JMP リリース 5.1.2 の修正点 データテーブル 転置をするスクリプトのラベル (Label) オプションが有効にならない問題が修正されました 値ラベルを持った列のセルを他のプログラム (Excel) にコピーすると 実際のセル値でなく値ラベルがコピーされてしまう問題が修正されました 値ラベルを持つグループ変数を使用して作成した要約テーブルが正しく保存されない問題が修正されました 要約およびチャートで使用する度数の値の内部処理が修正されました メインメニューの [ 列 ] >[ 役割 ] で設定した役割が正しく動作しない問題が修正されました 列の要約統計量を求める関数 (ColMean など ) の引数に式を指定できない問題が修正されました 実験計画 (DOE) 制約がある場合の実験空間で 予測分散の平均の計算に誤りがある問題が修正されました 予測分散の平均はその計画が I 最適計画の場合だけでなく D 最適計画の場合も算出されるようになりました 完全実施要因計画で 3 水準以上の連続因子の中心点の値に誤りがある問題が修正されました 応答パネルのフィールドでフォーカスが動かなくなってしまう ( 他のフィールドに入力ができなくなってしまう ) 問題が修正されました タグチ配列で応答の目標を 目標値に合わせる とした場合の S/N 比の計算式の誤りが修正されました 一変量の分布 ベータ分布の適合度検定の p 値に誤りがある問題が修正されました 度数の変数が非常に大きな値を持っている場合 一変量の分布および度数変数をサポートしているすべてのプラットフォームでエラーが発生する問題が修正されました 一変量の分布および度数変数をサポートしているすべてのプラットフォームで度数の変数の欠測値および負の数をチェックするようになりました Poisson 密度関数の式を保存したとき ([ 一変量の分布 ]>[ 分布のあてはめ ] >[Poisson]) 保存された式のパラメータ λ と元の列が逆になる問題が修正されました Page 1
二変量の関係 複数の列の組み合わせで複数の By グループの処理を行なう場合 最初の列の組み合わせの中に欠測値または除外された行があるとエラーが発生する問題が修正されました 二変量 一元配置および項目分析のオプションでヒストグラムを表示している際 軸の範囲を変更するとエラーが発生する場合がある問題が修正されました モデルのあてはめ スクリプトで等高線プロファイルまたは曲面プロファイルに指定したオプションが予測プロファイルのものと認識されてしまう問題が修正されました 分散成分がゼロの効果がある場合 母数因子が推定できるかの判断および分母の自由度に誤りが発生する問題が修正されました REML モデルでの効果の順序に関するエラーメッセージが表示されるようになりました ある効果はその効果を含む別の項よりも前に指定されていなければなりません 非線形回帰 データに欠測値がある場合の自由度の算出の誤りが修正されました パーティション パーティションのプラットフォームで 1) カテゴリカルな応答変数で 2) 除外された行があり 3) 応答変数もしくは説明変数の 1 つが文字値をもつという 3 つの条件が揃った場合 除外された行の R2 乗 として誤った値が出力される問題が修正されました プロットの横軸のラベルを表示するエリアを縦方向に少し大きくしました 度数の列の値に 0 がある場合 その行数が 除外された行数 のところに表示されてしまう問題が修正されました 除外された行があり 文字値を持つ応答変数または説明変数のいずれかに値ラベルが設定されている場合 パーティション ( および除外された行をカウントするその他のプラットフォーム ) で除外された行も含めて分析をしてしまう問題が修正されました K-Means クラスター 1 つのクラスターにある変数の値が 1 水準のみ含まれており 結果としてそのクラスターの中でのその変数の分散がゼロになる場合 行列を生成できないことから発生する問題を避けるためわずかな調整が加えられました 標準偏差を求める際に中心化した値を使用するようになりました 変動係数が非常に小さい場合 中心化していない値を使用すると問題が発生するためです 非常に大きな負の数の exp() を取ることを避けるため より良く シフト した値を使用するようになりました Page 2
クラスターの保存 ではこれまで最も近いクラスターをユークリッド距離のみで判断していましたが 最も確率の高いクラスターを認識するようになりました 内部の反復計算の回数の制限が 100 から 500 に変更されました 項目分析 除外されている行がある場合にエラーが発生する場合がある問題が修正されました 生存時間分析 ある特定の条件がそろった場合 ログランク検定と ( 一般化 )Wilcoxon 検定のカイ 2 乗統計量の符合が誤って出力される問題が修正されました 重ね合わせプロット 高速描画モードでのコピー / ドラッグ / ドロップの以下の問題が修正されました 高速描画モードでコピー / ドラッグ / ドロップができない 重ね合わせプロットのジャーナルを保存して再度ファイルを読み込んだとき マーカー描画モードを 高速 から 通常 または アウトライン に変更することができない 左右に縦軸がある重ね合わせプロットで 虫めがねツールを使用して拡大表示したときにポイントが表示されなくなる問題が修正されました 管理図 ウェストガードルールのフラグが誤って多く表示される問題が修正されました ウェストガードルールのすべてのテストを有効にし 4:1S 以降のテストで検出されたポイントがある場合 正しいテスト番号の変わりに 4:1S と表示される問題が修正されました サンプルサイズが一定かどうかにかかわらず すべての管理図で管理限界を超えた値がないかチェックする Test Beyond Limits という新しいテストが追加されました EWMA 管理図と UWMA 管理図でウェストガードルールが適用できるようになりました XBar-R 管理図を作成した場合に 限界値の保存 オプションが選べない問題が修正されました 標本サイズが 32,676 より大きい場合に管理図でエラーが発生する問題が修正されました 標本ラベルの列が 2 バイト文字を含んでいると管理図をジャーナルとして保存する際にエラーが発生する場合がある問題を修正しました 予め集計 の管理図でゾーンが正しく表示されない問題およびテストの適用結果が正しくない問題が修正されました 変動性図 変動性図 / ゲージチャートで目的変数の軸プロパティの設定が有効にならない問題が修正されました Page 3
