト.8 円 ) - 8-

H 年 MRSA 提出材料別陽性件数 喀痰 気管内採痰 鼻汁 便 自然尿 カテーテル尿 静脈血 動脈血 関節液 開放性創 非開放性創 褥瘡 耳漏 C V カテ先 ドレーン 皮膚ツメ その他 外 来 8 耳鼻科外来口腔外科泌尿器外来 I C U 8 階 8 階東 階西 階東 階西 階東 9 8 階西 合 計 8 ) 院内感染防止勉強会 月新人オリエンテーション標準予防策を中心とした予防策を講義 月滅菌消毒に関する予防策ヘルスケアリソース研究所所長土井英史参加者全職員 9 名 月ニードレス輸液デパイス株式会社トップ参加者感染対策委員 名 年 MRSA 検体別陽性件数 月 月 月 月 月 月 月 8 月 9 月 月 月 月 喀 痰 9 8 8 8 8 気管内採痰 8 血 液 自然尿 カテーテル尿 便 鼻 汁 8 開放性膿 非開放性膿 関節液 耳 漏 じょく創 皮膚 爪 カテ先 その他 合 計 8 8 8 9 8-9-

- 8- IPM ATM CFS CAZ CFP CTX CMZ CZO PIP AMP OXA PEN 件数 Campylobacterjejuni 8 Citrobacterfreundi 9. 9. 8. 9.. 8. Enterobacteraerogenes.9 8... 9 Enterobactercloacae 9.8 9.8 9.8 9 Enterobacterfaecalis... Enterococcussp 9. 9. 9. 9.9 98 8...9 Escherichiacoli. Haemophilusinfluenzae 98. 9.9 9.9 Klebsielapneumoniae 9 Moraxela(Branhamela)catarrhalis Neisseriagonorrhoeae 9.8 9.9 9. 9. 8.8 Proteusmirabilis. 8. 8 9. 8. 9.9 Pseudomonasaeruginosa 9. 8. 9. 9.. 8. 8 Serratiamarcescens.9.8.9 Staphylococcusaureus 8. 9.9 8.9. 98 Staphylococcusepidermidis.. 8.9. 9.. Stenotrophomonas(Xanthomonas)maltophilia 9... Streptococcuspneumoniae CRO SAM SXT FOS VAN CLI LVX MNO ERY ARB AMK GEN 8.. Campylobacterjejuni. 8. Citrobacterfreundi 9.. 8. 9.8 9. 9.8 Enterobacteraerogenes 8....8 9..8 Enterobactercloacae. 9... Enterobacterfaecalis... 9. Enterococcussp 9.9..9 9 8. 9. 8 Escherichiacoli.8 9.9 Haemophilusinfluenzae 9. 8. 99. 8. 98. 9. Klebsielapneumoniae 98. Moraxela(Branhamela)catarrhalis.. Neisseriagonorrhoeae 9.8 9. 8. 9.9.9 9.8 Proteusmirabilis.. 9. 8 Pseudomonasaeruginosa 9. 9. 9 8 8. Serratiamarcescens..9..9 8.. 99.8 8.8 9.8 Staphylococcusaureus 8. 8.9 9. 8.. 9.8 98. 9.9. Staphylococcusepidermidis. 9. 9.9 9 Stenotrophomonas(Xanthomonas)maltophilia 98... 9... Streptococcuspneumoniae

栄養管理委員会 栄養管理委員隈元智子 栄養管理委員会は 栄養及び給食業務に関する事項を調査研究し 患者様の食事改善及び治療の一環として効果向上を図ると共に 栄養養管理業務の合理的かつ効果的な運営 患者様及びその家族への食事サービスの向上を目的としています 開院からこれまで給食委員会として活動してきましたが 今年 月に栄養管理委員会に改組し運営強化を図っています 患者様の治療効果を上げるには まず 口から食べていただくことにあり そのために 医局 看護部 事務部 ( 総務課 医事課 ) よりメンバーを選出し 毎月委員会を開催しています 委員会の活動内容としては 各部署から問題点や患者様からの要望や提案等をくみ上げて検討し より患者様の状態に沿った栄養管理や食事の提供が出来るように活動しています 今年度の検討事項 検査時の遅食の見直し 診療報酬改定について 入院時食事療養費の取り扱い 栄養管理実施の手順 行事食について 災害時の備蓄食料について オーダリング導入に向けて食事オーダー入力時の問題点 院内約束食事箋の改定について 濃厚流動食の新規採用( 試飲会 ) 栄養指導の充実 嗜好調査について 外来運営委員会 委員長利光鏡太郎 外来運営委員会は 外来業務に関する問題点を改善し円滑な運営及び質の向上を図る目的で設立致しました メンバーは 医局 外来 放射線 医事課 薬剤部 検査科 臨床工学科 地域連携科 MSW から構成されています 毎月 回定例会議を開催し 患者サービスに反映するように 各部署の問題点を改善しています 年度の改善内容として 待ち時間調査を実施し 採血や検査の待ち時間が長いため各部署が早出勤務をする事により改善できた 検査室の待合いに TV を設置し教育ビデオを放送するようにした 救急担当の時間帯を明確にし診察の流れがスムーズになったなどです 継続の活動として待ち時間調査を実施し 受付より診察して病院を出るまで 時間を目標にしています オーダリングの導入も予定されており システム化する事で改善していくと思います 今後も問題を共有しともに改善していく事が 患者サービスにつながると思います 8 月より医師会の当番病院として加わり地域の皆様のために活動していきたいと思います 今後も地域との連携を図りながら 問題点を速やかに改善し患者様サービスに貢献していきたいと思います お気づきになった事や改善点がございましたら委員長あるいは委員会までお知らせ下さい - 8-

