公益社団法人七尾市シルバー人材センターのあらまし Ⅰ 七尾市のプロフィール石川県七尾市は能登半島の中程に位置し 平成 16 年 (2004 年 )10 月 1 日 ( 旧 ) 七尾市 田鶴浜町 中島町 能登島町の 1 市 3 町が合併し 新生七尾市として新しい一歩を踏み出しました この地域は 天然の良港として栄えてきた七尾港を海の玄関口とし 古代より能登の政治 経済 文化の中心地として発展を続けてきました また 渚のいで湯として全国的に有名な * 和倉温泉や 様々なリゾート施設を有する能登島をはじめ 観光資源にも非常に恵まれた 魅力あふれる市です * 和倉温泉 加賀屋 は プロが選ぶ日本のホテル 旅館 100 選 で<35 年連続 1 位 > 2017 年は総合 3 位に和倉温泉 加賀屋 せいはくさい 青柏祭 若葉萌える5 月の連休に行われる大地主神社 ( 山王神社 ) の春祭りで 能登地区最大の祭礼 高さ12m 重さ20tの日本一大きな山車 3 台が狭い町なかを曳き廻される 訪れる人々が山車を曳くことができる参加型の祭り 毎年 5 月 3~5 日 能越自動車道路 ( 七尾 ~ 氷見 ) 開通平成 27 年 2 月 28 日氷見 ~ 七尾間が全線開通し 新高岡駅まで 60 分と近くなり 能登の玄関口として期待される 七尾市は 天然の生簀 と呼ばれるほど 多種多様な魚介類が七尾湾で水揚げされる サヨリ 能登本マグロ アオリイカ 寒ブリ 能登かき なまこなど四季を通じて新鮮な魚介が市場に並ぶ 地魚を使った握りや海鮮ちらし寿司はカウンターで昔堅気の大将の粋を感じながらいただきたい
( 平成 29 年度 ) Ⅱ 七尾市シルバー人材センターあらまし 1) 名称 所在地 代表者公益社団法人七尾市シルバー人材センター本所七尾市小島町西部 1 番 3 七尾市勤労者総合福祉センター ( 指定管理者で受託 ) 鹿北支所七尾市中島町豊田町マ部 1 理事長久保雅博 HP http//www.sjc.ne.jp/nanao 2) 設立昭和 56 年 4 月 1 日任意団体 ( 昭和 58 年 9 月 1 日法人化 法律 46 条指定日昭和 58 年 10 月 1 日 ) 鹿北支所平成 16 年 10 月 1 日七尾市 田鶴浜町 中島町 能登島町の各シルバーと市制統合と併せ合併 (1 本所 3 支所体制 ) 平成 19 年 4 月 1 日 (3 支所を 1 支所に統合し 1 本所 1 支所体制 ) 3) 会員 (H29.3.31) 1,041 名 ( 本所 766 名支所 275 名 ) ( 男 516 名女 525 名 ) 粗入会率 4.49% * 七尾市 60 才以上男 9,993 名 (5.04%) 女 13,196 名 (4.06%) 4) 役員 24 人 ( 平成 29 年 6 月 1 日現在 ) 理事 22 名 ( 理事長 副理事長 専務理事各 1 名及び理事 19 名 ) 女性理事 9 名行政から理事 ( 健康福祉部長 1 名 ) 監事 2 名 ( 会員 1 名 行政 1 名 : 七尾市会計管理者 ) 5) 事務局体制事務局長 ( 専務理事兼務 ) 1 名 ( プロパー ) 総括係長 1 名 ( プロパー ) 業務係 3 名 経理 庶務係 2 名 ( プロパー 1 名 ) サポート事業係 4 名 鹿北支所 2 名 合計 12 名 6) 会議定期総会 1 回 (5 月 ) 参加記念品 ( 中島菜漬物 ) 理事会毎月 1 回 地域班長会議年 2 回程度専門部会は必要の都度開催. 専門部会 1 能力開発 会員の講習 知識の向上 (SP 育成事業) 役員視察 2 普及啓発 会報作成 ボランティア 市広報掲載 ( 年 4 回 ) ゆずりあい市 3 会員拡大 シルバー便り口コミ 入会相談 手芸 サークル会員増 4 就業開拓 チラシ配布 往復ハガキ 仕事紹介謝金制度 会員自ら営業マン名刺 5 総務 上記に属さない事項及び事務局職員に関する事項 6あすなろ会 会員の福利厚生 (GG 大会 忘年会 年 3 回旅行 サークル補助 慶弔等 ) 7 安全 適正就業委員会 安全 適正就業企画立案 ( 運転研修 交通大会優良者推薦 先進地視察 毎月パトロール ) 7) 会費年額 1,000 円互助会 1,200 円
