Microsoft Word - Predictor hERG Fluorescence Polarization Assay_J1_28Oct_2009.doc

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1 Predictor herg Fluorescence Polarization Assay カタログ番号 PV5365 プロトコルの構成品番号 :PV5365.pps 出荷 : ドライアイス 改訂日 :2009 年 10 月 28 日 保存 : 各種あり 目次 1. キットの内容 ご用意いただくもの はじめに 試薬の取り扱い 解凍 保管 Predictor herg トレーサーレッド Predictor herg FP アッセイ用緩衝液 E Predictor herg 膜 アッセイの手順 対照 装置の初期設定 試薬の調製 プレートローディングの要約 標準化合物および試験化合物の希釈 プレートローディング クイックリファレンスガイド 蛍光偏光の測定 フィルターとミラーの要件 一般的プレートリーダーに推奨される設定方法 ゲイン設定および Z ポジション G ファクターの較正 アッセイ用プレートの読み取り 補足資料 試薬の添加順序およびインキュベーション時間 溶媒耐容性 濃度反応曲線 参考文献 Limited Use Label Licenses キットの内容 Predictor herg Fluorescence Polarization Assay Kit( カタログ番号 PV5365) は以下に一覧する内容で構成されています 本キットには 20 μl のアッセイを 400 回行うのに十分な量の試薬が含まれています 強力な herg リガンドである E-4031 がポジティブコントロールとして提供されています 構成品 組成 量 保管温度 各カタログ番号 Predictor hergトレーサーレッド 100% DMSO 中に 250 nm(250 倍 ) 40 μl -20 C PV5363 Predictor herg 膜 2 倍濃度 hergチャネル E-4031によるロ 5 ml -80 C K1785 ット特異的力価は分析証明書を参照 Predictor herg FP Assay 用緩衝液 当社独自の緩衝液 (ph7.5) 20 ml 室温 PV5364 E-4031 H2Oで3 mmに調製済み 80 μl -20 C PV5366

2 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 2/17 ページ 2. ご用意いただくもの 以下はキットに含まれておりません 赤色スペクトルにおける蛍光偏光の測定能があるプレートリーダー ( 装置の要件については 6 項を参照 ) ピペッターまたはマルチチャネルピペッターに適合する 1~1,000 μl 容量のピペット装置 384 ウェルの Black アッセイプレート 未処理のローボリュームポリスチレンプレート ( 例 Corning #3677) またはポリプロピレンプレート ( 例 Matrical #MP101-1-PP) が推奨されます 重要 : 非結合表面コーティングで処理されたプレート ( 例 Corning #3676) は使用しないでください Predictor herg トレーサーレッドがプレートのコーティングと結合するため アッセイウィンドウが小さくなり アッセイのばらつきが大きくなります 384 ウェルのポリプロピレンプレート ( 例 Corning #3657) このプレートは 試験化合物の連続希釈液を作成するために用いられます 化合物の保存および連続希釈に用いる高純度 DMSO Fluka 4167 を推奨します 3. はじめに herg(human ether-a-go-go-related gene: ヒト遅延整流性カリウムイオンチャネル遺伝子 ) カリウムチャネルが意図せず遮断されると心毒性作用が生じることがあるため 安全な低分子治療法を開発するうえでの課題となっています 当社の Predictor herg Fluorescence Polarization Assay は 試験化合物が herg チャネルを遮断するかどうかを効率的に判定することができます このアッセイを創薬研究の初期段階で使用すれば 多くの候補の中から化合物を同定し選別することができます 本アッセイキットには お客様の目的化合物が herg チャネルに結合するか試験するために必要な試薬がすべて含まれています 本アッセイでは herg チャネルタンパク質を含有する膜断片 (Predictor herg 膜 ) と高親和性赤色蛍光 herg チャネルリガンドである トレーサー (Predictor herg トレーサーレッド ) が蛍光偏光法 (FP) をベースとする均一なフォーマットで用いられます FP の原理は 平面偏光により小型の蛍光分子 ( トレーサー ) を励起すると 蛍光寿命が続く間 その分子が溶液中で高速回転するため 放出された光の大部分が偏光解消されるという現象に基づいています そのトレーサーが大分子に結合している場合 そのトレーサーの回転は遅くなり 光は高度に偏光したままとなります Predictor herg トレーサーレッドに herg チャネルタンパク質が結合している場合 このトレーサーにより高い蛍光偏光が生じます herg チャネルタンパク質に結合する化合物 ( コンペティター ) は トレーサーと置き換わるため 蛍光偏光は低下します ( 図 1 を参照 ) ステップ 1:Predictor 膜 トレーサー 化合物の混合 ステップ 2: 検出 Predictor 膜 Predictor トレーサーレッド 化合物 ( 非阻害物質 ) 高い蛍光偏光 Predictor 膜 Predictor トレーサーレッド 化合物 ( 阻害物質 ) 低い蛍光偏光 図 1. herg チャネルタンパク質のトレーサーがコンペティターと置き換わると トレーサーの蛍光偏光が低下します