職員名簿 - 8-

職 名 氏 名 診療部 院長 井戸弘毅 副院長 中山義博 副院長 金本政樹 整形外科部長 前田和彦 医局長 木村圭一 救急部長 城間伸雄 外科部長 利光鏡太郎 心臓血管外科部長 峰松紀年 循環器内科医長 鐘ヶ江靖夫 内科医長 田村幸大 耳鼻咽喉科医長 南愼一 奥田澄夫 古賀敬史 劉孟需 谷口将太郎 岡部家孝 野口亮 渡部瑛一 池淵透 山中聡 前薗順之 中井大史 碇竜也 副診療部 薬 局 薬局長 後迫博幸 邑口浩子 田浦稔基 安永実沙 山名亜英佳 高木雅子 平田裕子 前田貴子 小出水由香利 飯山朋美 桑原朋美 リハビリテーション科 主任 小森博人 副主任 内村智美 松永辰也 繁澤綾香 永野幸四郎 井上雅倫 奥山貴幸 秋吉雄一郎 二木幸治 田尻恵利子 樋脇優一郎 検査科 主任 加治屋幸二 副主任 福永良文 副主任 徳村寿 副主任 杉本新一 副主任 大久保るみ子 職名氏名副主任西畑義博柳沼希石原由美子内野久美子山下麻衣子福島慎吾富重宏美小牧かおり放射線科技師長斎藤勲技師長村山孝二主任深水武副主任水谷俊広副主任平山宗郎永山崇臣大森喜一田中謙太郎福田信子東裕二 ME 副主任宮久保和久前原寛理藤竹俊輔衛藤俊祐宮路真梨子緒方篤史松野下敏山口翔史田淵友嵩鍼灸室北島学尾辻慎一白坂親人国分和也青木充西木場律子吉村洋子堂込勝子栄養科副室長隈元智子網屋寛美尹智美西留美芋迫ひとみ芥川まよみ市來朋美三反田美津子調理師主任宮原伸一郎主任末満洋一副主任高橋尚野津洋一田中覚五反田久美子岩屋太一 職名氏名山下夏樹塚本みどり有馬チリ子国分和代迫田真由美安達悦子下伊倉恵子鳥飼ユミ子山下三枝子桑山勝子仮屋安子小薗マリ子歯科口腔外科副主任森山ちどり豊重瞳木下あけみ永山由佳居宅介護支援事業所海老原節子東福久常新川みつ子山本利明豊崎いずみ児玉ひとみ小田美穂看護部看護部長吉蒼和子副看護部長重田盟子師長久保園玉美三浦みつ子安全管理医療安全管理者片田淑子外来副主任伊達由和松尾由美田中睦美有村芳文島元優子谷山美穂新徳幸恵田野邊明日香鶴田郁代牛込美智子日高いずみ小川秀一長崎里美山元かよ子中窪和江松下睦子塚元ひとみ木村春美久木田みほ子福元終子安達イサ子 - 8-

職副主任師長師長副主任副主任 名 氏名植畑和子宇都良子本島里美福島さとみ F 西留恵美子吉留節子和佐利紀内智子牧之瀬久江上村千代美西門美津江二木智恵美中原珠美前迫聖子下假和子小川靖史大野みゆき東倉明美牛牧あゆみ松下彩上籠利恵福吉ナリ子永井幸子 OP 仮重喜代美中島由美山下秀和田淵香子柴田恵美子山岡京子中野美樹志和地昭子渡会雄也田中マリ子鶴野千恵子 ICU 藤安友子奧松陽子西方里美田島真弓湯之前朋子大森恵川原好子誕田友香理東窪めぐみ坂下康江瀬戸宇治祐一下園真由美田中寿幸泥谷菜津美上野尚美神川弥生 職師長主任副主任師長副主任 名氏名牧山美穂前田ますみ久津輪美智子 階東病棟木下徹子中村順子西村信子立迫真由美濱田聡子内村亜希子安崎佳代子河野美月中島みどり山元千夏瀬戸口智美内さとみ木崎瑞恵小平としえ中崎智子加治木亜耶乃有島ちひろ塔尾優一郎宮下みどり及川由美田之上剛志大須のり子久米田ムツ子高尾たつ子平嶺孝鳥越智恵 階西病棟大野緑牧之瀬正子堀添良子福永理恵子坂口七重岩崎理香大宅凡子泉和歌子入田三千代小田吉子日高智美松相和代川畑明美橋口ゆかり山下健太郎村山里美下久保いずみ礒脇経子前野篤子入部とみ子坂元浩一中島美智子池邊信子 職 副主任 主任 名氏名平野直弓福吉朋美海老原真理伊波勝美長谷順子 階東病棟園田千穂山元奈美桑原美智子濱田良美小屋未央里吉元なつき鮫島久里子中山禎代下西さおり後迫美千代兒島さつき吉留美菜西方さつき入佐智美今村由美子坂元和子上籠成子嶋田睦美森永美穂加治屋幸枝前村優子瀬筒ひろ子宮脇泰子有島チエ子奥村由香越智さおり 階西病棟堂池鈴代小沼久康宮崎結子岡崎利香山口康信大柄根尚美中島啓子上山むつみ豊栄たず子前田さとみ栗巣久美子坂元むつ子中原崇志岩重幸一向原奇子山元辰太郎坂元眞由美大津俊昭矢野美千代岩元栄子永田美和子 - 8-

