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ヒト胎盤における

1 卵胞期ホルモン検査 ホルモン分泌に関して卵巣や脳が正常に機能しているかを知る目的で測定します FSH; 卵胞刺激ホルモン脳の下垂体から分泌されて 卵子を含む卵胞を成長させる作用を持ちます 低いと卵胞の成長がおきませんが 卵巣の予備能力が低下している時には反応性に高くなります LH; 黄体化ホルモ

52 レニン 腎臓から分泌 細胞外液量の減少, 血圧低下, 交感神経興奮, 立位などにより分泌促進 レニン アンジオテンシン アルドステロン系の活性化 Na + と水の再吸収促進 体液の保持 血管収縮による血圧上昇 糸球体傍装置の主なもの 糸球体傍細胞 レニンを分泌 緻密斑 NaCl( 特に Cl

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卵管の自然免疫による感染防御機能 Toll 様受容体 (TLR) は微生物成分を認識して サイトカインを発現させて自然免疫応答を誘導し また適応免疫応答にも寄与すると考えられています ニワトリでは TLR-1(type1 と 2) -2(type1 と 2) -3~ の 10

乳腺40 各論₂ 化膿性乳腺炎 (suppulative mastitis) 臨床像 授乳の際に乳頭の擦過創や咬傷から細菌が侵入し, 乳房に感染症を生じるものである 乳汁 排出不良によって起こるうっ滞性乳腺炎とは区別する 起炎菌は連鎖球菌や黄色ブドウ球菌である 自発痛, 腫脹, 硬結, 圧痛, 発赤

児に対する母体の甲状腺機能低下症の影響を小さくするためにも 甲状腺機能低下症を甲状腺ホル モン薬の補充でしっかりとコントロールしておくのが無難と考えられます 3) 胎児 新生児の甲状腺機能低下症 胎児の甲状腺が生まれながらに ( 先天的に ) 欠損してしまう病気があります 通常 妊娠 8-10 週頃

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Ⅰ. 女性性器の超音波検査 一般目標子宮 卵巣 卵管 腟 外陰の超音波検査における基本事項と正常および病的状態の超音波所見を理解し, 診断および治療に結び付けることができる. 解剖 生理 [ 子宮 ] (a-1) 経腹走査による子宮の超音波像を説明できる. (c-2) 経腟走査による子宮の超音波像を

生理学 1章 生理学の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 按マ指 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 鍼灸 (1734) E L 1-3. 細胞膜につ

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甲状腺機能が亢進して体内に甲状腺ホルモンが増えた状態になります TSH レセプター抗体は胎盤を通過して胎児の甲状腺にも影響します 母体の TSH レセプター抗体の量が多いと胎児に甲状腺機能亢進症を引き起こす可能性が高まります その場合 胎児の心拍数が上昇しひどい時には胎児が心不全となったり 胎児の成

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32 子宮頸癌 子宮体癌 卵巣癌での進行期分類の相違点 進行期分類の相違点 結果 考察 1 子宮頚癌ではリンパ節転移の有無を病期判定に用いない 子宮頚癌では0 期とⅠa 期では上皮内に癌がとどまっているため リンパ節転移は一般に起こらないが それ以上進行するとリンパ節転移が出現する しかし 治療方法

2017 年 12 月 15 日 報道機関各位 国立大学法人東北大学大学院医学系研究科国立大学法人九州大学生体防御医学研究所国立研究開発法人日本医療研究開発機構 ヒト胎盤幹細胞の樹立に世界で初めて成功 - 生殖医療 再生医療への貢献が期待 - 研究のポイント 注 胎盤幹細胞 (TS 細胞 ) 1 は

子宮頸がん 1. 子宮頸がんについて 子宮頸がんは子宮頸部に発生するがんです ( 図 1) 約 80% は扁平上皮がんであり 残りは腺がんですが 腺がんは扁平上皮がんよりも予後が悪いといわれています 図 1 子宮頸がんの発生部位 ヒトパピローマウイルス (HPV) 感染は子宮頸がんのリスク因子です

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院内がん登録について 院内がん登録とは がん ( 悪性腫瘍 ) の診断 治療 予後に関する情報を収集 整理 蓄積し 集計 解析をすることです 登録により収集された情報は 以下の目的に使用されます 診療支援 研修のための資料 がんに関する統計資料 予後調査 生存率の計測このほかにも 島根県地域がん登録


