多摩地区アンケート調査報告

Size: px
Start display at page:

Download "多摩地区アンケート調査報告"

Transcription

1 資料 D-3 平成 22 年度第 1 回血液事業部会適正使用調査会日本輸血 細胞治療学会 29 年輸血業務 輸血製剤年間使用量に関する総合的調査報告書 (2) 平成 22 年 7 月 15 日 1. アルブミン製剤の管理 使用状況についての調査結果アルブミン製剤に関する緊急アンケート調査は 29 年 1 月に 1522 施設を対象として実施され 回答施設数は 993( 回収率 :65.2) だった この調査を中心に毎年日本輸血 細胞治療学会が実施してきたアンケート調査も含めて アルブミン製剤の管理方法 国産 輸入 献血 非献血別の使用量推移 DPC の有無による自給率の差異 国産製剤の使用割合に影響した輸血療法委員等の具体的取り組み 採血国 献血 非献血についての IC( インフォームドコンセント ) 取得率と使用製剤の差異などを検討した 1) アルブミン製剤の管理方法の推移 ( 図 1~3) 輸血部 検査部にてアルブミン製剤を管理している比率は 25 年から 29 年にかけて 5 床以上の大規模病院を中心に漸増傾向を認めたが その使用状況を把握している比率は各規模の病院とも 25 年から 26 年にかけて急増していた 一方アルブミン製剤の採用決定部門は薬剤委員会である施設が多かった 2) 低張 高張製剤での国産 海外献血 非献血製剤の占める比率の推移 ( 図 4 ~6) 5 製剤では 3 床未満の小規模病院よりも 3~5 床の中規模病院並びに 5 床以上の大規模病院で国産製剤に占める比率が少なく さらに大規模病院では 28 年から 29 年にかけてその比率がさらに減少した 2 製剤では各規模の病院とも国産製剤の比率が 8 強だったが 中 大規模病院では 29 年にかけてその比率が低下した 25 製剤では国産製剤の割合は 8 前後で 中小病院では 29 年にその割合が減少したが大規模病院では増加した 3)DPC の有無による自給率の差異 ( 図 7 8) 病床数にかかわらず DPC を導入している施設でのアルブミン製剤の国内自給率の平均は導入していない施設よりも若干低かった また出来高算定が可能な手術時の使用とそれ以外の使用において国産と外国産のアルブミン製剤の使用割合に差異があると回答した施設でも自給率の平均値は若干低かった 4) 原料血液の採血国や献血 非献血の IC の状況と使用製剤の差異 ( 図 9~15) 原料血液の採血国について IC を行っていたのはどの規模の病院でも約 2 献血 非献血の別についての IC の実施率も約 2 であった 管理部門による採血国や献血 非献血についての IC 取得率の差異はわずかであった 採血国についての IC を取っている施設では 5~25 の全てのアルブミン製 1

2 剤において国産の導入割合が高く 特に 5 製剤では IC を取っていない施設との差異が約 14 と大きかった また献血 非献血の別について IC を得ている施設でも国産製剤の導入率は同様に高かったが 25 製剤での海外の非献血製剤の導入率は IC の有無にかかわらずほぼ同じ 9 程度だった 採血国についての IC を取得している施設では病床規模によらず自給率の平均値が高かった 5) 大規模病院での自給率の推移と自給率の変化した施設での具体的な取り組みの特徴 ( 図 16~22) 大規模病院で 28 年から 29 年にかけてのアルブミン製剤の自給率の変化を追跡できた 152 施設のうち 2 年とも の 14 施設と 1 の 47 施設を除いた 91 施設を自給率順に並べて分析した まず 28 年の自給率が 49 以下の 3 施設では約 25 ずつ増減した 4 施設の変化が最も大きく その他わずかな増加が 12 施設 減少が 14 施設であった 次に自給率 5~69 の 3 施設では 23 減少した 1 施設以外は小幅な変化を示し 増加が 12 施設 減少が 16 施設 変化なしが 1 施設であった 自給率 7~1 の 31 施設では 21 増加が 1 施設 2 以上減少が 4 施設 ( ) あり 9 以上の顕著な減少を示した施設があった ( 図 19 中の ) それ以外の軽度の増加は 11 施設 減少は 13 施設 変化なしが 2 施設であった 自給率の増加した施設ではアルブミンの管理体制や輸血情報の伝達が良好である率が高く 減少施設では輸血責任医師や担当技師の任命率が低かった 2. 輸血管理料関係の調査結果 1) 輸血管理料の取得状況の推移 ( 図 23) 輸血管理料の取得率は中 大規模病院では 26 年から 29 年まで管理料 Ⅰ を中心に一貫して増加傾向を示し 29 年の取得率は中規模病院で 48 大規模病院で 54 であった 一方小規模病院での取得率はむしろ減少傾向で 29 年は 28 まで低下した 取得できない理由は中 大規模病院ではアルブミン (ALB)/RCC の使用量基準を満たせないことが多かったが 小規模病院では使用量基準以外のその他の理由が 52 を占めた 2)FFP/RBC 比と 1 病床当たりの RBC FFP 使用量 ( 図 24~27) 病院毎に FFP/RBC 比と 1 病床当たりの RBC FFP 使用量をプロットして傾向をみたところ おおむね同比が 1 までは FFP 使用量が増加傾向を示した しかし 1 を超えると FFP 使用量はバラツキを示し RBC 使用量が FFP と比して多くないために FFP/RBC 比が高い施設が散見された 3)ALB( アルブミン )/RBC 比と 1 病床当たりの RBC ALB 使用量 ( 図 28 ~31) ALB/RBC 比と 1 病床当たりの RBC ALB 使用量を病院毎にプロットして 2

3 検討したところ 大規模病院ではほぼ ALB 使用量が多くなる程 同比が高くなる傾向がみられた しかし中規模病院では ALB/RBC 比が 4 を超えると ALB 使用量は増加せず RCC 使用量が低下していた 大 中規模病院の 1 病床当たりの使用量が上位約 2 の施設 ( 前者で 9g/ 床以上 後者で 6g/ 床以上 ) で低張と高張製剤に分けて使用量を調べたところ 両者とも高張製剤の使用量が多かった ( 図 29 31) 3

4 図 1 輸血部 検査部でアルブミン製剤を管理している比率 床以上 3~5 床 3 床未満 年 図 2 アルブミン製剤の使用状況を把握している比率 床以上 3~5 床 3 床未満 年 4

5 図 3 アルブミン製剤の採用決定部門 輸血部門薬剤部門薬事委員会その他 1 小規模病院中規模病院大規模病院 図 4 5 製剤の種別使用量推移 小規模病院中規模病院大規模病院 年 国産海外献血海外非献血 5

6 図 5 2 製剤の種別使用量推移 小規模病院中規模病院大規模病院 年 国産海外献血海外非献血 図 6 25 製剤の種別使用量の推移 小規模病院中規模病院大規模病院 年 国産海外献血海外非献血 6

7 .8 図 7 DPC 導入の有無による自給率の差異 自給率 DPC 有.4 DPC 無 小規模病院中規模病院大規模病院 自給率 図 8 手術室とそれ以外の部門の間で国産の使用割合に差異有り 無し別の自給率 小規模病院中規模病院大規模病院 差異あり差異なしどちらとも 7

8 図 9 原料血液の採血国についての情報提供 小規模病院中規模病院大規模病院 常に実施日本の場合のみ外国の場合のみ不実施 図 1 原料血液の献血 非献血の情報提供 小規模病院中規模病院大規模病院 常に実施献血の場合のみ非献血の場合のみ不実施 8

9 図 11 原料血液の採血国についての IC の有無 管理部門による差異 輸血部管理検査部管理薬剤部管理その他 IC 有 IC 無その他不明 図 12 原料血液の献血 非献血の IC の有無 管理部門による差異 輸血部管理検査部管理薬剤部管理 その他 IC 有 IC 無その他不明 9

10 図 13 原料血液の採血国についてのICの有無による使用製剤の差異 製剤 2 製剤 25 製剤 IC 有 IC 無不明 IC 有 IC 無不明 IC 有 IC 無不明 海外日本 + 海外日本 図 14 原料血液の献血 非献血のICの有無による使用製剤の差異 5 製剤 2 製剤 25 製剤 IC 有 IC 無不明 IC 有 IC 無不明 IC 有 IC 無不明 海外非献血海外献血日本 + 海外非献日本 + 海外献血日本 1

11 図 15 採血国の IC の有無別の自給率 小規模病院 中規模病院 大規模病院 IC あり IC なし 自給率 図 16 大規模病院の自給率の推移 28 年 29 年 病院順序 11

12 自給率.7.6 図 17 大規模病院の自給率の推移 28 年 29 年 28 年下位 1/3 の施設 病院順序 自給率 図 18 大規模病院の自給率の推移 28 年 29 年 28 年中位 1/3 の施設 病院順序 12

13 自給率 図 19 大規模病院の自給率の推移 28 年 29 年 28 年上位 1/3 の施設 病院順序 図 2 自給率の変化率と全体への寄与率 アルブミン総量 (g) 施設 >-8-2 ~- 1 ~ ~ ~ ~ 2 ~ 2 3 自給率の変化率 13

14 図 21 自給率が減少した施設の特徴 全施設減少施設 症例検討 評価システムの導入 専任輸血責任医師の任命 専任輸血担当技師の任命 6 5 図 22 自給率が増加した施設の特徴 全施設増加施設 輸血部 検査部での管理 査定状況の検討 医師へ情報の周知 評価システム導入 アルブミンの輸血部移管 14

15 図 23 輸血管理料の取得状況 小規模病院中規模病院大規模病院 管理料 Ⅰ 取得管理料 Ⅱ 取得 F/R 比が問題 A/R 比が問題その他の問題 F/R 比 A/R 比 : 算定条件で規定された FFP と RCC 並びにアルブミンとRCC 使用量の比率 図 24 FFP/RBC 比と RBC FFP/ 床 RBC/ 床 FFP/ 床 RBC/ 床 FFP/ 床 大規模病院 FFP/RBC 15

