移動体用カメラ

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1 平成 28 年度 特許出願技術動向調査報告書 ( 概要 ) 移動体用カメラ 平成 29 年 3 月 特許庁 問い合わせ先特許庁総務部企画調査課知財動向班電話 : ( 内線 :215 5)

2 次要約本編目第12345部6部資料編第第 1 章調査概要第 1 節移動体用カメラの概要移動体用カメラとは 自転車 バイク 自動車や鉄道 飛行機 船舶等のほか 携帯電話 スマートフォンに組み込まれ 写真や動画を撮影するための小型のカメラモジュールである カメラモジュールには レンズ IR カットフィルター イメージセンサのようなカメラとして機能するための最低限の部品から構成される部品が集積され 使用目的や用途に合わせて性能や形態を決めることができる そのために 最近では ウェアラブルカメラやドローンの撮影用カメラとして使われるケースが増えている また 自動車関連分野では カメラモジュールを組み込んだドライブレコーダが普及している さらに 自動ブレーキシステムの一部では 画像センサとしてカメラモジュールが組み込まれており レンズを通して得られたリアルタイムの画像情報を使って衝突回避や被害を軽減するためのブレーキ操作をアシストすることで 安全上重要な役割を果たしている 本調査は カメラの一つのカテゴリーとして大きな割合を占めつつある移動体用カメラを取り上げ その用途や使用目的 技術課題とその解決手段等について特許 実用新案を解析し 現在の技術革新の状況 技術競争力の状況と今後の展望について明らかにすることを目的として実施する 図 1-1 は 今回の調査対象となる移動体用カメラの特許 実用新案の範囲をイメージ化して示したものである 国際特許分類 (IPC) の G02B 及び G03B の一部に対応する特許から成る集合を母集団として その中で移動体用カメラに関わるものを解析の対象とする 図 1-1 移動体用カメラに関わる特許 実用新案の調査対象範囲のイメージ - 1 -

3 次要約本編目第12345部6部資料編第第 2 節対象とする移動体用カメラの技術俯瞰 市場環境 高度情報化社会における画像情報利用の多様化 スマートフォン 先進運転支援システム(ADAS) IoT等の需要拡大 移動体用カメラの需要拡大移動体用カメラ ( カメラモジュール ) は それ自体が独立した単体のデジタルカメラ やカムコーダーとして使用されることは少なく 携帯電話 スマートフォンや自動車 ドローン等の構成部品であるカメラモジュールとして移動体の内部に組み込まれて使用 されるものである 本調査では このカメラモジュールについて特許技術動向の解析を 実施する 調査に当たっては 特許の検索 読み込みによる解析だけでなく 移動体用 カメラに関係した市場環境の調査 国内外の政策動向の調査も併せて実施する 図 1-2 に移動体用カメラの技術俯瞰図を示す 初めに (1) カメラの種類 用途 による分類では 携帯電話 スマートフォン タ ブレット PC 車載用カメラ 飛行体用カメラ等のカメラモジュール ( 移動体用カメラ ) のほか 一般的な一眼レフカメラ ミラーレスカメラ コンパクトカメラ等のデジタル スチルカメラ カムコーダー テレビジョンカメラ等のデジタルビデオカメラ その他 のカメラ ( 衛星カメラ 監視カメラ 内視鏡等 ) に分類する なお 監視カメラの中でカ メラモジュールが使用されているものについては カメラモジュール ( 移動体用カメラ ) の特許や実用新案として取り扱い その他のカメラ の分類には入れない 次に (2) 目的 課題 の項目は 機能向上や信頼性向上 低コスト化等の普遍的な ものから 小型化 低背化 ( 薄型化 ) 省電力化等の携帯電話 スマートフォンやドロー ン等それぞれの応用形態に特有のものまで幅広く取り上げる そして (3) 課題解決手段 では 撮影原理 光学系 筐体 駆動機構 制御 露出 機構 制御 製造方法の改良等を取り上げる 今回の調査は光学関連技術に特化してい ることから ソフトウエアによる画像処理技術に関しては 調査対象から除外する 図 1-2 移動体用カメラの技術俯瞰図 (1) カメラの種類 用途 デジタルスチルカメラ一眼レフカメラ コンパクトカメラ デジタルビデオカメラハンディカメラ テレビジョンカメラ (2) 目的 課題 機能向上高画質化高感度化広角化高速化その他 小型化 撮影原理可視光 赤外光三次元撮影その他 駆動機構 制御 AF MF ズーム 望遠 マクロブレ補正 信頼性向上防水性防塵性耐振性耐熱性長時間駆動性堅牢性その他 光学系レンズフィルターその他 高機能化機構 制御被写体検知被写体追尾デュアルカメラその他 カメラモジュール ( 移動体用カメラ ) 携帯電話用カメラ タブレット PC 用カメラ車載用カメラ 飛行体用カメラウェアラブルカメラ等 低コスト化製造方法その他 省電力化 筐体筐体本体バネその他 製造方法改良光学系組立その他 付属品 その他 多機能化被写体認識その他 その他 露出機構 制御絞り シャッター測光その他 撮像素子 防水 防塵記述 その他 政策 自国経済発展計画動向科規(3) 課題解決手段 学技術制 模造品対策 イノベーション(研究開発)振興

4 次要約本編目第12345部6部資料編第第 2 章市場環境調査第 1 節移動体用カメラに関係する市場の動向移動体用カメラ市場は これまでは カメラ付携帯電話 を中心に成長してきた そして 携帯電話においても背面カメラのみを装着するものから 前面カメラも装着するものへと変化している さらに 携帯電話より多機能で 前面と背面へのカメラ装着が標準であるスマートフォンが市場に投入されたことにより カメラモジュールの市場は拡大を続けてきた カメラモジュールの生産数量と今後の成長予測を図 2-1 に示す 2011 年から 2015 年までは実績で 2016 年は予測値である 数量成長率 金額成長率共に年率 2~3% の成長と予測されている しかしながら 今後 スマートフォンは 大型化 高精細化が進むことが予想されることから それが平均単価の上昇につながり 僅かではあるが数量成長率よりも金額成長率の方が大きくなると予想される 図 2-1 世界のカメラモジュールの生産数量と販売金額の推移 販売数量 ( 百万個 ) ( 億米ドル ) 5, ,000 3,000 2,000 1, , , , , , , E( 年 ) 生産数量 販売金額 出典 :2015 年グローバルカメラモジュール産業 QYResearch 次に 2015 年の世界のカメラモジュール市場における用途別生産数量シェアを図 2-2 に示す この中で 移動体用カメラとしての用途は スマートフォンを含む携帯電話が 65% を占め 次いで PC 用途が 7% 自動車関連分野が 1% となっている 移動体用カメ ラという意味では市場のほとんどが携帯電話用カメラになってしまう 今後は自動車や ドローン ウェアラブル機器への応用拡大が期待され 携帯電話とともに移動体用カメ ラ市場を牽引していくものと予想される 販売金額

5 次要約本編目第12345部6部資料編第図 2-2 世界のカメラモジュール市場の用途別生産数量のシェア (2015 年 ) その他コンシューマ電子 23% 自動車 1% 安全監視 2% PC 7% 工業用 その他 2% 2015 年世界生産数量合計 4,196.7 百万個 携帯電話 65% 出典 :2015 年グローバルカメラモジュール産業 QYResearch 米国 1% EU 1% 台湾 3% 世界のカメラモジュール市場の地域別生産数量と販売数量のシェアを図 2-3 図 2-4 に 示す 2015 年 中国は生産数量で世界の約 60% を占めるが 販売数量では世界の約 70% を占める また 日本 中国 韓国 台湾の四か国 ( 地域 ) で生産数量 販売数量とも世 界の約 80% を占める このことから 日本 韓国 台湾で生産されたカメラモジュール の一部が中国に輸出されて最終製品に組み込まれていることが推察できる 中国は携帯 電話の生産量や自動車 監視カメラなどの生産量で世界をリードしていることから 今 後は中国が移動体用カメラ市場を牽引していくものと予想される 図 2-3 世界のカメラモジュール市場の地域別生産数量のシェア (2015 年 ) 日本 9% その他の地域 18% 韓国 8% 2015 年世界の地域別生産数量合計 4,196.7 百万個 中国 60% 出典 :2015 年グローバルカメラモジュール産業 QYResearch - 4 -

6 次要約本編目第12345部6部資料編第図 2-4 世界のカメラモジュール市場の地域別販売数量のシェア (2015 年 ) EU 1% 台湾 2% 米国 1% 日本 4% 韓国 5% その他の地域 19% 2015 年世界の地域別販売数量合計 4,196.7 百万個 中国 68% 出典 :2015 年グローバルカメラモジュール産業 QYResearch 第 2 節参入メーカーの動向 カメラモジュールにとっての最大の用途である携帯電話分野への応用状況を見ると カメラモジュールメーカーを三つの陣営に分類することができる 第一の陣営は 携帯電話のトップレベルのメーカーに納入しているカメラモジュール メーカーである 次に 第二の陣営は 中国国内の有名携帯電話や他の国際ブランド携 帯電話に製品を提供している中国 香港 台湾のカメラモジュールメーカーである そ して 第三の陣営は 小型でいわゆる 山寨 市場で戦っているカメラモジュールメー カーである これら三陣営の相関関係を図 2-5 に示す 図 2-5 携帯電話 スマートフォン分野における業界の相関図 カメラモジュールサプライヤー 世界トップレベル日本 韓国メーカー例 : サムスン電機 LG シャープ 中堅レベル中国 香港 台湾有名メーカー例 : サニー トゥルーリー プリマックス キューテック ローエンド中国ローカル 山寨 メーカー 出典 : 各社の Web 情報等を基に作成 ユーザー ハイエンドユーザー例 : アップル サムスン ノキア ミドルユーザー例 : 中興 ファーウェイ レノボ クールパッド ローエンドユーザー 山寨 携帯電話など

7 次要約本編目第12345部6部資料編第2015 年の企業別のカメラモジュール生産実績 ( 数量 ) に基づく各社のシェアを図 2-6 に示す トップのシャープでも市場シェアは 6.8% で 市場全体をリードするような企業 は存在しない 図 2-6 カメラモジュールの企業別シェア (2015 年 ) セコニクス 0.2% 東芝 0.7% ST マイクロ 0.7% その他 37.4% パワーロジックス 0.8% ソニー 1.4% エムシーネックス 1.5% サンウィン 1.7% チコニー 2.0% 2015 年世界生産数量合計 4,196.7 百万個 カムシス 2.0% シャープ 6.8% LG イノテック 6.3% サムスン電機 5.5% サニー 5.4% コーウェル 4.7% オーフィルム 4.4% パートロン 3.8% ライトン 3.6% キューテック 3.1% プリマックス 2.8% トゥルーリー 2.7% 鴻海精密工業 2.5% 出典 :2015 年グローバルカメラモジュール産業 QYResearch 図 2-7 に中国におけるカメラモジュールの企業別生産量のシェアを示す 中国企業 韓国企業 台湾企業がシェア争いをする構図になっている 図 2-7 中国におけるカメラモジュールの企業別生産量シェア (2015 年 ) セコニクス ( 韓国 ) 0.3% エムシーネックス ( 韓国 ) 2.5% サンウィン 2.9% チコニー ( 台湾 ) 3.2% カムシス ( 韓国 ) 3.2% その他 24.7% 鴻海精密工業 ( 台湾 ) 4.2% トゥルーリー 4.4% 2015 年中国国内生産数量 2, 百万個 プリマックス ( 台湾 ) 4.5% サムスン電機 ( 韓国 ) 9.0% キューテック 5.0% 出典 :2015 年グローバルカメラモジュール産業 QYResearch サニー 8.9% ライトン ( 台湾 ) 6.0% コーウェル ( 韓国 ) 7.7% オーフィルム 7.3% パートロン ( 韓国 ) 6.2%