8) 補助金 Aランク ( 平成 29 年度 ). 連合補助金 11,238 千円 ( 本体事業 7,238 千円 + サポート事業 4,000 千円 ) 七尾市 11,238 千円 ( 国庫補助の2 分の1 負担 ) 合 計 22,476 千円 9) 職群班 1 剪定班 2 草刈班 3 除草班 4 不用品 8 リーダー 9 リーダー 6 リーダー 1 リーダー 班リーダー手当 ( 毎月千円 ) 班補助( リーダー毎 ) 年間 1 万円 ( 電話連絡代金充当 ) ( 会議費 班忘年会充当 ) 10) 平成 28 年度実績 受託事業 派遣事業 受注件数 6,732 件 受注件数 203 件 就業延人員 81,286 人日 就業延人員 4,468 人日 契約金額 358,004,978 円 派遣金額 19,049,261 円 就業率 72.7% 事務費公共 8% 民間 8% 11) 技能講習 ( 平成 28 年度 ) 1 石川県シルバー人材センター連合会が主催の講習 (1)SP( シニアワークプログラム ) 調剤薬局事務講習 13 名 調理補助講習 10 名 ハウスクリーニング 15 名 (2) 育成講習 営農アシスタント 23 名 造園 刈払講習 11 名 チェーンソー講習 16 名 ハウスクリーニング 8 名 ビジネスパソコン( 初級 )20 名 子育支援 9 名 ビジネスパソコン( 中級 )20 名 学童保育講習 13 名 2 七尾市シルバー人材センターが主催の研修 講習 4 月簡単料理 12 名 5 月菊作り 11 名 6 月七尾まだら 12 名 7 月陶芸 (2 回 )8 名 9 月ダンボールコンポスト 28 名 12 月切り絵 57 名 12 月ミニ門松 30 名 2 月四ツ目講習 6 名 2 月料理教室 7 名 12) 独自事業平成 28 年度 1 大型門松 ミニ門松 ミニミニ飾り特大門松 19 対 (2.1m) 大門松 44 対 (1.8m) ミニ門松 169.5 対 (90cm) ミニミニ飾り 60 個販売合計 3,335,000 円 2 〆縄 輪飾り ほうらい ( 毛筆 切抜き ) 〆縄 大 35 本 中 101 本 小 78 本 特小 41 本 輪飾り大 112 個 小 186 個 自動車用 6 個ほうらい ( 筆 225 枚 切抜き48 枚 ) 仏花 186 本 販売合計 868,870 円 3 リサイクル事業 市民等から無料で引き取った物品のため 古物商の許可はいらない 国の企画提案事業補助金を活用して エコ推進事業として展開 市内空き店舗を活用して商店街の活性化 高齢者サロン ( 休憩場所として市民に開放 ) サークル活動 ( カラオケ リフォーム 手芸など ) 定期的に ( 毎月第 2 日曜日 ) 子供用品のリサイクル 市民参加バザーの開催 会員手作り農産物 手作り品 ( 委託販売 ) 中島菜 味噌 ( 独自事業 ) の製造販売
(1) ゆずりあい 本館平成 19 年 11 月 1 日オープン ( 常設展示 ) 平成 20 年度より毎月第二日曜日 ゆずりあい市 開催 (2) 看板婆 : かんばんむすめ 平成 28 年 7 月 23 日松本店より移転オープン ( アンテナショップ松本店 ) 平成 21 年 4 月 29 日松本町にオープン (3) アンテナショップリボン店 平成 23 年 7 月 16 日オープン軽食 喫茶コーナー設置平成 27 年 7 月 ( 毎週月 ~ 土曜日オープン ) (4) リサイクルショップ鹿北店 平成 25 年 4 月 1 日いきいき交流館より移転オープン (5) ショップお宝 平成 29 年 4 月 1 日オープン ( 毎週月 ~ 土曜日オープン ) (6) 再生市場 平成 29 年 4 月 1 日オープン ( 普段は施錠 必要に応じて随時オープン ) (7) 地産地消 中島菜の漬物 ( 特産品の中島菜使用 ) こだわり味噌 ( 七尾 能登産の大豆 水 塩 麹にこだわり ) 平成 28 年度リサイクル 委託販売 喫茶等販売実績表 家具類 1,403,250 家庭用品 2,891,763 衣類 2,329,212 電化製品 157,700 委託販売 6,704,900 中島菜 