ピッチ図 2 ソケットコネクタ 中心導体用プローブ グランド用プローブ ソケットにおけるプローブの配置 約 2mm,Probe A 及びBのピッチが.25,.3mmなので, プレート及びタブ端子を介して, ソケット内に配置されたプローブと接続できるようにした プレートとタブ端子で構成される同軸構造の

Size: px
Start display at page:

Download "ピッチ図 2 ソケットコネクタ 中心導体用プローブ グランド用プローブ ソケットにおけるプローブの配置 約 2mm,Probe A 及びBのピッチが.25,.3mmなので, プレート及びタブ端子を介して, ソケット内に配置されたプローブと接続できるようにした プレートとタブ端子で構成される同軸構造の"

Transcription

1 論文 長野県工技センター研報 No.6, p.p32p36 ( 極微小径スプリングテストプローブの 高周波特性評価技術の開発 * 工藤賢一 ** 蜜澤雅之 ** 小池博幸 *** Development of High Frequency Characterization Technology for pring Test Probe Kenichi KUDO, Masayuki MITUZAWA and Hiroyuki KOIKE φ.2 及び.25mmの極微小径スプリングテストプローブについて, 中心導体として1 個, その周囲にグランドとして4 個のプローブを配置したソケットと, 同軸コネクタ測定冶具を用いて,2GHzまでのパラメータをベクトルネットワークアナライザで測定した その際, あらかじめ三次元電磁界シミュレータにより冶具の特性を求めて, この冶具の特性を測定値全体から取り除く ( ディエンベディング ) 方法を検討した ディエンベディングした値は, ほぼ予想された特性を示し, また計算値とのもdB 以下程度で一致し, 本方法の有効性が確認できた キーワード : スプリングテストプローブ, パラメータ, ディエンベディング, ベクトルネットワー クアナライザ, 三次元電磁界シミュレータ 1 緒言 近年, 電子情報通信機器の高速化, 大容量化のニーズ に伴い, 半導体デバイスの高周波化, 高集積化, 微細化 は著しい進展を見せている こうした中, 実装技術にお いて, ウエハレベル CP(Chip ize Package) などバンプ を有するパッケージが主流となり, バンプのピッチや大 きさが極めて小さくなっている そのため, デバイス試 験においても, バンプとの電気的接続を行うスプリング テストプローブ ( 以下, プローブと呼ぶ ) は, 小型化 狭ピッチ化が要求されると同時に, その高周波特性も極 めて重要になっている このようなプローブの高周波特性の評価方法としては, 既に多くの種類が示されているが, いずれも, プローブ を平板の樹脂にマトリックス状に配置した, いわゆる ソ ケット としての高周波特性 ( パラメータ ) を評価し ている 1), 2) これらの方法は, ソケットとプリント基板や 同軸コネクタ等を用いた測定冶具を接続し, ベクトルネ ットワークアナライザ (VNA) により パラメータを得 ている しかしながら, 得られた値には測定冶具の特性 が誤として含まれているが, その影響や補正方法につ いては十分に議論されていない 本報では, 直径が異なる 2 種類の極微小径プローブ (φ.2 及び.25mm, 以下 Probe A 及び Probe B と呼ぶ ) につ * 受託研究 ** 電子部 *** ( 株 ) みくに工業 プランジャバレルプランジャ φa φb ( スプリングコイル ) L 図 1 プローブとその構成部品 表 1 Probe A 及びBの寸法 ( 単位 :mm) プローブ φa φb L ピッチ Probe A Probe B いて, ソケットと同軸コネクタで接続する測定冶具を用 いて,VNAにより高周波特性を評価した あらかじめ三 次元電磁界シミュレータにより測定冶具の特性を求めて, この冶具の特性を測定値全体からディエンベディングす る方法を検討した 本方法によりソケットのみのパラ メータを求め, 三次元電磁界シミュレータによる計算値 と比較しながら, 本方法の有効性について調べた 2 測定冶具の概要とディエンベディング法 2.1 プローブ及びソケット, 測定冶具 図 1に示すように, プローブは,2つのプランジャ及 びスプリングコイル, バレルにより構成される 評価し P 32

2 ピッチ図 2 ソケットコネクタ 中心導体用プローブ グランド用プローブ ソケットにおけるプローブの配置 約 2mm,Probe A 及びBのピッチが.25,.3mmなので, プレート及びタブ端子を介して, ソケット内に配置されたプローブと接続できるようにした プレートとタブ端子で構成される同軸構造の特性インピーダンスは, 約 5 Ωとした 2.2 ディエンベディング法ソケットと2つの測定治具を組み合わせた場合の信号フロー グラフを, 図 4に示す 校正面はVNA 側の同軸コネクタなので, 測定される全体のパラメータ ( meas ) は, ソケットのパラメータ ( DUT ) と, その両側に測定治具のパラメータ ( fixa, fixb ) を接続したものとなる ここで, 行列を直接かけ合わせる場合には, 式 (1) により パラメータをTパラメータに変換した方が, 演算を簡単にできる 3) プレート 図 3 ソケットと測定冶具の概観 æ T è T T T 12 ö ø = æ è 12 1 ö ø (1) た2 種類プローブの各部の寸法は, 表 1のとおりである プランジャはベリリウム銅, スプリングはピアノ線, バレルはリン青銅で, これらはすべて下地がニッケルの金メッキ処理が施されている 接触子となるプランジャの先端が測定対象の電極に押し当てられたときに, スプリングコイルの弾性によってプランジャを適切な接触圧力で電極に接触させることができる なお,Probe A 及びB がソケット内で収縮した場合の全長は, それぞれ5.1mm, 5.5mmとした ソケットは, 住友化学製の樹脂 ( スミカスーパー 1, 比誘電率 3.44, 誘電正接.151) を用いた 図 2に示すとおり,Probe A 及びBをそれぞれ.25mm,.3mmピッチで, 中心導体として1 個, その周囲にグランドとして 4 個を配置して, 擬似的な同軸構造の伝送線路とした 図 3に, ソケットと2つの測定冶具を接続した場合の概観を示す 測定冶具は,MA 同軸コネクタ ( ワカ製作所製 ) 及びプレート ( 厚さ :.5mm), タブ端子により構成される 同軸コネクタの中心導体とグランド間隔が 全体の測定値及びソケット,2つの測定治具のTパラメータを,T meas 及びT DUT,T fixa,t fixb とすると, 式 (2) の とおり表せる [ T ] = [ T ] [ T ] [ T ] meas fixa DUT 式 (2) の左側から [T fixa ] 1, 右側から [T fixb ] 1 をかけると, のとおり, ソケットのみのTパラメータ, すなわちパラメータが得られる なお, これら複素数要素の行列式の演算には, 高周波回路シミュレータAgilent AD 29 Update 1を用いた 3 実験方法 VNAはAgilent 851Cを用いて,3.5mm 同軸コネクタ面でOL(OpenhortLoad) 校正した ソケットと2つの測定冶具を組み合わせた状態で,.5~2.5GHzにおけるパラメータを測定した 次に, ソケットを取り除き, 2つの測定冶具のみを重ね合わせて, 同様にパラメー fixb 1 1 [ T ] [ T ] [ T ] = [ T ] fixa meas fixb DUT (2) (3) 校正面 校正面 ポート 1 測定冶具 A ソケット 測定冶具 B ポート 2 fixa DUT fixb fixa fixa DUT DUT fixb fixb fixa12 DUT fixb12 図 4 ソケットと 2 つの測定治具を組み合わせた場合の信号フロー グラフ P 33

3 . db(p25_eg1_nosoket..(1,1)) db((1,1)) db(p25_eg1_nosoket..(2,1)) db((2,1)) (1) パラメータ パラメータ (2) 図 5 測定冶具のみを重ね合わせ場合の測定値と計算値の比較 (Probe A). db(p3_ef1_nosoket..(1,1)) db((1,1)) db(p3_ef1_nosoket..(2,1)) db((2,1)) (1) パラメータ パラメータ (2) 図 6 測定冶具のみを重ね合わせ場合の測定値と計算値の比較 (Probe B) タを測定した 三次元電磁界シミュレータは,ANY HF 12.を用いた 測定冶具を重ね合わせた場合のパラメータを, 実測値と一致するように各部の寸法や物性値を調整してモデル化を行った 次に, この重ね合わせた場合のモデルを基にして, 同様に片側だけの測定冶具のパラメータを, 電磁界シミュレータを用いて算出した また, ソケットのみの場合も算出して,VNA による測定値やディエンベディング法により演算した値と比較した なお, プローブ及びソケットの高周波特性に方向性はないと考えられるので,パラメータは 及び のみに注目し議論する 4 結果及び考察 4.1 測定冶具のモデル化図 5に,Probe Aの測定冶具のみを重ね合わせ場合について,VNAによるパラメータ測定値と, 三次元電磁界シミュレータによる計算値を比較した結果を示す 測定値の は最大で6dBで, は最小で1.5dBであった ま た, 測定値と計算値とのは,17GHzまではdB 以下であり, ほぼ同様の特性を示した 図 6に,Probe Bの測定冶具の結果を示す 測定値は,Probe Aと同様の特性を示した しかし, 測定値と計算値とのは, 特に では 7GHz 以上になると,dBを超えてしまった Probe A 及びB 共に, 周波数が高くなるにつれて, 測定値と計算値とのが大きくなる傾向となった コネクタとプレート間等の接合部の僅かな隙間によるインダクタンスの発生や, これら部品の表面粗さのよる実効的な導電率の変化, 等々が要因と考えられる 4.2 ソケットと測定冶具を組み合わせた場合の パラメータ図 7(1) に,Probe Aのソケットと2つの測定冶具を組み合わせた場合について,パラメータの測定値を示す は6~8GHzで最大となり,17GHz 近傍に大きなディップが見られた Time Domain 解析の結果から, ソケット部の特性インピーダンスが約 3Ωであることが分かった よって, このディップは, ソケット部のインピーダンス不整合による共振と考えられる ただし, には, P 34

