人体ファントム材料の複素誘電率測定

Size: px
Start display at page:

Download "人体ファントム材料の複素誘電率測定"

Transcription

1 財団法人 青森県工業会 若手研究助成報告会 マイクロ波帯における 液体の複素誘電率測定に関する研究 八戸工業大学工学部電子知能システム学科 八戸パークホテル

2 液体の複素誘電率の測定ための各種手法 円筒空洞共振器法 H. Kwbt H.Tpo Y.Kobsh IEICE trs. Electro. E87-C o.5 pp 同軸管法 K. Shbt K. T O. Hshmoto d K. Wd IEICE Trs. Electro. Vol. E87-C o.5 pp 同軸プローブ法 J. R. Mosg d J. C. Ebesso IEEE Trs. o Istru. d Mes. vol. IM-3 o. pp 円筒空洞反射法 串崎 チャカロタイ 陳 澤谷 鈴木 信学技報 vol.8 o.3 EMCJ8-37 pp

3 終端開放遮断円筒導波管反射法による複素誘電率の提案. 終端が開放された同軸線路先端の円筒空洞部に液体ファントム材料充填時の Re 点における入力インピーダンスを測定. 解析モデルにて計算される理論値との比較より複素誘電率を推定 このモデルに終端を PMC としてモード整合法を適用 ニュートン法による逆問題として複素誘電率を推定 m j k ra r l b q q q この測定系で =4.mm b=.3mm d=5.mm ε ra =.5 周波数はそれぞれ円筒空洞共振器で測定した値を使用

4 試料挿入用治具 ここに少量の液体試料を注入 カットオフ領域なので電磁波は穴から漏れない Telo Mesuremet Jg Mterl llg spce Screw Ceter coductor 本手法 終端開放遮断円筒導波管反射法 従来無い新しい手法

5 モード整合法による入力アドミッタンスの計算 q ra r m b l k j q q J b J k / d k th / / q q q A 4 b Z Z b k J b J k / d k th / ra q r q / / A q J b J k / d k th q / / q N b J b N J q q q q 級数展開された同軸 円筒導波管部の複数モードの電磁界に接線成分の連続条件 ガレルキン法と解析的な積分 ベッセル関数の直交性 を適用 TM モードで展開

6 5MHz における試料挿入部長の影響 水道水を仮定時 ε r =78.-j8. =.5GHz PMC Iput Impedce [Ω] 5 5 PEC Imgr Prt PMC Rel Prt PEC d [mm] 低い周波数の 5MHz でも試料挿入部の長さは 3mm 以上あれば良い

7 .4986GHz における試料挿入部長の影響 水道水を仮定時 ε r =78.-j8. =.4986GHz 高い周波数の.498GHz でも試料挿入部の長さは 3mm 以上あれば良い

8 終端開放遮断円筒導波管反射波法による R+jX の測定結果 測定回数 RΩ jxω 水道水.4986GHz 回目 回目 回目 回目 回目 測定回数 RΩ jxω 回目 メタノール.534GHz 回目 回目 回目 回目

9 終端開放遮断円筒導波管反射波法による R+jX の測定結果 測定回数 RΩ jxω 回目 エタノール.5395GHz 回目 回目 回目 回目 測定回数 RΩ jxω 回目 IPA.545GHz 回目 回目 回目 回目

10 入力インピーダンス測定結果から複素誘電率の推定 水道水.4986GHz 測定回数 終端開放遮断円筒導波管反射法 円筒空洞共振器法 回目 73.5-j j.5 回目 73.3-j j7.9 3 回目 73.-j j7.5 4 回目 73.3-j j6.5 5 回目 73.4-j j9. 測定平均 73.34±.-j8.64±.7 7.3±.9-j8.8±.5 メタノール.534GHz 測定回数 終端開放遮断円筒導波管反射法 円筒空洞共振器法 回目.87-j3.6.-j3.5 回目.73-j j3. 3 回目.97-j j9.5 4 回目.9 j j. 5 回目.55-j3.3.5-j.5 測定平均.8±.6-j3.6±.37.3±.8-j.±.6

11 入力インピーダンス測定結果から複素誘電率の推定 エタノール.5395GHz 測定回数 終端開放遮断円筒導波管反射法 円筒空洞共振器法 回目 6.-j j4.9 回目 5.99-j j6.7 3 回目 6.-j j7. 4 回目 6.47-j j7. 5 回目 6.38-j j5.8 測定平均 6.7±.3-j6.8±.6 7.±.-j6.3±. IPA.545GHz 測定回数 終端開放遮断円筒導波管反射法 円筒空洞共振器法 回目 3.6-j j.4 回目 3.-j j3.5 3 回目 3.4-j j3.5 4 回目 3.7-j j3. 5 回目 3.4-j j.9 測定平均 3.±.38-j.97±.9 3.8±.-j3.6±.5

12 水道水の複素誘電率の周波数依存性 Comple Permttvt Rel Prt Cvt Resotor Method Imgr Prt Frequec [GHz] 水道水 実部 79.7~7.9

13 4 メタノールの複素誘電率の周波数依存性 35 3 Rel Prt Comple Permttvt 5 5 Imgr Prt Cvt Resotor Method Frequec [GHz] メタノール 実部 3.8~8.3

14 エタノールの複素誘電率の周波数依存性 5 Comple Permttvt 5 5 Rel Prt Imgr Prt Cvt Resotor Method Frequec [GHz] エタノール 実部 9.9~5.6

15 IPA の複素誘電率の周波数依存性 8 Comple Permttvt 6 4 Rel Prt Imgr Prt Cvt Resotor Method Frequec [GHz] IPA 実部.~.8

16 他手法との比較 共振器法同軸プローブ法本手法 連続周波数 測定簡便性 少量の液体 測定精度 厳密解 静電界近似 厳密解 絶対測定 水を基準とした相対測定 Aglet の場合 本手法は簡易な治具により少量の液体を高精度に測定可能 他大学マイクロ波研究者からも高い評価 国家標準化 Jpese Idustrl Stdrd への登録 を視野に Ntol Isttute o Stdrds d TechologNIST との連携

17 まとめ 測定試料 終端開放遮断円筒導波管反射波法 円筒空洞共振器法 水道水.4986GHz 73.34±.-j8.64±.7 73.±.9-j8.8±.5 メタノール.534GHz.8±.6-j3.6±.37.3±.8-j.±.6 エタノール.5395GHz 6.7±.3-j6.8±.6 7.±.-j6.3±. IPA.545GHz 3.±.38-j.97±.9 3.8±.-j3.6±.5 ヘプタン酸.4±.-j.±.4.9±.95-j.3±. ヘプタン酸 + エタノール.86±.37-j.43±. 3.44±.7-j.3±.6 測定時のパラメータ 室温 回目 4.6 回目.8 3 回目 3.5 今回提案した終端開放遮断円筒導波管反射法 OE-CWR 法と円筒空洞共振器による結果を比較 測定の平均結果がすべての試料にて良好に一致 本手法の有効性を確認 値を比較してみると 円筒空洞共振器による測定結果はその測定の複雑さからか若干値にばらつきが出ているが 終端開放遮断円筒導波管反射法は 5 回の測定結果にまとまりが見られ より精度の高い測定方法であることがわかる

18 本研究に関する外部発表. 柴田幸司 神宏卓 八戸工大 終端開放遮断円筒導波管反射法による液体の複素誘電率測定に関する一検討平成 年電気学会全国大会 9 年 3 月.. 柴田幸司 神宏卓 八戸工大 増田陽一郎 元 八戸工大 終端開放遮断円筒導波管反射法による液体の複素誘電率測定に関する基礎検討電子情報通信学会技術報告 vol. 9 o. 5 MW9-4 pp. 7-9 年 4 月. 3. 下野立 柴田幸司 八戸工大 終端開放遮断円筒導波管反射法による液体の複素誘電率測定に関する一検討平成 年度電気関係学会東北支部連合大会 9 年 8 月. 4. 柴田幸司 上山淳 八戸工大 終端開放同軸線路反射法による液体の複素誘電率測定に関する基礎検討電子情報通信学会技術報告 vol. 9 o. 4 MW9-6 pp 年 月. 5. 柴田幸司 下野立 八戸工大 終端開放遮断導波管を装荷した矩形導波管を用いた反射法による液体の複素誘電率測定に関する基礎検討電子情報通信学会技術報告 vol. 9 o. 34 MW9-43 pp 年 月. 6. 下野立 柴田幸司 八戸工大 終端開放遮断円筒導波管反射法による水道水の複素誘電率の周波数特性に関する一検討電子情報通信学会総合大会 年 3 月. 7.Kouj Shbt Mesuremet o Comple Permttvt or Lqud Mterls Usg the Ope-eded Cut-o Wvegude Relecto Method IEICE Trs. Electrocs 英文フルペーパー条件付採録

19 ニュートン法による複素誘電率の収束状況 入力インピーダンスの測定値を 3.6-j8.5 と仮定 反復回数複素誘電率. -j j j j j j j j j j j j8.846 =4.mm b=.3mm d=5.mm ε ra =.5 終端条件 :PMC =.4986GHz 初期値を -j とした場合も 回程度の反復にて値が収束