こだわり味噌 262,984 軽食 喫茶 1,840,750 合 計 15,590,559 13) あすなろ会 慶 弔 卒寿 米寿 喜寿祝 ( 総会事に記念品 ) 負傷 疾病に見舞金 死亡に香典 弔電 助 成春の旅行 ( 日帰り ) 夏の旅行( 日帰り ) 秋の旅行( 一泊 ) 忘年会 ( 一泊 ) グラウンドゴルフ大会 ボーリング大会 ふれあい事業 ( めった汁 ) サークル活動助成 ( 習字 カラオケ 手芸 大正琴 リフォーム ) 14) シルバー便り ( 毎月発刊 ) 昭和 56 年発足当初より 全会員に地区班長を通して シルバー便り を配布している ( 別添参照 ) 各種行事 案内等を掲載している 全国で見る七尾市シルバー人材センターの事業成績 平成 27 年度全国番付表 (1) 粗入会率 (3) 独自事業売上高 会員数 1,000 人以上 全国 21 位 会員数 粗入会率 1,883 万円 全国第 5 位 1 040 人 4.48% (2) 女性会員比率会員数 1,000 人以上全国第 1 位女性比率 51.5%
七尾市シルバー人材センターの運営について 1. 現状について 就業率は 72.7% と低調だが サークル ( 筆耕 大正琴 カラオケ 手芸 リフォーム ) 活動 互助会 ( 旅行 3 回 忘年会 GG 大会 ボウリング大会 ふれあいの集い年 2 回 ) 委託販売など生きがいの充実を求めて入会する会員多数 リサイクル販売等はアンテナショップ販売が堅調で順調に伸びている また不用品処分の依頼がリサイクルと相まって増加している ( 不用品処分契約額 H28 638 万円 H27 606 万円 H26 422 万円 H25 460 万円 ) シルバー便り は毎月地区班長を通じて会員に配布し事業内容を周知している 2. 会員拡大 就業開拓 1 就業紹介制度就業紹介 5 件ごとに謝金 1,000 円 ( 謝金として振込 ) H28 5 名 H27 5 名 H26 3 名 H25 2 名 H24 7 名 ( 会員自ら営業マン名刺理事 班長 職域班長に 50 枚配布 ) 2 会員紹介制度紹介 1 人につき 500 円 ( 謝金として振込 ) 入会会員 H28 54 名 H27 49 名 H26 57 名 H25 25 名 H24 27 名 3 七尾市広報枠購入 年 4 回 1 ページ購入 @50,673 円 年 4 回 =202,692 円 毎月 広告枠 (2 枠分の大きさ ) 年間 205,200 円 SP 講習 ふれあい市 ( 毎月第 2 日曜 ) 蜂の巣取 時期的作業募集 ( 草刈 草むしり 剪定 雪つり作業など掲載 ) 4 就業の場と女性会員確保 リサイクル品 ( 不用品 ) の回収作業 洗浄 補修 展示 販売 運搬などで就業拡大 また一般家庭内の清掃も増加している ( 女性会員の就業が拡大 ) 委託販売 ( 手作り品 農産物など : 販売の 1 割手数料 ) で農家の方や女性の入会が増加 ( 会員の過半数以上が女性会員となる ) 着物や古着等のリフォーム品を委託販売することで女性会員が増加し 就業拡大につながる ( 看板婆 リボン店を拠点に委託販売している ) 通常総会時 会場前にミニゆずりあい市 ( リフォーム品 野菜販売など ) 開催 また 総会参加品として 独自事業の中島菜漬物を粗品として進呈 市や他市 SC のイベントにも臨時出 手芸やリサイクルサークル ( 女性 ) の助成で女性会員増 5 過去 3 年利用 ( 剪定 草刈 草むしり ) した発注者に往復はがき (2 月頃 ) 送付する 昨年頂いた仕事の注文や時期のほかに (1 その他の仕事の受注 2 昨年の評価も記入欄をもうけている ) 班長ごとに 1 年分の発注を渡すが その時昨年の作業金額を記入する 往復はがきの数は ( 本年 ) 2,870 件送付 6 蜂の巣とりが近年問い合わせ増加のため防護服完備し実施する (H22 市民の要請に応える ): 外から見える場所に限る 例年飛躍的に増加傾向 7 門松での撤去した竹は竹垣に利用 冬場の作業とする ( 剪定班が年間通して注文先確保 ) 8 シルバーカレンダーの配布 ( 大型カレンダー 75 51 cm ) 430 部を企業 家庭等に配布