1.2 サンゴの幼生収集 着床技術の検討及びその実証 幼生収集装置の開発 (1) はじめに現行の種苗生産技術は 陸上水槽による種苗生産 運搬 移植と大きなコストと労力が必要である したがって 種苗生産の経済性および効率性を向上させるため 短期間のうちに種苗生産が可能な 現地種苗生産技術

Size: px
Start display at page:

Download "1.2 サンゴの幼生収集 着床技術の検討及びその実証 幼生収集装置の開発 (1) はじめに現行の種苗生産技術は 陸上水槽による種苗生産 運搬 移植と大きなコストと労力が必要である したがって 種苗生産の経済性および効率性を向上させるため 短期間のうちに種苗生産が可能な 現地種苗生産技術"

Transcription

1 目次 1.2 サンゴの幼生収集 着床技術の検討及びその実証 Ⅳ 幼生収集装置の開発 Ⅳ (1) はじめに Ⅳ (2) 調査概要 Ⅳ ) 目的 Ⅳ ) 調査場所 Ⅳ ) 調査手順 Ⅳ ) 調査工程 Ⅳ ) 調査方法 Ⅳ (3) 調査結果 Ⅳ ) 幼生収容数 (4 日令の幼生数 ) Ⅳ ) 配置水深 方向別の格子状着床具への着生数 Ⅳ ) H25 試験とH26 試験の着生数モニタリング結果 Ⅳ (4) 考察 Ⅳ ) 配置水深 方向別の格子状着床具への着生数 Ⅳ ) 装置内での幼生生産数 Ⅳ ) 幼生収集装置の構造の改善 Ⅳ (5) 結論 Ⅳ (6) 今後の課題 Ⅳ Ⅳ

2 1.2 サンゴの幼生収集 着床技術の検討及びその実証 幼生収集装置の開発 (1) はじめに現行の種苗生産技術は 陸上水槽による種苗生産 運搬 移植と大きなコストと労力が必要である したがって 種苗生産の経済性および効率性を向上させるため 短期間のうちに種苗生産が可能な 現地種苗生産技術 の開発が求められている また 沖ノ鳥島のように開放系の海域のサンゴから放出された卵や着底期前の幼生を礁内に留めるためにも 膜状の装置を開発することで サンゴの自律的再生産を高めるとともに 着底期まで礁内に留めた幼生を用いた実海域での粗放的な種苗生産も可能になる 本検討の目的は 現地の成熟サンゴが産卵 放出した配偶子を収集し 幼生を着底期まで保持できる幼生収集装置の開発に向けた知見を収集 整理することとする 最終的な目標は それらの知見 技術により沖ノ鳥島での実用化に寄与することである 既往の技術との違いは 一つの装置により サンゴの配偶子や受精卵の収集 幼生の飼育 格子状着床具への着生による種苗生産あるいは放流という一連の過程を粗放的な管理のみで完結できる点にあり この装置を開発することで 陸上水槽による種苗生産の省力化 低コスト化が期待される 昨年度は 膜状の装置を製作し 沖ノ鳥島の礁内において 装置の設置方法や構造 耐久性について検討を行った その結果 平常時の海象条件において 5 日間構造を維持できたものの 6 日目に一部が破損し 構造面に課題を残した また 沖縄海域の浦底湾においては 沖ノ鳥島と同様のネット状の装置を使用して 幼生の生残率を向上させるための適正なネット目合いを検討した その結果 目合い 100μm 30μm ビニール( 不透過 ) のうち 目合い 30μm で 13 万個体と最も多くの着底期の幼生を生産でき 装置直下に配置した格子状着床具への稚サンゴの着生も確認された しかし 格子状着床具に着生したサンゴの数は 放流幼生数の 3% 程度に留まったため 着生数の歩留まりを高める対策が求められた 図 -Ⅳ に幼生収集装置のイメージを示す Ⅳ

3 図 -Ⅳ 幼生収集装置のイメージ Ⅳ

4 (2) 調査概要 1) 目的本検討の目的は 幼生収集装置 ( 以下 装置 ) によりサンゴの配偶子を収集し 幼生を飼育し 格子状着床具に着生させる現地種苗生産技術に関する知見を収集 整理し 沖ノ鳥島での実用化に寄与することとして 石垣島浦底湾で表 -Ⅳ に示す実験を行った 表 -Ⅳ 幼生収集装置の開発における検討項目 目的改善 検討項目評価項目 (1) 装置内に設置した着床具への幼生の着生数の歩留まりをできるだけ高める方法の検討 装置の裾を海底面に着底させて幼生の装置外への流出を防ぐとともに 装置内に設置する着床具の配置水深や方向を変えた複数のケースについて 幼生の着生数を比較する 格子状着床 具への着生 数 (2) 装置内での幼生生 産数増加の可能性 の検討 装置内に入れる親サンゴ (Acropora tenuis) の群体 数を昨年度の実験レベルから段階的に増加させて 幼生生産数増大の可能性を検討する 着底期 の 幼生数 (3) 幼生収集装置の構 造の改善および設 置方法の検討 受精卵 幼生が偏在 死滅しやすい角型構造に問題 があると考えられたため 円筒型構造 ( 目合い 30μm) にすることによって改善を図る 受精率 着底期 の 幼生数 本検討では プラヌラ幼生は 3 日令以降に鉛直的に分散し始めるとの仮定の下 4 日令を着底期の幼生 と定義した Ⅳ

5 2) 調査場所図 -Ⅳ に調査場所を示す 調査場所は ( 独 ) 水産総合研究センター西海区水産研究所亜熱帯研究センター ( 以下 研究所 ) 近傍の浦底湾内とした 研究所の近傍とした理由は 夜間のサンプリングと速やかな測定が必要なためである 幼生収集装置設置予定場所の水深は 石垣港工事用基準面を基準とした場合 D.L.-3~-4m 程度である 底質は砂礫底であり まだらに浮泥が堆積している 透明度は潮汐状況により着底することもある サンゴの総被度は 1% 未満であり ユビエダハマサンゴを主体としてわずかに分布している程度である 樹枝状サンゴの死骸が目立ち 過去には多くの群体が分布していたと考えられる 浦底湾 西海区水産総合研究所施設内の桟橋から沖に約 400m 調査場所 石垣島 1 km 西海区水産総合研究所亜熱帯研究センター N 図 -Ⅳ 調査場所 Ⅳ

6 3) 調査手順 図 -Ⅳ に調査手順を示す 実験開始 サンゴの採取 配置等 装置の設置 実験に必要な 産卵数を確保したか NO 収集時 飼育時 装置の構造 管理方法の改善 NO YES 4 日令まで幼生は生残しているか YES 放流時 着生数の計測 幼生数の計測 目的 (1) を評価 目的 (2) を評価 図 -Ⅳ 調査手順 Ⅳ

7 4) 調査工程表 -Ⅳ に調査工程の実績を示す 調査は 2014 年 5 月 8 日から 5 月 27 日まで行った 期間中の平均風速は 1.4~ 5.9m/sec で 海象条件は穏やかであった 2014 年はサンゴの一斉産卵が分散する傾向にあり 成熟度に群体差が大きかったなどの影響で 実験に必要な産卵数の確保が難しかった 5 月 8 日に採取したサンゴは十分に産卵しなかったため 5 月 14 日に再採取して実験を行った それでも装置内では十分な産卵数を確保できなかったため ケース2では陸上水槽内で採卵して装置内に投入した Ⅳ

8 表 -Ⅳ 調査工程の実績 ( 浦底湾 ) 日程 調査内容 平均気温 風速 5/ 8 親サンゴの採取( 名蔵湾 ) 西海区水産研究所が実施 m/s 5/10 幼生収集装置( 以下 装置 ) の組み立て m/s 5/11 装置 3 基を海域に設置 陸上水槽内の親サンゴに対する産卵誘発処理の実施 装置直下へ親サンゴを配置 m/s 5/12 親サンゴはほとんど産卵せず m/s 5/13 5/14 別途準備した親サンゴを装置直下へ再配置 卵のサンプリング 受精卵数の測定 ( 翌 2:00~3:00) 実験に必要な産卵数は確保できず 親サンゴの再採取 ( 名蔵湾 ) 装置直下へ親サンゴを配置 (2 基分 ) 自然産卵は確認されず m/s m/s 5/15 親サンゴの陸上水槽への運搬 産卵誘発処理の実施 m/s 5/16 装置直下へ親サンゴを再配置 (2 基分 ) 卵のサンプリング 受精卵数の測定 (23:00~ 翌 1:00) 幼生生産数の可能性の検討 に必要な産卵数は確保できず m/s 5/17 1 日令の幼生のサンプリングおよび幼生数の測定 (2 基分 ) m/s 5/18 5/19 装置周辺から親サンゴを回収 陸上水槽で産卵誘発処理の再実施 2 日令の幼生のサンプリングおよび幼生数の測定 (2 基分 ) 陸上水槽で産卵した親サンゴの採卵 装置内への放流 (1 基分 ) 幼生生産数の可能性の検討 に必要な産卵数を確保 3 日令の幼生のサンプリングおよび幼生数の測定 (2 基分 ) m/s m/s 5/20 5/21~ 22 5/23 1 日令の幼生のサンプリングおよび幼生数の測定 (1 基分 ) 4 日令の幼生のサンプリングおよび幼生数の測定 (2 基分 ) 装置の底部を開放し 格子状着床具へ幼生を放流 (2 基分 ) 2~3 日令の幼生のサンプリングおよび幼生数の測定 (1 基分 ) 4 日令の幼生の生残率の測定 装置の底部を開放し 格子状着床具へ幼生を放流 m/s m/s m/s m/s 5/24 格子状着床具のテストピースの回収 着生数の検鏡作業 (2 基分 ) m/s 5/26 親サンゴの水中重量の計量 m/s 5/27 格子状着床具のテストピースの回収 着生数の検鏡作業 (1 基分 ) 装置の撤去 片づけ 注 1) 平均気温 風速は気象庁データ ( 伊原間 ) より引用した 注 2) 緑字は目的 (1) 生産幼生の着生数の歩留まり高めるための幼生の放流方法の検討 青字は目的 (2) 幼生生産数の可能性の検討 のための装置とした m/s Ⅳ

9 5) 方法 a. 実験系 表 -Ⅳ に本検討における目的別の実験系を示す 表 -Ⅳ 目的別の実験系 目的 (1) 装置内に設置した着床具への幼生の着生数の歩留まりをできるだけ高める方法の検討注 ) 前提条件として 装置の裾部を海底面に着底させて幼生の装置外への流出を防ぐ (2) 装置内での幼生生産数増加の可能性の検討 実験系装置内に入れる格子状着床具の配置水深や方向を変えた複数のケースについて 幼生の着生数を比較した < 水深 > 水面下 1m( 吊り下げ ) 水面下 2m( 吊り下げ ) D.L. 水深 2~3m( 架台上 ) < 方向 > 水平置き 垂直置き親サンゴの群体数を昨年度の実験レベルから段階的に増加させて幼生生産数増大の可能性を検討した 実験系は 幼生収容数の目標を以下のとおり 3 ケースとして 各装置の直下の架台に必要とする群体数を配置した ケース 1 幼生収容数目標 : 100 万 ケース 2 幼生収容数目標 : 300 万 ケース 3 幼生収容数目標 :1,000 万 (1) の実験系へ注 ) 直径 40~50cm の A.tenuis が約 50 万個の卵を産むと想定 (3) 幼生収集装置の構造の改 善および設置方法の検討 上記の幼生収集装置を円筒型構造 ( 目合い 30µm) とした 目的 (1) は 目的 (2) 内のケース 3 の幼生を用いて実施した Ⅳ

