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このような団塊の世代が高齢期を迎えようとする中 高齢者も他の世代とともに地域を支えていくという考え方を基本として 団塊の世代を含む高齢者の活躍が期待されているところです 地域活動に関するアンケート ( 平成 20 年 3 月大阪市 ) によると 地域活動に 既に参加 または 今後参加したい と考えて

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Transcription:

平成 20 年 3 月 社団法人黒石市シルバー人材センター

中期計画作成にあたって 社団法人黒石市シルバー人材センター 理事長佐藤覚治 黒石市シルバー人材センターは 平成 2 年 12 月に設立総会を開催し 翌年 4 月に市老人福祉センターに事務所を開設して本格的な事業をスタートしてから17 年になります この間 平成 12 年には会員数 566 人 契約金額 2 億 1 千万円の実績を上げ 設立からの10 年間は会員数 契約金額ともに毎年増加しましたが その後会員数は減少傾向が続いています 一方 契約金額は12 年 ~15 年までの4 年間は2 億円超を維持し その後減少に転じましたが 18 年度は前年度を上回るなど回復が期待されるところです このたび 国の再チャレンジ支援総合プラン行動計画の一環として 平成 22 年までに シルバー人材センターの会員数を100 万人 にする目標が示されたのを機会に これまでの経緯と現状から課題を整理し 5 年の 中期計画 を作成いたしました 団塊の世代が60 歳の退職期を迎え 少子高齢化が一段と加速されるこの5 年間に予測される農業の後継者不足 高齢者の健康不安 高齢単身世帯の増加 地域社会の環境不安など 多様なニーズに応える計画としてまとめたものです 地域のことは住民に近く 地域をよく知っている自治体に委ねるのが良い とする地方分権改革構想が進められていますが 国も地方も多額の債務を抱え 三位一体の改革によって税収が落ち込む地方にあっては ますます格差の拡大が懸念されています さらに 青森県は求人倍率の低さと連動して転出人口が全国で最も多く 雇用環境とともに経済動向は大変厳しい状況にあります 本市にあっても積極的な行政改革を進行させる中で シルバー人材センターの事業活動については 特段のご理解とご支援をいただき感謝しております シルバー人材センターも就業活動を通して地域活性化に貢献すると同時に 健康寿命を延ばし介護や福祉サービスから 子育て 安全ボランティアなど 後期高齢者が就業を離れても多彩な経験と能力を活かした 地域社会の活動参加を広げたいと思っております 本計画作成に当たって ご多忙な中を割いて委員会に出席され 貴重な意見や提言をいただいた作成委員の皆さんに心から感謝申し上げます 平成 20 年 3 月

目 次 第 1 章沿革と位置ページ 1. 沿革 2. 位置 第 2 章 計画の概要 1. 計画策定の趣旨 2. 基本理念 3. 基本方針 4. 計画の期間 第 3 章 現状と課題 1. 組織体系 2. 会員数と入会状況 3. 契約件数と契約金額 4. 運営状況 5. 事務局体制 第 4 章 事業の実施計画と目標 1. 組織強化と会員の自主活動の確立 2. 会員の入会促進計画 3. 受注拡大と自主事業の開拓 4. 経営の効率化と財源の確保 5. 事務局体制の見直しと事務の効率化 資料編 表 1 全国 青森県 黒石市のシルバー人材センターの年度別契約 金額 加入会員数 団体数 表 2 黒石市シルバー人材センター会員と一般市民の国保医療費対比表 26 表 3 黒石市の年齢別推計人口 27 表 4 県内シルバー人材センターの事務費率および会費等表 28 社団法人黒石市シルバー人材センター事務費規程 社団法人黒石市シルバー人材センター正会員会費規程 3 社団法人黒石市シルバー人材センター中期計画作成委員会設置要綱 31 表 5 中期計画作成の経過 表 6 中期計画作成委員会委員名簿

第 1 章 沿革と位置

第 1 章 沿革と位置 1. 沿革 平成 2 年 10 月 設立準備委員会設置 12 月 設立総会 平成 3 年 2 月 第 1 回理事会 4 月 事務所開設 ( 黒石市老人福祉センター内 ) 平成 5 年 4 月 シルバーワークプラザ落成式 事務所移転地域班設置 7 月 安全委員会設置 平成 6 年 6 月 広報紙 会報シルバー黒石 創刊契約金額 1 億円達成 平成 7 年 5 月 会員互助会発足 8 月 福祉 家事援助班組織 平成 9 年 7 月 互助会 芸能部 発足 平成 10 年 10 月 ホームヘルパー 3 級課程養成研修 平成 11 年 2 月 介護講習会 平成 12 年 1 月 SP 事業開始契約金額 2 億円達成 平成 13 年 4 月 東公園清掃ボランティア開始 5 月 創立 10 周年記念式典 6 月 全シ協表彰受賞 安全適正就業 平成 14 年 4 月 入会説明会を毎月開催ヘ 5 月 役員 ( 理事 監事 ) を会員の中から選任 7 月 互助会芸能部 5 周年記念発表会 平成 15 年 4 月 通学路清掃ボランティア開始事務局だより創刊 平成 16 年 2 月 評議員会設置 平成 17 年 5 月 広報くろいし への広告掲載開始 9 月 第 1 回 シルバーフェア黒石 開催 平成 18 年 5 月 創立 15 周年記念式典

至十和田湖盛岡方面 第 1 章 沿革と位置 2. 位 置 (1) 所在地 青森県黒石市大字内町 61-1 黒石市シルバーワークプラザ内 電話 ( 代表 )52-5131 FAX 52-5132 (2) 位 置 社団法人黒石市シルバー人材センターは 黒石市役所から約 150m 弘南鉄道黒石駅からは車で約 2 分 黒石市社会福祉協議会と同一敷地内に位置しています 位置図 至青森市浪岡 青森 IC 方面 黒石駅 市民文化会館御幸公園神社黒石消防署クロネコヤマト国道 102 号東北自動車道ジャスコ黒石店 黒石市役所至弘前市市社会福祉協議会 スホ カルイン黒石 シルハ ーワークフ ラサ 黒石 I C 黒石市シルバーワークプラザ < 施設の概要 > 所在地黒石市内町 61-1 敷地面積 2,029.3m2 (615 坪 ) 建築面積 188.2m2 (57 坪 ) 延床面積 339.7m2 (103 坪 ) 構造木造 2 階建 (1 階 ) 事務室 作業室他 (2 階 ) 研修室 小作業室他 総工事費 40,685 千円

