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参考資料 国道 6 号及び県道 36 号に関する帰還困難区域の特別通過交通制度の運用変更について : 通行証確認が不要となるルート : 引き続き通行証確認が必要なルート : 帰還困難区域

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資料 1 復興 8 年間の現状と課題 平成 31 年 3 月 8 日

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

東京電力が取り組む福島復興推進策

老発第    第 号

平成 30 年 3 月 6 日 大熊町住民意向調査調査結果 ( 速報版 ) 復興庁 福島県 大熊町 調査の概要 1. 調査対象 : 世帯の代表者 (5,218 世帯 ) 2. 調査時期 : 平成 30 年 1 月 4 日 ~1 月 18 日 3. 調査方法 : 郵送配布 郵送回収 4. 回答者数 :

復興 5 年間の現状と課題 ( 概要 ) 復興期間 10 年の折り返し平成 23~27 年度 集中復興期間 平成 28~32 年度 復興 創生期間 インフラ復旧は概ね終了 住宅の再建が最盛期 被災者の心身のケアや 産業の再生が重要 福島においては 順次 避難指示を解除 住民の帰還に向けた環境整備を進

平成 24 年 11 月 6 日 大熊町住民意向調査調査結果 ( 速報版 ) 復興庁福島県大熊町 調査の概要 1. 調査対象 : 全世帯主 ( 分散避難している場合は それぞれの代表者 ) 5,378 世帯 2. 調査時期 : 平成 24 年 9 月 7 日 ( 金 )~9 月 24 日 ( 月 )

「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針第二次追補(政府による避難区域等の見直し等に係る損害について)」

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2 各区域共通の留意点 避難指示解除準備区域 居住制限区域及び帰還困難区域についても引き続き避難指示が出されております 関係者以外の方の立入りはご遠慮いただくとともに 立入りの際の安全 安心確保のため 特に以下の点にご留意ください 1 道路 信号の復旧状況は地域によって異なります 車を運転される際に

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中間指針第四次追補に関するQ&A集

避難指示解除と帰還に向けた取組 1 田村市 平成26年4月1日 避難指示解除準備区域を解除 避難指示解除から約2年が経過し 解除後の転入等も含めて人口の61 世帯の69 注1 の方が居住 20km圏内 平成28年2月末時点 コミュニティの再生支援等 復興に向けた取組を継続中 避難指示区域の概念図 注

1. 避難指 の解除と帰還に向けた取組 (1) 村市 : 平成 26 年 4 1 避難指 解除準備区域を解除 避難指 解除から約 2 年が経過し 解除後の転 等も含めて の61% 世帯の68% ( 注 1) の が居住 <20km 圏内 > ( 平成 27 年 11 末時点 ) コミュニティの再 援

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1. 避難指示区域の考え方 ( ア ) 固定資産税評価額に補正係数をかけて事故前価値を算定する方法 1. 当該不動産が新築であると仮定した場合の時価相当額を算定する 2. A) まず 事故前の固定資産税評価額を元に経年減点補正率 ( 減価償却分 ) を割り戻して 当該建物の新築時点での固定資産税評価

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資料 2 原 災害からの福島復興の進捗について 平成 30 年 3 原 災害対策本部

三ケ島工業団地周辺地区 第一回勉強会

事務連絡平成 23 年 6 月 1 日 都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県総務主管部 ( 局 ) 市区町村主管課 御中 厚生労働省保険局国民健康保険課総務省自治税務局市町村税課 東日本大震災により被災した被保険者に係る国民健康保険料 ( 税 ) の減免に対する財

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第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

避難状況 1. 避難先自治体 いわき市相馬市南相馬市 福島市 郡山市 会津若松市白河市 福島県内のの市町村 福島県外 n = 1, 現在の住居形態 応急仮設住宅 ( プレハブ型 無償 ) 応急仮設住宅

福島原発事故はチェルノブイリ事故と比べて ほんとうに被害は小さいの?

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

復興大臣 竹下亘様 要望書 平成 27 年 1 月 29 日 福島県南相馬市長桜井勝延

特定復興再生拠点区域復興再生計画 福島県大熊町 平成 29 年 10 月 20 日

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(審36)参考1 モデル世帯における原子力損害に係る損害賠償額

る 1 減価補償金を交付すべきこととなる被災市街地復興土地区画整理事業において 公共施設の整備改善事業の用に供するために土地等が地方公共団体等に買い取られる場合 2 第二種市街地再開発事業の用に供するために土地等が地方公共団体等に買い取られる場合 (3) 特定住宅被災市町村の区域内にある土地等が 国

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担当係:環境防災課環境係

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

老介発 0516 第 1 号 平成 23 年 5 月 16 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局介護保険計画課長 東日本大震災により被災した介護保険の被保険者に対する 利用料の免除等の運用について 東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律 ( 平成

