インでは飲用水ボトルドウオータに相当し食品の規格基準による清涼飲料水を 2 銘柄含むので容器入り飲用水で統一した ( 注 2)1960 年当時の水質基準による平成 16 年度の改正後もこの当時と同じ1ml の検水で形成される集落数が 100 以下 2. テスト品 ( 材料 ) (1)

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1 最近の容器入り飲用水 ( ミネラルウオーターなど ) と水道水の比較について 1. はじめに容器入り飲用水 ( 注 1) については既に 1985 年に東京都消費者センターが容器入り飲用水 32 銘柄と都内の水道水の Na K Ca Mg Cl などについて比較し一般細菌大腸菌群についてもテストした結果が報告されている 1) 1990 年には北海道立消費生活センターが 26 銘柄の容器入り飲用水の K Ca Mg について調べ札幌市内の水道水と比較している 2) そのほかにも各地の消費生活センターでも各種の容器入り飲用水に関するテストが実施されたこの中には原料の水が国内産のものと外国産のものがあったそれぞれの報告がなされているが容器入り飲用水はミネラルウオーターと通称されているものが多いミネラル成分の量などについては銘柄により様々で必ずしも水道水より高い含有量を示すというわけではなかったまた細菌などについては東京都の前記したテスト結果では大腸菌群はすべて陰性で一般細菌については食品衛生法違反というわけではないが8 銘柄 (25%) が水道法の水質基準 ( 注 2) を超えていたという結果であった 1) また 1995 年には一部の容器入り飲用水に異物の混入があることが報じられたこうしたテスト結果や事例はあるものの容器入り飲用水の生産量輸入量は伸び続け 1989 年の両者の合計は 117,279 klであったものが 1995 年には 650,913 klとなり 2004 年には 1,626,560 klとなっている 3) この要因は様々な角度から検証しなければならないもちろんテスト結果を受けて各製品の品質の改善もあったかもしれないしかし過去に水道水から健康に問題のある物質が検出されたことに対する不安集合住宅の増加による水道管直結ではなく受水槽方式の増加水道水を取り巻く環境の変化による水道水の味の変化水道水の臭いの問題等が背景にあるのかもしれないさらに水への関心は高いと思われ水に関するいろいろないかがわしい商法や高価な水を買わされたという苦情相談も寄せられた 4)5)6) そこで今回の消費生活関連テストは容器入り飲用水と水道水を客観的かつ冷静に比較し一度考えてもらうため市販の容器入り飲用水と市内の水道水を以下のような項目で比較した注 1) 容器入り飲用水の用語は農林水産省ミネラルウオータ類 ( 容器入り飲用水 ) の品質表示ガイドライン ( 以下ガイドラインとする ) によるミネラルウオータ類という用語のほうが一般的である既存の各センターのテストでもミネラルウオータ類等の用語が用いられているが本テストでは海洋深層水を原料とするガイドラ

2 インでは飲用水ボトルドウオータに相当し食品の規格基準による清涼飲料水を 2 銘柄含むので容器入り飲用水で統一した ( 注 2)1960 年当時の水質基準による平成 16 年度の改正後もこの当時と同じ1ml の検水で形成される集落数が 100 以下 2. テスト品 ( 材料 ) (1) テスト品別表 1 にテストした銘柄を示した容器入り飲用水の種類は別表 1 に示すようにガイドラインの分類によるナチュラルミネラルウオーターミネラルウオーターボトルドウオーターがあるこれと海洋深層水を原材料にした13 14の2 製品もテストした 13と14の表示はラベルに清涼飲料水と記載されているので清涼飲料水とした銘柄のうちがボトルドウオーターと記載されている別表 1 の品名名称はラベルに記載されたものをそのまま記載した採水地原産国 ph 値もラベルに記載されたものを記載した殺菌除菌処理をしていないとラベルに記載された以外の銘柄については殺菌除菌濾過等の方法電話等で問い合わせたこれらと市内 3 箇所 ( 中区熱田区名東区の住宅および事務所 ) の蛇口より採水した水道水をテスト品とした ( 注 3) (2) 購入場所容器入り飲用水は市内のデパートスーパーマーケット食料品店ドラッグストアコンビニエンスストアで購入した ( 注 3) 中区は鉄骨作り 15 階建建物の 10 階テスト室の蛇口熱田区は木造平屋 2 階建て1 階の蛇口名東区は鉄筋コンクリート6 階建 3 階の住宅の蛇口どの蛇口からも 1 時間間隔で 5 回採水した 3. テスト項目方法 (1)pH ガラス電極法によるpH メーターを用いて各銘柄と水道水のpH を測定した (2) ミネラル各銘柄の容器を開栓後内容物を適宜希釈してイオンクロマトグラフ ( 日本ダイオネックス株式会社製 DX-AQ) を用いて測定したイオンクロマトグラフの測定条件を表 1へ示した測定は各銘柄とも5サンプル測定し 1 サンプル当たり 3 反復した 3 箇所の水道水も同様に測定した ( 注 4)

