表 PET 検査を実施する有床施設の病床数分布 病床数 表 PET 装置の種類と設置台数 割 5 床以上 床 8. PET CT 装置 床 6.5 PET 専用装置 床.5 9 床 ポジトロン CT 組みわせ型 SPECT 装置

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院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ

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部位別 施設名 総数 がん診療連携拠点病院院内がん登録 2014 年集計 口腔咽頭 食道胃結腸直腸大腸肝臓 胆嚢胆管 膵臓喉頭肺 埼玉県立がんセンター 3, さいたま赤十字病院 1,456-2

1981 年 男 全部位 C00-C , , , , ,086.5 口腔 咽頭 C00-C

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密封小線源治療 子宮頸癌 体癌 膣癌 食道癌など 放射線治療科 放射免疫療法 ( ゼヴァリン ) 低悪性度 B 細胞リンパ腫マントル細胞リンパ腫 血液 腫瘍内科 放射線内用療法 ( ストロンチウム -89) 有痛性の転移性骨腫瘍放射線治療科 ( ヨード -131) 甲状腺がん 研究所 滋賀県立総合病

診療所ごとの診療状況 一方 診療所では 外来診療を実施 と回答した診療所は 73 か所 (36.3%) 入院診療を実施 と回答した病院は 2 か所 (1.0%) となっており いずれも実施していない との回答が 124 か所 (61.7%) であった 診療所のてんかん診療実施状況 ( 有効回答数 =

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5. 乳がん 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専門 乳房切除 乳房温存 乳房再建 冷凍凝固摘出術 1 乳腺 内分泌外科 ( 外科 ) 形成外科 2 2 あり あり なし あり なし なし あり なし なし あり なし なし 6. 脳腫瘍 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専

7. 脊髄腫瘍 : 専門とするがん : グループ指定により対応しているがん : 診療を実施していないがん 別紙 に入力したが反映されています 治療の実施 ( : 実施可 / : 実施不可 ) / 昨年の ( / ) 集学的治療 標準的治療の提供体制 : : グループ指定により対応 ( 地域がん診療病

福島県のがん死亡の年次推移 福島県におけるがん死亡数は 女とも増加傾向にある ( 表 12) 一方 は 女とも減少傾向にあり 全国とほとんど同じ傾向にある 2012 年の全のを全国と比較すると 性では高く 女性では低くなっている 別にみると 性では膵臓 女性では大腸 膵臓 子宮でわずかな増加がみられ

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各報告 目 次 1 スタッフ 業務体制 31 2 業務内容 31 3 業務実績 32 (1) 平成 2 年度活動状況総括 32 (2) 平成 2 年度受診者統計 1 検査件数の推移 2 月別検査件数 3 3 検査目的別集計 3 紹介元医療機関別件数 3 病名別件数 3 施設 教育研修 3 今後の展望

A 2010 年山梨県がん罹患数 ( 全体 )( 件 ) ( 上皮内がんを除く ) 罹患数 ( 全部位 ) 5,6 6 男性 :3,339 女性 :2,327 * 祖父江班モニタリング集計表から作成 * 集計による主ながんを表示

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2 院内処方 ( 入院外 投薬 ) 及び院外処方 ( 薬局調剤 ) における薬剤点数薬剤点数階級別件数の構成割合を入院外の投薬 ( 以下 院内処方 という ) 薬局調剤( 以下 院外処方 という ) 別にみると ともに 500 点未満 が最も多く それぞれ 67.0% 59.4% となっている また

日本の方が多い 表 2 は日本の癌罹患数の多い順の第 7 位までの部位とそれに対応する米国の数値と日 米比を示す 赤字と青字の意味は表 1 と同じである 表 2: 部位別の癌罹患数 : 日 米比較日 / 米 0.43 部位 罹患数 ( 日 ) (2002)( 人 ) 罹患数 ( 米 ) 罹患数比日本

