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1 第 2 章 CASBEE 熊本による評価の概要 Ⅱ-1

2 Ⅰ CASBEE 熊本による評価 1 使用する評価ツールについて 熊本県建築物環境配慮制度においては 評価ツールとして CASBEE 熊本 を利用します CASBEE 熊本 は ( 一財 ) 建築環境 省エネルギー機構が開発した評価ツール CASBEE ( 以下 標準版 CASBEE といいます ) を基に 県独自の重点評価を追加して作成した評価ツールです そのため CASBEE 熊本は 標準版 CASBEE の影響を大きく受けるものとなっています (1) CASBEE 熊本の改定標準版 CASBEE は 公開後 法改正や学会等の基準が制定された項目などについては それに対応するよう改訂され また 環境技術の進展により標準レベルが向上している項目についても 現在の標準仕様を鑑み 改訂が行われています そのような中 新省エネ基準や品確法の改正に対応することを目的に この度 標準版 CASBEE(2014 年版 ) として改定されました ( 標準版 CASBEE には複数の種類があり その中で CASBEE 熊本 の基となっている評価ツールは CASBEE- 建築 ( 新築 ) CASBEE- 建築 ( 既存 ) CASBEE- 建築 ( 改修 ) CASBEE- 戸建 ( 新築 ) の 4 種類で いずれも 2014 年版として改定されました ) 熊本県建築物環境配慮制度で使用している評価ツール CASBEE 熊本 は 標準版 CASBEE(2010 年版 ) を基にした CASBEE 熊本 (2011 年版 ) を評価ツールとして公開しておりましたが 標準版 CASBEE の改正を受け 標準版 CASBEE(2014 年版 ) を基にした CASBEE 熊本 (2015 年版 ) を新たに公開することとしました (2) 評価ツールの適用時期新旧の CASBEE 熊本 の適用時期は 以下のとおりとなりますので 適切な評価ツールを選択して評価を行ってください 評価ツール 適用時期 CASBEE 熊本 (2011 年版 ) CASBEE 熊本 (2015 年版 ) ~2015 年 3 月 31 日 2011 年 4 月 1 日 ~ Ⅱ-2

3 2 CASBEE 熊本における評価シートの構成 CASBEE 熊本は 評価結果のさまざまな活用を想定し 表計算ソフト ( エクセル ) 上で簡単に入力できるように開発されています 採点は 建築物用途の違いに関わらず 同一のソフトを用いて行うことができます < 入力項目 > メインシート 建築物情報 ( 用途 床面積等 ) 解説シート (Q1~LR3) 採点結果 (Q1~LR3) 5 段階評価 ( レベル 1~5) 計画書シート (LR1) 省エネルギー計画書 住宅性能表示等級などの転記 (LR1 解説シートの詳細入力 ) 排出係数シート LCCO 2 標準計算に用いられる排出係数の設定 配慮事項記入シート 評価建築物における環境配慮のコンセプトを記述 外観図シート 評価建築物の外観の図面 写真を貼付 重みシート CO 2 データベースシート 重み ( 重点項目 ) シート スコア計算用の用途別重み係数データベース LCCO 2 計算用の用途別 CO 2 データベース スコア ( 重点項目 ) 計算用の用途別重み係数データベース < 出力項目 > LCCO 2 計算シート LCCO 2 の簡易計算の過程 LR3/1. 地球温暖化への配慮 への反映 LCCO 2 算定条件シート LCCO 2 算定の評価条件 スコアシート 各評価項目の得点と重み係数の一覧 評価分野毎の総合得点の算出 スコア ( 重点項目 ) シート 各重点評価項目の得点と重み係数の一覧 重点事項毎の得点と重点評価総合得点の算出 評価結果シート 評価結果のグラフ表示 BEE 算出とランキングを赤星の数で表示 LCCO 2 の概算値をグラフと緑星の数で表示 重点事項毎の得点とランキングを表示 配慮事項シート 環境配慮設計のコンセプトを表示 性能表示シート 環境性能のランキングを赤星の数で表示 LCCO 2 排出性能のランキングを緑星の数で表示 重点評価総合得点とランキングを表示 : CASBEE 熊本で追加したシート : CASBEE 熊本で修正したシート CASBEE 熊本の評価シートの全体構成 Ⅱ-3

4 3 CASBEE 熊本による評価フロー (1) 評価に必要なツール 1 CASBEE 熊本の評価ツール CASBEE 熊本の評価ツールは 建築行為等毎に異なりますので 必要なツールを適宜 県ホームページからダウンロードしてください ( 各評価ツールは いずれもマイクロソフト エクセル 上で動作するソフトです ) 2 設計仕様確認支援ツール評価ツールと同様 建築行為等に対応する各ツールを選び ダウンロードしてください 県ホームページアドレス 建築行為別の評価ツールの種類 ( 建築物の規模は関係しません ) 適用対象 ( 建築行為等 ) 評価ツール 新築 増改築の場合 ( 戸建住宅を除く ) CASBEE 熊本 ( 新築 ) 改修の場合 ( 戸建住宅を除く ) CASBEE 熊本 ( 改修 ) 既存の場合 ( 戸建住宅を除く ) CASBEE 熊本 ( 既存 ) 戸建住宅の新築 増改築 CASBEE 熊本 ( 戸建 ) CASBEE 熊本 ( 既存 ) による評価については 竣工後 約 1 年以上の運用実績に基づき評価を行うこととされているため 竣工後 1 年以内の建築物を評価する場合には CASBEE 熊本 ( 新築 ) による評価とします なお 以下の取扱いもできることとします 竣工後 3 年未満の建築物 :CASBEE 熊本 ( 新築 ) による評価 改修後 3 年未満の建築物 :CASBEE 熊本 ( 改修 ) による評価 増築の場合は 上記と異なる取扱いをすることもありますので 3 評価にあたっての留意事項 を参照してください Ⅱ-4

5 評価の流れ 1 評価ツール 設計仕様確認支援ツールをダウンロード 県ホームページからダウンロードできます 方法 1: 評価ツールを主体で評価を行う方法 2 評価ツール メインシート 入力 評価する建築物の基本情報を記入します 3 評価ツール 解説 ( 採点 ) シート 入力 評価項目ごとに 採点基準に従って評価し 設定されている評価レベル 1~5 の中から該当する評価レベルを選択します 方法 2: 設計仕様確認支援ツールを主体で評価を行う方法 2 支援ツール 入力表シート 入力 評価マニュアルを活用しながら 入力表シートの評価点の欄に評価結果を記入します 併せて 評価結果の根拠となる設計概要 資料名等を記入し 整合性を確認します 3 評価ツール メインシート 入力 評価する建築物の基本情報を記入します 4 評価ツール 配慮事項シート 入力 環境配慮のコンセプトを 大項目ごとに環境設計の配慮事項として記入します 4 評価ツール 解説 ( 採点 ) シート 入力 支援ツール 入力表シート の評価結果を基に 各評価項目の評価レベルを選択します 5 評価ツール スコアシート 入力 各評価項目の環境配慮設計の概要を記入します ( 評価点が 3 点を超える項目の記入は必須となります ) 6 支援ツールによる評価結果の確認等 評価ツールへの入力内容の一部を 支援ツールの該当部分に転記します 設計概要や添付図書等の資料名を記入し 評価結果との整合性を確認します 確認表シートにより 評価ツールでの評価結果との整合性を確認します 5 評価ツール 配慮事項シート 入力 環境配慮のコンセプトを 大項目ごとに環境設計の配慮事項として記入します 6 スコアシート入力 各評価項目の環境配慮設計の概要を記入します ( 評価点が 3 点を超える項目の記入は必須となります ) 7 支援ツール 確認表シート による確認 評価ツールへ入力した評価結果 ( スコアシート ) を 支援ツールの該当部分に転記します 確認表シートにより 評価ツールでの評価結果との整合性を確認します 方法 1 方法 2 のいずれについても 詳細な作成方法を支援ツール中に記載していますので それを参考に評価を行ってください 評価結果シート等出力 評価の完了後に 評価ツール内の以下のシートを 提出用に印刷します 提出用シート ( 自動的に作成されます ) 性能表示シート 評価結果シート スコアシート 配慮事項シート 重点評価スコアシート 設計仕様確認支援ツール 入力表 確認表 出力 評価結果の確認完了後に 設計仕様確認支援ツール内の以下のシートを 提出用に印刷します ( 方法 1,2 のいずれの場合も提出が必要です ) 提出用シート 確認表シート Ⅱ-5

