S P - 3 7 C O P D 肺 P e r シリーズ / 解 析 項 目 予 1 肺活量 VC VC波形の最大値と最小値との差の気量 2 予備呼気量 ERV 安静呼気位から最大呼出できる量 3 予備吸気量 IRV 安静吸気後にさらに最大限吸気できる量 4 最大吸気量 IC 安静呼気位から最大限吸気できる量 5 一回換気量 TV 安静呼吸時の吸気と呼気の気量 6 じん肺法判定 F %VC ift Spiro S 7 努力肺活量 FVC 努力肺活量での 最大吸気位と最大呼気位との差の気量 8.5秒量 FEV.5 時間肺活量基点から.5秒間に呼出された気量 9 1秒量 FEV1 時間肺活量基点から 1秒間に呼出された気量 3秒量 FEV3 時間肺活量基点から 3秒間に呼出された気量 11 4秒量 FEV4 時間肺活量基点から 4秒間に呼出された気量 12 5秒量 FEV5 時間肺活量基点から 5秒間に呼出された気量 13 6秒量 FEV6 時間肺活量基点から 6秒間に呼出された気量 14.5秒率 G FEV.5G FEV.5 / FVC 1 15 1秒率 G FEV1G FEV1 / FVC 1 16 1秒率 T FEV1T FEV1 / VC 1 17 3秒率 G FEV1G FEV3 / FVC 1 18 3秒率 T FEV3T FEV3 / VC 1 19 4秒率 G FEV4G FEV4 / FVC 1 2 4秒率 T FEV4T FEV4 / VC 1 21 5秒率 G FEV5G FEV5 / FVC 1 22 5秒率 T FEV5T FEV5 / VC 1 23 6秒率 G FEV6G FEV6 / FVC 1 24 6秒率 T FEV6T FEV6 / VC 1 最大呼気流量 MEFR MEF /s 努力肺活量で.2Lから1.2L呼出するまでの平均呼出流量 図2を参照 MMEF MMF /s 努力肺活量をボリュームで4等分し 中間2等分の平均呼出流量 図1を参照 最大 中間呼気流量 新 ス テ ー ジ は C O P D 解 析 強制呼出曲線 図1 EX Time S 28 外挿気量 V ext 強制呼出曲線の中で 波形の勾配が最大のところ(流量が最大のところ から接線を延長し Zero Timeを決めた場合 図3に示される量 29 エアトラッピング指数 AT % 肺活量と努力肺活量の差の割合 VC-FVC / VC 1 3 公害指数 FEV1 / VCpr % 公害指数判定に基づく判定 31 努力吸気肺活量 FIVC 努力肺活量で 最大呼気後に最大吸気を行った場合の気量 32 吸気.5秒量 FIV.5 努力呼気後の最大吸気開始から.5秒間に吸気された気量 33 チェックバルブインデックス CVI 34 ピークフロー PEF 35 75呼気流量 V75 36 5呼気流量 V5 V25 努力肺活量で 患者が呼出し続けた時間 FEV1 / VC-pr 1 呼気.5秒量と吸気.5秒量の比 FEV.5 / FIV.5 /s 努力肺活量での 最大の呼気流速 /s 努力肺活量の呼気75の気量位における流速 /s 努力肺活量の呼気5の気量位における流速 /s 努力肺活量の呼気25の気量位における流速 /s 努力肺活量の呼気1の気量位における流速 38 1呼気流量 V1 39 25呼気流量 身長 V25 / H 4 オブストラクティブインデックス OI 41 最大瞬間吸気流量 PIF 42 5吸気流量 IV5 43 呼気吸気流量比 E5 /I 5 44 じん肺法判定 F FEV1%G じん肺法判定に基づくFEV1Gの判定 45 じん肺法判定 F %FEV1 じん肺法判定に基づく%FEV1の判定 /s/m 電子式診断用スパイロメータ 測定ミスを大幅に軽減しました 呼出時間 25呼気流量 の フローボリュームカーブ 27 37 学 医療機器承認番号 222BZX146 1 26 医 SP-37COPD肺Per / SP-37COPD肺Perプラス じん肺法判定に基づくVCの判定 努力肺活量 25 防 肺気量分画 肺活量 V25を身長で割った値 フローボリュームカーブにおいてPEFの1/2のフローの気量をVPQとした場合 次の式で求められる値 FVC / VPQ /s 努力肺活量での 最大の吸気流速 /s 努力肺活量の吸気5気量位における流速 V5の呼気と吸気の比 S P - 3 7 C O P D 肺 P e rプラス / 解 析 項 目 強制呼出曲線 図2 V5 / IV5 強制呼出曲線 図3拡大図 以下の項目は肺Perプラスのみで解析可能です 最大換気量 最大換気量 46 最大換気量 MVV 47 体表面積 BSA 48 体表面積率 MVV / BSA 49 気速指数 AVI 5 一回換気量 TV 51 呼吸数 RR / min / min m2 / min / m2 測定開始から12秒間の気量を積算し それを1分値に換算した値 DuBoisの式 W.425 H.725 71.84 1-4 W 体重[kg] H 身長[cm] ED呼吸サポート機能 体表面積1m2あたりの最大換気量 MVV / VC MVVにおける一回換気量 測定開始から12秒間の呼吸数を1分値に換算した値 分時換気量 52 分時換気量 MV / min 測定開始から6秒間の気量を積算した値 53 換気予備量 BR / min MVV-MV 54 換気予備率 VR % BR / MVV 1 55 一回換気量 TV MV MVにおける一回換気量 56 呼吸数 RR MV / min 57 一回換気量 肺活量 TV / VC ドリフト防止機能 分時換気量 ろうそくアニメーション機能 測定開始から6秒間の呼吸数 一回換気量と肺活量の比 呼吸筋力 呼吸圧 オプション 58 最大吸気圧 MIP cmh2 最大吸気時の口腔内圧 59 最大呼気圧 MEP cmh2 最大呼気時の口腔内圧 測定アニメーション機能 サンプル波形機能 COPD 重症度ステージ 時系列マーカー表示 特許取得済み Cat.No. T COPD時系列機能 肺年齢時系列機能