8 次要約本編目第12345部6部資料編第第 3 節移動体用カメラの関連製品動向 1. 携帯電話 スマートフォン 携帯電話は これまで最も大きなカメラモジュールの市場であり スマートフォンの 普及に伴い 背面カメラ ( リアカメラ ) だけではなく 前面カメラ ( フロントカメラ ) の 装着率も大幅に上昇してきた 通信回線の速度アップに合わせて より高機能な携帯電 話 スマートフォンへの更新需要が発生し そのサイクルも比較的短いことから それ らに装備されるカメラモジュールの市場も順調に拡大してきた 先進諸国では 携帯電話はほぼ市場が飽和し スマートフォンへの切替えが徐々に発 生しているが 全体として市場の伸びは非常に緩やかである その一方で 新興国では インフラ整備が進み 携帯電話 スマートフォンの市場が急速に拡大している このよ うな状況から 当面は携帯電話 スマートフォンが移動体用カメラの主要な用途である 状況は変わらないと思われる そうした中で 図 2-8 に示したように 中国では 2015 年には世界の携帯電話の 9 割 強を生産した 台湾においては 携帯電話市場の伸び率が鈍化傾向にあるが その背景 には 台湾の携帯電話 スマートフォンメーカーの重点地域が既に東南アジアやほかの 新興国へ移ったことがある 今後 台湾企業はバーチャルリアリティ ウェアラブル機 器等付加価値が高い新製品に注力する方針である また 韓国では 有機 EL 等最先端の 技術を投入したスマートフォンの開発が活発に行われており 携帯電話 スマートフォ ンでは先進的な市場になっている しかし 国内市場の大きさが限られていることから 積極的な輸出策や海外生産で市場シェアを確保している 図 2-8 世界の携帯電話出荷数量と中国の生産数量 国内出荷数量の推移 ( 億台 ) 20 台数 出典 :Web 情報を基に作成 世界携帯電話出荷数量 中国携帯電話国内出荷数量 世界スマートフォン出荷数量 中国携帯電話生産数量 台湾携帯電話出荷数量 中国スマートフォン国内出荷数量 ( 年 )

9 次要約本編目第12345部6部資料編第2. 自動車 自動車に使用されている車載用カメラモジュールは カメラモジュール市場全体から 見ればごく一部にすぎないが ドライブレコーダやバックモニタ ( リアビューカメラ ) としての用途を中心に 装着率が増加している 今後 欧米自動車市場においてバック モニタの装備が法律で義務付けられる可能性が高まっていることから 自動車市場はカ メラモジュールの有望な市場と見られる ドライブレコーダやバックモニタとしての既存用途以外に 現在 自動車業界では 先進運転支援システム (ADAS:Advanced Driver Assistant System) などの運転サポー ト機能や 完全自動運転 無人運転の研究開発が進んでいる これらが実現する方向に 向かえば 運行中の自動車の周辺情報を収集する機器として カメラモジュールの採用 が更に増加すると考えられる ここで 世界の自動車生産台数の推移を図 2-9 に示す 中国 韓国 台湾の自動車生 産台数の推移も併せて示す ここ数年 世界の生産台数は徐々に増加しており 中国で の自動車生産台数も同様に増加しているが 韓国や台湾では このような増加傾向は見 られず 国内市場が飽和しているものと思われる 我が国の自動車市場も若者の自動車 離れや 人口減少が始まったことから縮小傾向にあるが 海外市場をターゲットにした 現地生産が進んでいることから 国内自動車メーカーの活力は衰えていない 図 2-9 世界の自動車生産台数の推移 及び中韓台の自動車生産台数の推移 台数 ( 百万台 ) 出典 : 中国自動車工業協会 2016 年 6 月 1 日 世界自動車生産台数韓国自動車生産台数 中国自動車生産台数台湾自動車生産台数 車載用カメラについては 先進運転支援システムの発達とともに自動車に搭載される センシングカメラの数量は徐々に増加すると予想され さらに 従来からあるビューイ ングの用途においても 車載用カメラの出荷数量は増大すると予測されている ビュー イングの主な用途はバックモニタの後方安全確認であるが サラウンドビューモニタで 駐車時や狭い道路でのすれ違い時の車両周辺の安全確認を行うという需要も増えている 車載用カメラにおけるビューイング センシング 及びビューイングとセンシングの兼 用タイプの出荷実績と今後の予測 ( 数量ベース ) を図 2-10 に示す ( 年 )

10 次要約本編目第12345部6部資料編第図 2-10 車載用カメラの出荷実績と今後の予測 ( 数量ベース ) ( 千個 ) 70,000 60,000 50,000 出荷数量 40,000 30,000 20,000 10, ( 実績 ) 2014 ( 実績 ) 2015 ( 実績 ) 2016 ( 見込み ) 2017 ( 予測 ) 2018 ( 予測 ) 2019 ( 年 ) ( 予測 ) ビューイングセンシング兼用タイプ 出典 :Automotive Camera 2017 テクノ システム リサーチ 3. タブレット PC ノートパソコンやデスクトップパソコンではモニター画面の上部中央に前面カメラを 装備することが一般的であるが タブレット PC の場合には スマートフォンと同様に 前面カメラ ( フロントカメラ ) と背面カメラ ( リアカメラ ) が内蔵されている 図 2-11 に世界のタブレット PC の出荷数量の推移を示す 2015 年に大幅減少した原因について は 市場の飽和傾向やライフサイクルが長いことが考えられるほかに 代替商品が増え ていることも重要な原因と考えられる 2015 年には 取り外してタブレットになる着脱 式ノート PC や 5 インチ以上のスマートフォンが市場に大量に投入され それらがタブレ ット PC の需要を奪ったと考えられる 図 2-11 世界のタブレット PC 出荷数量の推移 ( 百万台 ) 出荷数量 出典 :Web 情報を基に作成 ( 年 ) 世界タブレット PC 出荷数量 中国タブレット PC 出荷数量

11 次要約本編目第12345部6部資料編第4. ウェアラブル機器ウェアラブル機器は種類が多く スマートウオッチのほかに アクティビティートラッカー ( 活動量計 ) やアクションカメラ等がある ウェアラブル機器の市場形態は これまでの DVD プレーヤー 液晶テレビ スマートフォン及びその他コンシューマデジタル製品に似ており 欧米市場で話題になった製品があると サムスンや LG 等の大規模メーカーがコスト競争力による優位性により価格を低下させて一般消費者層への普及が始まり さらに中国の多数の製造業者が参入することで急速に市場が発展すると見込まれる 現在のところ ウェアラブル製品の市場拡大に寄与するようなヒット商品は登場していない 5. ドローンドローンは これまで軍事関係の用語として使われていたが 最近では マルチローターの小型無人ヘリコプターを指すことが一般的になっている 我が国では 首相官邸へのドローン落下事件等 どちらかというと負の話題で取り上げられる機会が多いが 移動体用カメラの応用という面では 有望な市場に成長する可能性を秘めている 図 2-12 にドローンの市場規模推移を示す 今後の市場は順調に拡大すると予測されている 図 2-12 ドローンの市場規模推移 ( 百万台 ) 台数 ( 実績 ) 2014 ( 実績 ) 2015 ( 実績 ) 2016 ( 見込み ) ( 予測 ) 出典 :2016 イメージング & センシング関連市場総調査富士キメラ総研 第 4 節移動体用カメラの部品市場動向 1. カメラ用レンズユニット 2018 ( 予測 ) 2019 ( 年 ) ( 予測 ) カメラ用レンズユニットの用途は 現在 カメラモジュール市場の大部分を占める携 帯電話やスマートフォン タブレット PC 等のモバイル機器のほかにも デジタルカメラ や監視カメラ そして今後市場が伸びると予想されている車載用カメラなど 多岐にわ たる ここでは カメラ用レンズユニットについて 用途別のシェアを図 2-13 図 2-14 に示す シェア上位の中には日本企業が複数入っており カメラ用レンズユニットの市 場において強い競争力を発揮している

12 次要約本編目第12345部6部資料編第図 2-13 モバイル用レンズユニットの出荷数量ベースでの市場シェア (2015 年 ) I 0.1% J 45.3% 出荷数量 (2015 年 ) 3,601,500 千個 H 0.2% G 0.8% E 5.6% F 4.2% A 25.0% D 6.1% C 6.1% B 6.7% 出典 :2016 イメージング & センシング関連市場総調査富士キメラ総研 図 2-14 車載用カメラ向けレンズユニットの出荷数量ベースでの市場シェア (2015 年 ) S 41.9% R 1.7% Q 2.1% 出荷数量 (2015 年 ) 70,000 千個 O 4.6% P 2.9% N 5.4% K 20.0% M 8.6% L 12.9% 出典 :2016 イメージング & センシング関連市場総調査富士キメラ総研 2. ボイスコイルモータ カメラモジュールにおいて撮影対象物に素早く焦点を合わせるためには レンズユニ ットを焦点の位置に動かすための駆動機構が必要になる 携帯電話にカメラモジュール が搭載された当初はステッピングモータが多く使われていたが 正方形平面形状のもの が市場から求められたことから ボイスコイルモータでレンズユニットを駆動する方法 が主流になった なお その他の駆動方法としては ピエゾ素子を活用したピエゾモー タが存在する 図 2-15 に 2015 年のボイスコイルモータの生産数量ベースで見た各社の シェアを示す シェア上位の中には日本企業が複数入っており ボイスコイルモータの 市場において強い競争力を発揮している

13 次要約本編目第12345部6部資料編第図 2-15 ボイスコイルモータの生産数量ベースでの市場シェア (2015 年 ) JCT 1.7% Xinhongzhou 2.1% Guixin 3.2% LG イノテック 2.9% JSS 1.4% ハイソニック 5.3% Billu 3.5% 新シコー科技 6.0% その他 10.2% サムスン電機 10.3% 生産数量 (2015 年 ) 億個 磁化電子 6.8% アルプス電気 22.1% TDK 13.4% ミツミ電機 11.1% 出典 :2016 年グローバルボイスコイルモータ産業 QYResearch 3. エリアイメージセンサ カメラとしての機能を実現するためには 画像情報を収集するデバイスであるエリア イメージセンサが必要である イメージセンサは画素数や感度 画質等の要素が重要で あるが その中でも主要な市場である携帯電話やスマートフォン タブレット PC 等では 画素数を増やして高精細化する動きが活発である また 最近では 単なる撮影向けの ビューイングから 画像データを用いて自動車の安全性を高めるためのセンシングへの 用途拡大が進み始めており 今後の市場拡大が予想される 用途別の出荷数量ベースで の各社の市場シェアを 図 2-16 図 2-17 に示す シェア上位の中に日本企業が入ってお り エリアイメージセンサの市場において強い競争力を発揮している 図 2-16 モバイル用イメージセンサの出荷数量ベースでの市場シェア (2015 年 ) W 13.5% X 5.4% V 21.3% Y 5.1% Z 2.3% 出荷数量 (2015 年 ) 3,514,800 千個 U 22.8% T 29.5% 出典 :2016 イメージング & センシング関連市場総調査富士キメラ総研

