Weekly金融市場 2018年12月14日号

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1 18 年 1 月 1 日号 調査第二部 来週のポイント 木村俊文 米 FOMC 日銀金融政策決定会合 欧州政治情勢米国では 18~19 日に連邦公開市場委員会 (FOMC) が開催される FOMC 終了後には声明文と四半期毎の経済見通しの発表 パウエル FRB 議長の会見が予定されている 市場では 今会合で今年 回目 (1 年 1 月以降では 9 回目 ) の利上げを決定すると予想されている 景気減速懸念や利上げペースの鈍化観測が強まる中 今後の米経済と FF 金利の見通し ( ドットチャート ) とともにパウエル議長の発言内容が注目される 日本では 19~ 日に日銀金融政策決定会合が開催され 終了後に黒田総裁の会見が行われる 日銀は 7 月の会合で金融緩和の枠組みを微調整し その後 9 月 1 月の会合でも同政策を据え置いており 今回会合でも現状の金融政策を維持するとみられる このほか 英国の EU 離脱協議やイタリア予算案の行方も引き続きも注視したい 経済指標 : 日本では貿易統計 米国では住宅着工など日本では 19 日に 貿易統計 (11 月 ) が発表される 当総研では 世界貿易の拡大テンポが鈍化する中 11 月は輸出が前年比 1.% 輸入は同 13.% と予測 この結果 通関貿易収支は 原系列で ヶ月連続の赤字を予想する 米国では 18 日に 住宅着工 建設許可件数 (11 月 ) が発表される コンセンサス中央値 (Bloomberg 調べ 1 日現在 ) では着工件数が前月比.% の 13.3 万件と ヶ月連続で増加する予想である また 住宅ローン金利と住宅価格の上昇で鈍化傾向が続くのか 19 日に発表される 中古住宅販売 (11 月 ) も注目したい 来週のスケジュール (1/17~1/1) 月日国内の予定海外の予定 1 月 17 日 ( 月 ) 欧 貿易収支(1 月 ) 欧 消費者物価 HICP(11 月 ) 米 ニューヨーク連銀製造業指数(1 月 ) 米 NAHB 住宅市場指数 (1 月 ) 1 月 18 日 ( 火 ) 年利付国債入札 1.( 兆円 ) 米 住宅着工 建設許可件数(11 月 ) 米連邦公開市場委員会 (FOMC ~19 日 ) 1 月 19 日 ( 水 ) 貿易統計(11 月 ) (p に予測掲載 ) 訪日外客数(11 月 ) 日銀 金融政策決定会合 (~ 日 ) 国庫短期証券 (1Y) 入札 (.1 兆円 ) ソフトバンクが東証に上場 1 月 日 ( 木 ) 全産業活動指数(1 月 ) (p に予測掲載 ) 黒田日銀総裁会見 1 月 1 日 ( 金 ) 消費者物価 ( 全国 11 月 ) (p に予測掲載 ) 国庫短期証券 (3M) 入札 (.7 兆円 ) 流動性供給入札 (.6 兆円 ) 英中銀金融政策委員会 (MPC ~ 日 ) 欧 建設支出(1 月 ) 米 中古住宅販売(11 月 ) 米 経常収支(7~9 月期 ) 米パウエル FRB 議長会見欧 経常収支(1 月 ) 米 新規失業保険申請件数(1 月 1 日週 ) 米 失業保険継続受給者数(1 月 8 日週 ) 米 フィラデルフィア連銀製造業指数(1 月 ) 米 景気先行指数(11 月 ) 米 GDP(7~9 月期確定 ) 米 耐久財受注(11 月 ) 欧 消費者信頼感(1 月速報 ) 米 個人所得 消費支出(11 月 ) 米 ミシガン大学消費者信頼感(1 月確報 ) 米暫定予算の期限 お知らせ 新着通知メールの設定で より早く Weekly 金融市場 の掲載通知を受け取ることができます こちらをクリックして設定できますので ぜひご登録ください 無断転載を禁ず 本資料は 信頼できると思われる各種データに基づき作成しておりますが その正確性 完全性を保証するものではありません 本資料は情報提供を目的に作成されたものであり 投資のご判断等はご自身でお願い致します