( 例 2) 特定被災区域にある住家と区域外にある住家を行き来して生活しており 特定被災区域の家が被災したが 住民票は区域外にある場合 公共料金の支払等により生活実態が確認されれば対象として差し支えない ( 例 3) 学生で特定被災区域外に居住している ( 区域外に住民票 ) が 特例により 特定被

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( 平成 28 年 10 月 31 日までの最新の測定値 ) Tamura city (The latest measured values up to Oct 31, 2016) 本宮市 Motomiya city 三春町 Miharu 郡山市 Koriyama city 小野町 On

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1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

(審43)資料1 避難指示区域の状況等について


平成 28 年度税制改正の概要 1. 復興特区関係 * (1) 機械等に係る特別償却等の特例措置の5 年延長及び要件の緩和 * 要件緩和 : 建築物整備事業 ( テナント建物 ) の構造要件について まちなか再生計画に位置付けられた場合には 非耐火構造でも対象となるよう緩和 (2) 被災雇用者等を雇

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原子力被災者への対応に関する当面の取組のロードマップ の進捗状況 平成 23 年 12 月 16 日原子力災害対策本部 5 月 17 日に決定した 原子力被災者への対応に関する当面の取組のロードマップ の進捗状況は 以下のとおり 1. 避難者等に対する支援の取組み (1) 一時立入りの実施 警戒区域

(六次化班)参考資料3(1)●0819営農再開グループ活動( )r2-1

原発被災自治体の今後の財政と町民町税等の負担 伊藤久雄 ( 認定 NPO 法人まちぽっと理事 ) 東日本大震から はや 8 年 執拗な国や福島県の帰還政策のもとでも 容易に帰還はすすまない 帰還政策の帰趨は 帰還した人々 帰還しなかった ( できなかった ) 人びとの生活基盤と それぞれの市町村財政

降下物中の 放射性物質 セシウムとヨウ素の降下量 福島県の経時変化 単位 MBq/km2/月 福島県双葉郡 I-131 Cs Cs-137 3 8,000,000 環境モニタリング 6,000,000 4,000,000 2,000,000 0 震災の影響等により 測定時期が2011年7

原子力損害賠償の進捗状況について < 原子力損害賠償のご請求 お支払い等実績 > ご請求について 個人 年 7 月 13 日現在 法人 個人事業主など ご請求書受付件数 ( 延べ件数 ) 約 2,375,000 件約 481,000 件 本賠償の状況について 本賠償の件数 ( 延べ件数

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1 はじめに

新旧対照表

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IAEA Report DOC

学んで、考えてみよう 除染・放射線のこと 使い方

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

特定復興再生拠点区域復興再生計画 市町村名福島県飯舘村地区名長泥地区面積約 186 ha 区域長泥字長泥 長泥字曲田 1. 特定復興再生拠点区域 - 区域の範囲 予定する土地利用 特定復興再生拠点区域図 区域内の土地利用 関係規定 : 法第 17 条の2 第 1 項 第 2 項第 1 4 号復興庁令

事務連絡平成 23 年 3 月 22 日 各都道府県介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省老健局介護保険計画課高齢者支援課振興課老人保健課 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る利用料等の取扱いについて 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による災害発生に関し 介護

H28秋_24地方税財源

Ⅰ 東日本大震災の概要 発生日時平成 23 年 3 月 11 日 14:46 マグニチュード 9.0 地震型 被災地 震度 6 弱以上県数 津波 被害の特徴 死者行方不明者 海溝型 農林水産地域中心 8 県 ( 宮城, 福島, 茨城, 栃木, 岩手, 群馬, 埼玉, 千葉 ) 各地で大津波を観測 (

だ証明書の様式になっております 建物所在証明書 の様式は, 当ホームページからダウンロードすることができます Q3 警戒区域設定指示等の対象区域 特定避難勧奨地点に所在する建物の被災代替建物を取得する場合, 震災特例法の免税措置が受けられますか 特定避難勧奨地点 は, 警戒区域設定指示等の対象区域に

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

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介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

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(審45)資料3  避難指示区域の状況等について 被災12市町村における事業・なりわい再建支援の取組

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2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

実用化開発事業と同様 実用化開発に取り組む企業等についても必要に応じ事業化支援 ( 経営支援 ) を行う 支援内容: 企業訪問 面談 課題抽出 解決支援 ( 事業化戦略の構築 見直し 資金調達における市場調査 体制構築 ビジネスモデルの作成 販路開拓支援等 ) ( 上記の支援内容を事業者ごとに整理し

避難指示区域等内の県立高等学校の状況 他校の施設や仮設校舎にサテライト校を開設して教育活動を展開してきたが ふたば未来学園高校や小高産業技術高校の開校など 新たなステージに移行 校名 相馬農業高校飯舘校 震災後の状況 双葉高校いわき明星大学サテライト ( いわき市 ) 平成浪江高校本宮高校サテライト

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防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