14 次要約本編目第12345部6部資料編第図 2-17 車載用カメラ向けイメージセンサの出荷数量ベースでの市場シェア (2015 年 ) DD 5.8% EE 27.8% CC 13.0% 出荷数量 (2015 年 ) 13,350 千個 BB 17.3% AA 36.1% 出典 :2016 イメージング & センシング関連市場総調査富士キメラ総研 4. 光学フィルター イメージセンサが感知する赤外光の一部をカットするための IR カットフィルターや 実際には存在しない模様 ( モアレ ) や色 ( 偽色 ) をイメージセンサに到達する前にぼか すためのローパスフィルターの市場は モバイル機器の市場拡大に合わせて成長してき たが 最近では イメージセンサの画素数が増えたことにより 画質の低下を招くロー パスフィルターの方は搭載しない傾向にある 用途別に出荷数量ベースで見た各社のシ ェアを図 2-18 及び図 2-19 に示す シェア上位の中には日本企業が複数入っており 光 学フィルターの市場において強い競争力を発揮している 図 2-18 IR カットフィルターの出荷数量ベースでの市場シェア (2015 年 ) LL 53.1% FF 11.9% 出荷数量 (2015 年 ) 3,725,600 千個 JJ 5.1% II 8.9% KK 0.1% GG 11.8% HH 9.1% 出典 :2016 イメージング & センシング関連市場総調査富士キメラ総研

15 次要約本編目第12345部6部資料編第図 2-19 ローパスフィルターの出荷数量ベースでの市場シェア (2015 年 ) QQ 2.0% PP 4.1% OO 6.1% RR 23.7% 出荷数量 (2015 年 ) 41,000 千個 NN 13.4% MM 50.7% 出典 :2016 イメージング & センシング関連市場総調査富士キメラ総研

16 次要約本編目第12345部6部資料編第第 3 章政策動向調査第 1 節日米欧の科学技術政策 産業政策の動向我が国では 2016 年 1 月に閣議決定された第 5 期科学技術基本計画 ( 平成 28~ 平成 32 年度 ) を始めとして 科学技術イノベーション総合戦略 2016 最先端研究開発支援プログラム 革新的研究開発推進プログラム 戦略的イノベーション創造プログラム等の政策が実施されている これら各取組の中で 最も移動体用カメラに関係が深いのはロボット技術 支援ロボットの研究開発や自動走行システムの開発であると考えられる 以下にロボット技術と自動走行システム技術に関する日本における最近の諸政策について示す 1. ロボット技術に関する政策ロボット技術は多岐にわたるが 近年のロボット技術に関する政策としてはおおむね以下にまとめられる (1) 次世代ロボット中核技術開発 ( 経済産業省 ) 必要だが未達なロボットの要素技術について 中核的な技術を開発する また リスク 安全評価手法 セキュリティ技術など 各種の手法 技術等の共通基盤も研究開発する (2) ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト ( 経済産業省 ) ものづくり サービス分野を対象に ロボット活用に係るユーザーニーズ 市場化出口を明確にした上で 特化すべき機能の選択と集中に向けた技術開発を実施 また 現場ニーズに応じたロボットシステムを開発できる人材を育成する (3) ロボット導入実証事業 ( 経済産業省 ) ものづくり サービス分野等のロボット未活用分野における導入実証を実施し 生産性向上を図る 同時にロボット導入に関する実現可能性調査 (FS 調査 ) を実施し 費用対効果を示すことでロボット導入を促進する また これら導入実証や実現可能性調査においては ロボット活用やシステム構築を支援できるサービス事業者 ( システムインテグレータ ) を担い手として活用しその育成を図る (4) ロボット革命イニシアティブ協議会 の設置多様な分野のニーズに効率的に応えるロボットを創出できるようにするため ニーズ シーズ等のマッチングの推進 解決策の創出 等の機能を有する産官学から成る場を 2015 年に設置した (5)80W 規制の見直しこれまで 国際規格では認められていた人とロボット ( 定格出力 80W 超 ) の協調作業について 2013 年 12 月に 産業用ロボットに係る労働安全衛生規則第 150 条の 4 の施行通達の一部改正 が通知されたことにより 国内でもロボットとの協調作業が可

17 次要約本編目第12345部6部資料編第能となる安全基準が明確になった これまでは ロボットの周囲に柵又は囲いを設ける等の安全対策が必要であったが 人とロボットが接触する危険性を回避する手段を講ずることにより 協調作業が可能になった この危険を回避する手段の一つとして センシングカメラを用いて人を検知する方法があり カメラモジュールを組み込んだシステムの可能性が検討されている (6) ロボット革命実現会議今後のロボット技術に関しては 日本再興戦略 改訂 2014 で掲げられた ロボットによる新たな産業革命 の実現に向けて ロボット革命実現会議が開催された 2014 年 9 月から 6 回にわたり行われた会議での議論の結果 ロボット革命実現に向けた戦略及び分野ごとのアクションプランが ロボット新戦略 としてまとめられた (2015 年 1 月 ) この ロボット新戦略 では 今後ロボット革命を実現していくため 1 日本を世界のロボットイノベーション拠点とする ロボット創出力の抜本強化 2 世界一のロボット利活用社会を目指し 日本の津々浦々においてロボットがある日常を実現する ロボットの活用 普及 ( ロボットショーケース化 ) 3ロボットが相互に接続しデータを自律的に蓄積 活用することを前提としたビジネスを推進するためのルールや国際標準の獲得等に加え 更に広範な分野への発展を目指す 世界を見据えたロボット革命の展開 発展 以上の三つを柱として推進していくことが掲げられ 各分野でのロードマップも示されている また 今後 経済産業省において ロボット革命実現に向けた具体的施策の検討を進めることとしている 2. 自動走行システム技術に関する政策 2016 年 5 月に閣議決定された科学技術イノベーション総合戦略 2016 では 従前から行われている 自動走行システムの実現による高度道路交通システムの更なる発展 高度化への取組に加え 自動で走行させるのみならず スマート生産システムへ応用し発展させるという新たな取組が加えられた 具体的には 衛星測位システムの位置情報等を利用した農業機械の自動走行や高精度制御を用いた農作業の無人化並びに作物生育状況 気象障害予測等のデータに基づく栽培管理を可能とする大規模生産システムの構築を図る こうした 栽培 生産 経営支援システムの構築を図るため 大規模生産のための農業機械の夜間走行 複数走行 自動走行などのための高精度 GNSS 1 による自動走行システム等導入への取組が 内閣府 総務省 文部科学省 農林水産省 経済産業省と横断的に行われている また 戦略的イノベーション創造プログラム (SIP) では 科学技術イノベーション創造推進費に関する基本方針 (2014 年 5 月 23 日総合科学技術 イノベーション会議決定 ) 1 Global Navigation Satellite System( 全地球測位システム ) の略称

18 次要約本編目第12345部6部資料編第に基づき 戦略的なプログラムを実施しており 2016 年 3 月に決定した最新の実施方針においては 全 11 プログラムのうちの一つに 自動走行システム が選ばれている 図 3-1 に自動走行システムの実現期待時期を示す この中で 自動走行システムはレベル 1 からレベル 4 までの 4 段階に分けられているが これは米国の NHTSA 1 が 2013 年 5 月 30 日に発表した政策におけるレベル 0 からレベル 4 までの 5 段階の区分のうち レベル 1 からレベル 4 に相当するものである 図 3-1 自動走行システムの実現期待時期 出典 : 戦略的イノベーション創造プログラム (SIP) 自動走行システム研究開発計画 (2016 年 10 月 20 日内閣府 )P4 現在 自動走行システムはレベル 2 の実現に向けて国内外で開発が進行中であるが 障害物の検知等に用いられるセンシング技術には 複数のセンサの組合せが主流になっ ており カメラモジュールをセンシング用カメラとして活用する研究開発が進められて いる レベル 2 やレベル 3 の段階では センシング用カメラとミリ波レーダーとを組み 合わせて搭載するシステムが主流になると考えられる レベル 4 を目指した研究開発を 進める企業の中には 機能性の面からレーザースキャナを採用しているところもあるが 搭載スペースやコスト面での課題を克服することが 2020 年以降での普及の鍵となって いる 米国では 国家先進製造戦略計画 米国製造イノベーションネットワーク (NNMI) 等の 政策が実施されているが こちらも直接的に移動体用カメラの研究開発を促進するよう 1 National Highway Traffic Safety Administration( 国家道路交通安全局 ) の略称で 米国運輸省に属 する

19 次要約本編目第12345部6部資料編第な研究開発プログラムはなく 日本と同様に ロボット開発や自動運転に関係するプロ グラムでの応用が期待されるところである 欧州も日米と同様な傾向にあり リスボン戦略 (Lisbon Strategy) 欧州 2020(Europe 2020) Horizon 2020 等に盛り込まれた科学技術政策の中では 移動体用カメラそのもの を研究対象とした開発プランは存在しない ロボット 自動運転という先進諸国共通の テーマの中で イノベーションを支える一つの要素としての移動体用カメラ関係の技術 開発が実施されていくものと考えられる 第 2 節中国 韓国 台湾における科学技術政策 産業政策等の動向 中国 韓国 台湾における科学技術政策 産業政策等の動向について述べる 各国の産 業政策において ロボットや IoT などに関わる産業政策等が見られるが 移動体用カメ ラ カメラモジュールに対する個別の政策までは見られなかった 1. 中国における科学技術政策 産業政策 中国では 現在は 2016 年から 2020 年までの第 13 次 5 か年計画が始まったところで ある 今世紀に入ってからの中国における科学技術政策 産業政策等の各種政策につい て 連続性 関連性を図 3-2 に示す 図 3-2 中国における科学技術政策と産業政策 2005 年 2010 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2050 年 国家中長期科学技術発展規画綱要 中国製造 2025 第 10 次 第 11 次 第 12 次 第 13 次 5 か年計画 国家創新駆動発展戦略綱要 出典 : などを基に三菱化学テクノリサーチが作成 中国では 国務院が 2006 年に 科学技術 イノベーション政策の長期的な基本方針で ある 国家中長期科学技術発展規画綱要 (2006~2020 年 ) を発表している 国家中長 期科学技術発展規画綱要 (2006~2020 年 ) では 2020 年までに中国を世界トップレベ ルの科学技術力を持つイノベーション国家へ転換することを国家目標に定め 研究開発 投資の拡充や重点分野の強化を通じて 目標の実現を目指している 2. 韓国における科学技術政策 産業政策 韓国における科学技術関連政策を図 3-3 に示す 現在は 2013 年に国家科学技術審議会 (NSTC) で承認された 第 3 次科学技術基本計画 (2013~17) を中心に科学技術政策が 進められている 韓国において移動体カメラ ( カメラモジュール ) と関連の深い産業政 策分野としては サービスロボット技術が挙げられる また IT 融合新産業の創出分野 は IoT 関連技術であり モノのセンシングに関わる移動体カメラが含まれているものと 見られる