6 4 評価にあたっての留意事項 ( 建築物を増築する場合の評価について ) (1) 増築の分類対象建築物が増床を伴う場合 建築基準法上では 増築 として扱われます この増築は 概ね下記のように分類できます 1 建築物の既存部分と増床部分が不可分な場合 ( 例えば 吹抜部分に床を増床する 屋上にペントハウスを増床するなど ) 2 建築物の既存部分と増床部分が明確に区分して考えることができる場合 ( 隣接して建築物を新築し 渡り廊下で繋ぐなど ) (2) 増築についての CASBEE 評価の考え方 1 の場合建築物全体を CASBEE 熊本 ( 改修 ) で評価することを原則とします なお その場合には 改修対象外は CASBEE 熊本 ( 既存 ) に準拠し 改修対象は CASBEE 熊本 ( 新築 ) に準拠して評価します ただし 既存部分を含め 建築物全体を CASBEE 熊本 ( 新築 ) に準拠して評価することもできます 2 の場合建築物全体を CASBEE 熊本 ( 改修 ) で評価することを原則とします なお 既存部分を改修しない場合には 既存部分は CASBEE 熊本 ( 既存 ) の評価基準で評価し 増築部分は CASBEE 熊本 ( 新築 ) の評価基準で評価することになります ただし 増築部分が独立した建物として評価できる場合には その部分のみを CASBEE 熊本 ( 新築 ) に準拠して評価することもできます Ⅱ-6

7 5 評価方法及び評価システム概要 (1) 評価対象建築物 CASBEE 熊本 ( 新築 改修 既存 ) は 戸建住宅を除く 全ての用途に適用可能です 用途分類は 省エネルギー法に基づく 8 用途 ( 工場を含む ) 及び集合住宅であり 戸建住宅は対象外です なお 工場については Q1 室内環境 Q2 1. 機能性 の評価では 主に居住エリア ( 事務所等 ) を評価の対象とし 生産エリアは評価対象外となります また LR1 エネルギーの評価では 生産プロセスに係るエネルギー消費は対象外となります 対象となる用途は 非住宅系用途 と 住宅系用途 の大きく二つに区分しています 特に 住宅系用途 に区分される病院 ホテル 集合住宅は 利用者の住居 宿泊空間 ( 以下 < 住居 宿泊部分 >) を含む建築物であり これら住宅系用途の建築物の評価は 住居 宿泊部分 とそれ以外の共用部分 ( 以下 < 建物全体 共用部分 >) とに分けて行います 建築物用途と区分 用途区分用途名含まれる用途非住宅系用途工場工場 車庫 倉庫 観覧場 卸売市場 電算室など住宅系用途事務所 事務所 庁舎 図書館 博物館 郵便局など 学 校 小学校 中学校 高等学校, 大学 高等専門学校 専修学校 各種学校など 物販店 百貨店 マーケットなど 飲食店 飲食店 食堂 喫茶店など 集会所 公会堂 集会場 ボーリング場 体育館 劇場 映画館 ぱちんこ屋 展示施設など 病 院 病院 老人ホーム 身体障害者福祉ホームなど ホテル ホテル 旅館など 集合住宅 集合住宅 ( 戸建は対象外 ) (2) 評価システム概要 1 評価項目の採点 Q(Quality: 建築物の環境品質 ) とL(Load: 建築物の環境負荷 ) のそれぞれに含まれる評価項目について 各々設定された採点基準 ( レベル1~レベル5) に従って採点を行います レベル1は 1 点 レベル5は5 点として それぞれの項目の得点が決まります 住宅系用途に分類される集合住宅 ホテル 病院では < 住居 宿泊部分 >を それ以外の部分 (< 建物全体 共用部分 >) とは分けて両者を評価します その際 評価項目によっては< 住居 宿泊部分 >と< 建物全体 共用部分 >では異なる採点基準が適用されます 建物一体としての評価結果を得る際には 項目毎にスコアを各部分の床面積の比率に従って加重平均することで建物全体としての結果を得ることができます 住宅系と非住宅系の用途建物を含む建物評価システム < A. 非住宅系用途の場合 > 建物全体 共用部分の評 < B. 住宅系用途の場合 > 価 住居 宿 泊部分の評価 共用部分 住居 宿泊部分 の床面積比率による加重平均 評価結 果 A 評価結 果 B Ⅱ-7

8 2LCCO2 の算定 標準計算 LR3 1. 地球温暖化への配慮 の項目について ライフサイクルCO2を指標として評価を行います 具体的には 各建物用途において基準となるLCCO2 排出量 (LR1エネルギーを除く全ての評価項目で レベル3 かつ省エネ法における建築主の判断基準相当の建物のLCCO2) を設定した上で 建設段階 運用段階 修繕 更新 解体段階において CO2 排出に関連する評価項目の結果 ( 採点レベル ) からほぼ自動的に算定できるようにしています ( 一部個別入力 ) 1) 建設段階 LR2. 資源 マテリアル では 既存建築躯体の継続使用 や リサイクル建材の活用 が評価されます これらの対策を考慮した建設資材製造に関連した CO2(embodied CO2) を 既存躯体の利用率 高炉セメントの利用率から概算します 2) 運用段階 LR1. エネルギー において評価している一次エネルギー消費率 :BEI( モデル建物法の場合は BEIm) 等の数値と 効率的な運用における取組みに応じた削減率を用いて 運用段階の CO2 排出を簡易に推計します 3) 修繕 更新 解体段階 Q2. サービス性能 では 長寿命化の取組みによる耐用年数の向上が評価されます ただし 将来の耐用年数を LCCO2 の算定条件として採用できる程の精度で推定することは難しいため 住宅を除き耐用年数は次の通りとして LCCO2 を推計します 事務所 病院 ホテル 学校 集会場 60 年固定 物販店 飲食店 工場 30 年固定 集合住宅 住宅性能表示の劣化対策等級に従って 年とします 個別計算一方 評価者自身が詳細なデータ収集と計算を行って精度の高い LCCO2 を算出した場合 これを 個別計算 と呼び 評価結果の一部とすることができることとしています 個別計算の方法については 一般に公表されたライフサイクルアセスメント (LCA) の手順を用い 用いた手法や算定条件等については 評価者により詳細を示すこととしています 一般に公表されている LCA 手法で利用可能なものとしては 建物の LCA 指針 ( 日本建築学会編, 丸善, 2013) などが挙げられます また 評価者による算定条件等の具体的な記述については 付属の評価ソフトにおける LCCO2 算定条件シート への入力によります 3 評価結果採点結果は スコアシート と 結果表示シート の書式に集約されます 評価項目ごとの採点の結果はまず スコアシート に一覧表示されます これらを各評価項目の重み係数で加重して Q1~Q3 LR1~LR3 までの分野別の総合得点 SQ1~SQ3 SLR1~SLR3 並びに Q と LR の得点 SQ SLR を算出します Ⅱ-8