4 db((1,1)) 1.5 db((2,1)) db((1,1)) 1.5 db((2,1)) db(p25_d3_soket3_sim_3ghz..(1,1)) db(sp1(1,1)) db(d3_soket3..(1,1)sp1(1,1)) db(p25_d3_soket3_sim_3ghz..(2,1)) db(sp1(2,1)) (1) パラメータ パラメータ (2) 図 8 ソケットのみの測定値と計算値の比較 (Probe A) (1)Probe A Probe B (2) 図 7 ソケットと測定冶具を組み合わせた場合の測定値 db(d3_soket3..(2,1)sp1(2,1)) 測定冶具の線路長による位相回転や反射も含まれている ので, 共振周波数はソケットの線路長のみには依存しな い には, 主にソケットのインピーダンス不整合の影 響と考えられるリップルが見られた 図 7(2) に,Probe B のソケットと測定冶具を組み合 わせた場合について, パラメータの測定結果を示す Probe A とほぼ同様な特性を示したが,Probe B の方が の最大値が大きく, も大きなリップルが生じた Time Domain 解析の結果から, ソケット部の特性インピーダン スが Probe A の約 3Ω に対して,Probe B が約 26Ω となり, インピーダンスがより低いためである また,14~16GHz の間に小さなディップが見られた シミュレータによる 解析の結果, この周波数において, ソケット部の中心導 体とグランドとの電界の結合に特異な偏りが見られ, 高 次モードの発生と思われる 4.3 ディエンベディング法によるソケットの パラ メータ 図 8 及び 9 に,Probe A 及び B のソケットについて, デ ィエンベディング法による パラメータ測定値と, シミ ュレータによる計算値を比較した結果を示す ただし, 計算値については,~3GHzまでのデータを示す Probe Aのソケットは, 図 7(1) に示した測定冶具と組み合わせた場合とは異なり, は16GHz 近傍に大きなディップは見られなかった これは, ディエンベディングによって測定冶具の線路長の位相回転がなくなったため, ソケット部のインピーダンス不整合による共振が, 高周波側へ移動したためである また, シミュレータによる計算値の共振周波数は25GHz 近傍であるが, 半波長の共振としてソケットの長さ (5.1mm) とその比誘電率 (3.44) から計算された16GHzよりも, 高い周波数となった ソケットとプローブとの間に約.15mm 程度の隙間があり, 実効的な比誘電率が低下したためである また, 共振が高周波数側へ移動したため, もリップルの間隔が広くなった 測定値と計算値とのは,2GHzまでほぼdB 以下であった 一方,Probe Bのソケットも,Probe Aと同様に, ソケット部のインピーダンス不整合による共振が, 高周波側へ移動した Probe Aとほぼ同様な特性を示したが,Probe P 35

5 db(p3_d4_soket3_sim_3ghz..(1,1)) db(sp1(1,1)) db(p3_d4_soket3_sim_3ghz..(2,1)) db(sp1(2,1)) (1) パラメータ パラメータ (2) 図 9 ソケットのみの測定値と計算値の比較 (Probe B) db(d4_soket3..(2,1)sp1(2,1)) Bの方が の最大値が大きく, も大きなリップルが生じた これは, 前述のとおり,Probe Bの方がソケット部の特性インピーダンスがより低いためである また, Probe Bの測定値と計算値とのは,14GHzまでは,Probe Aと同様に,dB 以下で一致した しかし,14GHzを超えるとdBまでが大きくなった これは, 測定冶具とソケットとの隙間のよるインダクタンスの発生や, ソケット樹脂の比誘電率 誘電正接の周波数依存性の要因に加えて,4.1で述べたとおり,Probe Bの方が測定冶具のモデル化の誤が大きいため, より大きなになったと考えられる 5 結論 φ.2 及び.25mmの2 種類の極微小径プローブについて, ソケットと同軸コネクタで接続する測定冶具を用いて,2GHzまでの高周波特性を評価した あらかじめ三次元電磁界シミュレータにより測定治具の特性を求め, この冶具の特性を測定値全体からディエンベディングする方法を検討した 本方法によりソケットのみのパラメータを求め, 三次元電磁界シミュレータによる計算値と比較しながら, 本方法の有効性について調べた結果を以下に示す (1) 測定冶具の高周波特性について,VNA による測定値とシミュレータによる計算値はdB 以下で一致し, 測定冶具をモデル化することができた (2) ディエンベディングした値は,2 種類のプローブ共 に, ソケット部の伝送線路における低い特性インピーダンスによって生じる反射やリップルが見られた 特性向上を図るには,1プローブのピッチを拡げる,2 樹脂の比誘電率を下げる, 等々を考慮して, 特性インピーダンスを5Ωにすべきである (3) ディエンベディングした値とシミュレータによる計算値は, ほぼ予想された特性を示し, そのはdB 以下で一致し, 本方法の有効性が確認できた ただし, 本方法で得られた値は, 測定冶具のモデル化の正確さに依存する 誤要因となる測定冶具の特性をし引くことができるディエンベディング法は, 標準器の作製が困難な場合や, 標準器が無い場合などに, 高精度に測定できる有効な方法と考えられる 参考文献 1) Tim wettlen, Orlando Bell, Gary Otonari, Eric Bogatin, A Method for Contactor Characterization to 25 GHz, BurnIn & Test ocket Workshop, 24 2) J Lee, Test report for Leeno pin DB913CARTK, LEENO Industrial Inc., 26. 3) ベクトル ネットワーク アナライザを使用した パラメータ ネットワークのディエンベディングおよびエンベディング,Agilent Application Note 13641, 24. P 36

Microsoft Word - SPARQアプリケーションノートGating_3.docx

Microsoft Word - SPARQアプリケーションノートGating_3.docx SPARQ を使用したフィクスチャの S パラメータ抽出 TECHNICAL BRIEF 伊藤渉 Feb 3, 2014 概要 SMA や K コネクタ等ではない非同軸タイプのコネクタを使用する DUT をオシロスコープで測定するにはコネクタの変換の為にフィクスチャを使用します このフィクスチャの伝送特性を差し引き DUT のみの特性を求めたい場合 フィクスチャの伝送特性を抽出することは通常では困難です

More information

電磁波解析入門セミナー 説明資料 All Rights Reserved, Copyright c Murata Software Co., Ltd. 1

電磁波解析入門セミナー 説明資料 All Rights Reserved, Copyright c Murata Software Co., Ltd. 1 電磁波解析入門セミナー 説明資料 1 もくじ 1. 電磁波解析の概要 2. 電磁波解析の機能 設定の紹介 2 もくじ 1. 電磁波解析の概要 Femtet の3つの電磁界ソルバ... 4 電磁波解析の3つの種類... 5 調和解析... 6 導波路解析... 7 共振解析... 8 2. 電磁波解析の機能 設定の紹介 3 Femtet の 3 つの電磁界ソルバ Femtet には 3 つの電磁界ソルバがあります

More information

Presentation Title Arial 28pt Bold Agilent Blue

Presentation Title Arial 28pt Bold Agilent Blue Agilent EEsof 3D EM Application series 磁気共鳴による無線電力伝送システムの解析 アジレント テクノロジー第 3 営業統括部 EDA アプリケーション エンジニアリングアプリケーション エンジニア 佐々木広明 Page 1 アプリケーション概要 実情と現状の問題点 非接触による電力の供給システムは 以前から研究 実用化されていますが そのほとんどが電磁誘導の原理を利用したシステムで

More information

ディエンベディングとは冶具やケーブルによる観測信号の劣化を S パラメータデータを利用して計算により補正する TX 冶具ケーブル 被測定物の出力 De-Embedding 冶具 ケーブル等の影響を受けた波形 冶具 ケーブル等の S パラメータデータ TX 被測定物の出力 冶具 ケーブル等の影響のない

ディエンベディングとは冶具やケーブルによる観測信号の劣化を S パラメータデータを利用して計算により補正する TX 冶具ケーブル 被測定物の出力 De-Embedding 冶具 ケーブル等の影響を受けた波形 冶具 ケーブル等の S パラメータデータ TX 被測定物の出力 冶具 ケーブル等の影響のない Keysight Technologies を使用した De-Embedding 2016.4.27 キーサイト テクノロジー計測お客様窓口 ディエンベディングとは冶具やケーブルによる観測信号の劣化を S パラメータデータを利用して計算により補正する TX 冶具ケーブル 被測定物の出力 De-Embedding 冶具 ケーブル等の影響を受けた波形 冶具 ケーブル等の S パラメータデータ TX 被測定物の出力

More information

高速デジタル信号に対応するプリント基板の開発

高速デジタル信号に対応するプリント基板の開発 埼玉県産業技術総合センター研究報告第 5 巻 (007) 高速デジタル信号に対応するプリント基板の開発 井沢昌行 * 本多春樹 * 萩原玄 ** Development of printe wiring boar for high spee igital signal. IZAWA Masayuki*, HONDA Haruki*, HAGIWARA Gen**, 抄録 高次の高周波を含む高速なデジタル信号の品質を損なうことなく伝送するプリント配線

More information

~.15) Nylon12 樹脂 ( 比誘電率 2.1 等組成により異なる 誘電正接.3 等 ) ポリプロピレン樹脂 ( 比誘電率 2.2~2.6 誘電正接.5~.18) ポリカーボネート樹脂 ( 比誘電率 3.1 誘電正接.1) などがある これらのうち 高周波特性に影響する誘電正接が比較的低い材

~.15) Nylon12 樹脂 ( 比誘電率 2.1 等組成により異なる 誘電正接.3 等 ) ポリプロピレン樹脂 ( 比誘電率 2.2~2.6 誘電正接.5~.18) ポリカーボネート樹脂 ( 比誘電率 3.1 誘電正接.1) などがある これらのうち 高周波特性に影響する誘電正接が比較的低い材 アナログ ディジタル融合制御 MIMO に適したアナログビームフォーミング給電回路の研究 研究代表者関智弘日本大学生産工学部教授 1 まえがき 移動通信の高速化に向けた検討として MassiveMIMO 技術の適用が進められている MassiveMIMO 技術を適用する場合 MIMO に関わるすべての処理をディジタル制御により行うとすると 莫大な重み付け演算処理が必要となる そこで レーダー等に用いられるマルチビーム給電回路を用い

More information

図 2.Cat2 ケーブルの減衰特性 通常伝送線路の減衰特性は 1-1) 式のように 3つのパラメータで近似されます DC 抵抗表皮効果誘電損失 A + f*b + f*c 1-1) ところが仕様書の特性を見ると0~825MHz までは-5dB でフラット 5.1GHz までは直線的な減衰になってい

図 2.Cat2 ケーブルの減衰特性 通常伝送線路の減衰特性は 1-1) 式のように 3つのパラメータで近似されます DC 抵抗表皮効果誘電損失 A + f*b + f*c 1-1) ところが仕様書の特性を見ると0~825MHz までは-5dB でフラット 5.1GHz までは直線的な減衰になってい LTSPICE による HDMI コンプライアンステストシミュレーション シグナル工房 : www.signalkhobho.com 野田敦人 LTSPICE はリニアテクノロジー社のノード制限のないフリーの SPICE 解析ツールです これまで LTSPICE でサポートされている伝送線路モデルは無損失の TLINE か一定損失の LTLINE であるため 広帯域の周波数特性が必要なタイムドメインのアイパターンシミュレーションには使われてきませんでした