20 次要約本編目第12345部6部資料編第図 3-3 韓国における科学技術政策と産業政策 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年大韓民国中長期経済発展戦略第 3 次科学技術基本計画 (2013~17) 第 1 次政府 R&D 中長期投資戦略 (2016~18) 未来成長動力総合実践計画無人移動体技術開発及び成長戦略出典 : 韓国政府関係機関のホームページを基に三菱化学テクノリサーチが作成 3. 台湾における科学技術政策 産業政策台湾の科学技術政策は 行政院の重大政策及び計画 行政院科技会報会議決議 科技部の 4 年ごとに開催される 全国科学技術会議 及び各部の法律に基づいて行われる企画等の 4 大機構によって定められる 台湾における科学技術政策を図 3-4 に示す 図 3-4 台湾における科学技術政策 2010 年 2015 年 2020 年 2025 年科学技術白皮書 (2015~18) 国家科学技術発展計画 (2013~16) 10 次全国科技会議出典 : 台湾政府関係機関のホームページを基に三菱化学テクノリサーチが作成 2013 年から 2016 年までの国家科学技術発展計画では 経済的 社会的課題を解決し 人々の幸福を高めることが重要問題とされ 1 研究システムの強化 2 知的財産保護の強化 3 持続可能な発展の促進 4 産学連携の強化 5トップダウンプログラム実施体制の強化 6 科学技術産業イノベーションの強化 7 台湾の人材危機の解決を推進する方針が掲げられている

21 次要約本編目第12345部6部資料編第第 4 章特許出願動向調査 ( 検索による解析 ) 第 1 節調査範囲と調査方法 1. 調査対象とした出願先国 ( 地域 ) 今回調査した特許の出願先国 ( 地域 ) は 日本 米国 欧州 中国 韓国及び台湾 ( 以下 日米欧中韓台と略すことがある ) である 欧州特許庁への出願に関し 欧州特許庁への出願 (EPC 出願 ) だけでなく EPC 加盟国のうちで使用した特許検索データベースに収録された出願先国 1 への出願も対象とした 2. 特許文献の検索方法日本特許文献及び外国特許文献について データベースに Derwent World Patents Index( トムソンロイターグローバルリゾーシズの登録商標 以下 DWPI とする ) 2 を用いた検索により収集した 検索式は 所定の IPC( 国際特許分類 ) 及びキーワードにより構成した 3. 調査対象期間 調査対象期間は 1998 年 ~2014 年 ( 優先権主張年 ) に出願されたものとした 登録特 許についても同様に 出願年 ( 優先権主張年 ) を基準に 1998 年 ~2014 年に出願されたも のを対象にした 4. 解析方法 日米欧中韓台への出願については 個々の特許公報を読んで解析するのではなく 検 索による解析に基づく調査を行った すなわち 最初に IPC( 国際特許分類 ) によってカ メラの光学関連技術で対象特許を絞り込んだ後に 優先権主張年 出願先国 ( 地域 ) で 絞り込み 日米欧中韓台への出願の母集合とした さらに その母集合についてカメラ の種類 用途に合わせたキーワードを用いた検索によってカメラの種類 用途別の特許 を収集した小集合を作成し それらの小集合を足し合わせてカメラモジュールに関連す る特許出願による母集合を形成した これと 出願先国 ( 地域 ) 出願人国籍 ( 地域 )( 最 先の優先権主張国で代用 ) 出願年 ( 最先の優先権主張年 ) 出願人名称などの条件との 積集合を作ることにより それぞれの条件に該当する特許出願件数を調査した しかし ながら 検索によって形成した母集団には カメラモジュールに無関係の特許出願が含 まれている可能性があることから精緻な解析ができないことを留意する必要がある また 技術区分は 詳細解析で使用する技術区分の中から 19 項目を選択して解析を行 った 選択した項目は カメラの種類 用途から [ 携帯用カメラ ] [ 車載用カメラ ] [ 飛 行体用カメラ ] [ ウェアラブルカメラ ] 目的 課題から [ 小型化 ] [ 低コスト化 ] 課題 解決手段から [ 赤外光 ] [ 三次元撮影 ( 立体撮影 )] [ レンズユニット ] [IR カットフ 1 使用したデータベース (DWPI) に収録された EPC 加盟国は オーストリア ベルギー スイス チェコ ドイツ デンマーク スペイン フィンランド フランス イギリス ハンガリー アイルランド イタリア ルクセンブルク オランダ ノルウェー ポルトガル ルーマニア スウェーデン スロバキアの 20 か国である 2 Clarivate Analytics( 旧 Thomson Reuters IP&Science) 社提供の世界 50 特許機関発行の特許出願を採 録したデータベース

22 次要約本編目第12345部6部資料編第ィルター ] [AF] [ ズーム 望遠 マクロ ] [ ブレ補正 ] [ ボイスコイルモータ (VCM)] [ 防水 防塵 防曇技術 ] [ 多眼カメラ ] [ カメラモジュールの取付 ] [ 製造方法改良 ] で ある 第 2 節全体動向調査 1. 出願先国 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 出願先国 ( 地域 ) 別の出願件数推移及び出願件数比率を図 4-1 に示す 調査期間 年の合計出願件数は 35,669 件である 全体の出願件数は 2005 年頃までは増加した が その後横ばい傾向で推移している 出願先国 ( 地域 ) 別の出願件数比率は 日本が 37.3% 次いで米国 23.7% 中国 15.3% 韓国 9.8% 欧州 9.1% 台湾 4.9% の順であ る 出願先国 ( 地域 ) 別の出願件数推移では 日本は 2006 年以降漸減傾向にある 中国 は 2000 年代に入ってから増加し 2005 年から 2009 年頃までは横ばいであるが その後 再び増加傾向に転じており 数年のうちにトップになる可能性がある 図 4-1 出願先国 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 ( 日米欧中韓台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願件数 2,000 1,750 1,500 1,250 1, 出願先国 ( 地域 ) 中国への出願 5,445 件 15.3% 欧州への出願 3,234 件 9.1% 優先権主張 年 韓国への出願 3,505 件 9.8% 米国への出願 8,439 件 23.7% 1, 台湾への出願 1,752 件 4.9% 2,111 合計 35,669 件 2,487 日本への出願 13,294 件 37.3% 2,987 2, ,670 2,718 2,535 2,869 2,919 3,113 3,014 2, 出願年 ( 優先権主張年 ) 日本米国欧州中国韓国台湾合計 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 合計

23 次要約本編目第12345部6部資料編第2. 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数推移及び出願件数比率を図 4-2 に示す 出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数比率は 日本国籍出願人が 57.8% と過半数を占め 次いで米国籍 出願人 12.1% 韓国籍出願人 11.9% 台湾籍出願人 6.6% 欧州国籍出願人 6.2% 中 国籍出願人 3.7% の順である 出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数推移では 日本国籍出願 人は 2005 年頃までは増加傾向を示しているが その後は横ばいあるいは漸減傾向で推移 している 米国籍出願人及び欧州国籍出願人からの出願も 2004 年頃までは漸増したが その後漸減傾向に転じている 韓国籍出願人からの出願件数は 2006 年をピークに一旦減 少した後 増加傾向を示している 中国籍出願人からの出願件数は少ないものの近年は 増加傾向で推移している 図 4-2 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 ( 日米欧中韓台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願件数 2,500 2,000 1,500 1, 優先権主張 年 ,101 2,111 2,487 2,987 2,961 2,670 2,718 2,535 2,869 2,919 3,113 3,014 2,342 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 合計 出願年 ( 優先権主張年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 日本米国欧州中国韓国台湾その他合計 韓国籍 4,238 件 11.9% 台湾籍 2,347 件 6.6% その他 587 件 1.6% 中国籍 1,324 件 3.7% 欧州国籍 2,218 件 6.2% 日本国籍 20,623 件 57.8% 米国籍 4,332 件 12.1% 合計 35,669 件 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

24 次要約本編目第12345部6部資料編第3. 日本への出願 - 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 日本への出願における出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率を図 4-3 に示す 日本への出願件数は 13,294 件である 全体の推移では 2005 年頃まで出願件数 は増加傾向で推移したが その後漸減から横ばいの傾向で推移している 出願人国籍 ( 地 域 ) 別の出願件数比率は 日本国籍出願人が 91.1% と大部分を占め 次いで米国籍出願 人 3.3% 欧州国籍出願人 2.0% 韓国籍出願人 1.7% 台湾籍出願人 0.6% 中国籍出 願人 0.4% の順である 図 4-3 [ 日本への出願 ] 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願件数 1,400 1,200 1, 優先権主張 年 ,136 1,195 1,085 1,023 1, 出願年 ( 優先権主張年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 日本米国欧州中国韓国台湾その他合計 欧州国籍 272 件 2.0% 米国籍 445 件 3.3% 中国籍 49 件 0.4% 韓国籍 232 件 1.7% 台湾籍 86 件 0.6% その他 103 件 0.8% 合計 13,294 件 日本国籍 12,107 件 91.1% 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

25 次要約本編目第12345部6部資料編第4. 米国への出願 - 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 米国への出願における出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率を図 4-4 に示す 米国への出願件数は 8,439 件である 全体の推移では 2006 年頃まで出願件数 は増加傾向で その後漸減した後に 2010 年頃より再び漸増傾向に転じている 出願人国 籍 ( 地域 ) 別の出願件数比率は 日本国籍出願人が 44.1% でトップ 次いで米国籍出願 人 24.3% 韓国籍出願人 10.8% 台湾籍出願人 10.6% 欧州国籍出願人 6.1% 中国籍 出願人 2.0% の順である 近年 米国籍出願人は増加傾向にあり 横ばい傾向が続く日本 国籍出願人との差が縮まる傾向にある 図 4-4 [ 米国への出願 ] 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願件数 優先権主張 年 合計 出願年 ( 優先権主張年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 日本米国欧州中国韓国台湾その他合計 韓国籍 910 件 10.8% 台湾籍 891 件 10.6% その他 177 件 2.1% 中国籍 168 件 2.0% 日本国籍 3,724 件 44.1% 欧州国籍 518 件 6.1% 米国籍 2,051 件 24.3% 合計 8,439 件 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

26 次要約本編目第12345部6部資料編第5. 欧州への出願 - 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 欧州への出願における出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率を図 4-5 に示す 欧州への出願件数は 3,234 件である 全体の推移では 2005 年頃まで出願件数は 増加傾向で推移し その後漸減傾向に転じた後 2010 年以降は増加傾向で推移している また 2010 年代に入ってからは日米欧国籍出願人の出願件数が拮抗している 出願人国 籍 ( 地域 ) 別の出願件数比率は 日本国籍出願人が 33.9% でトップ 次いで 欧州国籍 出願人が 30.8% 米国籍出願人が 20.2% 韓国籍出願人が 8.9% 中国籍出願人が 1.5% 台湾籍出願人が 0.7% の順である 図 4-5 [ 欧州への出願 ] 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出 100 願件 80 数 優先権主張 年 合計 出願年 ( 優先権主張年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 日本米国欧州中国韓国台湾その他合計 中国籍 47 件 1.5% 韓国籍 289 件 8.9% 台湾籍 23 件 0.7% その他 131 件 4.1% 日本国籍 1,096 件 33.9% 欧州国籍 995 件 30.8% 米国籍 653 件 20.2% 合計 3,234 件 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