2 1. 来週発表予定の経済指標予測 11 月の貿易統計 1 月 19 日 ( 月 )8: 南武志 < 当社予測 > 貿易収支 : 原系列 7,11 億円 (1 月 :,1 億円 ) 季調済 3,7 億円 (1 月 :,181 億円 ) 輸出 : 前年比 1.%(1 月 :8.%) 輸入 : 同 13.%(1 月 :19.9%) 世界貿易の拡大テンポは鈍化しており 日本の輸出は伸び悩んでいる 一方で 自然災害に伴うサプライチェーン障害によって 9 月の輸出入は大きく落ち込んだが 1 月分の統計では復旧に伴ってそうした悪影響は解消されつつあることが確認できた さて 11 月上中旬速報によれば輸出額は前年比.% 11 月の輸出物価は同.% だったことから 輸出数量が停滞していることが見てとれる 一方 11 月上中旬の輸入額は同 1.9% 輸入物価 (11 月 ) は同 9.% で 国内需要に底堅さもあることから輸入数量も緩やかながらも増勢を保っている 以上を踏まえ 11 月の通関貿易収支 ( 原系列 ) は ヶ月連続の赤字と予測する 1 月の全産業活動指数 1 月 日 ( 木 )13:3 < 当社予測 > 全産業活動指数 : 前月比.1%(9 月 :.9%) 既に公表されている鉱工業生産指数 (1 月速報 ) は前月比.9% 第 3 次産業活動指数も同 1.9% と いずれも ヶ月ぶり かつ大幅な上昇であった 鉱工業統計の建設財出荷も大きく上昇しており 建設業活動指数も ヶ月ぶりの上昇が見込まれる 以上から 1 月の全産業活動指数は ヶ月ぶりの上昇と予想する 11 月の全国消費者物価 1 月 1 日 ( 金 )8:3 < 当社予測 > 総合 : 前年比.8%(1 月 :1.%) 生鮮食品を除く総合 ( コア ): 同 1.%(1 月 :1.%) 生鮮食品 エネルギーを除く総合 ( コアコア ): 同.%(1 月 :.%) 11 月 ( 中旬速報 ) の東京都区部分では 生鮮食品やガソリン等が値下がりに転じたことで 指数全体の上昇率は鈍化し コア指数 コアコア指数は前月と上昇率は変わらず という内容であった 天候要因もあり 夏場の消費は弱かったが 所得環境は緩やかながらも改善方向にあり 消費マインドも決して悪化しているわけではない 1 月以降は消費の持ち直しが再開されたとみられるが 物価を大きく押上げるほどの勢いはなく 今後はガソリンなどエネルギーの押上げ効果の剥落の影響が出てくると思われる 11 月の全国消費者物価 ( コア ) は前年比 1.% で足踏みすると予想する (% 前年比 ) 3 全国消費者物価の推移総合生鮮食品を除く総合生鮮食品及びエネルギーを除く総合食料 ( 酒類を除く ) 及びエネルギーを除く総合 年 11 年 1 年 13 年 1 年 1 年 16 年 17 年 18 年 ( 資料 ) 総務省統計局 消費者物価指数 を用いて作成

3 . 債券市場 市場概況 (1/1~1/1 前場 ) 多田忠義 長期金利 ( 新発 1 年国債利回り ) は 一時 ヶ月半ぶりに.3% まで低下したが リスク回避姿勢の緩和で.6% まで上昇した 週前半の長期金利は 海外の金利低下を受けて 一時 ヶ月半ぶりに.3% まで低下した その後は リスク回避姿勢の緩和により.6% まで上昇した 1 日午前は.% で終えた なお 同日に実施した日銀オペで 年超 1 年以下のオファー額を 億円減額し,3 億円としたが 長期金利の反応は限定的だった イールドカーブは 短期と超長期ゾーンで上昇し 中期ゾーンで低下した また 11 日に実施された 3 年債入札 13 日に実施された 年債入札は無難にこなされた 来週の市場予想 (1/1~1/1) 日銀金融政策決定会合が 19~ 日に予定されるほか FOMC も 18~19 日に予定されており 長期金利は週後半まで 様子見姿勢が強まって小幅な変動にとどまるだろう 来週の国債入札は 18 日に 年債 日銀オペは 17 日 (1 年超 年以下 ) 19 日 ( 年超 1 年以下 ) が予定される <1/1 11 時 6 分時点 > 新発 1 年国債 (#3).