More information

TITAN マルチコンタクト プローブ TITAN マルチコンタクト プローブは MPI の独自の TITAN RF プロービング技術をさらに発展させた RF/ マイクロ波デバイス特性評価用プローブです 最大 15 コンタクトまでのプロービングが可能で 各コンタクトは RF ロジック バイパス電源の

TITAN マルチコンタクト プローブ TITAN マルチコンタクト プローブは MPI の独自の TITAN RF プロービング技術をさらに発展させた RF/ マイクロ波デバイス特性評価用プローブです 最大 15 コンタクトまでのプロービングが可能で 各コンタクトは RF ロジック バイパス電源の TITAN マルチコンタクト プローブ TITAN マルチコンタクト プローブは MPI の独自の TITAN RF プロービング技術をさらに発展させた RF/ マイクロ波デバイス特性評価用プローブです 最大 5 コンタクトまでのプロービングが可能で 各コンタクトは RF ロジック バイパス電源の中から選択可能です TITAN プローブのもつ優れたインピーダンス整合 電気特性 チップの視認性 長寿命をすべて兼ね備えています

More information

測定器の持つ誤差 と 使い方による誤差

測定器の持つ誤差 と 使い方による誤差 計測展 2007 チュートリアル Part2 Page 1 はじめに 測定器は高機能で便利になっている測定器は複雑化して 原理が見えにくくなっている 測定器が Black Box 化している 最も単純な例を中心に基本的な内容を解説する抵抗 1~2 本の回路をマルチ メータで測定する Page 2 講演の概要 1) 測定器の持つ誤差と使い方による誤差 抵抗とマルチメータを中心として 2) 設計と測定の融合

More information

マイクロストリップラインの作製に関する一検討

マイクロストリップラインの作製に関する一検討 第 部周波数制御 選択に係る GHz 帯デバイスの評価方法標準化に関する調査研究 ( 目次 ) 目次. 周波数制御 選択に係る GHz 帯デバイスの評価法. 概要 3. GHz 帯水晶振動子の周波数特性測定.. まえがき 4.. 分布定数回路とマイクロストリップライン 4..3 マイクロストリップラインの特性フィッティング 9..4 λ/4 マイクロストリップラインを用いた 水晶振動子の周波数特性測定..5

More information

スライド 1

スライド 1 プリント回路基板の EMC 設計 京都大学大学院工学研究科 松嶋徹 EMC( 電磁的両立性 ): 環境電磁工学 EMC とは? 許容できないような電磁妨害波を, 如何なるものに対しても与えず, かつ, その電磁環境において満足に機能するための, 機器 装置またはシステムの能力 高 Immunity イミュニティ ( 耐性 ) 低 EMI 電磁妨害 EMS 電磁感受性 低 電磁妨害波によって引き起こされる機器

More information

20 m Au 2. 現行のマイクロバンプ形成技術における課題 Au Au Au 2 WB 11 m m 1 m 2008 Au FC m 10 m 30 m OTK Au 表 1 マイクロバンプ形成におけるめっき法の比較 3. 無電解めっきによる Au

20 m Au 2. 現行のマイクロバンプ形成技術における課題 Au Au Au 2 WB 11 m m 1 m 2008 Au FC m 10 m 30 m OTK Au 表 1 マイクロバンプ形成におけるめっき法の比較 3. 無電解めっきによる Au Fabrication technology of Au micro-bump by electroless plating. 関東化学株式会社技術 開発本部中央研究所第四研究室德久智明 Tomoaki Tokuhisa Central Research Laboratory, Technology & Development Division, Kanto Chemical Co., Inc. 1.

More information

Microsoft PowerPoint - 講演資料

Microsoft PowerPoint - 講演資料 第 64 回応用物理学会春季学術講演会 27 年 3 月 6 日 ( 木 ) パシフィコ横浜 電磁界解析ソフトを用いた 高周波帯超伝導デバイスの設計 ~ 超伝導体をどのように取り扱うか ~ 山形大学大学院理工学研究科 准教授齊藤敦 山形大学工学部 旧米沢高等工業学校本館 ( 重要文化財 ) 山形 米沢 米沢牛 さくらんぼ ラ フランス 米沢 講演概要 高周波帯超伝導デバイスの 値評価 帯域通過フィルタ(

More information

Microsoft Word - 3  4端子治具バリエーション.doc

Microsoft Word - 3  4端子治具バリエーション.doc 4 端子測定各種治具 同軸型 4 端子コンタクトフ ローフ を使用した応用製品の紹介 PATENT ( テストフィクスチャーハ リエーション ) 同軸型 4 端子コンタクトプローブ (PATENT) は 最小 0.4 ピッチまで取り揃えております コンタクトプローブと配線技術 (PATENT) を駆使して 各種治具に応用展開できます 開発 ~ 品質 ~ 量産に至る各部門 工程で 仕様や目的に合せて設計製作致します

More information

2. 測定対象物 ( 単層ソレノイド コイル ) 線径 mm の PEW 線を 50mmφ の塩ビパイプに 0 回スペース巻きしてコイルを作製しま した Fig. Single layer coil under test 計算によると (

2. 測定対象物 ( 単層ソレノイド コイル ) 線径 mm の PEW 線を 50mmφ の塩ビパイプに 0 回スペース巻きしてコイルを作製しま した Fig. Single layer coil under test 計算によると ( アンテナアナライザ (AA-30) を用いたコイルの Q 測定 Koji Takei (JGPLD), Oct. 3, 204. はじめに RigExpert 社のアンテナアナライザ (AA-シリーズ) は 50Ω のリターンロスブリッジにより測定対象物の基準波に対する振幅と位相を検出し これから複素インピーダンスや VSWR を算出しています しかも設定した範囲を周波数スキャンしてくれるので短時間で有用な測定が完了する優れものです

More information

高速差動伝送コンタクト D38999 シリーズIII コネクタ対応

高速差動伝送コンタクト D38999 シリーズIII コネクタ対応 1 2 3 C サービスクラス アダプタタイプ アクセサリスレッド付き * バックシェル一体型 ** RZF RWF 無電解ニッケルめっき 詳細 RGZF RGWF 無電解ニッケルめっき グランドプレーン RZW RWW OD 色カドミウムめっき RGZW RGWW OD 色カドミウムめっき グランドプレーン RZB RWB NiAl ブロンズ RGZB RGWB NiAl ブロンズ グランドプレーン

More information

RLC 共振回路 概要 RLC 回路は, ラジオや通信工学, 発信器などに広く使われる. この回路の目的は, 特定の周波数のときに大きな電流を得ることである. 使い方には, 周波数を設定し外へ発する, 外部からの周波数に合わせて同調する, がある. このように, 周波数を扱うことから, 交流を考える

RLC 共振回路 概要 RLC 回路は, ラジオや通信工学, 発信器などに広く使われる. この回路の目的は, 特定の周波数のときに大きな電流を得ることである. 使い方には, 周波数を設定し外へ発する, 外部からの周波数に合わせて同調する, がある. このように, 周波数を扱うことから, 交流を考える 共振回路 概要 回路は ラジオや通信工学 などに広く使われる この回路の目的は 特定の周波数のときに大きな電流を得ることである 使い方には 周波数を設定し外へ発する 外部からの周波数に合わせて同調する がある このように 周波数を扱うことから 交流を考える 特に ( キャパシタ ) と ( インダクタ ) のそれぞれが 周波数によってインピーダンス *) が変わることが回路解釈の鍵になることに注目する

More information

s ss s ss = ε = = s ss s (3) と表される s の要素における s s = κ = κ, =,, (4) jωε jω s は複素比誘電率に相当する物理量であり ここで PML 媒質定数を次のように定義する すなわち κξ をPML 媒質の等価比誘電率 ξ をPML 媒質の

s ss s ss = ε = = s ss s (3) と表される s の要素における s s = κ = κ, =,, (4) jωε jω s は複素比誘電率に相当する物理量であり ここで PML 媒質定数を次のように定義する すなわち κξ をPML 媒質の等価比誘電率 ξ をPML 媒質の FDTD 解析法 (Matlab 版 2 次元 PML) プログラム解説 v2.11 1. 概要 FDTD 解析における吸収境界である完全整合層 (Perfectl Matched Laer, PML) の定式化とプログラミングを2 次元 TE 波について解説する PMLは異方性の損失をもつ仮想的な物質であり 侵入して来る電磁波を逃さず吸収する 通常の物質と接する界面でインピーダンスが整合しており

More information

Microsoft Word - NJJ-105の平均波処理について_改_OK.doc

Microsoft Word - NJJ-105の平均波処理について_改_OK.doc ハンディサーチ NJJ-105 の平均波処理について 2010 年 4 月 株式会社計測技術サービス 1. はじめに平均波処理の処理アルゴリズムの内容と有効性の度合いを現場測定例から示す まず ほぼ同じ鉄筋かぶりの密接鉄筋 壁厚測定時の平均波処理画像について また ダブル筋 千鳥筋の現場測定例へ平均波処理とその他画像処理を施し 処理画像の差について比較検証し 考察を加えた ( 平均波処理画像はその他の各処理画像同様

More information

<4D F736F F F696E74202D E D836A834E83588AEE A837E B325F534995D C576322E B B B82AA914F89F195DB91B68DCF82DD5D>

<4D F736F F F696E74202D E D836A834E83588AEE A837E B325F534995D C576322E B B B82AA914F89F195DB91B68DCF82DD5D> A-2 2013 年 7 月 2 日 テクトロニクス イノベーション フォーラム 2013 高速信号伝送の基礎と設計トレンド最前線 2-SI 編 芝浦工業大学電子工学科 須藤俊夫 1 内容 1.SI PI EMIの課題と背景 2. クロストークとスルーホールクとスルル 3. 導体損失と誘電損失 4. ガラスクロスの影響 5. 銅箔粗化の影響 6. まとめ 2 SI PI EMI の相互関連性 SI

More information

愛媛県工業系研究報告 No ネットワークアナライザ (VNA) から発信した電波を誘電体レンズアンテナから測定試料に送信し 試料からの反射波及び 透過波をレンズアンテナで受信した後 反射波 透過波の振幅及び位相量を測定し その値から複素比誘電率 複素比透磁率を求めた 測定系の周波数範

愛媛県工業系研究報告 No ネットワークアナライザ (VNA) から発信した電波を誘電体レンズアンテナから測定試料に送信し 試料からの反射波及び 透過波をレンズアンテナで受信した後 反射波 透過波の振幅及び位相量を測定し その値から複素比誘電率 複素比透磁率を求めた 測定系の周波数範 報文 愛媛県工業系研究報告 No.45 2007 76GHz 帯で吸収特性を有するフェライト系電波吸収体の開発 * 倉橋真司加藤秀教堀内健太郎 * 西内正樹 ** 末永慎一 ** 窪田賢 The development research of the ferrite type radio absorptive material which has an absorption characteristic

More information

人体ファントム材料の複素誘電率測定

人体ファントム材料の複素誘電率測定 財団法人 青森県工業会 若手研究助成報告会 マイクロ波帯における 液体の複素誘電率測定に関する研究 八戸工業大学工学部電子知能システム学科 柴田幸司.5.6 @ 八戸パークホテル 液体の複素誘電率の測定ための各種手法 円筒空洞共振器法 H. Kwbt H.Tpo Y.Kobsh IEICE trs. Electro. E87-C o.5 pp.5 694-699 4-5 同軸管法 K. Shbt K.