3 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 3/17 ページ Predictor アッセイは以下のような特長を備えています 均一性 ( 混合して蛍光偏光を読み取るのみ ) 効率性 ( わずか 2 時間でデータが得られる ) 安定性 ( 調製後 最長 24 時間読み取り可能 ) 一般的な有機溶媒に耐性 ( 最高 5% の DMSO メタノール エタノール ) 多数の装置プラットフォームについてバリデーション済み 4. 試薬の取り扱い 解凍 保管 重要 : 解凍にウォーターバスを用いないでください! ウォーターバスで広く使用される抗真菌剤および抗藻剤の一部は herg 阻害剤として作用すると考えられ アッセイの性能を低下させる可能性やアッセイが完全に失敗する可能性があります 4.1 Predictor herg トレーサーレッド Predictor herg トレーサーレッドは -20 で保存してください 室温で解凍し 使用前にボルテックスで軽く撹拌します トレーサーは 6 回まで凍結と融解を繰り返しても安定です 4.2 Predictor herg FP アッセイ用緩衝液 Predictor herg FP アッセイ用緩衝液は お手元に届いた時点で解凍して保存します 4.3 E-4031 E-4031 は -20 で保存してください アッセイ前に室温で解凍します E-4031 は 6 回まで凍結と融解を繰り返しても安定です 4.4 Predictor herg 膜 Predictor herg 膜は -80 で保存してください Predictor herg 膜を室温で解凍します ( ウォーターバスは使用しないでください 上記の 重要 の項を参照 ) 小口径ピペットまたはピペットチップ ( 例 P1000 または 5 ml ピペット ) を用いて 約 20 回ピペッティングすることにより混合します このとき バイアル中のすべての内容物を確実に混合します ピペッティングは フィラメント様沈殿 / 沈殿物が消えるまで続けます 分散させた Predictor herg 膜は使用まで室温で保存します 注 :Predictor herg 膜は 3 回まで凍結と融解を繰り返しても 90% 以上の活性を保ちます 必要に応じて ピペッティングした均一な膜調製物を少量に分注 ( 例 1.5 ml のプラスチック製バイアルに 1 ml ずつ保存 ) すると 活性の低下を防ぐことができます 重要 : この膜調製物は 解凍する度にピペッティングを行ってください これにより大きな膜粒子による光散乱を避け 各ウェルに添加される herg 受容体の量が均一になります これを怠ると アッセイのばらつきの尺度である Z 値に悪い影響を及ぼします 他の膜調製法についても試験を実施しています 詳細な情報をご希望の場合は テクニカルサポートまでご連絡ください 3

4 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 4/17 ページ 5. アッセイの手順 5.1 対照 以下の表に 各アッセイ用プレートに用いる対照を示しています 緩衝液ブランク アッセイブランク 遊離トレーサーコン トロール 遊離トレーサーと G- ファクターを定量する場合にのみ使用 発光の生データからバックグラウンド蛍光強度を差し引いて 偏光値を算出するために使用 装置の G- ファクターを設定することにより偏光値の正規化に使用 詳細な情報は 6.3 項を参照 ネガティブコントロール トレーサー置き換え率 0% ( 最大偏光値 ) を示す アッセイ曲線の最大値の設定に重要 ポジティブコントロール (E-4031) 既知の herg チャネルリガンドによるトレーサー置き換え率 100%( アッセイの最小偏光値 ) を示す アッセイ曲線の最小値の設定に重要 データ解析には アッセイ用プレートごとにポジティブコントロール (E-4031) とネガティブコントロールを設けて アッセイウィンドウの最大値と最小値を明確に設定しておくことを強く推奨します ポジティブコントロールとネガティブコントロールを用いれば アッセイ曲線の最大値と最小値を正確に設定できます FP アッセイ曲線を定義するには 試験化合物の範囲を IC 50 の上下それぞれ 3 log とする必要があります ( 詳細な情報な場合は補足資料を参照 ) 電気生理学的データとの比較のための特記事項 : パッチクランプ法の対照テール電流振幅は Predictor herg FP アッセイにおけるネガティブコントロール値と類似しています このため 試験化合物の滴定時の化合物濃度が極めて低い場合を除き 完全なアッセイウィンドウを正確に決定することができなくなり 良好な形状の曲線が得られず IC 50 推定値は不正確になります ネガティブコントロール値と E-4031 のポジティブコントロール値でアッセイウィンドウの最大値と最小値を固定することにより IC 50 推定値の精度が向上します より完全な考察は 項の データポイント数とデータ解析 を参照してください 5.2 装置の初期設定 最初に使用するときは 本装置で以下の対照を分析して 正確な装置設定を行ってから用量反応曲線を作成してください 表の容量は 1 ウェルあたりの容量です 装置設定では G ファクターを決定し mp シフトを観察し Z 値を算出します (n=8) 緩衝液ブランクアッセイブランク 遊離トレーサーコントロール ネガティブコントロール ポジティブコントロール E μl 緩衝液 20 μl 10 μl 15 μl 5 μl 膜 10 μl 10 μl 10 μl トレーサー 5 μl 5 μl 5 μl 5.3 試薬の調製 1. 試薬を溶かし 4.4 項に記載のとおり約 20 回ピペッティングすることにより Predictor herg 膜と混合します 4 項に示すように 解凍にウォーターバスを使用することは推奨されません 2. プレートローディングの前に以下の試薬を調製します 容量は 384 ウェルプレートの 4 分の 1 の量を示しています 同じ希釈倍率を用いて ウェル数に合わせて容量を調節してください 試薬を緩衝液に添加します 4 nmトレーサー (4 倍濃縮 ) E-4031 緩衝液 (4 倍濃縮 =120 μm) 2 倍濃縮膜 緩衝液 615 μl 緩衝液 480 μl 緩衝液なし トレーサー 10 μl E μl 総容量 =1.25 ml 総容量 625 μl (1:62.5) 総容量 500 μl (1:25)