16 RBC/ 床 FFP/ 床 図 25 FFP/RBC 比と RBC FFP/ 床 RBC/ 床 FFP/ 床 大規模病院 FFP/RBC RBC/ 床 ALB/ 床 9 図 26 FFP/RBC 比と RBC FFP/ 床 中規模病院 8 RCC/ 床 7 FFP/ 床 FFP/RBC 16

17 RBC/ 床 ALB/ 床 図 27 FFP/RBC 比と RBC FFP/ 床 RCC/ 床 FFP/ 床 中規模病院 FFP/RBC RBC 単位 / 床 ALB/1g/ 床 図 28 ALB/RBC 比と RBC ALB/ 床 大規模病院 RBC/ 床 ALB/ 床 ALB/RBC 17

18 ALB/1g/ 床 図 29 ALB/RBC 比と RBC ALB/ 床 総 ALB/ 床低張 ALB/ 床高張 ALB/ 床 大規模病院 図 3 ALB/RBC 比と RBC ALB/ 床 ALB/RBC RBC 単位 / 床 ALB/1g/ 床 3 25 中規模病院 RCC/ 床 ALB/ 床 ALB/RBC 18

19 ALB/1g/ 床 図 31 ALB/RBC 比と RBC ALB/ 床 中規模病院 総 ALB/ 床低張 ALB/ 床高張 ALB/ 床 ALB/RBC 19

血液製剤使用量等アンケート調査報告 平成 26 年度 ~28 年度 :3 年間の推移 滋賀県輸血療法委員会 平成 30 年 3 月

血液製剤使用量等アンケート調査報告 平成 26 年度 ~28 年度 :3 年間の推移 滋賀県輸血療法委員会 平成 30 年 3 月 血液製剤使用量等アンケート調査報告 平成 26 年度 ~28 年度 :3 年間の推移 滋賀県輸血療法委員会 平成 30 年 3 月 目次 1. はじめに 1 2. アンケート調査項目 1 3. 調査結果集計の概要 2 1) 調査対象及び集計対象 : 2 2) 院内体制に関する調査について 3 3) 院内検査の実施について 4 4) 危機的出血時の輸血体制について 5 5) 日本輸血 細胞治療学会及び日本自己血輸血学会認定医療従事者の有無について

More information

不規則抗体の基礎

不規則抗体の基礎 平成 30 年度赤十字血液シンポジウム チーム医療 ( 輸血専従技師の立場から ) ~ 安全性の向上を目指して ~ 2018 年 7 月 28 日 ( 土 ) 熊本赤十字病院検査部 吉田雅弥 当院の紹介 病床数 490 床 診療科 28 科 外来患者数約 1,200 名 / 日 救命救急センター ( 三次救急 ), 熊本県ドクターヘリ基地病院, 基幹災害拠点病院, 熊本 DMAT 指定病院, 腎移植施設など

More information

中小医療機関における輸血 療法委員会の設置に向けて 長崎県合同輸血療法委員会平成 31 年 1 月 16 日

中小医療機関における輸血 療法委員会の設置に向けて 長崎県合同輸血療法委員会平成 31 年 1 月 16 日 中小医療機関における輸血 療法委員会の設置に向けて 長崎県合同輸血療法委員会平成 31 年 1 月 16 日 1. はじめに 輸血療法を行う場合は 各医療機関の在り方に沿った管理体制を構築する必要がありますが 医療機関内の複数の部署が関わりますので 次のような一貫した業務体制をとることが 輸血療法の実施に関する指針 において推奨されています 輸血療法委員会の設置 責任医師の任命 輸血部門の設置 担当技師の配置

More information

図 1 左側は 全病院における病床規模の分布を 右側は回答者施設の病床規模の分布を示す 200 床以上 ~500 床未満 500 床以上では全体に占める割合に比べて回答者の割合がやや高く 200 床未満では やや低い 以下 回答施設全体の統計要約は この点を考慮に入れてみる必要がある 図 1 全病院

図 1 左側は 全病院における病床規模の分布を 右側は回答者施設の病床規模の分布を示す 200 床以上 ~500 床未満 500 床以上では全体に占める割合に比べて回答者の割合がやや高く 200 床未満では やや低い 以下 回答施設全体の統計要約は この点を考慮に入れてみる必要がある 図 1 全病院 2015 年 8 月 医療機関における情報システムの 運用 管理に携わる人材に関する実態調査報告書 一般社団法人日本医療情報学会協力 : 一般財団法人医療情報システム開発センター 1. 調査目的および方法 1.1 調査項目本調査は病院における情報システムの運用 管理に携わる人材を取り巻く環境の実態を調査し 今後の在り方を検討するために実施した 2002 年に同様の調査を実施しており 比較のため 当時と同じ設問も含めている

More information

Microsoft Word - 報告書 最終1116.doc

Microsoft Word - 報告書 最終1116.doc で薬剤師 臨床検査技師 臨床心理士等となっている 一方 同調査では CRC 養成研修修了者の約半数は CRC 業務や治験事務局業務に携わることなく 治験以外の業務に従事している実態が明らかとなっており CRC の現状について詳細な調査が必要である CRC の認定制度は 現在 我が国では 日本臨床薬理学会 日本 SMO 協会 SoCRA(The Society of Clinical Research

More information

岡山県血液製剤使用適正化普及委員会 事業目的 背景 我が国の医療に使用されている血液製剤のうち 全血製剤及び血漿製剤は全て献血で確保されているが 血漿分画製剤は外国からの輸血に依存している 本邦の血液製剤の使用量が諸外国に比べて多い 感染症発症の危険性を完全には排除できない 血液製剤を適正に使用する

岡山県血液製剤使用適正化普及委員会 事業目的 背景 我が国の医療に使用されている血液製剤のうち 全血製剤及び血漿製剤は全て献血で確保されているが 血漿分画製剤は外国からの輸血に依存している 本邦の血液製剤の使用量が諸外国に比べて多い 感染症発症の危険性を完全には排除できない 血液製剤を適正に使用する 岡山県血液製剤使用適正化普及委員会 事業目的 背景 我が国の医療に使用されている血液製剤のうち 全血製剤及び血漿製剤は全て献血で確保されているが 血漿分画製剤は外国からの輸血に依存している 本邦の血液製剤の使用量が諸外国に比べて多い 感染症発症の危険性を完全には排除できない 血液製剤を適正に使用する必要がある 平成 27 年 3 月 17 日岡山県血液製剤使用適正化普及委員会会長上田恭典 設置 国の使用適正化政策に従い平成

More information

2 院内処方 ( 入院外 投薬 ) 及び院外処方 ( 薬局調剤 ) における薬剤点数薬剤点数階級別件数の構成割合を入院外の投薬 ( 以下 院内処方 という ) 薬局調剤( 以下 院外処方 という ) 別にみると ともに 500 点未満 が最も多く それぞれ 67.0% 59.4% となっている また

2 院内処方 ( 入院外 投薬 ) 及び院外処方 ( 薬局調剤 ) における薬剤点数薬剤点数階級別件数の構成割合を入院外の投薬 ( 以下 院内処方 という ) 薬局調剤( 以下 院外処方 という ) 別にみると ともに 500 点未満 が最も多く それぞれ 67.0% 59.4% となっている また 2 院内処方 ( 入院外 投薬 ) 及び における薬剤点数薬剤点数階級別件数の構成割合を入院外の投薬 ( 以下 院内処方 という ) 薬局調剤( 以下 院外処方 という ) 別にみると ともに 500 点未満 が最も多く それぞれ 67.0% 59.4% となっている また 年齢階級別にみると年齢が高くなるほど 500 点未満 の割合が低くなっている ( 表 15 図 18) 表 15 院内処方 院外処方別にみた薬剤点数階級別件数の構成割合

More information

スライド 1

スライド 1 部門別解析および結果評価 - 抗体検査 - 日本赤十字社近畿ブロック血液センター高陽淑 参加状況 1. 参加施設の構成 2. 抗体検査実施状況 報告の内容 抗体検査の結果評価 1. 部門別総合判定結果 ( 抗体検出 特異性同定 ) 2. 方法間 施設間の結果比較 3. 部門別評価結果 ( 抗体検出 特異性同定 ) まとめ 1. 17thQCWS 抗体検査に関する講評 2. 18thQCWSに向けて

More information

政策課題分析シリーズ10(本文3)

政策課題分析シリーズ10(本文3) 3. 公立病院の医業収支分析ここまで 主に公立病院の全体的統計データや制度について概観した 本節以降は 公立病院経営においては大規模病院と小規模病院で抱える課題が異なることを踏まえて 規模と立地で公立病院を分類した上 個別病院の経営データに基づいた分析を行う 3.1. 分析手法公立病院の経営努力の成果は まず病院の本来事業である医業収支の変化に顕在化するものと考えられる よって本分析では医業収支の変化に着目し

More information

政策課題分析シリーズ14(本文2)

政策課題分析シリーズ14(本文2) 1.2. 外来投薬に係る技術料の費用構造の分析以上のように 医薬分業を進めてきた報酬の付与方法や水準について 改善を求める動きが出てきた背景には 医療費に占める調剤費の割合が高まってきたこともある 本節では 社会医療診療行為別統計 ( 調査 ) 9 を用い 外来時に投薬を受ける場面を想定し 院内処方の場合と院外処方の場合に分解し それぞれに係る外来薬剤費やその技術料について分析する ( 院外処方の増加により

More information

(3) アンケート項目 1 外国人患者の受入れについて 外国人患者受入れの実施状況 外国人患者受入れを実施している診療科 対象国 外国人患者受入れの経緯 目的 外国人患者受入れに関する課題 2 海外展開について 各種の海外展開の実施状況 海外展開を進めるにあたっての課題 (4) 回収状況 最終的に