20 5MHz における試料挿入部長の影響 5 メタノールを仮定時 ε r =3.-j4.4 =.5GHz Iput Impedce [Ω] 4 3 PEC PMC PMC Imgr Prt Rel Prt PEC d [mm] 5MHz でも試料挿入部の長さは 3mm 以上あれば良い

21 5MHz における試料挿入部長の影響 6 エタノールを仮定時 ε r =.-j9.6 =.5GHz Iput Impedce [Ω] PEC PMC PMC Imgr Prt Rel Prt PEC d [mm] 5MHz でも試料挿入部の長さは 3mm 以上あれば良いことが分かった

22 .534GHz における試料挿入部長の影響 メタノールを仮定時 ε r =3.-j4.4 =.534GHz.534GHz でも試料挿入部の長さは 3mm 以上あれば良い

23 .5395GHz における試料挿入部長の影響 エタノールを仮定時 ε r =.-j9.6 =.5395GHz.534GHz でも試料挿入部の長さは 3mm 以上あれば良いことが分かった

24 試料挿入部長の影響について Frequec :.4986GHz d 寸法 [mm] Z PMC [Ω] Z PEC [Ω] j j j j j j 8.79 本手法は液体挿入時に終端開放にて複素誘電率を推定 複素比誘電率は 73.3-j8.46 固定として解析時の終端が PMC および PEC の場合における試料挿入長 d を変化時の入力インピーダンスの変動を検討 d 寸法や終端条件を変化させても Z にほとんど変化は無い 本手法により高損失な液体は先端が開放状態でも複素誘電率の推定が可能であることを確認

25 終端開放遮断円筒導波管反射波法による R+jX の測定結果 測定回数 RΩ jxω ヘプタン酸 回目 回目 回目 測定回数 RΩ jxω ヘプタン酸 + エタ ノールの混合溶液 回目 回目 回目

26 測定結果から複素誘電率の推定 ヘプタン酸.549GHz 測定回数 終端開放遮断円筒導波管反射法 円筒空洞共振器法 回目.7-j..35-j. 回目.53-j..45-j.4 3 回目.65-j..4-j. 測定平均.9±.95-j.3±..4±.-j.±.4 ヘプタン酸 + エタノールの混合溶液 測定回数 終端開放遮断円筒導波管反射法 円筒空洞共振器法 回目 3.4-j j.5 回目 4.-j.4.68-j.3 3 回目 3.7-j j.44 測定平均 3.44±.7-j.3±.6.86±.37-j.43±.

27 考察 今回 6 種類の試料を測定し それぞれ誘電率が大きく異なることを確認特にエタノール IPA メタノールは同じ種類 アルコール でも相関が見られず 測定試料 分子量 密度 水 H O 7.63-j7.79 化学式複素誘電率 終端開放遮断円筒導波管反射法 メタノール CH 4 O.4-j3.5 エタノール C H 6 O 6.54-j7.33 IPA C 3 H 8 O 3.-j3.8 ヘプタン酸 j. Rel Prt 分子量が大きく化学式が複雑なものであるほど複素誘電率の実部が小さくなっていることがわかる しかし虚部は分子量 密度ともに規則性は見られない Moleculr weght

28 次元ニュートン法による複素誘電率の推定 図 ニュートン法の概要図 ニュートン法の一例 ' ' ' '

電磁波解析入門セミナー 説明資料 All Rights Reserved, Copyright c Murata Software Co., Ltd. 1

電磁波解析入門セミナー 説明資料 All Rights Reserved, Copyright c Murata Software Co., Ltd. 1 電磁波解析入門セミナー 説明資料 1 もくじ 1. 電磁波解析の概要 2. 電磁波解析の機能 設定の紹介 2 もくじ 1. 電磁波解析の概要 Femtet の3つの電磁界ソルバ... 4 電磁波解析の3つの種類... 5 調和解析... 6 導波路解析... 7 共振解析... 8 2. 電磁波解析の機能 設定の紹介 3 Femtet の 3 つの電磁界ソルバ Femtet には 3 つの電磁界ソルバがあります

More information

2. 樹脂材料の誘電特性測定 表 1に示す一般的な樹脂材料 (PTFE,PMMA) と市 販プリプレグ基板 (G/E,A/E) 及び フレキシブル基 板 (PI) の各サンプルを mm に切り出し 水 平 / 垂直方向の誘電特性を測定した 表 1 樹脂材料 試料 厚み (mm) PTF

2. 樹脂材料の誘電特性測定 表 1に示す一般的な樹脂材料 (PTFE,PMMA) と市 販プリプレグ基板 (G/E,A/E) 及び フレキシブル基 板 (PI) の各サンプルを mm に切り出し 水 平 / 垂直方向の誘電特性を測定した 表 1 樹脂材料 試料 厚み (mm) PTF 報文 高周波用低損失基板材料に関する可能性試験 愛媛県工業系研究報告 No.45 2007 * 倉橋真司重松博之加藤秀教城谷泰弘 The possibility test about the low-loss substrate material for the high frequency KURAHASHI Shinji, SHIGEMATSU Hiroyuki,KATOH Hidenori and

More information

愛媛県工業系研究報告 No ネットワークアナライザ (VNA) から発信した電波を誘電体レンズアンテナから測定試料に送信し 試料からの反射波及び 透過波をレンズアンテナで受信した後 反射波 透過波の振幅及び位相量を測定し その値から複素比誘電率 複素比透磁率を求めた 測定系の周波数範

愛媛県工業系研究報告 No ネットワークアナライザ (VNA) から発信した電波を誘電体レンズアンテナから測定試料に送信し 試料からの反射波及び 透過波をレンズアンテナで受信した後 反射波 透過波の振幅及び位相量を測定し その値から複素比誘電率 複素比透磁率を求めた 測定系の周波数範 報文 愛媛県工業系研究報告 No.45 2007 76GHz 帯で吸収特性を有するフェライト系電波吸収体の開発 * 倉橋真司加藤秀教堀内健太郎 * 西内正樹 ** 末永慎一 ** 窪田賢 The development research of the ferrite type radio absorptive material which has an absorption characteristic

More information

s ss s ss = ε = = s ss s (3) と表される s の要素における s s = κ = κ, =,, (4) jωε jω s は複素比誘電率に相当する物理量であり ここで PML 媒質定数を次のように定義する すなわち κξ をPML 媒質の等価比誘電率 ξ をPML 媒質の

s ss s ss = ε = = s ss s (3) と表される s の要素における s s = κ = κ, =,, (4) jωε jω s は複素比誘電率に相当する物理量であり ここで PML 媒質定数を次のように定義する すなわち κξ をPML 媒質の等価比誘電率 ξ をPML 媒質の FDTD 解析法 (Matlab 版 2 次元 PML) プログラム解説 v2.11 1. 概要 FDTD 解析における吸収境界である完全整合層 (Perfectl Matched Laer, PML) の定式化とプログラミングを2 次元 TE 波について解説する PMLは異方性の損失をもつ仮想的な物質であり 侵入して来る電磁波を逃さず吸収する 通常の物質と接する界面でインピーダンスが整合しており

More information

~.15) Nylon12 樹脂 ( 比誘電率 2.1 等組成により異なる 誘電正接.3 等 ) ポリプロピレン樹脂 ( 比誘電率 2.2~2.6 誘電正接.5~.18) ポリカーボネート樹脂 ( 比誘電率 3.1 誘電正接.1) などがある これらのうち 高周波特性に影響する誘電正接が比較的低い材

~.15) Nylon12 樹脂 ( 比誘電率 2.1 等組成により異なる 誘電正接.3 等 ) ポリプロピレン樹脂 ( 比誘電率 2.2~2.6 誘電正接.5~.18) ポリカーボネート樹脂 ( 比誘電率 3.1 誘電正接.1) などがある これらのうち 高周波特性に影響する誘電正接が比較的低い材 アナログ ディジタル融合制御 MIMO に適したアナログビームフォーミング給電回路の研究 研究代表者関智弘日本大学生産工学部教授 1 まえがき 移動通信の高速化に向けた検討として MassiveMIMO 技術の適用が進められている MassiveMIMO 技術を適用する場合 MIMO に関わるすべての処理をディジタル制御により行うとすると 莫大な重み付け演算処理が必要となる そこで レーダー等に用いられるマルチビーム給電回路を用い

More information

スライド タイトルなし

スライド タイトルなし 第 9 回情報伝送工学 情報を持った信号の加工 ( フィルタ ) 高周波フィルタとはフィルタとは ある周波数の電磁波のみを通過させる回路 ( 部品 ) であり アンテナからの微小な信号を選択増幅するために 得に初段の増幅器前のフィルタには低損失な性能が要求される たとえば 下図におけるアンテナ直下に配置されているフィルタは アンテナから入力された信号のうち 必要な周波数帯域のみを受信回路に送り 一方送信回路から送られてきた信号を周波数の違いにより受信回路には入れず

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 電磁波工学 第 5 回平面波の媒質への垂直および射入射と透過 柴田幸司 Bounda Plan Rgon ε μ Rgon Mdum ( ガラスなど ε μ z 平面波の反射と透過 垂直入射の場合 左図に示す様に 平面波が境界面に対して垂直に入射する場合を考える この時の入射波を とすると 入射波は境界において 透過波 と とに分解される この時の透過量を 反射量を Γ とおくと 領域 における媒質の誘電率に対して透過量