% ( 先週末比 1 ベーシスポイント ) <1/1 11 時 分時点 > 1 年国債先物 ( 中心限月 3 月物 ) 11 円 9 銭 ( 先週末比 +1 銭 ) (%) 日本国債のイールドカーブ 18 年 1 月 13 日 18 年 1 月 6 日 (1 週前 ) 18 年 11 月 13 日 (1 ヶ月前 ) 18 年 9 月 13 日 (3 ヶ月前 ) 18 年 6 月 13 日 (6 ヶ月前 ) 日銀国債買入オペ過去の買入予定額直近の買入予定額オファー額応札倍率 6 6 ( 倍 ) ( 千億円 ) ( オファー日 ) 年超 年以下 9 1 月 11/ 11/19 1/3 9 1 月 11/8 1/3 1/1 9 1 月 11/8 1/3 1/ 月 1/ 1/1 1/1 9 1 月 11/3 1/ 1/1 9 1 月 11/3 1/ 1/ 先週末差 1ヶ月前差 3ヶ月前差 ( 年 ) ( 年 ) (%) 新発 1 年物国債利回り /3 1/18 11/1 11/1 11/3 1/1 ( 資料 ) 財務省 国債金利情報 日本銀行 Web 公表資料より作成新発 1 年国債利回りはBloombergより作成 国債入札結果 入札日銘柄 ( 回号 ) 表面利率発行予定額応札倍率テール最低価格最高利回 1/11 3 年利付国債 (#6).9%(.7%).7 兆円 3.78 倍 (3.99 倍 ) 銭 ( 銭 ) 1. 円.796% 1/13 年利付国債 (#137).1%(.1%). 兆円 3.8 倍 (3.89 倍 ) 銭 ( 銭 ) 11. 円.18% ( 資料 ) 財務省ホームページより農中総研作成 表面利率及び応札倍率 テールの ( ) 内数値は前回入札の値

4 3. 株式市場 市場概況 (1/1~1/1 前場 ) 古江晋也 米中貿易摩擦を巡る動きに今週の日経平均株価は一喜一憂カナダ当局によるファーウェイ副社長逮捕を受け 米中貿易摩擦が深刻化するとの見方から先週末の NY ダウ平均が 8 ドル安となったことを受け 週初の日経平均株価は一時 円超の下落 その後も世界景気への先行き懸念から 営業日続落した しかし 1 日は カナダの裁判所がファーウェイ副社長の保釈を認めたことや 中国が米国からの自動車輸入関税を引き下げ かつ 問題視されてきた 中国製造 の見直しを検討していると報じられたことから大幅反発 終値は 円高で引けた 13 日も米中貿易摩擦への緩和期待から続伸 7 日前場は反落して推移 来週の市場予想 (1/17~1/1) 米中貿易摩擦への警戒感が続く中 来週の日経平均株価も海外株の動きを睨んだ上値の重い展開になることが予想される また来週 19 日は FOMC 終了後にパウエル FRB 議長の記者会見と経済見通しが発表される予定であり その内容に注目が集まる <1/1 前場終値 > 日経平均 : 1,39.16 ( 前週末比 39. ) TOPIX: 1,9.1 ( 同 6.31 ) 日経平均株価の日足グラフ ( 円 ) 日移動平均線 日移動平均線 3, 3,,, 1, 1,, 1/6 11/1 11/7 11/13 11/19 11/6 11/3 1/6 1/1 ( 億株 ) 東証一部出来高 出来高株数出来高金額 ( 千億円 ) / 11/8 11/13 11/16 11/1 11/7 11/3 1/ 1/1 1/ TOPIX 業種 (17) 別前週末比変化率 -% -3% -% -1% % 1% % ( 兆円 ) 投資部門別株式売買状況 (16 年 1 月 ~ 累積 ) 買越 売越 個人 海外投資家 TOPIX 食品エネルギー資源建設 資材素材 化学医薬品自動車 輸送機鉄鋼 非鉄機械電機 精密情報通信 サービス他電力 ガス運輸 物流商社 卸売小売銀行金融 ( 除く銀行 ) 不動産 信託銀行 16/1/1 16/1/1 17/11/1 18/1/1 決算発表注目銘柄 ( 変更になることがありますのでご注意ください ) ( 資料 ) Bloomberg より農中総研作成 (1/17) アークラント サカモト ハ ーク システムテ ィ (1/18) ツルハホールテ ィンク ス (1/19) カイカ (1/) 日本オラクル