9 CASBEE の基本構成 < スコアシート > Qの得点 Q1 室内環境 Q2 サービス性能 Q3 室外環境 ( 敷地内 ) LR の得点 LR1 エネルギー LR2 資源 マテリアル LR3 敷地外環境 評価項目の得点 < 結果表示シート > 棒グラフ レーダーチャートと BEE により表示 (1) Q の評価結果 (2) LR の評価結果 (3) BEE の結果 Q: 建築物の環境品質 LR: 建築物の環境負荷低減性 BEE: 建築物の環境効率 結果表示シート では Q( 建築物の環境品質 ) と LR( 建築物の環境負荷低減性 ) のそれぞれについて 分野ごとの評価結果がレーダーチャートと棒グラフと数値で表示されます さらに BEE( 建築物の環境効率 ) の結果がグラフと数値で表示され これらによって 環境配慮に対する対象建物の特徴を多角的かつ総合的に把握することができます BEE は Q と LR の得点 SQ SLR に基づき 以下の式で求められます BEE = Q: 建築物の環境品質 25 (SQ - 1) = L: 建築物の環境負荷 25 (5 - SLR) また グラフ座標上で縦軸の Q 値と横軸の L 値でプロットされる環境効率の位置により S ランクから C ランク 5 段階の建築物環境効率ランキングが表示されます BEE と赤星による建築物環境効率ランキングの表示 2-1 建築物の環境効率 (BEEランク& チャート ) BEE = 1.7 S: A: B + : B - : C: BEE= S A B + 環境品質 Q B C 環境負荷 L Ⅱ-9

10 BEE 値によるランクと評価の対応 ランク 評価 BEE 値ほか ランク表示 S Excellent 素晴らしい BEE=3.0 以上 かつ Q=50 以上 赤 A Very Good 大変良い BEE=1.5 以上 3.0 未満 赤 B + Good 良い BEE=1.0 以上 1.5 未満 赤 B - Fairly Poor やや劣る BEE=0.5 以上 1.0 未満 赤 C Poor 劣る BEE=0.5 未満 赤 (4) 複合用途建築物の評価 2つ以上の用途が複合している建築物の評価算定は 評価対象の建築物に含まれている用途ごとの評価結果を それぞれの床面積の比率によって加重平均して行います 複合用途の得点 =Σ( 用途毎の得点 床面積比率 ) (2) 複合用途建築物の評価方法 (3 つの用途が複合している場合 ) < 用途 A( 事務所 )> 評価結果 A < 用途 B( 集合住宅 )> 評価結果 B < 用途 C( ホテル )> 評価結果 C 各用途の床面積の比率 (A:B:C) により結果を加重平均 複合用途の評価結果 なお LR1 エネルギーの評価においては 非住宅用途 住宅の専有部 共用部それぞれにおける採点レベル (BPI や品確法における断熱等性能等級 一次エネルギー消費率などで評価 ) により採点されたレベルを 各々の床面積の比率によって加重平均して行います Ⅱ-10

11 Ⅱ CASBEE 熊本での評価の入力 1 CASBEE 熊本 (2015 年版 ) のメインシート メインシートには 建築物の基本的な事項を記載します メインシートに記載した内容は 評価結果シートや解説シートなどに反映されます 住宅系用途の建物を評価する場合は < 建物全体 共用部分 > と < 住居 宿泊部分 > の床面積の比を入力します 評価ソフトバージョン CASBEE-BD_NC_2014(v.2.0) CASBEE-BD_NC_2014_kmt2015(v1.0) 使用評価マニュアル : CASBEE- 建築 ( 新築 )2014 年版 CASBEE 熊本 新築 2015 年版 1) 概要入力 1 建物概要 建物名称 建設地 気候区分 地域 地区 竣工年 ( 予定 / 竣工 ) 敷地面積 建築面積 延床面積 建物用途名 2016 年 12 月 XXX m2 XXX m2 3, m2 階数地上 F 構造 RC 造 平均居住人員 XX 人 ( 想定値 ) 年間使用時間 XXX 時間 / 年 ( 想定値 ) 2 評価の実施 評価の実施 2014 年 7 月 8 日実施設計段階 作成者 確認日 確認者 LCCO2 の計算 ビル 県 市商業地域 防火地域 事務所, 2014 年 7 月 10 日 標準計算 LCCO2 算定条件シート ( 標準計算 ) を入力 新築 2) 個別用途入力 1 用途別延床面積事務所 3, m2 事務所 m2 官公庁 m2 学校 0.00 m2 幼稚園 保育園 m2 小 中学校 ( 北海道 ) m2 小 中学校 ( 北海道以外 ) m2 高校 m2 大学 専門学校 m2 物販店 0.00 m2デパート スーパー m2 その他物販 m2 飲食店 m2 集会所 0.00 m2 劇場 ホール m2 展示施設 m2 スポーツ施設 m2 工場 m2うち省エネ計画書対象面積 m2 病院 m2 ホテル m2 非住宅小計 3, m2 集合住宅 0.00 m2 専用部 m2 共用部 m2 2 住居 宿泊部分の比率小数値 ( 0.9 など) で比率を入力して下さい 病院の延床面積のうち 病室部分の床面積の比率 ホテルの延床面積のうち 宿泊部分の床面積の比率小数値 ( 0.9 など) で 集合住宅の延床面積のうち 住戸部分の床面積の比率比率を入力して下さい ) 結果出力スコアシート スコア評価結果表示シート 結果 LCCO2 計算 LCCO2 算定条件シート 標準計算 個別計算 Ⅱ-11

12 (1) 概要入力 1 建物概要評価建物の基本情報 ( 名称 用途 規模等 ) を入力します これらの情報は 各シート及び 評価結果シートに自動的に転記されます 平均居住人員と年間使用時間は 直接 CASBEE の評価に関わるものではありませんが 参考情報として可能な限り入力してください 建物概要欄の入力項目と入力例入力項目入力例入力項目入力例 建物名称 ビル延床面積 2) ( 数値 ) 建設地 気候区分 県 市建物用途名事務所 学校 集合住宅 地域 地区商業地域 防火地域 ( 建物用途 )3) 庁舎 大学 地域区分 6 地域 1) 階数 + F 竣工年 構造 S 造 敷地面積 ( 数値 ) 平均居住人員 ( 数値 ) 建築面積 ( 数値 ) 年間使用時間 ( 数値 ) 1) 地域区分は 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準 ( 平成 25 年経済産業省 国土交通省告示第 1 号 ) 別表第 4 による 1~8 の 8 地域から選択する ( 集合住宅の場合のみ入力 ) 2) 延床面積は 用途別延床面積の欄に入力した値の合計が自動的に本欄に返される 3) この欄は 用途別延床面積の欄で選択された用途が自動的に表示されるものであり CASBEE の評価上の用途構成を表している より詳細な用途名は 上欄の 建物用途名 に任意で入力ができる 2 評価の実施評価実施の日付 評価者を入力します 評価内容の確認者が別にいる場合は 確認日と確認者の欄へ記入します Ⅱ-12