More information

反射係数

反射係数 平面波の反射と透過 電磁波の性質として, 反射と透過は最も基礎的な現象である. 我々の生活している空間は, 各種の形状を持った媒質で構成されている. 人間から見れば, 空気, 水, 木, 土, 火, 金属, プラスチックなど, 全く異なるものに見えるが, 電磁波からすると誘電率, 透磁率, 導電率が異なるだけである. 磁性体を除く媒質は比透磁率がで, ほとんど媒質に当てはまるので, 実質的に我々の身の回りの媒質で,

More information

Microsoft PowerPoint - meta_tomita.ppt

Microsoft PowerPoint - meta_tomita.ppt メタマテリアルの光応答 量子物性科学講座 冨田知志 メタマテリアルとは meta-: higher, beyond Oxford ALD Pendry, Contemporary Phys. (004) メタマテリアル (meta-material): 波長 λ に対して十分小さい要素を組み合わせて 自然界には無い物性を実現した人工物質 ( 材料 ) 通常の物質 :, は構成原子に起因 メタ物質 :

More information

第6章 実験モード解析

第6章 実験モード解析 第 6 章実験モード解析 6. 実験モード解析とは 6. 有限自由度系の実験モード解析 6.3 連続体の実験モード解析 6. 実験モード解析とは 実験モード解析とは加振実験によって測定された外力と応答を用いてモードパラメータ ( 固有振動数, モード減衰比, 正規固有モードなど ) を求める ( 同定する ) 方法である. 力計 試験体 変位計 / 加速度計 実験モード解析の概念 時間領域データを利用する方法

More information

降圧コンバータIC のスナバ回路 : パワーマネジメント

降圧コンバータIC のスナバ回路 : パワーマネジメント スイッチングレギュレータシリーズ 降圧コンバータ IC では スイッチノードで多くの高周波ノイズが発生します これらの高調波ノイズを除去する手段の一つとしてスナバ回路があります このアプリケーションノートでは RC スナバ回路の設定方法について説明しています RC スナバ回路 スイッチングの 1 サイクルで合計 の損失が抵抗で発生し スイッチングの回数だけ損失が発生するので 発生する損失は となります

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 電磁波工学 第 6 回境界条件と伝送線路 柴田幸司 伝送線路とは 伝送線路とは光速で進む電磁波を構造体の中に閉じ込めて低損失にて伝送させるための線路であり 伝搬方向 断面方向に電磁波を閉じ込めるためには金属条件や誘電体の境界条件を利用する必要がある 開放型 TM 型 平行 線 誘電体型 誘電体線路 光ファイバ 閉鎖型 TM 型 同軸線路 導波路型 導波管 おのおのの伝送線路の形状に対する管内断面の電磁波の姿体の導出

More information

Microsoft Word - 09gun_07hen_02.docx

Microsoft Word - 09gun_07hen_02.docx 9 群 ( 電子材料 デバイス )- 7 編 ( マイクロ波伝送 回路デバイス ) 2 章平面導波路 ( 執筆者 : 橋本修 )[2010 年 7 月受領 ] 概要 マイクロ波集積回路の伝送路として, 平面導波路は極めて重要な技術である. 本章では, 種々の平面導波路の解説している. 解説では, それぞれの導波路について, その構成から原理, そして伝送特性や特徴について示している. 本章の構成 本章は,

More information

電磁波レーダ法による比誘電率分布(鉄筋径を用いる方法)およびかぶりの求め方(H19修正)

電磁波レーダ法による比誘電率分布(鉄筋径を用いる方法)およびかぶりの求め方(H19修正) 電磁波レーダ法による比誘電率分布 ( 鉄筋径を用いる方法 ) およびかぶりの求め方 (H19 修正 ) 概要この方法は 測定した結果をエクセルに入力し 土研がホームページ上で公開し提供するソフトによって計算することを前提にしている 1. 適用電磁波レーダによってかぶりを求める際 鉄筋径を用いて比誘電率分布を求める方法を示す 注その比誘電率を用いてかぶりの補正値 ( 1) を求める方法を示す 注 1

More information

低損失材料の高精度ミリ波複素誘電率測定

低損失材料の高精度ミリ波複素誘電率測定 All Rights Reserved. KEYCOM 2017 2017.03.10 Keysight web seminar 1 Today s agenda 1. はじめにキーコム ( 株 ) について 2. ミリ波での測定要求 3. 開発エンジニアの抱える問題 4. 開放型共振器法とは 5. 開放型 ( ファブリペロー ) 共振器法による測定例 6. 周波数変化法とは 7. 周波数変化法による測定例

More information

ピッチ図 2 ソケットコネクタ 中心導体用プローブ グランド用プローブ ソケットにおけるプローブの配置 約 2mm,Probe A 及びBのピッチが.25,.3mmなので, プレート及びタブ端子を介して, ソケット内に配置されたプローブと接続できるようにした プレートとタブ端子で構成される同軸構造の

ピッチ図 2 ソケットコネクタ 中心導体用プローブ グランド用プローブ ソケットにおけるプローブの配置 約 2mm,Probe A 及びBのピッチが.25,.3mmなので, プレート及びタブ端子を介して, ソケット内に配置されたプローブと接続できるようにした プレートとタブ端子で構成される同軸構造の 論文 長野県工技センター研報 No.6, p.p32p36 ( 極微小径スプリングテストプローブの 高周波特性評価技術の開発 * 工藤賢一 ** 蜜澤雅之 ** 小池博幸 *** Development of High Frequency Characterization Technology for pring Test Probe Kenichi KUDO, Masayuki MITUZAWA

More information

スライド 1

スライド 1 センサー工学 2012 年 11 月 28 日 ( 水 ) 第 8 回 知能情報工学科横田孝義 1 センサー工学 10/03 10/10 10/17 10/24 11/7 11/14 11/21 11/28 12/05 12/12 12/19 1/09 1/16 1/23 1/30 2 前々回から振動センサーを学習しています 今回が最終回の予定 3 振動の測定教科書 計測工学 の 194 ページ 二つのケースがある

More information

SAR測定方法の概要

SAR測定方法の概要 1 資料 - 測定 3-2 国際規格 IEC 62209-2 SAR 測定方法の概要 大西輝夫 平成 22 年 5 月 20 日 2 IEC 62209-1 2 概要 IEC 62209-1 IEC 62209-2 適用範囲 側頭部で使用される無線機器 人体に対し20 cm 以内に近接して使用される無線機器 対象部位 側頭部 側頭部を除く 頭部 胴体 四肢 想定対象機器 主に携帯電話 側頭部以外の携帯電話

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 電磁波工学 第 9 回アンテナ ( 基本性質 利得 インピーダンス整合 指向性 実効長 ) 柴田幸司 講義ノート アンテナとは 無線機器の信号 ( 電磁波 ) を空間に効率よく放射したり 空間にある電磁波を無線機器に導くための部品 より長距離での通信の為 非共振型アンテナ ホーン ( ラッパ ) パラボラレンズ 非共振型アンテナの動作原理 ホーンアンテナ 導波路がテーパ状に広がることにより反射させることなく開口面まで伝搬させ

More information

TITAN マルチコンタクト プローブ TITAN マルチコンタクト プローブは MPI の独自の TITAN RF プロービング技術をさらに発展させた RF/ マイクロ波デバイス特性評価用プローブです 最大 15 コンタクトまでのプロービングが可能で 各コンタクトは RF ロジック バイパス電源の

TITAN マルチコンタクト プローブ TITAN マルチコンタクト プローブは MPI の独自の TITAN RF プロービング技術をさらに発展させた RF/ マイクロ波デバイス特性評価用プローブです 最大 15 コンタクトまでのプロービングが可能で 各コンタクトは RF ロジック バイパス電源の TITAN マルチコンタクト プローブ TITAN マルチコンタクト プローブは MPI の独自の TITAN RF プロービング技術をさらに発展させた RF/ マイクロ波デバイス特性評価用プローブです 最大 5 コンタクトまでのプロービングが可能で 各コンタクトは RF ロジック バイパス電源の中から選択可能です TITAN プローブのもつ優れたインピーダンス整合 電気特性 チップの視認性 長寿命をすべて兼ね備えています

More information

スライド 1

スライド 1 暫定版修正 加筆の可能性あり ( 付録 ) 屈折率と誘電率 : 金属. 復習. 電気伝導度 3. アンペールの法則の修正 4. 表皮効果 表皮深さ 5. 鏡の反射 6. 整理 : 電子振動子模型 注意 : 整理しましょう! 前回 : 付録 (4) のアプローチ. 屈折率と損失について記述するために分極振動 ( 電気双極子の集団運動 ) による電気双極子放射を考慮. 誘電率は 真空中の値 を採用 オリジナル光

More information

Sパラメータによる電子部品の評価

Sパラメータによる電子部品の評価 パラメータによる電子部品の評価 アプリケーションセンター藤城義和 2007.May.23 AN-P06A00_ja このアプリケーションノートは TDKの情報誌 PRODUCT HOTLINE MAGAZINE( 現在は廃刊 ) に 999 年 ~2000 年にかけて入門シリーズとして連載された記事 (*) をまとめたものである TDKでは回路シミュレーション用として 997 年より パラメータデータライブラリを提供しているが