第 2 章 計画の概要

第 2 章 計画の概要 1. 計画策定の趣旨我が国の少子 高齢化が加速する中 本市における高齢化率は 平成 3 年の 12.7% から平成 18 年には 23.1% とほぼ倍増しましたが 平成 19 年度黒石市健康福祉計画によると平成 26 年には 27% に達すると見られています また 高齢化の進行に伴い 高齢者世帯や一人暮らしの増加 社会保障給付費の増大など 社会的な課題も拡大しています このような社会情勢において シルバー人材センター事業は 定年で職場を離れた高齢者等が 福祉の受け手から社会の担い手へ を目標に掲げ 就業やボランティア活動を通じて 福祉の向上と地域経済の活性化に大きく貢献しています 一方 人口の減少に伴う労働力の低下が懸念され始めていることから 今後 企業等における高年齢者の継続雇用が拡大すると共に 高年齢者の卓越した知識や経験 技能 技術の活用がより一層必要とされ シルバー人材センターの重要性も高まってくると思われます そうした背景を受けて 黒石市は 平成 18 年 3 月に策定した 老人保健福祉計画 介護保険事業計画 においても 高齢社会における社会づくりの活動拠点としてのシルバー人材センターの活用を掲げ その活動に期待を寄せています 当黒石市シルバー人材センターは 平成 3 年に創立し 本年度で 16 年が経過しましたが 会員数約 500 人 契約額 1 億 7 千万円台を維持し 着実に地域に定着しています しかし 本市など地方においては 依然として不況感が増幅している状況にあり 自治体や企業の発注が縮小しているほか 補助金の減額などによって 当センターの事業運営にも影響を及ぼしつつあります また 市全体の人口減少などと共に 企業における定年引上げや継続雇用制度の導入によって 会員の加入が伸び悩んでいます 他方 いわゆる団塊の世代の大量退職問題に対し 厚生労働省が平成 18 年 12 月に策定した 再チャレンジ支援総合プラン行動計画 では 定年退職後の意欲や能力に応じた就労機会と社会参加の場を総合的に提供するため 全国シルバー人材センターの会員数を 100 万人に増員する目標を定めましたが 当センターとしても そうした労働資源の受け皿づくりと新たなニーズへの対応にも迫られています このような状況を踏まえ 当シルバー人材センターは 市民生活に深く根ざした信頼と責務を全うすべく 多くの困難をも乗り越えて 時代の変化に柔軟に対応して将来的に安定した運営を可能とし 真に市民から必要とされる公益法人として存続するために 中期的に実施すべき道標として本計画を作成するものです

第 2 章計画の概要 多彩な就業メニューの開拓 多様な職域受注への対応 各種研修会 講習会の拡充 趣味や講座グループの拡大 ボランティア事業の推進シルバー人材センター 多彩な就業メニューの開拓 多様な職域受注への対応 各種研修会 講習会の拡充 趣味や講座グループの拡大 ボランティア事業の推進シルハ ー人材センターの役割信頼度の浸透 会員及び職員の努力と誠意を認知 発注に係る信用 信頼度 安心感の浸透信頼度の浸透 会員及び職員の努力と誠意を認知 発注に係る信用 信頼度 安心感の浸透高齢化の進行 高齢者世帯増加とニーズの多様化 核家族化に伴う需要の拡大 農家等の労働力不足高齢化の進行 高齢者世帯増加とニーズの多様化 核家族化に伴う需要の拡大 農家等の労働力不足少子化の進行 企業の労働力減少に伴うニーズの拡大 農家等の後継者不足少子化の進行 企業の労働力減少に伴うニーズの拡大 農家等の後継者不足就業意欲型 平均寿命と体力の向上 経験と能力の活用 高齢者求人の低下就業意欲型 平均寿命と体力の向上 経験と能力の活用 高齢者求人の低下社会参加型 ボランティア 趣味を通した生きがい志向社会参加型 ボランティア 趣味を通した生きがい志向 平均寿命の向上健康増進型 平均寿命の向上 健康志向生活費補充型 収入減に対する生活費補充 年金支給年齢引き上げ 中小企業の倒産やリストラ 公的負担の増加生活費補充型 収入減に対する生活費補充 年金支給年齢引き上げ 中小企業の倒産やリストラ 公的負担の増加会員発注者

第 2 章 計画の概要 2. 基本理念シルバー人材センター事業は 自主 自立 共働 共助 という4つの基本理念を基に設立され 従来の労働関係とは一線を画した新しい就業システムです この事業は 働くことを通じて生きがいの充実や社会参加を希望する高齢者に対して 地域社会の日常生活に密着した 臨時的かつ短期的又はその他の軽易な業務 を組織的に提供すると共に 高齢者の自主的な団体として運営されます 社団法人黒石市シルバー人材センターは つぎのような理念のもとに事業を展開することとします (1) 地域の高齢者が その生活している地域を単位に自主的に連帯し 共に働き 共に助け合っていくことを目指します (2) 高齢者の就業を促進することにより 高齢者自身の活動的な生活能力を生み出すと共に その家族や地域社会に活力を生み出し 地域社会のより良い活性化を目指します (3) 働く意欲と能力をもった高齢者であれば誰にでも参加の道を開き 自主的な組織参加の意志と労働能力を発揮することにより 豊かで積極的な高齢期の生活と社会参加による生きがいの充実を図ります 3. 基本方針 (1) 会員の拡充と世代の若返りの推進国の再チャレンジ支援総合プラン及び青森県シルバー人材センター事業活性化計画を受け 会員数の増強を図るほか 専門的知識や技能 技術を持つ団塊の世代等の入会を促進し 後継者育成と多様なニーズに対応できるよう 世代の若返りを推進します (2) 就業機会の開拓と拡大事業所や一般家庭における受注の拡大に努めると共に 多様な分野にかかる就業の拡大を図るほか 新たな就業分野の開拓に取り組むこととします (3) 普及啓発の推進センター事業の業務や活動内容等の周知を図るため 市広報やホームページに広く公開し 役職員や地域班長を主体に普及啓発に努めるほか 地域に密着したボランティア活動を積極的に展開します (4) 安全就業 適正就業の推進会員の健康で安全な就業の徹底を図るため 健康管理の啓発や就業現場の巡回パトロールを強化し 安全就業推進大会等を通じた事故の防止や意識の高揚を図ります また 適正就業の啓蒙を図り 就業機会の均等化に努めます (5) 事務作業の見直しと効率化受注管理に係る業務システムの見直しを進め 事務作業の効率的な運用を推進します

第 2 章 計画の概要 (6) 経営の充実と安定化経営の充実を図るため 受注の拡大と経常経費の更なる削減に努める一方 収支のバランスに応じて事務費等の見直しをするなど 運営の安定化を図ります (7) 各種講習会の実施会員間の知識と技能の向上と均一化を図るため 必要な知識並びに技能 技術の習得をめざした各種講習会を関係機関と連携しながら実施します (8) 組織活動の充実 自主 自立 共働 共助 の理念に基づき 事務局依存型運営から会員参加型運営への転換に向けて組織の活性化を図ります (9) 会員互助会への支援と充実会員相互の親睦や交流を目的とした会員互助会の事業 文化教養 ボランティア活動への協力 支援に努めます 4. 計画の期間 この計画の実施期間は 平成 20 年度から平成 24 年度までの 5 年間とします