職師長副主任主任副主任副主任 名氏名 階東病棟永山アキ川元さとみ諏訪下ちづる前原弥生有馬美穂有村美貴子西村真由南谷えりか庄屋ひとみ古川則子重久かおり上ノ瀬久美子中村貴子白石陽香中村由紀子檢崎文栄濱田久美子出口由季乃渕脇千どり樋高麻衣新地梢山元悦子石田智子花里イチ子外園ゆり香瀬戸山チエ子 階西病棟加藤佳代子前山光子池田悦子野田佳江中西沙稚隈元真奈美原口百合子加治屋洋美西俊介山下めぐみ平川美由紀浜田すず米光優富永香寿寛小平正代谷口徳子末吉真知子宮田久後迫麻美四元明美小城あけみ透析桑俣修一是枝正剛山之口喜子竹山昭子大迫てるみ 職名氏名城戸内修郷原多恵子中野加代子神野春美実下いずみ稲葉優美訪問金子美千代牧之田みずえ埜中スゞ子谷崎かよ子通所リハビリ主任命苫由美西村かずみ木下美鶴松永孝子宮路敏子曽山和子堂脇浩幸堀元すず子川添裕子今村利美平原悟岡村則夫馬場稔立迫三四郎赤崎悦子横川久登立元俊男事務部事務部長江口卓郎事務次長坂口勝章総務課主任内村伸一副主任濱里正和中牧麻衣子渡邊真代経理向井麻希子上園龍弥前村辰浩医局秘書柿元博美中村真由美教育管理部副主任臼井之枝資材甲斐昭彦奥村勝弘天久淳木村倫子営繕主任川村寛 SE 桐野浩道児玉亮車輌峯崎恵常正蔵柳沼和弘蔡光鎬島元昭弘 職 副主任保育室副主任 主任 名 医事責任者主任主任副主任入院 外来 電話交換手 氏名鳴川信雄高原義樹 柏原小百合有留優子福永孝子福元菜穂子中原伸子黒木梨恵西中村幸子下内侍静子西茉衣医療相談室岩切孝一郎本田親吾塩満由希山元樹里医事課 上野謙介米盛作道松下幸吉平川俊彦山元朋子有留舞中野由貴吉田誠上西園和仁川越和也浅井加奈子上村理恵小牧陽子水清真希西薗加奈子田村貴志渡邊淳江口えりさ図師孝洋田中かおる 診療情報管理室副主任廻智子村治末和地域連携課渉外係長久保公男主任山中甲市武田米隆米光翼病診連携副主任山元大作礒脇千尋満丸かおり人間ドック 健診宮原浩子飯島美和友の会冨山寛子園田タキ子 - 8-

編集後記 昭和 年に開院してから 年が経とうとしています 当院として年報を作成することは初の試みであり 企画当初は色々な諸事情を抱え 年内に創刊することが本当に可能なのか否か不安の連続でした 資料作成の段階においては 各部署のレポートを取りまとめることもままならず 半ば断念しかけていた私を温かくチームプレイにて支えてくれた地域連携課のスタッフ 広報委員会の皆様には感謝の言葉もございません そして何よりも経験不足で未熟な私共を最後まで見守って頂いた竹中部長の存在は実に大きかったと思います いま私共が出来る精一杯の資料となります 至らぬ点が多く内容は少し乏しいかもしれませんが 何か皆様のお役に立てれば幸いです ここに編集後記の記録者として名を連ねることを名誉に思い深く感謝する次第です 広報委員会委員長山元大作 年年報 年 月発行 発行医療法人愛心会大隅鹿屋病院 89- 鹿児島県鹿屋市新川町 8 番地 TEL99-- FAX 99--9 URL htp://www.kanoya-aishinkai.com/ 印刷株式会社新生社印刷 - 8-