5 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 5/17 ページ 5.4 プレートローディングの要約 適切なウェルに以下に示す容量をロードします 添加の順序は以下のとおりです a. 緩衝液または化合物 b. 膜 c. トレーサー 試験化合物 緩衝液ブランク アッセイブランク 遊離トレーサーコントロール ネガティブコントロール ポジティブコントロール 標準化合物 ( 例 E-4031) 滴定 試験化合物 5 μl E μl 5 μl 緩衝液 20 μl 10 μl 15 μl 5 μl 膜 10 μl 10 μl 10 μl 10 μl 10 μl トレーサー 5 μl 5 μl 5 μl 5 μl 5 μl 5.5 標準化合物および試験化合物の希釈 初回の実験では 標準化合物または試験化合物の 10 段階以上の濃度を評価することを強く推奨します 3 倍希釈により 16 点とするのが理想的です E-4031 は herg チャネルに結合することが知られる化合物で 同様の実験では 標準化合物として一般に用いられています これを以下のプロトコールで一般的標準化合物として用いています 注 : 化合物の滴定はデュプリケイト (n=2) 以上で実施することを推奨します 注 : 希釈には 384 ウェルポリプロピレンプレート ( 例 Corning #3657) の使用を推奨します 5.6 プレートローディング 以下の一覧図は Z ファクターの測定 E-4031( 標準化合物 ) 滴定 に用いる 384 ウェルアッセイ用プレートのレイアウト例を示しています 本項のプレートローディングステップでは このレイアウトを参照してください 注 : アッセイ用プレートについては 表面処理を行っていないローボリュームポリスチレンプレート ( 例 Corning #3677) またはポリプロピレンプレート ( 例 Matrical #MP101-1-PP) を推奨します 遊離トレーサーポジティブコントロール アッセイブランク 緩衝液ブランクネガティブコントロール E-4031 滴定 E-4031 滴定 5

