1. はじめに 5 年 7 月の住宅着工戸数は 季調済年率換算値で 万戸 前年同月比 +.3% と 97 年以来の高水準 かつ ヶ月連続の着工増加となった 利用関係別に見ると 持家は 年後半以降 住宅ローン減税の規模縮小に伴う駆け込み需要の剥落により 季調済年率換算値で 35.2 万戸

Size: px
Start display at page:

Download "1. はじめに 5 年 7 月の住宅着工戸数は 季調済年率換算値で 万戸 前年同月比 +.3% と 97 年以来の高水準 かつ ヶ月連続の着工増加となった 利用関係別に見ると 持家は 年後半以降 住宅ローン減税の規模縮小に伴う駆け込み需要の剥落により 季調済年率換算値で 35.2 万戸"

Transcription

1

2 1. はじめに 5 年 7 月の住宅着工戸数は 季調済年率換算値で 万戸 前年同月比 +.3% と 97 年以来の高水準 かつ ヶ月連続の着工増加となった 利用関係別に見ると 持家は 年後半以降 住宅ローン減税の規模縮小に伴う駆け込み需要の剥落により 季調済年率換算値で 35.2 万戸 前年同月比.5% と 11 ヶ月連続での減少となっている 一方 平成バブル崩壊後 着工戸数が抑えられていた貸家は 年以降 低金利下で 首都圏の新築賃貸マンションの利回りが5% 超と底堅く推移しているため 資産運用手段として見直されたこともあり 季調済年率換算値で 5.3 万戸 前年同月比 +17.3% と ヶ月連続で増加している また 分譲住宅は 3 歳代の分譲マンションや分譲一戸建ての購入が中心となり 貸家とともに住宅着工を牽引してきた 年 1 月 ~12 月期には 過剰供給が懸念され一旦着工戸数が減少したものの 5 年に入ると回復 7 月には季調済年率換算値で 3.9 万戸 前年同月比 +1.% と急拡大した ( 図表 1) このように分譲住宅は貸家とともに住宅着工戸数を牽引しているものの 首都圏の分譲マンション市場では 5 年に入っても過剰供給問題が持ち上がっており 少子化による世帯数の伸び悩みや金利の上昇 地価の上昇や消費税率引き上げに伴う需要の低下等 今後の住宅市場には様々な下押し要因が存在している これまで堅調に推移し 足元では急拡大を見せ 住宅市場を牽引してきた分譲住宅着工であるが 5 年も好調は持続するのであろうか 本稿では 分譲住宅着工戸数の約 6 割を占める分譲マンションの動向を中心に 分譲住宅市場の今後について考えていきたい 図表 1: 利用関係別着工戸数推移 ( 万戸 ) 5 貸家 : 上昇トレンド ( 注 ) 季節調整済みの年率換算値で後方 3ヵ月移動平均 ( 資料 ) 国土交通省 住宅着工統計 持家貸家分譲 持家 : 税制変更に伴う駆け込み需要と反動落ちが顕著 分譲 : 横ばいから上昇トレンドへ 1

3 2. 分譲住宅市場の動向 (1)1 年以上高水準が続く分譲住宅着工分譲住宅着工戸数の動きを長期的に見ると 平成バブル末期の 9 年に年間 3 万戸弱まで拡大した後 92 年には年間 21 万戸にまで減少したものの 金利や地価の低下を背景に 9 年には年間 37 万戸まで増加 消費税率が引き上げられた 97 年まで年間 35 万戸程度の高水準を維持した 9 年には消費税率引き上げに伴う駆け込み需要後の反動落ちから一旦 29 万戸まで減少するも 年以降は住宅ローン減税の実施効果 首都圏を中心とする大規模 超高層マンションの供給増や団塊ジュニア世代 1の需要を期待したデベロッパーの着工増に後押しされ 32~35 万戸程度の比較的高い水準の着工が続いている ( 図表 1) このように 分譲住宅着工は総じて見ると 9 年以降 1 年間以上 バブル期並みの高水準の着工を維持している ( 万戸 ) 図表 2: 分譲住宅着工推移 バブル崩壊 消費税率引き上げ 住宅ローン減税 ( 年 ) ( 資料 ) 国土交通省 住宅着工統計 (2) 増加するマンションと一戸建ての着工分譲住宅は 建て方別には 一戸建て 長屋 共同住宅 に さらに共同住宅は マンション と マンション以外 に分類されており 着工戸数の建て方別構成比を見ると マンション ( 共同住宅 ) と一戸建ての合計で全体の約 99% を占めている ( 図表 3) また マンションは規模別に 大規模 中規模 小規模 に 高さ別に 低層 中層 高層 超高層 に分類されることが多い 分譲住宅全体の約 6 割を占めるマンション着工戸数は 年以降 首都圏を中心に大規模マンションや超高層マンションを中心に大幅な増加が続いている ( 図表 ) また 残りの大部分を占める一戸建てもパワービルダー 2 と呼ばれる業者が 建築コスト削減により 低価格の規格住宅を大量供給したことから 一戸あたり平均価格が低下し それが需要の拡大に寄与したものと考えられる ( 図表 5) 1 ここでいう団塊ジュニア世代とは 197~197 年生まれの世代 団塊世代に次ぐ人口のボリュームがある 2 建売り住宅を低価格で販売する地域密着型の住宅販売会社 2

4 図表 3: 分譲住宅の分類とマンションの分類 ( 建て方別分類 ) 戸数 % 備考 一戸建て 139,22.3 1つの建物が住宅であるもの 長屋 1,11.3 2つ以上の住宅を1 棟に建て連ね 別で出入り口を有するもの 例 ; テラスハウス 共同 マンション 2, 分譲住宅で鉄筋 ( 鉄骨 ) 構造のもの マンション以外 1,37.3 分譲住宅で木造構造のもの 合計 35,51 1. ( 資料 ) 国土交通省 住宅着工統計 (2) ( マンション分類 ) 規模 高さ 大規模マンション 2 戸 ~ 低層マンション 3 階建て 中規模マンション 5 戸 ~199 戸 中層マンション 5 階建て 小規模マンション ~9 戸 高層マンション 6~19 階建て 超高層マンション 2 階以上 または高さ6m 以上 ( 戸 ) 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, 図表 : 首都圏超高層マンション供給 計画 賃貸マンション分譲マンション 予定 ~ ( 注 ) 5 年以降は計画数字であり 賃貸マンションも含める ( 年 ) 1 年は1 年以降も含める ( 資料 ) 不動産経済研究所 マンション市場動向 図表 5: 首都圏建売販売戸数 平均単価推移 ( 棟 ) 発売戸数 ( 左目盛 ) 平均価格 ( 右目盛 ) ( 年 ) ( 資料 ) 不動産経済研究所 マンション市場動向 より ( 万円 ) 3. 分譲住宅着工増加の要因上述のように分譲住宅着工戸数が増加した要因には 1 住宅ローン減税の実施と低金利の継続 2 用地供給増加 3 団塊ジュニア世代の住宅取得 などが挙げられる 1 住宅ローン減税の実施と低金利の継続による着工増加分譲住宅着工が増加した主な要因の一つとして 住宅ローン減税と低金利の継続による借入負担の低下が挙げられる 通常 分譲マンションの着工から竣工までの工期は約 1 年程度といわれており 3 住宅ローン減税は年末時点で居住をしている必要があるため 駆け込み需要を見込んだ着工は住宅ローン減税の規模が縮小される 1 年程前に集中する傾向が見られる 99 年以降 実施されている住宅ローン減税は 段階的に規模が縮小されるため需要が刺激されやすく デベロッパーは駆け込み需要が発生することを狙い着工を増加させたものと思われる ( 図表 6) 3 大規模 超高層マンションなどでは 工期が 2 年以上掛かる物件もある 3

5 さらに 住宅購入にあたりローン金利は重要な購入理由の一要因となっており 現在も続く低金利は 住宅ローンの利用促進に大きく貢献している ( 図表 7 ) 62 ( 千戸 ) 図表 6: 住宅ローン減税の規模縮小とマンション着工 ( 全国 ) 推移 99 1 ローン残 5, 万円 減税額 57.5 万円 駆け込み需要を見込んだと思われる着工増 ローン残 5, 万円 減税額 5 万円 ローン残, 万円 減税額 36 万円 ローン残 3, 万円 減税額 255 万円 ローン残 2,5 万円 減税額 2 万円 ローン残 2, 万円 減税額 16 万円 ( 年末までに入居が条件 ) 過去減税実施分 ( 資料 ) 国土交通省 住宅着工統計 図表 7: マンション購入検討の理由上位 2 金利 税制面でよいタイミング手狭になった家賃よりローン返済の方が得マイホームが欲しかった部屋数が不足した駅まで遠かったその他景気 地価等でよいタイミング老朽化した環境が悪かった通勤が不便だった 1 結婚を機会に買い物が不便だった子供の就学前に移転したい出産により家族が増えた社宅の退去時期借家の更新時期子供の入学や卒業を機会に電車の便が悪かった賃料等が上がった (% ) ( 資料 ) 日本経済社 首都圏大規模マンション購入者調査(25 年 ) (%) ( 資料 ) 日経 FQ 図表 : 住宅ローン金利推移 銀行 公庫 ( 年 ) ( 注 ) 銀行は都市銀行変動金利 公庫は住宅金融公庫個人住宅金利を使用 2 用地供給増加による着工増加分譲住宅の着工が好調な要因として次に挙げられるのが 企業による用地供給の増加である バブル崩壊後 地価は大幅に下落した 首都圏を中心に不動産を所有していた企業の中には リストラや減損会計への対応のため不動産を売却する企業が 97 年頃から増加 そこに大規模 超高層マンションが建設されたものと考えられる ( 図表 9) 東京都心 5 区 の大規模土地取引 (2, m2以上 ) の動向を見ると 利用目的 千代田区 中央区 港区 新宿区 渋谷区

6 ( 万人 ) 沖縄県熊本県長崎県大分県岩手県宮城県福岡県宮崎県青森県秋田県鹿児島賀県( 年 ) が住宅地の取引件数は 2 年に一時減少したものの面積は増加傾向にあり 住宅用地の取得が活発に行われている状況が窺える ( 図表 1) 図表 9: マンション敷地の従前所有者 個人のみ 法人のみ 個人と法人 その他 移転なし % 2% % 6% % 1% ( 千m2 ) 2, 1,5 1, 5 図表 1: 住宅地利用目的土地取引推移 面積 件数 ( 年 ) ( 件 ) ( 注 ) 調査は東京都心 区 ( 千代田 中央 港 新宿 渋谷 豊島 台東 文京区 ) の分譲マンション 96 棟が対象 ( 資料 ) 国土交通省 都心回帰現象の実態把握調査 ( 資料 ) 東京都 東京の土地 (2) さらに 企業がリストラや減損会計に備え売却した土地は 平成バブル期より価格が下落しているため デベロッパーはより低価格でマンションを供給することが可能となったことも 分譲マンションの着工戸数増加に寄与したと見られる 首都圏におけるマンションの販売単価は 平成バブル崩壊直後の 92 年に 1 m2あたり約 万円であったが 2 年には約 5 万円程度と 3 割以上低下しており その後も 5 万円代で推移している ( 図表 11) また 首都圏においては他地域からの人口流入もさらなる着工増に繋がったものと思われる ( 図表 12) 年の人口移動の状況を見ると 一都三県への転入が増加しており 特に東京都心への人口の集中は 都心回帰 ともいわれている 図表 11: 首都圏分譲マンション販売戸数と 図表 12: 都道府県別人口転入超過数 12 ( 万戸 ) 1 m2単価の推移 発売戸数 ( 左目盛 ) 1 m2単価 ( 右目盛 ) ( 万円 ) ( 年 ) 北海道岐阜県埼玉県長野県千葉県福島県栃木県富山県福井県石川県茨城県群馬県東京都神静大阪府京都府愛知県新潟県山形県山梨県三重県滋兵奈和鳥島岡広徳香川県愛高知県山口県歌山島県島県賀県庫県媛県取県奈川良県根県山県岡県佐( 資料 ) 不動産経済研究所 首都圏マンション動向 ( 資料 ) 総務省 住民基本台帳人口移動報告 (2) 3 団塊ジュニア世代の住宅取得に伴う着工増加 91 年以降の首都圏におけるマンション着工の動きを見ると まず 9 年に価格の低下などを受けて着工が急増した後 概ね横ばい圏での推移が続き 年以降はや 5