PET-CT 検査を受けられる方へ 以下をよく読まれた上で同意書 問診票にご記入下さい PET-CT 検査とは 検査の原理 多くの癌 ( 悪性腫瘍 ) は 糖分を正常組織より多く使います PET 検査では 放射能を持たせたブドウ糖の一種である FDG という薬剤を注射し 約 1 時間後 ( と場合に

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表 1. 罹患数, 罹患割合 (%), 粗罹患率, 年齢調整罹患率および累積罹患率 ; 部位別, 性別 A. 上皮内がんを除く ; 部位別, 性別 B. 上皮内がんを含む 表 2. 年齢階級別罹患数, 罹患割合 (%); 部位別, 性別 A. 上皮内がんを除く B. 上皮内がんを含む 表 3. 年齢

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2009年8月17日

Transcription:

PET 検査に関するアンケート調査報告 第 報 日本核医学会 PET 核医学委員会 日本アイソトープ協会 医学 薬学部会 ポジトロン核医学利用専門委員会 はじめに 質問項目と回答の集結果 日 本 核 医 学 会 PET 核 医 学 委 員 会 と 日 本 ア イ ソ 各項目の質問内容と回答の集結果を以下に示 トープ協会 医学 薬学部会 ポジトロン核医学利用 す 施設の概要 専門委員会は PET 検査を実施している施設におけ. ると以外の検査の実施状況を調査 設立母体は医療法人が 6 施設. で最も することを目的として ポジトロン断層撮影の利用 多く 地方自治体 国あるいは独立行政法人 私立 に関する同アンケート を同で実施した 本調 学校法人 公的医療機関 財団法人の順であった 査は平成 年から毎年実施しており 平成 6 年 6 表 医療機関の機能別区分では 58 施設 5. 月に続いて 平成 年も 6 月を主な対象期間とし が特定機能病院 88 施設 8.6 が地域医療 て実施したので その結果を報告する 前回の結果 支援病院 6 施設 5.9 ががん診療連携拠点 は本誌 年 月号に掲載 病院に該当していた 病床を有する施設は 施設 88. で 病床数の分布は表 の通りである なお 特に言及しない限り 本報告書における PET 検査とは PET 専用装置 PET CT 装置 ポジ DPC 疾患群分類包括評価 の適応施設は 施設 トロン CT 組みわせ型 SPECT 装置等による検査.6 で 施 設.8 は 準 備 中 で あ っ た の総称である 教育 研修関係では 施設 58.8 が臨床研 アンケートの回収率 表 設立母体 PET 検査を実施している全施設を対象とし 6 施設 5 施設 以下 内は前回の調査結果を 示す に調査票を送付した 8 施設 8 施設 から回答が寄せられ 回収率は 6. 59. で あった 表 表 PET 検査に関するアンケート調査の回収率 平成 年 月実施 アンケート送付先数 回答数 回収率 6 8 6. PET 検査実施施設の設立母体 割 医療法人 6. 地方自治体 地方独立行政法 人を含む 5. 国あるいは独立行政法人 国 立大学法人 国立研究開発法 人を含む.5 私立学校法人 5. 公的医療機関 赤十字 済生 会 厚生連など 8.8 財団法人.8.8 5. 社会保険関係団体 全社連 共済組 健保組など 6 年 月号 No.