1 2
5 6 89% 83% 88% 82% 6% 86% 6s 8 6s 8 6s 8 5 5 8 1 3 4
5 6
8% 2 2 +6-4 +7 7% 5% 3% %1 1 21 1 7 29 8 11 28 11 19 8/1/2 9/7/22 1/1/18 7 8
COPD とも呼 ば れ 主 に喫 煙を起 因としてゆっくり進 行 する 空 気 の 通り道である気 管 支 や 気 管 支 から分 岐した 細 気 管 支 その先 にある肺胞 に 慢性閉塞性肺疾患 炎 症 性 の 病 変 が 生じ 肺 へ の 空 気 の 出 入りが 阻 害され 呼 吸 困 難を起こす病 気 の 総 称で す COPDの診断に携わるかたへ 潜在患者数は53万人以上 現在も増え続けています 21年のNICE STUDY Nippon COPD Epidemiology Study)による調査の結果 日本にはCOPDの潜在 患者が 約53万人 以上いると言われていますが 現在治療を受けているのはわずか 約22.3万人 です 治療を受けている患者数 厚生労働省統計 25年 約22.3万人 C O P D チ ェックリ スト こんな患者さんはいませんか 推定患者数 約53万人 タバコの喫 煙 歴がある NICE スタディ 21年 一日に何 度も咳が出る 一日に何 度も痰が出る C O P Dファクト COPD患者の9が喫煙者といわれています 運 動 時 労 作 時に息 切れする *NICE Nippon COPD Epidemiology)スタディ 21年に行われた4歳以上の男女2,666名のデータによるCOPD大規模疫学調査 4 歳 以 上である COPDファクト 世界のCOPD死亡率が高まっています 統計によると 22年には世界のCOPDによる死 亡率は 第3位 第4位 になるといわれています 日本の喫煙率は現在も高く 高齢化と喫煙者の若 年化によってCOPD患者は今後も増加すると考え られています 米国における各種疾患死亡率の推移 1965 1988年 3. 冠疾患 脳卒中 2.5 他の 脳血管疾患 COPD 他の全疾患 2. かかりつけ医の先生が早期発見のカギを握っています COPD患者が最初に受診するのはほとんどが かかりつけ医と言われています COPDを早期発見するために は リスクがある患者さんに対しスパイロ検査によるスクリーニングをすることが有効です 1. 厚 生 労 働 省 の 統 計 によると2 9 年 の日本 の COPDによる死亡率は1位です.5-59 -64-35 +163 対 1965 年比 -7 年 第41回日本呼吸器学会 GODガイドラインの国際発表 21.4.4 スパイロ検査は呼吸器疾患診療に最も有効な検査です COPDは自覚症状が出る頃にはすでに気流閉塞が 中等度まで進行していることがあります スパイロ 検査は 自覚症状が出る前に他検査よりも早期に COPDを発見することができます 症状 労作時 呼吸困難 咳痰 COPDと診断された後は かかりつけ医が日常の管理診療を行い 増悪時などには専門医の先生と連携して 患者さんを治療することが重要です COPDの疑いがある時はまずスパイロ検査を ①スクリーニング ②日常生活の注意 ③急性増悪の初期治療 ④合併症の早期発見 ⑤他疾患の治療 ⑥薬剤の副作用や相互作用の予防とチェック ⑦専門医への紹介 かかりつけ医 紹 専門診療所基幹病院 呼吸器専門医 正常 胸部X線 かかりつけ医 安静時 呼吸困難 安定期の治療 安定期 過膨張 逆紹介 9 スパイロメトリー かかりつけ医 急性増悪時の外来治療 軽症 境界域 紹 逆紹介 介 低酸素血症 正常 正常 ①診断の確定 ②合併症の検索 ③治療方針の決定と教育 ④検査による治療効果の評価 ⑤入院の可否の判定 ⑥重症の急性増悪や合併症の治療 逆紹介 紹 COPDは今まで治療効果の乏しい疾患と考えら れてきましたが 現在は治療によって症状を改善 することができます 介 急性増悪時 動脈血ガス分析 COPDファクト COPDは咳や痰などのありふれた症状のために 放置されることが多い疾患です また 多くの患者 さんが自分の症状を加齢が原因と考えています 複数該当する患者さんはCOPDかもしれません 1.5 COPDファクト で す 軽度 中等度 高度 重症 Enright P, Hyatt RE. 滝島任 長南達也 訳. オフィススパイロメトリー 選択使用の実用ガイド 東京 レスピレーションリサーチ ファンデーション 1989より引用 一部改変 介 専門診療所基幹病院 専門診療所基幹病院 急性増悪時の外来治療 治療の再評価再教育 C O P D の 病 診 連 携システム 村田朗 著 メディカルレビュー社 COPD Frontier 26年5月 Vol.5 No.2 1