More information

フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 と

フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 と フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 となるように半固定抵抗器を調整する ( ゼロ点調整のため ) 図 1 非反転増幅器 2010 年度版物理工学実験法

More information

Microsoft Word - プロービングの鉄則.doc

Microsoft Word - プロービングの鉄則.doc プロービングの鉄則 基礎編 測定点とオシロスコープをどうやって接続するか?/ プロービング ノウハウが必要な理由 オシロスコープの精度って? まずは 標準プローブを使いこなす ~ プローブ補正で よくある 5 つの失敗例 ~ 1. 補正したプローブは他のスコープでそのまま使える? 2. アースはつながっていれば OK? 3. 安いプローブで十分? 4. トラブル シュートのために プローブを接続したら

More information

<4D F736F F D D834F B835E5F8FDA8DD C E646F63>

<4D F736F F D D834F B835E5F8FDA8DD C E646F63> 情報電子実験 Ⅲ 2008.04 アナログフィルタ 1.MultiSIM の起動デスクトップのアイコンをクリックまたは [ スタート ]-[ すべてのプログラム ] より [National Instruments]-[Circuit Design Suite 10.0]-[Multisim] を選択して起動する 図 1 起動時の画面 2. パッシブフィルタ (RC 回路 ) の実験 2-1. 以下の式を用いて

More information

降圧コンバータIC のスナバ回路 : パワーマネジメント

降圧コンバータIC のスナバ回路 : パワーマネジメント スイッチングレギュレータシリーズ 降圧コンバータ IC では スイッチノードで多くの高周波ノイズが発生します これらの高調波ノイズを除去する手段の一つとしてスナバ回路があります このアプリケーションノートでは RC スナバ回路の設定方法について説明しています RC スナバ回路 スイッチングの 1 サイクルで合計 の損失が抵抗で発生し スイッチングの回数だけ損失が発生するので 発生する損失は となります

More information

高速小型 DSP の電源ラインノイズ対策アプリケーションのご紹介 株式会社村田製作所コンポーネント事業本部 EMI 事業部商品開発部開発 2 課 Murata Manufacturing Co., Ltd. All Rights Reserved, Copyright (c) #1

高速小型 DSP の電源ラインノイズ対策アプリケーションのご紹介 株式会社村田製作所コンポーネント事業本部 EMI 事業部商品開発部開発 2 課 Murata Manufacturing Co., Ltd. All Rights Reserved, Copyright (c) #1 高速小型 DSP の電源ラインノイズ対策アプリケーションのご紹介 株式会社村田製作所コンポーネント事業本部 EMI 事業部商品開発部開発 2 課 Murata Manufacturing Co., Ltd. All Rights Reserved, Copyright (c) #1 目次 1. 背景 2. 電源ラインノイズ対策手法の基本原理 3. 電源ライン周辺のインピーダンスの概算 4. 電源ライン評価基板の紹介

More information

反射係数

反射係数 平面波の反射と透過 電磁波の性質として, 反射と透過は最も基礎的な現象である. 我々の生活している空間は, 各種の形状を持った媒質で構成されている. 人間から見れば, 空気, 水, 木, 土, 火, 金属, プラスチックなど, 全く異なるものに見えるが, 電磁波からすると誘電率, 透磁率, 導電率が異なるだけである. 磁性体を除く媒質は比透磁率がで, ほとんど媒質に当てはまるので, 実質的に我々の身の回りの媒質で,

More information

<23368EBF96E282DC82C682DF2E786C7378>

<23368EBF96E282DC82C682DF2E786C7378> 第 6 回 (12 月 7 日 ) Q&A 日本航空電子工業株式会社池田様 Q.1 P.14 で左下の式の左辺にポート 3.4 が無いのはなぜですか? A.1 シングルエンドの S パラメータを差動や同相モードの S パラメータに変換する場合は ポート 1 2 をポート 1 ポート 3,4 をポート 2 として 差動モード 同相モードに分けて考えますので ポート 3 4 は使いません Q.2 P.36

More information

低損失材料の高精度ミリ波複素誘電率測定

低損失材料の高精度ミリ波複素誘電率測定 All Rights Reserved. KEYCOM 2017 2017.03.10 Keysight web seminar 1 Today s agenda 1. はじめにキーコム ( 株 ) について 2. ミリ波での測定要求 3. 開発エンジニアの抱える問題 4. 開放型共振器法とは 5. 開放型 ( ファブリペロー ) 共振器法による測定例 6. 周波数変化法とは 7. 周波数変化法による測定例

More information

LCR標準の遠隔校正(e-trace)実証実験

LCR標準の遠隔校正(e-trace)実証実験 1 LCR 標準の遠隔校正 (e-trace) 実証実験 長野県工業技術総合センター精密 電子技術部門松沢草介花岡健一下平隆 産業技術総合研究所計量標準総合センター中村安宏木藤量隆 日本電気計器検定所標準部坂上清一下山昭彦 この研究は 独立行政法人新エネルギー 産業技術総合開発機構の委託を受けて 計量器校正情報システムの開発研究 の一環として実施するものです 2 従来法 ( 持ち込み ) 校正の概念図

More information

Microsoft PowerPoint pptx

Microsoft PowerPoint pptx 4.2 小信号パラメータ 1 電圧利得をどのように求めるか 電圧ー電流変換 入力信号の変化 dv BE I I e 1 v be の振幅から i b を求めるのは難しい? 電流増幅 電流ー電圧変換 di B di C h FE 電流と電圧の関係が指数関数になっているのが問題 (-RC), ただし RL がない場合 dv CE 出力信号の変化 2 pn 接合の非線形性への対処 I B 直流バイアスに対する抵抗

More information

Microsoft PowerPoint - Renesas_AdvancedPPmL(2010_11_11_rev).ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - Renesas_AdvancedPPmL(2010_11_11_rev).ppt [互換モード] Agilent EEsof 3D EM Application series 高速差動伝送ライン Advaced PPmL の評価 アジレント テクノロジー第 3 営業統括部 EDA アプリケーション エンジニアリング Page 1 アプリケーション概要 高速差動伝送路の特性評価 伝送レートの高速化に伴い 分布定数の考え方による伝送線路特性の評価が重要となると共に 伝送線路の高密度伝送線路の高密度化により

More information

Microsoft PowerPoint - PPT-304_When_Worlds_Collide(itoh).pptx

Microsoft PowerPoint - PPT-304_When_Worlds_Collide(itoh).pptx Slide -1 Bogatin Enterprises and LeCroy Corp No Myths Allowed Webinar スラスラ読める S パラメータ マイクロ波のエンジニアとデジタルのエンジニアがブラック ボックス モデルであるベストフレンドになるべき理由 Sパラメータの中に埋め込まれた情報を引き出す Dr. Eric Bogatin, Signal Dr. Eric Integrity

More information

IEC シリーズ イミュニティ試験規格の概要

IEC シリーズ イミュニティ試験規格の概要 IEC 61000-4 e 2018 7 23 1 2 2 2 2.1.............. 2 2.2.................. 2 3 IEC 61000-4-2 ( ) 3 3.1...................... 3 3.2..................... 3 3.2.1 ESD........... 3 3.2.2 ESD.............. 3

More information

表紙

表紙 タブレット向け HRS コネクタ一覧 1. LCD 接続 FPC コネクタ (1 ピース ) 基板対 FPC (2 ピース ) 細線同軸コネクタ R12015J_5(Page 1 of 11) 6. スピーカー / マイク接続 FPC コネクタ (1 ピース ) 基板対ケーブル 2. タッチパネル接続 3. LEDバックライト接続 FPC コネクタ (1 ピース ) 4. カメラ接続 7. アンテナ接続

More information

Slide 1

Slide 1 CMOS イメージセンサ向けプローブカードに求められる 信号の高速化と低電源ノイズ要求に対する最近の取り組みについて Minoru Mikami, Electrical Design Engineer Formfactor Inc. SPG Group Agenda 1. Overview 2. CIS(CMOS Image Sensor) Probe Card History 3. MIPI D-PHY

More information

<4D F736F F D D D CA EBF834B F D834F B E

<4D F736F F D D D CA EBF834B F D834F B E 通話品質設計ガイドライン アナログ電話端末 ( ハンドセット ) CES-0050-3 一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会 通信品質委員会 初版 :1985 年 11 月 19 日 第 3 版 :2015 年 3 月 18 日 改訂履歴 CES-Q001 版数 制定日 改版内容 第 1 版 1985 年 11 月 19 日 制定 第 2 版 2003 年 3 月 5 日 表紙の団体名称変更 本文中の委員会名称変更

More information

CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C CMOS リニアイメージセンサ S 等用 C は当社製 CMOSリニアイメージセンサ S 等用に開発された駆動回路です USB 2.0インターフェースを用いて C と PCを接続

CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C CMOS リニアイメージセンサ S 等用 C は当社製 CMOSリニアイメージセンサ S 等用に開発された駆動回路です USB 2.0インターフェースを用いて C と PCを接続 CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C13015-01 CMOS リニアイメージセンサ S11639-01 等用 C13015-01は当社製 CMOSリニアイメージセンサ S11639-01 等用に開発された駆動回路です USB 2.0インターフェースを用いて C13015-01と PCを接続することにより PCからC13015-01 を制御して センサのアナログビデオ信号を 16-bitデジタル出力に変換した数値データを

More information

3. 測定方法 測定系統図 測定風景写真

3. 測定方法 測定系統図 測定風景写真 ワンセグ切り出し方式室内実験結果 北日本放送株式会社 目的 ワンセグ切り出し方式の 固定受信への影響軽減 を検証 1. 内容 SFN 干渉による固定受信への影響について以下を測定し比較する フルセグ( 希望波 ) にフルセグ ( 再送信波 ) が重なった時の (B 階層 ) のC/N フルセグ( 希望波 ) にワンセグ切り出し ( 再送信波 ) が重なった時の (B 階層 ) のC/N 2. 被測定装置