7 や水準を高めている ( 図表 13) 一方 この間の住宅金融公庫の平均利用年齢を見ると 93 年から 99 年にかけて上昇が続いていたが 年以降は低下に転じている これは 人口のボリュームがある団塊ジュニア世代が 3 代となり 住宅取得を本格化し始めたことが 平均年齢を押し下げたことを示しているものと思われる このような団塊ジュニア世代の持家取得の動きが分譲住宅の着工戸数に拍車を掛けたものと思われる 図表 13: マンション着工と価格 公庫利用者年齢推移 ( 首都圏 ) ( 万戸 棒グラフ 千万円 折線グラ 団塊ジュニア3 代 3.5( 歳 ) 着工戸数 ( 左目盛 ) 平均年齢 ( 右目盛 ) 36. 平均価格 ( 左目盛 ) ( 年 ) ( 資料 ) 住宅金融公庫 公庫融資利用者調査 国土交通省 住宅着工統計 不動産経済研究所 首都圏マンション市場動向. 分譲住宅着工戸数の増加要因の変化 (1) 年 1~12 月期の減少と動向変化 3 年第 3 四半期以降 前年比で増加が続いていた分譲住宅着工戸数は 年の 1 ~12 月期には前年比マイナスに転じた ( 図表 1) 中でも首都圏の分譲マンションの着工戸数が大きく落ち込んだ ( 図表 15) 5 年に入った後は 分譲住宅着工は前年比で再びプラスとなり 7 月には大幅に伸びを高めたものの マンション業界には 25 年問題 と言われる過剰供給に伴う在庫増大の懸念も指摘されている そこで 以降では住宅着工全体の先行きを左右するものと思われる分譲マンションの在庫状況を確認した上で 需要を変化させる諸要因について検証したい ( 前年比 %) 図表 1: 利用関係別着工推移 持家借家分譲 ( 年 ) ( 注 )3ヶ月移動平均値 ( 資料 ) 国土交通省 住宅着工統計 図表 15: 都市圏別マンション着工推移 ( 対前年比寄与 2 度 %) 首都圏 中部 関西 その他 全国 Q 2Q 3Q Q 1Q 2Q 3Q Q 1Q 2Q 3Q Q 1Q 2Q ( 資料 ) 国土交通省 住宅着工統計 6

8 (2) 首都圏分譲マンションの 25 年問題 最近の首都圏分譲マンション市場において 25 年問題 と呼ばれる問題が指摘されている それは これまでマンション着工戸数が需要を上回る水準で推移した結果 供給過剰となり 大量の在庫が発生するというものである 1 首都圏分譲マンション在庫の現状不動産経済研究所が毎月公表している販売 在庫数 5を基に首都圏の分譲マンションの在庫循環図を作成してみると ( 図表 16) 概ね時計回りになっており 5 年 ~6 月期には販売の持ち直しにより 在庫調整が終了し 在庫を増やしていく 在庫積み増し局面 にあることが分かる 実際に 在庫数と契約率の推移を見ると 契約率が足元でやや上昇傾向を見せつつ高水準で推移するなかで 在庫数は減少を続けており 25 年問題 は生じてないように見える ( 図表 17) 図表 16: 首都圏マンション在庫循環図図表 17: 首都圏マンション在庫 契約率推移 3 (販売 2 比 減意 前年 )2.1Q Q 図 % -1 せ ざ -2 る 在 -3 庫 在庫積み増し局面 在庫調整局面 在意庫図増せざる 在庫前年比 (%) ( 資料 ) 不動産経済研究所 マンション市場動向 (%) ( 千戸 ) 在庫契約率 ( 年 ) ( 資料 ) 不動産経済研究所 マンション市場動向 ただし この在庫循環図で用いた 在庫数 のデータには デベロッパーの 期分け販売 6 の状況によって水準が変化する可能性がある点には注意が必要である すなわち ここで用いた 在庫数 は着工後 販売されたマンションのうち売れ残っているもののみがカウントされ 着工はされているが販売がされていないものは在庫数に含まれず ( 見えざる在庫 と定義) 一方で販売が開始された後 竣工( 完成 ) まで売れ残っている物件は仕掛在庫 竣工後売れ残っている物件は完成在庫に計上される ( 図表 1) そのため 竣工前であれば 期分け販売 を行うことで在庫数を意図的に抑制することも物理的に可能である このような点を考慮し 以降では首都圏の分譲マンションの着工戸数と販売戸数 在庫戸数を比較するものとして首都圏分譲マン 5 在庫 = 前月繰越在庫戸数 + 当月発売戸数 総販売戸数 6 マンションの 期分け販売 とは 主に大規模マンションにおいて 需要調整のため販売を数回に分けて行うことを言い 値下げや売れ残りによる販売業者の収益リスクを抑制するため 契約率の高さを維持し 不人気物件 のイメージを与えない販売戦略として一般的に用いられている 7

9 ションの着工戸数から推計される販売戸数 7( 以下 推計販売戸数 ) を用いて分析を行っていきたい 図表 1: マンション在庫発生までの時系列フロー 期分け販売 見えざる在庫 当月着工戸数 着工 当販初売戸数 平均 6 ヶ月 販売開始 調整可能 販売済 売れ残り 仕掛在庫 平均 15 ヶ月 竣工 ( 完成 ) 完成在庫 まず 首都圏分譲マンションの在庫状況を正確に把握するため 竣工前の仕掛在庫と竣工してからの売れ残りである完成在庫に分けその推移を見ると 完成在庫は減少しているものの減少幅は少なく 仕掛在庫が 2 年 12 月のピークの半分以下になっており 仕掛在庫の減少が目立つ さらに 仕掛在庫 完成在庫を合わせた在庫全体と推計販売戸数の推移を比較すると 年から推計販売戸数と在庫戸数の差が拡大しているのが分かる ( 図表 19) 推計販売戸数と在庫戸数の差が拡大している理由としては 一つには販売が好調であったのではということが考えられ もう一つには 見えざる在庫 の拡大が考えられる 次に 着工戸数と販売戸数のデータを用いて首都圏分譲マンションの 見えざる在庫 の方向性を見てみる ここでは 推計販売戸数と販売戸数の差から 見えざる在庫 の方向性を捉える ただし 推計販売戸数と販売戸数の差が 見えざる在庫 そのものでなく 見えざる在庫 の方向性を表しており 推計販売戸数と販売戸数の差が拡大すれば 見えざる在庫 の状況が悪化 縮小すれば状況が改善に向かっていると判断する これによると 1 年以降 推計販売戸数と販売戸数の差は拡大しており 見えざる在庫 の状況は悪化傾向にあることがわかる 特に 年前半は販売戸数がほぼ横ばいで推移しているものの 推計販売戸数が大幅に増加しているため推計販売戸数と販売戸数の差が急拡大しており 見えざる在庫 の状況が大幅に悪化した可能性がある しかし 年 7 月以降 推計販売戸数が減少したことにより推計販売 7 マンションの着工から竣工までは平均約 15 ヶ月 また着工から販売開始まで平均約 6 ヶ月かかるといわれている そこで 期分け販売等を考慮し 販売月から 6 ヶ月前の着工分が新規販売の最大値となる加重比率を算出 そこに着工戸数を乗したものを 着工から推計される販売戸数 とした なお 国土交通省の住宅着工統計では 分譲マンションに 3 m2以下の物件が含まれているが 不動産経済研究所のデータには 3 m2以下のマンションは含まれていないため 3 m2以下の物件を除いた数字を用いている 販売月 17ヶ月前 16ヶ月前 15ヶ月前 1ヶ月前 13ヶ月前 12ヶ月前 11ヶ月前 1ヶ月前 9ヶ月前 ヶ月前 7ヶ月前 6ヶ月前 5ヶ月前 ヶ月前 加重比率

10 ( 戸数 ) 戸数と販売戸数の差は縮小 足元 5 年 7 月時点では 見えざる在庫 の状況は少なくとも 3 年前半の水準まで改善しているものと思われる これは 3 年第 四半期に首都圏マンション着工が大幅増加し 年に入り過剰供給を懸念したデベロッパーが着工を 3 年第 四半期の水準以下に抑えたことや 年後半からJ-REITと非公開の不動産投資ファンドによる首都圏分譲マンションの1 棟買いの増加などが影響したものと考えられる ( 図表 2) 図表 19: 首都圏分譲マンション着工と完成在庫 仕掛在庫推移 仕掛在庫完成在庫着工から推計される販売戸数 ( 年 ) ( 注 ) マンション着工統計は 6 ヶ月移動平均を使用 ( 資料 ) 国土交通省 住宅着工統計 不動産経済研究所 マンション動向 図表 2: 首都圏分譲マンション 見えざる在庫 の方向性 ( 戸 ) 着工から推計される販売戸数販売戸数 (6 ヶ月移動平均 ) ( 年 ) ( 注 ) 着工から推計される販売戸数の計算方法は文中の脚注 7を参照 販売戸数は 6ヶ月移動平均を使用 ( 資料 ) 不動産経済研究所 マンション市場動向 国土交通省 住宅着工統計 より作成 以上から首都圏分譲マンション在庫需要の状況を判断すると 実際の在庫水準は 公表されている在庫数より高い状態にあるものの 年以降のデベロッパーの着工抑制等により 見えざる在庫 の状況は改善傾向にあり 3 年前半の水準まで調整が進んでいると考えられる 2 首都圏への人口流入状況首都圏への人口流入は 9 年に一旦減少に転じたものの 96 年以降は再び増加している ( 図表 21) ただし 流入人口の増加幅は 縮小に向かっており 年にかけて首都圏への人口流入の勢いはやや弱まっている 県別には 千葉県や埼玉県で頭打ちが見られ 神奈川県や東京都でも伸び悩んでいる ( 図表 22) 一方 分譲住宅着工戸数の動きを都市圏別に見てみると 年 1~12 月期以降 首都圏では伸び悩んでいるものの 首都圏以外では中部圏を中心に総じて底堅い動きを見せている ( 図表 23) こうした動きは 首都圏への人口流入が細るに伴い 分譲住宅市場の主役が首都圏以外の地域へ移りつつある状況を示唆している可能性があろう 9

11 16 12 ( 前年差 : 万人 ) 図表 21: 首都圏人口移動推移 図表 22: 都県別人口移動推移 ( 前年差 : 万人 ) 12 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 ( 年 ) ( 資料 ) 総務省 住民基本台帳人口移動報告 より作成 ( 年 ) ( 資料 ) 総務省 住民基本台帳人口移動報告 より作成 ( 前年比寄与 図表 23: 都市圏別分譲住宅着工推移 度 %) 首都圏 中部圏 近畿圏 16 その他 全国 ( 年 ) ( 資料 ) 国土交通省 住宅着工統計 3 団塊ジュニア世代の住宅取得時期団塊ジュニア世代の住宅取得がいつ頃ピークを迎えるかという点も 分譲住宅市場の先行きを占う上で重要であろう 首都圏において世帯主の年齢が 3~3 歳の世帯数は増加しているにも関わらず 世帯数に占める持家世帯の割合は 17.9% しかない ( 図表 2) しかし 団塊ジュニア世代の住宅取得に対する意欲は どちらかと言えば持家 を含めると 9% 以上もあり 持家志向が強い様子が窺われる ( 図表 25) 団塊ジュニア世代の持家取得がこれから本格化してくるものと考えると 分譲住宅への潜在的な需要は今後むしろ強まる可能性が高いと思われる さらに 団塊ジュニアの次の世代も比較的人口の多い世代であることを考えると 人口動態から予想される住宅需要は当面底堅い動きとなろう 1