6 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 6/17 ページ 重要 : herg アッセイで用いられる多くの化合物およびトレーサーは疎水性がきわめて高く ピペットのチップを介して 1 つのウェルから隣のウェルへと容易に化合物がキャリーオーバーしてしまいます 膜またはトレーサーを添加する際に チップを交換せずにピペットを用いて添加する場合は 化合物濃度が最も低い溶液から作業を開始し 濃度が高い溶液へと移行していくことが重要です 注 : 最良のアッセイ性能を引き出すために 試験化合物 膜 トレーサーの順に添加していくことを推奨します 膜とトレーサーのマスターミックスを用いることもできますが その場合は膜 - トレーサー複合体が形成されるため 試験化合物との完全な競合に必要な時間が長くなることが多く アッセイウィンドウが小さくなります 膜とトレーサーを別々に添加することにより 一貫性の高い結果が得られます 注 : 溶媒である DMSO メタノール エタノールは 反応量の 5% 以下であれば耐容性は良好です 試験化合物のストック液やマスター希釈液を作成する際にこれ以外の溶媒やより高濃度の溶媒を用いる場合 ネガティブコントロールとポジティブコントロールの調製には適切な量のアッセイ用緩衝液を添加してください 1. 緩衝液ブランク :Predictor herg FP アッセイ用緩衝液を アッセイ用プレートの A1~F1 ウェルに 1 ウェルあたり 20 μl ずつ分注します 2. アッセイブランク :Predictor herg FP アッセイ用緩衝液を アッセイ用プレートの G1~K1 ウェルに 1 ウェルあたり 10 μl ずつ分注します Predictor herg 膜を アッセイ用プレートの G1~K1 ウェルに 1 ウェルあたり 10 μl ずつ分注します 3. 遊離トレーサーコントロール :Predictor herg FP アッセイ用緩衝液を アッセイ用プレートの L1 ~P1 ウェルに 1 ウェルあたり 15 μl ずつ分注します 4. ネガティブコントロール :Predictor herg FP アッセイ用緩衝液を アッセイ用プレートの A2~H2 ウェルに 1 ウェルあたり 5 μl ずつ分注します Predictor herg 膜を アッセイ用プレートの A2~ H2 ウェルに 1 ウェルあたり 10 μl ずつ分注します 5. ポジティブコントロール : ステップ 2 で調製した E-4031 の 4 倍濃縮ストック液を アッセイ用プレートの I2~P2 ウェルに 1 ウェルあたり 5 μl ずつ分注します Predictor herg 膜を アッセイ用プレートの I2~P2 ウェルに 1 ウェルあたり 10 μl ずつ分注します 6. 初期の装置設定については 5.2 項のステップ 11( トレーサーの添加 ) に進み アッセイと装置の条件を最適化してから 化合物の滴定を含む各実験を実施することを強く推奨します 装置設定では G ファクターを決定し mp シフトを観察し Z を算出します (n=8) 倍濃度の標準化合物 ( 例 E-4031) および試験化合物の連続希釈系列を作成します (5.5 項 標準化合物と試験化合物の希釈 を参照 ) この希釈作業には 384 ウェルのポリプロピレンプレート ( 例 Corning #3657) の使用を推奨します 例 : 例えば E-4031 の連続希釈系列は 384 ウェル希釈用プレートを用いて 測定時の最大濃度の 100 倍濃度からアッセイ用緩衝液で希釈して調製します この希釈系列をさらに 別の 4 倍希釈用プレートを用いて Predictor herg FP アッセイ用緩衝液で 4 倍濃度になるよう希釈した後 384 ウェルのアッセイ用プレートに移します 疎水性の DMSO 溶解性試験化合物にも同様の方法が推奨され 100 倍濃度から 100% DMSO を用いて希釈を始めます 100% DMSO で連続希釈を実施すると 希釈系列調製中に溶液から化合物が析出することにより生じる問題が最小限に抑制され IC 50 値が安定します a. アッセイ用緩衝液 ( または試験化合物を DMSO に溶解させた場合は 100% DMSO)20 μl を 384 ウェルプレートの B1~P1 ウェルに添加します b. 3 mm E-4031( または目的の試験化合物のストック液を 100 倍濃度で )30 μl を 同じ 384 ウェ ルプレートの A1 ウェルに添加します c. A1 から B1 に 10 μl を移し 上下にピペッティングして数回混合します d. B1 から C1 に 10 μl を移し 上下にピペッティングして数回混合します e. このプロセスを P1 まで繰り返します 8. 化合物の希釈系列は 以下に従い 4 倍になるよう希釈します

7 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 7/17 ページ a. Predictor herg FP アッセイ用緩衝液を 別の 4 倍希釈用プレートの縦列 1 の各ウェルに 48 μl ずつ添加します b. 100 倍希釈用プレートの縦列 1 から 阻害物質のマスター希釈系列 2 μl を 4 倍希釈用プレートの縦列 1 に移し 上下にピペッティングして十分混合します c. 試験対象の全化合物に同じ操作を繰り返します 9. E-4031 滴定 : 中間 4 倍液 5 μl を 4 倍希釈用プレートの縦列 1 からアッセイ用プレートの縦列 3~4 に移します Predictor herg 膜 10 μl をアッセイ用プレートの縦列 3~4 の全ウェルに添加します 10. 試験化合物 :4 倍中間希釈用プレートの化合物 5 μl を アッセイ用プレートの試験化合物ウェルに移します ( 縦列 5~24 ユーザーが任意に指定 ) 調製した化合物の数だけ同じ操作を繰り返します 別の方法として 希望の希釈法を用いて試験化合物をプレートに添加することもできます Predictor herg 膜 10 μl を 試験化合物の入った全ウェルに添加します 11. トレーサー : ステップ 2 で調製した 4 倍濃縮 Predictor herg トレーサー 5 μl を縦列 1 の L1~P1 のウェルおよびプレート上で使用できる他のすべてのウェルに分注します この試薬は 緩衝液ブランクまたはアッセイブランク (A1~K1 ウェル ) に指定されているウェルには分注しません 12. アッセイ用プレートに蓋をして 試薬を遮光するとともに蒸発を防ぎます これを 蛍光偏光測定前に室温 (20~25 ) で 2 時間以上インキュベートします アッセイ性能に対するインキュベーション時間の影響についてのガイドラインは 補足資料をご覧ください 試験化合物の結合が平衡状態に達したかどうかを確認する場合は ある一定期間に複数回測定しても構いません 7