27 次要約本編目第12345部6部資料編第6. 出願先国 ( 地域 ) 別 - 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数 図 4-6 に出願先国 ( 地域 ) 別及び出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数相関分析結果を示 す 日本国籍出願人からの出願件数は 20,623 件で 内訳は日本への出願が 59% 米国へ は 18% 欧州へは 5% 中国へは 11% 韓国へは 4% 台湾へは 3% である 米国籍出願 人からの出願件数は 4,332 件で 米国への出願は 47% 次いで欧州 中国 日本 台湾 韓国への順である 欧州と中国への出願は それぞれほぼ同数である 欧州国籍出願人 からの出願件数は 2,218 件で そのうち欧州への出願は 45% で 次いで米国 日本 中 国 韓国 台湾の順である 中国籍出願人からの出願件数は 1,324 件で そのうち 75% が中国への出願である 韓国籍出願人からの出願件数は 4,238 件で 韓国への出願は 52% である 台湾籍出願人からの出願件数は 2,347 件で 台湾への出願は 31% であるが 米 国への出願が 38% あり 自国への出願を上回っている また 中国への出願も 26% ある が 欧州と韓国への出願はどちらも 1% で 極端に少ない 図 4-6 出願先国 ( 地域 ) 別 - 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数 ( 日米欧中韓台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願先国 ( 地域 ) 優先権主張 年 日本 12, 米国 3,724 2, 欧州 1, 中国 2, 韓国 , 台湾 日本米国欧州中国韓国台湾その他 出願人国籍 ( 地域 ) 7. 出願先国 ( 地域 ) 別 - 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数収支 日米欧中韓台に対する出願先国 ( 地域 ) 別出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数収支を解析 し 図 4-7 に示す 日本国籍出願人から米国 欧州 中国 韓国 台湾への出願件数は 各国 ( 地域 ) から日本への出願件数に比べて圧倒的に多い また 中国籍出願人は自国 出願が大部分で 国外への出願をほとんどしていないことを示している 台湾は自国よ り米国への出願件数が多い

28 次要約本編目第12345部6部資料編第図 4-7 出願先国 ( 地域 ) 別 - 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数収支 ( 日米欧中韓台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 日本への出願 13,294 件 米国籍 445 件 3.3% 欧州国籍 272 件 2.0% 中国籍 49 件 0.4% 韓国籍 232 件 1.7% 台湾籍 86 件 0.6% その他 103 件 0.8% 韓国籍 910 件 10.8% 中国籍 168 件 2.0% 欧州国籍 518 件 6.1% 米国への出願 8,439 件 台湾籍 891 件 10.6% 米国籍 2,051 件 24.3% 168 件 その他 177 件 2.1% 日本国籍 3,724 件 44.1% 910 件 3,724 件 518 件 日本国籍 12,107 件 445 件 91.1% 272 件 49 件 86 件 232 件 1,096 件 653 件 韓国籍 289 件 8.9% 中国籍 47 件 1.5% 欧州国籍 995 件 30.8% 891 件 23 件 47 件 台湾籍 23 件 0.7% 欧州への出願 3,234 件 その他 131 件 4.1% 289 件 日本国籍 1,096 件 33.9% 米国籍 653 件 20.2% 中国への出願 5,445 件 韓国籍 550 件 10.1% 中国籍 996 件 18.3% 台湾籍 612 件 11.2% 欧州国籍 252 件 4.6% 603 件 2,326 件 その他 811 件 106 件その他台湾籍 1.9% 274 件 55 件日本国籍 日本国籍 2,326 件 42.7% 米国籍 603 件 11.1% 252 件 550 件 612 件 台湾への出願 1,752 件 306 件 41 件台湾籍 716 件 40.9% 559 件 その他 15 件 0.9% 44 件 日本国籍 559 件 31.9% 71 件 23 件 19 件 19 件 0.5% 137 件 1.6% 韓国籍 2,186 件 62.4% 韓国への出願 3,505 件 811 件 23.1% 米国籍 274 件 7.8% 欧州国籍 137 件 3.9% 中国籍 23 件 0.7% 韓国籍 71 件 4.1% 中国籍 41 件 2.3% 欧州国籍 44 件 2.5% 米国籍 306 件 17.5%

29 次要約本編目第12345部6部資料編第第 3 節技術区分別動向調査 1. 技術区分別出願件数推移 日米欧中韓台への出願の技術区分別出願件数の推移を図 4-8 に示す カメラモジュー ルを種類 用途別に [ 携帯用カメラ ] [ 車載用カメラ ] [ 飛行体用カメラ ] [ ウェアラブ ルカメラ ] に区分した中では [ 携帯用カメラ ] の出願件数が最も多く 2003 年から急増し 2005 年に 2,449 件のピークを迎えた後は横ばい傾向が続いている また [ 車載用カメ ラ ] は多少の増減を伴いながらも 緩やかな増加傾向が続いている 本調査で対象とした 技術区分の中では [ 小型化 ] や [ 低コスト化 ] に関しても出願件数が多く 2000 年代半ば から毎年コンスタントに継続して出願されている [ レンズユニット ] [AF] [ ブレ補正 ] 等に関する出願は 2000 年代前半に増加してから 2000 年代後半は横ばいあるいは漸増傾 向が続いており 技術開発が継続的に行われている分野であることが推察される また 製造方法改良に関する出願件数も 2000 年代前半に増加して その後は横ばい傾向が続 いている 図 4-8 技術区分別出願件数推移 ( 日米欧中韓台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 技術区分 優先権主張 年 携帯用カメラ ,609 2,018 2,449 2,289 2,079 1,994 1,913 2,155 2,144 2,253 2,181 1, 車載用カメラ 飛行体用カメラ ウェアラブルカメラ 小型化 低コスト化 赤外光 三次元撮影 ( 立体撮影 ) レンズユニット IR カットフィルター AF ズーム 望遠 マクロ ブレ補正 ボイスコイルモータ (VCM) 防水 防塵 防曇技術 多眼カメラ カメラモジュールの取付 製造方法改良 出願年 ( 優先権主張年 ) 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

30 次要約本編目第12345部6部資料編第図 4-9(a) に カメラの種類 用途に関する技術区分と目的 課題 課題解決手段に関 する技術区分別の出願件数相関分析結果を示す カメラモジュール全体の傾向は 出願 件数が多い [ 携帯用カメラ ] の影響を大きく受けている カメラの種類 用途別に出願件 数が多い技術区分を見ると [ 携帯用カメラ ] では [ 小型化 ] [ 低コスト化 ] [ レンズユ ニット ] [AF] [ ブレ補正 ] の各技術区分が上げられる [ 車載用カメラ ] では [ 小型化 ] [ 低コスト化 ] [ レンズユニット ] [AF] [ ブレ補正 ] [ 防水 防塵 防曇技術 ] に関する 出願件数が多い [ 飛行体用カメラ ] では [ 小型化 ] [ 低コスト化 ] [ ブレ補正 ] [ 防水 防塵 防曇技術 ] [ カメラモジュールの取付 ] に関する出願件数が多い [ ウェアラブル カメラ ] では [ 小型化 ] [ 低コスト化 ] [ 三次元撮影 ( 立体撮影 )] [AF] [ ブレ補正 ] [ 防水 防塵 防曇技術 ] [ カメラモジュールの取付 ] が多い 図 4-9(a) [ 出願先 : 日米欧中韓台 ] 特許 技術区分 [ カメラの種類 用途 ]- 技術区分 [ 目的 課題 課題解決手段 ] の出願件数 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 優先権主張 年目的 課題課題解決手2. 技術区分別 - 技術区分別出願件数 技術区分 小型化 3,180 2, 低コスト化 2,527 1, 赤外光 三次元撮影 ( 立体撮影 ) レンズユニット 2,955 2, IRカットフィルター AF 2,409 1, ズーム 望遠 マクロ ブレ補正 1,944 1, ボイスコイルモータ (VCM) 1,376 1, 防水 防塵 防曇技術 1, 多眼カメラ カメラモジュールの取付 製造方法改良 1, カメラモジュール 携帯用カメラ 車載用カメラ カメラの種類 用途 飛行体用カメラ ウェアラブルカメラ

31 次要約本編目第12345部6部資料編第図 4-9(b) に カメラの種類 用途別に出願件数を合計し その合計値で各技術区分の 出願件数を割り カメラの種類 用途別の出願件数の割合を求めた結果を示す [ 携帯用 カメラ ] では [ 小型化 ] [ レンズユニット ] [AF] [ 低コスト化 ] [ ブレ補正 ] の順で割 合が大きい [ 車載用カメラ ] では [ 低コスト化 ] [ 小型化 ] [ レンズユニット ] [ 防水 防塵 防曇技術 ] [ ブレ補正 ] の順である [ 飛行体用カメラ ] では [ 低コスト化 ] [ 防 水 防塵 防曇技術 ] [ カメラモジュールの取付 ] [ 小型化 ] [ ブレ補正 ] の順である [ ウェアラブルカメラ ] では [ 低コスト化 ] [ カメラモジュールの取付 ] [ 三次元撮影 ( 立 体撮影 )] [AF] [ 小型化 ] の順である 図 4-9(b) [ 出願先 : 日米欧中韓台 ] 特許 技術区分 [ カメラの種類 用途 ]- 技術区分 [ 目的 課題 課題解決手段 ] の出願件数の割合 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 優先権主張 年目的 課題技術区分 小型化 15.7% 18.0% 12.6% 9.4% 9.1% 低コスト化 12.5% 12.1% 13.9% 13.6% 11.3% ] 課題解決手段赤外光 2.1% 1.3% 4.5% 4.7% 2.2% 三次元撮影 ( 立体撮影 ) 3.8% 2.9% 6.4% 6.6% 10.2% レンズユニット 14.6% 15.3% 9.7% 1.9% 5.2% IR カットフィルター 1.0% 0.8% 1.6% 0.4% AF 11.9% 13.1% 6.8% 4.3% 9.3% ズーム 望遠 マクロ 4.2% 5.0% 1.3% 1.7% 4.7% ボイスコイルモータ (VCM) ブレ補正 9.6% 10.9% 9.5% 8.5% 6.3% 6.8% 8.0% 3.7% 1.3% 2.2% 防水 防塵 防曇技術 5.4% 4.3% 9.6% 11.7% 6.6% 多眼カメラ 3.4% 3.2% 4.5% 4.0% 1.6% カメラモジュールの取付 2.6% 1.6% 5.6% 10.7% 11.0% 製造方法改良 6.1% 6.4% 5.1% 0.9% 3.3% カメラモジュール 携帯用カメラ 車載用カメラ カメラの種類 用途 注 ) 各技術区分の出願件数の割合は カメラの種類 用途別に 14 項目の技術区分の出願件数を合計した値を 100 として求めた 飛行体用カメラ ウェアラブルカメラ