表 PET 検査を実施する有床施設の病床数分布 病床数 表 PET 装置の種類と設置台数 割 5 床以上 5. 99 床 8. PET CT 装置 68 88 8.6 8. 99 床 6.5 PET 専用装置 6 8 8.5 8. 99 床.5 9 床 ポジトロン CT 組みわせ型 SPECT 装置.6 5. 乳房専用 PET 装置 5.. 6 装置のタイプ 台数 PET MRI 装置 修指定病院で 9 施設. が日本核医学会専 門医教育病院であった また 施設.5 が 割 平成 6 年 平成 年 平成 6 年 平成 年 画像診断センターであった. PET 装置とサイクロトロンの台数 表5 平成 年 6 月現在で各施設が保有する PET 装置 CT 検出器の列数別 PET CT 装置の台数 割 の台数とその構成について質問した アンケートに 検出器列数 PET CT 装置の台数 列.8 回 答 の あ っ た 全 8 施 設 の う ち 6 施 設 8. 列 6 6. が複数台の PET 装置を保有していた PET 装置の 列 5.9 タイプ別のを表 に示す PET CT 装置と 6 列.9 列 9 8. 6 列 9 5. 列.8 列. 列 5. 8 列. 6 列 6 9. 列. 8 PET 専用装置が PET 装置全体に占める割は 各々 8. 8. 8.6 8.5 であった なお 今 回のアンケート回答施設においては ポジトロン CT 組みわせ型 SPECT 装置は 施設 乳房専用 PET 装置は 5 施設 PET MRI 装置は 施設が保有 していた PET CT 装置における CT の検出器列数 は 6 列が 5. と過半数であった 表 5 院内サイクロトロンは回答施設のうち 8 施設 6. が保有していた そのうち FDG 成装 置は 台保有している施設が 6 施設. 表6 台保有している施設が 施設 5. で 台以 上保有している施設は 施設であった これらサイ サイクロトロン保有施設における デリバリ FDG の併用 割 クロトロン保有施設において デリバリ FDG の併 ルーチンにあり.9 用は 時にあり を含めると 施設.9 で 時にあり 5 6. 行われていた 表 6 なし.. デリバリ FDG 併用 FDG を用いた PET 検査 95 PET 検査の月間稼動日数は 回答のあった 8 施設 施設 のなかで 日が最も多く 平均 件 で が,55 件 8. 9,9 件 は 日 日 であった この間に実施された 8.5 が 6, 件 6.8 5,6 件 PET 検査の回答結果を表 に示す. 研 究 等 が 96 件.8 96 件.9 FDG-PET 検査を実施している施設のうち 保険 であった とと研究等の割 診療で実施している施設は 8 施設中 施設 8 は 前回と比較しての増加が比較的顕著 施設中 6 施設 検診 ドックを含む であった で実施している施設は 6 施設 9 施設 であっ 表 8 9 は PET CT 装置と PET 専用装置に分けて た 表 検査は 全体では 8,8 件,8 集した結果である PET 専用装置では PET CT 6 年 月号 No.

表 表 FDG-PET 別実施 割 6 9 6 9,9,55 5,6 6, 8.5 8.. 6.8,8 6,..8 検診以外 5 9.. 院内サイクロトロン 平成6年 平成年 平成6年 平成年 平成6年 平成年 FDG-PET 検査の装置 台当たりの実施分布 96 96.9.8 表8 なし 検診以外 割 6,96 8.5 6 5,8.8 8. 8 5. 表 悪性腫瘍,58 9 件 6 5 件以上 9 件 5 99 件 8 9 件 6 心疾患 平成 6 年 平成 年 8,8,6 6 96 5 8,69,56 割 5 6.6.. と少数であった 表 悪性腫瘍の 5.6 なかでは肺癌が 5. と最も多く 悪性リンパ腫 検診以外 6.. 頭頸部癌 乳癌 大腸癌の順に上位を占めるが こ 99 件 FDG-PET 検査の保険適用疾患別実施 疾患名 PET 専用装置による FDG-PET の目的別実施 9 てんかん 表9 5 99 件 件以上 PET CT 装置による FDG-PET 検査の検査目的別 実施 9 件 あり,8 8,8 検診と検診以外の両方を実施している施設を含む 9 件 8 れらの順位や割は前回と比較して変動はなかった 表 平成 年度から早期胃癌を除くすべての 悪性腫瘍が保険適用となったが その際に適用とな 装置と比較してと研究等の割が多かっ った疾患 表 の 印の疾患 の検査を た なお ポジトロン CT 組みわせ型 SPECT 装 すると悪性腫瘍全体の. を占めており この値 置はの割が多く 98.6 PET MRI 装 は前回と同等であった 置 乳房専用 PET 装置ではの割が多か った 各々 86.6 89.9 なお 転移性腫瘍について今回は 原発巣がわか っている場は原発臓器の癌 不明の場は原発不 表 は院内サイクロトロンの保有の有無で分け 明癌として回答するよう変更し 転移性肝癌の項目 た 各施設における PET 装置 台当たりの FDG- を削除した したがってこの報告では 転移性肝癌 PET 検査である サイクロトロンを保有する と回答のあった 件を原発不明癌に含めた それ 施設は 台当たり 9 件が 施設と最も多 に伴いこの報告では 比較を容易にするため 平成 く 次いで 99 件が 施設であった 保有し 6 年についても転移性肝癌を削除して原発不明癌 ない施設では 5 99 件が 8 施設で最も多かった に加えたため 前回の報告書とは内訳が異なる ま. の適用疾患別 た今回は 前回の調査で 上記以外の悪性腫瘍 と FDG-PET 検査の保険適用疾患ごとの月間実施件 して回答のあった腫瘍の中でが比較的多かった 数を表 に示す 悪性腫瘍が 98.9 と実施件 悪性黒色腫以外の皮膚癌 胸腺腫瘍 小腸腫瘍をア 数のほとんどを占め 心疾患とてんかんは 各々 ンケートの腫瘍名に加え 甲状腺癌も独立した腫瘍 6 年 月号 No.