変動性図で環境設定 ( プラットフォーム ) での設定が有効にならない問題が修正されました 計数値用ゲージチャート 欠測値がある場合 一致性 (%) のグラフで縦線が上下の端まで伸びてしまう問題が修正されました 基準の列に欠測値がある場合 計数値用ゲージチャートでエラーが発生する問題が修正されました パレート図 パレート図を作成するスクリプトでエラーが発生した場合 その後ろのスクリプトが実行されなくなる問題が修正されました カテゴリの凡例 オプションを有効にすると X 軸のラベルが表示されなくなる問題が修正されました 等高線プロファイル / 曲面プロット ある特定のデータを使用した場合に等高線プロファイルまたは曲面プロットでエラーが発生する問題が修正されました 除外された行があると等高線プロファイルでエラーが発生する問題が修正されました オートメーション (Visual Basic) 次のオートメーションメソッドで戻り値に誤りがある問題が修正されました FitModel: LaunchRemoveSelectedEffects, LaunchSelectEffect, LaunchSpecifyAttributesForSelectedEffects FitStep: LockEffect, EnterEffect, EnterAll, RemoveAll, SetProbToEnter, SetProbToLeave, SetDirection, SetRules, Stop, Go Control (Control Chart): SetAlarm, SetCustomAlarmText JMPを終了させる際に [ 終了 ] コマンドまたは右上にあるクローズボタンをクリックするとエラーが発生する問題が修正されました 管理図の SaveLimits メソッドを呼び出したときにエラーが発生する問題が修正されました グラフィックス / ディスプレイ ドラッグ & ドロップの操作中に右下の部分が表示されなくなる問題が修正されました PowerPoint へのドラッグ & ドロップが改良されました ドラッグ & ドロップにより PowerPoint へもっていったグラフの線が消えたり ドラッグ & ドロップ後にグラフのサイズを変更すると見にくくなる問題が解決されました Page 4
ヘルプ ヘルプ中のいくつかの表のフォーマットが修正されました JSL(JMP スクリプト言語 ) 負の数のべき乗を含む式の展開順序によりまれに発生する問題が修正されました 現在はべき乗の演算子のほうが変数名の前につけたマイナスの演算子よりも優先順位が高くなっており [( x)^2) ではなく (x^2)] 常に正しく展開されます StdDev() 関数および Summarize 関数の StdDev 節では (JMP の他の部分でもしているように ) 中心化した値を用いるようになりました データの変動係数が非常に小さい場合も正しい標準偏差が求められます レイアウト 二変量の関係 の出力でグループ化の階層よりも多くグループ化解除を行なうとエラーが発生する問題が修正されました Linux 日本語版の JMP でダイアログのボタンやラベルが日本語で表示されるようになりました ユーザごとに環境設定ファイルを保存できるようになりました 大きなサイズのマーカーが正しい位置に表示されるようになりました コマンドラインオプションが正しく動作するようになりました コマンドラインから起動されたスクリプトに exit() や quit() が含まれている場合 JMP が正しく終了しない問題が修正されました コマンドラインオプション (--no-gui) が追加され GUI のウィンドウを表示せずに JMP を起動できるようになりました この機能により JSL スクリプトのプログラムだけが動作するようになります 注意 : このオプションはきちんとテストされ 最後に JMP が終了することが確認された JSL スクリプトと共に使用しなければなりません JMP は --no-gui オプションで起動されたときでも自動的には終了しません 実行されるスクリプトが明示的に JMP を終らせる必要があります テキスト読み込みプレビュー ( ファイルオープンウィザード ) でエラーが発生する問題が修正されました 列のヘッダ部分の編集時に矢印キーを使用するとエラーが発生する問題が修正されました 非常に長い文字値を持つデータテーブルの再描画が遅くなったり JMP が止まってしまったように見える問題が修正されました Macintosh Macintosh 上で demoleastsquares.jsl が画面を正しくアップデートしない問題が修正されました Page 5
Mac OS 10.3 を使用している場合 ファイルを開くときに表示されるダイアログでデータテーブルの情報が誤った位置に表示される問題が修正されました Windows 最近使ったファイル のリストが一部の環境で正しく動作しない問題が修正されました Page 6