32 次要約本編目第12345部6部資料編第3. 技術区分別出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数技術区分別の出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数を図 4-10 に示す 日本は どの技術区分でも件数で米欧中韓台を圧倒している 技術区分別では 日米欧中韓台とも [ 携帯用カメラ ] の出願件数が最も多く 各国 地域における出願件数全体に対する比率で見ると 欧州以外は全て 30% 以上を占めている 欧州については [ 携帯用カメラ ] の出願件数比率は 26% で それに続いて [ 車載用カメラ ] の出願件数比率が 20% あり その他の国や地域とは若干異なる構成になっている 全ての技術区分を合計した出願件数では 日本が最も多く 42,381 件 次いで韓国 8,855 件 米国 8,440 件 台湾 4,321 件 欧州 4,187 件 中国 2,137 件の順である 日本については 技術区分の中で最も出願件数が多い [ 携帯用カメラ ] 以外では [ 車載用カメラ ]3,944 件 [ 小型化 ]3,874 件 [ レンズユニット ]2,869 件が多い また 台湾については [ レンズユニット ] の出願件数が多く 出願件数比率で 21% あり 日米欧中と比べて高い比率である 韓国についても [ レンズユニット ] の出願件数比率が 11% と台湾に次いで高く [AF] や [ ボイスコイルモータ ] の出願件数比率も他の国や地域よりも高い 図 4-10 技術区分別出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数 ( 日米欧中韓台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 技術区分 携帯用カメラ 優先権主張 年 16,284 3,121 1, ,065 1, 車載用カメラ 3, 飛行体用カメラ ウェアラブルカメラ 小型化 3, 低コスト化 2, 赤外光 三次元撮影 ( 立体撮影 ) レンズユニット 2, IR カットフィルター AF 2, ズーム 望遠 マクロ 1, ブレ補正 2, ボイスコイルモータ (VCM) 1, 防水 防塵 防曇技術 1, 多眼カメラ カメラモジュールの取付 製造方法改良 1, 日本米国欧州中国韓国台湾その他 出願人国籍 ( 地域 )

33 次要約本編目第12345部6部資料編第4. 出願人別出願件数上位ランキング (1) 全体ランキング 移動体用カメラに関する日米欧中韓台への特許出願について 10 位までの出願人別 出願件数上位ランキングを表 4-1 に示す 1 位はソニーで 2 位 3 位も富士フイルム パナソニックと日本国籍が続いている 10 位までの上位ランキングの中に日本国籍出 願人は 7 者 韓国籍出願人 2 者 台湾籍出願人 1 者が入っている 出願人属性は全て 企業である 表 4-1 出願人別出願件数上位ランキング ( 日米欧中韓台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 順位 出願人 出願件数 1 ソニー 2,185 2 富士フイルム 2,065 3 パナソニック 1,707 4 キヤノン 1,459 5 オリンパス 1,433 6 鴻海精密工業 ( 台湾 ) 1,428 7 サムスン電機 ( 韓国 ) 1,130 8 サムスン電子 ( 韓国 ) 1,124 9 コニカミノルタ 1, カシオ計算機 997 (2) 各国 地域別ランキング 移動体用カメラに関する日米欧中韓台の各国 地域への出願件数上位ランキングを 表 4-2 に示す 日本への出願では 1 位に富士フイルム 2 位 3 位がパナソニック オリンパスと続いる 日本への出願では 上位 10 者の出願人国籍 ( 地域 ) は全て日本 である 米国への出願では 1 位に鴻海精密工業 2 位 3 位がソニー パナソニックで ある 上位 10 者の構成は 日本国籍出願人が 6 者 韓国籍出願人が 3 者 台湾籍 1 者 で 米国籍出願人は上位 10 者には入っていない 欧州への出願では 1 位にソニー 2 位 3 位がサムスン電機 富士フイルムである 上位 10 者の構成は 日本国籍出願 人が 6 者 欧州国籍出願人が 2 者 韓国籍出願人が 2 者である 中国への出願では 1 位に鴻海精密工業 2 位 3 位がソニー 富士フイルムである 上位 10 者の構成は 日本国籍出願人が 7 者 韓国籍出願人が 2 者 台湾籍出願人が 1 者で 中国籍出願人 は上位 10 者には入っていない 韓国への出願では 1 位にサムスン電機 2 位 3 位が LG イノテック サムスン電子である 上位 10 者の構成は 日本国籍出願人が 6 者 韓 国籍出願人が 4 者である 台湾への出願では 1 位に鴻海精密工業 2 位 3 位がソニ ー 富士フイルムである 上位 10 者の構成は 日本国籍出願人が 5 者 米国籍出願人 1 者 台湾籍出願人 4 者である

34 次要約本編目第12345部6部資料編第表 4-2 出願先国 ( 地域 ) 別出願人別出願件数上位ランキング ( 日米欧中韓台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 日本への出願 米国への出願 欧州への出願 順位 出願人 出願件数 順位 出願人 出願件数 順位 出願人 出願件数 1 富士フイルム 1,220 1 鴻海精密工業 ( 台湾 ) ソニー パナソニック ソニー サムスン電子 ( 韓国 ) オリンパス パナソニック 富士フイルム キヤノン 富士フイルム ロバート ボッシュ ( ドイツ ) 90 5 ソニー サムスン電子 ( 韓国 ) ノキア ( フィンランド ) 83 6 ニコン キヤノン パナソニック 81 7 コニカミノルタ オリンパス リコー 80 8 カシオ計算機 サムスン電機 ( 韓国 ) サムスン電機 ( 韓国 ) 61 9 シャープ コニカミノルタ コニカミノルタ 日本電産 LG イノテック ( 韓国 ) キヤノン 57 中国への出願 韓国への出願 台湾への出願 順位 出願人 出願件数 順位 出願人 出願件数 順位 出願人 出願件数 1 鴻海精密工業 ( 台湾 ) サムスン電機 ( 韓国 ) 鴻海精密工業 ( 台湾 ) ソニー LG イノテック ( 韓国 ) ソニー 富士フイルム サムスン電子 ( 韓国 ) 富士フイルム 54 4 オリンパス ソニー カシオ計算機 51 5 パナソニック LG エレクトロニクス ( 韓国 ) シャープ 44 6 キヤノン カシオ計算機 79 6 オムニビジョン ( 米国 ) 42 7 サムスン電子 ( 韓国 ) 富士フイルム 51 7 亜洲光学 ( 台湾 ) 41 8 サムスン電機 ( 韓国 ) コニカミノルタ 45 8 アルテック ( 台湾 ) 38 9 カシオ計算機 シャープ 43 9 ミツミ電機 シャープ パナソニック 玉晶光電 ( 台湾 ) 33 (3) 技術区分別ランキング [ 車載用カメラ ] についての日米欧中韓台への出願における出願人別出願件数上位 10 位までのランキングを表 4-3 に示す 1 位はパナソニックで 2 位 3 位に日本電産 デンソーと続いている 10 位までの出願人国籍 ( 地域 ) は 日本国籍出願人が 9 者 ドイツ国籍出願人が 1 者である また 出願人属性は全て企業である 表 4-3 技術区分 [ 車載用カメラ ] の出願人別出願件数上位ランキング ( 日米欧中韓台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 順位 出願人 出願件数 1 パナソニック 日本電産 デンソー 富士フイルム 住友電気工業 リコー ロバート ボッシュ ( ドイツ ) ソニー オリンパス ニコン 126 [ ボイスコイルモータ (VCM)] についての日米欧中韓台への出願における 10 位まで の出願人別出願件数上位ランキングを表 4-4 に示す 1 位は日本電産で 2 位 LG イン テック 3 位ミツミ電機と続いている 10 位までの出願人国籍 ( 地域 ) は 日本国籍 出願人が 6 者 韓国籍出願人が 3 者 台湾籍出願人が 1 者である また 出願人属性 は全て企業である

35 次要約本編目第12345部6部資料編第表 4-4 技術区分 [ ボイスコイルモータ (VCM)] の出願人別出願件数上位ランキング ( 日米欧中韓 台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 順位 出願人 出願件数 1 日本電産 LG イノテック ( 韓国 ) ミツミ電機 鴻海精密工業 ( 台湾 ) ソニー サムスン電機 ( 韓国 ) 新シコー科技 パナソニック 86 9 富士フイルム サムスン電子 ( 韓国 ) 55 第 4 節主要出願人別出願件数推移 移動体用カメラの特許出願人の中から主要出願人を選定して特許出願動向を分析した 出願人別出願件数上位ランキングや中韓台におけるカメラモジュール 部品の製造業者 を参考にして 主要出願人として鴻海精密工業 ソニー サムスン電機 サムスン電子 シャープ LG イノテック LG エレクトロニクス 日本電産 ミツミ電機 新シコー科技 デンソー アルプス電気 ロバート ボッシュの 13 者を選定した 主要出願人別の日米欧中韓台への出願件数推移を図 4-11 に示す 日本国籍出願人の出 願件数は 多くが 2000 年代に入ってから増加して 2005 年から 2008 年にかけてピークを 迎え 以降漸減傾向を示している 鴻海精密工業も 2003 年から出願件数が増加し 2008 年にピークを迎えて以降は漸減傾向にある 図 4-11 [ 出願先 : 日米欧中韓台 ] 主要出願人別出願件数推移 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 主要出願人 優先権主張 年 鴻海精密工業 ソニー サムスン電機 サムスン電子 シャープ LG イノテック LG エレクトロニクス 日本電産 ミツミ電機 新シコー科技 デンソー アルプス電気 ロバート ボッシュ 出願年 ( 優先権主張年 ) 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

36 次要約本編目第12345部6部資料編第第 5 節レンズ関連の調査 1. 調査方法 第 1 節に示した移動体用カメラについての検索による解析に基づく調査と同様に レ ンズ関連技術関する特許出願についても 検索による解析に基づく調査を行った 最初 にレンズ関連技術の IPC( 国際特許分類 ) によって対象特許を絞り込んだ後に 優先権主 張年 出願先国 ( 地域 ) で絞り込み 日米欧中韓台への出願の母集合を作成した さら に その母集合についてカメラの用途に合わせたキーワードを用いた検索によりカメラ の用途別の特許を収集した小集合を作成し それらの小集合を足し合わせてレンズ関連 技術の発明が含まれる移動体用カメラの特許出願の母集合を形成した 2.[ 出願先 : 日米欧中韓台 ] レンズ関連の出願先国 ( 地域 ) 別 - 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願 件数 図 4-12 に 移動体用カメラにおけるレンズ関連の出願について 出願先国 ( 地域 ) 別 及び出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数相関分析結果を示す 日本国籍出願人からの出願 件数は 6,696 件で 内訳は日本への出願が 44.3% 米国へは 27.3% 欧州へは 7.1% 中国へは 13.2% 韓国へは 4.5% 台湾へは 3.6% である 米国籍出願人からの出願件数 は 1,564 件で 米国への出願は 46.0% である 欧州国籍出願人からの出願件数は 668 件 でそのうち欧州への出願は 40.0% である 中国籍出願人からの出願件数は 404 件で そ のうち 63.1% が中国への出願である 韓国籍出願人からの出願件数は 1,337 件で 韓国 への出願は 42.6% である 台湾籍出願人からの出願件数は 1,194 件で そのうち台湾へ の出願は 32.1% であるが 米国への出願割合の方が自国 ( 地域 ) への出願よりも高く 42.5% である 図 4-12 [ 出願先 : 日米欧中韓台 ] 出願先国 ( 地域 ) 別 - 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願先国 ( 地域 ) 優先権主張 年 日本 2, 米国 1, 欧州 中国 韓国 台湾 日本米国欧州中国韓国台湾その他 出願人国籍 ( 地域 )