約 210ha 161ha 平成 28 年度の営農再開等の状況 1 水稲 : 主食用米 ( コシヒカリ 天のつ ぶ その他 )106ha 作付 飼料用米 ( ふくひびき その他 )55ha 作付 震災前 ( 平成 22 年産 ) の約 210ha に比べ約 80% 再開 ) 約 30ha の水田は防

ガイドライン策定の目的 和歌山県では 和歌山県安全 安心まちづくり条例 ( 平成 18 年 3 月 24 日条例第 26 号 ) に基づき 家庭及び地域における人と人との絆を大切にし お互いが支え合い 及び助け合うとともに 安全で安心な暮らしに配慮した環境の整備を行うまちづくりを推進しています その

福島第一原発事故の避難指示解除の基準をめぐる経緯

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

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平成 25 年 10 月内閣府原子力被災者生活支援チーム

1 1 避難指示区域の見直しは 原子力災害対策特別措置法第 20 条第 2 項に基づいて 原子力災害対策本部長たる内閣総理大臣が 被災 11 市町村の避難指示区域について新たな区域を設定するとともに 当該市町村長に対してその旨指示することによって行われています 2 具体的には 平成 23 年 12 月の原子力災害対策本部 ( 本部長 : 内閣総理大臣 構成員 : 全閣僚 ) において決定された基本的考え方にしたがって 対象となる市町村や住民の方々との協議を経て 同本部で 審議の上 新たな避難指示区域の設定及び施行日が決定されています 3 避難指示区域の見直しは ふるさとに戻りたいと考える住民の方々がお戻りになれる環境を整備し 地域の復興 再生をより一層進めていくために行われているものです

4 従前の避難指示区域が避難指示解除準備区域や居住制限区域に見直されると 立入規制が緩和されるほか 一定期間の特例的な宿泊や新たな企業活動の開始などが可能になったり 予算や税制などの各種支援措置が利用可能になる地域もできます ( 次ページ表参照 ) 区域見直しの対象 区域見直し前 警戒区域 計画的避難区域 区域見直し後 1 警戒区域の解除 23 区域に再編 避難指示解除準備区域 居住制限区域 帰還困難区域 将来 避難指示の解除 立入り 避難指示 警戒区域においては罰則付きの立入規制 ( 一時立入りと これに伴う住居の片付け 修繕は可能 ) 区域に応じて立入規制の緩和 避難指示は継続 ( 住居の片付け 修繕や 区域に応じて企業活動なども可能に ) 避難指示の解除 ( 居住可能に ) 2

見直し前 帰還困難区域 見直し後 居住制限区域 避難指示解除準備区域 区域見直し前後の変化 区域への立入り 計画的避難区域では立入り可 自宅等への立入りが可能に ( 帰還困難区域を除く ) ( 注 1) 自宅等での宿泊 区域の運用 特例宿泊 参考 1(P5) ふるさとへの帰還に向けた準備のための宿泊 参考 2(P6) ( 注 3) 新たな企業 事業活動の開始 ( 企業誘致等 ) ( 注 4) 既存企業 事業者の再開 参考 3(P7,8) ( 注 4) 営農 営林 参考 4(P9) ( 注 6) ( 注 5) ( 注 5) ( 注 6) 一定の時期 期間 自宅への宿泊が可能に ( 注 2) 一定の要件を満たせば 長期間の宿泊が可能に 新たな企業の誘致が可能に 既存事業の再開が可能に 避難指示区域の一部では再開可能に 3

復興再生事業 予算 税 ( 事業者向け ) 生活環境整備事業 参考 6(P1 1) ( 注 7) ( 注 7) 帰還 再生加速事業 参考 6(P1 2) - 復興 再生事業の加速化 設備投資の特別償却等又は税額控除 優遇された事業 被雇用者への給与等の税額控除 環境の実現 ( 帰還困難区域を除く ) ( 注 1) 市町村が認める範囲において一時立入りが可能 大熊町 富岡町 浪江町及び双葉町では 通年オープン制 ( 住民が希望する日に毎月 (1 月及び 4 月を除く )1 回の一時立入り ) が実施されている ( 注 2) 市町村の申請に基づき 原子力災害現地対策本部の確認を経て実施することができる 年末年始 GW 及びお盆で 合計 1,870 名の宿泊者の実績 ( 実施市町村 : 川内村 田村市 南相馬市 飯舘村 葛尾村及び川俣町 ) ( 注 3) 原則として避難指示解除準備区域が対象 居住制限区域においても 要件を満たす場合は 市町村長と原子力災害現地対策本部長との協議の上 実施可能 ( 注 4) 例外的に認められる復旧 復興に不可欠な事業及び居住者を対象としない事業 ( 金融機関 廃棄物処理 ガソリンスタンド 製造業等 ) については 所定の手続きを経た上で事業活動が可能 ( 注 5) 原則として居住者を対象とする事業は不可だが 病院 福祉 介護施設 飲食業 小売業 サービス業等については 施設の新築や補修 資機材の搬入 在庫管理等 事業の実施に向けた準備作業は可能 ( 注 6) 稲の作付け制限及び除染の状況を踏まえて対応 居住制限区域においては 農地の保全管理の外 地域の営農再開に向けた 市町村等の公的機関の関与の下で行う作付け実証等は可能 ( 注 7) 避難指示解除準備区域等の復興及び再生のために必要と認められる場合に限る 4