More information

Microsoft PowerPoint - em01.pptx

Microsoft PowerPoint - em01.pptx No. 基礎 ~ マクスウェルの方程式 ~ t t D H B E d t d d d t d D l H B l E 微分形積分形 電磁気学の知識からマクスウェルの方程式を導く No. ファラデーの法則 V d dt E dl t B d ストークスの定理を使って E d E ファラデー : 近接作用 界の概念を提唱 B t t B d アンペアの法則 I H rh I H dl d r dl V

More information

Microsoft PowerPoint - siryo7

Microsoft PowerPoint - siryo7 . 化学反応と溶液 - 遷移状態理論と溶液論 -.. 遷移状態理論 と溶液論 7 年 5 月 5 日 衝突論と遷移状態理論の比較 + 生成物 原子どうしの反応 活性錯体 ( 遷移状態 ) は 3つの並進 つの回転の自由度をもつ (1つの振動モードは分解に相当 ) 3/ [ ( m m) T] 8 IT q q π + π tansqot 3 h h との並進分配関数 [ πmt] 3/ [ ] 3/

More information

Microsoft Word - p3-p7_研究報告_本文-1-ヘッダー付き

Microsoft Word - p3-p7_研究報告_本文-1-ヘッダー付き 各世代静電気放電試験機の相違明確化 生産技術室名和礼成, 足達幹雄 技術支援室城之内一茂 Difference clarification of each generation electrostatic discharge simulator Yukinari NAWA,Mikio ADACHI and Kazushige JOUNOUCHI 電気 電子機器は, 他機器や自然ノイズなどからの外来ノイズにより,

More information

高周波誘電率測定からわかること

高周波誘電率測定からわかること The TRC News, 272-4 (December 27) ) 高周波誘電率測定からわかること 材料物性研究部 河出直哉 古島圭智 要旨本稿では誘電緩和と呼ばれる現象について説明するとともに いくつかの物質 ( 食品 医療用高分子材料 電解質膜 絶縁材料 ) について 数百 MHz~ 数十 GHz の周波数域での測定事例を紹介する 誘電緩和を調べることにより 材料中の分子の動きやすさや電波に対する応答を定量的に知ることができ

More information

平面波

平面波 平面波 図.に示すように, 波源 ( 送信アンテナあるいは散乱点 ) から遠い位置で, 観測点 Pにおける波の状態を考えてみる. 遠いとは, 波長 λ に比べて距離 が十分大きいことを意味しており, 観測点 Pの近くでは, 等位相面が平面とみなせる状態にある. 平面波とは波の等位相面が平面になっている波のことである. 通信や計測を行うとき, 遠方における波の振舞いは平面波で近似できる. したがって平面波の性質を理解することが最も重要である.

More information

Microsoft PowerPoint - 基礎電気理論 07回目 11月30日

Microsoft PowerPoint - 基礎電気理論 07回目 11月30日 基礎電気理論 7 回目 月 30 日 ( 月 ) 時限 次回授業 時間 : 月 30 日 ( 月 )( 本日 )4 時限 場所 : B-3 L,, インピーダンス教科書 58 ページから 64 ページ http://ir.cs.yamanashi.ac.jp/~ysuzuki/kisodenki/ 授業評価アンケート ( 中間期評価 ) NS の授業のコミュニティに以下の項目について記入してください

More information

資料2-8 ドシメトリに関する研究動向

資料2-8 ドシメトリに関する研究動向 資料 2-8 ドシメトリに関する研究動向 名古屋工業大学平田晃正 平成 26 年 7 月 14 日 ガイドラインにおける評価指標とドシメトリ 低周波 中間周波 体内誘導電界 / 準静近似による解析 総務省防護指針 (10-100kHz) ICNIRPガイドライン (2010.100 khz, 刺激作用は10MHzまで ) IEEE 高周波 比吸収率 (SAR) 電力密度 /Full-wave による解析

More information

Chapter 版 Maxima を用いた LC のインピーダンス測定について [ 目的 ] 電気通信大学 先進理工学科の2 年次後期に実施される電気 電子回路実験において L,C のインピーダンス測定を実施している この実験項目について 無料ソフトの Maxima を用い

Chapter 版 Maxima を用いた LC のインピーダンス測定について [ 目的 ] 電気通信大学 先進理工学科の2 年次後期に実施される電気 電子回路実験において L,C のインピーダンス測定を実施している この実験項目について 無料ソフトの Maxima を用い Chapter 2 2016.10.14 版 Maxima を用いた LC のインピーダンス測定について [ 目的 ] 電気通信大学 先進理工学科の2 年次後期に実施される電気 電子回路実験において L,C のインピーダンス測定を実施している この実験項目について 無料ソフトの Maxima を用いることで 理論解析と実験値の比較が可能である また 近年のパソコンの性能の向上により Maxima の実行処理速度が大幅に改善された

More information

15群(○○○)-8編

15群(○○○)-8編 電子情報通信学会 知識の森 (http://www.ieice-hbkb.org/) 4 群 ( 通信工学 )-2 編 ( アンテナ 伝搬 ) 9 章アンテナの測定 電子情報通信学会 知識ベース 電子情報通信学会 2013 1/(14) 4 群 - 2 編 - 9 章 9-1 アンテナの回路定数の測定 電子情報通信学会 知識の森 (http://www.ieice-hbkb.org/) ( 執筆者

More information

1.千葉工業大学(長)修正版

1.千葉工業大学(長)修正版 別紙 5 周波数選択性素子を用いた 周波数共用アンテナ 千葉工業大学工学部情報通信システム工学科 教授長敬三 平成 30 年 2 月 19 日 Antennas and Wireless Systems Lab. 1 背景 移動通信トラヒックの増加 高速 大容量通信システムの必要性 New Band 周波数帯の追加 4.5GHz Band etc. 1.5/1.7GHz Band 2GHz/800MHz

More information

スライド タイトルなし

スライド タイトルなし 第 4 回情報伝送工学高周波用伝送線路 ( 周波数による分類 伝送線路の例 ( 用途 構造および周波数 曲げにより特性インピーダンスが変化 開放構造なので振動数が高くなると磁界が反射 高圧電線 ( 三線, 5~6 電話線 ( 平行二線, ~ A.Schoff t.a. 94. TV 放送 ( 同軸線路, 9M~77M レーダ機器 ( 導波管, G~G 壁の反射角が小さいと外部に放射しない 誘電率の高いところに光が閉じ込められる

More information

Microsoft PowerPoint - 第3回2.ppt

Microsoft PowerPoint - 第3回2.ppt 講義内容 講義内容 次元ベクトル 関数の直交性フーリエ級数 次元代表的な対の諸性質コンボリューション たたみこみ積分 サンプリング定理 次元離散 次元空間周波数の概念 次元代表的な 次元対 次元離散 次元ベクトル 関数の直交性フーリエ級数 次元代表的な対の諸性質コンボリューション たたみこみ積分 サンプリング定理 次元離散 次元空間周波数の概念 次元代表的な 次元対 次元離散 ベクトルの直交性 3

More information

Microsoft PowerPoint - ce07-04e.ppt

Microsoft PowerPoint - ce07-04e.ppt 制御工学 4 5. ボード線図 キーワード : ボード線図, ゲイン曲線, 曲線 周波数 に対し 5. ボード線図 j の変化を表すゲイン曲線 j の変化を表す曲線 5.4 ボード線図の性質 キーワード : ボード線図の利点 6 横軸 : 周波数 を対数目盛り 縦軸 : ゲイン曲線 lg j 曲線 ( 度 ( デカード (dec デシベル値 ( 絶対値 j. デシベル値 6 4 7 積分系 j j

More information

Microsoft PowerPoint EM2_15.ppt

Microsoft PowerPoint EM2_15.ppt ( 第 5 回 ) 鹿間信介摂南大学理工学部電気電子工学科 後半部 (4~5 章 ) のまとめ 4. 導体 4.3 誘電体 5. 磁性体 5. 電気抵抗 演習 導体表面の電界強度 () 外部電界があっても導体内部の電界は ( ゼロ ) になる () 導体の電位は一定 () 導体表面は等電位面 (3) 導体表面の電界は導体に垂直 導体表面と平行な成分があると, 導体表面の電子が移動 導体表面の電界は不連続

More information

DVIOUT

DVIOUT 第 3 章 フーリエ変換 3.1 フーリエ積分とフーリエ変換 第 章では 周期を持つ関数のフーリエ級数について学びました この章では 最初に 周期を持つ関数のフーリエ級数を拡張し 周期を持たない ( 一般的な ) 関数のフーリエ級数を導きましょう 具体的には 関数 f(x) を区間 L x L で考え この L を限りなく大きくするというアプローチを取ります (L ) なお ここで扱う関数 f(x)

More information

導波管コンポーネント

導波管コンポーネント 方形導波管配管例 パラボラアンテナ 可とう導波管 ネジレ導波管 変換器 方形長尺可とう導波管 固定金具 コーナー導波管 アース金具 変換器 直線導波管 気密窓導波管 壁金具 耐震用可とう導波管 乾燥空気充填装置へ接続 送 ( 受 ) 信機 - 1 - 円形導波管配管例 パラボラアンテナ 可とう導波管 ネジレ導波管 E コーナー導波管 方形 コーナー円形テーパー導波管導波管 固定ハンガー 固定導波管