37 次要約本編目第12345部6部資料編第3. レンズ関連の出願件数上位ランキング (1)[ 出願先 : 日米欧中韓台 ] レンズ関連の出願件数上位ランキング 移動体用カメラにおけるレンズ関連の出願に関して 日米欧中韓台への特許出願に ついて 10 位までの出願人別出願件数上位ランキングを表 4-5 に示す 1 位は富士フイ ルムで 2 位 3 位もコニカミノルタ ソニーと日本国籍が続いている 10 位までの上 位ランキングの中に日本国籍出願人は 6 者 韓国籍出願人及び台湾籍出願人がいずれ も 2 者である 出願人属性は全て企業である 表 4-5 [ 出願先 : 日米欧中韓台 ] レンズ関連の出願件数上位ランキング ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 順位 出願人 出願件数 1 富士フイルム 1,004 2 コニカミノルタ ソニー パナソニック オリンパス サムスン電機 ( 韓国 ) リコー ラーガン ( 台湾 ) 鴻海精密工業 ( 台湾 ) サムスン電子 ( 韓国 ) 294 (2)[ 出願先 : 中韓台 ] レンズ関連の出願件数上位ランキング 移動体用カメラにおけるレンズ関連の出願に関する中韓台への特許出願について 10 位までの出願人別出願件数上位ランキングを表 4-6 に示す 1 位はサムスン電機で 2 位 3 位はソニー 富士フイルムと日本国籍出願人が続いている 10 位までの上位ラ ンキング中に日本国籍出願人は 4 者 韓国籍出願人及び台湾籍出願人がいずれも 3 者 である 出願人属性は全て企業である 表 4-6 [ 出願先 : 中韓台 ] レンズ関連の出願件数上位ランキング ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 順位 出願人 出願件数 1 サムスン電機 ( 韓国 ) ソニー 富士フイルム ラーガン ( 台湾 ) 鴻海精密工業 ( 台湾 ) サムスン電子 ( 韓国 ) コニカミノルタ LG イノテック ( 韓国 ) 玉晶光電 ( 台湾 ) パナソニック

38 次要約本編目第12345部6部資料編第第 5 章中国 韓国 台湾への特許出願 登録実用新案動向調査第 1 節調査範囲と調査方法 1. 調査対象とした特許出願 登録実用新案 (1) 調査対象とした出願先国 ( 地域 ) と出願人国籍 ( 地域 ) 詳細解析により特許出願 登録実用新案を調査した出願先国 ( 地域 ) は中国 韓国 台湾である 出願人国籍 ( 地域 ) は 日本国籍 米国籍 欧州国籍 中国籍 韓国籍 台湾籍及びその他の国籍に分けて集計した 出願人国籍 ( 地域 ) は原則として筆頭出願人の住所を基準とした (2) 使用したデータベース中国 韓国 台湾への出願の特許文献について データベースに DWPI を用いた検索により収集した 検索式は 所定の IPC( 国際特許分類 ) 及びキーワードにより構成した 調査期間は 1998 年 ~2014 年 ( 優先権主張年 ) である 実用新案文献は Thomson Innovation 1 のアジアオプションを用いた検索により収集した 特許文献と同じ検索により収集した 調査期間は 特許文献と同じ 1998 年 ~2014 年 ( 優先権主張年 ) である (3) 調査対象技術範囲本調査は 移動体用カメラを調査対象としている 具体的には カメラモジュールに関する カメラの種類 用途 目的 課題 及び 課題解決手段 を調査対象としている (4) その他の留意事項 1 特許の出願先国 ( 地域 ) によってデータベースに収録されるまでの時間差があるため 全ての特許データが収録されている期間が各国で異なっている このため 特に 2013 年以降は全データが取得されていない可能性があることに留意が必要である さらに PCT 出願について 中国の国内段階へ移行するまでの期間が長く ( 国内段階移行手続期間 ( 国内書面提出期間 ): 優先日から 30 か月以内 ) 国内書面提出期間の経過後となる公表公報発行時期は 通常の国内出願の公開公報発行時期 ( 出願から 1 年 6 か月 ) より遅くなることに留意が必要である 2 登録件数の年次推移で減少傾向が見られるのは 出願から登録までのタイムラグが影響していることを念頭に置いて評価する必要がある 2. 調査方法検索により得られた特許文献及び実用新案文献は 文献ごとに明細書の読込により詳細解析を実施した なお 調査対象は 移動体用カメラのほか 周辺機器に発明や改良があるもので 肌色改善や目元の強調等の画像処理に関する特許や実用新案はノイズとなる また 監視用カメラについては カメラモジュールを用いたものは 今回の調査 1 Clarivate Analytics( 旧 Thomson Reters IP&Science) 社が提供する世界最大級の商用データベース

39 次要約本編目第12345部6部資料編第対象に加えた 調査対象の特許文献及び実用新案文献は 表 5-1 に示す技術区分表に従 って技術分類を行った 表 5-1 技術区分表 (1) カメラの種類 用途大分類 中分類 小分類 スチルカメラ 一眼レフカメラ レンズ交換式カメラその他 ビデオカメラ テレビジョンカメラその他 カメラモジュール 携帯用カメラ車載用カメラ ドライブレコーダ 衝突防止用車両周辺撮影用 飛行体用カメラウェアラブルカメラその他自走体用カメラその他 ( 監視用カメラも含む ) その他記載なし (2) 目的 課題 大分類 中分類 小分類 機能向上 高画質化 像ブレ抑制光軸ずれ防止収差抑制高解像度化その他 高感度化広角化高速化望遠 マクロ化姿勢安定化視認性その他 小型化 低背化その他 軽量化信頼性向上 防水性防埃性防曇性耐振性耐熱性長時間駆動性耐久性その他 低コスト化 製造 組立方法の簡素化部品点数削減 共通化その他 省電力化多機能化 その他記載なし 被写体認識被写体追尾立体化パノラマ化その他

40 次要約本編目第12345部6部資料編第(3) 課題解決手段大分類 中分類 小分類 撮影原理 可視光 赤外光三次元撮影 ( 立体撮影 ) パノラマ撮影 ( 広範囲撮影 ) その他 レンズユニット レンズ 材料レンズ形状レンズの並びその他 レンズ以外の光学要素レンズバレルその他 筐体 筐体本体バネ サスペンションワイヤ材料回路基板その他 フィルター IR カットフィルター光量調整フィルター IR 透過フィルターその他 その他光学要素 マイクロレンズアレイその他 撮像素子露出機構 制御 絞り シャッター測光照明装置その他 駆動技術 AF 位相差コントラストその他 MF ズーム 望遠 マクロ ブレ補正 光学式電子式その他光学式電子式その他 駆動機構 ボイスコイルモータ (VCM) 磁石 ( マグネット ) コイルヨークその他 VCM 以外のアクチュエータ 駆動制御 姿勢保持機構 制御防水 防塵 防曇技術 高機能化機構 制御 電気端子位置センサ 遠隔操作 ( レリーズ等 ) その他フィードバック制御その他 防水技術防塵技術防曇技術被写体検知被写体追尾多眼カメラ 測距その他 レンズ 撮像素子位置検知姿勢検知その他 同一方向に複数のカメラモジュール反対方向に複数のカメラモジュールその他

41 次要約本編目第12345部6部資料編第大分類中分類小分類付属品マクロ用光学要素マクロ用以外の光学要素その他カメラ取付機構 方法自撮棒カメラモジュールの取付その他製造方法改良レンズ単体レンズユニット組立レンズ系の位置合わせその他カメラモジュール全体の組立撮像素子との位置合わせその他その他その他 第 2 節全体動向調査 1. 中国 韓国 台湾におけるカメラの種類 用途の出願傾向 スチルカメラ ビデオカメラ カメラモジュールの中韓台への特許出願件数の推移を 図 5-1 に示す 調査期間 年 ( 優先権主張年 ) におけるスチルカメラの出願件 数は 2006 年まで上昇した後 しばらく横ばい傾向が続いたが 2010 年代に入ってから は減少傾向に変化している ビデオカメラはスチルカメラより出願件数は少ないが ほ ぼ同様に推移している 一方 カメラモジュールの出願件数は 2000 年代半ば以降はし ばらく横ばい傾向で推移したが 2010 年代に入ってからは再び上昇傾向にある そのた め 2000 年以前から出願件数が最も多いスチルカメラは 2013 年にはカメラモジュール に首位の座を譲ったものと思われる 図 5-1 スチルカメラ ビデオカメラ カメラモジュールの特許出願件数推移 ( 中韓台への出願 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 1,600 1,400 優先権主張 年 2,577 2,491 2,522 2,387 3,200 2,800 1,200 2,101 2,249 2,188 2,049 2,017 2,037 2,400 出 1,000 願件 800 数 ,242 1,693 2,000 1,600 1,200 合計 出願年 ( 優先権主張年 ) 0 技術区分 スチルカメラビデオカメラカメラモジュール合計 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

42 次要約本編目第12345部6部資料編第2. 中国への出願 移動体用カメラの中国への特許出願について出願件数を集計した 出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数推移及び出願件数比率を図 5-2 に示す 調査期間 年 ( 優先権主 張年 ) の合計出願件数は 4,678 件である 調査期間を通して増加傾向で推移している 出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数比率は 日本国籍が 37.3% でトップであり 次いで中 国籍 24.5% 台湾籍 17.1% 韓国籍 9.3% 米国籍 5.9% 欧州国籍 5.2% の順である 日本国籍出願人の出願件数推移は 1998 年から 2003 年にかけて増加した後は 2010 年 に一時的に増加した以外はほぼ横ばいとなっている 単年ベースでも 2011 年までは 日 本国籍出願人の出願件数が最も多いが 近年 中国籍出願人からの出願が急増しており 2012 年以降は 日本は中国にトップの座を明け渡していると考えられる 図 5-2 [ 出願先国 ( 地域 ): 中国 ] 特許 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願件数 優先権主張 年 出願年 ( 優先権主張年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 日本米国欧州中国韓国台湾その他合計 台湾籍 800 件 17.1% その他 31 件 0.7% 韓国籍 437 件 9.3% 日本国籍 1,744 件 37.3% 中国籍 1,146 件 24.5% 米国籍 277 件 5.9% 欧州国籍 243 件 5.2% 合計 4,678 件 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