12 ( 万世帯 ) 図表 2: 首都圏 3~3 歳世帯数と持家割合 世帯数 ( 左目盛 ) 持家割合 ( 右目盛 ) ( 年 ) ( 資料 ) 総務省 住宅 土地統計調査 (%) 団塊ジュニ% 1% 2% 3% % 5% 6% 7% % 9% 1% 図表 25: 団塊ジュニア世代の持家志向 持家がいい どちらかといえば持家 どちらかといえば賃貸 賃貸がいい ( 資料 ) 長谷工アーベスト 団塊ジュニア世代の住意識調査 (25 年 月 ) 地価反転の影響平成バブル崩壊以降 住宅地地価の下落幅は拡大し続けてきたが 3 年頃から全国住宅地地価は下げ止まりの兆しを見せている ( 図表 26) 特に東京都区部都心部では前年比プラスに転じており ( 図表 27) これまで住宅需要を下支えしてきたと見られる地価動向は 今後 逆に需要を下押しする可能性が出始めている 首都圏以外では 下落幅が縮小する地域が増えつつあるものの 依然として下落が続いている 先に見た人口動態のみならず 地価動向も今後は分譲住宅市場の主役が首都圏から首都圏以外へ移っていく可能性を示唆しているといえよう 図表 26: 住宅地公示地価推移 ( 前年比 %) 図表 27: 東京都住宅地公示地価推移 ( 前年比 %) 東京圏三大都市圏平均地方平均全国平均 年 ( 資料 ) 国土交通省 地価公示 より作成 区部都心部区部南西部区部北東部多摩地域 年 ( 注 ) 区部都心部とは千代田, 中央, 港, 新宿, 文京, 台東, 豊島の各区区部南西部は品川, 目黒, 大田, 世田谷, 中野, 杉並, 練馬の各区部 区部北東部とはその他の各区部のことである ( 資料 ) 国土交通省 地価公示 11

13 5. 分譲住宅着工戸数の今後の展望これまで見た通り 分譲住宅の着工戸数は 住宅ローン減税の規模縮小や低金利の持続 住宅用地供給の増加 団塊ジュニア世代の住宅取得本格化などの要因により増加してきた 年 1~12 月期には前年比マイナスとなったが 5 年 1~3 月期以降は 前年比がプラスに戻り 5 年 7 月は大幅増加となった その様子を建て方別に見ると 分譲マンションの着工戸数が一旦減少した背景は これまで牽引役であった首都圏で 在庫が過剰になったことや人口流入の伸び悩み 地価の反転ないしは下げ止まりなどが指摘できる しかし 在庫の調整が進んでいるうえ 団塊ジュニア世代の住宅取得需要はこれから本格化することが期待できるため 5 年の分譲マンションの着工戸数は 年より小幅ながら増加するものと予想する 6 年に入ると 金利の上昇や市場規模の小さい首都圏以外の地域での販売鈍化から 分譲マンションの着工戸数は減少に向かうものと思われる また 一戸建てについては 足元までパワービルダーが中心となり市場を牽引し 着工戸数を大きく伸ばしている しかし 中堅マンションデベロッパーなどがマンション販売で低迷する中 分譲一戸建てに参入するといったニュースも流れており 住宅用地の取得などの競争が加速するものと思われる このようなことを踏まえると 分譲住宅着工は 5 年には前年と同様に底堅く推移するものの 6 年には金利上昇や市場規模の小さい首都圏以外の地域での販売鈍化などの影響で 着工戸数も減少していくものと予想する 以上 12

14

Economic Indicators   定例経済指標レポート

Economic Indicators	  定例経済指標レポート Economic Trends マクロ経済分析レポート ~ 年度住宅着工戸数の見通し発表日 : 年 月 日 ( 水 ) ~ 駆け込み需要はピークアウトへ ~ ( 要旨 ) 第一生命経済研究所経済調査部担当エコノミスト高橋大輝 TEL:-- 月の住宅着工戸数は.7 万戸 ( 季節調整済年率換算値 ) となった 住宅着工は 消費税率引き上げ 前の駆け込み需要の本格化に伴い 万戸台の高水準で推移している

More information

木造住宅の価格(理論値)と建築数

木造住宅の価格(理論値)と建築数 木造住宅の価格 ( 理論値 ) と建築数 前田拓生 ( 埼玉大学 ) 調査概要 ここでは 森 ( 林業 林産業 ) から街 ( 住宅産業 ) までを一元的に管理する事業スキームの ( 同時方程式 ) モデル構築に必要となる木造住宅の価格を推計するとともに 木造住宅の建築数についても考察することを目的として 国土交通省等の統計の分析を行った 木造住宅の価格については ( 公益財団 ) 不動産流通近代化センターが首都圏等の建売住宅の平均価格を掲載している

More information

共同住宅の空き家について分析-平成25年住宅・土地統計調査(速報集計結果)からの推計-

共同住宅の空き家について分析-平成25年住宅・土地統計調査(速報集計結果)からの推計- 共同住宅の空き家について分析 - 平成 25 年住宅 土地統計調査 ( 速報集計結果 ) からの推計 - 総務省統計局では昨年 10 月 1 日 平成 25 年住宅 土地統計調査を実施し 速報集計結果を7 月 29 日に公表しました その結果 空き家数は 820 万戸と過去最高となり 全国の住宅の 13.5% を占めていることが分かりました ( 図表 1) 空き家については 少子高齢化の進展や人口移動の変化などにより

More information

Economic Indicators   定例経済指標レポート

Economic Indicators	  定例経済指標レポート Economic Trends マクロ経済分析レポート ~ 年度住宅着工戸数の見通し発表日 : 年 月 日 ( 月 ) ~ 年 - 月期は反動減が顕在化 しかし 大崩れは避けられよう ~ ( 要旨 ) 第一生命経済研究所経済調査部担当エコノミスト高橋大輝 TEL:-- 先行きの住宅着工戸数は 年度 98.7 万戸 年度 89. 万戸 年度 86.7 万戸を予測する - 月期の住宅着工が予想対比で上振れたことを反映して

More information

 

  5. 都道府県別 の推移 (19 19~1 年 ) 北海道 1% 17% 1% % 11% 北海道 青森県 3% 3% 31% 3% % 7% 5% 青森県 岩手県 3% 37% 3% 35% 3% 31% 9% 岩手県 宮城県 33% 3% 31% 9% 7% 5% 3% 宮城県 秋田県 1% % % 3% 3% 33% 3% 秋田県 山形県 7% % 7% 5% 3% % 37% 山形県 福島県

More information

< ( 平成 29 年 9 月分 )> 2010 年平均 =100 ブロック別 北海道地方 東北地方

< ( 平成 29 年 9 月分 )> 2010 年平均 =100 ブロック別 北海道地方 東北地方 平成 2 9 年 1 2 月 2 7 日 土地 建設産業局不動産市場整備課 ( 平成 29 年 9 月 第 3 四半期分 ) の公表 は IMF 等による国際指針に基づき 不動産市場価格の動向を表すものとして 国土交通省が作成したものです 地域別 住宅 商業用別の市場分析を通じて 投資環境の整備などが進むことを目的としています 今般 ( 平成 29 年 9 月分 ) 及び ( 第 3 四半期分 )

More information

住宅着工統計による再建築状況の概要 ( 平成 1 9 年度分 ) 国土交通省総合政策局情報安全 調査課建設統計室 平成 20 年 11 月 5 日公表 [ 問い合わせ先 ] 担当下岡 ( 課長補佐 ) 遠藤( 建築統計係長 ) 中村 TEL ( 代表 ) 内線

住宅着工統計による再建築状況の概要 ( 平成 1 9 年度分 ) 国土交通省総合政策局情報安全 調査課建設統計室 平成 20 年 11 月 5 日公表 [ 問い合わせ先 ] 担当下岡 ( 課長補佐 ) 遠藤( 建築統計係長 ) 中村 TEL ( 代表 ) 内線 住宅着工統計による再建築状況の概要 ( 平成 1 9 年度分 ) 国土交通省総合政策局情報安全 調査課建設統計室 平成 20 年 11 月 5 日公表 [ 問い合わせ先 ] 担当下岡 ( 課長補佐 ) 遠藤( 建築統計係長 ) 中村 TEL 03-5253-8111( 代表 ) 内線 28-621 28-625 28-626 この統計調査報告の概要は 国土交通省のホームページでもご覧いただけます http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 不動産市場動向データ集 年次レポート 217 年 ( 公社 ) 全国宅地建物取引業協会連合会 不動産総合研究所 218 年 4 月 記載しているデータの正確性には万全を期していますが 何らかの原因により誤りがある可能性があります 当研究所は 利用者が記載データを用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません サマリー 項目 地域 指標 種別 年度 217 年 実数 前年比 全国 1,317,98

More information

表 1) また 従属人口指数 は 生産年齢 (15~64 歳 ) 人口 100 人で 年少者 (0~14 歳 ) と高齢者 (65 歳以上 ) を何名支えているのかを示す指数である 一般的に 従属人口指数 が低下する局面は 全人口に占める生産年齢人口の割合が高まり 人口構造が経済にプラスに作用すると

表 1) また 従属人口指数 は 生産年齢 (15~64 歳 ) 人口 100 人で 年少者 (0~14 歳 ) と高齢者 (65 歳以上 ) を何名支えているのかを示す指数である 一般的に 従属人口指数 が低下する局面は 全人口に占める生産年齢人口の割合が高まり 人口構造が経済にプラスに作用すると ニッセイ基礎研究所 基礎研レター 2018-08-30 人口動態から考える今後の新規住宅着工について ~ 都道府県別にみた住宅着工床面積の長期予測 金融研究部不動産投資チーム准主任研究員吉田資 (03)3512-1861 e-mail : tyoshida@nli-research.co.jp 1 はじめに国立社会保障 人口問題研究所 日本の地域別将来推計人口 ( 平成 30 年推計 ) によれば

More information

共同住宅の空き家について分析-平成25年住宅・土地統計調査(確報集計結果)からの推計-

共同住宅の空き家について分析-平成25年住宅・土地統計調査(確報集計結果)からの推計- 共同住宅の空き家について分析 - 平成 25 年住宅 土地統計調査 ( 確報集計結果 ) からの推計 - 総務省統計局では 平成 25 年住宅 土地統計調査を 10 月 1 日に実施し 確報集計結果を平成 27 年 2 月 26 日に公表しました その結果 空き家数は 820 万戸と過去最高となり 全国の住宅の 13.5% を占めていることが分かりました ( 図表 1) 空き家については 少子高齢化の進展や人口移動の変化などにより

More information

表 3 の総人口を 100 としたときの指数でみた総人口 順位 全国 94.2 全国 沖縄県 沖縄県 東京都 東京都 神奈川県 99.6 滋賀県 愛知県 99.2 愛知県 滋賀県 神奈川

表 3 の総人口を 100 としたときの指数でみた総人口 順位 全国 94.2 全国 沖縄県 沖縄県 東京都 東京都 神奈川県 99.6 滋賀県 愛知県 99.2 愛知県 滋賀県 神奈川 Ⅱ. 都道府県別にみた推計結果の概要 1. 都道府県別総人口の推移 (1) すべての都道府県で平成 52 年の総人口はを下回る 先に公表された 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ) ( 出生中位 死亡中位仮定 ) によれば わが国の総人口は長期にわたって減少が続く 平成 17(2005) 年からの都道府県別の総人口の推移をみると 38 道府県で総人口が減少している 今回の推計によれば

More information

マンション棟数密度 ( 東京 23 区比較 ) 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区

マンション棟数密度 ( 東京 23 区比較 ) 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区 第 7 章分譲 賃貸マンション 1 分譲 賃貸マンションの現況 (1) 分譲 賃貸マンションの棟数平成 23 年 8 月 1 日における中野区のマンション棟数をみると 分譲マンション 1,921 棟 賃貸マンション 3,368 棟 計 5,289 棟となっています マンション棟数の面積当たり密度を東京 23 区で比較してみると 中野区は 339.3 棟 / km2となっています これは 豊島区の 359.6

More information

目次 1. 調査の概要 調査の目的 調査対象 対象地域 調査方法 回収状況 結果の概要 住み替え 建て替え リフォームに関する事項 住み替えに関する意思決定 リフォーム

目次 1. 調査の概要 調査の目的 調査対象 対象地域 調査方法 回収状況 結果の概要 住み替え 建て替え リフォームに関する事項 住み替えに関する意思決定 リフォーム 資料 1 平成 29 年度 住宅市場動向調査 報告書 平成 30 年 3 月 国土交通省住宅局 目次 1. 調査の概要... 1 1.1 調査の目的... 1 1.2 調査対象 対象地域 調査方法... 1 1.3 回収状況... 2 2. 結果の概要... 3 2.1 住み替え 建て替え リフォームに関する事項... 3 2.1.1 住み替えに関する意思決定... 3 2.1.2 リフォームに関する意思決定...

