静岡市立玉川中学校H27学校評価書.xls

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教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

生徒指導の役割連携_四.indd

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明 計 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

学校評価保護者アンケート集計結果 2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

Microsoft Word - 研究の概要他(西小) 最終

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

61.8%

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

西ブロック学校関係者評価委員会 Ⅰ 活動の記録 1 6 月 17 日 ( 火 ) 第 1 回学校関係者評価委員会 15:30~ 栗沢中学校 2 7 月 16 日 ( 水 ) 学校視察 上幌向中学校 授業参観日 非行防止教室 3 9 月 5 日 ( 金 ) 学校視察 豊中学校 学校祭 1 日目 4 9

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

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3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

平成 28 年度学校評価最終報告 教職員 :20 人生徒 :309 人保護者 :233 人 [ とてもよい 青ややよい 赤やや不十分 黄緑不十分 紫 ] < 教職員 保護者共通項目アンケート > 評価項目教職員保護者 1 学校は 様々な機会を活用して 学校の様子や学習内容を地域や保護者に伝えている

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

平30年度学校経営案ホームページ洋

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

愛媛県学力向上5か年計画

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

H30全国HP

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

H26研究レポート一覧(6年研)変更2017.3.22

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平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

農山漁村での宿泊体験活動の教育効果について

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

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家庭における教育

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

県立学校職員 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 15 条の2 第 1 項第 5 号の規定に基づき 山形県教育委員会における職員 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 7 条に規定する校長及び教員等 ) の標準職務遂行

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が


ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

第4章 道徳

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

中学校 (3 年 ) 国語では A( 知識問題 ) は ほぼ全国平均なみです B( 活用問題 ) は 課題が見られます 数学では A( 知識問題 ) B( 活用問題 ) ともに 課題が見られます 国語 A( 知識に関する問題 ) 国語 B( 知識を活用する問題 ) 言語事項は ほぼ全国平均なみです

2/9 ページ 5. 一斉授業より 4 人班等による活動的な授業の方が積極的に参加できている る やや当る あまり当て ら る計 % 14

勝ちにこだわるあまり, 他人の気持ちを考えない言動をする生徒がいたため, 全体指導を行った経緯もある 以上の事から, 中学校生活で様々な活動に一生懸命に取り組む中で, 思うようにいかず, 悔しい思いをする経験をした生徒が多いことがわかる 本学級の生徒がこの経験を生かし, さらに成長するためには, 悔

4 目標の設定 学校経営目標 達成目標 評価指標 実績値 H6 目標値 H5 H6 H7 社会で求められる基礎学力を身に付けさせるとともに, 規範意識を育む指導体制が確立された学校 担当部等 生徒アンケートにおいて 始業 終業のあいさつをする と回答した生徒の割合 ( 肯定的回答 ) (%)( 月ア

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

Taro-07_学校体育・健康教育(学

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

2/9 ページ 5. 一斉授業より 4 人班等による活動的な授業の方が積極的に参加できている 1よく当てはまる 当て 当ては まらな 5わから い % 5 6. 自

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

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実践 報告書テンプレート

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

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商業科 ( 情報類型 ) で学習する商業科目 学年 単位 科目名 ( 単位数 ) 1 11 ビジネス基礎 (2) 簿記(3) 情報処理(3) ビジネス情報(2) 長商デパート(1) 財務会計 Ⅰ(2) 原価計算(2) ビジネス情報(2) マーケティング(2) 9 2 長商デパート (1) 3 プログ

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

20(掲載)【石川県小松市立松陽中学校】

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

平成 29 年度 < 平成 29 年度学校教育目標 > 兵庫が育む こころ豊かで自立した人づくり を基本理念とし 明るく充実した学校生活を送る中で 調和の取れた人間性を培い 創造性とチャレンジ精神を持って国際社会に貢献し 命と人権を大切にするこころ豊かな人間を育成する < 重点目標 > 学校評価結

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

2/9 ページ 5. 一斉授業より 4 人班等によ活動的な授業の方が積極的に参加できてい 1よく当てはま やや当てはま 当て よく当 てはま 5わから % 3 あま