表 FDG-PET 検査の保険適用の悪性腫瘍別実施 悪性腫瘍名 表 割 FDG-PET 検査の保険適用の心疾患別実施 心疾患名 平成6年 平成年 平成6年 平成年 割 平成 6 年 平成 年 平成 6 年 平成 年 肺癌 6,959,8.6 5. 心サルコイドーシス 悪性リンパ腫,8,. 虚血性心疾患 頭頸部癌,6,6.. 乳癌,6,98 9. 9.5 大腸癌,9,8 8.8 9. 食道癌,6,9.. 膵癌 99,..6 子宮癌,5,85..5 胃癌 早期胃癌を除く 986,5.5. 認知症 認知症疑いを含む 65 6 原発不明癌 8 5.9. 卵巣癌 669 6.. 認知症 てんかん以外の中枢神経 疾患 9 表 9.6 9. 8. 9. 6 FDG-PET 検査の保険適用外疾患別実施 疾患名 平成 6 年 平成 年 5. 不明熱 9 胆嚢 胆管癌 66.6 骨軟部腫瘍 6.. 保険適用とならない あるいは適 用しない 悪性腫瘍 疑いを含む 9 肝細胞癌 8.. 9 前立腺癌 5 6.8. 血管炎 グラフト感染 IgG 関連疾患など 悪性黒色腫 8.. 58 腎癌 8.. 脳腫瘍 8.8.9 96.6 96..6..5.. 8 5.. 甲状腺癌 悪性黒色腫以外の皮膚癌 多発性骨髄腫 胸腺腫瘍 GIST 消化管間葉系腫瘍 小腸腫瘍 上記以外の悪性腫瘍 * 表 O-酸素ガスを用いた PET 別実施 8,,9 8 5 8. 検診以外.. 9.8 9.8 8 9 平成 年度の診療報酬改定で新規に保険適用となっ た悪性腫瘍 転移性肝癌は原発不明癌に含めた 割 平成6年 平成年 平成6年 平成年 平成6年 平成年 86. 9.. よび保険適用の悪性腫瘍であっても何らかの理由で 名とした 心疾患は平成 年度から保険適用となった心サ 保険を適用しなかったものが 9 件であった これ ルコイドーシスが 件実施されており 虚血性心 らを除く血管炎 グラフト感染 IgG 関連疾患な 疾患の 件を大きく上回った 表 ど の疾患が 件であった.5 外の疾患別.6 O-酸素ガスを用いた PET 検査 保険適用外疾患の月間検査を 認知症 認 O-酸素ガスを用いた月間 PET 検査について 知症疑いを含む 認知症 てんかん以外の中枢 の回答結果を表 に示す O-酸素ガスを用いて 神経疾患 不明熱 等に分類して集した結果を を実施している施設は 8 施設中 8 施設 表 に示す 全 58 件のうち 認知症 認知症疑 8 施設中 施設 であり 全 9 件のうち 保険 いを含む は 6 件 認知症 てんかん以外の中 診療は 8 件 8 件中 5 件 は 件 枢神経疾患 は 件 不明熱 は 9 件であった 件 研究等は 9 件 件 であった O-酸素ガ 保険適用とならない早期胃癌 腫瘍マーカー高値な スを用いた PET 検査を実施しているはひき どで悪性腫瘍が疑われ精査目的に実施したもの お 続き少数であった 6 年 月号 No.