10 水面 直径 1.7m( 円筒型 ) 0.25m(30μ m) 1.0m(30μ m ネット ) 吊り下げ 水面下 -1m 水面下 -2m 2.5m(100μ m ネット ) 水平置き 垂直置き D.L. 水深 -2~-3m 目的 (2) のケース 3 の 幼生を用いて実験 図 -Ⅳ 目的 (1) の実験系 ( 格子状着床具の配置水深 方向を変えた複数ケース ) < ケース 1> 幼生収容数目標 =100 万 < ケース 2> 幼生収容数目標 =300 万 < ケース 3> 幼生収容数目標 =1000 万 親サンゴ (A.tenuis) 図 -Ⅳ 目的 (2) の実験系 ( 幼生収容数目標 3 ケース ) Ⅳ

11 b. 幼生収集装置の構造と材料図 -Ⅳ に幼生収集装置の構造イメージを示す 昨年度までの実験から 幼生の生残率に大きく影響するのは 発生初期 ( 卵割開始 ~ 桑実胚期 ) におけるネットの目合いであることが示唆されている これは 表層に浮いている受精卵が 卵割中にネットに接触したりこすれたりして死滅しやすいからと考えられる 昨年度の実験では ネット目合い 100μm 30μm 不透過膜の 3 ケースを比較し 目合い 30μm で最も幼生の生残率が高いことがわかっている したがって今年度は 受精卵が表層付近に分布していると想定し 水面下 1m までのネットの目合いを 30μm とした また 水面下 1m 以深は幼生 ( ウスエダミドリイシのプラヌラ幼生の大きさ :750μm( 岩尾 大矢,1998)) が抜け出ず 海水交換の効率が 30μm よりも高い 100μm とし 底部側面の一部を厚いキャンバス地とした 以下に使用した主な材料を示す 主な材料 上端から 1m までの天井部 側面部 : 目合い 30μm のナイロンネット 上端から 1m 以深の側面部 : 目合い 100µm のナイロンネット 枠組み : 外径 内径 =φ14mm φ4mm 1,400mm の強化プラスチック複合管 水中で自立させるための浮子(500ml ペットボトル ) 海底に固定するためのロープ 強化プラスチック複合管 : [ メーカー 製品名 ] 積水化学工業 タフポール [ 材質 ]FRP 製 [ 重量 ]230g/m [ 特徴 ] 塩ビ管等よりも軽くて強靭な素材 海水 錆 腐食に強く 耐久性に優れる Ⅳ

12 図 -Ⅳ 幼生収集装置の構造イメージ Ⅳ

13 c. 調査 計測方法 本検討における調査 計測方法を以下に整理する 親サンゴを設置する架台の設置(4/17) 種苗の供給源となる親サンゴを設置する架台 (FRP グレーチング製 ) を幼生収集装置の設置予定場所 (D.L. 水深 -3m~-4m) に予め設置した 架台の大きさは 1m 1m 厚さ 0.04m であり 配置する親サンゴの分量を考慮し ケース 2( 幼生収容数目標 300 万 ) ケース 3( 幼生収容数目標 1,000 万 ) は 架台を 2 段もしくは 3 段重ねにした また サンゴ幼生は 石灰藻やある種のバクテリアにより着底が誘引されることが知られているため それらの生物が着床具に付着するよう 産卵期の少なくとも 1 ヵ月前には着床具を海水に浸漬する必要がある そこで 浮泥堆積の軽減効果 魚類からの被食軽減効果等の機能を有する格子状着床具を架台の上に設置し 海水に浸漬した 親サンゴの採取(5/8) 西海区水産研究所が沖縄県に申請した特別採捕許可申請の範疇において 本検討に用いる親サンゴのウスエダミドリイシ (Acropora tenuis) を 32 群体採取した サンゴの採取においては 受精率を高めるため 保有する褐虫藻の色合いの違いなどに基づいて遺伝子が異なると思われる群体を採取するように努めた 幼生収集装置の組み立てと設置(5/10-11) 3 基の装置を組み立て 予め海底に設置してある架台を覆うように設置した また ケース毎の所定の水深帯に 格子状着床具を装置内に吊り下げた 以下に工夫した点を示す 装置本体( 円柱状ネット ) と架台の四隅との接触による装置の破損を防ぐため 接触の可能性が高い範囲については材質を厚いキャンバス地にしており さらに 装置底部に取り付けた円形の塩ビ製外枠をロープで固定することで 装置と架台の接触を防止するような工夫を行った 干潮時の装置 ( ネット ) のだぶつきを緩和するために 中層ブイ (500mlPET) を 複数の水深に取り付けることにより だぶつきを全体的に分散させるよう工夫した Ⅳ

14 装置側面に取り付けた外枠 ( 水面付近と水面下 1m) に縦にポールを通し 流れの 影響で高さによる水平方向のズレが生じる問題点を解消するように工夫した 水面下 -1m 水面下 -2m 垂直置き 格子状着床具 水平置き 架台 ( 格子状台座 ) < 装置全景 ( 海中 )> < 架台および格子状着床具の設置 > 水面上の空間を確保 < 装置全景 ( 水面 )> 中層ブイ 中層ブイ 縦に通した ポール 円形の塩ビ製外枠を 四方に引っ張り固定 図 -Ⅳ 幼生収集装置の設置状況 Ⅳ

15 親サンゴの産卵誘発(5/11,15,18) 親サンゴのウスエダミドリイシの産卵を誘発するため 飼育水槽中に一定濃度の過酸化水素水を投入した 産卵数の必要量が一度だけで確保できなかったため 計 3 度の処理を行った 5/11 飼育水槽中の過酸化水素水の濃度が 2mM(0.002mol/L) となるように調整 し 2 時間薬浴した 薬浴の際は流水を止め エアレーションはそのままにし 30 分 ごとにかき混ぜた 5/15 飼育水槽中の過酸化水素水の濃度は 半数は前回同様 2mM(0.002mol/L) で処理し もう半数は前回よりやや濃度が高い 3mM(0.003mol/L) で処理を行った 5/18 飼育水槽中の過酸化水素水の濃度は 一度処理を行った群体を用いた二度目 の処理となるため 少し低い濃度の方が望ましいとの判断により 1.5mM (0.0015mol/L) で処理を行った 過酸化水素水 図 -Ⅳ 過酸化水素水による産卵誘発と架台への親サンゴの設置状況 Ⅳ

16 親サンゴの架台への設置(5/11,16: ケース 1 および 3) 産卵誘発処理を施したウスエダミドリイシの親群体の断片を海中に運搬し 各ケースの所定の量に配分した後 それぞれ架台上に配置した なお 5/19 は 水中への親サンゴの運搬はせず 陸上水槽で飼育していたウスエダミドリイシの親サンゴから採卵を行った ケース 2 ケース 3 ケース 1 図 -Ⅳ 架台への親サンゴの配置状況 採卵および装置への投入(5/19: ケース 2) ケース 2 では 一度産卵誘発処理を施した群体に再び処理を行っているため 運搬のストレス等を考慮し 陸上水槽内で産卵させて 必要数である 300 万個の受精卵を採取した後 装置内に投入した 採卵状況 装置へ投入した卵 図 -Ⅳ 採卵および装置への投入状況 Ⅳ

17 産卵数の測定(5/16,19) 装置天井部のファスナーを開き 産卵していることを確認した後 バンドルおよび卵をサンプリングした サンプリングにあたっては 装置内の卵ができるだけ均一に分布するよう 卵への物理的ダメージに配慮しつつ緩やかに撹拌した後に 口径 φ200mm 目合い 100μm のプランクトンネットにより装置の底から海面まで鉛直曳きした さらに 採取した卵をメモリ付のポリバケツに洗い流して 10L にメスアップしたものから 1L をサンプルとして採取し 残りの 9L は装置の中に戻した サンプリングは計 3 回行った サンプルは実験室に持ち帰り 2L にメスアップしたものから 50ml ずつ 3 回 実体顕微鏡で計数し 産卵数を測定した 受精率については 卵割が十分に進んでいないものも多く 精度の高い受精率を求めるのが困難であった なお 5/19 には 陸上水槽で飼育していたウスエダミドリイシの親サンゴから採卵を行って 海域へ運搬し 装置内へ投入した 投入用の卵の一部をサンプリングして産卵数を把握したため 海域でのサンプリングは行ってない 撹拌の状況 サンプリング状況 プランクトンネット サンプリング状況 産卵数の計数状況 図 -Ⅳ バンドルおよび卵のサンプリング状況 Ⅳ

着床具を用いたサンゴ移植技術の評価

着床具を用いたサンゴ移植技術の評価 218/2/1 サンゴ幼生着床具を用いたサンゴ群集修復藤原秀一 サンゴ幼生着床具を用いたサンゴ群集修復 藤原秀一 < いであ株式会社 > セラミック製着床具 スラグ製着床具 連結式サンゴ幼生着床具 ( リユースも活用 ) 1 2 海底設置着床具に着床 (4-6 日後 ) 幼生 ( 約 2μm) 浮遊卵 幼生 Acropora ( 種苗の大半 ) Pocillopora Seriatopora

More information

(3) 結果 1 産卵確認調査平成 19 年の調査では 6 月下旬にサンゴ断片内の卵の状態を目視観察したところ 成熟した卵が確認された その後 礁内調査の都度 観察したところ 満月から 8 日目 ( 小潮 2 日目 ) には卵は確認されなかった 平成 19 年 7 月 7 日夜にはAcropora

(3) 結果 1 産卵確認調査平成 19 年の調査では 6 月下旬にサンゴ断片内の卵の状態を目視観察したところ 成熟した卵が確認された その後 礁内調査の都度 観察したところ 満月から 8 日目 ( 小潮 2 日目 ) には卵は確認されなかった 平成 19 年 7 月 7 日夜にはAcropora N 5 1,m 西 北側西 南側 中央 北側 中央 南側 東 北側 東 南側 西 北側西 南側中央 北側中央 南側東 北側東 南側 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 海底面からの高さ (m) 2. 1.5 海底面からの高さ (m) 2. 1.5 海底面からの高さ (m) 2. 1.5 海底面からの高さ (m) 2. 1.5 海底面からの高さ (m) 2. 1.5 海底面からの高さ (m)

More information

(2) 親サンゴの運搬親サンゴの運搬状況の模式図を図 Ⅰ に示す 仮置き場において 状態が良い親サンゴを選定し 適当な容器に入れ 容器内で動揺しないようにして 空気に曝さずに運搬する 陸上 ( 船上 ) 運搬では 容器内の温度上昇を防ぐため 遮光ネットで覆い 冷却のための撒水を行う 運

(2) 親サンゴの運搬親サンゴの運搬状況の模式図を図 Ⅰ に示す 仮置き場において 状態が良い親サンゴを選定し 適当な容器に入れ 容器内で動揺しないようにして 空気に曝さずに運搬する 陸上 ( 船上 ) 運搬では 容器内の温度上昇を防ぐため 遮光ネットで覆い 冷却のための撒水を行う 運 (2) 親サンゴの運搬親サンゴの運搬状況の模式図を図 Ⅰ -5-1-3 に示す 仮置き場において 状態が良い親サンゴを選定し 適当な容器に入れ 容器内で動揺しないようにして 空気に曝さずに運搬する 陸上 ( 船上 ) 運搬では 容器内の温度上昇を防ぐため 遮光ネットで覆い 冷却のための撒水を行う 運搬時間が長いときは 水温をモニタリングしながら 適宜 海水交換を行う 飼育水槽に親サンゴを搬入する際

More information

<88DA DA927A8E77906A81698A C5816A2E786477>

<88DA DA927A8E77906A81698A C5816A2E786477> サンゴ群体の移植 移築技術を利用した港湾整備におけるサンゴ礁との共生指針 港湾計画課 1. サンゴ群体の移植 移築技術についてサンゴ群体の移植 移築は, 海域の埋立て, 防波堤建設, 浚渫等の港湾整備の計画地にサンゴ群体の存在が確認された場合, できるだけサンゴ群集を保全 ( 避難 ) するために行うものである. サンゴ群体やサンゴ群集の生息する岩塊を採取し, 既設防波堤や護岸等のマウンド部またはサンゴが少ない天然礁などに避難させる.