13 住宅系用途住宅系用途熊本県建築物環境配慮制度運用マニュアル 2015 年版第 2 章 CASBEE 熊本による評価の概要 (2) 個別用途入力 1 用途別延床面積建築物用途は 下表の中から最も該当するものを選択し 各用途にそれぞれの面積を入力します 評価対象とする建築物のより具体的な用途名は (1) 概要入力の 建物用途名 欄に入力します 2 住居 宿泊部分の比率住宅系用途の建築物を評価する場合は < 建物全体 共用部分 > と < 住居 宿泊部分 > の床面積比を入力します ( 病院では病室部分 ホテルでは宿泊室部分 集合住宅では住居部分の占める割合を 0~1.0 までの値で入力します 非住宅系用途の建築物では入力しません ) 用途別延床面積の入力上の区分 用途区 用途名詳細用途含まれる用途非事務所事務所 官公庁事務所 庁舎 図書館 博物館 郵便局など 学 校 幼稚園 保育園 小 中学校 ( 北海道 ) 小 中学校 ( 北海道以外 ) 高校 大学 専門学校 小学校 中学校 高等学校, 大学 高等専門学校 専修学校 各種学校など 物販店 デパート スーパー その他物販 百貨店 マーケットなど 飲食店 飲食店 食堂 喫茶店など 集会所 劇場 ホール 展示施設 スポーツ施設 公会堂 集会場 ボーリング場 体育館 劇場 映画館 ぱちんこ屋 展示施設など 工 病 場 院 ホテル 工場 車庫 倉庫 観覧場 卸売市場 電算室など 病院 老人ホーム 身体障害者福祉ホームなど ホテル 旅館など 集合住宅集合住宅 ( 戸建は対象外 ) (3) 結果出力結果出力欄の 評価結果シート や スコアシート LCCO2 計算シート を選択 ( クリック ) すると 各々のシートを画面上に呼び出すことができます Ⅱ-13

14 2 CASBEE 熊本 (2015 年版 ) の解説 ( 採点 ) シート 解説シートでは 評価項目毎にレベル 1 からレベル 5 までの 5 段階の採点基準を解説するとともに 簡易採点が可能となっています 解説シートにおける主要な構成項目構成項目説明 採点欄 採点基準欄 評価する取組み欄 採点結果をレベル 1~5( または対象外 ) のプルダウンで選択 各項目の採点基準を表示 一部の項目で採用されている採点方法 環境配慮を行う上で配慮すべき事項がリスト化されており 該当項目を選択することで採点する 重み係数 ( 規定 ) 欄用途により規定されている重み係数を表示 ( 変更不可 ) (1) 採点基準採点シートには 各用途における採点基準表が表示されており 評価者はその表に従って採点を行います < 建物全体 共用部分 > は全用途共通に採点する項目です 住宅系用途の場合は Q1 と Q2 の採点シートについて < 住宅 宿泊部分 > の採点基準と評価欄が用意されており これについても採点を行います 採点基準は 項目毎にレベル 1~5 の段階設定がされており 採点欄ではそのレベル数をプルダウンで選択 ( レベル 3 の場合は 3 を選択 ) します 対象建築物の個別条件によって採点基準をそのまま適用できないような場合 一部の評価項目で 対象外 を選択することができます ( 対象外とできる項目は 第 3 章 以降の解説中に記載されています ) 対象外を選択した場合 特に示されない限り 対象外とした項目の重みが 0 で計上され それ以外の項目の重みに比例配分されます 建物名称 ビル Q1 室内環境色欄について プルダウンメニューから選択 または数値 コメントを記入のこと実施設計段階 1 音環境 1.1 騒音 暗騒音レベル db(a) 重み係数 ( 既定 )= 0.50 db(a) 重み係数 ( 既定 )= 0.00 レベル 3.0 建物全体 共用部分 レベル 3.0 住居 宿泊部分 事 病 ( 待 ) ホ 工 住 学 病 ( 診 ) 物 飲 会 病 ホ 住 レベル 1 50< [ 暗騒音レベル ] 45< [ 暗騒音レベル ] 55< [ 暗騒音レベル ] 40< [ 暗騒音レベル ] レベル 1 レベル 2 レベル 3 レベル 4 47< [ 暗騒音レベル ] 50 43< [ 暗騒音レベル ] 47 40< [ 暗騒音レベル ] 43 42< [ 暗騒音レベル ] 45 38< [ 暗騒音レベル ] 42 35< [ 暗騒音レベル ] 38 Q1 室内環境 1 音環境 1.1 騒音 52< [ 暗騒音レベル ] 37< 暗騒音レベル [ ] レベル レベル 3.0 事 病 ( 待 ) ホ 工 住 48< [ 暗騒音レベル ] 33< [ 暗騒音レベル ] レベル < [ 暗騒音レベル ] 48 レベル 1 50< [ 暗騒音レベル ] 30< [ 暗騒音レベル ] レベル < [ 暗騒音レベル ] レベル 2 50 レベル 5 [ 暗騒音レベル ] 40 [ 暗騒音レベル ] 35 [ 暗騒音レベル ] 45 [ 暗騒音レベル ] 30 レベル 5 50< [ 暗騒音レベル ] 47< [ 暗騒音レベル ] 50 43< [ 暗騒音レベル ] 47 40< [ 暗騒音レベル ] 43 [ 暗騒音レベル ] 40 45< [ 暗騒音レベル ] 42< [ 暗騒音レベル ] 45 38< [ 暗騒音レベル ] 42 プルダウンメニューから 35< [ 暗騒音レベル ] 38 1~5 対象外を選択 [ 暗騒音レベル ] 35 暗騒音 : 室内許容騒音レベル * レベル 3 43< [ 暗騒音レベル ] 47 db(a) NC~NR 10~15 15~20 20~25 25~30 30~35 35~40 40~45 45~50 50~55 うるささ無音感 非常に静か 40< [ 暗騒音レベル 特に気にならない ] 騒音を感じる 騒音を無視できないレベル 4 会話 電話への 5m 離れてささ 43 10m 離れて会議可能 普通会話 (3m 以内 ) 大声会話 (3m) 影響 やき声が聞こえる 電話は支障なし 電話は可能 電話やや困難 スタジオ 無音室 アナウンススタジオ ラジオスタジオ テレビスタジオ主調整室レベル 5 [ 暗騒音レベル ] 40 一般事務室 集会 ホール 音楽堂 劇場 ( 中 ) 舞台劇場 映画館 プラネタリウム ホテルロビー 病院 聴力試験室 特別病室 手術室 病室 診療室 検査室 待合室 Ⅱ-14