More information

RMS(Root Mean Square value 実効値 ) 実効値は AC の電圧と電流両方の値を規定する 最も一般的で便利な値です AC 波形の実効値はその波形から得られる パワーのレベルを示すものであり AC 信号の最も重要な属性となります 実効値の計算は AC の電流波形と それによって

RMS(Root Mean Square value 実効値 ) 実効値は AC の電圧と電流両方の値を規定する 最も一般的で便利な値です AC 波形の実効値はその波形から得られる パワーのレベルを示すものであり AC 信号の最も重要な属性となります 実効値の計算は AC の電流波形と それによって 入門書 最近の数多くの AC 電源アプリケーションに伴う複雑な電流 / 電圧波形のため さまざまな測定上の課題が発生しています このような問題に対処する場合 基本的な測定 使用される用語 それらの関係について理解することが重要になります このアプリケーションノートではパワー測定の基本的な考え方やパワー測定において重要な 以下の用語の明確に定義します RMS(Root Mean Square value

More information

スライド タイトルなし

スライド タイトルなし 第 9 回情報伝送工学 情報を持った信号の加工 ( フィルタ ) 高周波フィルタとはフィルタとは ある周波数の電磁波のみを通過させる回路 ( 部品 ) であり アンテナからの微小な信号を選択増幅するために 得に初段の増幅器前のフィルタには低損失な性能が要求される たとえば 下図におけるアンテナ直下に配置されているフィルタは アンテナから入力された信号のうち 必要な周波数帯域のみを受信回路に送り 一方送信回路から送られてきた信号を周波数の違いにより受信回路には入れず

More information

エラー動作 スピンドル動作 スピンドルエラーの計測は 通常 複数の軸にあるセンサーによって行われる これらの計測の仕組みを理解するために これらのセンサーの 1つを検討する シングル非接触式センサーは 回転する対象物がセンサー方向またはセンサー反対方向に移動する1 軸上の対象物の変位を測定する 計測

エラー動作 スピンドル動作 スピンドルエラーの計測は 通常 複数の軸にあるセンサーによって行われる これらの計測の仕組みを理解するために これらのセンサーの 1つを検討する シングル非接触式センサーは 回転する対象物がセンサー方向またはセンサー反対方向に移動する1 軸上の対象物の変位を測定する 計測 LION PRECISION TechNote LT03-0033 2012 年 8 月 スピンドルの計測 : 回転数および帯域幅 該当機器 : スピンドル回転を測定する静電容量センサーシステム 適用 : 高速回転対象物の回転を計測 概要 : 回転スピンドルは 様々な周波数でエラー動作が発生する これらの周波数は 回転スピード ベアリング構成部品の形状のエラー 外部影響およびその他の要因によって決定される

More information

横浜市環境科学研究所

横浜市環境科学研究所 周期時系列の統計解析 単回帰分析 io 8 年 3 日 周期時系列に季節調整を行わないで単回帰分析を適用すると, 回帰係数には周期成分の影響が加わる. ここでは, 周期時系列をコサイン関数モデルで近似し単回帰分析によりモデルの回帰係数を求め, 周期成分の影響を検討した. また, その結果を気温時系列に当てはめ, 課題等について考察した. 気温時系列とコサイン関数モデル第 報の結果を利用するので, その一部を再掲する.

More information

内 容 目 次

内 容 目 次 二カ所をホチキスで止めて 黒 又は白の製本テープを裏表紙まで貼る 平成 25 年度岡山大学大学院保健学研究科博士学位申請論文 内容要旨 放射線技術科学分野黒田昌宏教授指導 734216 播本隆平成 25 年 6 月提出 1 内容目次 主論文 Influence of permittivity and electrical conductivity on image pattern of MRI (

More information

内容 始めに 概要 主要な機能 外観とスイッチ... 6 の使用法 スクリーンレイアウト ステータスシンボルの表示 操作方法 メインメニュー 周波

内容 始めに 概要 主要な機能 外観とスイッチ... 6 の使用法 スクリーンレイアウト ステータスシンボルの表示 操作方法 メインメニュー 周波 ベクトル インピーダンス アナライザ 改訂 1.3.2 ファームウェアバージョン 10.x に対応 製造メーカ Seeed Studio 翻訳 Rev 1.3.2-J June 1st, 2017-1- エレクトロデザイン株式会社 内容 1 2 3 始めに... 4 1.1 概要... 4 1.2 主要な機能... 5 1.3 外観とスイッチ... 6 の使用法...8 2.1 スクリーンレイアウト...

More information

Microsoft Word - ライントレーサー2018.docx

Microsoft Word - ライントレーサー2018.docx トランジスタとライントレースカー 作成 阪府 学太 正哉改変奈良教育 学薮哲郎最終修正 時 206.5.2 的 ライントレースカーを製作することにより 回路図の読み 各種回路素 の理解 電 作の技術を習得します 2 解説 2. トランジスタ トランジスタはさまざまな電気 電 機器の回路に搭載される最も重要な電 部品のひ とつです トランジスタは電流を増幅する機能を持っています 飽和領域で いると 電

More information

Microsoft Word - 09gun_07hen_02.docx

Microsoft Word - 09gun_07hen_02.docx 9 群 ( 電子材料 デバイス )- 7 編 ( マイクロ波伝送 回路デバイス ) 2 章平面導波路 ( 執筆者 : 橋本修 )[2010 年 7 月受領 ] 概要 マイクロ波集積回路の伝送路として, 平面導波路は極めて重要な技術である. 本章では, 種々の平面導波路の解説している. 解説では, それぞれの導波路について, その構成から原理, そして伝送特性や特徴について示している. 本章の構成 本章は,

More information

回路シミュレーションに必要な電子部品の SPICE モデル 回路シミュレータでシミュレーションを行うためには 使用する部品に対応した SPICE モデル が必要です SPICE モデルは 回路のシミュレーションを行うために必要な電子部品の振る舞い が記述されており いわば 回路シミュレーション用の部

回路シミュレーションに必要な電子部品の SPICE モデル 回路シミュレータでシミュレーションを行うためには 使用する部品に対応した SPICE モデル が必要です SPICE モデルは 回路のシミュレーションを行うために必要な電子部品の振る舞い が記述されており いわば 回路シミュレーション用の部 当社 SPICE モデルを用いたいたシミュレーションシミュレーション例 この資料は 当社 日本ケミコン ( 株 ) がご提供する SPICE モデルのシミュレーション例をご紹介しています この資料は OrCAD Capture 6.( 日本語化 ) に基づいて作成しています 当社 SPICE モデルの取り扱いに関するご注意 当社 SPICE モデルは OrCAD Capture/PSpice 及び

More information

第 5 章復調回路 古橋武 5.1 組み立て 5.2 理論 ダイオードの特性と復調波形 バイアス回路と復調波形 復調回路 (II) 5.3 倍電圧検波回路 倍電圧検波回路 (I) バイアス回路付き倍電圧検波回路 本稿の Web ページ ht

第 5 章復調回路 古橋武 5.1 組み立て 5.2 理論 ダイオードの特性と復調波形 バイアス回路と復調波形 復調回路 (II) 5.3 倍電圧検波回路 倍電圧検波回路 (I) バイアス回路付き倍電圧検波回路 本稿の Web ページ ht 第 章復調回路 古橋武.1 組み立て.2 理論.2.1 ダイオードの特性と復調波形.2.2 バイアス回路と復調波形.2.3 復調回路 (II).3 倍電圧検波回路.3.1 倍電圧検波回路 (I).3.2 バイアス回路付き倍電圧検波回路 本稿の Web ページ http://mybook-pub-site.sakura.ne.jp/radio_note/index.html 1 C 4 C 4 C 6

More information

EMC 設計技術者試験問題例無断転載禁止

EMC 設計技術者試験問題例無断転載禁止 EMC 設計技術者資格練習問題 018 年 4 月 1 日 EMC 設計技術者試験問題例無断転載禁止 EMC 設計技術者試験問題例無断転載禁止 1. 定格静電容量が 1 [μf] の面実装セラミックキャパシタで 内部インダクタンスが 10 [nh] の場合 下記条件のもとで このキャパシタの自己共振周波数に近いのはいずれか 条件 サイズ 1608 [mm] 定格電圧 6.3[Vdc] 印加電圧 3.0[Vdc]

More information

Keysight Technologies N1055A リモート・ヘッド・モジュール 35/50 GHz 2/4ポートTDR/TDT

Keysight Technologies N1055A リモート・ヘッド・モジュール 35/50 GHz 2/4ポートTDR/TDT Keysight Technologies N1055A 35/50 GHz 2/4 TDR/TDT 86100D DCA-X Data Sheet 10/25/28 Gbps 40G/100G /S TDR/TDT S 16 28 Gb/s IEEE 802.3 ba/bj/bm 40 Gb/100 Gb OIF Optical Inter-networking Forum CEI 3.0 PCI

More information

インターリーブADCでのタイミングスキュー影響のデジタル補正技術

インターリーブADCでのタイミングスキュー影響のデジタル補正技術 1 インターリーブADCでのタイミングスキュー影響のデジタル補正技術 浅見幸司 黒沢烈士 立岩武徳 宮島広行 小林春夫 ( 株 ) アドバンテスト 群馬大学 2 目次 1. 研究背景 目的 2. インターリーブADCの原理 3. チャネル間ミスマッチの影響 3.1. オフセットミスマッチの影響 3.2. ゲインミスマッチの影響 3.3. タイミングスキューの影響 4. 提案手法 4.1. インターリーブタイミングミスマッチ補正フィルタ

More information

PCI Express 信号品質評価の基本

PCI Express 信号品質評価の基本 シミュレーションと計測の融合 アイ品質の改善に向けたパラメータ最適化手法 DDR ケース スタディ Page 1 アジレント テクノロジー第 3 営業統括部 EDAアプリケーション エンジニアリング青木秀樹 セミナ内容 1. シグナル インテグリティの現状と課題 2. 測定とシミュレーションの整合 ネットワークアナライザゲーティング ADS を用いた De-embed 手法 DDR 測定における BGA

More information

Microsoft Word -

Microsoft Word - 電池 Fruit Cell 自然系 ( 理科 ) コース高嶋めぐみ佐藤尚子松本絵里子 Ⅰはじめに高校の化学における電池の単元は金属元素のイオン化傾向や酸化還元反応の応用として重要な単元である また 電池は日常においても様々な場面で活用されており 生徒にとっても興味を引きやすい その一方で 通常の電池の構造はブラックボックスとなっており その原理について十分な理解をさせるのが困難な教材である そこで