More information

Ⅰ.市場の総括 (1) 首都圏マンション市場 新規供給 数 2,260 件 35,898 前年 (35,772 ) 比 0.4% 増 4 年ぶりに前年を上回る 総販売 数 35,952 前年 (35,043 ) 比 2.6% 増 新規物件の平均初 販売率 68.1% 前年 (68.8%) より0.7

Ⅰ.市場の総括 (1) 首都圏マンション市場 新規供給 数 2,260 件 35,898 前年 (35,772 ) 比 0.4% 増 4 年ぶりに前年を上回る 総販売 数 35,952 前年 (35,043 ) 比 2.6% 増 新規物件の平均初 販売率 68.1% 前年 (68.8%) より0.7 CRI 2018 年 2 月号特集レポート要約版 2018 年 1 月 30 日 ( 株 ) 長谷工総合研究所 首都圏 近畿圏分譲マンション市場動向 ~ の総括と 2018 年の見通し ~ 長谷工総合研究所 ( 東京都港区 社長 : 久田見 卓 ) では 表題のレポートをまとめました レポートの全文は 本日 (1 月 30 日 ) 発行の CRI 2 月号に掲載いたします Ⅰ.市場の総括 (1) 首都圏マンション市場

More information

Ⅰ.市場の総括 (1) 首都圏マンション市場 新規供給戸数 1,880 件 40,449 戸 前年比 9.9% 減 前年 (44,913 戸 ) を下回る 総販売戸数 40,060 戸 前年比 8.9% 減 新規物件の平均初月販売率 74.5% 前年 (75.1%) より0.6ポイントダウン 新規物

Ⅰ.市場の総括 (1) 首都圏マンション市場 新規供給戸数 1,880 件 40,449 戸 前年比 9.9% 減 前年 (44,913 戸 ) を下回る 総販売戸数 40,060 戸 前年比 8.9% 減 新規物件の平均初月販売率 74.5% 前年 (75.1%) より0.6ポイントダウン 新規物 CRI 2016 年 2 月号特集レポート要約版 2016 年 1 月 29 日 ( 株 ) 長谷工総合研究所 首都圏 近畿圏分譲マンション市場動向 ~ の総括と 2016 年の見通し ~ 長谷工総合研究所 ( 東京都港区 社長 : 久田見卓 ) では 表題のレポートをまとめました レポートの全文は 本日 (1 月 29 日 ) 発行の CRI 2 月号に掲載いたします Ⅰ.市場の総括 (1) 首都圏マンション市場

More information

平成19年就業構造基本調査結果概要

平成19年就業構造基本調査結果概要 特集 平成 25 年住宅 土地統計調査静岡県の結果の概要 ( 速報 ) 静岡県の総住宅数は 166 万戸 世帯数を約 27 万上回る 企画広報部統計調査課 はじめにこのたび 平成 25 年住宅 土地統計調査の静岡県の結果の概要 ( 速報 ) を取りまとめました この調査は 住宅 土地の保有状況及び世帯の居住状況等の実態を調査し その現状と推移を全国及び地域別に明らかにすることを目的として 昭和 23

More information

レビューの雛型(ワード)

レビューの雛型(ワード) 都道府県別の預金残高の動向 Research Report 2018 年 1 月 資産運用研究所 成田和弥 要 約 成田 本山 [2014] に引き続き 金融機関の預金残高の動向を調べた 現在も全国の預金残高の増加は継続しており 特にマイナス金利が導入された 2016 年以降はその増加ペースが加速している 預金者別では 個人預金 法人預金ともに残高が増加しており 両者の増加率を比較すると最近では法人預金の増加率が大きく

More information

不動産経済 表紙OL

不動産経済 表紙OL 30 C O N T E N T S 今月の不動産経済 ( データ集 ) 概観 1 A. 不動産取引 1. 新築マンション分譲市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 3 2. 中古マンション流通市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 7 3. 中古戸建住宅流通市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 9 4. 土地流通市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 11 参考 指定流通機構の活用状況( 全国 ) 13 5. 売買による土地所有権移転登記件数

More information

Microsoft Word - 公表資料2013本番

Microsoft Word - 公表資料2013本番 年度フラット 35 利用者調査報告 Ⅰ 調査の対象者 金融機関から買取又は付保の申請があった債権 ( 借換えに係るものを除く ) で 年 4 月 1 日から 2014 年 3 月 31 日までに買取り 又は付保の承認を行ったもののうち集計可能となった 62,355 件 (2014 年 4 月 16 日現在のデータに基づく ) 融資区分別 ( 建て方別 ) の集計件数は 次のとおり 融資区分別 ( 建て方別

More information

年 4 月期関西圏 中京圏賃貸住宅指標 大阪府京都府兵庫県愛知県静岡県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新確率 (%)

年 4 月期関西圏 中京圏賃貸住宅指標 大阪府京都府兵庫県愛知県静岡県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新確率 (%) 関西圏 中京圏版 2013 年 6 月 June 2013 1.2013 年 4 月期関西圏 中京圏賃貸住宅指標 2. 名古屋市の賃貸住宅市場 1.2013 年 4 月期関西圏 中京圏賃貸住宅指標 大阪府京都府兵庫県愛知県静岡県 空室率 TVI( ポイント ) 8.08 14.25 11.72 15.33 23.36 募集期間 ( ヶ月 ) 4.45 5.64 5.17 5.39 5.73 更新確率

More information

22. 都道府県別の結果及び評価結果一覧 ( 大腸がん検診 集団検診 ) 13 都道府県用チェックリストの遵守状況大腸がん部会の活動状況 (: 実施済 : 今後実施予定はある : 実施しない : 評価対象外 ) (61 項目中 ) 大腸がん部会の開催 がん部会による 北海道 22 C D 青森県 2

22. 都道府県別の結果及び評価結果一覧 ( 大腸がん検診 集団検診 ) 13 都道府県用チェックリストの遵守状況大腸がん部会の活動状況 (: 実施済 : 今後実施予定はある : 実施しない : 評価対象外 ) (61 項目中 ) 大腸がん部会の開催 がん部会による 北海道 22 C D 青森県 2 21. 都道府県別の結果及び評価結果一覧 ( 胃がん検診 集団検診 ) 12 都道府県用チェックリストの遵守状況胃がん部会の活動状況 (: 実施済 : 今後実施予定はある : 実施しない : 評価対象外 ) (61 項目中 ) 胃がん部会の開催 がん部会による 北海道 22 C D 青森県 25 C E 岩手県 23 C D 宮城県 13 秋田県 24 C 山形県 10 福島県 12 C 茨城県 16

More information

< AE8E598C6F8DCF20837D B835E A B A92B48D D E342E32312E786C7378>

< AE8E598C6F8DCF20837D B835E A B A92B48D D E342E32312E786C7378> Press Release 報道関係各位 2016 年 4 月 21 日株式会社不動産経済研究所 超高層マンション市場動向 2016 2016 年以降予定は9 万戸弱 前回調査比 1.15 万戸増 首都圏 6.5 万戸 近畿圏 1.4 万戸 その他 1.1 万戸 全国で建設 計画されている超高層マンション (20 階建て以上 ) がほぼ9 万戸に達することが判明した 2016 年以降に完成を予定している超高層マンション

More information

リサーチ メモ 首都圏における中古マンションの市場動向について 2016 年 9 月 1 日 8 月 24 日に閣議決定された 2016 年度第 2 次補正予算案に 中古住宅購入時の改修費補助の創設が盛り込まれた 新聞報道によれば 40 歳未満の中古住宅購入者を対象に 住宅診断に掛かる 5 万円のほか 耐震補強や省エネ改修などリフォームの内容に応じて最大 50 万円を補助する 事業費 250 億円

More information

図表 1 個人保険の新規契約 保有契約 ( 万件 % 億円) 新規契約 保有契約 件数 金額 ( 契約高 ) 件数 金額 ( 契約高 ) 前年度比 前年度比 前年度比 前年度比 平成 25 年度 1, , , ,575,

図表 1 個人保険の新規契約 保有契約 ( 万件 % 億円) 新規契約 保有契約 件数 金額 ( 契約高 ) 件数 金額 ( 契約高 ) 前年度比 前年度比 前年度比 前年度比 平成 25 年度 1, , , ,575, I. 契約動向 1. 個人向け商品 1 (1) 個人保険 新規契約 個人保険の新規契約件数 ( 契約転換制度による転換後契約の件数を含む ) は 1,727 万件 ( 前年度比 89.5%) 新規契約高 2 ( 転換による純増加金額を含む ) は 57 兆 3,534 億円 ( 同 83.8%) となった 図表 1 新規契約件数 新規契約高は 医療保険および終身保険の増加を受けて近年増加傾向にあったものの

More information

Microsoft Word NO0173

Microsoft Word NO0173 2016.10.7 No.0173 発行 / 毎週金曜日一般社団法人全国住宅産業協会 102-0083 東京都千代田区麹町 5-3 TEL03-3511-0611 FAX03-3511-0616 全住協 HP http://www.zenjukyo.jp/ 8 月の住宅着工は前年比 2.5% 増の 8.2 万戸 ~ 国交省 持家 貸家は増加 分譲住宅は減少国土交通省がまとめた平成 28 年 8 月の

More information

1 福祉施設の動向 1.1 特養 平米単価は平成 22 以降初めて低下 近年は高止まりの様相を呈す 地域別では首都圏 近畿地方等で平均を上回る (1) 平米単価 平米単価は 全国平均および首都圏ともに平 成 22 を底に上昇傾向にあったが 平成 29 は初めて低下した ( 図表 1) 長期的にみ れ

1 福祉施設の動向 1.1 特養 平米単価は平成 22 以降初めて低下 近年は高止まりの様相を呈す 地域別では首都圏 近畿地方等で平均を上回る (1) 平米単価 平米単価は 全国平均および首都圏ともに平 成 22 を底に上昇傾向にあったが 平成 29 は初めて低下した ( 図表 1) 長期的にみ れ Research Report 2018 年 6 月 27 日経営サポートセンターリサーチグループ主査関悠希 平成 29 福祉 医療施設の建設費について 福祉医療機構のデータに基づき 平成 29 における福祉施設 ( ユニット型特別養護老人ホーム 保育所および認定こども園 ) と医療施設 ( 病院 介護老人保健施設 ) の建設費の状況について取りまとめた 近年上昇傾向にあった平米単価は ユニット型特別養護老人ホームおよび介護老人保健施設において上昇以降

More information

住宅着工戸数の見通し(2017・18年度)

住宅着工戸数の見通し(2017・18年度) Economic Trends マクロ経済分析レポート 住宅着工戸数の見通し (17 1 年度 ) 発表日 :17 年 5 月 日 ( 水 ) ~ 賃貸住宅はまだ増えるのか?~ ( 要旨 ) 第一生命経済研究所経済調査部担当副主任エコノミスト星野卓也 TEL:3-51-57 17 年度の住宅着工戸数を 97.5 万戸 1 年度を 1. 万戸と予測 17 年度の着工は 貸家は増加 分 譲は減少する形で

More information

国土交通省総合政策局情報管理部建設統計室平成 20 年 2 月 29 日 ( 金 ) 公表 建築着工統計調査報告 平成 20 年 1 月分 平成 20 年 2 月分は 3 月 31 日 ( 月 ) 公表予定 問い合わせ先 国土交通省総合政策局情報管理部建設統計室 電話 担当

国土交通省総合政策局情報管理部建設統計室平成 20 年 2 月 29 日 ( 金 ) 公表 建築着工統計調査報告 平成 20 年 1 月分 平成 20 年 2 月分は 3 月 31 日 ( 月 ) 公表予定 問い合わせ先 国土交通省総合政策局情報管理部建設統計室 電話 担当 国土交通省総合政策局情報管理部建設統計室平成 20 年 2 月 29 日 ( 金 ) 公表 建築着工統計調査報告 平成 20 年 1 月分 平成 20 年 2 月分は 3 月 31 日 ( 月 ) 公表予定 問い合わせ先 国土交通省総合政策局情報管理部建設統計室 電話 03-5253-8111 担当 下岡 ( 課長補佐 )28-621 小林 ( 係長 ) 28-625 中村 ( 係員 ) 28-626

More information

スライド 1

スライド 1 218.3.28 JHF information Contents 長期金利 ( 期中平均 ) 見通し 主要エコノミストによる予想 / 実質 GDP 成長率の見通し 中古住宅市場動向 ( マンション 一戸建 ) (218 年 2 月 ) 首都圏 / 近畿圏 ( 一部 )/ 愛知県 / 石川県 / 広島県 / 岡山県 / 香川県 / 福岡県 / 札幌市 / 仙台市 ( は元データ公表時期の制約上 としている

