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THEMIS.full_reset_session または THEMIS.reset_session 環境を初期化する を入力すると プロンプトが IDL> に戻る これは IDL コマンドです.reset_session では メモリ上の変数やプロシージャを消去しシステム変数 グラフィックス環境を初期化する.full_reset_session は 上記に加え DLM などの共有ライブラリ関連のアンロードや初期化などをおこなう 改めて thm_init で SPEDAS を起動する THEMIS.full_reset_session IDL thm_init THEMIS 3

解析時間幅は 以下の書式で入力 時間の取り扱い THEMIS timespan, yyyy-mm-dd/hh:mm:ss [,n,/<option>] 2015 年 6 月 22 日から 2 日間を指定する THEMIS timespan, 2015-06-22,2,/day 設定したtimespanを確認する THEMIS get_timespan,time THEMIS print, time THEMIS print, time_string(time) SPEDAS で取り扱う時間は 内部的には倍精度少数の UNIX TIME(1970 年 1 月 1 日を起点とした累積秒 ) 文字列を累積秒に変換する time_double() もある 4

load procedure でデータを読む データの読み込みは 各機関提供の load procedure を使う ( 詳細は 各 load procedure や crib sheet を読むと良い ) THEMIS omni_hro_load THEMIS iug_load_gmag_nipr, site = syo THEMIS iug_load_gmag_mm210, site =[ msr, ktb' ] THEMIS kyoto_load_dst 複数のパラメータを指定する時は大かっこで囲み コンマで区切る 文字列はシングルクォーテーションで囲む 以上の操作で読み込んだもの OMNI2 data(time shiftさせた太陽風 IMF データ 及び各種地磁気指数など ) NIPRの昭和基地観測点地磁気 210MMの茂尻とコトタバン観測点地磁気 京大 WDCのDst 指数 ( リアルタイム値 5

load procedure でデータを読む データを読み込んだとき 各機関の rules of the road がポップアップする もしくは IDL ウィンドウに表示される 内容を必ず確認しておこう! データ提供者から利用者に対して 守るべきルールや謝辞の方法などが記載されている NIPR All-sky Keogram の例 このウィンドウは GUI でデータを読み込んだ際に表示される kyoto_load_dst の例 ( コンソール上 ) 6

tplot 変数を確認する THEMIS tplot_names 上記で tplot 変数番号と名前の一覧がコンソールに表示される THEMIS> tplot_names 1 OMNI_HRO_1min_IMF 2 OMNI_HRO_1min_PLS 3 OMNI_HRO_1min_IMF_PTS 4 OMNI_HRO_1min_PLS_PTS 50 kyoto_dst 読み込まれたデータは tplot 変数と呼ばれる特殊な変数に格納されている ( 構造等は後編で紹介 ) 7

tplot 変数を確認する THEMIS tplot_names, tplot 変数名 or 番号,/verbose THEMIS tplot_names, OMNI_HRO_1min_IMF,/verbose Verbose キーワードで 各 tplot 変数の詳細 ( データの単位や詳細 観測点の緯度経度 連絡先などの各種メタデータ情報 ) を知ることができる 8

そのままプロットする THEMIS tplot,[ tplot 変数名, または tplot 変数番号 ] THEMIS> tplot, ['OMNI_HRO_1min_F','OMNI_HRO_1min_BZ_GSM','mm210 _mag_msr_1sec_hdz','kyoto_dst'] tplot 変数名を番号で置き換えても良い (tplot,[10,15,44,50]) プロットする要素が1 つの場合 [] を省略可 9

データを分割 まとめる THEMIS split_vec, tplot_name THEMIS join_vec,[ tplot_name, ] _tplot_variable_name THEMIS> split_vec, 'mm210_mag_msr_1sec_hdz' THEMIS> join_vec, [11,12,13], 'OMNI_HRO_1min_BXYZ_GSE' THEMIS> tplot, [44,51,52,53,54,50] split_vec でデータを成分ごとに分離 また join_vec で各成分をひとつの tplot 変数にまとめる 10

プロットの体裁を整える 1 THEMIS tplot_options, parameter_name, value THEMIS> tplot_options, region, [0.1, 0, 1, 1] THEMIS> tplot_options, title, Summer Solstice 2015 event THEMIS> time_stamp,/off THEMIS> tplot tplot_options は プロット全体に関する様々な描画オプションを設定する 11

プロットの体裁を整える 2 THEMIS options, tplot_name, parameter_name, value THEMIS> options,44,'labels',['h','d','z'] THEMIS> options,52,'ytitle','moshiri!cmagnetometer' THEMIS> options,53,'ysubtitle','nanotesla THEMIS> tplot options は 各 tplot 変数に対して様々な描画オプションを設定する 12

時間幅を変更する THEMIS tlimit, starttime, endtime THEMIS> tlimit, 2015-06-22/16:00:00, 2015-06-22/22:00:00 tlimitで表示時間幅を変更する Lastキーワードでひとつ前の時間軸 fullキーワードでtimespanで指定した時間幅 キーワードなしの場合 マウス操作で時間軸を指定できる ( ただし Macではうまく動かない ) 13

データや時間幅を処理してプロットする THEMIS ylim, tplot_name, min, max,[0,1] THEMIS zlim, tplot_name, min, max,[0,1] THEMIS> ylim,53, 80, 120 THEMIS> tplot y 軸 z 軸のプロット範囲を変更する 4 番目の引数は0=linear 1=logスケール minと maxを両方 0にすると全てのデータ範囲を含む軸になる 14

THEMIS makepng, filename THEMIS> makepng, cui_01 プロットを画像として保存する 1 現在指定されているウィンドウが PNG として保存される 事前にウィンドウサイズを変更して描画することで 解像度やアスペクト比を変えて保存ができる 15

プロットを画像として保存する 2 THEMIS popen, filename [,/landscape] THEMIS tplot THEMIS pclose THEMIS> popen, cui_02 THEMIS> tplot THEMIS> pclose 描画したウィンドウを画像にする PNG と違い ファイルを開く 描画する ファイルを閉じるの流れになっていることに注意 landscape キーワードをつければ横長になる 16

データをファイルとして保存する 1 THEMIS tplot_save, tplot_name, filename=filename THEMIS tplot_restore, filename=filename tplot_save はバイナリ形式でデータを吐き出す filename を指定しない場合 tplot_save では saved.tplot として保存される 引数なしの場合 tplot_save は全ての tplot 変数を保存するので注意 tplot_save で保存したファイルを読み込む THEMIS> tplot_save, nipr_mag_syo_1sec, filename= nipr_mag THEMIS> store_data, *, /delete THEMIS> tplot_restore, filename= nipr_mag.tplot THEMIS> tplot_names 昭和基地の地磁気データをファイルに保存 全ての tplot 変数を消去 昭和基地の地磁気データファイルを読み込み 17

THEMIS tplot_ascii, tplot_name データをファイルとして保存する 2 THEMIS> tplot_ascii, 'nipr_mag_syo_1sec' テキスト形式でデータを吐き出す tplot 変数名がファイル名になる (filename キーワードは取らない ) 18

まとめ 本スライドでは 解析時間の設定 プロットの描きかた プロットの体裁の変更 プロットの画像ファイル化 データの保存 再読み込みなど SPEDAS を利用するにあたって基本的なことを学んだ 続く CUI 編 2 では tplot 変数の詳細や 実際のデータ解析方法について学んでいく 19