(3) アンケート項目 1 外国人患者の受入れについて 外国人患者受入れの実施状況 外国人患者受入れを実施している診療科 対象国 外国人患者受入れの経緯 目的 外国人患者受入れに関する課題 2 海外展開について 各種の海外展開の実施状況 海外展開を進めるにあたっての課題 (4) 回収状況 最終的に 第 2 章国内医療機関における外国人患者の受入状況の把握 2-1. 背景および目的 1) 目的経済産業省では 2009 年度以降 医療滞在ビザの課題整理や国際医療通訳に関する講座の開催等 国内における外国人患者の受入環境整備に向けた各種事業を実施してきた 本業務は 国内の医療機関に対して外国人患者の受入状況に関するアンケート調査を実施し 平成 22 年度サービス産業イノベーション促進事業 ( 国際医療交流調査研究事業

More information

FdData社会地理

FdData社会地理 [ [ 1(3 ) [ 2(3 ) A C [ [ [ 3(2 ) (1) X Y Z (2) X Y Z 3,000m [ 4(3 ) [ [ [ 5(2 ) ( ) 1 [ [ 6( ) (1) A (2) (1) B [ 7(3 ) (1) A (2) A (3) A 2 [ 8(2 ) [ 9(3 ) 2 [ 10(2 ) A H [ [ 11( ) A H 3 3 [ 12(2 ) [ (

More information

消防力適正配置調査報告

消防力適正配置調査報告 8 5 5 20 11 22 4 25 1.1 1 1.2 1 1.3 2 2.1 6 2.2 6 2.3 8 2.4 8 2.5 9 3.1 10 3.2 10 3.3 13 4.1 15 4.2 17 4.3 19 4.4 21 4.5 23 (1) - 1 - (2) (1) ()1 ( ) 8 1 1 143 116 (2) 1-2 - 26 24 19 24 6 21 24 4 19 24

More information

Microsoft Word - 01Ł\”ƒ.doc

Microsoft Word - 01Ł\”ƒ.doc 226821,416* 13,226 22 62,640 46,289 13,226 28.6 * 8,030 4,788 408 13,226 2,249 2,868 55 5,173 2,153 716 93 2,962 3,628 1,204 260 5,092 173 10 361 25.5% 40 220 112 50.9% 4,922 804 16.3% 3040 141 54 38.3%

More information

1 1 調査の目的 調査の概要 1 平成 28 年 4 月より レセプトの電子請求を行っている保険医療機関及び保険薬局について 公費負担医療に係る給付により自己負担がない患者 ( 全額公費負担の患者を除く ) から求めがあった場合にも明細書の発行が義務づけられたことを踏まえ 保険医療機関 保険薬局及

1 1 調査の目的 調査の概要 1 平成 28 年 4 月より レセプトの電子請求を行っている保険医療機関及び保険薬局について 公費負担医療に係る給付により自己負担がない患者 ( 全額公費負担の患者を除く ) から求めがあった場合にも明細書の発行が義務づけられたことを踏まえ 保険医療機関 保険薬局及 0 中医協検 - 5-1 2 9. 1 1. 1 0 公費負担医療に係るものを含む明細書 の無料発行の実施状況調査報告書 ( 案 ) < 結果概要 > 1 1 調査の目的 調査の概要 1 平成 28 年 4 月より レセプトの電子請求を行っている保険医療機関及び保険薬局について 公費負担医療に係る給付により自己負担がない患者 ( 全額公費負担の患者を除く ) から求めがあった場合にも明細書の発行が義務づけられたことを踏まえ

More information

FR 34 316 13 303 54

FR 34 316 13 303 54 FR 34 316 13 303 54 23 ( 1 14 ) ( 3 10 ) 8/4 8/ 100% 8 22 7 12 1 9 8 45 25 28 17 19 14 3/1 6/27 5000 8/4 12/2930 1 66 45 43 35 49 25 22 20 23 21 17 13 20 6 1 8 52 1 50 4 11 49 3/4/5 75 6/7/8 46 9/10/11

More information

大阪府血液対策懇談会

大阪府血液対策懇談会 大阪府献血推進審議会適正使用対策部会 日時 : 平成 27 年 12 月 11 日 ( 金 ) 午後 2 時 30 分から午後 4 時場所 : 大阪赤十字会館 402 会議室 1. 課長挨拶 2. 委員 事務局紹介 3. 議題 (1) 平成 27 年度の献血状況と需給状況について 事務局説明 中尾部会長 例年 12 月は厳しいとの事だが現状はどうか 寒川課長 11 月下旬 ~12 月上旬にかけて安定在庫を割る状態であったが

More information

調査概要 1) 調査期間 2013 年 2 月 4 日 ~3 月 20 日 2) 調査方法 1 施設調査 2 個人調査とも 自記式調査票を郵送配布 回収 3) 調査対象 1 全国の 8,633 病院の看護管理代表者回収数 2,651 件 ( 回収率 30.7%) 2 本会会員 1 万人を無作為抽出有

調査概要 1) 調査期間 2013 年 2 月 4 日 ~3 月 20 日 2) 調査方法 1 施設調査 2 個人調査とも 自記式調査票を郵送配布 回収 3) 調査対象 1 全国の 8,633 病院の看護管理代表者回収数 2,651 件 ( 回収率 30.7%) 2 本会会員 1 万人を無作為抽出有 2012 年病院勤務の看護職の賃金に関する調査年齢による賃金上昇の低さが明らかに賃金制度の整備に課題 公益社団法人日本看護協会 ( 会長 坂本すが 会員 67 万人 ) は このたび 2012 年病院勤務の看護職の賃金に関する調査 を実施しました 本会の実施する看護職の賃金に関する調査は今回が初めてです 本調査は 1 施設調査 : 全国の病院の看護管理者 ( 看護部長など ) を対象 2 個人調査

More information

<様式2> 個人情報ファイル簿(単票)

<様式2> 個人情報ファイル簿(単票) < 様式 2> 個人情報ファイル簿 ( 単票 ) 個人情報ファイルの名称 診療録 独立行政法人等の名称 独立行政法人国立病院機構 個人情報ファイルが利用に供される事務をつかさどる組織の名称 長良医療センター事務部企画課 個人情報ファイルの利用目的 医療サービスの提供 医療保険事務 医療事故等の報告 症例 研究のため利用する 記録項目 1 氏名 2 性別 3 生年月日 4 住所 5 電話番号 6 病歴

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 平成 28 年度 地域包括ケア病棟の 機能等に関する調査 1 中間報告 現在 追加調査や補正作業を行っています 利用可能なデータに基づき中間報告を行います 2 対象と方法 3 地域包括ケア病棟の機能等に関する調査項目 件数が少ないため 統計学的有意差は求めない 病院全体を対象 (2016 年 8 月時点の届出状況を調査 解析対象は病院 ) A. 基本情報 A-1 ~A-5 開設者の分類 病棟種別と数

More information

Transfusion-Transmitted Hepatitis Verified from Haemovigilance and Look-back Study

Transfusion-Transmitted Hepatitis Verified from Haemovigilance and Look-back Study 輸血による HBV 感染の現状 佐竹正博 日本赤十字社血液事業本部中央血液研究所 問診 検体保管 (11 年間 ) 無償献血 献血血液 初流血除去 血清学的検査 NAT 核酸増幅検査 貯留保管 (6 ヶ月 ) 原料血漿 貯留保管 (6 ヶ月 ) 血漿プール 血漿分画製剤 ウイルス不活化 除去 NAT FFP RBC, PC 日赤血液センターでの HBV スクリーニングアルゴリズム HBsAg 陽性

More information

- 1 - - 2 - - 3 - - 4 - - 5 - - 6 - - 7 - - 8 - - 9 - - 10 - - 11 - - 12 - - 13 - - 14 - - 15 - - 16 - - 17 - - 18 - - 19 - - 20 - - 21 - - 22 - - 23 - - 24 - - 25 - - 26 - - 27 - - 28 - - 29 - - 30 -

More information

Microsoft PowerPoint  税-1(平成28年度補てん状況把握)

Microsoft PowerPoint  税-1(平成28年度補てん状況把握) 診調組税 - 1 3 0. 7. 2 5 控除対象外消費税の診療報酬による 補てん状況把握 平成 28 年度 1 補てん状況調査の目的 補てん状況調査の目的 医療 ( 社会保険診療 ) は非課税となっており 医療機関 ( 病院 一般診療所 歯科診療所 保険薬局 ) の仕入れにかかる消費税については 診療報酬で補てんしている 平成 26 年 4 月改定では消費税 3% 分を初再診料や入院基本料等で補てんしており

More information

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品 薬食機参発 0918 第 4 号薬食安発 0918 第 1 号 ( 別記 ) 殿 テムセル HS 注については 本日 造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病 を効能 効果又は性能として承認したところですが 本品については 治験症例が限られていること 重篤な不具合が発現するリスクがあることから その 使用に当たっての留意事項について 御了知いただくとともに 貴会会員への周知方よろしくお願いします なお

More information

2. 看護職員の賃金処遇の状況新卒者の初任給 夜勤手当は前回調査 (2014 年 ) より若干減少 7 ページ < 給与 > 高卒 +3 年課程卒 の新卒看護師の予定初任給は 平均税込給与総額が前年度比で 552 円減 大卒 の新卒看護師の予定初任給は 平均税込給与総額が前年度比で 1,018 円減

2. 看護職員の賃金処遇の状況新卒者の初任給 夜勤手当は前回調査 (2014 年 ) より若干減少 7 ページ < 給与 > 高卒 +3 年課程卒 の新卒看護師の予定初任給は 平均税込給与総額が前年度比で 552 円減 大卒 の新卒看護師の予定初任給は 平均税込給与総額が前年度比で 1,018 円減 2015 年病院看護実態調査 結果速報 7 割超の病院で看護部長が経営会議に参画離職率は常勤 10.8% 新卒 7.5% でほぼ変動なし 公益社団法人日本看護協会 ( 会長 坂本すが 会員数 70 万人 ) は 2015 年病院看護実態調査 を実施しました 本調査は 病院看護職員の需給動向や労働状況 看護業務の実態などの把握を目的として 全国の病院の看護部長を対象に実施している調査です 2015 年の本調査では

More information

退院調整看護師に関する実態調査

退院調整看護師に関する実態調査 社団法人日本看護協会委託事業 退院調整看護師に関する実態調査報告書 財団法人日本訪問看護振興財団 平成 23 年 (2011 年 )3 月 目次 第 1 章調査研究実施概要... 1 1. 調査研究の目的... 1 2. 実施概要... 1 (1) 調査対象... 1 (2) 記入者... 1 (3) 実施方法... 1 (4) 調査実施期間... 1 3. 主な調査内容... 1 第 2 章調査結果...