More information

<4D F736F F D208EF193738C AD955C8E9197BF E348C8E2E646F63>

<4D F736F F D208EF193738C AD955C8E9197BF E348C8E2E646F63> 下線部に修正が入りました (2 3 枚目 ) 首都圏のマンション市場動向 -2019 年 4 月度 - 2019.5.21 発売は 39.3% 減の 1,421 戸にとどまる 契約率は 64.3% と再び 60% 台に 価格は戸当たり 5,895 万円 単価 93.1 万円でともに 4 カ月連続の上昇 (1)4 月の発売は 1,421 戸 前年同月 (2,342 戸 ) 比 39.3% 減 前月 (3,337

More information

Quarterly Market Watch Summary Report 季報 Market Watch サマリーレポート <1 年 7~9 月期 > 中古マンション 首都圏の動き ( 成約物件 ) 件数 7,588 件 ( -9.%) m単価.3 万円 / m ( +5.5%) 価格

Quarterly Market Watch Summary Report 季報 Market Watch サマリーレポート <1 年 7~9 月期 > 中古マンション 首都圏の動き ( 成約物件 ) 件数 7,588 件 ( -9.%) m単価.3 万円 / m ( +5.5%) 価格 Quarterly Market Watch Summary Report 1.7-9 季報 Market Watch サマリーレポート 1 年 7~9 月期 1. 首都圏中古マンション件数 m単価. 首都圏中古マンション価格 専有面積 3. 首都圏中古マンション築年数. 地域別中古マンション成約動向 5. 首都圏中古戸建住宅件数 価格. 首都圏中古戸建住宅土地面積 建物面積 7. 首都圏中古戸建住宅築年数

More information

統計トピックスNo.96 登山・ハイキングの状況 -「山の日」にちなんで-

統計トピックスNo.96 登山・ハイキングの状況 -「山の日」にちなんで- 平成 28 年 8 月 10 日 統計トピックス No.96 登山 ハイキングの状況 - 山の日 にちなんで- ( 社会生活基本調査の結果から ) 社会生活基本調査は, 国民の生活時間の配分及び自由時間における主な活動について調査し, 各種行政施策の基礎資料を得ることを目的に, 51 年の第 1 回調査以来 5 年ごとに実施している統計調査で, 本年 10 月に, 平成 28 年社会生活基本調査 を実施します

More information

自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また

自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また 自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また 男性の自殺者は 女性の約 2 倍となっている ( 単位 : 人 ) 35,000 32,863(H10)

More information

新設住宅着工戸数 ( 全国 ) 23 年 月の新設住宅着工戸数は 67,273 戸 前年同月比 5.8% と 2 か月連続マイナスとなったがマイナス幅は縮小 1,000 ( 戸 ) 新設住宅着工戸数の月別推移 ( 全国 ) 0,000 90,000 80,000 住宅エコホ イント着工期限 (末 )

新設住宅着工戸数 ( 全国 ) 23 年 月の新設住宅着工戸数は 67,273 戸 前年同月比 5.8% と 2 か月連続マイナスとなったがマイナス幅は縮小 1,000 ( 戸 ) 新設住宅着工戸数の月別推移 ( 全国 ) 0,000 90,000 80,000 住宅エコホ イント着工期限 (末 ) 資料 2 最近の住宅着工動向等に関する資料 平成 23 年 12 月 ( 独 ) 住宅金融支援機構住宅総合調査室 新設住宅着工戸数 ( 全国 ) 23 年 月の新設住宅着工戸数は 67,273 戸 前年同月比 5.8% と 2 か月連続マイナスとなったがマイナス幅は縮小 1,000 ( 戸 ) 新設住宅着工戸数の月別推移 ( 全国 ) 0,000 90,000 80,000 住宅エコホ イント着工期限

More information

<4D F736F F D208EF193738C AD955C8E9197BF E358C8E2E646F63>

<4D F736F F D208EF193738C AD955C8E9197BF E358C8E2E646F63> 首都圏のマンション市場動向 -2019 年 5 月度 - 2019.6.17 発売は 10.4% 減の 2,206 戸 都区部が 36.3% 減と大きく落ち込む 価格は戸当たり 6,093 万円 単価 89.4 万円で単価は 5 カ月ぶりに下落 (1)5 月の発売は 2,206 戸 前年同月 (2,462 戸 ) 比 10.4% 減 前月 (1,421 戸 ) 比 55.2% 増 (2) 契約率 60.0%

More information

不動産経済 表紙OL

不動産経済 表紙OL 30 C O N T E N T S 今月の不動産経済 ( データ集 ) 概観 1 A. 不動産取引 1. 新築マンション分譲市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 3 2. 中古マンション流通市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 7 3. 中古戸建住宅流通市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 9 4. 土地流通市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 11 参考 指定流通機構の活用状況( 全国 ) 13 5. 売買による土地所有権移転登記件数

More information

<4D F736F F F696E74202D E9197BF34817A92C091DD8F5A91EE8E738FEA82CC8EC091D482C982C282A282C42E >

<4D F736F F F696E74202D E9197BF34817A92C091DD8F5A91EE8E738FEA82CC8EC091D482C982C282A282C42E > 賃貸住宅市場の実態について 資料 4 目次 住宅供給の状況 1 利用関係別住宅供給戸数の推移 (P2) 2 各建築時期利用関係別建て方別住宅供給戸数 (P3) 賃貸住宅の市場動向 1 建て方別貸家の供給戸数の推移 (P4) 2 空き家率 (P5) 3 直近の借家入居世帯数の推移 (P6) 4 直近で入居者のはいった借家の建築時期 (P7) ( 参考 1) 不動産情報サイト登録物件 ( 首都圏賃貸マンション等

More information

収益物件検索サイト 健美家のご紹介

収益物件検索サイト 健美家のご紹介 News Release 報道関係者各位 201 年 月 日健美家株式会社広報室 不動産投資と収益物件の情報サイト健美家 ( けんびや ) 収益物件市場動向四半期レポート 不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家 ( けんびや ) を運営する健美家株式会社 ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 倉内敬一 ) では 全国の収益 ( 投資用 ) 不動産のマーケット状況を把握するために健美家に登録された物件

More information

Microsoft Word - 49_2

Microsoft Word - 49_2 三井住友信託銀行調査月報 年 月号 マイナス金利政策の国内設備投資への影響 < 要旨 > 日本銀行による量的 質的金融緩和政策 (QQE) 導入以降 円安の追い風を受け企業業績が上向いているものの 設備投資額の水準は過去のバブル期 リーマンショック前の水準には回復していない 今回のマイナス金利政策導入に際し日本銀行が意図している効果の一つに 実質金利の引き下げを通じた国内企業の投資需要喚起がある しかし国内企業の投資行動を分析すると

More information

Microsoft Word - 季報サマリーレポート(2018年07~09月).doc

Microsoft Word - 季報サマリーレポート(2018年07~09月).doc 季報 Market Watch サマリーレポート 7~9 月期 1. 首都圏の中古マンション件数 m単価. 首都圏地域別の中古マンション成約件数 m単価 3. 首都圏の中古マンション価格 専有面積. 首都圏の中古マンション築年数. 首都圏の中古戸建住宅件数 価格 6. 首都圏地域別の中古戸建住宅成約件数 価格 7. 首都圏の中古戸建住宅土地面積 建物面積 8. 首都圏の中古戸建住宅築年数 9. 札幌市

More information

全国超高層マンション市場動向 2019年3月末現在

全国超高層マンション市場動向 2019年3月末現在 Press Release 報道関係各位 2019 年 4 月 11 日株式会社不動産経済研究所 超高層マンション動向 2019 2019 年以降予定は11.4 万戸 前回調査比 1.7 万戸増 首都圏 8.4 万戸 近畿圏 1.45 万戸 その他 1.55 万戸 全国で建設 計画されている超高層マンション (20 階建て以上 ) が11.4 万戸に達することが判明した 2019 年以降に完成を予定している超高層マンション

More information

< E B B798E7793B188F5936F985E8ED EA97975F8E9696B18BC CBB8DDD816A E786C7378>

< E B B798E7793B188F5936F985E8ED EA97975F8E9696B18BC CBB8DDD816A E786C7378> 1 コーチ 802001677 宮崎 744500076 2 コーチ 802004883 宮崎 744500098 3 コーチ 802005298 北海道 740100003 4 コーチ 802006099 宮城 740400015 5 コーチ 802009308 大阪 742700351 6 コーチ 802012742 沖縄 744700018 7 コーチ 802012867 静岡 742100061

More information

( 図表 1) 特別養護老人ホームの平米単価の推移 ( 平均 ) n=1,836 全国東北 3 県 注 1) 平米単価は建築工事請負金額および設計監

( 図表 1) 特別養護老人ホームの平米単価の推移 ( 平均 ) n=1,836 全国東北 3 県 注 1) 平米単価は建築工事請負金額および設計監 Research Report 2015 年 10 月 19 日経営サポートセンターリサーチグループ調査員大久保繭音 平成 26 年度福祉施設の建設費について 福祉医療機構のデータに基づき 平成 26 年度の特別養護老人ホームおよび保育所の建設費の状況について分析を行った 平成 26 年度の建設費は 平成 25 年度に引き続き上昇し 過去 7 年で最高の水準となっており 福祉施設の建設は厳しい状況にあることがうかがえた

More information

年 2 月期関西圏 中京圏 福岡県賃貸住宅指標 大阪府 京都府 兵庫県 愛知県 静岡県 福岡県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新

年 2 月期関西圏 中京圏 福岡県賃貸住宅指標 大阪府 京都府 兵庫県 愛知県 静岡県 福岡県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新 関西圏 中京圏 福岡県版 2015 年 4 月 April 2015 1.2015 年 2 月期関西圏 中京圏 福岡県賃貸住宅指標 2. 売買 賃貸共に依頼物件は ~TAS-MAP ユーザーアンケート 2015 年 2 月結果より ~ 1.2015 年 2 月期関西圏 中京圏 福岡県賃貸住宅指標 大阪府 京都府 兵庫県 愛知県 静岡県 福岡県 空室率 TVI( ポイント ) 7.72 14.03 11.34

More information

半年ごとの地価動向について 地価公示(1 月 1 日時点 ) と都道府県地価調査 (7 月 1 日時点 ) との共通の調査地点で見ると 三大都市圏の住宅地は平成 25 年の前半と後半がほぼ同率の上昇となり 商業地は平成 25 年後半に上昇率が拡大している また 地方圏の住宅地 商業地はともに下落した

半年ごとの地価動向について 地価公示(1 月 1 日時点 ) と都道府県地価調査 (7 月 1 日時点 ) との共通の調査地点で見ると 三大都市圏の住宅地は平成 25 年の前半と後半がほぼ同率の上昇となり 商業地は平成 25 年後半に上昇率が拡大している また 地方圏の住宅地 商業地はともに下落した 不動産の需給 統計年度別出題項目一覧 出題項目 出題年 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 地価公示 建築着工統計 新設住宅着工戸数 新設住宅の着工床面積 法人企業統計 不動産業の経常利益 不動産業の売上高 土地取引件数 ( 売買による土地所有権移転登記の件数 ) 土地白書 宅地供給量 国土面積の所有主体別割合 土地取引の面積規模別件数割合 土地利用の概況

More information

<955C8E865F E A2E706466>

<955C8E865F E A2E706466> C O N T E N T S 今月の不動産経済 ( データ集 ) 概観 1 A. 不動産取引 1. 新築マンション分譲市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 3 2. 中古マンション流通市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 7 3. 中古戸建住宅流通市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 9 4. 土地流通市場 ( 首都圏 近畿圏 ) 11 参考 指定流通機構の活用状況( 全国 ) 13 5. 売買による土地所有権移転登記件数

More information

Microsoft Word - 季報サマリーレポート(2018年04~06月).doc

Microsoft Word - 季報サマリーレポート(2018年04~06月).doc Quarterly Market Watch Summary Report 18.- 季報 Market Watch サマリーレポート 18 年 ~ 月期 1. 首都圏の中古マンション件数 m単価. 首都圏地域別の中古マンション成約件数 m単価 3. 首都圏の中古マンション価格 専有面積. 首都圏の中古マンション築年数. 首都圏の中古戸建住宅件数 価格. 首都圏地域別の中古戸建住宅成約件数 価格 7.