More information

ンゴ類及びその他底生生物 ) の生息状況を観察した ジグザグに設置したトランセクト ( 交差することのないよう, かつ, 隣り合う調査線の視野末端が重複するように配置された調査線 ) に沿って ROV を航走させ トランセクト上に宝石サンゴがあった場合は 位置 種 サイズ等を記録した 同時に海底の操

ンゴ類及びその他底生生物 ) の生息状況を観察した ジグザグに設置したトランセクト ( 交差することのないよう, かつ, 隣り合う調査線の視野末端が重複するように配置された調査線 ) に沿って ROV を航走させ トランセクト上に宝石サンゴがあった場合は 位置 種 サイズ等を記録した 同時に海底の操 平成 26 年度小笠原諸島周辺海域宝石サンゴ緊急対策事業報告書 1. 背景と目的宝石サンゴは 日本国内では 東京都 ( 小笠原諸島 ) や高知県等の小規模漁業者にとって重要な収入源となっているところであるが 非常に成長が遅く乱獲に弱い資源であることから 東京都や高知県等では知事が定める漁業調整規則により許可制とし 許可隻数や漁具 操業時間に規制を設ける等 漁業の管理を行ってきた しかしながら 中国市場における宝石サンゴの価格上昇を背景に

More information

Microsoft Word - 外海採苗2014

Microsoft Word - 外海採苗2014 平成 2 年外海採苗調査報告書 平成 2 年 7 月 サロマ湖養殖漁業協同組合 (1) 外海採苗関係調査 Ⅰ 調査概要 1. 調査目的 概要採苗関係の調査及び採苗予報はサロマ湖におけるホタテガイの採苗事業を安定化することを目的として 大別して次の3 項目の調査を実施している イ ) 浮遊幼生調査産卵した浮遊幼生の出現個体数及び成長状況を確認して採苗器投入時期を予報する ロ ) 付着状況調査採苗器に付着したホタテ稚貝状況の確認

More information

Microsoft Word - ホタテガイ外海採苗2013

Microsoft Word - ホタテガイ外海採苗2013 別冊 2 平成 25 年外海採苗調査報告書 平成 25 年 月 サロマ湖養殖漁業協同組合 (1) 外海採苗関係調査 Ⅰ 調査概要 1. 調査目的 概要採苗関係の調査及び採苗予報はサロマ湖におけるホタテガイの採苗事業を安定化することを目的として 大別して次の3 項目の調査を実施している イ ) 浮遊幼生調査産卵した浮遊幼生の出現個体数及び成長状況を確認して採苗器投入時期を予報する ロ ) 付着状況調査採苗器に付着したホタテ稚貝状況の確認

More information

報告書-本文.indd

報告書-本文.indd 陸奥湾養殖業ステップアップ事業 ( マボヤ種苗の安定供給技術の開発 ) 伊藤良博 吉田達 東野敏及 * 小谷健二 川村要 目的 宮城県では平成 19 年 2 月から養殖マボヤの被嚢が柔らかくなり 重篤な場合は破裂してへい死する 被嚢軟化症 という疾病が発生したが 陸奥湾ではマボヤ養殖用種苗のほとんどを宮城県から購入しているため このまま種苗の移入が続けば 被嚢軟化症 が陸奥湾内に持ち込まれる可能性がある

More information

<4D F736F F D E8E9197BF335F8DA18CE382CC93578A4A82C982C282A282C42E646F63>

<4D F736F F D E8E9197BF335F8DA18CE382CC93578A4A82C982C282A282C42E646F63> ンゴ移設 増殖に係る検討資料 3 サンゴ群集修復事業の今後の展開についてこれまでは 環境省が着床具を用いた有性生殖法によるサンゴ移植を中心に行なってきたが 更に効率的で 規模を拡大した再生を目指し 多様な主体が参加し 積極的に取り組める新たな事業も検討する 岩盤に定着しているサンゴを移設先に接 大規模なサンゴ群集の創出が可能 移設カゴを用いた方法では 礁池 特別採捕許可が必要

More information

平成22年度 マハゼ稚仔魚の生息環境調査

平成22年度 マハゼ稚仔魚の生息環境調査 平成 7 年度朝潮運河を中心としたハゼ釣り調査 報告書 平成 8 年 月 財団法人東京水産振興会 株式会社海洋リサーチ 目次 1. 調査目的...1. 実施年月日...1 3. 調査測点...1. 調査項目...5 5. 調査方法...6 6. 調査結果...8 < 添付資料 > 付表 写真帳 1. 調査目的 本調査は 朝潮運河周辺海域におけるマハゼの生息状況及び海域環境を把握するこ とを目的とする.

More information

5. 数値解析 5.2. サンゴ浮遊幼生ネットワークモデルの検討

5. 数値解析 5.2. サンゴ浮遊幼生ネットワークモデルの検討 5. 数値解析 5.2. サンゴ浮遊幼生ネットワークモデルの検討 目 次 5.2. サンゴ浮遊幼生ネットワークモデルの検討 V-5-2-15 1) 追跡計算の概要 V-5-2-15 2) 追跡手法 V-5-2-16 3) 追跡モデル 追跡手法の妥当性確認 V-5-2-17 (1) 慶良間列島 ~ 沖縄本島西岸 V-5-2-17 (2) 石西礁湖 ~ 沖縄本島 V-5-2-18 4) 追跡計算結果

More information

Microsoft Word - 資料2-2

Microsoft Word - 資料2-2 ) 底質中の有機物の増加主要な要因を中心とした連関図における現状の確認結果を表.. に示す その結果をまとめて図.. に示す 表及び図中の表記は ) 底質の泥化と同様である 表.. 底質中の有機物の増加についての現状の確認結果 ( 案 ) ノリの生産活動 底質中の有機物の増加 検討中である 栄養塩の流入 有機物の流入 底質中の有機物の増加 ベントスの減少 底質中の有機物の増加 堆積物食者である底生生物が減少することで底質中の有機物が多くなると考えられる

More information

ホームシアター固定フレームカーブドスクリーン リュネット (Lunette) シリーズ ユーザーガイド重要 : 安全に使用するための注意事項 ご使用前に このユーザーガイドをご一読ください 正しく使用することで長くお使いいただけます 1. スクリーンは 照明スイッチ コンセント 家具 窓などの障害物

ホームシアター固定フレームカーブドスクリーン リュネット (Lunette) シリーズ ユーザーガイド重要 : 安全に使用するための注意事項 ご使用前に このユーザーガイドをご一読ください 正しく使用することで長くお使いいただけます 1. スクリーンは 照明スイッチ コンセント 家具 窓などの障害物 ホームシアター固定フレームカーブドスクリーン リュネット (Lunette) シリーズ ユーザーガイド重要 : 安全に使用するための注意事項 ご使用前に このユーザーガイドをご一読ください 正しく使用することで長くお使いいただけます 1. スクリーンは 照明スイッチ コンセント 家具 窓などの障害物がない空間を選んで取り付けてください 2. スクリーンを壁に取り付ける場合 重量のある大きな絵画を取り付けるのと同様に

More information

橡Ⅰ.企業の天候リスクマネジメントと中長期気象情

橡Ⅰ.企業の天候リスクマネジメントと中長期気象情 1 1 2 1 2 2 3 4 4 3 4 3 5 1400 53 8.8 11 35 6 5 6 20012Q 926 1,438 15.032.2 4 ART 7 8 9 7 8 9 5 19712000 30 33 60 10 33 10 60 70 30 40 6 12 3000 2000 7 沈降した後 付近の流れに乗って海中を水平に漂流するように設計されている その後 予め設定した時間間隔

More information

Microsoft Word - H28事後調査_第5章170622

Microsoft Word - H28事後調査_第5章170622 第 5 章事後調査の項目及び調査の手法 第 5 章事後調査の項目及び調査の手法 5.1 調査項目及び調査時期平成 28 年度における事後調査一覧として 事後調査の調査項目及び調査時期を表 - 5.1.1 に示す また 平成 28 年度調査工程を表 - 5.1.2 に示す 表 - 5.1.1 事後調査一覧 調査項目 調査時期工事の実施時 陸域生物 陸域改変区域に分布する重要な種 夏季 冬季 陸域生態系

More information

資料 6-4 環境チーム 平成 28 年度事業報告 平成 29 年度事業計画 MH21 環境チームリーダー荒田直

資料 6-4 環境チーム 平成 28 年度事業報告 平成 29 年度事業計画 MH21 環境チームリーダー荒田直 資料 6-4 環境チーム 平成 28 年度事業報告 平成 29 年度事業計画 MH21 環境チームリーダー荒田直 1, 環境リスクの分析と対策の検討 環境チーム 各種環境影響要因に伴う影響を予測するためのシミュレーション技術等の構築 生物相への影響予測技術の検討 2, 環境モニタリング技術の開発 海洋産出試験 ( ガス生産実験 ) 時のデータ計測 ( 地層変形 メタン濃度の変化 ) による実現象の把握

More information

3-3 現地調査 ( カレイ類稚魚生息状況調査 ) 既存文献とヒアリング調査の結果 漁獲の対象となる成魚期の生息環境 移動 回遊形態 食性などの生活史に関する知見については多くの情報を得ることができた しかしながら 東京湾では卵期 浮遊期 極沿岸生活期ならびに沿岸生活期の知見が不足しており これらの

3-3 現地調査 ( カレイ類稚魚生息状況調査 ) 既存文献とヒアリング調査の結果 漁獲の対象となる成魚期の生息環境 移動 回遊形態 食性などの生活史に関する知見については多くの情報を得ることができた しかしながら 東京湾では卵期 浮遊期 極沿岸生活期ならびに沿岸生活期の知見が不足しており これらの 3-3 現地調査 ( カレイ類稚魚生息状況調査 ) 既存文献とヒアリング調査の結果 漁獲の対象となる成魚期の生息環境 移動 回遊形態 食性などの生活史に関する知見については多くの情報を得ることができた しかしながら 東京湾では卵期 浮遊期 極沿岸生活期ならびに沿岸生活期の知見が不足しており これらの成長段階における生息環境 生息条件についての情報を把握することができなかった そこで 本年度は東京湾のイシガレイならびにマコガレイの極沿岸生活期

More information

物体の自由落下の跳ね返りの高さ 要約 物体の自由落下に対する物体の跳ね返りの高さを測定した 自由落下させる始点を高くするにつれ 跳ね返りの高さはただ単に始点の高さに比例するわけではなく 跳ね返る直前の速度に比例することがわかった

物体の自由落下の跳ね返りの高さ 要約 物体の自由落下に対する物体の跳ね返りの高さを測定した 自由落下させる始点を高くするにつれ 跳ね返りの高さはただ単に始点の高さに比例するわけではなく 跳ね返る直前の速度に比例することがわかった 物体の自由落下の跳ね返りの高さ 要約 物体の自由落下に対する物体の跳ね返りの高さを測定した 自由落下させる始点を高くするにつれ 跳ね返りの高さはただ単に始点の高さに比例するわけではなく 跳ね返る直前の速度に比例することがわかった (1) 目的球技において必ず発生する球の跳ね返りとはどのような規則性に基づいて発生しているのかを調べるために 4 種類の物体を用い様々な床の上で実験をして跳ね返りの規則性を測定した