5. 一斉授業より 4 人班等による活動的な授業の方が積極的に参加できている てはまる らはまら 2やや当てはまる % はまら り当ててはま ら はまらる

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今年度の校内研究について.HP

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

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2、協同的探究学習について

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

平成25~27年度間

平成 年度言語活動の充実促進モデル校事業の研究より 豊かな表現力を培う 各教科等における言語活動の充実 伝え合う力 の育成

Taro-自立活動とは

解答類型

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平成 29 年 2 月 16 日 年度末反省会 (2/2) 指導部会 (2/6) を受けての来年度の方向性 1 学校経営について 学校 HPについて タイムリーでない情報にならないように 適宜更新していく また掲示する内容を吟味していく 〇講師や支援員の要請を引き続き行っていく 2 施設 設備等の管

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

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ICTを軸にした小中連携

Transcription:

平成 27 年度 学校評価書 静岡市立玉川中学校 Ⅰ 経営の重点に関わること 1 学校教育目標 : 自ら切りひらく たくましい生徒 評価 評価 学校関係者評価委員会から 2 重点目標 伝え合う生徒 1 学力の定着 伝え合い, わかるまで繰り返そう 2 思いやりの心と社会性の育成 思いやりをもって伝えよう 3 かかわる力の育成 進んでかかわり, 協力しよう 1 授業において 伝え 聴く 学習の繰り返しから, 学習内容の定着に努めている 授業の中に 3 つの場 自分の考えを持つ場 伝え合う場 考えを深める場 を設定することにより, 具体的に 伝え 聴く 取り組みをより意識することができた その成果が全国学力状況調査に表れていた 2 四つの伝統 ( 一人が十人分働く 大きな声で挨拶 無言清掃 三分前行動 ) を意識して行動することで自己肯定感を高めるとともに, 相手に 伝える 思いやりの心と社会性を身につけている 生徒会本部を中心に意識化を図る呼びかけや全校協議が進められ, 伝統を守ろうとする言動が見られてた 形骸化している部分を感じる 行事などの準備や片付けでは, 積極的に行動する姿が見られる反面, 日常の廊下で多くの荷物を持つ生徒の手伝いを申し出ないで素通りする姿も見られる 意義を再考する機会を持つ必要がある 3 伝え合う場 の設定により, 生徒は互いに伝え合い, かかわることで, 生徒会活動 太鼓活動 部活動 学級活動等の場面で協力し て活動に取り組み, 自治力を高めている 生徒会活動の中に積極的に話し合いの場が設けられたり, 掲示物を工夫して広報に務めたりするなど, 自治力を高めようとする働きかけがなされてた どのような生徒会 専門委員会にしたいのか, 目標を達成するために何ができるのかなど, 活発な意見交換がなされ, 協力して成し遂げようとする意識が高かった 時間的なゆとりがないことが主な要因であるが, 生徒自身が課題意識を持った計画立案や振り返りが十分にできず, 活動に繋がりをつくれなかった 1 毎日の授業の積み重ねから学力が上がり, 全国学力 学習状況調査の結果に表れた 生徒は, 参加者が声を出せないほど授業に集中しており, 驚いた 教師は, 生徒の様子を見ながら問いかけをよく行っていた 生徒が, 自分の考えを持って発言している姿が印象的であった 2 生徒たちに 伝統を守っていくのだ という姿勢が見られた 学校内外で, 誰に対しても挨拶できることは立派である 3 人数が少ない中, 一人一人の役割が多く大変だと思うが, 活発に活動できている 太鼓活動に意欲的に取り組んでおり, 地域の方々から褒めていただけることが多くなった 伝統としてつないでいってほしい 太鼓演奏は素晴らしく, いつ聴いても心に響く また, 迫力, バチ捌きの見事さに圧倒された 学校関係者評価を受けての学校の改善策 生徒会活動のフリートークが, 諸問題について協議をする場になってきたことを契機に, 生徒会の自主的な取り組みを一層促進するように支援していく そして, 四つの伝統が生徒の内発的な動機付けになるように生徒会活動, 専門委員会等を運営していく 授業の 3 つの場 ( 自分の考えを持つ場, 伝え合う場, 考えを深める場 ) で, 学習用語を使った表現を意識して指導し, 伝え合う活動を通して表現力や問題解決力をより高めていく