More information

平成 27(2015) 年エイズ発生動向 概要 厚生労働省エイズ動向委員会エイズ動向委員会は 3 ヶ月ごとに委員会を開催し 都道府県等からの報告に基づき日本国内の患者発生動向を把握し公表している 本稿では 平成 27(2015) 年 1 年間の発生動向の概要を報告する 2015 年に報告された HI

平成 27(2015) 年エイズ発生動向 概要 厚生労働省エイズ動向委員会エイズ動向委員会は 3 ヶ月ごとに委員会を開催し 都道府県等からの報告に基づき日本国内の患者発生動向を把握し公表している 本稿では 平成 27(2015) 年 1 年間の発生動向の概要を報告する 2015 年に報告された HI 平成 27(2015) 年エイズ発生動向 概要 厚生労働省エイズ動向委員会エイズ動向委員会は 3 ヶ月ごとに委員会を開催し 都道府県等からの報告に基づき日本国内の患者発生動向を把握し公表している 本稿では 平成 27(2015) 年 1 年間の発生動向の概要を報告する 2015 年に報告された HIV 感染者数は 1,006 件 AIDS 患者数は 428 件であり 両者を合わせた新規報告件数は 1,434

More information

参考 9 大量出血や急速出血に対する対処 2) 投与方法 (1) 使用血液 3) 使用上の注意 (1) 溶血の防止 参考 9 大量出血や急速出血に対する対処 参考 11 慢性貧血患者における代償反応 2) 投与方法 (1) 使用血液 3) 使用上の注意 (1) 溶血の防止 赤血球液 RBC 赤血球液

参考 9 大量出血や急速出血に対する対処 2) 投与方法 (1) 使用血液 3) 使用上の注意 (1) 溶血の防止 参考 9 大量出血や急速出血に対する対処 参考 11 慢性貧血患者における代償反応 2) 投与方法 (1) 使用血液 3) 使用上の注意 (1) 溶血の防止 赤血球液 RBC 赤血球液 参考 血液製剤の使用指針 ( 新旧対照表 ) 平成 28 年 6 月一部改正 目次 項目新旧赤血球液赤血球濃厚液 [ 要約 ] 赤血球液の適正使用 使用指針 3) 周術期の輸血 (2) 術中投与 投与量 使用上の注意点 はじめに Ⅰ 血液製剤の使用の在り方 3. 製剤ごとの使用指針の考え方 1) 赤血球液と全血の投与について 3) 新鮮凍結血漿の投与について 4) アルブミン製剤の投与について 5)

More information

平成 28 年度血液製剤使用量等アンケート調査報告 滋賀県輸血療法委員会 平成 30 年 3 月

平成 28 年度血液製剤使用量等アンケート調査報告 滋賀県輸血療法委員会 平成 30 年 3 月 平成 28 年度血液製剤使用量等アンケート調査報告 滋賀県輸血療法委員会 平成 30 年 3 月 目次 1. はじめに 1 2. 調査方法 1 3. 調査結果の概要 1 1) 調査対象及び集計対象 : 1 2) アンケート調査結果集計 ( アンケート調査項目 ) 院内体制に関する調査について (1) 輸血療法委員会設置の有無について 2 1-1. 委員長の役職 ( 及び専門領域 ) 2 1-2. 委員会事務局の担当部局又は担当者の部署

More information

クリニカルパスの 普及・体制の現状と課題

クリニカルパスの 普及・体制の現状と課題 クリニカルパスの普及 体制の現状と課題 ~ 第 17 回 (H29 年 ) アンケート結果から ~ 本クリニカルパス学会 広報委員会 調査目的 クリニカルパスの日本における現状と動向を把握する 現場が求めている情報 支援を理解し 今後の学会としての活動に示唆を得る 特定調査は 院内で集計しているパスに関する データとし パス使用率等のクリニカルイン ディケーターについて調査した 1 < 対象 > 日本クリニカルパス学会の法人会員

More information

血球数算定 ( 血算 ) NTT 東日本関東病院臨床検査部 栗原正博

血球数算定 ( 血算 ) NTT 東日本関東病院臨床検査部 栗原正博 血球数算定 ( 血算 ) NTT 東日本関東病院臨床検査部 栗原正博 実施方法 配布試料 K-1 K-2 単一ヒト新鮮血液試料 (ACD EDTA-2K 加血液 ) 測定項目 ヘモグロビン濃度 (Hgb) 赤血球数 (RBC) 白血球数 (WBC) 血小板数 (PLT) 平均赤血球容積 (MCV) 白血球 5 分類 参考調査 ( 好中球 リンパ球 単球 好酸球 好塩基球 ) 試料作製方法 1ACD

More information

目次 page 1. はじめに 本プロジェクトの目的と概要 3 2. 回答者属性 一般生活者調査編 血漿分画製剤使用経験者調査編 8 3. 総評 サマリー 詳細分析 Q2. 過去の献血回数 22 Q3. 血漿分画製剤の認知

目次 page 1. はじめに 本プロジェクトの目的と概要 3 2. 回答者属性 一般生活者調査編 血漿分画製剤使用経験者調査編 8 3. 総評 サマリー 詳細分析 Q2. 過去の献血回数 22 Q3. 血漿分画製剤の認知 一般社団法人日本血液製剤協会御中 血漿分画製剤に関する調査調査結果報告書 2016.5 株式会社日本能率協会総合研究所 目次 page 1. はじめに 2 1.1. 本プロジェクトの目的と概要 3 2. 回答者属性 4 2.1. 一般生活者調査編 5 2.2. 血漿分画製剤使用経験者調査編 8 3. 総評 11 4. サマリー 14 5. 詳細分析 20 21 Q2. 過去の献血回数 22 Q3.

More information

図 3. 新規 HIV 感染者報告数の国籍別 性別年次推移 図 4. 新規 AIDS 患者報告数の国籍別 性別年次推移 (2) 感染経路 1 HIV 感染者 2016 年の HIV 感染者報告例の感染経路で 異性間の性的接触による感染が 170 件 (16.8%) 同性間の性的接触による感染が 73

図 3. 新規 HIV 感染者報告数の国籍別 性別年次推移 図 4. 新規 AIDS 患者報告数の国籍別 性別年次推移 (2) 感染経路 1 HIV 感染者 2016 年の HIV 感染者報告例の感染経路で 異性間の性的接触による感染が 170 件 (16.8%) 同性間の性的接触による感染が 73 Ⅰ. 平成 28(2016) 年エイズ発生動向 概要 厚生労働省エイズ動向委員会エイズ動向委員会は 都道府県等からの報告に基づき日本国内の患者発生動向を把握し公表している 本稿では 平成 28(2016) 年 1 年間の発生動向の概要を報告する 2016 年に報告された HIV 感染者数は 1,011 件 AIDS 患者数は 437 件であり 両者を合わせた新規報告件数は 1,448 件であった 2016

More information

Microsoft Word - å‹¥æ·»ã••ã•’æ§Ÿå¼‘ã•‚å•‰äººæ…–å€±ã…Łã‡¡ã‡¤ã…«ç°¿ï¼‹ ï¼›.doc

Microsoft Word - å‹¥æ·»ã••ã•’æ§Ÿå¼‘ã•‚å•‰äººæ…–å€±ã…Łã‡¡ã‡¤ã…«ç°¿ï¼‹ ï¼›.doc < 様式 2> 個人情報ファイル簿 ( 単票 ) 個人情報ファイルの名称 診療録 独立行政法人等の名称 独立行政法人国立病院機構 個人情報ファイルが利用に供される事務をつかさどる組織の名称 東近江総合医療センター事務部企画課 個人情報ファイルの利用目的 医療サービスの提供 医療保険事務 医療事故等の報告 症例 研究のため 記録項目 1 氏名 2 生年月日 3 性別 4 住所 5 診療経過 6 身体状

More information

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス 文書番号 QM-01 制定日 2015.12.01 改訂日 改訂版数 1 株式会社ハピネックス (TEL:03-5614-4311 平日 9:00~18:00) 移行支援 改訂コンサルティングはお任せください 品質マニュアル 承認 作成 品質マニュアル 文書番号 QM-01 改訂版数 1 目次 1. 適用範囲... 1 2. 引用規格... 2 3. 用語の定義... 2 4. 組織の状況... 3

More information

ニュースリリース

ニュースリリース ニュースリリース 消費者 : 食の志向 平成 25 年 3 月 12 日株式会社日本政策金融公庫 健康志向が調査開始以来最高 特に 7 歳代の上昇顕著国産 安全 イメージは原発事故前水準まで回復 - 日本公庫 平成 24 年度下半期消費者動向調査結果 - 日本政策金融公庫 ( 日本公庫 ) 農林水産事業が1 月に実施した平成 24 年度下半期消費者動向調査で消費者の食の志向や国産品に対する意識について調査したところ

More information

Microsoft Word _発刊にあたって.doc

Microsoft Word _発刊にあたって.doc 報道情報からみた医療事故の現状分析 出口真弓 1. はじめに医療事故が発生した場合 報道される事例が増えてきており 報道情報を分析することにより 一定の傾向を把握することができると考えられる 一定の基準のもとに収集されたデータではなく 報道価値という観点から取捨選択された情報であるという限界はあるが 医療事故に関する現状について 一般の人たちは報道によってその情報を得ている そのような観点から ここでは共同通信社が配信を行った