3 表 1 イオンクロマトグラフの測定条件使用カラム溶離液溶離液流量サプレッサー試料注入量検出器カチオン IonPacCS12 IonPacCG12 20mM メタンスルホン酸 1.0ml/ 分 CSRS I 25μL 電気伝導度計 (3) 一般細菌類各銘柄の容器入り飲用水を1ml 採り標準寒天培地へ混釈したこれを 35±1 の条件下で 24 時間培養した 24 時間後に集落数を計数した陽性を示した銘柄は再度同じ方法で計数した (4) 大腸菌群 ( 注 5) 各銘柄の容器入り飲用水を BGLB 培地に注入し 35±1 の条件下で 24 時間および 48 時間培養した 24 時間および 48 時間後にガスの発生を確認した ( 注 4) 銘柄の中にはミネラルの測定中販売がされなくなり1-2の銘柄は 3 サンプルの測定数である ( 注 5) 水道水質基準の平成 16 年度改正により基準項目が大腸菌群から大腸菌となったしかし本テストでは食品の規格基準による大腸菌群でテストした

4 4. 結果 (1)pH 各銘柄および 3 箇所の水道水のpH 値を表 2 へ示した表 2 各銘柄と市内 3 箇所の水道水の ph 測定値及びラベルの表示値銘柄の番号 ph 測定値 ph ラベル表示値 ± ± ± ± ± ± ± ±0.18 約 8.3( 弱アルカリ性 ) ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ~9.2( 比色法にて測定 ) 水道水 A 7.28± ( 注 6) 水道水 B 7.18± ( 注 6) 水道水 C 7.12± ( 注 6) ( 注 6) 水道水については市内水道水の平均値を示してある 7) 右欄のは記載無しの銘柄 3 箇所の水道水の値の平均値は 7.19 でが低い値を示し他の銘柄は高い値を示したこのうちpH7.0 よりも低いものが9および深層海洋水を原料とした13のの 6.88 が低かったこれ以外の銘柄はすべて 7.0 よりも高い数値を示した特に6がが 9.10 を示した ph 値はガイドラインでは表示義務はないがラベルに記載してある製品もある記載されている値と実測値は著しい差は見られなかった 6は

5 弱アルカリ性であることが記載され 16は鉱水を電気分解したアルカリイオン水と記載がある (2) ミネラル各銘柄のミネラル量を表 3 へ示した表 3 各銘柄のミネラル量 mg /100ml Na K Mg Ca ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ± ±0.07 水道水 A 0.73± ± ± ±0.05 水道水 B 0.47± ± ± ±0.02 水道水 C 0.82± ± ± ±0.02 各銘柄は 1サンプル 3 反復 5サンプル平均 ± は標準偏差 1-2のみ3サンプル平均結果はイオンクロマトグラフによる結果である Na は水道水 3 箇所の平均値が 0.67mg/100ml( 以下同じ以降は単位省略 ) で 9と10と15がこれより低い値を示した K は水道水 3 箇所の平均値 0.12 での銘柄がそれより低い値を示した Mg は水道水 3 箇所の平均値 0.09 よりもすべての銘柄が高かった Ca は水道水 3

6 箇所の平均値 0.92 での銘柄がそれより低かった各銘柄間のミネラル量の違いは Na では 12がで最も多く次に 13が 5.36 でその次は6の 2.46 であった K は 14が 1.59 で最も多く次に 6の番目が5の 0.59 であった Mg は 1-3ががが 7.19 と高かったこれに次いで14のののの 1.88 となった Ca も 1-3がががと他の銘柄に比べて顕著に高かったこれに次いで 4ののとなった (3) 一般細菌数各銘柄の一般細菌数を表 4 へ示したにおいて一般細菌が表 4 各銘柄の一般細菌数銘柄番号一般細菌数 1ml 当たり同再検査 1ml 当たり確認された 1-2はヨーロッパ産の鉱泉水を原料としたもので殺菌除菌濾過処理をしていないものである 10も外国産の鉱水を原料としたものである 12は国内の上水道を原料としているものであるこのうち12が

水道水水質基準の1ml 中の集落数の 100 以下を超えていたそこで一般細菌が確認された銘柄について同じ方法で別のサンプルで再検査したその結果すべて0であった (4)

考察容器入り飲用水においてpH では海洋深層水を原材料とした製品 13と14 が 6.15 6.