15 (2) 評価する取組み一部の採点項目 ( 特に Q3 室外環境 ( 敷地内 ) LR3 敷地外環境 ) においては 採点基準表に付属する 評価する取組み 表に示される取組み度合いをチェックすることで採点を行います 評価する取組み 表には 環境配慮設計を行う上で 配慮すべき事項がチェック項目または手法のリストとしてまとめられています リストに示される個々の取組みの有無を評価し 与えられるポイントの合計点数 ( または項目数 ) により項目の採点を行います 建物名称 ビル Q3 室外環境 ( 敷地内 ) 色欄について プルダウンメニューから選択 または数値 コメントを記入のこと 実施設計段階 1 生物環境の保全と創出 重み係数 ( 既定 )= 0.30 レベル 4.0 レベル 1 レベル 2 レベル 3 レベル 4 レベル 5 事 学 物 飲 会 病 ホ 工 住生物環境の保全と創出に関して配慮に欠け 取り組みが不十分である ( 評価ポイント0~3) 生物環境の保全と創出に関して配慮されているが 取り組みが十分とはいえない ( 評価ポイント4~6) 生物環境の保全と創出に関して配慮されており 標準的な取り組みが行われている ( 評価ポイント7~9) 生物環境の保全と創出に関して配慮されており 比較的多くの取り組みが行われている ( 評価ポイント10~12) 生物環境の保全と創出に関して十分配慮されており 充実した取り組みが行われている ( 評価ポイント13 以上 ) 評価する取り組み採点 評価内容 評価ポイント 1 ポイント 1) 敷地とその周辺を含む生物環境に関する立地特性を把握している 1 I 立地特性の把握と計画方針の設定 2) 立地特性に基づいて生物環境の保全と創出に関わる計画方針を示して 1 ポイント 1 いる ト 1 ポイント 2 ポイント 対象外 1 ポイント 1) 敷地内にある動植物 表土 水辺等の生物資源を保存している 1 II 生物資源の保全を選択 2) 敷地内にあった動植物 表土 水辺等の生物資源を復元 ( 再生 ) してい 1 ポイントる 1 1 ポイント 評価項目 1 プルダウンメニューから 0 ポイン 1) 外構面積の 10% 以上 ~20% 未満を緑化し なおかつ中高木を植栽している (1 ポイント ) 外構面積の 20% 以上 ~50% 未満を緑化している (2 ポイント ) 1~3 1 ポイント III 緑の量の確保 外構面積の 50% 以上を緑化している (3 ポイント ) 2) 建物緑化指数が 0.05 以上 ~0.2 未満を示す建築物の緑化を行っている (1 ポイント ) 建物緑化指数が 0.2 以上を示す建築物の緑化を行っている (2 ポイント ) 1~2 1 ポイント 1) 敷地や建物の植栽条件に応じた適切な緑地づくりを行っている 1 1 ポイント IV 緑の質の確保 2) 野生小動物の生息域の確保に配慮した緑地づくりを行っている 1 1 ポイント 3) 地域の郷土種の保全に配慮した緑地づくりを行っている 1 1) 建物運用時における緑地等の維持管理に必要な設備を設置し なおかつ 0 ポイント 1 V 生物環境の管理方針を示している 管理と利用合計ポイントよって採点され 2) 建物利用者や地域住民が生物とふれあい自然に親しめる環境や施設等 1 ポイント 1 を確保している 1) 上記の評価項目以外に生物環境の保全と創出に資する独自の取り組み 0 ポイント VI その他を行っている 1 合計 = 2 評価する取組みの 10 ポイント 評価する取り組み 方式の採点シート (3) LR1 エネルギーの採点方法 LR1 エネルギー の採点項目では 省エネ法に基づく 建築物の省エネルギー基準を一部項目に採用している 1. 建物外皮の熱負荷抑制 では BPI またはモデル建物法による BPIm により評価します ( 住宅の場合には品確法の断熱等性能等級 ) 3. 設備システムの高効率化 では BEI またはモデル建物法による BEIm を用い 一次エネルギー消費率により評価します これら 2 項目の評価にあたっては 計画書シート において入力を行います 具体的には 省エネルギー基準に基づき外皮性能 基準一次エネルギー消費量 設計一次エネルギー消費量等おのおの該当する数値を入力します 既に 省エネルギー計画書 または 住宅性能評価書 を作成している場合には 当該数値を 計画書シート に転記することにより 1. 建物外皮の熱負荷抑制 3. 設備システムの高効率化 の評価を行います BPI:Building PAL* Index(PAL に代わる建物の外皮の熱性能を示す指標 ) BEI:Building Energy Index(CEC に代わる建物のエネルギー消費率を示す指標 ) Ⅱ-15

16 計画書シート ( 入力例 抜粋 ) (4) 複合用途建築物の採点方法複合用途建築物の評価を行う場合は 評価者自らにより 含まれる各用途のレベル ( 得点 ) をそれぞれの面積割合により加重平均した結果を入力します 各用途での結果を評価項目毎に面積加重平均し 結果を整数で CASBEE 熊本の評価ソフトに入力 ( プルダウンから選択 ) します 平均の結果は四捨五入した整数とします より詳細な評価を行う場合には 加重平均した小数値を含む値を採点欄に直接数値入力することもできます LR1 エネルギーの評価では 複合用途建築物の場合 計画書シート において住宅用途 非住宅用途それぞれに 省エネルギー計画書 または 住宅性能評価書 からの数値の転記欄が設けられているので 用途毎に数値を入力すればよい 全用途における採点レベルの面積加重平均 ( 自動計算 ) により 評価を行います Ⅱ-16

17 3 排出係数シート CO2 排出量の計算に用いる電気の排出係数は 評価者が評価の目的に従って 適切な数値を選択します なお 評価ソフトでは 特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令第 2 条第 4 項に基づく 実排出係数及び代替値の CASBEE 2014 年版改訂時の最新値 ( 平成 24 年の実績値 平成 25 年 12 月公表 ) およびその他の数値として評価者が選定した適切な排出係数 ( 任意 ) を使うことができるようにしています 排出係数 シート画面より 電気の排出係数を選択 設定します 排出係数 シート (1) 評価条件として 与えられた排出係数を用いる場合 (1) にチェックして 根拠等を記述し 排出係数を入力します < 例 > 補助事業への応募 ( 募集者が指定 ) コンペ プロポーザルへの応募 ( 募集者が指定 ) 自治体版 CASBEE の届出 ( 自治体が指定 ) など (2) 温暖化対策推進法に基づく温室効果ガス排出量の算定方法を参考とする場合 以下 1~3 の中から選択 入力する注 ) 1 電気事業者 ( 一般電気事業者及び特定規模電気事業者 (PPS)) から供給された電気の使用を想定している場合は 国が公表する電気事業者ごとの排出係数を用います 1 にチェックして メニューに示されている電気事業者を選択します Ⅱ-17