More information

ECONOMY TOPICS

ECONOMY  TOPICS ECONOMY TOPICS 2014.6.25 No.427 経済トピックス 平成 26 年夏のボーナス調査 レポートの概要 平成 26 年夏のボーナス受給見込額は 平均で昨年夏を 4 千円上回る 34 万 7 千円となった 一方 ボーナスの希望額は平均で 47 万 7 千円となり 受給見込額との間に 13 万円の開きがみられた なお 今夏のボーナスの伸び ( 見込み ) は 昨年夏に比べ 良くなる

More information

免疫血清

免疫血清 免疫血清 - 131 - 免疫血清分野 はじめに 平成 28 年度の精度管理調査は CEA AFP CA19-9 PSA FreeT4 TSH の 6 項目を対象 に実施した 集計方法 1 各項目の測定結果の分布状況をグラフに示した 2 分析試薬別に値 標準偏差 変動係数を算出し評価した (CEA AFP CA19-9) 3 分析試薬別の評価は 参加施設が 5 施設以上の試薬を対象とした 4 全試薬で値

More information

Microsoft Word _アンケート集計書HP版 .docx

Microsoft Word _アンケート集計書HP版 .docx 平成 20 年度医療情報システムに関する調査 ( 財 ) 医療情報システム開発センターでは ( 財 )JKA( 旧 日本自転車振興会 ) から補助金を受けて標記の調査を実施いたしました その調査結果概要を公表いたします [ 調査の概要 ] (1) 調査の目的病院におけるIT 化の状況及びシステム導入後の効果等について実態を調査する (2) 調査方法調査票による郵送アンケート (3) 調査内容主な調査項目

More information

<4D F736F F F696E74202D D188E690A78CE482C98AD682B782E98EC091D492B28DB88C8B89CA2E707074>

<4D F736F F F696E74202D D188E690A78CE482C98AD682B782E98EC091D492B28DB88C8B89CA2E707074> 帯域制御に関する実態調査結果 総務省総合通信基盤局電気通信事業部データ通信課 平成 年 月 帯域制御の実施状況に関する調査の概要 調査の概要 調査期間 : 平成 年 月 日 ~ 月 日調査方法 : 郵送等によるアンケート調査対象者 :ISPを中心とする電気通信事業者等有効回答数 :79 社調査項目 : 帯域制御の実施の有無 ガイドラインの認知 帯域制御の方式等 回答者の属性 回答のあった 79 社のうち

More information

Microsoft PowerPoint - å½fi报説柔ㅂㅯㅼㅚ㇤ㅳㅋ.pptx

Microsoft PowerPoint - å½fi报説柔ㅂㅯㅼㅚ㇤ㅳㅋ.pptx 27. 1 1 初診料の注 2 3 外来診療料の注 2 3 在宅患者共同指導料の注 1~3に係る病床数 平成 30 年 9 月 30 日までの間 許可病床数の要件について 400 床 とあるものは 500 床 とする 要件 2 特定妥結率初診料 再診料 外来診療料 3 電話等による再診 4 重症度 医療 看護必要度の見直し1 5 重症度 医療 看護必要度の見直し2 6 急性期一般入院料 2の施設基準

More information

社会保険診療報酬の所得計算の特例措置の概要 概要 医業又は歯科医業を営む個人及び医療法人が 年間の社会保険診療報酬が 5,000 万円以下であるときは 当該社会保険診療に係る実際経費にかかわらず 当該社会保険診療報酬を 4 段階の階層に区分し 各階層の金額に所定の割合を乗じた金額の合計額を社会保険診

社会保険診療報酬の所得計算の特例措置の概要 概要 医業又は歯科医業を営む個人及び医療法人が 年間の社会保険診療報酬が 5,000 万円以下であるときは 当該社会保険診療に係る実際経費にかかわらず 当該社会保険診療報酬を 4 段階の階層に区分し 各階層の金額に所定の割合を乗じた金額の合計額を社会保険診 社会保険診療報酬の所得計算の特例に係る適用実態調査の結果について 平成 24 年 11 月 厚生労働省 社会保険診療報酬の所得計算の特例措置の概要 概要 医業又は歯科医業を営む個人及び医療法人が 年間の社会保険診療報酬が 5,000 万円以下であるときは 当該社会保険診療に係る実際経費にかかわらず 当該社会保険診療報酬を 4 段階の階層に区分し 各階層の金額に所定の割合を乗じた金額の合計額を社会保険診療に係る経費とすることができる特別措置

More information

<様式2> 個人情報ファイル簿(単票)

<様式2> 個人情報ファイル簿(単票) < 様式 2> 個人情報ファイル簿 ( 単票 ) 個人情報ファイルの名称 電子カルテシステム 独立行政法人等の名称 独立行政法人国立病院機構 個人情報ファイルが利用に供される事務をつかさどる組織の名称 米子医療センター事務部企画課 個人情報ファイルの利用目的 医療サービスの提供 医療保険事務 医療事故等の報告 症例 研究のために利用する 記録項目 1 氏名 2 性別 3 病歴 4 診療経過 5 身体状況

More information

病院経営動向調査の概要 2019 年 7 月 3 日 ( 水 ) 独立行政法人福祉医療機構経営サポートセンターリサーチグループ

病院経営動向調査の概要 2019 年 7 月 3 日 ( 水 ) 独立行政法人福祉医療機構経営サポートセンターリサーチグループ 病院経営動向調査の概要 7 月 3 日 水 独立行政法人リサーチグループ の概要 目的 病院とその運営法人の現場の実感を調査し 運営実態を明らかにすることで 病院経営や医療政策の適切な運営に寄与する 対象 回答状況 対 象 病院 376 施設 を運営する法人 276 法人 うち 医療法人 229 WAM に登録しているモニター * 法人調査対象は医療法人のみ 回答数 有効回答数 有効回答率 病院 :350

More information

Microsoft PowerPoint - 参考資料

Microsoft PowerPoint - 参考資料 参考資料 1 精神疾患を有する総患者数の推移 ( 単位 : 万人 ) 400 392.4 350 300 258.4 302.8 323.3 320.1 250 200 150 100 204.1 170 223.9 267.5 290 287.8 361.1 外来患者数 入院患者数 50 0 34.1 34.5 35.3 33.3 32.3 31.3 H11 H14 H17 H20 H23 H26

More information

医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1

医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1 4 医師等の勤務環境の整備 (1) 医師事務作業補助者及び看護補助者の配置状況等調査の結果医師事務作業補助体制加算は 地域の急性期医療を担う保険医療機関 ( 特定機能病院 ( 注 ) を除く ) において 病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善に資する体制を確保することを目的として 医師 医療関係職員 事務職員等との間での業務の役割分担を推進し 医師の事務作業を補助する専従者 ( 以下 医師事務作業補助者

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E937891E63189F18B638E E7C88C42E727466>

<4D F736F F D2095BD90AC E937891E63189F18B638E E7C88C42E727466> 資料 1 平成 19 年度第 1 回血液事業部会運営委員会議事要旨 日時 : 平成 19 年 5 月 23 日 ( 水 )10:00~12:30 場所 : はあといん乃木坂 フルール ( 地下一階 ) 出席者 : 高松委員長 大平 岡田 髙橋 花井 山口各委員 ( 事務局 ) 関血液対策課長 植村血液対策企画官 武末課長補佐 堀内課長補佐他 ( 採血事業者 ) 日本赤十字社血液事業本部田所経営会議委員

More information

訪問審査当日の進行表 審査体制区分 1: 主機能のみ < 訪問 2 日目 > 時間 内容 8:50~9:00 10 分程度休憩を入れる可能性があります 9:00~10:30 薬剤部門 臨床検査部門 画像診断部門 地域医療連携室 相談室 リハビリテーション部門 医療機器管理部門 中央滅菌材料部門 =

訪問審査当日の進行表 審査体制区分 1: 主機能のみ < 訪問 2 日目 > 時間 内容 8:50~9:00 10 分程度休憩を入れる可能性があります 9:00~10:30 薬剤部門 臨床検査部門 画像診断部門 地域医療連携室 相談室 リハビリテーション部門 医療機器管理部門 中央滅菌材料部門 = 訪問審査当日の進行表 審査体制区分 1: 主機能のみ 病院名 : 受入担当者所属 氏名 : < 訪問 1 日目 > 時間内容 8:50~9:20 9:20~9:25 開始挨拶 メンバー紹介 9:25~9:40 病院概要説明 9:40~10:40 書類確認 10:40~10:50 B 病棟ケアプロセス症例選択 通知 10:50~11:55 1 領域面接調査 (1.1, 1.2, 1.3, 4.6.3,

More information

スライド 1

スライド 1 Ⅱ. 分野別結果 1 救急看護 1) 認定看護師教育課程入学前 修了後 資格取得後の職位について 教育課程入学前の職位 (n=63) 71.4% 11.1% 6.3% 6.3% 教育課程修了後 (2009 年 4 月 ) の職位 (n=62) 62.9% 17.7% 8.1% 6.5% 資格取得後 (2009 年 8 月 ) の職位 (n=61) 60.7% 21.3% 8.2% 6.6% スタッフ主任相当師長相当認定看護師教育課程教員その他

More information

Microsoft Word - 11gun_04hen_03.docx

Microsoft Word - 11gun_04hen_03.docx 11 群 ( 社会情報システム )-4 編 ( 医療情報システム ) 3 章医療業務とオーダエントリー ( 執筆者 : 篠原信夫 )[2011 年 2 月受領 ] 概要 病院では, 外来や病棟で患者を担当して日常の診療にあたる医師や看護師だけでなく, 検査の実施や薬剤の処方などを集中的に実施 管理する中央診療部門, 会計などを担当する事務部門など, 多くの部門やそこで働くスタッフが連携して患者の診療にあたっている.