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D. 汗腺系腫瘍 413 c d e 図.14 汗管腫 (syringom) 2 5 mm c d e 腔の一端に, 短い尾のような上皮索をつける特徴的な像 オタマジャクシ様 (tdpole-like) またはコンマ状 (comm til) を呈する. 管腔は 2 層の壁細胞からなり, 周囲に結合組

参考文献 1. Hampe, J.F. and Misdorp, W. (1974) Tumours and dysplasias of the mammary gland. Bull WHO 50: Moulton, JE, (1990) Tumors of the Mamma

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福島赤十字病院 ART不妊センター

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妊娠のしくみ 妊娠は以下のようなステップで成立します Step1 卵胞発育脳にある下垂体から分泌される 卵胞刺激ホルモン (FSH) が卵巣内の卵胞を発育させます Step2 射精 精子の子宮内侵入性交により精液が腟内に入ります 腟に入った精子は 子宮を通過して 卵管を登っていきます Step3 排

Q. 組織の名前 A. 単層円柱上皮 細胞が一層しかなく しかも円柱型であることを判別する Q. 矢印で示した構造名 A. 導管 細胞が一層で 立方形であることに注意 よく見ると 筋上皮も見えたハズ Q. 矢印で示された細胞 A. 破骨細胞 骨基質に接しており 多核である事 細胞自体非常に大きい事が

婦人科63巻6号/FUJ07‐01(報告)       M

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実習内容 : 女性生殖器系 (1) 卵巣 黄体 SBO 1. 卵巣の組織構築 機能を説明できる. 2. 性周期と卵胞の成熟過程について説明できる. 3. 組織標本で発達段階の異なる卵胞 黄体を鑑別同定できる. キーワード 卵巣 卵胞 卵胞上皮 顆粒層 透明帯 卵胞膜 グラーフ卵胞 卵丘 卵胞腔 卵胞液 放線冠 エストロゲン インヒビン プロゲステロン 黄体 顆粒層黄体細胞 卵胞膜黄体細胞 卵管 線毛細胞 分泌細胞 1. 女性生殖器の構成 1. 卵巣 ( 卵細胞の貯蔵 成熟 内分泌 ) 卵管 ( 受精の場 受精卵の輸送 ) 子宮 ( 胚子 胎児の発育 ) 膣 ( 交接器 産道 ) 外陰部 ( 交接器 産道 ) 前庭腺 2. 乳腺 ( 乳汁分泌 ) 図 2. 卵巣の構造 105

2. 卵巣 ovarium, ovary 1. 基本構造 (1) 胚上皮 germinal epithelium: 単層立方ないし扁平上皮 (2) 白膜 tunica albuginea: 緻密結合組織 (3) 皮質 cortex: 結合組織 = 支質 stroma. 卵胞が存在. (4) 髄質 medulla: 卵巣門 hilus ovarii から侵入した血管 リンパ管 神経. 2. 卵胞 follicle 卵母細胞 primary oocyte + 卵胞上皮細胞 follicular epithelial cell ( 卵胞上皮 follicular epithelium) (1) 原始卵胞 primordial follicle 単層の扁平形の卵胞上皮細胞が卵母細胞を囲む. (2) 一次卵胞 primary follicle 単層の立方形の卵胞上皮細胞が卵母細胞を囲む. (3) 二次卵胞 secondary follicle 卵胞上皮細胞が増殖し多層化. 1 透明帯 zona pellucida : ヒアルロン酸を主成分とする糖蛋白. 卵母細胞と卵胞上皮細胞の微絨毛. 2 卵胞膜 theca folliculi: 支質の細胞や膠原線維が卵胞を密に取り囲む. a. 内卵胞膜 theca interna: 多角形の内卵胞膜細胞 ( 脂肪滴 滑面小胞体 管状クリステを持ったミトコンドリアが発達 ) と毛細血管. 卵胞ホルモン ( エストロゲン estrogen) の分泌. b. 外卵胞膜 theca externa: 膠原線維 線維芽細胞が密. (4) 成熟卵胞 mature follicle ( グラーフ卵胞 Graafian follicle) 直径 1.5~ 2.5 cm の大型化した卵胞. 1 顆粒層 zona granulosa : 卵胞腔 antrum を囲む卵胞上皮. インヒビン inhibin の分泌. 2 卵丘 cumulus oophorus : 卵母細胞を囲む卵胞上皮細胞群が卵胞腔へ突出. 3 放線冠 corona radiata : 透明帯に接する一層の卵胞上皮細胞層. 3. 黄体 corpus luteum 排卵後 顆粒層と卵胞膜はヒダ状になり 血管が顆粒層にも侵入. 顆粒層細胞と内卵胞膜細胞は急速に肥大し 毛細血管が発達. 黄体ホルモン (progesterone) 少量のエストロゲンの分泌. a 月経黄体 卵が受精しなかった場合 排卵後 11~12 日頃に萎縮し始める. b 妊娠黄体 受精卵が着床した場合 妊娠 4 ヶ月に最大 ( 直径 3~4 cm) その後退化. (1) 顆粒層黄体細胞 granulosa lutein cell 大型の多面体細胞 (30 ~50μm). 核小体が明瞭. 脂肪滴 ( ルテイン ) 滑面小胞体 管状クリステを持ったミトコンドリアが発達 (2) 卵胞膜黄体細胞 theca lutein cell 小型の円形細胞 (15 μm). 濃染する核. ヒダ状に集合した顆粒層黄体細胞のヒダ同士の境目の部分に多い. 顆粒層黄体細胞と同じ細胞内小器官の特徴. 106