43 次要約本編目第12345部6部資料編第3. 韓国への出願 移動体用カメラの韓国への特許出願について出願件数を集計した 出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数推移及び出願件数比率を図 5-3 に示す 調査期間 年 ( 優先権主 張年 ) の合計出願件数は 3,247 件である 調査期間を通して 一時的な増減があるもの の 全体としては増加傾向を示している 出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数比率は 韓国 籍が 68.5% でトップであり 次いで日本国籍 20.4% 米国籍 4.6% 欧州国籍 4.4% 中国籍 0.9% 台湾籍 0.6% の順である 日本国籍出願人の出願件数推移は 1998 年から 2005 年までは増加傾向で その後は漸減している 単年ベースでは 2003 年までは日本 国籍出願人が韓国籍出願人を上回っているが 2004 年以降は韓国籍出願人からの出願が 急激に増加しており その差は開く一方になっている 図 5-3 [ 出願先国 ( 地域 ): 韓国 ] 特許 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願件数 優先権主張 年 出願年 ( 優先権主張年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 日本米国欧州中国韓国台湾その他合計 台湾籍 18 件 0.6% その他 23 件 0.7% 日本国籍 661 件 20.4% 米国籍 148 件 4.6% 韓国籍 2,224 件 68.5% 欧州国籍 143 件 4.4% 中国籍 30 件 0.9% 合計 3,247 件 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

44 次要約本編目第12345部6部資料編第4. 台湾への出願 移動体用カメラの台湾への特許出願について出願件数を集計した 出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数推移及び出願件数比率を図 5-4 に示す 調査期間 年 ( 優先権主 張年 ) の合計出願件数は 1,372 件である 2005 年までは増加傾向にあるが その後は漸 減傾向が 2009 年まで続き 2010 年以降は再び増加傾向に転じている 出願人国籍 ( 地 域 ) 別の出願件数比率は 台湾籍が 52.0% でトップであり 次いで日本国籍 31.3% 米 国籍 7.9% 欧州国籍 3.9% 韓国籍 3.5% 中国籍 0.7% という順番である 日本国籍 出願人の出願件数推移は 1998 年から 2003 年までは増加し それ以降は下降と上昇を繰 り返している 単年ベースでは 2003 年までは日本国籍出願人の出願件数が多いが 2004 年以降は台湾籍出願人からの出願件数が急激に増加している 台湾籍出願人も 2006 年に 出願件数のピークを迎えて以降は減少傾向が続いたが 2010 年代になってからは増加傾 向に転じている 図 5-4 [ 出願先国 ( 地域 ): 台湾 ] 特許 出願人国籍 ( 地域 ) 別出願件数推移及び出願件数比率 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願 100 件 80 数 優先権主張 年 出願年 ( 優先権主張年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 日本米国欧州中国韓国台湾その他合計 台湾籍 713 件 52.0% 合計 1,372 件 その他 9 件 0.7% 韓国籍 48 件 3.5% 日本国籍 430 件 31.3% 中国籍 10 件 0.7% 米国籍 109 件 7.9% 欧州国籍 53 件 3.9% 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

45 次要約本編目第12345部6部資料編第第 3 節出願人国籍 ( 地域 ) 別登録件数推移及び登録件数比率 1. 中国での登録 移動体用カメラの中国への特許出願について登録件数を集計した 出願人国籍 ( 地域 ) 別の登録件数推移及び登録件数比率を図 5-5 に示す 調査期間 年 ( 優先権主 張年 ) の合計登録件数は 2,156 件である 出願人国籍 ( 地域 ) 別の登録件数比率は 日 本が 45.0% でトップであり 次いで中国 18.7% 台湾 18.5% 韓国 7.4% 米国 4.9% 欧州 4.8% の順である 日本国籍出願人の登録件数推移は 1998 年から 2003 年まで増加 してから 2010 年まではほぼ横ばいである 単年ベースでも 2011 年までは日本国籍出願 人の登録件数が最も多いが 近年は中国籍出願人の登録件数が急増しており 2012 年以降 は 日本は中国にトップの座を明け渡したと思われる 図 5-5 [ 出願先国 ( 地域 ): 中国 ] 特許 出願人国籍 ( 地域 ) 別登録件数推移及び登録件数比率 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 優先権主張 年 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 韓国籍 160 件 7.4% 中国籍 404 件 18.7% 台湾籍 398 件 18.5% 欧州国籍 104 件 4.8% その他 14 件 0.6% 日本国籍 970 件 45.0% 米国籍 106 件 4.9% 合計 2,156 件 出願年 ( 優先権主張年 ) 注 ) 調査時点で審査請求前や審査中の出願が存在するため 2014 年に近づくにつれて件数が減少することに注意すること

46 次要約本編目第12345部6部資料編第2. 韓国での登録 移動体用カメラの韓国への特許出願について登録件数を集計した 出願人国籍 ( 地域 ) 別の登録件数推移及び登録件数比率を図 5-6 に示す 調査期間 年 ( 優先権主 張年 ) の合計登録件数は 1,655 件である 出願人国籍 ( 地域 ) 別の登録件数比率は 韓 国が 69.7% でトップであり 次いで日本 21.3% 米国 3.9% 欧州 3.2% 台湾 0.8% 中国 0.5% の順である 日本国籍出願人の登録件数の推移は 1998 年から 2003 年にかけ て増加し 2003 年のピーク後は漸減している 単年ベースでは 2003 年までは日本国籍 出願人の登録件数が最も多いが 2004 年以降は韓国籍出願人からの登録件数がトップを 維持している 図 5-6 [ 出願先国 ( 地域 ): 韓国 ] 特許 出願人国籍 ( 地域 ) 別登録件数推移及び登録件数比率 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 優先権主張 年 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 韓国籍 1,154 件 69.7% 台湾籍 14 件 0.8% その他 9 件 0.5% 日本国籍 353 件 21.3% 中国籍 8 件 0.5% 合計 1,655 件 米国籍 64 件 3.9% 欧州国籍 53 件 3.2% 出願年 ( 優先権主張年 ) 注 ) 調査時点で審査請求前や審査中の出願が存在するため 2014 年に近づくにつれて件数が減少することに注意すること

47 次要約本編目第12345部6部資料編第3. 台湾での登録 移動体用カメラの台湾への特許出願について登録件数を集計した 出願人国籍 ( 地域 ) 別登録件数推移及び登録件数比率を図 5-7 に示す 調査期間 年 ( 優先権主張 年 ) の合計の登録件数は 845 件である 出願人国籍 ( 地域 ) 別の出願件数比率は 台湾 籍が 59.1% でトップであり 次いで日本国籍 28.6% 米国籍 6.6% 韓国籍 2.5% 欧 州国籍 1.9% 中国籍 0.8% の順である 日本国籍出願人の登録件数の推移は 1998 年か ら 2002 年まで増加してからは緩やかな下降と上昇を繰り返しており その中で 2005 年 に登録件数のピークがある 単年ベースでは 2003 年までは日本国籍出願人の登録件数 がトップであるが 2004 年以降は台湾籍出願人からの登録件数が急増しトップに立ち 以後トップを維持している 図 5-7 [ 出願先国 ( 地域 ): 台湾 ] 特許 出願人国籍 ( 地域 ) 別登録件数推移及び登録件数比率 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 優先権主張 年 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 台湾籍 499 件 59.1% 合計 845 件 その他 4 件 0.5% 韓国籍 21 件 2.5% 日本国籍 242 件 28.6% 米国籍 56 件 6.6% 中国籍 7 件 0.8% 欧州国籍 16 件 1.9% 出願年 ( 優先権主張年 ) 注 ) 調査時点で審査請求前や審査中の出願が存在するため 2014 年に近づくにつれて件数が減少することに注意すること

48 次要約本編目第12345部6部資料編第第 4 節 実用新案 出願人国籍 ( 地域 ) 別登録件数推移及び登録件数比率 移動体用カメラの中韓台での実用新案について登録件数を集計した 実用新案の出願 人国籍 ( 地域 ) 別登録件数推移及び登録件数比率を図 5-8 に示す 調査期間 年 ( 優先権主張年 ) の合計登録件数は 2,888 件である 登録件数推移は 2002 年までは 10 件以下のレベルで推移しているが 2003 年以降は台湾籍出願人の登録件数が増加し さ らに中国籍出願人の登録件数も 2007 年以降に台湾籍出願人を上回る登録件数になって 増加し続けたことによって 2009 年と 2011 年に多少の落ち込みはあるが 全体として増 加傾向が続いている 出願人国籍 ( 地域 ) 別の登録件数比率は 中国籍が 65.8% でトッ プであり 次いで台湾籍 21.8% 日本国籍 7.0% 韓国籍 4.4% 米国籍 0.8% 欧州国 籍 0.2% の順である 図 5-8 [ 出願先 : 中国 韓国 台湾 ] 実用新案 出願人国籍 ( 地域 ) 別登録件数推移及び登録件数比率 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 優先権主張 年 登録件数 出願年 ( 優先権主張年 ) 出願人国籍 ( 地域 ) 日本米国欧州中国韓国台湾その他合計 台湾籍 630 件 21.8% その他 1 件 0.03% 日本国籍 201 件 7.0% 米国籍 23 件 0.8% 韓国籍 128 件 4.4% 欧州国籍 6 件 0.2% 合計 2,888 件 中国籍 1,899 件 65.8% 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

49 次要約本編目第12345部6部資料編第第 5 節技術区分別動向調査 1. 出願先国 ( 地域 ) 別出願件数推移 (1) 中国への出願 カメラモジュール 目的 課題 課題解決手段 技術区分別の中国への特許出願件数推移を図 5-9 に示す [ 携帯用カメラ ] のほか [ 機能向上 ] [ レンズユニット ] 等多くの技術項目において 2000 年代前半から増加傾向 が続いている 図 5-9 [ 出願先国 ( 地域 ): 中国 ] 特許 技術区分別出願件数推移 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 技術区分 携帯用カメラ 車載用カメラ 飛行体用カメラ ウェアラブルカメラ その他自走体用カメラ その他 ( 監視用カメラも含む ) 優先権主張 年 機能向上 小型化 軽量化 信頼性向上 低コスト化 省電力化 多機能化 その他 撮影原理 レンズユニット 筐体 フィルター その他光学要素 撮像素子 露出機構 制御 駆動技術 駆動機構 駆動制御 姿勢保持機構 制御 防水 防塵 防曇技術 高機能化機構 制御 付属品 カメラ取付機構 方法 製造方法改良 その他 出願年 ( 優先権主張年 ) 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

50 次要約本編目第12345部6部資料編第カメラモジュール (2) 韓国への出願 技術区分別の韓国への特許出願件数推移を図 5-10 に示す [ 携帯用カメラ ] [ 機能 向上 ] [ 信頼性向上 ] [ レンズユニット ] [ 筐体 ] [ 駆動機構 ] [ 駆動技術 ] 等の技術 区分で出願件数の増加傾向が見られる 図 5-10 [ 出願先国 ( 地域 ): 韓国 ] 特許 技術区分別出願件数推移 ( 出願年 ( 優先権主張年 ): 年 ) 技術区分 携帯用カメラ 車載用カメラ 飛行体用カメラ ウェアラブルカメラ その他自走体用カメラ その他 ( 監視用カメラも含む ) 優先権主張 年 機能向上 小型化 目的 課題 課題解決手段 軽量化 信頼性向上 低コスト化 省電力化 多機能化 その他 撮影原理 レンズユニット 筐体 フィルター その他光学要素 撮像素子 露出機構 制御 駆動技術 駆動機構 駆動制御 姿勢保持機構 制御 防水 防塵 防曇技術 高機能化機構 制御 付属品 カメラ取付機構 方法 製造方法改良 その他 出願年 ( 優先権主張年 ) 注 )2013 年以降はデータベース収録の遅れ PCT 出願の各国移行のずれ等で全出願データを反映していない可能性がある

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