More information

Microsoft PowerPoint - machida0206

Microsoft PowerPoint - machida0206 広帯域制御のためのフォトメカニカルアクチュエータの開発とその応用 東京大学新領域創成科学研究科物質系専攻三尾研究室 M2 町田幸介 重力波研究交流会 (2009 2/6) 1 発表の流れ 実験の背景 広帯域制御のためのアクチュエータ 実験の目的 実験 電磁アクチュエータの作製 電磁アクチュエータの評価 電磁アクチュエータの応用 ( 位相雑音補償と共振器長制御 ) まとめ 2 広帯域制御のためのアクチュエータ

More information

NJG1660HA8 SPDT スイッチ GaAs MMIC 概要 NJG1660HA8 は WiMAX やデータ通信カードをはじめとする通信機器の高周波信号切り替え等の用途に最適な大電力 SPDT スイッチです 8GHz までの広周波数帯域をカバーし 高パワーハンドリング 低損失 高アイソレーショ

NJG1660HA8 SPDT スイッチ GaAs MMIC 概要 NJG1660HA8 は WiMAX やデータ通信カードをはじめとする通信機器の高周波信号切り替え等の用途に最適な大電力 SPDT スイッチです 8GHz までの広周波数帯域をカバーし 高パワーハンドリング 低損失 高アイソレーショ SPDT スイッチ GaAs MMIC 概要 は WiMAX やデータ通信カードをはじめとする通信機器の高周波信号切り替え等の用途に最適な大電力 SPDT スイッチです 8GHz までの広周波数帯域をカバーし 高パワーハンドリング 低損失 高アイソレーションを特徴とします また 保護素子を内蔵する事により高い ESD 耐圧を有しています USB-A8 パッケージを採用する事で小型 薄型化を実現し 低背化や高密度表面実装が必要な小型通信機器などへの応用が可能です

More information

フロントエンド IC 付光センサ S CR S CR 各種光量の検出に適した小型 APD Si APD とプリアンプを一体化した小型光デバイスです 外乱光の影響を低減するための DC フィードバック回路を内蔵していま す また 優れたノイズ特性 周波数特性を実現しています

フロントエンド IC 付光センサ S CR S CR 各種光量の検出に適した小型 APD Si APD とプリアンプを一体化した小型光デバイスです 外乱光の影響を低減するための DC フィードバック回路を内蔵していま す また 優れたノイズ特性 周波数特性を実現しています 各種光量の検出に適した小型 APD Si APD とプリアンプを一体化した小型光デバイスです 外乱光の影響を低減するための DC フィードバック回路を内蔵していま す また 優れたノイズ特性 周波数特性を実現しています なお 本製品の評価キットを用意しています 詳細については 当社 営業までお問い合わせください 特長 高速応答 増倍率 2 段階切替機能 (Low ゲイン : シングル出力, High

More information

ディジタル信号処理

ディジタル信号処理 ディジタルフィルタの設計法. 逆フィルター. 直線位相 FIR フィルタの設計. 窓関数法による FIR フィルタの設計.5 時間領域での FIR フィルタの設計 3. アナログフィルタを基にしたディジタル IIR フィルタの設計法 I 4. アナログフィルタを基にしたディジタル IIR フィルタの設計法 II 5. 双 次フィルタ LI 離散時間システムの基礎式の証明 [ ] 4. ] [ ]*

More information

RL78/G1D パターン・アンテナ設計ガイド

RL78/G1D パターン・アンテナ設計ガイド アプリケーションノート RL78/G1D R01AN3134JJ0102 Rev.1.02 要旨 本書は アンテナの概論と RL78/G1D 向けにパターン アンテナを設計される場合の設計手順と設計例を紹介しています 動作確認デバイス RL78/G1D( 型名 :R5F11Axxx) 目次 1. アンテナ概要... 3 ダイポール アンテナ... 3 モノポール アンテナ... 4 2. パターン

More information

Microsoft PowerPoint - 集積デバイス工学5.ppt

Microsoft PowerPoint - 集積デバイス工学5.ppt MO プロセスフロー ( 復習 集積デバイス工学 ( の構成要素 ( 抵抗と容量 素子分離 -well 形成 ゲート形成 拡散領域形成 絶縁膜とコンタクト形成 l 配線形成 6 7 センター藤野毅 MO 領域 MO 領域 MO プロセスフロー ( 復習 素子分離 -well 形成 ゲート形成 拡散領域形成 絶縁膜とコンタクト形成 l 配線形成 i 膜 ウエルポリシリコン + 拡散 + 拡散コンタクト

More information

Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage

Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage NC Unit PC は 同時多軸に制御はできないため 直線加工しかでき 図3は ステージの走査速度を

More information

Microsoft Word

Microsoft Word アドミッタンスゲージ 非破壊 接触式 静電容量式膜厚計 MODEL 78E 素地の厚みが 0.1mm 以下で アルミ板や銅板の凹凸や波打ちした試験片の膜厚が測定できる デジタル式膜厚計は 世界でもアドミッタンスゲージのみです 素材がアルミニウム板や銅板 0.1mm 以下の薄膜測定に威力を発揮します 素地の凹凸や波打ちした試験片でも 導電性ゴム電極 φ9.4mm の測定平均値とゴムの持つ柔軟性の相乗効果で

More information

ST Series レセプタクル (2.5/3.5 インチ HDD/SSD メイン基板側用 ) ST-R22-S23-FG 嵌合スタイルレセプタクル コネクタ形状ライトアングル 芯数信号 7 芯 + 電源 15 芯 FG: 鉛フリーテール部 :Ni 下地 u( フラッシュ ) めっき ハウジング材料

ST Series レセプタクル (2.5/3.5 インチ HDD/SSD メイン基板側用 ) ST-R22-S23-FG 嵌合スタイルレセプタクル コネクタ形状ライトアングル 芯数信号 7 芯 + 電源 15 芯 FG: 鉛フリーテール部 :Ni 下地 u( フラッシュ ) めっき ハウジング材料 シリアル T コネクタ ST Series 概要シリアル T(ST) はパラレル T から進化したインターフェイスです シリアル信号化し コンタクト数を減らしたことにより薄いフラットケーブルで機内のケーブルの取り回しを容易にし エアフローも改善されております 特長 1. 7 芯 ( 信号 ) と 15 芯 ( 電源 ) のコンタクト構成 2. ホットプラグ対応 3. 伝送速度 6Gbps 用 途 ローエンドサーバー

More information

スライド 1

スライド 1 資 RJC-15J3 アプリケーションノート ( 第 3 版 ) チップアンテナ - 弊社標準基板におけるアンテナ特性 - 三菱マテリアル株式会社電子材料事業カンパニー電子デバイス事業部 Copyright 217 Mitsubishi Materials Corporation Version 3. 1 アプリケーションノート ( 第 3 版 ) もくじ ページ 1.AM11DP-ST1 3 1)315MHz

More information

スライド 1

スライド 1 アナログ検定 2014 1 アナログ検定 2014 出題意図 電子回路のアナログ的な振る舞いを原理原則に立ち返って解明できる能力 部品の特性や限界を踏まえた上で部品の性能を最大限に引き出せる能力 記憶した知識や計算でない アナログ技術を使いこなすための基本的な知識 知見 ( ナレッジ ) を問う問題 ボーデ線図などからシステムの特性を理解し 特性改善を行うための基本的な知識を問う問題 CAD や回路シミュレーションツールの限界を知った上で

More information

(3) E-I 特性の傾きが出力コンダクタンス である 添え字 は utput( 出力 ) を意味する (4) E-BE 特性の傾きが電圧帰還率 r である 添え字 r は rrs( 逆 ) を表す 定数の値は, トランジスタの種類によって異なるばかりでなく, 同一のトランジスタでも,I, E, 周

(3) E-I 特性の傾きが出力コンダクタンス である 添え字 は utput( 出力 ) を意味する (4) E-BE 特性の傾きが電圧帰還率 r である 添え字 r は rrs( 逆 ) を表す 定数の値は, トランジスタの種類によって異なるばかりでなく, 同一のトランジスタでも,I, E, 周 トランジスタ増幅回路設計入門 pyrgt y Km Ksaka 005..06. 等価回路についてトランジスタの動作は図 のように非線形なので, その動作を簡単な数式で表すことができない しかし, アナログ信号を扱う回路では, 特性グラフのの直線部分に動作点を置くので線形のパラメータにより, その動作を簡単な数式 ( 一次式 ) で表すことができる 図. パラメータトランジスタの各静特性の直線部分の傾きを数値として特性を表したものが

More information

TWC総合製品_0811修正分.indd

TWC総合製品_0811修正分.indd シールドばね 弾性性能に優れたは最高のグラウンディング / シールディング性能を発揮します 太陽金網 ( 株 ) のは弾性性能が特に優れているベリリウム銅合金 # 25(172) を材料として使用しています また 非常に多くの形状を取り揃えていますので MI シールドやグラウンディングにおける様々な設計要求に フレキシブルに対応できます 実装方法もクリップオン ビスまたは止めネジ 半田付け スポット溶接

More information

03マイクロ波による光速の測定

03マイクロ波による光速の測定 マイクロ波による光速の測定 小河貴博石橋多郎高田翔宮前慧士 指導者 : 仲達修一 要旨本研究では, マイクロ波を用いて光速を測定するための装置を製作し, その装置を用いて, 波長を測定することによって光速を算出する方法の妥当性を検討した また, 複数の測定方法を考案してより良い測定方法を探った その結果, 自作の実験装置とマイクロ波を用いた測定方法の妥当性を明らかにすることができた In our research,

More information

NJM78L00S 3 端子正定電圧電源 概要 NJM78L00S は Io=100mA の 3 端子正定電圧電源です 既存の NJM78L00 と比較し 出力電圧精度の向上 動作温度範囲の拡大 セラミックコンデンサ対応および 3.3V の出力電圧もラインアップしました 外形図 特長 出力電流 10

NJM78L00S 3 端子正定電圧電源 概要 NJM78L00S は Io=100mA の 3 端子正定電圧電源です 既存の NJM78L00 と比較し 出力電圧精度の向上 動作温度範囲の拡大 セラミックコンデンサ対応および 3.3V の出力電圧もラインアップしました 外形図 特長 出力電流 10 端子正定電圧電源 概要 は Io=mA の 端子正定電圧電源です 既存の NJM78L と比較し 出力電圧精度の向上 動作温度範囲の拡大 セラミックコンデンサ対応および.V の出力電圧もラインアップしました 外形図 特長 出力電流 ma max. 出力電圧精度 V O ±.% 高リップルリジェクション セラミックコンデンサ対応 過電流保護機能内蔵 サーマルシャットダウン回路内蔵 電圧ランク V,.V,