8 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 8/17 ページ 5.7 クイックリファレンスガイド ステップ 1 試薬を解凍する ステップ 2 膜をピペッティングする ステップ 3 トレーサー希釈液を調製する ステップ 4 E-4031 ポジティブコントロール希釈液を調製する ステップ 5 試験化合物および E-4031 の希釈液を調製する ステップ 6 アッセイ用緩衝液 試験化合物 E-4031 希釈液を移す ステップ 7 herg 膜を移す ステップ 8 トレーサーを移す ステップ 9 アッセイ用プレートを 2 時間以上インキュベートする ステップ 10 アッセイの結果を読み取る 表 5: 段階的マニュアルによるクイックリファレンスガイド Predictor herg トレーサー E-4031 膜を室温で解凍します Predictor herg 膜を使用前に 20 回程度ピペッティングして混合します 4 倍濃縮トレーサーを調製します 384 ウェルプレートの 4 分の 1 の量を調製するには アッセイ用緩衝液 615 μl に Predictor herg トレーサーを 10 μl 添加します (1:62.5 希釈 ) ポジティブコントロール用に 4 倍濃縮 (120 μm)e-4031 を調製します 384 ウェルプレートの 4 分の 1 の量を調製するには アッセイ用緩衝液 480 μl に E-4031 を 20 μl 添加します (1:25 希釈 ) 注 : 装置設定およびアッセイ性能を確認してから E-4031 および試験化合物の滴定曲線を作成することを推奨します 緩衝液ブランク アッセイ用緩衝液 20 μl アッセイブランク アッセイ用緩衝液 10 μl herg 膜 10 μl 遊離トレーサーコントロール アッセイ用緩衝液 15 μl 4 倍濃縮トレーサー 5 μl ネガティブコントロール アッセイ用緩衝液 5μL herg 膜 10 μl 4 倍濃縮トレーサー 5 μl ポジティブコントロール 4 倍 E μL(120 μm) herg 膜 10 μl 4 倍濃縮トレーサー 5 μl E-4031 滴定液 4 倍 E-4031 滴定液 5 μl herg 膜 10 μl 4 倍濃縮トレーサー 5 μl 試験化合物 4 倍液 5 μl herg 膜 10 μl 4 倍濃縮トレーサー 5 μl アッセイ用プレートに蓋をして 試薬を遮光するとともに蒸発を防ぎます これを 蛍光偏光測定前に室温 (20~25 ) で 2 時間以上インキュベートします ( アッセイ性能に及ぼすインキュベーション時間の影響についてのガイドラインは 補足資料をご覧ください ) 5.2 項に記載に従い 蛍光偏光を読み取ります

9 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 9/17 ページ 6. 蛍光偏光の測定 6.1 フィルターとミラーの要件 アッセイ用緩衝液中の Predictor herg トレーサーレッドの励起および蛍光スペクトルは図 6 に示します トレーサーは 540 nm での励起ピークおよび 573 nm での蛍光ピークを特徴とします 蛍光偏光の測定に一般に用いられている偏光フィルターセットであるテトラメチルローダミンまたは Cy3( レッド ) フルオロフォアは 約 530 nm での励起ピークおよび約 590 nm での蛍光ピークで良好に機能します フィルターは FP フィルターに指定されているフィルターでなければなりません 非偏光フィルターは Predictor herg アッセイの読み取りには適しません Tecan Safire2 または Infinite M1000 などの一部のモノクロメーター ( 非フィルターベース ) リーダーをオプションとして組み込むことや FP アッセイを実施するためにアップグレードすることができます お客様のプレートリーダーの Predictor herg アッセイ読み取り性能についてのご質問は インビトロジェンのテクニカルサポートへ御連絡ください 図 3. Predictor herg トレーサーレッドの励起および発光スペクトル 6.2 一般的プレートリーダーに推奨される設定方法 Predictor herg 蛍光偏光アッセイは 一般に用いられている Tecan(Safire2 Infinite F500 Infinite M1000) PerkinElmer(EnVision ) BMG LABTECH (PHERAstar) BioTek Instruments(Synergy 2 Synergy 4) Molecular Devices(Analyst ) などの広範なプレートリーダーで実施されています 各装置に特有の設定ガイドについては 当社の装置ウェブポータル をご覧ください これらのプレートリーダーに推奨される装置設定法は 以下の表をご覧ください フィルターを用いる装置に必要なダイクロイックミラーは 装置の製造業者が推奨および供給するストックミラーです カスタマープロトコールに示すデータはすべて Tecan Safire2 を用いて作成しました 9