More information

例 e 指数関数的に減衰する信号を h( a < + a a すると, それらのラプラス変換は, H ( ) { e } e インパルス応答が h( a < ( ただし a >, U( ) { } となるシステムにステップ信号 ( y( のラプラス変換 Y () は, Y ( ) H ( ) X (

例 e 指数関数的に減衰する信号を h( a < + a a すると, それらのラプラス変換は, H ( ) { e } e インパルス応答が h( a < ( ただし a >, U( ) { } となるシステムにステップ信号 ( y( のラプラス変換 Y () は, Y ( ) H ( ) X ( 第 週ラプラス変換 教科書 p.34~ 目標ラプラス変換の定義と意味を理解する フーリエ変換や Z 変換と並ぶ 信号解析やシステム設計における重要なツール ラプラス変換は波動現象や電気回路など様々な分野で 微分方程式を解くために利用されてきた ラプラス変換を用いることで微分方程式は代数方程式に変換される また 工学上使われる主要な関数のラプラス変換は簡単な形の関数で表されるので これを ラプラス変換表

More information

図 2.Cat2 ケーブルの減衰特性 通常伝送線路の減衰特性は 1-1) 式のように 3つのパラメータで近似されます DC 抵抗表皮効果誘電損失 A + f*b + f*c 1-1) ところが仕様書の特性を見ると0~825MHz までは-5dB でフラット 5.1GHz までは直線的な減衰になってい

図 2.Cat2 ケーブルの減衰特性 通常伝送線路の減衰特性は 1-1) 式のように 3つのパラメータで近似されます DC 抵抗表皮効果誘電損失 A + f*b + f*c 1-1) ところが仕様書の特性を見ると0~825MHz までは-5dB でフラット 5.1GHz までは直線的な減衰になってい LTSPICE による HDMI コンプライアンステストシミュレーション シグナル工房 : www.signalkhobho.com 野田敦人 LTSPICE はリニアテクノロジー社のノード制限のないフリーの SPICE 解析ツールです これまで LTSPICE でサポートされている伝送線路モデルは無損失の TLINE か一定損失の LTLINE であるため 広帯域の周波数特性が必要なタイムドメインのアイパターンシミュレーションには使われてきませんでした

More information

Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage

Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage NC Unit PC は 同時多軸に制御はできないため 直線加工しかでき 図3は ステージの走査速度を

More information

横浜市環境科学研究所

横浜市環境科学研究所 周期時系列の統計解析 単回帰分析 io 8 年 3 日 周期時系列に季節調整を行わないで単回帰分析を適用すると, 回帰係数には周期成分の影響が加わる. ここでは, 周期時系列をコサイン関数モデルで近似し単回帰分析によりモデルの回帰係数を求め, 周期成分の影響を検討した. また, その結果を気温時系列に当てはめ, 課題等について考察した. 気温時系列とコサイン関数モデル第 報の結果を利用するので, その一部を再掲する.

More information

フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 と

フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 と フィードバック ~ 様々な電子回路の性質 ~ 実験 (1) 目的実験 (1) では 非反転増幅器の増幅率や位相差が 回路を構成する抵抗値や入力信号の周波数によってどのように変わるのかを調べる 実験方法 図 1 のような自由振動回路を組み オペアンプの + 入力端子を接地したときの出力電圧 が 0 となるように半固定抵抗器を調整する ( ゼロ点調整のため ) 図 1 非反転増幅器 2010 年度版物理工学実験法

More information

い MACKEY にも 1 周波数のみにしか対応していないこと, 狭帯域であることという課題がある. MACKY E 型は 2 周波共用アンテナとして考案されている [8]. 本論文では, Wi-Fi(2GH 帯, 5GHz 帯 ) を想定した,MACKEY E 型を検討する. 2. MACKEY

い MACKEY にも 1 周波数のみにしか対応していないこと, 狭帯域であることという課題がある. MACKY E 型は 2 周波共用アンテナとして考案されている [8]. 本論文では, Wi-Fi(2GH 帯, 5GHz 帯 ) を想定した,MACKEY E 型を検討する. 2. MACKEY 一般社団法人 電子情報通信学会 一般社団法人 電子情報通信学会 THE INSTITUTE OF ELECTRONICS, THE INSTITUTE OF ELECTRONICS, INFORMATION AND COMMUNICATION ENGINEERS 信学技報 INFORMATION AND COMMUNICATION ENGINEERS 信学技報 IEICE Technical Report

More information

Microsoft Word - NumericalComputation.docx

Microsoft Word - NumericalComputation.docx 数値計算入門 武尾英哉. 離散数学と数値計算 数学的解法の中には理論計算では求められないものもある. 例えば, 定積分は, まずは積分 ( 被積分関数の原始関数をみつけること できなければ値を得ることはできない. また, ある関数の所定の値における微分値を得るには, まずその関数の微分ができなければならない. さらに代数方程式の解を得るためには, 解析的に代数方程式を解く必要がある. ところが, これらは必ずしも解析的に導けるとは限らない.

More information

<8AEE B43979D985F F196DA C8E323893FA>

<8AEE B43979D985F F196DA C8E323893FA> 基礎電気理論 4 回目 月 8 日 ( 月 ) 共振回路, 電力教科書 4 ページから 4 ページ 期末試験の日程, 教室 試験日 : 月 4 日 ( 月 ) 時限 教室 :B-4 試験範囲 : 教科書 4ページまでの予定 http://ir.cs.yamanashi.ac.jp/~ysuzuki/kisodenki/ 特別試験 ( 予定 ) 月 5 日 ( 水 ) 学習日 月 6 日 ( 木 )

More information

Microsoft PowerPoint - CSA_B3_EX2.pptx

Microsoft PowerPoint - CSA_B3_EX2.pptx Computer Science A Hardware Design Excise 2 Handout V2.01 May 27 th.,2019 CSAHW Computer Science A, Meiji University CSA_B3_EX2.pptx 32 Slides Renji Mikami 1 CSAHW2 ハード演習内容 2.1 二次元空間でのベクトルの直交 2.2 Reserved

More information

Microsoft PowerPoint - 複素数.pptx

Microsoft PowerPoint - 複素数.pptx 00 年 月 9 日 ( 金 第 時限 平成 年度物質科学解析第 7 回 複素数 冨田知志 0. なぜ複素数か?. 虚数単位. 複素数の計算. オイラーの公式. 複素平面 5. 級数での複素数 ( オイラーの公式 の活用 6. 量子力学で出てくる複素数の例 0. なぜ複素数か? 量子論 ( 量子力学 で不可欠だから参照 : 光ナノサイエンスコアI 古典論や電気回路でも複素数は使うただしそれはあくまでも数学的道具

More information

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 :

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 : モサプリドクエン酸塩散 Mosapride Citrate Powder 溶出性 6.10 本品の表示量に従いモサプリドクエン酸塩無水物 (C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 ) 約 2.5mgに対応する量を精密に量り, 試験液に溶出試験第 2 液 900mLを用い, パドル法により, 毎分 50 回転で試験を行う. 溶出試験を開始し, 規定時間後, 溶出液 20mL

More information

Microsoft Word - NJJ-105の平均波処理について_改_OK.doc

Microsoft Word - NJJ-105の平均波処理について_改_OK.doc ハンディサーチ NJJ-105 の平均波処理について 2010 年 4 月 株式会社計測技術サービス 1. はじめに平均波処理の処理アルゴリズムの内容と有効性の度合いを現場測定例から示す まず ほぼ同じ鉄筋かぶりの密接鉄筋 壁厚測定時の平均波処理画像について また ダブル筋 千鳥筋の現場測定例へ平均波処理とその他画像処理を施し 処理画像の差について比較検証し 考察を加えた ( 平均波処理画像はその他の各処理画像同様

More information

Laplace2.rtf

Laplace2.rtf =0 ラプラスの方程式は 階の微分方程式で, 一般的に3つの座標変数をもつ. ここでは, 直角座標系, 円筒座標系, 球座標系におけるラプラスの方程式の解き方を説明しよう. 座標変数ごとに方程式を分離し, それを解いていく方法は変数分離法と呼ばれる. 変数分離解と固有関数展開法. 直角座標系における 3 次元の偏微分方程式 = x + y + z =0 (.) を解くために,x, y, z について互いに独立な関数の積で成り立っていると考え,

More information

工業数学F2-04(ウェブ用).pptx

工業数学F2-04(ウェブ用).pptx 工業数学 F2 #4 フーリエ級数を極める 京都大学加納学 京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻 Human Systems Lab., Dept. of Systems Science Graduate School of Informatics, Kyoto University 復習 1: 複素フーリエ級数 2 周期 2π の周期関数 f(x) の複素フーリエ級数展開 複素フーリエ係数

More information

Microsoft PowerPoint - qchem3-11

Microsoft PowerPoint - qchem3-11 8 年度冬学期 量子化学 Ⅲ 章量子化学の応用.6. 溶液反応 9 年 1 月 6 日 担当 : 常田貴夫准教授 溶液中の反応 溶液反応の特徴は 反応する分子の周囲に常に溶媒分子が存在していること 反応過程が遅い 反応自体の化学的効果が重要 遷移状態理論の熱力学表示が適用できる反応過程が速い 反応物が相互に接近したり 生成物が離れていく拡散過程が律速 溶媒効果は拡散現象 溶液中の反応では 分子は周囲の溶媒分子のケージ内で衝突を繰り返す可能性が高い