14も同様の傾向があるのかもしれないまた鉱水や鉱泉水 7) を原材料としたナチュラルミネラルウオーターとミネラルウオーターと表示されたものは 9が 6.82 で最も低く 6が 8.

Mg と Ca の量特に Ca の量が他の銘柄に比べて最も高いことが特徴である Ca の量では 1 4 7が他の銘柄よりも多くすべて原産国はフランスであるまた 1-1 1-2 4 7の Ca

7 水道水水質基準の1ml 中の集落数の 100 以下を超えていたそこで一般細菌が確認された銘柄について同じ方法で別のサンプルで再検査したその結果すべて0であった (4) 大腸菌群各銘柄の大腸菌群の測定結果はすべて陰性であった 48 時間後の状態を図 1 へ示した図 1 48 時間後の状態 5. 考察容器入り飲用水においてpH では海洋深層水を原材料とした製品 13と14 がとやや低いこれについては ( 独 ) 農林水産消費技術センターの試験で脱ミネラルなどの処理を行った海洋深層水製品が酸性寄りだったという結果があり 8) 13 14も同様の傾向があるのかもしれないまた鉱水や鉱泉水 7) を原材料としたナチュラルミネラルウオーターとミネラルウオーターと表示されたものは 9が 6.82 で最も低く 6が 8.21 で最も高いそれぞれの鉱水や鉱泉水の性質といえるミネラルの量については Na K Mg Ca についてみるならば各銘柄により高いものと低いものがあり特に1については輸入者の別なく共通して Mg と Ca の量特に Ca の量が他の銘柄に比べて最も高いことが特徴である Ca の量では 1 4 7が他の銘柄よりも多くすべて原産国はフランスであるまたの Ca の量は他の銘柄の Ca の量よりもややサンプル間のばらつきがあるのも特徴であるこれらの銘柄は Mg についても他の銘柄より相対的に高く硬水といわれるグループに属するものであるこれは原産国の地質などが関係していると思われるが同じフランス産でも5のように Mg Ca の量があまり日本産のものと変わらないものもある Ca について容器入り飲用水と水道水との比較では以外のものは顕著な差は見られない結果に示すように水道水よりも低いものもある

8 Mg についても1が水道水に比較して最も高く海洋深層水を原材料とした 14も水道水に比較してやや高い値を示している他の銘柄では Ca と同様に 4 7が水道水に比較して相対的に高いこの他に8がやや高い値となっている Na と K については結果に示したように水道水よりも低い値を示す銘柄もあり様々であるこの傾向は 1960 年の東京都消費者センターの試験結果 1) や北海道立消費生活センターの結果 2) とあまり変わらないといえる一般細菌数については検出された銘柄があった採水地が外国の2 銘柄と国内で製造された1 銘柄であるこのうち国内で製造された 1 銘柄については水道水水質基準の一般細菌 100/ml 以下を越えるものが 1 サンプルあったこの銘柄について再試験を同じ方法で別のサンプルで行ったら0であった外国産の2 銘柄についても同じ方法で別サンプルで再試験をしたら 0であった一般細菌は広く存在し多くは無害の雑菌といわれるが注意は必要である大腸菌群についてはすべての銘柄が陰性であった水のおいしさをもたらすものは水温水に溶けた微量なミネラル量溶けた二酸化炭素の量といわれている今回のテストではこのなかでミネラルである Na K Mg Ca についてイオンクロマトグラフで測定したすると各銘柄様々であり特徴のあるミネラルの組成を持つものもあった過去のテストの時とは銘柄の顔ぶれもやや変わり海洋深層水を原料とした清涼飲料水なども登場している各銘柄のそれぞれのミネラル量を水道水と比較すると水道水よりも低い場合もありまた一部の銘柄の Ca の量が水道水に対して顕著に高い場合もあったそして水のおいしさはミネラル量が多いほどおいしく感じるとは必ずしもいえないと考えられている水道水と比較してみて過去のテスト時よりも容器入り飲用水は生産量輸入量は伸び続けているが今回のテストの結果だけで見れば特徴のある容器入り飲用水はあるものの一部を除いてミネラル量では著しくは差がなかった世界各地や日本各地の水を手軽に楽しめることはよいことかもしれないまた未知の部分のある人間の体に水の影響は大きいと思われ今後も各種の水が登場すると推測されるしかし容器入り飲用水の多くは地下水を原材料とするものが多いこれをこのまま増やし続けることがどのような影響をもたらすかも考え大量の飲料水を衛生的に供給可能にしている水道水の仕組みをよく考えてみることも必要だと思われる