10 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 10/17 ページ 装置 種類 1ウェルあたりフラッシュ数またはリード数 励起中心 / 帯域幅 (nm) 蛍光中心 / 帯域幅 (nm) Safire 2 モノクロメーター /20 585/20 Infinite F500 フィルターベース /25 590/20 Infinite M1000 モノクロメーター /5 585/20 EnVision フィルターベース /25 595/60 PHERAstar フィルターベース /20 590/20 Synergy 2/ Synergy 4 フィルターベース /25 590/35 Analyst フィルターベース /25 580/10 表 6. Tecan (Safire2 Infinite F500 Infinite M1000) PerkinElmer (EnVision ) BMG LABTECH (PHERAstar) BioTek Instruments (Synergy 2 Synergy 4) Molecular Devices (Analyst ) より販売されているプレートリーダーの推奨設定値 6.3 ゲイン設定および Z ポジション 装置の適切なゲイン設定および Z ポジション ( アッセイ用プレートと装置光学系の間の最適な距離 大部分の装置で調整可能 ) は トレーサーが添加されていればどのウェルを用いても決定できます これを行う場合 装置製造業者の推奨に従って ネガティブコントロール用ウェル (A2~H2) を用いることを推奨します 6.4 G ファクターの較正 偏光値は 装置の G ファクターを設定することにより標準化します これを行うには 膜の非存在下でトレーサーが入っている遊離トレーサーコントロールのウェル (L1~P1 ウェル ) に 50 mp の値を割り当てます 緩衝液ブランク (A1~F1 ウェル ) は G ファクター較正用のブランクまたは標準と定義されます 装置の G ファクターは ある装置に対し特定のトレーサーとフィルターの組み合わせで決定されると 多くの場合 その後の測定にも適用されます その装置を点検または移動した場合 G ファクターをもう一度決定してください 一般に G ファクターは mp 値を Y 軸に沿って上下させますが IC 50 値の算定には大きな影響を及ぼしません mp 値がマイナスとなったら G ファクターを設定する必要があることを示しています 注 :G ファクターを設定したら 緩衝液ブランクのウェル (A1~F1 ウェル ) は使用しません これ以降 プレートを用いた読み取りでは アッセイブランク (G1~K1 ウェル ) を ブランク として用い 緩衝液ブランクおよび遊離トレーサーウェルを サンプル として定義し直してください トレーサーの入っていないウェルから得られた mp 値は無視してください 6.5 アッセイ用プレートの読み取り ゲイン Z ポジション G ファクターを設定した後 アッセイ用プレートを再読み取りして 目的の mp 値を得ます 偏光値を算出する前に アッセイブランク (G1~K1 ウェル ) を用いてバックグラウンドの蛍光強度を差し引く必要があります 大部分の装置では 付属ソフトウェアにより適切なアッセイ用ウェルをアッセイブランクと指定して算出します 注 : 緩衝液ブランク ( アッセイ用緩衝液のみを入れたウェル ) をアッセイブランクの代わりにすることはできません 注 : 本アッセイのウェルの溶液は膜を添加すると粘性が高くなるため トレーサーが置き換えられたポジティブコントロールウェルの mp 値は 緩衝液に遊離トレーサーを添加したウェルの mp 値よりも大きくなります 段階的な装置設定ガイドについては をご覧になるか 当社テクニカルサポートにお問い合わせください 本製品の性能規格は 縦列 2 の読み取り値から得られたデータに基づき トレーサーを添加および混合後 5 時間後に平均シフトが 120 mp となり Z が 0.5 超となることが求められます