実習内容 : 女性生殖器系 (2) 卵管 子宮 胎盤 SBO 卵管 子宮の組織構築 機能を説明できる. 卵巣周期 子宮周期 内分泌環境変化の関係 ( 性周期 ) について説明できる 妊娠機構および胎盤の組織構築 機能を説明できる. 乳腺の組織学的構造と乳汁分泌機構について説明できる キーワード 子宮 子宮内膜 子宮筋層 子宮外膜 機能層 子宮腺 らせん動脈 胎盤 胎盤絨毛 合胞体性栄養膜 細胞性栄養膜 ラングハンス細胞 胎盤関門 脱落膜 乳腺 乳管 乳管洞 アポクリン分泌 開口分泌 1. 卵管 oviduct, uterine tube, Fallopian tube 卵管采 fimbria 卵管漏斗 infundibulum 卵管膨大部 ampulla 卵管峡部 isthmus 卵管子宮部 pars uterina 粘膜ヒダが卵管漏斗 膨大部で発達. 1. 基本構造 (1) 粘膜 1 粘膜上皮 : 単層円柱上皮線毛細胞 ciliated cell : 卵管采から膨大部にかけて多い. 分泌細胞 secretory cell : 峡部に多い. 弱アルカリ性の分泌物. ( 無線毛細胞 nonciliated cell) アミノ酸や多糖類などの卵の栄養物質. 2 粘膜固有層 : 緻密結合組織. 粘膜筋板はない. (2) 筋層 1 内輪走筋層 2 外縦走筋層蠕動運動による卵の輸送. (3) 漿膜腹膜で覆われる. 107

後期一次卵胞 図 3. 卵胞 排卵 黄体 108

G. ( 図は Ross の 組織学 より ) 発展事項 1. 卵巣機能の内分泌調節について調べてみよう 2. 卵胞閉鎖について調べてみよう 109

2. 子宮 uterus 1. 子宮壁の基本構造 A. 子宮体部 body 1) 子宮内膜 endometrium( 粘膜 ) 機能層 functional layer: 月経に伴って増殖と脱落を繰り返す. 基底層 basal layer: 周期的変化を示さない. a) 粘膜上皮 : 単層円柱上皮 1 線毛細胞 ciliated cell 2 分泌細胞 secretory cell( 無線毛細胞 ) b) 粘膜固有層 : 線維芽細胞や細網線維が網状. 1 子宮腺 uterine gland : 単一管状腺. グリコーゲン 糖タンパクを分泌. 2 らせん動脈 coiled artery: 機能層に分布. 3 基底動脈 basal artery( 直動脈 straight artery): 基底層に分布. 2) 子宮筋層 myometrium 内縦走 中輪走 外縦走筋層. 妊娠の時 筋線維が増殖し 一本の筋線維の長さと太さが増大. 3) 漿膜 serosa ( 子宮外膜 perimetrium) 子宮体の前後面と子宮底は漿膜. 子宮の左右両側縁は疎性結合組織で子宮傍組織へ続く. 図 1. 子宮内膜の構造 B. 子宮頚部 cervix 粘膜 月経時に脱落することはない. a) 粘膜上皮 : 単層円柱上皮. b) 粘膜固有層 : 子宮頚腺 cervical gland : 分岐管状腺. アルカリ性の粘液分泌. * 子宮膣上部と膣部の移行部 ( 子宮頚管の出口 ) 単層円柱上皮から非角化重層扁平上皮に移行. 図 2. 月経周期 ( ホルモンの変化 卵巣周期と子宮周期の関係を示す ) 110