第 3 章 現状と課題

第 3 章 現状と課題 1. 組織体系 現 状 (1) 役員会社団法人黒石市シルバー人材センターの役員会は 12 人の理事と 3 人の監事で構成されていますが 理事の内訳は男性 10 人に女性 2 人 監事の内訳は男性 2 人に女性 1 人となっており 平成 14 年度からは 役員はいずれも会員の中から選任されています 会議は 原則として 総会を含めて年に5 回開催しています (2) 評議員会評議員会は 社団法人黒石市シルバー人材センター定款第 26 条の規定を受け 平成 14 年 4 月 1 日に設置されましたが 理事長が選任した関係機関の長および有識者ら評議員 15 人で構成され 原則的に毎年 1 回 理事長から付議されるセンター業務の運営に係る事項を審議 建議する役目を担っています (3) 正会員と特別会員 賛助会員 1 正会員は センターの目的に賛同し 健康で 就業を通じて自らの生きがいの充実と社会参加を希望して加入した会員で 平成 19 年 12 月末の会員数は 495 人 2 特別会員は センターに功労があった者または学識経験者等の中から 理事長が必要と認めて推薦し 理事会が承認した会員で 現在まで会員はいない 3 賛助会員は センターの目的に賛同し 事業に協力する個人 企業及びその他の団体に対して理事会が承認した会員で 平成 19 年度現在で会員はいない (4) 地域班当センターの地域班は 平成 14 年 4 月 1 日に設置されましたが 市内の9 地区を 19 班に区分けし 19 人の班長が理事長の委嘱を受けて それぞれ活躍しています 地域班長の主な業務は 1 毎月 1 回発行する シルバーだより の配布 2 会員の年会費徴収 3 年度更新および就業希望調査 4 各種アンケートの配布および意見 要望の取りまとめ等です (5) 職群班当センターは とくに職群班設置要綱等は制定していませんが 平成 7 年に 福祉 家事援助班 を組織化し ホームヘルプサービスを展開してきました しかし 介護保険法が制定されてからは 介護事業所が乱立して実績が低迷したため 班の活動は休眠状態です (6) 各種委員会 1 安全 適正就業対策推進委員会当該委員会は 平成 5 年 4 月 1 日に設置され 委員には 理事 地域班長 会員の中から 10 人を理事長が委嘱しています 主な事業は 年に2 回の安全就業パトロールを中心に シルバーフェア支援をはじめ就業上の事故防止に係る指導などを展開していますが 平成 19 年 10 月に適正就業基準が制定されたことに伴い 適正就業審査会委員を兼務しています

第 3 章 現状と課題 2 広報委員会 広報委員会は 会員 職員から選出された 5 人で構成され 年に 2 回出される会報の 編集 作成にあたっていますが 委員会の年間開催回数は延べ 6 回となっています (7) 互助会会員互助会は 平成 7 年 5 月に発足して 12 年になりますが 基本的に当センターの正会員全員で組織され 会員の福祉増進 相互の親睦と融和を図る目的で つぎのような数多くの事業を展開しています 会員の一泊 日帰り旅行 忘年会 新年会 グランドゴルフ等スポーツ大会 交通安全集会 芸能の集い 各種レクリエーションまた 互助会事業の一環として 芸能部 ( 会員約 40 人 ) による福祉施設等の慰安 訪問活動や グループ コスモスの会 ( 会員約 15 人 ) が生け花の趣味を楽しんでいます 課 題 (1) 理事会の組織体系と活動について理事会は センターの最高決定機関であると共にセンター運営の要であるので 理事の活動がセンター発展の命運を担っているといえます 一方 会員から選出されている理事は 会員の事業にかかる参画の象徴であり 会員の自覚と行動を促すためにも リーダーとしての役割と活動に対する期待はますます高まっています このため 個々の理事が 多岐にわたる事業運営に直接に参画する担当制や 必要に応じた会議の開催などを検討する必要があります また 役職員による事業所訪問など PR 活動の参画も検討する必要があります (2) 職群班の必要性についてシルバー人材センターの基本理念である自主 自立 共働 共助の確立という点から 職群班の編成は重要かつ効果的な施策の一つであると言えます 事務局主導型の方法が妥当か あるいは職群班を拡充する場合にはどのような編成方法が可能かなど その効果と併せて 十分に検討する必要があります (3) 互助会会員互助会は 会員の福祉増進 相互の親睦と融和を図る目的で重要な役割を果たしていますが これまで 経理事務や事業の立案から実施まで事務局主導で行なわれており 事務改善の方向を勘案しながら 自主運営を指導していく必要があります

第 3 章 現状と課題 社団法人黒石市シルバー人材センター組織図 ( 社 ) 黒石市シルバー人材センター 総会 理事長 常務理事 評議員会 監事 理 事 会 理 事 事務局 事務局長 会 員 業務課 総務課 黒石市シルバー人材センター会員互助会 職群班 地域班 広報委員会 安全 適正就業対策推進委員会 研修 交流事業 各種講習会 研修旅行 ボランティア活動 会 長 幹事会 監査会 芸能部 施設訪問他 趣味のク ルーフ 生け花 コスモスの会 山形地区 1~2 班牡丹平地区浅瀬石地区追子野木地区東地区 1~4 班西部地区 1~3 班中部地区 1~4 班六郷地区 1~2 班 北地区

第 3 章 現状と課題 2. 会員数と入会状況 現 状 会員数は 図表 1 年度別会員数の推移 に見られるように 設立以来 毎年平均 25% ずつ増え続け 9 年目の平成 12 年度には 564 人のピークに達しましたが その後減少の一途をたどり 平成 18 年度末において 453 人となっています とくに 60 歳前半層のいわゆる前期高齢者の加入が進まないことから 会員の平均年齢が上昇を続け 平成 18 年度では 男性平均 69.2 歳 女性平均 67.6 歳 全体では 68.4 歳なっています ( 図表 2 年代別会員入会状況の推移 参照 ) ただ こうした現象はほぼ全国的な傾向であり 図表 3 Cランクにおける業績比較分析表 に示したように Cランクの平均に対して 就業率は下回っているものの 粗入会率 (60 歳以上の市総人口に占める入会者数の割合 ) は若干上回っています 課 題 (1) 本市の人口は毎年約 1% 減少し続け 高年齢者人口は逆に約 2% 弱ずつ増加すると推計されますが 会員の減少と高齢化は いずれも市の人口動態に比例する側面があり この傾向は 少子化 高齢化に並行して今後も進行すると思われます (2) 今後も対応策を講じないで 近年の割合で下落が続くと仮定した場合 本計画期間とした平成 24 年度の会員数は平成 7 年度の水準にまで落ち込み センターの運営が維持できなくなる恐れがあります (3) 長寿命化と共に体力や精神面において老化年齢が延伸していますが 前期高齢者の加入が進まないと 後継者の育成が進まないほか 会員の平均年齢が続伸し 急激に変化していく地域社会のニーズへの対応が懸念されます (4) 団塊の世代への対応 (2007 年問題 = 定年を 60 歳としたとき 昭和 22 年の第 1 次ベビーブーム世代の退職者が 2007 年から大量発生するという統計説 ) などを十分に考慮し 前期高齢者層の入会促進に対応する必要があります (5) 技能 技術系など特定の業種を担う会員不足や 80% 台に留まっている就業率の伸び悩みも実績が延びない一因を成していると思われます (6) 法人設立以来 多くの実績と様々なPR イベントを展開してきたにも関わらず 市民に充分に認知されていない面があると思われるため 今後も一層のPRを図るための工夫と努力が求められます (7) シルバー人材センターは 就業だけでなく 娯楽やボランティア活動を通して 高年齢者の社会参加と生きがいの創造を求め合う組織であるので 幅広い年代層の多様な要求を受け入れる体制と魅力づくりを急ぐ必要があります