18 プルダウンによる電気事業者の選択 2 上記以外の者から供給された電気の使用を想定している場合は 1の係数に相当する係数で 実測等に基づく適切な排出係数を入力します 2 にチェックして 排出係数と事業者名を入力します 3 1 及び2の方法で想定できない場合は 1 及び2の係数に代替するものとして環境大臣 経済産業大臣が公表する係数 ( 代替値 ) を選択します 3 にチェックする 注 ) 電気事業者毎の排出係数 ( 実排出係数 調整後排出係数 ) および代替値は国が認めた値が毎年度公表されるため CASBEE の評価ソフトの改訂の有無を確認のこと なお 評価ソフトが対応できていない場合でも 環境省のホームページなどで確認のうえ (3) 上記以外の場合 の欄に最新の値を入力することで これを用いることができる (3) 上記以外の場合 (3) にチェックして 根拠等を記述し 排出係数を入力します Ⅱ-18

19 4 CASBEE 熊本 (2015 年版 ) の配慮事項記入シート 評価建築物の環境配慮の全体像を第三者が把握し易くするために 環境配慮設計における配慮事項を記述します 配慮事項記入シートの 総合 Q1 ~ LR3 その他 の各欄に記述します 総合 欄には 建築物全体におけるコンセプトを Q1 ~ LR3 欄には 各評価項目に関連する事項を記述します その他 の欄には Q1 ~ LR3 において評価されない その他 の環境配慮の取組を記載します Ⅱ-19

20 5 ライフサイクル CO 2 計算シート 本シートでは 解説シート と 計画書シート に入力した内容に従って自動計算される LCCO2 ( 標準計算 ) の計算過程を表示します 建設段階 修繕 更新 解体段階 運用段階の各段階について 参照値 と 評価対象 の CO2 排出量が kg-co2/ 年m2で表示されます 参照値 : 基準となる建築物 = エネルギーを除く全ての評価項目でレベル 3 かつ省エネ法の建築主の判断基準相当 ライフサイクル CO2 計算シート ( 出力例 ) Ⅱ-20

21 LCCO2 算定条件シート ( 標準計算 ) 標準計算で評価を実施している場合は LCCO2 計算に用いられている評価条件が LCCO2 算定条件シート ( 標準計算 ) に表示されます 代表的な資材の量や環境負荷原単位 エネルギーの CO2 排出係数等が計算根拠として表示されます LCCO2 算定条件シート ( 標準計算 ) Ⅱ-21

22 なお 既存躯体の再利用と高炉セメントを採用した場合は それぞれの利用率を本シートに入力します この数値が LCCO2 計算シートの建設段階の CO2 排出量計算に反映されます 建設段階 項目高炉セメント ( 躯体での利用率 ) 既存躯体の再利用 ( 躯体での利用率 ) 参照値 ( 参照建物 ) 評価対象備考 0% 0% 0% 0% LCCO2 算定条件シート ( 標準計算 ) シートでの高炉セメントの採用率 既存躯体の再利用率の設定 Ⅱ-22

23 6 CASBEE 熊本 (2015 年版 ) のスコアシート CASBEE- 建築 ( 新築 )2014 年版 使用評価マニュアル : CASBEE- 建築 ( 新築 )2014 年版 ビル欄に数値またはコメントを記入 評価ソフト : CASBEE-BD_NC_2014(v.2.0) スコアシート 実施設計段階 建物全体 共用部分 住居 宿泊部分 配慮項目 環境配慮設計の概要記入欄 評価点 重み重み評価点係数係数 全体 Q 建築物の環境品質 3.0 Q1 室内環境 音環境 騒音 遮音 開口部遮音性能 界壁遮音性能 界床遮音性能 ( 軽量衝撃源 ) 界床遮音性能 ( 重量衝撃源 ) 吸音 温熱環境 室温制御 室温 外皮性能 ゾーン別制御性 湿度制御 空調方式 光 視環境 昼光利用 昼光率 方位別開口 昼光利用設備 グレア対策 昼光制御 照度 照明制御 空気質環境 発生源対策 化学汚染物質 アスベスト対策 換気 換気量 自然換気性能 取り入れ外気への配慮 運用管理 CO 2 の監視 喫煙の制御 Q2 サービス性能 機能性 機能性 使いやすさ 広さ 収納性 高度情報通信設備対応 バリアフリー計画 心理性 快適性 広さ感 景観 リフレッシュスペース 内装計画 維持管理 維持管理に配慮した設計 維持管理用機能の確保 衛生管理業務 耐用性 信頼性 耐震 免震 耐震性 免震 制振性能 部品 部材の耐用年数 躯体材料の耐用年数 外壁仕上げ材の補修必要間隔 主要内装仕上げ材の更新必要間隔 空調換気ダクトの更新必要間隔 空調 給排水配管の更新必要間隔 主要設備機器の更新必要間隔 Ⅱ-23

24 2.4 信頼性 空調 換気設備 給排水 衛生設備 電気設備 機械 配管支持方法 通信 情報設備 対応性 更新性 空間のゆとり 階高のゆとり 空間の形状 自由さ 荷重のゆとり 設備の更新性 空調配管の更新性 給排水管の更新性 電気配線の更新性 通信配線の更新性 設備機器の更新性 バックアップスペースの確保 Q3 室外環境 ( 敷地内 ) 生物環境の保全と創出 まちなみ 景観への配慮 地域性 アメニティへの配慮 地域性への配慮 快適性の向上 敷地内温熱環境の向上 LR 建築物の環境負荷低減性 LR1 エネルギー 建物外皮の熱負荷抑制 自然エネルギー利用 設備システムの高効率化 BEI 非住宅 1.00 住宅 ( 専有部 ) 集合住宅以外の評価 (3a.3b) 集合住宅の評価 (3c) 効率的運用 集合住宅以外の評価 モニタリング 運用管理体制 集合住宅の評価 モニタリング 運用管理体制 LR2 資源 マテリアル 水資源保護 節水 雨水利用 雑排水等の利用 雨水利用システム導入の有無 雑排水等利用システム導入の有無 非再生性資源の使用量削減 材料使用量の削減 既存建築躯体等の継続使用 躯体材料におけるリサイクル材の使用 躯体材料以外におけるリサイクル材の使用 持続可能な森林から産出された木材 部材の再利用可能性向上への取組み 汚染物質含有材料の使用回避 有害物質を含まない材料の使用 フロン ハロンの回避 消火剤 発泡剤 ( 断熱材等 ) 冷媒 LR3 敷地外環境 地球温暖化への配慮 地域環境への配慮 大気汚染防止 温熱環境悪化の改善 地域インフラへの負荷抑制 雨水排水負荷低減 汚水処理負荷抑制 交通負荷抑制 廃棄物処理負荷抑制 周辺環境への配慮 騒音 振動 悪臭の防止 騒音 振動 悪臭 風害 砂塵 日照阻害の抑制 風害の抑制 砂塵の抑制 日照阻害の抑制 光害の抑制 屋外照明及び屋内照明のうち外に漏れる光への対策 昼光の建物外壁による反射光 ( グレア ) への対策 Ⅱ-24