More information

Europe Middle East Asia Oceania America 生物多様 性 自然環境や景観への配慮 藻場総面積 2013年度3月時点 55 ha 藻場の生育状況 海 藻 着 生 総 面 積 ha 60 1期空港島 2期空港島 50 40 30 空港島の護岸を利用した藻場育成 20 従来の消波ブロック 10 海藻 0 1988 海藻類着生用ブロック 2000

More information

) km 200 m ) ) ) ) ) ) ) kg kg ) 017 x y x 2 y 5x 5 y )

) km 200 m ) ) ) ) ) ) ) kg kg ) 017 x y x 2 y 5x 5 y ) 001 ) g 20 g 5 300 g 7 002 720 g 2 ) g 003 0.8 m 2 ) cm 2 004 12 15 1 3 1 ) 005 5 0.8 0.4 ) 6 006 5 2 3 66 ) 007 1 700 12 ) 008 0.315 ) 009 500 g ) kg 0.2 t 189 kg 17.1 kg 010 5 1 2 cm 3 cm )km 2-1 - 011

More information

3 m/sec 8.35 39.06 3.22 2.15 13.72 52.78 15.00 2.12 2.69 12.62 27.62 3 m/ 772 79 68 263 410 1,182 3 m/sec 3.87 0.63 8.00 3.12 1.38 12.50 12.50 2.00 2.50 1.00 5.50 5.50 m/ 105 122 20 247 247 3 m/sec 0.23

More information

東京湾盤洲沿岸での夏季 1 潮汐間におけるアサリ幼生の鉛 直分布の特徴 誌名 日本水産學會誌 ISSN 著者 巻 / 号 鳥羽, 光晴山川, 紘庄司, 紀彦小林, 豊 79 巻 3 号 掲載ページ p 発行年月 2013 年 5 月 農林水産省農林水産技術会議事務

東京湾盤洲沿岸での夏季 1 潮汐間におけるアサリ幼生の鉛 直分布の特徴 誌名 日本水産學會誌 ISSN 著者 巻 / 号 鳥羽, 光晴山川, 紘庄司, 紀彦小林, 豊 79 巻 3 号 掲載ページ p 発行年月 2013 年 5 月 農林水産省農林水産技術会議事務 東京湾盤洲沿岸での夏季 潮汐間におけるアサリ幼生の鉛 直分布の特徴 誌名 日本水産學會誌 ISSN 2392 著者 巻 / 号 鳥羽, 光晴山川, 紘庄司, 紀彦小林, 豊 79 巻 3 号 掲載ページ 3-37 発行年月 23 年 月 農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター Tkb B-A C S C, A, y R C S 3 6 鳥羽 山川 圧司 小林 サリ稚貝発生には対応があることが推測される

More information

untitled

untitled 13 50 15 6.0 0.25 220 23 92 960 16 16 3.9 3.9 12.8 83.3 7 10 1150 90 1035 1981 1850 4700 4700 15 15 1150 1150 10 12 31 1.5 3.7%(224 ) 1.0 1.5 25.4%(1522 ) 0.7 30.6 1835 ) 0.7 1.0 40.3 (2421 ) 7.3

More information

風力発電インデックスの算出方法について 1. 風力発電インデックスについて風力発電インデックスは 気象庁 GPV(RSM) 1 局地気象モデル 2 (ANEMOS:LAWEPS-1 次領域モデル ) マスコンモデル 3 により 1km メッシュの地上高 70m における 24 時間の毎時風速を予測し

風力発電インデックスの算出方法について 1. 風力発電インデックスについて風力発電インデックスは 気象庁 GPV(RSM) 1 局地気象モデル 2 (ANEMOS:LAWEPS-1 次領域モデル ) マスコンモデル 3 により 1km メッシュの地上高 70m における 24 時間の毎時風速を予測し 風力発電インデックスの算出方法について 1. 風力発電インデックスについて風力発電インデックスは 気象庁 GPV(RSM) 1 局地気象モデル 2 (ANEMOS:LAWEPS-1 次領域モデル ) マスコンモデル 3 により 1km メッシュの地上高 70m における 24 時間の毎時風速を予測し 2000kW 定格風車の設備利用率として表示させたものです 数値は風車の定格出力 (2000kW)

More information

漂流・漂着ゴミに係る国内削減方策モデル調査地域検討会

漂流・漂着ゴミに係る国内削減方策モデル調査地域検討会 図 3.5-1 日本近海表層海流分布模式図 < 出典 4> 図 3.5-2 東シナ海大陸棚上の海流模式図 < 出典 4> II-49 3.6 発生源及び漂流 漂着メカニズムのシミュレーション結果を用いた検討環境省が実施した 平成 19 年度漂流 漂着ゴミに係る国際的削減方策調査業務 6) ( 以下 H19 国際的削減方策調査という ) のシミュレーション結果を用いて 発生源及び漂流 漂着メカニズムに関する検討を行った

More information

実験題吊  「加速度センサーを作ってみよう《

実験題吊  「加速度センサーを作ってみよう《 加速度センサーを作ってみよう 茨城工業高等専門学校専攻科 山越好太 1. 加速度センサー? 最近話題のセンサーに 加速度センサー というものがあります これは文字通り 加速度 を測るセンサーで 主に動きの検出に使われたり 地球から受ける重力加速度を測定することで傾きを測ることなどにも使われています 最近ではゲーム機をはじめ携帯電話などにも搭載されるようになってきています 2. 加速度センサーの仕組み加速度センサーにも様々な種類があります

More information

Taro-1-.\...jtd

Taro-1-.\...jtd 沖栽セ事報. 21 年 ( 平成 13 年度 ) チンシラーの種苗生産 *1 *2 木村基文 井上顕 仲村伸次 真境名真弓 石垣新 1. 目的養殖用の小型種苗 ( 全長 25 mm ).5 万尾 大型種苗 ( 全長 5 mm ) 1 万尾 放流用種苗 ( 全長 25 mm ) 3 万尾を生産する ( 資料 -Ⅰ,P7) 2. 材料と方法 1) 飼育管理 1 飼育水槽種苗生産には 1kl アルテミア孵化水槽

More information

2 Vol. 42 BEAMS P G Contents Vol BCP BCP BCM

2 Vol. 42 BEAMS P G Contents Vol BCP BCP BCM JIFIC The Japanese Institute of Fisheries Infrastructure and Communities 2017.10 Vol. 42 01 02 01 BCP BCP BCM 02 03 01 2 Vol. 42 BEAMS P G Contents Vol. 42 1 4 1 2 01 BCP BCP BCM Vol. 42 3 28,612 1,822

More information

られるよう 材料 構造 めっき方法などを検討した 現地試験は 宮城県牡鹿半島太 平洋沿岸鮫浦湾 13 年度 椿浜水深 6.8m 14 年度 椿浜水深 4.0m 15 年度 サキガマ水 深 5.4m と茨城県ひたちなか市平磯沿岸で行った 両地区とも キタムラサキウニの優占 する磯焼け地帯に位置し 試験

られるよう 材料 構造 めっき方法などを検討した 現地試験は 宮城県牡鹿半島太 平洋沿岸鮫浦湾 13 年度 椿浜水深 6.8m 14 年度 椿浜水深 4.0m 15 年度 サキガマ水 深 5.4m と茨城県ひたちなか市平磯沿岸で行った 両地区とも キタムラサキウニの優占 する磯焼け地帯に位置し 試験 られるよう 材料 構造 めっき方法などを検討した 現地試験は 宮城県牡鹿半島太 平洋沿岸鮫浦湾 13 年度 椿浜水深 6.8m 14 年度 椿浜水深 4.0m 15 年度 サキガマ水 深 5.4m と茨城県ひたちなか市平磯沿岸で行った 両地区とも キタムラサキウニの優占 する磯焼け地帯に位置し 試験装置を設置して ①ウニの這い上がり状況 装置に取り付 けたアラメの生残と海藻の着生状況 ②揺れ状況 ③構造上の問題点

More information

予報時間を39時間に延長したMSMの初期時刻別統計検証

予報時間を39時間に延長したMSMの初期時刻別統計検証 第 1 章領域拡張 予報時間 39 時間化されたメソモデルの特性 1.1 メソモデルの領域拡張 予報時間 39 時間化の概 1 要メソモデル (MSM) は 2013 年 3 月に予報領域が拡張された また 2013 年 5 月に全初期時刻における予報時間が39 時間に延長された 表 1.1.1に今回の変更前後の主な仕様を また 図 1.1.1に領域拡張前後の予報領域を示す 本節では 仕様拡張の目的及び概要を説明する

More information

第 Ⅲ 編参考資料

第 Ⅲ 編参考資料 第 Ⅲ 編参考資料 1. 技術ノート1 中間育成中のサンゴの成長面積の簡易算定手法従来 植え付け後のサンゴ成長量の把握は ダイバーによる目視観察で被度 (%) を記録するケースが多い しかし 潜水目視では観察力に個人差が生じやすく さらに 植え付けたサンゴの数が多い場合 多大な労力と時間を必要とすることから 効率的に観測し 正確にデータを記録できるモニタリング調査手法の確立が求められている 以下に

More information

強化プラスチック裏込め材の 耐荷実験 実験報告書 平成 26 年 6 月 5 日 ( 株 ) アスモ建築事務所石橋一彦建築構造研究室千葉工業大学名誉教授石橋一彦

強化プラスチック裏込め材の 耐荷実験 実験報告書 平成 26 年 6 月 5 日 ( 株 ) アスモ建築事務所石橋一彦建築構造研究室千葉工業大学名誉教授石橋一彦 強化プラスチック裏込め材の 耐荷実験 実験報告書 平成 26 年 6 月 5 日 ( 株 ) アスモ建築事務所石橋一彦建築構造研究室千葉工業大学名誉教授石橋一彦 1. 実験目的 大和建工株式会社の依頼を受け 地下建設土留め工事の矢板と腹起こしの間に施工する 強 化プラスチック製の裏込め材 の耐荷試験を行って 設計荷重を保証できることを証明する 2. 試験体 試験体の実測に基づく形状を次に示す 実験に供する試験体は3

More information

JCW® 規格集

JCW® 規格集 日本鋳鉄ふた 排水器具工業会規格 床排水トラップ JW 201-2012 改正 :2012 制定 :1998 1. 適用範囲この規格は, 主として建築物に使用する床排水トラップ ( 以下, トラップという ) について規定する 2. 引用規格 JI 0203 JI 0202 JI G 4303 JI G 4305 JI G 5121 JI G 5501 JI H 3100 JI H 8617 JI

More information

例題1 転がり摩擦

例題1 転がり摩擦 重心 5.. 重心問題解法虎の巻. 半円 分円. 円弧. 扇形. 半球殻 5. 半球体 6. 厚みのある半球殻 7. 三角形 8. 円錐 9. 円錐台. 穴あき板. 空洞のある半球ボール 重心問題解法虎の巻 関西大学工学部物理学教室 齊藤正 重心を求める場合 質点系の重心の求め方が基本 実際の物体では連続体であるので 積分形式で求める場合が多い これらの式は 次元のベクトル形式で書かれている通り つの式は実際には

More information

人間の視野と同等の広視野画像を取得・提示する簡易な装置

人間の視野と同等の広視野画像を取得・提示する簡易な装置 人間の視野と同等の広視野画像 を取得 提示する簡易な装置 公立はこだて未来大学 システム情報科学部複雑系知能学科 准教授鈴木昭二 研究背景 2 画像情報は有用である 多様な情報 ( 明るさ, 色, 形, 動きなど ) 見ればわかる しかし, カメラの画角は狭い 見える範囲が限定される 全体像を把握しくい 移動する物体を見失いやすい 広視野画像の取得 ( 従来方法 ) 3 多数のカメラを搭載 多数の画像を合成し高解像度の画像取得