9 1 ) 東京都消費者センター : おいしい水 ( ミネラルウオーター類 ) 試買テストシリーズ (59-5)( 1985), 東京都消費者センター 2) 北海道立消費生活センター : ミネラルウオーター類の成分テスト平成 2 年度商品テスト報告書 (1991), 北海道立消費生活センター 3) 国土交通省 : 平成 18 年度版日本の水資源 (2006), 独立行政法人国立印刷局 4) 名古屋市消費生活センター : 平成 15 年度事業実績報告書 (2004), 名古屋市消費生活センター 5) 名古屋市消費生活センター : 平成 16 年度事業実績報告書 (2006), 名古屋市消費生活センター 6) 名古屋市消費生活センター : 平成 17 年度事業実績報告書 (2006), 名古屋市消費生活センター 7) 名古屋市上下水道局 : 平成 17 年度水道水の水質検査結果クオータリー水と四季 vol.24 (2006), 名古屋市上下水道局お客様サービス課 8) 独立行政法人農林水産消費技術センター : 食のサイエンス ( 海洋深層水 ) 大きな目小さな目第 67 号 (2003), 独立行政法人農林水産消費技術センター

10 別表 1 テストした容器入り飲用水一覧銘柄番号品名名称原材料名採水地内容量賞味期限保存方法原産国日本国内産は採水地製造者栄養成輸入者分表示等等 ph 値殺菌除菌等をしていない記載その他最高単価円最低容器単価の材円質殺菌除菌濾過 1-1 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 鉱水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有フランス記載有記載有 PET 処理無し 1-2 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 鉱泉水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有フランス記載有記載有 PET 1-3 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 鉱泉水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有フランス記載有記載有記載無し PET 2 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 鉱水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有兵庫県記載有記載有 PET 3 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 深井戸水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有長野県記載有記載有記載無し 9898PET 4 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 鉱泉水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有フランス記載有記載有 7.2 無殺 ( 除 ) 菌 13697PET 5 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 鉱泉水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有フランス記載有記載有 7 殺 ( 除 ) 菌なし PET 約 8.3( 弱 6 ミネラルウオーター水 ( 深井戸水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有大分県記載有記載有アルカリ性 PET 7 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 鉱泉水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有フランス記載有記載有 7.4 殺菌除菌無し 9494PET 8 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 鉱泉水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有アラブ首長国連邦ドバイ記載有記載有 7.8 非加熱 PET 9 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 鉱水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有山梨県記載有記載有記載無し PET 10 ナチュラルミネラルウオーター水 ( 鉱水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有韓国記載有記載有 PET 11 スプリングミネラルウオーター水 ( 湧水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有アメリカ合衆国記載有記載有記載無し 11088PET 12 ミネラルウオーター ( ボトルドウオーター ) 水記載無し500 ml 記載有記載有沖縄県記載有記載有記載無し PET 13 清涼飲料水水 ( 海洋深層水 100%) 記載有 500 ml 記載有記載有高知県記載有記載有記載無し 9898PET 14 清涼飲料水海水 ( 海洋深層水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有沖縄県記載有記載有記載無し PET 15 ボトルドウオーター水 ( 鉱水 ) 酸素記載有 500 ml 記載有記載有カナダ記載有記載有 PET 16 ボトルドウオーター水 ( 鉱水 ) 記載有 500 ml 記載有記載有山形県記載有記載有 8.8~9.2 ( 比色法にて測 PET 品名名称原材料名原産国採水地 ph 値容器の材質はラベルの表示を記載

“にがり”の成分や表示等についてテストしました

“にがり”の成分や表示等についてテストしましたにがりの成分や表示等についてテストしました平成 16 年 7 月 26 日大阪府消費生活センター豆腐の凝固剤 ( 添加物 ) として使われてきたにがりがスーパーやドラッグストアなどの店頭でも見られるようになりました現在にがりには規格や基準がなく表示も統一されていない現状にあることからにがり (17 銘柄 ) の成分や表示等についてテストを行いました成分含有量にがりの主成分であるマグネシウム含有量は