第 3 章 現状と課題 図表 1 人 600 年度別会員数の推移 会員数の推移 女性男性 500 400 300 200 100 0 年度 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 女性 89 123 181 182 216 236 233 228 237 236 224 22 男性 162 189 213 216 251 267 281 300 308 328 296 2 図表 2 年代別会員入会状況の推移 ( 会員数全体に占める年代別割合図 ) 64 歳以下 65-69 歳 70-74 歳 75-79 歳 80 歳以上 6 年度 9 年度 12 年度 15 年度 18 年度 図表 3 C ランクにおける業績比較分析表 (C ランク平均を 100% として比較 ) 契約金額 会員数 120 100 80 60 当センター C ランク平均粗入会率 全国と当 SC の事業実績表 ( 平成 18 年度 ) 区分 C ンク平均当センター 会員数 434 人 470 人 40 契約金額 193,185173,319 円円 受注件数 2,332 件 3,042 件 受注件数 就業率 就業延人員 42,300 人 40,342 人 就業率 88.2% 84.0% 祖入会率 2.7% 4.2% 就業延人員

第 3 章 現状と課題 3. 契約件数と契約金額 現 状 当センターは 設立以来 会員の積極的な活動と誠意ある対応によって地域に定着し 事 業実績も着実に向上しました 受注件数は 下表のとおり 設立以来順調に上昇を続け 平成 16 年度には 3,909 件にま で達しています 近年の動向は バブル経済の崩壊とその後の地方経済の不況に伴い 市をはじめ公社 公 団等の受注は激減しましたが 一般家庭の好調さに支えられている状況です 契約金額は 設立年度の 3 千 8 百万円からスタートし 平成 12 年度から 15 年度までは 2 億円を突破しましたが 平成 17 年度以降は 1 億 7 千万円台に低迷しています 年度別の契約件数と契約金額 年 度 契約件数 契約金額 年度 契約件数 契約金額 3 年度 905 38,376,387 11 年度 3,240 190 4 年度 1,289 65,905,194 12 年度 3,799 21 5 年度 1,986 91,645,575 13 年度 3,780 20 6 年度 2,293 108,733,083 14 年度 3,493 2 7 年度 2,538 138,421,604 15 年度 3,624 2 8 年度 2,656 160,151,716 16 年度 3,909 1 9 年度 3,115 180,566,596 17 年度 3,872 1 10 年度 3,095 178,739,189 18 年度 3,691 1 課 題 センターの事業は 1 件あたりの契約単価が比較的に高い公共事業に依存する傾向にあり 地方経済の動向に左右される面が少なくありません 本市の財政事情はかなり逼迫してきており 行財政改革を加速していることなどから 公共事業の契約件数が激減したほか 地方経済の不況感から 市内の事業所等における契約金額も伸び悩んでいます センターとしても 役職員 会員が 共に自助努力と積極的な改革に努めてきましたが 利用者からの受注を受身の態勢で待っているだけでは 現状維持から脱し得ない状態です 契約が伸びない ということは 会員が せっかく入会しても仕事がなく 就業率が低下して脱会したり 新たな募集も困難になる要因にもなっています これまでの受注の方法が適切か 会員の意識や能力は充分か 事業所や市民へのPRは妥当か等を分析し 必要な改善を行なうなど対応策が求められます

第 3 章 現状と課題 年度別契約件数と契約金額の推移 6,000 ( 契約件数 5,000 ) ( 件 ) 4,000 3,000 2,000 1,000 契約金額 契約件数 25,000 ( 契約金額 ) ( 万円 ) 20,000 15,000 10,000 5,000 0 年度 0 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 年度別 発注者別契約金額の推移 ( 1,600 万円 ) 1,400 1,200 1,000 800 600 400 一般公共公社公団 200 0 年度 3 4 5 6 788 991 10 1 111 1 112 1 113 1 14 1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 15 16 1

第 3 章 現状と課題 4. 運営状況 現 状 (1) 事業実績事業実績は 設立以来 会員の積極的な活動と誠意ある対応によって着実に向上し 平成 12 年度から 15 年度までは契約金額が約 2 億円を突破して順調に推移 経常収支比率 ( 1 16P) も 110% を超える健全経営を成していました しかし 契約金額も下降が続いて2 億円を下回り 18 年度には 経常収支比率が 100.8% にまで下がり かろうじて収支のバランスが保たれている状態です また 流動比率 ( 2 16P) については 現在は 141% 台と平均的な数字となっており 短期的な支払いに必要な財源は保たれています 平成 14 年度以降 事務並びに組織の改革と共に 役職員と会員が一丸となって取り組んできた結果 18 年度決算における当期収支差額も 787 千円の黒字を計上しています (2) 補助金当センターが受けている補助金は 連合交付金 ( 国庫補助金 ) 及び市補助金の2つで これが事業運営の基礎的な財源となっています 補助金額は 下表のように平成 10 年度から減額され続け 18 年度現在では 連合 市を合わせて設立時よりも約 1 千万円の減になっています 補助金への依存度を示す修正経常収支比率 ( 3 16P) についてみると 平成 14 年度には 99.2% とほぼ自立可能な運営状況になっていましたが 事業実績の不振に伴って 17~18 年度は 87% 台に低下しており これ以上に補助金が減額になった場合には 赤字運営になることを示しています 年度別補助金受給額 単位 ( 千円 ) 年度 4~9 10 11 12 13 14~18 連合補助金 18,250 15,850 14,590 12,210 13,0 市補助金 18,250 18,550 16,966 13,460 13,4 計 36,500 34,400 31,556 25,670 26,4 (3) 会費会員の会費は 設立当初からセンター年会費 1 千円 ( 県内平均は 1,763 円 ) に設定しています また 平成 7 年度に互助会が設立され 会則によって年会費 1 千円と定め 合わせて 2 千円を会費として徴収してきました (4) 事務費配分金額に所定の割合で加算する事務費は 上限が制度上 10% と定められていますが 青森県内 19 拠点センターの現況は 5% 2か所 7% 9か所 8% 7か所 9% 1 か所となっています ( 資料編 ~28P 表 4 県内 事務費率 参照) 当センターの場合は 設立時に5% としていましたが 平成 10 年度に7% に増額し センターの運営費に充てています

第 3 章 現状と課題 課題 (1) 事業実績平成 18 年度の経常収支は 辛うじて黒字の状況にありましたが 19 年度上半期の契約実績は前年度同期で約 2% 減少となっていることから 厳しい情勢が続いていることに変わりありません また 20 年度からは 連合との共催事業であるSP 事業の縮小に向い 新たに企画提案型の シニア労働力活用事業 などが立案されていますが 制度の導入には市の応分補助が前提であるため 新規事業への取組みは困難と見られており 補助事業に係る今後の成り行きが懸念されます いずれにしても 将来に向けて 新たな補助事業への取り組みを含め 事業実績を高めて運営の安定を図るべく 計画的な対応策が求められています (2) 補助金シルバー人材センターに対する補助金は 昭和 61 年 10 月施行の高齢法により 国が公益法人として育成する目的で交付されてきました しかし国は ほぼ全国に拠点センターが設立 ( 現在は 1,544 団体 ) されたことを受け かつ財政構造改革を推進するため 平成 10 年度以降補助基準の引き下げを行っており 今後も減額の方向は続くものと思われます これに対し 一部を除く多くの拠点センターは 不況の下での運営状況が厳しさを増してきており 自立への道のりは遠のいていると思われます 今後も 全シ協や県連合との連携を密にし 国や市当局に対して これ以上の補助金の減額は法人の存続に係わることを訴える一方 センターの役割や下記のような地域社会における貢献度 今後の努力目標を示しながら 支援の継続に理解を深める必要があります 1 年金等の収入を補完し 生活の安定を図ると共に 生活保護費等社会保障給付費の抑制に寄与し 地域経済に貢献していること 2 健康づくりと生きがいの高揚によって 介護予防の推進と高齢者医療費の抑制に寄与していること ( 資料編 ~26P 表 2 国保医療費対比表 参照) 3 例えば草取り等々 特定の分野における唯一の担い手として 市民生活に欠かせない存在になっていること 4 ボランティアを通じ 地域社会のコミュニティーづくりの一翼を成し 市民生活を広範にサポートする役割を担っていること (3) 会費センター会費は千円としていますが これに対して センターは 会員の損害保険料として一人当たり1 年間 2,190 円を負担しています また 全国シルバー人材センター事業協会からは 損害保険料については会員の自己負担とすべきとの指導を受けていますが 今後 補助金減額等で運営が厳しくなった場合も含めて 値上げ等も検討する必要があります なお 互助会費については 研修旅行や芸能発表会 忘年会等の行事後の懇親会費の補助として会費を充当していますが こうした飲食等に係る負担の在り方も検討する必要があります