5 . 外国為替市場 市場概況 (1/1~1/1 前場 ) 佐藤彩生 ドル 円相場は米中貿易摩擦の緩和が期待されドル高方向へ週初のドル 円相場は Brexit をめぐりメイ英首相が議会採決を延期したことを受けて警戒感からドルが買われ 1 ドル =113 円台前半となった その後は 113 円台前半でもみ合うも中国側の歩み寄りが報じられるなど米中間の通商協議が進展するとの楽観的な見方からドルが買われ 113 円台後半のドル高水準となった 1 日前場は 113 円央付近で推移している ユーロ 円相場はメイ英首相の続投が決まりユーロ高方向へ週初のユーロ 円相場は 1 ユーロ =18 円台後半の円安水準となるも Brexit を巡る不透明感やメイ英首相に対する不信任投票を控えてユーロが売られるなど 18 円央を中心としたレンジでもみ合った 1 日にメイ英首相の続投が決まったことや伊予算案で財政赤字の削減見通しが報じられたことでユーロが買われ 13 日には 19 円台前半となった ECB 理事会後 ドラギ ECB 総裁がユーロ圏経済について先行き不透明感が根強いとの認識を示したことから 一旦 18 円台後半までユーロが売られたが その後すぐに戻した 1 日前場は 18 円台後半で推移している 来週の市場予想 (1/17~1/1) ドル円 ユーロ円はクリスマス休暇を控えたポジション調整的な動きが強まると見込まれ 一本調子のドル高 ユーロ高にはなりにくいと予想 ただし FOMC 後のパウエル FRB 議長発言には注意したい ( 円 / ドル ) 日移動平均 円 / ドル レート 円高 ( 円 / ユーロ ) 日移動平均 円 / ユーロ レート 円高 /9/1 18/1/19 18/11/16 18/1/1 ( ドル / ユーロ ) 日移動平均 円安 ドル / ユーロ レート 日移動平均 日移動平均 ユーロ高 1.1 ユーロ 1.1 安 18/9/1 18/1/19 18/11/16 18/1/1 13 円安 日移動平均 13 18/9/1 18/1/19 18/11/16 18/1/1 (1 万コントラクト ) シカゴIMM 投機筋円ポジション ( 円 / ドル ) 円ポジション ( 左軸 ) 1 円ドル ( 右軸 ) /1 18/3 18/ 18/6 18/8 18/1 18/1 ( 注 ) 1 コントラクト =1, 万円 ( 資料 )Bloomberg より農中総研作成

6 -1. 海外市場 ( 米国 欧州 ) 市場概況 (1/7~1/13) ( 米国 ) 佐古佳史 ( 欧州 ) 山口勝義 米国 米中貿易摩擦をめぐる思惑が主な材料 7 日は米中政府間で 9 日以内に合意に達しない場合は, 億ドル相当の中国製品に対する税率を引き上げるとの見解が改めて示され 緊張が高まった しかし 中国による米自動車関税引き下げの検討と 米国産大豆の輸入再開との報道 ( ともに 11 日 ) や 中国製造 の一部修正の検討 ファーウェイ CFO の保釈 ( ともに 1 日 ) などから緊張が緩和した こうしたなか 株式市場では 7 日にダウ平均が ドル以上の下落となる,388.9 ドルで取引を終えたものの 1 日以降は上昇傾向で推移した 13 日は終値で,97.38 ドルまで上昇したが 期間を通じては 1.% の下落 主要セクター別では 公益が 1.3% 上昇 金融が.3% 下落 債券市場では 7 日の雇用統計が市場予想を下回ったことから 19 年の利上げ観測が後退し 金利低下圧力が働いた一方で 1 日以降は貿易摩擦をめぐる緊張の緩和から米長期金利 (1 年債利回り ) は小幅ながら上昇した 13 日は期間を通じて bp の上昇となる.91% で引けた 欧州 国債市場では 1 日にイタリア政府が 19 年予算案の財政赤字目標を.% に引き下げたことを受け 同国の国債利回りが大幅に低下するとともにドイツ国債の利回りは上昇した 一方 フランスではマクロン政権に対する抗議運動への対応策として 1 日に政府が減税などの対策を発表したことで 利回りが上昇した なお 13 日には ECB 政策理事会後の記者会見でドラギ総裁が QE の再投資について長く継続するとしたことなどを背景に 周辺国債を中心に利回りが低下した また 英国では EU 離脱案の議会採決の延期やメイ首相の信任投票の実施を巡り 国債利回りは神経質な動きを続けた 期間を通じ 1 年債で ドイツ国債は bp 利回りが上昇したのに対し イタリア国債は bp の低下となった また フランス国債は 7bp の 英国国債は bp の 各利回り上昇 一方 株式市場では 週後半に米中貿易協議進展への期待が相場を押し上げ ストックス欧州 6 指数は 1.8% の上昇となった このうち主要セクター別では テクノロジーが 3.