Ⅱ 1 教育課程学習指導 各指導部 領域等に関わること (1) 確かな学力の育成 市共通項目 1 (2) 道徳教育の充実 市共通項目 2 4 全学年のS,Lタイムによる補充学習,3 年生の補習, 自主学習の進め方指導, 時間設計による家庭学習の充実を組み合わせて, 基礎 基 本の定着に努めている Sタイムは, 授業でやりきれなかった補充と深化のために大変重要な役割を果たした Lタイムは, 多少質問する生徒が少ないという課題は残ったものの 無言学習 の実践とともに, 家庭学習につながる自主学習の習慣づけに繋がった 3 年の補習も3 年間の学習の総復習という意味で大変効果があった 自主学習ノートの様子を見てみると, 非効率的な取り組みなどが見られたので, 見本となるような生徒や教師の実践を伝達するような取り組みも必要である 学校関係者評価を受けての学校の改善策 授業をはじめ,S,Lタイムや3 年補習, 無言学習や時間設計による家庭学習への働きかけなど, バランスをとった学習支援を進め, 学力の定着に努めていく また, 生徒集会のフリートークにおける 学習に対する後輩から先輩へのQ& の取り組みなど, 多くの場面で良い取り組みを紹介し, 引き継いでいけるようにする 5 道徳の授業等を通じて人としてのより良い生き方を学び, 自分を見つめることができている 道徳の授業が, 概ね計画的に実施された また, 道徳コーナーの掲示も充実していた 学活との内容的な棲み分けを明確にしたい 無言学習や家庭学習につながる, 自主学習の習慣づけは良い 自分の子ども達も, 中学校で目標を持って努力すれば, 良い結果が出ると感じた 計画を立てることで, 学習に取り組むことができてきた 家庭学習をより充実させたい 保護者とも連携して, より良い家庭学習 のあり方を模索してほしい 生徒に様々な課題を提示し, その時代の状況などを考えさせる授業は, 将来につながる良い勉強になる 学習発表会 等の活動にも, 道徳の成果の一端が表れている 今後, 道徳は一層重要な授業になっていくと思うので, より充実させてほしい 学校関係者評価を受けての学校の改善策 道徳の教科化に向け, 文部科学省から配られた資料 わたしたちの道徳 の活用実践例を蓄積していき, 様々なアプローチを構築していく また, 考える道徳 を目指し, 生徒が主体的に課題を解決する授業を展開する 生徒一人一人の経験に戻し, 個々の問題として捉えられるようにする (3) 特別活動の充実 市共通項目 3 6 太鼓活動 茶生産活動 生徒会活動等をESD( 持続可能な社会の担い手を育む教育 ) と位置づけ関連づけることで, 生徒が自信と目的を もって主体的に取り組むことができている 限られた人数の中, 主体的な活動が進められている 各学年が, 伝え合いによって自信を持って活動できている それぞれの活動をESDとして関連づけて実施したことで, 定着とまでは言えないが, 生徒達の口から ESD という言葉が普通に出るようになり, 活動意識の高まりが感じられた 活動が連続するため, 一つ一つの活動に対する目的の浸透が浅く活動を成し遂げることが主となる傾向があった 学校が, 地域活動の中心になっていると感じることが多い 太鼓活動は生徒の自信となっている また, 皆で一生懸命に太鼓の練習をする姿は, 立派であった 今後も長く継承してほしい 茶生産活動にも率先して取り組んでいた 学習発表会の生徒一人一人の研究内容が素晴らしく感動した 昨年度以上に好発表が続き, 生徒達の一層の成長や職員の指導力のすごさを感じた 地域を意識した発表が半数以上あり有り難い 地域について学習することはとても良い 学校関係者評価を受けての学校の改善策 ESD を軸に諸活動の位置づけと繋がりを明確にする 特に柱となる 3 つの活動 ( 太鼓, 茶生産, 玉川学習 ) については目標を具体化させ, 年間を通じて職員と生徒が ESD を意識して活動に取り組むことで, 生徒達の自己肯定感や自己有用感を高めていく そして, 地域や社会に働きかける力を身につけていく