More information

<4D F736F F D E342E348F4390B389BA90FC82A082E881408EF193738C AD955C8E9197BF E328C8E2E646F63>

<4D F736F F D E342E348F4390B389BA90FC82A082E881408EF193738C AD955C8E9197BF E328C8E2E646F63> 下線部に修正が入りました 1 回目は一重下線 2 回目は二重下線 ( ファミリー 投資用 ) 首都圏のマンション市場動向 -2019 年 2 月度 - 2019.3.18 発売は 2,313 戸 7.1% 減と 2 カ月連続の減少 平均価格 6,292 万円 在庫は前月末比 468 戸減の 8,572 戸 1 月に続いて大幅に圧縮 (1)2 月の発売は 2,313 戸 前年同月 (2,490 戸 )

More information

Microsoft Word - 季報サマリーレポート(2017年07~09月).doc

Microsoft Word - 季報サマリーレポート(2017年07~09月).doc 季報 Market Watch サマリーレポート 17 年 7~9 月期 1. 首都圏の中古マンション件数 m単価. 首都圏地域別の中古マンション成約件数 m単価 3. 首都圏の中古マンション価格 専有面積. 首都圏の中古マンション築年数 5. 首都圏の中古戸建住宅件数 価格. 首都圏地域別の中古戸建住宅成約件数 価格 7. 首都圏の中古戸建住宅土地面積 建物面積 8. 首都圏の中古戸建住宅築年数

More information

人口推計 平成26年10月1日現在 結果の概要 都道府県別人口の動向

人口推計 平成26年10月1日現在 結果の概要 都道府県別人口の動向 Ⅱ 別人口 1 人口の動向東京都が全国人口の10.5% を 10 月 1 日現在の別の人口は, 東京都が1339 万人と最も多く, 次いで神奈川県 (909 万 6 千人 ), 大阪府 (883 万 6 千人 ), 愛知県 (745 万 5 千人 ), 埼玉県 (723 万 9 千人 ) となっており, 以下人口 600 万人台が1 県,500 万人台が3 道県,300 万人台が1 県,200 万人台が7

More information

公表資料2014セット版

公表資料2014セット版 2014 年度フラット 35 利用者調査 調査の概要 1 調査方法 住宅金融支援機構に提出されたフラット 35 の借入申込書から集計 2 調査対象 金融機関から買取りの申請があった債権 ( 借換えに係るものを除く ) で 2014 年 4 月 1 日から 2015 年 3 月 31 日までに買取りの承認を行ったもののうち集計可能となった 53,610 件 (2015 年 4 月 17 日現在のデータに基づく

More information

N_①公表資料2017

N_①公表資料2017 2017 年度フラット 35 利用者調査 調査の概要 1 調査方法 住宅金融支援機構に提出されたフラット 35 の借入申込書から集計 2 調査対象 金融機関から買取り又は付保の申請があった案件 ( 借換えに係るものを除く ) で 2017 年 4 月 1 日から 2018 年 3 月 31 日までに買取り又は付保の承認を行ったもののうち 集計可能となった 77,964 件 (2018 年 4 月 16

More information

人口増加に転じた宮城県, 人口減少幅が縮小した福島県及び岩手県 人口増減率を別にみると, 増加は8 都県となっており, 東京都が0.53% と最も高く, 次いで沖縄県が4%, 愛知県が1%, 埼玉県が0.14%, 神奈川県が0.13% などとなっている 一方, 減少は39 道府県となっており, 秋田

人口増加に転じた宮城県, 人口減少幅が縮小した福島県及び岩手県 人口増減率を別にみると, 増加は8 都県となっており, 東京都が0.53% と最も高く, 次いで沖縄県が4%, 愛知県が1%, 埼玉県が0.14%, 神奈川県が0.13% などとなっている 一方, 減少は39 道府県となっており, 秋田 Ⅱ 別人口 1 人口の動向 人口順位 東京都が全国人口の 1% を占める 平成 25 年 10 月 1 日現在の別の人口は, 東京都が1330 万人と最も多く, 次いで神奈川県 (907 万 9 千人 ), 大阪府 (884 万 9 千人 ), 愛知県 (744 万 3 千人 ), 埼玉県 (722 万 2 千人 ) となっており, 以下人口 600 万人台が1 県,500 万人台が3 道県,300

More information

目 次 調査結果について 1 1. 調査実施の概要 3 2. 回答者の属性 3 (1) 主な事業地域 3 (2) 主な事業内容 3 3. 回答内容 4 (1) 地価動向の集計 4 1 岐阜県全域の集計 4 2 地域毎の集計 5 (2) 不動産取引 ( 取引件数 ) の動向 8 1 岐阜県全域の集計

目 次 調査結果について 1 1. 調査実施の概要 3 2. 回答者の属性 3 (1) 主な事業地域 3 (2) 主な事業内容 3 3. 回答内容 4 (1) 地価動向の集計 4 1 岐阜県全域の集計 4 2 地域毎の集計 5 (2) 不動産取引 ( 取引件数 ) の動向 8 1 岐阜県全域の集計 岐阜県における 土地価格と不動産取引の動向に関するアンケート調査結果 ~ 岐阜県不動産市況 DI 調査 ~ ( 平成 27 年 4 月 1 日基準点 ) 平成 27 年 5 月 協賛岐阜県 公益社団法人岐阜県宅地建物取引業協会 公益社団法人岐阜県不動産鑑定士協会 目 次 調査結果について 1 1. 調査実施の概要 3 2. 回答者の属性 3 (1) 主な事業地域 3 (2) 主な事業内容 3 3.

More information

< F2D AD97DF8E73837D834E838D838C837C815B B2E767364>

< F2D AD97DF8E73837D834E838D838C837C815B B2E767364> 横浜市所在地 横浜市 - 1 横浜市地価動向 建築着工動向 地価動向 地価公示指数 ( 住宅地 ) 推移 (23 年 =1) 地価公示指数 ( 商業地 ) 推移 (23 年 =1) 12. 12. 1. 1. 8. 8. 6. 23 24 25 26 27 6. 23 24 25 26 27 全国東京都神奈川県横浜市 全国東京都神奈川県横浜市 上のグラフは全国 東京都 神奈川県 横浜市の地価公示を

More information

< E B B798E7793B188F5936F985E8ED EA97975F8E9696B18BC CBB8DDD816A E786C7378>

< E B B798E7793B188F5936F985E8ED EA97975F8E9696B18BC CBB8DDD816A E786C7378> 1 コーチ 802001677 宮崎 744500076 2 コーチ 802004883 宮崎 744500098 3 コーチ 802006099 宮城 740400015 4 コーチ 802009308 大阪 742700351 5 コーチ 802012742 沖縄 744700018 6 コーチ 802012867 静岡 742100061 7 コーチ 803001619 青森 740200007

More information

211 年 2 月 25 日発行 TVI( タス空室インデックス )( 過去 2 年推移 ) ポイント 全域 23 区市部神奈川県埼玉県千葉県 年月 東京都全域 23 区市部 神奈川県 埼玉県 千葉県 29 年 1 月

211 年 2 月 25 日発行 TVI( タス空室インデックス )( 過去 2 年推移 ) ポイント 全域 23 区市部神奈川県埼玉県千葉県 年月 東京都全域 23 区市部 神奈川県 埼玉県 千葉県 29 年 1 月 21 年 12 月期 1 都 3 県賃貸住宅指標 ~1 都 3 県 211 年の空室率の見通し ~ 211 年 2 月 25 日発行 1. 賃貸住宅指標概況 東京都 全域 23 区 市部 会社名 : 株式会社タス所在地 : 東京都中央区八丁堀 2-25-9 トヨタ八丁堀ビル 7F 3-6222-123( 代表 ) 3-6222-124(FAX) http://www.tas-japan.com/ 12.58

More information

<4D F736F F D208EF193738C AD955C8E9197BF E318C8E2E646F63>

<4D F736F F D208EF193738C AD955C8E9197BF E318C8E2E646F63> 首都圏のマンション市場動向 -2019 年 1 月度 - 2019.2.19 発売は 1.8% 減の 1,900 戸 平均価格 5,653 万円 m2単価 81.3 万円 初月契約率は 2.3Pアップの 67.5% 在庫は前月末比 512 戸減 (1)1 月の発売は 1,900 戸 前年同月 (1,934 戸 ) 比 1.8% 減 前月 (7,462 戸 ) 比 74.5% 減 (2) 契約率 67.5%

More information

スライド 1

スライド 1 資料 6 不動産価格指数の整備について 参事官室 ( 土地市場担当 ) 平成 26 年 5 月 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 国際指針に基づく不動産価格指数の整備について 経緯 金融 経済危機からの反省と 不動産価格指数の迅速な公表要請近年の欧米発金融危機の反省点 : 不動産価格の変動とマクロ経済への影響を的確に把握できず

More information

平成28年版高齢社会白書(概要版)

平成28年版高齢社会白書(概要版) 平成 27 年度高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況 第 1 章 高齢化の状況 第 1 節 高齢化の状況 高齢化の現状と将来像 高齢化率は 26.7% 我が国の総人口は平成 27(201) 年 10 月 1 日現在 1 億 2,711 万人 ( 表 1-1-1) 6 歳以上の高齢者人口は 3,392 万人 6 歳以上を男女別にみると 男性は1,466 万人 女性は1,926 万人で 性比 ( 女性人口

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 不動産投資と収益物件の情報サイト健美家 ( けんびや ) 全国収益 ( 投資用 ) 不動産市場動向レポート 不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家 ( けんびや ) を運営する健美家株式会社 ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 倉内敬一 ) では 全国の収益 ( 投資用 ) 不動産のマーケット状況を把握するために健美家に登録された物件 ( 以下 登録物件

More information

RTE月次レポート企画

RTE月次レポート企画 マンスリーレポートダイジェスト 218 年 8 月号 ダイジェストレポートについてこのレポートは 公益社団法人近畿圏不動産流通機構 ( 近畿レインズ ) に登録されている物件情報の月次集計結果である マンスリーレポート の中から 218 年 月時点の近畿圏の不動産流通市場の動きについて抜粋 要約して解説したものです 中古マンション 中古戸建住宅 土地における成約物件及び新規登録物件の件数や価格等から

More information

25_2

25_2 三井住友信託銀行調査月報 214 年 月号 家計所得 債務からみた中国住宅価格 < 要旨 > 213 年以降 中国の新築住宅価格はリーマン ショック以降 2 度目となる大幅な上昇局面に入っていたが 今年に入ってからそのペースが明らかに減速している この動きは 政策当局による規制が効果を発揮し始めたと見ることができる一方 所得からみてなお住宅価格が高く住宅の買い手の裾野が狭いままであることや 家計可処分所得比で見た債務残高水準が上昇していること

More information

不動産流通動向月次概況

不動産流通動向月次概況 不動産流通動向月次概況 平成 30 年 9 月 3 日作成 Ⅰ. 経済動向 2018(H30) 年 8 月 ( 資料 : 内閣府 月例経済報告平成 30 年 8 月 29 日 ) 総論 ( 下線部分 : 先月からの主要変更点 ) < 我が国経済の基調判断 > 景気は 緩やかに回復している 個人消費は 持ち直している 設備投資は 緩やかに増加している 輸出は このところ持ち直しの動きに足踏みがみられる

More information

RTE月次レポート企画

RTE月次レポート企画 マンスリーレポートダイジェスト 218 年 12 月号 ダイジェストレポートについてこのレポートは 公益社団法人近畿圏不動産流通機構 ( 近畿レインズ ) に登録されている物件情報の月次集計結果である マンスリーレポート の中から 218 年 11 月時点の近畿圏の不動産流通市場の動きについて抜粋 要約して解説したものです 中古マンション 中古戸建住宅 土地における成約物件及び新規登録物件の件数や価格等から

More information

統計トピックスNo.120 我が国のこどもの数―「こどもの日」にちなんで―

統計トピックスNo.120 我が国のこどもの数―「こどもの日」にちなんで― 令和元年 5 月 4 日 統計トピックス No.120 我が国のこどもの - こどもの日 にちなんで - ( 人口推計 から ) 総務省統計局では 5 月 5 日の こどもの日 にちなんで 2019 年 4 月 1 日現在におけるこどもの (15 歳未満人口 ) を推計しました ポイント 全国 Ⅰ-1 こどものは 1533 万人 38 年連続の減少 Ⅰ-2 こどもの割合は 12.1% 45 年連続の低下

More information

厚生労働科学研究費補助金 (地域健康危機管理研究事業)

厚生労働科学研究費補助金 (地域健康危機管理研究事業) 平成 23 年度厚生労働科学研究費補助金循環器疾患 糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業循環器疾患等の救命率向上に資する効果的な救急蘇生法の普及啓発に関する研究 (H21- 心筋 - 一般 -001) ( 研究代表者丸川征四郎 ) 平成 23 年度研究報告 研究課題 A AED の普及状況に係わる研究 研究分担者近藤久禎国立病院機構災害医療センター臨床研究部政策医療企画研究室長 平成 24(2012)