More information

< F31312D926E88E68E DAA8EBA82CC834A8145>

< F31312D926E88E68E DAA8EBA82CC834A8145> カーフ ハッチを作ろう 根室農業改良普及センター カーフハッチは構造が簡単で 誰にでも 日曜大工 感覚でチャレンジできます 構造や大きさもさまざまなものがありますが 子牛を3ヵ月令くらいまで収容することを考えた構造とサイズで作ってみましょう 紹介するカーフハッチの作り方は 平成 年 5 月に根室地域で作成したものです カーフハッチ作成に当たってのポイントをまとめて見ましたので参考にしてください カーフ

More information

< F31332D D90658B9B977B90AC8B5A8F708A4A>

< F31332D D90658B9B977B90AC8B5A8F708A4A> 安心 安全な養殖魚生産技術開発事業 -Ⅶ ( ウナギ親魚養成技術開発試験 ) 柳宗悦 外薗博人 松原中 神野芳久 松元則男 池田祐介 井上慶幸 目的 ウナギ親魚 ( 天然ウナギ : 雌親魚候補, 養殖ウナギ : 雄親魚候補 ) の養成手法の調査 研究を行い, 安定的な人工種苗生産技術の開発に供する 方 法 当試験はウナギの人工種苗生産技術の開発を図ることを目的に, 本水産株式会社中央研究所と 共同試験で実施した内容である

More information

31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長

31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長 31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長時間発光した 次にルミノール溶液の液温に着目し 0 ~60 にて実験を行ったところ 温度が低いほど強く発光した

More information

10 117 5 1 121841 4 15 12 7 27 12 6 31856 8 21 1983-2 - 321899 12 21656 2 45 9 2 131816 4 91812 11 20 1887 461971 11 3 2 161703 11 13 98 3 16201700-3 - 2 35 6 7 8 9 12 13 12 481973 12 2 571982 161703 11

More information

0.45m1.00m 1.00m 1.00m 0.33m 0.33m 0.33m 0.45m 1.00m 2

0.45m1.00m 1.00m 1.00m 0.33m 0.33m 0.33m 0.45m 1.00m 2 24 11 10 24 12 10 30 1 0.45m1.00m 1.00m 1.00m 0.33m 0.33m 0.33m 0.45m 1.00m 2 23% 29% 71% 67% 6% 4% n=1525 n=1137 6% +6% -4% -2% 21% 30% 5% 35% 6% 6% 11% 40% 37% 36 172 166 371 213 226 177 54 382 704 216

More information

3. サンゴ礁の危機

3. サンゴ礁の危機 3. サンゴ礁の危機 3. サンゴ礁の危機サンゴ礁は 地球温暖化による海面上昇や海水温の上昇などの地球的規模で起こる環境ストレスに曝されています 加えて赤土の流入や海水の富栄養化などの地域的な環境ストレスが複合して作用するため サンゴ礁は危機的な状況にあります ここでは サンゴ礁をとりまく環境ストレスについて紹介します 3.1 地球規模で起こる環境ストレス地球規模で起こる環境ストレスには 1 海水温の上昇によるサンゴの白化

More information

塩分 大岡分水路 表層 底層 図 1-2 塩分の水平分布 ( 左図 : 表層 右図 : 底層 ) 調査の結果 表層の塩分は 東京湾西岸で低く 東岸に向かうにしたがって高くなる傾向が確認されました 特に 隅田川や荒川 鶴見川, 大岡分水路の河口付近では 塩分が低くなっており これは調査日の3 日前に降

塩分 大岡分水路 表層 底層 図 1-2 塩分の水平分布 ( 左図 : 表層 右図 : 底層 ) 調査の結果 表層の塩分は 東京湾西岸で低く 東岸に向かうにしたがって高くなる傾向が確認されました 特に 隅田川や荒川 鶴見川, 大岡分水路の河口付近では 塩分が低くなっており これは調査日の3 日前に降 別紙 3 平成 3 年度東京湾環境一斉調査の調査結果図等 9 月 7 日までに事務局へ提出されたデータのみを使用して作成しています 追加データ及び今後のデ ータの精査を経て修正する可能性がありますので ご留意ください 1. 海域における調査結果平成 3 年 9 月 7 日までに事務局へ提出されたデータのうち データ数の多い平成 3 年 8 月 1 日の調査結果について 表層 ( 海面下 1m) 底層(

More information

言語表記等から推定すると 例えば 沖縄県石垣島では約 8 割を中国製が占めた一方 東京湾岸の富津では日本製がほとんど全てを占めていました ( 別添 1-2) 3 平成 27 年度のモニタリング調査は 調査実施時期が冬期となり日本海側及び北海道沿岸では調査が困難であったため 太平洋側 瀬戸内海沿岸及び

言語表記等から推定すると 例えば 沖縄県石垣島では約 8 割を中国製が占めた一方 東京湾岸の富津では日本製がほとんど全てを占めていました ( 別添 1-2) 3 平成 27 年度のモニタリング調査は 調査実施時期が冬期となり日本海側及び北海道沿岸では調査が困難であったため 太平洋側 瀬戸内海沿岸及び 資料 4 平成 27 年度海洋ごみ調査の結果について 平成 29 年 3 月 23 日 ( 木 ) 環境省水 大気環境局水環境課海洋環境室直通 03-5521-9025 代表 03-3581-3351 室長平野智巳 ( 内線 6630) 室長補佐森田紗世 ( 内線 6631) 担当野々村知之 ( 内線 6509) 甲斐文祥 ( 内線 6615) 環境省では 平成 27 年度に 10 カ所の海岸において漂着ごみ調査等を行い

More information

立川市雨水浸透施設設置基準 1. 目的この設置基準は 立川市雨水浸透施設設置補助金交付要綱 ( 以下 要綱 という ) の雨水浸透施設の設置にあたり 必要な事項を定めることを目的とする 2. 用語の定義補助対象の雨水浸透施設とは 雨水浸透ます 及び 雨水浸透管 とし 雨水浸透施設の設置に伴い発生する

立川市雨水浸透施設設置基準 1. 目的この設置基準は 立川市雨水浸透施設設置補助金交付要綱 ( 以下 要綱 という ) の雨水浸透施設の設置にあたり 必要な事項を定めることを目的とする 2. 用語の定義補助対象の雨水浸透施設とは 雨水浸透ます 及び 雨水浸透管 とし 雨水浸透施設の設置に伴い発生する 立川市雨水浸透施設設置基準 1. 目的この設置基準は 立川市雨水浸透施設設置補助金交付要綱 ( 以下 要綱 という ) の雨水浸透施設の設置にあたり 必要な事項を定めることを目的とする 2. 用語の定義補助対象の雨水浸透施設とは 雨水浸透ます 及び 雨水浸透管 とし 雨水浸透施設の設置に伴い発生する簡易工事を 付帯工事 とする (1) 雨水浸透ます は 有孔又は多孔性の浸透ますの周辺を砕石で充填し

More information

DNA 抽出条件かき取った花粉 1~3 粒程度を 3 μl の抽出液 (10 mm Tris/HCl [ph8.0] 10 mm EDTA 0.01% SDS 0.2 mg/ml Proteinase K) に懸濁し 37 C 60 min そして 95 C 10 min の処理を行うことで DNA

DNA 抽出条件かき取った花粉 1~3 粒程度を 3 μl の抽出液 (10 mm Tris/HCl [ph8.0] 10 mm EDTA 0.01% SDS 0.2 mg/ml Proteinase K) に懸濁し 37 C 60 min そして 95 C 10 min の処理を行うことで DNA 組換えイネ花粉の飛散試験 交雑試験 1. 飛散試験 目的 隔離圃場内の試験区で栽培している組換えイネ S-C 系統 及び AS-D 系統の開花時における花粉の飛散状況を確認するため 方法 (1) H23 年度は 7 月末からの低温の影響を受け例年の開花時期よりも遅れ 試験に用いた組換えイネの開花が最初に確認されたのは S-C 系統 及び AS-D 系統ともに 8 月 13 日であった そこで予め準備しておいた花粉トラップ

More information

イノアックエラストマー㈱

イノアックエラストマー㈱ ゴムスポンジの物理試験方法改定履歴 項目 年月日制 改定内容版数承認審査作成 制定 1995.1.31 ( 株 ) イノアックコーホ レーション品証部にて作成 1 版大脇内田堀 改定 1998.4.1 ISO 取得により見直し 2 版大脇水野安藤 改定 1999.10.1 新 JIS への移行と SI 単位の実施 3 版大脇水野安藤 改定 1999.12.1 物理試験法 物理試験標準 4 版大脇水野安藤

More information

第 2 章 構造解析 8

第 2 章 構造解析 8 第 2 章 構造解析 8 2.1. 目的 FITSAT-1 の外郭構造が, 打ち上げ時の加速度等によって発生する局所的な応力, 及び温度変化によってビスに発生する引っ張り応力に対して, 十分な強度を有することを明らかにする. 解析には SolidWorks2011 を用いた. 2.2. 適用文書 (1)JMX-2011303B: JEM 搭載用小型衛星放出機構を利用する小型衛星への構造 フラクチャコントロール計画書

More information

Microsoft Word - 12 モクズガニ.doc

Microsoft Word - 12 モクズガニ.doc モクズガニ < モクズガニ種苗 > - 88 - 1 生態 (1) 分布北海道 本州 四国 琉球列島 小笠原諸島に渡る日本全土およびロシアのウラジオストックから香港 台湾にかけて広く分布する 山口県においても 瀬戸内海側 日本海側の主な河川で分布が確認されている (2) 生活史モクズガニは海域で生まれ 川を上って淡水域で成長し 成熟すると産卵のため川を下る降河回遊型の通し回遊を行う 海域で抱卵した親ガニからふ化

More information

環境科学部年報(第16号)-04本文-学位論文の概要.indd

環境科学部年報(第16号)-04本文-学位論文の概要.indd 琵琶湖におけるケイ素画分の特徴とそれに影響を及ぼす要因 安積寿幸 環境動態学専攻 はじめに近年 人間活動の増大が 陸水や海洋において栄養塩 ( 窒素 リン ケイ素 ) の循環に影響を与えている この人間活動の増大は 河川や湖沼 海洋の富栄養化を引き起こすだけでなく ケイ素循環にも影響をおよぼす 特に陸水域における富栄養化やダムの建造は 珪藻生産 珪藻の沈降 堆積を増加させ 陸域から海洋へのケイ素の輸送を減少させる

More information

Title マツカワにおけるウイルス性神経壊死症の発生 Author(s) 渡辺, 研一 ; 吉水, 守 ; 石間, 正浩 ; 川真田, 憲治 ; 絵面, 北海道大學水産學部研究彙報 = BULLETIN OF THE Citation FACULTY OF FISHERIES HOKKAIDO UNIVE 50(2): 101-113 Issue Date 1999-08 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/24188

More information

Microsoft Word - H27事後調査_第5章160815

Microsoft Word - H27事後調査_第5章160815 第 5 章事後調査の項目及び調査の手法 第 5 章事後調査の項目及び調査の手法 5.1 調査項目及び調査時期平成 27 年度における事後調査一覧として 事後調査の調査項目及び調査時期を表 - 5.1.1 に示す また 平成 27 年度調査工程を表 - 5.1.2 に示す 表 - 5.1.1 事後調査一覧 調査項目 調査時期工事の実施時 陸域生物 陸域改変区域に分布する重要な種 夏季 冬季 陸域生態系

More information

<4D F736F F D20819A E968CE392B28DB85F E862E646F6378>

<4D F736F F D20819A E968CE392B28DB85F E862E646F6378> 第 5 章事後調査の項目及び調査の手法 第 5 章事後調査の項目及び調査の手法 5.1 調査項目及び調査時期平成 26 年度における事後調査一覧として 事後調査の調査項目及び調査時期を表 - 5.1.1 に示す また 平成 26 年度調査工程を表 - 5.1.2 に示す なお 調査実施期間は 一部 平成 25 年度末を含み 平成 26 年 2 月 25 日 ( 工事着手 ) から平成 27 年 3