% 石油 ガスが.3% 自動車 部品が 1.9% 銀行が 1.3% の各上昇 などとなった また イタリアの FTSE MIB 指数は.% 上昇した (%) 米国債のイールドカーブ ,, 18/1/13 18/9/1 18/6/1 1 ヶ月 3 ヶ月 6 ヶ月 1 年 年 3 年 年 7 年 1 年 3 年 1 週前差 1 ヶ月前差 3 ヶ月前差 1 ヶ月 3 ヶ月 6 ヶ月 1 年 年 3 年 年 7 年 1 年 3 年 ( ドル ) 米国の株価指数 7,, NYダウ工業株 3 種 3, 18/6 18/7 18/8 18/9 18/1 18/11 18/1 (%) 欧州の国債利回り (1 年債 ) イタリア ポルトガル スペイン アイルランド ドイツ ギリシャ ( 右軸 ) 18/6 18/7 18/8 18/9 18/1 18/11 18/1 (bp) ドイツ国債との利回りスプレッド ( 直近 1 週間の変動幅 )(1 年債 ) フランス イタリア スペイン ギリシャ ( ポイント ) 欧州の株価指数 ストックス欧州 6 指数 ( 左軸 ) うち銀行セクター ( 右軸 ) /6 18/7 18/8 18/9 18/1 18/11 18/1 アイルランド ポルトガル 英国 ( 参考 ) 米国 ( 参考 ) 日本 ( 資料 )Bloomberg より農中総研作成 7 6 3

7 -. 海外市場 ( 中国 その他新興 資源国 ) 市場概況 (1/7~1/13) ( 中国 ) 王雷軒 中国 カナダ当局が米国の要請に応じて 中国の通信機器大手 華為技術 (HUAWEI) の CFO を逮捕したことなどから 米中経済摩擦への警戒感が高まるなか 11 月分の貿易統計 (8 日 ) と物価統計 (9 日 ) が市場予想を下回ったことで 中国経済の減速懸念が急速に強まり 週初の上海総合指数は節目の,6 ポイントを割り込んだ しかし その後は トランプ米大統領が華為技術の CFO 逮捕事件に介入すると発言したほか カナダ当局が CFO の保釈を認めたなどから 米中経済摩擦への警戒感がやや後退した これに加え 金融統計 (11 日 ) が堅調な内容となったほか 共産党中央政治局会議 (13 日 ) の開催を受けて政策期待もあり 上昇に転じ 13 日の終値は,63 ポイントまで回復した 結局期間を通じて 1.1% の上昇となった ( ポイント ) 上海総合指数 / 人民元レート 人民元高 ( ポイント ) オーストラリア : 株価指数 対米ドル為替 豪ドル高 ( 人民元 / ドル ) (USD/AUD) 上海総合指数 USD/CNY 株価 :S&P/ASX 指数 為替 :USDAUD 3, 3, 3, , 6,3 6, , ,9,6 7., 7.,7, /6 18/7 18/8 18/9 18/1 18/11 18/1 bp( 新興国債券と米債とのスプレッド ) /6 18/7 18/8 18/9 債券スプレッド 通貨指数 EMBI+( 債券スプレッド ) ELMI+( 通貨指数 ) /6 18/7 18/8 18/9 18/1 18/11 18/1 ( 米ト ル / ハ レル ) 原油価格 在庫の動向 米原油在庫 (SPR 除く ) WTI 期近物 ICE( 北海 ) ブレント期近物 18/1 18/11 18/ ポイント ( 逆目盛 ) 米ドル高 ('16.1=1) /6 ('8=1) ( 億バレル ) 3,6.8 十万.6 3,. 3,. 