第 3 章 現状と課題 (4) 事務費当センターの事務費は 設立以来 5% に設定していましたが 平成 10 年度に7% に改定しています 今後 補助金や消費税 県内他センターの動向等を勘案し 運営状況や発注者の負担感にも配慮しながら 妥当な掛率を検討する必要があります 1 経常収支比率 事業費や管理費など経常的支出が 事業収入や会費収入のような経常的収入で賄えているかを 示す比率 100% 以下の場合は 借入金や特定預金の取崩に頼る不健全な体質を示す 2 流動比率 経常収支比率 (%)= 経常収入 経常支出 100 短期の債務 と その返済に必要な財源 との比率で 次期繰越収支差額の比率ともいう この流動比率は 大きいほど返済能力が高く 100% 以上は安全経営が保たれていることを示す 3 修正経常収支比率 流動比率 (%)= 流動資産 流動負債 100 経常収入から補助金収入を除いて経常収支比率を算出するもので センターが補助金なしで運 営できるかどうかの判断基準となる 100% 以上は補助金なしで自立運営できることを示す 修正経常収支比率 (%)= 経常収入 - 補助金収入 経常支出 100 経常収支比率 修正経常収支比率 流動比率 180 178.6 160 140 151.1 148.7 140.6 141.2 流動比率 ( 2) 120 110.2 100 102.1101.2 100.3100.8 経常収支比率 ( 1) 99.2 90.8 89.6 87.5 87.9 修正経常収支比率 ( 3) ( %) 80 1 14 215 16 3 174 18 5年度

第 3 章 現状と課題 5. 事務局体制 現 状 (1) 事務局の構成事務局は 正職員が事務局長ほか3 人 嘱託職員 2 人 臨時職員 1 人の7 人体制を組んでいますが 主な担当業務は 正職員のうち1 人が経理 2 人が受注業務の契約 就業管理 嘱託職員は安全就業推進員および就業機会創出員 臨時職員は補助事務 ( 福祉 家事援助コーディネーター補助員兼任 ) となっています 事務局組織図 ( 兼務 ) 総務課長 主 事臨時職員 事務局長 業務課長主任 安全適正就業推進員 就業機会創出員 (2) 契約 就業管理状況現在 契約および就業管理については 2 人の担当職員が それぞれ受注から請求書作成までを完結させる仕組み いわゆる製品組立工場で言う セル生産方式 ( 4) 的な業務を遂行しています 当該業務は 土日祝祭日は休業しているものの 平日は 会員や発注者との連絡調整のため 時間外勤務が常態化している状況です 4 セル生産方式 電機業界等で1 人生産方式または屋台生産方式ともいう 作業者間の仕掛品がなくなり 作業者の熟練をムダなく生産に活かす方法である 反対語は コンベアー生産方式 従来の 流れ作業 で分担作業方式でもある (3)IT 情報システムの活用状況 1 事務のIT 化状況事務室には 全職員にパソコンを配備し それらをネットワーク構成し データを共有し合って活用しています 2 業務システム業務の基幹システムとして 平成 10 年度に東芝機器 The シルバー V.6 を導入 契約 就業 会員 経理の管理に一元的に活用しています 3 インターネットの活用 NTT-Bフレッツに接続 電子メールや情報取得に活用 自己のホームページは設けていない 4 入出金システム現在 基幹取引銀行とのインターネット バンキングを導入し 時間と労力の軽減を図っています

第 3 章 現状と課題 課題 (1) 事務局の構成事務局職員数は 平成 17 年度以来 7 人体制で運営してきましたが 実務的には不足している状態です 今後 安全就業推進員および就業機会創出員 臨時職員を含めて 各職員の役割りを見直すと共に 当該計画の実効状況や財政状況を考慮しながら 適正な定数について検討する必要があります (2) 契約 就業管理状況当センターが 当該業務を現在の方法で遂行し得ているのは 特定の業務担当職員が長年に亘って積み重ねてきた経験に依存しており 他の多くの拠点センターも同様の仕組みで運営しているように思われます そうした体制では 今後も担当職員への過重負担が避けられないため 業務の分担 分散をはじめ 職群班の拡大やグループリーダー制 対応業務システムの開発など 管理方法の見直しが必要です (3)IT 情報システムの活用状況 1 事務のIT 化についてパソコンの機能が飛躍的に向上し ソフトも充実しましたが 使い方次第では 仕事の効率に雲泥の差が生じるため 講習会や簡易ソフトの開発が必要と思われます 2 業務システムについて業務システム The シルバー V.6 については これまでも改良が重ねられて完成度は高いが 本計画に基づく事務改善を推進する過程においては さらに改良若しくはシステムの付加を提案したり 他社のソフトについても研究してみる必要があります 3 ホームページや携帯電話の活用についてまず 社会インフラとして 本市などでもパソコンによるインターネットの利用が普及し 自前のホームページがないのは時代の要請に即していないと言えます 市民が求めると思われるインターネットの活用は つぎのような点が上げられます ホームページを通して黒石市シルバー人材センターとはどんなものかを知る 自分たちの生活と関係があるかを知る ホームページ上から質問をしたり 入会手続きができるか ホームページ上から仕事の発注をしたい また それに併せて携帯電話の活用についても検討すべきです 4 入出金システムについてインターネット バンキングの利点は計り知れませんが さらに活用を高めるためには基幹銀行に加えた他行のシステムの利用も検討すべきです