11 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 11/17 ページ 7. 補足資料 7.1 試薬の添加順序およびインキュベーション時間 5 項に概括された手順に沿って試薬を別に添加することにより得られたサンプル平衡化データは 以下を参照してください herg チャネルへのトレーサーの結合は通常 平衡に達するまでに室温 (20~25 ) で約 4 時間を要しますが より早い時点でもロバストなアッセイウィンドウと Z ファクターが得られます インキュベーション時間は 2 時間以上を推奨します 下の表に一覧する Z ファクターおよびアッセイウィンドウ (ΔmP) は ネガティブコントロールとポジティブコントロールの 16 ウェルから得られた偏光値を用いて決定しました Z ファクターは Zhang et al. (1999) の手法を用いて算出し 本アッセイのロバスト性の指標となっています 値は一般に 0.5 を上回ると優れているとみなされ ばらつきがない理論上理想的なアッセイでは 1 となります インキュベーション時間が長い場合にみられる IC 50 値の小幅な変化は トレーサー 特異的結合部位 膜における複雑な平衡関係を示していると考えられますが 当社ではそれ以上の検討を行っておりません ワークフローに最適なインキュベーション時間を決定することを推奨します 特定の時点に一貫してデータを収集すれば 実験間で化合物を比較することができます 7.2 溶媒耐容性 インキュベーション E-4031 IC 50 (nm) アッセイウィンドウ Z ファクター 時間 ( 時間 ) (Δ mp) 表 7. 異なるインキュベーション時間でのアッセイ性能 Predictor herg Fluorescence Polarization Assay は 試験化合物の溶解によく用いられる有機溶媒と互換性があります 本アッセイは最終濃度が 5%(v/v) 以下の DMSO メタノール エタノールに耐容性があります ( 図 2 参照 ) 5% 以上では アッセイウィンドウと Z ファクターに影響を及ぼすことがあります 有機溶媒の存在下で IC 50 ΔmP Z ファクターなどのパラメータは認識可能な変化を生じないと考えられますが 正確な偏光値 ( アッセイの上限と下限 ) には影響を及ぼす可能性があります ここで検討した溶媒の場合 反応量の 10% では偏光値の低下が認められました 11

12 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 12/17 ページ メタノール エタノール 図 4. 一般に用いられる有機溶媒がアッセイ性能に及ぼす影響 7.3 濃度反応曲線 データポイント数およびデータ解析 曲線を完全に定義するには 半 log 間隔の計 16 点で構成され うち 3 点を曲線の最大値と最小値とした濃度 - 反応曲線を推奨します 図 5 の E-4031 完全データ 限定なしをご覧ください また 曲線の最大値と最小値は E-4031 から得られた値に限定することを推奨します 例えば 弱い herg 阻害物質として機能するアミトリプチリンの場合 16 点の滴定では曲線の最小値が完全に定義されないことに注目してください 図 5 に示すとおり 曲線の最大値と最小値を E-4031 の値に限定することにより 曲線が定義され 正確な IC 50 値の測定が可能になります 濃度の log 範囲が狭くデータポイントが少ない場合 曲線の最大値と最小値を E-4031 の値に限定しても グラフは不完全となります ( 部分的データ 図 5) 部分的データでも IC 50 値が影響を受けない場合もあれば 顕著に変化する場合もあります ( 図 5 の E-4031 とアミトリプチリンの比較を参照 ) 少数のデータポイントでも 6 log の範囲で分散させ 曲線の最大値と最小値を E-4031 の値に限定することにより 良好な IC 50 値を決定することができます ( 図 5 の分散的データ ) 曲線フィッティングソフトウェアで曲線の最大値と最小値をポジティブコントロールである E-4031 の mp 値と等しくなるように限定します

13 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 13/17 ページ 限定なし 最大値と最小値を限定 分散的データ 部分的データ 完全データ 図 5. データポイント数を変えて 異なる桁数 (log 数 ) の試験化合物濃度で得られた濃度 - 反応曲線のグラフ 滴定範囲を 6 桁とし 半 log 間隔で 16 点を設けるのが理想的で 曲線の最大値と最小値は E-4031 から得られた高 mp 値と低 mp 値に限定することを推奨します は E-4031 を示し はアミトリプチリンを示します 13

14 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 14/17 ページ E-4031 IC 50 (nm) 滴定 限定なし 最大値と最小値を限定 完全 部分的 分散的 アミトリプチリンの IC 50 (nm) 滴定 限定なし 最大値と最小値を限定 完全 部分的 分散的 表 8: 図 5 に示す実験から得られた各限定条件における IC 50 値の要約 データの補正 FP 実験では 高濃度の試験化合物由来の析出物により光散乱が発生することがあります 光散乱は高度に偏光しています 用量反応曲線において トレーサーに置き換わる化合物の mp 値は 始めは通常どおりに低下しますが 化合物濃度が高濃度になると再び上昇します ( 図 6 参照 ) アステミゾール ( 図 7 参照 ) など特定の化合物では 高濃度 (>1 μm) になると 観察されるトレーサーの偏光値が非 herg 特異的に低下するため E-4031 の最高濃度における値よりも低くなります その mp 値は遊離トレーサーコントロールの値に近づきます herg チャネルタンパク質を持たない膜でも mp 値が同様に低下するため こうした mp 値の低下は非 herg 特異的作用です 析出物が光散乱と偏光値の非 herg 特異的上昇を引き起こす場合も 化合物が偏光値の非 herg 特異的低下を引き起こす場合も 以下の 2 種類の方法のいずれかにより補正することが可能です 補正方法 A 1 番目の偏光値補正方法は 用量 - 反応曲線の最大値と最小値をポジティブコントロールウェルの偏光値に当てはめて 固定する 方法です 当社では 曲線の最大値と最小値の両方を E-4031 から得られた mp 値に固定することを推奨していますので 非 herg 作用を示す化合物の影響は既に補正されていることになります 図 6: 500 nm 付近から始まる非 herg 特異的作用を示すアステミゾールの濃度反応曲線 未補正曲線と方法 A による補正済み曲線をプロットしています