制度概要 区域見直しを実施した市町村からの強い要望を踏まえ 短期間の宿泊であれば (1) 被ばくのリスクが極めて小さいこと (2) 最低限必要なインフラ ( 上下水道等 ) が整っている地域もあること (3) 防犯 防火等に最低限必要な体制を確保できること などから 所要の措置を講じた上で年末年始等の宿泊を可能とするもの 実績 自宅等での宿泊の要望が多い時期について 過去 3 回実施 ( 第 1 回 ) 年末年始 : 平成 24 年 12 月 29 日 ( 土 )~ 平成 25 年 1 月 3 日 ( 木 ) ( 第 2 回 ) GW : 平成 25 年 4 月 27 日 ( 土 )~5 月 6 日 ( 月 ) ( 第 3 回 ) お盆期間 : 平成 25 年 8 月 10 日 ( 土 )~8 月 18 日 ( 日 ) 第 1~3 回特例宿泊の実績 年末年始 GW お盆 飯舘村 91 世帯 67 世帯 (271 名 ) (169 名 ) 南相馬市 57 世帯 66 世帯 (239 名 ) (255 名 ) 川内村 7 世帯 15 世帯 (14 名 ) (30 名 ) 田村市 16 世帯 23 世帯 (54 名 ) (83 名 ) 葛尾村 13 世帯 (28 名 ) 川俣町 合計 171 世帯 184 世帯 (578 名 ) (565 名 ) 84 世帯 (218 名 ) 70 世帯 (288 名 ) 22 世帯 (56 名 ) 17 世帯 (55 名 ) 37 世帯 (110 名 ) 230 世帯 (727 名 ) お盆の墓参りの様子 ( 川俣町 ) < 避難指示解除準備区域内 > 田村市では平成 25 年 8 月 1 日から ふるさとへの帰還に向けた準備のための宿泊 を実施中 5

制度概要 原則として避難指示解除準備区域であって 一定の要件を満たしている区域において 避難指示が解除された場合にふるさとでの 生活を円滑に再開できるよう 自宅の本格的な清掃や修繕 農地の管理 店舗や事業所等の本格実施に向けた準備作業等を進め やすくする環境を整えるため 住民等の宿泊を可能とするもの 田村市における ふるさとへの帰還に向けた準備のための宿泊 の実施 田村市都路 8 9 行政区 ( 避難指示解除準備区域 ) では 平成 25 年 8 月 1 日から実施中 避難指示区域に居住する住民の方々の約 1/4の世帯が恒常的に宿泊 (38 世帯 158 名 (9 月末日時点 )) 避難指示区域全体の世帯数 人口は 約 120 世帯 約 380 名 実施後の最初の週末 (8 月 3 日 4 日 ) には 都路灯祭り が開催された ひ 宿泊者に対して 国と市が連携し 宿泊者への個人線量計の貸与 線量データの説明を行うとともに 宿泊者からの各種相談 ( インフラ 生活関連サービス 線量に関する各種相談など ) に応じる相談窓口を整備している 8 9 月の宿泊者の推移 ( 日別 ) 180 160 140 120 100 80 60 40 20 0 ( 日 ) 8 月 9 月 人数 ( 左目盛 ) 世帯数 ( 右目盛 ) 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 宿泊登録者の年齢別分布 ( 平成 25 年 9 月末時点 ) 0~9 歳 13 名 30~39 歳 16 名 60~69 歳 30 名 10~19 歳 5 名 40~49 歳 10 名 70~79 歳 33 名 20~29 歳 12 名 50~59 歳 21 名 80 歳以上 18 名 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 都路灯祭り (8 月 3 日 4 日 ) の灯篭 宿泊者に貸与している小型線量計 6

7 1 飯舘村の事例 平成 24 年 7 月 17 日に計画的避難区域から 3 区域に見直し 区域見直し直後 約 2 ヶ月で新たに 10 事業所が再開し 現在 27 事業所が再開 公的サービス 施設では 金融 ( あぶくま信金等 ) ガソリンスタンド 郵便や運送業 ( 二枚橋郵便局 佐川急便等 ) 等が再開 ( 平成 25 年 8 月時点 ) 板金加工工場 ( 菊池製作所 ) < 居住制限区域内 > 郵便局 ( 二枚橋郵便局 ) < 避難指示解除準備区域内 >