3, 18/7 新興国株価指数 (MSCI Index) MSCI-EM EM アジア EM ラテンアメリカ EM ヨーロッパ 18/8 18/9 18/1 商品価格指数の動向 18/11 18/1 ( ポイント ) 18.,8 LMEX 金属指数 CRB 指数 3.8, /6 18/7 18/8 18/9 18/1 18/11 18/1 18/6 18/7 18/8 18/9 18/1 18/11 18/1 (%) 政策金利の推移通貨 : 対米ドル騰落率 / 株価騰落率株価 1/6 比 8 為替 1/6 比ブラジル レアル / ホ ヘ スハ 株ブラジル安高 6 ロシアロシア ルーフ ル /RTS 自自国インドインド ルヒ ー /SENSEX 国通通 イント ネシア貨イント ネシア ルヒ ア / シ ャカルタ総合貨安(高(中国オーストラリア ドル /ASX ドドル オーストラリアル中国元 / 上海指数高)安)株 /6 18/7 18/8 18/9 18/1 18/11 18/1 % % % ( 注 ) 前週が休場の場合 前週の休場前終値との比較 ( 資料 )Bloomberg Thomson Reuters Datastreamより農中総研作成

8 6. 指標分析 注目点 南武志 1 今週のレビュー 1 日に日本漢字能力検定協会が発表した今年の漢字は 災 であった 確かに この数ヶ月で 災 の字は何度タイピングしたことか と改めて感じた ちなみに 1 年前の 年も 災 で 1 個の台風上陸 新潟中越地震 猛暑などの自然災害に加え 悲惨な人災も多かったようである 19 年は景気が転換点を迎える可能性があるが それでも縁起の良い字が選ばれることを期待したい さて 景気の先行き不透明感が高まる中 注目の日銀短観 (1 月調査 ) が発表されたが 代表的な大企業 製造業の業況判断 DI( 良い - 悪い %) は 19 と 9 月調査と変わらず 13 年 6 月調査以来の 良い 超を維持した 事前の市場予想ではやや悪化といった感じであったが ポジティブ サプライズとなった模様 落ち込んだ 7~9 月期からの生産回復や原油価格下落などに伴う変動費負担の軽減などが好感されたように思われる ただし 先行きは世界経済の先行きや米中摩擦への警戒などもあり 悪化見通しとなっている なお いわゆる 加重平均 DI も 四半期連続の改善 (= 雇用人員 資本設備の不足感の高まり ) となったが 先行きもさらに改善する見込み さらに 18 年度の設備投資計画調査についても非製造業や中小企業を中心に上方修正されている また 短観に先立って公表された 1~1 月期の法人企業景気予測調査によれば 大企業 製造業の 貴社の景況判断 BSI( 上昇 - 下降 %) は. と 四半期連続のプラス ( 上昇 超) ながらも 水準は 四半期ぶりの低下 先行き 19 年 1~3 月期は. ~6 月期は. と プラスは維持するもの 低下が続くとの予想であった また 11 月の景気ウォッチャー調査では 全般的に景況感が前月から改善 DI の値も久しぶりに判断基準である を上回った 景気の現状判断 DI は 1. と ヶ月連続 先行き判断 DI も. と 3 ヶ月ぶりで いずれも改善 こうした中 7~9 月期の GDP 第 次速報 ( および 17 年度 GDP 年次推計 ) によれば 経済成長率は前期比年率.% と 四半期ぶりのマイナス成長はそのままで マイナス幅が一段と拡大 ( 前回の消費税増税直後以来のマイナス幅 ) 特に 民間設備投資は前期比.8% と 8 四半期ぶりのマイナスで 9 年ぶりの落ち込み幅となった これを受けて 当総研では経済見通しの改訂を行ったが 18 年度の成長率は前年比.6% 19 年度は同.3% と 17 年度 ( 同 1.9%) から大きく鈍化 潜在成長率を割り込むとの予測へ下方修正した ( 詳細は を参照のこと ) 以下 短観や 次 QE 以外の今週発表された経済指標を確認してみよう 1 月の機械受注統計によれば 代表的な 船舶 電力を除く民需 は前月比 7.6% と 同 18.3% と統計開始以来最大の減少率となった 9 月からの持ち直しが見られた とはいえ リバウンドとしては鈍さを感じる数字である 1~1 月期の事前見通し ( 前期比 3.6% 内閣府集計) を達成するには 11~1 月は前月比 7.8% のペ (1 億円 ) 機械受注の推移 (1 億円 ) 8 1, 工作機械受注 ( 内需 左目盛 ) 7 機械受注 ( 船舶 電力を除く民需 右目盛 ) 1, 年 1 年 年 3 年 年 年 6 年 7 年 8 年 9 年 1 年 11 年 1 年 13 年 1 年 1 年 16 年 17 年 18 年 ( 資料 ) 内閣府 日本工作機械工業会 ( 注 )3 ヶ月移動平均