15 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 15/17 ページ 補正方法 B 2 番目の補正方法は 1 つの試験化合物に対して 2 つの用量 - 反応曲線を設定する方法です 1 つは飽和させた対照阻害物質 ( 例 30 μm E-4031) の存在下で もう 1 つは対照阻害物質の非存在下で曲線を得ます これを行うには 試験化合物に添加する前に取った 2 倍濃縮膜の一部に 60 μm E-4031 を添加します この E-4031 濃度では阻害物質が飽和量となりますが トレーサーの偏光には追加的な非 herg 特異的作用を及ぼしません これにより 試験化合物による偏光の非特異的低下をすべて観察することができます この補正は 放射性リガンド結合アッセイで行われるような非特異的結合を差し引く方法に類似しています 本法に関する詳細は Piper, DR, et al. の報告を参照するか 当社のテクニカルサポート部にご連絡ください 図 7: 非 herg 特異的作用を示すアステミゾールの濃度反応曲線 500 nm 付近から非特異的作用が認められます 未補正曲線と方法 B による補正済み曲線をプロットしています 図 8: 高濃度での析出による非 herg 特異的作用を示すピモジドの濃度反応曲線 500 nm 近辺から非特異的作用が認められます 未補正曲線と方法 B による補正済み曲線をプロットしています 15

16 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 16/17 ページ 8. References Piper, D.R., Duff, S.R., Eliason, H.C., Frazee, W.J., Frey, E.A., Fuerstenau-Sharp, M., Jachec, C., Marks, B.D., Pollok, B.A., Shekhani, M.S., Thompson, D.V., Whitney, P., Vogel, K.W., and Hess, S.D. (2008) Development of the Predictor herg fluorescence polarization assay using a membrane protein enrichment approach. Assay Drug Dev Technol. 6(2): Zhang, J.H., Chung, T.D., and Oldenburg, K.R. (1999) A simple statistical parameter for use in evaluation and validation of high-throughput screening assays. J. Biomol. Screen. 4:

17 Invitrogen Predictor herg Fluorescence Polarization Assay 17/17 ページ 9. Limited Use Label Licenses Limited Use Label License No: 5 Invitrogen Technology The purchase of this product conveys to the buyer the non-transferable right to use the purchased amount of the product and components of the product in research conducted by the buyer (whether the buyer is an academic or for-profit entity). The buyer cannot sell or otherwise transfer (a) this product (b) its components or (c) materials made using this product or its components to a third party or otherwise use this product or its components or materials made using this product or its components for Commercial Purposes. The buyer may transfer information or materials made through the use of this product to a scientific collaborator, provided that such transfer is not for any Commercial Purpose, and that such collaborator agrees in writing (a) not to transfer such materials to any third party, and (b) to use such transferred materials and/or information solely for research and not for Commercial Purposes. Commercial Purposes means any activity by a party for consideration and may include, but is not limited to: (1) use of the product or its components in manufacturing; (2) use of the product or its components to provide a service, information, or data; (3) use of the product or its components for therapeutic, diagnostic or prophylactic purposes; or (4) resale of the product or its components, whether or not such product or its components are resold for use in research. For products that are subject to multiple limited use label licenses, the most restrictive terms apply. Invitrogen Corporation will not assert a claim against the buyer of infringement of patents owned or controlled by Invitrogen Corporation which cover this product based upon the manufacture, use or sale of a therapeutic, clinical diagnostic, vaccine or prophylactic product developed in research by the buyer in which this product or its components was employed, provided that neither this product nor any of its components was used in the manufacture of such product. If the purchaser is not willing to accept the limitations of this limited use statement, Invitrogen is willing to accept return of the product with a full refund. For information on purchasing a license to this product for purposes other than research, contact Licensing Department, Life Technologies, 5791 Van Allen Way, Carlsbad, California Phone (760) Fax (760) outlicensing@invitrogen.com. 2009, Life Technologies Corporation. All rights reserved. Reproduction forbidden without permission. 17

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