2 生徒指導 (1) 一人ひとりを大切にした指導 市共通項目 4 7 全職員で全校生徒に関する情報交換を行い, 生徒一人一人のあらわれを共通理解することで, 日常的に個に応じた支援に生かしている 十分に生徒理解を深める体制づくりができている 情報交換会では, 他教科での様子や授業以外での個々の生徒の様子が互いに把握できている スクールカウンセラーのカウンセリングにより, 客観的に生徒を捉え, 具体的な支援方法がつかめている 小規模校の特長を生かした教育活動が展開されている 全校生徒について情報交換できることは, 小規模校の良い点だ 全職員が, 全校生徒をよく見ているこことがわかる その結果, 生徒が落ち着いた生活を送っている 生徒一人一人の生育環境等がよくわかるということは, 一人一人に寄り添った教育活動の展開 には不可欠な要素である 学校関係者評価を受けての学校の改善策 受容的な態度で生徒理解を行い, 月に 1 回, 全職員で生徒の様子について情報交換や協議を行う そして, 日々の個の支援に役立てる また, 職員研修にカウンセラーの方を招き, 発達段階や個に応じた支援の在り方を研鑽する 3 進路指導 (1) 生き方指導の充実 8 玉川学習や地域産業体験, 職場体験, 進路説明会を通して, 自己の生き方について考えることができている 玉川学習では, 自分なりのこだわりを持って追究し, 筋道を立てて説明することができていた 玉川学習で, 大きなテーマを設定した生徒は, 情報源をネット検索に頼ることになってしまった 実験やアンケート調査などオリジナル資料が集められるような, 身近なテーマを設定したい 地域産業体験や職場体験学習では, 良い経験の場となり, 玉川学習のテーマに繋がるなど将来設計にも結びついている 全国学力 学習状況調査で, 総合的な学習 ( 玉川学習 ) は今後の自分の人生に役立つ と答えた生徒が非常に多かったことはすごい 自分なりのこだわりを持って追究することは大事だと思う 将来の目標を持って頑張ってほしい 地元を大切にする気持ちを持たせる取り組みは大事だ いずれ地元を離れていったとしても 地元は良いな と思えることは良い 4 安全管理 指導 (1) 学校安全システムの構築 市共通項目 5 学校関係者評価を受けての学校の改善策 玉川学習のテーマに関しては, ガイダンスの時に 身近なテーマ設定の方法 を紹介し, 担当職員の指導のもと, テーマが広がりすぎないように配慮する また,12 月以降から, 各学年が 生き方学習 の活動に取り組めるよう, 玉川学習レポート の内容や作成計画を見直して, 学習発表会以後のレポート作成の時間を短縮する 9 校内安全点検を定期的に実施するとともに, 交通安全教室や避難訓練, 防災訓練, 不審者対応訓練を実施し, 危機管理に努める 毎月の校内安全点検を確実に行い, 適切な管理ができている 交通安全指導は登校指導などと結びつけ, 防災訓練は避難訓練と消火訓練などを結びつけることで, より具体的な取り組みになっている 最近, 様々な事件が起きている 安全, 防災, 不審者対応などを学校だけに任せるのではなく, 地域で行っていかなければならない 駐在所の協力も大きく, 今年度は不審者の対応が十分できた 生徒の安全への意識は高まっているが, 実際の行動に移せるかが心配 学校関係者評価を受けての学校の改善策 今年度と同様に来年度も, 校内安全点検を定期的に実施するとともに, 交通安全教室や避難訓練, 防災訓練, 不審者対応訓練を実施して, 生徒, 職員, 保護者の危機管理に努める