8 2 その他の市町村の事例 区域見直しによって避難指示解除準備区域及び居住制限区域に再編された地域において これまで約 140 事業所が再開 ( 飯舘村を除く ) 公的施設では 医療複合施設 ( 川内村 ) 及び消防署 ( 南相馬 ) の再開 双葉警察署臨時庁舎 ( 楢葉町 ) の設置等の復興が進んでいる ( 平成 25 年 8 月時点 ) 医療複合施設 ( ゆふね : 川内村 ) < 避難指示解除準備区域内 > スーパー ( スーパーネモト : 楢葉町 ) < 避難指示解除準備区域内 >

田村市では 全量生産出荷管理 の下 平成 25 年 5 月に 平成 25 年産稲の作付けを開始 県及び市町村が管理計画を策定し ほ場毎に吸収抑制対策等を徹底した上 生産量の全量を把握し 全袋検査を実施 写真は 田村市都路地区 ( 避難指示解除準備区域内 ) の水田 ( 撮影日 : 平成 25 年 6 月 4 日 ) 9

10 警戒区域の解除により 避難指示解除準備区域及び居住制限区域では 日中の区域内への立入りが自由になったことから 祭事などのイベントにおける住民同士の交流が可能に 平成 25 年正月は 2 年振りに初詣の行事を再開した神社もあった 桜苗木の祈念植樹祭 ( 楢葉町 ) < 避難指示解除準備区域内 ( 旧警戒区域 )> 小高神社の初詣 ( 南相馬市 ) < 避難指示解除準備区域内 ( 旧警戒区域 )> 写真は 植樹祭の祈念式典における 広野昇龍太鼓 ( 広野町 ) の演奏 右下写真は 地元有志らによる国道 6 号線沿いへの桜苗木の植樹の様子

福島避難解除等区域生活環境整備事業の概要 生活環境整備事業は 福島復興再生特措法に基づき住民の生活環境の改善に資するため 避難指示に起因して機能低下した公共施設 公益的施設について 市町村等からの要請に基づき国の費用負担により機能回復を行う事業です 下記 1. の区域につき 2. の施設に関して 3. の行為を行います 1. 対象区域 平成 25 年度政府予算案 23.5 億円 ( 平成 24 年度予算額 42 億円 ) (1) 旧緊急時避難準備区域 (2) 昨年 3 月末以降 避難指示解除準備区域に指定された区域又は避難指示が解除された区域 2. 対象施設 3. 対象となる行為 (1) 公共の用に供する施設等 例 学校 上下水道 医療施設 社会教育施設 ( 公民館 図書館 体育館 博物館等 ) 社会福祉施設( 高齢者福祉施設 児童福祉施設 障害者支援施設等 ) 廃棄物処理施設 河川 道路 消防施設 路線バス 市町村庁舎等 (2) 住民に対し生活必需品 役務を提供する施設 例 薬局 商店 スーパー ガソリンスタンド タクシー営業所等 4. 事業の流れ (1) 清掃等 1 施設の現状調査 点検 試験運転 2 清掃 除草 3 軽微な修理 修繕 ( 消耗品の交換を含む ) (2) 当該施設の公共 公益的機能を回復させ住民帰還を促進させるために必要な行為 例 スクールハ ス 通院バスの運行経費( 燃料費 運転手賃金 車両保険料等 ) 医師 看護師 介護士等の募集費用 研修費 学校 地元企業再開に必要な職員等の応急的な住居確保 整備等 復興庁 事業実施要請 事業計画書の提出 事業費支払 ( 終了後 ) 市町村等 事業発注 業者 事業実施 ( 清掃等 ) 施設等 公 共 11

原災避難区域等帰還 再生加速事業 (H24 補正予算 :208 億円 H25 当初予算案 :48 億円 ) 事業概要 目的原子力災害からの復興 再生を加速するため 福島県の被災 12 市町村 ( ) における避難解除区域の住民の帰還を促進するための取組や 直ちに帰還できない区域への将来の帰還に向けた荒廃抑制 保全対策を復興庁が前面に立って行います ( ) 田村市 南相馬市 川俣町 広野町 楢葉町 富岡町 川内村 大熊町 双葉町 浪江町 葛尾村 飯館村 現在進めている主な事業 ( 国が全額支援 ) 平成 25 年 4 月 26 日現在 1 避難解除区域への帰還加速のための取組 生活関連サービスの代替 補完 村内医療体制の拡充 川内村 医療環境に対する住民の不安を払しょくするため 村の診療所への専門医師の定期的な派遣を委託 住民の安心 安全の確保 ホールボディーカウンターを用いた内部被ばく検査の実施 南相馬市 浪江町 希望者について内部被ばく検査を実施 地域のコミュニティの維持 タブレット端末を利用した情報提供 楢葉町 富岡町 市町村が配布したタブレット端末を活用し 各地に避難している住民に対して避難生活等に必要な情報をリアルタイムで配信 市外避難者への情報提供 南相馬市 市外避難者と南相馬市とのつながりを維持してもらうため 復興情報 生活情報 防災情報等を 南相馬チャンネル として放送 配信 など 2 直ちに帰還できない区域の荒廃抑制 保全 避難区域の荒廃抑制 保全対策 旧警戒区域内の農地保全管理 南相馬市 既存補助事業の対象とならない農地における除草やがれきの除去等の実施 町道等の維持管理 大熊町 住民が安全に一時帰宅できるよう 町道等の路肩除草 側溝のごみ処理等を実施 ネズミ駆除 南相馬市 公衆衛生向上のためのネズミ駆除 ( ネズミ捕りシートの配布 ) 防犯パトロール 浪江町 富岡町 避難指示区域の見直しに伴い自由に立ち入りできる区域について 防犯 防火のためのパトロールを実施 住民の一時帰宅支援 一時帰宅バス等の運行 南相馬市 楢葉町 自家用車等の交通手段を持たない方向けに 避難先と避難元とを結ぶバスやジャンボタクシーの運行を委託 など 12