More information

Microsoft Word - ComplexGeometry1.docx

Microsoft Word - ComplexGeometry1.docx Complex Geometry Speaer(s): Has-Joachim Hei (Imperial College, Loo) vieo のページ : https://www.msri.org/summer_schools/72/scheules/8495 Agea:. 正則関数 (Holomorphic Fuctio) とは 2. ワイエルストラスの予備定理 3. ハルトークスの定理 記号

More information

2009 年 11 月 16 日版 ( 久家 ) 遠地 P 波の変位波形の作成 遠地 P 波の変位波形 ( 変位の時間関数 ) は 波線理論をもとに P U () t = S()* t E()* t P() t で近似的に計算できる * は畳み込み積分 (convolution) を表す ( 付録

2009 年 11 月 16 日版 ( 久家 ) 遠地 P 波の変位波形の作成 遠地 P 波の変位波形 ( 変位の時間関数 ) は 波線理論をもとに P U () t = S()* t E()* t P() t で近似的に計算できる * は畳み込み積分 (convolution) を表す ( 付録 遠地 波の変位波形の作成 遠地 波の変位波形 ( 変位の時間関数 ) は 波線理論をもとに U () t S() t E() t () t で近似的に計算できる は畳み込み積分 (convolution) を表す ( 付録 参照 ) ここで St () は地震の断層運動によって決まる時間関数 1 E() t は地下構造によって生じる種々の波の到着を与える時間関数 ( ここでは 直達 波とともに 震源そばの地表での反射波や変換波を与える時間関数

More information

Microsoft PowerPoint - 物情数学C(2012)(フーリエ前半)_up

Microsoft PowerPoint - 物情数学C(2012)(フーリエ前半)_up 年度物理情報工学科 年生秋学期 物理情報数学 C フーリエ解析 (Fourier lysis) 年 月 5 日 フーリエ ( フランス ) (768~83: ナポレオンの時代 ) 歳で Ecole Polyechique ( フランス国立理工科大学 ) の教授 ナポレオンのエジプト遠征に従軍 (798) 87: 任意の関数は三角関数によって級数展開できる という フーリエ級数 の概念を提唱 ( 論文を提出

More information

ディジタル信号処理

ディジタル信号処理 ディジタルフィルタの設計法. 逆フィルター. 直線位相 FIR フィルタの設計. 窓関数法による FIR フィルタの設計.5 時間領域での FIR フィルタの設計 3. アナログフィルタを基にしたディジタル IIR フィルタの設計法 I 4. アナログフィルタを基にしたディジタル IIR フィルタの設計法 II 5. 双 次フィルタ LI 離散時間システムの基礎式の証明 [ ] 4. ] [ ]*

More information

第 11 回 R, C, L で構成される回路その 3 + SPICE 演習 目標 : SPICE シミュレーションを使ってみる LR 回路の特性 C と L の両方を含む回路 共振回路 今回は講義中に SPICE シミュレーションの演習を併せて行う これまでの RC,CR 回路に加え,L と R

第 11 回 R, C, L で構成される回路その 3 + SPICE 演習 目標 : SPICE シミュレーションを使ってみる LR 回路の特性 C と L の両方を含む回路 共振回路 今回は講義中に SPICE シミュレーションの演習を併せて行う これまでの RC,CR 回路に加え,L と R 第 回,, で構成される回路その + SPIE 演習 目標 : SPIE シミュレーションを使ってみる 回路の特性 と の両方を含む回路 共振回路 今回は講義中に SPIE シミュレーションの演習を併せて行う これまでの, 回路に加え, と を組み合わせた回路, と の両方を含む回路について, 周波数応答の式を導出し, シミュレーションにより動作を確認する 直列回路 演習問題 [] インダクタと抵抗による

More information

ハートレー近似(Hartree aproximation)

ハートレー近似(Hartree aproximation) ハートリー近似 ( 量子多体系の平均場近似 1) 0. ハミルトニアンの期待値の変分がシュレディンガー方程式と等価であること 1. 独立粒子近似という考え方. 電子系におけるハートリー近似 3.3 電子系におけるハートリー近似 Mde by R. Okmoto (Kyushu Institute of Technology) filenme=rtree080609.ppt (0) ハミルトニアンの期待値の変分と

More information

Microsoft PowerPoint - semi_ppt07.ppt

Microsoft PowerPoint - semi_ppt07.ppt 半導体工学第 9 回目 / OKM 1 MOSFET の動作原理 しきい電圧 (V( TH) と制御 E 型と D 型 0 次近似によるドレイン電流解析 半導体工学第 9 回目 / OKM 2 電子のエネルギーバンド図での考察 金属 (M) 酸化膜 (O) シリコン (S) 熱平衡でフラットバンド 伝導帯 E c 電子エネルギ シリコンと金属の仕事関数が等しい 界面を含む酸化膜中に余分な電荷がない

More information

スライド 1

スライド 1 暫定版修正 加筆の可能性あり ( 付録 ) デルタ関数. ローレンツ関数. ガウス関数 3. Sinc 関数 4. Sinc 関数 5. 指数関数 6. 量子力学 : デルタ関数 7. プレメリの公式 8. 電磁気学 : デルタ関数 9. デルタ関数 : スケール 微分 デルタ関数 (delta function) ( ) δ ( ) ( ), δ ( ), δ ( ), δ ( ) f x x dx

More information

Microsoft PowerPoint - H22制御工学I-2回.ppt

Microsoft PowerPoint - H22制御工学I-2回.ppt 制御工学 I 第二回ラプラス変換 平成 年 4 月 9 日 /4/9 授業の予定 制御工学概論 ( 回 ) 制御技術は現在様々な工学分野において重要な基本技術となっている 工学における制御工学の位置づけと歴史について説明する さらに 制御システムの基本構成と種類を紹介する ラプラス変換 ( 回 ) 制御工学 特に古典制御ではラプラス変換が重要な役割を果たしている ラプラス変換と逆ラプラス変換の定義を紹介し

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation Non-linea factue mechanics き裂先端付近の塑性変形 塑性域 R 破壊進行領域応カ特異場 Ω R R Hutchinson, Rice and Rosengen 全ひずみ塑性理論に基づいた解析 現段階のひずみは 除荷がないとすると現段階の応力で一義的に決まる 単純引張り時の応カーひずみ関係 ( 構成方程式 ): ( ) ( ) n () y y y ここで α,n 定数, /

More information

ニュートン重力理論.pptx

ニュートン重力理論.pptx 3 ニュートン重力理論 1. ニュートン重力理論の基本 : 慣性系とガリレイ変換不変性 2. ニュートン重力理論の定式化 3. 等価原理 4. 流体力学方程式とその基礎 3.1 ニュートン重力理論の基本 u ニュートンの第一法則 = 力がかからなければ 等速直線運動を続ける u 等速直線運動に見える系を 慣性系 と呼ぶ ² 直線とはどんな空間の直線か? ニュートン理論では 3 次元ユークリッド空間

More information

第 40 号 平成 30 年 10 月 1 日 博士学位論文 内容の要旨及び審査結果の要旨 ( 平成 30 年度前学期授与分 ) 金沢工業大学 目次 博士 ( 学位記番号 ) ( 学位の種類 ) ( 氏名 ) ( 論文題目 ) 博甲第 115 号博士 ( 工学 ) 清水駿矢自動車用衝撃吸収構造の設計効率化 1 はしがき 本誌は 学位規則 ( 昭和 28 年 4 月 1 日文部省令第 9 号 ) 第

More information

第 4 週コンボリューションその 2, 正弦波による分解 教科書 p. 16~ 目標コンボリューションの演習. 正弦波による信号の分解の考え方の理解. 正弦波の複素表現を学ぶ. 演習問題 問 1. 以下の図にならって,1 と 2 の δ 関数を図示せよ δ (t) 2

第 4 週コンボリューションその 2, 正弦波による分解 教科書 p. 16~ 目標コンボリューションの演習. 正弦波による信号の分解の考え方の理解. 正弦波の複素表現を学ぶ. 演習問題 問 1. 以下の図にならって,1 と 2 の δ 関数を図示せよ δ (t) 2 第 4 週コンボリューションその, 正弦波による分解 教科書 p. 6~ 目標コンボリューションの演習. 正弦波による信号の分解の考え方の理解. 正弦波の複素表現を学ぶ. 演習問題 問. 以下の図にならって, と の δ 関数を図示せよ. - - - δ () δ ( ) - - - 図 δ 関数の図示の例 δ ( ) δ ( ) δ ( ) δ ( ) δ ( ) - - - - - - - -

More information

消火まえがき.qxd

消火まえがき.qxd 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 1100 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800 1900 2000 2100 1032MHz 1489MHz 1895MHz 2150MHz 142 143 144 145 146 147