9 ースで増加する必要があり やや厳しいように感じる ちなみに 当総研が季節調整をした結果 11 月の工作機械受注 ( 内需 ) は前月比.3% と 3 ヶ月連続の減少であった 1 月の国際収支統計によれば 経常収支は1 兆,113 億円 ( 季節調整済 以下同じ ) の黒字ながらも 黒字幅は 6 ヶ月連続で縮小した 内訳は 貿易 サービス収支が,36 億円と 3 ヶ月連続の赤字 ( うち 貿易収支は 1,939 億円と ヶ月連続 サービス収支は 6 億円と 1 ヶ月連続で ともに赤字 ) 一方 第 1 次所得収支は 1 兆 6, 億円の黒字で 黒字幅は前年同月と比べて 7 ヶ月連続で拡大した 1 月の第 3 次産業活動指数は前月比 1.9% と ヶ月ぶりの上昇で 統計開始以来の最高値 (8 年 3 月の 16.7) に並んだ 医療 福祉 ( 同.%) 事業者向け関連サービス( 同.3%) などが低下したが 卸売業 ( 同.%) 生活娯楽関連サービス( 同.8%) 情報通信業( 同.%) 金融 保険業( 同 1.9%) 運輸 郵便業( 同.%) など 9 月に落ち込んだ業種で反動増が見られた 11 月の国内企業物価は前月比で.3% と 8 ヶ月ぶりの下落 前年比では.3% と 3 ヶ月連続の上昇ながらも 7~1 月 ( いずれも 3.%) から大きく鈍化した ガソリンなど石油 石炭製品 ( 前月比.3%) ベンゼン キシレンなど化学製品 ( 同.8%) などが下落したが 産業用電力など電力 都市ガス 水道 ( 同.7%) 牛肉 精米など農林水産物 ( 同.6%) は上昇した なお CPI 財の上流に位置する消費財価 (% 前年比 ) 企業物価 消費財価格 消費財指数 ( 左目盛 ) うち国内品 ( 左目盛 ) うち輸入品 ( 右目盛 ) -6 年 年 年 6 年 8 年 1 年 1 年 1 年 16 年 18 年 ( 資料 ) 内閣府 総務省 日本銀行 格は前年比.% へ鈍化 ( うち国内品は同.3% へ鈍化 輸入品は同.9% と下落幅が拡大 ) なお 1 月 1 日時点の全国レギュラーガソリン販売価格は 19.3 円 / と 前週から. 円値下がりし 月 1 日調査時以来の 1 円割れ (7 週連続の値下がり ) 前年比も.6% まで鈍化した

10 7. 日米経済指標の動向 ( グラフ ) 日本 (%) 第三次産業活動指数 : 前月比 (1 月速報 ) '16/1 '17/ '17/1 '18/ '18/1 第三次産業活動指数は前月比 1.9% と ヶ月ぶりに上昇に転じた ( ポイント ) 日銀短観 :D.I.(1 月調査 ) 大企業製造業大企業非製造業 先行き 17/3 17/9 18/3 18/9 19/3 大企業製造業業況判断 DI は 19 と 前回 (9 月調査 ) から変わらず 先行き (19 年 3 月 ) は ポイント低下と見込む 大企業非製造業は と 前回から ポイント上昇 先行きは ポイント低下と見込む (%) 国内企業物価 (11 月 ) 前月比 ( 左軸 ) 前年比 ( 右軸 ) (%). 6 '16/11 '17/ '17/11 '18/ '18/11 国内企業物価は前月比.3% と 8 ヶ月ぶりに低下に転じた 前年比では.3% と 3 ヶ月連続で上昇した ( ポイント ) 景気動向指数 (1 月速報 ) 一致指数 先行指数 96 '16/1 '17/ '17/1 '18/ '18/1 景気動向指数 ( 速報値 ) の一致 CI は 1. と ヶ月ぶりに上昇に転じた 先行 CI は 1. と ヶ月ぶりに上昇に転じた ( ポイント ) 6 景気ウォッチャー調査 : 季調済 (11 月速報 ) 現状判断 DI 先行き判断 DI '16/11 '17/ '17/11 '18/ '18/11 (%) 機械受注 ( 船舶電力を除く民需 1 月 ) 前月比 前年比 '16/1 '17/ '17/1 '18/ '18/1 景気ウォッチャー調査 ( 季調済 ) の現状判断 DI は 1. と ヶ月連続で上昇した 先行き判断 DI は. と 3 ヶ月ぶりに上昇に転じた 機械受注 ( 船舶 電力を除く民需 ) は前月比 7.6% と ヶ月ぶりに増加に転じた 前年比も.% と ヶ月ぶりに増加に転じた ( 資料 )Bloomberg より農中総研作成