第 4 章事業の実施計画と目標

第 4 章 事業の実施計画と目標 1. 組織強化と会員の自主活動の確立 (1) 理事の運営参画の拡大 1 理事の意思が事業並びに運営の方針に一層反映されるように 定例会議以外に 必要に応じて随時に会議を開催するように努めます 2 担当制を設けて 理事が先導的に活動を展開することにより 理事と会員との一体感を高め 会員の活動意欲を高めると共に 基本理念である自主 自立の意識の浸透を深めます また 必要に応じて専門部会の設置も検討します 3 就業開拓推進員と共に事業所等の訪問を行うなど PR 活動や就業開拓を支援します (2) 互助会および各種委員会の自主運営強化互助会および各種委員会は 事業量 事務量が増えていることから センター事務局のバックアップを強化すると共に それぞれの組織に専任の会員による事務部門を設けるなど 自主運営化を図ります (3) 会員による自主事業の開拓とイベントへの参加会員のサークル活動などを自主事業として開拓 拡充し 趣味や技術を活かして生きがいの高揚に役立てるほか 会員自らの企画 立案 主催による作品展示会や即売会を定期的に開催できるよう 支援します また こみせ祭り りんごまつり さくら祭り 老人福祉大会等 諸々のイベントに協賛し ブースを設けるなど 参加することによって地域への浸透を図ります (4) 職群班の組織拡大とリーダーの育成強化職群班の設置は 会員の自主的な運営の促進において 相当の効果が得られると認められることから 庭木 造園班 薬剤散布班 除草班 福祉 家事援助班 草刈班など有効と思われる職種から段階的に立ち上げ 育成していくこととします 就業管理業務は 相談受付から請求事務まで 基本的に事務局職員が全体を統括することに変わりありませんが 職群班の班長若しくはグループリーダーには 業務の状況や内容等に応じて 作業現場の下見 見積書作成 就業会員の選任 就業の安全確認 就業報告書取りまとめなど 一部作業の役割が期待できます また 担当職員の事務負担が軽減される分 これまで以上のサービス向上や業務の迅速化が図られます なお 班長やグループリーダーに対する手当ての新設や これまで一律に支給されている配分金についても技術や資格 経験年数に応じた見直しを検討します (5) 後期高齢会員等の社会参加活動の推進高齢化に伴い 就業を離れる会員の社会参加活動を促進するため 児童の安全見守りや相談 ボランティアなど生活のリズムに合わせて活動できる分野を開拓するほか リーダーとしての役割等について検討します

第 4 章 事業の実施計画と目標 2. 会員の入会促進計画 (1) 受け皿体制と魅力づくり高齢者人口の増加を前提に 次のような受け入れ体制と魅力づくりを目指します 1 開放的な雰囲気を広め イメージアップを図ります 例 1) 市街地の空き店舗を活用したサロン形式の会員創作展示場の常設を検討 例 2) 地区の公民館 集会所に入会や受注の募集やイベントのポスターを掲示 2 技能 技術系の会員拡大に努め 多様なメニューを研究 構築し 高年齢者のニーズに対応するほか 独自の様々な講習会や研修会を実施します 3 会員とのコミュニケーションをより一層深めて就業が可能な時期などを把握するほか 会員同士のローテーションによる就業を進めることによって 就業率の向上を図ります 4 よされ流し踊りやりんご祭りをはじめ 地域のイベントに積極的に参加し 活力をアピールすると共に 認知度を高めるよう努力します (2) 団塊の世代等前期高齢者層の入会促進高齢者人口の増加や団塊の世代等に対応し 前期高齢者層の入会を積極的に勧誘し 会員の増強に努めることとします ただ 県内企業においても労働人口が減少し 技術 知識 技能の重要度が高まっていることなどから 雇用延長や再雇用の導入が進んでおり 入会の促進において 直ちには効果が期待できない情勢です 従って 当該世代の就業意向や実態の把握に努めると共に 時代の変化に即応した新たなニーズに応えるべく 魅力づくりと新たな就業メニューの開拓に努めることとします (3) 高齢者の将来推計人口と会員目標平成 19 年度 県シルバー人材センター連合会は 国の 再チャレンジ支援総合プラン における個別行動計画としての活性化計画を策定し 2010 年度における県内会員数の目標を現在の 20% 増の 11,720 人としました 当センターの計画期間における目標は 2012 年 ( 平成 24 年度 ) において 本市総人口が 37,891 人に減少するものの 60 歳以上の人口は 19 年度よりも 834 人増の 12,077 されるため 本計画に掲げる諸施策の効果が反映することを前提に 粗入会率を5% に設定 会員数の目標を 118 人増の 604 人とし 現在の 24% 増を目指すこととします 計画期間における将来推計人口と会員目標値 ( 単位人 ) 西暦 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年和暦 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度市総人口 38,57238,46138,35038,23938,06537,891 60 歳以上の人口 11,24311,43711,63011,82411,95012,077 会員数 486 519 552 588 598 604 粗入会率 4.3% 4.5% 4.7% 5.0% 5.0% 5.0% 市総人口 及び 60 歳以上の人口 は 国勢調査推計人口による ただし 2010 年以外の年度については 2005 年および 2015 年のデータを基に独自に補正した

第 4 章 事業の実施計画と目標 3. 受注拡大と自主事業の開拓 (1) 事業所訪問の強化役員と就業開拓推進員が 契約実績のある企業や事業所へ定期的にあいさつ廻りを行なうほか 取引実績のない新規の企業 事業所にパンフレット等を持参し シルバー活用の有利性および業務の提案を行なうなど より積極的な活動を行なうこととします (2)PR 活動の充実黒石市シルバー人材センターの認知度を高め さらに市民生活に溶け込めるよう つぎのような具体的なPR 活動を展開することとします 1 見やすく親しみのあるホームページを開設し ネット社会に対応して参ります 2 広報 シルバー黒石 の発行回数を増やすことを検討します 3 視覚的に分かりやすいチラシやポスターを作製し 毎戸並びに事業所等に配布します また 会員を通して配布することによって 会員の事業への参加意識の高まりが期待できます (3) 就業創出活動の強化 就業開拓推進員を中心に 新たなサービスの掘り起こしを行なうと共に 会員が主体と なっての自主的な創作活動にチャレンジし 就業の拡大に結びつけるよう努めます (4) 安全 適正就業の推進 1 安全就業の徹底就業中の事故を防止するため 安全適正就業推進委員会が中心となり 巡回パトロールを行って安全確認や指導を徹底するほか 就業現場への行き帰りの交通事故を防止するため 黒石警察署と連携し 交通安全講習会を継続して実施します 2 適正就業の推進シルバーが請け負う業務は臨時的 短期的なものに限定されているほか 会員に就業機会を平等に提供するため 適正就業基準 の浸透を図り 推進します (5) 一般労働者派遣事業の導入シルバー人材センターの就業システムは 臨時的 短期的な請負業務に限られ 会員と発注者との間に指揮命令関係がないことから 特定の分野においては そうした制約が緩和される 一般労働者派遣事業 を導入し 適正就業基準と併せて推進することを検討します (6) 会員による就業開拓地域に最も精通している会員が自らサポーターとなって 事業者や一般家庭を含めて 近辺の就業に結びつくような情報を探り センターと一体になって就業開拓に努めるよう期待します また 会員が契約に結びつく情報を提供した場合には 希望があれば優先的に就業を依頼したり 所定の実績に対する表彰制度なども検討します

第 4 章 事業の実施計画と目標 (7) 契約金額目標 契約金額は 本計画に掲げる諸施策の効果が反映することを前提に 2012 年 ( 平成 24 年 度 ) において 2 億円を目標とし 現在の約 15% 増を目指すこととします 契約金額の目標値 ( 単位千円 ) 年度 20072008 年度年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 契約金額 175,721 179,235 182,820 188,305 193,954 201,712 伸び率 - 102.00% 102.00%103.00%103.00%104.00%