More information

実態調査報告書(抜粋)修正完成版(事務局 木村)

実態調査報告書(抜粋)修正完成版(事務局 木村) 平成 26 年度 医療安全に係わる実態調査 報告書 ( 抜粋 ) 平成 27 年 3 月 日本病院会 医療の安全確保推進委員会 目次 はじめに... 3 調査概要... 4 Ⅰ. 施設の基本的な事項... 5 1. 許可病床数 ( 病床規模別 )... 5 2. 部門別職員数 ( 平成 26 年 10 月 1 日現在 )... 6 3. 開設主体... 7 4. DPC... 7 5. 医療安全対策加算算定の有無...

More information

2017年度患者さん満足度調査結果(入院)

2017年度患者さん満足度調査結果(入院) 2017 年度患者さん満足度調査結果 ( 入院 ) 質問項目 問 1. 入院されている方の性別とご年齢を教えてください問 2. 今回入院された診療科はどちらですか?( 主な診療科を1つチェックしてください ) 問 3. 入院中に受けた診療内容はどちらですか?( 当てはまる項目すべてにチェックしてください ) 問 4. 当院ヘのご入院は何回目ですか? 問 5. 職員の対応 ( 接遇 マナー ) についてはいかがでしたか?

More information

はじめに 平成 27 年の日本医療機能評価機構創立 20 周年を機に 病院機能評価事業のさらなる発展を目指すため 次世代医療機能評価のアジェンダ ( 以下 アジェンダ ) を取りまとめた アジェンダでは (1) 地域医療の質向上に寄与するための評価 の実現に向け 以下 2 点の施策について検討するこ

はじめに 平成 27 年の日本医療機能評価機構創立 20 周年を機に 病院機能評価事業のさらなる発展を目指すため 次世代医療機能評価のアジェンダ ( 以下 アジェンダ ) を取りまとめた アジェンダでは (1) 地域医療の質向上に寄与するための評価 の実現に向け 以下 2 点の施策について検討するこ 次期病院機能評価について ( 機能種別版評価項目 3rdG:Ver2.0 の運用に向けて ) 1. 特定機能病院 大学病院本院等を対象とした機能種別版評価項目 一般病院 3( 仮称 ) の新設 2. 機能種別版評価項目の改定 3rdG:Ver.2.0 平成 29 年 2 月公益財団法人日本医療機能評価機構 はじめに 平成 27 年の日本医療機能評価機構創立 20 周年を機に 病院機能評価事業のさらなる発展を目指すため

More information

<4D F736F F F696E74202D202888F38DFC AB38ED28FEE95F182CC8BA4974C82C98AD682B782E B D B2E >

<4D F736F F F696E74202D202888F38DFC AB38ED28FEE95F182CC8BA4974C82C98AD682B782E B D B2E > // 広島県地域保健対策協議会医薬品の適正使用検討特別委員会講演会 患者情報の共有に関するアンケート ( 平成 年 月 ~ 月実施 ) 薬剤師 /,0 医師 / 歯科医師 0/ 看護師 / ( 訪問看護ステーション ) 薬剤師 Ⅰ- 薬剤師 Ⅰ- 医師 歯科医師と共有すると有用な情報は? 医師 歯科医師と共有することができるとしたら, 副作用の早期発見や未然防止, 医薬品の適正使用のために有用なのは?

More information

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい 2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態...4 1 ファイル交換ソフトの利用率とその変化...4 2 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態...6 1 利用されているファイル交換ソフト...6 2 ファイル交換の対象とされたコンテンツの種類...7 3 ダウンロードされたファイル数

More information

参考 調査員調査の対象者へのアンケート ( 平成 21 年 4 月実施 ) の概要 1 目的総務省統計局が調査対象者から直接 調査員調査の実施状況を把握し 平成 20 年度の委託業務の中で調査員調査の検証を行うとともに 今後の民間調査機関への指導についての参考資料を得る また 本アンケートでは 回答

参考 調査員調査の対象者へのアンケート ( 平成 21 年 4 月実施 ) の概要 1 目的総務省統計局が調査対象者から直接 調査員調査の実施状況を把握し 平成 20 年度の委託業務の中で調査員調査の検証を行うとともに 今後の民間調査機関への指導についての参考資料を得る また 本アンケートでは 回答 資料 5 郵送調査と調査員調査の対象範囲の検討に係るアンケートについて サービス産業動向調査の開始前に実施した試験調査では 調査員調査の回収率が郵送調査のそれよりも高く 調査員調査が有効 との結論を得たため 小規模事業所については調査員調査を実施しているところである ところが 実際に調査を開始してみると 調査員調査の回収率が 事業従事者 10 人未満の小規模事業所を対象としているとはいえ 予想外に低迷している

More information

県医労.indd

県医労.indd H19.12.24 公立病院改革ガイドラインのポイント 第 1 公立病院改革の必要性 公立病院の役割は 地域に必要な医療のうち 採算性等の面から民間医療機関による 提供が困難な医療を提供すること ( 例えば 1 過疎地 2 救急等不採算部門 3 高度 先進 4 医師派遣拠点機能 ) 地域において真に必要な公立病院の持続可能な経営を目指し 経営を効率化 第 2 公立病院改革プランの策定 地方公共団体は

More information

【1

【1 輸血拒否患者に対するマニュアル はじめに 2008 年 2 月 日本輸血 細胞治療学会 日本麻酔科学会 日本小児科学会 日本産婦人科学会および日本外科学会の輸血治療に関与する 5 学会合同で 宗教的輸血拒否に関するガイドライン が示された 本ガイドラインは過去の宗教的輸血拒否に関係する判例等を考慮しつつ 年齢や医療に対する判断能力等を考慮したものである 特に 15 歳未満または医療に対する判断能力がない場合に

More information

警備員指導教育責任者の選任の基準 ( 警備員規模別 ) 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 9 人以下 (n=65) 26.2% 9.2% 6.2% 6.2% 49.2% 3.1% 2.6% 10~29 人 (n=116) 30.2% 13.8% 5.2% 8.6

警備員指導教育責任者の選任の基準 ( 警備員規模別 ) 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 9 人以下 (n=65) 26.2% 9.2% 6.2% 6.2% 49.2% 3.1% 2.6% 10~29 人 (n=116) 30.2% 13.8% 5.2% 8.6 2. 警備員指導教育責任者について (1) 警備員指導教育責任者の選任の基準問 8 警備員指導教育責任者を選任する際の 選任の基準についてお答えください 警備員指導教育責任者の選任の基準 n=507 警備員指導教育責任者資格者証取得のみが基準 32.9% その他 5.1% 1.8% 業務経験がある者を選任 35.9% 警備業務の知識 技能以外を選任基準とする 8.3% 検定種別に関係なく検定取得者

More information

現況解析2 [081027].indd

現況解析2 [081027].indd ビタミン D 製剤使用量と予後 はじめに 2005 年末調査の現況報告において 透析前血清カルシウム濃度 透析前血清リン濃度が望ましい値の範囲内にあった週 3 回の血液透析患者のみを対象に 各種リン吸着薬そしてビタミンD 製剤と生命予後との関係を報告した この報告では ビタミンD 製剤の使用の有無と生命予後との関係が解析されたのみであった そこで 今回の解析では 各種ビタミンD 製剤の使用量と予後との関係を解析した

More information

実践!輸血ポケットマニュアル

実践!輸血ポケットマニュアル Ⅰ. 輸血療法概論 1. 輸血療法について 1 輸血療法について (1) 輸血療法の基本的な考え方輸血療法は, 他人 ( 同種血製剤 ) あるいは自分 ( 自己血製剤 ) の血液成分 ( 血球, 血漿 ) の補充を基本とする細胞治療である. 血漿製剤を除く同種血製剤であれば, 他人の生きた細胞 ( 血球 ) を使って, 患者に不足している機能を補う治療法といえる. 輸血療法は補充療法であり, 血液の成分ごとに補う成分輸血が現代の輸血療法である.

More information

man2

man2 通勤勤務時間が長いの父親 20 代を除いて の父親の通勤勤務時間の平均はより 1 時間以上長いことがわかった もも 年代が高いほど通勤勤務時間が長い傾向にあるが の父親のほうがその傾向が 顕著である 父親の通勤勤務時間の平均 平均通勤勤務時間 年代 ( ) ( ) 20 代 10.63 9.75 30 代 10.88 9.90 40 代 11.13 9.83 50 代 11.80 9.97 25~29

More information

平成30年度 患者様満足度調査 【外 来】

平成30年度 患者様満足度調査 【外 来】 平成 30 年度患者様満足度調査 外来 実施報告書 大田市立病院 平成 30 年 11 月 Ⅰ. 調査の実施概要 1. 調査目的 当院を利用する患者の実態や当院への評価 満足度を調査することにより 当院における問題点や不備等を把握し その改善に向け た取り組みを実施することにより より良い病院運営 診療体制を構築することを目的とする 2. 調査概要 (1) 調査対象調査期間中における当院の外来患者

More information

Microsoft PowerPoint - 当日H3001標準化報告会用hiramitu.pptx

Microsoft PowerPoint - 当日H3001標準化報告会用hiramitu.pptx 平成 29 年度社団法人岐阜県臨床検査技師会精度管理報告会 標準化事業総括 平光幹彦 ( 岐阜市民病院 ) 精度管理調査結果報告 ( 標準化事業総括 ) 岐阜県総参加施設数 病院 診療所 51 検査センター 9 試薬メーカー 20 昨年より 病院 診療所で 4 施設増 日臨技の精度管理事業昭和 45 年から外部精度管理調査を開始全国参加施設 3800 施設以上現在 742 施設認証 1 項目 29

More information

政策課題分析シリーズ12(本文2)