1 設定の基準 避難指示解除準備区域 (20 ミリシーベルト / 年以下 ) 空間線量率が 3.8 マイクロシーベルト / 時以下 居住制限区域 (20 ミリシーベルト / 年超 50 ミリシーベルト / 年以下 ) 空間線量率が 3.8 マイクロシーベルト / 時超 9.5 マイクロシーベルト / 時以下 帰還困難区域 ( 50 ミリシーベルト / 年超 ) 空間線量率が 9.5 マイクロシーベルト / 時超 2 使用データ 第 4 次航空機モニタリング結果を平成 24 年 3 月 31 日時点に補正した線量データを用いました 航空機モニタリングは 山林などの人や車によるモニタリングでは測定しにくい場所も含めて面的に一定範囲の平均線量を測ることが可能であり 避難指示区域の見直しに適した測定方法であると考えられます 3 避難指示区域の見直しの単位 ア ) 新たな避難指示区域は 大字 小字または行政区単位で設定しました イ ) 複数の線量基準を満たす地域がある場合には 市町村と十分に協議の上 大字等の大半を占める線量基準に合わせた単位で区域を設定しました 一部の地域がより高い線量基準に該当する場合には 除染等の対応で基準値以下とすることを目指します 13

14 150mSv 超 100-150mSv 50-100mSv 帰還困難区域 5 年経過してもなお 年間積算線量が 20mSv を下回らないおそれのある地域 20-50mSv 居住制限区域 年間積算線量が 20mSv を超えるおそれがある地域 第 4 次航空機モニタリング結果を平成 23 年 3 月 31 日時点に補正した年間積算線量の分布 ( 平成 23 年 11 月 5 日 ) 10-20mSv 5-10mSv 1-5mSv 避難指示解除準備区域

15 1 平成 25 年 8 月 8 日 川俣町の避難指示区域の見直しが施行されたことにより 平成 23 年 12 月の基本的考え方の決定から約 1 年 7 ヶ月 その間に計 7 回の原子力災害対策本部で の審議 決定を経て 避難指示区域の見直しは 被災 11 市町村すべてで実施されました 2 これにより 福島の再生は新たなスタートラインに立ったものと考えられ 国が前面に立って 福島の再生を実現していきます ( 参考 ) 第 31 回原子力災害対策本部 ( 平成 25 年 8 月 7 日 ) 安倍総理発言 本日で 11 市町村の避難指示区域の見直しが全て完了いたしました 福島の再生は 住民の方々の帰還に向けた新たなスタートラインに立ったと言えると思います 国が前面に立って 福島の再生を実現していきます この区域見直しの完了を契機に 全閣僚は 改めて地元の意見をしっかりと聴いてもらいたいと思います これを踏まえ 関係閣僚は連携を密にとって 復興大臣を中心に福島の再生の具体策の検討を急いでもらいたいと思います

16 平成 23 年 4 月時点の空間線量から推定された積算線量の分布 平成 23 年 4 月 22 日時点 ( 事故直後の区域設定が完了 ) 平成 25 年 8 月 7 日 ~ 現在 ( 区域見直し後 ) 凡例航空機測定 (msv/yr) 100 超 - 50 超 -100 以下 20 超 -50 以下 10 超 -20 以下 5 超 -10 以下 1 超 -5 以下 伊達市 飯舘村 凡例 警戒区域計画的避難区域緊急時避難準備区域 伊達市 飯舘村 (2012/7/17~) 凡例 帰還困難区域居住制限区域避難指示解除準備区域 カッコ内の日付は区域見直しの施行日 川俣町 南相馬市 川俣町 (2013/8/8~) 南相馬市 (2012/4/16~) 葛尾村 浪江町 葛尾村 (2013/3/22~) 浪江町 (2013/4/1~) 田村市 双葉町大熊町 福島第一原子力発電所 田村市 (2012/4/1~) 双葉町 (2013/5/28~) 大熊町 (2012/12/10~) 福島第一原子力発電所 川内村 富岡町楢葉町 福島第二原子力発電所 川内村 (2012/4/1~) 富岡町 (2013/3/25~) 福島第二楢葉町原子力発電所 (2012/8/10~) 広野町 20km いわき市 広野町 20km いわき市 30km