More information

Microsoft PowerPoint - fcn-360-idc-tool-i.pptx

Microsoft PowerPoint - fcn-360-idc-tool-i.pptx FUJITSU Component Connector FCN-360 形コネクタ圧着作業基準案内書 1 はじめに FCN-360 形コネクタには 電線と端子を接続する手段として圧着接続を行うタイプがあります この接続方法は 圧力型接続とも呼ばれ 二つの導体に機械的な力を加えて密接な金属接触を行わせ 残留応力 または金属間の結合力によって接触が保持されることにより永久接続を行うものです 圧着接続は

More information

Microsoft PowerPoint - EMPro_ADS_co_design_draft.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - EMPro_ADS_co_design_draft.ppt [互換モード] 3 次元電磁界シミュレータ (EMPro) と 回路シミュレータ (ADS) との効率的な協調解析事例のご紹介 Page 1 EMPro 2010 3 次元電磁界解析専用プラットフォーム 3 次元形状入力に特化した操作性 Windows & Linux 対応 多くの 3D CAD フォーマットの Import をサポート Fastest, t Highest Capacity 3 次元フルウェーブ電磁界シミュレーション

More information

3. 試験体および実験条件 試験体は丸孔千鳥配置 (6 配置 ) のステンレス製パンチングメタルであり, 寸法は 70mm 70mm である 実験条件は, 孔径および板厚をパラメータとし ( 開口率は一定 ), および実験風速を変化させて計測する ( 表 -1, 図 -4, 図 -) パンチングメタ

3. 試験体および実験条件 試験体は丸孔千鳥配置 (6 配置 ) のステンレス製パンチングメタルであり, 寸法は 70mm 70mm である 実験条件は, 孔径および板厚をパラメータとし ( 開口率は一定 ), および実験風速を変化させて計測する ( 表 -1, 図 -4, 図 -) パンチングメタ パンチングメタルから発生する風騒音に関する研究 孔径および板厚による影響 吉川優 *1 浅見豊 *1 田端淳 *2 *2 冨高隆 Keywords : perforated metal, low noise wind tunnel test, aerodynamic noise パンチングメタル, 低騒音風洞実験, 風騒音 1. はじめにバルコニー手摺や目隠しパネル, または化粧部材としてパンチングメタルが広く使用されている

More information

__________________

__________________ 第 1 回シミュレータとモデル第 3 回伝送線路シミュレータの検証 1. シミュレーション結果の検証電卓で計算をするとき みなさんは その結果を確認しますか? またどのような確認をするでしょう たとえば 108 x 39 = 5215 となった場合 5215 をそのまま答えとして書きますか? 多分 何らかの検算をして 答えはおかしいと思うでしょう もう一度 計算をしなおすか 暗算で大体の答えの予想を付けておいて

More information

IBIS Quality Framework IBIS モデル品質向上のための枠組み

IBIS Quality Framework IBIS モデル品質向上のための枠組み Quality Framework モデル品質向上のための枠組み EDA 標準 WG 1 目次 - 目次 - 1. 活動の背景 2. Quality Framework 3. ウェブサイトのご紹介 4. Frameworkの活用方法 2 目次 - 目次 - 1. 活動の背景 2. Quality Framework 3. ウェブサイトのご紹介 4. Frameworkの活用方法 3 1. 活動の背景

More information

Microsoft PowerPoint _量子力学短大.pptx

Microsoft PowerPoint _量子力学短大.pptx . エネルギーギャップとrllouゾーン ブリルアン領域,t_8.. 周期ポテンシャル中の電子とエネルギーギャップ 簡単のため 次元に間隔 で原子が並んでいる結晶を考える 右方向に進行している電子の波は 間隔 で規則正しく並んでいる原子が作る格子によって散乱され 左向きに進行する波となる 波長 λ が の時 r の反射条件 式を満たし 両者の波が互いに強め合い 定在波を作る つまり 式 式を満たす波は

More information

[HRM-TM]シリーズのカタログ

[HRM-TM]シリーズのカタログ HRMシリーズ MIL/IEC規格SMA形コネクタ DC 12GHz 1GHz 無反射終端器 材質 処理 材 質 外装 ステンレス鋼 処 W. HRM - 理 ニッケルめっき 1 2 絶縁物 PTFE樹脂 --------------- 雄コンタクト 黄銅 金めっき 雌コンタクト ベリリウム銅 金めっき 外部導体 黄銅 ニッケルめっき カップリング ステンレス鋼 パッシベイト ラジエター アルミニウム

More information

スライド 1

スライド 1 センサー工学 2012 年 11 月 28 日 ( 水 ) 第 8 回 知能情報工学科横田孝義 1 センサー工学 10/03 10/10 10/17 10/24 11/7 11/14 11/21 11/28 12/05 12/12 12/19 1/09 1/16 1/23 1/30 2 前々回から振動センサーを学習しています 今回が最終回の予定 3 振動の測定教科書 計測工学 の 194 ページ 二つのケースがある

More information

2. コンデンサー 極板面積 S m 2, 極板間隔 d m で, 極板間の誘電率が ε F/m の平行板コンデンサー 容量 C F は C = ( )(23) 容量 C のコンデンサーの極板間に電圧をかけたとき 蓄えられる電荷 Q C Q = ( )(24) 蓄えられる静電エネルギー U J U

2. コンデンサー 極板面積 S m 2, 極板間隔 d m で, 極板間の誘電率が ε F/m の平行板コンデンサー 容量 C F は C = ( )(23) 容量 C のコンデンサーの極板間に電圧をかけたとき 蓄えられる電荷 Q C Q = ( )(24) 蓄えられる静電エネルギー U J U 折戸の物理 簡単復習プリント 電磁気 1 基本事項の簡単な復習電磁気 1. 電場 クーロンの法則 電気量 q1,q2 C の電荷が距離 r m で置かれているとき働く 静電気力 F N は, クーロンの法則の比例定数を k N m 2 /s 2 として 電場 F = ( )(1) 力の向きは,q1,q2 が, 同符号の時 ( )(2) 異符号の時 ( )(3) 大きさ E V/m の電場に, 電気量

More information

4. アンテナエレメント物理長の短縮 4-1 エレメント長短縮方法 (1) 携帯電話用アンテナはアンテナエレメント+グラウンド板の変形ダイポールアンテナとして考えて差し支えありません 実際のエレメント物理長の短縮方法は各種提案されていますが現在はインバーテッドF 構造が主流です 携帯電話業界では通常

4. アンテナエレメント物理長の短縮 4-1 エレメント長短縮方法 (1) 携帯電話用アンテナはアンテナエレメント+グラウンド板の変形ダイポールアンテナとして考えて差し支えありません 実際のエレメント物理長の短縮方法は各種提案されていますが現在はインバーテッドF 構造が主流です 携帯電話業界では通常 4. アンテナエレメント物理長の短縮 4-1 エレメント長短縮方法 (1) 携帯電話用アンテナはアンテナエレメント+グラウンド板の変形ダイポールアンテナとして考えて差し支えありません 実際のエレメント物理長の短縮方法は各種提案されていますが現在はインバーテッドF 構造が主流です 携帯電話業界では通常 PIFAと呼称されていますがPIFAはアンテナ下部にグラウンド板をもつ変形パッチアンテナの一種であり本来はインバーテッドFアンテナと呼称される事が妥当であると考えます

More information

Arduino 用電界強度計シールド組み立て説明書 この電界強度計は Analog Devices 社のログ アンプ AD8307 を使い 入力を 50Ωにマッチングさせ その出力を OP アンプで受けて Arduino の A/D コンバータで読み取り LCD ディスプレイに表示しています AD8

Arduino 用電界強度計シールド組み立て説明書 この電界強度計は Analog Devices 社のログ アンプ AD8307 を使い 入力を 50Ωにマッチングさせ その出力を OP アンプで受けて Arduino の A/D コンバータで読み取り LCD ディスプレイに表示しています AD8 Arduino 用電界強度計シールド組み立て説明書 この電界強度計は Analog Devices 社のログ アンプ AD8307 を使い 入力を 50Ωにマッチングさせ その出力を OP アンプで受けて Arduino の A/D コンバータで読み取り LCD ディスプレイに表示しています AD8307 の特長をデータシートで見ると 完全多段 LOG アンプ 92 db のダイナミック レンジ :-75

More information

表紙

表紙 タブレット向け HRS コネクタ一覧 1. LCD 接続 FPC コネクタ (1 ピース ) 基板対 FPC (2 ピース ) 細線同軸コネクタ R12015J_4(Page 1 of 11) 6. スピーカー / マイク接続 FPC コネクタ (1 ピース ) 基板対ケーブル 2. タッチパネル接続 3. LEDバックライト接続 FPC コネクタ (1 ピース ) 4. カメラ接続 7. アンテナ接続

More information

考えられる設定とした この標準設定に対し, 洗い出した要因を変化させ, 標準設定と有意な差が生じるか, また差があった場合, その影響程度について, 実機を使用しての測定比較を行った 各測定時間は 1 分間とし, その間の最大値を記録する この測定を基準, 比較とも各々 8 回実施し, その平均値に

考えられる設定とした この標準設定に対し, 洗い出した要因を変化させ, 標準設定と有意な差が生じるか, また差があった場合, その影響程度について, 実機を使用しての測定比較を行った 各測定時間は 1 分間とし, その間の最大値を記録する この測定を基準, 比較とも各々 8 回実施し, その平均値に 論文 長野県工技センター研報 No.9, p.p33-p37 (2014) 通信ポート伝導雑音の再現ある測定方法の確立 蜜澤雅之 * 1 寺島潤一 * 1 Establishment of Reproducible Conducted Disturbance Measurement for Telecommunication Port Masayuki MITSUZAWA Junichi TERASHIMA

More information

QOBU1011_40.pdf

QOBU1011_40.pdf 印字データ名 QOBU1 0 1 1 (1165) コメント 研究紹介 片山 作成日時 07.10.04 19:33 図 2 (a )センサー素子の外観 (b )センサー基板 色の濃い部分が Pt 形電極 幅 50μm, 間隔 50μm (c ),(d )単層ナノ チューブ薄膜の SEM 像 (c )Al O 基板上, (d )Pt 電極との境 界 熱 CVD 条件 触媒金属 Fe(0.5nm)/Al(5nm)

More information

Microsoft PowerPoint pptx

Microsoft PowerPoint pptx 第 5 章周波数特性 回路が扱える信号の周波数範囲の解析 1 5.1 周波数特性の解析方法 2 周波数特性解析の必要性 利得の周波数特性 増幅回路 ( アナログ回路 ) は 信号の周波数が高くなるほど増幅率が下がり 最後には 増幅しなくなる ディジタル回路は 高い周波数 ( クロック周波数 ) では論理振幅が小さくなり 最後には 不定値しか出力できなくなる 回路がどの周波数まで動作するかによって 回路のスループット