11 (%) マネーストック : 前年比 (11 月速報 ) M M3. '16/11 '17/ '17/11 '18/ '18/11 M( 現金 + ゆうちょ銀行を除く国内金融機関の預貯金 ) は前年比.3% M3( 現金 + 全預貯金 ) は同.1% となった ( 兆円 ) 国際収支 : 季調済 (1 月速報 ) 経常収支経常収支 ( 季調済 ). '16/1 '17/ '17/1 '18/ '18/1 経常収支 ( 原数値 ) は 1 兆 3,99 億円と ヶ月連続で黒字となった 同季調値は 1 兆,113 億円と ヶ月連続で黒字となった (% ポイント ) 法人企業景気予測調査 : 景況判断 BSI(1~1 月期 ) 1 大企業全産業大企業製造業 1 見通し '16/1 '17/6 '17/1 '18/6 '18/1 '19/6 法人企業景気予測調査 ( 政府短観 ) の大企業全産業景況判断 BSI は.3 と 四半期連続で上昇した 先行きは 1~3 月期は.7 ~6 月期は 1. となった ( 資料 )Bloomberg より農中総研作成

12 米国 ( 万人 ) 新規失業保険申請件数 (1 月 8 日週 ) 新規失業保険申請者件数 週移動平均失業保険継続受給者 ( 右軸 ) ( 万人 ) ( 万人 ) 雇用統計 : 季調済 (11 月 ) (%) 非農業部門雇用者変化 ( 左軸 ) 失業率 ( 右軸 逆目盛 ) /3 8/ 9/1 1/7 1/8 新規失業保険申請件数は.6 万人と 事前予測 (.7 万人 ) を下回った 失業保険継続受給者数は (1 月 1 日週 ) は 万人と事前予測 (16.9 万人 ) を上回った. '16/11 '17/ '17/11 '18/ '18/11 雇用統計の非農業部門雇用者数は前月比 1. 万人増と 事前予測 ( 同 19.8 万人増 ) を下回った 失業率は 3.7% と 事前予測と一致した (%) 消費者物価指数 : 季調済前月比 (11 月 ).6 (%) 生産者物価指数 : 季調済前月比 (11 月 ) 総合コア.3 '16/11 '17/ '17/11 '18/ '18/11 消費者物価指数 (CPI) の総合は前月比.% と 事前予測と一致した ( 前年比では.%) 食料品 エネルギーを除くコアは.% と 事前予測と一致した ( 前年比では.%)... 最終需要 コア '16/11 '17/ '17/11 '18/ '18/11 生産者物価指数 (PPI) の最終需要は前月比.1% と 事前予測 ( 同.%) を上回った 食料品 エネルギーを除くコアは.3% と 事前予測 ( 同.1%) を上回った ( ポイント ) ミシガン大学消費者信頼感指数 (1 月速報 ) マインド 現況指数 先行指数 '16/1 '17/6 '17/1 '18/6 '18/1 ミシガン大学消費者信頼感 ( マインド ) 指数 ( 速報値 ) は 97. と 事前予測 (97.) を上回った 現況指数は 11. 期待指数は 86.1 だった ( 資料 )Bloomberg より農中総研作成

13 米国月次 GDP 成長率推定 ( 前月比年率 %) 6 月次 GDP 成長率推定値 3 1 成長率 3ヶ月平均 '17/11 '18/ '18/ '18/8 '18/11 11 月の月次 GDP 成長率の推定値は 非農業部門雇用者数などを反映して 前月比年率 3.6% となった 3 ヶ月移動平均 (9~11 月期 ) では年率 3.8% となった ( 資料 )Bloomberg より農中総研作成

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