More information

untitled

untitled インクジェットを利用した微小液滴形成における粘度及び表面張力が与える影響 色染化学チーム 向井俊博 要旨インクジェットとは微小な液滴を吐出し, メディアに対して着滴させる印刷方式の総称である 現在では, 家庭用のプリンターをはじめとした印刷分野以外にも, 多岐にわたる産業分野において使用されている技術である 本報では, 多価アルコールや界面活性剤から成る様々な物性値のインクを吐出し, マイクロ秒オーダーにおける液滴形成を観察することで,

More information

C 2 2.1? 3x 2 + 2x + 5 = 0 (1) 1

C 2 2.1? 3x 2 + 2x + 5 = 0 (1) 1 2006 7 18 1 2 C 2 2.1? 3x 2 + 2x + 5 = 0 (1) 1 2 7x + 4 = 0 (2) 1 1 x + x + 5 = 0 2 sin x x = 0 e x + x = 0 x = cos x (3) x + 5 + log x? 0.1% () 2.2 p12 3 x 3 3x 2 + 9x 8 = 0 (4) 1 [ ] 1/3 [ 2 1 ( x 1

More information

第 5 章 構造振動学 棒の振動を縦振動, 捩り振動, 曲げ振動に分けて考える. 5.1 棒の縦振動と捩り振動 まっすぐな棒の縦振動の固有振動数 f[ Hz] f = l 2pL である. ただし, L [ 単位 m] は棒の長さ, [ 2 N / m ] 3 r[ 単位 Kg / m ] E r

第 5 章 構造振動学 棒の振動を縦振動, 捩り振動, 曲げ振動に分けて考える. 5.1 棒の縦振動と捩り振動 まっすぐな棒の縦振動の固有振動数 f[ Hz] f = l 2pL である. ただし, L [ 単位 m] は棒の長さ, [ 2 N / m ] 3 r[ 単位 Kg / m ] E r 第 5 章 構造振動学 棒の振動を縦振動, 捩り振動, 曲げ振動に分けて考える 5 棒の縦振動と捩り振動 まっすぐな棒の縦振動の固有振動数 f[ Hz] f l pl である ただし, L [ 単位 m] は棒の長さ, [ N / m ] [ 単位 Kg / m ] E は (5) E 単位は棒の材料の縦弾性係数 ( ヤング率 ) は棒の材料の単位体積当りの質量である l は境界条件と振動モードによって決まる無

More information

CG-WLR300NM

CG-WLR300NM 1 2 3 4 5 http://corega.jp/ 2 http://corega.jp/ 3 4 5 6 7 8 1 9 1 2 10 3 1 4 11 1 2 3 12 4 1 5 13 14 1 15 1 2 3 4 5 16 1 1 2 3 4 5 17 1 2 3 4 5 18 1 1 2 19 3 4 5 20 1 1 2 3 4 5 21 20MHz 40MHz 20MHz 1ch

More information

Probit , Mixed logit

Probit , Mixed logit Probit, Mixed logit 2016/5/16 スタートアップゼミ #5 B4 後藤祥孝 1 0. 目次 Probit モデルについて 1. モデル概要 2. 定式化と理解 3. 推定 Mixed logit モデルについて 4. モデル概要 5. 定式化と理解 6. 推定 2 1.Probit 概要 プロビットモデルとは. 効用関数の誤差項に多変量正規分布を仮定したもの. 誤差項には様々な要因が存在するため,

More information

スライド 1

スライド 1 劣化診断技術 ビスキャスの開発した水トリー劣化診断技術について紹介します 劣化診断技術の必要性 電力ケーブルは 電力輸送という社会インフラの一端を担っており 絶縁破壊事故による電力輸送の停止は大きな影響を及ぼします 電力ケーブルが使用される環境は様々ですが 長期間 使用環境下において性能を満足する必要があります 電力ケーブルに用いられる絶縁体 (XLPE) は 使用環境にも異なりますが 経年により劣化し

More information

Microsoft PowerPoint - 講演資料

Microsoft PowerPoint - 講演資料 第 64 回応用物理学会春季学術講演会 27 年 3 月 6 日 ( 木 ) パシフィコ横浜 電磁界解析ソフトを用いた 高周波帯超伝導デバイスの設計 ~ 超伝導体をどのように取り扱うか ~ 山形大学大学院理工学研究科 准教授齊藤敦 山形大学工学部 旧米沢高等工業学校本館 ( 重要文化財 ) 山形 米沢 米沢牛 さくらんぼ ラ フランス 米沢 講演概要 高周波帯超伝導デバイスの 値評価 帯域通過フィルタ(

More information

ボルツマンマシンの高速化

ボルツマンマシンの高速化 1. はじめに ボルツマン学習と平均場近似 山梨大学工学部宗久研究室 G04MK016 鳥居圭太 ボルツマンマシンは学習可能な相互結合型ネットワー クの代表的なものである. ボルツマンマシンには, 学習のための統計平均を取る必要があり, 結果を求めるまでに長い時間がかかってしまうという欠点がある. そこで, 学習の高速化のために, 統計を取る2つのステップについて, 以下のことを行う. まず1つ目のステップでは,

More information

2. 測定対象物 ( 単層ソレノイド コイル ) 線径 mm の PEW 線を 50mmφ の塩ビパイプに 0 回スペース巻きしてコイルを作製しま した Fig. Single layer coil under test 計算によると (

2. 測定対象物 ( 単層ソレノイド コイル ) 線径 mm の PEW 線を 50mmφ の塩ビパイプに 0 回スペース巻きしてコイルを作製しま した Fig. Single layer coil under test 計算によると ( アンテナアナライザ (AA-30) を用いたコイルの Q 測定 Koji Takei (JGPLD), Oct. 3, 204. はじめに RigExpert 社のアンテナアナライザ (AA-シリーズ) は 50Ω のリターンロスブリッジにより測定対象物の基準波に対する振幅と位相を検出し これから複素インピーダンスや VSWR を算出しています しかも設定した範囲を周波数スキャンしてくれるので短時間で有用な測定が完了する優れものです

More information

Femtet 新機能 / 変更点のご紹介 All Rights Reserved, Copyright c Murata Software Co., Ltd.

Femtet 新機能 / 変更点のご紹介 All Rights Reserved, Copyright c Murata Software Co., Ltd. Femtet 2018.0 新機能 / 変更点のご紹介 新機能 / 変更点 機能 概要 解析機能 ソルバ全般 : 結果インポート機能追加 ソルバ全般 : 変形形状を考慮した解析 応力 / 熱伝導解析 : 初期応力 初期温度のインポート 応力 / 熱伝導解析 : 結果インポートによるリスタート機能追加 応力解析 : 空気領域自動作成に対応 応力解析 : 体積変化率の結果表示 圧電 / 応力解析 : 異方性材料の方向表示改良

More information

平成 30 年 8 月 6 日 報道機関各位 東京工業大学 東北大学 日本工業大学 高出力な全固体電池で超高速充放電を実現全固体電池の実用化に向けて大きな一歩 要点 5V 程度の高電圧を発生する全固体電池で極めて低い界面抵抗を実現 14 ma/cm 2 の高い電流密度での超高速充放電が可能に 界面形

平成 30 年 8 月 6 日 報道機関各位 東京工業大学 東北大学 日本工業大学 高出力な全固体電池で超高速充放電を実現全固体電池の実用化に向けて大きな一歩 要点 5V 程度の高電圧を発生する全固体電池で極めて低い界面抵抗を実現 14 ma/cm 2 の高い電流密度での超高速充放電が可能に 界面形 平成 30 年 8 月 6 日 報道機関各位 東京工業大学 東北大学 日本工業大学 高出力な全固体電池で超高速充放電を実現全固体電池の実用化に向けて大きな一歩 要点 5V 程度の高電圧を発生する全固体電池で極めて低い界面抵抗を実現 14 ma/cm 2 の高い電流密度での超高速充放電が可能に 界面形成直後に固体電解質から電極へのリチウムイオンが自発的に移動 概要 東京工業大学の一杉太郎教授らは 東北大学の河底秀幸助教

More information

平成22年度事故情報収集調査結果について(概要速報)

平成22年度事故情報収集調査結果について(概要速報) Product Safety Technology Center 製品事故解析に必要な アルミニウム合金の引張強さとウェブ硬さ及びバーコル硬さとの関係について 九州支所 製品安全技術課清水寛治 説明内容 目的 アルミニウム合金の概要 硬さの測定方法 引張強さとビッカース硬さの関係 ビッカース硬さとウェブ硬さ バーコル硬さの関係 引張強さとウェブ硬さ バーコル硬さの関係 効果と活用事例 2 1. 目的

More information

Microsoft Word - プロービングの鉄則.doc

Microsoft Word - プロービングの鉄則.doc プロービングの鉄則 基礎編 測定点とオシロスコープをどうやって接続するか?/ プロービング ノウハウが必要な理由 オシロスコープの精度って? まずは 標準プローブを使いこなす ~ プローブ補正で よくある 5 つの失敗例 ~ 1. 補正したプローブは他のスコープでそのまま使える? 2. アースはつながっていれば OK? 3. 安いプローブで十分? 4. トラブル シュートのために プローブを接続したら