第 4 章 事業の実施計画と目標 4. 経営の効率化と財源の確保 (1) 事業運営の見直しと歳出の削減 1 役員 各種委員会委員の費用弁償の適正化補助金の減額や契約実績の低迷により 単年度の収支が悪化している中 本市の複数の補助団体においても役員等の費用弁償が引き下げられていることから 類似団体とのバランスを考慮し 適正な費用への改正を検討します 2 業務に係る備品 消耗品等の管理徹底就業に係る自動車 除雪機 チェンソー 草刈機など業務備品の管理 使用方法を徹底して長寿命化を図ると共に 消耗品や材料等の管理の一層の徹底を図り 経費の節減に努めます 3 会員所有の備品活用を奨励会員が所有する業務備品の利活用については これまでも管理の上で最も効率的であることから奨励してきましたが 今後は 自前備品の使用を原則とするほか 会員に対する使用料の支払いも明確に周知させていくこととします 4 事務 管理に係る諸費用の節減事務分担の効率的配置を進め OAほか事務にかかる消耗品の節減 諸印刷物の減量を工夫するなど 事務費 管理費の節減を進めます (2) 会員年会費と事務費の見直し 1 会員年会費の適正化 全シ協の指導に配慮し 会員自身の損害保険料に充てている年会費については 概ね損 害保険料の額に相当する金額に引き上げることを検討します 2 事務費の適正化 県内の 19 拠点センターの事務費の比率は 資料編 (28P) の 表 4 県内シルバー人材セ ンターの事務費率および会費等表 に表しているように 平均 7.3% となっていますが 今 後の趨勢を踏まえて とくに必要に迫られた場合には増率を検討することとします (3) 補助金確保の対策 17~18 年度は修正経常収支比率が 87% 台になり 現在の補助金額でかろうじて収支の均衡が保たれていることから 国や県 市当局に対しては 当該計画を以って自助努力を示しながら 理解と支援を訴え続けて参ります

第 4 章 事業の実施計画と目標 6. 事務局体制の見直しと事務の効率化 (1) 職員定数の適正化業務を再点検し 正職員と共に 特別職職員 臨時職員 嘱託職員数の定数の適正化を図ります (2) 職務分担の見直し業務管理に係る作業をシステム化し 分業化や複合化を進めることにより 特定担当者の負担の軽減を図ります (3)OA の活用促進 定型業務のコンピューター化によって より簡便で迅速かつ正確な事務作業に向けたシ ステムの研究 開発に取り組みます (4) 就業会員管理システムの開発 1 ホームページによる受発注システムの開発ホームページを開設し 市民や企業などがホームページ上から受発注 あるいはメールによる質問 相談を可能とするシステムの開発を進めます 2 パソコンによる業務管理サブシステムの開発現在の業務管理システムを補完し さらにスムーズな運用が行なえるサブシステムの構築をソフトメーカーと協議しながら進めます 3 携帯電話の活用促進による就業管理システムの開発就業日程の確認など 会員との連絡は主に固定電話によっていますが 本人が不在で確認が取れなかったり 夜間に限られるなど 業務に係る最大の難題です 携帯電話使用講習会を行って携帯電話の所持を奨励するとともに 一斉メール発信 応答システム ( 仮称 ) の開発を検討します

資料編

資料編 表 1 全国 青森県 黒石市のシルバー人材センターの年度別契約金額 加入会員数 団体数 年 度 団体数 ( 法人格のシルバー人材センターのみ ) 全国 SC 合計青森県 SC 合計黒石市 SC 会員数契約金額団体数 ( 人 ) ( 百万円 ) 会員数契約金額会員数契約金額 昭和 55 年度 92 46,4484,2003 720 10 平成元年度 425204,770 68,1004 1,04635 2 年度 495226,257 79,7005 1,26740 ( 人 ) ( 百万円 ) ( 人 ) ( 百万円 ) 3 年度 574249 836 90,1006 1,53548 251 38 4 年度 640280,239 101,100 8 2,03363 312 66 5 年度 660307,773 110,000 8 2,37576 394 92 6 年度 680334,590 121,300 9 2,64 92 398 10 7 年度 699363,676 134,300 9 2,80596 467 13 8 年度 932423,133 159,800 11 3,442 1,1 503 16 9 年度 1,124 476,889 180,600 11 3,661 1,3 514 18 10 年度 1,328 538,942 196,400 12 4,010 1,4 528 17 11 年度 1,445 593,963 216,300 13 4,621 1,6 545 19 12 年度 1,577 642,266 243,500 13 5,169 1,8 564 21 13 年度 1,688 681,641 257,700 13 5,343 1,9 520 21 14 年度 1,790 729,438 274,000 14 5,997 2,0 505 21 15 年度 1,866 762,289 291,600 14 6,240 2,1 508 20 16 年度 1,820 772,197 306,700 14 6,119 2,2 493 19 17 年度 1,544 765,468 316,800 13 6,093 2,2 470 17 18 年度 1,343 761,000 324,000 13 6,090 2,2 453 17 年度別加入会員数の推移図 年度別会員数 全国 SC 青森県内 SC 黒石市 SC 4 年度 3 年度 6 年度 5 年度 8 年度 7 年度 10 年度 9 年度 12 年度 11 年度 14 年度 13 年度 16 年度 15 年度 18 年度 17 年度

資料編 表 2 黒石市シルバー人材センター会員と一般市民の国保医療費対比表 ( 平成 18 年度 一人当たりの平均 ) 区 分 医療機関件数入通院日数 医療費の額 黒石市国保全加入者 19.6 件 39.7 日 397,455 円 黒石市シルバー会員 12.4 件 29.3 日 283,822 円 一人当たりの国保医療費 500,000 400,000 397,455 円 300,000 283,822 円 200,000 100,000 0 国保全加入者 シルバー会員

資料編 表 3 黒石市の年齢別推計人口 ( 単位人 ) 西暦 1,995 2,000 2,005 2,010 2,015 2,02 市総人口 39,004 39,059 38,794 38,239 37,369 36,230 34,906 33,385 0-4 歳 2,0121,9701,8091,7171,6331,5401,4281,293 5-9 歳 2,1582,0882,0451,8781,7821,6941,5991,482 10-14 歳 2,6162,1772,1062,0631,8951,7981,7091,613 15-19 歳 2,7912,3931,9901,9261,8861,7321,6431,563 20-24 歳 2,0602,2621,9391,6121,5601,5271,4031,331 25-29 歳 2,09 2,1952,4132,0691,7221,6671,6321,499 30-34 歳 2,3182,2102,3192,5512,1871,8221,7621,726 35-39 歳 2,49 2,4192,3062,4202,6632,2831,9021,840 40-44 歳 3,02 2,4912,4182,3052,4192,6632,2831,902 45-49 歳 3,14 3,0232,49 2,4202,3072,4212,6642,284 50-54 歳 2,3463,1203,00 2,4742,40 2,2902,4032,643 55-59 歳 2,49 2,3273,0992,9802,4572,3852,2742,386 60-64 歳 2,7162,4812,3173,0902,9702,4492,3792,268 65-69 歳 2,3952,6412,41 2,25 3,00 2,8862,3792,311 70-74 歳 1,8452,1992,4282,2182,0702,7512,6472,182 75-79 歳 1,2121,5541,8372,0351,8591,73 2,2842,204 80-84 歳 803 870 1,1161,3081,4551,3291,2361,616 85 歳以上 491 639 746 920 1,1001,26 1,2791,242 60 歳以上 9,46210,384 10,856 11,824 12,456 12,408 12,204 11,823 日本統計協会平成 14 年市町村の将来人口 (5 歳階級 ) による