More information

ÿþ

ÿþ 近畿地方整備局九頭竜川ダム統合管理事務所 資料配布 配布 日時 平成 18 年 11 月 1 日 ( 月 ) 午後 14 時 00 分 件名 真名川の河川環境保全手法の検討のため 土砂還元を組み合わせた弾力的管理試験 フラッシュ放流 を実施します 概要 11 月 15 日 ( 水 ) 午前 9 時 ~ 午後 4 時まで放流 ( 予定 ) 真名川ダムから最大 45 m /s ( トン ) の放流に 土砂還元

More information

Taro-08緊急間伐最終.jtd

Taro-08緊急間伐最終.jtd (3-1) スギ ヒノキ花粉削減に関する総合研究 課題名 E 花粉間伐実施後のモニタリング 1 調査年度 平成 2 年度 2 予算区分 県単 ( 県有林事業 ) 3 担当者 越地 正 毛利敏夫 三橋正敏 齋藤央嗣 ( 平成 14 年度 ~ 平成 16 年度実施 ) 4 目的スギ花粉症は大きな社会問題になっており 山側でも緊急の花粉発生源対策が求められている 神奈川県ではこれまでに花粉の少ないスギ品種を選抜し実用化している

More information

新潟県中越沖地震を踏まえた地下構造特性調査結果および駿河湾の地震で敷地内の揺れに違いが生じた要因の分析状況について

新潟県中越沖地震を踏まえた地下構造特性調査結果および駿河湾の地震で敷地内の揺れに違いが生じた要因の分析状況について < 別紙 > 新潟県中越沖地震を踏まえた地下構造特性調査結果 および 駿河湾の地震で敷地内の揺れに違いが生じた要因の分析状況について 新潟県中越沖地震を踏まえた地下構造特性調査 地下構造特性にかかわる既往の調査結果の信頼性を確認するとともに 知見をより一層充実させるため 敷地および敷地周辺の地下構造特性の調査を実施しました 調査項目 1 微動アレイ観測 調査箇所 調査内容 敷地内および敷地周辺 :147

More information

(Microsoft Word \203\202\203f\203\213\203\215\203P\203b\203g)

(Microsoft Word \203\202\203f\203\213\203\215\203P\203b\203g) 31124 モデルロケットの設計に関する研究 要旨モデルロケットを設計 製作して安全に打ち上げ 飛行させるために モデルロケット講習会に参加し モデルロケットのライセンスを取得した ここで得た専門的な知識と技術をもとに実際にモデルロケットを設計し ロケット甲子園への参加に向けて研究と開発を行った その結果 4 級および3 級ライセンスを取得し 自作ロケット3 機の発射 回収に成功した 1. 目的モデルロケットライセンスを取得し

More information

<4D F736F F D208E9197BF A082C68E7B8D A815B82CC8D5C91A28AEE8F C4816A2E646F63>

<4D F736F F D208E9197BF A082C68E7B8D A815B82CC8D5C91A28AEE8F C4816A2E646F63> 資料 9 液化石油ガス法施行規則関係技術基準 (KHK0739) 地上設置式バルク貯槽に係るあと施工アンカーの構造等 ( 案 ) 地盤面上に設置するバルク貯槽を基礎と固定する方法として あと施工アンカーにより行う 場合の構造 設計 施工等は次の基準によるものとする 1. あと施工アンカーの構造及び種類あと施工アンカーとは アンカー本体又はアンカー筋の一端をコンクリート製の基礎に埋め込み バルク貯槽の支柱やサドル等に定着することで

More information

11焼津中央高_大石竜輝

11焼津中央高_大石竜輝 第 33 回山﨑賞 効率の良い垂直軸型風車の形状の研究 Ⅲ 静岡県立焼津中央高等学校科学部 2 年大石竜輝 石川裕人 田川凌大 年大竹龍界 八木琢斗. 研究の目的本研究は 一昨年度 (204 年度 ) 昨年度 (205 年度 ) の研究を引き継いだものである 一昨年度は垂直軸型風車の中で 受けた風の力をそのまま回転する力に変える抗力型風車について研究した 昨年度は揚力を利用して回転する揚力型風車について研究した

More information

ZIMCODE TRACTION SYSTEM ジムコード牽引システム Antioxidant protection for long-lasting strength and performance.

ZIMCODE TRACTION SYSTEM ジムコード牽引システム Antioxidant protection for long-lasting strength and performance. ZIMCODE TRACTION SYSTEM ジムコード牽引システム Antioxidant protection for long-lasting strength and performance. 1 2 3 4 ジムコード 基本フレーム A 組み立て手順 Ⅰ. 1 クランプ付き IV ポストをベッドの頭 / 足側の IV ソケットに差し込みます 事前に必要な IV ソケットのサイズ 頭 /

More information

る作業の効率化,3 生産数が維持できているか否かの検証のためサンプリング精度の向上, について検討した. 飼育には26tおよび28tの8 角形コンクリート水槽を2 面ずつ計 4 面使用し,5 例の飼育を行った. 飼育水は紫外線殺菌海水を用い, 換水は1 日あたり実水量の5-10% から開始し, 水質

る作業の効率化,3 生産数が維持できているか否かの検証のためサンプリング精度の向上, について検討した. 飼育には26tおよび28tの8 角形コンクリート水槽を2 面ずつ計 4 面使用し,5 例の飼育を行った. 飼育水は紫外線殺菌海水を用い, 換水は1 日あたり実水量の5-10% から開始し, 水質 4. キジハタ量産化試験 (1) 担当 : 福本一彦 福井利憲 水本泰 ( 生産技術室 ) 谷田部誉史 ( 栽培漁業協会 ) (2) 実施期間 :H23-24 年度 ( 平成 24 年度予算額 :5,050 千円 ) (3) 目的 意義 目標設定 : 1 キジハタは単価が高く, かつ定着性が強いと言われており, 栽培漁業に適した種と考えられる. 2 県内の一本釣り漁業者から, 放流の要望が強く, 組合独自に漁獲サイズを規制し,

More information

Microsoft Word - 7 キジハタ

Microsoft Word - 7 キジハタ 栽培てびき ( 改訂版 ) 平成 24 年 3 月山口県 キジハタ < キジハタ種苗 > - 44 - 1 生態 (1) 分布キジハタは青森県以南の日本沿岸 朝鮮半島南部 台湾および中国の岩礁地帯に生息する 山口県においては県下全域の岩礁帯に生息しているがその数は少ない (2) 生活史キジハタの産卵は夏季に行われ ふ化仔魚の全長は約 1.7mm と他魚種に比べて小さく 暫くの間 浮遊生活を送る 全長約

More information

第1章 海のあらまし〔必修〕

第1章 海のあらまし〔必修〕 平成 30 年度 高等学校水産海洋技術検定 筆記試験例題集 解答 解説 第 1 章海のあらまし ( 問 1~25) 1 海は地球表面の約何割を占めるか 正しいものを選びなさい (p1) 正解 3( 海は地球表面の約 7 割を占めている ) 2 海は大きさや陸地との関係により 次のように分類される この分類された海洋の説明として 誤っているものを選びなさい (p2) 正解 1( 大洋とは太平洋 大西洋

More information

Microsoft PowerPoint - 口頭発表_折り畳み自転車

Microsoft PowerPoint - 口頭発表_折り畳み自転車 1 公道走行を再現した振動試験による折り畳み自転車の破損状況 ~ 公道での繰り返し走行を再現した結果 ~ 2 公道走行を想定した試験用路面について 九州支所製品安全技術課清水寛治 目次 1. 折り畳み自転車のフレームはどのように破損するのか公道の走行振動を再現する自転車用ロードシミュレータについて繰り返し走行を想定した折り畳み自転車の破損部の特徴 ~ 公道による振動を繰り返し再現した結果 ~ 2.

More information

(Microsoft Word - \220\371\224\325\203e\203L\203X\203g.doc)

(Microsoft Word - \220\371\224\325\203e\203L\203X\203g.doc) 1 年電子機械科後期実習旋盤テキスト番号氏名 棒文鎮 の製作 1 目的 (1) 旋盤 フライス盤の基本的な取り扱い及び操作方法を習得する (2) 基本的な工作測定の仕方を習得する 4 製作手順 4-1 材料の切り出し図 2のような直径 22[mm] の丸棒をカットグラインダーで長さ144 [mm] で切断する 2 使用機器 (a) 汎用旋盤 (b) フライス盤 (c) ボール盤 (d) カットグラインダー

More information

参考資料2 三河湾の物質循環に関わる情報整理

参考資料2 三河湾の物質循環に関わる情報整理 出典 ) 海洋工学論文集 伊勢湾 三河湾における貧酸素水塊の長期間の挙動とその要因 ( 大島ら 2005 年 ) 図 9.3.3 三河湾における貧酸素水塊の年間累計面積と河川流量の関係 表 9.3.1 三河湾における貧酸素水塊の年間累計面積と環境因子の相互関係 出典 ) 海洋工学論文集 伊勢湾 三河湾における貧酸素水塊の長期間の挙動とその要因 ( 大島ら 2005 年 ) また 愛知県水産試験場では

More information

IB-B

IB-B FIB による TEM 試料作製法 2 バルクピックアップ法 1. はじめにピックアップ法を用いた FIB による TEM 試料作製法は事前の素材加工が不要であり 試料の損失を無くすなど利点は多いが 磁性材料は観察不可能であること 薄膜加工終了後 再度 FIB に戻して追加工をすることができないこと 平面方向の観察試料作製が難しいことなど欠点もある 本解説ではこれらの欠点を克服するバルクピックアップ法を紹介する

More information

修士学位論文 石垣島名蔵湾における 1 2 才ミドリイシ属サンゴの成長 生残に関する基礎研究 平成 24 年度 (2013 年 3 月 ) 東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科海洋システム工学専攻風巻宏太

修士学位論文 石垣島名蔵湾における 1 2 才ミドリイシ属サンゴの成長 生残に関する基礎研究 平成 24 年度 (2013 年 3 月 ) 東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科海洋システム工学専攻風巻宏太 修士学位論文 石垣島名蔵湾における 1 2 才ミドリイシ属サンゴの成長 生残に関する基礎研究 平成 24 年度 (2013 年 3 月 ) 東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科海洋システム工学専攻風巻宏太 目次第 Ⅰ 章序論... 1 1.1 研究の背景... 1 1.1.1 造礁サンゴとサンゴ礁... 1 1.1.2 造礁サンゴの衰退と回復... 1 1.1.3 石西礁湖北リーフで起きた回復について...