25 (1) スコアシートへの入力 1 基準点を 3 点とし 3 点を上回る評価点を与える評価項目については 解説シートでの採点と環境配慮設計の概要記入を必須とします CASBEE- 建築 ( 新築 )2014 年版 使用評価マニュアル : CASBEE- 建築 ( 新築 )2014 年版 ビル欄に数値またはコメントを記入 評価ソフト : CASBEE-BD_NC_2014(v.1.0) スコアシート 配慮項目 実施設計段階 環境配慮設計の概要記入欄 建物全体 共用部分 評価点 重み係数 住居 宿泊部分 Q 建築物の環境品質 Q1 室内環境 音環境 騒音 遮音 開口部遮音性能採用対策を具体的に記入 界壁遮音性能 (3 点を上回る得点を与える 界床遮音性能 ( 軽量衝撃源 ) 評価項目の記入は必須 ) 4 界床遮音性能 ( 重量衝撃源 ) 吸音 評価点 重み係数 全体 Ⅱ-25

26 Ⅲ CASBEE 熊本による評価結果の表示 1 CASBEE 熊本 (2015 年版 ) の評価結果シート CASBEE 熊本による評価結果として Q( 建築物の環境品質 ) と LR( 建築物の環境負荷低減性 ) さらに BEE( 建築物の環境効率 ) LCCO2 排出率の結果 県重点評価結果がグラフと数値で表示されます 新築 使用評価マニュアル : CASBEE- 建築 ( 新築 )2014 年版 使用評価ソフト : CASBEE-BD_NC_2014(v.2.0) メインシートへの入力内容が反映されています スコアシート入力結果が反映されています 1-1 建物概要 1-2 外観 建物名称 ビル 階数 地上 F 建設地 県 市 構造 RC 造 用途地域 商業地域 防火地域 平均居住人員 XX 人 気候区分 年間使用時間 XXX 時間 / 年 建物用途 事務所, 評価の段階 実施設計段階評価 外観パース等 竣工年 2016 年 12 月 0.0 評価の実施日 2014 年 7 月 8 日 外観図の貼り付けは 敷地面積 XXX m2 作成者 外観図 シートへ貼り付けしてください 建築面積 XXX m2 確認日 2014 年 7 月 10 日 延床面積 3,000 m2 確認者 2-1 建築物の環境効率 (BEEランク& チャート ) 2-2 ライフサイクルCO 2 ( 温暖化影響チャート ) 2-3 大項目の評価 ( レータ ーチャート ) BEE = 1.0 Q2 サービス性能 5 S: A: B + : B - : C: 30%: 60%: 80%: 100%: 100% 超 : BEE=1.0 標準計算 建設 修繕 更新 解体 運用 オンサイト オフサイト S A B + 1 参照値 100% Q1 室内環境 Q3 室外環境 ( 敷地内 ) スコアシート入力結果が反映されています レベル 3( 赤い線 ) が一般的な取組みレベルを示し それ以上がレベル 4 レベル 5 それ以下はレベル 2 レベル 1 となっています 環境品質 Q C 環境負荷 L 2-4 中項目の評価 ( バーチャート ) B 建築物の取組み 3 上記 +2 以外のオンサイト手法 4 上記 + オフサイト手法 ( kg-co 2/ 年 m 2 ) このグラフは LR3 中の 地球温暖化への配慮 の内容を 一般 的な建物 ( 参照値 ) と比べたライフサイクルCO2 排出量の目安 で示したものです Q 環境品質 Q のスコア = 3.0 Q1 室内環境 Q2 サービス性能 Q3 室外環境 ( 敷地内 ) Q1のスコア = 3.0 Q2のスコア = 3.0 Q3のスコア = % 92% 92% LR1 エネルギー LR2 資源 マテリアル LR3 敷地外環境 音環境温熱環境機能性耐用性対応性まちなみ地域性 光 視環境空気質環境生物環境 信頼性 更新性 景観アメニティ LR 環境負荷低減性 LR のスコア = 3.0 LR1 エネルギー LR2 資源 マテリアル LR3 敷地外環境 LR1のスコア = 3.0 LR2のスコア = 3.0 LR3のスコア = スコアシート入力結果が反映され 熊本県重点評価結果が自動的に表示されます 熊本県ストップ温暖化県民総ぐるみ運動推進会議シンボルマーク ( バッテン ) 温暖化 の数が多いほど良い結果となります 建物外皮の自然エネ設備システ効率的水資源非再生材料の汚染物質地球温暖化地域環境周辺環境熱負荷ルギーム効率化運用使用削減回避への配慮への配慮への配慮 3 熊本県重点評価結果重点事項総合評価重点事項の評価 ( レーダーチャート ) 評価点 = 75 温室効果ガス排出量削減の推進 125 重点事項 1: 温室効果ガス排出量削減の推進重点事項 2: 安全安心で暮らしやすい社会の実現評価点 = 75 評価点 = 75 重点事項 3: 県の地域資源の有効活用と保全重点事項 4: 循環型社会の実現評価点 = 75 評価点 = 安全安心で循環型社会 25 暮らしやすいの実現社会の実現 県の地域資源の有効活用と保全 CASBEE: Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency ( 建築環境総合性能評価システム ) Q: Quality ( 建築物の環境品質 ) L: Load ( 建築物の環境負荷 ) LR: Load Reduction ( 建築物の環境負荷低減性 ) BEE: Built Environment Efficiency ( 建築物の環境効率 ) ライフサイクル CO 2 とは 建築物の部材生産 建設から運用 改修 解体廃棄に至る一生の間の二酸化炭素排出量を 建築物の寿命年数で除した年間二酸化炭素排出量のこと 評価対象のライフサイクル CO2 排出量は Q2 LR1 LR2 中の建築物の寿命 省エネルギー 省資源などの項目の評価結果から自動的に算出される LCCO2 の算定条件等については LCCO2 算定条件シート を参照されたい Ⅱ-26

27 2 CASBEE 熊本 (2015 年版 ) の性能表示シート CASBEE 熊本による評価結果の概要として 建築物の環境性能 (BEE) LCCO2 排出削減性能 県重点評価項目の総合評価が数値とランキングで表示されます 新築 性能表示 建物概要 外観 建物名称 ビル 階数 地上 F 建設地 県 市 構造 RC 造 用途地域 商業地域 防火地域 平均居住人員 XX 人 気候区分 年間使用時間 XXX 時間 / 年 建物用途 事務所, 評価の段階 実施設計段階評価 外観パース等 竣工年 2016 年 12 月 0.0 評価の実施日 2014 年 7 月 8 日 外観図の貼り付けは 敷地面積 XXX m2 作成者 外観図 シートへ貼り付けしてください 建築面積 XXX m2 確認日 2014 年 7 月 10 日 延床面積 3,000 m2 確認者 1 CASBEE 評価結果 建築物の環境効率 (BEE ランク & チャート ) BEE = S A B BEE=1.0 環境品質 Q B C 環境負荷 L ライフサイクル CO 2 排出性能 ( ランク表示 ) 排出率 92% 2 熊本県重点評価結果 重点事項総合評価 評価点 75 評価点 重点事項 1 温室効果ガス排出量削減の推進 75.0 重点事項 2 安全安心で暮らしやすい社会の実現 75.0 重点事項 3 県の地域資源の有効活用と保全 75.0 重点事項 4 循環型社会の実現 75.0 熊本県重点評価基準判定値 ( 評価点 ) 100 点以上 80 点以上 100 点未満 60 点以上 80 点未満 40 点以上 60 点未満 40 点未満 ランク表示 評価点は 100 点以上が推奨です Ⅱ-27