資料編 表 4 県内シルバー人材センターの事務費率および会費等表 平成 19 年 4 月 1 日現在 NO センター名 事務費率正会員の会費等備現行摘要会費互助会費 考 1 青森市 5% 配分金のみ 1,000 互助会なし円 2 弘前市 8% 2,000 円 1,000 円 3 ハ戸市 8% 配分金 + 材料費 2,000 円 1,000 円 4 黒石市 7% 配分金のみ 1,000 円 1,000 円 5 五所川原市 7% 3,000 円 500 円 6 十和田市 9% 2,000 円 1,000 円 7 三沢市 8% 3,000 互助会なし円 H19 に 1,000 円 UP 8 むつ市 8% 3,000 円 1,000 円 9 つがる市 7% 配分金 + 材料費 1,000 互助会なし円 H19 に 1,000 円 UP 10 平川市 7% 配分金のみ 2,000 円 1,000 円 11 おいらせ広域 7% 2,000 円 1,000 円 12 中部上北広域 7% 2,000 互助会なし円 H20 から 1,000 円 UP 13 中泊町 7% 2,000 互助会なし円 14 鯵ケ沢町 8% 2,000 互助会なし円 15 大鰐町 7% 2,000 互助会なし円 H18 に互助会廃止 16 藤崎町 5% 1,000 互助会なし円 H18 に事務費 2%UP 17 田舎館村 7% 1,000 円 1,000 円 18 板柳町 8% 2,000 円 500 円 H18 に 1,000 円 UP 19 鶴田町 8% 2,500 互助会なし円 平均 7.3% 1,973 円 900 円

資料編 社団法人黒石市シルバー人材センター事務費規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 社団法人黒石市シルバー人材センター ( 以下 センター という ) が 仕事の発注者より徴収する事務費に関し 必要な事項を定める ( 事務費の徴収 ) 第 2 条事務費は 仕事の見積り総額に含めるものとし 仕事が完了したつどセンターが徴収す る ( 事務費の額 ) 第 3 条事務費の額は 受注額 ( 配分金に相当する見積り額 ) のおおむね 5 パーセントから 10 パーセントとし 理事会において定める ( 事務費の使途 ) 第 4 条事務費は センターの事業を遂行するための経費に充てる ( 委任 ) 第 5 条 この規程に関して必要な事項は 理事会が別に定める 附 則 この規程は 平成 3 年 2 月 8 日から施行する

資料編 社団法人黒石市シルバー人材センター正会員会費規程 ( 目 的 ) 第 1 条 この規程は 社団法人黒石市シルバー人材センター定款第 7 条に定める会費に関し 必要な事項を定める ( 会費の額 ) 第 2 条正会員が 一会計年度に納入すべき会費の額は 次の各号に定める額とする (1) 会費は 年額 1,000 円とする (2) 前号の会費については 病気等の理由により理事会で承認を得た場合は免除することができる ( 納入月日 ) 第 3 条会費は 毎年 1 回 6 月末まで納入するものとする 2 ただし 新規入会申込者は 理事会において入会を承認された1 月以内に納入するものとする ( 委任 ) 第 4 条 この規程に定めるもののほか会費に関し必要な事項は 理事会で定める 附 則 この規程は 平成 3 年 2 月 8 日から施行し 平成 2 年 12 月 27 日から適用する

資料編 社団法人黒石市シルバー人材センター中期計画作成委員会設置要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 社団法人黒石市シルバー人材センター ( 以下 センター という ) の中期計画 ( 以下 計画 という ) を作成するため 社団法人黒石市シルバー人材センター中期計画作成委員会 ( 以下 委員会 という ) を設置することを目的とする ( 所掌事項 ) 第 2 条委員会は 次に掲げる事項を審議し 計画の策定を行なう (1) 計画期間の決定 (2) センター事業の実施状況 (3) センター事業の課題 (4) 目標値の設定と運営計画の策定 (5) その他計画の作成に必要と認められる事項 ( 委員 ) 第 3 条委員会の委員は10 名以内とし 理事 監事及びその他有識者等の中から理事長が必要と認めた者をもって充てる ( 運営 ) 第 4 条委員会に会長及び会長代理を置く 2 会長は 委員の互選により選出し 会長代理は会長が委員の中から指名する 3 会長は委員会を代表し 会議の議長となる 4 会長代理は会長を補佐し 委員長に事故あるときは その職務を代行する ( 任期 ) 第 5 条委員の任期は 要綱施行の日から平成 20 年 3 月 31 日までとする ( 会議 ) 第 6 条会議は 必要に応じて会長が召集する 2 会長は 必要に応じて委員以外の者を会議に出席させ 意見を求めることができる ( 事務局 ) 第 7 条委員会の庶務は センターの事務局において処理する ( 委任 ) 第 8 条この要綱に定めるもののほか 委員会の運営に関し必要な事項は別に定める 附 則 この要綱は 平成 19 年 12 月 19 日から施行し 平成 19 年 10 月 1 日から適用する

表 5 中期計画作成の経過 年月日会議等会議等の内容 19 年 9 月 7 第日 4 回理事会 10 月 24 第 1 日回計画作成委員会 10 月 31 職員意識調査実施日 11 月 16 第 1 回事務局会議日 計画作成方針等説明 辞令交付 計画作成の趣旨 概要説明 現状と課題について 計画作成の趣旨 概要説明 計画素案作成 12 月 12 第 2 回計画作成委員会日 12 月 19 第 5 回理事会日 12 月 26 第 2 回事務局会議日 20 年 1 月 15 第 3 日回計画作成委員会 1 月 30 第 6 回理事会日 計画素案( 第 1 章 ~ 第 3 章 ) の審議 計画作成委員会設置と経過報告 計画案( 第 4 章 ) 作成 計画案( 第 4 章 ) の審議 計画作成の経過報告 内容検討 2 月 18 日第 4 回計画作成委員会 計画書の内容確認 3 月 25 日計画書の印刷 配布 印刷及び配布の日程等協議 第 1 回計画作成委員会

資料編 表 6 中期計画作成委員会委員名簿 平成 19 年 10 月 24 日 ~ 平成 20 年 3 月 31 日 職 名 氏 名 役 職 等 会 長 佐 藤 覚 治 黒石市シルバー人材センター理事長 副 会長 高 橋 幸 江 有 識 者 委 員 福 士 悦 郎 黒石市社会福祉協議会長 委 員 三 浦 貢 黒石市農林商工部長 委 員 工 藤 武 裕 黒石市シルバー人材センター理事 委 員 村 岡 嘉 七 黒石市シルバー人材センター理事 委 員 種 市 昭 司 黒石市シルバー人材センター理事 委 員 佐 藤 正 行 黒石市シルバー人材センター監事 表 7 事務局職員 職 名 氏 名 事 務 局 長 千 葉 健 一 業 務 課 長 村 元 修 主 任 佐 藤 清 仁 主 事 伊 藤 伸 臨 時 職 員 寺 口 美代子 安全 適正就業推進員 須 藤 幸四郎 就 業機会創出員 富 谷 允 老