784 人 (200 世帯 ) 伊達市 区域外 13,882 人 (5,214 世帯 ) 川俣町 (2013/8/8~) 1,077 人 (313 世帯 ) 127 人 (45 世帯 ) 飯舘村 (2012/7/17~) 5,192 人 (1,528 世帯 ) 274 人 (73 世帯 ) 凡例帰還困難区域 ( 約 24,800 人 / 約 9,200 世帯 ) 2 人 (1 世帯 ) 居住制限区域 ( 約 23,400 人 / 約 8,400 世帯 ) 避難指示解除準備区域 ( 約 33,100 人 / 約 11,200 世帯 ) 市町村名の下のカッコ内の日付は 区域見直しの施行日 510 人 (130 世帯 ) 南相馬市 (2012/4/16~) 区域外 52,425 人 (19,068 世帯 ) 12,238 人 (3,762 世帯 ) 3,343 人 (1,188 世帯 ) 64 人 (22 世帯 ) 118 人 (35 世帯 ) 1,329 人 (412 世帯 ) 葛尾村 (2013/3/22~) 区域外 39,645 人 (12,196 世帯 ) 1,319 人 (471 世帯 ) 区域外 2,475 人 (988 世帯 ) いわき市 田村市 (2012/4/1~) 351 人 (117 世帯 ) 川内村 (2012/4/1~) 276 人 (134 世帯 ) 市町村からの聞き取った情報 ( 平成 25 年 8 月 8 日時点の住民登録数 ) を基に原子力被災者生活支援チームが集計 浪江町 (2013/4/1~) 58 人 (18 世帯 ) 8,260 人 (3,048 世帯 ) 8,821 人 (3,530 世帯 ) 富岡町 (2013/3/25~) 楢葉町 (2012/8/10~) 7,525 人 (2,738 世帯 ) 広野町 双葉町双葉町 (2013/5/28~) 大熊町福島第一 23 人原子力発電所 (12 世帯 ) (2012/12/10~) 10,571 人 362 人 (3,861 世帯 ) (126 世帯 ) 区域外 50 人 (22 世帯 ) 6,237 人 (2,361 世帯 ) 区域外 7,902 人 (3,004 世帯 ) 4,273 人 (1,725 世帯 ) 福島第二原子力発電所 20km 255 人 (76 世帯 ) 10 17

福島県全体の避難者約 14.6 万人 ピーク時 ( 平成 24 年 6 月 ) は約 16.4 万人 避難指示区域からの避難者約 8.1 万人 (11 市町村 ) 避難指示解除準備区域約 3.3 万人 (41%) 居住制限区域約 2.3 万人 (29%) 帰還困難区域約 2.5 万人 (31%) 旧緊急時避難準備区域約 2.1 万人 解除直前 ( 平成 23 年 9 月 ) は約 2.8 万人 広野町 楢葉町 川内村 田村市 南相馬市 その他の避難者約 4.4 万人 福島市 郡山市 いわき市など 福島県内全域 ( 備考 ) 福島県全体からの避難者数は 福島県 平成 23 年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報 ( 第 1031 報 )( 平成 25 年 9 月 17 日 ) による 避難指示区域からの避難者数は 市町村からの聞き取った情報( 平成 25 年 8 月 8 日時点の住民登録数 ) を基に 原子力被災者生活支援チームが集計 旧緊急時避難準備区域からの避難者数は 各市町村からの聞き取り( 平成 25 年 9 月 17 日 ) を基に 原子力被災者生活支援チームが集計 18

19 < 川内村 > 平成 24 年 4 月 1 日施行 ( 第 24 回原災本部決定 ( 平成 24 年 3 月 30 日 )) 避難指示解除準備区域 < 南相馬市 > 平成 24 年 4 月 16 日施行 ( 第 24 回原災本部決定 ( 平成 24 年 3 月 30 日 )) 区域対象外 居住制限区域 区域対象外 < 田村市 > 平成 24 年 4 月 1 日施行 ( 第 24 回原災本部決定 ( 平成 24 年 3 月 30 日 )) 居住制限区域 避難指示解除準備区域 区域対象外 避難指示解除準備区域 田村市役所 帰還困難区域

20 < 飯舘村 > 平成 24 年 7 月 17 日施行 ( 第 25 回原災本部決定 ( 平成 24 年 6 月 15 日 )) 避難指示解除準備区域 居住制限区域 < 大熊町 > 平成 24 年 12 月 10 日施行 ( 第 27 回原災本部決定 ( 平成 24 年 11 月 30 日 )) 帰還困難区域 避難指示解除準備区域 帰還困難区域 < 楢葉町 > 平成 24 年 8 月 10 日施行 ( 第 26 回原災本部決定 ( 平成 24 年 7 月 31 日 )) 居住制限区域 避難指示解除準備区域 区域対象外