3. 胎盤 placenta 1. 絨毛膜板 chorionic plate 胎児側構造 羊膜腔側 : 羊膜上皮に覆われ臍帯に連絡. 絨毛間腔側 : 栄養膜細胞. 胚外中胚葉由来結合組織 2. 胎盤絨毛 placental villi( 絨毛膜絨毛 chorionic villi) 胎児側構造 絨毛幹 trunk of villi:15~20 本絨毛膜板から突出. 自由絨毛 free villi 付着絨毛 anchoring villi: 絨毛幹から絨毛間腔 intervillous space へ突出. (1) 合胞体性栄養膜 syncytiotrophoblast ( 合胞体層 suncytial layer) 光顕 : 細胞の境界が不明. 暗調の細胞質 暗調の小型の核が多数. 電顕 : 自由表面に微絨毛. 滑面小胞体 粗面小胞体 クリステの発達したミトコンドリア. 内分泌機能 : ヒト絨毛性ゴナドトロピン human chorionic gonadotrophin (hcg), ヒト絨毛性ソマトトロピン human chorionic somatotrophin, エストロゲン, プロゲステロン. (2) 細胞性栄養膜 cytotrophoblast ( ラングハンス細胞 Langhans cell) 光顕 : 合胞体性栄養膜の内面に一層. 細胞の境界が明瞭. 細胞質の明調な大型の細胞. 細胞性栄養膜細胞は合胞体性栄養膜細胞と融合し 合胞体性栄養膜が形成. 胎生 4 ヶ月より減少. 妊娠後半では散在. (3) 胎盤関門 placentral barrier 栄養膜細胞 栄養膜細胞の基底膜 結合組織 内皮細胞 内皮細胞の基底膜. 3. 脱落膜 decidua 母体側構造 子宮内膜の一部が特殊化. 絨毛間腔に突出して胎盤中隔 septum placentae を形成. 脱落膜細胞 decidual cell : 線維芽細胞が肥大したもの. 大型の楕円形細胞. グリコーゲンが豊富. 図 3. 妊娠子宮の矢状断面 図 4. 胎生中期の胎盤 111

4. 乳腺 mammary gland 1. 乳腺の基本構造アポクリン汗腺が特殊化. 複合管状胞状腺. 乳腺葉 (15~25). (1) 導管系 : 乳頭に開口. 乳管 lactiferous duct 乳管洞 lactiferous sinus. (2) 腺房 : 単層円柱 ~ 立方上皮 筋上皮細胞 2. 乳汁の分泌機構乳糖 タンパク質 ( カゼイン ラクトアルブミン ): 開口分泌脂質 : アポクリン分泌水 イオン : 透出分泌 IgA: レセプターを介したエンドサイトーシスと開口分泌 3. 乳腺の発達 (1) 休止期 ( 思春期以降 ) エストロゲン 導管系上皮細胞が増殖 ( 腺葉の形成 ). 脂肪組織の増加. (2) 妊娠期エストロゲン プロゲステロン 胎盤ホルモン 腺房の形成 ( 腺小葉の形成 ). 初乳の形成. (3) 授乳期プロラクチン 乳汁産生促進. オキシトシン 乳汁射出. 図 5. 乳腺の構造 ( 授乳期 ) 図 6. 乳腺の終末部 筋上皮細胞 分泌細胞の構造腺腔中のカゼインの小顆粒 膜に包まれた脂質滴が見られる. 図 7. 乳汁分泌に関する細胞内経路 発展事項 1. 女性生殖器における加齢の影響について調べてみよう ( 骨粗鬆症など ) 2. 胎盤の内分泌機構について調べてみよう 112