More information

Ⅰ. 平成 30 年地価公示結果の概要 平成 29 年 1 月以降の1 年間の地価について 全国平均では 住宅地の平均変動率が昨年の横ばいから10 年ぶりに上昇に転じた 商業地は3 年連続の上昇 工業地は2 年連続の上昇となり それぞれ上昇基調を強めている 全用途平均は3 年連続の上昇となった 三大

Ⅰ. 平成 30 年地価公示結果の概要 平成 29 年 1 月以降の1 年間の地価について 全国平均では 住宅地の平均変動率が昨年の横ばいから10 年ぶりに上昇に転じた 商業地は3 年連続の上昇 工業地は2 年連続の上昇となり それぞれ上昇基調を強めている 全用途平均は3 年連続の上昇となった 三大 Ⅰ. 平成 30 年地価公示結果の概要 平成 29 年 1 月以降の1 年間の地価について 全国平均では 住宅地の平均変動率が昨年の横ばいから10 年ぶりに上昇に転じた 商業地は3 年連続の上昇 工業地は2 年連続の上昇となり それぞれ上昇基調を強めている 全用途平均は3 年連続の上昇となった 三大都市圏をみると 住宅地 商業地及び工業地のいずれについても 各圏域で上昇を示した 大阪圏は 住宅地はわずかな上昇だが

More information

RTE月次レポート企画

RTE月次レポート企画 マンスリーレポートダイジェスト 218 年 1 月号 ダイジェストレポートについてこのレポートは 公益社団法人近畿圏不動産流通機構 ( 近畿レインズ ) に登録されている物件情報の月次集計結果である マンスリーレポート の中から 218 年 9 月時点の近畿圏の不動産流通市場の動きについて抜粋 要約して解説したものです 中古マンション 中古戸建住宅 土地における成約物件及び新規登録物件の件数や価格等から

More information

<4D F736F F F696E74202D E88E68AD482CC906C8CFB88DA93AE82C982C282A282C4>

<4D F736F F F696E74202D E88E68AD482CC906C8CFB88DA93AE82C982C282A282C4> 資料 7 地域間の人口移動について 三大都市圏 地方圏及び東京都における人口移動 1 東京圏への転入 東京圏からの転出の推移と経済諸変数 2 東京都への転入 東京都からの転出 3 都道府県間総移動率の推移 4 東京圏への年齢別純移動者数 5 東京都の人口増減数 6 東京圏内と東京圏外の人口移動 ( 転入 ) 7 東京圏内と東京圏外の人口移動 ( 転出 ) 8 東京圏内と東京圏外の人口移動 ( 転入

More information

資料-6

資料-6 資料 6 住宅政策をめぐる状況 資料集 < 東京都全体 > 人口の動向 1 世帯の動向 6 住宅ストックの状況 9 住宅市場の動向 13 < 区市町村別 > 人口の動向 ( ゾーン別 増減率 高齢化率など ) 15 世帯の動向 ( 増減率 高齢者世帯の割合 ) 22 住宅ストックの状況 ( 空き家率 公的住宅の割合 マンション化率 ) 24 人口の動向 人口の推移 東京都の総人口は 2020( 平成

More information

リクルート住宅価格指数マンスリーレポート<2005年2月号>

リクルート住宅価格指数マンスリーレポート<2005年2月号> リクルート住宅価格指数マンスリーレポート -Recruit Residential Price Index- 調査目的 首都圏エリア (1 都 3 県 ) における住居系不動産の価格指数 賃料指数を毎月公表し その動向を把握することを目的とする 対象データ 分析方法 指数系列 リクルート社の発行する 週刊住宅情報 住宅情報 TOWNS 週刊住宅情報 ( 賃貸版 ) への登録物件のうち

More information

<4D F736F F F696E74202D AC28BAB82DC82BF82C382AD82E82E707074>

<4D F736F F F696E74202D AC28BAB82DC82BF82C382AD82E82E707074> 当該分野の現状と課題のまとめ の現状 の住宅総数は増加傾向にあり 平成 15(2003) 年 10 月 1 日現在の住宅総戸数は約 32.3 万戸である の住宅ストックは一戸建てはおよそ 9 万戸前後で安定しているのに対して近年共同住宅が増加している 内には新耐震基準以前の建物が約 6.8 万戸存在している の区営住宅など 区が管理する公共賃貸住宅数は 815 戸であり 23 区中で中位を占めている

More information

リクルート住宅価格指数マンスリーレポート9月号

リクルート住宅価格指数マンスリーレポート9月号 リクルート住宅価格指数マンスリーレポート -Recruit Residential Price Index- 調査目的 首都圏エリア (1 都 3 県 ) における住居系不動産の価格指数 賃料指数を毎月公表し その動向を把握することを目的とする 対象データ リクルート社の発行する 週刊住宅情報 住宅情報 TOWNS 週刊住宅情報 ( 賃貸版 ) への登録物件のうち 成約等の理由に登録を抹消した物件の価格情報

More information

RTE月次レポート企画

RTE月次レポート企画 マンスリーレポートダイジェスト 218 年 4 月号 ダイジェストレポートについてこのレポートは 公益社団法人近畿圏不動産流通機構 ( 近畿レインズ ) に登録されている物件情報の月次集計結果である マンスリーレポート の中から 218 年 月時点の近畿圏の不動産流通市場の動きについて抜粋 要約して解説したものです 中古マンション 中古戸建住宅 土地における成約物件及び新規登録物件の件数や価格等から

More information

住宅着工戸数の見通し(2018・19年度)| 第一生命経済研究所 | 小池理人

住宅着工戸数の見通し(2018・19年度)| 第一生命経済研究所 | 小池理人 1 / 8 住宅着工戸数の見通し (2018 19 年度 ) ~ 駆け込み需要の発現が住宅着工戸数を押し上げる見通し ~ 発表日 :2018 年 9 月 19 日 ( 水 ) 第一生命経済研究所調査研究本部経済調査部 副主任エコノミスト小池理人 ( :03-5221-4573) ( 要旨 ) 住宅着工は足元まで低調な推移が続いているが 先行きは 19 年 月の消費増税を睨んだ駆け込み需要の発現が予想される

More information

住宅宿泊事業の宿泊実績について 令和元年 5 月 16 日観光庁 ( 平成 31 年 2-3 月分及び平成 30 年度累計値 : 住宅宿泊事業者からの定期報告の集計 ) 概要 住宅宿泊事業の宿泊実績について 住宅宿泊事業法第 14 条に基づく住宅宿泊事業者から の定期報告に基づき観光庁において集計

住宅宿泊事業の宿泊実績について 令和元年 5 月 16 日観光庁 ( 平成 31 年 2-3 月分及び平成 30 年度累計値 : 住宅宿泊事業者からの定期報告の集計 ) 概要 住宅宿泊事業の宿泊実績について 住宅宿泊事業法第 14 条に基づく住宅宿泊事業者から の定期報告に基づき観光庁において集計 住宅宿泊事業の宿泊実績について 令和元年 5 月 16 日観光庁 ( 平成 31 年 2-3 月分及び平成 30 年度累計値 : 住宅宿泊事業者からの定期報告の集計 ) 概要 住宅宿泊事業の宿泊実績について 住宅宿泊事業法第 14 条に基づく住宅宿泊事業者から の定期報告に基づき観光庁において集計 とりまとめを行ったもの 住宅宿泊事業法において 住宅宿泊事業者は 届出住宅の宿泊日数等を 2 ヶ月毎に都道府県

More information

2-5 住宅の設備

2-5 住宅の設備 2-5 住宅の設備 < 台所の型 > 食事室 居間兼用 の台所の割合は建築の時期が新しくなるほど上昇 住宅を台所の型別にみると, 独立の台所 は1654 万戸で住宅全体の31.7%, 食事室兼用 ( いわゆるDK) は1550 万戸 (29.8%), 食事室 居間兼用 ( いわゆるLDK) は1605 万戸 (30.8%), その他と兼用 は248 万戸 (4.8%), 他世帯と共用の台所 は11

More information

年 1 月期首都圏賃貸住宅指標 東京都 全域 23 区 市部 神奈川県埼玉県千葉県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新確率 (%

年 1 月期首都圏賃貸住宅指標 東京都 全域 23 区 市部 神奈川県埼玉県千葉県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新確率 (% 首都圏版 関西圏 中京圏 福岡県版 2017 年 3 月 March 2017 1.2017 年 1 月期首都圏賃貸住宅指標 2.2017 年 1 月期関西圏 中京圏 福岡県賃貸住宅指標 3. 今後の世帯数の変化 1.2017 年 1 月期首都圏賃貸住宅指標 東京都 全域 23 区 市部 神奈川県埼玉県千葉県 空室率 TVI( ポイント ) 11.87 11.56 14.57 15.51 17.87

More information

通話品質 KDDI(au) N 満足やや満足 ソフトバンクモバイル N 満足やや満足 全体 21, 全体 18, 全体 15, NTTドコモ

通話品質 KDDI(au) N 満足やや満足 ソフトバンクモバイル N 満足やや満足 全体 21, 全体 18, 全体 15, NTTドコモ < 各都道府県別満足度一覧 > エリア KDDI(au) N 満足やや満足 ソフトバンクモバイル N 満足やや満足 全体 21,605 40.0 38.2 16.7 3.9 1.2 全体 18,172 31.2 39.1 19.3 7.4 3.0 全体 15,223 23.2 38.4 23.8 10.7 3.9 NTTドコモ / 北海道 665 51.1 34.4 12.5 1.7 0.3 KDDI(au)/

More information

景況レポート-表

景況レポート-表 第 149 号 ご利用料金 (2018 年 9 月 30 日まで無料貸出期間です ) (1)2 階コミュニティスペース ( 全日料金 ) ( 単位 : 円 ) 区分 9:00~17:00 17:00~21:00 施設名平日土 日 祝平日土 日 祝 2 階コミュニティスペース 3,000 4,000 利用できません (2)3 階会議室 4 階さいしんホール (1 時間あたりご利用料金 ) ( 単位

More information

1. 在庫物件の四半期動向 市況変動を捉えやすい在庫データ 本機構の市況レポートでは 主に成約物件や新規登録物件の件数 価格等の動きから市場の動向を説明してきたが 在庫物件の動きに触れることは少なかった 在庫データは月報 Real Time Eyes にも掲載されているが 今回は最新データに基づき在

1. 在庫物件の四半期動向 市況変動を捉えやすい在庫データ 本機構の市況レポートでは 主に成約物件や新規登録物件の件数 価格等の動きから市場の動向を説明してきたが 在庫物件の動きに触れることは少なかった 在庫データは月報 Real Time Eyes にも掲載されているが 今回は最新データに基づき在 ( 公社 ) 近畿圏不動産流通機構市況レポート 特集 在庫物件を用いた市況分析 既往の月次や四半期ごとの市況レポートでは取り上げることが少なかった在庫物件について 件数や価格の動きを中心に成約 新規登録物件との比較や在庫循環を把握することで リーマンショック以降の長期的な市況変動について捉えることにする 1. 在庫物件の四半期推移 レインズデータの在庫物件は 専属専任など登録が義務付けられている新規登録の動きや

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 1 マーケットレポート 2015 年 1 月 20 日 都道府県別大学入学者数予測 (2014 年 2025 年 ) 2025 年大学入学者算出方法について 考え方 学校基本調査における 出身高校の所在地県別大学入学者数 をベースとし それぞれの都道府県から流入 ( もしくは地元都道府県に残留 ) する大学入学者が 2025 年に それぞれどのくらいとなるかを 18 歳人口指数 ( 推定 ) を掛け算して算出している

More information

中古マンション概況 212 における首都圏中古マンションの成約は 31,397 件 ( 前比 8.7% 増 ) 3 ぶりに前を上回り 過去最高のとなっています 都県 地域別に見ても すべての都県 地域で増加となっています の 1 m2当たり単価は首都圏平均で 万円 ( 前比 1.9% 下

中古マンション概況 212 における首都圏中古マンションの成約は 31,397 件 ( 前比 8.7% 増 ) 3 ぶりに前を上回り 過去最高のとなっています 都県 地域別に見ても すべての都県 地域で増加となっています の 1 m2当たり単価は首都圏平均で 万円 ( 前比 1.9% 下 首都圏不動産流通市場の動向 (212 ) 土地 (1~2m2) 成約は2 ぶりに前を上回る のm2単価 価格ともに5 連続の下落 新規登録は2 連続で上回る のm2単価 価格もともに5 連続の下落成約動向 ( ベクトル表 ) 213( 平成 25) 1 月 21 日 公益財団法人東日本不動産流通機構 公益財団法人東日本不動産流通機構 ( 通称 : 東日本レインズ 袖山靖雄理事長 ) より 首都圏における