政策課題分析シリーズ12(本文2) 2. 持続可能な地域の医療提供体制の確立 1 章でみたように 地方に立地する小規模病院の経営状況は厳しいが 全国で一定の質のた医療提供を維持することが必要である 本章では 地域における効率的な医療資源の再配置が改めて重要課題となっている現状を踏まえ 小規模公立病院の地理的配置と経営状況に関する分析を行い その詳細を明らかにする 2.1. 分析の目的 公立病院の経営状況は病床数等の規模や立地環境などの影響を大きく受けており

More information

(Microsoft PowerPoint - Ppt [\223\307\202\335\216\346\202\350\220\352\227p])

(Microsoft PowerPoint - Ppt [\223\307\202\335\216\346\202\350\220\352\227p]) 秋田県赤十字血液センター面川進 平成 23 年度広島県合同輸血療法委員会 211 年 7 月 9 日 ( 土 広島 秋田県合同輸血療法委員会 秋田県合同輸血療法委員会の目的 秋田県合同輸血療法委員会の歩み 秋田県の独自の活動 I&A の実施について 輸血前後の感染症検査 検体保管 危機的出血時の輸血体制について 地域での輸血講演会 など 秋田県における輸血医療の実態把握と血液製剤適正使用推進 合同輸血療法委員会の役割と今後の課題

More information

1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後 予測因子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) という臨床研究について説明したものです この文書と私の説明のな かで わかりにくいと

1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後 予測因子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) という臨床研究について説明したものです この文書と私の説明のな かで わかりにくいと StageⅢ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の 予後予測因子および副作用発現の危険因子についての 探索的研究 (JACCRO GC-07AR) についてのご説明 説明 同意文書 作成日 :2014 年 5 月 27 日 施設名 : 東京医科大学八王子医療センター 1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後

More information

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ 別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ土曜 日曜日なども通常の外来診療体制をとっている場合及び救急の輪番日などにより外来の応需体制をとっている場合は

More information

Microsoft Word - (厚生局医療課長事務連絡)平成30年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準の取扱いについて

Microsoft Word - (厚生局医療課長事務連絡)平成30年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準の取扱いについて 入院基本料等に関わるため 必ずお読みください 事務連絡 平成 30 年 10 月 29 日 各保険医療機関 開設者様 北海道厚生局医療課長 データ提出加算に係る経過措置及び届出状況について 平素より社会保険医療行政に係るご協力を賜り厚く御礼申し上げます さて 平成 30 年度診療報酬改定により データ提出加算の届出を要件とする入院基本料の範囲が拡大され その内 回復期リハビリテーション病棟入院料 5

More information

調査概要について P1 Ⅰ.MRの概要について P2~P8

調査概要について P1 Ⅰ.MRの概要について P2~P8 当センターに登録している製薬企業 14 社およびMR 業務委託 派遣企業 (CSO)15 社 卸 1 社へ調査票を送付する形式でアンケート調査を依頼した 回答方法はメール回答 (Excel) WEB 回答 紙媒体での郵送回答から選択して回答をいただいた 調査期間は 218 年 4 月 ~5 月で 21 社から回答を得た 回収率は 1% であった 本調査の調査時点は 218 年 3 月 31 日現在とした

More information

頻度 頻度 播種性血管内凝固 (DIC) での使用 前期 後期 PLT 数 大半が Plt 2.5 万 /ml 以下で使用 使用指針 血小板数が急速に 5 万 /μl 未満へと低下 出血傾向を認

頻度 頻度 播種性血管内凝固 (DIC) での使用 前期 後期 PLT 数 大半が Plt 2.5 万 /ml 以下で使用 使用指針 血小板数が急速に 5 万 /μl 未満へと低下 出血傾向を認 頻度 頻度 7 播種性血管内凝固 (DIC) での使用 PLT 数 大半が Plt. 万 /ml 以下で使用 9 8 7 血小板数が急速に 万 /μl 未満へと低下 出血傾向を認める場合に適応 7 8 9 7 [ 症例数 ] 血小板数 [ 万 /μl] 例数 外科的手術時の術前での使用 血小板数が 万 /μl 未満では 手術の内容により PC の準備または術直前 PC 輸血の可否を判断する PLT

More information

1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ

1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ 平成 24 年度下半期消費者動向調査 食の志向等に関する調査結果 1 食に関する志向 2 国産品かどうかを気にかけるか 3 国産食品の輸入食品に対する価格許容度 4 プライベートブランド商品に関する意識 調査要領 調査時期平成 25 年 1 月 1 日 ~1 月 11 日調査方法インターネット調査全国の 2 歳代 ~7 歳代の男女 2, 人 ( 男女各 1, 人 ) インターネット調査であるため 回答者はインターネット利用者に限られる

More information

はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに

はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに を服用される方へ 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 使用開始日年月日 ( 冊目 ) はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに被害を及ぼすことがないよう

More information

平成17年度 マスターセンター補助事業

平成17年度 マスターセンター補助事業 - 1 - - 2 - - 3 - - 4 - - 5 - - 6 - - 7 - - 8 - - 9 - - 10 - - 11 - - 12 - - 13 - - 14 - - 15 - - 16 - - 17 - - 18 - - 19 - - 20 - - 21 - - 22 - - 23 - - 24 - - 25 - - 26 - - 27 - - 28 - IC IC - 29 - IT

More information

<様式2> 個人情報ファイル簿(単票)

<様式2> 個人情報ファイル簿(単票) < 様式 2> 個人情報ファイル簿 ( 単票 ) 個人情報ファイルの名称 特定生物由来製品使用者管理簿 独立行政法人等の名称 独立行政法人国立病院機構 個人情報ファイルが利用に供される事務をつかさどる組織の名称 栃木医療センター 個人情報ファイルの利用目的薬剤の適正使用 ( 未知の感染発症時の情報提供 ) 記録項目 1 氏名 2 住所 3 使用薬剤 4 製造番号 5 使用年月日 記録範囲 記録情報の収集方法

More information

脳卒中の医療連携体制を担う医療機関等における実績調査 調査内容 平成 28 年度の実績 ( 調査内容は別紙様式のとおり ) 別紙 1: 急性期の医療機能を有する医療機関用別紙 2: 急性期及び回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 3: 回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 4: 維持期の医療機能

脳卒中の医療連携体制を担う医療機関等における実績調査 調査内容 平成 28 年度の実績 ( 調査内容は別紙様式のとおり ) 別紙 1: 急性期の医療機能を有する医療機関用別紙 2: 急性期及び回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 3: 回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 4: 維持期の医療機能 脳卒中の医療連携体制を担う医療機関 平成 28 年度実績の集計 平成 29 年 8 月 岡山県保健福祉部医療推進課 脳卒中の医療連携体制を担う医療機関等における実績調査 調査内容 平成 28 年度の実績 ( 調査内容は別紙様式のとおり ) 別紙 1: 急性期の医療機能を有する医療機関用別紙 2: 急性期及び回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 3: 回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 4: 維持期の医療機能を有する医療機関等用

More information

2018 年 3 月 15 日 株式会社千早ティー スリー 代表取締役谷口仁志 平成 30 年度診療報酬改定における重症度 医療 看護必要度関連の変更について 拝啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます さて 平成 30 年度診療報酬改定における施設基準等が 3 月 5 日に公開され 重症度

2018 年 3 月 15 日 株式会社千早ティー スリー 代表取締役谷口仁志 平成 30 年度診療報酬改定における重症度 医療 看護必要度関連の変更について 拝啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます さて 平成 30 年度診療報酬改定における施設基準等が 3 月 5 日に公開され 重症度 2018 年 3 月 15 日 株式会社千早ティー スリー 代表取締役谷口仁志 平成 30 年度診療報酬改定における重症度 医療 看護必要度関連の変更について 拝啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます さて 平成 30 年度診療報酬改定における施設基準等が 3 月 5 日に公開され 重症度 医療 看護必要度 ( 以下 看護必要度 という ) に関する変更点が明確になりましたので 下記の通りお知らせいたします

More information

平成18年2月

平成18年2月 Ⅰ. 市場規模調査 1. 調査の方法特定保健用食品の表示許可を取得した全企業に対して アンケートの方式で2007 年度の品目別販売見込み 流通経路別市場構成並びに広告宣伝媒体の利用状況について調査を実施した アンケートは2007 年 11 月末現在許可取得の全数 743 品目を対象とし そのうち662 品目 (89.1%) について回答が得られた 2. 集計結果 (1) 市場規模 2007 年度の特定保健用食品の市場規模は6798

More information

平成29年度事業報告及び歳入歳出決算の概要(血液)

平成29年度事業報告及び歳入歳出決算の概要(血液) 平成 29 年度事業報告及び 歳入歳出決算の概要 血液事業特別会計 1. 平成 29 年度事業計画の方針 少子化による若年層人口の減少 輸血の安全性向上へのさらなる期待 将来の献血者層となる若年層の啓発を推進する 血液製剤の安全性向上に取り組む 採血から供給に至る事業効率を改善する (1) 事業改善の推進 (2) 健全な財政の確立 (3) 献血者の安定的確保 (4) 血液製剤の安全性向上 2. 平成

More information

<4D F736F F F696E74202D D30335F8DE C8D6293EC A8D F91E590BC E712

<4D F736F F F696E74202D D30335F8DE C8D6293EC A8D F91E590BC E712 財団法人甲南病院六甲アイランド病院 大西アイ子 ( 医療安全対策室看護師長 ) 佐藤元秀 ( 薬剤部次長 ) 西脇正美 ( 診療部長 ) 井上智夫 ( 副院長 医療安全対策室長 ) 院内統一の患者確認方法の作成と その評価 はじめに 患者誤認 取り違えインシテ ント件数平成 21 年度 4 3 2 1 0 患者誤認レヘ ル 0 患者誤認レヘ ル 1 患者誤認レヘ ル 2 患者取り違えレヘ ル 0 患者取り違えレヘ

More information

初回献血者へのアンケート調査による献血推進のための広報活動の有効性の評価 39:43 [ 報告 ] 初回献血者へのアンケート調査による献血推進のための広報活動の有効性の評価 福岡県赤十字血液センター 吉田文洋, 福田成秀, 大歯 健, 藤木孝一, 松田敦志, 中村博明, 石川博徳, 竹野良三, 佐川