5 保健管理 指導 (1) 健康教育の充実 市共通項目 6 10 毎月のヘルスチェックを活用し継続的な健康指導を行うことで, 生徒自らが心身の健康の保持 増進を図っている 毎月, 時節に応じた内容の指導を行っている 歯の健康に関するもの, 熱中症や睡眠について行っている また, 年度当初に立てた健康目標の振り返り等を行い, 目標を継続的に意識できるようにした 基本的な生活習慣, 特に早寝早起きについては, 目標に掲げる生徒が多いものの, 継続的に意識できている生徒は少ないように感じる 学校関係者評価を受けての学校の改善策 生徒の健康指導など家庭だけではできないことを, 学校でも行うことは良い 心身の健康は大切であり, 毎月のヘルスチェックは効果的である 給食時間が短いという点を改善してほしい 来年度も毎月 1 回のヘルスチェックを継続して行い, 自らの健康について考える時間とする また, 年度当初に保健の目標を立て, 生活習慣等継続して意識ができるように指導の工夫をしていく 6 支援教育 (1) 学校の実態に応じた校内支援体制づくりの推進 市共通項目 7 11 教育相談 カウンセリング体制をつくり, 個々の生徒理解に努め, 支援を行っている 全職員が受容的な態度で生徒指導のあたり, 良好な生徒との人間関係が築けている スクールカウンセラーの訪問日に, 事前打ち合わせや事後協議がカウンセラーとなされ, カウンセリングが有効に行われ, 全職員が情報を共有し, 有効な支援体制がとられている スクールカウンセラーに来校を要請し,5 回の相談活動ができたことは良かった 7 組織運営 (1) 組織 運営の改善 市共通項目 8 学校関係者評価を受けての学校の改善策 スクールカウンセラーと職員, 生徒, 保護者間での綿密な連携が図れるように, 年 5 回の要請訪問を計画的に, かつ意図的に実施する また, 日常の生活でも生徒の実態や様子に目を配り, 機に応じ担任等の相談活動を行う また, 校内の連携を大切にして相談活動も進める 12 各分掌の教職員が進んで学校経営に参画し, 学校組織が円滑に機能している 職員数が少ない中, 各分掌が責任を持って取り組み, それぞれが連動して運営を進めていた 時期的な要因等で, 担当に仕事が集中することがあるので, 計画的な仕事の割り振りを進めていきたい 学校関係者評価を受けての学校の改善策 見通しをもった計画立案を進め, 計画の早い段階から職員の共通理解を図り, 協働する体制を構築していく 職員数が少なく一人一人の役割や負担も多いと思うが 全職員が協力して活動が行われている 8 研修 (1) 研修体制の充実 市共通項目 9 13 付けるべき力が付く 授業をつくるために, 自分の思いや考えをもち, 伝え合いを通して追究する授業実践を進めている 東海北陸地区へき地 小規模校研究, 学校教育課訪問の研究授業などの具体的な目標があったということで, 3 つの場の設定 と 振り返りシート を全教諭で共通理解の上, 授業研究と実践を繰り返してきた その成果がいろいろな調査結果や学習発表会の発表内容の向上にも表れていた 温かで穏やかな雰囲気の中, 緊張感もあり粛々と授業が進められていることに安心感を覚えた 大きな研究発表会もあり, 今年度は授業が一層充実したのではないか 小規模校ならではの研究授業ができていた 生徒に考えさえる場ができており, 自分の考えをわかりやすく伝える姿が見られた 学校関係者評価を受けての学校の改善策 全職員が共通理解のもと,3 つの場 ( 考えを持つ場, 伝える場, 考えを深める場 ) の設定と評価活動を実践し, より深化していく 特に言語活動では, 説明の中に学習用語を意識して使う指導を進めていく