More information

1 1 A % % 税負 300 担額

1 1 A % % 税負 300 担額 1999 11 49 1015 58.2 35 2957 41.8 84 3972 63.9 36.1 1998 1 A - - 1 1 A 1999 11 100 10 250 20 800 30 1800 40 1800 50 5% 130 5 5% 300 10 670 20 1600 30 1600 40 1 600 500 400 税負 300 担額 200 100 0 100 200 300

More information

Microsoft PowerPoint - N_借換調査2017

Microsoft PowerPoint - N_借換調査2017 調査の概要 1 調査方法 217 年度民間住宅ローン借換の実態調査 インターネット調査インターネット調査会社のモニター 23 万件のうち 2 の調査対象の要件を満たす方に対し インターネットによるアンケート調査を実施し 先着順に回答があった民間住宅ローン借換者 945 件を調査対象とした 2 調査対象 現在 民間住宅ローンを借入されている方で 217 年 4 月から 218 年 3 月までに借換された方

More information

( 資料 3) 比較検討した住宅 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資料 4) 住宅の選択理由 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資

( 資料 3) 比較検討した住宅 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資料 4) 住宅の選択理由 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資 リサーチ メモ 住宅市場動向調査 からみた既存住宅取得の現状 2017 年 4 月 28 日 去る 4 月 19 日 国土交通省から 平成 28 年度住宅市場動向調査報告書 が発表された 本調査は 住み替え 建て替え前後の住宅やその住宅に居住する世帯の状況及び住宅取得に係る資金調達の状況等について把握するため 国土交通省が平成 13 年度から毎年度実施している調査である 調査対象は 前年度中に住み替え等を行った者であり

More information

リクルート住宅価格指数マンスリーレポート2006年5月号(訂正版)

リクルート住宅価格指数マンスリーレポート2006年5月号(訂正版) リクルート住宅価格指数マンスリーレポート ( 訂正版 ) -Recruit Residential Price Index- 調査目的 首都圏エリア (1 都 3 県 ) における住居系不動産の価格指数 賃料指数を毎月公表し その動向を把握することを目的とする 対象データ リクルート社の発行する 週刊住宅情報 住宅情報タウンズ 住宅情報マンションズ 週刊住宅情報 ( 賃貸版

More information

1. 社会福祉法人経営動向調査 ( 平成 30 年 ) の概要 目的 社会福祉法人と特別養護老人ホームの現場の実感を調査し 運営実態を明らかにすることで 社会福祉法人の経営や社会福祉政策の適切な運営に寄与する 対象 回答状況 対 象 特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人 489 法人 (WAM

1. 社会福祉法人経営動向調査 ( 平成 30 年 ) の概要 目的 社会福祉法人と特別養護老人ホームの現場の実感を調査し 運営実態を明らかにすることで 社会福祉法人の経営や社会福祉政策の適切な運営に寄与する 対象 回答状況 対 象 特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人 489 法人 (WAM 社会福祉法人経営動向調査の概要 平成 30 年 10 月 3 日 ( 水 ) 独立行政法人リサーチグループ 1. 社会福祉法人経営動向調査 ( 平成 30 年 ) の概要 目的 社会福祉法人と特別養護老人ホームの現場の実感を調査し 運営実態を明らかにすることで 社会福祉法人の経営や社会福祉政策の適切な運営に寄与する 対象 回答状況 対 象 特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人 489 法人 (WAM

More information

統計から見た三重県のスポーツ施設と県民のスポーツ行動

統計から見た三重県のスポーツ施設と県民のスポーツ行動 消費税の消費への影響 ( 駆け込み需要と反動減 ) について 平成 25 年 1 月戦略企画部統計課 消費税の消費への影響について 平成元年の消費税導入時と平成 9 年の税率引き上げ時における駆け込み需要と反動減について分析を行いました なお これまでの消費税導入 税率引き上げは 直間比率の見直しの側面が大きく 個人所得税や法人税の減税が同時実施されており トータルでは増税とはなっていないため 一時的な駆け込み需要

More information

住宅取得支援政策とその効果

住宅取得支援政策とその効果 ニッセイ基礎研究所 211-3-18 住宅取得支援政策とその効果 経済調査部門研究員桑畠滋 (3)3512-1838 kuwahata@nli-research.co.jp 最近の新設住宅着工件数の動向を見ると 29 年 7-9 月期は 71.6 万戸まで落ち込んだものの 持家 分譲などの持家系住宅を主因に持ち直し傾向となり 21 年 1-12 月期には 84.3 万戸まで回復している 持ち直しの要因として

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 総務省消防庁が有する自損行為による救急搬送事例に関する分析 ー全国および都道府県別ー 平成 25 年 12 月 ( 独 ) 国立精神 神経医療研究センター 精神保健研究所自殺予防総合対策センター 研究の背景 政府が推進すべき自殺対策の指針 自殺総合対策大綱 では 自殺未遂者やその家族が必要に応じて精神科医療や生活再建の支援が受けられる体制の整備など 自殺未遂者対策の推進が大きな課題として謳われている

More information

Economic Indicators   定例経済指標レポート

Economic Indicators	  定例経済指標レポート Economic Trends マクロ経済分析レポート 213~15 年度住宅着工戸数の見通し発表日 :213 年 6 月 6 日 ( 木 ) ~ 駆け込み需要本格化へ 反動減で 214 15 年度の着工は低位に留まる ~ ( 要旨 ) 第一生命経済研究所経済調査部担当エコノミスト星野卓也 TEL:3-5221-4526 4 月の住宅着工戸数は 93.9 万戸 ( 年率換算済季節調整値 ) となった

More information

住宅着工戸数の見通し(2018・19年度) | 第一生命経済研究所

住宅着工戸数の見通し(2018・19年度) | 第一生命経済研究所 Economic Trends マクロ経済分析レポート 住宅着工戸数の見通し (18 19 年度 ) 発表日 :18 年 6 月 1 日 ( 金 ) ~ 貸家失速も駆け込み需要の発現が着工戸数を押し上げ ~ ( 要旨 ) 第一生命経済研究所経済調査部担当エコノミスト伊藤佑隼 TEL:-51-4547 17 年度の住宅着工戸数は 94.6 万戸と 着工戸数全体を牽引してきた貸家が失速したことにより 16

More information

1. 各都市の不動産市場トレンド 1-1. オフィス価格指数 対前回変動率 (2016 年 4 月から 2016 年 10 月まで ) 図表 1-1は オフィス価格指数の各都市 対前回変動率 今回 (2016 年 10 月現在 ) 対前回変動率が最も高かったのは 東京 の +3.4% 次いで 大阪

1. 各都市の不動産市場トレンド 1-1. オフィス価格指数 対前回変動率 (2016 年 4 月から 2016 年 10 月まで ) 図表 1-1は オフィス価格指数の各都市 対前回変動率 今回 (2016 年 10 月現在 ) 対前回変動率が最も高かったのは 東京 の +3.4% 次いで 大阪 2016 年 11 月 29 日一般財団法人日本不動産研究所 第 7 回 国際不動産価格賃料指数 (2016 年 10 月現在 ) の調査結果 日本不動産研究所は 第 7 回 国際不動産価格賃料指数 (2016 年 10 月現在 ) の調査結果を次のとおり公表いたします ( 調査方法などの概要は末尾参照 ) なお 詳細な調査結果は 国際不動産価格賃料指数 / 詳細調査 として有料にてご提供しておりますので

More information

Economic Indicators   定例経済指標レポート

Economic Indicators	  定例経済指標レポート Economic Trends マクロ経済分析レポート ~ 年度住宅着工戸数の見通し発表日 : 年 月 日 ( 金 ) ~ 年度の着工は駆け込み需要が押し上げ ~ ( 要旨 ) 第一生命経済研究所経済調査部担当エコノミスト星野卓也 TEL:--6 年 - 月期の住宅着工戸数は前期比 +.8% の 9.8 月も 86. と底堅く推移した 住宅エコポイント終了に伴い 月に着工が急増したといった特殊要因もあるが

More information

21 年 1 月 29 日発行 TVI( タス空室インデックス )( 過去 2 年推移 ) ポイント 1 都 3 県 TVI 推移 ( 過去 2 年間 ) 全域 23 区市部神奈川県埼玉県千葉県 年月 東京都全域 23 区市部 神奈川県 埼玉県 千葉県 28 年

21 年 1 月 29 日発行 TVI( タス空室インデックス )( 過去 2 年推移 ) ポイント 1 都 3 県 TVI 推移 ( 過去 2 年間 ) 全域 23 区市部神奈川県埼玉県千葉県 年月 東京都全域 23 区市部 神奈川県 埼玉県 千葉県 28 年 21 年 1 月 29 日発行 21 年 8 月期 1 都 3 県賃貸住宅指標 ~ 意外と広い? 東京 23 区内の賃貸住宅専有面積 ~ 1. 賃貸住宅指標概況 東京都 全域 23 区 市部 会社名 : 株式会社タス所在地 : 東京都中央区八丁堀 2-25-9 トヨタ八丁堀ビル 7F 3-6222-123( 代表 ) 3-6222-124(FAX) http://www.tas-japan.com/

More information

第2部

第2部 車両規模別 経営分析報告書平成 22 年度決算版 営業収益 営業利益は連続減 赤字体質が続く 平成 24 年 3 月 12 日 業界の 9 割を占める 1 台以下 11~2 台 21~5 台 の 約 6 割 (1,26/2,135 社 ) が営業赤字 経常利益は黒字を維持したが 小規模層では連続して赤字 貨物運送事業の営業収益 営業利益率の推移 (1 社平均 ) 区分 営業収益 ( 千円 ) 営業利益率

More information

2. 長期係数の改定 保険期間を2~5 年とする契約の保険料を一括で支払う場合の保険料の計算に使用する長期係数について 近年の金利状況を踏まえ 下表のとおり変更します 保険期間 2 年 3 年 4 年 5 年 長期係数 現行 改定後

2. 長期係数の改定 保険期間を2~5 年とする契約の保険料を一括で支払う場合の保険料の計算に使用する長期係数について 近年の金利状況を踏まえ 下表のとおり変更します 保険期間 2 年 3 年 4 年 5 年 長期係数 現行 改定後 共栄火災 2017 年 12 月新 2019 年 1 月 1 日以降保険始期用 2019 年 1 月地震保険改定に関するご案内 地震保険は 2019 年 1 月 1 日に制度の見直しを実施します 2019 年 1 月 1 日以降に地震保険の保険期間が開始するご契約 (2019 年 1 月 1 日以降に自動継続となるご契約を含みます ) より 改定内容が適用されることとなりますので 改定の内容をご案内させていただきます

More information

目 次 [Ⅰ] 調査方法 2 [Ⅱ] 地域区分図 3 [Ⅲ] アンケート調査票 4~5 [Ⅳ] 第 2 回不動産市況 DI 調査結果の概要 6 [Ⅴ] 設問ごとの回答内訳 [-1] 設問 2,3( 住宅地価格 ) 7~9 [-2] 設問 2,3( 商業地価格 ) 10~12 [-3] 設問 2,3(

目 次 [Ⅰ] 調査方法 2 [Ⅱ] 地域区分図 3 [Ⅲ] アンケート調査票 4~5 [Ⅳ] 第 2 回不動産市況 DI 調査結果の概要 6 [Ⅴ] 設問ごとの回答内訳 [-1] 設問 2,3( 住宅地価格 ) 7~9 [-2] 設問 2,3( 商業地価格 ) 10~12 [-3] 設問 2,3( 長野県の地価と不動産市場の動向に関する アンケート調査結果 ~ 第 3 回長野県不動産市況 DI 調査 ~ 平成 29 年 4 月 一般社団法人長野県宅地建物取引業協会 一般社団法人長野県不動産鑑定士協会 後援 : 長野県 目 次 [Ⅰ] 調査方法 2 [Ⅱ] 地域区分図 3 [Ⅲ] アンケート調査票 4~5 [Ⅳ] 第 2 回不動産市況 DI 調査結果の概要 6 [Ⅴ] 設問ごとの回答内訳 [-1]

More information