More information

Microsoft Word - FMB_Text(PCR) _ver3.doc

Microsoft Word - FMB_Text(PCR) _ver3.doc 2.PCR 法による DNA の増幅 現代の分子生物学において その進歩に最も貢献した実験法の1つが PCR(Polymerase chain reaction) 法である PCR 法は極めて微量の DNA サンプルから特定の DNA 断片を短時間に大量に増幅することができる方法であり 多大な時間と労力を要した遺伝子クローニングを過去のものとしてしまった また その操作の簡便さから 現在では基礎研究のみならず臨床遺伝子診断から食品衛生検査

More information

但馬水産技術センターだより 漁況情報 (G1305 号 ) 平成 25 年 8 月 28 日兵庫県立農林水産技術総合センター但馬水産技術センター発行 ハタハタ アカガレイ エチゼンクラゲに関する情報について ( 平成 25 年度底びき漁期前調査結果 ) 平成 25 年 8 月 5 6 日および 8

但馬水産技術センターだより 漁況情報 (G1305 号 ) 平成 25 年 8 月 28 日兵庫県立農林水産技術総合センター但馬水産技術センター発行 ハタハタ アカガレイ エチゼンクラゲに関する情報について ( 平成 25 年度底びき漁期前調査結果 ) 平成 25 年 8 月 5 6 日および 8 但馬水産技術センターだより 漁況情報 (G1 号 ) 平成 年 8 月 28 日兵庫県立農林水産技術総合センター但馬水産技術センター発行 ハタハタ アカガレイ エチゼンクラゲに関する情報について ( 平成 年度底びき漁期前調査結果 ) 平成 年 8 月 6 日および 8 月 19~23 日に但馬沖 ~ 島根県日御碕沖の水深 18~3m( 図 1 表 1) で 漁業調査船 たじま により, トロール網試験操業を実施しました

More information

慶良間諸島国立公園の新規指定に関する パブリックコメントの実施結果 番号 ご意見の概要 件数 対応方針 1 国立公園指定について評価する 4 2 指定書の指定理由には 本公園の最も特徴的で価値のあるのは海中の景観であることを追記して欲しい また 指定書の指定理由には 海中景観にとどまらず わが国のす

慶良間諸島国立公園の新規指定に関する パブリックコメントの実施結果 番号 ご意見の概要 件数 対応方針 1 国立公園指定について評価する 4 2 指定書の指定理由には 本公園の最も特徴的で価値のあるのは海中の景観であることを追記して欲しい また 指定書の指定理由には 海中景観にとどまらず わが国のす 慶良間諸島国立公園の新規指定に関する パブリックコメントの実施結果について 1. 概要平成 25 年 8 月 22 日 ( 木 ) から9 月 20 日 ( 金 ) までの間 今回の指定に対する国民の皆様からのご意見を募集した結果について公表します また 中央環境審議会自然環境部会においても これらの結果を報告します 2. 指定に対する国民からの意見募集の結果 意見提出数 電子メールによるもの 7

More information

*0 (2 3 2. 工種 工種は次の通りとします ⑴ 1 次掘削 ( 試験掘削工 ) 舗装版切断 破砕撤去 立坑芯出し作業 地下埋設物及び埋設管等の再確認作業 ( 深さ 1.5 m 迄 ) 覆工板を用いる場合は 覆工板設置作業 ⑵ 埋戻工 1 次掘削後 地盤高まで埋戻す作業 但し 覆工板を用いる場合は 覆工板下面まで埋戻します また 1

More information

S28-1C1000Technical Information

S28-1C1000Technical Information Technical Information コンクリート用膜養生剤 リポテックス C-1000 < ご注意 > お取扱に際しては 弊社 SDS をご参照頂くようお願い申し上げます 機能化学品第 1 事業部 130-8644 東京都墨田区本所 1-3-7 TEL 03-3621-6671 FAX 03-3621-6557 1. はじめにリポテックスC-1000は アクリル樹脂を主成分とする樹脂膜系のコンクリート養生剤です

More information

資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 12 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所

資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 12 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所 資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所 現地説明資料 富士見橋 経年変化 富士見橋は 51.8k 付近に H7~H22 の河川水辺の国勢調査で早瀬が確認しており H5~ で近傍で最深河床高の低下したことで 平水流量時の水深が 0.2~0.4m の浅場 ( 瀬 ) が減少したと推定されるが その後も早瀬が確認されている

More information

結果及び考察 実験 1 ふ化成績を表 1 に示す 対照区の, は 2 回とも 90% 以上となっており, 卵質はかなり良好と 判断された 排卵後 2 日以内の卵を使用した結果と考えられた 試験区のは 17.6~45.7%( 平均 29.8), 正 常ふ化率は 3.2~15.2%( 平均 8.3) で

結果及び考察 実験 1 ふ化成績を表 1 に示す 対照区の, は 2 回とも 90% 以上となっており, 卵質はかなり良好と 判断された 排卵後 2 日以内の卵を使用した結果と考えられた 試験区のは 17.6~45.7%( 平均 29.8), 正 常ふ化率は 3.2~15.2%( 平均 8.3) で ニジマス四倍体魚四倍体魚の作出作出について 高橋一孝 ニジマス四倍体魚は, 第一卵割阻止によって作出され, 作出効率は低いことが知られている 1,2) また, 長野県では, 本種とブラウントラウトの性転換雄魚との交配により, 簡単に全雌異質三倍体魚が作出されている 3) 当所では,2007 年からニジマスとマスノスケの異質三倍体魚の作出に取り組んでおり, 第一段階として 2 種の交配後, 水温によるヒートショックで三倍体魚を作出しているが

More information

Microsoft Word - 15 ミルクイ

Microsoft Word - 15 ミルクイ 栽培てびき ( 改訂版 ) 平成 24 年 3 月山口県 < 種苗 > - 116 - 1 生態 (1) 分布はバカガイ科に属し 北海道から九州 朝鮮半島の潮下帯から水深 20m の礫のある砂泥に分布する 山口県では 1959 年頃まで瀬戸内海側の宇部, 小 野田沖や関門海峡 埴生地先等の潮通しが良く 浅瀬になって洲を形成しているよ うな場所に多産していたとされる 1,2) しかし 現在は山口県内ではほとんど見ら

More information

1. 口座管理機関 ( 証券会社 ) の意見概要 A 案 ( 部会資料 23: 配当金参考案ベース ) と B 案 ( 部会資料 23: 共通番号参考案ベース ) のいずれが望ましいか 口座管理機 関 ( 証券会社 ) で構成される日証協の WG で意見照会したところ 次頁のとおり各観点において様々

1. 口座管理機関 ( 証券会社 ) の意見概要 A 案 ( 部会資料 23: 配当金参考案ベース ) と B 案 ( 部会資料 23: 共通番号参考案ベース ) のいずれが望ましいか 口座管理機 関 ( 証券会社 ) で構成される日証協の WG で意見照会したところ 次頁のとおり各観点において様々 書面交付請求に係る仕組みについて 平成 30 年 7 月 4 日日本証券業協会 2011 0 1. 口座管理機関 ( 証券会社 ) の意見概要 A 案 ( 部会資料 23: 配当金参考案ベース ) と B 案 ( 部会資料 23: 共通番号参考案ベース ) のいずれが望ましいか 口座管理機 関 ( 証券会社 ) で構成される日証協の WG で意見照会したところ 次頁のとおり各観点において様々な意見が挙げられたが

More information

ボルト ナット 212 N N N N N N 六角ボルトW 六角ボルトM 六角ボルトW( ステンレス ) 六角ボルトM( ステンレス ) 六角ボルトW( ドブめっき ) 六角ボルトM( ドブめっき )

ボルト ナット 212 N N N N N N 六角ボルトW 六角ボルトM 六角ボルトW( ステンレス ) 六角ボルトM( ステンレス ) 六角ボルトW( ドブめっき ) 六角ボルトM( ドブめっき ) 21 ボルト ナット N-07112 N-07122 N-07111 N-07121 N-07211 N-07221 N-07311 N-07321 N-070104 N-070106 N-070105 N-070107 N-070202 N-070204 N-070203 N-070342 N-070344 N-070346 N-070322 N-070324 N-070302 N-070324

More information

何が起こっているかを知ろう!

何が起こっているかを知ろう! ケーススタデイ - その 1 表面汚染の検査に多く用いられる大面積端窓型 GM 計数管の表示値と表面汚染密度の関係 注 : 本換算は表面の汚染に対しての計算例であり 瓦礫など汚染が表面に限定されていない場合には利用できません (2015.7.29 追記 ) 参考規格 JIS Z 4329 放射性表面汚染サーベイメータ JIS Z 4504 放射性表面汚染の測定方法 (ISO 7503-1) 考察した測定機器の仕様窓径

More information

() 実験 Ⅱ. 太陽の寿命を計算する 秒あたりに太陽が放出している全エネルギー量を計測データをもとに求める 太陽の放出エネルギーの起源は, 水素の原子核 4 個が核融合しヘリウムになるときのエネルギーと仮定し, 質量とエネルギーの等価性から 回の核融合で放出される全放射エネルギーを求める 3.から

() 実験 Ⅱ. 太陽の寿命を計算する 秒あたりに太陽が放出している全エネルギー量を計測データをもとに求める 太陽の放出エネルギーの起源は, 水素の原子核 4 個が核融合しヘリウムになるときのエネルギーと仮定し, 質量とエネルギーの等価性から 回の核融合で放出される全放射エネルギーを求める 3.から 55 要旨 水温上昇から太陽の寿命を算出する 53 町野友哉 636 山口裕也 私たちは, 地球環境に大きな影響を与えている太陽がいつまで今のままであり続けるのかと疑問をもちました そこで私たちは太陽の寿命を求めました 太陽がどのように燃えているのかを調べたら水素原子がヘリウム原子に変化する核融合反応によってエネルギーが発生していることが分かった そこで, この反応が終わるのを寿命と考えて算出した

More information

する距離を一定に保ち温度を変化させた場合のセンサーのカウント ( センサーが計測した距離 ) の変化を調べた ( 図 4) 実験で得られたセンサーの温度変化とカウント変化の一例をグラフ 1 に載せる グラフにおいて赤いデータ点がセンサーのカウント値である 計測距離一定で実験を行ったので理想的にはカウ

する距離を一定に保ち温度を変化させた場合のセンサーのカウント ( センサーが計測した距離 ) の変化を調べた ( 図 4) 実験で得られたセンサーの温度変化とカウント変化の一例をグラフ 1 に載せる グラフにおいて赤いデータ点がセンサーのカウント値である 計測距離一定で実験を行ったので理想的にはカウ 岡山 3.8m 新望遠鏡制御系のための多点温度計開発 京都大学理学研究科宇宙物理学教室 M1 出口和弘 1. 岡山 3.8m 新望遠鏡に使われる分割鏡のメリットと技術的ハードル我々は現在 京都大学を中心として国立天文台 岡山天体物理観測所に新技術を用いた口径 3.8m の可視 近赤外望遠鏡の建設を計画している ( 図 1) 新技術の一つとして望遠鏡の主鏡に一枚鏡ではなく 扇型のセグメントを組み合わせて一枚の円形の鏡にする分割鏡を採用している

More information

030801調査結果速報版.PDF

030801調査結果速報版.PDF 15 8 1 15 7 26 1. 2. 15 7 27 15 7 28 1 2 7:13 16:56 0:13 3km 45 346 108 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 3.10 3.11 3. 3.1 26 7 10 1 20cm 2 1 2 45 1/15 3 4 5,6 3 4 3 5 6 ( ) 7,8 8 7 8 2 55 9 10 9 10

More information

<4D F736F F F696E74202D C CC89C88A B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D C CC89C88A B8CDD8AB B83685D> 断面積 (A) を使わずに, 間隙率を使う透水係数の算定 図に示したような 本の孔を掘って, 上流側から食塩を投入した 食塩を投入してから,7 時間後に下流側に食塩が到達したことが分かった この地盤の透水係数を求めよ 地盤の間隙比は e=0.77, 水位差は 0 cmであった なお, この方法はトレーサ法の中の食塩法と呼ばれている Nacl 計測器 0 cm 0.0 m 断面積 (A) を使わずに,

More information

測定方法の異なる 2 種類のメンブレンフィルター法の比較 医療法人瑛会東京ネクスト内科 透析クリニック 宮尾眞輝 徳埜亜紀子 石橋昌弘 森ひかる 吉田智史 陳れみ 陣内彦博 目的 近年 透析液清浄化はさまざまな臨床効果に寄与することが報告され 水質管理の重要性は一層増している 日本臨床工学技士会から