9 保護者 地域住民等との連携 10 施設設備 (1) 信頼される学校づくりの推進 市共通項目 10 (1) 施設設備の適切な管理 14 学校だよりやホームページなど様々な方法で生徒や学校の様子を積極的に知らせるとともに, 地域行事,PT 活動等を小中学校が連携して取り組み, 学校応援団を活用することで地域の信頼を得るよう努め ている 学校だより, ホームページを活用し, 生徒や学校の様子をわかりやすく発信することができた 小学校と連携をとりながらPT 活動に取り組み, 保護者 地域に開かれた信頼される学校づくりを推進できた 学校関係者評価を受けての学校の改善策 今後の小中統合を意識し, 今まで以上に玉川小学校と協同して諸活動に取り組み, 地域に信頼される学校づくりを推進していく 15 学校施設や備品が適切に管理され, 生徒の活動が適切に行われている 施設の修繕箇所については, 迅速に対応している 特に, 生徒の活動に関わる箇所の不具合には優先的に対応した 備品管理は適正に行われている 小中統合を視野に入れ, 備品の整理を進めていきたい 学校関係者評価を受けての学校の改善策 現存の施設管理に一層力を入れると共に今後の小中統合を意識し, 備品の整理を進めていく 地域内の各町内会掲示板に学校公開の掲示物が貼られ, 学校便りが回覧されるなど, 学校活動が地域の方に伝わって良かった 高齢者は学校便りや, 学校で開催される講演会などを楽しみにしている 学校に伺うたび, 職員が温かく迎えてくれる こういうことも, 地域から信頼を得ることにつながっている 校内がほどよく整理整頓され, 何時伺っても気持ちが良い 備品は適切に管理され, 充実している PC など電子機材が充実し, 生徒は幸せだと思う 図書室の蔵書が大変充実しており, ぜひ, 生徒達に読んでほしい 学校から経営のまとめ学校関係者評価委員まとめ 1 学校から経営のまとめ ( 成果と課題 ) 情報交換会, 校内研修等を毎月行い, 生徒個々の状況と手だてを共通理解し, 個別支援を進めることができた 生活面では, 四つの伝統の継承を意識し, 安心して落ち着いた態度で学校生活を送ることができている 学習面では, 授業や補充学習を通して基礎基本の定着が為され, 他と関わる力や思考力の高まりがあった また, 家庭学習への取り組みも向上傾向にある 諸活動では, 太鼓活動や部活動に積極的に取り組み, 学校内外で活躍した また, 生徒会活動では, 執行部を中心に自治的な取り組みを進めた 教育相談やスクールカウンセラー来校を基軸に, 保護者と連絡を取りながら協力して支援を進めることができた 東海北陸地区へき地 小規模校教育研究大会 中部東ブロックユネスコ大会 での発表を機に, 教育活動全般の繋がりを職員 生徒が理解し, 高い意識を持って積極的に活動を進めることができた ESD の考えのもと太鼓活動, 茶生産活動, 玉川学習の目的や取り組みが明確化し, 生徒にとっても伝統としての誇りが高まった まじめで, 他に手を差しのばす優しさを有しているが, 自ら ( 集団 ) の課題を見つけ解決していくような力や態度に欠ける 自らの生活時間を設計し, 計画的に家庭学習を進めていくことが苦手である 授業中に自分の考えを自信を持って発言できるようになってきたが, 他の考えと対比し深化させたり, 情報を整理して考えを構築したりすることが苦手である 太鼓活動, 部活動などで自己肯定感は育まれているが, 自らの課題を設定し, 具体的な活動につなげていくことが弱い 限られた時間に少人数で多くの活動を行っているため, 時間的な保障ができていない 活動自体が優先され, 目的の浸透や計画 準備 振り返りに十分な時間を設定することができず, 深まりに欠ける傾向がある 教師主導で進められることが多く, 自治力 ( 計画性, 課題解決力, 発展性 ) の高まりに結びつきにくい 2 学校関係者評価の意見を受けて ( 改善策 ) 小規模校の利点をさらに生かし, 一人一人の生徒に寄り添った指導 支援を継続し深化させたい 授業における 言語活動 を意識し, 伝え 聴く 学習の繰り返しから, 一層の学習内容定着と表現力 問題解決力の向上を図る また生活ノート ( 時間設計 ), S L タイム学習, 一斉自主学習の指導, 教育相談を連動させ, 自ら学ぶことのできる学習への姿勢を培い家庭学習の質の向上を図る 四つの伝統 の校風を軸に生徒を主体とした生活基盤づくりを継続する その上で諸活動を通して 自己有用感 を高め, 自分を大切にするとともに, 他者に 伝える ことのできる思いやり, 優しさ, 社会性を育む ESD( 持続可能な社会の担い手を育む教育 ) を推進する中で, 自己 ( 集団 ) の課題を明らかにし主体的に課題解決に取り組む力を育むと共に, 地域や学校の自然 文化 伝統などを誇りに思い働きかける力を育む 諸活動の中にフリートークなど 伝え合う 場面を積極的に設定し, 互いに かかわり, 協力し高め合うことのできる自治力を持った集団 生徒を育てる 校内がいつもきれいに清掃され, 清潔感があり, 誰もが気持ちよく落ち着いて過ごせている 全職員が生徒一人一人に寄り添った支援をしている 教育活動を通じて, 卒業後, 自信を持って自分の考えを発言できる人間を育てていってほしい 小学生が部活動に参加する機会が設けられていることで, 中学校に行くよい機会ができ, 進学が円滑にできると感じている また, 地区運動会など小学生を含めた活動は他所ではなかなか見ることができない活動である 運営は大変であると思うが, 今後も続けていってほしい 現在の玉川小 中学校の様子は, 非常に共感でき, 安心できる教育状況にあると思う 小中学校それぞれがお互いの良さを認め, 協力できることは力を出し合い, 独自の教育活動を展開するときは自校で充実した安定感ある教育活動を行っていることに敬意を表したい 生徒数が減少していく中, 小中一貫教育が進むなど, 今後益々大変な状況になると思うが, 自信を持って 玉川教育 を推進していってほしい