More information

EMC 設計技術者試験問題例無断転載禁止

EMC 設計技術者試験問題例無断転載禁止 EMC 設計技術者資格練習問題 018 年 4 月 1 日 EMC 設計技術者試験問題例無断転載禁止 EMC 設計技術者試験問題例無断転載禁止 1. 定格静電容量が 1 [μf] の面実装セラミックキャパシタで 内部インダクタンスが 10 [nh] の場合 下記条件のもとで このキャパシタの自己共振周波数に近いのはいずれか 条件 サイズ 1608 [mm] 定格電圧 6.3[Vdc] 印加電圧 3.0[Vdc]

More information

数学 t t t t t 加法定理 t t t 倍角公式加法定理で α=β と置く. 三角関数

数学 t t t t t 加法定理 t t t 倍角公式加法定理で α=β と置く. 三角関数 . 三角関数 基本関係 t cot c sc c cot sc t 還元公式 t t t t t t cot t cot t 数学 数学 t t t t t 加法定理 t t t 倍角公式加法定理で α=β と置く. 三角関数 数学. 三角関数 5 積和公式 6 和積公式 数学. 三角関数 7 合成 t V v t V v t V V V V VV V V V t V v v 8 べき乗 5 6 6

More information

スライド 1

スライド 1 アナログ検定 2014 1 アナログ検定 2014 出題意図 電子回路のアナログ的な振る舞いを原理原則に立ち返って解明できる能力 部品の特性や限界を踏まえた上で部品の性能を最大限に引き出せる能力 記憶した知識や計算でない アナログ技術を使いこなすための基本的な知識 知見 ( ナレッジ ) を問う問題 ボーデ線図などからシステムの特性を理解し 特性改善を行うための基本的な知識を問う問題 CAD や回路シミュレーションツールの限界を知った上で

More information

untitled

untitled に, 月次モデルの場合でも四半期モデルの場合でも, シミュレーション期間とは無関係に一様に RMSPE を最小にするバンドの設定法は存在しないということである 第 2 は, 表で与えた 2 つの期間及びすべての内生変数を見渡して, 全般的にパフォーマンスのよいバンドの設定法は, 最適固定バンドと最適可変バンドのうちの M 2, Q2 である いずれにしても, 以上述べた 3 つのバンド設定法は若干便宜的なものと言わざるを得ない

More information

Microsoft Word

Microsoft Word アドミッタンスゲージ 非破壊 接触式 静電容量式膜厚計 MODEL 78E 素地の厚みが 0.1mm 以下で アルミ板や銅板の凹凸や波打ちした試験片の膜厚が測定できる デジタル式膜厚計は 世界でもアドミッタンスゲージのみです 素材がアルミニウム板や銅板 0.1mm 以下の薄膜測定に威力を発揮します 素地の凹凸や波打ちした試験片でも 導電性ゴム電極 φ9.4mm の測定平均値とゴムの持つ柔軟性の相乗効果で

More information

図 5 一次微分 図 6 コントラスト変化に伴う微分プロファイルの変化 価し, 合否判定を行う. 3. エッジ検出の原理ここでは, 一般的なエッジ検出の処理内容と, それぞれの処理におけるパラメータについて述べる. 3.1 濃度投影検出線と直交する方向に各画素をスキャンし, その濃度平均値を検出線上

図 5 一次微分 図 6 コントラスト変化に伴う微分プロファイルの変化 価し, 合否判定を行う. 3. エッジ検出の原理ここでは, 一般的なエッジ検出の処理内容と, それぞれの処理におけるパラメータについて述べる. 3.1 濃度投影検出線と直交する方向に各画素をスキャンし, その濃度平均値を検出線上 The Principles of Edge Detection, and Its Application to Image Measurement/ Junichi SUGANO ヴィスコ テクノロジーズ株式会社開発本部研究部菅野純一 1. はじめに画像処理におけるエッジとは, 対象物と背景の境界点を指しており, この境界点が連なることで対象物の輪郭を形成する. 対象物の輪郭を拡大してみると, レンズボケにより明から暗または暗から明へ濃度値が連続的に変化していることがわかる.

More information

インターリーブADCでのタイミングスキュー影響のデジタル補正技術

インターリーブADCでのタイミングスキュー影響のデジタル補正技術 1 インターリーブADCでのタイミングスキュー影響のデジタル補正技術 浅見幸司 黒沢烈士 立岩武徳 宮島広行 小林春夫 ( 株 ) アドバンテスト 群馬大学 2 目次 1. 研究背景 目的 2. インターリーブADCの原理 3. チャネル間ミスマッチの影響 3.1. オフセットミスマッチの影響 3.2. ゲインミスマッチの影響 3.3. タイミングスキューの影響 4. 提案手法 4.1. インターリーブタイミングミスマッチ補正フィルタ

More information

画像処理工学

画像処理工学 画像処理工学 画像の空間周波数解析とテクスチャ特徴 フーリエ変換の基本概念 信号波形のフーリエ変換 信号波形を周波数の異なる三角関数 ( 正弦波など ) に分解する 逆に, 周波数の異なる三角関数を重ねあわせることにより, 任意の信号波形を合成できる 正弦波の重ね合わせによる矩形波の表現 フーリエ変換の基本概念 フーリエ変換 次元信号 f (t) のフーリエ変換 変換 ( ω) ( ) ωt F f

More information

リードタイムが変動する在庫管理モデルの安定性解析 西平 w(k)= u(k-l(k)) ( 2 ) となる このモデルに対して, メモリーレスフィードバック u(k)= Kx(k) (3) を施すことを考える また, 本稿では内部安定性を考えるため, 外生信号 d(k)= 0とすると, システム (

リードタイムが変動する在庫管理モデルの安定性解析 西平 w(k)= u(k-l(k)) ( 2 ) となる このモデルに対して, メモリーレスフィードバック u(k)= Kx(k) (3) を施すことを考える また, 本稿では内部安定性を考えるため, 外生信号 d(k)= 0とすると, システム ( 山形大学人文学部研究年報第 14 号 (2017.2)125-130 研究ノートリードタイムが変動する在庫管理モデルの安定性解析 スイッチドシステムとしての考察 山形大学人文学部法経政策学科 西平直史 1. はじめに 在庫管理問題において, リードタイムの存在がしばしば問題を難しくすることがある リードタイムとは, 供給が必要になった時点と実際に供給が行われる時点との差であり, 生産活動や輸送活動などに要する時間のことである

More information

Microsoft PowerPoint - 発表II-3原稿r02.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 発表II-3原稿r02.ppt [互換モード] 地震時の原子力発電所燃料プールからの溢水量解析プログラム 地球工学研究所田中伸和豊田幸宏 Central Research Institute of Electric Power Industry 1 1. はじめに ( その 1) 2003 年十勝沖地震では 震源から離れた苫小牧地区の石油タンクに スロッシング ( 液面揺動 ) による火災被害が生じた 2007 年中越沖地震では 原子力発電所内の燃料プールからの溢水があり

More information

2. コンデンサー 極板面積 S m 2, 極板間隔 d m で, 極板間の誘電率が ε F/m の平行板コンデンサー 容量 C F は C = ( )(23) 容量 C のコンデンサーの極板間に電圧をかけたとき 蓄えられる電荷 Q C Q = ( )(24) 蓄えられる静電エネルギー U J U

2. コンデンサー 極板面積 S m 2, 極板間隔 d m で, 極板間の誘電率が ε F/m の平行板コンデンサー 容量 C F は C = ( )(23) 容量 C のコンデンサーの極板間に電圧をかけたとき 蓄えられる電荷 Q C Q = ( )(24) 蓄えられる静電エネルギー U J U 折戸の物理 簡単復習プリント 電磁気 1 基本事項の簡単な復習電磁気 1. 電場 クーロンの法則 電気量 q1,q2 C の電荷が距離 r m で置かれているとき働く 静電気力 F N は, クーロンの法則の比例定数を k N m 2 /s 2 として 電場 F = ( )(1) 力の向きは,q1,q2 が, 同符号の時 ( )(2) 異符号の時 ( )(3) 大きさ E V/m の電場に, 電気量

More information

2005 1

2005 1 2005 1 1 1 2 2 2.1....................................... 2 2.2................................... 5 2.3 VSWR................................. 6 2.4 VSWR 2............................ 7 2.5.......................................

More information

Microsoft PowerPoint - machida0206

Microsoft PowerPoint - machida0206 広帯域制御のためのフォトメカニカルアクチュエータの開発とその応用 東京大学新領域創成科学研究科物質系専攻三尾研究室 M2 町田幸介 重力波研究交流会 (2009 2/6) 1 発表の流れ 実験の背景 広帯域制御のためのアクチュエータ 実験の目的 実験 電磁アクチュエータの作製 電磁アクチュエータの評価 電磁アクチュエータの応用 ( 位相雑音補償と共振器長制御 ) まとめ 2 広帯域制御のためのアクチュエータ

More information

<4D F736F F D208C9F8B4B2D E838A815B CC947A8BD892548DB882C98E B782E C982C282A282C482CC8

<4D F736F F D208C9F8B4B2D E838A815B CC947A8BD892548DB882C98E B782E C982C282A282C482CC8 検規 -62 コンクリート中の配筋探査に使用する装置についての規格 検規 -62:2019 平成 31 年 1 月 8 日改正平成 20 年 9 月 24 日制定 The Japanese Association for Non-destructive Testing Industry 目次 1. 適用範囲... 1 2. 引用規格... 1 3. 定義... 1 4. 装置の構成 機能及び性能...

More information