測定方法の異なる 2 種類のメンブレンフィルター法の比較 医療法人瑛会東京ネクスト内科 透析クリニック 宮尾眞輝 徳埜亜紀子 石橋昌弘 森ひかる 吉田智史 陳れみ 陣内彦博 目的 近年 透析液清浄化はさまざまな臨床効果に寄与することが報告され 水質管理の重要性は一層増している 日本臨床工学技士会から 測定方法の異なる 2 種類のメンブレンフィルター法の比較 医療法人瑛会東京ネクスト内科 透析クリニック 宮尾眞輝 徳埜亜紀子 石橋昌弘 森ひかる 吉田智史 陳れみ 陣内彦博 目的 近年 透析液清浄化はさまざまな臨床効果に寄与することが報告され 水質管理の重要性は一層増している 日本臨床工学技士会から発行された 透析液清浄化ガイドライン ver.2.01 では 平板表面塗抹法 またはメンブレンフィルター法による細菌数測定が推奨されていることから

More information

資料 1 ボーリング調査 ( 浮標設置 ) に伴う サンゴ類への影響について 平成 27 年 4 月 9 日 沖縄防衛局

資料 1 ボーリング調査 ( 浮標設置 ) に伴う サンゴ類への影響について 平成 27 年 4 月 9 日 沖縄防衛局 資料 1 ボーリング調査 ( 浮標設置 ) に伴う サンゴ類への影響について 平成 27 年 4 月 9 日 沖縄防衛局 目 次 1. アンカー設置に係る事前確認調査と配置検討 1 1 浮標設置工事に関する事前確認の流れ 1 2 施工範囲における現況の確認 2 3 アンカーや作業船の配置位置の検討 3 4 アンカー設置予定位置における確認 5 5 アンカー設置位置の決定 8 2. アンカー設置後の状況調査結果

More information

<4D F736F F F696E74202D20819C81798D828DE38DC58F4992B290AE817A91E63689F A835E838A F959489EF816994B C5816A2E707

<4D F736F F F696E74202D20819C81798D828DE38DC58F4992B290AE817A91E63689F A835E838A F959489EF816994B C5816A2E707 第 回 長良川河口堰の更なる弾力的な運用に関するモニタリング部会 本資料は審議の結果変更になる場合がある 第 回長良川河口堰の更なる弾力的な運用に 関するモニタリング部会資料 ( 案 ) ( 抜粋 ) 平成 年 1 月 日 国土交通省中部地方整備局独立行政法人水資源機構中部支社 1 . 平成 年度の更なる弾力的な運用について 河川環境の保全と更なる改善を目指して 平成 年度の更なる弾力的な運用 河口堰上流の表層の溶存酸素量

More information

世界の海藻資源と興味深い海藻養殖の動向 大野正夫 昨年 3 月に ベトナムのナチャンで JICA 協力により ベトナム水産局主催で ベトナムの海藻生産量を 10 年間で 10 倍にするワークショップが開催された 海藻生産と海藻流通の実情を知りたいということで JICA 専門家として理研食品 ( 株

世界の海藻資源と興味深い海藻養殖の動向 大野正夫 昨年 3 月に ベトナムのナチャンで JICA 協力により ベトナム水産局主催で ベトナムの海藻生産量を 10 年間で 10 倍にするワークショップが開催された 海藻生産と海藻流通の実情を知りたいということで JICA 専門家として理研食品 ( 株 世界の海藻資源と興味深い海藻養殖の動向 大野正夫 昨年 3 月に ベトナムのナチャンで JICA 協力により ベトナム水産局主催で ベトナムの海藻生産量を 10 年間で 10 倍にするワークショップが開催された 海藻生産と海藻流通の実情を知りたいということで JICA 専門家として理研食品 ( 株 ) の佐藤純一さんと二人でワークショップに参加した ベトナム国内の水産庁 自然科学院 大学 企業の方々が集まり

More information

EOS: 材料データシート(アルミニウム)

EOS: 材料データシート(アルミニウム) EOS EOS は EOSINT M システムで処理できるように最適化された粉末状のアルミニウム合金である 本書は 下記のシステム仕様により EOS 粉末 (EOS art.-no. 9011-0024) で造形した部品の情報とデータを提供する - EOSINT M 270 Installation Mode Xtended PSW 3.4 とデフォルトジョブ AlSi10Mg_030_default.job

More information

12-7 12-7 12-7 12-7 12-8 12-10 12-10 12-10 12-11 12-12 12-12 12-14 12-15 12-17 12-18 10 12-19 12-20 12-20 12-21 12-22 12-22 12-23 12-25 12-26 12-26 12-29 12-30 12-30 12-31 12-33 12-34 12-3 12-35 12-36

More information

と 測定を繰り返した時のばらつき の和が 全体のばらつき () に対して どれくらいの割合となるかがわかり 測定システムを評価することができる MSA 第 4 版スタディガイド ジャパン プレクサス (010)p.104 では % GRR の値が10% 未満であれば 一般に受容れられる測定システムと

と 測定を繰り返した時のばらつき の和が 全体のばらつき () に対して どれくらいの割合となるかがわかり 測定システムを評価することができる MSA 第 4 版スタディガイド ジャパン プレクサス (010)p.104 では % GRR の値が10% 未満であれば 一般に受容れられる測定システムと .5 Gage R&R による解析.5.1 Gage R&Rとは Gage R&R(Gage Repeatability and Reproducibility ) とは 測定システム分析 (MSA: Measurement System Analysis) ともいわれ 測定プロセスを管理または審査するための手法である MSAでは ばらつきの大きさを 変動 という尺度で表し 測定システムのどこに原因があるのか

More information

④金・林・緒方.indd

④金・林・緒方.indd - 39 - - 40 - - 41 - - 42 - - 43 - - 44 - 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% その 他 企 業 進 学 施 設 幼 稚 園 保 育 園 30% 20% 10% 0% 総 合 能 力 低 総 合 能 力 高 その 他 15 15 企 業 15 17 進 学 8 4 施 設 7 8 幼 稚 園 3 12 保 育 園 66 80-45 - -

More information

<4D F736F F D2089C692EB BF B C838C815B CC AF834B E2895BD90AC E368C8E29>

<4D F736F F D2089C692EB BF B C838C815B CC AF834B E2895BD90AC E368C8E29> 運転音に配慮した 家庭用燃料電池コージェネレーションシステム の据付けガイドブック 平成 28 年 6 月 燃料電池実用化推進協議会 目次 エネファームの運転音について 1 エネファームの据付け要領 2 1. 据付け場所の選定 2 2. 据付け方法 2 3. 試運転時の確認 2 4. 据付け後の対応 2 表 1 の据付け場所に関する配慮点 3 表 2 据付け推奨例 4 エネファームの運転音について家庭用燃料電池コージェネレーションシステム

More information

軸受内部すきまと予圧 δeff =δo (δf +δt ) (8.1) δeff: 運転すきま mm δo: 軸受内部すきま mm δf : しめしろによる内部すきまの減少量 mm δt: 内輪と外輪の温度差による内部すきまの減少量 mm (1) しめしろによる内部すきまの減少量しめしろを与えて軸受

軸受内部すきまと予圧 δeff =δo (δf +δt ) (8.1) δeff: 運転すきま mm δo: 軸受内部すきま mm δf : しめしろによる内部すきまの減少量 mm δt: 内輪と外輪の温度差による内部すきまの減少量 mm (1) しめしろによる内部すきまの減少量しめしろを与えて軸受 軸受内部すきまと予圧 8. 軸受内部すきまと予圧 8. 1 軸受内部すきま軸受内部すきまとは, 軸又はハウジングに取り付ける前の状態で, 図 8.1に示すように内輪又は外輪のいずれかを固定して, 固定されていない軌道輪をラジアル方向又はアキシアル方向に移動させたときの軌道輪の移動量をいう 移動させる方向によって, それぞれラジアル内部すきま又はアキシアル内部すきまと呼ぶ 軸受内部すきまを測定する場合は,

More information

共連れ検知システムご紹介 株式会社富士通九州システムズ Copyright 2018 FUJITSU KYUSYU SYSTEMS LIMITED

共連れ検知システムご紹介 株式会社富士通九州システムズ Copyright 2018 FUJITSU KYUSYU SYSTEMS LIMITED 共連れ検知システムご紹介 株式会社富士通九州システムズ 共連れシステムとは セキュリティの抜け道となる 共連れ を検知 共連れ とは 認証を受けていない人が 認証された人と共に入室することです 通常 セキュリティゾーンへの入室には IC カード 指紋 静脈などによる認証を行っていますが 共連れ はセキュリティの抜け道となってしまいます 共連れ検知システムにより 共連れ の発生を検知 記録することで

More information

目次 Ⅰ. 監視測定設備 3 Ⅱ. 監視測定等に関する手順 9

目次 Ⅰ. 監視測定設備 3 Ⅱ. 監視測定等に関する手順 9 資料 1-- 東海第二発電所 監視測定設備について 平成 9 年 9 月 5 日日本原子力発電株式会社 本資料のうち, は商業機密又は核物質防護上の観点から公開できません 1 目次 Ⅰ. 監視測定設備 3 Ⅱ. 監視測定等に関する手順 9 Ⅰ. 監視測定設備 3 設置許可基準規則適合方針第設置許可基準規則適合方針第三十一条解釈1. モニタリング ポスト モニタリングポストの電源 三十一条解釈5 第

More information

<4D F736F F D2089BC90DD97708D7C90BB949F91CC82F A282BD4E44528D E646F63>

<4D F736F F D2089BC90DD97708D7C90BB949F91CC82F A282BD4E44528D E646F63> 仮設用鋼製函体を用いた NDR 工法 中国土木施工管理技士会連合会五洋建設株式会社佐々木広輝 1. はじめに 1995 年の兵庫県南部地震以降 既設構造物の耐震補強が盛んに行われている その中で 河川や港湾内といった水中部にある構造物の補強 補修は その多くが鋼矢板や鋼管矢板を用いた仮締切りによるドライ施工か 潜水士による水中施工で行われてきている しかし 鋼矢板等の仮締切りは 上部工により水面上の空間が制限されるため

More information

土壌含有量試験(簡易分析)

土壌含有量試験(簡易分析) 土壌中の重金属の 簡易 迅速分析法 標準作業手順書 * 技術名 : ストリッピング ボルタンメトリー法 ( 超音波による前処理 ) 使用可能な分析項目 : 砒素溶出量, 砒素含有量 実証試験者 : 北斗電工株式会社 株式会社フィールドテック * 本手順書は実証試験者が作成したものである なお 使用可能な技術及び分析項目等の記載部分を抜粋して掲載した 1. 適用範囲この標準作業手順書は 環告 18 号に対応する土壌溶出量試験

More information

- 1 -

- 1 - - 1 - - 2 - 2 調査概要 2 1 調査日時 平成 16 年 8 月 30 日および 31 日 2 2 調査実施者 調査ポイントのマーキング 大日コンサルタント 株 コンサルタント事業部 表層調査 清水建設(株)技術研究所 2 3 調査方法 開孔方法 斜面地のポイントでは垂直に1mを開孔 するために 日立充電式ハンマードリル DH24DV 型を使用し その他のポイントで は 日立電動式ハンマードリルDH45型を

More information

<4D F736F F F696E74202D A957A A8EC0895E8D7182C982A882AF82E EF89FC915082CC82BD82DF82CC A83808DC5934B89BB A2E >

<4D F736F F F696E74202D A957A A8EC0895E8D7182C982A882AF82E EF89FC915082CC82BD82DF82CC A83808DC5934B89BB A2E > Techno Forum 2012 実運航における燃費改善のためのトリム最適化 株式会社 MTI 技術戦略グループ上級研究員堀正寿 1 目次 1. はじめに 2. 最適トリムの評価手法 2-1. オペレーションプロファイル調査 2-2. 水槽試験とトリム影響解析 2-3. 実船検証 3. トリムチャートと運用 4. まとめ 2 1-1 トリムの定義 1. はじめに 船尾喫水 (da) と船首喫水 (df)

More information