初回献血者へのアンケート調査による献血推進のための広報活動の有効性の評価 39:43 [ 報告 ] 初回献血者へのアンケート調査による献血推進のための広報活動の有効性の評価 福岡県赤十字血液センター 吉田文洋, 福田成秀, 大歯 健, 藤木孝一, 松田敦志, 中村博明, 石川博徳, 竹野良三, 佐川 初回献血者へのアンケート調査による献血推進のための広報活動の有効性の評価 39:43 [ 報告 ] 初回献血者へのアンケート調査による献血推進のための広報活動の有効性の評価 福岡県赤十字血液センター 吉田文洋, 福田成秀, 大歯 健, 藤木孝一, 松田敦志, 中村博明, 石川博徳, 竹野良三, 佐川公矯 Evaluation of publicity programs for donor recruitment

More information

<4D F736F F F696E74202D2094E497AF8AD490E690B C835B B A8889BB93B193FC82D682CC89DB91E8816A2E7

<4D F736F F F696E74202D2094E497AF8AD490E690B C835B B A8889BB93B193FC82D682CC89DB91E8816A2E7 平成 20 年度薬事 食品衛生審議会血液事業部会運営委員会 安全技術調査会合同委員会 (2008/5/23) 輸血用血液の病原体不活化 導入に向けての検討課題 比留間医院 院長 東京都立駒込病院 非常勤医師 輸血 細胞治療学会 理事 血液事業部会 委員 比留間 潔 輸血用血液の病原体不活化 導入に向けての検討課題 意義をどのように考えるか病原体の不活化技術の現状と課題導入に向けて考えるべきことまとめ

More information

回答者のうち 68% がこの一年間にクラウドソーシングを利用したと回答しており クラウドソーシングがかなり普及していることがわかる ( 表 2) また 利用したと回答した人(34 人 ) のうち 59%(20 人 ) が前年に比べて発注件数を増やすとともに 利用したことのない人 (11 人 ) のう

回答者のうち 68% がこの一年間にクラウドソーシングを利用したと回答しており クラウドソーシングがかなり普及していることがわかる ( 表 2) また 利用したと回答した人(34 人 ) のうち 59%(20 人 ) が前年に比べて発注件数を増やすとともに 利用したことのない人 (11 人 ) のう 2017 年 10 月 3 日 クラウドソーシング利用調査結果 帝京大学中西穂高 ワークシフト ソリューションズ株式会社 企業からみたクラウドソーシングの位置づけを明らかにするため クラウドソーシングの利用企業に関する調査を実施した この結果 1 クラウドソーシングは 新規事業や一時的な業務において多く活用されている 2 自社に不足する経営資源を補うことがクラウドソーシングの大きな役割となっている

More information

Microsoft Word ミル消費報告2014

Microsoft Word ミル消費報告2014 2014 年度 ( 第 15 回 ) 化学繊維ミル消費量の調査結果について - 統計委員会報告 - 2015 年 7 月 1 日 1. はじめに統計委員会は 2014 年度 (2014 年 4 月 ~2015 年 3 月 ) の化学繊維ミル消費量調査結果をまとめましたのでご報告致します ミル消費とは 糸 わたメーカーの国内生産 ( 出荷 ) から輸出量を除き 海外からの糸 わたの輸入量を加えたものです

More information

Microsoft PowerPoint - 総-1-2  薬剤師の病棟業務.pptx

Microsoft PowerPoint - 総-1-2  薬剤師の病棟業務.pptx 薬剤師の病棟での業務について 1 薬剤師を積極的に活用することが可能な業務 薬剤師については 医療の質の向上及び医療安全の確保の観点から 薬物療法等に薬物療法等において 積極的に活用することが望まれている しかしながら 病棟等において 薬剤師が十分に活用されていないとされている 医療スタッフの協働 連携によるチーム医療の推進について ( 平成 22 年 4 月 30 日医政発 0430 第 1 号医政局長通知

More information

1

1 平成 20 年度神奈川県合同輸血療法委員会 (http://y-kana.umin.ne.jp) 神奈川県の適正使用を進めるために 主催 神奈川県合同輸血療法委員会 共催 神奈川県日本輸血 細胞治療学会関東甲信越支部神奈川県赤十字血液センター神奈川県横浜赤十字血液センター 後援 厚生労働省横浜市健康福祉局神奈川県医師会神奈川県病院協会神奈川県病院薬剤師会神奈川県臨床衛生検査技師会 1 平成 20 年度神奈川県合同輸血療法委員会

More information

特許庁工業所有権保護適正化対策事業

特許庁工業所有権保護適正化対策事業 2010 年度模倣被害調査報告書調査分析結果の概要 平成 23 年 3 月特許庁 2010 年 9 月から 11 月にかけて実施した我が国企業 団体 8,031 社への模倣被害に関するアンケート結果 ( 有効回答数 4,304 社 被害企業数 1,059 社 ) をもとに 2009 年度 (2009 年 4 月 ~2010 年 3 月 ) における我が国産業界が受けた国内外での模倣被害の状況について

More information

医薬品安全性情報の入手・伝達・活用状況等に関する調査

医薬品安全性情報の入手・伝達・活用状況等に関する調査 -1- 医薬品安全性情報の入手 伝達 活用状況等に関する調査調査概要 1. 調査目的本調査は 医療機関 薬局における医薬品安全性情報の入手 伝達 活用状況の実態 課題等を把握し 今後の臨床現場での適切な情報の入手 伝達 活用のあり方を検討し あるべき姿について提言することを目的として実施した (1) 調査対象全国の病院全数 :8,541 施設 1 全国の保険薬局の半数 2: 26,915 施設 1

More information

<4D F736F F F696E74202D D9196AF88E397C BA68B6389EF918D89EF814088E397C382CC8FC19国民医療を守るための国民運動 医療の消費税問題と日本

<4D F736F F F696E74202D D9196AF88E397C BA68B6389EF918D89EF814088E397C382CC8FC19国民医療を守るための国民運動 医療の消費税問題と日本 第 9 回国民医療推進協議会総会 医療の消費税問題と 日本医師会の考え方 平成 25 年 10 月 23 日公益社団法人日本医師会 Satoshi Imamura 医療の消費税問題と日本医師会の考え方 - 地域医療の継続を支える税制の実現を求めますー Ⅰ 社会保険診療と消費税問題 Ⅱ 簡易課税制度に関する要望 1 Ⅰ 社会保険診療と消費税問題 2 控除対象外消費税とは 社会保険診療は非課税なので 患者から消費税をいただかない

More information

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル 1mg は 1 カプセル中ロペラミド塩酸塩 1 mg を含有し消化管から吸収されて作用を発現する このことから

More information

一について第一に 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成十年法律第百十四号 以下 感染症法 という )第十二条の規定に基づき 後天性免疫不全症候群(以下 エイズという )の患者及びその病原体を保有している者であって無症状のもの(以下 HIV感染者 という )(以下 エイズの患者等

一について第一に 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成十年法律第百十四号 以下 感染症法 という )第十二条の規定に基づき 後天性免疫不全症候群(以下 エイズという )の患者及びその病原体を保有している者であって無症状のもの(以下 HIV感染者 という )(以下 エイズの患者等 平成十一年八月十日受領答弁第三七号衆議院議員家西悟君提出血液製剤による感染被害の救済に関する質問に対し 別紙答弁書を送付する 内閣衆質一四五第三七号平成十一年八月十日衆議院議長伊宗一郎殿内閣総理大臣小渕恵三 一について第一に 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成十年法律第百十四号 以下 感染症法 という )第十二条の規定に基づき 後天性免疫不全症候群(以下 エイズという )の患者及びその病原体を保有している者であって無症状のもの(以下

More information

広報せんぼく 平成21年11月号

広報せんぼく 平成21年11月号 2009 病 床 利 用 率 ( % ) 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 7 月 8 月 9 月 平 成 19 年 度 81.9 77.7 76.4 平 成 20 年 度 73.8 71.5 78.5 平 成 21 年 度 91.2 86.6 83.4 9,500 病 床 利 用 率 ( % ) 80.0 70.0 60.0

More information

Microsoft PowerPoint 指標の定義[version1.4_1].ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint 指標の定義[version1.4_1].ppt [互換モード] 指標の定義 2014 年一般 精神共通 version1.4_1 全国自治体病院協議会 医療の質の評価 公表等推進事業 今回の事業において参加病院では計算を必要とされません 参考資料です 指標の定義 Version1.4_1 1 共 01: 入院患者満足度 満足のいく治療を受けたと回答した入院患者数 ( 満足 + やや満足 ) 項目 25 項目 26 患者満足度の有効回答数 ( 入院 ) 項目 25

More information

国立感染症研究所血液 安全性研究部 HBV-DNA 国内標準品及び HIV-RNA 国内標準品の力価の再評価のための共同研究 1. 背景と目的血液製剤のウイルス安全性の確保対策として実施されている原料血漿と輸血用血液のウイルス核酸増幅試験 (NAT) のための HCV HBV 及び HIV の国内標

国立感染症研究所血液 安全性研究部 HBV-DNA 国内標準品及び HIV-RNA 国内標準品の力価の再評価のための共同研究 1. 背景と目的血液製剤のウイルス安全性の確保対策として実施されている原料血漿と輸血用血液のウイルス核酸増幅試験 (NAT) のための HCV HBV 及び HIV の国内標 血液事業部会安全技術調査会 平成 28 年 8 月 日国立感染症研究所血液 安全性研究部 HBV-DNA 国内標準品及び HIV-RNA 国内標準品の力価の再評価 血液製剤のウイルス安全性の確保対策として実施されている原料血漿と輸血用血液のウイルス核酸増幅試験 (NAT) のための HCV HBV 及び HIV の国内標準品が製造されてから 10 年以上が経過した これらの国内標準品は当時の WHO

More information