21 < 葛尾村 > 平成 25 年 3 月 22 日施行 ( 第 29 回原災本部決定 ( 平成 25 年 3 月 7 日 )) 居住制限区域 帰還困難区域 < 浪江町 > 平成 25 年 4 月 1 日施行 ( 第 29 回原災本部決定 ( 平成 25 年 3 月 7 日 )) 避難指示解除準備区域 帰還困難区域 < 富岡町 > 平成 25 年 3 月 25 日施行 ( 第 29 回原災本部決定 ( 平成 25 年 3 月 7 日 )) 居住制限区域 帰還困難区域 避難指示解除準備区域 居住制限区域 帰還困難区域 避難指示解除準備区域

22 < 川俣町 > 平成 25 年 8 月 8 日施行 ( 第 31 回原災本部決定 ( 平成 25 年 8 月 7 日 )) < 双葉町 > 平成 25 年 5 月 28 日施行 ( 第 30 回原災本部決定 ( 平成 25 年 5 月 7 日 )) 避難指示解除準備区域 区域対象外 帰還困難区域 居住制限区域 避難指示解除準備区域

23 1 避難指示は (ⅰ) 年間積算線量が 20mSv 以下となることが確実であることが確認された地域について (ⅱ) 下記の状況となった段階で 日常生活に必須なインフラが概ね復旧 生活関連サービスが概ね復旧 子どもの生活環境を中心とする除染作業が十分に進捗 (ⅲ) 県 市町村町 住民の皆様との十分な協議を踏まえ 解除することとされています ( 参考 ) ステップ 2 の完了を受けた警戒区域及び避難指示区域の見直しに関する基本的考え方及び今後の検討課題について ( 平成 23 年 12 月 26 日原子力災害対策本部決定 ) 抜粋 (ⅰ) 現在の避難指示区域のうち 年間積算線量 20 ミリシーベルト以下となることが確実であることが確認された地域を 避難指示解除準備区域 に設定する ( 中略 ) (ⅱ) 電気 ガス 上下水道 主要交通網 通信など日常生活に必須なインフラや医療 介護 郵便などの生活関連サービスがおおむね復旧し 子どもの生活環境を中心とする除染作業が十分に進捗した段階で 県 市町村 住民との十分な協議を踏まえ 避難指示を解除する 解除に当たっては 地域の実情を十分に考慮する必要があることから 一律の取扱いとはせずに 関係するそれぞれの市町村が最も適当と考える時期に また 同一市町村であっても段階的に解除することも可能とする

24 2 政府としては インフラや生活関連サービスの復旧や除染を進めながら 地元との協議をしっかり踏まえた上で 順次 避難指示を解除していく方針です 3 避難指示を解除する前においても 一定の要件を満たせば ふるさとでの生活を円滑に再開する準備をしていただくための準備宿泊を実施することを可能としたところです ( ふるさとへの帰還に向けた準備のための宿泊 )(6 ページ参照 ) 4 避難指示の解除により ふるさとでの生活や事業活動等を本格的に再開することが可能となります

25 第 4 次航空機モニタリング平成 23 年 11 月 5 日時点の線量分布 第 5 次航空機モニタリング平成 24 年 6 月 28 日時点の線量分布 第 6 次航空機モニタリング平成 24 年 11 月 16 日時点の線量分布

26 第 4 次航空機モニタリング平成 23 年 11 月 5 日時点の線量分布 第 5 次航空機モニタリング平成 24 年 6 月 28 日時点の線量分布 第 6 次航空機モニタリング平成 24 年 12 月 28 日時点の線量分布

27 < 川内村 > < 田村市 > < 南相馬市 > 第 4 次航空機モニタリング平成 23 年 11 月 5 日時点 第 5 次航空機モニタリング平成 24 年 6 月 28 日時点 第 6 次航空機モニタリング平成 24 年 11 月 16 時点

28 < 飯舘村 > < 楢葉町 > < 大熊町 > 第 4 次航空機モニタリング平成 23 年 11 月 5 日時点 第 5 次航空機モニタリング平成 24 年 6 月 28 日時点 第 6 次航空機モニタリング平成 24 年 11 月 16 時点

29 < 葛尾村 > < 富岡町 > < 浪江町 > 第 4 次航空機モニタリング成 23 年 11 月 5 日時点 第 5 次航空機モニタリング成 24 年 6 月 28 日時点 第 6 次航空機モニタリング成 24 年 11 月 16 時点

30 < 双葉町 > < 川俣町 > 第 4 次航空機モニタリング平成 23 年 11 月 5 日時点 第 5 次航空機モニタリング平成 24 年 6 月 28 日時点 第 6 次航空機モニタリング平成 24 年 11 月 16 時点