28 Ⅳ 熊本県重点評価 1 熊本県の重点評価の概要 熊本県建築物環境配慮制度では 温室効果ガス排出量削減の推進 安全安心で暮らしやすい社会の実現 地域資源の有効活用と保全 循環型社会の実現 の 4 つを重点評価事項に設定しています スコアシートへの入力により重点評価スコアシートへは自動的に転記され 重点事項総合評価の結果は 性能表示シート 及び 評価結果シート の重点評価結果の欄に表示されます 2 熊本県の重点評価事項と CASBEE の評価項目との関連 重点評価事項として設定されている 4 つの事項 温室効果ガス排出量削減の推進 安全安心で暮らしやすい社会の実現 地域資源の有効活用と保全 循環型社会の実現 は CASBEE の評価項目と以下のように関連付けています CASBEE 熊本 ( 新築 改修 既存 ) の重点評価事項 重点評価事項 1 温室効果ガス排出量削減の推進 CASBEE 熊本 ( 新築 改修 既存 ) 評価項目 1 外皮性能 Q 昼光利用設備 Q 昼光制御 Q 建物外皮の熱負荷抑制 LR1-1 5 自然エネルギー利用 LR1-2 6 設備システムの高効率化 LR1-3 7 材料使用量の削減 LR 交通負荷抑制 LR 重点評価事項 2 安全安心で暮らしやすい社会の実現 CASBEE 熊本 ( 新築 改修 既存 ) 評価項目 1 バリアフリー計画 Q 耐震性 Q 生物環境の保全と創出 Q3-1 4 地域性 アメニティへの配慮 Q3-3 5 温熱環境悪化の改善 LR3-2.2 考え方 1 建築物の断熱性能の向上 2 建築物の省エネ性能の向上 3 建築物の省エネ性能の向上 4 建築物の断熱性能の向上 5 太陽光発電等の利用促進等 6 建築設備の省エネ性能の向上 7 製造エネルギーの使用量削減 8 交通渋滞抑制への取組 考え方 1 ユニバーサルデザイン バリアフリー 2 建築物の耐震性の向上 3 敷地内緑化 建物緑化 生物環境の保全 4 地域との連携 防犯 敷地内緑化等 5 敷地内緑化 建物緑化 風通し等 重点評価事項 3 地域資源の有効活用と保全 CASBEE 熊本 ( 新築 改修 既存 ) 評価項目 1まちなみ 景観への配慮 Q3-2 2 節水 LR 雨水利用システム導入 LR 持続可能な森林から算出された木材 LR2-2.5 重点評価事項 4 循環型社会の実現 CASBEE 熊本 ( 新築 改修 既存 ) 評価項目 1 部品 部材の耐用年数 Q 対応性 更新性 Q2-3 3 既存建築躯体等の継続使用 LR2-2,2 4 躯体材料におけるリサイクル材の使用 LR 躯体材料以外におけるリサイクル材の使用 LR2-2.4 考え方 1まちなみ 景観の保全 地域産材の活用 2 地下水の保全 3 地下水の保全 4 地下水の保全 地域産材の活用 考え方 1 廃棄物を減らす 2 廃棄物を再利用する 減らす 3 廃棄物を再利用する 減らす 4リサイクル 廃棄物を減らす 5リサイクル 廃棄物を減らす Ⅱ-28

29 3 重点評価スコアシート 重点評価は 重点事項毎に関連づけられた CASBEE の評価項目の評価点を利用し 独自の重み付けにより 重点評価スコアシートを用いて 総合評価点を自動的に計算します 熊本県重点評価結果スコアシート建物名称 ビル 評価ソフト : CASBEE-BD_NC_2014(v.2.0) 実施設計段階 使用評価マニュアル : CASBEE 熊本 新築 2015 年版 熊本県重点評価結果総合評価点 73.5 重点事項 重点項目 ( 配慮項目 ) スコア 重み係数 評価点 重点事項重み係数 評価配点 1 温室効果ガス排出量削減の推進 Q 外皮性能 Q 昼光利用設備 Q 昼光制御 LR1 1 建物外皮の熱負荷抑制 LR1 2 自然エネルギー利用 LR1 3 設備システムの高効率化 LR2-2.1 材料使用量の削減 LR 交通負荷抑制 安全安心で暮らしやすい社会の実現 Q バリアフリー計画 Q 耐震性 CASBEE 本体の Q3-1 スコアシート生物環境の保全と創出 Q3-3 からの自動入力地域性 アメニティへの配慮 LR3-2.2 温熱環境悪化の改善 県の地域資源の有効活用と保全 Q3-2 まちなみ 景観への配慮 LR2-1.1 節水 LR 雨水利用システム導入 LR2-2.5 持続可能な森林から産出された木材 循環型社会の実現 Q2-2.2 部品 部材の耐用年数 Q2-3 対応性 更新性 LR2-2.2 既存建築躯体等の継続使用 LR2-2.3 躯体材料におけるリサイクル材の使用 LR2-2.4 躯体材料以外におけるリサイクル材の使用 評価点算出式評価点は 以下の方法により算出しています 総合評価結果総合評価点 = ( 各重点事項の評価点 各重点事項の重み係数 ) の総和 重み係数の総和は 1 であること 各重点事項 (1~4 の項目 ) 評価点 = ( 各重点項目のスコア 各重点項目の重み係数 ) の総和 (5/4) 20 重み係数の総和は 1 であること (5/4) 20 : スコア 4 点を評価点 100 点に変換するスケーリング定数 Ⅱ-29

30 Ⅴ 評価結果の確認 1 設計仕様確認支援ツールについて設計仕様確認支援ツールは CASBEE 熊本 による適確な評価の実施を支援するために作成したツールです また 提出された評価結果を行政庁で審査する場合にも活用します 本ツールを利用することで 評価結果と設計概要 根拠となる図書等の資料の整合性等を確認しながら 効率的に評価を進めることができます この支援ツールを活用した確認結果として 確認結果の電子データを必ず提出してください また 支援ツール中に 質疑表 のシートを設けています これは 計画書を提出していただいた後に 行政庁が評価内容について問い合わせをする際に問い合わせ事項を記入し また それに対する回答を作成する際に使用するものです 使用方法の詳細は 支援ツール内に明記していますので 確認してください 入力表のイメージについて 参照部分 ( 記入等不要 ) 適用用途 評価対象外等の条件を表示していますので 評価項目毎に 評価の有無を確認してください Ⅱ-30

31 2 記入等が必要な部分評価項目毎に 評価点 設計概要 添付図書を明記し 各記入欄間の整合性を確認してください 3 参照部分 ( 記入等不要 ) 2 の 設計概要 として記入すべき内容 添付図書 の事例を記載していますので 参考としてください Ⅱ-31

32 参考 : 質疑表 1 質疑表 ( 全体 共通事項 ) のシート評価内容全体 評価項目に共通する事項等について 行政庁と評価者との間で 質疑応答を行うために活用します 質疑表 ( 全体 共通事項 ) 県 市からの問い合わせ事項等 問い合わせに対する回答 ( 必要に応じて 行間隔を広げて利用してください ) 質疑表 ( 評価項目別 ) のシート評価項目毎の内容について 行政庁と評価者との間で 質疑応答を行うために活用します Ⅱ-32