More information

別紙 3 校正結果報告書( 高周波減衰量巡回比較試験 ) 4. 校正システム 4.1 構成図校正システムの構成図を記載してください 構成図例 指示器にパワーメータを用いた場合のステップ減衰器の減衰量校正システムの構成図例 被校正減衰器 ( 仲介器 )Pad 含む (Pad) (Pad) Port 1

別紙 3 校正結果報告書( 高周波減衰量巡回比較試験 ) 4. 校正システム 4.1 構成図校正システムの構成図を記載してください 構成図例 指示器にパワーメータを用いた場合のステップ減衰器の減衰量校正システムの構成図例 被校正減衰器 ( 仲介器 )Pad 含む (Pad) (Pad) Port 1 別紙 3 校正結果報告書 ( 高周波減衰量巡回比較試験 ) 巡回比較試験校正結果報告書 高周波減衰量 企業 機関名 部署名 報告者 責任者 校正日 平成 年 月 日 報告日 平成 年 月 日 1. 仲介器注 ) 測定前に下記注意すること 1. 仲介器の付属パッドを取り外さないでください 2. 仲介器への接続は N 型コネクタ専用トルクレンチ (12 ポンド ) を使用すること 3. 仲介器の付属パッドの接続状態を上記のトルクレンチを用いて確認すること

More information

掲載している製品の特性及び仕様は 参考値です 製品のご使用に当たっては 最新の納入仕様書 / 参考図にてご確認下さい

掲載している製品の特性及び仕様は 参考値です 製品のご使用に当たっては 最新の納入仕様書 / 参考図にてご確認下さい 掲載している製品の特性及び仕様は 参考値です 製品のご使用に当たっては 最新の納入仕様書 / 参考図にてご確認下さい 掲載している製品の特性及び仕様は 参考値です 製品のご使用に当たっては 最新の納入仕様書 / 参考図にてご確認下さい Network Analyzer Test Set Test Port D.U.T Termination Test Port Cable 掲載している製品の特性及び仕様は

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 電磁波工学 第 5 回平面波の媒質への垂直および射入射と透過 柴田幸司 Bounda Plan Rgon ε μ Rgon Mdum ( ガラスなど ε μ z 平面波の反射と透過 垂直入射の場合 左図に示す様に 平面波が境界面に対して垂直に入射する場合を考える この時の入射波を とすると 入射波は境界において 透過波 と とに分解される この時の透過量を 反射量を Γ とおくと 領域 における媒質の誘電率に対して透過量

More information

DocuPrint C5450 ユーザーズガイド

DocuPrint C5450 ユーザーズガイド 1 2 3 4 5 6 7 8 1 10 1 11 1 12 1 13 1 14 1 15 1 16 17 1 1 18 1 19 1 20 1 21 1 22 1 23 1 24 1 25 1 26 27 1 1 28 1 29 1 30 1 31 1 2 12 13 3 2 10 11 4 9 8 7 6 5 34 24 23 14 15 22 21 20 16 19 18 17 2 35

More information

テレコンバージョンレンズの原理 ( リアコンバーター ) レンズの焦点距離を伸ばす方法として テレコンバージョンレンズ ( テレコンバーター ; 略して テレコン ) を入れる方法があります これには二つのタイプがあって 一つはレンズとカメラ本体の間に入れるタイプ ( リアコンバーター ) もう一つ

テレコンバージョンレンズの原理 ( リアコンバーター ) レンズの焦点距離を伸ばす方法として テレコンバージョンレンズ ( テレコンバーター ; 略して テレコン ) を入れる方法があります これには二つのタイプがあって 一つはレンズとカメラ本体の間に入れるタイプ ( リアコンバーター ) もう一つ テレコンバージョンレンズの原理 ( リアコンバーター ) レンズの焦点距離を伸ばす方法として テレコンバージョンレンズ ( テレコンバーター ; 略して テレコン ) を入れる方法があります これには二つのタイプがあって 一つはレンズとカメラ本体の間に入れるタイプ ( リアコンバーター ) もう一つはレンズの前に取り付けるタイプ ( フロントコンバーター ) です 以前 フロントコンバーターについて書いたことがありました

More information

単板マイクロチップコンデンサ / 薄膜回路基板

単板マイクロチップコンデンサ / 薄膜回路基板 単板マイクロチップコンデンサ / 薄膜回路基板 2 2 3 単板マイクロチップコンデンサ CLB シリーズ 特長. なめらかで緻密なセラミクスと金電極を用いたシンプルな単板構造であるため 信頼性 周波数特性に優れています 2. 超小型の0.25mm 角からシリーズ化しており 回路の小型化 高密度実装に適しています 3. 金電極を用いているので AuSnによるダイボンディング Au 線によるワイヤーボンディングができます

More information

Microsoft PowerPoint - ce07-09b.ppt

Microsoft PowerPoint - ce07-09b.ppt 6. フィードバック系の内部安定性キーワード : 内部安定性, 特性多項式 6. ナイキストの安定判別法キーワード : ナイキストの安定判別法 復習 G u u u 制御対象コントローラ u T 閉ループ伝達関数フィードバック制御系 T 相補感度関数 S S T L 開ループ伝達関数 L いま考えているのは どの伝達関数,, T, L? フィードバック系の内部安定性 u 内部安定性 T G だけでは不十分

More information

半導体エンジニアのための CV( 容量 - 電圧 ) 測定基礎 キーサイト テクノロジー合同会社アプリケーション エンジニアリング部門アプリケーションエンジニア柏木伸之 Page 1

半導体エンジニアのための CV( 容量 - 電圧 ) 測定基礎 キーサイト テクノロジー合同会社アプリケーション エンジニアリング部門アプリケーションエンジニア柏木伸之 Page 1 半導体エンジニアのための CV( 容量 - 電圧 ) 測定基礎 キーサイト テクノロジー合同会社アプリケーション エンジニアリング部門アプリケーションエンジニア柏木伸之 Page 1 これから CV 測定を始める方へ CV 測定は デバイス評価において幅広く使用されている測定手法です 本セミナでは CV 測定の重要性 基礎 測定テクニックについてご紹介いたします Page 2 目次 CV 測定とは?CV

More information

まず初めに Xilinx 社の FPGA である Vertex-5 と X 社の QDR2 メモリーの書き出し回 路を IBIS モデルと無損失の TLINE 伝送線路モデルの組み合わせで作成し アイパター ン解析を行うトポロジーを TinyCAD と PCBsim 用ライブラリーを使って入力してみ

まず初めに Xilinx 社の FPGA である Vertex-5 と X 社の QDR2 メモリーの書き出し回 路を IBIS モデルと無損失の TLINE 伝送線路モデルの組み合わせで作成し アイパター ン解析を行うトポロジーを TinyCAD と PCBsim 用ライブラリーを使って入力してみ PCBsim (HSPICE 互換 ) による伝送線路シミュレーション シグナル工房 : www.signalkhobho.com 野田敦人 PCBsim は Legend 社の MSIM-PCB のメインのシミュレーションエンジンとするシグナルインテグリティー解析ツールです 伝送線路解析機能を強化した MSIM-PCB と複数のソフトウエアを統合したパッケージとした形で提供されます 用途 価格によってフリーの回路図エディターとの組み合わせや専用トポロジーエディター

More information

画像解析論(2) 講義内容

画像解析論(2) 講義内容 画像解析論 画像解析論 東京工業大学長橋宏 主な講義内容 信号処理と画像処理 二次元システムとその表現 二次元システムの特性解析 各種の画像フィルタ 信号処理と画像処理 画像解析論 処理の応答 記憶域 入出力の流れ 信号処理系 実時間性が求められる メモリ容量に対する制限が厳しい オンラインでの対応が厳しく求められる 画像処理系 ある程度の処理時間が許容される 大容量のメモリ使用が容認され易い オフラインでの対応が容認され易い

More information

Taro-F25理論 印刷原稿

Taro-F25理論 印刷原稿 第 種理論 A 問題 ( 配点は 問題当たり小問各 点, 計 0 点 ) 問 次の文章は, 真空中の静電界に関する諸法則の微分形に関する記述である 文中の に当てはまるものを解答群の中から選びなさい 図のように, 直交座標系において電界の z 軸成分が零となるような電界について, y 平面の二次元で電位や電界を考える ここで,4 点 (h,0),(0,h), (- h,0),(0,-h) の電位がそれぞれ

More information

Chapter 版 Maxima を用いた LC のインピーダンス測定について [ 目的 ] 電気通信大学 先進理工学科の2 年次後期に実施される電気 電子回路実験において L,C のインピーダンス測定を実施している この実験項目について 無料ソフトの Maxima を用い

Chapter 版 Maxima を用いた LC のインピーダンス測定について [ 目的 ] 電気通信大学 先進理工学科の2 年次後期に実施される電気 電子回路実験において L,C のインピーダンス測定を実施している この実験項目について 無料ソフトの Maxima を用い Chapter 2 2016.10.14 版 Maxima を用いた LC のインピーダンス測定について [ 目的 ] 電気通信大学 先進理工学科の2 年次後期に実施される電気 電子回路実験において L,C のインピーダンス測定を実施している この実験項目について 無料ソフトの Maxima を用いることで 理論解析と実験値の比較が可能である また 近年のパソコンの性能の向上により Maxima の実行処理速度が大幅に改善された

More information

NJM78L00 3 端子正定電圧電源 概要高利得誤差増幅器, 温度補償回路, 定電圧ダイオードなどにより構成され, さらに内部に電流制限回路, 熱暴走に対する保護回路を有する, 高性能安定化電源用素子で, ツェナーダイオード / 抵抗の組合せ回路に比べ出力インピーダンスが改良され, 無効電流が小さ

NJM78L00 3 端子正定電圧電源 概要高利得誤差増幅器, 温度補償回路, 定電圧ダイオードなどにより構成され, さらに内部に電流制限回路, 熱暴走に対する保護回路を有する, 高性能安定化電源用素子で, ツェナーダイオード / 抵抗の組合せ回路に比べ出力インピーダンスが改良され, 無効電流が小さ 3 端子正定電圧電源 概要高利得誤差増幅器, 温度補償回路, 定電圧ダイオードなどにより構成され, さらに内部に電流制限回路, 熱暴走に対する保護回路を有する, 高性能安定化電源用素子で, ツェナーダイオード / 抵抗の組合せ回路に比べ出力インピーダンスが改良され, 無効電流が小さくなり, さらに雑音特性も改良されています 外形 UA EA (5V,9V,12V のみ ) 特徴 過電流保護回路内蔵

More information