表 6 N-アンモニアを用いた PET 別実施 割 6.. 検診以外.. 5.9 6 66 核種 平成6年 平成年 平成6年 平成年 平成6年 平成年 FDG O-酸素ガス N-アンモニア以外の 放射性薬剤を用いた PET 検査の実施 表 86. 95.5 C. O N-アンモニアを用いた PET 検査 平成 年度から保険適用となった N-アンモニ アを用いた月間 PET 検査についての回答結果 F を表 6 に示す N-アンモニアを用いて メチオニン 放射性薬剤 PiB 68 コリン 8 PBB ラクロプライド 5 フルマゼニル 8 水 6 NaF FMISO FLT 6 を実施している施設は 8 施設中 施設 8 施設 中 施設 で 全 66 件のうち が 6 件 6 8 5 6 件中 件 が 件 件 房専用 PET 装置と PET MRI 装置が少数である 検診以外 が 件 件 研究等が 件 5 件 であった N-アンモニアを用いた PET が増加傾向であった 検査を実施しているは少数であるが 保険診 FDG-PET の月間検査は 8,8 件で 8. 療のは大きく増加した がであり その割は前回と同様であ FDG O-酸素ガス N-アンモニア以外 の放射性薬剤 FDG-PET の保険適用疾患のなかでは 悪性腫瘍 保険適用となっている FDG O-酸素ガス N- が実施のほとんど 98.9 を占め その.8 った アンモニア以外の放射性薬剤による PET 検査 月 内訳は前回と同様であった 間 はで 5 件 件 行われており その 5 O-酸素ガスを用いた PET 検査を実施している 内訳は C-メチオニンが実施 施設 件 施設は依然少数であったが 検査の 9. は保 数 件 とも最も多く 以下 実施では 険診療として実施されていた C-PiB が 施 設 C-ラ ク ロ プ ラ イ ド が 5 施 設 C-PBB が 施設の順に多く 検査数では C-PiB 患では 心サルコイドーシスが 件 N-ア 68 件 C-コ リ ン 8 件 O-水 6 件 C-PBB 件 C-ラ ク ロ プ ラ イ ド F-NaF 6 平成 年度診療報酬改定に伴う新規保険適用疾 ンモニアを用いた PET 検査のが 6 件 で いずれも前回より増加した FDG O-酸素ガス N-アンモニア以外の放射 各 件 の順であった 表 性薬剤による PET 検査数は C-メチオニン C-コリン 8 件 O件 C-PiB 68 件 おわりに C-ラクロプラ 水 6 件 C-PBB 件 本調査により以下の点が明らかとなった イド F-NaF 各 件 の順に多かった PET 検 査 を 実 施 す る 全 6 施 設 を 対 象 と し た PET 検査に関するアンケート調査を行い 8 施設 6. から回答が寄せられた PET 装置の 8. が PET CT 装置であった 乳 謝辞 お忙しい中を本調査にご協力いただいた施設の 方々に心より感謝いたします 6 年 月号 No. 5